JP4164277B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式、静電記録方式などを利用した画像形成装置に関するものであり、特に、カラー画像の形成が可能な画像形成装置に好適に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、電子写真方式の画像形成装置は、像担持体として回転ドラム型を一般的とする電子写真感光体(以下、単に「感光体」と呼ぶ。)を帯電手段で所定の電位に一様に帯電させ、帯電した感光体表面を像露光手段で像露光して露光像に対応した静電潜像を形成させ、この静電潜像に現像手段で現像剤のトナーを付着させてトナー像として現像し、このトナー像を記録材に転写する。記録材に転写したトナー像は定着手段で定着させ、その後記録材を記録画像(コピー、プリント)として機外に排出する。
【0003】
又、このような画像形成装置において、現像手段と現像剤収容部とを一体的に構成して装置本体に対して着脱可能なカートリッジ(現像カートリッジ)としたり、感光体と、感光体に作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち少なくとも1つと、を一体的にカートリッジ化して装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとする、カートリッジ着脱方式が広く採用されている。
【0004】
従来、現像手段にて用いられる現像剤としては、大別して、主に樹脂トナー粒子から成る1成分現像剤と、主に樹脂トナー粒子及び磁性キャリア粒子から成る2成分現像剤とがある。
【0005】
1成分現像方式は、2成分現像方式に比べ以下の点で優れており、特に、ユーザーが現像装置を交換するカートリッジ方式に好適である。
(1)現像剤として主にトナーのみを用いるため、磁性粒子とトナーを攪拌する手段が不要である。
(2)磁性粒子とトナーの混合比率を一定に保つ機構が不要である。
(3)カラー画像を形成する上で好適な非磁性トナーを用いた場合は、現像剤を像担持体へと供給する現像剤担持体内にマグネットが不要である。
【0006】
以上のことから、簡易・小型で低コストの装置を提供することができる。
【0007】
図10(a)、(b)は、1成分現像剤を用いる従来の1成分現像装置の断面を模式的に示す。次に、図10(a)、(b)を参照して、従来の一成分現像装置について説明する。
【0008】
図10(a)に示す現像装置2Aは、現像剤担持体としての現像ローラ21と、像担持体としてのドラム型の感光体、即ち、感光ドラム1とが非接触の現像方式に好適である。現像剤収容部であるトナーホッパー24内のトナーは、図中矢印方向に回転する攪拌部材26により、トナーホッパー24から現像室25に送られる。現像室25に送られたトナーは、芯金上にウレタンスポンジなどのスポンジ層を設けて構成され、図中矢印方向に回転する塗布ローラ22により、アルミニウム、SUS、樹脂などの剛体で構成され、図中矢印方向に回転する現像ローラ21上に供給される。
【0009】
現像ローラ21上に供給されたトナーは、リン青銅やSUSなどで構成される弾性付与部材としての支持板上にウレタンゴム、シリコンゴムなどのゴムやエラストマーを設けて構成される、現像剤層厚規制部材としての現像ブレード23により薄層塗布される。現像ローラ21と感光ドラム1とは、スペース部材(図示せず)により50μm〜500μmの間隙に保持される。又、少なくとも現像時に、バイアス電源(図示せず)から所定のバイアスが現像ローラ21に印加され、現像ローラ21に塗布されたトナーが感光ドラム1に供給され、感光ドラム1上に形成された静電潜像を現像して可視画像(トナー像)とする。
【0010】
図10(b)に示す現像装置2Bは、現像剤担持体としての現像ローラ21と像担持体としての感光ドラム1とが接触する現像方式に好適である。図10(a)の非接触型の現像装置2Aとの違いは、現像ローラ21がウレタンゴム、シリコンゴム、NBRなどのゴムで構成される弾性ローラであり、この現像ローラ21が感光ドラム1と当接されている点である。又、現像ブレード23は、上記の弾性支持板上にゴムやエラストマーを設けたブレードでも良いが、図10(b)に示すように、リン青銅やSUSなどの弾性金属板をL字形状に曲げ、曲げ部分を現像ローラ21に当接させたものであっても良い。
【0011】
又、図10(a)、(b)に示すいずれの現像装置も、トナーホッパー24内には、光学的に透明な透明部材27a、27bが設けられている。この透明部材27a、27bは、画像形成装置本体に設けた発光素子28の照射光を、同じく画像形成装置本体に設けた受光素子29が受光することにより、トナーホッパー24内のトナー残量の検知を行うために設けられている。即ち、発光素子28からの照射光は、図中矢印の方向に照射されるが、トナーホッパー24内にトナーが十分にあるときはトナーが照射光を遮り、受光素子29には受光されない。トナーホッパー24内のトナーが少なくなると、照射光がトナーにより遮られなくなり、受光素子29により受光される。この光学検知方式のトナー残量検知方式は、簡易な構成で、トナー残量を確実に検知できるため、今日広く用いられている方法である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の現像装置には、次の問題があった。即ち、極端に低印字比率の原稿を印字し続けると、トナーホッパー内にトナーが十分に残っていても、ハイライト部の再現性が低下したり、画像全体の粒状度が増してしまい、画像品位の低下を招くことがあった。
【0013】
1成分現像装置は、前述した優れた点はあるが、低印字画像でトナーが消費されない場合、消費されなかったトナーは、塗布ローラ22や現像ブレード23で繰り返し摺擦される。上記問題は、このような、摺擦の繰り返しによりトナーの帯電特性の劣化を招くため、特に、一成分現像装置において顕著となる。
【0014】
又、特に、カラー画像形成装置においては、例えば会社社名ロゴのみや、罫線の一部、強調したい文字のみといった非常に印字率の低い原稿が印字されることがある。通常、トナー消費は標準現像剤使用状態として、A4又はレターサイズの記録材を用い、4%〜5%の画像印字率にて画像形成を行った場合を想定して設計されるが、上記のような画像原稿の場合、1%以下のものも多い。
【0015】
一方、カラー画像形成装置においては、写真などのイメージデータも原稿として使用され、この場合は通常の文字原稿に比べ、要求される画質が高く、上記画像品位の低下はより深刻となる虞がある。この場合、ユーザーは現像装置を新品と交換し、改めて印字し直す必要がある。
【0016】
ところが、現像ローラ21の回転数のみで現像装置の寿命を定義してしまうと、上記低印字率画像の場合とは逆に、10〜20%といった高い画像印字率の画像を印字した場合、現像ローラ21の回転数が寿命と判断する回転数に達する前に、現像装置内の現像剤が無くなってしまい、現像装置の交換時期を知らせる本来の機能が働かない。
【0017】
従って、本発明の目的は、現像剤の残量がある状態で所定品位の画像が形成されない虞のあることを操作者に通知することを可能とする画像形成装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、静電潜像が形成される感光体と、樹脂トナー粒子を有する一成分現像剤を収容する現像剤収容部と前記現像剤を前記感光体に供給するための現像ローラと前記現像ローラに前記現像剤収容部の前記現像剤を塗布する塗布ローラとを有し前記感光体に形成される静電潜像を現像する現像装置と、を有し、前記感光体と前記現像装置のうち少なくとも前記現像装置が画像形成装置本体に対して着脱可能となっており、前記感光体から現像剤像を記録材に転写して記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
前記現像剤収容部の前記現像剤の残量を検知する現像剤残量検知機構と、前記現像ローラの累積回転数をカウントするカウンター手段と、前記現像剤残量検知機構の検知信号と前記カウンター手段の信号が入力する制御手段と、を有し、前記現像剤残量検知機構の検知信号が所定の残量以下の残量に相当する信号である場合、前記制御手段は現像剤が無い旨を表示するための信号を出力し、前記現像剤残量検知機構の検知信号が前記所定の残量より多い量に相当する信号であり、且つ前記カウンター手段の信号が所定の累積回転数以上の回転数に相当する信号である場合、前記制御手段はトナーの劣化に起因する画像劣化が生じる可能性がある旨を表示するための信号を出力することを特徴とする画像形成装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0024】
実施例1
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成を示す。本実施例において、本発明は、画像形成装置本体(装置本体)に対して通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部ホスト機器からの画像情報信号に応じて、電子写真方式を用いて記録材、例えば、記録用紙、OHPシート、布などに画像を形成するレーザビームプリンタにて具現化される。
【0025】
画像形成装置100は、像担持体として、アルミシリンダーの外周面に有機感光体(OPC)、又はA−Si(非晶質シリコン)、CdS、Seなどの光導電体を塗布して構成される感光ドラム1を有する。感光ドラム1は、駆動手段(図示せず)によって図中矢印方向に回転駆動され、その表面が帯電手段としての帯電ローラ6によって一様に帯電される。次いで、帯電された感光ドラム1は、像露光手段としての露光装置(レーザスキャナ)7により、画像情報信号に応じたレーザ光Lで走査露光され、その表面に静電潜像が形成される。更に感光ドラム1が回転すると、感光ドラム1に形成された静電潜像は、現像装置2が現像剤としてのトナーを供給することでトナー像として可視化される。本実施例では、現像剤として、主に樹脂トナー粒子からなる1成分現像剤(トナー)を用いている。
【0026】
一方、感光ドラム1へのトナー像の形成と同期するように、記録材収容部であるカセット14から給紙ローラ15、搬送ローラ対16aなどの記録材搬送手段により、感光ドラム1と転写手段としての転写ローラ9との対向部である転写部Tに記録材Pが搬送されてくる。
【0027】
そして、転写部Tにおいて、感光ドラム1上のトナー像は、記録材P上に静電的に転写される。トナー像が転写された記録材Pは定着装置11まで搬送され、ここで熱、圧力によって、表面に担持した未定着のトナー像が溶融固着され、永久画像となる。その後、記録材Pは排紙ローラ16bなどによって搬送されて、機外に排出される。又、トナー像の転写後に感光ドラム1上に残留したトナー(転写残トナー)などは、ブレード状などとされるクリーニング手段を備えるクリーナ10によって除去され、感光ドラム1は繰り返し画像形成に供される。
【0028】
次に、図2及び図3をも参照して、本実施例の現像装置2について説明する。尚、図中、上述して説明した従来例と同様の構成、作用を有する要素には同一の符号を付している。
【0029】
図2は現像装置2の断面、又、図3は現像装置2を感光ドラム1の側から見た様子を模式的に示す。本実施例では、現像ローラ21と感光ドラム1とが非接触とされている。図10(a)を参照して説明した従来の現像装置2Aと同様、トナーホッパー24内のトナーは、図中矢印方向に回転する攪拌部材26により、トナーホッパー24から現像室25に送られる。現像室25に送られたトナーは、芯金上にウレタンスポンジなどのスポンジ層を設けて構成され、図中矢印方向に回転する塗布ローラ22により、アルミニウム、SUS、樹脂などの剛体で構成され、図中矢印方向に回転する現像ローラ21上に供給される。
【0030】
現像ローラ21上に供給されたトナーは、リン青銅やSUSなどで構成される弾性付与部材としての支持板上にウレタンゴム、シリコンゴムなどのゴムやエラストマーを設けて構成される、現像剤層厚規制部材としての現像ブレード23により薄層塗布される。現像ローラ21と感光ドラム1とは、スペース部材(図示せず)により50μm〜500μmの間隙に保持される。又、少なくとも現像時に、バイアス電源(図示せず)から所定のバイアスが現像ローラ21に印加され、現像ローラ21に塗布されたトナーが感光ドラム1に供給され、感光ドラム1上に形成された静電潜像を現像して可視画像(トナー像)とする。
【0031】
本実施例では、現像装置2は装置本体Aに対して着脱可能なカートリッジ(現像カートリッジ)とされている。現像装置2は、装置本体Aに設けられた装着手段18を介して装置本体Aに対して取り外し可能に装着される。現像装置2は、標準現在使用状態として、A4又はレターサイズの記録材で4%〜5%の画像印字率にて画像形成を行った場合を想定して設計されている。
【0032】
本実施例の画像形成装置100は、現像装置2内、特に、トナーホッパー24内の現像剤(トナー)の残量を検知する現像剤残量検知機構を有し、更に、現像ローラ21の回転数をカウントするカウンター手段を有する。そして、現像剤残量検知機構によりトナーホッパー24内にトナーが存在することが検知されている状態で、カウンター手段によってカウントされた現像ローラ21の回転数が所定回転数に達した場合には、その旨を表示する。以下、更に具体的に説明する。
【0033】
本実施例では、現像剤残量検知機構として、図10を参照して説明した光学検知方式を採用している。つまり、トナーホッパー24内には、光学的に透明な透明部材27a、27bが設けられている。この透明部材27a、27bは、装置本体Aに設けた発光素子28の照射光を、同じく装置本体Aに設けた受光素子29が受光することにより、トナーホッパー24内のトナー残量の検知を行うために設けられている。即ち、発光素子28からの照射光は、図中矢印の方向に照射されるが、トナーホッパー24内にトナーが十分にあるときはトナーが照射光を遮り、受光素子29には受光されない。トナーホッパー24内のトナーが少なくなると、照射光がトナーにより遮られなくなり、受光素子29により受光される。受光素子29の検知出力は、装置本体Aに設けられた制御手段たるCPUボード12に送信される。CPUボード12は、受光素子29の出力から、トナーホッパー24内にトナーが無いと判断した場合は、装置本体Aに設けられた表示部13にその旨を表示させるか、装置本体Aに対して通信可能に接続された外部ホスト機器(図示せず)にその旨を表示するための信号を送信手段により送信する。CPUボード12は、画像形成装置100の動作を統括制御する制御回路であってよく、通常の記憶部、演算部、制御部を備えたCPU制御回路を用いうる。
【0034】
又、現像装置2は、現像ローラ21の回転数をカウントするカウンター手段として、ギア機構を介して直接現像ローラ21の回転数をカウント(計数)するための回転カウンター3を有する。本実施例では、回転カウンター3は、現像装置2の長手方向(記録材Pの搬送方向に略直交する方向)の一側面に設けられている。
【0035】
回転カウンター3は、図4(a)、(b)に示すように、それぞれ図中矢印の方向に回転する減速ギヤ列31、表示部材32、及びこれらを支持する筐体33を備えている。図3及び図4に示されるギヤ30は、現像ローラ21に固定されており、現像ローラ21の回転に伴い回転して、減速ギヤ列31及び減速ギア列31を介して表示部材32を駆動する(図中ギヤは歯部を略してある。又、減速ギヤ列31において、一部のギヤを除いて、途中のギヤ列は点線で略してある)。
【0036】
最終的に、表示部材32は十分に減速され、図中矢印方向に回転する。又、表示部材32の一部は、検知部32aとして他の部分と色を異ならせてある。本実施例では、検知部32aは黒色、その他の部分は白色とした。これにより、後述するフォトセンサー4で、検知部32aが検知できるようにしてある。
【0037】
筐体33の一部には、表示部材32の検知部32aが露出するよう開口部34を設けてある。図4(a)は現像装置2の初期の状態を示しており、筐体33の開口部34には表示部材32の白色部分が露出している。現像ローラ21の回転に伴い、表示部材32は図中矢印方向に回転し、遂には図4(b)の状態になる。図4(b)は現像ローラ21の回転数が所定の値に達した状態を示しており、筐体33の開口部34には表示部材32の黒色の検知部32aが露出している。
【0038】
図3に示すように、装置本体Aには、表示部材32が伝達する現像ローラ21の回転数情報を検知(認識)するための手段として、フォトセンサー4を有する。つまり、表示部材32は、回転カウンター3の表示部材32に光を照射するLEDなどの発光素子41と、表示部材32からの反射光を検出するフォトダイオード、フォトトランジスタなどの受光素子42とを備えた、装置本体Aに設けられたフォトセンサー4により検知される。フォトセンサー4の検知出力は、CPUボード12に送信される。
【0039】
図5をも参照して説明すると、画像形成装置100が画像形成を行っている際には、現像剤残量検知機構によるトナーホッパー内のトナー残量の検知、及びカウンター手段による現像ローラ21の回転数のカウントが常に行われている。
【0040】
そして、図4(b)で示す状態、即ち、表示部材32の検知部32aが筐体33の開口部34に位置し、フォトセンサー4がこの検知部32aを検知した状態で、且つ、現像剤残量検知機構によって未だトナーホッパー24内のトナーが残っていることが検知される場合、CPUボード12は、現像装置2により低印字画像を多く印字され、トナーの劣化が発生する虞のある状態であると判断し、表示部13にその旨を表示させ、操作者に画像品位劣化の通知を行う。又、装置本体Aに通信可能に接続された外部ホスト機器(図示せず)にその旨を表示するための信号を送信手段により送信してもよい。
【0041】
この場合、操作者は、例えば線画のみの、画像劣化が発生しても許容できる画像を印字している場合は引き続き印字を続け、画像品位を求める写真画像などを印字する場合は、現像装置2を交換すればよい。
【0042】
交換された現像装置2は、再び線画のみなど、画像劣化が起きても許容できる画像を印字する場合に用いれば、無駄なく使用することができる。
【0043】
一方、画像品位が保たれる画像印字率4〜5%以上の画像を印字した場合は、回転カウンター3の表示部材32の検知部32aがフォトセンサー4によって検知される前に、トナーホッパー24内のトナーが無くなるため、現像剤残量検知機構の検知結果を用い、上述のようにして現像装置2の交換時期を操作者に知らせる。
【0044】
ここで、回転カウンター3の表示部材32の検知部32aが検知される現像ローラ21の回転数は、本発明者の検討によれば、標準現像剤使用時として、A4又はレターサイズの記録材Pで画像印字率4〜5%の印字を行った時の現像ローラ21の回転数に対し、2〜10倍に設定すればよい。勿論、これは、用いるトナーや、許容できる画像品位により適宜選定されるものであり、この値に限定されるものではない。
【0045】
表示部材32を直接画像形成装置外から認識できるようにしても良く、この場合は、フォトセンサー4は不要となる。
【0046】
以上、本実施例によれば、現像剤残量検知機構により現像剤の残量があることが検知され、且つ、カウンター手段によってカウントされた現像ローラ21の回転数が標準現像剤使用時の2〜10倍に達した際に、その旨を表示することにより、操作者は画像劣化が発生する虞があることを認知することができ、高画像品位が必要な画像を印字する場合は、印字する前に現像装置2を交換することができ、又高画像品位が必要のない場合は、その現像装置をそのまま使用することにより現像装置2を有効に使用することができる。又、通常の印字率、高印字率の画像を印字した場合は、現像剤残量検知機構により、正確に現像装置2の交換時期を知ることができる。又、着脱可能な現像装置2側にカウンター手段を設けることで、現像装置2自身に現像ローラ21の回転数情報を保持させることができ、例えば、現像装置2を装置本体Aに対して再装着するような場合にも、現像装置2が保持した情報によって各現像装置2の現像ローラ21の回転数を装置本体A側で検知することができる。
【0047】
実施例2
次に、図6及び図7を参照して、本発明の他の実施例について説明する。図6は本実施例の画像形成装置、図7は本実施例の現像装置の概略構成を示す。本実施例の画像形成装置の基本構成、動作は、実施例1のものと同様であるので、ここでは、実施例1と同一の構成、作用を有する要素には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0048】
本実施例では、現像ローラ21の回転数をカウントするカウンター手段として、その回転数を記憶する記憶手段を用いる。以下、より具体的に説明する。
【0049】
図6及び図7に示すように、現像装置2は、現像ローラ21の回転数を記憶する電気的又は磁気的な記憶手段5を有する。具体的には、例えばRAMや、書き換え可能なROMなどの電気的な記憶手段、磁気記録媒体や磁気バブルメモリ、光磁気メモリなどの磁気的記憶手段などを使用することができる。本実施例においては、取り扱い安さやコストの点からNV(Non Volatile)RAMを使用した。NVRAM5は、本実施例では、現像装置2の外枠(上壁)に設ける。
【0050】
ここで、NVRAM5に記憶させる現像ローラ21の回転数は、現像ローラ21を回転させる駆動モータ(図示せず)の回転時間を累積してもよいし、現像ローラ21の回転方向の印字画像サイズの比と印字枚数との積を累積してもよい。ここでは、後者の印字枚数を用いる方法を用いた。現像ローラ21の回転数をカウントするとは、このように現像ローラ21の回転数に応じて変化する情報を検知することをも含む。表1に印字画像サイズの比を示す。
【0051】
【表1】
【0052】
つまり、印字画像サイズは、画像データから求めてもよいが、ここでは印字する記録材Pのサイズから求める。現像ローラ21の回転時間は、記録材Pのサイズに比例するため、例えば、A4サイズ縦送りを1とすればA5サイズ縦送りは210mm÷297mm=0.7となる(表1には、全て縦送りの場合について記載した)。これに印字枚数を掛け、累積すればよい。通常、使用頻度が最も高いA4サイズ(又はレターサイズ)の記録材Pで画像印字率4〜5%の印字画像を印字した標準現像剤使用時について、現像装置2の寿命が規定されており、通常5000枚〜10000枚に設定される。5000枚を例にとると、これに対し2〜10倍の10000枚〜50000枚に、現像ローラ21の回転数の累積カウントが達した時点でトナーホッパー24内のトナーが残っている場合に、操作者に通知すれば良い。
【0053】
NVRAM5は、NVRAM5に接続しているコネクター51と、これと嵌合する装置本体Aに設けたコネクター52とを経由して装置本体AのCPUボード12に接続されている。そして、画像形成が行われる毎に、CPUボード12が上記方法で算出した現像ローラ21の回転数を、コネクター51、52を介してNVRAM5に累積記憶させる。又、NVRAM5内に記憶された累積回転数は、例えば、装置本体Aの電源が入れられた時にコネクター51、52を介してCPUボード12に取り込む。コネクター52は、カウンター手段としてのNVRAM5に現像ローラ21の回転数を書き込むと共に、その情報を読み取り、現像ローラ21の回転数情報を検知(認識)するための手段を構成する。そして、上述のように現像剤残量検知機構によりトナーホッパー24内にトナーが残っていると検知されている状態で、現像ローラ21の累積回転数が所定の回転数に達した場合、操作者に警告する。
【0054】
以上、本実施例によれば、実施例1にて説明した効果に加え、NVRAM5とされるカウンター手段を現像ローラ21近傍に限らず任意の場所に配置することができ、更に、複雑なギヤ列が不要なため、装置の小型化を図ることができる。
【0055】
実施例3
次に、本発明の更に他の実施例について説明する。図8は、本実施例の画像形成装置200の概略構成を示す。本実施例では、画像形成装置200は、複数の現像装置2(2a、2b、2c、2d)を備え、フルカラー画像の形成が可能なカラー画像形成装置である。各現像装置2a、2b、2c、2dは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、黒の現像剤(トナー)を収容し、回転可能な支持体(装着手段)8に着脱可能に装着されている。
【0056】
画像形成装置200は、アルミシリンダーの外周面に有機感光体(OPC)又はA−Si、CdS、Seなどから成る光導電体を塗布して構成される像担持体としての感光ドラム1を有する。感光ドラム1は、駆動手段(図示せず)によって図示矢印方向に駆動され、帯電手段としての帯電ローラ6により所定の電位に均一に帯電される。次いで、露光装置7により、第1色目として例えばイエローの画像模様に従った信号による光が感光ドラム1に走査され、感光ドラム1上に潜像が形成される。更に感光ドラム1が矢印方向に進むと、支持体8に支持された現像装置2a、2b、2c、2dのうち、イエロートナーが入った現像装置2aが感光ドラム1に対向するよう支持体8は回転し、感光ドラム1に形成された潜像は、選択された現像装置2aによって可視化される。
【0057】
次いで、現像されたイエロートナー像は、中間転写体9上に転写される。中間転写体9は、EPDM、NBR、ウレタン、シリコンゴムなどのゴムからなる転写ベルト91が、駆動ローラ92、従動ローラ93、テンションローラ94の3本のローラ上に張架され構成される。そして、駆動ローラ92が駆動手段であるモーター(図示せず)により図中矢印方向に回転することにより、転写ベルト91は図中矢印方向に駆動される。転写ベルト91を介して感光ドラム1に当接する位置には、軸上に導電性スポンジ層を設けた1次転写手段としての1次転写ローラ95が設けられている。1次転写ローラ95には高圧電源(図示せず)からバイアスが印加され、感光ドラム1上のトナー像は転写ベルト91上に転写される。又、感光ドラム1上の転写残トナーはクリーナー10によりクリーニングされる。
【0058】
以上の工程をマゼンタ色、シアン色、黒色について順次行うことによって、転写ベルト91上には複数色のトナー像が重ねて転写される。4色のトナー像が転写ベルト91上に転写されると、記録材Pが、転写ベルト91の移動と同期が取られて搬送されてくる。そして、1次転写ローラ95と同様な構成からなる2次転写手段としての2次転写ローラ96が記録材Pを介して転写ベルト91に当接し、又2次転写ローラ96に高圧電源(図示せず)からバイアスが印加され、転写ベルト91上の4色のトナー像は、記録材P上に一括転写される。
【0059】
4色のトナー像が転写された記録紙Pは、従来公知の加熱、加圧の定着装置11によって溶融固着され、カラー画像が得られる。又、転写ベルト91上の転写残トナーは、接離可能なファーブラシ、ウエブなどのクリーニング装置97によって清掃される。
【0060】
本実施例の画像形成装置200において、現像装置2a、2b、2c、2dは、図7を参照して説明した実施例2の現像装置2と同様な構成とする。
【0061】
つまり、各現像装置2a、2b、2c、2dは、それぞれの現像ローラ21a、21b、21c、21dの回転数を記憶するNVRAM5a、5b、5c、5dを有する。そして、本実施例では、支持体8に、各現像装置2a、2b、2c、2dに設けられたNVRAM5a、b、c、dのそれぞれと接続される、コネクター52a、52b、52c、52dが設けられている。このコネクタ52a、52b、52c、52dを介して、装置本体Aの制御を行うCPUボート12とNVRAM5a、5b、5c、5dとが接続される。
【0062】
又、画像形成装置200は、実施例1、2と同様の現像剤残量検知機構を有している。本実施例では、現像剤残量検知機構の発光素子28及び受光素子29は、各現像装置2a、2b、2c、2dに対して、それぞれ支持体8に設けられている(イエロー用現像装置2についてのみ図示)。
【0063】
CPUボート12は、装置本体Aの電源が入れられた時に、NVRAM5a、5b、5c、5dより、各現像装置2a、2b、2c、2dの現像ローラ21a、21b、21c、21dの現在の回転数をそれぞれ読み込む。この時点で、現像剤残量検知機構によってトナーホッパー24内にトナーが残っていることが検知されており、且つ、NVRAM5a、5b、5c、5dから読み込まれた現像ローラ21の回転数が所定の回転数に達している現像装置があれば、CPUボード12は、その旨を表示部13で表示する。
【0064】
一方、所定の値以下の場合は、印字を開始すると共に、それぞれの現像装置2a、2b、2c、2dの現像ローラ21a、21b、21c、21dの回転数をカウントし始め、新たな累積現回転数をNVRAM5a、5b、5c、5dに書き込む。そして、上記同様、トナーホッパー24内にトナーがある状態で累積回転数が所定の値に達した現像装置2に関しては、その旨を表示すればよい。
【0065】
又、トナーホッパー24内のトナー残量を発光素子26と受光素子27で検知して、トナー無しが検知された現像装置2がある場合は、現像ローラ21の回転数の表示に優先して、その旨を表示する。
【0066】
現像ローラ21a、21b、21c、21dの回転数のカウント方法は、実施例2と同様とする。つまり、現像ローラ21a、21b、21c、21dの回転数は現像ローラ21a、21b、21c、21dを回転させる駆動モータ(図示せず)の回転時間を累積してもよいし、現像ローラ21a、21b、21c、21dの回転方向の印字画像サイズの比と、印字枚数との積を累積してもよい。本実施例では、印字枚数を用いる方法を用いた。そして、標準現像剤使用時として、A4サイズ又はレターサイズの記録材Pで画像印字率4〜5%の印字時の現像ローラ21の回転数に対して、2〜10倍(10000〜50000枚)に現像ローラ21の累積回転数が達した時点で、トナー残量がある場合に操作者に報知した。
【0067】
本実施例では、カラー画像形成装置200において、NVRAM5を用いて現像ローラ21の回転数をカウントする場合について述べたが、実施例1で示したギヤ列を用いたカウンターも使用できることは言うまでもない。
【0068】
以上、本実施例によれば、本発明を現像装置2を複数備えるカラー画像形成装置200に適用することで、各色の現像装置2について、上記各実施例と同様の効果を得ることができ、特に、画像印字率の低い画像形成が繰り返される可能性の高く、且つ、高画像品位が要求されるカラー用の現像装置2について、画像劣化が発生していることを操作者に知らせることができ、現像装置2を有効に使用することができると共に、常に良好なカラー画像を形成することができる。
【0069】
尚、上記各実施例では、標準現像剤使用時の2〜10倍の現像ローラ21の回転数に達した時点で、操作者に警告するとして説明したが、例えばその範囲で表示レベルを複数設け、画像劣化が発生する可能性を、段階的に適時表示しても良い。
【0070】
上記各実施例では、現像剤残量検知機構としては、光を用いた方式について述べたが、これらに限らず従来知られた静電容量検知やピエゾ素子を用いた方式も用いることができる。
【0071】
現像剤残量検知機構は、現像剤が無い状態を検知するものであっても、現像剤残量を逐次に検知し得るものであってもよい。現像剤残量逐次に検知するとは、現像剤の未使用時を100%として、現像剤無しの状態を0%とした時に、100%〜0%の全域で逐次に検知するもののみならず、例えば50%〜0%の範囲で逐次に検知することをも含む。又、現像剤が無い或いは0%とは、現像装置内の現像剤が完全に無くなることのみならず、現像剤が残っているものの、所定品位の画像を形成し得ないほど減少している状態をも含む。従って、現像装置内に現像剤が存在(残存)するとは、現像装置の使用開始から、予め設定された現像剤無し状態までの間の状態である。
【0072】
上記各実施例では、非接触現像装置を用いたが、図10(b)に示す接触現像装置に用いることができることは言うまでもない。
【0073】
又、上記各実施例では、画像劣化が発生する虞があることを、表示部13或いは装置本体Aに通信可能に接続された外部ホスト機器上で表示するとした。ここで、表示とは、画像形成装置の操作パネルや外部ホスト機器のディスプレイ画面上での表示に限定されるものではない。例えば、警告音、音声などにより通知してもよいし、記録材Pに記録して出力するなどしても構わない。
【0074】
更に、上記各実施例では、現像ローラ21などの現像手段を保持する現像室25と、現像剤収容部であるトナーホッパーとが一体的に構成された現像装置2が装置本体Aに対して着脱可能なカートリッジとされている場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、現像装置が、帯電手段、クリーニング手段のうち少なくとも1つと共に、電子写真感光体と一体的にカートリッジ化されたプロセスカートリッジにも等しく適用可能であり、上記同様の効果を得ることができる。
【0075】
例えば、図9に示すように、実施例1にて説明した現像装置2を、感光ドラム1、帯電ローラ6及びクリーナ10と共に枠体17によって一体的にカートリッジ化し、装置本体Aに対して着脱可能なプロセスカートリッジBとすることができる。プロセスカートリッジBは、装置本体Aに設けられた装着手段18を介して装置本体Aに対して取り外し可能に装着される。斯かるプロセスカートリッジBが着脱可能な画像形成装置においても、上記実施例1と同様にして、現像剤残量検知機構及びカウンター手段の検知結果に基づいて、画像劣化が発生する虞があることを操作者に通知することができる。これにより、操作者は、例えば所望の出力画像に応じて、プロセスカートリッジBを一時的に交換するなどの処置をとることができる。ここでは、斯かる通知を行う制御自体については、上記実施例の全説明を援用する。同様に実施例2にて説明した現像装置2をプロセスカートリッジとして構成しうることは言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、現像剤の残量がある状態で所定品位の画像が形成されない虞のあることを操作者に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の画像形成装置にて用いられる現像装置の概略構成図である。
【図3】図2の現像装置を感光ドラム側から見た図である。
【図4】ギア列を用いたカウンター手段の一実施例の模式図である。
【図5】現像剤残量検知機構及びカウンター手段の動作の一実施例を説明するためのフローチャート図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の他の実施例の概略構成図である。
【図7】図7の画像形成装置にて用いられる現像装置の概略構成図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置の他の実施例の概略構成図である。
【図9】本発明に係る画像形成装置の更に他の実施例の概略構成図である。
【図10】従来の(a)非接触方式、(b)接触方式の現像装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体、電子写真感光体)
2 現像装置
3 回転カウンター(カウンター手段)
4 フォトセンサー
5 NVRAM(カウンター手段)
52 コネクター
Claims (1)
- 静電潜像が形成される感光体と、樹脂トナー粒子を有する一成分現像剤を収容する現像剤収容部と前記現像剤を前記感光体に供給するための現像ローラと前記現像ローラに前記現像剤収容部の前記現像剤を塗布する塗布ローラとを有し前記感光体に形成される静電潜像を現像する現像装置と、を有し、前記感光体と前記現像装置のうち少なくとも前記現像装置が画像形成装置本体に対して着脱可能となっており、前記感光体から現像剤像を記録材に転写して記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
前記現像剤収容部の前記現像剤の残量を検知する現像剤残量検知機構と、前記現像ローラの累積回転数をカウントするカウンター手段と、前記現像剤残量検知機構の検知信号と前記カウンター手段の信号が入力する制御手段と、を有し、前記現像剤残量検知機構の検知信号が所定の残量以下の残量に相当する信号である場合、前記制御手段は現像剤が無い旨を表示するための信号を出力し、前記現像剤残量検知機構の検知信号が前記所定の残量より多い量に相当する信号であり、且つ前記カウンター手段の信号が所定の累積回転数以上の回転数に相当する信号である場合、前記制御手段はトナーの劣化に起因する画像劣化が生じる可能性がある旨を表示するための信号を出力することを特徴とする画像形成装置。
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