JPH08248760A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08248760A
JPH08248760A JP7045995A JP4599595A JPH08248760A JP H08248760 A JPH08248760 A JP H08248760A JP 7045995 A JP7045995 A JP 7045995A JP 4599595 A JP4599595 A JP 4599595A JP H08248760 A JPH08248760 A JP H08248760A
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JP
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toner
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image
estimated
image forming
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Atsushi Kawai
敦 河合
Masaki Tanaka
雅樹 田中
Tetsuya Sakai
哲也 酒井
Yukihiko Okuno
幸彦 奥野
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドットカウンタが保持する原稿画像濃度情報
に基づくトナー補給の制御を精度よく実行可能とするこ
と。 【構成】 デジタルの画像信号に基づいて感光体上に静
電潜像を形成し、該潜像をトナーで現像する複写機。画
像信号に含まれている濃度情報であるドットカウント値
からトナー消費量を予測する(ステップS53,S5
4)。一定の作像条件の下で感光体上に形成されたテス
トトナー像の濃度を検出して現像剤中のトナー濃度を推
定する(ステップS58〜S63)。推定トナー濃度と
所定の基準トナー濃度との濃度差で予測トナー消費量を
補正し、トナー補給量を計算する(ステップS64)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置、特に、
デジタルの画像信号に基づいて感光体上に静電潜像を形
成し、該潜像をトナーで現像する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成装置にあっ
ては、通常、キャリアとトナーとの混合物からなる2成
分現像剤を使用し、感光体上に形成された静電潜像を現
像している。かかる2成分現像剤を使用する場合には、
画像の形成に伴ってトナーのみが消費され、現像剤中の
トナー濃度(キャリアとトナーの総重量に対するトナー
の重量比)が変化するため、トナー濃度が所定の基準値
を維持するように適宜トナーを補給しなければならな
い。
【0003】このようなトナー補給制御の方式として
は、従来、磁気センサによって現像剤の透磁率を検出
し、あるいは光センサによって現像剤からの反射光量を
検出して現像剤中のトナー濃度を推定して必要な量のト
ナーを補給するいわゆるATDCと、感光体上に一定の
作像条件の下で形成されたテストトナー像からの反射光
量を光センサで検出して現像効率を算出し、この現像効
率から現像剤中のトナー濃度を推定して必要な量のトナ
ーを補給するいわゆるAIDCとが知られている。
【0004】一方、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラ
ックの4色のトナーを使ってフルカラー画像を形成する
装置にあっては、ATDCが採用されているが、ブラッ
クトナーに関しては問題を有している。即ち、ブラック
トナーに対しては、現像剤の流動性を高めたり、画質向
上の目的でシリカ等を添加しているが、湿度等の変化に
よって嵩密度が変動し、磁気センサによる検出では誤差
が大きくなる。また、ブラックトナーは黒色度を増すた
めにカーボンブラックを混入しており、その分光反射特
性がキャリアのそれに近付くため、光センサによる検出
も困難である。
【0005】そこで、近年では、デジタルの画像信号に
含まれている濃度情報に基づいて、ドットカウンタによ
って1画素ごとの濃度情報を積算してトナー消費量を予
測し、この予測トナー消費量に見合ったトナーを補給す
る方式が開発されている(特開平4−296782号公
報、特開平4−238374号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のドッ
トカウンタによるトナー補給制御にあっても、必ずしも
現像剤中のトナー濃度を基準値に維持することが困難で
ある。その理由は、トナー消費量の予測に誤差を生じた
り、トナー補給量自体に誤差を生じたり、現像器からの
トナーの漏れがあったり、転写効率の変化等に基づいて
現像効率を制御する場合には実際に消費されるトナー量
は予測消費量と異なる場合が生じたりするからである。
【0007】そこで、本発明の目的は、ドットカウンタ
によるトナー消費量予測の精度を向上させることのでき
る画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る画像形成装置は、画像信号に含まれて
いる濃度情報に基づいてトナー消費量を予測する予測手
段と、一定の作像条件の下で感光体上に形成されたテス
トトナー像のトナー濃度を検出して現像剤中のトナー濃
度を推定する推定手段と、この推定手段で推定されたト
ナー濃度と所定の基準トナー濃度との差を算出し、この
濃度差で前記予測手段によって予測されたトナー消費量
を補正してトナー補給量を決定するトナー補給制御手段
とを備えている。
【0009】本発明では、基本的には予測手段で予測さ
れたトナー消費量に対応してトナー補給量を決定する。
そして、このトナー補給量をテストトナー像から推定さ
れるトナー濃度に基づいて補正する。例えば、推定トナ
ー濃度が基準トナー濃度と略一致する場合には予測手段
で予測されたトナー消費量と同量のトナーを補給する。
推定トナー濃度が基準トナー濃度よりも低い場合には予
測トナー消費量よりも多い量のトナーを補給する。ま
た、推定トナー濃度が基準トナー濃度よりも高い場合に
は予測トナー消費量よりも少ない量のトナーを補給す
る。このように、予測トナー消費量に対して推定トナー
濃度をフィードバックしてトナー補給を制御することに
より、現像剤中のトナー濃度を正確に所定の基準値に維
持できる。
【0010】特に、トナー濃度の推定に際して現像効率
の変動を加味すれば、一層正確にトナー補給を制御でき
る。また、予測トナー消費量を推定トナー濃度で補正す
る際にファジイ推論を採用することが好ましい。ファジ
イ推論を採用することで、設計者がこれまでにトナー補
給の制御で得た知識やノウハウを適用することができ、
高精度なトナー補給が可能となる。
【0011】本発明に係る画像形成装置は、さらに、画
像形成装置内の環境条件(温度、湿度)を検出する検出
手段を備え、この検出手段で検出された環境条件と環境
条件に依存するトナー損失量との関連から補正係数を決
定し、予測手段で予測されたトナー消費量をこの補正係
数で補正し、トナー補給量を決定する。現像中に発生す
るトナー粉煙やトナーのこぼれによる損失は環境条件に
よってその量が変動する。この発明によれば、トナーの
損失量をトナー補給量に加味することができ、感光体上
のトナー濃度を一層正確に制御できる。
【0012】本発明に係る画像形成装置は、さらに、ト
ナー像が感光体からシートに転写される効率を検出する
検出手段と、この検出手段で検出された転写効率に基づ
いて現像効率を変更する現像効率変更手段とを備え、予
測手段で予測されたトナー消費量を前記検出手段で検出
された転写効率に基いて補正し、トナー補給量を決定す
る。転写効率に基づいて現像効率を変更すると、トナー
の消費量が変動し、予測トナー消費量とは合わなくな
る。この発明によれば、予測トナー消費量を転写効率の
変化で補正するため、現像剤中のトナー濃度を一層正確
に制御できる。なお、転写効率の検出は、機内湿度から
間接的に検出する方法、あるいは転写材への転写トナー
量を実測して検出する方法がある。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置の実施例に
ついて添付図面を参照して説明する。
【0014】[第1実施例] (複写機の構成)図1はデジタル方式のフルカラー複写
機の全体構成を示す。この複写機は、概略、イメージリ
ーダユニット1と、レーザ走査ユニット10と、フルカ
ラー作像ユニット20と給紙部50とで構成されてい
る。
【0015】イメージリーダユニット1は、プラテンガ
ラス9上にセットされた原稿の画像を読み取るスキャナ
2と、読み取った画像データを印字用のデータに変換処
理する画像信号処理部6とで構成されている。スキャナ
2は密着型のカラーイメージセンサ(CCD)3を備え
た周知のもので、モータ5で駆動されて矢印a方向に移
動しつつ、原稿画像をR(レッド)、G(グリーン)、
B(ブルー)の3原色信号及びBk(ブラック)の色信
号として1ラインずつ読み取る。画像信号処理部6はイ
メージセンサ3で光電変換された多値電気信号を、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk
(ブラック)の4色に対応する8ビットの印字データに
変換し、必要な編集的処理を施し、同期用のバッファメ
モリ7へ転送する。
【0016】レーザ走査ユニット10は、レーザダイオ
ードを変調して矢印b方向に回転する感光体ドラム21
上に静電潜像を形成する周知のものである。レーザ走査
ユニット10は、バッファメモリ7から入力される印字
データに対して、感光体の階調特性に応じた階調補正を
行った後、D/A変換してレーザダイオード駆動信号を
生成し、この駆動信号に基づいてレーザダイオードを変
調発光させる。
【0017】フルカラー作像ユニット20は感光体ドラ
ム21及び転写ドラム31を中心として構成されてい
る。感光体ドラム21の周囲には、帯電チャージャ2
2、現像部40、残留トナーのクリーナ23、残留電荷
のイレーサランプ24が設置されている。現像部40
は、上段から順次シアン、マゼンタ、イエロー、ブラッ
クのトナーを含む現像剤を収容した現像器41C,41
M,41Y,41Bkを備え、感光体ドラム21上に各
色の静電潜像が形成されるごとに、対応する現像器が駆
動される。また、トナーはそれぞれホッパ42C,42
M,42Y,42Bkに収容されており、以下に詳述す
るトナー補給制御によって適宜各現像器へ補給される。
【0018】転写ドラム31は、感光体ドラム21と同
速で矢印c方向へ回転駆動可能に設置され、その表面に
巻き付けたシート上にトナー画像を転写させるものであ
る。この転写ドラム31はシートの先端をチャッキング
するための爪部材32、シートを分離するための爪部材
33を備え、さらに、その内側及び外側に転写チャージ
ャ34、除電チャージャ35,36、残留トナーのクリ
ーナ37が配置されている。
【0019】給紙部50は二段の給紙トレイ51,52
を備え、オペレータによって選択されたいずれかのトレ
イ51,52から1枚ずつシートが給紙される。給紙さ
れたシートは搬送路53を左方に搬送され、転写ドラム
31の周囲に巻き付けられる。
【0020】フルカラーの画像形成に際しては、感光体
ドラム21上にシアン、マゼンタ、イエロー及びブラッ
クの画像が順次形成され、それぞれのトナー画像は転写
チャージャ34からの放電によりシート上に順次転写さ
れて重ね合わされる。4色の画像がシート上で合成され
ると、爪部材32がシートのチャッキングを解除すると
共に、爪部材33が動作してシートを転写ドラム31か
ら分離する。分離されたシートは搬送ベルト55によっ
て定着器56へ送り込まれ、ここでトナーの定着を施さ
れた後、排出ローラ57からトレイ58上へ排出され
る。
【0021】一方、フルカラー作像ユニット20には、
機内の湿度を検出する湿度センサ61、温度を検出する
温度センサ62、感光体の表面電位を検出する電位セン
サ63、テストトナー像の濃度を検出するAIDCセン
サ64が設置されている。また、カラー現像器41C,
41M,41Y内には、それぞれのカラートナーを補給
するために磁気的にあるいは光学的にトナー濃度を検出
するATDCセンサ43C,43M,43Yが設けられ
ている。
【0022】(複写機の制御機構)図2は前記複写機の
全体的な制御回路を示し、中央制御部100を中心とし
て構成されている。中央制御部100は制御用のプログ
ラムが格納されたROM101と各種データが格納され
たROM102を備えている。イメージリーダ制御部1
10はイメージリーダユニット1を制御する。この制御
部110はプラテンガラス9上の原稿の位置を示す位置
検出スイッチ111からの位置信号によってドライブI
/O112を介して露光ランプ4のオン、オフを制御
し、また、ドライブI/O112及びパラレルI/O1
13を介してスキャンモータ5のドライバ114を制御
する。さらに、イメージリーダ制御部110はバスによ
り画像制御部120と結ばれている。画像制御部120
はイメージセンサ3と画像信号処理部6とバスで互いに
接続され、イメージセンサ3で読み取られた画像データ
は画像信号処理部6に入力されて印字データに変換され
る。
【0023】中央制御部100には、感光体ドラム21
の表面電位を検出する電位センサ63、テストトナー像
のトナー濃度(トナー付着量)を光学的に検出するAI
DCセンサ64、現像器41C,41M,41Y内での
トナー濃度を検出するATDCセンサ43C,43M,
43Y、湿度センサ61、温度センサ62からのアナロ
グ信号が入力される。さらに、中央制御部100にはオ
ペレータによって設定される操作パネル130からの複
写モード信号がパラレルI/O131を介して入力さ
れ、データROM102から入力される各種データに基
づいて、かつ、制御ROM101の内容に従って、複写
制御部132及び表示パネル133を制御する。さら
に、中央制御部100は、AIDCセンサ64による自
動画像濃度制御あるいはオペレータが操作パネル130
上で設定した画像濃度の制御を行うため、パラレルI/
O135及びドライブI/O136を介して帯電チャー
ジャ22のグリッド電圧用電源ユニット137及び現像
器の現像バイアス用電源ユニット138を制御する。
【0024】中央制御部100は、さらに、前記画像信
号処理部6とバスを介して接続され、送られてくる印字
データに、データROM102に格納されているγ補正
テーブルを参照してγ補正を行った後、ドライブI/O
141及びパラレルI/O142を介してレーザダイオ
ード11を駆動するドライバ140を制御する。本実施
例において、画像の階調再現はレーザダイオード11の
発光強度を変調することにより行う。
【0025】また、中央制御部100は前記画像信号処
理部6とカウンタメモリ145を介して接続されてい
る。カウンタメモリ145は画像信号処理部6から送信
されてくる8ビットの印字データをスキャナ2の1スキ
ャンごとに記憶する。中央制御部100はイメージリー
ダ制御部110から送信されるスキャナ動作信号に応じ
て1スキャン分の印字データをカウンタメモリ145か
ら読み出す。カウンタメモリ145は中央制御部100
が1スキャン分の印字データを読み出した時点で該デー
タを破棄する。中央制御部100が読み出した印字デー
タには画像濃度情報が含まれており、1スキャン分の画
像濃度情報に基いて以下に説明するようにトナーの消費
量が予測される。
【0026】さらに、中央制御部100にはコピー枚数
をカウントする耐久カウンタ65からのカウント値が入
力される。
【0027】また、中央制御部100は、ATDCセン
サ43C,43M,43Yからのトナー濃度検出信号に
基いてドライブI/O151,152,153を介して
トナー補給モータ44C,44M,44Yを駆動し、各
ホッパ42C,42M,42Yからトナーを補給し、現
像器41C,41M,41Y内のトナー濃度が所定の基
準濃度を維持するように制御する。ブラックトナーを収
容している現像器41Bkに対しては、ブラック画像デ
ータの濃度情報としてカウンタメモリ145に記憶され
たデータに基いて、データROM102に格納されてい
るトナー消費量換算補正係数テーブルを参照したうえ
で、ドライブI/O154を介してトナー補給モータ4
4Bkを駆動し、ホッパ42Bkからブラックトナーを
補給する。なお、このトナー補給制御については後に詳
述する。
【0028】(画像濃度制御)以上説明した複写機にお
いて、感光体ドラム21の帯電は、図3に示すように、
放電電圧Vcの帯電チャージャ22のグリッド22aに
グリッド電圧Vgを電源ユニット137から印加するこ
とにより行われる。露光前の感光体ドラム21の帯電電
位Voはグリッド電圧Vgと略等しく、帯電電位Voは
グリッド電圧Vgを変更することで制御できる。
【0029】本実施例は前記レーザ走査ユニット10か
ら放射されるレーザビームで露光されて低電位Vi(ほ
ぼ0V)となった画像部にトナーを付着させるいわゆる
反転現像を採用している。感光体の帯電極性がマイナス
であれば、トナーの帯電極性もマイナスであり、現像器
の現像スリーブ45に対してはマイナス極性の現像バイ
アス電圧Vbを電源ユニット138から印加する。反転
現像において、トナーはこの現像バイアス電圧Vbより
低い電位部分に付着する。現像電位差とは現像バイアス
電圧Vbと画像部分との電位差である。反転現像におい
て、画像電位差を大きく設定すれば現像効率が高くな
り、低く設定すれば現像効率が低くなる。ここで、現像
効率とは単位現像電位差当たりの感光体トナー付着量を
いう。
【0030】そこで、画像濃度の制御は、まず、所定の
グリッド電圧Vg、現像バイアス電圧Vb及び露光量の
下で感光体ドラム21上にテストトナー像を形成し、A
IDCセンサ64によってテストトナー像の散乱反射光
を検出する。この検出信号は中央制御部100へ入力さ
れ、トナー付着量が演算される。ここで求められたトナ
ー付着量に対応してグリッド電圧Vgと現像バイアス電
圧Vbとを画像が最大濃度レベルとなるように変化させ
れば、環境条件等に拘らず一定の画像濃度を維持でき
る。
【0031】最大濃度レベルを得ることのできるグリッ
ド電圧Vgと現像バイアス電圧Vbは対として設定さ
れ、テーブルとしてデータROM102に格納されてい
る。以下の第1表に画像濃度制御テーブルの一例を示
す。この第1表は、AIDCセンサ64で検出されたト
ナー付着量に対応した濃度テーブルNoによって設定さ
れるグリッド電圧Vg(帯電電位Vo)及びバイアス電
圧Vbを表している。
【0032】
【表1】
【0033】(トナー消費量の予測)次に、トナー消費
量の予測について説明する。この予測はブラックトナー
の補給制御に用いられる。前記カウンタメモリ145か
ら読み出された画像濃度情報は、図4に示すように、1
スキャンごとにヒストグラムの状態である。画像濃度レ
ベルは0〜255のレベルに分解されており、1ドット
当たり消費されるトナー量は推測できる。従って、各レ
ベルごとのカウント数に1ドット当たり消費されるトナ
ー量を掛け合わせて各レベルごとの消費量を計算し、前
レベルについての消費量を積算することで1スキャン分
のトナー消費量を予測することができる。
【0034】1ドット当たり消費されるトナー量は次の
ようにして求められ、データROM102に格納されて
いる。即ち、通常、画像の階調再現は、図5に示すよう
に、リニアに設定されている。本実施例において、感光
体トナー付着量と画像濃度との関係は図6に示すとおり
であり、画像濃度レベルに対する感光体トナー付着量は
図7に示す関係にある。図7に示す関係が以下の第2表
に示すルックアップテーブルとしてデータROM102
に格納されている。
【0035】
【表2】
【0036】(AIDCによるトナー濃度の推定)ま
ず、画像形成に関するプロセスパラメーターと現像効率
及びトナー濃度との関係について説明する。一般に、現
像剤中のトナー濃度は一定の作像条件の下での現像効率
を検出することで推定することができる。しかし、一定
のトナー濃度であっても種々のパラメーターの変化によ
って現像効率が変動することが知られている。例えば、
湿度の変化であり、図8には、トナー濃度と現像効率の
関係を湿度が3g/m3、6g/m3、15g/m3につ
いて示す。湿度が高くなるとトナーの帯電量が低下して
現像効率が上昇し、湿度が低くなるとトナーの帯電量が
上昇して現像効率が下降する。また、コピー枚数(耐久
度合)の増加はキャリアの劣化を招来し、現像効率が変
動する。図9は耐久初期におけるコピー枚数と現像効率
の関係の一例(トナー濃度6%、湿度6g/m3)を示
す。コピー枚数はキャリアの耐久度合に相当し、コピー
枚数が増加すると、キャリアの劣化でトナーの帯電量が
低下し、現像効率が上昇する傾向にある。
【0037】その他、温度、コピーモードの種類、コピ
ーの時間間隔(現像器休止時間)等の変化により、現像
効率が変動することが知られている。本実施例では、検
出された現像効率と温度、湿度、これまでのコピー枚数
からトナー濃度の推定に補正を加えているが、それ以外
のパラメーターを考慮してもよい。
【0038】ここで、相対湿度と絶対湿度について説明
する。一定体積の空気中に実際含まれている水蒸気量e
と、その空気の飽和水蒸気量Eとの比をパーセントで表
した[(e/E)×100]ものが相対湿度である。こ
れに対して、絶対温度は体積1立方メートルの空気中に
含まれている水蒸気量をg/m3単位で表したものであ
る。絶対湿度は温度とその温度における飽和水蒸気圧と
相対湿度から求められる。
【0039】本実施例では、湿度センサ61、温度セン
サ62の検出値から飽和水蒸気圧をデータROM102
に格納されているデータテーブルを参照して求め、以下
の計算式から絶対湿度を得ている。 A=(0.01058×H×P)/(1+0.0036
6×T) A:絶対湿度(g/m3) H:相対湿度(%) T:温度(℃) P:温度Tにおける飽和水蒸気圧(mmHg)
【0040】次に、トナー濃度を推定する手順について
図10を参照して説明する。最初に、現像効率を算出す
る(ステップS1)。1回の画像形成動作が終了する
と、感光体ドラム21の表面に、予め定められたグリッ
ド電圧、露光量でテストパターン潜像が形成され、電位
センサ63によって潜像の電位が測定される。テストパ
ターン潜像は現像器41Bkによって所定の現像バイア
ス電圧の下で現像され、テストトナー像となる。現像バ
イアス電圧と電位センサ63で測定された電位との差が
現像電位差である。次に、このテストトナー像からの反
射光量をAIDCセンサ64で測定し、トナー付着量に
換算する。このトナー付着量を現像電位差で割ることで
現像効率が算出される。ここでの現像効率は、現像電位
差100V当たりの単位面積当たりのトナー付着量(m
g/cm2/100V)とする。
【0041】現像効率は環境条件や現像剤の耐久度合に
よって変化するため、前述のようにして算出された現像
効率を補正して通常環境及び耐久初期での現像効率に変
換する。環境補正は、センサ61で相対湿度を検出する
と共に、センサ62で温度を検出し(ステップS2)、
前記式に基づいて絶対湿度Aを算出する(ステップS
3)。この絶対湿度に基づいて通常環境における予想現
像効率を求める(ステップS4)。また、耐久カウンタ
65のカウント値(これまでのコピー枚数)を取得して
(ステップS5)、耐久初期における予想現像効率を求
める(ステップS6)。これらの換算用データは予め実
験により作成され(図8、図9参照)、データROM1
02に格納されている。
【0042】また、通常環境、耐久初期におけるトナー
濃度と現像効率との関係は図11に示すとおりであり、
この関係もルックアップテーブルとして予めデータRO
M102に格納されている。そこで、補正された予想現
像効率からトナー濃度を推定する(ステップS7)。
【0043】(トナー補給制御)次に、本実施例におけ
るトナー補給の制御について説明する。トナー補給は所
定回数の画像形成ごとにAIDCによってトナー濃度を
推定して行う方法と、1回の画像形成ごとにAIDCに
よってトナー濃度を推定して行う方法とがある。前者を
第1実施例としてここで説明し、後者を第2実施例とし
て後に説明する。
【0044】ここで説明する第1実施例は、所定回数
(30回とする)の画像形成ごとにAIDCによって現
像器41Bk内のトナー濃度を推定し、推定トナー濃度
と基準トナー濃度との差から現像器41Bk内のトナー
不足量又は過剰量を計算し、その後の画像形成時に、前
記カウンタメモリ145から得たドットカウント値に基
づく予測トナー消費量に補正を加えてトナーの不足また
は過剰を解消し、トナー濃度を基準値に維持する。
【0045】図12〜図15はトナー補給制御の手順を
示す。まず、ステップS10で電源が投入されると、ス
テップS11でトナー補給量の補正間隔Pを“0”にリ
セットし、トナー過剰フラグ及びトナー不足フラグを
「0」にリセットする。続いて、プリントキーがオンさ
れると、イメージリーダユニット1による原稿画像の読
取りが行われ、ステップS12でその読取り終了が確認
されると、ステップS13で1スキャン分の階調データ
であるドットカウンタ値をカウンタメモリ145から取
得する。そして、ステップS14でドットカウンタ値か
ら予測トナー消費量を計算する。
【0046】次に、ステップS15で現像器41Bkが
回転中であることを確認のうえ、ステップS16でトナ
ー補給指令を出す。ここで送られる補給量のデータは前
回の画像形成で算出された補給量のデータである。1回
の画像形成が行われ、ステップS17でその終了が確認
されると、補正間隔Pが“30”より大きいか否かを判
定する。第1実施例では画像形成が30回行われるごと
にAIDCを実行してトナー補給量を補正する。従っ
て、30回未満の場合はステップS32へ移行し、30
回に到達すればステップS19〜S31を処理する。
【0047】ステップS19ではテストパターン潜像を
形成してその電位を検出し、ステップS20でテストパ
ターンを現像し、トナー付着量を検出する。このとき、
現像バイアス電圧と潜像電位とから現像電位差も検出す
る。次に、ステップS21でトナー付着量を現像電位差
で割ることにより現像効率を算出する。ここで算出され
た現像効率から、ステップS22で絶対湿度を算出し、
ステップS23で耐久カウンタ65のカウント値(これ
までのコピー枚数)を取得することで、ステップS24
で現像器41Bk内のトナー濃度を推定する。
【0048】次に、ステップS25で推定トナー濃度と
基準トナー濃度(6%)とを比較し、トナーが過剰か不
足かを判定する。過剰であれば、ステップS26でトナ
ー過剰フラグを「1」にセットし、ステップS27で過
剰量を計算し、ステップS31で補正間隔Pを“0”に
リセットする。一方、不足であれば、ステップS28で
トナー不足フラグを「1」にセットし、ステップS29
で不足量を計算する。さらに、ステップS30で不足量
を10で割ることによってコピー1枚当たりの不足量を
計算する。即ち、第1実施例ではトナーが不足のとき
は、不足分を10回の画像形成に振り分けてトナーを補
給する。本実施例では現像器中のキャリア量は470g
であり、基準トナー濃度(6%)のときのトナー量は3
0gである。推定トナー濃度が5%であれば、トナー量
は24.7gであり、不足量は5.3gということにな
る。そして、コピー1枚当たりの不足量は0.53gで
あり、これを10回の画像形成に振り分けて補給する。
【0049】以上の如くトナーの過不足が判定される
と、ステップS32で補正間隔Pをインクリメントし、
ステップS33,S40でトナー過剰フラグ又はトナー
不足フラグが「1」か否かを判定する。トナー過剰フラ
グが「1」にセットされていれば、ステップS34で過
剰量から予測消費量を差し引いて過剰量を算出し、ステ
ップS35で過剰量が“0”より大きいか否かを判定す
る。過剰量が“0”より大きい場合はステップS36で
補給量を“0”にセットし、トナー補給は行わない。過
剰量が“0”以下の場合はステップS37で消費量から
過剰量を差し引いて補給量とし、トナーを補給する。こ
れでトナー濃度は基準値に制御されたことになり、ステ
ップS38で補給量を“0”にセットし、ステップS3
9でトナー過剰フラグを「0」にリセットする。
【0050】トナー不足フラグが「1」にセットされて
いれば、ステップS41で不足量からコピー1枚当たり
の不足量を差し引き、ステップS42で不足量が“0”
か否かを判定する。不足量が“0”でなければ、ステッ
プS43で予測消費量にコピー1枚当たりの不足量を加
えて補給量とし、トナーを補給する。不足量が“0”に
なると、即ち、10枚のコピーが行われると、ステップ
S44で予測消費量を補給量としてトナーを補給する。
そして、ステップS45でトナー不足フラグを「0」に
リセットする。
【0051】一方、トナー過剰フラグ及びトナー不足フ
ラグが共に「0」にリセットされていれば、ステップS
46で予測消費量を補給量としてトナーを補給する。次
に、ステップS47で全ての動作が終了か否かを判定
し、画像形成を続行するのであればステップS12へ戻
り、ステップS48で電源をオフすることで、以上の制
御は終了する。
【0052】[第2実施例]ここで説明する第2実施例
は、図1、図2に示した構成及び制御部を有する複写機
において、1回の画像形成ごとにAIDCによって現像
器41Bk内のトナー濃度を推定し、推定トナー濃度と
前記カウンタメモリ145から得たドットカウント値に
基づく予測トナー消費量を入力とし、トナー補給量を出
力とするファジイ推論を行い、トナー補給を制御する。
【0053】まず、図16を参照してトナー補給制御の
手順を示す。まず、ステップS50で電源が投入される
と、ステップS51で複写機での動作が終了でないこと
を確認のうえ、プリントキーがオンされると、イメージ
リーダユニット1による原稿画像の読取りが行われ、ス
テップS52でその読取り終了が確認されると、ステッ
プS53で1スキャン分の階調データであるドットカウ
ント値をカウンタメモリ145から取得する。そして、
ステップS54でドットカウント値から予測トナー消費
量を計算する。
【0054】次に、ステップS55で現像器41Bkが
回転中であることを確認のうえ、ステップS56でトナ
ー補給指令を出す。ここで送られる補給量のデータは前
回の画像形成で算出された補給量のデータである。1回
の画像形成が行われ、ステップS57でその終了が確認
されると、以下AIDCを行ってトナー補給量を補正す
る。
【0055】即ち、ステップS58でテストパターン潜
像を形成してその電位を検出し、ステップS59でテス
トパターンを現像し、トナー付着量を検出する。このと
き、現像バイアス電圧と潜像電位とから現像電位差も検
出する。次に、ステップS60でトナー付着量を現像電
位差で割ることにより現像効率を算出する。ここで算出
された現像効率から、ステップS61で絶対湿度を算出
し、ステップS62で耐久カウンタのカウント値(コピ
ー枚数)を取得することで、ステップS63で現像器4
1Bk内のトナー濃度を推定する。続いて、ステップS
64で推定トナー濃度とドットカウント値から得られた
予測トナー消費量とからファジイ推論を使用してトナー
補給量を計算する。
【0056】(ファジイ推論)ここで、前記ステップS
64で行われるファジイ推論について説明する。ここで
のファジイ推論は、推定トナー濃度と予測消費量とから
トナー補給量を以下の規則で決定する。 (1)推定トナー濃度が予め定められている基準トナー
濃度の場合は、予測消費量をトナーの補給量とする。 (2)推定トナー濃度が基準トナー濃度よりも低い場合
は、予測消費量よりも多い量をトナーの補給量とする。 (3)推定トナー濃度が基準トナー濃度よりも高い場合
は、予測消費量よりも少ない量をトナーの補給量とす
る。
【0057】ファジイ推論の入力としての状態量と出力
としての制御量は以下のとおりである。 入力(状態量):ドットカウント値による予測消費量 テストトナー像からの推定トナー濃度 出力(制御量):トナー補給量 メンバーシップ関数としては、図17(a),(b),
(c)に示すように、前記状態量と制御量のファジイ集
合をメンバーシップ関数として定義する。図17中に示
された記号は、それぞれ、図17(a)の予測消費量で
は、 NL:非常に少ない NS:少し少ない ZO:標準 PS:少し多い PL:非常に多い 図17(b)の推定トナー濃度では、 NL:非常に低い NS:少し低い ZO:標準 PS:少し高い PL:非常に高い 図17(c)のトナー補給量では、 NL:非常に少ない NS:少し少ない ZO:標準 PS:少し多い PL:非常に多い の意味を表す。
【0058】また、グラフの縦軸はそれぞれの記号のフ
ァジイ集合の確信度を表し、0〜1の範囲までの任意の
値をとる。例えば、予測消費量が、44mgであった場
合、図18(a)に示すように状態量としてNSとZO
が選択され、NSの確信度が0.3で、ZOの確信度が
0.7となる。また、推定トナー濃度が、7.4%であ
った場合、図18(b)に示すように状態量としてZO
とPSが選択され、ZOの確信度が0.3で、PSの確
信度が0.7となる。このように、メンバーシップ関数
から、ある入力値に対してそれぞれの状態の確信度を求
めることができる。
【0059】ファジイ理論における制御ルールは、予測
消費量と推定トナー濃度に対して以下の第3表に示すよ
うにマトリックス状に表される。ルールの数は25であ
り、このルールによって前記入力状態量に対して制御状
態量が決定される。
【0060】
【表3】
【0061】例えば、前述のように、予測消費量に対し
ての状態量としてNSとZOが選択され、推定トナー濃
度に対しての状態量としてZOとPSが選択された場
合、適用される制御ルールは以下の第4表に示すとおり
である。
【0062】
【表4】
【0063】以上の如く選択された制御ルールから制御
量のメンバーシップ関数を基に制御量をmin−max
重心法によって計算する。選択された各ルールにおける
制御量の確信度の決定は、 ルール:予測消費量NSの確信度=0.3。推定トナ
ー濃度ZOの確信度=0.3。ゆえに、ルールの主張
は、トナー補給量NSの確信度=0.3とする。 ルール:予測消費量ZOの確信度=0.7。推定トナ
ー濃度ZOの確信度=0.3。ゆえに、ルールの主張
は、トナー補給量ZOの確信度=0.3とする。 ルール:予測消費量NSの確信度=0.3。推定トナ
ー濃度PSの確信度=0.7。ゆえに、ルールの主張
は、トナー補給量NLの確信度=0.3とする。 ルール:予測消費量ZOの確信度=0.7。推定トナ
ー濃度PSの確信度=0.7。ゆえに、ルールの主張
は、トナー補給量NSの確信度=0.7とする。
【0064】次に、トナー補給量のメンバーシップ関数
のそれぞれの状態量をルール〜の主張結果によって
頭切りし、その重なり部を斜線で示す(図19参照)。
斜線部の重心が制御量となり、この場合、トナー補給量
は33mgとなる。
【0065】なお、本第2実施例においては前述のよう
なmin−max重心法を用いて制御量の算出を行って
いるが、その他にも推論規則の後件部をファジイ集合で
なく定数として定義し、荷重平均により制御量を算出す
る簡略化推論法や、後件部を関数として定義する関数型
推論法など推論手順の異なった方法を用いてもよい。ま
た、メンバーシップ関数の形状、推論規則の数や内容は
経験や実験結果に応じて変更が可能である。
【0066】[第3実施例]ところで、現像時に現像ス
リーブが回転すると、トナーは感光体ドラム21への付
着以外に、粉煙となってあるいはこぼれて現像器の外部
に漏れることで余分に減少する。従って、目標とする画
像濃度を感光体上で得るためには、トナーの損失量を考
慮する必要がある。トナーの損失量はトナーの帯電量と
相関関係にあることが実験的に解明されており、トナー
帯電量は環境条件、特に湿度に応じて一定の変化を示
す。
【0067】図20は絶対湿度に対するトナー帯電量の
変化を示す。絶対湿度が高くなるに従ってトナー帯電量
は低下する。帯電量が低下するとトナーは粉煙やこぼれ
となって外部に漏れやすくなる。例えば、絶対湿度6g
/m3の環境条件下においては予測される消費量の1.
3倍のトナーが消費される。以下に示す第5表は、絶対
湿度に対してトナー帯電量の変化を考慮したトナー損失
による補正係数を示す。この補正係数はルックアップテ
ーブルとして予めデータROM102に格納され、トナ
ー補給量の計算に使用される。
【0068】
【表5】
【0069】ここで、本第3実施例におけるトナー補給
制御の手順を図21を参照して説明する。まず、ステッ
プS70で電源が投入されると、ステップS71で複写
機での動作が終了でないことを確認のうえ、プリントキ
ーがオンされると、イメージリーダユニット1による原
稿画像の読取りが行われ、ステップS72でその読取り
終了が確認されると、ステップS73で1スキャン分の
階調データであるドットカウント値をカウンタメモリ1
45から取得する。そして、ステップS74でドットカ
ウント値から予測トナー消費量を計算する。
【0070】次に、ステップS75で現像器41Bkが
回転中であることを確認のうえ、ステップS76でトナ
ー補給指令を出す。ここで送られる補給量のデータは前
回の画像形成で算出された補給量のデータである。1回
の画像形成が行われ、ステップS77でその終了が確認
されると、ステップS78で絶対湿度を算出する。ここ
で算出された絶対湿度に基づいて、ステップS79で前
記第5表を参照してトナー損失による補正係数を用いて
予測トナー消費量を補正する。次に、補正された消費量
からステップS80でトナー補給量を計算し、ステップ
S81で現像器41Bkへトナーを補給する。
【0071】[第4実施例]本第4実施例では、原稿画
像濃度データを示すドットカウント値に基づいてトナー
消費量を予測してトナー補給を実行するに際して、転写
効率を予測して転写効率の変化に伴うトナー消費量の変
動をトナー補給量の計算にフィードバックする。
【0072】前記第2表に示したように、各画像濃度レ
ベルに対応する感光体へのトナー付着量に対して、感光
体からシートへの転写効率は100%であることが理想
である。しかしながら、転写効率は環境条件、特に湿度
の変化によって変化する。図22は絶対湿度に対するト
ナー転写効率の変化を示す。絶対湿度が低くなるに従っ
て転写効率は低下する。
【0073】このため、目標とする画像濃度をシート上
で得るためには、転写効率を考慮して予め感光体へのト
ナー付着量に補正を加える。具体的には、前記現像電位
差を調整して現像効率を高め、転写効率の低下に見合っ
た多くの量のトナーを感光体へ付着させる。この場合、
ドットカウント値による予測トナー消費量と実際の消費
量とは異なってくる。以下に示す第6表は、絶対湿度か
ら予測される転写効率を考慮したトナー補給に対する補
正係数を示す。この補正係数はルックアップテーブルと
して予めデータROM102に格納され、トナー補給量
の計算に使用される。
【0074】
【表6】
【0075】ここで、本第4実施例におけるトナー補給
制御の手順を図23を参照して説明する。ステップS1
00〜S107までは図16のステップS50〜S57
及び図21のステップS70〜S77の処理と同様であ
り、ドットカウント値からトナー消費量を予測する。そ
して、ステップS108で絶対湿度を算出し、ステップ
S109で転写効率を予測する。続いて、ステップS1
10で予測転写効率に基づいて、シート上に転写された
画像濃度が目標とする濃度を得られるように、現像効率
を補正する。現像効率は前記第1表を用いて説明したよ
うにグリッド電圧Vg及び現像バイアス電圧Vbを調整
することにより補正する。
【0076】次に、予測された転写効率に基づいてステ
ップS111で前記第6表の補正係数を用いて予測トナ
ー消費量を補正する。補正された消費量からステップS
112でトナー補給量を計算し、ステップS113で現
像器41Bkへトナーを補給する。
【0077】[第5実施例]本第5実施例は、前記第4
実施例と同様に複写効率の変化に伴うトナー消費量の変
動をトナー補給量の計算にフィードバックする。第4実
施例と異なるのは、転写ドラム31へのトナー転写効率
(トナー付着量)を実測し、転写効率δを検出する点に
ある。そのため、転写ドラム31に近接して光学的にト
ナー付着量を検出する光センサ66(図1参照)を設
け、感光体ドラム21上に形成されたテストトナー像を
転写ドラム31上に転写し、転写されたテストトナー像
の付着量を光センサ66で検出する。転写効率δは、 転写体上の付着量/感光体上のトナー付着量 で求めることができる。求めた転写効率δの逆数1/δ
を補正係数としてドットカウント値による予測トナー消
費量を補正する。以下に示す第7表は、実測/演算され
た転写効率δを考慮したトナー補給に対する補正係数を
示す。この補正係数はルックアップテーブルとして予め
データROM102に格納され、トナー補給量の計算に
使用される。
【0078】
【表7】
【0079】ここで、第5実施例におけるトナー補給制
御の手順を図24、図25を参照して説明する。ステッ
プS120〜S127までは図23のステップS100
〜S107の処理と同様であり、ドットカウント値から
トナー消費量を予測する。そして、ステップS128で
テストパターン潜像を形成してその電位を検出し、ステ
ップS129でテストパターンを現像し、トナー付着量
を検出する。続いて、ステップS130で転写ドラム3
1上へテストトナー像を転写し、ステップS131で転
写されたテストトナー像のトナー付着量を検出する。
【0080】次に、ステップS132で転写効率δを算
出し、ステップS133で転写効率δに基づいて、シー
ト上に転写された画像濃度が目標とする濃度を得られる
ように、現像効率を補正する。現像効率は前記第1表を
用いて説明したようにグリッド電圧Vg及び現像バイア
ス電圧Vbを調整することにより補正する。次に、ステ
ップS134で転写効率δに基づいて前記第7表の補正
係数(1/δ)を用いて予測トナー消費量を補正する。
補正された消費量からステップS135でトナー補給量
を計算し、ステップS136で現像器41Bkへトナー
を補給する。
【0081】[他の実施例]なお、本発明に係る画像形
成装置は前記各実施例に限定するものではなく、その要
旨の範囲内で種々に変更することができる。特に、本発
明はデジタル式の画像形成装置であれば、フルカラー複
写機以外にもモノクロ複写機やレーザプリンタにも適用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例であるフルカラー複写機
を示す内部構成図。
【図2】前記複写機の制御回路を示すブロック図。
【図3】画像濃度制御回路を示すブロック図。
【図4】画像濃度情報を示すヒストグラム図。
【図5】画像濃度レベルと画像濃度の関係を示すグラ
フ。
【図6】感光体トナー付着量と画像濃度の関係を示すグ
ラフ。
【図7】画像濃度レベルと感光体トナー付着量の関係を
示すグラフ。
【図8】湿度によるトナー濃度と現像効率の関係を示す
グラフ。
【図9】コピー枚数と現像効率の関係を示すグラフ。
【図10】トナー濃度推定の手順を示すフローチャート
図。
【図11】通常環境、耐久初期におけるトナー濃度と現
像効率の関係を示すグラフ。
【図12】第1実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図。
【図13】第1実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図、図12の続き。
【図14】第1実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図、図13の続き。
【図15】第1実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図、図14の続き。
【図16】第2実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図。
【図17】ファジイ推論におけるメンバーシップ関数を
示すチャート図。
【図18】前記メンバーシップ関数の確信度を示すチャ
ート図。
【図19】ファジイ推論における制御量の算出を示すチ
ャート図。
【図20】絶対湿度とトナー帯電量の関係を示すグラ
フ。
【図21】第3実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図。
【図22】絶対湿度と転写効率の関係を示すグラフ。
【図23】第4実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図。
【図24】第5実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図。
【図25】第5実施例であるトナー補給制御の手順を示
すフローチャート図、図24の続き。
【符号の説明】
20…フルカラー作像ユニット 21…感光体ドラム 40…現像部 41Y,41M,41C,41Bk…現像器 42Y,42M,42C,42Bk…トナーホッパ 61…湿度センサ 62…温度センサ 63…電位センサ 64…AIDCセンサ 65…耐久カウンタ 66…転写効率用光センサ 100…中央制御部(CPU) 101…制御ROM 102…データROM 145…カウンタメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/29 H04N 1/29 E (72)発明者 酒井 哲也 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 奥野 幸彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルの画像信号に基づいて感光体上
    に静電潜像を形成し、該潜像をトナーで現像する画像形
    成装置において、 前記画像信号に含まれている濃度情報に基づいてトナー
    消費量を予測する予測手段と、 一定の作像条件の下で感光体上に形成されたテストトナ
    ー像のトナー濃度を検出して現像剤中のトナー濃度を推
    定する推定手段と、 前記推定手段で推定されたトナー濃度と所定の基準トナ
    ー濃度との差を算出し、この濃度差で前記予測手段によ
    って予測されたトナー消費量を補正してトナー補給量を
    決定するトナー補給制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記推定手段は、テストトナー像のトナ
    ー付着量検出センサ、感光体表面電位検出センサ、温度
    センサ、湿度センサ、耐久カウンタを備え、これらから
    の情報に基づいて現像効率を算出して現像剤中のトナー
    濃度を推定することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記推定手段はトナー濃度の推定を所定
    回数の画像形成ごとに実行し、 前記トナー補給制御手段は、推定トナー濃度と基準トナ
    ー濃度との差に相当するトナー量を少なくとも所定回数
    の画像形成に振り分け、前記予測手段で予測されたトナ
    ー消費量に加えてトナー補給を行う、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記推定手段はトナー濃度の推定を1回
    の画像形成ごとに実行し、 前記トナー補給制御手段は、推定トナー濃度が基準トナ
    ー濃度と略一致する場合は前記予測手段で予測されたト
    ナー消費量と同量のトナーを補給し、推定トナー濃度が
    基準トナー濃度よりも低い場合は前記予測トナー消費量
    よりも多い量のトナーを補給し、推定トナー濃度が基準
    トナー濃度よりも高い場合は前記予測トナー消費量より
    も少ない量のトナーを補給する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記トナー補給制御手段は、トナー予測
    消費量と推定トナー濃度とトナー補給量をメンバーシッ
    プ関数で記述し、制御ルールの前件部がトナー予測消費
    量と推定トナー濃度の状態で、後件部がトナー補給量で
    記述されたファジイ推論型ルールであり、トナー予測消
    費量と推定トナー濃度を入力値として前件部に与え、後
    件部のファジイ出力値をファジイ推論によって決定し、
    この出力値をトナー補給量とする、 ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 デジタルの画像信号に基づいて感光体上
    に静電潜像を形成し、該潜像をトナーで現像する画像形
    成装置において、 前記画像信号に含まれている濃度情報に基づいてトナー
    消費量を予測する予測手段と、 画像形成装置内の環境条件を検出する検出手段と、 前記予測手段で予測されたトナー消費量を、前記検出手
    段で検出された環境条件と環境条件に依存するトナー損
    失量との関連から決定される補正係数で補正し、トナー
    補給量を決定するトナー補給制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 デジタルの画像信号に基づいて感光体上
    に静電潜像を形成し、該潜像をトナーで現像した後シー
    ト上に転写する画像形成装置において、 前記画像信号に含まれている濃度情報に基づいてトナー
    消費量を予測する予測手段と、 トナー像が感光体からシートに転写される効率を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段で検出された転写効率に基づいて現像効率
    を変更する現像効率変更手段と、 前記予測手段で予測されたトナー消費量を、前記検出手
    段で検出された転写効率に基いて補正し、トナー補給量
    を決定するトナー補給制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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