JP2017040800A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 周面が感光層で形成された感光体ドラムと、感光体ドラムの周面を帯電させる帯電部材と、帯電部材に印加される電圧を制御する帯電制御部と、感光体ドラムの周面に所定の画像データに対応する光を照射することで静電潜像を形成する露光部と、静電潜像にトナーを付着させて該静電潜像を現像する現像部と、該トナー像をシートに転写させる転写部とを備えていて、一枚のシートに対するトナー像の転写処理中に感光体ドラムが複数回、回転するように構成された画像形成装置において、感光体ドラムが一回転するごとにその帯電電位が低下するのを防止し、延いては、一枚のシート中に画像の濃度ムラが生じるのを防止する。【解決手段】帯電制御部は、一枚のシートの印刷処理中に感光体ドラムが一回転する度に、上記帯電部材に印加する電圧を増加補正するように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、電子画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式の画像形成装置では、像担持体である感光体ドラムの周囲を囲むように、帯電部、露光部、現像部及び転写部が配置されている。帯電部は、感光体ドラムの周面を所定電位に帯電させ、露光部は感光体ドラムの周面に光を照射することで静電潜像を形成し、現像部はこの静電潜像にトナーを静電的に付着させることでトナー像を形成し、転写部はシート(被転写部材)に対して転写電流を供給することで上記トナー像を当該シートに転写させる。そうして、感光体ドラムが一回転する毎に、帯電工程、露光工程、現像工程及び転写工程からなる一連の処理が実行される。
この種の画像形成装置では、現時点までの累積印刷枚数の増加に伴って、感光体ドラムの周面の感光層の膜厚が減少して、感光体ドラムの周面の帯電電位が次第に低下していくという問題がある。
この問題を解決するべく、例えば特許文献1に示す画像形成装置では、各画像形成処理の開始時(スリープモードから立上げ時)に、帯電部の帯電ローラー(帯電部材)に印加する印加電圧を補正することで、感光体ドラムの周面の帯電電位を略一定に維持するようにしている。
特開2007−139973号公報
ところで、帯電部による感光体ドラムの周面の帯電電位を例えば正極性とした場合に、転写工程においてシートに供給された転写電流が感光体ドラム側に流れて感光層内に負極性の電荷が残留する。このため、次回の帯電工程において感光体ドラムの周面の帯電電位が前回の帯電電位よりも低下するという問題がある。そして、電子写真方式の画像形成装置では通常、一枚のシートに対するトナー像の転写処理中に感光体ドラムが複数回(例えば3〜4回)回転するので、感光体ドラムの周面の帯電電位が帯電工程の実行毎に、つまり感光体ドラムが一回転する毎に低下したとすると、一枚のシート中に画像の濃度ムラが生じるという問題がある。
この問題を解決するべく、例えば特許文献1に示すように帯電部材に印加する印加電圧を補正することが考えられる。しかし、特許文献1に示す画像形成装置では、帯電部材の印加電圧の補正を各画像形成処理(各印刷処理)の開始時に実行するようしているので、複数のシート間で画像濃度を均一にすることはできても、一枚のシート中に発生する画像の濃度ムラを解消することはできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、感光体ドラムが一回転するごとにその帯電電位が低下するのを防止し、延いては、一枚のシート中に画像の濃度ムラが生じるのを防止することにある。
課題を解決するための部
本発明に係る画像形成装置は、周面が感光層で形成された感光体ドラムと、電圧が印加されることで感光体ドラムの周面を帯電させる帯電部材と、上記帯電部材に印加される電圧を制御する帯電制御部と、感光体ドラムの周面に所定の画像データに対応する光を照射することで静電潜像を形成する露光部と、上記静電潜像にトナーを付着させて該静電潜像を現像する現像部と、現像部により形成されたトナー像をシートに転写させる転写部とを備えていて、一枚のシートに対するトナー像の転写処理中に上記感光体ドラムが複数回、回転するように構成されている。
そして、上記帯電制御部は、一枚のシートの印刷処理中に感光体ドラムが一回転する度に、上記帯電部材に印加する電圧を増加させるように構成されている。
本発明によれば、感光体ドラムが一回転するごとにその帯電電位が低下するのを防止し、延いては、一枚のシート中に画像の濃度ムラが生じるのを防止することができる。
図1は、本実施形態における画像形成装置を示す概略構成図である。 図2は、画像形成部を拡大して示す拡大図である。 図3は、コントローラーにより実行される帯電ローラーの印加電圧の補正制御を示すタイムチャートである。 図4は、コントローラーにより帯電ローラーの印加電圧を補正する際に使用される補正テーブルの一例を示す表である。 図5は、実施形態2を示す図4相当図である。 図6は、実施形態2の変形例を示す図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態1》
図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザープリンター1の概略構成を示す断面図である。レーザープリンター1は、図1に示すように、箱状のプリンタ本体2と、手差し給紙部6と、カセット給紙部7と、画像形成部8と、定着部9と、排紙部10とを備えている。そうして、レーザープリンター1は、プリンタ本体2内の搬送路Lに沿ってシートを搬送しながら、不図示の端末等から送信される画像データに基づいてシートに画像を形成するように構成されている。
手差し給紙部6は、プリンタ本体2の1つの側部に開閉可能に設けられた手差しトレイ4と、プリンタ本体2の内部に回転可能に設けられた手差し用の給紙ローラー5とを有している。
カセット給紙部7は、プリンタ本体2の底部に設けられている。カセット給紙部7は、互いに重ねられた複数のシートを収容する給紙カセット11と、給紙カセット11内のシートを1枚ずつ取り出すピックアップローラー12と、取り出されたシートを1枚ずつ分離して搬送路Lへと送り出すフィードローラー13及びリタードローラー14とを備えている。搬送路Lには、送り出されたシートを、一時的に待機させた後に所定のタイミングで画像形成部8に供給する一対のレジストローラー15が設けられている。
画像形成部8は、プリンタ本体2内におけるカセット給紙部7の上方に設けられている。画像形成部8は、プリンタ本体2内に回転可能に設けられた像担持体である感光体ドラム16を備えている。感光体ドラム16の周面は薄膜状の感光層で形成されている。感光体ドラム16の周囲には、帯電部17、現像部18、転写部19及びクリーニング部20が配置されている。感光体ドラム16の上方には、露光部としてのレーザースキャニングユニット(LSU)30が配置されている。そうして、画像形成部8は、手差し給紙部6又はカセット給紙部7から供給されたシートに画像を形成するようになっている。画像形成部8による画像形成動作はコントローラー100により制御される。
定着部9は、画像形成部8の側方に配置されている。定着部9は、互いに圧接されて回転する定着ローラー22及び加圧ローラー23を備えている。そうして、定着部9は、画像形成部8でシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させるように構成されている。
排紙部10は、定着部9の上方に設けられている。排紙部10は、排紙トレイ3と、排紙トレイ3へシートを搬送するための排紙ローラー対24と、排紙ローラー対24へシートを案内する複数の搬送ガイドリブ25とを備えている。排紙トレイ3は、プリンタ本体2の上部に凹状に形成されている。
レーザープリンター1が画像データを受信すると、画像形成部8において、感光体ドラム16が回転駆動されると共に、帯電部17が感光体ドラム16の表面を正極性に帯電させる。そして、所定の画像データに対応するレーザー光がレーザースキャニングユニット30から感光体ドラム16へ出射される。感光体ドラム16の表面には、レーザー光が照射されることによって静電潜像が形成される。感光体ドラム16上に形成された静電潜像には、現像部18にて正極性に帯電されたトナーが付着する。これにより、静電潜像が現像されてトナー像として可視化される。
その後、シートは、転写部19の転写ローラー19aと感光体ドラム16との間を通過する。この通過の際、転写ローラー19aにはトナー極性と逆極性(本実施形態では負極性)の転写電圧が印加される。これにより、転写ローラー19aからシートに転写電流が供給されるので、感光体ドラム16上の正極性のトナー像が静電引力によりシートに移動して転写される。ここで、一枚のシートに対してトナー像の転写を開始してから終了するまでの間に感光体ドラム16が複数回(本実施形態では3〜4回)回転するようになっている。
上記トナー像が転写されたシートは、定着部9において定着ローラー22と加圧ローラー23とにより加熱及び加圧される。その結果、トナー像がシートに定着する。感光体ドラム16からシートにトナー像を転写した後、感光体ドラム16の表面に付着している残留トナーは、クリーニング部20により除去される。
図2に示すように、上記帯電部17は、帯電部材としての帯電ローラー17aと帯電ローラー17aに正極性の電圧を印加する電圧印加部17bとを備えている。帯電ローラー17aは、ゴム部材(本実施形態ではエピクロルヒドリンゴム)により構成されていて、感光体ドラム16に対して接触又は非接触状態で配置されている。電圧印加部17bより帯電ローラー17aに電圧が印加されると、帯電ローラー17aと感光体ドラム16との間に所定の電界が生成されて放電が生じる。この放電により感光体ドラム16の周面が所定電位に帯電される。上記帯電ローラー17aからの放電量は、電圧印加部17bより帯電ローラー17aに印加される印加電圧が高いほど大きい。電圧印加部17bによる帯電ローラー17aへの印加電圧はコントローラー100により制御される。
ところで、シートへの印刷処理時には、転写部19よりシートに供給された転写電流が感光体ドラム16側に流れる結果、感光層内に負極性の電荷(電子)が残留する。したがって、電圧印加部17bより帯電ローラー17aに印加する印加電圧を一定にしたとしても、感光体ドラム16が一周するごとに感光体ドラム16の周面の帯電電位(帯電直後の電位)が低下していく。このため、一枚のシートにトナー像の転写処理実行する間に感光体ドラム16が複数回(例えば3〜4回)回転する本実施形態のレーザープリンター1では、一枚のシート中に画像の濃度ムラが生じるという問題がある。
この問題を解決するべく、本実施形態では、帯電ローラー17aの設置位置Sを基準として感光体ドラム16が一回転する度に、電圧印加部17bより帯電ローラー17aに印加される電圧を補正するようにしている。
図3は、コントローラー100により実行される帯電ローラー17aの印加電圧の補正制御を示すタイムチャートである。時刻t1では、感光体ドラム16の駆動モーターの回転が開始される。時刻t2では、電圧印加部17bより帯電ローラー17aに初期電圧V1が印加されて、感光体ドラム16の周面が予め設定した設定電位Vaに帯電される。時刻t3では、転写部19よりシートに対し転写電流の供給(シートに対するトナーの転写処理)が開始される。時刻t4では、時刻t2から起算して感光体ドラム16が二回転目に突入する。この時、帯電ローラー17aの印加電圧は、初期電圧V1に対して補正量ΔV1−2だけ増量されて第二電圧V2となり、これにより感光体ドラム16の周面の帯電電位が設定電位Vaに維持される。時刻t5では、時刻t2から起算して感光体ドラム16が三回転目に突入する。この時、帯電ローラー17aの印加電圧は、初期電圧V1に対して補正量ΔV1−3だけ増量されて第三電圧V3となり、これにより感光体ドラム16の周面の帯電電位が設定電位Vaに維持される。時刻t6では、時刻t2から起算して感光体ドラム16が四回転目に突入する。この時、帯電ローラー17aの印加電圧は第三電圧V3に維持されている。時刻t7では、転写部19によるシートに対する転写電流の供給(シートに対するトナーの転写処理)が停止する。時刻t8では、帯電ローラー17aの印加電圧が初期電圧V1に低減される。以後、後続のシートに対しても同様の処理が実行される。
上記補正量ΔV1−2及び補正量ΔV1−3は、環境温度(レーザープリンター1が使用される環境の温度)と補正テーブル(図4参照)とを基にコントローラー100により決定する。環境温度は、レーザープリンター1内に設置された温度センサー(温度検出部)101により検出される。温度センサー101はコントローラー100に信号の授受可能に接続されていて、検出した環境温度情報をコントローラー100に送信する。
上記補正テーブルはコントローラー100のROM内に予め記憶されている。図4は補正テーブルの一例を示している。この補正テーブルでは、環境温度が10°以上40°以下の範囲で1°ごと(図では5°置きのデータのみを示すが実際には1°ごと)に区切られている。そして、各温度毎にそれぞれ、感光体ドラム16の1回転目の開始時、2回転目の開始時及び3回転目の開始時の電圧補正量が設定されている。尚、補正テーブルに表示されていない中間温度での電圧補正量についは、補正テーブルに表示された値を基に線形補間により求めればよい。
上記補正テーブルでは、環境温度が低いほど補正量ΔV1−2及び補正量ΔV1−3の値が高く設定されている。これは、環境温度が低いほど帯電ローラー17aの放電量が低下して感光体ドラム16の帯電電位が低くなることを考慮したものである。尚、帯電ローラー17aの放電量が低下する要因として、帯電ローラー17aの硬化に起因する帯電ニップ幅の減少及び帯電ローラー17a自身の抵抗値の増加等が挙げられる。
また上記補正テーブルでは、感光体ドラム16の2回転目を基準とする3回転目の補正量が、感光体ドラム16の1回転目を基準とする2回転目の補正量よりも小さく設定されている。これは感光体ドラム16の回転回数が増すに連れて感光層内の電子のトラップサイトが飽和して感光体ドラム16の表面電位が低下し難くなるためである。
以上説明したように、上記実施形態では、コントローラー100は、一枚のシートに対するトナー像の転写処理中に感光体ドラム16が一回転する度に、帯電ローラー17aに印加する電圧を増加させる増加補正を実行するように構成されている。これにより、感光体ドラム16が一回転するごとに感光体ドラム16の周面の帯電電位が低下するのを防止し、延いては、一枚のシート中に画像の濃度ムラが生じるのを防止することができる。
また、上記実施形態では、感光体ドラム16の回転回数が三回目以上になった後は、その回転回数の増加に拘わらず、帯電ローラー17aの印加電圧をV3で一定に維持するようにしている。これは、感光体ドラム16がトナー像の転写開始から三回転以上すると、感光層内の電子のトラップサイトが飽和して転写電流が感光層内に殆ど流入しなくなるので、帯電ローラー17aの印加電圧を増加させなくても感光体ドラム16の周面の帯電電位を一定に維持できるためである。そうして、本実施形態では、感光体ドラム16の周面の帯電電位が三回転目以後に不必要に上昇するのを防止することができる。
また、上記実施形態では、レーザープリンター1は、環境温度を検出する温度センサー101を備え、コントローラー100は、温度センサー101により検出される環境温度が低いほど帯電ローラー17aの帯電電圧の補正量ΔV1−2及び補正量ΔV1−3を増加させるようにしている。これによれば、環境温度の低下に起因して帯電ローラー17aの放電量が低下したとしても感光体ドラム16の表面電位を設定電位Vaに維持することができる。
また、上記実施形態では、環境温度に応じた補正値を補正テーブル化して、この補正テーブルに基づいて帯電ローラー17aの印加電圧を制御するようにしたので、感光体ドラム16の表面電位を電位センサー等により測定することなく、帯電ローラー17aの印加電圧の補正値を決定することができる。したがって、レーザープリンター1の省スペース化及び低コスト化を図りつつ感光体ドラム16の表面電位を設定電位Vaに維持することができる。
《実施形態2》
図5は実施形態2を示している。この実施形態は、帯電ローラー17aの印加電圧の補正量ΔV1−2,ΔV1−3を決定する際に使用する補正テーブルを実施形態1とは異ならせたものである。尚、レーザープリンター1のハードウェアの構成は実施形態1と同様であるためその詳細な説明は省略する。
本実施形態では、コントローラー100は、感光体ドラム16を駆動するモーターの回転回数を検出することで、レーザープリンター1の使用開始時から現時点までの感光体ドラム16の累積回転回数を検出する。そして、コントローラー100は、検出した累積回転回数と図5の補正テーブルとを基に帯電ローラー17aの印加電圧の補正量ΔV1−2,ΔV1−3を決定する。
上記補正テーブルでは、累積回転回数が100K枚(K=1000)ごとのレンジに区切られている。そして、各レンジごとにそれぞれ、感光体ドラム16の1回転目の開始時、2回転目の開始時、及び3回転目の開始時の電圧補正量が設定されている。この補正テーブルでは、感光体ドラム16の累積回転回数が多いほど帯電ローラー17aの印加電圧の補正量ΔV1−2,ΔV1−3が小さく設定されている。
これは、感光体ドラム16の累積回転回数が多い場合には摩耗等により感光層の膜厚が薄くなっていることを考慮したものである。すなわち、感光層の膜厚が薄いと感光層内の電子が外部に抜け易くなるので、転写電流に起因する感光体ドラム16帯電電位の低下も生じ難くなる。したがって、帯電ローラー17aの印加電圧の補正量ΔV1−2,ΔV1−3を、累積回転回数の増加に伴って小さくすることで帯電ローラー17aの帯電電位を確実に設定電位Vaに維持することができる。尚、上記実施形態2において補正テーブルに表示されていない中間枚数での電圧補正量についは、補正テーブルに表示された値を基に線形補間により求めればよい。
また、上記実施形態では、感光体ドラム16の累積回転数に応じた補正値を補正テーブル化して、この補正テーブルに基づいて帯電ローラー17aの印加電圧を制御するようにしたので、感光体ドラム16の表面電位を電位センサー等により測定することなく、帯電ローラー17aの印加電圧の補正値を決定することができる。したがって、レーザープリンター1の省スペース化及び低コスト化を図りつつ感光体ドラム16の表面電位を設定電位Vaに維持することができる。
《変形例》
図6は実施形態2の変形例を示している。この変形例の補正テーブルは、実施形態2の補正テーブルの累積回転回数を推定膜厚に置き換えたものである。コントローラー100は、レーザープリンター1の使用開始時から現時点までの感光体ドラム16の累積回転回数を検出し、検出した累積回転回数を基に感光層の膜厚を推定する。そして、図6の補正テーブルと推定した膜厚とを基に帯電ローラー17aの印加電圧の補正量ΔV1−2,ΔV1−3を決定する。この構成によれば、上記実施形態2と同様の作用効果を得ることができる。
《他の実施形態》
上記実施形態では、感光体ドラム16の帯電極性及びトナーの帯電極性が正極性である場合について説明したが、これに限ったものではなく、感光体ドラム16の帯電極性及びトナーの帯電極性は負極性であってもよい。
上記実施形態では、画像形成装置がレーザープリンター1である例について説明したが、これに限ったものではなく、画像形成装置は、例えば複合機(MFP)、ファクシミリ又は複写機等であってもよい。
また、本発明は上記各実施形態及び変形例に限定されるものでなく、本発明には、これらの各実施形態及び変形例を適宜組み合わせた構成が含まれる。
以上説明したように、本発明は、電子写真方式の画像形成装置について有用である。
ΔV1−2 補正量(増加補正量)
ΔV1−3 補正量(増加補正量)
1 レーザープリンター(画像形成装置)
16 感光体ドラム
17 帯電部
17a 帯電ローラー(帯電部材)
18 現像部
19 転写部
30 レーザースキャニングユニット(露光部)
100 コントローラー(帯電制御部、累積回転回数検出部、推定部)
101 温度検出センサー(温度検出部)

Claims (4)

  1. 周面が感光層で形成された感光体ドラムと、電圧が印加されることで該感光体ドラムの周面を帯電させる帯電部材と、該帯電部材に印加される電圧を制御する帯電制御部と、上記感光体ドラムの周面に所定の画像データに対応する光を照射することで静電潜像を形成する露光部と、上記静電潜像にトナーを付着させて該静電潜像を現像する現像部と、該現像部により形成されたトナー像をシートに転写させる転写部とを備えていて、一枚のシートに対するトナー像の転写処理中に上記感光体ドラムが複数回、回転するように構成された画像形成装置であって、
    上記帯電制御部は、一枚のシートの印刷処理中に上記感光体ドラムが一回転する度に、上記帯電部材に印加する電圧を増加補正するように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    環境温度を検出する温度検出部を更に備え、
    上記帯電制御部は、上記温度検出部により検出される環境温度が低いほど上記電圧の増加補正量を増加させるように構成されている、画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記感光体ドラムの累積回転回数を検出する累積回転回数検出部を備え、
    上記帯電制御部は、上記累積回転回数検出部により検出された累積回転回数が多いほど上記電圧の増加補正量を小さくするように構成されている、画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記感光体ドラムの累積回転回数を検出する累積回転回数検出部と、
    上記累積回転回数検出部により検出された上記累積回転回数に基づいて上記感光層の膜厚を推定する推定部とを備え、
    上記帯電制御部は、上記推定部により推定される上記感光層の膜厚が薄いほど上記電圧の増加補正量を小さくするように構成されている、画像形成装置。
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