JPH11105516A - 自動車用タイヤの滑り止め装置 - Google Patents

自動車用タイヤの滑り止め装置

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JPH11105516A
JPH11105516A JP9284421A JP28442197A JPH11105516A JP H11105516 A JPH11105516 A JP H11105516A JP 9284421 A JP9284421 A JP 9284421A JP 28442197 A JP28442197 A JP 28442197A JP H11105516 A JPH11105516 A JP H11105516A
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鉦治 二村
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C27/00Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
    • B60C27/06Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over the complete circumference of the tread, e.g. made of chains or cables

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネット型の滑り止め装置においてジャッキを
使用したり、自動車を動かしたりすることなくタイヤに
装着する。 【解決手段】 滑り止め本体(10)の隣接する2つのネッ
ト体(20)のネットパターン部分(21 、100)の端部をタイ
ヤトレッド幅より短い掴み始端部(23 、140)とし、該掴
み始端部の両端から斜め外方に延びる一対の傾斜アーム
部(22 、110)を形成する。傾斜アーム部の対向する先端
部間を連結部材(28)で連結するが、そのタイヤ外輪側の
連結部材(28A) は着脱可能に設け、傾斜片部によって囲
まれるスペース内にタイヤトレッドの接地部分を挟み込
み可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用タイヤの
滑り止め装置に関し、特にジャッキを使用したり、自動
車を動かしたりすることなくタイヤに装着できるように
したネット型の滑り止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】雪路や凍結路の走行時にはタイヤに滑り
止め装置を装着し、スリップ事故を防止して走行の安全
性を確保することが行われている。
【0003】通常、この種の滑り止め装置には、一対の
サイド部材の間に複数の滑り止め帯を所定の間隔をあけ
て梯子状に取付けたラダー型の滑り止め装置と、繰り返
しネットパターンを有する複数枚の合成樹脂製(又はゴ
ム製)のネット体を長手方向に配列しかつその隣接する
幅方向両側部を連結部材によって順次連結したネット型
の滑り止め装置とが知られている。
【0004】ところで、滑り止め装置を装着する場合、
ジャッキを用いてタイヤを地面から浮かせ、滑り止め装
置をタイヤの下方に差込み、タイヤ外周に被せて装着し
た後、タイヤを地面に下ろすか、又は地面に滑り止め装
置をひろげた後、自動車を動かせて滑り止め装置の上に
タイヤを載せ、滑り止め装置をタイヤ外周に被せて装着
する必要があったが、かかる作業は非常に煩雑であり、
特に厳寒の下においては作業者の負担は非常に大きい。
【0005】これに対し、ラダー型の滑り止め装置では
タイヤ外輪側のサイド部材の中間部位で分離・接続可能
とし、分離したサイド部材の中間部位をタイヤの内側か
らタイヤトレッドの接地部分を挟み込むように廻し、タ
イヤ外輪側でサイド部材の中間部位を接続した後、滑り
止め装置の両端をフック等で接続し、滑り止め装置をタ
イヤに装着するようにした方法が提案されている(例え
ば、実開昭55ー134308号公報、実開昭61ー5
6105号公報、実開昭61ー88806号公報、実開
昭62ー17404号公報、実開平1ー122307号
公報、実開平4ー113203号公報、等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ネット型の滑
り止め装置については依然としてジャッキを用いてタイ
ヤを地面から浮かすか、自動車を動かして拡げた滑り止
め装置の上にタイヤを載せるという作業を行う必要があ
った。
【0007】本発明は、かかる点に鑑み、ネット型の滑
り止め装置においてジャッキを使用したり、自動車を動
かしたりすることなくタイヤに装着できるようにした自
動車用滑り止め装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】ところで、複数枚のネッ
ト体を順次連結したネット型の滑り止め装置において
は、各ネット体の両端はタイヤ外輪側での緊締によって
ネット体をタイヤにピッタリと沿わせ、走行中の遠心力
等によって浮き上がるのを防止し、かつ路面に対する掴
みを開始するという重要な機能を発揮する関係上、ネッ
ト体のほぼ全幅に延びた高強度の掴み始端部が必要であ
るとされ(例えば、実開平3ー94397号公報のネッ
ト体、参照)、タイヤへの装着作業についてはラダー型
のように隣接するネット体の間にタイヤ接地部分を挟み
込むという対応を採用しえないというのが一般的な考え
方であった。
【0009】しかし、本件発明者らの実験によれば、各
ネット体の長手方向の両側は滑り止め体の全幅に延びる
掴み始端部とするのではなく、ネットパターン部分の端
部をタイヤトレッド幅より短い寸法で幅方向に延びる掴
み始端部とし、その両端から斜め外方に延びる一対の傾
斜アーム部を設け、傾斜アーム部の先端でネット体を連
結する構造を採用すると、タイヤ外輪側での緊締による
引っ張り荷重を前後のネット体の傾斜アーム部でバラン
スよく受けてネット体をタイヤにピッタリと密着させる
ことができ、しかも路面の掴み時に掴み始端部が荷重を
受けるとこれが傾斜アーム部に分散される結果、ネット
体構成部分に切断や破断等が発生しないことを知見する
に至った。
【0010】そこで、本発明に係る自動車用タイヤの滑
り止め装置は、複数のネット体をその長手方向に配列し
かつその隣接する幅方向両側部を相互に連結部材で連結
してなる滑り止め本体をタイヤトレッドに被せ、その対
向する幅方向両側部を着脱可能な連結部材で環状に連結
した後、環状の滑り止め本体のタイヤ外輪側を緊締する
ようにした自動車用タイヤの滑り止め装置において、上
記滑り止め本体の少なくとも隣接する2つのネット体は
そのネットパターン部分の長手方向の端部にタイヤトレ
ッド幅よりも短い寸法で幅方向に延びて路面に対する掴
みを開始する掴み始端部が、該掴み始端部の両端から相
互に他方のネット体に向けて斜め外方に延びる一対の傾
斜アーム部が形成されており、幅方向両側の傾斜アーム
部の対向する先端部間が連結部材で相互に連結されるこ
とにより、上記傾斜アーム部がタイヤ外輪側の緊締によ
るタイヤ内外の径方向の引っ張り荷重を受けてタイヤに
密着支持されるとともに、上記掴み始端部をタイヤに密
着支持する一方、上記隣接する2つのネット体のタイヤ
外輪側の連結部材が着脱可能に設けられ、上記隣接する
2つのネット体の傾斜片部によって囲まれるスペース内
にタイヤトレッドの接地部分を挟み込み可能となしたこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の特徴の1つは従来はネット体全幅
に延びる掴み始端部が受け持っていた、路面との間で生
ずる荷重を受ける機能とタイヤ外輪側の緊締によるタイ
ヤ径方向の引っ張り荷重を受ける機能とを2つの部分に
分離した点にある。これにより、ネット体を構成するネ
ットパターン部分の長手方向一側方に一対の傾斜アーム
部を形成することが可能となり、隣接するネット体の傾
斜アーム部によって囲まれるスペース内にタイヤ接地部
分を収容することができる。その結果、滑り止め本体の
中間部位のタイヤ外輪側を分離接続可能とし、分離した
中間部位をタイヤの内側からタイヤ接地部分を挟み込む
ように廻し、タイヤ外輪側で接続するという装着方法を
採用することができることとなる。
【0012】従って、タイヤへの装着作業性をアップさ
せるという目的からすると、順次連結された複数のネッ
ト体のうち、隣接する2つを傾斜アーム部を有する形状
とし、他はネットパターン部分のみで構成されるネット
体としてもよいが、製造の簡単化という点からは全ての
ネット体について同様の構成を採用するのがよい。ネッ
ト体は合成樹脂材料、合成ゴム、天然ゴム等の非金属材
料で製作するが、取り扱い性や製造性を考慮すると軟質
ウレタンで軽量に製作するのがよい。傾斜アーム部はネ
ットパターン部分の長手方向端部の掴み始端部両端から
斜め外方に延設すればよい。
【0013】また、ネット体はその長手方向の一側部を
傾斜アーム部としたパターンにしてもよいが、金型を用
いた製造性を考慮すると、ネットパターン部分を中心に
その長手方向の両側部に傾斜アーム部のパターンを形成
するのがよい。即ち、図1に示されるように、複数の各
ネット体を中央のネットパターン部分100と該ネット
パターン部分100の長手方向両端の掴み始端部140
から斜め外方に延びる二対の傾斜アーム部110・・・
とから構成するのがよい。この場合、タイヤ外輪側は緊
締バンド等で緊締できるが、タイヤ内輪側は緊締バンド
等による緊締を行わないので、図1に示されるように両
側の傾斜アーム部110、110及びネットパターン部
分100を締付アーム部120と連結金具130、その
他の手段、例えばロープ等を用いて接続する構造を採用
するのがよい。但し、見栄えの点からはタイヤ外輪側も
アーム部で接続しておくのが好ましい。
【0014】ネットパターン部分の掴み始端部は路面と
の間で生ずる荷重を受ける関係上、タイヤ幅方向に長く
延びるのがよいが、掴み始端部両端から延びる傾斜アー
ム部がタイヤ外輪側での緊締による引っ張り荷重を受け
てタイヤに密着されかつ掴み始端部での荷重を分散して
受けて掴み始端部をタイヤに密着支持するという機能を
発揮する上で、タイヤトレッド幅以下の寸法とする必要
がある。この寸法はタイヤ径によって、又同一のタイヤ
径であってもタイヤの種類、例えばフォーマルタイヤ、
ラジアルタイヤ等によって接地幅が異なるので、一様に
決定することはできないが、通常のフォーマルタイヤの
場合にはタイヤトレッド幅の1/2ないし2/3程度が
好ましい。
【0015】傾斜アーム部はタイヤ径方向の引っ張り荷
重を相互に連結された2つの傾斜アーム部で分散して受
け、かつ掴み始端部の荷重に耐えうるに十分な断面積に
形成されていることが重要である。この傾斜アーム部は
十分な断面積であれば例えば断面長方形状とすることも
できる。しかし、自動車の走行時に引っ張り荷重や圧縮
荷重が繰り返し作用し、タイヤの接地部分と側面部分と
のコーナー部分で傾斜アーム部が捲くれてしまうおそれ
があり、かかる捲くれが発生してもすぐに元に戻るよう
に、傾斜アーム部を断面ほぼ円形状に形成するのがよ
い。
【0016】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、ネットパター
ン部分の長手方向一側部を一対の傾斜アーム部にしたの
で、隣接するネット体の傾斜アーム部によって囲まれる
スペース内にタイヤ接地部分を収容できる結果、滑り止
め本体の中間部位のタイヤ外輪側を分離接続可能とし、
分離した中間部位をタイヤの内側からタイヤ接地部分を
挟み込むように廻し、タイヤ外輪側で接続することによ
って滑り止め装置をタイヤに装着できる。従って、ジャ
ッキを用いてタイヤを地面から浮かしたり、自動車を動
かして拡げた滑り止め装置の上にタイヤを載せるという
煩雑な作業は不要となり、厳寒の下における滑り止め装
置の装着作業性をアップできる。
【0017】また、ネットパターン部分の端部を短い掴
み始端部とし、その両端から傾斜アーム部を斜め外方に
延設しているので、タイヤ外輪側での緊締による径方向
の引っ張り荷重が隣接する2つのネット体のタイヤ内外
の連結された傾斜アーム部に分散して受けられ、又路面
との間で生ずる荷重がネットパターン部分の掴み始端部
に作用するとこれが傾斜アーム部に分散して受けられる
結果、滑り止め装置がタイヤにピッタリと密着され、ネ
ット体が遠心力等を受けてタイヤから浮き上がることは
なく、又ネット体構成部分に切断や破断等が発生するこ
とがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図2及び図3は本発明の好
ましい実施形態を示す。図において、滑り止め本体10
は軟質ウレタン樹脂製の4枚のネット体20・・・から
構成され、各ネット体20・・・は中央のネットパター
ン部分21及びその長手方向両側の一対の傾斜アーム部
22・・・を基本的に備え、ネットパターン部分21の
長手方向の両端部はタイヤトレッド幅よりも若干短い掴
み始端部23、23に形成され、又ネットパターン部分
21には適当な箇所に滑り止め金具24・・・が取付け
られることにより滑り止め性が向上されている。
【0019】他方、傾斜アーム部22、22はネットパ
ターン部分21の掴み始端部23の幅方向の両端から斜
め外方に延設され、該傾斜アーム部22は路面との間で
生ずる荷重に十分に耐えうる断面積を有し、かつ捲くれ
に対応するために断面ほぼ円形状に形成され、その先端
には連結孔を有している。タイヤ外輪側の傾斜アーム部
22、22の先端とネットパターン部分21の幅方向外
端部分とはサイドアーム部25によって一体的に接続さ
れている。
【0020】また、タイヤ内輪側の傾斜アーム部22、
22には締付アーム部26、26がネットパターン部分
21の長手方向の他方に向けて延設され、その先端には
連結孔が形成され、又締付アーム部26の長手方向の内
端部とネットパターン部分21の幅方向内端部分とは連
結金具27によって外輪側のサイドアーム部25の寸法
に比して短い寸法になるように連結されている(但し、
図2及び図3では図示の関係上、同一寸法で示してい
る)。
【0021】4枚の各ネット体20・・・は長手方向に
配列され、隣接する傾斜アーム部22、22の先端部間
がフック等の連結部材28・・・で順次連結され、連結
部材28・・・のうち、タイヤ外輪側の中央の連結部材
28Aのみは着脱可能の構造、例えばフックの一端は折
り返されて離脱不能、他端はU字状に折り返されて着脱
可能な構造が採用されている。
【0022】さらに、両外側に位置するネット体20、
20の傾斜アーム部23・・・の先端には図示しないが
公知の連結部材であるフック又はロック機構が設けら
れ、滑り止め本体20をタイヤ外周に被せて環状に連結
できるようになっている。また、図示していないが、滑
り止め本体10にタイヤ外輪側には適当な箇所に緊締用
金具が取付けられている。
【0023】滑り止め装置をタイヤに装着する場合、図
4に示されるように、滑り止め装置を拡げて中央の連結
部材28Aを外した状態とし、滑り止め装置を手に持っ
てタイヤ内輪側に廻し、図5に示されるように、中央の
隣接するネット体20、20の傾斜アーム部22・・・
によって囲まれるスペース内に嵌まり込むようにタイヤ
外輪側の傾斜アーム部22、22をタイヤ外方に廻して
中央の連結部材28Aでネット体20を連結する。
【0024】次に、滑り止め本体10をタイヤ外周に被
せ、タイヤ内輪側に手を廻し、滑り止め本体10の対向
する傾斜アーム部22、22を連結部材で連結した後、
タイヤ外輪側でも同じく対向する傾斜アーム部22、2
2を連結部材で連結し、こうして滑り止め本体10を環
状に連結する。
【0025】こうして滑り止め本体10のタイヤ外周へ
の装着が済むと、滑り止め本体10の緊締用金具にゴム
バンド等の緊締用部材40を引っ掛けてタイヤ外輪側を
緊締すると、図6に示されるように、滑り止め装置を簡
単かつ確実にタイヤに確実に装着できる。
【0026】図7及び図8は本発明の第2の実施形態を
示す。本例では一対の傾斜アーム部22、22をネット
体20の長手方向の両側に設けるのではなく、一方のみ
に設け、他方はネットパターン部分21の半分の形状を
有する半ネットパターン部分29とし、その端部にはネ
ット体20の全幅の延びる掴み始端部30が形成されて
いる。このように、一対の傾斜アーム部22、22はネ
ットパターン部分21の一方に設け、他方は半ネットパ
ターン部分29としてもよい。なお、図において図2及
び図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 課題を解決するための手段を説明するための
図である。
【図2】 本発明に係る自動車用タイヤ滑り止め装置の
好ましい実施形態を示す図である。
【図3】 上記実施形態における1つのネット体を示す
拡大図である。
【図4】 上記実施形態の装着方法を説明するための滑
り止め装置を拡げた状態を示す図である。
【図5】 上記滑り止め装置をタイヤに被せる前の状態
を示す図である。
【図6】 上記滑り止め装置のタイヤ装着状態を示す図
である。
【図7】 第2の実施形態を示す図である。
【図8】 上記実施形態における1つのネット体を示す
拡大図である。
【符号の説明】
10 滑り止め本体 20 ネット体 21 ネットパターン部分 22 傾斜アーム部 23 掴み始端部 28、28A 連結部材 29 半ネットパターン部分 30 掴み始端部 100 ネットパターン部分 110 傾斜アーム部 140 掴み始端部
フロントページの続き (71)出願人 597147016 佐藤 透 兵庫県姫路市東辻井1丁目3ー36 (72)発明者 二村 鉦治 兵庫県神戸市垂水区つつじが丘1丁目8番 地の8 (72)発明者 菅井 浩司 兵庫県姫路市飾磨区矢倉町2ー24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネット体をその長手方向に配列し
    かつその隣接する幅方向両側部を相互に連結部材で連結
    してなる滑り止め本体をタイヤトレッドに被せ、その対
    向する幅方向両側部を着脱可能な連結部材で環状に連結
    した後、環状の滑り止め本体のタイヤ外輪側を緊締する
    ようにした自動車用タイヤの滑り止め装置において、 上記滑り止め本体の少なくとも隣接する2つのネット体
    はそのネットパターン部分の長手方向の端部にタイヤト
    レッド幅よりも短い寸法で幅方向に延びて路面に対する
    掴みを開始する掴み始端部が、該掴み始端部の両端から
    相互に他方のネット体に向けて斜め外方に延びる一対の
    傾斜アーム部が形成されており、 幅方向両側の傾斜アーム部の対向する先端部間が連結部
    材で相互に連結されることにより、上記傾斜アーム部が
    タイヤ外輪側の緊締によるタイヤ内外の径方向の引っ張
    り荷重を受けてタイヤに密着支持されるとともに、上記
    掴み始端部をタイヤに密着支持する一方、 上記隣接する2つのネット体のタイヤ外輪側の連結部材
    が着脱可能に設けられ、上記隣接する2つのネット体の
    傾斜片部によって囲まれるスペース内にタイヤトレッド
    の接地部分を挟み込み可能となしたことを特徴とする自
    動者用タイヤの滑り止め装置。
  2. 【請求項2】 上記一対の傾斜アーム部は上記タイヤ径
    方向の引っ張り荷重を相互に連結された2つの傾斜アー
    ム部で分散して受け、かつ上記掴み始端部の掴み開始時
    における荷重を分散して受けるのに十分な断面積に形成
    されている請求項1記載の自動者用タイヤの滑り止め装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ネットパターン部分の掴み始端部が
    タイヤトレッド幅のほぼ1/2ないし2/3の寸法を有
    する請求項1又は2記載の自動車用タイヤの滑り止め装
    置。
  4. 【請求項4】 上記複数の各ネット体が中央のネットパ
    ターン部分と該ネットパターン部分の長手方向両端の掴
    み始端部両端から斜め外方に延びる二対の傾斜辺部とか
    ら構成されている請求項1記載の自動者用タイヤの滑り
    止め装置。
  5. 【請求項5】 上記傾斜辺部が断面ほぼ円形状をなす請
    求項1ないし4のいずれかに記載の自動車用タイヤの滑
    り止め装置。
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