JPH02183282A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH02183282A
JPH02183282A JP1003409A JP340989A JPH02183282A JP H02183282 A JPH02183282 A JP H02183282A JP 1003409 A JP1003409 A JP 1003409A JP 340989 A JP340989 A JP 340989A JP H02183282 A JPH02183282 A JP H02183282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
toner
image
forming body
bias voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1003409A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumiko Izawa
井沢 くみこ
Kiyoshi Kimura
清 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1003409A priority Critical patent/JPH02183282A/ja
Publication of JPH02183282A publication Critical patent/JPH02183282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真式の画像形成装置特にデジタル・モ
ノクロ反転系の画像形成装置に関するものである。
〔発明の背景〕
画像形成装置、例えば、モノクロ画像用の電子写真式複
写機は周知のように、表面に感光体層を備えた像形成体
と、帯電前露光ランプ(以下PCLという)によって除
電されたのち帯電器によって均一に帯電された上記像形
成体表面上に、原稿の静電潜像を形成するための潜像形
成手段を有している。プリンタとしての潜像形成手段と
して半導体レーザを使用したデジタル式の装置が多く用
いられる。
原稿の画像を読み取って得られた画像情報によって変調
されたレーザビームを、上記像形成体に投射することに
よって静電潜像が形成され、この静電潜像は現像手段に
よって現像される。現像されて可視像となった像形成体
上のモノクロのトナー像は記録紙上に転写され、これが
定着手段によって加圧及び/又は加熱されて定着されて
、原稿のコピーが完成する。
コピー画像としては最近ではモノクロ2値画像の外に、
中間調を表現できるようにするため画像情報を多値化し
、その画像データでレーザビームを変調し、多段階の電
位を有する静電潜像を形成し階調性を有するコピーを得
ることができるようになっている。
上記レーザビームを使用する画像形成装置においては、
像形成体上のレーザビームの投射された部分にトナーを
付着させる反転現像による画像形成方法が、レーザ光源
の使用時間が短くなり、コピー速度を速くすることがで
きるので(特に原稿が文書の場合その効果が著しい)一
般に使用される。
また、像形成体の感光体としては、近年Se等と比較し
て毒性が少なく、感光体層を形成するのが容易で製造コ
ストを低減できる有機光導電体(以下OPCという)が
多く使用されるようになった。
しかしながら、OPCの場合は製作工程において層厚の
ムラが発生し易く、このためコロトロン型の帯電器では
均一な帯電を行うことができない。
それでOPCの場合は感光体の帯電電位をそのグリッド
によって制御できるスコロトロン型の帯電器が使用され
る。
OPCには帯電方向が正型のものと食型のものとがある
が、現在一般に使用されるoPcは食型のOPCであり
、反転現像の場合は、負に帯電するトナーが用いられて
反転現像が行われ、像形成体上に形成されたトナー像は
正の高電圧が印加された転写器によって記録紙に転写さ
れる。
上記画像形成装置では、一般に装置の簡略・小形化を図
るために、像形成体と現像器の駆動は同時に行われるよ
うになっている。
また、現像剤のトナー濃度を現像剤のインダクタンスな
どによって直接検出するようにした装置にあっては、そ
の組み立て・修理の後のトナー濃度検知器は、その取り
付は位置の誤差等にょる固を誤差を有するようになる。
それで上記固有誤差を取り除くために、組み立て及び修
理の直後に標準トナー濃度を有する現像剤を現像器に装
填し、1〜2分撹拌したのち、そのトナー濃度を上記ト
ナー濃度検知器によって検出し、その検出したトナー濃
度を制御部のメモリに設定しくこれをトナー濃度の初期
値設定という)、その設定したトナー濃度を基準にして
以後の現像剤のトナー濃度を自動調整するようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般の画像形成装置では、クリーニング装置に設けられ
た残留トナーを払拭するためのブレードにはウレタンゴ
ムが使用されている。上述の感光体に食型のOPCを用
いた場合は、上記ブレードとの摺擦によって正に帯電す
ることが多い。さらに転写器によってOPC上には正の
帯電が残り易い。ところが食型OPCは正に帯電した時
は正の帯電に対して光導電性を示さないので、PcLに
よって除電することができない。従って、負に帯電して
いるトナーが非画像領域の正帯電部に付着し、余分にト
ナーを消費し、装置内を汚しコピー画像をも汚すという
問題点があった。
これは正型OPCを用いる場合にも、上記ブレードの材
質と正型OPCの組み合わせによっては光導電性を示さ
ない負帯電をすることがあり、またこの場合の反転現像
では負帯電の転写器を使用するので転写時に負帯電し易
く、PcLによって除電できないという同様の問題点が
ある。
さらに、反転現像においては、負のOPCを用いる場合
は負に帯電するトナーと正に帯電するキャリヤを用いる
ので、像形成体の帯電0の部分が現像領域にあって、現
像ローラに現像のバイアス電圧が印加されているとトナ
ーが像形成体上に付着する。また、非画像領域が帯電器
により例えば負に300v以上帯電されていると、現像
のバイアス電圧が0となっている現像ローラからキャリ
ヤが感光体上に移動付着する(現像ローラにバイアス電
圧が印加されている場合は、電位差が少なくキャリヤは
付着しない)。この像形成体に付着したキャリヤがクリ
ーニング装置のブレードに到達すると感光体を傷付け、
コピー画像を不鮮明にするという問題点があった。
以上のように反転現像では像形成体の画像領域の帯電と
現像ローラのバイアス電圧印加のタイミングは厳重に管
理されなければならず、特に帯電器及び現像ローラのバ
イアス電圧をステ・ノブ状に急激に立ち上げるように印
加する場合は、極めて厳重に管理しなければならないと
いう問題点がありtこ 。
以上の問題点は前記現像剤のトナー濃度の初期値設定の
際にも同様に問題点となる。
本発明は、これらの点を解決して現像剤のトナー濃度初
期値設定に際しても、像形成体への不要なキャリヤ及び
トナーの付着を防止し、トナーの浪費と装置内のトナー
汚れを防止し、汚れのない鮮明な画像を得ることのでき
る画像形成装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、像形成体と、像形成体表面を均一に帯電す
るスコロトロン型帯電器と、像形成体表面に潜像を形成
する潜像形成手段と、前記潜像を反転現像する現像手段
等と、から構成された画像形成装置において、現像剤の
トナー濃度の初期値を設定する際、前記帯電器のグリッ
ドと前記現像手段の現像ローラに印加するバイアス電圧
は、前記像形成体と前記現像手段との駆動に同期して印
加することを特徴とする画像形成装置によって達成され
る。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例である画像形成装置の概略構
成を示す図である。この画像形成装置はスキャナ一部I
A、画像処理部IB及びプリンタ部ICからなるデジタ
ル複写機である。
、4’5 i口において、スキャナ一部lAは、デジタ
ル複写機に備えられたコピー釦をONすることにより、
原稿台81上の原稿が光学系により光走査される。
この光学系は、光源85及び反射ミラー86と光像の反
射を行う反射ミラー87が設けられたキャリッジ84と
、■ミラー88および89とで構成される。光源85と
してはハロゲンランプが使用される。ハロゲンランプに
代えて重版の緑色系の蛍光灯を使用することも可能であ
り、この場合には、ちらつき防止のため約40Kf(z
程度の高周波電源で点灯される。また、管壁の定温保持
或はウオーミングアツプ促進のため、ポジスタ使用のヒ
ータで保温する必要がある。
原稿台81の左端部上面側には標準白色板97が設けら
れる。これは、標準白色板97を光走査することにより
得られる画像信号を標準の白色信号とし、これによって
以下得られる画像信号を正規化するためである。
キャリッジ84及び■ミラー88.89はステッピング
モータ90により、スライドレール(図示せず)上をそ
れぞれ所定の速度をもって所定の方向に走行せしめられ
る。■ミラー88.89の速度はキャリッジ84の走査
速度の172で、これにより読み取り画像面より結像系
のレンズ12までの距離は一定に保たれる。
光源85により原稿を照射し、その反射光は反射ミラー
87、■ミラー88.89を介して、光学情報変換ユニ
ットliに導かれる。光学情報変換ユニット11はレン
ズ12と、光学像が結像するC CD 13とで構成さ
れ、光学像が画像(電気)信号に変換される。
画像信号は画像処理部IBで各種の画像処理が施された
のち後述するプリンタ部ICの潜像形成手段である像露
光手段5へ出力される。
像露光手段5の偏向器55Aとしては、ガルバノミラ−
や回転多面鏡などのほか、水晶等を使用した光偏向子か
らなる光偏向器を使用してもよい。画像信号により変調
されたレーザビームはこの偏向器55Aによって偏向走
査される。偏向走査が開始されると、レーザビームイン
デックスセンサ(図示せず)によりビーム走査が検出さ
れて、画像信号によるレーザビーム変調が開始される。
画像信号としては、上述した原稿の画像情報(コピーデ
ータ)と、外部から供給されるプリントデータが選択的
に使用することができる。
変調されたレーザビームはP CL 20で照射され除
電されたのちスフロトロン型の帯電器21によって−様
な帯電が付与された像形成体(感光体ドラム)lO上を
走査する。
ここで、光走査はレーザビームによる主走査と、像形成
体10の回転による副走査よりなり、像形成体IO上に
は画像信号に対応する静電潜像が形成される。
この静電潜像は、黒トナーを収納しその現像ローラ24
に高圧電源から所定の現像のバイアス電圧が印加されて
いる現像器23により反転現像され、レーザビームの照
射部分にトナーが付着して白黒のトナー像が形成される
一方、給紙装置41から送り出しローラ42及びタイミ
ングローラ43を介して送出されt;記録紙Pは、像形
成体IOの回転とタイミングを合わせられた状態で、像
形成体10の表面に搬送される。そして高圧電源から高
電圧が印加された転写器30によって上記黒色トナー像
は記録紙P上に転写され、かつ分離器31により像形成
体lOから分離される。
分離された記録紙Pは定着器32へ搬送され、加熱又は
/及び加圧の定着処理がなされてモノクロ画像が得られ
る。
転写終了した像形成体IOは、クリーニング装置26に
より清掃され、次の像形成プロセスに備えられる。
ここで用いられるスコロトロン型の帯電器21は第3図
に示すような断面を有するスコロトロン型放電器よりな
るもので、211は1本又は2本のタングステン細線か
らなる放電ワイヤ、212は多数本のタングステン細線
からなり放電ワイヤ211と像形成体10との間に張架
されたグリッド、213は板金などの導電材質からなる
細、長い枠状のシールド部材である。この帯電器21は
放電ワイヤ211に高電圧を印加した状態で、グリッド
212に印加されるバイアス電圧(以下グリッド電圧と
いう)によって像形成体10表面の帯電を自由に制御す
ることができ、しかも、均一な帯電を施すことができる
例えば、放電ワイヤ211に数KV−10KVの負の高
電圧を印加し、グリッド電圧を一600vとすると像形
成体10表面の帯電電位は一600vとなり、グリッド
電圧をOvとすると像形成体10表面はOVとなり帯電
を行わない状態とすることができる。
クリーニング装置26には、像形成体lOに圧着して残
留トナーを清掃するウレタンゴムなどからなるブレード
27、ブレード27により清掃されたトナーの回収をし
易くするため所定の直流電圧が印加され像形成体IOの
表面に非接触状態に配設された金属ローラ28、補助ク
リーニングローラ29等が備えられている。補助クリー
ニングローラ29はブレード27がクリーニング終了後
圧着を解除された時取り残される不要トナーを除去する
t;めに、像形成体lOの回転と反対方向に回転・圧着
するように配設されている。
第2図は第1図の像露光手段5の半導体レーザを使用し
た偏向走査系の要部を示す平面図である。
半導体レーザ51からは画像処理部IBからの画像信号
によって変調されたレーザビームが出射される。このレ
ーザビームはミラー52.53を介して例えば8面体の
回転多面鏡であるポリゴン55に入射する。このポリゴ
ン55によって偏向されたレーザビームは、fθレンズ
54を通して像形成体IOの表面に照射されるので、像
形成体lOの表面を一定速度で所定方向aに走査される
。56 、57は倒れ角補正用のンリンドリ力ルレンズ
、58はレーザビームの走査を検出するレーザビームイ
ンデックスセンサである。
以上のようなレーザビーム走査によって、像形成体lO
上に静電潜像が形成される。この静電潜像は次に述べる
反転現像によって可視像であるトナー像とされる。
像形成体lOの感光体として以下食型OPCを用いた場
合について説明するが、食型OPCを用い!;場合の反
転現像時の像形成体表面の電位変化を示すと第4図のよ
うになる。第5図はこの現像器23に用いられる2成分
現像剤粒子のモデルを示す図である。図において、VH
は一様帯電された像形成体10表面画像領域の未露光部
分の電位、VBは現像器23の現像ローラ24に印加さ
れる現像のバイアス電圧、VLはレーザ光で電荷を除か
れ電位の絶対値が低下した露光部分PHの電位、Cは平
均粒径20〜100μmのキャリヤ、Tは平均粒径5〜
15μmのトナーである。
第4図について説明すると、像形成体10の画像領域は
スコロトロンの帯電器21により一様な帯電が施されて
一定の負の表面電位VHとなる(1)。
レーザビームによって像露光が与えられた露光部分PH
の電位はその光量に応じて上昇(電位の絶対値は電位V
Lまで低下)する(2)。
このようにして形成された静電潜像を負のバイアス電圧
VBを印加された現像ローラ24を有する現像器23に
よって現像する。
現像のバイアス電圧VBは絶対値で VH>VB>VL となるように設定され、感光体に食型OPCを用い、画
像信号が2値である場合の一例を示すと、vtt=−a
oov、 VB#−480V、 VL’;−100Vと
なるように設定されている。
現像剤は現像器23中で撹拌されて第5図に示すように
キャリヤCは正に、トナーTは負に帯電し、キャリヤC
表面にトナーTが付着し、現像バイアス電圧VBを印加
された現像ローラ24によって現像領域に搬送される。
そこでトナーTは接触又は非接触現像により相対的に電
位の高い(絶対値の低い)露光部分PHに静電的に付着
して現像が行われトナー像が形成される。このトナー像
が形成された部分は、負帯電のトナーTが付着したこと
により電位の絶対値はDUPだけ上昇するが、通常は未
露光部分と同電位にはならない(3)。
次に像形成体lOの作動と帯電器21現像器23の現像
ローラ24の電圧印加のタイミングについて説明する。
本発明は上記の電圧条件を以下説明するタイミングとグ
リッドに印加するバイアス電圧によってトナー濃度の初
期値を設定する際の像形成体へのトナーやキャリアの付
着がないように制御したものである。
第6図は像形成体、帯電器、現像器の作動とバイアス電
圧印加のタイミングを示すタイムチャートである。
図示省略した操作パネルのコピー釦がONされると、像
形成体lOと現像器23が同時に回転駆動されると共に
、帯電器21の放電ワイヤ211に所定の高電圧(3K
V −10KV)が印加される。しかし、そのグリッド
212のグリッド電圧は一50V〜−150Vになるよ
うに制御されているので、像形成体10表面はその帯電
極性側に僅かに帯電した状態になっている。像形成体l
Oが回転移動しその画像領域が帯電器21に近付くと、
グリッド電圧は徐徐に立ち上げられTup後に正規の電
圧が印加され、像形成体10表面は正規の電位に帯電さ
れる。現像器23の現像ローラ24のバイアス電圧VB
はグリッド電圧よりTdc遅れて徐徐に立ち上げられT
up後に正規のグリッド電圧VBになるように制御され
る。像形成体IOがさらに回転しその画像領域が帯電器
21を通り過ぎるとグリッド電圧は徐徐に立ち下げられ
Tdown後に−50〜−150Vとなる。バイアス電
圧VBも上記グリッド電圧よりTdc連れて立ち下げら
れTdo曹n後に0となる。
ここで、Tdcは像形成体10上の一点が帯電器21と
現像器23との間を通過するに要する時間である遅れ時
間である。
Tup及びT downはグリッド電圧及びバイアス電
圧VBの立ち上げ、立ち下げの時間であり、通常は0.
2〜0.8秒にされている。
α、βは余裕時間である。
上記帯電器21の除電時のグリッド電圧をOとせず、−
50V〜−150Vとしたのはグリッド電圧にバラツキ
の余裕を与えるためと、飛散し易いトナーTの像形成体
10への付着を防止するためである。
以上のように帯電器21の放電ワイヤ211とグリッド
212とは別の形で時間制御されるので、像形成体10
表面の非画像領域の帯電電位は−50〜−150Vに、
画像領域は正規の電位(−600V前後)になっている
。一方、現像のバイアス電圧VBは非画像領域が現像器
23に対向する現像領域にある時はOvであり、画像領
域が現像領域にある時は、正規のバイアス電圧V B 
(−480V)が印加されている。従って、非画像領域
においてトナーT(負帯電)やキャリヤC(正帯電)の
付着・飛散は発生せず、画像領域においては正しい現像
が行われると共に、未露光部分と現像ローラ24との電
位差は300■以下であるから、像形成体lOはキャリ
ヤCの付着力に打ち勝って現像ローラ24からキャリヤ
Cを吸着することができず、キャリヤCの付着も発生し
ない。
また、帯電器21のグリッド電圧及び現像ローラ24の
バイアス電圧VBはスロープ状に徐々に立ち上げ、立ち
げろようにしている。それで、タイミングに少しのずれ
が生じてもそのときの電位差は少ないので、トナーTや
キャリヤCの付着は発生しない。
図示省略したトナー濃度の初期値設定釦をONにしてト
ナー濃度の初期値設定モードに切り換えられた場合も、
像形成体10及び現像器23の駆動と放電ワイヤ211
への高置、圧印加は同時に行われ、グリッド電圧及びバ
イアス電圧は、第6図に示すようにコピー釦がONされ
た場合と全く同様に制御される一方、レーザビームによ
る像露光は行われないように制御するので、トナーT及
びキャリヤCの飛散・付着は発生しない。
さらに、画像形成終了時、或はトナー濃度の初期値設定
時、グリッド電圧VBを−50〜−15OL!:したの
ちTdc秒以上経過してから像形成体10の回転を停止
するようにしているので、次の画像形成に当たり、帯電
器21と現像器23との間の像形成体10表面はほぼ除
電された状態になっていて、次の画像形成時直ちに現像
部に到達する上流側の非画像領域には、トナーTの付着
は発生しない。
上記帯電器21のグリッド電圧及び現像ローラ24のバ
イアス電圧VBのスロープ状の立ち上げ、立ち下げは、
例えばマイクロコンピュータを用いて、電圧値の小さい
ステップ状の小立ち上げ、小立ち下げを、多数回行うこ
とによって達成すことができる。
第7図及び第8図はその一例を示す図である。
図において、VBnはコピーモードその他によって指定
される現像のバイアス電圧、VB、は最大のバイアス電
圧である最大バイアス電圧、d(は1回毎の時間間隔、
dhは1回毎の小立ち上げ・小立ち下げの電圧である。
今、例えば、dtを10m5ec、 d hを一11V
とし、50回のステップ状の小立ち上げを行うものとす
ると、V B 0−50X −11=−550vとなり
、全所要時間は50X lO=500msec=0.5
secの、巨視的ニスロープ状の立ち上げを行うことが
できる。
もし、VBn・−484vとするように上記マイクロコ
ンピュータが指令を受けると、マイクロコンピュータは
演算を行って、第8図に示すように、上記50回の小立
ち上げを行う内8回毎に1図計6回、d h=OVとす
るようにする。それで、所要時間は上と同様に0.5s
ecで巨視的にスロープ状の立ち上げを行いVBnを一
484Vとすることができる。
このようにして、図示省略したCPUは、操作者が手動
で設定したモードに対応した現像のバイアス電圧レベル
、或はCPUが自動的に読み込んだバイアス電圧レベル
を、上記マイクロコンピュータに指令して高圧電源から
出力するように制御することができる。
グリッド電圧についても同様に、スロープ状の立ち上げ
・立ち下げを行うことができるのはいうまでもない。
上記画像形成装置において、像形成体IOの感光体に正
型のOPCを使用した場合は、上記電圧の極性を反対に
するだけで、上記タイミングの関係は全く同様にして、
等しい効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、以上説明したように、一般コピー時は
勿論トナー濃度の初期値設定時においても、像形成体の
作動と帯電器及び現像器のバイアス電圧及び電圧印加の
タイミングを像形成体の駆動と同期するように管理し、
その立ち上げ・立ち下げをスロープ状になるように制御
するので、そのタイミングが少々ずれても像形成体表面
の電位と現像ローラのバイアス電圧との差は僅少である
から、不必要な部分にトナー及びキャリヤの飛散・付着
を防止することができる。従って、トナーの不要な消耗
と、像形成体表面の損傷や装置内の汚れを防止し、適正
なトナー濃度管理が行われて、適正濃度で鮮明な画像を
得ることのできる画像形成装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示す図、第2図
は半導体レーザを使用した偏向走査系の要部を示す平面
図、 第3図はスコロトロン型の帯電器を示す断面図、第4図
は反転現像時の像形成体表面の電位の変化を示す図、 第5図は2成分現像剤粒子のモデルを示す図、第6図は
像形成体、帯電器、現像器の作動とバイアス電圧印加の
タイミングを示すタイムチャート、第7図及び第8図は
バイアス電圧をスロープ状に立ち上げる一例を説明する
ための図である。 IA・・・スキャナ一部   IB・・・画像処理部I
C・・・プリンタ部 、  5・・・像露光手段10・
・・像形成体      21・・・帯電器23・・・
現像器       24・・・現像ローラ26・・・
クリーニング装置  27・・・ブレード30・・・転
写器       31・・・分離器32・・・定着器
       211・・・放電ワイヤ212・・・グ
リッド      213・・・シールド部材a、β・
・・余裕時間    Tdc・・・遅れ時間T dow
n・・・立ち下り時間  Tup・・・立ち上り時間B
、VBn・・・バイアス電圧 Bo・・・最大バイアス電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像形成体と、像形成体表面を均一に帯電するスコ
    ロトロン型帯電器と、像形成体表面に潜像を形成する潜
    像形成手段と、前記潜像を反転現像する現像手段等と、
    から構成された画像形成装置において、現像剤のトナー
    濃度の初期値を設定する際、前記帯電器のグリッドと前
    記現像手段の現像ローラに印加するバイアス電圧は、前
    記像形成体と前記現像手段との駆動に同期して印加する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記像形成体の帯電電位VHと、前記現像手段の
    バイアス電圧VBとの差は式(1)に示す範囲にあるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 50V<|VH−VB|≦300V・・・(1)
JP1003409A 1989-01-09 1989-01-09 画像形成装置 Pending JPH02183282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1003409A JPH02183282A (ja) 1989-01-09 1989-01-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1003409A JPH02183282A (ja) 1989-01-09 1989-01-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02183282A true JPH02183282A (ja) 1990-07-17

Family

ID=11556582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1003409A Pending JPH02183282A (ja) 1989-01-09 1989-01-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02183282A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052325A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Tokyo Electric Co Ltd 現像同時クリーニング方式の画像形成装置
JPH052327A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Tokyo Electric Co Ltd 現像同時クリーニング方式の画像形成装置
JP2001324843A (ja) * 2000-03-10 2001-11-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2002244411A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Toshiba Tec Corp 画像形成装置
KR100389442B1 (ko) * 2000-02-25 2003-06-27 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 화상형성장치에 있어서의 전위제어장치
JP2004012583A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2005128514A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Samsung Electronics Co Ltd 電子写真方式の画像形成装置およびその印刷濃度の制御方法
JP2006258840A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 電子写真式画像形成装置、およびその駆動制御方法
US7574159B2 (en) * 2005-03-09 2009-08-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and method of preventing carrier from adhering to photo receptor

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052325A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Tokyo Electric Co Ltd 現像同時クリーニング方式の画像形成装置
JPH052327A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Tokyo Electric Co Ltd 現像同時クリーニング方式の画像形成装置
KR100389442B1 (ko) * 2000-02-25 2003-06-27 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 화상형성장치에 있어서의 전위제어장치
JP2001324843A (ja) * 2000-03-10 2001-11-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2002244411A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Toshiba Tec Corp 画像形成装置
JP2004012583A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2005128514A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Samsung Electronics Co Ltd 電子写真方式の画像形成装置およびその印刷濃度の制御方法
US7574159B2 (en) * 2005-03-09 2009-08-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and method of preventing carrier from adhering to photo receptor
JP2006258840A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 電子写真式画像形成装置、およびその駆動制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5287149A (en) Image forming apparatus having image transfer electrode contactable to transfer material
EP0047180B1 (en) Reproduction apparatus
US4761672A (en) Ramped developer biases
US4522481A (en) Toner supply control method for electrophotographic copier
JPH02183282A (ja) 画像形成装置
US4811045A (en) Electrostatic image forming apparatus
JPH01250971A (ja) 画像形成装置の作像制御方法
JPH02183277A (ja) 画像形成装置
JPH02165180A (ja) 画像形成装置
JPH01195466A (ja) 像形成装置
JP3016580B2 (ja) 画像形成装置
JP3386231B2 (ja) 画像形成装置
US5220357A (en) Image forming method and apparatus
JPH09258534A (ja) 電子写真記録装置
JPH02219667A (ja) ディジタル式画像記録装置
JPH0667518A (ja) 現像バイアス制御装置
JPH01191174A (ja) 画像形成装置
JPS63225280A (ja) 画像記録装置
JP3221728B2 (ja) 画像濃度制御方法
JPH0212167A (ja) 画像濃度の調整方法
JPH02219073A (ja) ディジタル式画像記録装置
JPH02183280A (ja) 画像記録装置
JPH04106568A (ja) 画像形成方法
KR200160163Y1 (ko) 전자사진 프로세서의 화상형성장치
JPS5974570A (ja) 静電記録方式における画像品質制御方法