JP2595627Y2 - タイヤ滑り止め装置 - Google Patents
タイヤ滑り止め装置Info
- Publication number
- JP2595627Y2 JP2595627Y2 JP1992004661U JP466192U JP2595627Y2 JP 2595627 Y2 JP2595627 Y2 JP 2595627Y2 JP 1992004661 U JP1992004661 U JP 1992004661U JP 466192 U JP466192 U JP 466192U JP 2595627 Y2 JP2595627 Y2 JP 2595627Y2
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- JP
- Japan
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- tire
- rope
- tread
- outer rope
- joint
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- Tires In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、タイヤ滑り止め装置
の着装時におけるインナーロープの両端部の結着操作を
容易にしたものである。
の着装時におけるインナーロープの両端部の結着操作を
容易にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ滑り止め装置、たとえば複
数のトレッド部材を所定間隔をおいて配列し、このトレ
ッド部材の両端をそれぞれインナーロープとアウターロ
ープとに繋ぎ止めたラダータイプの装置においては、タ
イヤに着装する際に、トレッド部材をタイヤの内側に押
し込んで落とし込ませた状態としておき、この状態でイ
ンナーロープの両端部にロープフックを掛け止めし、次
いで落とし込ませたトレッド部材をタイヤの外側に引き
出して正常な位置に戻した後、アウターロープの両端部
をジョイントフックの掛け止めにより結着する操作が行
なわれている。
数のトレッド部材を所定間隔をおいて配列し、このトレ
ッド部材の両端をそれぞれインナーロープとアウターロ
ープとに繋ぎ止めたラダータイプの装置においては、タ
イヤに着装する際に、トレッド部材をタイヤの内側に押
し込んで落とし込ませた状態としておき、この状態でイ
ンナーロープの両端部にロープフックを掛け止めし、次
いで落とし込ませたトレッド部材をタイヤの外側に引き
出して正常な位置に戻した後、アウターロープの両端部
をジョイントフックの掛け止めにより結着する操作が行
なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この種のタ
イヤ滑り止め装置のトレッド部材は、タイヤと共通のゴ
ム材による成形品であるため、タイヤとの摩擦抵抗が大
であり、しかもアウターロープに対するトレッド部材の
止着間隔が規制されていることと相まって、タイヤに着
装するとき、トレッド部材のタイヤに対する滑りが悪
く、タイヤの内側に落とし込ませる操作に手間がかか
り、ひいてはインナーロープの結着が困難になる、とい
う不具合がある。
イヤ滑り止め装置のトレッド部材は、タイヤと共通のゴ
ム材による成形品であるため、タイヤとの摩擦抵抗が大
であり、しかもアウターロープに対するトレッド部材の
止着間隔が規制されていることと相まって、タイヤに着
装するとき、トレッド部材のタイヤに対する滑りが悪
く、タイヤの内側に落とし込ませる操作に手間がかか
り、ひいてはインナーロープの結着が困難になる、とい
う不具合がある。
【0004】この考案は、上記の問題を解決して、タイ
ヤに対する着装性を改善したタイヤ滑り止め装置を提供
することを目的とする。
ヤに対する着装性を改善したタイヤ滑り止め装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するため、所定間隔をおいて配列された複数個のト
レッド部材と、トレッド部材のインサイド部を連結する
インナーロープと、トレッド部材のアウトサイド部を連
結するアウターロープと、アウターロープに掛け止めさ
れるテンションバンドとを備え、アウターロープの長さ
をインナーロープの長さよりも長くしたタイヤ滑り止め
装置において、前記アウターロープの少なくとも2個所
にジョイント部を設け、1個所のジョイント部を除き、
他の各ジョイント部相互間を係留部材により連結し、係
留部材の長さを隣り合うトレッド部材のアウターロープ
側の間隔よりも長くしてある。
達成するため、所定間隔をおいて配列された複数個のト
レッド部材と、トレッド部材のインサイド部を連結する
インナーロープと、トレッド部材のアウトサイド部を連
結するアウターロープと、アウターロープに掛け止めさ
れるテンションバンドとを備え、アウターロープの長さ
をインナーロープの長さよりも長くしたタイヤ滑り止め
装置において、前記アウターロープの少なくとも2個所
にジョイント部を設け、1個所のジョイント部を除き、
他の各ジョイント部相互間を係留部材により連結し、係
留部材の長さを隣り合うトレッド部材のアウターロープ
側の間隔よりも長くしてある。
【0006】
【作用】この考案のタイヤ滑り止め装置をタイヤに着装
するときは、トレッド部材をタイヤの内側に押し込み、
インサイド部がタイヤの内側に落ち込んだ状態でインナ
ーロープの両端部を結着し、次いでトレッド部材のアウ
トサイド部をタイヤの外側に引き出して正常な位置に戻
した後、アウターロープの各ジョイント部を結着し、そ
の後にテンションバンドをアウターロープに掛け止めす
る。
するときは、トレッド部材をタイヤの内側に押し込み、
インサイド部がタイヤの内側に落ち込んだ状態でインナ
ーロープの両端部を結着し、次いでトレッド部材のアウ
トサイド部をタイヤの外側に引き出して正常な位置に戻
した後、アウターロープの各ジョイント部を結着し、そ
の後にテンションバンドをアウターロープに掛け止めす
る。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この考案のタイヤ滑り止め装置をタイ
ヤに着装した状態のタイヤの外側(表側)における正面
図である。このタイヤ滑り止め装置は、所定間隔をおい
て配列された複数個のトレッド部材10と、トレッド部
材10のアウトサイド部(タイヤ50の外側)を連結す
るアウターロープ20と、トレッド部材10のインサイ
ド部(タイヤ50の内側)を連結するインナーロープ
(図示せず)と、タイヤ50の外側に配置されたアウタ
ーロープ30に取り付けて緊張力を与えるテンションバ
ンド40とを備えている。
明する。図1は、この考案のタイヤ滑り止め装置をタイ
ヤに着装した状態のタイヤの外側(表側)における正面
図である。このタイヤ滑り止め装置は、所定間隔をおい
て配列された複数個のトレッド部材10と、トレッド部
材10のアウトサイド部(タイヤ50の外側)を連結す
るアウターロープ20と、トレッド部材10のインサイ
ド部(タイヤ50の内側)を連結するインナーロープ
(図示せず)と、タイヤ50の外側に配置されたアウタ
ーロープ30に取り付けて緊張力を与えるテンションバ
ンド40とを備えている。
【0008】トレッド部材10は、補強材の両面をゴ
ム,合成樹脂により被覆して成形された細長山形状のも
のであり、長手方向両端のアウトサイド部とインサイド
部との端部には、それぞれトレッドフック11が取り付
けてあり、このトレッドフック11をそれぞれアウター
ロープ20とインナーロープとにかしめて止着してあ
る。
ム,合成樹脂により被覆して成形された細長山形状のも
のであり、長手方向両端のアウトサイド部とインサイド
部との端部には、それぞれトレッドフック11が取り付
けてあり、このトレッドフック11をそれぞれアウター
ロープ20とインナーロープとにかしめて止着してあ
る。
【0009】アウターロープ20とインナーロープと
は、ポリエステル,ポリアミド等の非伸長性合成繊維か
らなるコードまたは組紐であり、各ロープのトレッドフ
ック11を取り付ける位置には、トレッドフック11の
横ずれを防止するフックストッパ23がかしめてあり、
さらに、アウターロープ20の隣り合うトレッドフック
11相互間には、後述するテンションバンド40を掛け
止めするバンドフック24がかしめて止着してある。
は、ポリエステル,ポリアミド等の非伸長性合成繊維か
らなるコードまたは組紐であり、各ロープのトレッドフ
ック11を取り付ける位置には、トレッドフック11の
横ずれを防止するフックストッパ23がかしめてあり、
さらに、アウターロープ20の隣り合うトレッドフック
11相互間には、後述するテンションバンド40を掛け
止めするバンドフック24がかしめて止着してある。
【0010】アウターロープ20は、タイヤ50に着装
した状態でサイドウォール部の周方向の円周長よりも所
定の長さだけ長い全長を有するものを用いてこれを2分
割してある。分割前のアウターロープ20の両端末と分
割位置の両端末には、それぞれループ状の係合環21
a,21bと係合環22a,22bとが設けてあり、こ
れら各一対の係合環をそれぞれジョイント部21,22
としている。上記2個所のジョイント部21,22のう
ち、分割位置のジョイント部22の係合環22a,22
bに隣接するトレッド部材10のトレッドフック11
は、該トレッド部材10の相互間隔の広がりを規制する
紐状の係留部材25により連結されている。この係留部
材25の長さは、アウターロープ20側におけるトレッ
ド部材10の止着間隔よりも長く設定する必要がある
が、その上限については、後述する制限値内とするのが
望ましい。係留部材25の材質としては、アウターロー
プ20と同様の非伸長性のものでもよく、ゴム紐のよう
な伸長性のものでもよい。
した状態でサイドウォール部の周方向の円周長よりも所
定の長さだけ長い全長を有するものを用いてこれを2分
割してある。分割前のアウターロープ20の両端末と分
割位置の両端末には、それぞれループ状の係合環21
a,21bと係合環22a,22bとが設けてあり、こ
れら各一対の係合環をそれぞれジョイント部21,22
としている。上記2個所のジョイント部21,22のう
ち、分割位置のジョイント部22の係合環22a,22
bに隣接するトレッド部材10のトレッドフック11
は、該トレッド部材10の相互間隔の広がりを規制する
紐状の係留部材25により連結されている。この係留部
材25の長さは、アウターロープ20側におけるトレッ
ド部材10の止着間隔よりも長く設定する必要がある
が、その上限については、後述する制限値内とするのが
望ましい。係留部材25の材質としては、アウターロー
プ20と同様の非伸長性のものでもよく、ゴム紐のよう
な伸長性のものでもよい。
【0011】インナーロープの全長は、着装時のタイヤ
50のサイドウォール部の周方向位置における円周長と
ほぼ等しいものを用い、その両端末にはアウターロープ
20と同様のループ状の係合環からなるジョイント部を
設けている。テンションバンド40は、非伸長性のリン
グ部41と、リング部41から周方向間隔をおいて半径
方向外方へ延びる複数本(前記トレッド部材10と同
数)の伸長性のアーム部42と、各アーム部42の中間
位置を繋ぐ伸長性の補助リング部44とを備えている。
リング部41は補強材の外面をゴム,合成樹脂により被
覆してあり、アーム部42と補助リング部44とは、ゴ
ム,合成樹脂により成形され、アーム部42の先端に
は、フック掛止穴43が設けてある。
50のサイドウォール部の周方向位置における円周長と
ほぼ等しいものを用い、その両端末にはアウターロープ
20と同様のループ状の係合環からなるジョイント部を
設けている。テンションバンド40は、非伸長性のリン
グ部41と、リング部41から周方向間隔をおいて半径
方向外方へ延びる複数本(前記トレッド部材10と同
数)の伸長性のアーム部42と、各アーム部42の中間
位置を繋ぐ伸長性の補助リング部44とを備えている。
リング部41は補強材の外面をゴム,合成樹脂により被
覆してあり、アーム部42と補助リング部44とは、ゴ
ム,合成樹脂により成形され、アーム部42の先端に
は、フック掛止穴43が設けてある。
【0012】上記構成のタイヤ滑り止め装置をタイヤに
着装するときは、インナーロープが連結されている側の
トレッド部材10のインサイド部を、タイヤ50の内側
に向けてトレッド面の全周に被せ(この操作は車両を徐
行させて行う)、個々のトレッド部材10をタイヤ50
の内側に押し込む。このとき、アウターロープ20の両
端末のジョイント部21におけるトレッド部材10の相
互間隔が正規の止着間隔よりも広く開くのに加え、分割
個所のジョイント部22においても、該ジョイント部2
2に連結されている係留部材25が伸び切る最大長さを
限度として、該ジョイント部22におけるトレッド部材
10の相互間隔がさらに広く開くので、タイヤ50の内
側へのトレッド部材10の落とし込みは、円滑に進行す
る。
着装するときは、インナーロープが連結されている側の
トレッド部材10のインサイド部を、タイヤ50の内側
に向けてトレッド面の全周に被せ(この操作は車両を徐
行させて行う)、個々のトレッド部材10をタイヤ50
の内側に押し込む。このとき、アウターロープ20の両
端末のジョイント部21におけるトレッド部材10の相
互間隔が正規の止着間隔よりも広く開くのに加え、分割
個所のジョイント部22においても、該ジョイント部2
2に連結されている係留部材25が伸び切る最大長さを
限度として、該ジョイント部22におけるトレッド部材
10の相互間隔がさらに広く開くので、タイヤ50の内
側へのトレッド部材10の落とし込みは、円滑に進行す
る。
【0013】トレッド部材10のインサイド部がタイヤ
50の内側に、ある程度落ち込んだ位置に来ると、イン
ナーロープは両端末のジョイント部の係合環同士を比較
的弱い力で近寄せることができる弛い状態になっている
ので、ジョイント部の両係合環にロープフック(図示を
省略)を掛け止めする結着操作がたやすくできる。次い
で、タイヤ50の内側に落ち込んでいるトレッド部材1
0のアウトサイド部をタイヤ50の外側の正常な位置ま
で引き出し、アウターロープ20の2個所のジョイント
部21及びジョイント部22において互いに切り離され
ている係合環21a,21b同士と係合環22a,22
b同士とに、別に用意したジョイントフック26を夫々
掛け止める。このジョイントフック26は、アウターロ
ープ20掛止用のフック部とテンションバンド掛止用の
フック部とが形成されたものであり、同一形状・寸法の
ものを2個用いる。2個のジョイントフック26を掛け
止めるとき、順序を決める必要はなく、どちらを先に掛
け止めしてもよい。
50の内側に、ある程度落ち込んだ位置に来ると、イン
ナーロープは両端末のジョイント部の係合環同士を比較
的弱い力で近寄せることができる弛い状態になっている
ので、ジョイント部の両係合環にロープフック(図示を
省略)を掛け止めする結着操作がたやすくできる。次い
で、タイヤ50の内側に落ち込んでいるトレッド部材1
0のアウトサイド部をタイヤ50の外側の正常な位置ま
で引き出し、アウターロープ20の2個所のジョイント
部21及びジョイント部22において互いに切り離され
ている係合環21a,21b同士と係合環22a,22
b同士とに、別に用意したジョイントフック26を夫々
掛け止める。このジョイントフック26は、アウターロ
ープ20掛止用のフック部とテンションバンド掛止用の
フック部とが形成されたものであり、同一形状・寸法の
ものを2個用いる。2個のジョイントフック26を掛け
止めるとき、順序を決める必要はなく、どちらを先に掛
け止めしてもよい。
【0014】なお、インナーロープの結着後にトレッド
部材10をタイヤ50の外側に引き出す操作の難易につ
いては、トレッド部材10が完全にタイヤ50の内側に
落ち込んだ状態にならない限り、煩雑な手間が必要とな
るとこはない。しかし、アウターロープ20の係留部材
25の長さを過度に長くすると、トレッド部材10が完
全にタイヤ50の内側に落ち込みやすくなるおそれがあ
るから、トレッド部材10をタイヤ50の内側に押し込
む操作は注意深く行い、このような事態が生じないよう
配慮するのが望ましい。しかし、万一のため必要であれ
ば、アウターロープ20の係留部材25の最大長さを、
トレッド部材10を押し込んだときに、タイヤ50の円
周方向に沿って2個所のジョイント部21,22の開い
た間隔を含めたアウターロープ20の円周長が、タイヤ
50の外周長を超えない限度の長さに制限するようにし
てもよい。
部材10をタイヤ50の外側に引き出す操作の難易につ
いては、トレッド部材10が完全にタイヤ50の内側に
落ち込んだ状態にならない限り、煩雑な手間が必要とな
るとこはない。しかし、アウターロープ20の係留部材
25の長さを過度に長くすると、トレッド部材10が完
全にタイヤ50の内側に落ち込みやすくなるおそれがあ
るから、トレッド部材10をタイヤ50の内側に押し込
む操作は注意深く行い、このような事態が生じないよう
配慮するのが望ましい。しかし、万一のため必要であれ
ば、アウターロープ20の係留部材25の最大長さを、
トレッド部材10を押し込んだときに、タイヤ50の円
周方向に沿って2個所のジョイント部21,22の開い
た間隔を含めたアウターロープ20の円周長が、タイヤ
50の外周長を超えない限度の長さに制限するようにし
てもよい。
【0015】このようにして2個所のジョイント部2
1,22が結着されたアウターロープ20のバンドフッ
ク24に、テンションバンド40のアーム部42のフッ
ク掛止穴43を掛け止める。これにより、テンションバ
ンド40のアーム部42のゴム弾性による緊張力がアウ
ターロープ20を介してトレッド部材10に与えられた
状態となり、タイヤ滑り止め装置の着装操作が終了す
る。アウターロープ20の係留部材25は車両走行時に
目障りとならないよう、アウターロープ20と一体に括
り付けておくのが望ましい。
1,22が結着されたアウターロープ20のバンドフッ
ク24に、テンションバンド40のアーム部42のフッ
ク掛止穴43を掛け止める。これにより、テンションバ
ンド40のアーム部42のゴム弾性による緊張力がアウ
ターロープ20を介してトレッド部材10に与えられた
状態となり、タイヤ滑り止め装置の着装操作が終了す
る。アウターロープ20の係留部材25は車両走行時に
目障りとならないよう、アウターロープ20と一体に括
り付けておくのが望ましい。
【0016】上記実施例では、アウターロープを2分割
して、2個所にジョイント部を設けた場合について説明
したが、アウターロープを2個所以上で分割して、それ
ぞれの分割個所にジョイント部を設けてもよい。また、
アウターロープのジョイント部を連結する係留部材は、
必ずしも上記実施例のように、アウターロープの分割個
所のジョイント部に限定する必要はなく、アウターロー
プの両端末のジョイント部を係留部材により連結し、他
の分割個所のジョイント部を非連結のジョイント部とし
てもよい。
して、2個所にジョイント部を設けた場合について説明
したが、アウターロープを2個所以上で分割して、それ
ぞれの分割個所にジョイント部を設けてもよい。また、
アウターロープのジョイント部を連結する係留部材は、
必ずしも上記実施例のように、アウターロープの分割個
所のジョイント部に限定する必要はなく、アウターロー
プの両端末のジョイント部を係留部材により連結し、他
の分割個所のジョイント部を非連結のジョイント部とし
てもよい。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、タイヤ滑り止め装置をタイヤに着装するときに、ト
レッド部材をタイヤの内側に落とし込ませる操作に手間
がかからず、インナーロープの両端部の結着が容易にで
きるから、従来品の不具合を解消した着装性の良好なタ
イヤ滑り止め装置が得られる。
ば、タイヤ滑り止め装置をタイヤに着装するときに、ト
レッド部材をタイヤの内側に落とし込ませる操作に手間
がかからず、インナーロープの両端部の結着が容易にで
きるから、従来品の不具合を解消した着装性の良好なタ
イヤ滑り止め装置が得られる。
【図1】この考案のタイヤ滑り止め装置の一例を、タイ
ヤに着装した状態で示すタイヤ外側の正面図である。
ヤに着装した状態で示すタイヤ外側の正面図である。
10 トレッド部材 20 アウターロープ 21,22 ジョイント部 25 係留部材 40 テンションバンド
Claims (1)
- 【請求項1】 所定間隔をおいて配列された複数個のト
レッド部材と、トレッド部材のインサイド部を連結する
インナーロープと、トレッド部材のアウトサイド部を連
結するアウターロープと、アウターロープに掛け止めさ
れるテンションバンドとを備え、アウターロープの長さ
をインナーロープの長さよりも長くしたタイヤ滑り止め
装置において、前記アウターロープの少なくとも2個所
にジョイント部を設け、1個所のジョイント部を除き、
他の各ジョイント部相互間を係留部材により連結し、係
留部材の長さを隣り合うトレッド部材のアウターロープ
側の間隔よりも長くしたことを特徴とするタイヤ滑り止
め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992004661U JP2595627Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | タイヤ滑り止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992004661U JP2595627Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | タイヤ滑り止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563906U JPH0563906U (ja) | 1993-08-24 |
JP2595627Y2 true JP2595627Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=11590117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992004661U Expired - Lifetime JP2595627Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | タイヤ滑り止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595627Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP1992004661U patent/JP2595627Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0563906U (ja) | 1993-08-24 |
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