JP2973018B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2973018B2
JP2973018B2 JP2200793A JP20079390A JP2973018B2 JP 2973018 B2 JP2973018 B2 JP 2973018B2 JP 2200793 A JP2200793 A JP 2200793A JP 20079390 A JP20079390 A JP 20079390A JP 2973018 B2 JP2973018 B2 JP 2973018B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機・プリンタ等転写材へ画像形成を行
う電子写真方式の画像形成装置に関する。
〔発明の背景〕
電子写真法を用いてカラー画像を得るには多くの方法
・装置が提案されている。例えば特開昭61−100770号公
報に開示されているように、像形成体たる感光体ドラム
上に原稿像の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、
現像の都度転写ドラム上に転写して転写ドラム上に多色
像を形成したのち、転写材上に転写してカラーコピーを
得る方法がある。この方法による装置は、感光体ドラム
の他に1枚分の画像をその周面上に転写できる大きさを
持った転写ドラムを設ける必要があり、装置は大型でか
つ複雑な構造となることは避けられない。
また、例えば特開昭61−149972号公報に開示されてい
るように、感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた
潜像形成と現像を行い、現像の都度転写材上に転写して
多色のカラーコピーを得る方法がある。この方法にあっ
ては多色の画像を精度よく重ねることは困難で、良質の
カラーコピーを得ることはできない。
また、感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜
像形成と、カラートナーによる現像を繰り返し、感光体
ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写してカラー
画像を得る方法がある。この多色画像形成の基本プロセ
スは、本出願人による特開昭60−75850号、同60−76766
号、同60−95456号、同60−95458号、同60−158475号公
報等によって開示されている。
このような重ね合わせによってカラー画像を得るよう
にした多色画像形成装置にあっては、感光体ドラムの周
縁に色の異なったカラートナーを収納した複数の現像器
が配置してあり、一般には感光体ドラムを複数回回転さ
せ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー画像を得る
ようにしている。
一方電子写真方式を用いるモノカラー方式のアナログ
複写機や半導体レーザ・LED走査系による複写機・プリ
ンタ等の画像形成装置において、耐用寿命を有する各種
感光体、現像剤キャリア、クリーニング部材や現像剤ト
ナーの消耗時等での補給・交換のために画像形成手段の
一部をカートリッジ化して、これら画像形成手段の要部
を一体化した部材を装置外へ取り出し、メンテナンス或
は交換を行うよう構成されたものが提案されている。ま
た、画像形成手段によって像形成される転写材の搬送路
を開放してジャム処理時に転写材を取り出し易くする様
な構成も種々提案されてきている。
これらの代表的な構成として特公昭58−54392号公報
に開示されている様な、感光体ドラム、現像器、クリー
ナー等を一体的に支持部材に取付け、装置本体より引抜
き可能とし、各ユニットの交換や補修を容易化する提案
がなされており、次いでこれら画像形成手段の主要部を
一体化して使い捨てとしたものが特開昭57−154255号公
報に、また同様の使い捨てカートリッジを用いるもの
で、半導体レーザによるドット露光走査書込みによって
感光体ドラム上に潜像形成を行うプリンタ構成が特開昭
59−147366号公報等にて開示されている。更に、これら
の公報には分割構造の上部筐体を開放して転写材搬送路
を開き、ジャム時の転写材を取り出す構成が開示され、
且つ前記の特開昭57−154255号公報には、2分割の構造
の上部筐体に使い捨てプロセスカートリッジを交換可能
に配設した構成が採られ、カートリッジ交換の作業性
と、ジャム処理の容易性を解決しようとしている。また
補給用トナーカートリッジや回収トナー用クリーニング
カートリッジを主とするプロセスカートリッジの交換作
業の容易性に重点をおいて2分割構造とし、特に下部筐
体にプロセスカートリッジを配設して、メンテナンスの
作業性の向上を図ったものが特開昭58−1161号公報にて
開示されている。
また、前記構造をタテ型としたもので、特開昭63−24
4058号、同63−244059号、同63−244064号、特開平1−
179168号公報等にて提案されているが、これは同一方向
操作およびジャム処理向上を図ったものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然し、現像器と像担持体等とをプロセスカートリッジ
とし、装置本体に対して交換可能とした場合には、該プ
ロセスカートリッジの装置本体への装填・離脱が容易
で、且つ装置本体への挿脱の際に現像器よりのトナー或
は現像剤等の洩れ、コボレ等の心配がなく、また転写材
のジャム処理時等においても、これら問題の生じないプ
ロセスカートリッジを有したコンパクトなプリンタは提
案されていない。
また、2分割構造としたプリンタで、上部筐体開口時
に上部筐体に設けたプロセスカートリッジが、廃トナー
のコボレ対策として常時水平に保たれるようにした提案
が、特開昭58−190961号公報にて開示されている。装填
・ジャム処理の容易性は図られているものの、カートリ
ッジの装填時や、ジャム処理時、その他メンテ交換操作
時等でのトナーコボレ・モレ等に対しての問題解決がな
される構成でなかった。
特に、前記ジャム処理を容易とした2分割構造で上部
筐体に使い捨てカートリッジを設けた構造の特開昭58−
72159号公報提案や、補給や回収トナーの交換の容易化
を図り下部筐体にプロセスカートリッジを設け、ジャム
処理時に現像、クリーニング、感光体ドラム等のプロセ
スカートリッジを上方に持ち上げて処理する特開昭58−
1161号公報提案は、いずれもプロセスカートリッジ交換
の作業性とジャム処理の容易性とが相反している。さら
にこれらプロセスカートリッジでは現像部・クリーニン
グ部を下面としていて、給紙搬送系路をはさんで転写極
と対峙するためプロセスカートリッジの交換時や機器本
体への外部からの振動衝撃時にはカートリッジを厳重に
シールしていても、現像器やクリーナ部からのトナーこ
ぼれが生じ、機内汚れや転写紙の汚損を生ずる原因とな
っていた。
また、実開昭63−195357号公報で開示されたプリンタ
は、内部にプロセスカートリッジを内蔵し、上部に平坦
な給送搬送路を形成しているが、感光体ドラムの転写材
分離部から定着部に至る間の搬送路に制限があって搬送
部の問題が解消されていない。さらに2分割の際のジャ
ム処理の容易性、アップスタンドのスタック給紙構成の
ための全体としてのコンパクト性に欠け、2分割した場
合に上部筐体の開口角が制約される等ユーザにとって必
ずしも操作性に優れた装置を提供するに至っていない。
また、カラー像形成体については、前に説明したよう
にドラム周面に光導電体を塗布或は蒸着した感光体ドラ
ムとともに、光導電体を可撓性のベルト上に塗布或は装
着したベルト状像形成体も例えば本出願人による特願昭
64−192874号等によって提案されている。ベルト状像形
成体(以後感光体ベルトともいう)は駆動ローラを含む
回動ローラ間に張架することで形状が決まるので、空間
を有効に利用してコンパクト化したカラー画像形成装置
を構成する場合には有効である。また感光体ベルトは小
さな曲率に沿って走行することができるので、小径の回
動ローラを用いこの曲率部分を利用して転写材の分離を
行うことで転写材の分離不良等を防止することもでき
る。
このような感光体ベルトを用いたカラー画像形成装置
にあっては、帯電手段、像露光手段、さらに複数の現像
器群やクリーニング手段等の各像形成手段は前記の感光
体ベルトの外周面の主として下方の周面に面して設置さ
れるが、これらの各像形成手段は前記の感光体ベルトを
含めてユニット化したプロセスカートリッジとして独立
した形で装置本体に自由に着脱できる状態で収容され
る。
また、カラートナー像を転写された転写材は装置の上
面に設置された排紙皿にコピー面を下にして排出される
ようになっていて、装置の設置場所は小さなもので済む
ようになっている。
近年コンパクトなカートリッジを用い搬送性、ジャム
処理の問題を解消し、同方向操作を可能とした構成が前
記特開昭64−40850号、同63−244059号公報等によって
開示されている。
また、特開昭63−85763号公報にはプロセスカートリ
ッジのトナー消耗時や感光体寿命時において、表示出力
を行うようにした制御の思想が開示されているが、前記
ジャム処理の容易性、カートリッジの作動・操作時等で
のトナーコボレがなく、且つ交換の容易性を有し、また
装置本体前面一方向にて全操作が可能なすべてを満足す
る様なコンパクトで使い易い機能を有する構成の画像形
成装置を提供するものはなかった。
本発明は、この点を解決して改良した結果、消耗品の
交換・資材のメンテ・交換およびジャム処理を容易化
し、更には前記各作業のすべてを装置の同一側面より実
施出来得るように構成した画像形成装置の提供を目的と
したものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、像担持体、装置本体に固設され該像担持
体上に潜像を形成するための露光用開口部を有する像露
光手段、該潜像を現像する現像手段、現像されたトナー
像を転写材上に転写する転写手段とを有する画像形成装
置において、少なくとも前記像担持体を有するプロセス
カートリッジを前記画像形成装置本体に対し着脱自在に
設けるとともに、該プロセスカートリッジを画像形成が
可能な第1の位置から前記画像形成装置本体から着脱と
ジャム処理が可能となる第2の位置へ移動さすプロセス
カートリッジ移動手段と、該プロセスカートリッジ移動
手段に移動信号を出力する制御手段とを有しており、前
記第1の位置から第2の位置までのプロセスカートリッ
ジの移動方向は、転写部における転写材の搬送方向に対
して略鉛直方向、かつ、該プロセスカートリッジの着脱
方向に対して同一方向であり、前記制御手段からの移動
信号の出力に伴って前記プロセスカートリッジが第1の
位置から第2の位置へ移動すると共に、前記露光用開口
部を閉鎖することを特徴とする画像形成装置によって達
成される。
〔実施例〕
本発明の画像形成装置の一実施例を第1図ないし第9
図に示す。
第1図において、1はベルト状像担持体たる可撓性の
感光体ベルトで、該感光体ベルト1は回動ローラ2およ
び3の間に架設されていて回動ローラ2の駆動により時
計方向に搬送される。
4は前記感光体ベルト1に内接するよう装置本体に固
定した支持体すなわちガイド部材であって、前記感光体
ベルト1は回動ローラ3の外側への付勢作用によって緊
張状態とされることによりその内周面を前記ガイド部材
4に摺擦させる。
従って前記感光体ベルト1の外周面の感光体は搬送中
にも常に前記ガイド部材4の表面に対し一定の関係位置
に保たれ、安定した画像形成面を構成することを可能と
している。
6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7は像露光手
段たるレーザ書込み系ユニット、8ないし11はそれぞれ
特定色の現像剤を収容した複数の現像手段すなわち現像
器であって、これ等の各像形成手段はガイド部材4を背
面にした前記感光体ベルト1の外周面に対向して配設さ
れる。
前記レーザ書込み系ユニット7は上面にスリット状の
露光用開口部70Aを設けた保持筐体70に納めて装置本体
に組込まれる。
前記レーザ書込み系ユニット7には図示の光学系のも
のの他に、発光部と収束性光伝送体を一体とした光学系
等も使用される。
前記各現像器8,9,10,11は例えばイエロー,マゼン
タ,シアン,黒色の各現像剤をそれぞれ収容するもので
前記感光体ベルト1と所定の間隙を保つ各現像スリーブ
を備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触現像法により
顕像化する機能を有している。この非接触現像は接触現
像と異なり、感光体ベルトの移動を妨げない長所を有す
る。
12は転写器、12Aは除電バー、13はクリーニング装置
で該クリーニング装置13のブレード13Aとトナー搬送ロ
ーラ13Bは画像形成中には感光体ベルト1の表面より離
間した位置に保たれ画像転写後のクリーニング時のみ図
示の如く感光体ベルト1の表面に圧接される。
前記カラー画像形成装置によるカラー画像形成のプロ
セスは次のようにして行われる。
まず本実施例による多色像の形成は、次の像形成シス
テムに従って遂行される。即ちオリジナル画像を撮像素
子が走査するカラー画像データ入力部で得られたデータ
を、画像データ処理部で演算処理して画像データを作成
し、これは一旦画像メモリに格納される。次いで該画像
メモリは、記録時とり出されて記録部である例えば第1
図の実施例で示したカラー画像形成装置へと入力され
る。
すなわち前記プリンタとは別体の画像読取装置から出
力される色信号が前記レーザ書込み系ユニット7に入力
されると、レーザ書込み系ユニット7においては半導体
レーザ(図示せず)で発生されたレーザビームは駆動モ
ータ7Aにより回転されるポリゴンミラー7Bにより回転走
査され、fθレンズ7Cを経てミラー7Dおよび7E,7Fによ
り光路を曲げられて、予め帯電手段たる帯電器6によっ
て電荷を付与された感光体ベルト1の周面上に投射され
輝線を形成する。
一方では走査が開始されるとビームがインデックスセ
ンサによって検知され、第1の色信号によるビームの変
調が開始され、変調されたビームが前記感光体ベルト1
の周面上を走査する。従ってレーザビームによる主走査
と感光体ベルト1の搬送による副走査により感光体ベル
ト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形成されて行
く。この潜像は現像手段の内イエロー(Y)のトナー
(顕像媒体)の装填された現像器8により現像されて、
ドラム表面にトナー像が形成される。得られたトナー像
はドラム面に保持されたまま感光体ベルト1の周面より
引き離されている清掃手段たるクリーニング装置13の下
を通過し、つぎのコピーサイクルに入る。
すなわち、前記感光体ベルト1は前記帯電器6により
再び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の
色信号が前記書込み系ユニット7に入力され、前述した
第1の色信号の場合と同様にしてドラム表面への書込み
が行われ潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼ
ンタ(M)のトナーを装填した現像器9によって現像さ
れる。
このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形成されてい
る前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下に形成され
る。
10はシアン(C)のトナーを有する現像器で、信号処
理部で発生される制御信号に基づいてドラム表面にシア
ン(C)のトナー像を形成する。
さらに11は黒色のトナーを有する現像器であって、同
様の処理によりベルト表面に黒色のトナー像を重ね合わ
せて形成する。これ等各現像器8,9,10および11の各スリ
ーブには直流あるいはさらに交流のバイアスが印加さ
れ、顕像手段である2成分現像剤によるジャンピング現
像が行われ、基本が接地された感光体ベルト1には非接
触で現像が行われるようになっている。なお現像として
は、一成分現像剤を用いた非接触現像を用いることもで
きる。
かくして感光体ベルト1の周面上に形成されたカラー
のトナー画像は、転写部において給紙カセット14より給
紙ガイド15を経て送られてきた転写材に転写される。
すなわち、給紙カセット14に収容された転写材は給紙
ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬出されてタイ
ミングローラ17を介し感光体ベルト1上の像形成とタイ
ミングを合わせて転写器12へと供給される。
画像の転写・除電を受けた転写材は、前記回動ローラ
2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より確実
に分離して吸着式の搬送ベルト17Aを介して上方に向か
い、定着ローラ18によって画像を溶着したのち排紙ロー
ラ19を経て上蓋20に形成したトレイ上に排出される。
一方、転写材への転写を終えた感光体ベルト1はさら
に搬送を続けてブレード13Aとトナー搬送ローラ13Bを圧
接状態とした前記クリーニング装置13において残留した
トナーの除去を行いその終了をまって再び前記ブレード
13Aを引き離し、それより少し後にトナー供給ローラ13B
がブレード13Aの先端部に堆積したトナーをならした後
に、トナー供給ローラ13Bを引き離し新たな画像形成の
プロセスに入る。
前記の感光体ドラム1、帯電器6、各現像器およびク
リーニング装置13は画像形成のプロセス資材として独立
したプロセスカートリッジ30に組込まれ一体化して装置
本体に対し着脱される。
すなわち装置内部には、AA断面を示した第3図にある
ように、固定した一対のガイドレール40に底面の脚部50
Aを係合しスライド可能に支持される架台50が設けられ
ていて、前記プロセスカートリッジ30は前記架台50に載
置して装置内に収納される。
前記架台50は装置本体側のモータM1のピニオンP1に噛
合するラック板51を一体としていて、前記モータM1の回
転により第2図に示す如く斜め上方に平行移動して装置
本体の側面より突出し、所定の位置に保持される。
一方、前記上蓋20は軸20Aを介して装置本体に回動可
能に支持されていて、反時計方向に回動することにより
開蓋して装置本体上部の開口部が開放される。
すなわち、前記上蓋20はその回転基部に装置本体側の
モータM2のピニオンP2に噛合する扇形歯車21を一体とし
ていて、前記モータM2の回転により第2図に示す如く反
時計方向に回転して所定の角度に保持される。
前記の架台50の移動および上蓋20の開蓋すなわち前記
モータM1およびM2の回転は、前述したプロセス資材の交
換、点検あるいは補給の周期と転写材の搬送トラブル発
生のタイミングに自動的に開始される。
前記プロセスカートリッジ30は、収容するプロセス資
材の使用頻度を積算するカウンタ機能を備えていて、新
たに装置本体に装着される際、第3図に示すカートリッ
ジ側面の突起部材31が装置本体側に設置したカウンタC
のリセットレバー35を押圧してカウンタCの表示を0に
戻し、以後の使用度数を記録し例えばクリーニング装置
13のブレード13Aの耐久寿命使用回数、ドラム使用寿命
回数等の各々の所定の度数(基準値)に達した時点でカ
ウンタCから信号Sが出力される。
6万C時点で新プロセスユニットの挿入によりカウン
タCが再リセットされる。
この信号により感光体ドラム1、帯電器6、各現像器
およびクリーニング装置13の交換、点検の周期が検知さ
れる。
なお前記突起部材31には本発明者の実公報平2−8295
号公報による提案が適用され、それによって同一のカー
トリッジ30によるカウンタCの再リセットが防止され
る。
また前記プロセスカートリッジ30はトナー補給ホッパ
30A内のトナー残量および廃トナーカートリッジ30B内の
トナー回収量をそれぞれ検知するセンサを備えていて、
補給もしくは交換の時期に達した際、第3図に示すコネ
クタ32を介して装置本体に信号がS′伝達され、補給も
しくは交換の時期が検知される。上記メンテ周期での交
換もしくは消耗資材の補給・交換時期には送信S、S′
を受けて操作表示部60に交換表示がなされる。
一方転写材の搬送路の要所には、転写材の通過を検出
するフォトセンサS1,S2およびS3等が配設されていて各
搬送上流側に位置するセンサが転写材の通過を検出した
後、所定の秒時を経ても下流側に位置するセンサが転写
材を検出出来ない場合にはジャム検知信号S′(図示せ
ず)が出力されて転写材のジャム発生が検知される。一
方操作表示部60にはジャム表示ランプL1が点灯される。
前述の検知される各信号は装置本体の制御部に入力さ
れ、前記モータM1およびM2の回転を制御する信号として
出力される。
以下、前記の各信号によるモータM1およびM2の回転制
御のプロセスを、第5図の制御回路図と第6図に示すフ
ローチャートによって説明する。
前記の画像形成装置は、その正面すなわち第1図にお
ける矢示Bの側面に設けた装置の操作・表示部60に、第
4図に示すような転写材のジャム発生を表示するランプ
L1とプロセス資材の交換もしくは補給の周期を表示する
ランプL2と、さらに前記モータM1およびM2の逆転方向へ
の駆動をスタートさせるリセット釦61と正転方向への駆
動をスタートさせるエゼクト釦62を備えている。
前記のジャム検知信号(S′)、プロセス資材の交
換、補給の検知信号(S,S′)が装置本体の制御部に入
力されると、前記のランプL1、ランプL2がそれぞれ点灯
して表示される。
また、その何れか一方の検知信号の入力により点灯と
同時に電源部に対し前記モータM1およびM2に正回転の電
力を供給する信号が出力される。
前記モータM1の正回転により前記架台50は第1図に示
す位置から第2図に示す位置に移動し、その上面の遮光
板52が装置本体のフォトセンサS5をONからOFFに切換え
る位置で前記モータM1の回転が停止される。
その結果プロセスカートリッジ30は装置内の画像形成
を可能とする第1位置から装置からの脱着およびジャム
処理を可能とする第2位置へと移動されて、架台50より
容易に取外せる状態となり、プロセス資材の交換、点検
あるいは補給等が能率的に行われる。
一方これに継続もしくは並行して前記モータM2が正回
転し、前記上蓋20が第1図に示す角度から第2図に示す
角度に回転して装置本体の開口部を開放し、扇形歯車21
が装置本体のスイッチMS2を押圧してOFFからONに切換え
る角度でモータM2の回転が停止される。
従って前述したプロセスカートリッジ30の移動と相俟
って転写材のジャム処理もまた容易に行うことが出来る
こととなる。
さらに本発明の画像形成装置においては、プロセスカ
ートリッジ30を乗せた架台50が前記の第2位置に移動架
台50上の架台露光用開口部50Aとこれに合致して設置さ
れているプロセスカートリッジ露光用開口部30Cとが一
体として移動し前記保持筐体70の露光用開口部70Aが架
台50の底面によって閉鎖されているので、プロセスカー
トリッジ30を取り除いた際でもレーザ書込み系ユニット
7からのレーザ光が遮蔽され、それによってプロセスカ
ートリッジ30の脱着や転写材のジャム処理を支障なく安
全に実施することが出来る。
プロセス資材の交換、補給のためプロセスカートリッ
ジ30が架台50より取外された場合には、架台50上の架台
露光用開口部50A上に透明フィルター等で形成されてい
るプロセスカートリッジ露光用開口部30Cが合致されて
架台50上にプロセスカートリッジ30が乗せられるので第
6図(a)にあるように再び架台50上に載置することに
より、カートリッジ30底面がスイッチMS3を押圧してOFF
からONに切換えプロセスカートリッジ30の格納検知信号
が入力され、前記モータM1およびM2にそれぞれ逆回転の
電力を供給する信号が出力される。
その結果プロセスカートリッジ30は前記の第2位置か
ら再び当初の第1位置に向けて移動し、遮光板52が装置
本体のフォトセンサS4をOFFからONに切換える位置でモ
ータM1が停止して、各プロセス資材が画像形成を可能と
する状態に保持される。この際にレーザ書き込み系ユニ
ット7の露光用開口部70A上に再び架台露光用開口50Aと
合致されたプロセスカートリッジ露光用開口部30Cが重
なるのでレーザ書き込み可能な状態に復帰される。
一方、前記モータM2の逆回転により上蓋20が時計方向
に回転して扇形歯車21をもってスイッチMS1をOFFからON
に切換える角度で停止し、装置本体上部の開口部を閉蓋
してコピー可能の状態とする。
また、転写材のジャム処理のみを行う場合であってプ
ロセスカートリッジ30が架台50に載置されたままである
場合には、第6図(b)にあるように前記操作・表示部
60の備えるリセット釦61を押圧することにより前記スイ
ッチMS3による作用に替わってモータM1およびM2に逆回
転の電力を供給する信号が出力される。
前記のジャム表示のランプL1および交換、補給表示の
ランプL2の各点灯はプロセスカートリッジの第1位置へ
の復帰と上蓋20の閉鎖終了をまって自動的に消灯され
る。
なお、前述したように操作・表示部60にエゼクト釦62
を特に設けてその押圧によって前記モータM1およびM2を
それぞ正転させるようにすることも可能であり、さらに
プロセスカートリッジ30の取付後前記リセット釦61を押
圧することによってモータM1およびM2の逆転を任意のタ
イミングをもって開始させることも出来る。
従って、前記ランプL1あるいはL2の点灯を確認したあ
とプロセスカートリッジ30の移動と上蓋20の開閉をボタ
ン操作により行うこととなるので、機構が簡単になりか
つ作業も安全に実施出来ることとなる。
第7図には、本発明の他の実施例として転写ドラム形
式の画像形成装置を示している。感光体ベルト101とそ
の周縁部に配設されたプロセスカートリッジ部分につい
ては、先の実施例と大略同じであるが、その転写部分に
転写ドラム200を当接するようにしたもので、その転写
ドラム200は感光体ベルト101と同期を保って矢示(反時
計)方向に回転する。転写ドラム200の外周には転写材
を巻付けた状態とし、巻付けた転写材上にトナー画像を
転写し、転写したトナー画像を重ね合わせたのち、転写
ドラム200より分離し、定着後装置上に排出したもので
ある。
転写ドラム200周縁部には転写材を静電的に吸着する
よう設けた帯電器201、転写材を転写ドラム200に機械的
に巻付けるための巻付部材202が設けられていて、巻付
部材202は先端部にローラを有していて、最初に転写ド
ラム200に巻付くときのみ当接する。また転写ドラム200
周面にはグリッパ203が設けられていて、同期して搬送
された転写材の先端部分を保持するよう作用する。204
は転写器で、感光体ベルト101上のトナー画像を転写材
上に静電的に転写する。205は分離除電極で、206は分離
爪である。また207は接離可能としたクリーナで、転写
材分離後の転写ドラム200上の付着トナーを除去するも
のである。
給紙カセット114から排出した転写材は、同期を保ち
ながら帯電器201によって帯電した転写ドラム200へと進
入し、巻付部材202で巻付き、転写材先端がグリッパ203
で保持されて、転写部へと回転し、転写部において転写
器204によって感光体ベルト101上に形成されたイエロー
(Y)トナー像を転写材上に転写する。最初の転写を終
えた転写ドラム200は回転を継続し、2回転目にはマゼ
ンタ(M)トナー像を、3回転目にはシアン(C)トナ
ー像を、4回転目には黒(BK)トナー像を順次重ねるよ
うにして転写する。4色のトナー像の転写が終えたとこ
ろで、転写材は分離除電極205で除電がなされ、分離爪2
06で転写材先端の保持を解除したうえ分離して定着ロー
ラ118へと搬送される。
この実施例の画像形成装置では、転写ドラム200は装
置本体側にあって、移動および取出し可能としたプロセ
スカートリッジには含まれない構造となっている。従っ
てプロセスカートリッジの挿脱やジャム処理等について
は前記実施例と同様に行われる。
以上の各実施例では、レーザ書込み系ユニット7を納
める保持筐体70の露光用開口部70Aを、プロセスカート
リッジ30を載置する架台50の移動によって閉鎖する形式
について説明したが、第8図およびその矢示BB断面を示
す第9図にあるようにプロセスカートリッジ130の容器
の底面をもって画像形成状態においてプロセスカートリ
ッジの露光用開口部130Cと合致して設けられている保持
筐体170の露光用開口部170Aを遮閉させるように構成す
ることも可能である。
この場合、プロセスカートリッジ130は保持筐体170を
基準とする係合関係に置かれる。すなわち前記プロセス
カートリッジ130には一対の脚部150Aとラック板151が直
接取付けられ一方前記保持筐体170側には前記脚部150A
を係合してプロセスカートリッジ130をスライド可能に
支持する一対のガイドレール140が直接固定される。
前記プロセスカートリッジ130の移動は、先の実施例
同様ラック板151にピニオンP1を噛合するモータM1の回
転によって作動される。従ってフォトセンサS4およびS5
を切換える遮光板152はプロセスカートリッジ130の上面
に、またモータM1の逆転をスタートさせるスイッチMS3
は保持筐体170の上面にそれぞれ設けられる。
〔発明の効果〕
本発明により、画像形成部のプロセス資材の交換、点
検、補給等の作業を適切な周期で実施した上、さらに転
写材のジャム等のトラブルを機を逸することなく容易か
つ速やかに処理することが可能となり、その結果点検整
備が良く行き届いて常に高品質の画像をコピーすること
の出来ると共に処理中に不用意にカートリッジを取り外
しても人体に有害なレーザ光線の漏光等なし、また何ら
かの原因にてレーザ光源の電源が接続されていても間違
って操作者に害を与える事が防止出来る画像形成装置が
提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図および第7図,第8図は本発明の画像形
成装置の断面構成図、第3図,第9図および第4図はそ
の要部断面図および要部側面図、第5図は制御回路図、
第6図は制御のプロセスを示すフローチャート。 1……感光体ドラム、6……帯電器 7……レーザ書込み系ユニット 8〜11……現像器、12……転写器 13……クリーニング装置 14……給紙カセット、20……上蓋 21……扇形歯車 30,130……プロセスカートリッジ 40,140……ガイドレール 50……架台、51,151……ラック板 60……操作・表示部、70……保持筐体 70A……露光用開口部、L1,L2……表示ランプ S1〜S5……フォトセンサ MS1,MS2……スイッチ M1,M2……モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 忠義 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ 株式会社内 審査官 下村 輝秋 (56)参考文献 特開 昭61−219965(JP,A) 特開 昭58−139162(JP,A) 特開 昭58−143355(JP,A) 特開 平1−147555(JP,A) 実開 昭60−156563(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体、装置本体に固設され該像担持体
    上に潜像を形成するための露光用開口部を有する像露光
    手段、該潜像を現像する現像手段、現像されたトナー像
    を転写材上に転写する転写手段とを有する画像形成装置
    において、 少なくとも前記像担持体を有するプロセスカートリッジ
    を前記画像形成装置本体に対し着脱自在に設けるととも
    に、 該プロセスカートリッジを画像形成が可能な第1の位置
    から前記画像形成装置本体から着脱とジャム処理が可能
    となる第2の位置へ移動さすプロセスカートリッジ移動
    手段と、 該プロセスカートリッジ移動手段に移動信号を出力する
    制御手段とを有しており、 前記第1の位置から第2の位置までのプロセスカートリ
    ッジの移動方向は、転写部における転写材の搬送方向に
    対して略鉛直方向、かつ、該プロセスカートリッジの着
    脱方向に対して同一方向であり、 前記制御手段からの移動信号の出力に伴って前記プロセ
    スカートリッジが第1の位置から第2の位置へ移動する
    と共に、前記露光用開口部を閉鎖することを特徴とする
    画像形成装置。
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