JPH1096857A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JPH1096857A
JPH1096857A JP8251636A JP25163696A JPH1096857A JP H1096857 A JPH1096857 A JP H1096857A JP 8251636 A JP8251636 A JP 8251636A JP 25163696 A JP25163696 A JP 25163696A JP H1096857 A JPH1096857 A JP H1096857A
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JP
Japan
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lens
lens group
focal length
zoom
group
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8251636A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Ozaki
弘康 尾崎
Takayuki Ito
孝之 伊藤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH1096857A publication Critical patent/JPH1096857A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/143Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
    • G02B15/1431Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive
    • G02B15/143105Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive arranged +-+

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変倍比3倍程度のビデオカメラ、デジタルカ
メラ等に用いられるズームレンズの小型化を行なう。 【構成】 物体側より順に、正、負、正の3つのレンズ
群からなり、第2レンズ群と第3レンズ群とを移動させ
ることにより変倍を行い、次の条件式(1)から(3)
を満足することを特徴とするズームレンズ。 (1)0<logZ2 /logZ<0.4 (2)0.25<d1-2 /fW <0.55 (3)3<L2-3 /fW <4.6 但し、 Z2 :第2レンズ群の長焦点距離端における横倍率/短
焦点距離端における横倍率、 Z:全系の最長焦点距離/最短焦点距離、 fW :全系の最短焦点距離、 d1-2 :短焦点距離端における第1レンズ群の最終面と
第2レンズ群の第1面との間の距離、 L2-3 :短焦点距離端における第2レンズ群と第3レン
ズ群の主点間隔。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、小型のビデオカメラ、デジタル
カメラ等に用いられる変倍比3倍程度のズームレンズに
関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】近年、ビデオカメラ、デジ
タルカメラ等の一層の小型化が要求され、これに伴い、
ズームレンズに対する全長の短縮化や前玉径の小型化が
要求されている。
【0003】従来の小型ズームレンズとしては、物体側
より順に、負の焦点距離を有する第1レンズ群と、正の
焦点距離を有する第2レンズ群とからなるレトロフォー
カスタイプの2群ズームが知られている。しかし、この
レトロフォーカスタイプの2群ズームは、マスターレン
ズとしての第2レンズ群だけで変倍するので変倍比を大
きくすることが難しく、Fナンバーを小さく(口径を大
きく)すると後群のレンズ径が大きくなり、また、高次
の球面収差が発生するという問題点がある。
【0004】また、物体側から順に、正の第1レンズ
群、負の第2レンズ群(バリエータ)、負の第3レンズ
群(コンペンセータ)、及び正の第4レンズ群(マスタ
ー)からなる4群ズームレンズが知られている。しかし
このタイプでは、主にバリエータの第2レンズ群だけで
変倍するため、レンズ全長が大きく、前玉径が大きく、
広角化が困難という問題点がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、ビデオカメラ、デジタルカメ
ラ等に用いられる変倍比3倍程度のズームレンズの小型
化を目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、物体側より順に、正の第1レ
ンズ群、負の第2レンズ群、及び正の第3レンズ群の3
つのレンズ群からなり、第2レンズ群と第3レンズ群と
を移動させることによりズーミングを行なうズームレン
ズにおいて、次の条件式(1)から(3)を満足するこ
とを特徴としている。 (1)0<logZ2 /logZ<0.4 (2)0.25<d1-2 /fW <0.55 (3)3<L2-3 /fW <4.6 但し、 Z2 :第2レンズ群の長焦点距離端における横倍率/短
焦点距離端における横倍率、 Z:全系の最長焦点距離/最短焦点距離、 fW :全系の最短焦点距離、 d1-2 :短焦点距離端における第1レンズ群の最終面と
第2レンズ群の第1面との間の距離、 L2-3 :短焦点距離端における第2レンズ群と第3レン
ズ群の主点間隔、である。
【0007】本発明のズームレンズは、さらに次の条件
式(4)を満足することが好ましい。 (4)0.6<fBW/fW <1.5 但し、 fBW:短焦点距離端における空気換算バックフォーカ
ス、である。
【0008】また、本発明のズームレンズは、その第3
レンズ群が正レンズと負レンズとの貼り合わせレンズを
含み、次の条件式(5)及び(6)を満足することが好
ましい。 (5)0.16<NN −NP (6)0.2<fW /|rC |<0.7(rC <0) 但し、 NN :貼り合わせレンズの負レンズの屈折率、 NP :貼り合わせレンズの正レンズの屈折率、 rC :貼り合わせレンズの貼り合わせ面の曲率半径、で
ある。
【0009】絞りは、第2レンズ群と第3レンズ群の間
に設けることが好ましい。この絞りは、第3レンズ群と
一体に移動させ、あるいは変倍時にも移動しないよう
に、第2レンズ群と第3レンズ群との間に固定してもよ
い。
【0010】フォーカシングは、第2レンズ群によって
行なわせるのがよい。第1レンズ群は、ズーミング中、
フォーカシング中のいずれも移動しない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のズームレンズは、図1に
示すように、物体側より順に、正の第1レンズ群10、
負の第2レンズ群20、絞りS、及び第3レンズ群30
からなっている。このズームレンズは、第2レンズ群2
0と第3レンズ群30を移動させてズーミングするもの
で、図1の移動軌跡の例では、短焦点距離端から長焦点
距離端にズーミングするとき、第2レンズ群20は物体
側から像側に、第3レンズ群30は像側から物体側にそ
れぞれ移動させる。CGは、ビデオカメラまたはデジタ
ルカメラのCCDのカバーガラスである。フォーカシン
グは、第2レンズ群20により行なう。第1レンズ群1
0は、ズーミング中及びフォーカシング中、固定されて
いる。絞りSは、第3レンズ群30の前方に固定して該
第3レンズ群30と一体に移動させ、あるいは第2レン
ズ群20と第3レンズ群30の間に固定して設ける。
【0012】本発明の3群ズームレンズは、正の第3レ
ンズ群が主としてマスターレンズの役割と変倍作用を司
り、第2レンズ群は変倍の作用を補足すると共に、変倍
による焦点ずれを補償する作用を有する。
【0013】条件式(1)は、第2レンズ群の変倍作用
を規定するものである。上述のように、変倍は主に第3
レンズ群によって行なわれ、第2レンズ群は変倍作用を
補足するものであるが、条件式(1)の下限を越える
と、第2レンズ群は変倍に寄与せず、第3レンズ群のみ
で変倍を行なうことになるので、3倍程度の高変倍比を
得ることが困難になる。また、第3レンズ群の移動量が
増大するので第3レンズ群の径が増大し、長焦点距離端
側での球面収差の補正が困難になる。逆に条件式(1)
の上限を越えて第2レンズ群の変倍作用への寄与が大き
くなると、第2レンズ群の変倍作用の負担が増大しす
ぎ、変倍に伴う収差変動の補正が困難となる。
【0014】条件式(2)は、第1レンズ群と第2レン
ズ群の間隔を規定するものである。下限を越えると、第
2レンズ群でフォーカシングをするとき、第1レンズ群
と干渉してしまう。上限を越えると、バックフォーカス
が小さくなりやすく、CCDの前方にフィルタ類を収納
するスペースを確保できなくなる。
【0015】条件式(3)は、第2レンズ群と第3レン
ズ群の主点間隔を規定するものである。下限を越える
と、第2レンズ群と第3レンズ群のパワーが大きくな
り、変倍時の収差補正が難しくなる。上限を越えると、
レンズ全長が長くなると共に、前玉径が大きくなる。
【0016】条件式(4)は、バックフォーカスを規定
するものである下限を越えると、CCDの前に配置され
るフィルター類のスペースが確保できなくなる。上限を
越えると、バックフォーカスが長くなりすぎ、レンズ全
長の小型化に反する。
【0017】第3レンズ群中に、正レンズと負レンズの
貼り合わせレンズを設けると、レンズ感度を低下させる
ことができる。レンズ全長を短縮したとき、第3レンズ
群中の正レンズ、負レンズすべてを単独で構成すると、
各レンズのパワーが増大し、偏心等製作誤差があったと
きの性能低下が大きくなる。つまり、レンズ感度が高く
なる。これに対し、第3レンズ群中の正レンズと負レン
ズを貼り合わせにすると、レンズ感度を低くすることが
できる。
【0018】条件式(5)および(6)は、この貼り合
わせレンズの貼り合わせ面に関するものである。第3レ
ンズ群は正のパワーが大きいので、貼り合わせ面は負の
パワーにするのが収差補正によい。条件式(5)と
(6)の下限を越えると、貼り合わせ面の負のパワーが
弱くなり、球面収差が補正不足となる。条件式(6)の
上限を越えると、負の面パワーが大きくなりすぎて、高
次の収差が発生してしまう。
【0019】絞りは、第2レンズ群と第3レンズの間に
設けることにより、第1レンズ群のレンズ径を小型化で
きる。この絞りは、第3レンズ群に固定して該第3レン
ズ群と一体に移動させても、第2、3レンズ群の間に固
定して設けてもよいが、固定して変倍時にも移動しない
ようにすると、鏡枠構成を簡単にでき、また、第3レン
ズ群の軽量化にもなる。
【0020】フォーカシングは、パワーの大きい第2レ
ンズ群で行なうことにより、フォーカシングの繰出し量
を小さくすることができる。第1レンズ群でフォーカシ
ングすると、前玉径の大型化を招く。つまり、第1レン
ズ群は、ズーミング時、フォーカシング時ともに移動し
ない完全固定レンズとする。
【0021】以下、具体的な数値実施例について、本発
明を説明する。 [実施例1]図2ないし図7は、本発明のズームレンズ
の第1の実施例を示す。図2は短焦点距離端、図4は中
間焦点距離、図6は長焦点距離端でのそれぞれのレンズ
構成である。正の第1レンズ群10は2群2枚からな
り、負の第2レンズ群20は3群3枚からなり、正の第
3レンズ群30は、1組の正負の貼り合わせレンズを含
む4群5枚からなっており、絞りSは、第3レンズ群3
0の前方に、該第3レンズ群30と一体に設けられてい
る。r14 面は、第3レンズ群中の正レンズと負レンズの
貼り合わせ面、r20 面とr21 面は、CCDのカバーガラ
スCGである。図3、図5及び図7は、それぞれ図2、
図4及び図6の状態での諸収差図である。
【0022】このレンズ系の具体的数値データを表1に
示す。諸収差図中、d線、g線、及びC線は、それぞれ
の波長の球面収差によって示される色収差及び倍率色収
差、Sはサジタル像の像面、Mはメリディオナル像の像
面を示している。
【0023】表および図面中、FNO はFナンバー、f は
焦点距離、W は半画角、fBはカバーガラスを含むバック
フォーカス(第3レンズ群最終面から撮像面までの空気
換算距離)を表す。Rは曲率半径、Dはレンズ面間隔、
d はd線に対する屈折率、νd はアッベ数を示す。
【0024】
【表1】 FNO=1:2.1-2.4-2.8 f=4.63-8.00-13.20 (変倍比(=全系の最長焦点距離/最短焦点距離);2.85) W=28.9-17.3-10.7 fB=4.06-5.66-8.34 (=(1.89-3.49-6.17)+(3.30/1.51823)) 面 No. R D Nd νd 1 19.614 1.00 1.80518 25.4 2 13.652 0.80 - - 3 15.401 2.64 1.69680 55.5 4 128.990 1.50-6.10-7.94 - - 5 12.905 1.00 1.77250 49.6 6 4.329 2.14 - - 7 -16.464 0.90 1.77250 49.6 8 22.618 0.19 - - 9 9.504 1.47 1.84666 23.8 10 32.729 11.89-5.69-1.17 - - 絞り ∞ 0.85 - - 11 28.017 1.56 1.80400 46.6 12 -21.797 0.10 - - 13 7.476 2.32 1.67790 55.3 14 -20.492 1.00 1.84666 23.8 15 15.606 1.14 - - 16 7.940 2.00 1.80518 25.4 17 4.059 0.81 - - 18 6.678 3.00 1.77250 49.6 19 1804.500 1.89-3.49-6.17 - - 20 ∞ 3.30 1.51823 59.0 21 ∞ - - -
【0025】[実施例2]図8ないし図13は、本発明
のズームレンズの第2の実施例を示す。図8は短焦点距
離端、図10は中間焦点距離、図12は長焦点距離端で
のそれぞれのレンズ構成である。正の第1レンズ群10
は単レンズからなり、負の第2レンズ群20は3群3枚
からなり、正の第3レンズ群30は、1組の正負の貼り
合わせレンズを含む4群5枚からなっており、絞りS
は、第3レンズ群30の前方に、該第3レンズ群30と
一体に設けられている。r12 面は、第3レンズ群中の正
レンズと負レンズの貼り合わせ面、r18 面とr19 面は、
CCDのカバーガラスCGである。図9、図11及び図
13は、それぞれ図8、図10及び図12の状態での諸
収差図である。
【0026】
【表2】 FNO=1:2.2-2.4-2.8 f=4.61-8.00-13.20 (変倍比;2.86) W=29.1-17.1-10.6 fB=4.00-5.77-8.79 (=(1.83-3.60-6.62)+(3.30/1.51823)) 面 No. R D Nd νd 1 18.895 3.36 1.48749 70.2 2 -8144.253 1.62-6.03-7.66 - - 3 14.322 1.00 1.80400 46.6 4 4.263 2.41 - - 5 -11.917 0.90 1.77250 49.6 6 60.106 0.10 - - 7 10.454 1.85 1.84666 23.8 8 43.237 11.99-5.81-1.16 - - 絞り ∞ 0.84 - - 9 23.595 1.64 1.80400 46.6 10 -17.139 0.10 - - 11 6.845 2.38 1.58913 61.2 12 -12.857 1.00 1.84666 23.8 13 16.348 2.38 - - 14 7.081 1.00 1.80518 25.4 15 4.112 1.33 - - 16 6.926 1.97 1.71736 29.5 17 5026.014 1.83-3.60-6.62 - - 18 ∞ 3.30 1.51823 59.0 19 ∞ - - -
【0027】[実施例3]図14ないし図19は、本発
明のズームレンズの第3の実施例を示す。図14は短焦
点距離端、図16は中間焦点距離、図18は長焦点距離
端でのそれぞれのレンズ構成である。正の第1レンズ群
10は単レンズからなり、負の第2レンズ群20は3群
3枚からなり、正の第3レンズ群30は、1組の正負の
貼り合わせレンズを含む4群5枚からなっており、絞り
Sは、第2レンズ群20と第3レンズ群30の間に固定
して設けられている。r12 面は、第3レンズ群中の正レ
ンズと負レンズの貼り合わせ面、r18 面とr19 面は、C
CDのカバーガラスCGである。図15、図17及び図
19は、それぞれ図14、図16及び図18の状態での
諸収差図である。
【0028】
【表3】 FNO=1:2.2-2.5-2.8 f=4.61-8.00-13.20 (変倍比;2.86) W=29.2-17.1-10.6 fB=3.86-5.49-8.12(=(1.79-3.42-6.05)+(3.14/1.51633)) 面 No. R D Nd νd 1 16.761 2.90 1.48749 70.2 2 295.051 1.40-6.05-8.25 - - 3 14.358 1.00 1.80400 46.6 4 4.188 2.29 - - 5 -12.760 0.90 1.77250 49.6 6 36.751 0.10 - - 7 10.145 1.56 1.84666 23.8 8 58.464 8.05-3.40-1.20 - - 絞り ∞ 5.05-3.42-0.79 - - 9 24.576 1.67 1.80400 46.6 10 -14.819 0.10 - - 11 6.274 2.81 1.58913 61.2 12 -10.537 1.00 1.84666 23.8 13 13.556 1.39 - - 14 8.821 1.00 1.80518 25.4 15 4.205 1.75 - - 16 8.187 2.04 1.71736 29.5 17 -21.665 1.79-3.42-6.05 - - 18 ∞ 3.14 1.51633 64.1 19 ∞ - - -
【0029】[実施例4]図20ないし図25は、本発
明のズームレンズの第4の実施例を示す。図20は短焦
点距離端、図22は中間焦点距離、図24は長焦点距離
端でのそれぞれのレンズ構成である。正の第1レンズ群
10は単レンズからなり、負の第2レンズ群20は3群
3枚からなり、正の第3レンズ群30は、1組の正負の
貼り合わせレンズを含む4群5枚からなっており、絞り
Sは、第2レンズ群20と第3レンズ群30の間に固定
して設けられている。r12 面は、第3レンズ群中の正レ
ンズと負レンズの貼り合わせ面、r18 面とr19 面は、C
CDのカバーガラスCGである。図21、図23及び図
25は、それぞれ図20、図22及び図24の状態での
諸収差図である。
【0030】
【表4】 FNO=1:2.4-2.7-3.2 f=4.61-8.00-13.20 (変倍比;2.86) W=29.2-17.2-10.7 fB=3.37-5.15-8.16(=(1.30-3.08-6.09)+(3.14/1.51633)) 面 No. R D Nd νd 1 17.093 3.02 1.48749 70.2 2 1100.000 1.76-6.14-7.91 - - 3 19.175 1.00 1.80400 46.6 4 4.194 2.04 - - 5 -14.266 0.90 1.77250 49.6 6 63.482 0.10 - - 7 9.100 1.57 1.84666 23.8 8 26.360 8.24-3.86-2.09 - - 絞り ∞ 6.30-4.52-1.51 - - 9 11.050 1.83 1.80400 46.6 10 -22.800 0.10 - - 11 7.547 2.74 1.51633 64.1 12 -7.547 1.00 1.84666 23.8 13 99.020 1.82 - - 14 18.390 1.00 1.80518 25.4 15 4.000 1.48 - - 16 6.818 2.12 1.74077 27.8 17 -31.300 1.30-3.08-6.09 - - 18 ∞ 3.14 1.51633 64.1 19 ∞ −
【0031】[実施例5]図26ないし図31は、本発
明のズームレンズの第5の実施例を示す。図26は短焦
点距離端、図28は中間焦点距離、図30は長焦点距離
端でのそれぞれのレンズ構成である。正の第1レンズ群
10は単レンズからなり、負の第2レンズ群20は3群
3枚からなり、正の第3レンズ群30は、1組の正負の
貼り合わせレンズを含む3群4枚からなっており、絞り
Sは、第2レンズ群20と第3レンズ群30の間に固定
して設けられている。r12 面は、第3レンズ群中の
正レンズと負レンズの貼り合わせ面、r16 面とr17 面
は、CCDのカバーガラスCGである。図27、図29
及び図31は、それぞれ図26、図28及び図30の状
態での諸収差図である。
【0032】
【表5】 FNO=1:2.2-2.5-2.8 f=4.61-8.00-13.20 (変倍比;2.86) W=29.1-17.1-10.6 fB=3.57-5.09-7.51(=(1.50-3.02-5.44)+(3.14/1.51633)) 面 No. R D Nd νd 1 15.780 3.08 1.48749 70.2 2 168.900 1.74-6.30-8.58 - - 3 14.530 1.00 1.80400 46.6 4 4.080 2.07 - - 5 -13.310 0.90 1.77250 49.6 6 35.862 0.10 - - 7 9.471 1.55 1.84666 23.8 8 42.800 8.03-3.47-1.20 - - 絞り ∞ 4.73-3.21-0.79 - - 9 34.106 1.68 1.80400 46.6 10 -13.120 0.10 - - 11 5.743 3.54 1.60311 60.7 12 -8.178 2.92 1.84666 23.8 13 4.000 1.55 - - 14 8.583 2.32 1.75520 27.5 15 -11.891 1.50-3.02-5.44 - - 16 ∞ 3.14 1.51633 64.1 17 ∞ - - -
【0033】次に、実施例1ないし5の各条件式を求め
るための中間値(fW:全系の最短焦点距離、L2-3 :短
焦点距離端における第2レンズ群と第3レンズ群の主点
間隔、m2W :短焦点距離端における第2レンズ群の横倍
率、m2T :長焦点距離端における第2レンズ群の横倍
率)、及び各条件式に対する値を表6に示す。
【表6】 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 fW 4.631 4.610 4.610 4.610 4.610 L2-3 16.751 18.514 19.682 19.772 19.108 m2W -0.248 -0.260 -0.285 -0.278 -0.295 m2T -0.314 -0.336 -0.393 -0.372 -0.414 条件式(1) 0.23 0.24 0.30 0.28 0.32 条件式(2) 0.32 0.35 0.30 0.38 0.38 条件式(3) 3.62 4.02 4.27 4.29 4.14 条件式(4) 0.88 0.87 0.84 0.73 0.77 条件式(5) 0.169 0.258 0.258 0.330 0.244 条件式(6) 0.226 0.358 0.437 0.610 0.565
【0034】表6から明かなように、実施例1ないし5
の数値は、条件式(1)ないし(6)を満足している。
また、諸収差図に示すように、広角端、中間焦点距離、
望遠端における諸収差もバランスよく補正されている。
【0035】
【発明の効果】本発明では、変倍比3倍程度のビデオカ
メラ、デジタルカメラ等に用いられるズームレンズの小
型化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるズームレンズのレンズ構成図及び
ズーム軌跡図である。
【図2】本発明によるズームレンズの第1の実施例の短
焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図3】図2のレンズ系の諸収差図である。
【図4】本発明によるズームレンズの第1の実施例の中
間焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図5】図4のレンズ系の諸収差図である。
【図6】本発明によるズームレンズの第1の実施例の長
焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図7】図6のレンズ系の諸収差図である。
【図8】本発明によるズームレンズの第2の実施例の短
焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図9】図8のレンズ系の諸収差図である。
【図10】本発明によるズームレンズの第2の実施例の
中間焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図11】図10のレンズ系の諸収差図である。
【図12】本発明によるズームレンズの第2の実施例の
長焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図13】図12のレンズ系の諸収差図である。
【図14】本発明によるズームレンズの第3の実施例の
短焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図15】図14のレンズ系の諸収差図である。
【図16】本発明によるズームレンズの第3の実施例の
中間焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図17】図16のレンズ系の諸収差図である。
【図18】本発明によるズームレンズの第3の実施例の
長焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図19】図18のレンズ系の諸収差図である。
【図20】本発明によるズームレンズの第4の実施例の
短焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図21】図20のレンズ系の諸収差図である。
【図22】本発明によるズームレンズの第4の実施例の
中間焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図23】図22のレンズ系の諸収差図である。
【図24】本発明によるズームレンズの第4の実施例の
長焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図25】図24のレンズ系の諸収差図である。
【図26】本発明によるズームレンズの第5の実施例の
短焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図27】図26のレンズ系の諸収差図である。
【図28】本発明によるズームレンズの第5の実施例の
中間焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図29】図28のレンズ系の諸収差図である。
【図30】本発明によるズームレンズの第5の実施例の
長焦点距離端でのレンズ構成図である。
【図31】図30のレンズ系の諸収差図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の第1レンズ群、負
    の第2レンズ群、及び正の第3レンズ群の3つのレンズ
    群からなり、 第2レンズ群と第3レンズ群とを移動させることにより
    ズーミングを行なうズームレンズにおいて、 次の条件式(1)から(3)を満足することを特徴とす
    るズームレンズ。 (1)0<logZ2 /logZ<0.4 (2)0.25<d1-2 /fW <0.55 (3)3<L2-3 /fW <4.6 但し、 Z2 :第2レンズ群の長焦点距離端における横倍率/短
    焦点距離端における横倍率、 Z:全系の最長焦点距離/最短焦点距離、 fW :全系の最短焦点距離、 d1-2 :短焦点距離端における第1レンズ群の最終面と
    第2レンズ群の第1面との間の距離、 L2-3 :短焦点距離端における第2レンズ群と第3レン
    ズ群の主点間隔。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに次の条件式
    (4)を満足するズームレンズ。 (4)0.6<fBW/fW <1.5 但し、 fBW:短焦点距離端における空気換算バックフォーカ
    ス。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、第3レンズ
    群は、正レンズと負レンズとの貼り合わせレンズを含
    み、次の条件式(5)及び(6)を満足するズームレン
    ズ。 (5)0.16<NN −NP (6)0.2<fW /|rC |<0.7(rC <0) 但し、 NN :貼り合わせレンズの負レンズの屈折率、 NP :貼り合わせレンズの正レンズの屈折率、 rC :貼り合わせレンズの貼り合わせ面の曲率半径。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、第2レンズ群と第3レンズ群の間に絞りが設けられ
    ているズームレンズ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、絞りは、該第3レン
    ズ群と一体に移動するズームレンズ。
  6. 【請求項6】 請求項4において、絞りは、変倍時にも
    移動しないように、第2レンズ群と第3レンズ群との間
    に固定されているズームレンズ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、第2レンズ群によって、フォーカシングを行なうズ
    ームレンズ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
    て、第1レンズ群は、ズーミング中、フォーカシング中
    のいずれも移動しないズームレンズ。
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