JP5587388B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図5は、本実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す。本実施の形態において、画像形成装置100は、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体(転写材)、例えば、記録用紙、OHPシート或いは布などに画像形成するレーザービームプリンタとされる。
t1は、感光ドラムの回転時間である。t2は、感光ドラムの停止時間である。環境温度Tc、絶対湿度Wは、画像形成装置の電源がONとなったときの温湿度センサ18が読み取った値を記憶手段20へ保存した値である。
VLupは次式で示される。
VLup=λ×Vupend
t1up=t1+t1up_lk・・・数式1
t1・・・今回の画像形成ジョブで感光ドラム1が回転開始してからの経過時間
t1up_lk・・・今回の画像形成ジョブが開始された時の感光体のVLアップ量をテーブルAにより時間に逆換算した値
VLup=λ×Vupend・・・数式2
今回の画像形成ジョブが開始された時の感光体のVLアップ量であるVLupは数式2で示される。数式1にて説明したt1up_lkはこのVLup量をテーブルAにより時間に逆換算したものである。
t1dw = t1 + t1dw_lk ・・・ 数式3
t1・・・今回の画像形成ジョブで感光ドラム1が回転開始してからの経過時間t1dw_lk・・・今回の画像形成ジョブが開始された時の感光体のVLダウン量をプリントモードに対応したテーブルDにより時間に逆換算した値
VLdw=b×Vdwend・・・数式4
1Y、1M、1C、1K 感光ドラム
2Y、2M、2C、2K 帯電ローラ
3Y、3M、3C、3K 露光装置
5Y、5M、5C、5K 現像装置
6Y、6M、6C、6K 現像スリーブ
7Y、7M、7C、7K 転写ローラ
8Y、8M、8C、8K 廃トナー収容部
9 転写ベルト
11 給紙カセット
13 レジローラ
14 定着装置
16 クリーニングブレード
17 エンジン制御部
18 温湿度センサ
20 記憶手段
21 読み取り手段
22 CPU
23 制御手段
24 タイマー
25 計算手段
26 書き込み手段
27a〜d 第1〜第4ステーションに対応したVLアップテーブル
28a〜d 第1〜第4ステーションに対応したVLダウンテーブル
Claims (14)
- 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
表面が回転可能な感光体と、現像バイアスが印加されることで前記感光体に形成された潜像に現像剤を供給して現像剤像とする現像装置と、をそれぞれが有する複数の画像形成ステーションと、
前記感光体の上に形成された現像剤像を中間転写手段又は搬送手段に搬送された記録媒体に転写を行なう転写装置と、
記録媒体に転写された現像剤像を定着させる定着装置と、
前記感光体が停止状態から移動を開始して経過した時間である感光体回転時間に関する情報と、前記感光体が移動状態から停止して経過した時間である感光体停止時間に関する情報を取得する時間情報取得手段と、
前記現像バイアスの絶対値を減少させるように作用する第1の現像バイアス補正量を、前記感光体回転時間、前記感光体停止時間および、前記画像形成ステーションの位置に応じて計算し、前記第1の現像バイアス補正量に応じて前記現像バイアスを制御する制御手段と、
を備え、
前期制御手段は、
前記第1の現像バイアス補正量によって前記現像バイアスの絶対値が減少する減少量を、前記感光体回転時間が増加するほど大きくし、前記感光体停止時間が増加するほど小さくし、前記中間転写手段又は前記搬送手段の移動方向における上流側の画像形成ステーションほど大きくすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置は更に、前記画像形成装置が用いられる環境の環境情報を検出する環境情報取得手段を備え、
前記制御手段は、前記第1の現像バイアス補正量を計算する際に、前記感光体回転時間、前記感光体停止時間、前記画像形成ステーションの位置に加えて、前記環境情報を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記環境情報には、前記画像形成装置が用いられる環境の温度が含まれることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記環境情報には、前記画像形成装置が用いられる環境の温度および湿度が含まれることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記現像バイアスを増加させるように作用する第2の現像バイアス補正量を、前記感光体回転時間、前記感光体停止時間に応じて計算し、前記第1の現像バイアス補正量に加えて前記第2の現像バイアス補正量を用いて前記現像バイアスを制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記現像バイアスを増加させるように作用する第2の現像バイアス補正量を、前記感光体回転時間、前記感光体停止時間および前記環境情報に応じて計算し、前記第1の現像バイアス補正量に加えて前記第2の現像バイアス補正量を用いて前記現像バイアスを制御することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第2の現像バイアス補正量によって前記現像バイアスの絶対値が増加する増加量は、前記感光体回転時間が増加するほど大きくなり、前記感光体停止時間が増加するほど小さくなることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
- 前記感光体回転時間、前記感光体停止時間の条件が同じ場合、前記第2の現像バイアス補正量は、前記複数の画像形成ステーションで同じになることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
表面が回転可能な感光体と、帯電バイアスが印加されることで前記感光体を帯電する帯電装置と、をそれぞれが有し、前記感光体に現像剤像を形成する複数の画像形成ステーションと、
前記感光体の上に形成された現像剤像を中間転写手段又は搬送手段に搬送された記録媒体に転写を行なう転写装置と、
記録媒体に転写された現像剤像を定着させる定着装置と、
前記感光体が停止状態から移動を開始して経過した時間である感光体回転時間に関する情報と、前記感光体が移動状態から停止して経過した時間である感光体停止時間に関する情報を取得する時間情報取得手段と、
前記帯電バイアスの絶対値を増加させるように作用する第1の帯電バイアス補正量を、前記感光体回転時間、前記感光体停止時間および前記画像形成ステーションの位置に応じて計算し、かつ、前記帯電バイアスを減少させるように作用する第2の帯電バイアス補正量を、前記感光体回転時間と前記感光体停止時間に応じて計算し、前記第1の帯電バイアス補正量および前記第2の帯電バイアス補正量に応じて前記帯電バイアスを制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記第1の帯電バイアス補正量によって前記帯電バイアスの絶対値が増加する増加量を、前記感光体回転時間が増加するほど大きくし、前記感光体停止時間が増加するほど小さくし、前記中間転写手段又は前記搬送手段の移動方向における上流側の画像形成ステーションほど大きくし、
前記第2の帯電バイアス補正量によって前記帯電バイアスの絶対値が減少する減少量を、前記感光体回転時間が増加するほど大きくなり、前記感光体停止時間が増加するほど小さくすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置は更に、前記画像形成装置が用いられる環境の環境情報を検出する環境情報取得手段を備え、
前記制御手段は、前記第1の帯電バイアス補正量を計算する際に、前記感光体回転時間、前記感光体停止時間、前記画像形成ステーションの位置に加えて、前記環境情報を用いることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。 - 前記環境情報には、前記画像形成装置が用いられる環境の温度が含まれることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記環境情報には、前記画像形成装置が用いられる環境の温度および湿度が含まれることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記感光体回転時間、前記感光体停止時間の条件が同じ場合、前記第2の帯電バイアス補正量は前記複数の画像形成ステーションで同じになることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写手段又は前記搬送手段は、前記画像形成装置の内部を循環するように移動し、
前記定着装置は、前記中間転写手段又は前記搬送手段の移動方向において、前記複数の画像形成ステーションの内の最下流のステーションよりも下流で、前記中間転写手段又は前記搬送手段の表面の近傍に位置することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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