JPH0611202Y2 - タイヤ滑止具の連結具 - Google Patents

タイヤ滑止具の連結具

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JPH0611202Y2
JPH0611202Y2 JP6923689U JP6923689U JPH0611202Y2 JP H0611202 Y2 JPH0611202 Y2 JP H0611202Y2 JP 6923689 U JP6923689 U JP 6923689U JP 6923689 U JP6923689 U JP 6923689U JP H0611202 Y2 JPH0611202 Y2 JP H0611202Y2
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JP
Japan
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tire
hook
loop
connector
rope
Prior art date
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JP6923689U
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JPH038008U (ja
Inventor
正男 堀
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オーツタイヤ株式会社
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はタイヤ滑止具の連結具に関する。
〈従来の技術〉 自動車用タイヤのタイヤ滑止具には、第14図及び第15図
に示すようにゴム等の弾性材により構成した滑止具本体
1をタイヤの外周面に巻付け、滑止具本体1の幅方向外
端部に弾性環2を係合金具3等により連結配置すると共
に、滑止具本体1の幅方向内端部にロープ4を適宜間隔
をおいて係合具5により連結し、ロープ4の両端に形成
したループ部6,7を連結具8により連結し、これにより
滑止具本体1の長手方向両端を連結して、滑止具本体1
のタイヤの外周面に緊締するようにしたものがある。
ところが、従来の連結具8は、同図に示すように一本の
金属棒材により構成され、ロープ4の一方のループ部6
に鎖状に連結される環状部9と、他方のループ部7に係
脱自在に係合される鈎形のフック部10とが形成され、環
状部9のフック部10とは反対側の端部がそのまま滑止具
本体1の幅方向内方に折返され、その折返し部分から滑
止具本体1の取付孔11に挿入係合される係合部12が突設
されていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、従来の場合、例えば雪、凍結路において急発
進や斜面を登る際にエンジンの空ふかしをすると、タイ
ヤが高速回転でスリップする。このとき、ロープ4のル
ープ7と連結具8とは互いに接近し、連結具8に異常な
応力がかかり、連結具8が第15図に鎖線で示す如く変形
して、ループ部7から連結具8が外れることがあった。
本考案は上記問題点に鑑み、連結具が異常な応力を受け
ても変形してロープのループ部から外れることがないよ
うにしたものである。
〈課題を解決するための手段〉 この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、タイ
ヤ16の外周面に巻付けられる滑止具本体24の幅方向端部
に適宜間隔をおいて連結されるロープ25の両端に形成し
たループ部39,40同志を連結する連結具であって、ロー
プ25の一方のループ部39に鎖状に連結される環状部47
と、他方のループ部40に係脱自在に係合される鉤形のフ
ック部48とが一体に形成されたタイヤ滑止具の連結具に
おいて、環状部47のフック部48とは反対側の端部にフッ
ク部48と環状部47との間の中途部を外側から抱込むよう
に折り返された折返し部50が設けられている点にある。
〈作用〉 タイヤのスリップ等によって連結具8に第1図に矢印d
で示すような異常な応力がかかった場合、折返し部50が
フック部48と環状部47との間の中途部を外側から受け
て、連結具42が矢印d方向に折曲するのを効果的に阻止
する。
〈実施例〉 以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、第3
図乃至第6図において、16はタイヤ、17はトレッド部、
18はショルダー部、19はサイドウォール部、20はリム、
21はディスクである。
第3図において、23は展開状態において帯状とされたタ
イヤ滑止具で、タイヤ16の外周面に巻付けられる滑止具
本体24と、滑止具本体24の幅方向内端部に位置するロー
プ25と、滑止具本体24の幅方向外端部に位置する弾性環
26と、内係合具27及び外係合具28とを有する。
滑止具本体24は、タイヤ16のトレッド部17、ショルダー
部18及びサイドウォール部19にわたる外周面に着脱自在
に巻付けられるもので、ネット状とされた芯材32をゴム
から成る被覆材33により被覆することで、網目状に形成
されている。滑止具本体24の長手方向両端部には、幅方
向に細長く形成された一対の連結部34,35が配設されて
いる。36はスパイクである。
ロープ25は滑止具本体24をタイヤ16の外周面に緊締させ
るもので、リム20の内側方に配設されており、その中途
部には、内係合具27が所定間隔置きにかしめ止めされ
て、これら内係合具27が滑止具本体24の幅方向一側部の
網目の外側辺部に係合され、これによりロープ25は滑止
具本体24の幅方向端部に適宜間隔をおいて連結されてい
る。
ロープ25の両端部は折返されて、固定筒38によりかしめ
止めされることで、ループ部39,40が形成されており、
このループ部39,40が連結具42により分離自在に連結さ
れている。また連結具42は一方の連結部34の内端部に取
付孔37を介して挿入係合され、他方のループ部40は、係
合金具43により他方の連結部35の内端部に取付孔44を介
して連結されている。連結部34,35の外端部は外連結金
具45により互いに連結されている。
前記連結具42は、第1図及び第2図に示すように一本の
金属棒材を折曲して成るもので、一方のループ部39に鎖
状に連結される環状部47と、他方のループ部40に係脱自
在に係合される鉤形のフック部48と、連結部34の取付孔
37に挿入係合される係合部49とが形成されている。そし
て、環状部47のフック部48とは反対側の端部に、フック
部48と環状部47との間の中途部を、外側から抱込むよう
に折返された折返し部50が設けられている。この折返し
部50の端部から幅方向内方に鉤形に延長折曲されて前記
係合部49が形成されている。
第7図及び第8図は他の実施例を示し、前記フック部48
の環状部47とは反対側の端部に、延長部55が設けられて
いる。この延長部55は、フック部48の幅方向aの間隔が
徐々に縮小するように延長されている。また延長部55
は、フック部48と環状部47との離間方向bにおいて環状
部47にまで達し、かつ前記幅方向a及び離間方向bに直
交する方向cにおいて環状部47から徐々に離間するよう
に、傾斜延長されている。延長部55の延長端部55aは、
フック部48のループ部40への挿入係合が容易になるよう
に、環状部47から離間する方向(滑止具本体24の幅方向
外方)に折曲されている。その他の点は前記実施例と同
様の構成である。この場合、延長部55があるため、フッ
ク部48がループ部40から抜脱するのを効果的に防止でき
ると共に、フック部48をループ部40に係合する際には、
フック部48に対してループ部40を挿入係合し易くなると
いう利点がある。
第9図乃至第11図は他の実施例を示し、ループ部39,40
を夫々係合金具43により取付孔37,44を介して連結部34,
35に連結すると共に、ループ部39,40同志を連結具42に
より連結するようにしたものである。従って、連結具42
には前記係合部49は設けられていない。その他の点は前
記第1図及び第2図の連結具42と同様の構成である。
第12図及び第13図は他の実施例を示し、第9図乃至第11
図の場合と同様に連結具42の係合部49を省略したもので
あり、その他の点は前記第7図及び第8図の連結具42と
同様の構成である。
なお、前記実施例では連結具42を金属棒材により構成し
ているが、これに代え、連結具42を硬質プラスチックそ
の他により構成するようにしてもよい。
〈考案の効果〉 本考案によれば、環状部47のフック部48とは反対側の端
部に、フック部48と環状部47との間の中途部を、外側か
ら抱込むように折返された折返し部50が設けられている
ので、タイヤのスリップ等によって連結具42に矢印dで
示すような異常な応力がかかっても、その応力を折返し
部50によって受け止めて、連結具42が第15図に鎖線で示
すように折曲するのを効果的に防止でき、連結具42が変
形してループ部40から外れるのを確実に防ぐことが可能
となり、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は
連結具の平面図、第2図は同正面図、第3図はタイヤ滑
止具の平面図、第4図はロープ部分の斜視図、第5図は
タイヤ滑止具をタイヤに装着した状態を示す側面図、第
6図は第5図のA−A線矢視断面図である。第7図は他
の実施例を示す連結具の平面図、第8図は同正面図であ
る。第9図は他の実施例を示すタイヤ滑止具の平面図、
第10図は同連結具の平面図、第11図は同連結具の正面図
である。第12図は他の実施例を示す連結具の平面図、第
13図は同正面図である。第14図は従来例を示すタイヤ滑
止具の平面図、第15図は同ロープ部分の斜視図である。 16……タイヤ、24……滑止具本体、25……ロープ、39,4
0……ループ部、42……連結具、47……環状部、48……
フック部、50……折返し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ(16)の外周面に巻付けられる滑止具
    本体(24)の幅方向端部に適宜間隔をおいて連結されるロ
    ープ(25)の両端に形成したループ部(39)(40)同志を連結
    する連結具であって、 ロープ(25)の一方のループ部(39)に鎖状に連結される環
    状部(47)と、他方のループ部(40)に係脱自在に係合され
    る鉤形のフック部(48)とが一体に形成されたタイヤ滑止
    具の連結具において、 環状部(47)のフック部(48)とは反対側の端部にフック部
    (48)と環状部(47)との間の中途部を外側から抱込むよう
    に折り返された折返し部(50)が設けられていることを特
    徴とするタイヤ滑止具の連結具。
JP6923689U 1989-06-13 1989-06-13 タイヤ滑止具の連結具 Expired - Lifetime JPH0611202Y2 (ja)

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JP6923689U JPH0611202Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 タイヤ滑止具の連結具

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JPH038008U JPH038008U (ja) 1991-01-25
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