JP2000313214A - 自動車用タイヤ滑り止め装置 - Google Patents

自動車用タイヤ滑り止め装置

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JP2000313214A
JP2000313214A JP11125261A JP12526199A JP2000313214A JP 2000313214 A JP2000313214 A JP 2000313214A JP 11125261 A JP11125261 A JP 11125261A JP 12526199 A JP12526199 A JP 12526199A JP 2000313214 A JP2000313214 A JP 2000313214A
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JP
Japan
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tire
chain
auxiliary
circumferential direction
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JP11125261A
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English (en)
Inventor
Tokuhiro Masuda
篤廣 増田
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FEC CHAIN KK
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FEC CHAIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 クロス部材をタイヤの幅方向に沿って巻き付
けるとともに裏側サイド部材をタイヤの周方向に沿って
環状に配置した状態でその両端を連結し、且つ、表側サ
イド部材をタイヤの周方向に沿って環状に配置した状態
でその両端を連結し、且つ、表側サイド部材における補
助サイド部材の締め付け部材を基礎サイド部材のラチェ
ット付き滑車に巻き掛けこの補助サイド部材側に折り返
し重ねた状態で締め込み適宜位置に掛け止めするととも
に、前記補助サイド部材を剛性材によって構成するとと
もに前記締め付け部材を掛け止めする位置を前記補助サ
イド部材の剛性材の連結具に設けた自動車用タイヤ滑り
止め装置である。 【効果】 車両用ホイール又はホイールキャップを傷つ
けることがないとともに使用中に増し締めが有効に作用
し外側に膨らむことを少なくした車両用滑り止め装置を
提供すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車用タイヤ滑り止
め装置に関し、特に、梯子型タイヤチェーン、リング式
タイヤチェーン及び非金属式タイヤチェーンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の自動車用タイヤ滑
り止め装置Mにあっては、図3及び図4に示すように、
クロスチェーン60をタイヤ10の幅方向に沿って巻き付
け、裏側サイドワイヤ50をタイヤ10の周方向に沿って環
状に配置してその両端を連結し、且つ、表側サイドチェ
ーン30をタイヤ10の周方向に沿って環状に配置するとと
もにその両端を連結し、更に、表側サイドチェーン30に
おける巻き掛けチェーン71を前記基礎サイドチェーン31
のラチェット付き滑車70に巻き掛けた後この補助サイド
チェーン32側に折り返し重ね、弾性部材72を介して締め
込み、適宜位置に掛け止めするとともに、巻き掛けチェ
ーン71の適宜位置を、係止具90,90 によって、前記補助
サイドチェーン32に掛け止めしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の自動車用タイヤ滑り止め装置Mにあっては、表側
サイドチェーンにおける補助サイドチェーン32がチェー
ンで構成されていたため、巻き掛けチェーン71を締め付
ける際に補助サイドチェーン32がタイヤ10の中心部に寄
って車両用ホイール又はホイールキャップを傷つけやす
く、また、巻き掛けチェーン71を締め付けても補助サイ
ドチェーン32がタイヤ中心部るよってくるだけで車両の
走行中には巻き掛けチェーン71先端の弾性部材72が伸び
補助サイドチェーン32のゆるみを防止することができな
いとともに自動増し締めの効果を上げることができな
い。この結果、当該自動車用タイヤ滑り止め装置Mが滑
り止めとしての機能を充分に果たすことができないとい
う不都合を有した。
【0004】この発明の課題はこれらの不都合を解消す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車用
タイヤ滑り止め装置においては、裏側サイド部材と表側
サイド部材とを略平行に配置するとともにこれらのサイ
ド部材の間に所要数のクロス部材を掛け渡し、且つ、前
記表側サイド部材として基礎サイド部材と補助サイド部
材とを一連に配置し、基礎サイド部材における前記補助
サイド部材端にラチェット付き滑車(この発明の「ワン
ウェイ滑車」に相当する)を設置するとともに前記補助
サイド部材における前記基礎サイド部材端に可撓性の締
め付け部材を連結し、前記クロス部材をタイヤの幅方向
に沿って巻き付けるとともに前記裏側サイド部材をタイ
ヤの周方向に沿って環状に配置した状態でその両端を連
結し、且つ、前記表側サイド部材をタイヤの周方向に沿
って環状に配置した状態でその両端を連結し、且つ、前
記補助サイド部材の締め付け部材を前記基礎サイド部材
のラチェット付き滑車に巻き掛けこの補助サイド部材側
に折り返し重ねた状態で締め込み適宜位置に掛け止めす
る自動車用タイヤ滑り止め装置において、前記補助サイ
ド部材を剛性材によって構成するとともに前記締め付け
部材を掛け止めする位置を前記補助サイド部材の剛性材
の連結具に設けため、前記締め付け部材を締め付ける際
に、この表側サイド部材における補助サイド部材がタイ
ヤの中心部に寄ることはない。
【0006】更に、この発明に係る自動車用滑り止め装
置は上記ように構成されているため、締め付け部材を締
め付けた際に、前記表側サイド部材の補助サイド部材に
増し締め効果が生じるとともに緩みが発生しないもので
ある。
【0007】
【実施例】図1はこの発明に係る自動車用滑り止め装置
を装着したタイヤの表側図、図2は同裏側図である。
【0008】図1及び図2において、Wは車両用ホイー
ル、10はこのホイールWに設置されたタイヤである。ま
た、20はこのタイヤ10に巻着されたタイヤチェーンであ
り、この発明に係る「自動車用滑り止め装置」に相当す
る。
【0009】図において、30は表側サイド部材であり、
基礎サイドチェーン(この発明の「基礎サイド部材」に
相当する)31と補助サイド部材32とを一連に配置したも
のである。ここに、補助サイド部材32は所要数の剛性棒
材321,321,…を連結具33,33,…を介して揺動可能に連結
したものである。なお、この連結具33には掛け止めフッ
ク331 が一体的に設けられている。また、前記補助サイ
ド部材32の両端には係止フック34,35 が連結されてい
る。これらの掛け止めフック331 及び係止フック34,35
の機能については後記する。
【0010】50は裏側サイドワイヤ(この発明の「裏側
サイド部材」に相当する)であり、所要数の可撓性チュ
ーブ52,52,…が連結具53を介して外嵌めされている。な
お、この裏側サイドワイヤ50の両端には連結具54,55 が
設置されている。これらの表側サイド部材30と裏側サイ
ド部材50とは略平行に配置されている。
【0011】60,60,…はH型クロスチェーン(この発明
の「クロス部材」に相当する)であり、その端部を前記
表側サイド部材30の連結具33,33, …又は基礎サイドチ
ェーン31の適宜リンクに連結し、かつ、他端部を前記裏
側サイドワイヤ50の連結具53,53 に連結されている。
【0012】70はラチェット付き滑車であり、前記基礎
サイドチェーン31における前記補助サイド部材32側に設
置されている。また、71は巻き掛けチェーン(この発明
の「締め付け部材」に相当する)であり、その一端が前
記補助サイド部材32の係止フック35に掛け止めされ、前
記ラチェット付き滑車70に巻きかけられ、補助サイド部
材32側に折り返えされている。72は弾性ロープであり、
前記巻き掛けチェーン71の先端に連結されている。この
弾性ロープ72の先端には係止具73が設けられている。な
お、前記ラチェット付き滑車70は締め付け方向(図の矢
印方向)にのみ動作し、締め付けを解除する場合には操
作レバー701 を操作してラチェット作用を解除させれば
よい。
【0013】このように構成されるタイヤチェーン10を
前記タイヤ10に設置する場合には、まず、前記クロスチ
ェーン60,60,…を前記タイヤ10の幅方向に沿って巻き付
けるる。そして、裏側サイドワイヤ50を前記タイヤ10の
周方向に沿って環状に配置した状態でその両端の連結具
54,55 を連結する。その後、前記表側サイド部材30を前
記タイヤ10の周方向に沿って環状に配置した状態で前記
係止フック34を前記基礎サイドチェーン31の端部に掛け
止めする。その後、前記弾性ロープ72を引っ張ることに
よって前記巻き掛けチェーン71を引っ張り、その係止具
73を前記係止フック34の係止孔341 に掛け止めする。そ
して、弾性ロープ72および巻き掛けチェーン71の折り返
し部を前記連結具33の掛け止めフック331 に弾性的に引
っ掛けるることにより終了する。
【0014】また、このタイヤチェーン10を取り外す場
合には、弾性ロープ72および巻き掛けチェーン71の折り
返し部を前記連結具33の掛け止めフック331 から取り外
した後、前記弾性ロープ72の係止具73を前記係止フック
34の係止孔341 から取り外す。そして、ラチェット付き
滑車70の操作レバー701 を操作して、ラチェット作用を
解除した状態で、巻き掛けチェーン71を緩める。その
後、前記表側サイド部材30の係止フック34を取り外し、
更に、裏側サイドワイヤ50の連結具54,55 の連結を取り
はずせばよい。
【0015】なお、この発明における裏側用サイド部
材, 表側用サイド部材、クロス部材又は締め付け部材は
上記実施例以外に、従来存在する全てのもの、例えば、
チェーン、ゴムベルト、弾性ワイヤ等いずれでもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明に係る自動車用タイヤ滑り止め
装置は、裏側サイド部材と表側サイド部材とを略平行に
配置するとともにこれらのサイド部材の間に所要数のク
ロス部材を掛け渡し、且つ、前記表側サイド部材として
基礎サイド部材と補助サイド部材とを一連に配置し、基
礎サイド部材における前記補助サイド部材端にラチェッ
ト付き滑車を設置するとともに前記補助サイド部材にお
ける前記基礎サイド部材端に可撓性の締め付け部材を連
結し、前記クロス部材をタイヤの幅方向に沿って巻き付
けるとともに前記裏側サイド部材をタイヤの周方向に沿
って環状に配置した状態でその両端を連結し、且つ、前
記表側サイド部材をタイヤの周方向に沿って環状に配置
した状態でその両端を連結し、且つ、前記補助サイド部
材の締め付け部材を前記基礎サイド部材のラチェット付
き滑車に巻き掛けこの補助サイド部材側に折り返し重ね
た状態で締め込み適宜位置に掛け止めする自動車用タイ
ヤ滑り止め装置において、
【0017】前記補助サイド部材を剛性材によって構成
するとともに前記締め付け部材を掛け止めする位置を前
記補助サイド部材の剛性材の連結具に設けため、前記締
め付け部材を締め付ける際に、この表側サイド部材にお
ける補助サイド部材がタイヤの中心部に寄ることはな
い。
【0018】よって、この自動車用滑り止め装置を使用
すれば、前記表側サイド部材の補助サイド部材によって
車両用ホイール又はホイールキャップを傷つけることは
ないものである。
【0019】更に、この発明に係る自動車用滑り止め装
置は上記ように構成されているため、締め付け部材を締
め付けた際に前記表側サイド部材が直線的な多角形を形
成しているため走行時巻き掛け部材の弾性部材による締
め付けが有効に作用し前記表側サイド部材の補助サイド
部材に緩みが発生しないものである。
【0020】よって、この自動車用滑り止め装置を使用
すれば、車両の走行中にタイヤに遠心力が働いても、締
め付け装置が外側に膨らむことはなく、よって、滑り止
め装置としての機能を充分に発揮しやいすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動車用滑り止め装置を装着し
たタイヤの表側図である。
【図2】同裏側図である。
【図3】図1に相当する従来例の図である。
【図4】図2に相当する従来例の図である。
【符号の説明】
10 … タイヤ 20 … タイヤチェーン(自動車用タイヤ滑り止め装
置) 30 … 表側サイド部材 31 … 基礎サイドチェーン(基礎サイド部材) 32 … 補助サイド部材 321 … 剛性棒材(剛性材) 50 … 裏側サイド部材 60 … H型クロスチェーン(クロス部材) 70 … ラチェット付き滑車(ワンウェイ滑車) 71 … 巻き掛けチェーン(締め付け部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏側サイド部材と表側サイド部材とを略
    平行に配置するとともにこれらのサイド部材の間に所要
    数のクロス部材を掛け渡し、且つ、前記表側サイド部材
    として基礎サイド部材と補助サイド部材とを一連に配置
    し、基礎サイド部材における前記補助サイド部材端にワ
    ンウェイ滑車を設置するとともに前記補助サイド部材に
    おける前記基礎サイド部材端に可撓性の締め付け部材を
    連結し、前記クロス部材をタイヤの幅方向に沿って巻き
    付けるとともに前記裏側サイド部材をタイヤの周方向に
    沿って環状に配置した状態でその両端を連結し、且つ、
    前記表側サイド部材をタイヤの周方向に沿って環状に配
    置した状態でその両端を連結し、且つ、前記補助サイド
    部材の締め付け部材を前記基礎サイド部材のワンウェイ
    付き滑車に巻き掛けこの補助サイド部材側に折り返し重
    ねた状態で締め込み適宜位置に掛け止めする自動車用タ
    イヤ滑り止め装置において、前記補助サイド部材を剛性
    材によって構成するとともに前記締め付け部材を掛け止
    めする位置を前記補助サイド部材の剛性材の連結具に設
    けたことを特徴とする自動車用タイヤ滑り止め装置。
JP11125261A 1999-04-30 1999-04-30 自動車用タイヤ滑り止め装置 Pending JP2000313214A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111923668A (zh) * 2020-08-25 2020-11-13 安阳职业技术学院 一种汽车电控防滑装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111923668A (zh) * 2020-08-25 2020-11-13 安阳职业技术学院 一种汽车电控防滑装置
CN111923668B (zh) * 2020-08-25 2023-05-30 安阳职业技术学院 一种汽车电控防滑装置

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