JP2535332B2 - タイヤ滑り止め装置用取付具 - Google Patents

タイヤ滑り止め装置用取付具

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JP2535332B2
JP2535332B2 JP61183236A JP18323686A JP2535332B2 JP 2535332 B2 JP2535332 B2 JP 2535332B2 JP 61183236 A JP61183236 A JP 61183236A JP 18323686 A JP18323686 A JP 18323686A JP 2535332 B2 JP2535332 B2 JP 2535332B2
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hook
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rubber
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隆数 櫛笥
博史 山野
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はタイヤの外周へ装着されて車両進行時にタイ
ヤの滑りを防止するタイヤ滑り止め装置に関する。
[背景技術及び解決すべき事項] 積雪時等に使用される車両用タイヤ滑り止め装置とし
ては、タイヤ外周へ装着される金属チエーンが一般的で
ある。しかし金属チエーンは装着が煩雑であり、走行時
の騒音が大きく、また走行時にチエーンが車体に当り車
体を傷付けるという欠点がある。
このためゴム製,ウレタンエラストマ製等の滑り止め
装置が提案されている(実公昭54−8483号)。更にこの
走行時における振動を少なくするためにゴムをネツト状
に張設するタイヤ滑り止め装置もある。
このようなタイヤ滑り止め装置では、その長手方向両
端部が第9図に示されるフツク100を用いて係止される
構造がある。すなわちこのフツク100は締付用のゴムバ
ンド102を取付けるための基部104が設けられ、この基部
104から二股状に鉤部106,108が突出している。これらの
鉤部106,108がタイヤ滑り止め装置の長手方向両端部へ
それぞれ係止され、ゴムバンド102によってタイヤ滑り
止め装置がタイヤへ締付けられる構成である。
ところがこのフツク100は、鉤部106,108を互いに離反
する方向に力が加わると、容易に変形可能である。
またタイヤ滑り止め装置の長手方向両端部を連結する
フツクに加えて、ゴムバンドと連結するための別のフツ
クを設けた構成も用いられているが、フツクの数が多く
なり、取付けも煩雑になる。
さらにタイヤ滑り止め装置の長手方向一端部を他の一
端部へ貫通させ、この貫通した先端部をフツクでゴムバ
ンドへ取付ける構造も用いられている(実公昭57−1570
5号)が、タイヤ滑り止め装置のオーバーラツプした長
手方向端部が走行時に摩耗が多くなる原因となる。
本発明は上記事実を考慮し、構造が簡単で取付けも容
易であり、且つタイヤ滑り止め装置本体を摩耗させるこ
ともないタイヤ滑り止め装置用取付具を得ることが目的
である。
[発明の概要及び作用] 本発明はタイヤ滑り止め装置本体の長手方向両端を互
いに連結してタイヤ滑り止め装置をタイヤへ取りつける
ために用いられ、一端が前記本体の長手方向一端部へ取
りつけられ、中間部が長手方向他端を貫通し、先端部は
締付用長尺体の取付部とされることを特徴としている。
このため本発明では一端がタイヤ滑り止め装置本体の
長手方向一端へ取付けられた取付具の中間部をタイヤ滑
り止め装置本体の長手方向他端へ貫通し、先端部へワイ
ヤ、ゴムバンド等の締付用長尺体を取付ける。このよう
にタイヤ滑り止め装置本体の長手方向両端部へ取付けら
れる部分が隣接して設けられているため、取付強度が強
く、タイヤ滑り止め装置本体の摩耗を増大することもな
い。
[発明の実施例] 第1図に示される如く本実施例に係るタイヤ滑り止め
装置10の本体20は矢印D方向にネツト形状が連続して形
成され、図示しないタイヤ外周へと巻付けられるように
なっている。またこの本体20の矢印D方向と直角方向で
ある幅方向両端部には複数個のゴム突出部22が延長さ
れ、これらの突出部22へそれぞれ取付孔24が穿設されて
いる。
本体20の一方側にある突出部22はタイヤ40の車内側即
ち装着時にタイヤ40へタイヤ滑り止め装置10の装着を行
う作業者と反対側であるタイヤ40の裏側に配置されるよ
うになっている。このためこれらの突出部22にはフツク
34を介してロープ36が取付けられている。このロープ36
は伸縮が少ない材質で製作されており、あらかじめその
長さがタイヤ滑り止め装置10をタイヤ40の外周へ装着す
るに必要な長さとなっている。
第1図に示される如くロープ36の両端部にはかしめ金
具38でループ部50,52がそれぞれ形成されている。ルー
プ部50はタイヤ滑り止め装置10の長手方向端部に配置さ
れる突出部22Aのフツク34へ取付けられ、ループ部52は
タイヤ滑り止め装置10の長手方向の他の端部の突出部22
B付近に配置されている。この突出部22Bにはフツク34が
取付けられておらず、第4図に示される取付金具54のフ
ツク58がかしめられている。ループ部52には取付金具54
のフツク56がかしめられている。
この取付金具54はフツク58とフツク56との間にあるフ
ツク60がループ部50への挿入掛止用となっている。
また第1,2図に示される如く装着時にタイヤ40の他の
片側、すなわち車外側に配置される突出部22の取付孔24
にはそれぞれフツク42が取付けられている。これらのフ
ツク42は突出部22へ一方の鍵部を掛止め、他方の鍵部へ
ゴムバンド44の中間部を掛止めるようになっている。フ
ツク42を予め取付孔24へ外れないように掛止めておくこ
とが好ましい。複数個の突出部22のうち本体20の長手方
向(第1図矢印D方向)の端部のゴム突出部22A,22Bに
はフツク46が掛止められるようになっている。
このフツク46は第3図にも示される如く、鋼線材が屈
曲して形成され一端の鉤部46Aが本体一端側のゴム突出
部22Bに設けられる取付孔24へかしめ等により掛止めら
れるようになっており、中間部は直角に屈曲された立設
部46Bとされ、本体他端部のゴム突出部22Aに形成される
取付孔24を貫通するようになっている。さらに直角に屈
曲され、先端が折曲されて鉤部46Cとされゴムバンド44
の掛止め用となっている。このフツク46Cへは複数本の
ゴムバンド44を巻掛け可能となっている。
またこれらのゴムバンドは単一本では張力が弱いので
フツク46Cへ容易に掛止めできるが、複数本をフツク46C
へ掛止めるとフツク46Cへ大きな張力を付与して、遠心
力等にも拘らず、本体20を確実にタイヤ40の外周へと保
持する。
このゴムバンド44は伸縮性のあるゴム以外の材料も適
用できる。
例えばゴム芯の外周は糸を編んだ外皮で覆った組ひも
ロープのように非線型の引張特性を有するものであって
もよい。またこの外皮の外周へはゴム、可塑性、可撓性
プラスチツクで被覆を行うことが好ましい。
なお、ゴムバンド44は図示の2本に限らず3本以上で
あってもよい。
第1図に示される符号Tは本体20がタイヤへ取付けら
れる場合のタイヤシヨルダー部の対応位置を示してい
る。
取付孔24へ作用する取付力は本体20がネツト状である
ため適切な張力を付与することになり、タイヤ滑り止め
装置10はタイヤ外周へ確実に密着する。
次に本実施例の作用を説明する。
タイヤ滑り止め装置10をタイヤ40へ取付ける場合には
タイヤ40の裏側、すなわちタイヤ40が取付けられる車軸
側へタイヤ滑り止め装置10の幅方向の一側を配置し、取
付金具54を用いてタイヤ滑り止め装置10の両端部を取付
ければよい。
この取付けは第1図に示される取付金具54の、フツク
60をループ部50へ挿入する。この場合従来と異り、フツ
ク60をループ部50へ挿入するのみであり、作業も容易で
ある。
一方タイヤ40の手前側では、第2図に示される如くあ
らかじめ鉤部46Aが突出部22Bへ取りつけられたフツク46
の立設部46Bをゴム突出部22Aの取付孔24へ貫通させ、突
出した先端フツク46Cへゴムバンド44の中間部を掛止め
ればよい。
走行時において、本体20の端部を互いに離反する方向
に応力が作用しても鉤部46A、立設部46Bはその間が一体
的で略直線状であるため変形が少ない。
次に第5,6図には本発明の第2実施例が示されてい
る。
この実施例では前記実施例と異なり鉤部46Cがゴムバ
ンド44へあらかじめかしめ固着されるようになってい
る。また鉤部46Aは前記実施例と異なり、第5図(B)
に示される如く鉤部46Aと立設部46Bとを連結する部分に
対して直角に、すなわち立設部46Bから突出する鉤部46C
と平行に屈曲されている。
このため第6図に示される如く本実施例では、立設部
46Bを取付孔24の第6図紙面手前側から奥側へ貫通さ
せ、立設部46Bを突出部22Bの紙面奥側から手前側へ貫通
させて組め付けるようになっている。またこの実施例の
本体10はその取付孔24が長孔とされて立設部46B、鉤部4
6Aの挿入を容易にしている。
次に第7図には他の変形例のフツクが示されている。
このフツクは、長手方向両端に互いに平行に配置される
鉤部46Aが設けられ、これらの鉤部46Aはそれぞれ立設部
46Bと連結し、立設部46B間が直角に配置される連結片46
Dとなっている。
従ってこのフツクは、立設部46Bをそれぞれ本体長手
方向の両端部に形成される取付孔へ貫通させ、鉤部46A
はゴムバンド44を掛止めることができる。
第8図に示される変形例では、前記実施例と異なり連
結片46Dがタイヤ滑り止め装置10とタイヤ外周との間に
配置されるように鉤部46Aと立設部46Bとの間が屈曲され
ている点が異なっている。
従ってこの第7図、第8図のフツクは、あらかじめタ
イヤ滑り止め装置10またはゴムバンド44へかしめる必要
のない構成になっている。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、タイヤ滑り止め装置本
体の長手方向両端を互いに連結してタイヤ滑り止め装置
をタイヤへ取りつけるために用いられ、一端が前記本体
の長手方向一端部へ取りつけられ、中間部が長手方向他
端を貫通し、先端部は締付用長尺体の取付部とされるこ
とを特徴としているので、タイヤ滑り止め装置本体の取
付けが容易であり、且つタイヤ滑り止め装置本体のを不
容易に摩耗させることもない優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたタイヤ滑り止め装置の実施
例を示す平面図、第2図はタイヤへの装着状態を示す斜
視図、第3図(A)はフツクの斜視図、第3図(B)は
第3図(A)の平面図、第3図(C)は第3図(A),
(B)の矢印C方向から見た側面図、第3図(D)は第
3図(B)の底面図、第4図(A)は取付金具の斜視
図、第4図(B)は取付金具の平面図、第4図(C)は
第4図(A),(B)の矢印C方向から見た側面図、第
4図(D)は第4図(B)の底面図、第5図(A)は第
2実施例に係るフツクを示す斜視図、第5図(B)は第
5図(A)の平面図、第5図(C)は第5図(A),
(B)の矢印C方向から見た側面図、第5図(D)は第
5図(B)の底面図、第6図は第2実施例のフツクを用
いたタイヤ滑り止め装置の取付状態を示す部分的平面
図、第7図(A)はフツクの変形例を示す斜視図、第7
図(B)は第7図(A)の平面図、第7図(C)は第7
図(A)の矢印C方向から見た側面図、第7図(D)は
第7図(B)の底面図、第8図はフツクの他の変形例を
示す斜視図、第9図は従来例を示す斜視図である。 10……タイヤ滑り止め装置、 20……本体、 24……取付孔、 40……タイヤ、 44……ゴムバンド、 46……フツク、 46A……鉤部、 46B……立設部、 46C……鉤部、 46D……連結片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ滑り止め装置本体の長手方向両端を
    互いに連結してタイヤ滑り止め装置をタイヤへ取りつけ
    るために用いられ、一端が前記本体の長手方向一端部へ
    取りつけられ、中間部が長手方向他端を貫通し、先端部
    は締付用長尺体の取付部とされることを特徴とするタイ
    ヤ滑り止め装置用取付具。
JP61183236A 1986-08-04 1986-08-04 タイヤ滑り止め装置用取付具 Expired - Lifetime JP2535332B2 (ja)

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