JP2001235913A - 画像形成装置における電位制御装置 - Google Patents

画像形成装置における電位制御装置

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JP2001235913A JP2000049143A JP2000049143A JP2001235913A JP 2001235913 A JP2001235913 A JP 2001235913A JP 2000049143 A JP2000049143 A JP 2000049143A JP 2000049143 A JP2000049143 A JP 2000049143A JP 2001235913 A JP2001235913 A JP 2001235913A
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 画像形成開始時や終了時に像担持体の表
面にトナーやキャリアが付着するのを確実に防止するこ
とができ、しかも、画像形成速度の速い画像形成装置に
も適用可能な画像形成装置における電位制御装置を提供
することを課題とする。 【解決手段】 像担持体の帯電電位及び現像バイアス電
圧の立ち上げ時又は立ち下げ時に、当該像担持体の帯電
電位又は現像バイアス電圧のいずれか一方を、他方の立
ち上がり又は立ち下がりをはさんで、像担持体の非帯電
部の電位と現像バイアス電圧との電位差が第1の所定値
を越えず、且つ、像担持体の帯電部の電位と現像バイア
ス電圧との電位差が第2の所定値を越えないように、目
標とする値まで複数段階に制御するように構成して課題
を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式を
応用した複写機やプリンター、あるいはファクシミリ等
の画像形成装置における電位制御装置に関し、更に詳し
くは、像担持体の帯電電位及び現像バイアス電圧の立ち
上げ時又は立ち下げ時に、像担持体の表面にトナーやキ
ャリアが付着することに伴う画質欠陥等を確実に防止可
能とした画像形成装置における電位制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電子写真方式を応用した複写
機やプリンター、あるいはファクシミリ等の画像形成装
置においては、感光体ドラムの表面を所定の電位に帯電
した後、当該感光体ドラムの表面に画像露光を施して静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像器によって現像す
ることにより、所望の画像を形成するように構成されて
いる。
【0003】ところで、かかる画像形成装置において、
感光体ドラムの帯電開始時に、図9(a)に示すよう
に、感光体ドラム表面の帯電されていない非帯電領域
が、当該感光体ドラムの回転に伴って現像器の現像ロー
ルと対向する現像位置に移動したときに、現像ロールに
現像バイアス電圧Vdcを印加すると、この現像バイア
ス電圧Vdcと感光体ドラムの非帯電領域の電位である
0Vとの電位差Vimgにより、感光体ドラムと現像ロ
ールとの間に、トナーを現像ロールから感光体ドラムの
表面に転移させる向きの電界が形成される。そのため、
感光体ドラムの表面には、上記電界の大きさによってト
ナー、あるいはトナーと共に現像剤中のキャリアが付着
する。
【0004】また、上記画像形成装置において、感光体
ドラムの帯電開始時に、図9(c)に示すように、感光
体ドラム表面の帯電領域が、当該感光体ドラムの回転に
伴って現像器の現像ロールと対向する現像位置に移動し
たときに、現像ロールの現像バイアス電圧VdcがOF
Fされていると、この感光体ドラムの帯電電位Vhと現
像バイアス電圧のOFF電位である0Vとの電位差によ
り、感光体ドラムと現像ロールとの間に、トナーと逆極
性に帯電したキャリアを現像ロールから感光体ドラムの
表面に転移させる向きの電界が形成される。そのため、
感光体ドラム表面の帯電領域には、上記電界によってキ
ャリアが直ちに付着してしまう。
【0005】これらのトナー及びキャリアの付着現象
は、画像形成開始時である感光体ドラムの帯電開始時ば
かりでなく、画像形成終了時である感光体ドラムの帯電
停止時にも、上記と同様の理由により発生する。
【0006】このように、感光体ドラムの表面にトナー
及びキャリアが付着すると、中間転写ベルトを用いた画
像形成装置においては、感光体ドラムや中間転写ベルト
等の汚損や傷を招いたり、感光体ドラムの表面にキャリ
アが付着した領域では、トナー像の転写が良好に行なわ
れないため、プリント上の白点や白筋等の画質欠陥を引
き起こすという問題点があった。
【0007】そこで、上記の画像形成開始時や終了時
に、感光体ドラムの表面にトナーやキャリアが付着する
ことに伴う問題点を解決し得る技術としては、特開平9
−329946号公報や特開平7−253693号公報
などに開示されているものが、既に提案されている。
【0008】上記特開平9−329946号公報に係る
画像形成装置は、像担持体の表面を均一に帯電するため
の帯電部材及び該帯電部材に電圧を印加する帯電用電源
を有する帯電手段と、該帯電手段で帯電された像担持体
の表面を像露光により電位減衰させて該像担持体上に静
電潜像を形成する露光手段と、該帯電手段の帯電極性と
同極性に帯電されたトナー及び該帯電極性と逆極性に帯
電されたキャリアを含む二成分現像剤を担持する現像剤
担持体並びに該現像剤担持体に該帯電極性と同極性の現
像バイアス電圧を印加する現像バイアス用電源を有する
現像手段とを備えた画像形成装置において、該像担持体
表面の帯電開始端が該現像剤担持体に対向するときに該
現像剤担持体への現像バイアス電圧の印加が開始し、該
像担持体表面の帯電終了端が該現像剤担持体に対向する
ときに該現像バイアス電圧の印加が停止するように、該
帯電用電源及び該現像バイアス用電源をON/OFF制
御する制御手段を設け、該現像バイアス用電源のON/
OFFによって該現像バイアス電圧が過渡変化している
ときに該現像剤担持体との対向位置を通過している該像
担持体の表面の電位の絶対値が、該現像バイアス電圧の
絶対値以下となる条件下で、該像担持体の表面の電位の
値と該現像バイアス電圧とを近づけるように、該帯電用
電源及び該現像バイアス用電源のON/OFFタイミン
グを設定するように構成したものである。
【0009】また、上記特開平7−253693号公報
に係る画像形成装置における電位制御方法は、トナーと
キャリアよりなる二成分現像剤を用い、現像スリーブに
現像バイアス電圧を印加することによって、トナーを感
光体へ付着させる画像形成装置において、感光体回転開
始及び停止時に感光体の表面電位と前記現像バイアスの
両方を段階的に制御するように構成したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記特開平9−329946号公報に係る画像形成
装置の場合には、現像バイアス用電源のON/OFFに
よって現像バイアス電圧が過渡変化しているときに現像
剤担持体との対向位置を通過している像担持体の表面の
電位の絶対値が、該現像バイアス電圧の絶対値以下とな
る条件下で、該像担持体の表面の電位の値と該現像バイ
アス電圧とを近づけるように、帯電用電源及び現像バイ
アス用電源のON/OFFタイミングを設定するように
構成したので、図9(b)に示すように、現像位置で像
担持体上の帯電電位と現像バイアス電圧のタイミングが
一致していれば、問題は発生しないが、帯電用電源及び
現像バイアス用電源には、その立ち上がり/立ち下がり
速度の違い及びバラツキが存在し、像担持体にも回転変
動等が存在するため、現像位置で像担持体上の帯電電位
と現像バイアス電圧のタイミングを一致させることが困
難であり、画像形成開始時や終了時に像担持体の表面に
トナーやキャリアが付着するのを確実に防止することが
困難であるという問題点を有していた。この問題点は、
像担持体の回転速度が高速となり、プロセス速度が速く
なると、一層顕著となる。
【0011】また、上記特開平7−253693号公報
に係る画像形成装置における電位制御方法の場合には、
感光体回転開始及び停止時に感光体の表面電位と前記現
像バイアスの両方を段階的に制御するように構成したも
のであるが、上記特開平9−329946号公報に係る
技術と同様の理由で、感光体回転開始及び停止時に感光
体の表面電位と前記現像バイアスの両方の段階的な制御
を確実に行なうことが困難であるという問題点があっ
た。さらに、上記特開平7−253693号公報に係る
画像形成装置における電位制御方法の場合には、感光体
の表面電位と前記現像バイアスの両方を段階的に制御す
るものであるため、帯電用電源及び現像バイアス用電源
の立ち上がり/立ち下がり速度の違い及びバラツキ、並
びに感光体の回転変動等を考慮すると、感光体の表面電
位と前記現像バイアスの両方の段階的な制御に時間がか
かり、プリント速度の速い画像形成装置には適用し難い
という問題点があった。
【0012】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、画像形成開始時や終了時に像担持体の表面
にトナーやキャリアが付着するのを確実に防止すること
ができ、しかも、画像形成速度の速い画像形成装置にも
適用可能な画像形成装置における電位制御装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、像担持体を帯電手段
によって帯電した後、前記像担持体の表面に画像露光を
施して静電潜像を形成し、当該静電潜像を現像手段の現
像剤担持体に現像バイアス電圧を印加することによって
現像して画像を形成する画像形成装置において、前記像
担持体の帯電電位及び現像バイアス電圧の立ち上げ時又
は立ち下げ時に、当該像担持体の帯電電位又は現像バイ
アス電圧のいずれか一方を、他方の立ち上がり又は立ち
下がりをはさんで、像担持体の非帯電部の電位と現像バ
イアス電圧との電位差が第1の所定値を越えず、且つ、
像担持体の帯電部の電位と現像バイアス電圧との電位差
が第2の所定値を越えないように、目標とする値まで複
数段階に制御するように構成したものである。なお、前
記像担持体の帯電電位及び現像バイアス電圧の立ち上げ
時又は立ち下げ時に、像担持体の帯電電位又は現像バイ
アス電圧のいずれか一方が、上記の如くの制御される
が、より望ましくは、像担持体の帯電電位及び現像バイ
アス電圧の立ち上げ時と立ち下げ時の双方とも、像担持
体の帯電電位又は現像バイアス電圧のいずれか一方を上
記の如く制御することである。したがって、像担持体の
帯電電位及び現像バイアス電圧の立ち上げ時又は立ち下
げ時の少なくともいずれかに、像担持体の帯電電位又は
現像バイアス電圧のいずれか一方が、上記の如くの制御
することになる。
【0014】また、請求項2に記載された発明は、前記
像担持体の非帯電部の電位をV0(V)、目標とする値
まで複数段階に制御される前記現像バイアス電圧の中間
値をVDn(V)(n=1以上)、前記像担持体の帯電
部の電位をVH(V)としたとき、 VH−VDn<450(V) VDn−V0<450(V) なる関係を満たすように、現像バイアス電圧を目標とす
る値まで複数段階に制御することを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置における電位制御装置である。
【0015】さらに、請求項3に記載された発明は、目
標とする値まで複数段階に制御される前記像担持体の帯
電電位の中間値をVHn(V)(n=1以上)、前記現
像バイアス電圧をVD(V)、前記現像バイアス電圧を
OFFしたときの電位をVD0(V)としたとき、 VD−VHn<450(V) VHn−VD0<450(V) なる関係を満たすように、像担持体の帯電電位を目標と
する値まで複数段階に制御することを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置における電位制御装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0017】実施の形態1
【0018】図2はこの発明の実施の形態1に係る画像
形成装置としてのタンデム型のデジタルカラー複写機を
示す全体構成図である。
【0019】図2において、1はタンデム型のデジタル
カラー複写機の本体を示すものであり、このデジタルカ
ラー複写機本体1の一端側(図中、左端側)の上部に
は、原稿2の画像を読み取る画像読取装置4が配設され
ている。また、上記デジタルカラー複写機本体1の内部
には、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)の各色の画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cが、水平方向に沿って一定の間隔をおい
て配列されている。さらに、上記4つの画像形成ユニッ
ト13K、13Y、13M、13Cの下方には、これら
の画像形成ユニットで順次形成される各色のトナー像
を、互いに重ね合わせた状態で転写する中間転写ベルト
25が、矢印方向に沿って回動可能に配設されている。
そして、上記中間転写ベルト25上に多重に転写された
各色のトナー像は、給紙カセット39等から給紙される
転写材としての転写用紙34上に一括して転写された
後、定着器37によって転写用紙34上に定着され、外
部に排出されるようになっている。
【0020】なお、ここではタンデム型のカラー電子写
真複写機を用いて、本発明の構成を説明するが、本発明
はカラープリンタ/ファクシミリにおいても有効であ
る。
【0021】次に、図2に基づいて、この発明の実施の
形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のカラー
電子写真複写機の構成を、更に詳細に説明する。
【0022】図2において、1はタンデム型のデジタル
カラー複写機の本体を示すものであり、このデジタルカ
ラー複写機本体1の一端側(図中、左端側)の上部に
は、原稿2をプラテンガラス5上に押圧するプラテンカ
バー3と、プラテンガラス5上に載置された原稿2の画
像を読み取る画像読取装置4が配設されている。この画
像読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された原稿
2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像を、
フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9及び
結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD等か
らなる画像読取素子11上に走査露光して、この画像読
取素子11によって原稿2の色材反射光像を所定のドッ
ト密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るように
構成されている。
【0023】上記画像読取装置4によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとしてIPS12(Image Processi
ng System)に送られ、このIPS12では、
原稿2の反射率データに対して、シェーデイング補正、
位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消
し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。
【0024】そして、上記の如くIPS12で所定の画
像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8bit)の
4色の原稿色材階調データに変換され、次に述べるよう
に、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の各色の画像形成ユニット13K、13Y、1
3M、13Cの画像露光手段であるROS14K、14
Y、14M、14C(Raster Output S
canner)に送られ、これらのROS14K、14
Y、14M、14Cでは、所定の色の原稿色材階調デー
タに応じてレーザー光による画像露光が行われる。
【0025】ところで、上記タンデム型のデジタルカラ
ー複写機本体1の内部には、上述したように、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4つの画像形成ユニット13K、13Y、13
M、13Cが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に
配置されている。
【0026】これらの4つの画像形成ユニット13K、
13Y、13M、13Cは、すべて同様に構成されてお
り、大別して、矢印方向に沿って所定の回転速度で回転
する感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面
を一様に帯電する帯電手段としての一次帯電用のスコロ
トロン16と、当該感光体ドラム15の表面に各色に対
応した画像を露光して静電潜像を形成するROS14
と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を現像す
る現像手段としての現像器17と、クリーニング装置1
8とから構成されている。
【0027】上記ROS14は、図2に示すように、半
導体レーザー19を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー19からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー19から
出射されたレーザー光LBは、反射ミラー20、21を
介して回転多面鏡22によって偏向走査され、再び反射
ミラー20、21及び複数枚の反射ミラー23、24を
介して像担持体としての感光体ドラム15上に走査露光
される。
【0028】上記IPS12からは、黒(K)、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の画像
形成ユニット13K、13Y、13M、13CのROS
14K、14Y、14M、14Cに各色の画像データが
順次出力され、これらのROS14K、14Y、14
M、14Cから画像データに応じて出射されるレーザー
光LBが、それぞれの感光体ドラム15K、15Y、1
5M、15Cの表面に走査露光されて静電潜像が形成さ
れる。上記各感光体ドラム15K、15Y、15M、1
5Cに形成された静電潜像は、現像器17K、17Y、
17M、17Cによって、それぞれ黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー
像として現像される。
【0029】上記各画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cの感光体ドラム15K、15Y、15
M、15C上に、順次形成された黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー
像は、各画像形成ユニット13K、13Y、13M、1
3Cの下方に配置された中間転写体としての中間転写ベ
ルト25上に、一次転写ロール26K、26Y、26
M、26Cによって多重に転写される。この中間転写ベ
ルト25は、ドライブロール27と、ストリッピングロ
ール28と、ステアリングロール29と、アイドルロー
ル30と、バックアップロール31と、アイドルロール
32との間に一定のテンションで掛け回されており、図
示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回
転駆動されるドライブロール27により、矢印方向に所
定の速度で循環駆動されるようになっている。上記転写
ベルト25としては、例えば、可撓性を有するポリイミ
ド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形
成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によっ
て接続することにより、無端ベルト状に形成したものが
用いられる。
【0030】上記中間転写ベルト25上に多重に転写さ
れた黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の各色のトナー像は、バックアップロール31
に圧接する二次転写ロール33によって、圧接力及び静
電気力で転写用紙34上に二次転写され、この各色のト
ナー像が転写された転写用紙34は、2連の搬送ベルト
35、36によって定着器37へと搬送される。そし
て、上記各色のトナー像が転写された転写用紙34は、
定着器37によって熱及び圧力で定着処理を受け、複写
機本体1の外部に設けられた排出トレイ38上に排出さ
れる。
【0031】上記転写用紙34は、図2に示すように、
複数の給紙カセット39、40、41のうちの何れかか
ら所定のサイズのものが、給紙ローラ42及び用紙搬送
用のローラ対43、44、45からなる用紙搬送経路4
6を介して、レジストロール47まで一旦搬送され、停
止される。上記給紙カセット39、40、41のうちの
何れかから供給された転写用紙34は、所定のタイミン
グで回転駆動されるレジストロール47によって中間転
写ベルト25上へ送出される。
【0032】そして、上記黒色、イエロー色、マゼンタ
色及びシアン色の4つの画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cでは、上述したように、それぞれ黒
色、イエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像が所
定のタイミングで順次形成されるようになっている。
【0033】なお、上記感光体ドラム15K、15Y、
15M、15Cは、トナー像の転写工程が終了した後、
クリーニング装置18K、18Y、18M、18Cによ
って残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プ
ロセスに備える。また、中間転写ベルト25は、ベルト
用クリーナー48によって残留トナーや紙粉等が除去さ
れる。
【0034】図3及び図4は上記デジタルカラー複写機
の各画像形成ユニットを示すものである。
【0035】上記黒色、イエロー色、マゼンタ色及びシ
アン色の4つの画像形成ユニット13K、13Y、13
M、13Cは、図3及び図4に示すように、すべて同様
に構成されており、これらの4つの画像形成ユニット1
3K、13Y、13M、13Cでは、上述したように、
それぞれ黒色、イエロー色、マゼンタ色及びシアン色の
トナー像が所定のタイミングで順次形成されるように構
成されている。上記各色の画像形成ユニット13K、1
3Y、13M、13Cは、上述したように、感光体ドラ
ム15を備えており、この感光体ドラム15の表面は、
一次帯電用のスコロトロン16によって所定の電位(例
えば、−700V)に一様に帯電される。上記一次帯電
用のスコロトロン16は、感光体ドラム15側が開口し
た断面矩形の枠体状に形成された放電シールド50と、
この放電シールド50内に張設された2本の放電ワイヤ
ー51と、放電シールド50の開口部52の外側に配設
されたグリッド電極53とから構成されている。
【0036】上記感光体ドラム15の表面は、一次帯電
用のスコロトロン16によって一様に帯電された後、R
OS14から画像データに応じて出射される画像形成用
のレーザ光LBが走査露光されて、各色に対応した静電
潜像が形成される。なお、図示の実施の形態では、感光
体ドラム15表面の画像露光位置の下流側に、当該感光
体ドラム15の表面電位を測定する電位センサ54が配
設されている。
【0037】上記感光体ドラム15上に形成された静電
潜像は、各画像形成ユニット13K、13Y、13M、
13Cの現像器17の現像ロール55によって、それぞ
れイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の各色のト
ナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの可
視トナー像は、一次転写ロール26の帯電によって中間
転写ベルト25上に順次多重に転写される。なお、図示
の実施の形態では、感光体ドラム15上に現像されたト
ナー像が、中間転写ベルト25上に転写される前に、転
写前コロトロン56によって帯電を受け、転写効率を向
上させるようになっている。
【0038】また、上記感光体ドラム15上に形成され
た静電潜像を現像する現像器17は、図5に示すよう
に、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤57が収
容される現像器ハウジング58を備えており、当該現像
器ハウジング57の感光体ドラム16側の開口部には、
現像剤担持体としての現像ロール55が配設されてい
る。この現像ロール55は、所定の速度で回転駆動され
る現像スリーブ59と、当該現像スリーブ59の内部に
固定した状態で配置されたマグネットロール60とから
構成されている。さらに、上記現像器ハウジング57の
内部には、現像ロール55の背面側に、第1及び第2の
2つの現像剤搬送用オーガ61、62が、上下に対向す
るように配置されているとともに、これら2つの現像剤
搬送用オーガ61、62の間には、仕切り板63が現像
ロール55側に向けて略水平に突設されている。また、
上記上方の現像剤搬送用オーガ62の斜め下方には、第
3の小径の現像剤搬送用オーガ64が配設されている。
【0039】上記現像器ハウジング58の内部には、図
4に示すように、トナーカートリッジ65からリザーブ
タンク66を介して、所定のタイミングでトナーが供給
されるようになっている。このトナーカートリッジ65
から供給されたトナーは、図5に示すように、第1の現
像剤搬送用オーガ61の軸方向の一端部に送られ、当該
第1の現像剤搬送用オーガ61の軸方向に沿って搬送さ
れ、現像器ハウジング58内の現像剤57と攪拌されつ
つ、摩擦帯電される。さらに、上記第1の現像剤搬送用
オーガ61の軸方向の端部まで搬送され、現像器ハウジ
ング58内の現像剤57と攪拌されたトナーは、第2の
現像剤搬送用オーガ62へ受け渡たされ、当該第2の現
像剤搬送用オーガ62の軸方向に沿って搬送される間
に、更に現像器ハウジング58内の現像剤57と十分攪
拌されつつ摩擦帯電されるとともに、この第2の現像剤
搬送用オーガ62から第3の現像剤搬送用オーガ64を
介して、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤57
が現像ロール55に供給される。現像ロール55に供給
された現像剤57は、マグネットロール60の磁力によ
って現像スリーブ59の表面に吸着された後、当該現像
スリーブ59の回転に伴って矢印方向に沿って搬送さ
れ、現像剤層厚規制部材65によって層厚が規制され
て、感光体ドラム15と対向する現像位置66へと搬送
され、感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像を
現像するようになっている。
【0040】また、上記現像器17の下流側には、図5
に示すように、感光体ドラム15の表面に付着してしま
ったキャリアを除去するためのキャリア捕獲手段67が
設けられている。このキャリア捕獲手段67は、感光体
ドラム15の表面に近接して配置されたキャッチアップ
ロール68を備えている。上記キャッチアップロール6
8は、図示されているように、所定の位置に所定の極性
の磁極が着磁されたマグネットロール69と、当該マグ
ネットロール69の外周に矢印方向に沿って回転可能に
配置されたキャッチアップスリーブ70とから構成され
ている。そして、上記キャッチアップロール68は、感
光体ドラム15の捕獲位置71において、当該感光体ド
ラム15の表面に付着したキャリアを、マグネットロー
ル69の磁力によってキャッチアップスリーブ70上に
付着させ、当該キャッチアップスリーブ70によって除
去回収されたキャリアは、支持部材72に取り付けられ
たブレード73によって掻き取られるようになってい
る。
【0041】トナー像の転写工程が終了した後の感光体
ドラム16の表面は、図3及び図4に示すように、クリ
ーニング前コロトロン74によって除電された後、クリ
ーニング装置18によって残留トナーや紙粉等が除去さ
れるとともに、イレーズランプ75によって露光を受け
て完全に除電され、次の画像形成プロセスに備える。上
記クリーニング装置18は、クリーニグブレード76と
クリーニングブラシ77とフィルムシール78とを備え
ており、これらのクリーニグブレード76及びクリーニ
ングブラシ77によって感光体ドラム15上の残留トナ
ーや紙粉等を除去するようになっている。
【0042】また、トナー像の転写工程が終了した後の
中間転写ベルト25の表面は、図2に示すように、クリ
ーニング装置48によって残留トナーや紙粉等が除去さ
れて、次の画像形成プロセスに備える。上記クリーニン
グ装置48は、クリーニングブラシ及びクリーニングブ
レードを備えており、これらのクリーニングブラシ及び
クリーニングブレードによって、中間転写ベルト25上
の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。
【0043】ところで、この実施の形態では、前記像担
持体の帯電電位及び現像バイアス電圧の立ち上げ時又は
立ち下げ時に、当該像担持体の帯電電位又は現像バイア
ス電圧のいずれか一方を、他方の立ち上がり又は立ち下
がりをはさんで、像担持体の非帯電部の電位と現像バイ
アス電圧との電位差が第1の所定値を越えず、且つ、像
担持体の帯電部の電位と現像バイアス電圧との電位差が
第2の所定値を越えないように、目標とする値まで複数
段階に制御するように構成されている。
【0044】また、この実施の形態では、前記像担持体
の非帯電部の電位をV0(V)、目標とする値まで複数
段階に制御される前記現像バイアス電圧の中間値をVD
n(V)(n=1以上)、前記像担持体の帯電部の電位
をVH(V)としたとき、 VH−VDn<450(V) VDn−V0<450(V) なる関係を満たすように、現像バイアス電圧を目標とす
る値まで複数段階に制御するように構成されている。
【0045】さらに、この実施の形態では、目標とする
値まで複数段階に制御される前記像担持体の帯電電位の
中間値をVHn(V)(n=1以上)、前記現像バイア
ス電圧をVD(V)、前記現像バイアス電圧をOFFし
たときの電位をVD0(V)としたとき、 VD−VHn<450(V) VHn−VD0<450(V) なる関係を満たすように、像担持体の帯電電位を目標と
する値まで複数段階に制御するように構成されている。
【0046】図4はこの実施の形態に係るデジタルカラ
ー複写機の画像形成ユニットとともに電源回路の構成を
も示すものである。
【0047】図4において、80は一次帯電用のスコロ
トロン16の放電ワイヤー51に直流電圧を印加する直
流高圧電源を、81は一次帯電用のスコロトロン16の
グリッド電極52に可変とした直流電圧を印加する直流
高圧電源を、82は現像ロール55の現像スリーブ59
に可変とした直流バイアス電圧を印加する直流高圧電源
を、83は当該直流バイアス電圧にON/OFF可能に
重畳される交流バイアス電圧を印加する交流高圧電源
を、84はキャッチアップロール68のキャッチアップ
スリーブに交流電圧を印加する交流高圧電源を、85は
上記直流高圧電源80、直流高圧電源81、直流高圧電
源82、交流高圧電源83の出力タイミング及び出力値
を制御する制御回路を、それぞれ示すものである。
【0048】そして、この実施の形態では、制御回路8
5によって、感光体ドラム15の帯電電位及び現像バイ
アス電圧の立ち上げ時及び立ち下げ時に、当該感光体ド
ラム15の帯電電位又は現像バイアス電圧のいずれか一
方を、他方の立ち上がり又は立ち下がりをはさんで、感
光体ドラム15の非帯電部の電位と現像バイアス電圧と
の電位差が第1の所定値を越えず、且つ、感光体ドラム
15の帯電部の電位と現像バイアス電圧との電位差が第
2の所定値を越えないように、目標とする値まで複数段
階に制御されるようになっている。
【0049】以上の構成において、この実施の形態に係
る画像形成装置における電位制御装置を適用したタンデ
ム型のデジタルカラー複写機では、次のようにして、画
像形成開始時や終了時に像担持体の表面にトナーやキャ
リアが付着するのを確実に防止することができ、しか
も、画像形成速度の速い画像形成装置にも適用すること
が可能となっている。
【0050】すなわち、この実施の形態に係るデジタル
カラー複写機において、フルカラーや単色の画像の形成
を開始する場合には、図4に示すように、画像形成動作
の開始に伴って、感光体ドラム15の回転駆動が開始さ
れるとともに、各画像形成ユニット13Y、13M、1
3C、13Kの一次帯電用のスコロトロン16に、直流
高圧電源80及び直流高圧電源81によって直流電圧が
印加され、感光体ドラム15の表面は、図1に示すよう
に、所定の電位(例えば、−700V)に一様に帯電さ
れる。
【0051】そして、上記感光体ドラム15の帯電領域
の先端が、当該感光体ドラム15の回転に伴って現像ロ
ール55と対向する現像領域に移動すると、現像器17
の現像スリーブ59には、図1に示すように、制御回路
85によって、感光体ドラム15の帯電領域の立ち上が
りよりも早いタイミングで、所定の現像バイアス電圧よ
りも低い、現像バイアス電圧の中間値Vdc(例えば、
Vdc=−360V)が印加される。この現像バイアス
電圧の中間値Vdcは、感光体ドラム15の非帯電部の
電位(略0V)と当該現像バイアス電圧Vdcとの電位
差が、第1の所定値を越えず、且つ、感光体ドラム15
の帯電部の電位(−700V)と現像バイアス電圧Vd
cとの電位差−340Vが第2の所定値を越えないよう
に設定される。この実施の形態では、当該現像バイアス
電圧の中間値Vdcは、上述したように、例えば、−3
60Vに設定されている。
【0052】なお、この実施の形態では、現像器17の
ハウジング58が、感光体ドラム15から離間しない非
リトラクト方式を採用している。また、上記現像器17
を駆動するモーターは、実際に画像を形成するまでは停
止した状態となっており、従って、図1に示す状態にお
いて、現像ロール55は停止した状態となっている。さ
らに、上記現像器17の現像スリーブ59には、上述し
たように、非画像形成状態において、所定の直流成分の
現像バイアス電圧のみが印加されており、交流成分の現
像バイアス電圧は、OFFされた状態となっている。
【0053】その後、上記制御回路85は、現像バイア
ス電圧の中間値Vdcの領域が、感光体ドラム15の帯
電領域の立ち上がり部をはさんで、当該現像バイアス電
圧の中間値Vdcの領域が、感光体ドラム15の帯電領
域を通過した所定のタイミングで、直流高圧電源82を
制御することにより、現像器17の現像スリーブ59
に、所定の現像バイアス電圧(例えば、Vdc2=−5
50V)を印加するようになっている。
【0054】ところで、上記現像バイアス電圧が中間値
Vdc1から目標とする所定の現像バイアス電圧Vdc
2に切り換えられるまでの時間は、現像バイアス電圧の
中間値Vdc1が、感光体ドラム15の帯電領域を確実
に通過した後であればよく、この時間Tは、例えば、1
00msに設定される。その結果、この実施の形態で
は、感光体ドラム15の帯電電位の立ち上がりよりも、
約50msだけ早く、現像バイアス電圧が中間値Vdc
1に立ち上がり、感光体ドラム15の帯電電位の立ち上
がりから、約50ms遅れて、現像バイアス電圧が目標
とする所定の値に立ち上がることになる。なお、上記時
間Tは、100msよりも短くても長くても良いことは
勿論である。
【0055】この発明の実施の形態にとって重要な点
は、現像バイアス電圧が感光体ドラム15の帯電電位の
立ち上がりをはさんで、中間値Vdc1から目標とする
所定の現像バイアス電圧Vdc2に切り換えられること
である。
【0056】また、この実施の形態に係るデジタルカラ
ー複写機において、フルカラーや単色の画像形成である
1つのジョブが終了する場合には、図4に示すように、
画像形成動作の終了に伴って、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの一次帯電用のスコロトロ
ン16に、直流高圧電源80及び直流高圧電源81によ
って印加されている直流電圧及び直流電圧がOFFさ
れ、感光体ドラム15の表面は、図1(b)に示すよう
に、最終的に帯電が停止(0V)される。
【0057】そして、上記感光体ドラム15の帯電領域
の後端が、当該感光体ドラム15の回転に伴って現像ロ
ール55と対向する現像領域に移動すると、一次帯電用
のスコロトロン16には、図1(b)に示すように、制
御回路85によって、現像バイアス電圧の立ち下がりよ
りも早いタイミングで、所定の帯電電位よりも低い、感
光体ドラム15の帯電電位の中間値Vh1(例えば、V
h1=−300V)に切り換えられる。この感光体ドラ
ム15の帯電電位の中間値Vh1は、感光体ドラム15
の非帯電部の電位(略0V)と当該現像バイアス電圧V
dc2(Vdc2=−550V)との電位差が、第1の
所定値を越えず、且つ、感光体ドラム15の帯電部の電
位(−300V)と現像バイアス電圧Vdc2との電位
差−250Vが第2の所定値を越えないように設定され
る。この実施の形態では、当該感光体ドラム15の帯電
電位の中間値Vh1は、上述したように、例えば、−3
00Vに設定されている。
【0058】なお、この実施の形態では、感光体ドラム
15の帯電が停止し、現像バイアス電圧の印加がOFF
されるまで、感光体ドラム15は、回転した状態にある
が、現像ロール55は停止しており、現像バイアス電圧
の交流成分の印加もOFFされた状態となっている。
【0059】その後、上記制御回路85は、感光体ドラ
ム15の帯電電位の中間値Vh1の領域が、現像バイア
ス電圧Vdc2の立ち下がり部をはさんで、当該感光体
ドラム15の帯電電位の中間値Vh1の領域が、現像バ
イアス電圧Vdc2の領域を通過した所定のタイミング
で、直流高圧電源81を制御することにより、一次帯電
用のスコロトロン16のグリッド電極82に、印加して
いる電圧をOFFする(0V)ようになっている。
【0060】なお、上記感光体ドラム15の帯電電位が
中間値Vh1から0Vに切り換えられるまでの時間は、
感光体ドラム15の帯電電位が中間値Vh1が、現像バ
イアス電圧Vdc3の領域を確実に通過した後であれば
よく、この時間Tは、帯電開始時と同様、例えば、10
0msに設定される。なお、上記時間Tは、100ms
よりも短くても長くても良いことは勿論である。
【0061】この発明の実施の形態にとって重要な点
は、感光体ドラム15の帯電電位が現像バイアス電圧V
dc3の立ち下がりをはさんで、中間値Vh1から0V
に切り換えられることである。
【0062】このように、上記実施の形態では、現像バ
イアス電圧が感光体ドラム15の帯電電位の立ち上がり
をはさんで、中間値Vdc1から目標とする所定の現像
バイアス電圧Vdc2に切り換えられるように構成され
ている。しかも、上記現像バイアス電圧の中間値Vdc
1は、感光体ドラム15の非帯電部の電位(略0V)と
当該現像バイアス電圧Vdcとの電位差が、現像ロール
55上のトナー及びキャリアを、感光体ドラム15表面
に付着させる電位差である第1の所定値を越えず、且
つ、感光体ドラム15の帯電部の電位(−700V)と
現像バイアス電圧Vdcとの電位差−340Vが、現像
ロール55上のキャリアを、感光体ドラム15表面に付
着させてしまう第2の所定値を越えないように設定され
ている。そのため、この実施の形態では、感光体ドラム
15の帯電電位の立ち上がり時に、当該感光体ドラム1
5の表面に、トナー及びキャリアが付着するのを確実に
防止することができるようになっている。しかも、この
実施の形態では、現像バイアス電圧を感光体ドラム15
の帯電電位の立ち上がりをはさんで、中間値Vdc1か
ら目標とする所定の現像バイアス電圧Vdc2に切り換
えればよいので、現像バイアス電圧と感光体ドラム15
の帯電電位の双方を多段階に徐々に変化させる必要がな
いため、プロセス速度の速い高速の複写機やプリンター
にも適用することが可能となっている。
【0063】実験例 次に、本発明者らは、図1(a)に示すように、現像バ
イアス電圧を感光体ドラム15の帯電電位の立ち上がり
をはさんで、中間値Vdc1から目標とする所定の現像
バイアス電圧Vdc2に切り換える際に、現像バイアス
電圧の中間値Vdc1をどの程度の電圧に変化させれ
ば、感光体ドラム15の表面へのトナー及びキャリアの
付着を確実に防止することができるかを確認する実験を
行った。
【0064】実験条件は、上述した実施の形態1と同一
の条件である。
【0065】図6は、上記実験の結果を示すものであ
り、感光体ドラム15の非帯電部の電位(略0V)と当
該現像バイアス電圧Vdcとの電位差Vimgが、45
0V以下であり、しかも、感光体ドラム15の帯電部の
電位(−700V)と現像バイアス電圧Vdcとの電位
差Vclnが、やはり450V以下であれば、感光体ド
ラム15の表面へのトナー及びキャリアの付着を確実に
防止することができることがわかる。
【0066】比較実験例 また、本発明者らは、図9(a)又は(c)に示すよう
に、現像バイアス電圧と感光体ドラム15の帯電電位の
立ち上がりとを、互いに時間的にずらした場合に、感光
体ドラム15表面へのトナーの付着幅がどのように変化
するかを確認する実験を行った。
【0067】図7は、上記実験の結果を示すものであ
り、現像バイアス電圧と感光体ドラム15の帯電電位
を、中間値をとることなく、直ちに所定の電圧や電位ま
で立ち上げた場合には、現像バイアス電圧と感光体ドラ
ム15の帯電電位の立ち上がりとが、互いに一致してい
る極短いタイミングを除いて、感光体ドラム15の表面
に付着するトナーの幅は、大きな勾配で直線的に増加し
ていることがわかる。ところが、現像バイアス電圧と感
光体ドラム15の帯電電位の立ち上がりが、互いに一致
するように、両者の印加タイミングを制御するのは(特
に高速機では)困難であり、感光体ドラム15表面への
トナー付着を確実に防止することができないことがわか
る。
【0068】実施の形態2 図8はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記
実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、前記実施の形態1では、画像形成開始時に、現
像バイアス電圧を複数段階に制御し、画像形成終了時
に、像担持体の帯電電位を複数段階に制御しているのに
対し、この実施の形態2では、画像形成開始時に、感光
体ドラムの帯電電位を複数段階に制御し、画像形成終了
時に、現像バイアス電圧を複数段階に制御するように構
成されている。
【0069】すなわち、この実施の形態2では、デジタ
ルカラー複写機において、フルカラーや単色の画像の形
成を開始する場合には、図4に示すように、画像形成動
作の開始に伴って、感光体ドラム15の回転駆動が開始
されるとともに、各画像形成ユニット13Y、13M、
13C、13Kの一次帯電用のスコロトロン16に、交
流高圧電源80及び直流高圧電源81によって交流電圧
及び直流電圧が印加され、感光体ドラム15の表面は、
図8に示すように、中間電位Vh1(例えば、−300
V)を経て所定の電位(例えば、−700V)に一様に
帯電される。
【0070】そして、上記感光体ドラム15の中間電位
Vh1の帯電領域先端が、当該感光体ドラム15の回転
に伴って現像ロール55と対向する現像領域に移動する
と、現像器17の現像スリーブ59には、図8に示すよ
うに、制御回路85によって、感光体ドラム15の帯電
領域の立ち上がりよりも遅いタイミングで、所定の現像
バイアス電圧Vdc(例えば、Vdc=−550V)が
印加される。この感光体ドラム15の中間電位Vh1
は、感光体ドラム15の中間電位Vh1と当該現像バイ
アス電圧との電位差が、第1の所定値を越えず、且つ、
現像バイアス電圧Vdcと感光体ドラム15の中間電位
Vh1との電位差−250Vが第2の所定値を越えない
ように設定される。この実施の形態では、当該感光体ド
ラム15の中間電位Vh1は、上述したように、例え
ば、−300Vに設定されている。
【0071】その後、上記制御回路85は、感光体ドラ
ム15の中間電位Vh1の領域が、現像バイアス電圧の
立ち上がり部をはさんで、当該感光体ドラム15の中間
電位Vh1の領域が、現像バイアス電圧の立ち上がり部
を通過した所定のタイミングで、直流高圧電源81を制
御することにより、一次帯電用のスコロトロン16に、
所定の電圧(例えば、Vh1=−700V)を印加する
ようになっている。
【0072】また、この実施の形態に係るデジタルカラ
ー複写機において、フルカラーや単色の画像形成である
1つのジョブが終了する場合には、図4に示すように、
画像形成動作の終了に伴って、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの一次帯電用のスコロトロ
ン16に、直流高圧電源80及び直流高圧電源81によ
って印加されている直流電圧及び直流電圧がOFFさ
れ、感光体ドラム15の表面は、図8(b)に示すよう
に、最終的に帯電が停止(0V)される。
【0073】そして、上記感光体ドラム15の帯電領域
の後端が、当該感光体ドラム15の回転に伴って現像ロ
ール55と対向する現像領域に移動すると、現像ロール
55には、図8(b)に示すように、制御回路85によ
って、感光体ドラム15の帯電領域の立ち下がりよりも
早いタイミングで、所定の現像バイアス電圧Vdc2よ
りも低い、現像バイアス電圧の中間値Vdc1(例え
ば、Vdc1=−360V)に切り換えられる。この現
像バイアス電圧の中間値Vdc1は、当該現像バイアス
電圧の中間値Vdc1(−360V)と感光体ドラム1
5の非帯電部の電位(略0V)との電位差が、第1の所
定値を越えず、且つ、感光体ドラム15の帯電部の電位
(−700V)と現像バイアス電圧の中間値Vdc1と
の電位差−340Vが第2の所定値を越えないように設
定される。この実施の形態では、当該現像バイアス電圧
の中間値Vdc1は、上述したように、例えば、−36
0Vに設定されている。
【0074】その後、上記制御回路85は、現像バイア
ス電圧の中間値Vdc1の領域が、感光体ドラム15の
立ち下がり部をはさんで、当該現像バイアス電圧の中間
値Vdc1の領域が、感光体ドラム15の立ち下がり部
(0V)の領域を通過した所定のタイミングで、直流高
圧電源82を制御することにより、現像ロール55に印
加している電圧をOFFする(0V)ようになってい
る。
【0075】このように、上記実施の形態2において
も、感光体ドラム15の表面に、トナー及びキャリアが
付着するのを確実に防止することができるとともに、プ
ロセス速度の速い高速の複写機やプリンターにも適用す
ることが可能となっている。
【0076】なお、前記実施の形態では、現像バイアス
電圧又は感光体ドラム15の帯電電圧を2段階、つまり
1つの中間値をとって目標とする値まで制御するように
構成した場合について説明したが、現像バイアス電圧又
は感光体ドラム15の帯電電圧を3段階以上、つまり2
つ以上の中間値をとって目標とする値まで制御するよう
に構成しても勿論よい。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
画像形成開始時や終了時に像担持体の表面にトナーやキ
ャリアが付着するのを確実に防止することができ、しか
も、画像形成速度の速い画像形成装置にも適用可能な画
像形成装置における電位制御装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)(b)はこの発明の実施の形態1
に係る画像形成装置における電位制御装置の動作をそれ
ぞれ示すタイミングチャートである。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置における電位制御装置を適用した画像形成装置と
してのデジタルカラー複写機を示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置における電位制御装置を適用した画像形成装置と
してのデジタルカラー複写機の画像形成ユニットを示す
構成図である。
【図4】 図4はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置における電位制御装置を適用した画像形成装置と
してのデジタルカラー複写機の画像形成ユニットを示す
模式図である。
【図5】 図5は現像器を示す構成図である。
【図6】 図6は実験結果を示す図表である。
【図7】 図7は実験結果を示すグラフである。
【図8】 図8(a)(b)はこの発明の実施の形態2
に係る画像形成装置における電位制御装置の動作をそれ
ぞれ示すタイミングチャートである。
【図9】 図9(a)〜(c)は従来の画像形成装置に
おける電位制御装置の動作をそれぞれ示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
15:感光体ドラム(像担持体)、16:一次帯電用の
スコロトロン(帯電手段)、17:現像器(現像手
段)、80:交流高圧電源、81:直流高圧電源、8
2:直流高圧電源、83:交流高圧電源、85:制御回
路(制御手段)、Vh2:感光体ドラムの帯電電位、V
dc1:現像バイアス電圧の中間値、Vdc2:現像バ
イアス電圧の目標値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H003 AA12 BB11 CC01 DD01 EE03 EE08 EE11 2H027 DA02 DA38 EA01 EA05 EB04 EC06 ED03 ED09 EE06 ZA07 2H073 AA09 BA04 BA13 BA23 BA41 BA45 CA03 CA22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を帯電手段によって帯電した
    後、前記像担持体の表面に画像露光を施して静電潜像を
    形成し、当該静電潜像を現像手段の現像剤担持体に現像
    バイアス電圧を印加することによって現像して画像を形
    成する画像形成装置において、前記像担持体の帯電電位
    及び現像バイアス電圧の立ち上げ時又は立ち下げ時に、
    当該像担持体の帯電電位又は現像バイアス電圧のいずれ
    か一方を、他方の立ち上がり又は立ち下がりをはさん
    で、像担持体の非帯電部の電位と現像バイアス電圧との
    電位差が第1の所定値を越えず、且つ、像担持体の帯電
    部の電位と現像バイアス電圧との電位差が第2の所定値
    を越えないように、目標とする値まで複数段階に制御す
    ることを特徴とする画像形成装置における電位制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体の非帯電部の電位をV0
    (V)、目標とする値まで複数段階に制御される前記現
    像バイアス電圧の中間値をVDn(V)(n=1以
    上)、前記像担持体の帯電部の電位をVH(V)とした
    とき、 VH−VDn<450(V) VDn−V0<450(V) なる関係を満たすように、現像バイアス電圧を目標とす
    る値まで複数段階に制御することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置における電位制御装置。
  3. 【請求項3】 目標とする値まで複数段階に制御される
    前記像担持体の帯電電位の中間値をVHn(V)(n=
    1以上)、前記現像バイアス電圧をVD(V)、前記現
    像バイアス電圧をOFFしたときの電位をVD0(V)
    としたとき、 VD−VHn<450(V) VHn−VD0<450(V) なる関係を満たすように、像担持体の帯電電位を目標と
    する値まで複数段階に制御することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置における電位制御装置。
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