JPH0560909U - タイヤ滑り止め装置のロープフック - Google Patents

タイヤ滑り止め装置のロープフック

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Publication number
JPH0560909U
JPH0560909U JP262592U JP262592U JPH0560909U JP H0560909 U JPH0560909 U JP H0560909U JP 262592 U JP262592 U JP 262592U JP 262592 U JP262592 U JP 262592U JP H0560909 U JPH0560909 U JP H0560909U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
hook
tire
hooks
inner rope
Prior art date
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Pending
Application number
JP262592U
Other languages
English (en)
Inventor
良 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP262592U priority Critical patent/JPH0560909U/ja
Publication of JPH0560909U publication Critical patent/JPH0560909U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トレッド部材をインナーロープとアウターロー
プとに止着してなるタイヤ滑り止め装置において、タイ
ヤの外径差に応じたインナーロープの長さ調整とインナ
ーロープの両端部の結着とが簡易にできるようにする。 【構成】タイヤ滑り止め装置10のトレッド部材11の
インナーロープ20の一端の係止部21に、長さ寸法の
異なる2個のロープフック24a,24bを束ねて、回
動可能に取り付ける。タイヤ滑り止め装置10を装着す
るタイヤの外径に応じて2個のロープフック24a,2
4bのうち適当な長さのものを選択して常時使用できる
態勢にしておき、選択されなかったロープフックは係止
部21の周りに回動して折り返し、インナーロープ20
に輪ゴム等により止め付けて固定しておく。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、タイヤの外径差に応じてインナーロープを簡易に結着できるタイ ヤ滑り止め装置のロープフックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のタイヤ滑り止め装置、たとえば所定間隔をおいて配列された平板状また は山形状のトレッド部材の両端部をインナーロープとアウターロープとに止着し てなるラダータイプのものにおいては、車両の変更、その他によるタイヤ外径の 寸法差に対応するため、インナーロープの両端末に形成したループ状の係止部に 掛け止めするロープフックの長さの異なるものを複数個用意しておき、これらの 部品の中から適当なものをその都度選択するか、あるいは、1個のロープフック の複数位置にフック部を設け、適当な位置のフック部を選択することによって、 インナーロープの両端末を結着する操作をしている。このような長さ調整用のロ ープフックとしては、実開昭60−115704号公報、実開平1−17900 1号公報等に記載したものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のロープフックのうち、長さの異なる複数個の部品として 用意しておくものでは、いったん、タイヤから取り外したタイヤ滑り止め装置を 再度同一タイヤに装着する必要が生じた場合、取り外したロープフックと同一寸 法のものを数種類の部品の中から再び選択するのに手間を要したり、あるいは車 両の運転者が交代した場合においても同様の手間が必要になる。また、フック部 を複数位置に設けたロープフックにおいても、前記と同様の事態が生じた場合に 、フック部の元の位置、あるいは適当な位置を数個所の中から一度で選択するの は必ずしも容易でない、という問題がある。
【0004】 この考案は、このような問題を解決して、ロープの長さ調整用部品をインナー ロープに束ねて取り付けたタイヤ滑り止め装置のロープフックを提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、トレッド部材のインサイド部に止着さ れたインナーロープの両端末を係脱自在に結着するロープフックにおいて、イン ナーロープの両端末に形成したループ状の係止部の一方に、長さ寸法の異なる複 数個のロープフックを束ねて、それぞれの一端を前記係止部のロープの周りに回 動可能に取り付けてある。
【0006】
【作用】
この考案のロープフックは、予めタイヤの外径に応じたインナーロープの長さ に適応する長さ寸法をもつものを決めて常時使用できるようにしておき、その他 のロープフックは折り返し回動した状態で固定しておく。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、この考案のロープフックが取り付けられたラダータイプのタイヤ滑り 止め装置の展開平面図である。 同図のタイヤ滑り止め装置10は、複数個の平板状または山形状のトレッド部 材11を所定間隔をおいて平行に配列し、このトレッド部材11の一方の端部( インサイド部)のトレッドフック12にインナーロープ20をかしめて止着し、 トレッド部材11の他方の端部(アウトサイド部)のトレッドフック13にアウ ターロープ30をかしめて止着したものである。インナーロープ20およびアウ ターロープ30にトレッド部材11のトレッドフック12,13を止着する位置 には、トレッドフックの横ずれを防止するストッパ14,15がそれぞれかしめ てあり、アウターロープ30のトレッドフック13相互間にはゴムバンド用フッ クがかしめてある。
【0008】 インナーロープ20の両端末にはループ状の係止部21,22を形成し、一方 の係止部21にこの考案のロープフック24が取り付けてある。 アウターロープ30の両端末にも同様にループ状の係止部31,32を形成し 一方の係止部32にジョイントフック34が取り付けてある。 インナーロープ20の係止部21に取付けられたロープフック24は、図2に 示すように、一端にフック部を有し、長さ寸法の異なる2個のロープフック24 a,24bを束ねて、それぞれの一端をインナーロープ20の係止部21に巻回 させて取り付け、係止部21を構成するロープの周りに回動できるようにしてあ る。
【0009】 上記のロープフック24a,24bは、予め、装着するタイヤの外径に応じて 、インナーロープ20の長さに見合う適当な長さ寸法をもつもの(たとえば24 a)を選択して決めておき、他のロープフック24bは図3に示すように、イン ナーロープ20の係止部21の周りに折返し回動させ、この状態でインナーロー プ20に輪ゴム25により止め付けて固定する。これにより、選択したロープフ ック24aが常時使用できる態勢におかれる。
【0010】 タイヤ滑り止め装置10をタイヤに装着するに当たっては、車両を遂次徐行さ せながら、タイヤのトレッド面の全周にトレッド部材11をかぶせて、タイヤの 裏側のサイドウォール部の周方向にインナーロープ20を配置した後、インナー ロープ20に使用態勢で取り付けてあるロープフック24aのフック部を他端の 係止部22に掛け止めする。これによりインナーロープ20がリング状に結着さ れる。
【0011】 次いで、タイヤの表側に配置されたアウターロープ30の一端の係止部31に 他端のジョイントフック34を掛け止めした後、別に用意したゴムバンド(図示 せず)を各ゴムバンド用フック16に掛け止めすると、ゴムバンドのばね弾性に よる引張力がアウターロープ30に与えられ、トレッド部材11がタイヤのトレ ッド面に締め付けられた状態で装着されることになる。
【0012】 図4は、選択されなかったロープフック24bをインナーロープ20の裏面側 に折り返した場合の使用例である。 図5はこの考案のロープフック24の他の例であり、長さの異なる3個のロー プフック24a,24b,24cをインナーロープ20の係止部21に取り付け た場合を示す。
【0013】 この考案において、乗用車両を変更する等、タイヤ滑り止め装置を装着するタ イヤの外径が異なる事態が生じた場合には、当初に選択されていたロープフック 以外のロープフックの中から適当な長さ寸法をもつロープフックを新たに選択し て、上記実施例と同様に常時使用できる態勢にしておく。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、長さ寸法の異なる複数個のロープフ ックのうち、タイヤの外径に応じて選択された最適寸法をもつロープフックが、 常時使用できる態勢でインナーロープと一体に取り付けられているから、タイヤ 滑り止め装置を同一のタイヤに繰返して装着する場合や車両の運転者が交代した 場合においても、従来のように別体の部品の中から適当なロープフックを選択す る手間や、ロープフックのフック部の位置を選択する手間がなくなり、単に1回 限りの操作できわめて容易に、しかも確実にインナーロープを結着することが可 能となり、タイヤ滑り止め装置の安定的な性能が確保され、長期間の寿命が保障 される、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のロープフックを取り付けたタイヤ滑
り止め装置の一例を示す展開平面図である。
【図2】図1のロープフックを拡大して示す平面図
(a)と側面図(b)である。
【図3】図1のロープフックの使用時の一例を示す平面
図(a)と側面図(b)である。
【図4】図1のロープフックの使用時の他の例を示す平
面図(a)と側面図(b)である。
【図5】この考案のロープフックの他の例を示す平面図
(a)と側面図(b)である。
【符号の説明】
10 タイヤ滑り止め装置 11 トレッド部材 20 インナーロープ 21,22 インナーロープの係止部 24 ロープフック(24a,24b,24c)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ滑り止め装置のトレッド部材のイ
    ンサイド部に止着されたインナーロープの両端末を係脱
    自在に結着するロープフックにおいて、前記インナーロ
    ープの両端末に形成したループ状の係止部の一方に、長
    さ寸法の異なる複数個のロープフックを束ねて、それぞ
    れの一端を前記係止部のロープの周りに回動可能に取り
    付けたことを特徴とするタイヤ滑り止め装置のロープフ
    ック。
JP262592U 1992-01-28 1992-01-28 タイヤ滑り止め装置のロープフック Pending JPH0560909U (ja)

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JP262592U JPH0560909U (ja) 1992-01-28 1992-01-28 タイヤ滑り止め装置のロープフック

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JPH0560909U true JPH0560909U (ja) 1993-08-10

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ID=11534584

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