JPS63225280A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は簡単な構成によって転写コロナ手段の感光体へ
の帯電の影響をなくした画像記録装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の画像記録装置として、例えば、特開昭６０−２５
６１７３号公報に示されるものがある。この画像記録装
置は転写位置において転写紙の有無を検出し、転写紙が
無いときは転写コロナ手段をオフにするか、あるいは供
給する電力（電圧）を低減するように制御している。こ
のような制御により、転写紙が転写位置を離れると、転
写コロナ手段が停止あるいは弱くなるため感光体が帯電
を受けることもなくなり、そのためクリーニングを行っ
た後除電ランプで照射すると、感光体を均一に除電する
ことができる。その結果、静電潜像を形成するための感
光体の帯電を均一に行うことができ、すぐれた画質の記
録を行うことができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来の画像記録装置によれば、転写紙の有無に
応じて転写コロナ手段を制御しているため、基準位置に
設けた単一のセンサの検出信号に基づいて転写紙のサイ
ズ毎に演算を行って転写位置における転写紙の有無を判
断することが必要になり、また、そのような演算を行わ
ないときは転写紙のサイズの種類に応じた個数のセンサ
を設けなければならない。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記に鑑みてなされたものであり、コロナ放電
に基づく転写後に感光体を清掃するクリーナ手段と露光
前に感光体を帯電する帯電器との間にコロナ帯電手段を
設け、かつ、前記コロナ帯電手段と帯電器との間にラン
プ、ＬＥＤ等の除電手段を設けたものである。前記コロ
ナ帯電手段は前記転写時のコロナ放電と逆の極性の放電
を行い、それによって感光体が転写時に受けた帯電を中
和して前記除電手段による均一な除電を容易にする。

以下、本発明の画像記録装置を詳細に説明する。

〔実施例〕

第１図ｆａ）、（ｂｌは本発明の一実施例を示す。

第１図（ａｌにおいて、スキャンモーフ１によって回転
させられるポリゴンミラー２によって画像信号に応じて
変調されたレーザ光３が偏向され、レンズ４および反射
ミラー５を介して感光体ドラム６を露光する。感光体ド
ラム６は制御電極７ａを有するスコロトロン７によって
負に帯電されており、レーザ光３の露光によって静電潜
像を形成される。感光体ドラム６の静電潜像は現像機８
によってトナー像に現像され、転写コロトロン９によっ
て記録紙１０に転写する。記録紙１０は除電針１１で除
電されながら定着部（図示せず）へ搬送される。トナー
像を転写した感光体ドラム６はブレード１２ａを有する
クリーナ１２によって残留トナーを除去され、コロトロ
ン１３によって負の帯電を与えられた後除電ランプ１４
によって除電される。

第１図ｆｂ）は以上述べたスコロトロン７、コロトロン
１３および除電ランプ１４を、例えば、エポキシ樹脂等
のモールド成型体１５によって一体にしてユニット化し
たものであり、スコロトロン７は制御電極７ａ、放電電
極７ｂおよびシールド電極７Ｃを有し、コロトロン１３
は放電電極１３ａおよびシールド電極１３ｂを有する。

除電ランプ１４はＬＥＤ等の他の除電手段に置換しても
良い。

以下、本発明の操作を第２図に基づいて説明する。

スコロトロン７の放電によって感光体ドラム６は−Ｖ０
の負の帯電を受ける。レーザ光３の露光によって明電位
は−ＶＩに電位上昇する。現像機８はマイナストナーを
有しており、−Ｖ、の現像バイアス電圧を有する（■。

＞Ｖ、＞Ｖ、）。従って、明電位の部分にトナーが付着
して反転現像が行われる。転写コロトロン９が記録紙１
０へ正の帯電を与えると、トナー像は記録紙１０へ転写
される。記録紙１０が転写位置を通過すると、転写コロ
トロン９は感光体ドラム６を直接帯電するため、記録紙
１０が存在しない距離２にわたって感光体ドラム６の電
位は負の明電位−Ｖｌから正の電位子Ｖ２に上昇する。

この後、感光体ドラム６はクリーナ１２で清掃され、ま
た、コロトロン１３によって負の帯電を受ける。これに
よって距離ｌの部分の正の電位子ｖ２は中和されて感光
体ドラム６から正電位部分が無くなる。従って、除電ラ
ンプ１４によって感光体ドラム６を照射すると感光体ド
ラム６は均一に一■３ボルトとなり、再びスコロトロン
７によって帯電すると均一に負の電位−Ｖｏにすること
ができる。

以上の実ｋ　例において、コロトロン１３の放電電圧を
一５ＫＶとしたところ、除電ランプ１４の照射によって
−Ｖ３として約−３０■に均一になった。次に、スコロ
トロン７の放電電圧を−４，５ＫＶ（電流値３００μＡ
）〜−０，５ＫＶ（電流値４００μＡ）としたところ、
−Ｖ、とじて−２７０■に均一に負帯電させることがで
きた。

一方、コロトロンＩ３を設けない場合は、第３図に示す
ように、記録紙の無い部分ｌの影響によって帯電電位−
Ｖｏにおいて一２７０Ｖ、−２５０Ｖのように不均一に
なり、また、明電位−Ｖ、において、−７０Ｖ、−５０
Ｖのように不均一になる。

本発明は、このような現象の発生を抑えることができる
ので、感光体が劣化しても部分的なカブリがなく、また
、露光部で部分的な濃度差のない均一な画質を記録する
ことができる。

尚、以上の実施例はレーザプリンタについて説明したが
、原稿を光学走査する電子複写機等へも適用することが
できる。

〔発明の効果〕

以上説明した通り、本発明の画像記録装置によれば、除
電を行う前に転写コロナ手段と逆の極性のコロナ放電に
よって感光体を帯電するようにしたため、転写材のサイ
ズに応じて転写コロトロン手段を制御することなくして
すぐれた画質の画像記録を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｌ、（ｂ）は本発明の一実施例を示す説明図
、第２図は本発明の操作を示す説明図、第３図は本発明
のコロトロンを有しない場合の特性説明図。 符号の説明 １　・・・−・−・−−−−−・スキャンモータ２−・
・−・−・・・・−ポリゴンミラー３　・−−−−−一
−−−−−−−−−レーザ光４　・−・・・・−・−・
−レンズ ５−・−−〜−一・−・・−・−反射ミラー６　・・−
・・・・−・・感光体ドラム７−・・−−−−一・・−
・−・スコロトロン８−・−・−・・−・−・・現像機 ９−・−・−−−−−・〜−−−−転写コロトロン１０
−−−−一・・・−・−・・記録紙１１・−・−−−−
ｍ−・−−−一−−除電針１２・−−−−−・−・−・
−・−クリーナ１３−−−−・・−−−−一〜・・−コ
ロトロン１４−・・−−−−−−ｍ−−−・−除電ラン
プ特許出願人　富士ゼロックス株式会社 代理人　　　弁理士　　平　１）忠　雄第１図 （ａ） （ｂ）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体に形成した静電潜像を現像してトナー像と
   し、該トナー像をコロナ放電によって転写紙に転写し、
   前記転写紙のトナー像を定着して画像を記録する画像記
   録装置において、前記感光体を転写後に清掃するクリー
   ナ手 段と前記感光体を静電潜像形成前に帯電する帯電器の間
   に前記コロナ放電と逆極性のコロナ帯電手段を設け、 前記帯電器と前記コロナ帯電手段の間に除 電手段を配置したことを特徴とする画像記録装置。
2. （２）前記コロナ帯電手段は前記帯電器および前記除電
   手段とともにモールド成型によって一体化されている構
   成の特許請求の範囲第１項記載の画像記録装置。