JPH07210014A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07210014A
JPH07210014A JP1321294A JP1321294A JPH07210014A JP H07210014 A JPH07210014 A JP H07210014A JP 1321294 A JP1321294 A JP 1321294A JP 1321294 A JP1321294 A JP 1321294A JP H07210014 A JPH07210014 A JP H07210014A
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JP1321294A
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Tetsuya Atsumi
哲也 渥美
Hisashi Fukushima
久史 福島
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Canon Inc
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定して、欠陥のない一様なハーフトーン画
像を得ることのできる画像形成装置を提供する。 【構成】 画像形成終了後に、除電帯電器5d、5eに
て除電された記録材担持シート5fに対して、吸着ブラ
シ帯電器5c及び導電ローラ5gにより均し帯電を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式或いは静電
式の画像形成装置に関するものであり、像担持体に可視
画像(トナー像)を形成し、このトナー像を記録材に転
写して画像を得る、複写機、LBP、ファクシミリ等の
画像形成装置に好適に具現化し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばフルカラー画像形成装置と
して、像担持体に像を形成し、この像を、転写材担持体
である紙などの記録材に転写してカラー画像を得るもの
が種々提案され、又製品化されている。
【0003】図4に、電子写真式の一般的なフルカラー
画像形成装置の一例を示す。
【0004】本例にて、カラー画像形成装置は、像担持
体である感光体ドラム1が矢印方向に回転自在に担持さ
れ、該感光体ドラム1の周りには前露光ランプ11、コ
ロナ帯電器2、光学系3、現像装置4、転写装置5、ク
リーニング器6が配置される。
【0005】光学系3は、原稿走査部と色分解フィルタ
からなり、色分解された光像、又はこれに相当する光像
Eを感光体ドラム1に照射する、例えば図示するような
レーザビーム露光装置である。
【0006】前露光ランプ11により除電した後、一次
帯電器2により一様に帯電された感光体ドラム1に、各
分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。現像装
置4は回転現像器であり、中心軸4bの周りに回転する
回転体4aに4個の現像器、つまりブラック現像器4
K、シアン現像器4C、マゼンタ現像器4M、イエロー
現像器4Yを配置し、所定の現像器を感光体ドラム1に
対向した現像位置へと回転させて感光体ドラム1上の潜
像を現像し、感光体ドラム1上に樹脂を基体としたトナ
ーによって画像を形成する。
【0007】更に、感光体ドラム1上のトナー画像は、
記録材カセット7(7a、7b、7c)より搬送系及び
転写装置5を介して感光体ドラム1と対向した位置に、
図中点線で示した紙パスに沿って供給された記録材に転
写される。
【0008】転写装置5は、本例では転写ドラム5a、
転写コロナ帯電器5b、記録材を静電吸着させるための
吸着コロナ帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側
コロナ帯電器5d、外側コロナ帯電器5eとを有する。
又、回転駆動される、軸支された転写ドラム5aの周面
開口域には誘電体からなる記録材担持シート5fが円筒
状に一体的に張設されている。
【0009】転写ドラム5aが回転するに従って感光体
ドラム1上のトナー像は転写帯電器5bにより順次記録
材担持シート5fに担持された記録材上に転写される。
記録材担持シート5fに吸着搬送された記録材には所望
数の色画像が転写され、フルカラー画像が形成される。
【0010】このようにして所望数のトナー像の転写が
終了すると、記録材は転写ドラム5aから分離手段8に
よって分離され、熱ローラ定着器9を介してトレイ10
に排紙される。
【0011】他方、転写後感光体ドラム1は、表面の残
留トナーをクリーニング器6で清掃した後、再度画像形
成行程に供せられる。又、転写ドラム5aに張設されて
いる記録材担持シート5fは、内側コロナ帯電器5d及
び外側コロナ帯電器5eにより除電が行なわれる。
【0012】図5は、上記画像形成装置の、画像形成時
における各部の動作を示すタイミングチャートである。
【0013】図5にて示すように、斯る従来の画像形成
装置では、画像形成に先立って、感光体ドラム電位安定
化回転と呼ぶ感光体ドラム1回転の間に、一次帯電及び
前露光ランプによる除電は行なわれていない。
【0014】図6は、画像形成の各段階における記録材
担持シート5fの感光体ドラム1とは反対側の面の電位
を示す。そして、図6に示されるトナー像転写動作終了
後に行なわれる後回転除電は、内側コロナ帯電器5dが
−500μA、外側コロナ帯電器5eが+500μAの
定電流制御にて行なわれた状態を示す。
【0015】又、記録材担持シート5fは、図7に示す
ようなI−V特性を持っており、その表面電位を0±1
00Vに制御することは、ある環境では直流電源だけで
2の電流値を用いれば可能であることが分かる。
【0016】しかしながら、実際には、長期の使用によ
り、帯電器5d、5eの汚れ、記録材担持シート5f厚
みの公差、記録材担持シート5fの電位状態、使用する
環境の違いなどにより、必ずしも同じ電流値になるわけ
ではない。従って、従来は、全ての影響を排除できるI
3 の電流値によって、後回転除電を行なっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
形成装置では、上述したように、感光体ドラム電位安定
化回転における除電動作を行なっておらず、又、後回転
除電後の記録材担持シート5fが、図6に示すように、
−4kVに帯電しているために、画像形成前の前回転中
に転写部で生じる剥離放電により、感光体ドラム1上に
プラス電荷が蓄積する。一旦プラスに帯電した感光体ド
ラム1は、図8に示すように、一次帯電を経た後でもそ
の履歴が残っている。その結果、ハーフトーン画像を出
力すると、プラス帯電した履歴は、ハイライト部におい
て斑点状に濃く現れるという問題がある。
【0018】逆に、後回転時に転写シートの除電を行な
わなければ、図9に示すように、マイナス帯電した履歴
が現れる。この場合でもハイライト部では薄くでるため
余り目立たないが、ベタ部では斑点状に白っぽくなると
いう問題もある。
【0019】従って、本発明の目的は、安定して、欠陥
のない一様なハーフトーン画像を得ることのできる画像
形成装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
少なくとも一次帯電手段、露光手段及び現像手段により
トナー像が形成される像担持体と、記録材を担持して転
写部へと搬送するための記録材担持体と、前記記録材を
前記記録材担持体に静電的に吸着させるために、前記転
写部よりも前記記録材担持体の移動方向上流側の吸着位
置に設けられた吸着帯電手段と、前記転写部にて前記像
担持体に形成されたトナー像を前記記録材担持体に担持
された記録材へと静電的に転写するための転写帯電手段
と、前記記録材担持体上の電荷を除去するために、前記
転写部よりも前記記録材担持体の移動方向下流側の除電
位置に設けられた除電手段とを備えた画像形成装置にお
いて、画像形成終了後に前記除電手段にて除電された前
記記録材担持体に対して、前記吸着帯電手段により均し
帯電を行なうことを特徴とする画像形成装置である。好
ましくは、前記像担持体としては、有機感光材料により
形成された感光体が使用される。
【0021】本発明の一実施態様によれば、前記吸着帯
電手段は、前記記録材の吸着帯電により、前記記録材担
持体の記録材担持面とは反対側の面を前記像担持体の一
次帯電と逆極性に帯電し、前記転写帯電手段は、前記ト
ナー像の転写帯電により、前記記録材担持体の記録材担
持面とは反対側の面をトナー像とは逆極性に帯電し、前
記除電手段は、前記記録材担持体の除電により、前記記
録材担持体の記録材担持面をトナー像とは逆極性に帯電
し、反対側の面をトナー像と同極性に帯電する。
【0022】又、前記吸着帯電手段は、前記記録材担持
体及びその上の記録材を挟んで対向された、導電性接触
子と導電ローラ、導電性接触子と導電性接触子、コロナ
帯電器と導電ローラ、コロナ帯電器とコロナ帯電器、又
は導電性接触子とコロナ帯電器とされる2つの帯電器の
組合せにて構成され、記録材吸着時は少なくとも一方の
帯電器に直流、又は交流に直流を重畳したバイアスを印
加して、前記記録材の吸着帯電を行ない、除電動作時
は、両方の帯電器を接地若しくは少なくとも一方の帯電
器に直流、又は交流に直流を重畳したバイアスを印加し
て、前記記録材担持体の除電を行なう。
【0023】更に、前記転写帯電手段は、前記記録材担
持体の内側に接触して配設された導電性接触子、又は前
記記録材担持体の内側に接触することなく配設されたコ
ロナ帯電器にて構成され、トナー像の転写帯電時には直
流、又は交流に直流を重畳したバイアスを印加して、前
記トナー像の転写帯電を行ない、転写動作終了時にはO
FFとするか、交流バイアスが印加される。
【0024】更に又、前記除電手段は、前記記録材担持
体を挟んで対向された、導電性接触子と導電ローラ、導
電性接触子と導電性接触子、コロナ帯電器と導電ロー
ラ、コロナ帯電器とコロナ帯電器、又は導電性接触子と
コロナ帯電器とされる2つの帯電器の組合せにて構成さ
れ、少なくとも一方の帯電器に直流のバイアスを印加し
て、前記記録材担持体の除電を行なう。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。図1には、本発明の画像形成
装置の一実施例である、電子写真式カラー画像形成装置
を示す。
【0026】図1に示すカラー画像形成装置は、その上
部にディジタルカラー画像リーダー部を有し、また、そ
の下部にディジタルカラー画像プリンタ部を有する。
【0027】リーダー部において、原稿30を原稿台ガ
ラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査する
ことによって得られる原稿30からの反射光像を、レン
ズ33によりフルカラーセンサ34に集光し、カラー色
分解画像信号を得る。このカラー色分解画像信号は図示
しない増幅回路で増幅された後、同じく図示しないビデ
オ処理ユニットにて処理を施され、プリンタ部に送出さ
れる。
【0028】プリンタ部において、像担持体である感光
体ドラム1は、例えば有機感光材料からなる円筒状の感
光体とされ、図示矢印の方向に回転自在に担持されてい
る。この感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム1表
面を初期化するための前露光ランプ11、感光体ドラム
1表面を一様に帯電する一次帯電器2(本実施例ではコ
ロナ帯電器)、感光体ドラム1上に画像情報に応じた静
電潜像を形成する像露光手段3、感光体ドラム1表面の
電位を検出する電位センサ12、感光体ドラム1上に形
成された静電潜像を可視画像に現像する色の異なる現像
剤(トナー)を収納する4個の現像器4C、4M、4
Y、4Kよりなる固定配置の現像装置、感光体ドラム1
上のトナー量を検知する光検知手段13、記録材担持体
としての転写ドラム5aを含む転写装置5、感光体ドラ
ム1上に残留する現像剤を除去するクリーニング器6等
がそれぞれ配設されている。
【0029】上記像露光手段3は、本例では、ポリゴン
ミラー3a、レンズ3b、ミラー3c等からなり、上記
リーダー部からの色分解された各色毎のカラー画像信号
によって変調されたレーザ出力部からのレーザ光Eをポ
リゴンミラー3aで反射し、レンズ3b及びミラー3c
を通じて感光体ドラム1の表面に投影し、各色のカラー
画像信号に対応した静電潜像を形成する。
【0030】プリンタ部での画像形成時には、感光体ド
ラム1を図示矢印方向に回転させ、まず、前露光ランプ
11によって感光体ドラム1表面を除電、初期化し、次
いで一次帯電器2により、感光体ドラム1表面をマイナ
スに一様に帯電し、像露光手段3によって色分解された
各色の画像信号に対応する光像Eを感光体ドラム1表面
に順次に照射し、所定の色順で静電潜像を形成する。
【0031】次に、所定の現像器を所定の現像順である
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラ
ック(K)の順に動作させて、感光体ドラム1上の潜像
を現像し、感光体ドラム1上に樹脂を基体としたネガト
ナーによるトナー像を順次に形成する。ここで、現像装
置の各現像器4C、4M、4Y、4Kは、偏心カム24
C、24M、24Y、24Kの動作により、形成された
潜像の色に応じて所要の現像器が択一的に感光体ドラム
1に接近して現像動作を行なうように構成されている。
【0032】一方、記録材カセット7a、7b、又は7
cから(手差しの場合もある)、ピックアップローラ、
給紙ガイド、給紙ローラ等よりなる搬送系によって送給
された転写紙のような記録材は、所定タイミングに同期
して、転写装置5に巻き付けられる。この転写装置5
は、本実施例では、円筒状の転写ドラム5a、感光体ド
ラム1上のトナー像を記録材へ転写するための転写帯電
手段である転写ブラシ帯電器5b、記録材を転写ドラム
5aに吸着させるための吸着帯電手段である吸着ブラシ
帯電器5cと対向極としての吸着用(当接用)ローラ5
g、除電手段としての内側コロナ帯電器5d及び外側コ
ロナ帯電器5eを有し、回転駆動されるように軸支され
た転写ドラム5aの周面開口域には、記録材担持体であ
る誘電体からなる記録材担持シート5fが円筒状に一体
的に張設されている。この記録材担持シート5fとして
はポリカーボネートフィルム等の誘電体シートが使用さ
れている。
【0033】転写ドラム5aは感光体ドラム1と同期し
て図示矢印方向に回転され、シアン現像器4Cで現像さ
れたシアントナー像は転写部において転写ブラシ帯電器
5bによって記録材担持シート5f上に担持された記録
材に転写される。転写ドラム5aはそのまま回転を継続
し、次の色(例えばマゼンタ)の画像の転写に備える。
【0034】また、トナー像が転写された感光体ドラム
1はクリーニング器6によって残留トナー等の付着物が
クリーニングされ、再び一次帯電器2によって一様帯電
され、次のマゼンタ画像信号により変調されたレーザ光
により前述のような画像露光を受ける。このマゼンタの
潜像はマゼンタ現像器4Mによって現像され、マゼンタ
トナー像が形成され、このマゼンタトナー像は転写部に
おいて転写ブラシ帯電器5bによって記録材担持シート
5f上に担持された記録材に転写され、シアントナー像
にマゼンタトナー像が重ね転写される。転写ドラム5b
はそのまま回転を継続し、次の色(例えばイエロー)の
画像の転写に備える。
【0035】続いて、以上のようなプロセスをイエロー
及びブラックの画像形成及び転写に対して行ない、4色
分のトナー像の重ね転写が終了すると、記録材は分離用
帯電器5hにより除電され、次いで分離押し上げコロ8
b及び分離爪8aの作用によって転写ドラム5aから分
離され、搬送手段で定着器(本実施例では熱ローラ定着
器)9に送られて一括定着され、外部のトレイ10上に
排紙される。かくして、一連のフルカラープリントシー
ケンスが終了し、所要のフルカラープリント画像が形成
される。
【0036】次に、記録材の両面に画像を形成する場合
には、記録材が定着器9から排出された後、すぐに搬送
パス切り換えガイド19を駆動し、記録材を搬送縦パス
20を経て反転パス21aにいったん導く。その後、反
転ローラ21bの逆転により、送り込まれた際の記録材
の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに記録
材を退出させ、中間トレイ22に収納する。その後、再
び中間トレイ22から転写装置5にこの記録材を搬送
し、上述した画像形成工程によってもう一方の面に画像
を形成する。
【0037】また、転写ドラム5aの記録材担持シート
5f上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を
防止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート
5fを介して該ファーブラシ14に対向するバックアッ
プブラシ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シ
ート5fを介して該オイル除去ローラ16に対向するバ
ックアップブラシ17の作用により清掃を行なう。この
ような清掃は画像形成前若しくは後に行ない、また、ジ
ャム(紙づまり)発生時には随時行なう。
【0038】また、本実施例においては、所望のタイミ
ングで偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体
化しているカムフォロワ5iを作動させることにより、
記録材担持シート5fと感光体ドラム1とのギャップを
任意に設定できる構成となっている。例えば、スタンバ
イ(待機)中又は電源オフ時には、転写ドラム5aと感
光体ドラム1の間隔を離す。
【0039】更に説明すると、上記説明にて、転写帯電
手段は、転写ブラシ帯電器5bのような、記録材担持シ
ート5fの内側に接触して配設された導電性接触子であ
るとしたが、記録材担持シート5fの内側に接触するこ
となく配設されたコロナ帯電器にて構成することもでき
る。又、この転写帯電手段には、直流、又は交流に直流
を重畳したバイアスを印加して、トナー像の転写帯電が
行なわれる。そして、転写動作終了時にはOFFとする
か、交流バイアスが印加される。
【0040】又、前記吸着帯電手段は、記録材担持シー
ト5f及びその上の記録材を挟んで対向された、吸着ブ
ラシ帯電器5cと対向極としての吸着用(当接用)ロー
ラ5g、即ち、導電性接触子5cと導電ローラ5gであ
るとして説明したが、他に、導電性接触子と導電性接触
子、コロナ帯電器と導電ローラ、コロナ帯電器とコロナ
帯電器、又は導電性接触子とコロナ帯電器とされる2つ
の帯電器の組合せにて構成することができる。そして、
記録材吸着時は少なくとも一方の帯電器に直流、又は交
流に直流を重畳したバイアスを印加して記録材の吸着帯
電を行なう。詳しくは後述するが、除電動作時は、両方
の帯電器を接地若しくは少なくとも一方の帯電器に直流
又は交流に直流を重畳したバイアスを印加して、記録材
担持シート5fの除電(均し帯電)を行なう。
【0041】更に、前記除電手段は、前記記録材担持体
を挟んで対向された、内側コロナ帯電器5dと外側コロ
ナ帯電器5eであるとしたが、ブラシ帯電器のような導
電性接触子と導電ローラ、導電性接触子と導電性接触
子、コロナ帯電器と導電ローラ、又は導電性接触子とコ
ロナ帯電器とされる2つの帯電器の組合せにて構成する
こともでき、少なくとも一方の帯電器に直流のバイアス
を印加して、前記記録材担持シート5fの除電を行な
う。
【0042】本発明の好ましい実施態様によれば、前記
吸着帯電手段は、記録材の吸着帯電により、記録材担持
シート5fの記録材担持面とは反対側の面を感光体ドラ
ム1の一次帯電とは逆極性に帯電し、前記転写帯電手段
は、トナー像の転写帯電により、記録材担持シート5f
の記録材担持面とは反対側の面をトナー像とは逆極性に
帯電し、前記除電手段は、記録材担持シート5fの除電
により、記録材担持シート5fの記録材担持面をトナー
像とは逆極性に帯電し、反対側の面をトナー像と同極性
に帯電する。
【0043】次に、本発明を実施例について説明する。
【0044】実施例1 図2は、本発明に従って構成される、上記説明した図1
のカラー画像形成装置の画像形成時における各部の動作
を示すタイミングチャートである。
【0045】この実施例で、転写帯電手段は転写ブラシ
帯電器5bとし、吸着帯電手段は、吸着ブラシ帯電器5
cと導電ローラ5gとし、そして、除電手段は、内側コ
ロナ帯電器5dと外側コロナ帯電器5eとした。
【0046】図3に、画像形成の各段階における記録材
担持シート5fの感光体ドラム1とは反対側の電位を示
す。
【0047】本実施例によると、図2及び図3におい
て、トナー像の転写動作終了後に行なわれる転写後回転
除電は、除電手段5d、5eにて記録材担持シート5f
を−4kVにしてから、吸着帯電手段の吸着ブラシ帯電
器5cと導電ローラ5gを接地状態で記録材担持シート
5fに接触させて、記録材担持シート5fの電位が大略
0Vになるようにした。その結果、欠陥のない一様なハ
ーフトーン画像が得られた。
【0048】実施例2 実施例1では、転写後除電時に、転写帯電手段の転写ブ
ラシ帯電器5bはOFFとされたが、この実施例2で
は、転写ブラシ帯電器5bに0V+ACバイアス電圧が
印加された。本実施例でAC電圧は、Vp-p を10k
V、fを500Hzとすることにより、より好ましい結
果を得ることができた。
【0049】又、このとき、転写ブラシ帯電器5bを定
電流制御する場合、全環境で0V(若干プラス)となる
ように、最適な電流値を設定する必要がある。例えば、
温湿度が23℃、60%の環境では15μAにて好結果
を得ることができた。
【0050】実施例3 上記実施例1及び実施例2では、転写帯電手段として転
写ブラシ帯電器5bを使用したが、転写コロナ帯電器を
使用することもできる。
【0051】本実施例にても、転写後除電時に、転写コ
ロナ帯電器5bに0V+ACバイアス電圧を印加するこ
とができ、AC電圧は、Vp-p を10kV、fを500
zとすることにより、より好ましい結果を得ることが
できた。
【0052】又、このとき、転写ブラシ帯電器5bを定
電流制御する場合、全環境で0V(若干プラス)となる
ように、最適な電流値を設定する必要がある。例えば、
温湿度が23℃、60%の環境では15μAにて好結果
を得ることができた。
【0053】実施例4 上記実施例1〜3では、転写後回転除電時には、除電手
段にて記録材担持シート5fを−4kVにしてから、吸
着帯電手段の吸着ブラシ帯電器5cと導電ローラ5gを
接地状態で記録材担持シート5fに接触させて、記録材
担持シートの電位が大略0Vになるようにしたが、本実
施例では、除電動作時に、吸着ブラシ帯電器5cに0V
+ACバイアス電圧が印加された。AC電圧は、Vp-p
を10kV、fを500Hz とすることにより、好まし
い結果を得ることができた。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、画像形成終了後に除電手段にて除電された記録
材担持体に対して、吸着帯電手段により均し帯電を行な
う構成とされるので、常に、欠陥のない一様なハーフト
ーン画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成図である。
【図2】画像形成装置の各構成部材の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図3】記録材担持シートの感光体ドラムとは反対側の
面の電位を示す図である。
【図4】従来の画像形成装置の一例の概略構成図であ
る。
【図5】従来の画像形成装置の各構成部材の動作を示す
タイミングチャートである。
【図6】従来の画像形成装置における記録材担持シート
の感光体ドラムとは反対側の面の電位を示す図である。
【図7】従来の画像形成装置における記録材担持シート
表面のI−V特性を示す図である。
【図8】従来の画像形成装置における感光体ドラムの履
歴を説明する図である。
【図9】従来の画像形成装置における感光体ドラムの履
歴を説明する図である。
【符号の説明】
1 像担持体(感光体ドラム) 2 一次帯電手段 3 露光手段 4 現像手段 5 転写装置 5b 転写帯電手段 5c、5g 吸着帯電手段 5d、5e 除電手段 5f 記録材担持体(記録材担持シート)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一次帯電手段、露光手段及び
    現像手段によりトナー像が形成される像担持体と、記録
    材を担持して転写部へと搬送するための記録材担持体
    と、前記記録材を前記記録材担持体に静電的に吸着させ
    るために、前記転写部よりも前記記録材担持体の移動方
    向上流側の吸着位置に設けられた吸着帯電手段と、前記
    転写部にて前記像担持体に形成されたトナー像を前記記
    録材担持体に担持された記録材へと静電的に転写するた
    めの転写帯電手段と、前記記録材担持体上の電荷を除去
    するために、前記転写部よりも前記記録材担持体の移動
    方向下流側の除電位置に設けられた除電手段とを備えた
    画像形成装置において、画像形成終了後に前記除電手段
    にて除電された前記記録材担持体に対して、前記吸着帯
    電手段により均し帯電を行なうことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体は、有機感光材料により形
    成された感光体である請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記吸着帯電手段は、前記記録材の吸着
    帯電により、前記記録材担持体の記録材担持面とは反対
    側の面を前記像担持体の一次帯電と逆極性に帯電し、前
    記転写帯電手段は、前記トナー像の転写帯電により、前
    記記録材担持体の記録材担持面とは反対側の面をトナー
    像とは逆極性に帯電し、前記除電手段は、前記記録材担
    持体の除電により、前記記録材担持体の記録材担持面を
    トナー像とは逆極性に帯電し、反対側の面をトナー像と
    同極性に帯電する請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記吸着帯電手段は、前記記録材担持体
    及びその上の記録材を挟んで対向された、導電性接触子
    と導電ローラ、導電性接触子と導電性接触子、コロナ帯
    電器と導電ローラ、コロナ帯電器とコロナ帯電器、又は
    導電性接触子とコロナ帯電器とされる2つの帯電器の組
    合せにて構成され、記録材吸着時は少なくとも一方の帯
    電器に直流又は交流に直流を重畳したバイアスを印加し
    て、前記記録材の吸着帯電を行ない、除電動作時は、両
    方の帯電器を接地若しくは少なくとも一方の帯電器に直
    流、又は交流に直流を重畳したバイアスを印加して、前
    記記録材担持体の除電を行なう請求項1、2又は3の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写帯電手段は、前記記録材担持体
    の内側に接触して配設された導電性接触子、又は前記記
    録材担持体の内側に接触することなく配設されたコロナ
    帯電器にて構成され、トナー像の転写帯電時は直流、又
    は交流に直流を重畳したバイアスを印加して、前記トナ
    ー像の転写帯電を行ない、転写動作終了時にはOFFと
    するか、交流バイアスが印加される請求項1、2、3又
    は4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記除電手段は、前記記録材担持体を挟
    んで対向された、導電性接触子と導電ローラ、導電性接
    触子と導電性接触子、コロナ帯電器と導電ローラ、コロ
    ナ帯電器とコロナ帯電器、又は導電性接触子とコロナ帯
    電器とされる2つの帯電器の組合せにて構成され、少な
    くとも一方の帯電器に直流のバイアスを印加して、前記
    記録材担持体の除電を行なう請求項1、2、3、4又は
    5の画像形成装置。
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