JP2014044306A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置内の昇温状態を的確に把握することによって冷却ファンの駆動を最小限に抑え、静音性、省エネ性に優れた画像形成装置を低コストで提供する。
【解決手段】画像形成装置内を冷却する冷却ファン16を有し、帯電手段、現像手段又は転写手段のいずれかは、イオン導電性ゴム材料にて作製されたローラ部材を有し、ローラ部材の抵抗値の変化量を算出し、算出した抵抗値の変化量に応じて冷却ファン16の駆動制御を行う制御手段14を有している。
【選択図】図7

Description

本発明は、レーザプリンタ、LEDプリンタ等のプリンタ、デジタル複写機等の電子写真方式、静電記録方式を用いた画像形成装置に関し、特に、冷却ファンを有する画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式の複写機、プリンタ等の画像形成装置では、多くが像加熱装置である加熱定着装置を採用している。そのため、プリントを行うと加熱定着装置からの余熱により装置内温度が上昇することが知られており、装置内の温度上昇を防ぐために冷却ファンを設けることが広く行われている。
特に、自動両面プリント機能を有する場合は、1度加熱定着装置を通過した紙が再度装置内を通過するため、より顕著に装置内温度が上昇する。
この装置内の昇温は、様々な問題を引き起こすことが知られている。例えば、装置内の昇温により現像器内のトナーが加熱されると、トナーの特性が劣化(流動性が悪化)し、現像性が低下するため、画像の「濃度低下」を引き起こす場合がある。
また、クリーニング容器の温度が上昇した場合、感光体から回収されたクリーニング容器内のトナーが加熱され、トナー同士が固まり(トナーブロッキング)、クリーニング容器内でトナー移動ができなくなる。そのために、クリーニング部材で回収したトナーがトナー容器から溢れ「クリーニング不良」が発生する場合がある。
以上のような装置内の昇温に伴う問題点を改善するために、冷却ファンの駆動制御を行う様々な方法が提案されている。
例えば、片面印刷モード/両面印刷モードや、連続印刷/間欠印刷等の印刷モードに応じて印刷終了後の冷却ファンの駆動時間を変更する方法がある(例えば、特許文献1参照)。また、自動両面印刷時は両面ユニット内に設けた冷却ファンにより、紙に空気を吹き付けることによって装置内、特に感光体部分が昇温するのを防止する方法等が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、特許文献3には、転写ローラ、帯電ローラ、現像ローラとしてイオン導電ローラを使用した場合に冷却ファンの回転数、回転時間を制御することが提案されている。つまり、非通紙時にイオン導電ローラにバイアスを印加して抵抗値を検知し、この抵抗値からイオン導電ローラの温度を算出して、雰囲気温度とイオン導電ローラの温度差に応じて、冷却ファンの回転数、回転時間が制御されている。
特開平10−207326号公報 特開2006−58724号公報 特開2003−5614号公報
近年、装置の小型化、高速化が進み、装置内の昇温に関して厳しい状況にある。また、省エネ性、静音性の観点からは、冷却ファンの駆動時間を抑える必要があり、最小限の冷却ファンの駆動時間で装置内の過度の昇温を抑える必要がある。
このような状況から、上記従来例で示した装置内の冷却方法、及び、冷却ファンの制御方法では十分ではなかった。
例えば、上記特許文献1では、上述のように、片面/両面及び連続/間欠等の印刷モードによって印刷終了後の冷却ファンの駆動時間を変更している。しかしこの方法では、印刷モードによって装置内の昇温を予測して冷却ファンを制御しているため、実際の装置内の昇温状態とどうしてもずれが生じる場合がある。従って、必ずしも冷却ファンの駆動が必要でない場合でも冷却ファンを駆動する場合があり、冷却ファンの駆動時間を低減するという観点からは十分とは言えない。
また、特許文献2では、自動両面ユニット内に冷却ファンを設け、紙を冷却している。しかし、この方法では、両面搬送路内で紙を冷却するため、各部の昇温に対しては改善方向ではあるが、片面プリントと同様のレベルまでには昇温を抑えることができない。そのために、別途、感光体周辺を冷却するための冷却ファンが必要となり、装置の大型化、高コスト化を招いてしまう。
更に、特許文献3では、イオン導電ローラ抵抗値から算出した温度と雰囲気温度との差分から装置内の昇温を推測し、冷却ファンを制御している。しかし、この方法では、ローラ抵抗値からローラ温度(装置内温度)を算出するため、ローラ抵抗値のバラツキ(製造バラツキ)により正確にローラ温度(装置内温度)を推測することができないという問題がある。また、雰囲気温度を検知するための環境センサが必要となるため、周辺の電装部品等を含めると大幅なコストアップとなる。
また、上記以外に、装置内にサーミスタ等の温度検知部材を設け、検知温度に応じて冷却ファンの駆動制御を行う方法も考えられるが、温度検知に必要な部品の追加が必要となり、コストアップするという問題がある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、画像形成装置内の昇温状態を的確に把握することによって冷却ファンの駆動を最小限に抑え、静音性、省エネ性に優れた画像形成装置を低コストで提供することである。
本発明の他の目的は、イオン導電性のローラ部材を用いた画像形成装置において、ローラ部材の抵抗値変化量に応じて冷却ファンの駆動制御を行うことによって最小限の冷却ファン駆動で装置内の過度の昇温を防止することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、帯電手段により一様に帯電された感光体に露光して形成した静電潜像を、現像手段で現像し、転写手段により記録材に転写した後に、前記記録材上のトナー像を加熱定着手段によって加熱定着して出力する画像形成装置において、
前記画像形成装置内を冷却する冷却ファンを有し、
前記帯電手段、前記現像手段又は前記転写手段のいずれかは、イオン導電性ゴム材料にて作製されたローラ部材を有し、
前記ローラ部材の抵抗値の変化量を算出し、前記算出した前記抵抗値の変化量に応じて前記冷却ファンの駆動制御を行う制御手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、プリントによる装置内の昇温状態を的確に把握でき、冷却ファンの駆動を最小限に抑えることができるため、静音性、省エネ性に優れた画像形成装置を低コストで提供することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成断面図である。 本発明の一実施例の転写装置及び制御部の概略構成図である。 NBR転写ローラ抵抗値の温度依存性を表す図である。 PWM値と転写バイアス電圧値Vtの関係を表す図である。 図5(a)は転写バイアス制御式を表す図であり(電圧形式)、図5(b)は転写バイアス制御式を表す図である(PWM形式)。 本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成上面図である。 本発明に従った冷却ファン制御の一実施例を説明するフローチャートである。 本発明に従った冷却ファン制御の他の実施例を説明するフローチャートである。 本発明に従った冷却ファン制御の他の実施例を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施例である、定着装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す。先ず、図1を参照して、本実施例のレーザプリンタ(以下、「画像形成装置」という。)100の構成を説明する。
本実施例の画像形成装置100は、像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という。)1を備えている。感光ドラム1は、OPC(有機光半導体)、アモルファスセレン、アモルファスシリコン等の感光材料を、アルミニウムやニッケルなどで形成されたシリンダ上のドラム基体上に設けて構成したものである。感光ドラム1は、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。
感光ドラム1は、その表面が帯電手段としてのローラ部材(帯電ローラ)2によって、所定の極性、電位に一様に帯電される。
帯電後の感光ドラム1は、レーザスキャナ(露光手段)3からのレーザビームEによって静電潜像が形成される。レーザスキャナ3は、画像情報に応じてON/OFF制御された走査露光を行い、露光部分の電荷を除去して感光ドラム1表面に静電潜像を形成する。
この静電潜像は、現像装置(現像手段)4で現像され、可視化される。現像方法としては、ジャンピング現像法、2成分現像法などが用いられる、イメージ露光と反転現像との組み合わせで用いられることが多い。上述の静電潜像は、現像装置4に設けられた現像剤担持体であるローラ部材(現像ローラ)41によって現像剤(即ち、トナー)が付着され、トナー像として現像されるようになっている。
感光ドラム1上のトナー像は、記録材P表面に転写される。記録材Pは、給紙トレイ11に収納されていたものが、給紙ローラ12によって1枚ずつ給紙され、搬送ローラ13等を介して、感光ドラム1と転写ローラ5との間の転写ニップ部Tに供給されるものである。この際、記録材Pの先端は、トップセンサ9によって検知され、このトップセンサ9の位置と転写ニップ部Tとの位置、及び記録材Pの搬送速度から、記録材Pの先端が転写ニップ部Tに到達するタイミングが検知される。感光ドラム1上のトナー像は、上述のようにして所定タイミングで給紙、搬送されてきた記録材P上に、転写手段としてのローラ部材(転写ローラ)5に転写バイアスを印加することで転写される。
トナー像が転写された記録材Pは、定着装置(加熱定着手段)6へ搬送され、定着装置6における定着フィルム61と加圧ローラ62との間の定着ニップ部Nにて侠持搬送されつつ、加熱、加圧されて、表面にトナー像が定着される。記録材Pは、その後、画像形成装置本体(プリンタ本体)10上面に形成されている排紙トレイ101上に排出(出力)される。なお、この間、排紙センサ15により記録材Pの先端及び後端が通過するタイミングを検知し、ジャム等の発生がないかモニターしている。
一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、記録材Pに転写されないで表面に残ったトナー(転写残トナー)がクリーニング装置(クリーニング手段)7のクリーニングブレード71によって除去され、次の画像形成に供される。
以上の動作を繰り返すことで、次々と画像形成を行うことができる。
次に、自動両面プリントの詳細な動作について説明する。
記録材Pの表裏両面に印字を行う場合には、記録材Pは排紙トレイ101側に送り出されて一旦プリンタ本体10の外部へ一部(先端部分)が排紙された後、排紙ローラ21によってスイッチバックされて両面搬送ローラ22に送り込まれる。このようにして表裏逆転された記録材Pは再び搬送ローラ対13により感光ドラム1まで送り込まれ、記録材Pの2面目に対するプリントが行われる。
尚、本実施例の画像形成装置は、600dpi、26枚/分(LTR縦送り:プロセススピード約150mm/s)、寿命5万枚の装置例である。
上述構成の画像形成装置において、転写ローラ5は、図2に示すように、鉄、ステンレス(SUS)等の芯金51を備えている。そして、この芯金51の上に、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ウレタンゴム、エピクロルヒドリンゴム等の組成物中に極性基をもつイオン導電性ゴム材料を発泡させたスポンジ状の弾性体52を設けて構成される。即ち、転写ローラ5は、イオン導電性ゴム材料で作製したローラ部材であり、ローラ抵抗調整のためにリチウムイミド塩等の金属イオン塩や第四級アンモニウム塩などのイオン導電性の導電剤を添加しても良い(以下、「イオン導電性ローラ」という。)。転写ローラ5の硬度としては20〜70度(Asker C 500g荷重時)、ローラ抵抗値としては106〜109Ωの範囲のものが好ましく、本実施例では硬度30度、抵抗値1×108〜3×108Ω(23℃、50%環境下)のローラを使用した。
尚、転写ローラ5の抵抗値は、直径30mmのアルミシリンダーに1kg加重で当接させ、2kVを印加して測定した値である。
図3にイオン導電性のNBR転写ローラと電子導電性のEPDM転写ローラの抵抗値と温度の関係(湿度一定:50%)を示す。図3よりイオン導電性のNBR転写ローラは温度が上昇すると抵抗値が急激に低下するが、電子導電性のEPDM転写ローラは温度が変化しても抵抗値の変動は小さいことが分かる。また、イオン導電性のNBR転写ローラの抵抗値は湿度によっても変化するが、温度による変化に比べると変化量は小さい。
転写ローラ5は、図2にて、加圧ばね53により感光ドラム1に圧接されて、感光ドラム1との間に転写ニップ部Tを構成する。また、転写ローラ5は、感光ドラム1と直接又は記録材Pを介して接触することによって矢印R5方向に従動回転する。なお、駆動ギア等を設け、転写ローラ5を駆動回転させることも可能である。
このとき転写ローラ5には、高圧電源回路(転写バイアス印加電源)54により所定のバイアス電圧値が印加される。このとき転写ローラ5から感光ドラム1又は記録材Pに流れる電流値は、高圧電源回路54内で流れる転写電流を電圧変換し、A/Dコンバータ57を介して制御手段を構成するCPU55にフィードバックされる。この電流量に応じてCPU55は、高圧電源回路54を制御するためのPWM信号はローパスフィルタ56を介して電圧値に変換され、高圧電源回路54を駆動することで所定の転写バイアス電圧値を得ることができる。
上述の転写バイアス電圧値の制御について、前述の図1、図2を参照して説明する。
プリント命令が、エンジン制御部(制御手段)14に送られると、エンジン制御部14は、給紙ローラ12による記録材Pの給紙を開始すると同時に、定着装置6の加熱立ち上げ動作、画像形成工程前の感光ドラム1の準備回転(前回転)を開始する。前回転中は帯電ローラ2により感光ドラム1表面電位を暗部電位Vdに保つように、帯電ローラ2に所定の帯電バイアス電圧を印加する。転写ローラ5には感光ドラム1の暗部に対して所定の電流が流れるようにCPU55からのPWM制御値を徐々に増加させていき、目標電流値に到達した段階でPWM制御値を微調することで転写バイアス電圧値を制御しながら感光ドラム1に対し一定電流値が流れるように制御を行う。印加された転写バイアス値(Vo)と一定電流値(Io)から転写ローラ5の抵抗値(Ω)が分かる。
つまり、本制御期間中のPWM値の平均値をPWM0として(このPWM0に対する転写バイアス電圧値をVoとする)ホールドする。このPWM0値は転写バイアス電圧値(Vo)、即ち、転写ローラ抵抗値(Ω)を反映するものである。従って、この値に基づいて画像形成中の転写バイアス値PWM1値(このPWM1に対する転写バイアス電圧値をVt1とする)を決定することによって転写ローラ抵抗値によらず良好な画像を得ることができる。
尚、自動両面プリント時は、1度定着装置6を通過した温まった記録材Pが再度転写ニップTを通過するため転写ローラ抵抗値が上昇しやすく、抵抗値が刻々と変化していく。そのため、記録材Pを排紙ローラ部21で反転させている期間で再度、抵抗値の変動を反映するPWM0値(Vo値)を求め、値を更新する制御を行っている。
本実施例ではPWM1はPWM0に対し一次式で表される制御式に基づき決定される。具体的には、PWM1=A×PWM0+Bで表され、A及びBは定数を示している。PWM値と転写バイアス電圧値Vtの関係は、図4に示すように線形の関係があり、PWM値を決定することにより転写バイアス電圧値Vtが決定される。
図5に具体的な転写バイアス制御式の例を示す。図5(a)は電圧形式、(b)はPWM形式で表している。1面目の転写バイアスをPWM1(Vt1)、2面目の転写バイアスをPWM2(Vt2)で表している。図5の制御式により、普通紙のみならず高抵抗紙においても転写不良等の画像不良が発生しないように転写バイアスが制御される。
次に、画像形成装置内の昇温及び昇温を抑えるための風路構成について説明する。
前述のように自動両面プリント時は1度定着装置6を通過した温まった記録材Pが再度転写ニップTを通過するため、感光ドラム1及び転写ローラ5が昇温する。従って、感光ドラム1周辺の現像部やクリーニング部も同様に昇温し、「濃度低下」や「クリーニング不良」の発生につながる。このような装置内(感光ドラム1近傍)の昇温を低減するために本実施例では、感光ドラム1近傍に冷却ファン16によって送風する構成を採っている。
本実施例の風路構成について図1、図6を用いて詳細に説明する。装置内へ送風するための冷却ファン16は装置側面に設けられており、装置外の空気を本体外装カバー30に設けられた外気取り込みルーバー18から取り込み、本体フレーム31に配置されたルーバー17より装置内に吹き込むように構成されている。冷却ファン16によって取り込まれた外気は、ルーバー17によって感光ドラム1近傍の現像装置4やクリーニング装置7等に送風され、排紙口及び排気ルーバー19等から装置外へ排出される構成となっている。これにより、感光ドラム1近傍が昇温しやすい自動両面プリント時でも感光ドラム1近傍の昇温を低減することができる。
尚、本実施例の冷却ファン16は、60mm角のDC24V駆動、軸流ファンであり、エンジン制御部14によって駆動/停止の制御が行われる。
以上に述べたように転写ローラ5の昇温状態を知ることができれば、ほぼ同様の昇温状態である感光ドラム1近傍の現像部及びクリーニング部の昇温状態も知ることができる。そのため、転写ローラ5の昇温状態(転写ローラ抵抗値の変化量)に応じて冷却ファン16の駆動を制御することによって感光ドラム1近傍の昇温状態をコントロールすることができる。
次に、具体的な実験例について説明する。転写ローラ抵抗値は、具体的には、一定電流Ioを流した時の転写電圧値Voにて反映される。そのため、説明の便宜上、以下の説明では、転写ローラ抵抗値を「転写ローラ抵抗値(Vo)」として表示するものとする。
前述の通り、装置内昇温による「濃度低下」や「クリーニング不良」は機内の昇温が最も上昇しやすい高温環境で装置を使用された場合に発生しやすい。表1、表2に装置内が最も昇温しやすい条件下(高温環境:室温32.5℃、50%)で、転写ローラ抵抗値上下限(下限:1×108Ω、上限:3×108Ω)にて両面連続プリントを行った際の実験結果を示す。また、この実験結果は、このような条件下で、現像部/クリーニング部が許容限界温度(約45℃)に達するまでのプリント枚数と転写ローラ5の抵抗値変動量(Vo変動量)を示す。なお、冷却ファン16は停止した状態で確認を行っている。
Figure 2014044306
Figure 2014044306
表1、表2から両面プリントを続けると温まった記録材Pが転写ニップTを通過するため装置内、特に感光ドラム近傍が昇温し、転写ローラ抵抗値(Vo)が低下することが分かる。また、冷却ファン16を停止した状態では、30枚程度連続プリントすると現像部及びクリーニング部の温度が許容温度を超えることが分かる。従って、Voの変化量が55〜60Vを超えると冷却ファン16を駆動する必要があることが分かる。
従って、転写ローラ抵抗値の低下量が55V以上となった場合に冷却ファン16の駆動を行うことによって装置内の過昇温を防止することが可能である。
図7のフローチャートを用いて本実施例の冷却ファン制御の詳細について説明する。
本実施例の制御では、転写ローラ5の抵抗値変化量に応じて、冷却ファン16の駆動を制御することを特徴とする。すなわち、転写ローラ5の抵抗値変動(即ち、Vo変化)により装置内の昇温状態を検知することで、冷却ファン16の駆動を制御する。
先ず、プリント命令によりエンジン制御部14が前回転処理を開始した後、CPU55により、前回転中にVoを求める(ステップS101)。次に、エンジン制御部14は、ジョブが装置の電源をONした後1回目のジョブ(プリント)であるかどうかの判断を行う(ステップS102)。1回目のジョブの場合は、CPU55は、先に求めたVoの値をVo(Ini)として装置に配置された不揮発性メモリ58に記憶し(ステップS103)、ステップS109に進む。これは、装置内が昇温していない状態の転写ローラ抵抗値(Vo)を記憶する作業である。なお、この値(Vo(Ini))は電源ON後1回目のジョブが終了してから1時間は不揮発性メモリに記憶されるが、1時間以上プリントが行われずに経過すると装置内の温度が常温に戻るため、次のプリントジョブで求めたVo値に書き換えられる。
次に、ジョブが装置の電源ON後1回目のジョブでない場合は、CPU55は、記憶されているVo(Ini)と今回求めたVoの差分を算出する(ステップS104)。算出したVoの差分△が55Vを超えているかどうか判断し(ステップS105)、超えている場合は、エンジン制御部14は、冷却ファン16の駆動を開始し(ステップS106)、指定枚数までプリントを実行してから冷却ファン16を停止し、ジョブを終了する(ステップS107、S108)。
ステップS105にて、Voの差分△が55Vを超えていない場合、エンジン制御部14は、片面プリントの場合は冷却ファン16を停止したまま指定枚数までプリントを実行する(ステップS109、S110)。両面プリントの場合は冷却ファン16を停止した状態でプリントを実行し(ステップS111)、前述の紙間でのVoの補正(ステップS112)が行われるたびにVo(Ini)との差分△を算出・比較する動作を繰り返し指定枚数までプリントを行う(ステップS113)。指定枚数に達したらジョブを終了する。指定枚数に達していない場合には、ステップS104に戻り、上記諸ステップを繰り返す。
以上の制御により転写ローラ抵抗値(Vo)の変化量に応じて冷却ファン16の駆動制御を行うことによって、最小限の冷却ファン16の駆動で装置内の過度の昇温を抑えることができる。
尚、本実施例では冷却ファン16の駆動/停止制御を行う例について説明したが、転写ローラ抵抗値(Vo)の変動量に応じて冷却ファン16の駆動回転速度を段階的に増加させる等の方法も可能である。
以上より、転写ローラ5の抵抗値(Vo)の低下幅が所定値以上になった場合に冷却ファン16を駆動する制御を行うことによって、装置内の昇温状態を的確に把握することができ、装置の省エネ化、静音化を低コストで達成することができる。
実施例2
前記実施例1では、使用環境によらず転写ローラ抵抗値の変化量が所定の値になった場合に、冷却ファン16を駆動する例について示した。この場合、冷却ファン16の駆動を行う閾値は昇温の最も厳しい条件(高温環境)で決める必要がある。従って、比較的に装置内の昇温に有利な低温環境下では、温度的には冷却ファン16の駆動が必要ない時にも冷却ファン16を駆動してしまうという問題があった。
そこで、本実施例では使用環境温度等の使用環境情報に応じて冷却ファン16の駆動を開始する転写ローラ抵抗変化量を変更する例について説明する。なお、その他の条件は前記実施例1と同様であり、再度の説明は省略する。
前述の通りイオン導電性転写ローラ5の抵抗値は使用環境温度によって変化する。従って、転写ローラ抵抗値(Vo)の値によって使用環境温度をある程度特定することができる。
表3に各環境での転写ローラ5の抵抗値(Vo)の例を示す。なお、表中の値は装置内が昇温していない状態での抵抗値である。
Figure 2014044306
表3から装置内が昇温していない状態であれば、おおよその環境を切り分けることができることが分かる。本実施例ではVoが350V以下を高温環境、350V〜800Vを常温環境、800V超を低温環境と判断することしている。
一方、表4に各環境において装置内の各部の温度が許容限界温度に達するまでの転写ローラ抵抗値(Vo)の変化量とプリント枚数を示す。なお、表中のデータは装置内が昇温していない状態から自動両面プリントを開始したときのデータであり、転写ローラ抵抗値は下限品を用いている。
Figure 2014044306
表4から常温環境、低温環境では、高温環境に比べて装置内温度が許容限界温度に至るまでのプリント枚数が多いことが分かる。また、転写ローラ抵抗値(Vo)の変化量も高温環境に比べて大きいことが分かる。つまり、使用環境に応じて冷却ファン16を駆動する変化幅を変更することによって、常温環境、低温環境ではより冷却ファン16を停止させることができる時間が多くなると言える。
図8のフローチャートを用いて本実施例の冷却ファン制御の詳細について説明する。
先ず、プリント命令によりエンジン制御部14が前回転処理を開始した後、CPU55は前回転中にVoを求める(ステップS201)。次に、エンジン制御部14は、ジョブが装置の電源をONした後1回目のジョブ(プリント)であるかどうかの判断を行う(ステップS202)。1回目のジョブの場合は、CPU55は、先に求めたVoの値をVo(Ini)として装置に配置された不揮発性メモリ58に記憶し(ステップS203)、ステップS212に進む。これは、前記実施例1と同様の動作である。
次に、1回目のジョブでない場合は、CPU55は、1回目のジョブで記憶されているVoと今回求めたVoの差分△を算出する(ステップS204)。次に、CPU55は、転写ローラ抵抗値(Vo)の値から使用環境を判別する(ステップS205)。
ステップS205で高温環境(Vo:350V以下)であれば、前記実施例1と同様にVoの差分△が55Vを超えている場合、エンジン制御部14は、冷却ファン16を駆動して指定された枚数までプリント動作を実行する(ステップS209〜S211)。また、Voの差分△が55Vを超えていない場合、片面プリントの場合は冷却ファン16を駆動することなく指定枚数までプリント動作を行い(ステップS212、S213)、両面プリントの場合は冷却ファン16を停止した状態でプリントを実行し(ステップS214)、紙間でのVoの補正(ステップS215)が行われるたびにVo(Ini)との差分△を算出・比較する動作を繰り返し指定枚数までプリントを行う(ステップS216)。そして、ジョブを終了する。
ステップS205で常温環境(Vo:350〜800V)であると判断した場合、算出したVoの差分△が150Vを超えているかどうか判断する(ステップS207)。Voの差分△が150Vを超えている場合、エンジン制御部14は、冷却ファン16の駆動を開始し(ステップS209)、指定された枚数までプリント動作を実行し、冷却ファン16を停止してジョブを終了する(ステップS210、S211)。Voの差分△が150Vを超えていない場合、片面プリントの場合は冷却ファン16を駆動することなく指定枚数までプリント動作を行う(ステップS212、S213)。両面プリントの場合は冷却ファン16を停止した状態でプリントを実行し(ステップS214)、前述の紙間でのVoの補正(ステップS215)が行われるたびにVo(Ini)との差分△を算出・比較する動作を繰り返し指定枚数までプリントを行う(ステップS216)。そして、ジョブを終了する。
また、ステップS205で低温環境(Vo:800V超)であると判断した場合、算出したVoの差分△が300Vを超えているかどうか判断する(ステップS208)。Voの差分△が300Vを超えている場合、エンジン制御部14は、冷却ファン16の駆動を開始し(ステップS209)、指定された枚数までプリント動作を実行し、冷却ファン16を停止してジョブを終了する(ステップS210、S211)。Voの差分△が300Vを超えていない場合、片面プリントの場合は冷却ファン16を駆動することなく指定枚数までプリント動作を行う(ステップS212、S213)。両面プリントの場合は冷却ファン16を停止した状態でプリントを実行し(ステップS214)、前述の紙間でのVoの補正(ステップS215)が行われるたびにVo(Ini)との差分△を算出・比較する動作を繰り返し指定枚数までプリントを行う(ステップS216)。指定枚数に達したらジョブを終了する。指定枚数に達していない場合には、ステップS204に戻り、上記諸ステップを繰り返す。
以上の制御により使用環境に応じて転写ローラ抵抗値(Vo)の変動量による冷却ファン16の駆動制御を変更することによって、より詳細な冷却ファン16の制御が可能となり、最小限の冷却ファン16の駆動で装置内の過度の昇温を抑えることができる。
尚、本実施例では冷却ファン16の駆動/停止制御を行う例について説明したが、転写ローラ抵抗値(Vo)の変動量に応じて冷却ファン16の駆動回転速度を段階的に増加させる等の方法も可能である。
以上のように、使用環境温度(転写ローラ抵抗値)に応じて冷却ファン駆動を開始する転写ローラ抵抗値変動しきい値を変更することによって、より正確に装置内の昇温状態を把握でき、冷却ファンの駆動時間を最小限に抑えることができ、静粛性・省エネ性に優れた画像形成装置を低コストで提供することができる。
実施例3
前記実施例では装置寿命5万枚と比較的に短い場合について説明したが、装置寿命が長い(通紙枚数が多い)場合にはNBR等のイオン導電性転写ローラの抵抗値が通電による劣化や紙粉の付着等により除々に上昇していくことが知られており、冷却ファン16の制御に影響を及ぼす場合がある。そこで本実施例では、冷却ファン16の駆動/停止の切り替えを転写ローラ通紙枚数に応じて変更する例について説明する。なお、本実施例の画像形成装置の装置寿命は15万枚であり、その他の条件は前記実施例と同様であり再度の説明は省略する。
本実施例の転写ローラ5では、初期の転写ローラ抵抗値に対して15万枚通紙後では約2倍の抵抗値に上昇することが確認された。この通紙による転写ローラ5の抵抗値の上昇を補正し、冷却ファン16の駆動制御を行う例について説明する。
表5に装置の転写ローラ使用状況(通紙枚数)と冷却ファン16が駆動する必要になるまでのプリント枚数と転写ローラ抵抗値(Vo)変化量を示す。なお、測定環境は高温環境、転写ローラ抵抗値は下限品のデータである。
Figure 2014044306
表5から装置の使用初期では転写ローラ抵抗値(Vo)の変化量が55Vを超えると装置内の温度が許容温度を超える可能性があるのに対して、10万枚通紙後は75V、15万枚通紙後は95Vまでは、装置内の温度が許容温度を超えないことが分かる。つまり、装置を使用していくと装置内が許容温度を超える以前から冷却ファン16の駆動を開始してしまうことになる。
従って、装置の通紙枚数に応じて冷却ファン16の駆動を開始する変化量を変えることによって冷却ファン16の駆動を最小化することができる。
図9のフローチャートを用いて本実施例の冷却ファン制御の詳細について説明する。
まず、プリント命令によりエンジン制御部14が前回転処理を開始した後、CPU55により前回転中にVoを求める(ステップS301)。次に、エンジン制御部14は、ジョブが装置の電源をONした後1回目のジョブ(プリント)であるかどうかの判断を行う(ステップS302)。1回目のジョブの場合は、CPU55は、先に求めたVoの値をVo(Ini)として装置に配置された不揮発性メモリ58に記憶し(ステップS303)、ステップS311に進む。これは、前記実施例1と同様の動作である。
次に、1回目のジョブでない場合は、CPU55は、1回目のジョブで記憶されているVoと今回求めたVoの差分△を算出する(ステップS304)。次に装置内に装備された不揮発性メモリ58から装置(転写ローラ)の通紙枚数情報を参照し(ステップS305)、10万枚以下であれば、前記実施例1と同様にVoの差分△が55Vを超えている場合、エンジン制御部14は、冷却ファン16を駆動して指定された枚数までプリント動作を実行する(ステップS308〜S310)。また、Voの差分△が55Vを超えていない場合、片面プリントの場合は冷却ファン16を駆動することなく指定枚数までプリント動作を行い(ステップS311、S312)、両面プリントの場合は冷却ファン16を停止した状態でプリントを実行し(ステップS313)、紙間でのVoの補正(ステップS314)が行われるたびにVo(Ini)との差分△を算出・比較する動作を繰り返し指定枚数までプリントを行う(ステップS315)。
ステップS305で10〜15万枚であると判断した場合、算出したVoの差分△が75Vを超えているかどうか判断する(ステップS307)。Voの差分△が75Vを超えている場合、エンジン制御部14は、冷却ファン16の駆動を開始し(ステップS308)、指定された枚数までプリント動作を実行し、冷却ファン16を停止してジョブを終了する(ステップS309、S310)。Voの差分△が75Vを超えていない場合、片面プリントの場合は冷却ファン16を駆動することなく指定枚数までプリント動作を行う(ステップS311、S312)。両面プリントの場合は冷却ファン16を停止した状態でプリントを実行し(ステップS313)、前述の紙間でのVoの補正(ステップS314)が行われるたびにVo(Ini)との差分△を算出・比較する動作を繰り返し指定枚数までプリントを行う(ステップS315)。指定枚数に達したらジョブを終了する。指定枚数に達していない場合には、ステップS304に戻り、上記諸ステップを繰り返す。
以上の制御により、装置寿命を通じて装置内の昇温状態をより正確に把握することができ、より詳細な冷却ファン16の制御が可能となり、最小限の冷却ファン16の駆動で装置内の過度の昇温を抑えることができる。
尚、本実施例では装置(転写ローラ)の通紙枚数に応じて冷却ファン16の駆動制御する方法について説明したが、その他に転写ローラ5への積算の通電時間によって冷却ファン16の駆動を制御する等の方法も可能である。
以上のように、転写ローラの通紙枚数に応じて冷却ファン駆動を開始する転写ローラ抵抗値変化量のしきい値を変更することによって、装置寿命に亘ってより正確に装置内の昇温状態を把握でき、冷却ファンの駆動時間を最小限に抑え、静粛性・省エネ性に優れた画像形成装置を低コストで提供することができる。
(その他の実施例)
上記実施例では、イオン導電性の材料を使用した転写バイアス電圧が印加されるローラ部材として転写ローラ5を例として挙げて、該転写ローラ5の温度を検知する場合について説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、帯電バイアス電圧が印加され、感光ドラム1に当接して使用される上記転写ローラ5と同様の構成とされるイオン導電性の材料を使用した帯電ローラ2の温度を検知して、冷却ファン16の駆動を制御することもできる。また、現像バイアス電圧が印加され、感光ドラム1に当接して使用される上記転写ローラ5と同様の構成とされるイオン導電性の材料を使用した現像ローラ41の温度を検知して、冷却ファン16の駆動を制御することもできる。更に、上記実施例1〜3で説明した制御態様は、イオン導電性のローラ部材である帯電ローラ、現像ローラなどに対しても同様に適用することができ、同様の作用効果を達成し得る。
転写ローラ5、更には、上述の帯電ローラ2、現像ローラ41等の抵抗値及び抵抗値の変化量は、上記実施例にて説明したように、ローラ部材に一定電流を流した時の電圧値及び電圧値の変化量にて算出することができるが、ローラ部材に一定電圧を印加した時の電流値及び電流値の変化量にて算出することもできる。
更に、上記各実施例では、本発明は、感光ドラム1のトナー像を直接、記録媒体としての記録材Pに転写する画像形成装置であるとして説明したが、本発明はこの構成の画像形成装置に限定されるものではない。感光ドラム2のトナー像を一旦中間転写体に転写し、その後、中間転写体のトナー像を記録材Pに転写する中間転写方式の画像形成装置であってもよい。斯かる画像形成装置の構成は、当業者には周知であるので、これ以上の詳しい説明は省略する。
1 感光ドラム(像担持体)
2 帯電ローラ(帯電手段、ローラ部材)
3 レーザスキャナ(露光手段)
4 現像装置(現像手段)
41 現像ローラ(現像剤担持体、ローラ部材)
5 転写ローラ(転写手段、ローラ部材)
6 定着装置(加熱定着手段)
7 クリーニング装置
10 画像形成装置本体
14 エンジン制御部(制御手段)
16 冷却ファン

Claims (5)

  1. 帯電手段により一様に帯電された感光体に露光して形成した静電潜像を、現像手段で現像し、転写手段により記録材に転写した後に、前記記録材のトナー像を加熱定着手段によって加熱定着して出力する画像形成装置において、
    前記画像形成装置内を冷却する冷却ファンを有し、
    前記帯電手段、前記現像手段又は前記転写手段のいずれかは、イオン導電性ゴム材料にて作製されたローラ部材を有し、
    前記ローラ部材の抵抗値の変化量を算出し、前記算出した前記抵抗値の変化量に応じて前記冷却ファンの駆動制御を行う制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記ローラ部材の抵抗値の変化量による冷却ファンの駆動制御を、更に、前記ローラ部材の抵抗値に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記ローラ部材の抵抗値の変化量による冷却ファンの駆動制御を、更に、前記記録材の通紙枚数又は前記ローラ部材への通電時間に応じて変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記ローラ部材の抵抗値の変化量は、前記ローラ部材に一定電流を流した時の電圧値及び電圧値の変化量にて算出するか、又は、前記ローラ部材に一定電圧を印加した時の電流値及び電流値の変化量にて算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  5. 前記冷却ファンは、前記感光体の周辺から前記加熱定着手段に向けて送風することにより前記画像形成装置内を冷却することを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016142764A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2020016729A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社リコー 画像形成装置

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