JP4392858B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4392858B2 JP4392858B2 JP18261399A JP18261399A JP4392858B2 JP 4392858 B2 JP4392858 B2 JP 4392858B2 JP 18261399 A JP18261399 A JP 18261399A JP 18261399 A JP18261399 A JP 18261399A JP 4392858 B2 JP4392858 B2 JP 4392858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- light
- toner cartridge
- image
- reflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体に形成された静電潜像を現像器によってトナー像として可視像化する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして構成される上記形式の画像形成装置においては、必要に応じて、トナーカートリッジに収容されたトナーを現像器に補給し、現像器が所定の現像動作を行えるようにしている。一方、トナーカートリッジ内のトナーの量を検知し、そのトナーカートリッジ内のトナーが完全に無くなり、又はその残量が少なくなったとき、トナーカートリッジ内のトナーが無くなったものとして当該トナーカートリッジを新たなトナーカートリッジと交換するようにしている。
【0003】
上述のようにトナーカートリッジ内のトナーの有無を検知するため、従来は、現像器により形成された基準トナーパターンの画像濃度を検知して、その画像濃度が基準値以下となったことが検知されたとき、トナーカートリッジ内のトナーが無くなったものと判断し、トナーカートリッジの交換を促す表示をなしている。ところが、このトナーカートリッジのトナー有無検知方式は、基準トナーパターンの画像濃度が大きく低下することによりトナーカートリッジ内のトナーが無くなったことを予測するものであるため、そのトナー無しが検知されたときは、通常の画像形成動作より像担持体表面に形成されるトナー像の画像濃度は既に大きく低下し、その画質が劣化している。トナー像の画質が劣化して初めてトナーカートリッジ内のトナー無しが検知されるのである。このため、常に高品質な画像をユーザに提供することはできない。
【0004】
そこで、上述のトナー有無検知方式に代え、トナーエンドセンサの発光部から出射する光をトナーカートリッジ内に入射させ、トナーカートリッジから帰ってくる光を受光部に入射させてその入射光量によってトナーカートリッジ内のトナーの有無を検知する方法が提案されている(特開平11−38755号公報参照)。このトナー有無検知方式によると、トナー像の画像濃度が大きく低下する前にトナーカートリッジ内のトナー無しを検知できるので、常に高品質な画像をユーザに提供することが可能である。
【0005】
ところが、このトナー有無検知方式によると、トナーエンドセンサの発光部と受光部の表面がごみやほこり、或いは飛散トナーなどによって汚れてしまうと、受光部に入射する光の光量が減少し、トナーカートリッジ内のトナーが無くなっても、そのトナー無しを検知できなくなるおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した新規な認識に基づきなされたものであって、その目的とするところは、トナーエンドセンサの汚れに起因する上記不具合を解消することの可能な画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像器と、該現像器に補給されるトナーを収容したトナーカートリッジと、該トナーカートリッジ内に入射する光を発する発光部及び該トナーカートリッジ内から帰ってくる光を受ける受光部とを有していて、該受光部への入射光量によってトナーカートリッジ内のトナーの有無を検知するトナーエンドセンサと、そのトナーの有無検知を行っている時以外の時期に、前記トナーエンドセンサの発光部から出射した光を反射させ、その反射光を前記受光部に入射させる反射体と、該反射体で反射して受光部に入射した光の光量によって、トナーエンドセンサの汚れが検知されたとき、発光部から出射する光の光量が増加するように、トナーエンドセンサを制御する制御手段とを具備して成る画像形成装置を提案する(請求項1)。
【0008】
その際、前記発光部から出射する光の光量が所定値以上となるように制御されたとき、前記現像器により形成された基準トナーパターンの画像濃度を検知して、その画像濃度が基準値以下となったことが検知されたとき、前記トナーカートリッジ内のトナーが無くなったものと判断するトナーカートリッジのトナー有無検知に切換える制御手段を具備すると有利である(請求項2)。
【0009】
また、上記請求項1に記載の画像形成装置において、前記発光部から出射する光の光量が所定値以上となるように制御されたとき、トナーエンドセンサの汚れ発生を表示する表示手段を具備すると有利である(請求項3)。
【0010】
さらに、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、複数の現像器を有し、その各現像器に対してトナーカートリッジがそれぞれ着脱可能に、かつその各現像器と共に移動できるようにセットされ、いずれかの現像器が前記像担持体に対向した現像位置を占めて現像動作を行うように構成され、前記現像位置を占めた現像器にセットされたトナーカートリッジは、前記トナーエンドセンサによるトナーカートリッジ内のトナーの有無検知が可能な位置を占め、該トナーカートリッジが当該位置から退避することにより、前記発光部からの光が前記反射体に入射し、その反射光が受光部に入射するように、当該反射体が位置決めされていると有利である(請求項4)。
【0011】
また、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記現像器が前記トナーカートリッジと共に不動に画像形成装置本体内に配置され、前記反射体は、前記トナーエンドセンサとトナーカートリッジの間の使用位置と、その使用位置以外の退避位置との間を移動可能に支持され、反射体が使用位置を占めたとき、前記発光部からの光がトナーカートリッジ内に入射することなく、当該反射体に入射して反射し、該反射体が退避位置を占めたとき、前記発光部からの光が反射体に入射することなく、トナーカートリッジ内に入射するように、反射体の使用位置と退避位置をそれぞれ定めると有利である(請求項5)。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
【0013】
図1は、画像形成装置の一例であるカラー複写機の内部構造をその正面側から見た状態で示す概略断面図である。このカラー複写機によってカラーコピーをとるときは、画像形成装置本体1の上部に固設されたコンタクトガラス2上に原稿(図示せず)を載置し、これを圧板3によって押え、図示していないスタートスイッチを押下する。これにより、読み取り光学系4が作動し、原稿画像が読み取られる。
【0014】
一方、画像形成装置本体1の内部には、像担持体5が配置され、図示した例ではドラム状の感光体より成る像担持体が用いられている。この像担持体5は図1における反時計方向に回転駆動され、このとき、像担持体表面は、帯電装置の一例であるコロナ放電器より成る帯電チャージャ6の放電作用によって所定の極性に一様に帯電される。
【0015】
像担持体5の上方には露光装置の一例であるレーザ書き込みユニット7が配置され、この書き込みユニット7からは、読み取り光学系4により読み取られた画像情報に応じて光変調されたレーザ光Lが出射し、そのレーザ光Lが上述のように帯電された像担持体表面に照射され、これによって像担持体表面に第1の静電潜像が形成される。
【0016】
像担持体5の隣りには、回転型の現像装置8が配置され、この現像装置8は、ブラック現像剤を収容したブラック現像器8BK、シアン現像剤を収容したシアン現像器8C、マゼンタ現像剤を収容したマゼンタ現像器8M及びイエロー現像剤を収容したイエロー現像器8Yを有している。各現像器は現像ローラ9BK,9C,9M,9Yを有し、上述の第1の静電潜像が現像装置8を通るとき、第1の現像器、この例ではブラック現像器8BKが像担持体5に対向した現像位置を占め、その現像ローラ9BKに担持された図示していないブラック現像剤によって、第1の静電潜像がブラックトナー像として可視像化される。このようにして像担持体5の表面にトナー像が形成される。上述した各色の現像剤としては、トナーとキャリアを有する粉体状の二成分系現像剤が用いられている。
【0017】
一方、像担持体表面には、駆動ローラを含む複数のローラ10に巻き掛けられた可撓性の無端ベルトより成る中間転写体11が対置され、この中間転写体11は矢印方向に回転駆動されながら、その表面の一部が像担持体5の表面に当接し、その当接部において、像担持体表面の線速と同一線速で像担持体表面の移動方向と同じ方向に移動する。かかる中間転写体11の表面に、例えばコロナ放電器から成る一次転写装置12の放電作用によって、像担持体表面に形成されたブラックトナー像が転写される。
【0018】
トナー像を中間転写体11に転写したあとの像担持体表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置14によって除去され、次いでその像担持体表面は除電ランプ15により成る除電装置からの光を照射されてその表面電位の絶対値が基準値に下げられる。
【0019】
上述したところと全く同様にして、像担持体表面に第2の静電潜像が形成される。このとき、現像装置8の回転によって、第2の現像器、この例ではシアン現像器8Cが像担持体表面に対向した現像位置を占め、その現像ローラ9Cに担持されたシアン現像剤によって、第2の静電潜像がシアントナー像として可視像化される。このトナー像も、中間転写体11の表面に、先に転写されたブラックトナー像の上から重ね合せ状態で転写される。トナー像転写後の像担持体表面がクリーニング装置14によって清掃され、除電ランプ15によって除電作用を受けることも先の動作時と変りはない。
【0020】
さらに、上述したところと全く同様に、像担持体表面に順次形成される第3及び第4の静電潜像が、現像装置8のマゼンタ現像器8Mとイエロー現像器8Yの各現像ローラ9M,9Yに担持されたマゼンタ現像剤とイエロー現像剤とによって、マゼンタトナー像とイエロートナー像として順次可視像化され、これらが、中間転写体表面に、先に転写されたトナー像の上から重ねた状態で順次転写される。このようにして、中間転写体表面には4色のトナー像が重ね合された状態で形成される。
【0021】
一方、中間転写体11に対向して、例えばコロナ放電器より成る二次転写装置18が対向配置され、その下方に配置された給紙装置16からは、最終の転写材の一例である転写紙Pが矢印A方向に給送される。この転写紙Pは、レジストローラ対17の回転によって、中間転写体11上のトナー像に整合するタイミングで、二次転写装置18と中間転写体11との間に送り込まれる。このとき、二次転写装置18の放電作用により、中間転写体表面に接触しながら移動する転写紙の表面に、中間転写体表面の重ね合せトナー像が一括して転写される。
【0022】
トナー像を転写された転写紙Pは、搬送ベルト19の上に担持されて搬送され、定着装置20を通るとき、熱と圧力の作用で転写紙上のトナー像がその転写紙表面に定着される。次いで、その転写紙は最終コピー紙として機外の排紙トレイ21上に排出される。
【0023】
トナー像を転写紙Pに転写したあとの中間転写体表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置22のクリーニング部材23によって中間転写体表面から除去される。このクリーニング部材23は、転写される前の中間転写体11上のトナー像がここを通るとき、中間転写体表面から離間し、転写残トナーを除去するときだけ中間転写体表面に圧接する。
【0024】
図2は、回転型現像装置8の詳細を示す断面図であり、この現像装置8は、奥側の側板24と、手前側の側板(図示せず)を有し、これらの側板は支持体25によって一体に連結され、その両側板と支持体25に、前述の各現像器8BK,8C,8M,8Yがそれぞれ着脱可能に支持されている。各現像器は、粉体状の現像剤(図示せず)を収容する現像ケース26BK,26C,26M,26Yをそれぞれ有し、その内部に前述の現像ローラ9BK,9C,9M,9Yと、第1の搬送スクリュー27BK,27C,27M,27Yと、第2の搬送スクリュー28BK,28C,28M,28Yが回転自在に配置され、またその各現像ケースにドクターブレード29BK,29C,29M,29Yがそれぞれ固定配置されている。
【0025】
上述した現像装置8は、その支持体25が中心軸31に相対回転不能に支持され、その中心軸31が後述するように画像形成装置本体1に対して回転可能に支持され、かかる現像装置8の全体が図示していない駆動装置によって回転駆動されることにより、各現像器が、像担持体5に対向した現像位置を占めることができる。図2においては、図1と同じく、ブラック現像器8BKが現像位置を占めた状態を示している。
【0026】
像担持体5に対向した現像位置を占めた現像器8BKの現像ケース26BK内の現像剤は、回転する第2の搬送スクリュー28BKから第1の搬送スクリュー27BKに搬送されて循環しながら撹拌混合され、その現像剤が時計方向に回転する現像ローラ9BKに担持されて搬送される。このとき、ドクターブレード29BKによって搬送される現像剤の量が規制され、規制後の現像剤が現像ローラ9BKと像担持体5との間に運ばれ、ここで現像剤中のトナーが静電潜像に静電的に移行し、その静電潜像が所定の色のトナー像として可視像化される。
【0027】
上述の現像装置8は、画像形成装置本体1に対してその手前側、すなわち図1及び図2の紙面に対して垂直方向手前側に引き出され、又はその反対の奥側に押し込まれて画像形成装置本体内にセットされるように、画像形成装置本体1に対して着脱可能に支持されている。図示した例では、特開平11−38755号公報にも詳しく説明されているように、画像形成装置本体1に対して手前側に引き出され、又は奥側に押し込まれる引出体(図示せず)に現像装置8が支持され、その現像装置8が、引出体を介して、画像形成装置本体1に回転可能に支持され、かつ画像形成装置本体1に対して着脱される。
【0028】
また各現像器8BK,8C,8M,8Yには、その現像ケース26BK,26C,26M,26Yと一体のカートリッジホルダ31BK,31C,31M,31Yに、ブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー及びイエロートナーがそれぞれ収容されたトナーカートリッジ30BK,30C,30M,30Yがそれぞれ装着されている。これらのカートリッジは、各現像器8BK,8C,8M,8Yが現像位置へ移動し、またその現像位置から他の位置に移動するとき、各現像器と共に移動するように、当該各現像器に着脱可能にセットされている。そして、次に説明するように、各現像器の現像ケースに収容された二成分系現像剤のトナー濃度の低下が検知されたとき、各トナーカートリッジから現像ケース内の現像剤にトナーが補給される。
【0029】
図1に示すように、像担持体5には、光センサより成る画像濃度センサ32が対向配置されている。ここで、例えばブラック現像器8BKの現像ケース26BKに収容された現像剤のトナー濃度を検知するときは、図1の反時計方向に回転する像担持体5の表面を帯電チャージャ6によって一様に帯電し、次いでレーザ書き込みユニット7から出射するレーザ光Lをその帯電した像担持体表面に照射して、所定の表面電位の基準潜像を形成し、その基準潜像を、現像位置を占めたブラック現像器8BKのブラック現像剤によってトナー像化して所定サイズの基準トナーパターンを形成する。この基準トナーパターンは、像担持体上の非画像領域に形成される。そして、その基準トナーパターンの画像濃度を画像濃度センサ32により検知し、その画像濃度が予め決められた所定値以下であることが検知されたとき、ブラック現像器8BKの現像剤のトナー濃度が低下したものとして、図2に示したトナーカートリッジ30BKからブラック現像装置8BKにブラックトナーが補給される。像担持体表面の基準トナーパターンを中間転写体11に転写し、そのパターンを中間転写体に対置された画像濃度センサで検知し、或いはさらにその中間転写体11から転写紙に基準トナーパターンを転写し、その転写紙上のトナーパターンを画像濃度センサによって検知するようにしてもよい。
【0030】
図2に示した各トナーカートリッジ30BK,30C,30M,30Yには、トナー排出口33BK,33C,33M,33M,33Yがそれぞれ形成され、しかもその各トナーカートリッジ内には、図示していないアジテータが配置されている。また、各現像器には、各トナーカートリッジのトナー排出口に対向した位置にトナー補給スクリュー34BK,34C,34M,34Yがそれぞれ配設されている。
【0031】
上述のようにブラック現像器8BKの現像剤のトナー濃度低下が検知されると、トナーカートリッジ30BK内のアジテータが所定時間だけ回転し、その内部のブラックトナーがトナー排出口33BKに搬送され、その排出口33BKからトナーカートリッジ外に排出される。このとき、ブラック現像器8BKのトナー補給スクリュー34BKが回転駆動され、これによってトナーカートリッジ30BKから排出されたブラックトナーが、回転する第2の搬送スクリュー28BKに受け渡され、次いで同じく回転駆動される第1の搬送スクリュー27BKに受け渡され、当該トナーは、現像ケース26BK内の二成分系現像剤に撹拌混合される。このようにして、ブラック現像器8BKのトナー濃度が一定の範囲内に維持される。
【0032】
他の現像器8C,8M,8Yの現像剤に対するトナーの補給も、その各現像器が現像位置を占めた状態で、上述したところと全く同様にして行われる。
【0033】
上述のように、本例の画像形成装置は、像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像器と、その現像器に補給されるトナーを収容したトナーカートリッジとを有しており、図示した例では、複数の現像器8BK,8C,8M,8Yを有していて、その各現像器に対してトナーカートリッジ30BK,30C,30M,30Yがそれぞれ着脱可能に、かつその各現像器と共に移動できるようにセットされ、いずれかの現像器が像担持体に対向した現像位置を占めて現像動作を行うように構成されている。
【0034】
前述のように各トナーカートリッジ30BK,30C,30M,30Yから各現像器8BK,8C,8M,8Yにトナーが補給されるうちに、そのトナーカートリッジ内のトナーが無くなるので、その事実を検知してトナーの無くなったトナーカートリッジを新たなトナーカートリッジと交換する必要がある。ここで、トナーカートリッジ内のトナーが無くなるとは、そのトナーカートリッジ内のトナーが完全に無くなるか、又はその残量が極く少なくなった状態を意味する。
【0035】
上述のトナーカートリッジ内のトナーの有無は次のようにして検知される。
【0036】
図3は、図1及び図2に示したように像担持体5に対向する現像位置を占めた現像器、図の例ではブラック現像器8BKにセットされたトナーカートリッジ30BKの概略を示す図であり、図4はその平面図、そして図5は図3のV−V線に沿うトナーカートリッジ30BKの断面図である。図5に示すように、ブラック現像器に装着されたトナーカートリッジ30BKの部位には、2つの開口35,35Aがそれぞれ形成され、これらの開口35,35Aには、光を透過する材料、例えば透明材料より成る窓部材36,36Aが、それぞれトナーカートリッジ内に突入した状態で固定され、その各底面は互いに向き合う方向に傾斜し、その各底面にミラー37,37Aが固定されている。
【0037】
上述の窓部材36,36Aに対向した部分には、発光部38Aと受光部38Bを有する光センサにより構成されたトナーエンドセンサ38が設けられている。トナーカートリッジ30BKは、図2に示した現像装置8の奥側の側板24と、図示していない手前側の側板に架け渡された状態で現像器8BKにセットされ、そのトナーカートリッジ30BKの手前の部位は、上述の手前側の側板よりもさらに前側に突出し、その突出したトナーカートリッジ部分に上述の窓部材36,36Aがそれぞれ固定され、これらに対置されたトナーエンドセンサ38は、画像形成装置本体1に対して不動に固定されている。図示した例では、前述のように画像形成装置本体1に対して引き出し可能にセットされた図示していない引出体にトナーエンドセンサ38が固定されている。
【0038】
トナーカートリッジ30BK内のトナーの有無検知時に、発光部38Aから光(例えば赤外光)L1が出射し、その光はミラー37で反射した後、両窓部材36,36Aの間のトナーカートリッジ内部分に入射する。このとき、トナーカートリッジ30BK内にトナーTが充分に存在すれば、トナーカートリッジ30BK内に入射した光L1がトナーTによって遮られ、ないしは吸収されるため、窓部材36Aを通して外部に光は出射しないか、又はその光量は極く少ない。このため、受光部38Bには、トナーカートリッジ30BKからの光が入射しないか、又はその光量は極く少なくなり、トナーエンドセンサ38からの出力はH信号となる。これに対し、トナーカートリッジ30BK内のトナーが無くなるとトナーカートリッジ30BKから多量の光が出射し、その光がミラー37Aで反射して受光部38Bに入射するので、トナーエンドセンサ38からの出力はL信号となる。
【0039】
上述のように、トナーエンドセンサ38からの出力がH信号かL信号かによって、トナーカートリッジ30BK内のトナーTの有無を判断することができる。トナーカートリッジ30BK内にトナーが無いと判断されたときは、画像形成装置本体1の外部に設けられた表示部(図示せず)に、ユーザに対してトナーカートリッジ30BKの交換を促すトナーエンドの表示がなされる。
【0040】
ユーザは、上記トナーエンド表示に従って、画像形成装置本体1の前ドア(図示せず)を開き、トナーの無くなったトナーカートリッジ30BKを現像器8BKから取り外し、次いでトナーの入った新たなトナーカートリッジ30BKを現像器8BKにセットして、前ドアを閉じる。図示した例では、特開平11−38755号公報にも記載されているように、現像装置8を収容する前述の引出体の前側板にトナーカートリッジを挿脱するための孔が形成され、この孔を通してトナーカートリッジ30BKを取り出し、また新たなトナーカートリッジを現像器8BKにセットすることができる。
【0041】
他の現像器8C,8M,8Yにセットされた各トナーカートリッジ30C,30M,30Y内のトナー有無の検知も、その各現像器が現像位置を占めた状態で、上述したところと全く同じく行われ、そのトナーカートリッジ内のトナーが無くなったことが検知されたとき、当該トナーカートリッジを新たなトナーカートリッジと交換する。
【0042】
上述のように、本例の画像形成装置は、トナーカートリッジ30BK,30C,30M,30Y内に入射する光を発する発光部38A及び該トナーカートリッジ内から帰ってくる光を受ける受光部38Bとを有していて、該受光部への入射光量によってトナーカートリッジ内のトナーの有無を検知するトナーエンドセンサ38を具備する。
【0043】
上述のトナー有無検知方法によれば、現像器内の現像剤中にトナーが充分に存在する状態でトナーカートリッジ内のトナーが無くなったことを検知できるので、そのトナー無しが検知されたとき、像担持体5上に形成されるトナー像の画像濃度が極端に低下してしまう不具合を阻止できる。ところが、その反面、トナーエンドセンサ38の発光部38Aないしは受光部38Bの表面に、ごみやほこり、或いは画像形成装置本体内で飛散したトナーなどが付着してその表面が汚れてしまうと、トナーカートリッジ内のトナーが無くなっても、受光部38Bに所定量の光が戻ってこなくなり、そのトナー無しを検知できなくなるおそれがある。
【0044】
そこで、本例の画像形成装置においては、図3、図4、図6及び図7に示すように、トナーエンドセンサ38に対向して、例えば光を反射する反射板より成る反射体39が設けられている。この反射体39も、画像形成装置本体1に対して固定支持され、例えば前述の引出体、又は画像形成装置本体自体に不動に固定されている。
【0045】
図6は、前述のように現像装置8が、その中心軸31(図2)の軸線まわりに回転駆動され、そのブラック現像器8BKのトナーカートリッジ30BKが図3に示した位置へ向けて移動しているときの様子を示している。このときは、図7に示すように、トナーエンドセンサ38と反射体39との間にトナーカートリッジは存在しない。このようにトナーカートリッジがトナーエンドセンサ38と反射体39との間から退避している時期に、トナーエンドセンサ38の発光部38Aから光L1が出射し、その光は反射体39にて反射して受光部38Bに入射する。その際、トナーエンドセンサ38の発光部38Aと受光部38Bの表面が汚れていないか、或いはその汚れの程度が極く軽微であれば、受光部38Bには多量の光が戻ってくるので、トナーエンドセンサ38の出力はL信号となる。
【0046】
トナーエンドセンサ38の発光部38A又はその受光部38B、或いはその両者の表面が前述のようにトナーなどによって汚れた場合を、必要に応じて、トナーエンドセンサが異常であると称することにすると、トナーエンドセンサ38にかかる異常が発生した場合、その受光部38Bに入射する光の光量は少なくなるか、又は受光部38Bに光が入射しなくなり、トナーエンドセンサ38の出力はH信号となる。このようにして反射体39で反射して受光部38Bに入射する光の光量によって、トナーエンドセンサ38の異常を検知することができる。かかる異常が検知されたとき、図示していない制御手段により、発光部38Aから出射する光の光量が増加するように、トナーエンドセンサ38が制御される。そして、トナーエンドセンサ38の出力がL信号となるように、発光部38Aから出射する光の光量を増大させた状態で、現像器8BKが現像位置を占め、これにセットされたトナーカートリッジ30BKが、トナーエンドセンサ38によるトナーカートリッジ内のトナー有無検知の可能な図3及び図4に示した位置に至ったとき、前述のようにトナーカートリッジ30BK内のトナーの有無が検知される。これにより、トナーエンドセンサ38が汚れるなどの異常が発生しても、トナーカートリッジ30BK内のトナーの有無を正しく検知することができる。同様にして、他の現像器8C,8M,8Yにセットされたトナーカートリッジ30C,30M,30Y内のトナーの有無も正しく検知することができる。
【0047】
上述のように、本例の画像形成装置は、トナーエンドセンサ38によるトナーカートリッジ30BK,30C,30M,30Y内のトナー有無検知を行っている時以外の時期に、トナーエンドセンサ38の発光部38Aから出射した光を反射させ、その反射光を受光部38Bに入射させる反射体39と、その反射体39で反射して受光部38Bに入射した光の光量によって、トナーエンドセンサ38の汚れが検知されたとき、発光部38Aから出射する光の光量が増加するように、トナーエンドセンサ38を制御する制御手段とを具備している。
【0048】
そして、図示した例では、現像位置を占めた現像器にセットされたトナーカートリッジは、トナーエンドセンサ38によるトナーカートリッジ内のトナーの有無検知が可能な位置を占め、該トナーカートリッジが当該位置から退避することにより、発光部38Aからの光が反射体39に入射し、その反射光が受光部38Bに入射するように、当該反射体39が位置決めされている。
【0049】
次に、図8に示すフローチャートに従って、上述したトナー有無検知と、これに関連する他の構成を明らかにする。
【0050】
図1に示した複写機のコピー、すなわち画像形成動作がスタートすると(S1)、図6及び図7に示したように、トナーエンドセンサ38と反射体39の間からトナーカートリッジが退避した状態で発光部38Aから光が反射体39に向けて出射し、ここで反射して受光部38Bに入射する光の光量によってトナーエンドセンサ38が正常であるか異常であるかが検知される。図8のS2の「反射体読み取り」は、発光部38Aから反射体39へ光を出射することを示し、S3の「反射光あり」は、受光部38Bに多量の光が戻ってくることを示している。受光部38Bに多量の光が戻り、従ってトナーエンドセンサ38の出力がL信号の場合には、当該センサ38は正常であると認識され、図3及び図4に示すようにトナーカートリッジがトナーエンドセンサ38と反射体39の間に至ったとき、前述のように、発光部38Aからの光をトナーカートリッジ内に入射させる(S4)。このとき受光部38Bに多量の光が戻ってくるか否かにより、トナーカートリッジ内のトナーの有無が検知される。図8のS5の「反射光あり」とは、受光部38Bに多量の光が入射することを示している。受光部38Bへの入射光量が多いときは、トナーエンドセンサ38の出力はL信号となり、表示部にトナーエンド表示がなされる(S6)。トナーカートリッジ内のトナーの有無検知は、現像器に各色のトナー像を形成するごとに行われる(S7,S8,S9)。
【0051】
一方、図8のS3において、受光部38Bへの光の入射がなく、或いはその入射光量が少ないとき、すなわちトナーエンドセンサ38の出力がH信号である場合は、当該センサ38が異常であると判断され、この場合には、発光部38Aの発光素子への供給電流値が一定量アップされる(S10)。次いで再び同じ検知動作が行われ、トナーエンドセンサ38の出力がL信号となるまで発光部38への供給電流値が一定量ずつアップされ、発光部38Aから出射する光の光量が段階的にアップされる。この過程で、L信号が得られた場合には、その電流値を記憶し、次回のトナーエンドセンサの異常検知が行われるまで、その電流値によって、トナーカートリッジ内のトナーの有無検知動作が前述の如く実行される。
【0052】
発光部38Aへの供給電流値のアップが繰返され、発光部38Aから出射する光の光量が所定値以上となるように制御されたとき、図8の例では発光部38Aの供給電流値が最大となり、その発光量が最大となるように制御されたとき(S11)、トナーエンドセンサ38によるトナーカートリッジ内のトナーの有無検知は困難であると判断され、次に示すように従来より行われているトナーエンド検知方式に切換えられる(S12)。
【0053】
前述のように、像担持体表面に基準トナーパターンを形成し、その画像濃度を画像濃度センサ32によって検知し、現像器内の現像剤のトナー濃度低下が検知されたとき、その現像器にトナーカートリッジ内のトナーを補給しているが、そのトナーカートリッジ内のトナーが無くなると、現像器へトナーを補給する動作を実行しているにもかかわらず、現像器へトナーが補給されず、基準トナーパターンの画像濃度は増々低下する。このようにして基準トナーパターンの画像濃度が基準値以下となったことが、画像濃度センサ32によって検知されたとき、画像形成装置本体の表示部にトナーカートリッジの交換を促す表示をなすのである。
【0054】
上述のように、本例の画像形成装置は、トナーエンドセンサ38の発光部38Aから出射する光の光量が所定値以上となるように制御されたとき、現像器により形成された基準トナーパターンの画像濃度を検知して、その画像濃度が基準値以下となったことが検知されたとき、トナーカートリッジ内のトナーが無くなったものと判断するトナーカートリッジのトナー有無検知に切換える制御手段を具備しているのである。
【0055】
上記構成により、トナーエンドセンサ38が異常状態となり、そのトナーエンドセンサ38によるトナーカートリッジ内のトナー有無検知が不可能となった場合でも、上述したトナー有無検知を実行することにより、トナーカートリッジの交換時期を知ることができる。
【0056】
また、発光部38Aから出射する光の光量が所定値以上となるように制御されたとき、トナーエンドセンサの汚れ発生を表示する表示手段を設けると、ユーザはトナーエンドセンサ38の異常を知り、そのセンサ38の清掃や、当該センサの交換に速やかに対処することができる。
【0057】
以上説明した実施形態例の画像形成装置は、各現像器が現像位置に移動して現像動作を実行するように構成されているが、現像器を画像形成装置本体内にセットした後、その現像器を当該現像器に着脱可能にセットされたトナーカートリッジと共に、不動に画像形成装置本体に配置する画像形成装置にも本発明を適用することができる。この場合には、図9に示すように、反射体39を、トナーエンドセンサ38とトナーカートリッジ30の間の実線で示した使用位置と、その使用位置以外の鎖線で示した退避位置との間を移動可能に支持する。そして、反射体39が使用位置を占めたとき、トナーエンドセンサ38の発光部38Aからの光がトナーカートリッジ30内に入射することなく、反射体39に入射して反射し、その反射光がトナーエンドセンサ38の受光部38Bに入射するようにする。これによって、先に説明した実施形態例と同じく、トナーエンドセンサ38の異常の有無を検知することができる。これに対し、反射体39が退避位置を占めたとき、トナーエンドセンサ38の発光部38Aからの光が反射体39に入射することなく、トナーカートリッジ30内に入射するようにして、前述のようにトナーカートリッジ30内のトナーの有無を検知する。このように、トナーエンドセンサ38の異常検知と、トナーカートリッジ30内のトナーの有無を検知できるように、反射体39の使用位置と退避位置がそれぞれ定められているのである。図9に示した実施形態例の他の構成は、先の実施形態例において示したところと変りはない。
【0058】
以上の説明からも了解されるように、本願発明は単色画像形成用の画像形成装置や、プリンタ、ファクシミリ或いはその複合機などの画像形成装置にも広く適用できるものである。
【0059】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、トナーエンドセンサの汚れが発生したときも、そのトナーエンドセンサによってトナーカートリッジ内のトナーの有無を検知することが可能である。
【0060】
請求項2に記載の発明によれば、トナーエンドセンサによるトナーカートリッジ内のトナー有無検知が不能となってしまうことがあっても、そのトナーカートリッジ内のトナーの有無を検知することができる。
【0061】
請求項3に記載の発明によれば、トナーエンドセンサの汚れをユーザに報らせ、これに対する対処をユーザに促すことができる。
【0062】
請求項4に記載の発明によれば、現像器が移動することを利用して、トナーエンドセンサの汚れ検知と、トナーカートリッジ内のトナー有無の検知を行うことができる。
【0063】
請求項5に記載の発明によれば、現像器が画像形成装置本体内で移動しない場合でも、トナーエンドセンサの汚れ検知と、トナーカートリッジ内のトナー有無の検知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す概略垂直断面図である。
【図2】現像装置の拡大断面図である。
【図3】現像位置を占めた現像器にセットされたトナーカートリッジと、トナーエンドセンサの位置関係を示す説明図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3のV−V線に沿うトナーカートリッジの水平断面図である。
【図6】トナーカートリッジがトナーエンドセンサと反射体の間に進入するときの様子を示す説明図である。
【図7】図6の状態におけるトナーエンドセンサと反射体の間の状態を示す平面図である。
【図8】トナーカートリッジ内のトナー有無検知に関する動作の一例を示したフローチャートである。
【図9】反射体を可動に支持した例を説明する平面図である。
【符号の説明】
5 像担持体
8BK 現像器
8C 現像器
8M 現像器
8Y 現像器
30 トナーカートリッジ
30BK トナーカートリッジ
30C トナーカートリッジ
30M トナーカートリッジ
30Y トナーカートリッジ
38 トナーエンドセンサ
38A 発光部
38B 受光部
39 反射体
Claims (5)
- 像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像器と、該現像器に補給されるトナーを収容したトナーカートリッジと、該トナーカートリッジ内に入射する光を発する発光部及び該トナーカートリッジ内から帰ってくる光を受ける受光部とを有していて、該受光部への入射光量によってトナーカートリッジ内のトナーの有無を検知するトナーエンドセンサと、そのトナーの有無検知を行っている時以外の時期に、前記トナーエンドセンサの発光部から出射した光を反射させ、その反射光を前記受光部に入射させる反射体と、該反射体で反射して受光部に入射した光の光量によって、トナーエンドセンサの汚れが検知されたとき、発光部から出射する光の光量が増加するように、トナーエンドセンサを制御する制御手段とを具備して成る画像形成装置。
- 前記発光部から出射する光の光量が所定値以上となるように制御されたとき、前記現像器により形成された基準トナーパターンの画像濃度を検知して、その画像濃度が基準値以下となったことが検知されたとき、前記トナーカートリッジ内のトナーが無くなったものと判断するトナーカートリッジのトナー有無検知に切換える制御手段を具備する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記発光部から出射する光の光量が所定値以上となるように制御されたとき、トナーエンドセンサの汚れ発生を表示する表示手段を具備する請求項1に記載の画像形成装置。
- 複数の現像器を有し、その各現像器に対してトナーカートリッジがそれぞれ着脱可能に、かつその各現像器と共に移動できるようにセットされ、いずれかの現像器が前記像担持体に対向した現像位置を占めて現像動作を行うように構成され、前記現像位置を占めた現像器にセットされたトナーカートリッジは、前記トナーエンドセンサによるトナーカートリッジ内のトナーの有無検知が可能な位置を占め、該トナーカートリッジが当該位置から退避することにより、前記発光部からの光が前記反射体に入射し、その反射光が受光部に入射するように、当該反射体が位置決めされている請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記現像器が前記トナーカートリッジと共に不動に画像形成装置本体内に配置され、前記反射体は、前記トナーエンドセンサとトナーカートリッジの間の使用位置と、その使用位置以外の退避位置との間を移動可能に支持され、反射体が使用位置を占めたとき、前記発光部からの光がトナーカートリッジ内に入射することなく、当該反射体に入射して反射し、該反射体が退避位置を占めたとき、前記発光部からの光が反射体に入射することなく、トナーカートリッジ内に入射するように、反射体の使用位置と退避位置をそれぞれ定めた請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18261399A JP4392858B2 (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18261399A JP4392858B2 (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001013744A JP2001013744A (ja) | 2001-01-19 |
JP4392858B2 true JP4392858B2 (ja) | 2010-01-06 |
Family
ID=16121361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18261399A Expired - Fee Related JP4392858B2 (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4392858B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4724306B2 (ja) * | 2001-03-27 | 2011-07-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5623267B2 (ja) * | 2010-12-17 | 2014-11-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-06-28 JP JP18261399A patent/JP4392858B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001013744A (ja) | 2001-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5100468B2 (ja) | 画像形成装置 | |
KR100627758B1 (ko) | 화상 담지 부재의 화상간 영역과 접촉하는 전사 부재의세척 시간을 최적화할 수 있는 화상 형성 장치 | |
JPH05307324A (ja) | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱自在なプロセスカートリッジ | |
US20090324279A1 (en) | Image-Forming Apparatus | |
US5797069A (en) | Developing device for image forming apparatus | |
JP2004184989A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4392858B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009048069A (ja) | 画像形成装置及びかぶり解消方法 | |
JP4164277B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN107870539B (zh) | 图像形成装置 | |
JP3153039B2 (ja) | 多色画像形成装置 | |
JP3592522B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008090015A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006139066A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2826665B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JPH0553404A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2973018B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3888139B2 (ja) | 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム | |
JP4396145B2 (ja) | 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、画像形成システム | |
JP3476778B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP2005196076A (ja) | 湿式画像形成装置における現像器の残留現像液除去方法及びその装置 | |
JP2006113197A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04110953A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11305551A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003255685A (ja) | 画像形成装置、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070820 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091008 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091012 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |