JP5834640B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

画像形成装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5834640B2
JP5834640B2 JP2011191759A JP2011191759A JP5834640B2 JP 5834640 B2 JP5834640 B2 JP 5834640B2 JP 2011191759 A JP2011191759 A JP 2011191759A JP 2011191759 A JP2011191759 A JP 2011191759A JP 5834640 B2 JP5834640 B2 JP 5834640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
sheet
developer
developing device
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011191759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013054184A (ja
Inventor
飛 程
飛 程
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2011191759A priority Critical patent/JP5834640B2/ja
Priority to US13/601,376 priority patent/US8965267B2/en
Publication of JP2013054184A publication Critical patent/JP2013054184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5834640B2 publication Critical patent/JP5834640B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6529Transporting
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00556Control of copy medium feeding

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本明細書によって開示される発明は、現像器を用いて画像を形成する電子写真方式の画像形成装置を制御する技術に関する。
一般的な電子写真方式の画像形成装置は、静電潜像が形成された感光体に対し現像器から現像剤であるトナーを供給することによりトナー像を形成し、そのトナー像を印刷用紙などのシート上に転写し定着させる構成になっている。現像器は、トナーを収容するトナー収容部や、トナー収容部内のトナーを撹拌するアジテータ、感光ドラムにトナーを供給する現像ローラ、現像ローラにトナーを供給する供給ローラなどを備えている。アジテータ、現像ローラ、供給ローラは、シートの搬送に伴って回転駆動される。
特開2006−209010号公報
こうした現像器が長時間駆動されると、トナーが摩擦や撹拌などの影響で劣化したり、各ローラ等の部品が摩耗したりして、トナーを使い切る前に現像器が寿命に至り、交換が必要になることがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、現像器の寿命の到来時期を調整する技術を提供することを目的とする。
本明細書によって開示される画像形成装置は、シートを搬送する搬送部と、前記搬送部による前記シートの搬送に伴って現像剤を収容する現像器を駆動し、静電潜像が形成された感光体に前記現像器から前記現像剤を供給することにより現像剤像を形成し、前記現像剤像を前記シート上に転写する印刷部と、前記現像器の駆動量に基づく前記現像器の残り寿命を取得する第1取得部と、前記第1取得部によって取得された前記現像器の残り寿命に基づいて前記搬送部により搬送される前記シート間の距離を調整する調整部と、を備える。
また、上記画像形成装置は、前記調整部が、前記現像器の残り寿命が少ないほど、前記シート間の距離を小さくする構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記現像器における前記現像剤の残量を取得する第2取得部を備え、前記調整部は、前記現像剤の元の量に対する残量の比率から前記駆動量に基づく前記現像器の元の寿命に対する前記残り寿命の比率を減じた値が大きいほど、前記シート間の距離を小さくする構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記調整部が、所定の期間における前記現像剤の残量の変化率と前記駆動量に基づく前記現像器の残り寿命の変化率とに基づいて前記シート間の距離を調整する構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記印刷部が、前記現像剤像が形成された前記シートを加熱された定着ローラの周面に押し当てて前記現像剤像を定着させる定着器を有し、前記調整部は、幅寸法が所定値より小さいシートに印刷する場合に、前記シート間の距離を調整する構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記調整部が、前記シート間の距離を小さくするのに伴って前記搬送部による前記シートの搬送速度を小さくする構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記調整部が、前記シート間の距離を調整する際に、所定の単位の印刷データ毎に印刷を実行する間欠印刷モードと、複数の前記単位の印刷データを連続して印刷する連続印刷モードとを切り替えて実行する構成としてもよい。
なお、この発明は、画像形成装置、画像形成装置と端末装置とを備える画像形成システム、画像形成装置の制御方法、これらの装置、システムの機能または方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本発明によれば、現像器の残り寿命に基づいて搬送されるシート間の距離を調整することによって現像器の駆動量を変化させ、それにより現像器の寿命の到来時期を調整することができる。
実施形態1から3におけるプリンタの概略構成を示す側断面図 実施形態1から3におけるプリンタ及び端末装置の電気的構成を概略的に示すブロック図 実施形態1における印刷制御処理のフローチャート 実施形態1及び2における定着ローラと小サイズのシートとの関係を示す模式図 実施形態1における通常サイズのシートに全速で印刷する際の定着ローラ両端部の温度変化を示すグラフ 実施形態1における小サイズのシートに全速で印刷する際の定着ローラ両端部の温度変化を示すグラフ 実施形態1における小サイズのシートに低速で印刷する際の定着ローラ両端部の温度変化を示すグラフ 実施形態1における現像器の残り寿命の比率及びトナー残量の比率の印刷枚数に対する変化の一例を示すグラフ 実施形態2における印刷制御処理のフローチャート 実施形態3におけるジョブ実行制御処理のフローチャート
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図8を参照して説明する。
(プリンタの全体構成)
図1は、プリンタ10の概略構成を示す側断面図である。本プリンタ10(画像形成装置の一例)は、電子写真方式のレーザプリンタである。なお、以下の説明では、図1の右側を前方とする。
プリンタ10は、本体ケーシング11を備え、この本体ケーシング11の前面には開閉可能な前面カバー11Aが設けられている。本体ケーシング11の底部には、複数のシート12(用紙やOHPシートなど)を積載可能な供給トレイ14が設けられている。供給トレイ14の最上位に積載されたシート12は、ピックアップローラ15により前方に押し出され、供給ローラ16と分離パッド17との間で挟まれたときに1枚ごとに捌かれて、供給ローラ16によりレジストレーションローラ18へ搬送される。レジストレーションローラ18は、シート12を印刷部20へ搬送する。
印刷部20は、露光部21、プロセスカートリッジ23、定着器38を備えている。
露光部21は、印刷データに基づいて発光制御されるレーザ光を後述の感光ドラム26上に照射する。
プロセスカートリッジ23は、前面カバー11Aを開放することにより、本体ケーシング11に対して着脱可能になる。プロセスカートリッジ23は、フレーム24に保持された帯電器25、感光ドラム26、転写ローラ27、既述のレジストレーションローラ18と、フレーム24に対して着脱可能な現像器28とを備えている。
帯電器25は、例えばスコロトロン型のものであり、タングステン等の帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる。感光ドラム26は、接地された円筒状の金属管の外周をポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。転写ローラ27は、外周部が導電性のゴム材料からなり、感光ドラム26に当接した状態で設けられている。
現像器28は、トナー収容部30、トナー供給ローラ31、現像ローラ32、層厚規制ブレード33、アジテータ34を備えている。トナー収容部30は、現像剤として各色の例えば正帯電性の非磁性一成分のトナーを収容する。トナー供給ローラ31は、外周部が発泡弾性体からなり、トナー収容部30の下方に設けられている。
現像ローラ32は、外周部が導電性のシリコンゴム等の弾性体からなり、トナー収容部30の下方にトナー供給ローラ31と当接した状態で設けられている。層厚規制ブレード33は、板ばねの先端部にシリコンゴム等の弾性部材が取り付けた構成であり、その先端部が現像ローラ32の表面に当接している。アジテータ34は、トナー収容部30内に設けられ、その回転によりトナー収容部30内のトナーを撹拌する。
画像形成時には、アジテータ34の回転によりトナー収容部30内のトナーがトナー供給ローラ31側に押し出され、トナー供給ローラ31の回転によってそのトナーが現像ローラ32に供給され、トナー供給ローラ31と現像ローラ32との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ32上のトナーは、現像ローラ32の回転に伴って層厚規制ブレード33の先端部と現像ローラ32との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて一定厚さの薄層となる。
また、感光ドラム26の回転に伴って感光ドラム26の表面が帯電器25により一様に正帯電される。そして、その正帯電された部分が露光部21からのレーザ光の走査により露光されて、感光ドラム26の表面に静電潜像が形成される。
そして、現像ローラ32の回転により、現像ローラ32上に担持され正帯電されているトナーが、感光ドラム26上の静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム26上の静電潜像が可視像化され、露光部分にのみトナーが付着したトナー像が形成される。
その後、各感光ドラム26上に担持されたトナー像は、シート12が感光ドラム26と転写ローラ27との間を通過する間に、転写ローラ27に印加される負極性の転写電圧によってシート12に転写される。トナー像が転写されたシート12は、次いで定着器38に搬送される。
定着器38は、定着ローラ39、ヒータ40、押圧ローラ41、温度センサ42を備えている。定着ローラ39は、円筒状の金属管からなり、その内側にハロゲンランプ等のヒータ40が定着ローラ39の軸方向に沿って配されている。押圧ローラ41は、外周部に耐熱性ゴム等の弾性体を有し、定着ローラ39に向けて付勢されている。温度センサ42は、サーミスタ等であって、定着ローラ39の軸方向の中央付近に配置され、定着ローラ39の外周面の温度を検出する。
定着器38は、後述するように、温度センサ42によって検出される温度に基づいてヒータ40がオン・オフされることによって、定着ローラ39の温度が制御される。そして、定着器38は、トナー像が転写されたシート12が定着ローラ39と押圧ローラ41との間の定着位置を通過する間に、シート12を加熱してトナー像を定着させる。
定着器38を通過したシート12は、排出ローラ44によって本体ケーシング11の上面に形成された排出トレイ45に排出される。
(プリンタ及び端末装置の電気的構成)
図2は、プリンタ10及び端末装置70の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
プリンタ10は、既述の印刷部20に加え、制御部50、ネットワークインターフェース56、メインモータ57、操作部58、表示部59などを備えている。
制御部50は、特定用途向け集積回路(ASIC)などにより構成されており、CPU51、ROM52、RAM53、NVRAM54などを有している。ROM52は、後述する印刷制御処理など、プリンタ10の各種動作を実行するための制御プログラムを記憶している。CPU51(第1取得部、調整部、第2取得部の一例)は、ROM52から読み出したプログラムに従って各部の動作を制御する。RAM53は、CPU51の作業領域として用いられる揮発性のメモリであり、NVRAM54は、各種の設定値などを記憶する不揮発性のメモリである。
ネットワークインターフェース56は、LANなどの通信回線60に接続され、その通信回線60上に接続された端末装置70等との間で通信を行う。
メインモータ57は、図示しないギヤ、プーリ及びベルト等から成る伝動機構を介して、ピックアップローラ15、供給ローラ16、レジストレーションローラ18、感光ドラム26、トナー供給ローラ31、現像ローラ32、アジテータ34、定着ローラ39、排出ローラ44等を同期的に回転駆動する。なお、メインモータ57と、これによって駆動されるピックアップローラ15、供給ローラ16、レジストレーションローラ18、感光ドラム26、定着ローラ39、排出ローラ44等は、シート12を搬送する搬送部に相当し、現像器28のトナー供給ローラ31、現像ローラ32、アジテータ34は、搬送部によるシート12の搬送速度に比例する速度で駆動される。
操作部58は、複数のボタンを備え、ユーザによる各種の指示の入力を受け付ける。表示部59は、ディスプレイやランプ等を備え、各種のメッセージや設定画面等を表示する。
端末装置70は、CPU71、ROM72、RAM73、HDD74、ネットワークインターフェース75、操作部76、表示部77などを備えている。ROM72には、BIOS等のプログラムが記憶されている。HDD74には、OSや、印刷用の画像データを作成可能なアプリケーション、プリンタドライバなどの各種プログラムが記憶されている。CPU71は、ROM72またはHDD74から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM73やHDD74に記憶させながら端末装置70の動作を制御する。
ネットワークインターフェース75は、既述の通信回線60に接続されている。操作部76は、キーボードやポインティングデバイスを備えており、ユーザが操作部76を用いてCPU71に対する各種の指示を入力することができる。表示部77は、ディスプレイを備え、CPU71の制御により様々な映像を表示する。
(印刷制御処理)
次に印刷ジョブの実行時にシート12間の距離等を制御するための印刷制御処理の動作を説明する。図3は、印刷制御処理のフローチャートである。
端末装置70において、ユーザが文書や画像などを扱うアプリケーションを起動させ、操作部76から印刷の実行指示を入力すると、CPU71は、プリンタドライバの機能によって印刷データを生成し、その印刷データを、印刷枚数や印刷に使用するシート12のサイズ(以下、シートサイズともいう)など、各種の印刷条件の設定値と共にネットワークインターフェース75を介してプリンタ10に送信する。
プリンタ10のCPU51は、ネットワークインターフェース56を介して印刷データを受信すると、その印刷データをRAM53上に構成されるキューに印刷ジョブとして登録し、印刷制御処理を実行する。
CPU51は、図3の印刷制御処理において、まず印刷ジョブが複数枚のシート12に対する印刷であるかを印刷データに含まれる印刷枚数の設定値から判断する(S101)。印刷ジョブが1枚のシート12に対する印刷である場合(S101:NO)には、印刷速度、即ち印刷時のシート12の搬送速度を全速に設定する(S102)。
なお、本実施形態では、メインモータ57によるシート12の搬送速度を「全速」と、それより遅い「低速」とのいずれかに設定することができる。CPU51は、印刷速度を全速に設定した後、メインモータ57により供給トレイ14からシート12を送り出し、印刷データに基づく画像をそのシート12に印刷する(S103)。
また、CPU51は、印刷ジョブが複数枚のシート12に対する印刷である場合(S101:YES)には、印刷ジョブが小サイズのシート12に対する印刷であるかをシートサイズの設定値から判断する(S104)。なお、本実施形態では、通常サイズと小サイズの2種類のサイズのシート12が用いられ、小サイズのシート12は、少なくとも幅寸法が通常サイズのシート12より小さい。
ここで、図4は、定着ローラ39と小サイズのシート12との関係を示す模式図である。通常サイズのシート12は、定着ローラ39の軸方向の長さより若干短い程度の幅寸法を有している。これに対し、小サイズのシート12は、定着位置を通過する際に定着ローラ39を軸方向について3つに分けたときの中央部39A(一対の破線の内側部分)に接触し、定着ローラ39の両端部39Bには接触しない。
なお、シートサイズを取得するには、予めユーザが供給トレイ14に積載するシート12のサイズを操作部58から入力して、そのサイズをNVRAM54に記憶させておき、CPU51が、NVRAM54から上記サイズを読み出してもよい。また、シートサイズは、供給トレイ14に設けた可動式のガイドの位置を検知することにより取得してもよく、あるいは光学式のセンサなどでシート12の位置を検知することにより取得してもよい。
CPU51は、シート12が小サイズでなく通常サイズである場合(S104:NO)には、印刷時に連続して印刷されるシート12間の距離(以下、シート間距離ともいう)をL1に設定し、さらに印刷速度を全速に設定し(S105)、S103に進んでそれらの設定に従って印刷ジョブの全てのページを印刷する。
ここで、図5は、通常サイズのシート12に印刷する際の定着ローラ39の両端部39Bにおける温度変化を示すグラフである。CPU51は、印刷を開始すると、最初のシート12の先端が定着器38の定着位置に到達する前に、定着器38の目標温度をT1に設定し、定着ローラ39の温度が目標温度T1に近づくように制御する。
この目標温度T1は、トナーが溶融する定着可能温度Tpよりも大きく、上限温度Tuより小さい所定の温度である。詳細には、CPU51は、目標温度より若干大きい上限値と若干小さい下限値とを設け、温度センサ42により検知される定着ローラ39の温度が下限値以下のときにヒータ40をオンにし、上限値以上のときヒータ40をオフにすることにより、定着ローラ39の温度を目標温度の近傍に維持する制御を行う。
トナー像が形成されたシート12が定着器38に到達し、定着位置を通過する間には、定着ローラ39の熱がシート12に吸収される。このとき、通常サイズのシート12は、定着ローラ39の中央部39Aと両端部39Bの大部分とに接触するため、図5に示すように、シート12が通過する間に中央部39Aと両端部39Bの温度が徐々に低下する。
通常サイズのシート12が定着位置を通過すると、定着ローラ39の熱がシート12に吸収されなくなるため、定着ローラ39の温度が上昇し始める。そして、次のシート12の先端が定着位置に到達するまでの間に、定着ローラ39の温度が目標温度T1付近まで上昇し、次のシート12の先端が定着位置に到達すると温度が再び減少し始める。
シート間距離L1は、前のシート12の後端が定着位置を通過してから温度が目標温度T1付近に上昇するまでの時間に、全速印刷時のシート12の搬送速度を掛け合わせた値に概ね相当する。CPU51は、各シート12間の距離がL1になるように、ピックアップローラ15及び供給ローラ16の動作を制御して各シート12を送り出すタイミングを調整する。
また、CPU51は、S104にて印刷ジョブが小サイズのシート12に対する印刷である場合(S104:YES)には、最近の例えば2000枚分を印刷する期間における、現像器28の残り寿命の変化率とトナー残量の変化率とを求める(S106)。
ここでいう現像器28の寿命とは、現像器28の駆動量に基づく寿命であり、本実施形態では、現像ローラ32の回転回数で表される。即ち、現像器28の駆動に伴って、トナーが現像ローラ32とトナー供給ローラ31との間、あるいは、現像器28と層厚規制ブレード33との間で摩擦を受けたり、アジテータ34で撹拌されたりすることによって、トナーの帯電性能が劣化する程度に基づいて寿命が定められている。
なお、現像器28の寿命は、トナーの劣化する程度以外にも、例えばトナー供給ローラ31、現像ローラ32、層厚規制ブレード33、アジテータ34等の部品が摩耗等により劣化する程度に基づいて定めてもよい。
CPU51は、現像器28を駆動する際に、メインモータ57の回転回数等に基づいて現像ローラ32の回転回数をカウントし、そのカウントに基づいて現像器28の使用開始時から現在までの積算回転回数をNVRAM54に記憶させる。また、NVRAM54には、現像器28が新品の状態から交換の必要な状態に達するまでの現像ローラ32の使用可能な回転回数が、現像器28の元の寿命として記憶されている。
CPU51は、上記S106において、NVRAM54から現像ローラ32の使用可能な回転回数と、現像ローラ32の積算回転回数とを読み出し、それらの差を現像器28の残り寿命として求める。
また、CPU51は、少なくとも最近の2000枚分を印刷する期間における、現像器28の残り寿命と積算の印刷枚数との関係を随時NVRAM54に記憶させている。そして、上記S106において、それらの情報をNVRAM54から読み出して現像器28の元の寿命に対する残り寿命の比率の、最近の2000枚分を印刷する期間における変化率を求める。例えば、現在の残り寿命の比率が50%で、現在より積算印刷枚数が2000少ない時点での残り寿命の比率が70%である場合には、残り寿命の印刷1枚あたりの変化率は、(70−50)/2000=0.01になる。
また、本実施形態では、現像器28のトナー量は、印刷ドット数を用いて表される。NVRAM54には、各現像器28のトナーが満杯の状態から交換の必要な状態に達するまでに使用可能な印刷ドット数が、現像器28の元のトナー量として予め記憶されている。また、CPU51は、印刷を行う度に印刷ドット数をカウントし、そのカウントに基づいて現像器28の使用開始時からの積算印刷ドット数をNVRAM54に記憶させる。
上記S106において、CPU51は、NVRAM54から現像器28の使用可能な印刷ドット数と積算印刷ドット数とを読み出し、両者の差の使用可能な印刷ドット数に対する比率を、元のトナー量に対する残量の比率として求める。
さらに、CPU51は、少なくとも最近の2000枚分を印刷する期間における、トナー残量と積算の印刷枚数との関係を随時NVRAM54に記憶させており、それらの情報を読み出して元のトナー量に対するトナー残量の比率の、最近の2000枚分を印刷する期間における変化率を求める。
なお、CPU51は、本印刷制御処理とは別に、随時、各現像器28の残り寿命及びトナー残量を求め、それぞれを所定の閾値と比較する。そして、残り寿命及びトナー残量のうち少なくとも一方が閾値よりも小さい場合には、ユーザにその現像器28の交換を促すメッセージを表示部59に表示させる。そして、現像器28が交換された場合には、その現像器28に対応する、NVRAM54の積算印刷ドット数及び現像ローラ32の積算回転回数のカウントをそれぞれ0にする。
さて、CPU51は、S106にて、最近の現像器28の残り寿命の変化率とトナー残量の変化率とを求めた後、残り寿命の変化率がトナー残量の変化率より大きいかを判断する(S107)。そして、残り寿命の変化率がトナー残量の変化率以下である場合(S107:NO)には、シート間距離をL1よりも大きいL2に設定し、印刷速度を全速に設定する(S108)。そして、S103にて、それらの設定値に従って印刷ジョブの全てのページを印刷し、この印刷制御処理を終了する。
また、CPU51は、残り寿命の変化率がトナー残量の変化率より大きい場合(S107:YES)には、シート間距離をL2より小さいL3に設定し、印刷速度を低速に設定する(S109)。そして、S103にて、それらの設定値に従って印刷ジョブの全てのページを印刷し、この印刷制御処理を終了する。
図6は、小サイズのシート12に全速で印刷する際の定着ローラ39の両端部39B付近における温度変化を示すグラフである。CPU51は、上記S108にてシート間距離をL2、印刷速度を全速に設定し、S103にて印刷を開始すると、最初のシート12の先端が定着器38の定着位置に到達するより前に、定着器38の目標温度をT2に設定し、ヒータ40による定着ローラ39の加熱を開始する。この目標温度T2は、定着可能温度Tpよりも大きく、上限温度Tuより小さい値である。
小サイズのシート12が定着器38に到達し、定着位置を通過する間には、定着ローラ39の中央部39Aでは、シート12に熱を吸収されるため温度が徐々に低下する。これに対し、定着ローラ39の両端部39Bでは、シート12によって熱が吸収されない状態でヒータ40により加熱されるために、図6に示すように徐々に温度が上昇する。
CPU51は、小サイズのシート12の後端が定着位置を通過したときに、ヒータ40による定着ローラ39の加熱を所定の時間停止する冷却期間を設ける。即ち、シート間距離を例えば通常サイズのシート12と同じL1に設定した場合、定着ローラ39の中央部39Aと両端部39Bとの温度差が比較的大きい状態で次の小サイズのシート12が定着位置を通過することになるため、両端部39Bがさらに加熱されて温度が上限温度Tuを超える可能性がある。そこで、冷却期間を設けることにより、両端部39Bの熱を放熱させ、中央部39Aと両端部39Bとの温度差をある程度小さくする。
CPU51は、冷却期間が経過すると、定着ローラ39の目標温度をT2として、再びヒータ40による定着ローラ39の加熱を開始する。定着ローラ39の温度がT2付近まで上昇してから、次の小サイズのシート12の先端が定着位置に到達し、定着ローラ39の温度が同様に変化する。
シート間距離L2は、冷却期間と、冷却期間後に定着ローラ39の温度が目標温度T2付近に上昇するまでの時間との合計に、全速印刷時のシート12の搬送速度を掛け合わせた値に概ね相当する。
このように、小サイズのシート12に印刷する際にはシート12毎に冷却期間を設けるために、1枚当たりの印刷に要する時間は通常サイズのシート12に印刷する場合よりも長くなる。また、現像器28のトナー供給ローラ31、現像ローラ32、アジテータ34は、印刷ジョブが実行される間一定の速度で回転駆動されるため、小サイズのシート12に印刷する場合の現像器28の印刷1枚あたりの駆動量(現像ローラ32の回転回数)は、通常サイズのシート12に印刷する場合の駆動量よりも大きくなる。
図7は、小サイズのシート12に低速で印刷する際の定着ローラ39の両端部39Bにおける温度変化を示すグラフである。CPU51は、上記S109にてシート間距離をL3、印刷速度を低速、例えば全速の3/8の速度に設定し、S103にて印刷を開始すると、最初のシート12の先端が定着器38の定着位置に到達するより前に、定着器38の目標温度をT3に設定し、ヒータ40による定着ローラ39の加熱を開始する。この目標温度T3は、定着可能温度Tpよりも大きく、T2より小さい値である。
小サイズのシート12が定着器38に到達し、定着位置を通過する間には、既述のように定着ローラ39の中央部39Aの温度が減少し、両端部39Bの温度が上昇する。このとき、シート12の搬送速度が低速であるため、小サイズのシート12と定着ローラ39とが接触する時間が全速印刷時よりも長くなる。従って、単位時間当たりに小サイズのシート12が定着ローラ39から吸収する熱量が全速印刷時よりも増えるため、全速印刷時よりも低い目標温度T3で十分に定着が行われる。
小サイズのシート12の後端が定着位置を通過した後には、やはり中央部39Aと両端部39Bとの温度差が大きくなっているため、冷却期間を設ける。CPU51は、冷却期間が経過すると、定着ローラ39の目標温度をT3として、再びヒータ40による定着ローラ39の加熱を開始する。
シート間距離L3は、冷却期間と、冷却期間後に定着ローラ39の温度が目標温度T3付近に上昇するまでの時間との合計に、低速印刷時のシート12の搬送速度を掛け合わせた値に概ね相当し、シート間距離L2よりも小さい値となる。
ここで、例えば、シート間距離L2で全速で印刷する場合における小サイズのシート12の1分当たりの印刷ページ数を20ppm(page per minute)とし、シート間距離L3で低速で印刷する時の3/8の低速印刷時における1分当たりの印刷ページ数を16ppmとすると、20枚の小サイズのシート12に連続して印刷する場合にかかる時間は、以下のようになる。
全速印刷時:(60/20)×20=60秒
低速印刷時:(60/16)×20=75秒
また、全速印刷時に1秒間にy回転する現像ローラ32が20枚の小サイズのシート12に連続して印刷する場合の回転回数は、以下のようになる。
全速印刷時:60y
低速印刷時:75×(3/8)y=28.125y
このように、小サイズのシート12を印刷する際に、印刷速度を落とし、シート間距離をL2からL3に縮めることにより、印刷1枚当たりの現像ローラ32の回転回数を下げることができる。
ここで、図8は、現像器28における残り寿命の比率及びトナー残量の比率の印刷枚数に対する変化の一例を示すグラフである。この例では、1枚目から2000枚目までの印刷を通常サイズのシート12に対し、シート間距離L1で全速印刷を行う。
そして、2001枚目から4000枚目までの小サイズのシート12に対する印刷ジョブを行う際に、CPU51は、上記S107にて、最近の2000枚の残り寿命の変化率(グラフの傾き)とトナー残量の変化率とを比較し、トナー残量の変化率が大きい(S107:NO)ことから、シート間距離をL2、印刷速度を全速に設定する。既述のように、この場合、シート間距離が比較的大きいために、通常サイズに比べて印刷1枚当たりの現像ローラ32の回転回数、即ち現像器28の駆動量が大きくなるため、残り寿命が減少する速度が大きくなる。
続いて、4001枚目から7000枚目まで小サイズのシート12に対する印刷ジョブを行う際に、CPU51は、上記S107にて、最近の2000枚の残り寿命の変化率とトナー残量の変化率とを比較し、残り寿命の変化率が大きい(S107:YES)ことから、シート間距離をL3、印刷速度を低速に設定する。この場合、シート間距離が比較的小さく、また印刷速度も小さいために、シート間距離をL2で全速印刷を行う場合に比べて印刷1枚当たりの現像ローラ32の回転回数、即ち現像器28の駆動量が小さくなるため、残り寿命が減少する速度が小さくなる。
その後、同様に7001枚目から9000枚目まで小サイズのシート12に対する印刷ジョブを行う際に、CPU51は、最近の2000枚の残り寿命の変化率とトナー残量の変化率とを比較し、トナー残量の変化率が大きい(S107:NO)ことから、シート間距離をL2、印刷速度を全速に設定する。これにより残り寿命が減少する速度が大きくなる。
上記例において、仮に4001枚目以降に小サイズのシート12を印刷する際にシート間距離がL2のまま、印刷速度が全速のまま切り替えられなかったとすると、同図の二点鎖線のように、現像器28の残り寿命がトナー残量に比べて早く減少し、トナーが多く残った状態で現像器28の交換が必要になる可能性がある。
これに対し、上記印刷制御処理では、残り寿命の変化率とトナー残量の変化率とを比較して切り替え動作を制御することによって、残り寿命及びトナー残量のうち一方のみが他方より早く少なくなる傾向を抑制できる。従って、現像器28を交換するまでに、トナー残量が0かそれに近い状態まで使うことができる。また、現像器28を交換するまでに、現像器28の残り寿命が0かそれに近い状態まで駆動させることで、全速印刷により処理時間を抑制する効果を得ることができる。
(本実施形態の効果)
以上のように本実施形態によれば、現像器28の残り寿命に基づいて搬送されるシート12間の距離を調整することによって現像器28の駆動量を変化させ、それにより現像器28の寿命の到来時期を調整することができる。
また、所定の期間(最近の2000枚を印刷する期間)におけるトナー残量の変化率と現像器の残り寿命の変化率とに基づいてシート間距離を調整するため、最近の傾向に応じて寿命の到来時期を調整することができる。
また、幅寸法が所定の基準(ここではシート12が定着ローラ39の両端部39Bに跨らない幅寸法)より小さいシート12に印刷する際には、シート間距離が大きめに設定され、その分現像器28の駆動量が増えることが多い。そのような場合に、本発明により、シート間距離を調整することによって、寿命の到来時期を効果的に調整することができる。
<実施形態2>
次に実施形態2について図9を参照して説明する。
本実施形態では、端末装置70のプリンタドライバによってプリンタ10における印刷時のシート12間の距離を切り替える例を示す。
図9は、端末装置70において実行される印刷制御処理のフローチャートである。なお、プリンタ10及び端末装置70の構成は、実施形態1と同様であるため、以下の説明において、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
端末装置70(コンピュータの一例)において、ユーザが文書や画像などを扱うアプリケーションを起動させ、操作部76から印刷の実行指示を入力すると、CPU71(第1取得部、調整部、第2取得部の一例)は、プリンタドライバ(プログラムの一例)の機能によって、印刷制御処理を実行する。
CPU71は、図9に示す印刷制御処理において、まず実行指示の内容が複数枚の印刷であるかを判断し(S201)、1枚のみの印刷である場合(S201:NO)には、印刷速度の設定値を全速とし(S202)、印刷データを生成して印刷速度の設定値と印刷データとをネットワークインターフェース75を介してプリンタ10に送信する(S203)。プリンタ10のCPU51は、上記設定値と印刷データとを受信すると、その設定値に従って印刷速度を全速に設定し、印刷データに基づく画像をシート12に印刷する。
また、端末装置70のCPU71は、実行指示の内容が複数枚の印刷である場合(S201:YES)には、シートサイズの設定が小サイズであるかを判断する(S204)。そして、シートサイズの設定が通常サイズである場合(S204:NO)には、シート間距離の設定値をL1、印刷速度の設定値を全速とし(S205)とし、S203に進んでそれらの設定値と印刷データとをプリンタ10に送信する。
また、CPU51は、シートサイズの設定が小サイズである場合(S204:YES)には、プリンタ10のNVRAM54に記憶されている現像器28の元の寿命及び残り寿命と、元のトナー量及びトナー残量とをネットワークインターフェース75を介してプリンタ10に問い合わせて取得する(S206)。そして、現像器28の元の寿命に対する残り寿命の比率が元のトナー量に対するトナー残量の比率よりも小さいかを判断する(S207)。言い換えれば、トナー残量の比率から残り寿命の比率を減じた値が閾値0より大きいかを判断する。
そして、CPU51は、現像器28の残り寿命の比率がトナー残量の比率以上である場合(S207:NO)には、シート間距離の設定値をL2、印刷速度の設定値を全速に設定し(S208)、S203にて設定値を印刷データと共にプリンタ10に送信する。また、現像器28の残り寿命の比率がトナー残量の比率より小さい場合(S207:YES)には、シート間距離の設定値をL2より小さいL3に、印刷速度の設定値を低速とし(S209)、S203にて設定値と印刷データとを共にプリンタ10に送信する。CPU51は、S203にて印刷データ等を送信した後、この印刷制御処理を終了する。
以上のように、トナー残量の比率に比べて現像器28の残り寿命の比率が小さいと、トナー残量が無くなるのに比べて現像器28の残り寿命が早くなくなる可能性が高くなる。そこで、本実施形態では、トナー残量の比率から残り寿命の比率を減じた値が小さい場合には、搬送されるシート間距離を小さくすることによって、シート1枚当たりの現像器28の駆動量を抑制し、それにより、現像器28の寿命の到来時期を延ばすことができる。
<実施形態3>
次に実施形態3について図10を参照して説明する。
本実施形態では、シート間距離を調整するために、印刷ジョブを受け付ける毎に実行する間欠印刷モードと、蓄積された複数の印刷ジョブを連続して実行する連続印刷モードとを切り替える例を説明する。
図10は、プリンタ10において実行されるジョブ実行制御処理のフローチャートである。なお、プリンタ10及び端末装置70の構成は、実施形態1と同様であるため、以下の説明において、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
CPU51は、既述のように、ネットワークインターフェース56を介して印刷データを受信すると、その印刷データをRAM53上に構成されるキューに印刷ジョブとして登録する。CPU51は、受け付けた印刷ジョブの実行タイミングを制御するジョブ実行制御処理を電源がオンの状態で繰り返し実行する。
CPU51は、図10のジョブ実行制御処理において、まず印刷ジョブを受け付けたかを判断し(S301)、印刷ジョブを受け付けていない場合(S301:NO)には、このジョブ実行制御処理を終了する。
また、CPU51は、印刷ジョブを受け付けた場合(S301:YES)には、現像器28の残り寿命が所定の閾値より小さいかを判断する(S302)。ここでいう現像器28の寿命は、既述のように、現像器28の駆動量に基づく寿命であって、本実施形態では、現像ローラ32の回転回数によって表される。現像器28の残り寿命が上記閾値(例えば50000等)以上である場合(S302:NO)には、キューに登録された印刷ジョブを実行する(S303)。
この場合、キューに他の実行待ちの印刷ジョブが溜まっていない限り、受け付けられた印刷ジョブの実行が直ぐに開始される。そのため、複数の印刷ジョブをある程度時間をおいて受け付けた場合には間欠印刷が行われる。
また、CPU51は、現像器28の残り寿命が上記閾値より小さい場合(S302:YES)には、所定のジョブ開始条件が成立するかを判断する(S304)。そして、ジョブ開始条件が成立しない場合(S304:NO)には、印刷ジョブをキューに未実行の状態で残したままこのジョブ実行制御処理を終了する。また、ジョブ開始条件が成立した場合(S304:YES)には、キューに蓄積されている印刷ジョブを実行する(S305)。
上記ジョブ開始条件とは、例えば、RAM53上に記憶されている印刷データの合計のデータ量が所定の閾値以上になることである。この場合、印刷データのデータ量が閾値に至るまでは、受け付けた印刷ジョブが実行されずに蓄積され、データ量が上記閾値を超えたときに、キューに蓄積された印刷ジョブを実行する。従って、キューに蓄積された印刷ジョブが複数あれば、それらの印刷ジョブが連続して印刷される連続印刷が行われる。
なお、ジョブ開始条件としては、上記のほかに、例えば、登録された印刷ジョブの数が2以上の所定数を超えたこと、所定の時刻になること、あるいは、ユーザによって操作部58等からジョブの実行指示が入力されることなどを条件としてもよい。
上記ジョブ実行制御処理のS303にて、複数の印刷ジョブが間欠印刷される場合には、印刷ジョブ毎に、その印刷ジョブの最初のシート12の送り出しを開始してからそのシート12が転写位置に到達するまでの期間、及び、最後のシート12が転写位置を通過してから排出トレイ45に排出されるまでの期間の大部分は、現像が行われない状態で現像器28が駆動されている。
これに対し、S305にて、複数の印刷ジョブが連続印刷される場合には、ある印刷ジョブの最後のシート12と次の印刷ジョブの最初のシート12とのシート間距離を、例えば通常サイズのシート12同士であればL1などに設定することができる。従って、複数の印刷ジョブを間欠印刷する場合に比べて、現像器28の駆動量を低減することができ、それによって、現像器28の残り寿命が減少する速度を抑制することができる。
以上のように本実施形態によれば、シート間距離を調整する際に、印刷ジョブ毎に印刷を実行する間欠印刷モードを、蓄積された複数の印刷データを連続して印刷する連続印刷モードに切り替えて実行することにより、シート間距離を小さくし、現像器28の駆動を抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、本発明をモノクロのプリンタに適用する例を示したが、これに限らず、本発明は、例えば、複数の現像器を有するカラーの画像形成装置にも適用できる。この場合、例えば、各現像器の残り寿命をそれぞれ閾値やトナー残量等の基準と比較し、いずれか一つの現像器の残り寿命が上記基準より小さい場合には、基準より大きい場合よりもシート間距離が小さくなるように制御してもよい。
(2)上記実施形態では、端末装置から受信した印刷データを印刷する際の動作を説明したが、本発明は、例えば、読取部によって原稿を読み取って得られる読取データを印刷する場合や、ファクシミリで受信したファクシミリデータを印刷する場合、あるいはHDDなどの内蔵記憶媒体またはメモリカード等の外部記憶媒体から読み出した画像データを印刷する場合の制御などにも適用できる。
(3)上記実施形態では、現像器のトナー残量を印刷ドット数に基づいて算出するものを示したが、本発明によれば、光透過方式などの公知のトナー残量センサによってトナー残量を検出した値を用いてもよい。
(4)上記実施形態1,2では、2種類のシートサイズを使用するものを示したが、本発明によれば、シートサイズは、1種類あるいは3種類以上を使用可能とし、それぞれのサイズによってシート間距離を切り替えてもよい。また、例えば、普通紙、厚紙、うす紙等のシートの種類によって、シート間距離を切り替えるようにしてもよい。
(5)上記実施形態1,2では、シート間距離を2段階に切り替えるものを示したが、本発明によれば、シート間距離を3段階以上に切り替えても良い。例えば、現像器の残り寿命の比率からトナー残量の比率を減じた値が−10%,0%,10%のとき、シート間距離をそれぞれ10cm,5cm,2.5cmのように切り替えてもよい。また、これに伴って印刷速度をそれぞれ全速、1/2速、1/4速と切り替えてもよい。このように、現像剤の残量の比率から現像器の残り寿命の比率を減じた値が小さいほどシート間距離を小さくすることによって、シート1枚当たりの現像器の駆動量が抑制され、寿命の到来時期を延ばすことができる。
(6)上記実施形態1,2では、シート間距離をいずれに設定するかの判断を印刷ジョブ毎に判断するものを示したが、これに限らず、例えば、1枚印刷する毎あるいは500枚印刷する毎に判断してもよく、あるいは所定時間毎に判断してもよい。また、例えば、最近の1000枚を印刷する期間の残り寿命及びトナー残量の変化率を比較する際に、7001枚目を印刷するときには6001枚目から7000枚目の期間で比較し、7002枚目を印刷するときには6002枚目から7001枚目の期間で比較する、というように1枚印刷する毎に残り寿命及びトナー残量の変化率を比較直して、その結果に応じてシート間距離を設定するようにしてもよい。
(7)実施形態3では、一つの印刷ジョブを単位として、即時実行するか蓄積するかを判断するものを示したが、これに限らず、例えば、1ページ1ページの印刷データの受信や描画処理に時間がかかる場合に、1ページの印刷データを得る毎にそのページを単独で印刷するか、複数のページの印刷データを得てからそれらを連続して印刷するかを切り替えてもよい。
(8)図3,図9,図10の各フローチャートにおける条件の判断は一例であって適宜他の判断と置き換えて実施することができる。例えば、図3のS107または図9のS207を、図10のS302のように現像器の残り寿命を閾値と比較する判断に置き換えてもよい。逆に、図10のS302において、図3のS107または図9のS207のように残り寿命及びトナー残量に基づく判断を行ってもよい。
(9)実施形態1では、最近の所定の枚数を印刷する期間における残り寿命の変化率と
カラー印刷の割合を求めるものを示したが、例えば最近の1ヶ月間における残り寿命の変化率等を求めてもよく、あるいは、現像器の使用開始から現在までの残り寿命の変化率等を求めてもよい。
(10)上記実施形態では、第1取得部、調整部、第2取得部をいずれも同じCPUによって実現する例を示したが、本発明によれば、これらは、互いに別のCPU、若しくはASICやその他の回路によって構成することができる。
10…プリンタ、12…シート、15…ピックアップローラ、16…供給ローラ、18…レジストレーションローラ、20…印刷部、26…感光ドラム、28…現像器、38…定着器、39…定着ローラ、44…排出ローラ、51…CPU、70…端末装置、71…CPU

Claims (9)

  1. シートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部による前記シートの搬送に伴って現像剤を収容する現像器を駆動し、静電潜像が形成された感光体に前記現像器から前記現像剤を供給することにより現像剤像を形成し、前記現像剤像を前記シート上に転写する印刷部と、
    前記現像器の使用開始から現在までの合計の駆動量、及び、現像器が新品の状態から交換の必要な状態に達するまでの駆動量に基づいて前記現像器の残り寿命を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部によって取得された前記現像器の残り寿命に基づいて前記搬送部により搬送される前記シート間の距離を調整する調整部と、
    を備え、
    前記調整部は、前記現像器の残り寿命が所定の閾値よりも小さい場合に、前記シート間の距離を、前記現像器の残り寿命が前記所定の閾値以上である場合の前記シート間の距離よりも小さくする画像形成装置。
  2. シートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部による前記シートの搬送に伴って現像剤を収容する現像器を駆動し、静電潜像が形成された感光体に前記現像器から前記現像剤を供給することにより現像剤像を形成し、前記現像剤像を前記シート上に転写する印刷部と、
    前記現像器の使用開始から現在までの合計の駆動量、及び、現像器が新品の状態から交換の必要な状態に達するまでの駆動量に基づいて前記現像器の残り寿命を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部によって取得された前記現像器の残り寿命に基づいて前記搬送部により搬送される前記シート間の距離を調整する調整部と、
    前記現像器における前記現像剤の残量を取得する第2取得部と、を備え、
    前記調整部は、前記現像剤の元の量に対する残量の比率から前記駆動量に基づく前記現像器の元の寿命に対する前記残り寿命の比率を減じた値が大きいほど、前記シート間の距離を小さくする、画像形成装置。
  3. シートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部による前記シートの搬送に伴って現像剤を収容する現像器を駆動し、静電潜像が形成された感光体に前記現像器から前記現像剤を供給することにより現像剤像を形成し、前記現像剤像を前記シート上に転写する印刷部と、
    前記現像器の使用開始から現在までの合計の駆動量、及び、現像器が新品の状態から交換の必要な状態に達するまでの駆動量に基づいて前記現像器の残り寿命を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部によって取得された前記現像器の残り寿命に基づいて前記搬送部により搬送される前記シート間の距離を調整する調整部と、
    前記現像器における前記現像剤の残量を取得する第2取得部と、を備え、
    前記調整部は、所定の期間における前記現像剤の残量の変化率が前記駆動量に基づく前記現像器の残り寿命の変化率よりも小さい場合に前記シート間の距離を小さくする、画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記印刷部は、前記現像剤像が形成された前記シートを加熱された定着ローラの周面に押し当てて前記現像剤像を定着させる定着器を有し、
    前記調整部は、幅寸法が所定の基準より小さいシートに印刷する場合に、前記シート間の距離を調整する、画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記調整部は、前記シート間の距離を小さくするのに伴って前記搬送部による前記シートの搬送速度を小さくする、画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記調整部は、前記シート間の距離を調整する際に、所定の単位の印刷データ毎に印刷を実行する間欠印刷モードと、複数の前記単位の印刷データを連続して印刷する連続印刷モードとを切り替えて実行する、画像形成装置。
  7. シートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部による前記シートの搬送に伴って現像剤を収容する現像器を駆動し、静電潜像が形成された感光体に前記現像器から前記現像剤を供給することにより現像剤像を形成し、前記現像剤像を前記シート上に転写する印刷部と、
    を備える画像形成装置に接続されたコンピュータに、
    前記現像器の使用開始から現在までの合計の駆動量、及び、現像器が新品の状態から交換の必要な状態に達するまでの駆動量に基づいて前記現像器の残り寿命を取得する取得処理と、
    取得された前記現像器の残り寿命に基づいて前記搬送部により搬送される前記シート間の距離を調整する調整処理と、を実行させ、
    前記調整処理は、前記現像器の残り寿命が所定の閾値よりも小さい場合に、前記シート間の距離を、前記現像器の残り寿命が前記所定の閾値以上である場合の前記シート間の距離よりも小さくするプログラム。
  8. シートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部による前記シートの搬送に伴って現像剤を収容する現像器を駆動し、静電潜像が形成された感光体に前記現像器から前記現像剤を供給することにより現像剤像を形成し、前記現像剤像を前記シート上に転写する印刷部と、
    を備える画像形成装置に接続されたコンピュータに、
    前記現像器の使用開始から現在までの合計の駆動量、及び、現像器が新品の状態から交換の必要な状態に達するまでの駆動量に基づいて前記現像器の残り寿命を取得する第1取得処理と、
    前記現像器における前記現像剤の残量を取得する第2取得処理と、
    取得された前記現像器の残り寿命に基づいて前記搬送部により搬送される前記シート間の距離を調整する調整処理と、を実行させ、
    前記調整処理は、前記現像剤の元の量に対する残量の比率から前記駆動量に基づく前記現像器の元の寿命に対する前記残り寿命の比率を減じた値が大きいほど、前記シート間の距離を小さくするプログラム。
  9. シートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部による前記シートの搬送に伴って現像剤を収容する現像器を駆動し、静電潜像が形成された感光体に前記現像器から前記現像剤を供給することにより現像剤像を形成し、前記現像剤像を前記シート上に転写する印刷部と、
    を備える画像形成装置に接続されたコンピュータに、
    前記現像器の使用開始から現在までの合計の駆動量、及び、現像器が新品の状態から交換の必要な状態に達するまでの駆動量に基づいて前記現像器の残り寿命を取得する第1取得処理と、
    前記現像器における前記現像剤の残量を取得する第2取得処理と、
    取得された前記現像器の残り寿命に基づいて前記搬送部により搬送される前記シート間の距離を調整する調整処理と、を実行させ、
    前記調整処理は、所定の期間における前記現像剤の残量の変化率が前記駆動量に基づく前記現像器の残り寿命の変化率よりも小さい場合に前記シート間の距離を小さくするプログラム。
JP2011191759A 2011-09-02 2011-09-02 画像形成装置及びプログラム Active JP5834640B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011191759A JP5834640B2 (ja) 2011-09-02 2011-09-02 画像形成装置及びプログラム
US13/601,376 US8965267B2 (en) 2011-09-02 2012-08-31 Image forming apparatus and storage device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011191759A JP5834640B2 (ja) 2011-09-02 2011-09-02 画像形成装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013054184A JP2013054184A (ja) 2013-03-21
JP5834640B2 true JP5834640B2 (ja) 2015-12-24

Family

ID=47753294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011191759A Active JP5834640B2 (ja) 2011-09-02 2011-09-02 画像形成装置及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8965267B2 (ja)
JP (1) JP5834640B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7286421B2 (ja) * 2019-06-07 2023-06-05 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2023033771A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296933A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
JP4164277B2 (ja) * 2002-03-29 2008-10-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4433698B2 (ja) * 2002-10-01 2010-03-17 セイコーエプソン株式会社 画像形成装置および画像形成方法
JP4298434B2 (ja) * 2002-08-30 2009-07-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
US6792216B2 (en) * 2002-12-19 2004-09-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System for estimating the remaining life of a print cartridge
JP4363083B2 (ja) * 2003-05-23 2009-11-11 セイコーエプソン株式会社 トナーカートリッジ寿命管理装置及び画像形成装置
JP2005309042A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US7379679B2 (en) * 2004-06-14 2008-05-27 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and method with plural developers each storing toner of the same color
JP2006209010A (ja) 2005-01-31 2006-08-10 Brother Ind Ltd 現像カートリッジ、並びに画像形成装置
JP2007171573A (ja) 2005-12-22 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム
JP4697745B2 (ja) * 2006-11-16 2011-06-08 株式会社リコー 画像形成装置
JP2008225320A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4930186B2 (ja) * 2007-05-21 2012-05-16 カシオ電子工業株式会社 印刷装置
JP2009020465A (ja) 2007-07-13 2009-01-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
EP2285581A1 (en) * 2008-06-13 2011-02-23 Brady Worldwide, Inc. System and method for monitoring and determining the amount of ribbon on a supply spool used in a printer
JP5195065B2 (ja) 2008-06-20 2013-05-08 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2010002771A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP5147607B2 (ja) * 2008-09-01 2013-02-20 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2010091802A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2011008159A (ja) 2009-06-29 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8965267B2 (en) 2015-02-24
US20130058692A1 (en) 2013-03-07
JP2013054184A (ja) 2013-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6639251B2 (ja) 画像形成装置
JP2018017897A (ja) 画像形成装置
JP5645862B2 (ja) 画像形成装置
JP2011128398A (ja) 画像形成装置
JP5834640B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2014077828A (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2006133310A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2010060740A (ja) 画像形成装置
JP2005301070A (ja) 画像形成装置
JP2022090475A (ja) 画像形成装置
JP7290067B2 (ja) 画像形成装置
JP2014044306A (ja) 画像形成装置
JP6631221B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
JP5699740B2 (ja) 画像形成装置
JP5805014B2 (ja) 画像形成装置
US20210389707A1 (en) Image forming apparatus, pressing force control method, and pressing force control program
JP7224820B2 (ja) 画像形成装置
JP2022020930A (ja) 画像形成装置
JP2006231526A (ja) 画像形成装置
JP2005173040A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006276618A (ja) 画像形成装置および定着装置の制御方法
JP4092881B2 (ja) 画像形成装置
JP6213398B2 (ja) 画像形成装置、清掃部材の移動制御方法
JP5232509B2 (ja) 定着装置、定着装置の制御方法、及び画像形成装置
JP2015230476A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140317

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20140407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151019

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5834640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150