JPH0673040B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0673040B2
JPH0673040B2 JP62233337A JP23333787A JPH0673040B2 JP H0673040 B2 JPH0673040 B2 JP H0673040B2 JP 62233337 A JP62233337 A JP 62233337A JP 23333787 A JP23333787 A JP 23333787A JP H0673040 B2 JPH0673040 B2 JP H0673040B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般には、磁性トナーと非磁性トナーを使用
し、2色又は多色のカラー画像を形成するための電子写
真方式の画像形成装置に関するものであり、特に繰返し
使用される像担持体のクリーニング手段に特徴を有する
画像形成装置に関するものである。
従来の技術及び問題点 例えば電子写真複写装置等の画像形成装置においては、
電子写真感光体表面に形成したトナー像を紙等の転写材
に転写し、コピーを得るが、感光体は表面上に残留され
たトナーを種々の形態をしたクリーニング手段にて除去
した後繰り返し画像形成工程に供せられる。
この種のクリーニング手段としては、ウレタンゴム等の
弾性材からなるクリーニングブレードを使用した構成が
一般的であり、斯る構成は簡単で小型コンパクトであ
り、しかも残留トナーの除去機能もすぐれているので従
来から広く実用されている。
しかしながら、このようなクリーニングブレードはトナ
ー除去機能は優れているが、転写材として最も頻繁に使
用されているように転写紙を用いた場合には該転写紙か
ら発生するロジン、タルク等の析出物或いは装置内の高
電圧部材から発生するコロナ生成物等の除去には不十分
であり、このような物質が感光体表面に付着すると高湿
下において画像流れを生じ著しくコピー像の質を低下せ
しめるという問題があつた。
そこで、これら感光体上の付着物を除去するためにクリ
ーニング手段としてマグネツトローラを設け、該ローラ
上に磁性粒子層を形成し、この磁性粒子で感光体表面を
摺擦し、前記付着物を除去するように構成したものが提
案され、実際に使用されている。
一方、近年、記録像がより明瞭となり且つ情報の理解が
より容易となる等の理由から、例えばフオーマツトの色
と計算値やデータの値の色とが異なる色で表現された
り、CADにより出力された図面の一部が他の色で出力さ
れる等、2色又は多色で識別されることが望まれてお
り、黒色以外の色トナーが多く使用されるようになつて
きた。
一般に、黒色以外の色トナーは現在主に非磁性トナーで
あるため、この非磁性トナーのみが多く使用された場合
にはマグネツトローラ上の磁性粒子層の表面が非磁性ト
ナーで覆われてしまい、その結果クリーニング手段の容
器外へと非磁性トナーが落下し、機内汚れや画像汚れを
生じさせることがあつた。
発明の目的 本発明の目的は、磁性トナー及び非磁性トナーを使用し
て画像を形成する装置において、特に非磁性トナーが使
用される場合に、磁性粒子をクリーニング手段のマグネ
ツトローラ部に供給し、マグネツトローラ上の磁性粒子
層に磁性トナーと非磁性トナーを混在させ、磁性粒子層
の表面が非磁性トナーのみで覆われてしまうことを防
ぎ、非磁性トナーの落下による機内飛散や画像汚れを防
止し、高品質の画像を得ることのできる画像形成装置を
提供することである。
問題点を解決するための手段 上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。
要約すれば本発明は、像担持体に潜像を形成し、該潜像
を磁性トナー又は非磁性トナーにて選択的に現像するこ
とにより可視像化し、該可視像を転写材に転写し、像担
持体上の残留トナーは、磁性粒子にて像担持体をクリー
ニングするマグネツトクリーニング手段を備えたクリー
ニグ装置にて除去することにより像担持体を繰返し使用
するようにした画像形成装置において、画像形成時に非
磁性トナーが使用された場合には、該画像形成のための
画像情報に基づき、前記クリーニング装置に磁性粒子を
供給することを特徴とする画像形成装置である。
実施例 次に、本発明に係る画像形成装置を図面に即して更に詳
しく説明する。
第1図には本発明に係る画像形成装置を具現化した2色
記録を可能とする電子写真装置の一例が概略図示され
る。本実施例によると、ドラム状の像担持体、即ちアモ
ルフアスシリコン等の光導電層を有した電子写真感光体
ドラム1が矢印方向に回転自在に担持され、その回りに
画像形成手段が配置される。更に説明すると、感光体ド
ラム1の周囲には第1の帯電器2と、第1画像露光手段
3と、第1の現像器4と、第2画像露光手段6と、第2
の現像器7と、転写帯電器8と、クリーニング手段11と
を有する。
又、第1画像露光手段3及び第2画像露光手段6は、第
1の画像信号により変調された第1のレーザービームを
出射する第1の半導体レーザー12と、第2のレーザービ
ームを出射する第2の半導体レーザー13と、モータ15に
て駆動され第1及び第2のレーザービームを偏光し、結
像レンズ16及び折り返しミラー17を介して第1画像及び
第2画像を感光体1上へとラスタ走査する回転多面鏡14
とを有する。更に、後で説明するように、第1現像器4
と第2画像露光手段6との間に再(第2)帯電器5を設
けることもできる。
次に、上記構成の2色電子写真装置の作動について第2
図及び第3図をも参照して説明する。
矢印A方向に回転する感光体ドラム1は、第1帯電器2
により例えば+460Vに一様に帯電される(第2図
(イ))。前記第1露光手段3により感光体1には、露
光部の表面電位が例えば+110Vとされる第1の潜像が形
成される(第2図(ロ))。該第1の潜像は、例えば赤
トナーを有した第1の現像器4にて、適当な大きさのバ
イアスを印加して、反転現像される(第2図(ハ))。
この時、可視像化された赤色トナー像電位はトナー電荷
により100V程度電位が上がり+200V程度となる。
次いで、第2露光手段6により第2の画像信号が感光体
1に照射され、感光体1には、露光部の表面電位が例え
ば+90Vとされる第2の潜像が形成される(第2図
(ニ))。このとき別法として、上述したように、第2
帯電器5を設け、第1の潜像を可視像化した後感光体1
を再帯電することで第1のトナー像電位を、例えば、第
3図(ニ)に図示されるように、+420Vに上げ、その後
に第2の画像露光6を行ない、露光部電位を+60Vに減
衰させ(第3図(ホ))ることも可能である。
この様にして形成された第2の潜像は、例えば黒トナー
を有する第2の現像器7にて、適当な大きさのバイアス
を印加することにより、第2の潜像が可視像化される
(第2図(ホ)、第3図(ヘ)。次いで、感光体上の2
色画像は、一般には転写材9に転写帯電器8により転写
され、分離帯電器30にて感光体ドラム1から剥離され、
定着手段10にて定着された後2色カラープリントとして
機外へと排出される。
一方、感光体ドラム1はクリーニング装置11にて残留ト
ナーが除去された後、次の画像形成プロセスに供され
る。
第4図にクリーニング装置11の一実施例が図示される。
本実施例にて、クリーニング装置11は容器20を有し、該
容器20内にはウレタンゴム等の弾性材からなるクリーニ
ングブレード22と、マグネツトクリーニング手段24とを
有する。マグネツトクリーニング手段24は、外周面上に
磁性粒子層、本実施例では磁性トナー層26を形成し得る
ようにしたマグネツトローラ28と、該マグネツトローラ
上の磁性トナー層26の厚さを所定厚さとする層厚規制部
材30とを有する。
上記構成により、感光体ドラム1上の残留トナー等の付
着物は、マグネツトローラ上の磁性トナー層26と摺擦さ
れることとなり、除去されるか、又は付着力が弱められ
る。更に、感光体ドラム1は磁性トナー層26と接触する
ことにより、磁性トナー層26aにてコーテイングされ、
残留トナー、残留付着物と共にクリーニングブレード22
にて感光体ドラム1表面上から除去される。
このようにして除去された残留トナー、残留付着物は搬
送スクリユー32にて回収容器(図示せず)へと排出され
る。
上記構成のクリーニング装置11にて非磁性トナーが残留
トナーとして回収される際には、非磁性トナーはマグネ
ツトローラ28上の磁性トナー層26に物理的に或いは電気
的に吸着され、磁性トナーと共にマグネツトローラ28上
に保持される。
しかしながら、画像形成に当り非磁性トナーが磁性トナ
ーに比べ多量に使用される場合には、例えば赤色コピー
を連続して作製する場合には、クリーニング装置11のマ
グネツトローラ28上の磁性トナー層26は回収される非磁
性トナーにより覆われてしまい、非磁性トナーの飛散、
ボタ落ち等により装置内が汚損される恐れが生じる。
本発明に従えば、上記問題を解決するために、画像形成
に際し、非磁性トナーが使用された場合には、クリーニ
ング装置11のマグネツトローラ28に磁性トナーが強制的
に供給される。
つまり、本発明によれば、非磁性トナーが、本実施例で
は赤色トナーが画像形成のために使用された場合には、
該赤色トナーが使用された、感光体ドラムの軸方向の位
置、そのときの赤色トナーの使用量(画像情報量)を検
知し、その後前記赤色トナーを使用した位置及び画像情
報量に対応して黒色トナー(磁性トナー)が、感光体ド
ラムの非画像領域に、即ち、感光体が連続供給される各
転写材とは接触しない、転写材と転写材との間の感光体
領域に、更には感光体の後回転工程時に感光体上に現像
され、転写作用を受けることなくクリーニング装置のマ
グネツトローラへと供給される。
実施例1 本発明に従つて実施される感光体非画像部への黒トナー
の現像態様について、第6図を参照しながら、本発明に
係る2色画像形成装置の作動システムの一実施例を説明
する。
本発明に係る2色画像形成装置の作動システムは、マイ
クロコンピユータシステムA−1と、画像データ積算回
路A−2と、画像が記録されるプリント紙1枚分の先頭
を示す信号をマイクロコンピユータシステムA−2に送
信し、画像データの書き込むタイミングを指示する回路
A−3と、本電子写真装置を作動するためのシーケンス
コントロール用入出力ドライバーA−4とを有する。
マイクロコンピユータシステムA−2は、第7図に示さ
れるように、16bitの“CPU"B−1と、該CPUとアドレス
/データバスで結ばれた周辺デバイスB−2〜B−7、
即ち、本電子写真装置の全ての動作をつかさどるプログ
ラムが格納されている“ROM"B−2、“RAM"B−3、タイ
ムジエネレーターB−4、図示されてはいない他のCPU
と通信を行なうシリアルコントローラB−5、複数の割
込み信号を制御するコントローラB−6、及び入出力ポ
ートB−7とを有する。
マクロコンピユータシステムA−1及び画像データ積算
回路A−2には赤信号用レーザービームの水平同期信号
(BD)A−5及び黒信号用レーザービームの水平同期信
号(BD)A−10が入力され、更に画像データ積算回路A
−2には赤及び黒クロツク信号A−6及びA−9、並び
に赤データ信号A−7が入力される。
更に説明すると、赤信号用レーザービームの水平同期信
号(BD)A−5と共に画像のたて分、A4サイズでは297m
mの画像が出力される。本実施例で画像は16ドツト/mmの
解像度でドラム上に形成させるものとすると、積算回路
A−2の検出回路には1/16のデータが入力される。クロ
ツクA−6は、レーザー書き込みの1/16であり、1ライ
ン分のクロツクは297回入る。つまり1mm当り1画素分の
データを取ることになる。主走査、副走査とも同様に1/
16に間引いて行なわれる。従つて、A4サイズの場合297
画素×210画素になる。
画像積算回路A−2に入力される、赤信号用レーザーか
ら出力されるべきデータA−7は、本実施例では1画素
8bitのデータを持ちレーザー出力時に1画素に対するON
時間を256分割することにより画像が形成される。積算
回路A−2に入るデータは1画素当り上位6bitのみが入
力される。
データA−8は、画像データではなく、転写材(プリン
ト紙)の間の非画像領域にて行なわれる黒トナー現像の
ための黒トナー現像シーケンスに用いる黒信号用レーザ
ーの8bitデータである。このデータに基づき感光体ドラ
ム上に1画素当りのレーザーON時間を制御することによ
り、赤トナーが多くのつた部分に対しては、黒トナー現
像を多く行なわせることができる。この時主走査は1ド
ツト/mmの解像度のままであるので、クロツクA−9は
クロツクA−6と同じスピードで297回入る。しかし副
走査は、本来の解像度である16ドツト/mmで動作するの
で、黒信号用レーザービームの水平同期信号(BD)A−
10は赤信号用レーザービーム水平同期信号(BD)A−5
の16倍である。
次に、第8図及び第9図を参照して上記構成によるシス
テムの動作原理を説明する。
第8図(イ)には、第1図の転写材9に相当するプリン
ト紙C−1が示される。該プリント紙C−1には、赤信
号用レーザーにてドラム上に形成された潜像を赤現像器
により可視像化し、第8図(イ)に図示するような赤色
画像C−2が形成される。
本発明に従えば上述したように、第8図(イ)にて矢印
方向が副走査方向とすると、主走査方向に見て赤い部分
の多い所(第8図(イ)にてa、c部分)に対しては1
ページ分の画像形成後に、黒現像器による黒トナー(磁
性トナー)現像を感光体の非画像領域にて行ない、黒ト
ナーがクリーニング装置11へと送給される。
第8図(ロ)には第8図(イ)の赤画像部の積算結果が
示される。該赤画像の積算は、上記画像データ積算回路
A−2にて実施される。第4図に画像データ積算回路A
−2の作動を説明するためのブロツク図が例示される。
画像データ積算回路A−2において、6bit×297の第1
のシフトバツフアE−1はクロツクA−6に基づいて1
データ(6bit)づつシフトし、カウントバツフアE−2
は赤BD信号A−5に基づいて前記シフトバツフアE−1
からの各データをパラレルに加算する。カウントバツフ
アE−2において1データは16bitで構成され、各デー
タは、シフトバツフアE−1からカウントバツフアE−
2に転送される時に、(E−2の内容)+(E−1の内
容)→(E−2の内容)になる。
プリント紙1枚分の積算が終了するとカウトントバツフ
アE−2は第2のシフトバツフアとして機能し、該シフ
トバツフアE−2からは黒信号用レーザーの水平同期信
号(BD)A−10を基準としてクロツクA−9に基づいて
16bit積算データがシフトされながら出力される。しか
しながら、レーザー出力は8bitに基づく制御であるので
前記16bitの積算データは8bitデータに変換するための
回路E−3を通される。
変換方法は、回路E−3に対する16bitの入力信号を
D16、8bitの出力信号をD8とすると、D16>1000HならばD
8=80Hにする。OFFH≧D16≧0000Hの範囲では、D16を右
へ5bitシフトする。例えば、D16=123HならばD8=9Hに
なる。
その後無条件にD8+10Hを行なう。これはD8=0になつ
た場合でも黒トナーを若干感光体の方へと移動(現像)
せしめるためである。
本実施例の作動を第11図に示すフローチヤートに即して
更に詳しく説明する。赤信号の積算を始めるに先立つて
シフトバツフアE−1及びカウンタバツフアE−2の内
容を0クリアする(ステツプF0、F1)。
プリント紙1ページ部の画像の先頭を示すVsyncを待ち
(ステツプF2)、YESの信号にて積算回路A−2の動作
を可能とするイネーブル(ENABLE)信号をONにする(ス
テツプF3)。レーザービーム1ライン分を示す赤BD信号
を待ち、その間にシフトバツフアE−1にデータが格納
される(ステツプF4)。ステツプF4におけるYES信号に
て、つまり赤BD信号を検知したらバツフアE−1から積
算バツフアE−2へデータを加算転送する(ステツプF
5)。プリント紙1ページ分が終了するまで上記ステツ
プF4〜6は繰返し実施される。
プリント紙1ページ分の積算が終了すると(ステツプF
6)、黒現像器のAC/DCバイアスを制御して黒トナーを感
光体ドラムに現像する(ステツプF7)。黒用レーザーを
動作可能とし(ステツプF8)、600ライン分出力するた
めの黒BDカウンタをクリアする(ステツプF9)。黒BD信
号が入力されるのを待ち、この間に黒トナーはき出し用
データが出力される(ステツプF10)。
黒BDカウンタに+1加算して(ステツプF11)、600ライ
ン出力したかどうかを比較する(ステツプF12)。小さ
ければステツプF10へとループして前回と同じはき出し
用データが出力される。ステツプF12にてYES信号が出る
と、指定枚数分コピーが終了したかどうかチエツクし、
次のプリントがあればF0へとループする(ステツプF1
3)。
第10図は、第8図にて示される画像形成において上記態
様にて実施された黒現像器における黒トナー現像量の模
式図である。第10図にて、 は副走査方向であり、赤トナーが使用された位置に対応
し、また使用された量に応じて現像される黒トナーの位
置と量を示す。
本発明にて好ましくは、赤トナーが未使用の領域におい
ても黒トナーの現像はわずかに行なわれる。これは、ク
リーニング装置内で赤色トナーが飛散すること等により
赤色トナーが多く使用されなかつた部分に対応するマグ
ネツトローラ位置にも赤色トナーが付着するからであ
る。
このようにして転写紙間又は後回転時に、即ち非画像領
域に磁性トナーを現像し、クリーニング装置のマグネツ
トローラに黒色トナーを供給することができ、従来問題
とされた非磁性トナー、本実施例では赤色トナーにてマ
グネツトローラが覆われ、その結果赤色トナーが飛散し
たりボタ落ちを起し、装置内を汚損するといつたことが
解決される。
本発明者等が、第1図に図示される構成の装置にて、直
径108mmのアモルフアスシリコン感光体ドラムを使用
し、画像形成プロセス速度343mm/secにて画像形成実験
を行なつた結果によると、上記作動シーケンスに基づき
装置を運転した場合に、画像比率10%のチヤートを赤色
トナーのみでコピーして、A4サイズで間欠1枚コピーに
て5万枚、連続コピーにて10万枚のコピー試験では、赤
色トナーがクリーニング装置の容器外へと飛散すること
はなく、又画像の汚れ、装置内の汚損も全く生じなかつ
た。又、全面赤色のベタ画像を連続500枚コピーした場
合においても同様であつた。
尚、本実験において、クリーニング装置のマグネツトロ
ーラの直径は18mm、表面磁束密度1000ガウス、極位置6
極、周速250mm/secであり、又、感光体ドラムとマグネ
ツトローラとの間隙は1.0mm、マグネツトローラとトナ
ー層厚規制部材との間隙は1.3mmとされた。
実施例2 実施例1では、赤色トナーが使用された画像位置と、赤
色トナー使用量(即ち、赤レーザーON時間積算量)を検
知し、対応した位置にて対応した量の黒色トナーの現像
を行なつた。
しかしながら、本装置に使用されるメモリー数を削減す
るために、赤色トナーの使用位置については検知せず、
赤色トナーが使われた量だけを検知して感光体ドラムの
軸方向に一様に黒色トナーを現像することも可能であ
る。第12図に斯る実施例を示す画像データ積算回路A−
2のブロツク図が示される。
本実施例によると、バツフアD−1は6bit×297のシフ
トバツフアであり、クロツクA−6に基づく1line毎の
積分回路を有する。カウントバツフアD−2は赤BD信号
A−5に基づいて積分回路D−1からの各データを加算
する。このとき、カウントバツフアD−2から出力され
る1データーは16bitで構成される。従つて、積分回路
D−1からカウントバツフアD−2に転送される時に各
データは(D−2の内容)+(D−1の内容)→(D−
2の内容)になる。
プリント紙1枚分の積算が終了するとカウントバツフア
D−2は、シフトバツフアとして機能し黒信号用レーザ
ーの水平同期信号BDを基準としてクロツクA−9に基づ
いて積算データ16bitが出力される。以下、実施例1と
同様に作動される。
第13図は、第8図(イ)と同じ赤画像を形成した時の紙
間(後回転)時での黒色トナーの現像の模式図である。
赤画像の形成に使用された全赤色トナー量に対応して、
紙巾全体にわたつて黒現像器により黒色トナーが一様に
現像される。
実施例3 実施例2では、赤レーザーがONとなつた全時間を積算
し、それを平均化して黒色トナーの非画像域への現像を
行なつた。
実施例1と実施例2の中間として、例えば、感光体軸方
向を4分割し、その各々に対し赤レーザーON時間を積算
しその平均を黒色トナーの非画像域への現像量とするこ
ともできる。この場合の実施例が第14図に示される。
本実施例によると、バツフアF−1は6bit×297のシフ
トバツフアであり、クロツクA−6に基づく1/4line毎
の積分回路を有する。カウントバツフアF−2は赤BD信
号A−5に基づいて積分回路F−1からの各データを加
算する。このとき、カウントバツフアF−2から出力さ
れる1データーは16bitで構成される。
以下実施例1、2と同様に作動される。
第15図は、赤色画像に対応した黒色トナーの非画像域へ
の現像量の模式図である。
印は副走査方向である。
本実施例によると、画像を主走査方向に対し4分割し、
それぞれの赤レーザー積算時間に対応した黒色トナーの
非画像域への現像が行なわれる。
実施例4 本発明の他の実施例によれば、赤レーザーONの積算時間
を検知せずに、該赤レーザーの露光位置のみを検知し
て、赤色トナーが使用された現像量に関係なく、該露光
位置に対応した位置にて一定量の黒色トナーが現像され
る。
上記各実施例は、第1図に図示される構成の2色電子写
真装置にて実施するものとして説明したが、本発明は該
2色電子写真装置に限定されるものではなく他の2色電
子写真装置にも、又多色電子写真装置等の画像形成装置
にも応用できることは言うまでもない。又、潜像を形成
する露光手段をレーザー光により説明したが、他の手
段、例えば液晶シヤツターアレイのような露光手段をも
使用し得る。
又、上記各実施例では、マグネツトクリーニング手段は
マグネツトローラを有するものとしたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、内部に磁界発生手段を備え
た弾性ローラ或いは植毛ローラ等を使用することも可能
であり、その回転方向も図示されるものに限定されな
い。
更に、本発明は、上記実施例にて説明したようなマグネ
ツトローラ上の磁性トナーが像担持体表面に摺擦するよ
うにしたクリーニング装置ではなく、単にマグネツトク
リーニング手段が磁性トナー捕集部材として作用する構
成のクリーニング装置を採用した画像形成装置にても好
適に具現化し得るものである。
又、マグネツトクリーニング手段への磁性粒子の供給
は、上記実施例にて説明したように磁性トナー用現像器
にて非画像領域に磁性トナーを現像することにより行な
うのではなく、第5図に図示されるように、クリーニン
グ装置11内に磁性粒子供給手段40を設けることにより行
なつても良い。つまり、磁性粒子供給手段40は、磁性粒
子42を内蔵しマグネツトローラ28の軸線方向に沿つて多
数の供給口44が形成された供給器46を備え、各供給口44
の開閉を上記作動シーケンスに従つて制御することによ
り磁性粒子の供給が達成される。磁性粒子は、磁性トナ
ーでも良く、又他の磁性粒子とすることもできる。
更に又、非磁性トナーが磁性トナーよりも、クリーニン
グブレードエツジ部での凝集度が高く、クリーニング不
良が発生し易い場合には、マグネツトクリーニング手段
を有さないクリーニグ装置を備えた画像形成装置にても
本発明の原理に従つた作動シーケンスは有効である。
発明の効果 以上の如くに、本発明に係る画像形成装置は、画像形成
に際して非磁性トナーが使用された場合には磁性トナー
を強制的にクリーニング装置に供給し、非磁性トナーが
クリーニング装置内で飛散して容器内へと漏れたりする
のを防止し、延いては画像形成装置の汚損を防止するこ
とができるという特長を有する。
更に、本発明によれば、像担持体上の残留付着物を完全
に除去することができ、斯る付着物に起因した高湿度下
における画像流れを防止し、高画質の画像を得ることが
できるという効果を有する。
更に又、本発明によれば非磁性トナーが使用された場合
及びそのときの該トナーの使用量に応じて磁性トナーの
非画像域への現像が適度に行なわれるので、磁性トナー
の消費量を最小限度の抑えることができるという利益を
も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例である
2色電子写真装置の概略図である。 第2図(イ)〜(ホ)は、第1図の装置の画像形成態様
を説明するための各画像形成工程における感光体上の表
面電位を示す図である。 第3図(イ)〜(ヘ)は、第1図の装置の画像形成態様
を説明するための他の実施例に係る各画像形成工程にお
ける感光体上の表面電位を示す図である。 第4図及び第5図は、本発明に係る画像形成装置に使用
されるクリーニング装置の実施例の概略断面図である。 第6図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例に係る
システム構成図である。 第7図は、第6図のマイクロコンピユータシステムの一
実施例を示すブロック図である。 第8図(イ)及び(ロ)は、2色プリント物の一例を示
す図及びそのときの画像濃度を示す図である。 第9図は、第6図の画像データ積算回路の詳細ブロツク
図である。 第10図は、本発明に従つて実施される磁性トナー現像態
様を示す図である。 第11図は、本発明に従つて実施される作動シーケンスの
フロー図である。 第12図は、第6図の画像データ積算回路の他の実施例に
係る詳細ブロツク図である。 第13図は、第12図の画像データ積算回路を備えた本発明
に従つて実施される磁性トナー現像態様を示す図であ
る。 第14図は、第1図の画像データ積算回路の更に他の実施
例に係る詳細ブロツク図である。 第15図は、第14図の画像データ積算回路を備えた本発明
に従つて実施される磁性トナー現像態様を示す図であ
る。 1:像担持体(感光体ドラム) 2:一次帯電器 3:第1画像露光手段 4:非磁性トナー現像器 5:再(第2)帯電器 6:第2画像露光手段 7:磁性トナー現像器 8:転写帯電器 11:クリーニング装置 22:クリーニングブレード 24:マグネツトクリーニング手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に潜像を形成し、該潜像を磁性ト
    ナー又は非磁性トナーにて選択的に現像することにより
    可視像化し、該可視像を転写材に転写し、像担持体上の
    残留トナーは、磁性粒子にて像担持体をクリーニングす
    るマグネツトクリーニング手段を備えたクリーニグ装置
    にて除去することにより像担持体を繰返し使用するよう
    にした画像形成装置において、画像形成時に非磁性トナ
    ーが使用された場合には、該画像形成のための画像情報
    に基づき、前記クリーニング装置に磁性粒子を供給する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】クリーニング装置に供給される磁性粒子は
    磁性トナーである特許請求の範囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】像担持体の非画像領域に磁性トナーを現像
    することによりマグネツトクリーニング手段に磁性粒子
    が供給されて成る特許請求の範囲第1項記載の装置。
  4. 【請求項4】非磁性トナーが使用される画像情報は、潜
    像を形成する露光時間の積算量であり、該積算量に応じ
    で磁性粒子の現像量が制御されて成る特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の装置。
  5. 【請求項5】非磁性トナーが使用される画像情報は、潜
    像を形成する露光位置であり、該露光位置に応じて磁性
    粒子の現像量が制御されて成る特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の装置。
  6. 【請求項6】非磁性トナーが使用される画像情報は、潜
    像を形成する露光位置と、露光時間の積算量とであり、
    該露光位置及び積算量に応じて磁性粒子の現像量が制御
    されて成る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の装
    置。
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