JPH11102099A - 2色画像形成装置 - Google Patents

2色画像形成装置

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JPH11102099A
JPH11102099A JP9261982A JP26198297A JPH11102099A JP H11102099 A JPH11102099 A JP H11102099A JP 9261982 A JP9261982 A JP 9261982A JP 26198297 A JP26198297 A JP 26198297A JP H11102099 A JPH11102099 A JP H11102099A
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toner
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image
potential portion
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Hisao Okada
久雄 岡田
Teruaki Mitsuya
輝章 三矢
Shinichi Akatsu
慎一 赤津
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正帯電のトナーと負帯電のトナーによって現
像し、感光体上に2色のトナー像を形成する2色画像形
成方法において、画像の周辺が異色のトナーで縁取りさ
れるフリンジ現像を防止し、鮮明な画像が得られる2色
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像部電位と白部電位の間の電位部を形
成する補正露光を、画像部周囲の白部を判定して画像部
周囲の白部に前記補正露光を行うことによって、画像部
と白部の間の電位変化が小さくなってエッジ効果が弱く
なり、フリンジ現像が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式を用い
た2色画像形成装置に関する。
【0002】なお、本発明で説明するところの2色画像
形成装置について、単に色が異なる2種類のトナーを用
いる場合だけを含むのではなく、同じ色でも他の特性が
異なるトナーを用いる場合をも含む。例えば、同じ黒色
トナーでも、一方が非磁性トナーで、他方が磁性トナー
の場合などである。これは、画像の一部に磁気的な情報
を付加したい場合に用いられる。
【0003】
【従来の技術】感光体を帯電した後、露光において画像
の色情報に応じて、露光無し、弱露光、強露光と露光量
を3段階に変えることによって、感光体上に3段階の静
電像を形成し、これを正帯電のトナーと負帯電のトナー
によって現像し、感光体上に2色のトナー像を形成する
2色画像形成装置がある。
【0004】この2色画像形成装置では、1つの色の画
像の周辺が別の色のトナーで縁取りされるように現像さ
れるフリンジ現像が発生し、鮮明な画像が得られないと
いう問題が発生した。
【0005】このフリンジ現像の発生は次のように説明
される。
【0006】図2はフリンジ現像の説明図で、感光体表
面の位置に対する露光後の感光体表面の電位と電界の分
布を表している。
【0007】図2(a)に示すように、この2色画像形
成装置での感光体の露光後の表面電位は、露光無しの場
所は帯電電位Vca,弱露光の場所は中間電位Vw,強
露光の場所は放電電位Vdaとなっている。Vcaの帯
電電位部は現像バイアス電圧Vb1を印加した現像装置
によって第1のトナーが正規現像される。一方、Vda
の放電電位部は現像バイアス電圧Vb2を印加した現像
装置によって第2のトナーが反転現像される。Vwの中
間電位部はいずれのトナーも現像されず、白部となる場
所である。ところが、感光体上の表面電界は、図2
(b)に示すように、VcaとVdaの電位部の周辺の
中間電位部は、VcaとVdaの電位部と中間電位Vw
との差が大きいので、エッジ効果による逆向きの電界が
発生し、ここに逆の帯電極性のトナーが付着するのであ
る。したがって、第1のトナーが黒、第2のトナーが赤
であれば、黒画像の周囲の白部が赤で現像され、赤画像
の周囲の白部が黒で現像されるようになる。これは、あ
たかも黒画像の周囲が赤で縁取りされ、赤画像の周囲が
黒で縁取りされるようになるので、フリンジ(縁取り)
現像と呼ばれる。これは、本来形成されてはならない色
の印字であり、画像が不鮮明になるとともに、誤印字と
して印刷結果に間違った情報を記録してしまうことにな
り、解決しなければならない問題である。
【0008】このフリンジ現像は、現像バイアス電圧V
b1,Vb2が弱露光の場所の中間電位Vwに近い程顕
著に現れ、Vwから離れる程少なくなるという特性があ
る。従って、フリンジ現像を低減する手段として、この
特性を利用して、現像バイアス電圧Vb1とVb2をV
wから離すことが考えられる。しかし、この手段では、
現像バイアスとトナーが付着する画像部の電位差、Vc
a−Vb1とVda−Vb2が小さくなり、本来の画像
部に現像されるトナー量が減少し、画像濃度が低下する
という問題がある。フリンジ現像は低減されるが、本来
の現像そのものが少なくなってしまうので、この手段に
よってフリンジ現像を解決することは困難である。
【0009】この問題の別の解決手段として、抵抗値が
低い現像剤を使用するという方法が特開平1−1896
64号に提案されている。これは、抵抗値が低い現像剤
を用いることによって、エッジ効果が弱くなり、周辺の
逆向きの電界が弱くなることを利用したものである。し
かし、抵抗値が低すぎる現像剤では、キャリアが感光体
に付着するという2次的な問題が発生した。この感光体
に付着したキャリアは、転写において感光体上のトナー
像と用紙の間に空隙を生じさせ、それによって転写電界
強度を低下させ、トナー像の転写不良を引き起こす。こ
れは、文字や画像等の一部が用紙に転写されずに欠落す
ることになる。従って、フリンジ現像の解決のために、
この抵抗値が低い現像剤の使用という第2の手段の適用
そのものが難しい。
【0010】上記の問題点を許容して、現像バイアスと
現像剤抵抗をフリンジが解決される条件で組み合わせた
場合においても、次のような問題が発生する。
【0011】感光体の特性は使用に伴って経時的に変化
したり、帯電器の放電ワイヤも劣化するので、中間電位
の変動は避けがたい問題である。この中間電位が変動し
た場合、現像バイアス電圧と中間電位との差が小さくな
る方向に中間電位が変化するとフリンジ現像が発生して
くる。
【0012】また、現像剤は、周囲の環境変化やトナー
濃度の変化、キャリア表面の経時的な変化、等によっ
て、その抵抗値が変化する。現像剤抵抗値が高くなる方
向に変化した場合、例えば環境が低湿度になったり、ト
ナー濃度が高くなったりすると、やはりフリンジ現像が
発生してくる。
【0013】さらに、現像機の現像ロールの回転速度を
変えた場合、現像剤が感光体表面を擦る力が変わり、そ
の影響を受けてフリンジ現像も変化するという特性があ
る。
【0014】以上のように、フリンジ現像はいろいろな
要因の影響を受けており、従来の技術では解決すること
が困難な問題である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来課題
を解決すべくなされたものであり、その目的は、フリン
ジ現像を防止し、鮮明な画像が得られる2色画像形成装
置を提供することにある
【0016】。
【課題を解決するための手段】上記課題は、感光体を帯
電した後の露光において、トナーが正規現像される帯電
電位部、トナーが反転現像される放電電位部、トナーが
現像されない中間電位部の3つの電位部を形成する3段
階の光量で露光することに加えて、トナーが現像される
電位部の周囲の白部を判定し、トナーが現像される電位
と中間電位の間の電位を形成する光量で露光すること、
より具体的には、帯電電位部の周囲の白部は帯電電位と
中間電位の間の電位を形成する光量で露光し、放電電位
部の周囲の白部は放電電位と中間電位の間の電位を形成
する光量で露光する手段を設けることによって解決でき
る。
【0017】上記手段に加えて、表面電位計を備えて、
それで中間電位を検出して、中間電位を一定に形成する
光量を調節すること、更に、現像バイアス電圧や現像ロ
ール回転数応じ、あるいは現像剤の電気抵抗の測定手段
を備えてその測定値に応じてトナーが現像される電位部
の周囲を露光する光量を調節すること、によって確実に
上記課題を解決できる。
【0018】また、トナー付着量センサを備え、フリン
ジ現像による付着トナーが検出されなくなるようにトナ
ーが現像される電位部の周囲を露光する光量を調節する
ことによってより確実に上記課題を解決できる。
【0019】更に、画像をドットに展開する処理を行う
演算プロセッサで、トナーが現像される電位部の周囲の
白部でトナーが現像される電位と中間電位の間の電位を
形成する光量で露光する領域を判定する処理を行うよう
ことができ、その判定結果に応じてトナーが現像される
電位部の周囲の光量を調節して露光することで上記課題
を解決できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を図1から図
3を用いて説明する。図1は、本発明の2色画像形成装
置の概略構成図、図2は、フリンジ現像の説明図、図3
は、補正露光によるフリンジ抑制の説明図である。
【0021】図1は、第1の実施例として、本発明を適
応した2色画像形成装置の概略構成図を示す。図1で、
1は感光ドラム、2は第1帯電器、3は露光器、4は露
光制御手段、5は第1現像機、6は第2現像機、7は第
2帯電器、8は転写器、9はクリーナ、12は記録媒
体、15、16、17は電源、19は付着量センサ、2
0はプロセス制御手段、31はレーザである。この装置
では、感光ドラム1に負帯電のOPCを用い、第1のト
ナーとして正帯電のトナー、及び第2のトナーとして負
帯電のトナーを用いた場合を説明する。図1で、感光ド
ラム1は時計周りに回転しており、先ず感光ドラム1の
表面は第1帯電器2によって一様に負に帯電され、露光
器3による露光によって感光ドラム1上には3段階の表
面電位Vca、Vw、Vdaからなる静電潜像が形成さ
れる。この表面電位の値は、図2(a)の記号を用いて
説明すると、具体的には、Vcaは−900V、Vwは
−450V、Vdaは−50V前後の値となる。次に、
電源15によって現像バイアスVb1(−650V)が
印加された第1現像機5によって正帯電の第1トナーが
感光ドラム1上に現像される。続いて、電源16によっ
て現像バイアスVb2(−250V)が印加された第2
現像機6によって負帯電の第2トナー像が感光ドラム1
上に現像される。この第1トナーと第2トナーの現像
は、現像剤としてトナーとキャリアの混合物である2成
分現像剤を用いて行った。この現像剤には、第1、第2
ともに、抵抗値が約1010Ω・cmと高いフェライトキ
ャリアを用いて、キャリア付着を防止している。また、
抵抗値が1010Ω・cmより小さいキャリアでは、キャ
リア付着が僅かに発生するが、キャリア回収マグネット
で除去でき、キャリア付着による2次的な問題は生じな
い。
【0022】なお、キャリア抵抗値は、キャリアを一定
間隔の電極間に充填し、その電気抵抗の測定値に電極の
面積を掛け、更に電極の間隔で割って得られた値であ
る。また、トナー濃度は4重量%、トナー帯電量は第1
現像剤が約10μC/g、第2現像剤が約−6μC/g
である。
【0023】以上の手順によって感光ドラム1上に形成
された第1のトナー像と第2のトナー像による2色トナ
ー像は、第2帯電器7によってコロナ照射され、帯電極
性を負に揃えられる。第2帯電器7には電源17から高
電圧が印加されており、その印加電圧が正の場合は第1
及び第2のトナーは正帯電に揃えられ、その印加電圧が
負の場合は第1及び第2のトナーは負帯電に揃えられ
る。どちらに揃えるかは、転写の極性で決める。本実施
例の装置では負に揃えた。その後、転写器8によって紙
等の記録媒体12に転写され、この図には示されていな
い定着機で定着される。転写後の感光ドラム1は、クリ
ーナ9によって残留したトナーが除去された後、次の2
色画像形成が行われる。
【0024】図1の中で、露光制御手段4は帯電電位の
周囲の白部を判定する手段であり、画像データから今露
光しようとしているデータが白部に対応するデータであ
り、しかもそれが帯電電位部の周囲であるか、あるいは
放電電位部の周囲であるかを判定する。そして、帯電電
位部の周囲であると判定された場合は、帯電電位と中間
電位の間の電位を形成する光量で露光する。また、放電
電位部の周囲であると判定された場合は、放電電位と中
間電位の間の電位を形成する光量で露光する。このよう
に露光することによって、露光後の感光体上の表面電位
分布は、図3(a)に示すようになる。電位がVcaの
帯電電位部の周囲の白部は、帯電電位Vcaと中間電位
Vwの間の電位Vcfが形成される。また、電位がVd
aの放電電位部の周囲の白部は、放電電位Vdaと中間
電位Vwの間の電位Vdfが形成される。フリンジ現像
を引き起こすそれぞれの画像部周囲のエッジ効果による
逆向きの電界は、中間電位とそれぞれの画像部電位Vc
a、Vdaとの電位差が大きいことによって発生するこ
とを前述した。従って、その電位差が小さくなるよう
に、中間電位部と画像部電位の間に、更にその間の電位
部分を形成し、それぞれの部分の電位差を小さくするこ
とによって、図3(b)に示すように、エッジ効果を低
減して逆向きの電界を小さくし、フリンジ現像を解決す
ることができる。以後、この画像部周囲の白部に新たに
設ける電位(部)を補正電位(部)と呼び、この露光を
補正露光と呼ぶことにする。
【0025】この実施例では、帯電電位部の周囲のフリ
ンジ補正電位Vcfが−500Vとなるように補正露光
1の光量を調整し、放電電位部のフリンジ補正電位Vd
fが−370Vとなるように補正露光2の光量を調整し
た。放電電位部の周囲の電位と中間電位の差が80Vに
対し、帯電電位部の周囲の電位が中間電位Vw(−45
0V)と50Vと小さくなっているが、帯電電位部は第
1現像によってトナーが現像されるので、その分帯電電
位部と白部の電位差が小さくなりエッジ効果そのものが
小さくなり、補正露光による電位差の縮小幅を小さくで
きるためである。また、画像部周辺の補正露光する範囲
は、放電電位部の周囲は0.4mm、帯電電位部の周囲
は0.3mmとした。帯電電位部の補正露光の範囲が放
電電位部に比べて狭い理由は、上記の補正電位が少ない
ことの理由と同じである。なお、帯電電位部の周囲と放
電電位部の周囲での補正電位と補正範囲の大小関係につ
いては、放電電位部の現像が先に行われるならば、逆転
することがある。それは、上記の説明のように、先に現
像された画像の周囲はエッジ効果が小さくなるからであ
る。以上に述べた第1の実施例によれば、補正露光を行
うことによって、フリンジ現像を解決し、鮮明な画像を
得ることが可能になる。
【0026】(実施例2)露光制御手段 次に第2の実施例として、本発明の2色画像形成装置の
露光制御手段4について、図4と図5を用いて説明す
る。図4は、補正露光制御部の概略構成図、図5は、補
正露光の判定の説明図である。まず、補正露光制御部の
構成と動作を図4を用いて説明する。図4には露光制御
手段4とその周辺回路を示した。図4で、4は露光制御
手段、18は表面電位計、19は付着量センサ、20は
プロセス制御手段、21は記憶手段、22はデータ入力
手段、31はレーザ、41は画像メモリ、42は判定回
路、43は光量切替回路、311、312、313、3
14はレーザ駆動回路、321、322、323、32
4は光量設定手段である。
【0027】露光制御手段4を構成する主な構成要素は
画像メモリ41と判定回路42、光量切替回路43であ
る。判定回路42は、画像メモリ41のデータ、即ち、
帯電電位部の画像に対応する1と0からなるビットパタ
ーン、放電電位部の画像に対応する1と0からなるビッ
トパターンから、今露光しようとしている場所が、帯電
電位部か、帯電電位部の周囲か、放電電位部か、放電電
位部の周囲か、帯電電位部からも放電電位部からも離れ
た白部か、を判定する。そして、その判定結果に基づい
て、光量切替回路43で光量を切り替えて感光体を露光
する。
【0028】図4で、311、312、313、314
はそれぞれレーザ31の駆動回路であり、311は放電
電位部を形成する光量をレーザから出力させる駆動回
路、312は中間電位部を形成する光量をレーザから出
力させる駆動回路、313は補正電位Vcf部を形成す
る光量をレーザから出力させる駆動回路、314は補正
電位Vdf部を形成する光量をレーザから出力させる駆
動回路である。321、322、323、324はそれ
ぞれ、駆動回路311、312、313、314に対応
した光量設定手段である。設定は、デジタル値で設定す
ることにして、その初期設定値としては、ROMやIC
カードメモリ等の記憶手段21に記憶した値を用いる。
設定の変更は、プロセス制御手段20を経由して、テン
キー等のデータ入力手段22で行うことができる。デジ
タル値で設定すると光量設定手段でアナログ出力に変換
し、それを駆動回路の光量設定入力とする。レーザ31
として、半導体レーザを用いた場合、出力光量は電流に
よって調節できるので、光量設定手段のアナログ出力を
電流出力とすれば、それをレーザ駆動電流として用いる
ことができる。
【0029】次に判定の具体例について図5を用いて説
明する。図5(a)は帯電電位部の画像に対応する画像
メモリの内容、図5(b)は放電電位部の画像に対応す
る画像メモリの内容である。それぞれ、1の部分がトナ
ーが現像されることに対応する。また、両方のメモリの
それぞれ対応する画素の値が0の場合は、トナーが現像
されない白部に対応する。なお、両方の対応する画素の
内容が同時に1になることは、この2色画像形成方法に
おいては原理的にありえない条件であるが、発生した場
合はどちらか一方を優先させる。また、それぞれの画素
は約84マイクロメートル四方の寸法である。今、露光
しようとしている場所に対応するメモリの位置を(i、
j)とする。iはポリゴンミラーの回転によってレーザ
が走査される主走査方向の位置、jは感光体ドラムの回
転にともなって走査される副走査方向の位置を示す。図
5の中央1マスの太枠で示す(i、j)の位置より、副
走査方向に1から3画素ずれた位置は、放電電位部の画
像がある。図1の実施例の説明の中で、放電電位部画像
の周囲は0.4mmの範囲を補正露光することにしたの
で、(i、j)の位置から5画素の範囲内に放電電位部
が有るか否かを判定する。判定の論理としては、図5の
放電電位画像メモリの中で大きな太枠で囲まれた、主走
査方向位置i−5からi+5、副走査方向位置j−5か
らj+5の範囲のデータの論理和をとり、それが1にな
れば、5画素の範囲内に放電電位部が有ると判定され
る。この判定の回路としては、121個の画素信号の論
理和をとるので、単純に2入力OR回路を用いるなら
ば、123個で構成できる。もっと入力数の多いOR回
路を用いれば少なくなるのは当然であり、また、集積度
の高いロジックアレイもあるので、この回路の構成には
何ら問題は無い。次に、(i、j)の位置が白部である
こと、これは、帯電電位画像メモリと放電電位画像メモ
リの(i、j)位置の論理和をとり、それが0であるこ
とで白部と判定される。そして、(i、j)位置が白部
であり、5画素の範囲内に放電電位部が有る判定されれ
ば、補正電位Vdf部を形成する光量をレーザから出力
させる駆動回路314に切り替えられて露光が行われ、
その結果(i、j)の画素位置の感光体表面電位はVd
fになる。以上の判定を、各画素毎に行うことによっ
て、放電電位部の周囲5画素は表面電位Vdfの補正電
位になる。帯電電位部の周囲については説明を諸略する
が同様の判定を行えばよい。なお、放電電位部と帯電電
位部が接近しており、両方の判定結果が競合した場合、
図3での補正露光1と補正露光2が同時に行うような判
定がでた場合は、どちらか一方を優先させる。優先の方
法は、それぞれの画像部からの距離が近い方を優先させ
る、元もとのフリンジが多い方の補正を優先させる等を
選べばよい。図1を用いて説明した実施例に適用した方
法は、フリンジの多い方の補正を優先させる方法であ
る。距離を判定する方法に比べて、論理が単純となりハ
ードウエアの規模を抑えることができた。
【0030】以上に述べた第2の実施例によれば、帯電
電位部と放電電位部の周囲を判定して補正露光を確実に
行うことができ、これによってフリンジ現像が解決さ
れ、鮮明な画像を得ることが可能になる。
【0031】(実施例3)表面電位制御とレーザ駆動回
路 次に第3の実施例として、レーザの駆動回路の構成の実
施例について、図2と図4を用いて説明する。
【0032】図4の補正露光制御部の概略構成図では、
光量毎にレーザの駆動回路を分ける方式にしており、こ
の利点について説明する。図4で18は表面電位計であ
る。この表面電位計18は、図1には図示していない
が、感光体ドラム1の表面電位を測定する検出器であ
る。ところで、この2色画像形成装置では、図2に示し
たように、中間電位Vwを挟んで、帯電電位画像部と放
電電位画像部がある。この中間電位部は、トナーが現像
されずに白部となる場所であるが、この中間電位Vwが
変動して、例えば、Vwが帯電部電位Vcaの方にずれ
ると、帯電電位部に付着すべきトナーが白部に付着した
り、逆に放電電位部Vdaの方にずれたりすると、放電
電位部に付着すべきトナーが白部に付着するという、カ
ブリ現像が発生する。この中間電位の変動は、感光体ド
ラムの特性が環境変化や使用に伴う経時的な変化によっ
て、レーザが同じ光量で露光しても、表面電位が変わっ
てしまうのである。そこで、表面電位計18によって感
光体の表面電位を測定して、中間電位Vwが所定の値の
範囲内に収まるように、レーザの光量を調節する必要が
ある。そこで、本実施例では、表面電位計18で測定し
た中間電位部の表面電位をプロセス制御装置20で処理
して、中間電位が所定の値になるように、中間電位の光
量設定手段322にその制御値を設定する。これによっ
て、中間電位部を形成するレーザ駆動回路312が駆動
された場合、感光体の表面電位はVwに保たれる。
【0033】中間電位部の表面電位の測定は次のように
して行う方法がある。
【0034】(方法1) 本実施例には、補正露光を行
うための露光制御手段4を有し、それには画像メモリ4
1を備えているので、画像メモリから白部を認識して、
その白部に対応した感光体表面が表面電位計の場所に来
た時の電位をプロセス制御装置20で取り込む。
【0035】(方法2) 通常の印刷動作とは別に、中
間電位の制御動作を行い、中間電位のみを形成させる露
光を行い、その時の表面電位を測定する。この方法の場
合、用紙がカット紙である場合は、その用紙と用紙の隙
間を中間電位の制御動作に用いることができる。
【0036】以上に述べた第3の実施例によれば、中間
電位を形成する露光量の調節を、他の電位部を形成する
露光量の調節と独立して行えるので調節が簡単であり、
しかも他への影響を及ぼすことがないという利点を有す
る。また、同様に、補正露光の露光量調節と放電電位部
の露光の露光量調節についても、他の露光量調節と独立
しており、お互いに影響を及ぼすことが無い。
【0037】(実施例4)補正電位制御とレーザ駆動回
路 次に第4の実施例として、補正露光の制御条件の設定の
実施例を図1と図4を用いて説明する。
【0038】従来例の説明で、現像バイアスや現像剤抵
抗によって、フリンジ現像の程度が変わることを説明し
た。それ以外では、現像機のマグネットローラの回転速
度が速くなった場合は、掻き取り力が強くなり、それに
よって通常の画像も後端部がかすれる等の影響が有る。
フリンジ現像についても同様に、マグネットローラの回
転速度が速くなった場合は、フリンジ現像の程度が変わ
る。その変わり方としては、例えば、放電電位部画像の
周囲に発生する帯電電位部に付着すべきトナーによるフ
リンジは、感光体ドラムの表面の進行方向に対して、直
角方向の放電電位部の画像上端のフリンジは少なくな
り、画像部後端のフリンジは多くなる傾向がある。これ
は、マグネットローラ上の磁気ブラシによる掃き取りと
掃き寄せ効果によるものである。また、感光体ドラムの
表面の進行方向に対して、平行な放電画像部の辺のフリ
ンジも掻き取られて少なくなる傾向がある。以上に述べ
た本実施例によれば、現像バイアス、現像剤抵抗、マグ
ネットローラ回転速度が変化した場合は、フリンジ現像
の程度が変化するので、補正露光もそれに合わせて調節
する必要がある。
【0039】図1と図4に示してあるプロセス制御手段
20は、現像バイアスやマグネットローラ回転速度も制
御している。現像バイアスやマグネットローラ回転速度
の変更は、環境変化によって本来の画像部への現像量に
変化があった場合、例えば、環境が低温低湿度状態にな
ると現像量が少なくなって画像濃度が低下する場合に行
われる。画像濃度の低下を補償するためには、現像バイ
アスを高くしたり、マグネットローラ回転速度を速めた
りする。上述したように、このような制御を行うと、フ
リンジ現像の程度が変わるので、補正露光の設定条件の
変更が必要になる場合もある。本実施例でその変更を行
う場合は、光量毎に独立のレーザ駆動回路と光量設定手
段を設けているので、前述の実施例の中間電位の制御も
場合と同様に、他の電位部を形成する露光量の調節と独
立して行えて、調節が簡単であり、しかも他への影響を
及ぼすことがないという利点を有する。
【0040】なお、現像バイアスやマグネットローラ回
転速度に対応して、フリンジ現像がどの程度になるか
は、図4に示してある記憶手段21にあらかじめ保持し
ておけばよい。
【0041】現像バイアスに対応した補正露光の光量
は、具体的には次のように調節する。
【0042】帯電電位部の画像濃度が低下した場合は、
その濃度低下を現像バイアス電圧で補償する場合、図2
に示す現像バイアスVb1と帯電部電位Vcaの差が大
きくなるように、現像バイアスVb1を下げる方向に調
節する。このような調整を行うと、放電電位部の周囲に
帯電電位部に現像されるべきトナーによるフリンジ現像
が発生するので、図3に示す補正露光2の露光量を増加
させて、放電電位部の周囲の白部の電位Vdfを低下さ
せてそのフリンジ現像を防止する。一方、放電電位部の
画像濃度が低下した場合、その濃度低下を現像バイアス
電圧で補償する場合は、図2に示す現像バイアスVb2
と放電部電位Vdaの差が大きくなるように、現像バイ
アスVb2を上げる方向に調節する。このような調整を
行うと、帯電電位部の周囲に放電電位部に現像されるべ
きトナーによるフリンジ現像が発生するので、図3に示
す補正露光1の露光量を減少させて、帯電電位部の周囲
の白部の電位Vcfを上昇させてそのフリンジ現像を防
止する。
【0043】マグネットローラ回転速度に対応した補正
露光の光量は、具体的には次のように調節する。マグネ
ットローラの回転速度を速くした場合、画像部上端と感
光体ドラムの表面の進行方向に平行に近い方向の画像部
の左右端のフリンジは掻き取られて少なくなる傾向にあ
るので、そのフリンジを防止するための補正露光は、次
のように調節する。放電電位部の周囲の白部の電位Vd
fは、図3に示す補正露光2の露光量を減少させて、電
位Vdfを白電位Vwに近付けることができる。帯電電
位部の周囲の白部の電位Vcfは、図3に示す補正露光
1の露光量を増加させて、電位Vcfを白電位Vwに近
付けることができる。一方、画像部後端のフリンジにつ
いては、マグネットローラの回転速度の増加につれてフ
リンジが多くなる傾向があるので、次のように露光量を
調節する。放電電位部の周囲の白部の電位Vdfは、図
3に示す補正露光2の露光量を増加させて、電位Vdf
を白電位Vwから離すようにする。帯電電位部の周囲の
白部の電位Vcfは、図3に示す補正露光1の露光量を
減少させて、電位Vcfを白電位Vwから離すようにす
る。マグネットローラの回転速度に対応した補正露光の
光量は、上述したように画像の上端、左右端と後端で、
調節する方向が逆になっているが、この場合は、画像部
の後端に発生するフリンジを防止する方向の調節を採用
する。
【0044】また、上述したように、画像の上端、下
端、左端、右端でフリンジ現像の程度が異なることか
ら、図5に示す画像メモリから補正露光範囲を判定する
場合、今露光しようとしている位置から前後左右に必ず
しも同じ距離範囲の画像データから判定するのではな
く、前後左右でそれぞれ異なる範囲を認識するようした
方がよい。例えば、感光体の表面の移動方向と、現像機
のマグネットロールの表面の移動方向が同じ場合、放電
電位画像周囲の帯電電位に付着するトナーによるフリン
ジ現像は放電電位画像の後端部に多く、上端と左右端に
は少ない。従って、この場合は、図5のj+4、j+5
の副走査方向のこれから露光されようとする未来のデー
タの認識範囲は狭くして、j−6、j−7の既に露光さ
れた過去のデータの認識範囲を広くした方がよい。この
ようにすることによって、放電電位画像部の下端の白部
をより広い範囲で補正露光範囲と判定することができ
る。
【0045】以上に述べた第4の実施例によれば、現像
バイアスやマグネットローラ回転数を変化させた場合に
おいても、補正露光を確実に行うことができ、これによ
ってフリンジ現像が解決され、鮮明な画像を得ることが
可能になる。
【0046】(実施例5)フリンジ量検出制御 次に第5の実施例として、補正露光の制御条件の自動設
定の実施例を図1と図4を用いて説明する。
【0047】図1と図4で、19は感光体ドラム上に付
着したトナー量を検出する付着量センサである。この付
着量センサを用いてフリンジ現像されたトナー量を検出
し、その量に応じて補正露光の条件を設定する方式であ
る。付着量センサは、発光ダイオードとフォトダイオー
ドが1対で構成された半導体素子であり、発光ダイオー
ドから感光ドラム上に光を照射し、そこからの反射光を
フォトダイオードで検出するものである。感光体ドラム
上にトナーが付着していれば、その付着量に応じて反射
光量が変わることを利用して、感光体ドラムに付着して
いるトナー量を検出できるのである。
【0048】まず、補正露光を行わず、しかも帯電電位
部または放電電位部のどちらか一方の静電像を形成す
る。ここでは、放電電位部の静電像を形成する場合につ
いて説明する。この放電電位部の静電像の周囲には、帯
電電位部を現像するトナーが付着する。放電電位部は現
像しないように、現像バイアスを切り替えたり、現像機
を停止しておく。また、図1の転写器8も転写しない条
件に設定する。このようにすることで、付着量センサ1
9でフリンジトナー量を検出することができる。
【0049】次に、帯電電位部の周囲の補正露光を表面
電位が中間電位Vwよりある程度低下するような光量を
光量設定手段324に設定する。そして、次に、この光
量設定条件で帯電電位部の周囲に補正露光を行って、放
電電位部の現像を行い、そのときのフリンジトナー量を
付着量センサ19で検出する。この時のフリンジトナー
量は、補正露光を行わない場合より、少し減っているこ
とにある。以上の動作を、補正露光の条件を変えて行う
ことによって、補正露光の光量設定条件とフリンジトナ
ー量の関係を得ることができる。この関係から、フリン
ジを解決できる適切な光量条件を選びだし、それを補正
露光の設定値として、光量設定手段324に設定すれば
よい。放電電位部の周囲の補正露光の条件設定も同様に
行うことができる。なお、この補正露光の条件設定は、
画像形成装置の起動時や、一定印刷頁毎に行うようにす
ればよい。
【0050】また、一定印刷頁毎にフリンジトナーを付
着量センサ19で検出する場合、フリンジトナー量が増
加しているのであれば、補正露光の光量は次のように調
節する。帯電電位部の周囲のフリンジの場合は、図3に
示す補正露光1の光量を減少させる。放電電位部の周囲
のフリンジの場合は、図3に示す補正露光2の光量を増
加させる。
【0051】以上に述べた第5の実施例によれば、フリ
ンジトナー量を検出して、それに応じた適切な補正露光
の条件を自動的に設定でき、フリンジの無い鮮明な画像
を長期に渡って得ることが可能になる。
【0052】(実施例6)現像剤抵抗測定制御 次に第6の実施例として、補正露光の制御条件の設定の
第3の実施例を図4と図6を用いて説明する。図6は、
現像剤抵抗の測定手段の説明図である。図6で、1は感
光ドラム、51は現像ロール、52は規制板、53は抵
抗、54は電圧計、55は現像剤である。
【0053】現像剤抵抗が変われば、フリンジ現像も変
わることを従来例で説明した。この現像剤抵抗はトナー
濃度の変化、長期の使用によって現像剤中のキャリア表
面の摩耗、環境の変化などによっても変わることが実験
的にわかった。そこで、このような場合についても、フ
リンジが解決されるためには、現像剤抵抗を測定して、
それに応じて補正露光の光量条件を調節すればよいこと
がわかる。
【0054】図6は、現像剤抵抗の測定手段を示してい
る。実際に必要な現像剤抵抗は、感光体ドラム1と現像
ロール51が向いあった領域の現像剤の抵抗である。し
かし、この部分では静電像の有無によって現像される場
合と現像されない場合があり、現像剤を流れる電流値が
異なり的確な現像剤抵抗値を測定することができない。
そこで、現像ロール51と現像剤55の層厚を規制する
規制板52の間で抵抗を測定する。規制板52をアルミ
ニウムやステンレス等の金属とし、そこに抵抗53を接
続し、電圧計54でその抵抗53に発生する電圧Vを測
定する。現像ロール51に印加している現像バイアスを
Vb、抵抗53の電気抵抗値をrとすると、現像剤の電
気抵抗Rは、近似的にR=r×Vb÷Vとなる。
【0055】実際には、電圧VはA/D変換されて、図
4のプロセス制御手段20に取り込まれ、その内部で演
算処理されて現像剤抵抗が得られる。そして、その現像
剤抵抗に応じた補正露光の光量設定値を記憶手段21か
ら読みだして、光量設定手段に設定する。
【0056】この記憶手段21には、現像剤抵抗値が高
くなると、図3に示す帯電電位部の周囲の補正露光1の
光量は減少させ、放電電位部の周囲の補正露光2の光量
を増加させるような設定が記憶されている。
【0057】以上に述べた第6の実施例によれば、現像
剤抵抗に応じた適切な補正露光を行うことができ、現像
剤抵抗が変化してもフリンジ現像が無い鮮明な画像を得
ることが可能になった。
【0058】(実施例7)補正の判定の別形態 次に第7の実施例として、本発明の2色画像形成装置の
露光制御手段4の別の実施例を、図7を用いて説明す
る。図7は、別方式の補正露光制御手段の概略説明図で
ある。図7で、18は表面電位計、19は付着量セン
サ、20はプロセス制御手段、21は記憶手段、22は
データ入力手段、31はレーザ、43は光量切替回路、
311、312、313、314はレーザ駆動回路、3
21、322、323、324は光量設定手段、400
はラスター展開処理手段、441は画像メモリ、442
はプロセッサ、443はメモリである。
【0059】前述した図4の補正露光制御部の概略構成
図の説明で、露光制御手段4に画像メモリ41を設け
て、その画像メモリ内の画像パターンから補正露光を行
うか否かの判定をしていた。また、その判定は判定回路
42で行うことを説明した。
【0060】ところで、レーザプリンタでは、文字や絵
等の画像を印刷する場合、それを点の画像の集まりとし
て印刷している。特に、文字の場合は、もともと印刷し
ようとしている文章中では文字は記号(文字コード)で
記憶されていることがほとんどであり、これを点の集ま
りとして展開する処理が行われた後、初めて印刷可能と
なる。この展開処理はラスター展開と呼ばれている。そ
してこの処理は、画像を形成するプリンタエンジン側か
ら見ると、プリンタ本体内部に設けられたコントローラ
と呼ばれる部分や、プリンタに接続されているコンピュ
ータなどのホスト側(画像データ生成装置)で行われる
もので、ラスター展開プログラムというソフトウエアに
よって、文字コードや図形を点の集まりの画素データに
変換している。このラスター展開処理後の画素データを
プリンタへ送って、その画素データの1/0に応じてレ
ーザの発光が制御されるのである。
【0061】そこで、補正露光がレーザの光量を制御し
ていることから、その制御の元になる判定データをソフ
トウエアで行う方法を考案した。図7にその場合の構成
を示す。図7で、400はフリンジ補正制御機能も含ん
だラスター展開処理手段である。このラスター展開処理
手段400には、プロセッサ442とラスター展開プロ
グラムとフリンジ補正プログラムを記憶したメモリ44
3と、ラスター展開後の画素データを蓄える画像メモリ
441が備わる。また、フリンジ補正露光を含めた露光
量の異なる露光を行うための光量切替回路43を備えて
おり、これは図4の光量切替回路とほぼ同じ構成とな
る。
【0062】この方法では、ラスター展開が行われ、そ
の次にフリンジ補正露光の判定処理が行われる。画像メ
モリ441には、元もとの画素データに加えて、フリン
ジ補正データも記憶される。1頁印刷分の処理が終了す
ると、プリンタ側からの同期信号、例えば頁開始信号や
1頁内ではポリゴンミラーの回転に同期させるためのB
D信号、に同期して、プリンタエンジン側にデータを送
出する。
【0063】以上に述べた第7の実施例に選れば、フリ
ンジ補正露光の判定をソフトウエアで行うので、ハード
ウエアで行う場合に比べて、多様な条件に柔軟に対応で
きる利点がある。例えば、前述した、帯電電位部と放電
電位部が近接した場合に、それぞれからの距離に応じて
補正を変えたり、画像の上下左右方向で補正範囲を変え
たり等の制御に柔軟に対応できる。
【0064】(実施例8)以上で説明した実施例の現像
装置では、キャリア抵抗値が1010Ω・cmのフェライ
トキャリアを用いた場合を説明した。そして、キャリア
抵抗値が1010Ω・cmより小さいキャリアでは、感光
ドラムへのキャリア付着が発生するが、キャリア回収マ
グネットで除去できることを説明した。
【0065】ところで、2成分現像剤の抵抗値は、トナ
ーとキャリアが混合した状態での抵抗値である。また、
トナーは樹脂であり、キャリアに比べれば、ほぼ絶縁物
とみなせる。したがって、抵抗値が低いキャリアを用い
ても、現像剤中のキャリアとキャリアの間にはトナーが
介在するため、現像剤としての抵抗値はキャリアの抵抗
値に比例して低下することは無い。実際、キャリア抵抗
値が1010Ω・cmのキャリアと103Ω・cmと7桁
異なるキャリアを同一のトナーと混合したときの現像剤
としての抵抗値の違いは1桁以内であった。なお、キャ
リア抵抗値は、フェライトや鉄粉などのキャリアに用い
る磁性材料、またキャリア表面にコーティングする樹脂
やその樹脂に混合させる導電性物質の量などによって調
節可能である。
【0066】ところが、キャリア抵抗値が103Ω・c
m未満と極端に低くなると、現像剤としての抵抗値が低
くなりすぎることが実験から判明した。そのようなキャ
リアを用いた現像剤では、感光ドラムへのキャリア付着
が増加し、キャリア回収マグネットによ除去が不完全と
なった。そのため、従来例で説明したように感光体から
用紙へのトナー像の転写不良が生じ、文字や画像の一部
が欠落するという問題が発生した。
【0067】これを回避するためには、キャリア抵抗値
が103Ω・cm以上のキャリアを用いることが好まし
いことが判った。このようなキャリアとトナーからなる
2成分現像剤を用いることによって、現像剤としての抵
抗値が低くなりすぎず、キャリア回収マグネットで除去
できる程度にキャリア付着を抑制できる。また、現像剤
抵抗値が低くないことによって生じるフリンジ現像は、
前述した補正露光によって解決することが可能である。
【0068】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、フリンジ現像を防止することができ、鮮明な画像が
得られる2色画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の2色画像形成装置の概略構成図
【図2】 フリンジ現像の説明図
【図3】 補正露光によるフリンジ抑制の説明図
【図4】 補正露光制御部の概略構成図
【図5】 補正露光の判定の説明図
【図6】 現像剤抵抗の測定手段の説明図
【図7】 別方式の補正露光制御手段の概略説明図
【符号の説明】
1…感光ドラム、2…第1帯電器、3…露光器、4…露
光制御手段、5…第1現像機、6…第2現像機、7…第
2帯電器、8…転写器、9…クリーナ、12…記録媒
体、15,16,17…電源、18…表面電位計、19
…付着量センサ、20…プロセス制御手段、21…記憶
手段、22…データ入力手段、31…レーザ,41…画
像メモリ、42…判定回路、43…光量切替回路、51
…現像ロール、52…規制板、53…抵抗、54…電圧
計、55…現像剤、311,312,313,314…
レーザ駆動回路、321,322,323,324…光
量設定手段、400…ラスター展開手処理段、441…
画像メモリ、442…プロセッサ、443…メモリ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を帯電させ、露光手段で露光量を
    3段階に変えることによって、感光体上に帯電電位部、
    放電電位部およびその中間の電位部からなる3段階の静
    電像を形成し、中間電位部以外の電位部を正帯電のトナ
    ーと負帯電のトナーによって現像して、感光体上に2色
    のトナー像を形成し、前記3段階の電位部を形成する3
    段階の光量で露光することに加えて、トナーが現像され
    る電位部の周囲の白部をトナーが現像される電位と中間
    電位の間の電位を形成する光量で露光する露光手段を設
    けた2色画像形成装置において、帯電電位部、又は放電
    電位部の周囲の白部の領域を判定する判定手段と、その
    白部を、帯電電位又は放電電位と中間電位の間の電位に
    なるような光量で露光する露光手段を備えたことを特徴
    とする2色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 露光する光量毎に対応する露光手段駆動
    回路と光量設定手段を備え、また感光体の表面電位測定
    手段を備え、中間の電位部を形成する露光手段駆動回路
    の光量設定手段に設定する光量を、該表面電位測定手段
    によって測定した中間の電位部の電位に基づいて設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の2色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 トナーが現像される電位部の周囲の白部
    を露光する光量を、現像バイアス電圧、現像機の現像ロ
    ール回転速度に応じて変化させることを特徴とする請求
    項1記載の2色画像形成装置。
  4. 【請求項4】 中間電位部以外の電位部の周囲の白部に
    付着したトナーの量を検出する付着量センサを備え、そ
    の付着量センサで検出したトナーの量に応じて、中間電
    位部位外の電位部の周囲の白部の電位を形成する露光の
    光量を変化させることを特徴とする請求項1記載の2色
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記付着量センサで検出されるトナーの
    量を減少させるように、中間電位部位外の電位部の周囲
    の白部の電位を形成する露光の光量を調節することを特
    徴とする請求項4記載の2色画像形成装置。
  6. 【請求項6】 トナーが現像される電位部の周囲の白部
    を露光する光量を、現像剤の電気抵抗値に応じて変化さ
    せることを特徴とする請求項1記載の2色画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 画像メモリと演算プロセッサを備え、そ
    の演算プロセッサで画像をドットに展開するラスター展
    開処理を行うとともに、トナーが現像される電位部の周
    囲の白部の領域を判定することを特徴とする請求項1記
    載の2色画像形成装置。
  8. 【請求項8】 感光体を帯電させ、露光において露光量
    を3段階に変えることによって、感光体上に帯電電位
    部、放電電位部およびその中間の電位部からなる3段階
    の静電像を形成し、中間電位部以外の電位部を正帯電の
    トナーと負帯電のトナーによって現像し、感光体上に2
    色のトナー像を形成する2色画像形装置で形成する画像
    の画像データを生成する画像データ生成装置において、
    画像をドットに展開するラスター展開処理を行うととも
    にトナーが現像される電位部の周囲の白部の領域を判定
    するラスター展開処理手段を設けたことを特徴とする画
    像データ生成装置。
  9. 【請求項9】 キャリア抵抗値が103Ω・cm以上の
    キャリアとトナーとからなる2成分現像剤を用いて静電
    像の現像を行うことを特徴とする請求項1から7記載の
    2色画像形成装置。
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