JP5826140B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5826140B2
JP5826140B2 JP2012204614A JP2012204614A JP5826140B2 JP 5826140 B2 JP5826140 B2 JP 5826140B2 JP 2012204614 A JP2012204614 A JP 2012204614A JP 2012204614 A JP2012204614 A JP 2012204614A JP 5826140 B2 JP5826140 B2 JP 5826140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
image
temperature
charging
photosensitive drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012204614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014059461A (ja
Inventor
芋生 龍士
龍士 芋生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2012204614A priority Critical patent/JP5826140B2/ja
Publication of JP2014059461A publication Critical patent/JP2014059461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5826140B2 publication Critical patent/JP5826140B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

本発明は、被転写材に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置には、感光体ドラムと、その感光体ドラムに接触する帯電ローラーとを備える装置がある。その画像形成装置では、近年の更なる性能の向上の要求により、小型化及び処理能力の向上が求められている。小型化及び処理能力の向上を実現するために、感光体ドラム及び帯電ローラーそれぞれを小径にして、速度を速くした場合、画像形成装置は、帯電ローラーによって感光体ドラムの表面を帯電させる帯電付与能力の限界が早くなるといった問題が生じる。特に、被転写材として粗悪な用紙を用いた場合、画像形成装置は、早期に帯電付与能力に限界が生じる。この場合において、特に低温時では、用紙にカブリが生じる。カブリとは、用紙において画像が形成され領域(地肌領域)にトナーが付着する現象である。
ところで、従来の画像形成装置には、環境の温度に応じてプロセススピードを切り替えることにより、低消費電力で定着性を満足させる装置がある(特許文献1参照)。
特開2006−162861号公報
特許文献1に記載された画像形成装置は、定着性を満足させるための装置である。このため、特許文献1に記載された画像形成装置では、感光体ドラム及び帯電ローラーについて何ら規定されていないため、感光体ドラムに帯電不良が発生する可能性がある。帯電不良が発生した場合には、用紙にカブリが発生する可能性がある。
本発明は、帯電不良の発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、像担持体と、帯電部と、転写部と、供給部と、温度測定部と、制御部とを備える画像形成装置に関する。前記像担持体は、帯電した表面に静電潜像が形成されると共に、その静電潜像がトナーで現像されることによりトナー画像が表面に形成される。前記帯電部は、帯電電圧が印加されることにより前記像担持体の表面を帯電させる。前記転写部は、トナー画像を被転写材に転写させて、被転写材に画像を形成する。前記供給部は、前記転写部に被転写材を供給する。前記温度測定部は、画像形成装置の外部の温度を測定する。前記制御部は、前記温度測定部によって測定される温度が所定の温度よりも高い場合に、所定の電圧値の帯電電圧を前記帯電部に印加するよう制御する共に、第1のプロセススピードで被転写材に画像を形成するよう前記像担持体と前記転写部と前記供給部とを制御する。前記制御部は、前記温度測定部によって測定される温度が前記所定の温度以下の場合に、前記所定の電圧値の帯電電圧を前記帯電部に印加するよう制御すると共に、前記第1のプロセススピードよりも遅い第2のプロセススピードで被転写材に画像を形成するよう前記像担持体と前記転写部と前記供給部とを制御する。
本発明によれば、帯電不良の発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施形態のプリンターについて説明するための図である。 本実施形態のプリンターの機能構成について説明するための図である。 プリンターの動作について説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態としてのプリンターについて説明する。図1は、本発明の一実施形態のプリンター1について説明するための図である。本実施形態において、後述する排紙部50から用紙Tが排出される方向の側(図1における右側)をプリンター1の前側とする。
本実施形態のプリンター1は、画像情報に基づいて被転写材としての用紙Tに画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GK(例えば、後述する転写部)に給紙すると共に画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHとを有する。
画像形成部GKは、像担持体としての感光体ドラム2と、帯電部10と、レーザースキャナーユニット4と、現像装置20と、トナーカートリッジ5と、トナー供給装置6と、転写部の一部を構成する転写ローラー8と、定着部としての定着装置9と、クリーニングブレード11とを備える。
また、供給部としての給排紙部KHは、給紙カセット52と、レジストローラー対80と、用紙Tの搬送路Rと、排紙部50とを備える。
感光体ドラム2は、帯電した表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム2は、静電潜像がトナーで現像されることにより、トナー画像が表面に形成される。具体的には、感光体ドラム2は、円筒形状の部材からなり、像担持体として機能する。感光体ドラム2は、図1に対して垂直な回転軸を中心に回転可能な態様で装置本体Mに配置される。感光体ドラム2の表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10は、感光体ドラム2の回転方向の上流側に配置される。帯電部10は、感光体ドラム2の表面に接触する帯電ローラー10aを備える。帯電部10は、帯電ローラー10aに電圧(帯電電圧)が印加されることにより、その帯電ローラー10aによって感光体ドラム2の表面を帯電させる。
レーザースキャナーユニット4は、帯電部10よりも感光体ドラム2の回転方向の下流側において、感光体ドラム2から離れて配置される。レーザースキャナーユニット4は、不図示のレーザー光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モーター等を有して構成される。
レーザースキャナーユニット4は、パーソナルコンピューター等の外部機器から出力された画像情報に基づいて、感光体ドラム2の表面を走査露光する。感光体ドラム2では、レーザースキャナーユニット4により走査露光されることにより、露光された部分の電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。
現像装置20は、感光体ドラム2に対向して配置される。現像装置20は、感光体ドラムにトナーを供給する。すなわち、現像装置20は、感光体ドラム2に形成された静電潜像をトナーで現像することにより、感光体ドラム2の表面にトナー画像を形成させる。
トナーカートリッジ5は、現像装置20に供給されるトナーを収容する。
トナー供給装置6は、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを、現像装置20に供給する。
クリーニングブレード11は、後述する転写ローラー8よりも感光体ドラム2の回転方向の下流側に配置される。クリーニングブレード11は、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を除去する。
転写ローラー8は、感光体ドラム2の表面に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させて、用紙Tに画像を形成する。転写ローラー8には、不図示の電圧印加手段により、感光体ドラム2に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための転写バイアスが印加される。
転写ローラー8は、感光体ドラム2に対して接触し、又は感光体ドラム2から離れる。具体的には、転写ローラー8は、感光体ドラム2に接触する接触位置と、感光体ドラム2から離れる非接触位置とに移動可能に構成される。詳細には、転写ローラー8は、感光体ドラム2に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させる場合には接触位置に移動され、他の場合には非接触位置に移動される。
用紙Tは、感光体ドラム2と転写ローラー8とによって挟み込まれ、感光体ドラム2の表面に押し当てられる。このようにして転写ニップNが形成され、感光体ドラム2に形成されたトナー画像は、用紙Tに転写される。
定着装置9は、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを溶融させて、用紙Tに定着させる。定着装置9は、ヒーターにより加熱される加熱回転体9aと、加熱回転体9aに圧接される加圧回転体9bと、を備える。加熱回転体9aと加圧回転体9bとは、トナー画像が転写された用紙Tを挟持するようにして搬送する。用紙Tが加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間に挟持されるように搬送されることによって、用紙Tに転写されたトナーは、溶融し、定着する。
給紙カセット52は、装置本体Mの下部に配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの前側(図1における右側)に水平方向に引き出し可能に配置される。給紙カセット52は、用紙Tが載置される載置板60を備えており、給紙カセット52には、載置板60に用紙Tが積層された状態で、用紙Tが収容される。カセット給紙部51は、給紙カセット52の用紙送り出し側端部(図1における右側端部)に配置される。カセット給紙部51は、給紙カセット52に収容された用紙Tを搬送路R(R1〜R4)に送り出す。
カセット給紙部51は、載置板60に載置された用紙Tを取り出す前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Rに送り出すローラー対63とからなる重送防止機構を備える。
カセット給紙部51と排紙部50との間には、用紙Tを搬送する搬送路Rが形成される。搬送路Rは、カセット給紙部51からレジストローラー対80までの第1搬送路R1と、レジストローラー対80から転写ローラー8までの第2搬送路R2と、転写ローラー8から定着装置9までの第3搬送路R3と、定着装置9から排紙部50までの第4搬送路R4とを有する。
ここで、転写ローラー8における用紙Tの搬送方向の上流側には、レジストローラー対80が配置される。レジストローラー対80は、その停止状態で、ローラー対63から給紙された用紙Tの先端部が一旦当接された後、回転駆動されて、用紙Tを搬送方向の下流側に送り出すローラー対である。また、レジストローラー対80は、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正や、トナー画像とのタイミング調整を行うためのローラー対である。
第4搬送路R4における端部には、排紙部50が形成される。排紙部50は、装置本体Mにおける上部に配置される。排紙部50は、装置本体Mの前方(図1における右方)に向けて開口している。排紙部50は、定着装置9によりトナーが定着された用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
排紙部50における開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、排紙部50から排紙された、画像が転写された用紙Tが積層して集積される。
次に、図2を参照して、プリンター1の機能構成について説明する。図2は、本実施形態のプリンター1の機能構成について説明するための図である。
プリンター1は、上述した構成要素の他に、温度測定部としての温度センサー110と、制御部100とを備える。
温度センサー110は、プリンター1の外部の温度を測定する。温度センサー110は、例えば、プリンター1の内部に配置される回路基板(図示せず)に実装される。温度センサー110は、その回路基板において、プリンター1の筐体(外部)に近い位置に配される。これにより、プリンター1は、温度センサーを回路基板に実装するのではなく、温度センサーをプリンターの内部に個別に配置する場合に比べて、温度センサー110を個別に配置する空間と、温度センサー110と制御部100とを接続する配線を配置する空間とを必要としない。よって、本実施形態のプリンター1は、小型化に適している。
制御部100は、感光体ドラム2と、帯電部10と、レーザースキャナーユニット4と、現像装置20と、トナー供給装置6と、転写ローラー8と、定着装置9と、給排紙部GKとを制御する。
制御部100は、温度センサー110によって測定される温度が所定の温度よりも高い場合に、所定の電圧値の帯電電圧を帯電部10(帯電ローラー10a)に印加するよう制御する。この場合、制御部100は、第1のプロセススピードで用紙Tに画像を形成するよう感光体ドラム2と転写ローラー8と給排紙部GKとを制御する。所定の温度の一例は、15℃である。帯電電圧の所定の電圧値は、用紙Tに画像を形成するために感光体ドラム2の表面を帯電させるときの通常の電圧値である。制御部100は、例えば、帯電電圧印加部(図示せず)を制御することにより、その帯電電圧印加部から帯電部10(帯電ローラー10a)に帯電電圧として通常の電圧値を印加するよう制御してもよい。第1のプロセススピードは、例えば、140〜200mm/secである。制御部100は、感光体ドラム2、転写ローラー8及び給排紙部GK等のうち、プロセススピードの変更及び画像形成に必要な少なくとも1つの要素を制御する。これにより、プリンター1は、通常の画像形成を行うことができる。
制御部100は、温度センサー110によって測定される温度が所定の温度以下の場合に、所定の電圧値の帯電電圧を帯電部10(帯電ローラー10a)に印加するよう制御する。この場合、制御部100は、第1のプロセススピードよりも遅い第2のプロセススピードで用紙Tに画像を形成するよう感光体ドラム2と転写ローラー8と給排紙部GKとを制御する。例えば、温度センサー110によって測定される温度が15℃以下の場合であっても、制御部100は、帯電電圧として通常の電圧値を帯電ローラー10aに印加するよう制御する。第2のプロセススピードは、第1のプロセススピードに対して70〜80%のスピードである。制御部100は、感光体ドラム2、転写ローラー8及び給排紙部GK等のうち、プロセススピードの変更及び画像形成に必要な少なくとも1つの要素を制御する。
これにより、プリンター1は、帯電ローラー10aによって感光体ドラム2の表面を確実に帯電させることができる。そして、プリンター1は、現像装置20と感光体ドラム2の表面との電位差が所定の適正範囲内に収まることができるため、不要なトナーが現像装置20から感光体ドラム2に供給されるのを防ぐことができる。よって、プリンター1は、用紙Tにカブリが発生することを防ぐことができる。
ここで、感光体ドラム2は、単層の正帯電有機感光体ドラムであることが好ましい。正帯電有機感光体ドラムと帯電ローラーとを用いる従来のプリンターでは、相対的に低温(例えば、15℃以下)となった時で、且つ、使用頻度が高くなった時には、感光体ドラムに帯電不良が発生しやすくなる。本実施形態のプリンター1では、上述した制御部100等を備えることにより、感光体ドラム2として単層の正帯電有機感光体ドラムが用いられても、感光体ドラム2に帯電不良が発生することを抑えることが可能となる。
この場合、帯電部10(帯電ローラー10a)には、帯電電圧として直流電圧が印加される。感光体ドラム2が正帯電の場合には、帯電部10(帯電ローラー10a)に帯電電圧として交流電圧を印加する必要はない。これにより、プリンター1は、電源(例えば、上述した帯電電圧印加部)の構成を簡略化することができる。
次に、プリンター1の動作について説明する。図3は、プリンター1の動作について説明するためのフローチャートである。
ステップST1において、制御部100は、プリンター1の電源がオンにされたか否かを判断する。プリンター1の電源がオンにされた場合(YES)には、制御部100は、処理をステップST2に進ませる。プリンター1の電源がオンにされていない場合(NO)には、制御部100は、ステップST1の判断を再度行う。
ステップST2において、制御部100は、温度センサー110によって測定される外部の温度が所定の温度以下であるか否かを判断する。ここで、所定の温度の一例は、15℃である。外部温度が所定の温度以下の場合(YES)には、制御部100は、処理をステップST3に進ませる。外部温度が所定の温度以下ではない場合(NO)には、制御部100は、処理をステップST4に進ませる。
ステップST3において、制御部100は、通常よりも遅い駆動でウォームアップを実行させる。ウォームアップ時には、例えば、感光体ドラム2等がウォームアップ駆動を行う。制御部100は、通常よりも遅い速度で、感光体ドラム2等のウォームアップ駆動を実行させる。ステップST3の処理が終了すると、制御部100は、処理をステップST5に進ませる。
ステップST4において、制御部100は、通常のウォームアップを実行させる。例えば、制御部100は、通常の速度で、感光体ドラム2等のウォームアップ駆動を実行させる。ステップST4の処理が終了すると、制御部100は、処理をステップST5に進ませる。
ステップST5において、制御部100は、レディーを表示させる。すなわち、制御部100は、プリンター1が印字可能な状態になったことを示すレディー画像を表示部(図示せず)に表示させる。
ステップST6において、制御部100は、温度センサー110によって測定される外部の温度が所定の温度以下であるか否かを判断する。ここで、所定の温度の一例は、15℃である。外部温度が所定の温度以下の場合(YES)には、制御部100は、処理をステップST7に進ませる。外部温度が所定の温度以下ではない場合(NO)には、制御部100は、処理をステップST8に進ませる。
ステップST7において、制御部100は、用紙Tに画像を形成する場合に、第2のプロセススピードで画像形成を行うように、例えば、感光体ドラム2、転写ローラー8及び給排紙部GK等を制御する。ステップST7の後、制御部100は、処理を終了させる。
ステップST8において、制御部100は、用紙Tに画像を形成する場合に、第1のプロセススピードで画像形成を行うように、例えば、感光体ドラム2、転写ローラー8及び給排紙部GK等を制御する。ステップST8の後、制御部100は、処理を終了させる。
このようなプリンター1は、以下の効果を奏する。
すなわち、プリンター1は、温度センサー110によって測定される温度が所定の温度よりも高い場合に、第1のプロセススピードで用紙Tに画像を形成する。プリンター1は、温度センサー110によって測定される温度が所定の温度以下の場合に、第1のプロセススピードよりも遅い第2のプロセススピードで用紙Tに画像を形成する。この場合、プリンター1は、第1のプロセススピードに設定される場合と、第2のプロセススピードに設定される場合とのいずれの場合でも、所定の電圧値の帯電電圧を帯電部10に印加する。これにより、プリンター1は、帯電不良の発生を抑制することができる。
プリンター1は、単層の正帯電有機感光体ドラム2と、その感光体ドラム2に接触する帯電ローラー10aとを用いることが好ましい。このような感光体ドラム2と帯電ローラー10aとが用いられる場合でも、プリンター1は、帯電不良の発生を抑制することができる。
帯電部10(帯電ローラー10a)には、帯電電圧として直流電圧が印加されることが好ましい。これにより、プリンター1は、電源として交流電源を必要としないので、構成を簡略化することができる。すなわち、プリンター1は、小型化に適する。
プリンター1は、感光体ドラム2の表面をクリーニングするクリーニングブレード11を備える。また、プリンター1は、帯電ローラー10aの表面をクリーニングするクリーニング装置を必要としない。これは、温度センサー110によって測定される温度が所定の温度以下の場合に、第1のプロセススピードよりも遅い第2のプロセススピードで用紙Tに画像を形成することにより、感光体ドラム2の表面の電位が安定するからである。よって、プリンター1は、小型化に適する。
なお、上述した実施形態では、ステップST7において第2のプロセススピードが設定された場合には、その設定を維持する場合について説明した。しかし、本発明は、ステップST7において第2のプロセススピードに設定された後に、温度センサー110によって測定された温度が所定の温度よりも高くなった場合には、ユーザの操作に基づいて又は制御部100の判断により、制御部100によって第1プロセススピードに設定されてもよい。
本発明の画像形成装置は、上述したプリンター1に限定されることはない。すなわち、本発明の画像形成装置は、コピー機、複合機、ファクシミリ等であってもよい。
本発明の画像形成装置によってトナー画像が定着される被転写材は用紙Tに限定されることはなく、例えば、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)シート等のフィルムシートであってもよい。
1…プリンター(画像形成装置)、2…感光体ドラム(像担持体)、8…転写ローラー(転写部)、10…帯電部、100…制御部、110…温度センサー(温度測定部)、GK…給排紙部(供給部)

Claims (3)

  1. 帯電した表面に静電潜像が形成されると共に、その静電潜像がトナーで現像されることによりトナー画像が表面に形成される像担持体と、
    帯電電圧が印加されることにより前記像担持体の表面を帯電させる帯電部と、
    トナー画像を被転写材に転写させて、被転写材に画像を形成する転写部と、
    前記転写部に被転写材を供給する供給部と、
    画像形成装置の外部の温度を測定し、前記画像形成装置の内部に配置される回路基板に実装される温度測定部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成装置の電源がオンにされた場合、前記温度測定部によって測定される温度が所定の温度よりも高い場合に、通常のウォームアップを実行し、前記温度測定部によって測定される温度が前記所定の温度以下の場合に、通常よりも遅い駆動でウォームアップを実行すると共に、
    前記温度測定部によって測定される温度が前記所定の温度よりも高い場合に、所定の電圧値の帯電電圧を前記帯電部に印加するよう制御する共に、第1のプロセススピードで被転写材に画像を形成するよう前記像担持体と前記転写部と前記供給部とを制御し、前記温度測定部によって測定される温度が前記所定の温度以下の場合に、前記所定の電圧値の帯電電圧を前記帯電部に印加するよう制御すると共に、前記第1のプロセススピードよりも遅い第2のプロセススピードで被転写材に画像を形成するよう前記像担持体と前記転写部と前記供給部とを制御し、
    前記第2のプロセススピードで被転写材に画像を形成するよう前記像担持体と前記転写部と前記供給部とを制御した後、前記温度測定部によって測定される温度が前記所定の温度よりも高くなった場合に、前記第1のプロセススピードで被転写材に画像を形成するよう前記像担持体と前記転写部と前記供給部とを制御し、
    前記第2のプロセススピードは、前記第1のプロセススピードに対して70〜80%のスピードである
    画像形成装置。
  2. 前記像担持体は、単層の正帯電有機感光体ドラムであり、
    前記帯電部は、前記感光体ドラムに接触する帯電ローラーである
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記帯電部には、帯電電圧として直流電圧が印加される
    請求項2に記載の画像形成装置。
JP2012204614A 2012-09-18 2012-09-18 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5826140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204614A JP5826140B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204614A JP5826140B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014059461A JP2014059461A (ja) 2014-04-03
JP5826140B2 true JP5826140B2 (ja) 2015-12-02

Family

ID=50615980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012204614A Expired - Fee Related JP5826140B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5826140B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6900659B2 (ja) * 2016-11-28 2021-07-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置およびその制御方法
JP6911454B2 (ja) 2017-03-29 2021-07-28 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置
JP6930175B2 (ja) 2017-03-29 2021-09-01 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 転写装置および画像形成装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5377035B2 (ja) * 2008-05-27 2013-12-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2010102074A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Canon Finetech Inc 画像形成装置
JP5470239B2 (ja) * 2010-06-04 2014-04-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014059461A (ja) 2014-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5342739B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6135051B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9152099B2 (en) Fixing device, image forming apparatus, and fixing method
JP2008015170A (ja) 画像形成装置
JP5826140B2 (ja) 画像形成装置
JP2011128398A (ja) 画像形成装置
JP2014125300A (ja) 媒体搬送装置及び画像形成装置
JP2006349837A (ja) 画像形成装置
US9052647B2 (en) Image forming apparatus including transfer roller and transfer bias applying section
US8238775B2 (en) Image heating apparatus
JP2009163038A (ja) 画像形成装置
JP6149493B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5675563B2 (ja) 画像形成装置
JP2014044306A (ja) 画像形成装置
JP2013250334A5 (ja)
JP5408023B2 (ja) 画像形成装置
US8131172B2 (en) Image forming apparatus
JP2004309579A (ja) 画像形成装置
JP2009003044A (ja) 画像形成装置
JP2007212588A (ja) 画像形成装置
JP6213398B2 (ja) 画像形成装置、清掃部材の移動制御方法
JP6103221B2 (ja) 画像形成装置及び帯電装置
JP6308164B2 (ja) 画像形成装置
JP5858863B2 (ja) 画像形成装置
JP6094365B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5826140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees