JP2012230305A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非正規品の色材カートリッジを使用した場合のデメリットをユーザーに把握させる。
【解決手段】 画像形成装置において、トナー種別判定部41は、トナーカートリッジが正規品であるか否かを判定し、レポート生成部42は、トナーカートリッジが正規品ではない場合に、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値と、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値とを対比したレポートを生成する。レポートは、印刷装置21により印刷される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
プリンター、コピー機、複合機などの画像形成装置では、トナーカートリッジやインクカートリッジにより、印刷に使用される色材(トナー、インクなど)が供給される。
このような色材カートリッジは、画像形成装置のメーカーやメーカーが認定した販売元から販売されるものが正規品であるが、各メーカーの画像形成装置用にサードパーティが製造、販売している非正規品もある。
画像形成装置のメーカーは、画像形成装置が良好な印刷品質を維持できる色材を開発しているため、非正規品を使用すると、良好な印刷品質が維持されないことがある。このため、トナーカートリッジごとにトナー消費量やトナー残量を管理し、非正規品の使用を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平10−133528号公報 特開2001−215779号公報
通常、非正規品は正規品より安価で販売されているため、印刷コストを重視するユーザーは、印刷品質が悪くても、非正規品を使用する場合がある。
しかしながら、非正規品を使用すると、印刷品質の低下だけではなく、他の消耗品(感光体ドラムや定着器など)の消耗を早めることがある。このため、長期的に観ると、印刷コストがそれほど低くならない。このような観点からも正規品を使用することが好ましいが、非正規品を使用しても、ユーザーにとっては、他の消耗品への影響などのデメリットを直感的に把握しづらいため、印刷コストを重視するユーザーは非正規品を継続して使用してしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、非正規品の色材カートリッジを使用した場合のデメリットをユーザーに把握させることができる画像形成装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る画像形成装置は、色材カートリッジから色材を取り出して印刷を行う印刷装置と、色材カートリッジが正規品であるか否かを判定する色材種別判定部と、色材カートリッジが正規品ではない場合に、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値と、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値とを対比したレポートを生成するレポート生成部とを備える。
これにより、ユーザーがレポートを見ることで、非正規品の色材カートリッジを使用した場合のデメリットをユーザーに把握させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の典型値を含む正規品データを記憶している記憶装置をさらに備える。そして、レポート生成部は、正規品データに基づいて、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定する。
これにより、装着された正規品を使用したときの画像形成装置の特性値が未知であっても、正規品データに基づくレポートをユーザーが見ることで、正規品と非正規品とを対比させて、非正規品の色材カートリッジを使用した場合のデメリットをユーザーに把握させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の典型値を含む非正規品データを記憶している記憶装置をさらに備える。そして、レポート生成部は、非正規品データに基づいて、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定する。
これにより、装着された非正規品を使用したときの画像形成装置の特性値が未知であっても、非正規品データに基づくレポートをユーザーが見ることで、正規品と非正規品とを対比させて、非正規品の色材カートリッジを使用した場合のデメリットをユーザーに把握させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、感光体ドラムをさらに備え、上述の特性値は、感光体ドラムの寿命の残りである。そして、レポート生成部は、色材カートリッジの正規品を使用した場合の感光体ドラムの寿命と、色材カートリッジの非正規品を使用した場合の感光体ドラムの寿命と、感光体ドラムの装着時からレポート生成時までの時間とに基づいて、色材カートリッジの正規品を使用した場合の感光体ドラムの寿命の残りと、色材カートリッジの非正規品を使用した場合の感光体ドラムの寿命の残りとを計算し、その計算結果をレポートに含める。
これにより、非正規品の使用に起因して感光体ドラムの寿命が短くなることをユーザーに把握させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、定着器をさらに備え、上述の特性値は、定着器の寿命の残りである。そして、レポート生成部は、色材カートリッジの正規品を使用した場合の定着器の寿命と、色材カートリッジの非正規品を使用した場合の定着器の寿命と、定着器の装着時からレポート生成時までの時間とに基づいて、色材カートリッジの正規品を使用した場合の定着器の寿命の残りと、色材カートリッジの非正規品を使用した場合の定着器の寿命の残りとを計算し、その計算結果をレポートに含める。
これにより、非正規品の使用に起因して定着器の寿命が短くなることをユーザーに把握させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、レポート生成部は、色材カートリッジが印刷装置に装着されたときにレポートを生成する。
これにより、非正規品を装着したときに、レポートが表示されるため、ユーザーに、非正規品によるデメリットをより効果的に認識させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、レポート生成部は、色材カートリッジが正規品である場合、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の代わりに、前回のレポート生成時の、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を含めたレポートを生成する。
本発明によれば、画像形成装置に非正規品の色材カートリッジを使用した場合のデメリットをユーザーに把握させることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。 図3は、レポート生成の、図1および図2に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 図4は、非正規品のトナーカートリッジが装着された場合に出力されるレポートの一例を示す図である。 図5は、正規品のトナーカートリッジが装着された場合に出力されるレポートの一例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。画像形成装置は、プリンター、ファクシミリ装置、複写機、複合機などといった、電子写真方式の印刷機能を有する装置である。
この実施の形態の画像形成装置は、タンデム方式のカラー現像装置を有する。このカラー現像装置は、感光体ドラム1a〜1d、露光装置2a〜2dおよび現像ユニット3a〜3dを有する。感光体ドラム1a〜1dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色の感光体である。露光装置2a〜2dは、感光体ドラム1a〜1dへレーザー光を照射して静電潜像を形成する装置である。露光装置2a〜2dは、レーザー光の光源であるレーザーダイオード、そのレーザー光を感光体ドラム1a〜1dへ導く光学素子(レンズ、ミラー、ポリゴンミラーなど)を有する。
さらに、感光体ドラム1a〜1dの周囲には、スコロトロン等の帯電器、クリーニング装置、除電器などが配置されている。クリーニング装置は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1d上の残留トナーを除去し、除電器は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1dを除電する。なお、感光体ドラム1a〜1dには寿命があり、寿命に達した場合、新しいものと交換される。
現像ユニット3a〜3dには、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のトナーが充填されているトナーカートリッジがそれぞれ装着され、トナーカートリッジからトナーが供給され、キャリアとともに現像剤を構成する。現像ユニット3a〜3dは、そのトナーを感光体ドラム1a〜1d上の静電潜像に付着させてトナー画像を形成する。トナーカートリッジ内のトナーがなくなるとトナーカートリッジが交換される。トナーカートリッジとしては、上述のように、正規品と非正規品とがある。
感光体ドラム1a、露光装置2a、および現像ユニット3aにより、マゼンタの現像が行われ、感光体ドラム1b、露光装置2b、および現像ユニット3bにより、シアンの現像が行われ、感光体ドラム1c、露光装置2c、および現像ユニット3cにより、イエローの現像が行われ、感光体ドラム1d、露光装置2d、および現像ユニット3dにより、ブラックの現像が行われる。
中間転写ベルト4は、感光体ドラム1a〜1dに接触し、感光体ドラム1a〜1d上のトナー画像を1次転写される環状の像担持体である。この中間転写ベルト4は、中間転写体の一種である。中間転写ベルト4は、駆動ローラー5に張架され、駆動ローラー5からの駆動力によって、感光体ドラム1dとの接触位置から感光体ドラム1aとの接触位置への方向へ周回していく。
転写ローラー6は、搬送されてくる用紙を中間転写ベルト4に接触させ、中間転写ベルト4上のトナー画像を用紙に2次転写する。なお、トナー画像を転写された用紙は、定着器9へ搬送され、トナー画像が用紙へ定着される。なお、定着器9には寿命があり、寿命に達した場合、新しいものと交換される。
ローラー7は、クリーニングブラシを有し、クリーニングブラシを中間転写ベルト4に接触させ、用紙へのトナー画像の転写後に中間転写ベルト4に残ったトナーを除去する。
センサー8は、中間転写ベルト4に光線を照射し、その反射光を検出する。トナー濃度調整の際、センサー8は、中間転写ベルト4の所定の領域に光線を照射し光線の反射光(測定光)を検出し、その光量に応じた電気信号を出力する。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。図2に示すように、この画像形成装置は、印刷装置21、操作パネル22、記憶装置23、および演算処理装置24を有する。
印刷装置21は、図1に示すような機械的構成で原稿画像を用紙に印刷する内部デバイスである。印刷装置21は、リーダー21aを有する。リーダー21a〜21dは、現像ユニット3a〜3dに装着されたトナーカートリッジに埋め込まれているICタグやRFID(Radio Frequency IDentification)タグから各色のトナーカートリッジの識別情報やトナー残量(あるいはトナー消費量)などの情報を読み出す。
また、操作パネル22は、画像形成装置の筐体表面に配置され、ユーザーに対して各種情報を表示する表示装置と、ユーザー操作を検出する入力装置とを有する。表示装置としては例えば液晶ディスプレイが使用される。入力装置としては、キースイッチ、タッチパネルなどが使用される。
また、記憶装置23は、各種データやプログラムを格納可能な装置である。記憶装置23としては、不揮発性メモリー、ハードディスクドライブなどの不揮発性の大容量記憶媒体が使用される。記憶装置23には、特性データ31と非正規品データ32が記憶されている。
特性データ31は、キャリブレーション回数(濃度調整回数)のカウント値、現在使用中の感光体ドラム1a〜1dが装着された日時、現在使用中の定着器9が装着された日時、バイアス設定値、消費電力量の積算値などの、レポートに含められる当該画像形成装置の特性値の特定に必要なデータである。
正規品データ32は、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の典型値を含むデータである。非正規品データ33は、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の典型値を含むデータである。画像形成装置の特性値としては、例えば、一定期間(トナーカートリッジの寿命)内のキャリブレーション回数、感光体ドラム1a〜1dの寿命の残り、定着器9の寿命の残り、現像バイアス、1次転写バイアスなどのバイアス設定値、一定期間(トナーカートリッジの寿命)内の消費電力などがある。
また、演算処理装置24は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターであり、記憶装置23、ROMなどからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
画像形成装置の起動後に、各種プログラムが演算処理装置24により適宜実行される。この実施の形態では、演算処理装置24により、図示せぬオペレーティングシステム、トナー種別判定部41、レポート生成部42、コントローラー43などの処理部が実現される。
トナー種別判定部41は、リーダー21a〜21dを使用して、現像ユニット3a〜3dに装着されたトナーカートリッジに固定されているICタグやRFIDタグから所定の情報を読み出し、その情報に基づいて、トナーカートリッジが正規品であるか否かを判定する。
レポート生成部42は、トナーカートリッジが正規品ではない場合に、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値と、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値とを対比したレポートを生成する。この実施の形態では、レポートは、画像データとして生成され、レポートの画像が印刷装置21により印刷される。
また、レポート生成部42は、レポート生成時に、その時点での、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値のデータを記憶装置23に記憶しておき、トナーカートリッジが正規品である場合、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の代わりに、前回のレポート生成時の、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を含めたレポートを生成する。
この実施の形態では、レポート生成部42は、上述の正規品データ32に基づいて、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定する。なお、レポート生成部42は、正規品が過去に使用されたことがない場合には、上述の正規品データ32に基づいて、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定し、正規品が過去に使用されたことがある場合、その正規品が装着されその後交換されるまでの期間における特性データ31から、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定し、その値を正規品データ32の代わりに使用するようにしてもよい。
また、この実施の形態では、レポート生成部42は、上述の非正規品データ33に基づいて、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定する。なお、レポート生成部42は、非正規品が過去に使用されたことがない場合には、上述の非正規品データ33に基づいて、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定し、非正規品が過去に使用されたことがある場合、その非正規品が装着されその後交換されるまでの期間における特性データ31から、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定し、その値を非正規品データ33の代わりに使用するようにしてもよい。
さらに、この実施の形態では、レポート生成部42は、正規品データ32に基づいて、トナーカートリッジの正規品を使用した場合の感光体ドラム1a〜1dの寿命を特定し、非正規品データ33に基づいて、トナーカートリッジの非正規品を使用した場合の感光体ドラム1a〜1dの寿命を特定し、トナーカートリッジの正規品を使用した場合の感光体ドラム1a〜1dの寿命と、トナーカートリッジの非正規品を使用した場合の感光体ドラム1a〜1dの寿命と、感光体ドラム1a〜1dの装着時からレポート生成時までの時間(つまり、感光体ドラム1a〜1dの使用時間)とに基づいて、トナーカートリッジの正規品を使用した場合の感光体ドラム1a〜1dの寿命の残りと、トナーカートリッジの非正規品を使用した場合の感光体ドラム1a〜1dの寿命の残りとを計算し、その計算結果をレポートに含める。なお、感光体ドラム1a〜1dの寿命は1本ずつ管理される。
さらに、この実施の形態では、レポート生成部42は、正規品データ32に基づいて、トナーカートリッジの正規品を使用した場合の定着器9の寿命を特定し、非正規品データ33に基づいて、トナーカートリッジの非正規品を使用した場合の定着器9の寿命を特定し、トナーカートリッジの正規品を使用した場合の定着器9の寿命と、トナーカートリッジの非正規品を使用した場合の定着器9の寿命と、定着器9の装着時からレポート生成時までの時間(つまり、定着器9の使用時間)とに基づいて、トナーカートリッジの正規品を使用した場合の定着器9の寿命の残りと、トナーカートリッジの非正規品を使用した場合の定着器9の寿命の残りとを計算し、その計算結果をレポートに含める。
コントローラー43は、上述のローラーなどを駆動する図示せぬ駆動源、現像バイアスおよび1次転写バイアスを印加するバイアス印加回路、並びに露光装置2a〜2dを制御して、給紙、印刷および排紙を実行させる処理回路である。現像バイアスは、感光体ドラム1a〜1dと現像ユニット3a〜3dとの間にそれぞれ印加され、1次転写バイアスは、感光体ドラム1a〜1dと中間転写ベルト4との間にそれぞれ印加される。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。図3は、レポート生成の、図1および図2に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
トナーカートリッジの交換を検知すると、トナー種別判定部41は、リーダー21a〜21dを使用して、新たに装着されたトナーカートリッジに固定されているICタグやRFIDタグから所定の情報を読み出し、その情報に基づいて、そのトナーカートリッジが正規品であるか否かを判定する(ステップS1)。
レポート生成部42は、そのトナーカートリッジが正規品ではない(つまり、非正規品である)場合、上述のようにして非正規品用のレポートを生成し(ステップS2)、そのトナーカートリッジが正規品である場合、上述のようにして正規品用のレポートを生成する(ステップS3)。そして、レポート生成部42は、コントローラー43を使用して、そのレポートの画像を印刷装置21に印刷させる(ステップS4)。
図4は、非正規品のトナーカートリッジが装着された場合に出力されるレポートの一例を示す図である。図4に示すレポートでは、右カラムに、非正規品を使用した場合の画像形成装置の特性値が列挙され、それに対比させるように、左カラムに、正規品を使用した場合の画像形成装置の特性値が列挙されている。
図4に示すレポートでは、特性値として、キャリブレーション回数、ドラム寿命(感光体ドラム1a〜1dの寿命の残り)、定着器寿命(定着器9の寿命の残り)、バイアス調整値(現像バイアス、1次転写バイアスなどのバイアス設定値)、消費電力量、およびハーフトーンイメージが記載されている。これらの特性値は、特性データ31、正規品データ32、および非正規品データ33から特定される。
なお、ハーフトーンイメージは、階調調整により達成されるグラデーションの模式図である。非正規品の場合、滑らかな階調変化が実現されないことがある。例えば、正規品データ32および非正規品データ33にそれぞれハーフトーンイメージの画像データを含めておき、その画像データに基づくハーフトーンイメージをレポートに含める。あるいは、キャリブレーション時に得られる各濃度パッチの濃度測定値に基づいて、ハーフトーンイメージの画像データを生成するようにしてもよい。
図5は、正規品のトナーカートリッジが装着された場合に出力されるレポートの一例を示す図である。図5に示すレポートでは、右カラムに、今回の正規品を使用した場合の画像形成装置の特性値が列挙され、それに対比させるように、左カラムには、前回のレポート生成時の右カラムの情報が列挙される。
以上のように、上記実施の形態によれば、トナー種別判定部41は、トナーカートリッジが正規品であるか否かを判定し、レポート生成部42は、トナーカートリッジが正規品ではない場合に、正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値と、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値とを対比したレポートを生成する。
これにより、ユーザーがレポートを見ることで、非正規品のトナーカートリッジを使用した場合のデメリットをユーザーに把握させることができる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、トナーカートリッジ交換時にレポートを生成しているが、操作パネル22に対する所定のユーザー操作があった時点で随時レポートを生成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では感光体ドラム1a〜1dおよび定着器9の寿命の単位を時間としているが、その代わりに、その単位を印刷枚数としてもよい。
また、上記実施の形態において、ハーフトーンイメージと同様にして、マンセルチャートの対比をレポートに含めるようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、レポート内の特性値をグラフ表示するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、レポートを印刷しているが、レポートを操作パネル22に表示させるか、レポートをデータファイルとして所定の送信先へ送信させるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置に本発明を適用しているが、インクカートリッジを交換するインクジェット方式の画像形成装置にも本発明を適用可能である。
本発明は、例えば、プリンター、複合機などの画像形成装置に適用可能である。
1a〜1d 感光体ドラム
9 定着器
21 印刷装置
23 記憶装置
32 正規品データ
33 非正規品データ
41 トナー種別判定部(色材種別判定部の一例)
42 レポート生成部

Claims (7)

  1. 色材カートリッジから色材を取り出して印刷を行う印刷装置と、
    前記色材カートリッジが正規品であるか否かを判定する色材種別判定部と、
    前記色材カートリッジが正規品ではない場合に、前記正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値と、非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値とを対比したレポートを生成するレポート生成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の典型値を含む正規品データを記憶している記憶装置をさらに備え、
    前記レポート生成部は、前記正規品データに基づいて、前記正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の典型値を含む非正規品データを記憶している記憶装置をさらに備え、
    前記レポート生成部は、前記非正規品データに基づいて、前記非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を特定すること、
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 感光体ドラムをさらに備え、
    前記特性値は、前記感光体ドラムの寿命の残りであり、
    前記レポート生成部は、前記色材カートリッジの前記正規品を使用した場合の前記感光体ドラムの寿命と、前記色材カートリッジの前記非正規品を使用した場合の前記感光体ドラムの寿命と、前記感光体ドラムの装着時から前記レポート生成時までの時間とに基づいて、前記色材カートリッジの前記正規品を使用した場合の前記感光体ドラムの寿命の残りと、前記色材カートリッジの前記非正規品を使用した場合の前記感光体ドラムの寿命の残りとを計算し、その計算結果を前記レポートに含めること、
    を特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 定着器をさらに備え、
    前記特性値は、前記定着器の寿命の残りであり、
    前記レポート生成部は、前記色材カートリッジの前記正規品を使用した場合の前記定着器の寿命と、前記色材カートリッジの前記非正規品を使用した場合の前記定着器の寿命と、前記定着器の装着時から前記レポート生成時までの時間とに基づいて、前記色材カートリッジの前記正規品を使用した場合の前記定着器の寿命の残りと、前記色材カートリッジの前記非正規品を使用した場合の前記定着器の寿命の残りとを計算し、その計算結果を前記レポートに含めること、
    を特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記レポート生成部は、前記色材カートリッジが前記印刷装置に装着されたときに前記レポートを生成することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記レポート生成部は、前記色材カートリッジが正規品である場合、前記非正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値の代わりに、前回のレポート生成時の、前記正規品を使用したときの当該画像形成装置の特性値を含めたレポートを生成することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
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