JPH07210001A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07210001A
JPH07210001A JP131494A JP131494A JPH07210001A JP H07210001 A JPH07210001 A JP H07210001A JP 131494 A JP131494 A JP 131494A JP 131494 A JP131494 A JP 131494A JP H07210001 A JPH07210001 A JP H07210001A
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JP
Japan
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image
transfer
recording material
image forming
forming apparatus
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP131494A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Atsumi
哲也 渥美
Hisashi Fukushima
久史 福島
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 転写帯電器が記録材後端で像担持体へ電荷注
入することにより生じるメモリを防止し、ライン状の画
像不良を防止する。 【構成】 転写電位に記録材の後端があるとき、接触帯
電部材5bには転写時の電圧とは逆極性の電圧が印加さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式や静電記
録方式等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【背景の技術】図2にフルカラー画像を形成するための
カラー画像形成装置の一例を示す。
【0003】本例において、カラー画像形成装置は、像
担持体である、負帯電極性の有機光導電層を有する感光
ドラム1が矢印方向に回転自在に担持され、該感光ドラ
ム1の周りにコロナ帯電器2、光学系3、現像装置4、
転写装置5、クリーニング器6が配置される。
【0004】光学系3は、原稿走査部と色分解フィルタ
からなり、色分解された光像、又はこれに相当する光像
Eを感光ドラム1に照射する例えば図示レーザビーム露
光装置である。
【0005】感光ドラム1を矢印方向に回転させ、前露
光ランプ11にて除電した後、帯電器2により負に一様
に帯電された感光ドラム1に、各分解色ごとに光像Eを
照射し、潜像を形成する。現像装置4は回転現像器とさ
れ、中心軸4bの周りに4個の現像器、つまりブラック
現像器4Bk、シアン現像器4c、マゼンタ現像器4
m、イエロー現像器4yを配置し、所定の現像器を感光
ドラム1に対向した現像位置へと回転させて感光ドラム
1上の潜像を反転現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
とした負に帯電されたトナーにより画像を形成する。
【0006】さらに、感光ドラム1上のトナー画像は、
記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感
光ドラム1と対向した位置に(図中点線で示した紙パス
に従って)供給された記録材に転写される。転写装置5
は、本例では転写ドラム5a、転写ブラシ帯電器5b、
記録材を静電吸着させるための吸着コロナ帯電器5cと
対向する吸着ローラ5g、内側コロナ帯電器5d、外側
コロナ帯電器5eとを有し、回転駆動されるように軸支
された転写ドラム5aの周面開口域には誘電体からなる
記録材担持シート5fが円筒状に一体的に張設されてい
る。
【0007】転写ドラム5aが回転するに従って感光ド
ラム上のトナー像はトナー像の帯電極性と逆極性の電圧
が印加された転写帯電器5bにより記録材担持シート5
fに担持された記録材上に転写される。
【0008】記録材担持シート5fに吸着搬送される記
録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画像が
形成される。
【0009】このようにして所望数のトナー像の転写が
終了すると記録材は転写ドラム5aから分離手段8によ
って分離され、熱ローラ定着器を介してトレイ10に排
紙される。
【0010】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃された後再度画像形成
工程に供せられる。
【0011】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記装置では図3に示す如く、画像域が終了し転写位置に
記録材後端に達する前に、転写電流をオフ(50MΩの
抵抗を介して接地している)状態にしても、転写手段が
ブラシ帯電器という接触転写方式で、感光ドラム、記録
材、担持シートがそれぞれ帯電しており、電位差がある
ため電気的にすぐ転写電流が切れなかった。又、転写位
置で記録材後端の前後で、急激にインピーダンスが変化
することから生じる転写ブラシから感光ドラムへのプラ
ス電流の流れ込みが起こる。
【0012】その結果、記録材後端に沿って対応する感
光ドラムにプラス電荷がメモリとなって蓄積され、前露
光ランプによって除電しても次の画像形成時には、その
痕跡がライン状になって現れるという問題があった。
【0013】又、同じところに何度もプラス電荷の注入
というダメージを感光ドラムがうけてしまうと、その部
分だけ帯電能が低下し半永久的に消えずにメモリとなっ
て残ったままになってしまい、使用すればするほど濃く
太くなっていくという問題もある。
【0014】
【発明の目的】本発明の目的は、転写位置において記録
材の後端で像担持体への電荷の注入を防止することであ
る。
【0015】本発明の他の目的は、像担持体のメモリを
防止し、ライン状の画像不良を防止することである。
【0016】
【発明の構成】本発明は、トナー像を担持する像担持体
と、この像担持体の前記トナー像を転写位置で記録材に
転写する転写手段であって、転写時に前記トナー像の帯
電極性と逆極性の電圧が印加される接触帯電部材を備え
る転写手段と、を有する画像形成装置において、前記転
写位置に記録材の後端があるとき、前記接触帯電部材に
は前記転写時の電圧とは逆極性の電圧が印加されること
を特徴とする。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1には本発明実施例のカラー画像形成装
置の概略断面図を示す。
【0019】本例は、上部にデジタルカラー画像リーダ
部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する。
【0020】リーダ部において、原稿30を原稿台ガラ
ス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査するこ
とにより、原稿30からの反射光像を、レンズ33によ
りフルカラーセンサ34に集光し、カラー色分解画像信
号を得る。カラー色分解画像信号は、(図示しない)増
幅回路を経て、(図示しない)ビデオ処理ユニットにて
処理を施され、プリンタ部に送出される。
【0021】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム1は矢印方向に回転自在に担持され、感光ドラム
1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ
露光光学系3、電位センサ12、色の異なる4個の現像
器4y、4c、4m、4Bk、ドラム上光量検知手段1
3、転写装置5、クリーニング器6を配置する。感光ド
ラム1は接地された導電基体上に負帯電極性の有機光導
電層が支持されている。
【0022】レーザ露光光学系3において、リーダ部か
らの画像信号は、レーザ出力部(不図示)にてイメージ
スキャン露光の光信号に変換され、変換されたレーザ光
がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミラ
ー3cを通って、感光ドラム1の面に投影される。
【0023】プリンタ部画像形成時には、感光ドラム1
を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後
の感光ドラム1を帯電器2によりマイナスに一様に帯電
させて、光学系3により各分解色ごとに光像Eを照射
し、潜像を形成する。
【0024】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
とした負に帯電されたトナーによりトナー画像を形成す
る。現像器は、偏心カム24y、24c、24m、24
Bkの動作により、各分解色に応じて択一的に感光ドラ
ム1に接近するようにしている。
【0025】さらに、感光ドラム1上のトナー画像を、
記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感
光ドラム1と対向した位置に供給された記録材に転写す
る。転写装置5は、本例では転写ドラム5a、ブラシ状
繊維からなる転写帯電器5b、記録材を静電吸着させる
ための吸着帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側
帯電器5d、外側帯電器5eとを有し、回転駆動される
ように軸支された転写ドラム5aの周面開口域には誘電
体からなる記録材担持シート5fを円筒状に一体的に張
設している。記録材担持シート5fはポリカーボネート
フィルム等の誘電体シートを使用している。帯電器5b
は少なくとも転写時に担持シート5fに接触するように
設けられる。
【0026】ドラム状とされる転写装置、つまり転写ド
ラム5aを回転させるに従って感光ドラム上のトナー像
は転写帯電器5bにより記録材担持シート5fに担持さ
れた記録材上に転写する。
【0027】このように記録材担持シート5fに吸着搬
送される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカ
ラー画像を形成する。
【0028】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ム5aから分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を
介してトレイ10に排紙する。
【0029】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工
程に供する。
【0030】記録材の両面に画像を形成する場合には、
定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆
動し、搬送縦パス20を経て、反転パス21aにいった
ん導いた後、反転ローラ21bの逆転により、送り込ま
れた際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向き
に退出させ、中間トレイ22に収納する。その後再び上
述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成
する。
【0031】また、転写ドラム5aの記録材担持シート
5f上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を
防止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート
5fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラ
シ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シート5
fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ
17の作用により清掃を行う。このような清掃は画像形
成前もしくは後に行い、また、ジャム(紙づまり)発生
時には随時行う。
【0032】また、本例においては、所望のタイミング
で偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化し
ているカムフォロワ5iを作動させることにより、記録
材担持シート5fと感光ドラム1とのギャップを任意に
設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中また
は電源オフ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離
す。
【0033】図4は、記録材に感光ドラム上のトナー像
を転写する際、接触帯電部材である転写ブラシ帯電器5
bに電圧を印加する電源へのCPUの制御信号のタイミ
ングチャートである。帯電器5bは電源によって所定電
流が供給される定電流制御が行われる。
【0034】記録材先端が転写部にくると同時に、+8
μA制御のオン信号が出力され、転写部を画像域終端が
通過するのと同時に−1μA制御のオン信号に切り換え
られ、記録材後端が転写部通過後にオフ信号が、CPU
によって出力される。なお、画像域とは任意の画像情報
に対して画像形成可能な領域である。また電流の正、負
は、電源の出力電圧の正、負にそれぞれ対応する。転写
時電源の出力電圧は正であり、感光ドラムの帯電極性と
逆極性であるので、図3のような転写電流の制御を行う
と感光ドラムにプラスメモリを与えてしまう。
【0035】図5は、図4のタイミングチャートによる
効果を説明する説明図で、転写電流(図5(b))から
わかるように、記録材後端で転写電流がマイナスになる
ように定電流制御しているため、転写後の感光ドラム電
位(図5(b))は、マイナス方向にピークを持つよう
になり、次の画像形成を行っても、感光ドラムにメモリ
の痕跡がなく一様なハーフトーン画像が得られた。
【0036】接触帯電部材としては、上述したブラシ状
帯電器の代わりに板状の弾性体を用いることもできる。
このとき、上記実施例と同様にメモリの発生がなく一様
なハーフトーン画像が得られた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば転
写帯電器による像担持体のメモリの発生がなく、画像不
良を防止することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の概略図。
【図2】従来の画像形成装置の概略図。
【図3】従来の画像形成装置による転写電流・感光ドラ
ム電位の変化図。
【図4】本発明を実施した際の、転写電流制御のタイミ
ングチャート。
【図5】本発明による転写電流・感光ドラム電位の変化
図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 一次帯電器 3 レーザ露光光学系 4 現像器 5 転写装置 5b 転写帯電器 5f 記録材担持シート 6 クリーニング装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する像担持体と、この像
    担持体の前記トナー像を転写位置で記録材に転写する転
    写手段であって、転写時に前記トナー像の帯電極性と逆
    極性の電圧が印加される接触帯電部材を備える転写手段
    と、を有する画像形成装置において、 前記転写位置に記録材の後端があるとき、前記接触帯電
    部材には前記転写時の電圧とは逆極性の電圧が印加され
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記接触帯電部材は、ブラシ状繊維であ
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記接触帯電部材は板状弾性体であるこ
    とを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記装置は、記録材を前記転写位置に担
    持搬送する記録材担持体を有し、前記像担持体の像は前
    記記録材担持体に担持された記録材に転写されることを
    特徴とする請求項1乃至3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記装置は、前記トナー像を形成するた
    めに前記像担持体を帯電する帯電手段を有し、この帯電
    手段の帯電極性は、前記転写時に前記接触帯電部材に印
    加される電圧の極性と逆極性であることを特徴とする請
    求項1乃至4の画像形成装置。
JP131494A 1994-01-11 1994-01-11 画像形成装置 Withdrawn JPH07210001A (ja)

Priority Applications (1)

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JP131494A JPH07210001A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 画像形成装置

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JP131494A JPH07210001A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 画像形成装置

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JPH07210001A true JPH07210001A (ja) 1995-08-11

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ID=11498045

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JP131494A Withdrawn JPH07210001A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 画像形成装置

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JP (1) JPH07210001A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310181A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310181A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010403