JPH04317091A - トナー濃度制御方法 - Google Patents

トナー濃度制御方法

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Publication number
JPH04317091A
JPH04317091A JP3084026A JP8402691A JPH04317091A JP H04317091 A JPH04317091 A JP H04317091A JP 3084026 A JP3084026 A JP 3084026A JP 8402691 A JP8402691 A JP 8402691A JP H04317091 A JPH04317091 A JP H04317091A
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JP
Japan
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toner
image
humidity
developing device
temperature
Prior art date
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Application number
JP3084026A
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English (en)
Inventor
Mayumi Yoshida
真由美 吉田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光体を用いる複写機,
プリンタ等の画像形成装置のトナー濃度制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】感光体を用いる電子写真方式の複写機,
プリンタ等の画像形成装置は、一般に、画像情報信号に
応じた光ビームを走査しながら感光体に露光して静電潜
像を形成し、この静電潜像を現像装置で現像剤により現
像して転写材に転写している。この画像形成装置におい
て、形成画像の画質を高くする要件の1つは、形成画像
の濃度を常に一定に維持して低コントラストの画像を良
好に再現し、かつ形成画像の地肌部に汚れがなくて形成
画像が鮮明になることである。特に、現像装置がキャリ
アとトナーから構成される2成分現像剤により感光体上
の静電潜像を現像する場合には、現像剤のトナー濃度を
トナー濃度センサにより検知してこのトナー濃度センサ
からの検知信号により現像剤のトナー濃度を適正に制御
する必要があり、各種のトナー濃度センサを使用したト
ナー濃度制御方法が提案され実用化されている。
【0003】また、トナー濃度センサを使用しなくても
静電潜像の現像で消費されるトナー消費量に相当する量
のトナーを現像装置内の現像剤に補給すれば現像剤のト
ナー濃度を一定に制御することが可能であるという考え
に基づいて、複写機において原稿の画像部面積率をカウ
ントしてそのカウント値に比例した量のトナーを現像装
置内の現像剤に補給するトナー濃度制御方法■が提案さ
れている。
【0004】さらに、画像形成装置において、感光体に
露光される画像情報信号に応じた光ビームの発光時間を
積算してその積算値に応じた量のトナーを現像装置内の
現像剤に補給するトナー濃度制御方法■が提案されてい
る。
【0005】特公昭50ー30463号公報には、文字
を表わす信号の数を計数し、その計数値が予定値に達し
た時にトナーを現像装置内の現像剤に補給するトナー濃
度制御方法■が記載されている。
【0006】特公昭63ー33704号公報には、画像
形成信号を計数して静電潜像の現像で消費されるトナー
消費量を第1の検出手段により検出し、第2の検出手段
により現像装置における現像ローラの稼動時間を求めて
トナーの飛散による消費量を検出し、これらの検出手段
の検出信号に応じてトナーを現像装置内の現像剤に補給
するトナー濃度制御方法■が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したトナー濃度セ
ンサを使用しないトナー濃度制御方法■では、原稿の画
像部面積率をカウントしてそのカウント値に比例した量
のトナーを現像装置内の現像剤に補給するので、プリン
タのように原稿を用いずに感光体に画像情報信号に応じ
た光ビームを露光する場合や、画像の白/黒反転を行う
場合、感光体上に原稿画像以外のパターン(例えばトナ
ー濃度制御用基準濃度パターン)の静電潜像を形成して
現像する場合などには、トナー消費量を正確にカウント
することができず、トナー濃度を一定に制御することが
できなくて形成画像の画質が悪くなる。
【0008】また、上記トナー濃度制御方法■では、光
ビームの発光時間を積算してその積算値に応じた量のト
ナーを現像装置内の現像剤に補給するが、現実には使用
環境によって現像装置の現像量が変動したり、トナーの
粉体特性変化が変動してトナーの補給性に変動をきたし
たりするので、形成画像の濃度を一定に維持することが
できなくて形成画像の画質が悪くなる。
【0009】さらに、上記トナー濃度制御方法■,■で
も、同様に使用環境によって現像装置の現像量が変動し
たり、トナーの粉体特性変化が変動してトナーの補給性
に変動をきたしたりするので、形成画像の濃度を一定に
維持することができなくて形成画像の画質が悪くなる。
【0010】本発明は上記欠点を改善し、使用環境の変
動に起因する形成画像品質の低下を防止することができ
てトナー濃度を高精度に制御することができるトナー濃
度制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、請求項1の発明は、画像情報信号に応じた光ビームを
走査しながら感光体に露光して静電潜像を形成し、この
静電潜像を現像装置で現像剤により現像して転写材に転
写する画像形成装置のトナー濃度制御方法において、前
記光ビームの発光時間を積算してその積算値に応じて前
記現像装置内の現像剤にトナーを補給するとともに、前
記現像装置の付近にて温湿度検知手段により温度及び湿
度を検知し、この温湿度検知手段からの検知信号に応じ
て現像量の変動を補正するように前記トナー補給を制御
し、請求項2の発明は、画像情報信号に応じた光ビーム
を走査しながら感光体に露光して静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を現像装置で現像剤により現像して転写材に
転写する画像形成装置のトナー濃度制御方法において、
前記光ビームの発光時間を積算してその積算値に応じて
前記現像装置内の現像剤にトナーを補給するとともに、
前記現像装置の付近にて温湿度検知手段により温度及び
湿度を検知し、この温湿度検知手段からの検知信号に応
じて前記トナーの特性変化による補給性の変動を補正す
る。
【0012】
【実施例】図2は本発明を応用した画像形成装置の一例
を示す。この画像形成装置はレーザビーム書き込み方式
の複写機の例であり、感光体ドラム1を露光する光ビー
ムの発光時間を積算してその積算値に応じてトナー補給
を行うとともに、現像装置2の付近にて温湿度センサに
より温度及び湿度を検知して温湿度センサからの検知信
号により周囲の如何なる環境下でも複写画像濃度が一定
に保たれるようにトナー補給量を補正するものである。 感光体ドラム1は負帯電の有機感光体が用いられ、現像
装置2は負帯電の粉体トナーとキャリアからなる2成分
現像剤により感光体ドラム1上の静電潜像を反転現像す
るものが用いられている。
【0013】感光体ドラム1はメインモータにより回転
駆動されて帯電器3により均一に帯電された後に書き込
み装置4により画像情報に対応したレーザビーム5で感
光体ドラム1の軸方向に主走査されながら感光体ドラム
1の回転で副走査されて画像の静電潜像が形成される。 この静電潜像は現像装置2により2成分現像剤で現像さ
れて可視像となり、また、転写材としての転写紙が給紙
装置6よりレジストローラ7ヘ給紙されてレジストロー
ラ7がその転写紙を感光体ドラム1上の可視像と先端を
合わせて送出する。この転写紙は転写チャージャ8によ
り感光体ドラム1上の可視像が転写され、分離チャージ
ャ9により感光体ドラム1から分離されて搬送装置10
により搬送される。そして、転写紙は定着装置11によ
り可視像が定着され、コピーとして排出される。
【0014】また、感光体ドラム1は転写紙の分離後に
残留トナーがクリーニング装置12により除去されて残
留電荷がクェンチングランプ13からの光により除去さ
れ、次回の作像に備える。
【0015】このような複写動作はプリントスイッチの
オンにより開始され、テンキーにより設定された枚数分
だけ連続的に繰り返した後に待機状態となる。ここに、
感光体ドラム1の表面電位は地肌部(暗部)電位が約−
800V、画像部(明部)電位が約−50Vに設定され
ている。現像装置2は現像バイアス電源から約−600
Vの現像バイアス電位が印加されており、感光体ドラム
1上の静電潜像は約−600Vの現像バイアス電位と約
−50Vの画像部電位との差により現像される。
【0016】上記書き込み装置4はレーザダイオード4
aを駆動回路にて画像情報により駆動して画像情報に対
応したレーザビームからなる光ビーム5を射出させ、こ
のレーザビーム5を光偏向器4bにより偏向して感光体
ドラム1を主走査する周知のものである。
【0017】また、原稿読み取り装置14においては、
原稿台15上の原稿が光源16により照明され、その反
射光像がミラー17〜19,レンズ20を介して撮像素
子21に結像されて光電変換されるとともに、光源16
およびミラー17〜19の移動により光走査が行われて
原稿が読み取られる。撮像素子21からの画像情報は画
像処理回路により所定の処理をされて書き込み装置4に
送られ、駆動回路がその画像情報によりレーザダイオー
ド4aを駆動して発光させる。
【0018】図3は上記現像装置2の構成を示す。現像
装置2は現像部2aとトナー補給部2bとからなり、現
像部2aは内部に収容されているトナーとキャリアとか
らなる2成分現像剤を撹拌ローラ22により撹拌して現
像ローラ23に搬送する。現像ローラ23は内部に磁石
23aが配置されていて現像バイアス電源から現像バイ
アス電圧が印加されており、撹拌ローラ22より送られ
てきた現像剤を吸着して磁気ブラシに形成する。この磁
気ブラシは現像ローラ23により搬送されてドクタ24
により一定の高さに調整され、感光体ドラム1に供給さ
れて感光体ドラム1上の静電潜像を現像する。トナー補
給部2bはトナーホッパー25にトナーカートリッジ2
6が着脱可能にセットされ、トナーカートリッジ26内
にはアジテータ27が設けられている。アジテータ27
およびトナー補給ローラ28はトナー補給ローラ駆動部
により回転駆動され、トナーカートリッジ26内に収容
されているトナーがアジテータ27により撹拌されてト
ナーホッパー25に供給される。トナーホッパー25内
のトナーはトナー補給ローラ28により現像部2a内の
現像剤に補給される。温湿度センサ(温度センサおよび
湿度センサからなる環境センサ)29は現像装置2の付
近、例えばトナーホッパー25内の付近に設置され、温
度及び湿度を検知する。
【0019】図1はこの複写機のトナー濃度制御装置を
示す。上記書き込み装置4は、レーザダイオード4aが
駆動回路で画像処理回路からの画像情報により駆動され
てレーザビーム5を感光体ドラム1に照射するが、レー
ザビーム発光時間積算回路30はそのレーザビーム5の
発光時間をカウントして積算することによって現像剤の
トナー消費量を演算する。このレーザビーム発光時間積
算回路30からのレーザビーム発光時間の積算値は比較
回路31にて基準値発生部32からの基準値、例えば0
.2secと比較されてレーザビーム発光時間の積算値
が基準値の0.2secに達する毎に比較回路31から
出力信号が出力され、レーザビーム発光時間積算回路3
0のレーザビーム発光時間積算値がクリアされる。アジ
テータ27およびトナー補給ローラ28はトナー補給ロ
ーラ駆動部34により回転駆動されるが、制御回路33
は比較回路31の出力信号によりトナー補給ローラ駆動
部34を所定の時間作動させてトナー補給ローラ28を
回転させることでトナー補給ローラ28の回転によるト
ナー補給量をレーザビーム発光時間積算回路30により
演算されたレーザビーム発光時間積算値に応じて制御す
る。したがって、現像部2aが静電潜像の現像で消費さ
れるトナー消費量がトナー補給ローラ28の回転により
補給され、現像部2a内の現像剤のトナー濃度が一定値
になるように制御される。
【0020】しかしながら、現像部2a内の現像剤のト
ナー濃度が一定値に維持されたとしても、現像装置2の
環境が変動すれば、トナーの帯電量Q/Mが変化して複
写画像濃度が変化してしまう。図4はこの複写機におい
て、同一画像形成条件における湿度に関する複写画像濃
度特性を示す。この図4から分かるように、同一画像形
成条件において、低湿度側では複写画像濃度が低下し、
高湿度側で複写画像濃度が高くなる。
【0021】そこで、このような不具合を解消するため
に、この複写機では、トナーの吸湿度が良く反映される
前述の位置に温湿度センサ29を設置して温度および湿
度を検知し、この温湿度センサ29からの検知信号によ
りトナー補給量を環境の変化による複写画像濃度の変動
が無くなるように補正する。温湿度センサ29からの温
度検知信号,湿度検知信号は比較回路35にて基準値発
生部36からの各基準値とそれぞれ比較され、制御回路
33は比較回路35の出力信号に応じてトナー補給ロー
ラ駆動部34を制御してトナー補給ローラ28の回転を
制御することでトナー補給ローラ28の回転によるトナ
ー補給量を現像装置2の環境変化による複写画像濃度の
変化が無くなるように制御する。すなわち、制御回路3
3はレーザビーム発光時間の積算値が基準値の0.2s
ecに達して比較回路31の出力信号が入力される毎に
、比較回路35の出力信号に応じて使用環境の変化に応
じたトナー補給信号をトナー補給ローラ駆動部34に出
力してトナー補給ローラ28を回転させる。この結果、
トナー補給ローラ28の回転時間(トナー補給量)はト
ナー補給信号により使用環境の変化に応じて変化し、ト
ナーの帯電量Q/Mが変化しても複写画像濃度が変化し
ないようにトナー補給ローラ28の回転時間が制御され
る。
【0022】具体的には、図5に示すように使用環境が
温度:10℃,湿度:15%の時には、温度:20℃,
湿度:40%の時より現像剤のトナー濃度が0.5wt
%程度高めでないと、1.3以上のID(複写画像濃度
)を得ることができないので、トナー補給量(この例で
はトナー補給ローラ28の回転時間)を延長してトナー
濃度を高めに設定することによりIDが規格値を下回る
ことを防止している。逆に、使用環境が温度:10℃,
湿度:15%の時には、トナー補給ローラ28の回転時
間を短縮することによりトナー濃度を適正値に保ち、ト
ナー飛散や地汚れなどの副作用を防止している。 すなわち、制御回路33は比較回路35の出力信号によ
り図5に示すように、使用環境(温度,湿度)に応じて
トナー消費量とトナー補給量との関係を補正し、IDを
一定に保つようにトナー補給ローラ駆動部34を制御し
ている。
【0023】図6は上記トナー補給ローラ28の回転時
間とトナー補給量との関係を示す。この図6から分かる
ようにトナー補給ローラ28の回転によるトナー補給量
はトナー補給ローラ28の回転時間に比例している。
【0024】なお、上記複写機において、レーザビーム
発光時間積算回路30が画像形成動作(複写動作)時の
所定時間内におけるレーザビーム5の発光時間をカウン
トして積算するようにしてもよい。
【0025】上記複写機によれば、レーザビーム5の発
光時間を積算してトナー補給を制御するので、リアルタ
イムでトナー補給をトナー消費量に応じて行うことが可
能であり、トナー補給の応答性が高くてあらゆる画像に
対応できる。さらに、現像装置2の付近に温湿度センサ
29を設け、その検知信号により使用環境の変化に応じ
てトナー補給量を補正するので、使用環境が変動しても
複写画像濃度を高い精度で一定に維持することができて
常に安定した複写画像濃度を長期間にわたって得ること
ができ、使用環境の変動に起因する複写画像品質の低下
を防止することができる。
【0026】図7は本発明を応用した画像形成装置の他
の例を示す。この例は上記複写機において、感光体ドラ
ム1を露光する光ビームの発光時間を積算してその積算
値に応じてトナー補給を行うとともに、現像装置2の付
近にて温湿度センサにより温度及び湿度を検知して温湿
度センサからの検知信号により使用環境の変化に応じて
トナーの粉体特性変化に伴うトナー補給性の変動を補正
するようにしたものである。図7において、図1と同一
部分には同一符号が付してあり、レーザビーム発光時間
積算回路30はレーザビーム5の発光時間をカウントし
て積算することによって現像剤のトナー消費量を演算す
る。このレーザビーム発光時間積算回路30からのレー
ザビーム発光時間の積算値は比較回路31にて基準値発
生部32からの基準値の0.2secと比較されてレー
ザビーム発光時間の積算値が基準値の0.2secに達
する毎に比較回路31から出力信号が出力され、レーザ
ビーム発光時間積算回路30のレーザビーム発光時間積
算値がクリアされる。制御回路37は比較回路31の出
力信号によりトナー補給ローラ駆動部34を所定の時間
作動させてトナー補給ローラ28を回転させることで図
8に示すようにトナー補給ローラ28の回転によるトナ
ー補給量をレーザビーム発光時間積算回路30により演
算されたレーザビーム発光時間積算値に比例するように
制御する。したがって、現像部2aが静電潜像の現像で
消費されるトナー消費量がトナー補給ローラ28の回転
により補給され、現像部2a内の現像剤のトナー濃度が
一定値になるように制御される。
【0027】しかしながら、現実には、使用環境の変化
によってトナーの粉体特性が大きく変動するので、上記
トナー濃度制御だけでトナー濃度を一定に保つことは困
難である。すなわち、トナー補給量は、トナーの流動性
に左右されるので、トナー補給ローラ28の回転時間が
同じであっても、使用環境の変化によってトナーの粉体
特性が変動してトナー消費量とトナー補給量との関係に
誤差が生ずる。例えば、使用環境が温度:30℃,湿度
:90%の時には、温度:20℃,湿度:40%の時と
比較してトナーの流動性が悪くなり、トナー消費量が同
じであってもトナー補給ローラ28の回転時間を延長し
なくてはトナー消費量に見合った量のトナーを補給する
ことができず、複写枚数の増加と共にトナー濃度が低下
し、感光体ドラム1に対するキャリア付着や複写画像濃
度の低下が来す。逆に、使用環境が温度:10℃,湿度
:15%の時には、トナー補給ローラ28の回転時間を
短縮しなくてはトナー補給過多によるトナー飛散や地汚
れが生じて問題となる。
【0028】そこで、このような不具合を解消するため
に、この複写機では、トナーの吸湿度が良く反映される
前述の位置に温湿度センサ29を設置して温度および湿
度を検知し、この温湿度センサ29からの検知信号によ
りトナー補給量を環境の変化によりトナーの粉体特性が
変動しても複写画像濃度が一定に維持されるように補正
する。すなわち、温湿度センサ29からの温度検知信号
,湿度検知信号は比較回路38にて基準値発生部39か
らの各基準値とそれぞれ比較され、制御回路37は比較
回路38の出力信号に応じてトナー補給ローラ駆動部3
4を制御してトナー補給ローラ28の回転を制御するこ
とでトナー補給ローラ28によるトナー補給量を現像装
置2の使用環境変化による複写画像濃度の変化が無くな
るように制御する。すなわち、制御回路33はレーザビ
ーム発光時間の積算値が基準値の0.2secに達して
比較回路31の出力信号が入力される毎に比較回路38
の出力信号により使用環境の変化によるトナーの粉体特
性の変動に応じてトナー補給信号をトナー補給ローラ駆
動部34に出力してトナー補給ローラ28を回転させる
。この結果、トナー補給ローラ28の回転時間(トナー
補給量)はトナー補給信号により使用環境の変化による
トナーの粉体特性の変動に応じて変化し、使用環境が変
化しても複写画像濃度が変化しないようにトナー補給ロ
ーラ28の回転時間が制御される。図9はトナー補給ロ
ーラ28の回転時間,トナー消費量,温度および湿度の
関係の一部を示し、制御回路37はこのような関係を満
たすようにトナー補給ローラ駆動部34を制御する。
【0029】この複写機によれば、レーザビーム5の発
光時間を積算してトナー補給を制御するので、リアルタ
イムでトナー補給をトナー消費量に応じて行うことが可
能であり、トナー補給の応答性が高くてあらゆる画像に
対応できる。さらに、現像装置2の付近に温湿度センサ
29を設け、その検知信号により使用環境の変化による
トナーの粉体特性変化に伴うトナー補給性の変動に応じ
てトナー補給量を補正するので、使用環境が変動してト
ナーの粉体特性変化に伴うトナー補給性が変動しても複
写画像濃度を高い精度で一定に維持することができて常
に安定した複写画像濃度を長期間にわたって得ることが
でき、使用環境の変動に起因する複写画像品質の低下を
防止することができる。
【0030】なお、この複写機において、レーザビーム
発光時間積算回路30が画像形成動作(複写動作)時の
所定時間内におけるレーザビーム5の発光時間をカウン
トして積算するようにしてもよい。また、本発明は複写
機以外のプリンタ等の画像形成装置にも同様に応用する
ことができ、また、レーザビーム以外の光ビームを感光
体に露光して静電潜像を形成する方式の画像形成装置に
も同様に応用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
画像情報信号に応じた光ビームを走査しながら感光体に
露光して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置で
現像剤により現像して転写材に転写する画像形成装置の
トナー濃度制御方法において、前記光ビームの発光時間
を積算してその積算値に応じて前記現像装置内の現像剤
にトナーを補給するので、リアルタイムでトナー補給を
トナー消費量に応じて行うことが可能であり、トナー補
給の応答性が高くてあらゆる画像に対応できる。さらに
、現像装置の付近にて温湿度検知手段により温度及び湿
度を検知し、この温湿度検知手段からの検知信号に応じ
て現像量の変動を補正するようにトナー補給を制御する
ので、使用環境が変動しても複写画像濃度を高い精度で
一定に維持することができて常に安定した複写画像濃度
を長期間にわたって得ることができ、使用環境の変動に
起因する複写画像品質の低下を防止することができる。
【0032】また、請求項2の発明によれば、画像情報
信号に応じた光ビームを走査しながら感光体に露光して
静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置で現像剤に
より現像して転写材に転写する画像形成装置のトナー濃
度制御方法において、前記光ビームの発光時間を積算し
てその積算値に応じて前記現像装置内の現像剤にトナー
を補給するので、リアルタイムでトナー補給をトナー消
費量に応じて行うことが可能であり、トナー補給の応答
性が高くてあらゆる画像に対応できる。さらに、現像装
置の付近にて温湿度検知手段により温度及び湿度を検知
し、この温湿度検知手段からの検知信号に応じてトナー
の特性変化による補給性の変動を補正するので、使用環
境が変動してトナーの粉体特性変化に伴うトナー補給性
が変動しても複写画像濃度を高い精度で一定に維持する
ことができて常に安定した複写画像濃度を長期間にわた
って得ることができ、使用環境の変動に起因する複写画
像品質の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用した複写機の一例におけるトナー
濃度制御装置を示すブロック図である。
【図2】同複写機の概略を示す断面図である。
【図3】同複写機の現像装置を示す断面図である。
【図4】同複写機の同一画像形成条件における湿度に関
する複写画像濃度特性を示す特性図である。
【図5】同複写機のトナー濃度制御特性の一部を示す特
性図である。
【図6】同複写機のトナー補給ローラ回転時間とトナー
補給量との関係を示す特性図である。
【図7】本発明を応用した複写機の他の例におけるトナ
ー濃度制御装置を示すブロック図である。
【図8】同複写機のレーザビーム発光時間とトナー濃度
との関係を示す特性図である。
【図9】同複写機のトナー濃度制御特性の一部を示す特
性図である。
【符号の説明】
29      温湿度センサ 30      レーザビーム発光時間積算回路31,
35,38      比較回路32,36,39  
    基準値発生部33,37      制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報信号に応じた光ビームを走査しな
    がら感光体に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像
    を現像装置で現像剤により現像して転写材に転写する画
    像形成装置のトナー濃度制御方法において、前記光ビー
    ムの発光時間を積算してその積算値に応じて前記現像装
    置内の現像剤にトナーを補給するとともに、前記現像装
    置の付近にて温湿度検知手段により温度及び湿度を検知
    し、この温湿度検知手段からの検知信号に応じて現像量
    の変動を補正するように前記トナー補給を制御すること
    を特徴とするトナー濃度制御方法。
  2. 【請求項2】画像情報信号に応じた光ビームを走査しな
    がら感光体に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像
    を現像装置で現像剤により現像して転写材に転写する画
    像形成装置のトナー濃度制御方法において、前記光ビー
    ムの発光時間を積算してその積算値に応じて前記現像装
    置内の現像剤にトナーを補給するとともに、前記現像装
    置の付近にて温湿度検知手段により温度及び湿度を検知
    し、この温湿度検知手段からの検知信号に応じて前記ト
    ナーの特性変化による補給性の変動を補正することを特
    徴とするトナー濃度制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5708917A (en) * 1995-03-06 1998-01-13 Minolta Co., Ltd. Toner replenishment device for an image forming apparatus which employs pixel density and toner density information

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5708917A (en) * 1995-03-06 1998-01-13 Minolta Co., Ltd. Toner replenishment device for an image forming apparatus which employs pixel density and toner density information

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