JPH067926Y2 - タイヤ滑止具の連結具 - Google Patents

タイヤ滑止具の連結具

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JPH067926Y2
JPH067926Y2 JP6923589U JP6923589U JPH067926Y2 JP H067926 Y2 JPH067926 Y2 JP H067926Y2 JP 6923589 U JP6923589 U JP 6923589U JP 6923589 U JP6923589 U JP 6923589U JP H067926 Y2 JPH067926 Y2 JP H067926Y2
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JP
Japan
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tire
loop
hook
width direction
annular
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JP6923589U
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JPH038007U (ja
Inventor
学 大音
敏孝 西
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オーツタイヤ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はタイヤ滑止具の連結具に関する。
(従来の技術) 自動車用タイヤのタイヤ滑止具には、第16図及び第17図
に示すようにゴム等の弾性材により構成した滑止具本体
1をタイヤの外周面に巻付け、滑止具本体1の幅方向外
端部に弾性環2を係合金具3等により連結配置すると共
に、滑止具本体1の幅方向内端部にロープ4を適宜間隔
をおいて係合部5により連結し、ロープ4の両端に形成
したループ部6,7を連結具8により連結し、これにより
滑止具本体1の長手方向両端を連結して、滑止具本体1
をタイヤの外周面に緊締するようにしたものがある。
ところが、従来の連結具8は、同図に示すように一本の
金属棒材により構成され、ロープ4の一方のループ部6
に鎖状に連結される環状部9と、他方のループ部7に係
脱自在に係合される鉤形のフック部10とが形成され、フ
ック部10は単にU字状に折曲したものであり、フック部
10の端部と環状部9との間は大きく離間していた。
(考案が解決しようとする課題) 従って、従来の場合、例えば雪路あるいは凍結路面で車
を急発進させたときに、タイヤが空転する。また登坂時
にすべる為にエンジンの回転数をあげると、タイヤが路
面に対して空転する。このとき、ロープ4のループ部7
と連結具8とは互いに接近する状態となり、ループ部7
から連結具8が外れることがあった。
本考案は上記問題点に鑑み、タイヤが空転する際にも連
結具がループ部から外れる惧れがないようにしたもので
ある。
(課題を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、タイ
ヤ16の外周面に巻付けられる滑止具本体24の幅方向端部
に適宜間隔をおいて連結されるロープ25の両端に形成し
たループ部39,40同志を連結する連結具であって、 ロープ25の一方のループ部39に鎖状に連結される環状部
47と、他方のループ部40に係脱自在に挿入係合される鉤
形のフック部48とが一体に形成されたタイヤ滑止具の連
結具において、 フック部48の環状部47とは反対側の端部に、延長部55が
設けられ、この延長部55は、フック部48の開口が徐々に
小さくなるようにフック部48幅方向に傾斜されると共
に、前記幅方向に直交する方向において環状部47から徐
々に離間するように傾斜されている点にある。
(作用) タイヤの空転等によって、ループ部40と連結具42とが互
いに接近する状態になっても、延長部55で、幅方向aに
おいてフック部48の開口が徐々に小さくなっていること
によって、連結具42がループ部40から外れるのを効果的
に防止することができる。
また、フック部48をループ部40に連結する場合、延長部
55が直交する方向cにおいて環状部47から徐々に離間し
ている点を利用して、ループ部40の延長部55と環状部47
との直交する方向cとの間の隙間から挿入すればよく、
フック部48をループ部40に簡単に連結できる。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、第3
図乃至第6図において、16はタイヤ、17はトレッド部、
20はリム、21はディスクである。
23は展開状態において帯状とされたタイヤ滑止具で、タ
イヤ16の外周面に巻付けられる滑止具本体24と、滑止具
本体24の幅方向内端部に位置するロープ25と、滑止具本
体24の幅方向外端部に位置する弾性環26と、内係合具27
及び外係合具28とを有する。
滑止具本体24は、タイヤ16のトレッド部17、ショルダー
部18及びサイドウォール部19にわたる外周面に着脱自在
に巻付けられるもので、ネット状とされた芯材32をゴム
から成る被覆材33により被覆することで、網目状に形成
されている。滑止具本体24の長手方向両端部には、幅方
向に細長く形成された一対の連結部34,35が配設されて
いる。36はスパイクである。
ロープ25は滑止具本体24をタイヤ16の外周面に緊締され
るもので、リム20の内側方に配設されており、その中途
部には、内係合具27が所定間隔置きにかしめ止めされ
て、これら内係合具27が滑止具本体24の幅方向一側部の
網目の外側辺部に係合され、これによりロープ25は滑止
具本体24の幅方向端部に適宜間隔をおいて連結されてい
る。
ロープ25の両端部は折返されて、固定筒38によりかしめ
止めされることで、ループ部39,40が形成されており、
このループ部39,40が連結具42により分離自在に連結さ
れている。またループ部39,40は、係合金具43により連
結部34,35の内端部に取付孔44又は取付孔37を介して連
結されている。連結部34,35の外端部は外連結金具45に
より互いに連結されている。
前記連結具42は、第1図及び第2図に示すように一本の
金属棒材を折曲して成るもので、一方のループ部39に鎖
状に連結される環状部47と、他方のループ部40に係脱自
在に係合される鉤形のフック部48とが形成されている。
そして、フック部48の環状部47とは反対側の端部に、延
長部55が設けられている。この延長部55は、フック部48
と環状部47との離間方向bにおいて環状部47にまで達す
るように延長されている。また、延長部55は、フック部
48の幅方向aの間隔が徐々に縮小するように傾斜される
と共に、前記幅方向a及び離間方向bに直交する方向c
において環状部47から徐々に離間するように、傾斜され
ている。延長部55の端部55aは、フック部48のループ部4
0への挿入係合が容易になるように、環状部47から離間
する方向(滑止具本体24の幅方向外方)に折曲されてい
る。そして、環状部47のフック部48とは反対側の端部
に、フック部48と、環状部47との間の中途部を、外側か
ら抱込むように折返された折返し部50を設けている。
第7図及び第8図は他の実施例を示し、延長部55を、離
間方向bにおいて環状部47にまで達するように延長し、
また延長部55を、フック部48の開口が徐々に小さくなる
ように幅方向aに傾斜させると共に、直交する方向cに
おいて環状部47から徐々に離間するように傾斜させてい
る。
第9図は他の実施例を示し、延長部55の中途部と、フッ
ク部48と環状部47との間の中途部とに、互いに対応して
くびれ部57を設けている。その他の点は前記第7図及び
第8図の実施例と略同様の構成である。
第10図乃至第12図は他の実施例を示し、ループ部39,40
同志を連結具42により連結すると共に、連結具42は一方
の連結部34の内端部に取付孔37を介して挿入係合され、
他方のループ部40を、係合金具43により他方の連結部に
取付孔44を介して連結するようにしている。そして、連
結具42に環状部47、フック部48及び折返し部50の他に、
折返し部50の端部から幅方向内方に鉤形に延長して成る
係合部49が形成され、係合部49は連結部34の取付孔37に
挿入係合されている。その他は前記第1図及び第2図の
連結具24と同様に構成である。
第13図及び第14図は、他の実施例を示し、延長部55を、
フック部48の開口が徐々に小さくなるように幅方向aに
傾斜させると共に、直交する方向cにおいて環状部47か
ら徐々に離間するように傾斜させている。
第15図は他の実施例を示し、延長部55の中途部と、フッ
ク部48と環状部47との間の中途部とに、互いに対応して
くびれ部57を設けている。その他の点は前記第13図及び
第14図の実施例と略同様の構成である。
(考案の効果) 本考案によれば、フック部48の環状部47とは反対側の端
部に、延長部55が設けられ、この延長部55は、フック部
48の開口が徐々に小さくなるようにフック部48幅方向に
傾斜されているので、タイヤの空転等によってループ40
と連結具42とが互いに接近する状態になっても、延長部
55で連結具42がループ部40から外れるのを効果的に防ぐ
ことができる。しかも、幅方向に直交する方向において
環状部47から徐々に離間するように傾斜されているの
で、フック部48をループ40に連結する際には、フック部
48をループ部40に対して簡単に挿入係合することがで
き、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は
連結具の正面図、第2図は同正面図、第3図はタイヤ滑
止具の平面図、第4図はロープ部分の斜視図、第5図は
タイヤ滑止具をタイヤに装着した状態を示す側面図、第
6図は第5図のA−A線矢視断面図である。第7図は他
の実施例を示す連結具の平面図、第8図は同正面図であ
る。第9図は他の実施例を示す連結具の平面図である。
第10図は他の実施例を示すタイヤ滑止具の平面図、第11
図は同連結具の平面図、第12図は同連結具の正面図であ
る。第13図は他の実施例を示す連結具の正面図、第14図
は同平面図である。第15図は他の実施例を示す連結具の
平面図である。第16図は従来例を示すタイヤ滑止具の平
面図、第17図は同ロープ部分の斜視図である。 16…タイヤ、23…タイヤ滑止具、24…滑止具本体、25…
ロープ、39,40…ループ部、42…連結具、47…環状部、4
8…フック部、55…延長部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ(16)の外周面に巻付けられる滑止具
    本体(24)の幅方向端部に適宜間隔をおいて連結されるロ
    ープ(25)の両端に形成したループ部(39)(40)同志を連結
    する連結具であって、 ロープ(25)の一方のループ部(39)に鎖状に連結される環
    状部(47)と、他方のループ部(40)に係脱自在に挿入係合
    される鉤形のフック部(48)とが一体に形成されたタイヤ
    滑止具の連結具において、 フック部(48)の環状部(47)とは反対側の端部に、延長部
    (55)が設けられ、この延長部(55)は、フック部(48)の開
    口が徐々に小さくなるようにフック部(48)幅方向に傾斜
    されると共に、前記幅方向に直交する方向において環状
    部(47)から徐々に離間するように傾斜されていることを
    特徴とするタイヤ滑止具の連結具。
JP6923589U 1989-06-13 1989-06-13 タイヤ滑止具の連結具 Expired - Lifetime JPH067926Y2 (ja)

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JPH038007U JPH038007U (ja) 1991-01-25
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