JP6308164B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置において、像担持体の稼働時間の増加に応じて前記像担持体の表面の摩耗による劣化が進行することが知られている。前記像担持体の表面の摩耗が一定以上進行すると画質に悪影響を及ぼす。
また、前記像担持体の摩耗を低減するため、前記像担持体の回転速度が、現像期間外において現像期間よりも低速に制御されることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−142944号公報
ところで、前記像担持体の劣化速度を緩和するために印刷処理の開始前の期間における前記像担持体の回転速度が低速に制御されると、単位時間当たりに帯電部を通過する前記像担持体の表面の面積が小さくなる。その結果、前記像担持体の表面を目標の電位まで一様に帯電させるために要する時間が長くなる。
また、前記画像形成装置の設置環境の温度が高い場合よりも低い場合の方が、帯電部による前記像担持体の表面の帯電効率が悪化する。
従って、前記印刷処理の開始前の期間において、前記画像形成装置の設置環境の温度が低い状況下で前記像担持体の回転速度が低速に制御された場合、印刷開始イベントが発生してから1枚目の印刷処理を開始できるまでの待ち時間が長くなるおそれがある。
本発明の目的は、印刷開始イベントが発生してから1枚目の印刷処理を開始できるまでの待ち時間が長くなることを防止しつつ、像担持体の摩耗による劣化の速度を緩和できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、像担持体と、温度センサーと、制御部とを備える。前記像担持体は、回転しつつ帯電処理、静電潜像書き込み処理および現像剤供給処理が施されることによって現像剤の像を担持する。前記温度センサーは温度を検出する。前記制御部は、前記静電潜像書き込み処理が開始する前までの印刷前期間における前記像担持体を、前記温度センサーの検出温度に応じて異なる速度で回転させる。
本発明によれば、印刷開始イベントが発生してから1枚目の印刷処理を開始できるまでの待ち時間が長くなることを防止しつつ、像担持体の摩耗による劣化の速度を緩和できる画像形成装置を提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 図2は、実施形態に係る画像形成装置における制御関連部のブロック図である。 図3は、実施形態に係る画像形成装置における印刷準備制御の手順の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施形態に係る画像形成装置における印刷前回転速度の設定ルールの第1例を表す図である。 図5は、実施形態に係る画像形成装置における印刷前回転速度の設定ルールの第2例を表す図である。 図6は、実施形態に係る画像形成装置における印刷前回転速度の設定ルールの第3例を表す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1,2を参照しつつ、実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。画像形成装置10は、電子写真方式の画像形成装置である。図1が示す例では、画像形成装置10は、原稿900の画像を読み取るスキャナー機能、モノクロのプリンター機能およびモノクロの複写機能を備える複合機である。
なお、画像形成装置10がタンデム型のカラー画像形成装置であることも考えられる。また、画像形成装置10が、プリンターまたはファクシミリ装置などであることも考えられる。
図1が示すように画像形成装置10は、シート供給部2、シート搬送部3、画像形成部4、光走査部5および定着部6を備える。画像形成部4、光走査部5および定着部6は、電子写真方式の画像形成処理を実行する。
さらに、画像形成装置10は、原稿搬送読取部1、制御部8、操作表示部80、環境温度センサー801および定着温度センサー802なども備える。
原稿搬送読取部1は、画像読取部11およびADF(Auto Document Feeder)12を備える。画像読取部11は、原稿台111、読取ユニット112、ミラーおよびレンズなどの光学系113及びイメージセンサー114などを備える。
原稿台111は、原稿900が載置される部分であり、画像読取部11の上面に設けられている。読取ユニット112は、原稿台111上の読取位置にある原稿900に光を照射し、その反射光を光学系113へ向けて反射する。読取ユニット112は、副走査方向に移動可能である。なお、前記副走査方向は、図1に向かって左右の方向である。
光学系113は、原稿900からの反射光をイメージセンサー114へ導く。イメージセンサー114は、光電変換素子などを備え、受光量に応じた電気信号を原稿900の画像を表す画像データとして制御部8へ出力する。
ADF12は、原稿900を搬送する複数の搬送ローラー122を備え、原稿載置部121にセットされた原稿900を原稿台111上の前記読取位置を通過させて排紙トレイ123まで搬送する。
シート供給部2は、シート受部21およびシート送出部22を備えている。シート受部21は、複数のシート材9を重ねて載置可能に構成されている。シート材9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。
シート送出部22は、シート受部21に載置されたシート材9を1枚ずつシート搬送部3の搬送路30へ向けて送り出す。
シート搬送部3は、レジストローラー31、搬送ローラー32および排出ローラー33などを備える。レジストローラー31および搬送ローラー32が、シート供給部2から供給されるシート材9を搬送路30に沿って画像形成部4へ向けて搬送する。さらに、排出ローラー33が画像形成後のシート材9を搬送路30の排出口から排出トレイ101上へ排出する。
画像形成部4は、搬送路30を移動中のシート材9の表面に画像を形成する。画像形成部4は、ドラム状の感光体41、帯電部42、現像部43、転写部45、除電部46およびクリーニング部47などを備える。
感光体41は、回転しつつ帯電処理、静電潜像書き込み処理および現像剤供給処理が施されることによって現像剤90の像を担持する像担持体の一例である。粉状の現像剤90はトナーを含む。
感光体41が回転し、帯電部42が感光体41の表面を一様に帯電させる。これが前記帯電処理である。本実施形態における帯電部42は、感光体41に接触しつつ感光体41に前記帯電処理を施す帯電ローラー421を備える。帯電ローラー421における感光体41に接触する外層部は、導電性または半導電性のゴム部材である。
さらに、光走査部5がレーザー光を走査することにより帯電した感光体41の表面に静電潜像を書き込む。これが前記静電潜像書き込み処理である。
さらに、現像部43が感光体41に現像剤90を供給することにより、静電潜像を現像剤90の像へ現像する。これが前記現像剤供給処理である。現像部43は、現像剤90を担持しつつ感光体41に対向して回転する現像ローラー431を備える。
さらに、転写部45が、感光体41の現像剤90の像を、搬送路30を移動中のシート材9に転写する転写処理を実行する。除電部46は、感光体41の表面における転写部45を通過した領域に除電光を照射する除電処理を実行する。前記除電処理により、感光体41の表面電位のばらつきが小さくなる。
さらに、クリーニング部47が感光体41表面に残存する現像剤90を除去する。クリーニング部47は、感光体41表面から現像剤90を擦り取るクリーニングブレード471を備える。
定着部6は、ヒーター611を内包する定着ローラー61と加圧ローラー62との間に現像剤90の像が形成されたシート材9を挟み込み、後工程へ送り出す。その際、ヒーター611は、定着ローラー61を介して、感光体41の現像剤90の像が転写されたシート材9を加熱する。これにより、定着部6は、シート材9上の現像剤90の像をシート材9上に定着させる。
定着温度センサー802は、定着部6の温度、即ち、ヒーター611が加熱する部分の温度を検出する温度センサーである。より具体的には、定着温度センサー802は、定着ローラー61の温度を検出する。
ヒーター611は、ハロゲンヒーターなどの電気式の熱源である。ヒーター611の通電状態は、定着温度T2のフィードバック制御を行う制御部8によって制御される。
環境温度センサー801は、画像形成装置10の設置環境の温度を検出する温度センサーである。例えば、環境温度センサー801が筐体100の吸気口の付近に設けられることが考えられる。
環境温度センサー801および定着温度センサー802は、例えばサーミスターなどである。以下の説明において、環境温度センサー801の検出温度のことを環境温度T1と称し、定着温度センサー802の検出温度のことを定着温度T2と称する。なお、環境温度センサー801および定着温度センサー802は、それぞれ第1温度センサーおよび第2温度センサーの一例である。
操作表示部80は、例えばタッチパネルおよび操作ボタンなどを含む情報入力用の操作部と、液晶表示パネルおよび通知ランプなどを含む表示部とを含む。例えば、前記操作部は、原稿900の画像を読み取る処理(スキャン処理)などの各種の処理の開始イベントを発生させる開始ボタンなどを含む。
制御部8は、操作表示部80に操作メニューなどを表示させる。さらに、制御部8は、操作表示部80の操作を通じて入力される入力情報および各種センサーの検出結果に基づいて周辺装置およびモーターなどの電気機器を制御する。
図2が示すように、画像形成装置10は、モーター駆動部400、帯電電圧印加部420、レーザー光源調節部500、現像電圧印加部430、転写電圧印加部450、除電光源給電部460およびヒーター調節部610なども備える。
モーター駆動部400は、感光体41、帯電ローラー421および現像ローラー431などの回転体を回転させる駆動源である不図示のモーターに供給する駆動電力を出力および調節する回路である。
例えば、前記モーターがサーボモーターである場合に、モーター駆動部400は、前記モーターに供給する駆動電力のパルス変調によって前記モーターの回転速度を調節する。
前記モーターが回転すると、前記モーターの回転速度に比例した速度で感光体41、帯電ローラー421および現像ローラー431などの回転体が回転する。従って、感光体41の回転速度は、前記モーターの回転速度に前記モーターと感光体41の回転軸とを連結するギア機構のギア比を乗算した速度である。なお、本実施形態においては、前記モーターが回転すると定着ローラー61も連動して回転する。
帯電電圧印加部420は、帯電ローラー421に感光体41を帯電させるための電圧である帯電バイアス電圧を印加する回路である。前記帯電バイアス電圧は、感光体41の表面電位を前記トナーの帯電極性と同極性の電位に帯電させるためのバイアス電圧である。
レーザー光源調節部500は、光走査部5のレーザー光源50に供給する発光用の電力を出力および調節する回路である。
現像電圧印加部430は、現像部43の現像ローラー431に現像バイアス電圧を印加する回路である。前記現像バイアス電圧は、現像ローラー431上の現像剤90を感光体41の表面における前記静電潜像の部分へ移行させるためのバイアス電圧である。
前記現像バイアス電圧は、直流成分と交流成分とを含むバイアス電圧、即ち、直流電圧と交流電圧とが重畳されたバイアス電圧である。これにより、現像ローラー431の表面における感光体41と対向する位置において、現像剤90が現像ローラー431と感光体41との間で往復運動する。
転写電圧印加部450は、転写部45に転写バイアス電圧を印加する回路である。前記転写バイアス電圧の作用により、感光体41表面の現像剤90の像がシート材9へ転写される。
除電光源給電部460は、除電部46の光源に電力を供給する回路である。除電部46の光源は、例えばLED光源などである。
図2が示すように、制御部8は、MPU(マイクロプロセッサーユニット)81、記憶部82および信号インターフェイス83などを備える。
MPU81は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。記憶部82は、MPU81に各種の処理を実行させるための制御プログラムおよびその他の情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。さらに、記憶部82は、MPU81による各種情報の読み書きが可能な情報記録媒体でもある。
信号インターフェイス83は、MPU81とセンサーおよび制御対象機器との間の信号の受け渡しを中継するインターフェイス回路である。MPU81は、信号インターフェイス83を介して各種のセンサーの検出信号(計測信号)を入力する。さらに、MPU81は、信号インターフェイス83を介して制御信号を出力する。
本実施形態において、MPU81は、信号インターフェイス83を通じてモーター駆動部400、帯電電圧印加部420、レーザー光源調節部500、現像電圧印加部430、転写電圧印加部450およびヒーター調節部610各々に対して前記制御信号を出力する。制御部8は、MPU81が記憶部82に予め記憶された各種の前記制御プログラムを実行することにより、制御部8は画像形成装置10を統括的に制御する。
例えば、制御部8は、印刷開始イベントが発生した際に、ヒーター調節部610に定着温度制御を実行させる。前記定着温度制御は、定着部6のヒーター611に対する給電量を、定着温度T2のフィードバック制御によって調節する処理である。これにより、定着温度T2が予め定められた目標温度に達して維持される。
さらに、制御部8は、印刷開始イベントが発生した際に、モーター駆動部400を通じて感光体41および帯電ローラー421などを回転させる。これにより、感光体41の表面が一様に帯電され、感光体41の表面の電位が目標電位に達する。
定着温度T2が前記目標温度に達したことを含む印刷許容条件が成立すると、制御部8は、レーザー光源調節部500、現像電圧印加部430、転写電圧印加部450および除電光源給電部460に印刷処理を実行させる。
前記印刷処理において、制御部8は、レーザー光源調節部500を通じて光走査部5に前記静電潜像書き込み処理を実行させる。さらに、制御部8は、現像電圧印加部430を通じて現像部43に前記現像処理を実行させる。
さらに、制御部8は、転写電圧印加部450を通じて転写部45に前記転写処理を実行させる。さらに、制御部8は、除電光源給電部460を通じて除電部46に前記除電処理を実行させる。
前記印刷開始イベントは、例えば、外部装置から印刷ジョブを受信したこと、または、操作表示部80に対して複写処理開始の操作が行われたことなどである。
ところで、画像形成装置10において、感光体41の稼働時間の増加に応じて感光体41の表面の摩耗による劣化が進行することが知られている。
感光体41の劣化速度を緩和するために印刷処理の開始前の期間における感光体41の回転速度が低速に制御されると、単位時間当たりに帯電部42を通過する感光体41の表面の面積が小さくなる。その結果、感光体41の表面を目標の電位まで一様に帯電させるために要する時間が長くなる。
また、画像形成装置10の設置環境の温度が高い場合よりも低い場合の方が、帯電部42による感光体41の表面の帯電効率が悪化する。より具体的には、感光体41の温度が低い場合、感光体41の表面の帯電性が悪化する。
さらに、帯電ローラー421の外層を成す前記ゴム部材は、温度の変動による電気抵抗値の変化が大きい。そのため、帯電ローラー421の前記ゴム部材は、低温時に帯電性が悪化し、感光体41を帯電させる性能も悪化する。
従って、前記印刷処理の開始前の期間において、画像形成装置10の設置環境の温度が低い状況下で感光体41の回転速度が低速に制御された場合、前記印刷開始イベントが発生してから1枚目の印刷処理を開始できるまでの待ち時間が長くなるおそれがある。以下、この待ち時間のことをファーストプリント時間と称する。
一方、画像形成装置10は、後述する印刷準備制御を実行することにより、前記ファーストプリント時間が長くなることを防止しつつ、感光体41の摩耗による劣化の速度を緩和することができる。
[前記印刷準備制御]
次に、図3に示されるフローチャートを参照しつつ、画像形成装置10における前記印刷準備制御の手順の一例について説明する。前記印刷準備制御は、画像形成部4および定着部6を画像形成可能な状態に移行させるための制御である。制御部8は、前記印刷開始イベントが発生したときに前記印刷準備制御を実行する。
以下の説明において、S1,S2,…は、前記印刷準備制御において制御部8が実行する各工程の識別符号を表す。MPU81が記憶部82に記憶された印刷準備制御プログラムPr1を実行することにより、制御部8による前記印刷準備制御が実現される。
<工程S1>
前記印刷開始イベントが発生すると、制御部8は、ヒーター調節部610に前記定着温度制御を開始させる。これにより、ヒーター調節部610は、ヒーター611に対する給電量を、定着温度T2と前記目標温度との差が小さくなる方向へ調節する。
<工程S2>
さらに、制御部8は、環境温度センサー801から環境温度T1を取得する。
<工程S3>
さらに、制御部8は、予め定められた速度設定ルールに従って検出温度に応じた印刷前回転速度Vtpを設定する。印刷前回転速度Vtpは、前記静電潜像書き込み処理が開始する前までの期間における前記モーターの回転速度である。以下の説明において、感光体41の回転開始の時点から前記静電潜像書き込み処理が開始する前までの期間のことを印刷前期間と称する。
前記速度設定ルールは、環境温度T1と印刷前回転速度Vtpとの対応関係を表すルールである。前記第1例において、制御部8は、環境温度T1が予め定められたしきい温度よりも低い場合に低温と判定し、そうでない場合に非低温と判定する。
制御部8は、印刷前回転速度Vtpの設定に用いる検出温度として、感光体41の回転が開始する際の環境温度T1を取得する(図3の工程S2)。以下の説明において、印刷前回転速度Vtpの設定に用いられる環境温度T1は、感光体41の回転が開始する際、即ち、感光体41の回転が開始する少し前から回転開始直後に亘る期間内に検出された温度である。
図4は、前記速度設定ルールの第1例を表す。図4が示す例では、制御部8は、環境温度T1が前記低温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第1速度Vt1に設定し、環境温度T1が前記非低温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第2速度Vt2に設定する。
第2速度Vt2は、印刷時回転速度Vtdよりも遅い速度である。印刷時回転速度Vtdは前記印刷処理が行われるときの前記モーターの回転速度である。さらに、第2速度Vt2は第1速度Vt1よりも遅い速度である。
例えば、第1速度Vt1が印刷時回転速度Vtdと同じ速度であることが考えられる。また、第1速度Vt1が、印刷時回転速度Vtdよりも遅く第2速度Vt2よりも速い速度であることも考えられる。
<工程S4>
さらに、制御部8は、モーター駆動部400を通じて、工程S3で設定した印刷前回転速度Vtpで前記モーターを回転させる。これにより、感光体41が印刷前回転速度Vtpに既定のギア比を乗算した速度で回転する。
<工程S5>
さらに、制御部8は、帯電電圧印加部420を通じて帯電部42に前記帯電バイアス電圧を印加させる。これにより、前記帯電処理が開始する。
<工程S6>
そして、感光体41が前記帯電処理を受けつつ印刷前回転速度Vtpに比例する速度で回転しているときに、制御部8は、前記印刷許容条件が成立したか否かを随時判定する。
前記印刷許容条件は、少なくとも定着温度T2が前記目標温度に達したことを含む。本実施形態において、前記印刷許容条件は、前記帯電処理が開始した後の感光体41の回転回数が予め定められた周回分を超えたことも含む。
即ち、制御部8は、前記印刷前期間における感光体41の回転回数が予め定められた周回分を超えるまで感光体41を環境温度センサー801の検出温度に応じて設定された速度で回転させる。
例えば、制御部8が前記印刷前期間における感光体41の回転回数を感光体41の回転時間によって判定することが考えられる。この場合、制御部8は、工程S3で設定される印刷前回転速度Vtpに反比例する準備完了時間を設定し、感光体41の回転時間が前記準備完了時間を超えたか否かを判定する。これにより、前記印刷前期間における感光体41の回転回数が予め定められた周回分を超えたか否かを判定することができる。
<工程S7>
前記印刷許容条件が成立すると、制御部8は、モーター駆動部400を通じて、前記モーターの回転速度を印刷時回転速度Vtdに調節する。これにより、前記モーターは、印刷前回転速度Vtpで回転する状態から印刷時回転速度Vtdで回転する状態へ移行する。従って、感光体41は、印刷時回転速度Vtdに前記ギア比を乗算した回転速度で回転する状態となる。
以上により、前記印刷準備制御が終了する。前記印刷準備制御の終了後、前記印刷処理が開始される。前記印刷処理は、前記静電潜像書き込み処理、前記現像処理、前記転写処理および前記除電処理を含む。MPU81が記憶部82に記憶された印刷制御プログラムPr2を実行することにより、制御部8による印刷制御が実現される。前記印刷制御は、画像形成部4に前記印刷処理を実行させる制御である。
本実施形態において、制御部8は、前記印刷前期間における感光体41を、環境温度センサー801の検出温度に応じて異なる速度で回転させる(S3,S4)。図4が示すように、制御部8は、環境温度センサー801の検出温度が高い場合の方が低い場合よりも低速で感光体41を回転させる。換言すれば、制御部8は、環境温度センサー801の検出温度が低い場合の方が高い場合よりも高速で感光体41を回転させる。
即ち、前記印刷前期間において、環境温度T1が前記低温ではない場合には感光体41が低速の第2速度Vt2で回転するように制御される。この場合、帯電部42による感光体41の表面の帯電効率は悪くない。そのため、感光体41の表面電位を目標電位に帯電させるために要する時間が大幅に長くなることはない。また、感光体41の摩耗による劣化の速度が緩和される。
一方、環境温度T1が前記低温である場合には帯電部42による感光体41の表面の帯電効率が悪い。そのような場合に、制御部8は、前記印刷前期間において感光体41を比較的速い第1速度Vt1で回転させる。そのため、感光体41の表面電位を目標電位に帯電させるために要する時間が大幅に長くなることはない。
従って、本実施形態によれば、前記ファーストプリント時間が長くなることを防止しつつ、感光体41の摩耗による劣化の速度を緩和することができる。
また、制御部8は、前記印刷前期間における感光体41の回転回数が予め定められた周回分を超えるまで、感光体41を環境温度センサー801の検出温度に応じて設定された速度で回転させる。これにより、感光体41の帯電不足によって色かぶりなどと称される現像不良が生じることを防止できる。
[前記速度設定ルール(第2例)]
次に、図5を参照しつつ、画像形成装置10の前記印刷準備制御における前記速度設定ルールの第2例について説明する。
前記第2例において、制御部8は、印刷前回転速度Vtpの設定に用いる検出温度として、感光体41の回転が開始する際の環境温度T1を取得する(図3の工程S2)。以下の説明において、印刷前回転速度Vtpの設定に用いられる環境温度T1は、感光体41の回転が開始する際、即ち、感光体41の回転が開始する少し前から回転開始直後に亘る期間内に検出された温度である。
制御部8が、図3の工程S3において、図5が示す前記速度設定ルールに従って検出温度に応じた印刷前回転速度Vtpを設定することも考えられる。
前記第2例において、制御部8は、環境温度T1が予め定められた第1しきい温度よりも低い場合に低温と判定し、環境温度T1が前記第1しきい温度よりも高い予め定められた第2しきい温度よりも高い場合に高温と判定し、その他の場合に中温と判定する。
図5が示す例では、制御部8は、環境温度T1が前記低温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第1速度Vt1に設定し、環境温度T1が前記中温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第2速度Vt2に設定し、環境温度T1が前記高温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第3速度Vt3に設定する。
第2速度Vt2および第3速度Vt3は、印刷時回転速度Vtdよりも遅い速度である。さらに、第3速度Vt3は第2速度Vt2よりも遅い速度であり、第2速度Vt2は第1速度Vt1よりも遅い速度である。
例えば、第1速度Vt1が印刷時回転速度Vtdと同じ速度であることが考えられる。また、第1速度Vt1が、印刷時回転速度Vtdよりも遅く第2速度Vt2よりも速い速度であることも考えられる。
即ち、前記第2例では、前記印刷前期間における感光体41の回転速度が、3段階の異なる速度の候補の中から選択される。また、前記印刷前期間における感光体41の回転速度が、4段階以上の異なる速度の候補の中から選択されることも考えられる。
前記第2例においても、制御部8は、環境温度センサー801の検出温度が高い場合の方が低い場合よりも低速で感光体41を回転させる。換言すれば、制御部8は、環境温度センサー801の検出温度が低い場合の方が高い場合よりも高速で感光体41を回転させる。
前記第2例によれば、感光体41および帯電ローラー421の帯電性の温度依存特性に応じて、感光体41の帯電不良の防止と前記ファーストプリント時間の増大回避とを両立できる条件下で極力低速の印刷前回転速度Vtpを設定することができる。その結果、前記ファーストプリント時間が長くなることを防止しつつ、感光体41の劣化速度を最小限に抑えることができる。
[前記速度設定ルール(第3例)]
次に、図6を参照しつつ、画像形成装置10の前記印刷準備制御における前記速度設定ルールの第3例について説明する。
制御部8が、図3の工程S3において、図6が示す前記速度設定ルールに従って検出温度に応じた印刷前回転速度Vtpを設定することも考えられる。
前記第3例において、制御部8は、印刷前回転速度Vtpの設定に用いる検出温度として、感光体41の回転が開始する際の環境温度T1および定着温度T2とを取得する(図3の工程S2)。以下の説明において、印刷前回転速度Vtpの設定に用いられる環境温度T1および定着温度T2は、感光体41の回転が開始する際、即ち、感光体41の回転が開始する少し前から回転開始直後に亘る期間内に検出された温度である。
前記第3例において、制御部8は、環境温度T1が予め定められた第1しきい温度よりも低い場合に低温と判定し、その他の場合に非低温と判定する。さらに、制御部8は、定着温度T2が予め定められた第2しきい温度よりも高い場合に高温と判定し、その他の場合に非高温と判定する。
図6が示す例では、制御部8は、環境温度T1が前記低温であり、かつ、定着温度T2が前記高温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第1速度Vt1に設定する。また、制御部8は、環境温度T1が前記非低温であり、かつ、定着温度T2が前記高温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第2速度Vt2に設定する。
また、制御部8は、環境温度T1が前記低温であり、かつ、定着温度T2が前記非高温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第2速度Vt2に設定する。また、制御部8は、環境温度T1が前記非低温であり、かつ、定着温度T2が前記非高温である場合に、印刷前回転速度Vtpを予め定められた第3速度Vt3に設定する。
第2速度Vt2および第3速度Vt3は、印刷時回転速度Vtdよりも遅い速度である。さらに、第3速度Vt3は第2速度Vt2よりも遅い速度であり、第2速度Vt2は第1速度Vt1よりも遅い速度である。
例えば、第1速度Vt1が印刷時回転速度Vtdと同じ速度であることが考えられる。また、第1速度Vt1が、印刷時回転速度Vtdよりも遅く第2速度Vt2よりも速い速度であることも考えられる。
前記第3例において、制御部8は、定着温度T2の条件が同等であれば、環境温度T1が高い場合の方が低い場合よりも低速で感光体41を回転させる。一方、制御部8は、環境温度T1の条件が同等であれば、定着温度T2が低い場合の方が高い場合よりも低速で感光体41を回転させる。
前述したように、環境温度T1が低い場合、前記帯電処理の効率が悪化する。また、定着温度T2が高い場合、前記定着温度制御によって定着温度T2が前記目標温度に達するまでの時間が短い。定着温度T2が前記目標温度に達するまでの時間が短い場合に感光体41の回転速度が低速に制御されると、定着温度T2が前記目標温度に達してから前記印刷処理を開始できるまでの待ち時間が長くなる。
前記第3例によれば、環境温度T1が表す前記帯電処理の効率の状況と、定着温度T2が表す定着部6の準備完了までの所要時間とのバランスを考慮した印刷時回転速度Vtdを設定することができる。
従って、前記第3例によれば、感光体41の帯電不良の防止と前記ファーストプリント時間の増大回避とを両立できる条件下で極力低速の印刷前回転速度Vtpを設定することができる。その結果、前記ファーストプリント時間を極力短くしつつ、感光体41の劣化速度を緩和することができる。
[応用例]
以上に示された実施形態において、制御部8が、前記印刷前期間において感光体41の回転速度を途中で変更可能に制御することも考えられる。
例えば、前記印刷前期間において、感光体41の回転回数が既定周回分を超える前に定着温度T2が前記目標温度に達することが考えられる。この場合、制御部8が、定着温度T2が前記目標温度に達したときから、前記印刷前期間における感光体41の回転速度の候補のうちの最も速い速度で感光体41を回転させることが考えられる。
上記のように、前記印刷前期間において、定着温度T2の前記目標温度への到達状況に応じて感光体41の回転速度を変更する制御が行われることが考えられる。これにより、定着温度T2が前記目標温度に達してから前記印刷処理を開始できるまでの待ち時間が長くなることを防止できる。
なお、本発明に係る画像形成装置は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 :原稿搬送読取部
2 :シート供給部
3 :シート搬送部
4 :画像形成部
5 :光走査部
6 :定着部
8 :制御部
9 :シート材
10 :画像形成装置
11 :画像読取部
21 :シート受部
22 :シート送出部
30 :搬送路
31 :レジストローラー
32 :搬送ローラー
33 :排出ローラー
41 :感光体(像担持体)
42 :帯電部
43 :現像部
45 :転写部
46 :除電部
47 :クリーニング部
50 :レーザー光源
61 :定着ローラー
62 :加圧ローラー
80 :操作表示部
81 :MPU
82 :記憶部
83 :信号インターフェイス
90 :現像剤
100 :筐体
101 :排出トレイ
111 :原稿台
112 :読取ユニット
113 :光学系
114 :イメージセンサー
121 :原稿載置部
122 :搬送ローラー
123 :排紙トレイ
400 :モーター駆動部
420 :帯電電圧印加部
421 :帯電ローラー
430 :現像電圧印加部
431 :現像ローラー
450 :転写電圧印加部
460 :除電光源給電部
471 :クリーニングブレード
500 :レーザー光源調節部
610 :ヒーター調節部
611 :ヒーター
801 :環境温度センサー
802 :定着温度センサー
900 :原稿
T1 :環境温度(環境温度センサーの検出温度)
T2 :定着温度(定着温度センサーの検出温度)
Vtd :印刷時回転速度
Vtp :印刷前回転速度

Claims (2)

  1. 回転しつつ帯電処理、静電潜像書き込み処理および現像剤供給処理が施されることによって現像剤の像を担持する像担持体と、
    前記像担持体の表面を帯電させる帯電処理を実行する帯電部と、
    設置環境の温度を検出する第1温度センサーと、
    前記像担持体の前記現像剤の像が転写されたシート材を加熱する定着部の温度を検出する第2温度センサーと、
    前記静電潜像書き込み処理が開始する前までの印刷前期間における前記像担持体を、前記第1温度センサーおよび前記第2温度センサーの検出温度に応じて異なる速度で回転させ、さらに前記像担持体の回転開始に応じて前記帯電部に前記帯電処理を開始させる制御部と、を備え
    前記制御部は、前記印刷前期間において、前記像担持体の回転が開始する際の前記第1温度センサーおよび前記第2温度センサーの検出温度である第1検出温度および第2検出温度の状態をそれぞれ予め定められたしきい値によって複数の状態に判定し、前記第1検出温度の状態の判定結果と前記第2検出温度の状態の判定結果との組み合わせに応じて前記像担持体の回転速度を複数段階に制御する、画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記印刷前期間において、前記第1検出温度が予め定められた第1しきい温度よりも低い第1状態であり、かつ、前記第2検出温度が予め定められた第2しきい温度よりも高い第2状態である場合に、前記像担持体を第1速度で回転させ、前記第1検出温度が前記第1状態ではなく、かつ、前記第2検出温度が前記第2状態である場合、および、前記第1検出温度が前記第1状態であり、かつ、前記第2検出温度が前記第2状態ではない場合に、前記像担持体を前記第1速度よりも遅い第2速度で回転させ、その他の場合に、前記像担持体を前記第2速度よりも遅い第3速度で回転させる、請求項1に記載の画像形成装置。
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