JPH06227218A - タイヤ滑り止め兼保護装置 - Google Patents
タイヤ滑り止め兼保護装置Info
- Publication number
- JPH06227218A JPH06227218A JP5028428A JP2842893A JPH06227218A JP H06227218 A JPH06227218 A JP H06227218A JP 5028428 A JP5028428 A JP 5028428A JP 2842893 A JP2842893 A JP 2842893A JP H06227218 A JPH06227218 A JP H06227218A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- rubber belt
- automobile tire
- slip
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C27/00—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
- B60C27/02—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over restricted arcuate part of tread
- B60C27/0261—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over restricted arcuate part of tread provided with fastening means
- B60C27/0292—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over restricted arcuate part of tread provided with fastening means acting on the sidewall of the tyre
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 廃物タイヤのゴム部分を適当な幅員に切断す
るだけで、現用の自動車タイヤのための弾性防滑体とし
て再利用できるようにする一方、これを利用することに
より材料コスト及び製作コストの非常に低廉なものとす
ることができ、また自動車タイヤへの装着も容易に行え
るようにする。 【構成】 廃物タイヤのゴム部分を円周方向に寸断して
得た複数のU字状ゴムベルト片2Aの両端に、挿通部6
c を有する接続金具6をそれぞれ固着し、これらゴムベ
ルト片を自動車タイヤ1の外周に間隔をおいてU字状に
被せ、自動車タイヤの両側面それぞれにおいて、接続金
具の挿通部にワイヤ等の索条体4を挿通させ緊締具3で
緊締する。ゴムベルト片に複数の滑り止め孔5を設ける
こともできる。
るだけで、現用の自動車タイヤのための弾性防滑体とし
て再利用できるようにする一方、これを利用することに
より材料コスト及び製作コストの非常に低廉なものとす
ることができ、また自動車タイヤへの装着も容易に行え
るようにする。 【構成】 廃物タイヤのゴム部分を円周方向に寸断して
得た複数のU字状ゴムベルト片2Aの両端に、挿通部6
c を有する接続金具6をそれぞれ固着し、これらゴムベ
ルト片を自動車タイヤ1の外周に間隔をおいてU字状に
被せ、自動車タイヤの両側面それぞれにおいて、接続金
具の挿通部にワイヤ等の索条体4を挿通させ緊締具3で
緊締する。ゴムベルト片に複数の滑り止め孔5を設ける
こともできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車タイヤに装着し
てその滑り止めと保護を図るタイヤ滑り止め兼保護装置
に関する。
てその滑り止めと保護を図るタイヤ滑り止め兼保護装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属チェーンに代えてゴム等の弾
性防滑体を連結したタイヤ滑り止め装置として、例えば
特開昭48−99802号公報に記載されたものがあ
る。これは、自動車タイヤの外周断面に沿った断面形状
とした弾性防滑体の複数を、自動車タイヤの外周に間隔
をおいて嵌め、これら弾性防滑体の中央に設けられた紐
通し孔に連結紐を挿通させて連結するものである。
性防滑体を連結したタイヤ滑り止め装置として、例えば
特開昭48−99802号公報に記載されたものがあ
る。これは、自動車タイヤの外周断面に沿った断面形状
とした弾性防滑体の複数を、自動車タイヤの外周に間隔
をおいて嵌め、これら弾性防滑体の中央に設けられた紐
通し孔に連結紐を挿通させて連結するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これによる
と、弾性防滑体の断面形状を、装着しようとする自動車
タイヤのそれぞれに応じたものに製作しなければならな
いため、極めて不経済で高価になるばかりでなく、自動
車タイヤそれぞれの断面サイズに応じたものを用意しな
ければならない煩わしさがある。また、弾性防滑体の紐
通し孔に挿通させた連結紐が、弾性防滑体相互の間で自
動車タイヤの接地面中央に露呈するため、連結紐が自動
車の走行中に接地しないように弾性防滑体の表面に高い
凸部を設けなければならない。そうすると、弾性防滑体
が分厚くなって自動車タイヤの接地表面に高低差の大き
な凹凸が形成され、自動車の走行に支障をきたす。
と、弾性防滑体の断面形状を、装着しようとする自動車
タイヤのそれぞれに応じたものに製作しなければならな
いため、極めて不経済で高価になるばかりでなく、自動
車タイヤそれぞれの断面サイズに応じたものを用意しな
ければならない煩わしさがある。また、弾性防滑体の紐
通し孔に挿通させた連結紐が、弾性防滑体相互の間で自
動車タイヤの接地面中央に露呈するため、連結紐が自動
車の走行中に接地しないように弾性防滑体の表面に高い
凸部を設けなければならない。そうすると、弾性防滑体
が分厚くなって自動車タイヤの接地表面に高低差の大き
な凹凸が形成され、自動車の走行に支障をきたす。
【0004】そこで、本発明は、大量に処分されている
廃物タイヤに着目し、そのゴム部分を適当な幅員に切断
するだけで、現用の自動車タイヤのための弾性防滑体と
して再利用できるようにする一方、これを利用すること
により材料コスト及び製作コストの非常に低廉なものと
することができ、かつまた自動車タイヤへの装着も容易
に行えるタイヤ滑り止め兼保護装置の提供を意図したも
のである。
廃物タイヤに着目し、そのゴム部分を適当な幅員に切断
するだけで、現用の自動車タイヤのための弾性防滑体と
して再利用できるようにする一方、これを利用すること
により材料コスト及び製作コストの非常に低廉なものと
することができ、かつまた自動車タイヤへの装着も容易
に行えるタイヤ滑り止め兼保護装置の提供を意図したも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるタイヤ滑り
止め兼保護装置は、廃物タイヤのゴム部分を円周方向に
寸断して得た複数のU字状ゴムベルト片を弾性防滑体と
する。すなわち、該ゴムベルト片の両端に、挿通部を有
する接続金具をそれぞれ固着し、これらゴムベルト片を
自動車タイヤの外周に間隔をおいてU字状に被せ、自動
車タイヤの両側面それぞれにおいて、接続金具の上記挿
通部にワイヤ等の索条体を挿通させ緊締具で緊締するも
のである。
止め兼保護装置は、廃物タイヤのゴム部分を円周方向に
寸断して得た複数のU字状ゴムベルト片を弾性防滑体と
する。すなわち、該ゴムベルト片の両端に、挿通部を有
する接続金具をそれぞれ固着し、これらゴムベルト片を
自動車タイヤの外周に間隔をおいてU字状に被せ、自動
車タイヤの両側面それぞれにおいて、接続金具の上記挿
通部にワイヤ等の索条体を挿通させ緊締具で緊締するも
のである。
【0006】
【作用】このタイヤ滑り止め兼保護装置は、複数のゴム
ベルト片を現用の自動車タイヤの外周にU字状に被せ、
該自動車タイヤの両側面において接続金具の挿通部に例
えばワイヤを挿通させて緊締具でワイヤを緊張させるこ
とにより、自動車タイヤに装着できる。ゴムベルト片は
個々に交換することもできる。
ベルト片を現用の自動車タイヤの外周にU字状に被せ、
該自動車タイヤの両側面において接続金具の挿通部に例
えばワイヤを挿通させて緊締具でワイヤを緊張させるこ
とにより、自動車タイヤに装着できる。ゴムベルト片は
個々に交換することもできる。
【0007】弾性防滑体であるゴムベルト片は廃物タイ
ヤのゴム部分(ホイールは取り去る)を適当な幅員に寸
断し、その寸断したものの両端に接続金具を固着したも
のであるため、材料費と製作費はほとんど接続金具の分
のみでこと足りる。ゴムベルト片は、タイヤそのもので
あったものであるから、現用の自動車タイヤに良く馴染
み、それに予め一体成型した幅の広い凸部のようになっ
て滑り止め作用をするとともに、タイヤ表面を保護す
る。なお、ゴムベルト片に複数の滑り止め孔を設ければ
防滑性を一層高めることができる。
ヤのゴム部分(ホイールは取り去る)を適当な幅員に寸
断し、その寸断したものの両端に接続金具を固着したも
のであるため、材料費と製作費はほとんど接続金具の分
のみでこと足りる。ゴムベルト片は、タイヤそのもので
あったものであるから、現用の自動車タイヤに良く馴染
み、それに予め一体成型した幅の広い凸部のようになっ
て滑り止め作用をするとともに、タイヤ表面を保護す
る。なお、ゴムベルト片に複数の滑り止め孔を設ければ
防滑性を一層高めることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1は、本発明によるタイヤ滑り止め兼保
護装置を自動車タイヤ1に装着した使用例を示す。この
装置は、所要複数個のU字状の中間連結用ゴムベルト片
2Aと、1個又は2個(図では2個使用)のU字状の固
定用ゴムベルト片2Bと、緊締具3付きの2本又は4本
(図では計4本使用)の鋼線ワイヤ(索条体)4とで構
成される。
に説明する。図1は、本発明によるタイヤ滑り止め兼保
護装置を自動車タイヤ1に装着した使用例を示す。この
装置は、所要複数個のU字状の中間連結用ゴムベルト片
2Aと、1個又は2個(図では2個使用)のU字状の固
定用ゴムベルト片2Bと、緊締具3付きの2本又は4本
(図では計4本使用)の鋼線ワイヤ(索条体)4とで構
成される。
【0009】ゴムベルト片2A・2Bは、いずれも廃物
タイヤからホイールを取り去ってゴム部分を適当な幅員
に寸断して得たものである。これらゴムベルト片2A・
2Bは、中央部から両端に向かって幅員が除々に狭くな
っており、またその中央部分に複数個の滑り止め孔5を
穿設してある。
タイヤからホイールを取り去ってゴム部分を適当な幅員
に寸断して得たものである。これらゴムベルト片2A・
2Bは、中央部から両端に向かって幅員が除々に狭くな
っており、またその中央部分に複数個の滑り止め孔5を
穿設してある。
【0010】図2から図5に1個の中間連結用ゴムベル
ト片2Aを示す。各ゴムベルト片2Aの両端部には、接
続金具6が押え板7とでゴムベルト片2Aを挟持するよ
うにしてボルト・ナット8を用いて該押え板7と共に固
着されている。図5にその固着部分の断面を示す。接続
金具6は、台板部6a の両側縁にゴムベルト片2Aの側
縁を保護するL形部6b を設け、また台板部6a の先端
部に金属丸パイプ材による挿通部6c を一体的に設けて
なる。この挿通部6c は図3に示すように全体として緩
やかに湾曲している。なお、図5において2a は補強ワ
イヤで、これはそもそもタイヤであったときに埋設され
ていたもので、これを残したまま上記のように寸断する
ことにより、ゴムベルト片2Aの両端部を強度の高いも
のとすることができる。これは固定用ゴムベルト片2B
も同じである。
ト片2Aを示す。各ゴムベルト片2Aの両端部には、接
続金具6が押え板7とでゴムベルト片2Aを挟持するよ
うにしてボルト・ナット8を用いて該押え板7と共に固
着されている。図5にその固着部分の断面を示す。接続
金具6は、台板部6a の両側縁にゴムベルト片2Aの側
縁を保護するL形部6b を設け、また台板部6a の先端
部に金属丸パイプ材による挿通部6c を一体的に設けて
なる。この挿通部6c は図3に示すように全体として緩
やかに湾曲している。なお、図5において2a は補強ワ
イヤで、これはそもそもタイヤであったときに埋設され
ていたもので、これを残したまま上記のように寸断する
ことにより、ゴムベルト片2Aの両端部を強度の高いも
のとすることができる。これは固定用ゴムベルト片2B
も同じである。
【0011】図6から図8に固定用ゴムベルト片2Bを
示す。このゴムベルト片2Bの両端部には、固定金具9
が、上記接続金具6と同様に押え板7とボルト・ナット
8を用いて固着されている。この固定金具9の台板部9
a の先端部の一側部分はL形に折曲され、そのL形折曲
部分9b に、一端にヘッド受入れ孔10を有する掛け止
め溝11が設けられ、また該L形折曲部分9b の先端と
台板部9a の他端とに金属角パイプ材を固着してボルト
挿通部12が設けられている。
示す。このゴムベルト片2Bの両端部には、固定金具9
が、上記接続金具6と同様に押え板7とボルト・ナット
8を用いて固着されている。この固定金具9の台板部9
a の先端部の一側部分はL形に折曲され、そのL形折曲
部分9b に、一端にヘッド受入れ孔10を有する掛け止
め溝11が設けられ、また該L形折曲部分9b の先端と
台板部9a の他端とに金属角パイプ材を固着してボルト
挿通部12が設けられている。
【0012】各鋼線ワイヤ4は多数の鋼線を撚ったもの
で、その一端にはヘッド13を有するリベット14、他
端にはボルト15がそれぞれ固着されている。このボル
ト15はそれに螺合するナット16と協働して上記緊締
具3を構成する。
で、その一端にはヘッド13を有するリベット14、他
端にはボルト15がそれぞれ固着されている。このボル
ト15はそれに螺合するナット16と協働して上記緊締
具3を構成する。
【0013】次に、本タイヤ滑り止め兼保護装置の使用
方法(自動車タイヤ1への装着方法)の一例について説
明する。
方法(自動車タイヤ1への装着方法)の一例について説
明する。
【0014】図1に示すように、2個の固定用ゴムベル
ト片2Bを自動車タイヤ1の外周の対向位置(180度
の位相差位置)に被せるとともに、これら固定用ゴムベ
ルト片2Bの間において所要複数個の中間連結用ゴムベ
ルト片2Aを所定の間隔をおいて被せ、自動車タイヤ1
の両側面のそれぞれにおいて、2個の固定用ゴムベルト
片2Bの間の中間連結用ゴムベルト片2Aの挿通部6c
に鋼線ワイヤ4を挿通させる。この場合、中間連結ゴム
ベルト2A同士、及び中間連結用ゴムベルト片2Aと固
定用ゴムベルト片2Bとが所定の間隔を保持するよう
に、隣接する中間連結用ゴムベルト片2Aの間、及び中
間連結用ゴムベルト片2Aと固定用ゴムベルト片2Bと
の間に間隔保持用コイルスプリング17を介在させ、該
コイルスプリング17に鋼線ワイヤ4を挿通させる。
ト片2Bを自動車タイヤ1の外周の対向位置(180度
の位相差位置)に被せるとともに、これら固定用ゴムベ
ルト片2Bの間において所要複数個の中間連結用ゴムベ
ルト片2Aを所定の間隔をおいて被せ、自動車タイヤ1
の両側面のそれぞれにおいて、2個の固定用ゴムベルト
片2Bの間の中間連結用ゴムベルト片2Aの挿通部6c
に鋼線ワイヤ4を挿通させる。この場合、中間連結ゴム
ベルト2A同士、及び中間連結用ゴムベルト片2Aと固
定用ゴムベルト片2Bとが所定の間隔を保持するよう
に、隣接する中間連結用ゴムベルト片2Aの間、及び中
間連結用ゴムベルト片2Aと固定用ゴムベルト片2Bと
の間に間隔保持用コイルスプリング17を介在させ、該
コイルスプリング17に鋼線ワイヤ4を挿通させる。
【0015】また、鋼線ワイヤ4の一端のヘッド13
を、固定用ゴムベルト片2Bの固定金具9のヘッド受入
れ孔10を通じて掛け止め溝11に掛け止めする一方、
他端のボルト15を、別の固定用ゴムベルト片2Bの固
定金具9のボルト挿通部12に挿通して、該ボルト15
の一部をボルト挿通部12から突出させる。そして、そ
の突出部にナット16を螺合してボルト挿通部12に対
して緊締すると、鋼線ワイヤ4が緊張し、自動車タイヤ
1の両側面のそれぞれにおいて、2本の鋼線ワイヤ4が
恰も環状に連続して緊張したような状態となる。
を、固定用ゴムベルト片2Bの固定金具9のヘッド受入
れ孔10を通じて掛け止め溝11に掛け止めする一方、
他端のボルト15を、別の固定用ゴムベルト片2Bの固
定金具9のボルト挿通部12に挿通して、該ボルト15
の一部をボルト挿通部12から突出させる。そして、そ
の突出部にナット16を螺合してボルト挿通部12に対
して緊締すると、鋼線ワイヤ4が緊張し、自動車タイヤ
1の両側面のそれぞれにおいて、2本の鋼線ワイヤ4が
恰も環状に連続して緊張したような状態となる。
【0016】このことにより、全ゴムベルト片2A・2
Bが自動車タイヤ1の外周に圧接固定される。すなわ
ち、1個の固定用ゴムベルト片2Bと、自動車タイヤ1
の外周の半分に配置された所要複数個の中間連結用ゴム
ベルト片2Aとを1組の滑り止めユニットとすると、1
個の自動車タイヤ1に対して2組の滑り止めユニットが
連結して同時に装着される。このような滑り止めユニッ
トは自動車タイヤ1に装着する前に予め組み立てておく
ことができる。
Bが自動車タイヤ1の外周に圧接固定される。すなわ
ち、1個の固定用ゴムベルト片2Bと、自動車タイヤ1
の外周の半分に配置された所要複数個の中間連結用ゴム
ベルト片2Aとを1組の滑り止めユニットとすると、1
個の自動車タイヤ1に対して2組の滑り止めユニットが
連結して同時に装着される。このような滑り止めユニッ
トは自動車タイヤ1に装着する前に予め組み立てておく
ことができる。
【0017】このようにゴムベルト片2A・2Bを装着
した自動車タイヤ1は、これらゴムベルト片2A・2B
がタイヤそのものであったものであるから、自動車タイ
ヤ1に良く馴染み、自動車タイヤ1に予め一体成型した
幅の広い凸部のようになって滑り止め作用をするととも
に、タイヤ表面を保護する。特に、本例の場合、ゴムベ
ルト片2A・2Bには滑り止め孔5が設けられているた
め、滑り止め効果は非常に高い。自動車タイヤ1から取
り外すときは、ナット16による緊締を緩めてから、ヘ
ッド13を掛け止め溝11より抜出すると、ゴムベルト
片2A・2Bを滑り止めユニットごとにまとめて取り外
すことができる。ゴムベルト片2A・2Bは、相互に分
解しないで滑り止めユニットとした組み立て状態のまま
で保管することができる。
した自動車タイヤ1は、これらゴムベルト片2A・2B
がタイヤそのものであったものであるから、自動車タイ
ヤ1に良く馴染み、自動車タイヤ1に予め一体成型した
幅の広い凸部のようになって滑り止め作用をするととも
に、タイヤ表面を保護する。特に、本例の場合、ゴムベ
ルト片2A・2Bには滑り止め孔5が設けられているた
め、滑り止め効果は非常に高い。自動車タイヤ1から取
り外すときは、ナット16による緊締を緩めてから、ヘ
ッド13を掛け止め溝11より抜出すると、ゴムベルト
片2A・2Bを滑り止めユニットごとにまとめて取り外
すことができる。ゴムベルト片2A・2Bは、相互に分
解しないで滑り止めユニットとした組み立て状態のまま
で保管することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたとおり本発明によれば次のよ
うな効果がある。 廃物タイヤのゴム部分を適当な幅員に切断するだけ
で、現用の自動車タイヤのための弾性防滑体として再利
用でき、しかもその寸断したゴム部分の両端に接続金具
を固着して弾性防滑体としたものであるため、材料費と
製作費はほとんど接続金具の分のみでこと足りるので、
材料コスト及び製作コストの非常に低廉なものとするこ
とができる。
うな効果がある。 廃物タイヤのゴム部分を適当な幅員に切断するだけ
で、現用の自動車タイヤのための弾性防滑体として再利
用でき、しかもその寸断したゴム部分の両端に接続金具
を固着して弾性防滑体としたものであるため、材料費と
製作費はほとんど接続金具の分のみでこと足りるので、
材料コスト及び製作コストの非常に低廉なものとするこ
とができる。
【0019】 ゴムベルト片は、タイヤそのものであ
ったものであるから、現用の自動車タイヤに良く馴染
み、それに予め一体成型した幅の広い凸部のようになっ
て滑り止め作用をするとともに、タイヤ表面を保護す
る。
ったものであるから、現用の自動車タイヤに良く馴染
み、それに予め一体成型した幅の広い凸部のようになっ
て滑り止め作用をするとともに、タイヤ表面を保護す
る。
【0020】 接続金具の挿通部にワイヤ等を挿通さ
せて緊締具で緊締するだけで、自動車タイヤに簡単に装
着できる。 ゴムベルト片に複数の滑り止め孔を設ければ防滑性
を一層高めることができる。
せて緊締具で緊締するだけで、自動車タイヤに簡単に装
着できる。 ゴムベルト片に複数の滑り止め孔を設ければ防滑性
を一層高めることができる。
【図1】本発明の一例のタイヤ滑り止め兼保護装置を自
動車タイヤに装着した使用例の側面図である。
動車タイヤに装着した使用例の側面図である。
【図2】同タイヤ滑り止め兼保護装置における中間連結
用ゴムベルト片の斜視図である。
用ゴムベルト片の斜視図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の一部の正面図である。
【図5】同部分の断面図である。
【図6】固定用ゴムベルト片の斜視図である。
【図7】同上の側面図である。
【図8】同上の一部の正面図である。
1 自動車タイヤ 2A 中間連結用ゴムベルト片 2B 固定用ゴムベルト片 3 緊締具 4 鋼線ワイヤ 5 滑り止め孔 6 接続金具 6c 挿通部
Claims (2)
- 【請求項1】廃物タイヤのゴム部分を円周方向に寸断し
て得た複数のU字状ゴムベルト片の両端に、挿通部を有
する接続金具をそれぞれ固着し、これらゴムベルト片を
自動車タイヤの外周に間隔をおいてU字状に被せ、自動
車タイヤの両側面それぞれにおいて、接続金具の上記挿
通部に索条体を挿通させ緊締具で緊締することを特徴と
するタイヤ滑り止め兼保護装置 - 【請求項2】前記ゴムベルト片に複数の滑り止め孔を設
けたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ滑り止め
兼保護装置
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028428A JPH0773969B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | タイヤ滑り止め兼保護装置 |
KR1019930017278A KR950008775B1 (ko) | 1993-01-26 | 1993-08-31 | 타이어의 미끄럼 방지 겸 보호장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028428A JPH0773969B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | タイヤ滑り止め兼保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06227218A true JPH06227218A (ja) | 1994-08-16 |
JPH0773969B2 JPH0773969B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=12248394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5028428A Expired - Lifetime JPH0773969B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | タイヤ滑り止め兼保護装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773969B2 (ja) |
KR (1) | KR950008775B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011105673A1 (ko) * | 2010-02-25 | 2011-09-01 | Son Young-Il | 타이어 커버 어셈블리 및 이를 위한 타이어 구조 |
CN104260603A (zh) * | 2014-09-18 | 2015-01-07 | 强岳昭 | 汽车防滑带 |
CN113696681A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-11-26 | 常飞鹏 | 一种装载机轮胎防滑保护装置 |
WO2021260277A1 (fr) * | 2020-06-24 | 2021-12-30 | Abderrahim Ouabbas | Bande de roulement antidérapante pour pneus de véhicule |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9534772B2 (en) | 2007-05-31 | 2017-01-03 | Nthdegree Technologies Worldwide Inc | Apparatus with light emitting diodes |
US8674593B2 (en) | 2007-05-31 | 2014-03-18 | Nthdegree Technologies Worldwide Inc | Diode for a printable composition |
US9419179B2 (en) | 2007-05-31 | 2016-08-16 | Nthdegree Technologies Worldwide Inc | Diode for a printable composition |
US8877101B2 (en) | 2007-05-31 | 2014-11-04 | Nthdegree Technologies Worldwide Inc | Method of manufacturing a light emitting, power generating or other electronic apparatus |
US9018833B2 (en) | 2007-05-31 | 2015-04-28 | Nthdegree Technologies Worldwide Inc | Apparatus with light emitting or absorbing diodes |
US8415879B2 (en) | 2007-05-31 | 2013-04-09 | Nthdegree Technologies Worldwide Inc | Diode for a printable composition |
US9425357B2 (en) | 2007-05-31 | 2016-08-23 | Nthdegree Technologies Worldwide Inc. | Diode for a printable composition |
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