JP5377035B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ものである。
表面が回転可能な感光体と、
現像バイアスが印加されることで前記感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給して前記感光体に現像剤像を形成する現像装置と、
前記感光体が停止状態から回転を開始して経過した時間である感光体回転時間に関する情報と、前記感光体が回転状態から停止して経過した時間である感光体停止時間に関する情報とを取得する情報取得手段と、
画像形成装置の温湿度に関する情報を検知する温湿度検知手段と、
前記感光体を第1の速度で回転させる第1モードと、前記第1の速度よりも遅い第2の速度で回転させる第2モードとを実行可能な速度切り替え手段と、
を備える画像形成装置において、
次の画像形成における前記現像バイアスの絶対値を減少させるように作用する第1の現像バイアス補正量を、前記感光体回転時間に関する情報と、前記感光体停止時間に関する情報と、前記温湿度に関する情報と、前記次の画像形成よりも前の画像形成における前記感光体の回転速度の情報と、に応じて求め、前記第1の現像バイアス補正量に応じて前記現像バイアスを補正する制御手段を更に備え、
前記制御手段は、前記前の画像形成にて前記第1モードが実行された場合に、前記前の画像形成にて前記第2モードが実行される場合よりも、前記第1の現像バイアス補正量による前記絶対値の減少量を大きくすることを特徴とする。
また本発明の別の構成は、
表面が回転可能な感光体と、
帯電バイアスが印加されることで前記感光体を帯電する帯電装置と、
前記感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給して前記感光体に現像剤像を形成する現像装置と、
前記感光体が停止状態から回転を開始して経過した時間である感光体回転時間に関する情報と、前記感光体が回転状態から停止して経過した時間である感光体停止時間に関する情報とを取得する情報取得手段と、
画像形成装置の温湿度に関する情報を検知する温湿度検知手段と、
前記感光体を第1の速度で回転させる第1モードと、前記第1の速度よりも遅い第2の速度で回転させる第2モードとを実行可能な速度切り替え手段と、
を備える画像形成装置において、
次の画像形成における前記帯電バイアスの絶対値を増加させるように作用する第1の現像バイアス補正量を、前記感光体回転時間に関する情報と、前記感光体停止時間に関する情報と、前記温湿度に関する情報と、前記次の画像形成よりも前の画像形成における前記感光体の回転速度の情報と、に応じて求め、前記第1の帯電バイアス補正量に応じて前記帯電バイアスを補正する制御手段を更に備え、
前記制御手段は、前記前の画像形成にて前記第1モードが実行された場合に、前記前の画像形成にて前記第2モードが実行される場合よりも、前記第1の帯電バイアス補正量による前記絶対値の増加量を大きくすることを特徴とする。
図4は、本実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す。本実施の形態において、画像形成装置100は、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体(転写材)、例えば、記録用紙、OHPシート或いは布などに画像形成するレーザービームプリンタとされる。
VLup=λ×Vupend
このVLupの値を、テーブルAを用いて感光体回転時間t1に換算したものを、t1up_lkとする。t1up_lkは、t1のカウントを開始し始めた時に、既にどの程度感光体が回転しているのと同じ状態なのかを表している。ΔUを求める際には、t1up_lkとt1とを加算して実質的な感光体回転時間とすることで、適当なΔUを求めることができる。
t1up=t1+t1up_lk・・・数式1
t1・・・今回の画像形成ジョブで感光ドラム1が回転開始してからの経過時間
t1up_lk・・・今回の画像形成ジョブが開始された時の感光体のVLアップ量をテーブルAにより時間に逆換算した値
テーブルAから算出されたVLアップ量に、図7(b)で示すテーブルBにて、雰囲気環境の温度Tcと絶対湿度Wに基づいて選択される係数を掛ける事によって、制御手段23で制御するVLアップ量ΔUを決定する。
VLup=λ×Vupend・・・ 数式2
今回の画像形成ジョブが開始された時の感光体のVLアップ量であるVLupは数式2で示される。数式1にて説明したt1up_lkはこのVLup量をテーブルAにより時間に逆換算したものである。
なお、図8(a)はテーブルの形にはなっていないが、実際には、このグラフがテーブルの形としてテーブルDには記載されている。
t1dw=t1+t1dw_lk ・・・ 数式3
t1・・・今回の画像形成ジョブで感光ドラム1が回転開始してからの経過時間
t1dw_lk・・・今回の画像形成ジョブが開始された時の感光体のVLダウン量をプリントモードに対応したテーブルDにより時間に逆換算した値
テーブルDから算出されたVLダウン量に、図8(b)で示すテーブルEにて、雰囲気環境の温度Tcと絶対湿度Wに基づいて選択される係数を掛ける事によって、制御手段23で制御するVLダウン量ΔDを決定する。
VLdw=b×Vdwend ・・・ 数式4
感光ドラム1が回転直後のVLダウン量であるVLdwは数式4で示され、数式3にて説明したt1dw_lkはこのVLdw量をプリントモードに対応したテーブルDにより時間に逆換算したものである。
1Y、1M、1C、1K 感光ドラム
2Y、2M、2C、2K 帯電ローラ
3Y、3M、3C、3K 露光装置
5Y、5M、5C、5K 現像装置
6Y、6M、6C、6K 現像スリーブ
7Y、7M、7C、7K 転写ローラ
9 転写ベルト
17 エンジン制御部
18 温湿度センサ
20 記憶手段
21 読み取り手段
22 CPU
23 制御手段
24 タイマー
25 計算手段
Claims (13)
- 表面が回転可能な感光体と、
現像バイアスが印加されることで前記感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給して前記感光体に現像剤像を形成する現像装置と、
前記感光体が停止状態から回転を開始して経過した時間である感光体回転時間に関する情報と、前記感光体が回転状態から停止して経過した時間である感光体停止時間に関する情報とを取得する情報取得手段と、
画像形成装置の温湿度に関する情報を検知する温湿度検知手段と、
前記感光体を第1の速度で回転させる第1モードと、前記第1の速度よりも遅い第2の速度で回転させる第2モードとを実行可能な速度切り替え手段と、
を備える画像形成装置において、
前記現像バイアスの絶対値を前の画像形成よりも減少させるように作用する第1の現像バイアス補正量を、前記感光体回転時間に関する情報と、前記感光体停止時間に関する情報と、前記温湿度に関する情報と、前記前の画像形成における前記感光体の回転速度の情報と、に応じて求め、前記第1の現像バイアス補正量に応じて前記現像バイアスを補正する制御手段を更に備え、
前記制御手段は、前記前の画像形成にて前記第1モードが実行された場合に、前記前の画像形成にて前記第2モードが実行される場合よりも、前記第1の現像バイアス補正量を大きくすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、温度と相対湿度から絶対湿度を算出し、
前記制御手段は、温度と、絶対湿度と、前記感光体回転時間と前記感光体停止時間と前記前の画像形成における前記回転速度に応じて前記第1の現像バイアス補正量を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記感光体回転時間が増加するほど前記第1の現像バイアス補正量を大きくし、前記感光体停止時間が増加するほど前記前記第1の現像バイアス補正量を小さくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は前記現像バイアスの絶対値を前記前の画像形成よりも増加させるように作用する第2の現像バイアス補正量を更に求め、
前記制御手段は、前記第1の現像バイアス補正量による前記絶対値の減少量と前記第2の現像バイアス補正量による前記絶対値の増加量とを差し引きしたぶん前記絶対値を補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記感光体回転時間が増加するほど前記第2の現像バイアス補正量を大きくし、前記感光体停止時間が増加するほど前記第2の現像バイアス補正量を小さくすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記画像形成が1枚の記録媒体に画像を形成するごとに、前記現像バイアスの絶対値を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 表面が回転可能な感光体と、
帯電バイアスが印加されることで前記感光体を帯電する帯電装置と、
前記感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給して前記感光体に現像剤像を形成する現像装置と、
前記感光体が停止状態から回転を開始して経過した時間である感光体回転時間に関する情報と、前記感光体が回転状態から停止して経過した時間である感光体停止時間に関する情報とを取得する情報取得手段と、
画像形成装置の温湿度に関する情報を検知する温湿度検知手段と、
前記感光体を第1の速度で回転させる第1モードと、前記第1の速度よりも遅い第2の速度で回転させる第2モードとを実行可能な速度切り替え手段と、
を備える画像形成装置において、
前記帯電バイアスの絶対値を前の画像形成よりも増加させるように作用する第1の帯電バイアス補正量を、前記感光体回転時間に関する情報と、前記感光体停止時間に関する情報と、前記温湿度に関する情報と、前記前の画像形成における前記感光体の回転速度の情報と、に応じて求め、前記第1の帯電バイアス補正量に応じて前記帯電バイアスを補正する制御手段を更に備え、
前記制御手段は、前記前の画像形成にて前記第1モードが実行された場合に、前記前の画像形成にて前記第2モードが実行される場合よりも、前記第1の帯電バイアス補正量を大きくすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、温度と相対湿度から絶対湿度を算出し、
前記制御手段は、温度と、絶対湿度と、前記感光体回転時間と前記感光体停止時間と前記前の画像形成における前記感光体の回転速度に応じて、前記第1の帯電バイアス補正量を求めることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記感光体回転時間が増加するほど前記第1の帯電バイアス補正量を大きくし、前記感光体停止時間が増加するほど前記第1の帯電バイアス補正量を小さくすることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記帯電バイアスの絶対値を前記前の画像形成より減少させるように作用する第2の帯電バイアス補正量を更に求め、
前記制御手段は、前記第1の帯電バイアス補正量による前記絶対値の増加量と前記第2の帯電バイアス補正量による前記絶対値の減少量とを差し引きしたぶん前記絶対値を変動させること特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記感光体回転時間が増加するほど前記第2の帯電バイアス補正量を大きくし、前記感光体停止時間が増加するほど前記第2の帯電バイアス補正量を小さくすることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、一枚の記録媒体に画像を形成するごとに、前記帯電バイアスを決定することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記速度切り替え手段は、前記画像形成装置が画像を形成する記録媒体の種類に応じて、前記回転速度を変えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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