JPH1071752A - 印刷面判別領域を有する透明紙及び熱転写プリンターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置 - Google Patents
印刷面判別領域を有する透明紙及び熱転写プリンターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置Info
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- JPH1071752A JPH1071752A JP9124545A JP12454597A JPH1071752A JP H1071752 A JPH1071752 A JP H1071752A JP 9124545 A JP9124545 A JP 9124545A JP 12454597 A JP12454597 A JP 12454597A JP H1071752 A JPH1071752 A JP H1071752A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷面判別領域を有する透明紙及び熱転写プ
リンターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置
を提供する。 【解決手段】 印刷面判別領域を有する透明紙は光セン
サーを活性化させる活性化領域と、非活性化領域よりな
ってセンサーにより印刷紙が正しく給紙されるかを感知
しうる。また、熱転写プリンターの透明紙の印刷面判別
装置は印刷紙が紙ならプリント動作を行い、印刷紙が透
明紙なら印刷面判別動作を行う中央処理部と、中央処理
部の制御により印刷紙を移送させるステッピングモータ
と、透明紙の印刷面判別領域を感知する印刷面検出セン
サーと、印刷面検出センサーの出力を入力されデジタル
信号を出力する比較部と、中央処理部から出力される印
刷面判別データを貯蔵するメモリを含む。よって、透明
紙が逆方向に給紙される場合自動的に排出させることに
よりサーマルプリントヘッドの損傷を予め防止する。
リンターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置
を提供する。 【解決手段】 印刷面判別領域を有する透明紙は光セン
サーを活性化させる活性化領域と、非活性化領域よりな
ってセンサーにより印刷紙が正しく給紙されるかを感知
しうる。また、熱転写プリンターの透明紙の印刷面判別
装置は印刷紙が紙ならプリント動作を行い、印刷紙が透
明紙なら印刷面判別動作を行う中央処理部と、中央処理
部の制御により印刷紙を移送させるステッピングモータ
と、透明紙の印刷面判別領域を感知する印刷面検出セン
サーと、印刷面検出センサーの出力を入力されデジタル
信号を出力する比較部と、中央処理部から出力される印
刷面判別データを貯蔵するメモリを含む。よって、透明
紙が逆方向に給紙される場合自動的に排出させることに
よりサーマルプリントヘッドの損傷を予め防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はステッピングモータ
を用いて印刷用紙を移送する熱転写（Thermal）昇華形
（Dye sublimation Type）や溶融形（Wax type）プリン
ターシステムに係り、特に印刷用紙のカセットトレーに
OHPP（Overhead Projector Transparency：以下透明紙
と称する）が装着される場合、印刷面の給紙方向を判別
して正方向に給紙される場合にのみプリントを行うよう
にする印刷面判別領域を有する透明紙及び熱転写プリン
ターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置に関
する。
を用いて印刷用紙を移送する熱転写（Thermal）昇華形
（Dye sublimation Type）や溶融形（Wax type）プリン
ターシステムに係り、特に印刷用紙のカセットトレーに
OHPP（Overhead Projector Transparency：以下透明紙
と称する）が装着される場合、印刷面の給紙方向を判別
して正方向に給紙される場合にのみプリントを行うよう
にする印刷面判別領域を有する透明紙及び熱転写プリン
ターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般に熱転写昇華形カラープリンターは
コンピューターのような装置から伝送された画像データ
をメモリに貯蔵し、メモリに貯蔵された画像データをサ
ーマルプリントヘッド（TPH）に伝送して記録用紙に記
録する。即ち、サーマルプリントヘッド（TPH）を使用
する昇華形熱転写プリンターは電気エネルギーを熱エネ
ルギーに変換してインクリボン上のインクを昇華させ、
昇華されたインクを記録用紙に吸着させることにより画
像データを記録用紙に表現する。図1は従来の熱転写プ
リンターの構成を示した図面であって、印刷用紙カセッ
トトレー６に装着された印刷用紙をキャプスタンローラ
ー７とピンチローラー８に移送する給紙モーター１と、
キャプスタンローラー７とピンチローラー８に給紙され
た印刷用紙を所定のステップ単位に移送するステッピン
グモータ２と、電気エネルギーを熱エネルギーに変換し
て画像データを印刷用紙に表現するサーマルプリントヘ
ッド発熱部３と、印刷紙を排出する排紙モータ４と、一
連のプリント動作を制御するCPU５を具備する。図1のよ
うに構成された熱転写プリンターの動作を簡略に説明す
れば次のようである。印刷紙カセットトレー６に印刷紙
が装着されプリント命令が入力されると、キャプスタン
ローラー７とピンチローラー８が噛合っている位置に印
刷紙が給紙されながらプラテンを通してプリントが始ま
る。この際、CPU５は用紙種類検出センサー（図示せ
ず）を通して印刷紙の種類（一般プリント紙または透明
紙）を区分した後、入力されるそれぞれの情報により印
刷紙のライン当り発熱時間を決め、プリント進行時図1
に示された各部の動作を制御する。
コンピューターのような装置から伝送された画像データ
をメモリに貯蔵し、メモリに貯蔵された画像データをサ
ーマルプリントヘッド（TPH）に伝送して記録用紙に記
録する。即ち、サーマルプリントヘッド（TPH）を使用
する昇華形熱転写プリンターは電気エネルギーを熱エネ
ルギーに変換してインクリボン上のインクを昇華させ、
昇華されたインクを記録用紙に吸着させることにより画
像データを記録用紙に表現する。図1は従来の熱転写プ
リンターの構成を示した図面であって、印刷用紙カセッ
トトレー６に装着された印刷用紙をキャプスタンローラ
ー７とピンチローラー８に移送する給紙モーター１と、
キャプスタンローラー７とピンチローラー８に給紙され
た印刷用紙を所定のステップ単位に移送するステッピン
グモータ２と、電気エネルギーを熱エネルギーに変換し
て画像データを印刷用紙に表現するサーマルプリントヘ
ッド発熱部３と、印刷紙を排出する排紙モータ４と、一
連のプリント動作を制御するCPU５を具備する。図1のよ
うに構成された熱転写プリンターの動作を簡略に説明す
れば次のようである。印刷紙カセットトレー６に印刷紙
が装着されプリント命令が入力されると、キャプスタン
ローラー７とピンチローラー８が噛合っている位置に印
刷紙が給紙されながらプラテンを通してプリントが始ま
る。この際、CPU５は用紙種類検出センサー（図示せ
ず）を通して印刷紙の種類（一般プリント紙または透明
紙）を区分した後、入力されるそれぞれの情報により印
刷紙のライン当り発熱時間を決め、プリント進行時図1
に示された各部の動作を制御する。
【０００３】従来の熱転写プリンターは印刷紙カセット
トレーから印刷紙が給紙される際、印刷紙の種類のみ
（一般プリント紙または透明紙）を区分してプリントを
行い、透明紙はサーマルプリントヘッドの発熱に応じて
インクリボンの染料が透明紙の印刷面に安定的に溶着さ
れるように化学的に特殊処理されてあるため、透明紙印
刷面の反対面（以下、印刷反対面と称する）にサーマル
プリントヘッドの発熱が行われる場合、化学的特性が合
わなくてインクリボンの染料が印刷反対面に正しく溶着
されない。従って、印刷紙カセットトレー６に印刷反対
面がサーマルプリントヘッドと接触するように装着され
た場合にはプリントを正常的に完了しても正しい画像出
力が得られなく、サーマルプリントヘッドの発熱により
インクリボンの表面と透明の表面とが激しく損傷される
恐れがある。また、サーマルプリントヘッドの表面に激
しい損傷を齎して画質が劣化される短所がある。
トレーから印刷紙が給紙される際、印刷紙の種類のみ
（一般プリント紙または透明紙）を区分してプリントを
行い、透明紙はサーマルプリントヘッドの発熱に応じて
インクリボンの染料が透明紙の印刷面に安定的に溶着さ
れるように化学的に特殊処理されてあるため、透明紙印
刷面の反対面（以下、印刷反対面と称する）にサーマル
プリントヘッドの発熱が行われる場合、化学的特性が合
わなくてインクリボンの染料が印刷反対面に正しく溶着
されない。従って、印刷紙カセットトレー６に印刷反対
面がサーマルプリントヘッドと接触するように装着され
た場合にはプリントを正常的に完了しても正しい画像出
力が得られなく、サーマルプリントヘッドの発熱により
インクリボンの表面と透明の表面とが激しく損傷される
恐れがある。また、サーマルプリントヘッドの表面に激
しい損傷を齎して画質が劣化される短所がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
問題点を解決するための本発明の目的は光センサーを使
用する熱転写プリンターで使用可能な印刷面判別領域を
有する透明紙を提供するにある。前述したような従来の
問題点を解決するための本発明の他の目的は透明紙の印
刷面を判別して透明紙が正方向に給紙されるとプリント
を行い、透明紙が逆方向に給紙されると自己診断機能を
行う熱転写プリンターの透明紙印刷面判別装置を提供す
るにある。
問題点を解決するための本発明の目的は光センサーを使
用する熱転写プリンターで使用可能な印刷面判別領域を
有する透明紙を提供するにある。前述したような従来の
問題点を解決するための本発明の他の目的は透明紙の印
刷面を判別して透明紙が正方向に給紙されるとプリント
を行い、透明紙が逆方向に給紙されると自己診断機能を
行う熱転写プリンターの透明紙印刷面判別装置を提供す
るにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明による印刷面判別領域を有する透明紙は、光信号
を反射する一定した領域にコーティングされ光センサー
を活性化させる活性化領域と、光信号を透過させ光セン
サーを活性化させない非活性化領域よりなることが望ま
しい。前記他の目的を達成するため本発明による熱転写
プリンターの透明紙印刷面判別方法は、キャプスタンロ
ーラーとピンチローラーが噛合っている位置まで印刷紙
を給紙する第1過程と、給紙された印刷紙の種類を判別
し、給紙された印刷紙が紙ならプリント動作を行う第2
過程と、給紙された印刷紙が透明紙なら透明紙印刷面判
別動作を行う第3過程と、透明紙の印刷面が正方向に給
紙されるとプリント動作を行い、それとも自己診断機能
を行う第4過程よりなることが望ましい。ここで、第3過
程はステッピングモータを駆動して印刷面を判別するた
め透明紙を印刷面検出センサーの位置に移送する段階
と、透明紙の印刷面判別領域を感知して透明紙の印刷面
給紙方向を判断する段階よりなることが望ましい。
本発明による印刷面判別領域を有する透明紙は、光信号
を反射する一定した領域にコーティングされ光センサー
を活性化させる活性化領域と、光信号を透過させ光セン
サーを活性化させない非活性化領域よりなることが望ま
しい。前記他の目的を達成するため本発明による熱転写
プリンターの透明紙印刷面判別方法は、キャプスタンロ
ーラーとピンチローラーが噛合っている位置まで印刷紙
を給紙する第1過程と、給紙された印刷紙の種類を判別
し、給紙された印刷紙が紙ならプリント動作を行う第2
過程と、給紙された印刷紙が透明紙なら透明紙印刷面判
別動作を行う第3過程と、透明紙の印刷面が正方向に給
紙されるとプリント動作を行い、それとも自己診断機能
を行う第4過程よりなることが望ましい。ここで、第3過
程はステッピングモータを駆動して印刷面を判別するた
め透明紙を印刷面検出センサーの位置に移送する段階
と、透明紙の印刷面判別領域を感知して透明紙の印刷面
給紙方向を判断する段階よりなることが望ましい。
【０００６】前記さらに他の目的を達成するため本発明
による熱転写プリンターの透明紙印刷面検出装置は、キ
ャプスタンローラーとピンチローラーとが噛合っている
位置に印刷紙を移送する給紙モータと、画像データを入
力され印刷紙に表現するサーマルプリントヘッド発熱部
と、印刷紙を排出する排紙モータとを具備する熱転写プ
リンターにおいて、印刷紙が紙ならサーマルプリントヘ
ッド発熱部を駆動してプリント動作を行い、印刷用紙が
透明紙なら印刷面判別動作を行う中央処理部と、中央処
理部の制御により印刷用紙を所定のステップ単位に移送
させるステッピングモータと、印刷用紙が透明紙の場
合、前記中央処理部の制御により透明紙の印刷面判別領
域を感知する印刷面検出センサーと、前記印刷面検出セ
ンサーの出力を入力されデジタル信号を前記中央処理部
に出力する比較部と、前記中央処理部から出力される印
刷面判別データを貯蔵するメモリを含むことが望まし
い。
による熱転写プリンターの透明紙印刷面検出装置は、キ
ャプスタンローラーとピンチローラーとが噛合っている
位置に印刷紙を移送する給紙モータと、画像データを入
力され印刷紙に表現するサーマルプリントヘッド発熱部
と、印刷紙を排出する排紙モータとを具備する熱転写プ
リンターにおいて、印刷紙が紙ならサーマルプリントヘ
ッド発熱部を駆動してプリント動作を行い、印刷用紙が
透明紙なら印刷面判別動作を行う中央処理部と、中央処
理部の制御により印刷用紙を所定のステップ単位に移送
させるステッピングモータと、印刷用紙が透明紙の場
合、前記中央処理部の制御により透明紙の印刷面判別領
域を感知する印刷面検出センサーと、前記印刷面検出セ
ンサーの出力を入力されデジタル信号を前記中央処理部
に出力する比較部と、前記中央処理部から出力される印
刷面判別データを貯蔵するメモリを含むことが望まし
い。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明に対して詳しく説明する。図２［ａ］は従来の透明紙
であり、図2［ｂ］は本発明による印刷面判別領域を有
する透明紙を示した図面であって、第1領域２０及び第2
領域２１は光センサー（図示せず）を活性化させる領域
であり、第3領域２２と第4領域２３は光センサーを活性
化させない領域である。即ち、印刷面判別領域を有する
透明紙は光信号を反射する材料が第2領域２１のように
コーティングされ、光を反射させて光センサーを活性化
させる活性化領域と、第4領域２３のように光を透過さ
せ光センサーを活性化させない非活性化領域よりなる。
図3は本発明による透明紙印刷面判別機能を有する熱転
写プリンターの構成を示した図面であって、印刷紙が一
般のプリント紙ならサーマルプリントヘッド発熱部４３
を駆動してプリント動作を行い、印刷用紙が透明紙なら
印刷面判別動作を行う中央処理部のCPU３１と、キャプ
スタンローラー４０とピンチローラー３８とが噛合って
いる位置に印刷紙を位相する給紙モータ３３と、ＣＰＵ
の制御により印刷紙を所定のステップ単位に移送させる
ステッピングモータ３５と、印刷紙が透明紙の場合、CP
U３１の制御に応じて透明紙の印刷面判別領域を感知す
る光センサー３７と、光センサー３７の出力を入力され
前記CPU３１にデジタル信号で出力する比較部３９と、C
PU３１から出力される印刷面判別データ（Bit OHP）を
貯蔵するメモリ４１と、画像データを入力され印刷紙に
表現するサーマルプリントヘッド発熱部４３と、ＣＰＵ
３１の制御により印刷紙を排出する排紙モータ４５とを
含む。ここで、光センサー３７は従来の用紙種類検出セ
ンサーと同一な光センサーを使用しうる。
明に対して詳しく説明する。図２［ａ］は従来の透明紙
であり、図2［ｂ］は本発明による印刷面判別領域を有
する透明紙を示した図面であって、第1領域２０及び第2
領域２１は光センサー（図示せず）を活性化させる領域
であり、第3領域２２と第4領域２３は光センサーを活性
化させない領域である。即ち、印刷面判別領域を有する
透明紙は光信号を反射する材料が第2領域２１のように
コーティングされ、光を反射させて光センサーを活性化
させる活性化領域と、第4領域２３のように光を透過さ
せ光センサーを活性化させない非活性化領域よりなる。
図3は本発明による透明紙印刷面判別機能を有する熱転
写プリンターの構成を示した図面であって、印刷紙が一
般のプリント紙ならサーマルプリントヘッド発熱部４３
を駆動してプリント動作を行い、印刷用紙が透明紙なら
印刷面判別動作を行う中央処理部のCPU３１と、キャプ
スタンローラー４０とピンチローラー３８とが噛合って
いる位置に印刷紙を位相する給紙モータ３３と、ＣＰＵ
の制御により印刷紙を所定のステップ単位に移送させる
ステッピングモータ３５と、印刷紙が透明紙の場合、CP
U３１の制御に応じて透明紙の印刷面判別領域を感知す
る光センサー３７と、光センサー３７の出力を入力され
前記CPU３１にデジタル信号で出力する比較部３９と、C
PU３１から出力される印刷面判別データ（Bit OHP）を
貯蔵するメモリ４１と、画像データを入力され印刷紙に
表現するサーマルプリントヘッド発熱部４３と、ＣＰＵ
３１の制御により印刷紙を排出する排紙モータ４５とを
含む。ここで、光センサー３７は従来の用紙種類検出セ
ンサーと同一な光センサーを使用しうる。
【０００８】図4［ａ］乃至図4［ｆ］は図3に示した透
明紙印刷面判別機能を有する熱転写プリンターに給紙さ
れる透明紙の状態等を示した図面であって、図4［ａ］
において、Ｌは光センサー３７とキャプスタンローラー
４０までの距離であり、Ｎは透明紙に対応して光センサ
ー３７が動作する区間であり、Ｍは透明紙の全長から
（Ｌ＋Ｎ）を減算した値であり、光センサー３７は所定
の活性領域２１を感知する。図5は本発明による熱転写
プリンターの動作を説明するための流れ図である。以
下、図２［ｂ］乃至図5を繋がって本発明を説明すれば
次のようである。プリンターの電源が点けられるとCPU
３１は印刷紙の長さに対応するＬ，Ｍ，Ｎを貯蔵し、印
刷紙の全長からＬを減算した値（Ｍ＋Ｎ）をＳに、ステ
ッピングモータ３５の回転数Ｋを０にセットする（１０
０段階）。プリント命令が入力されると（１０２段階）
給紙モータ３３を駆動して印刷部位の先端部がキャプス
タンローラー４０とピンチローラー３８の噛合っている
位置に至るまで印刷紙カセットトレー３４から印刷紙を
移送する（１０４段階）。この際、キャプスタンローラ
ー３５は停止された状態であり、唯給紙モータ３３によ
りのみ動作が進行される。
明紙印刷面判別機能を有する熱転写プリンターに給紙さ
れる透明紙の状態等を示した図面であって、図4［ａ］
において、Ｌは光センサー３７とキャプスタンローラー
４０までの距離であり、Ｎは透明紙に対応して光センサ
ー３７が動作する区間であり、Ｍは透明紙の全長から
（Ｌ＋Ｎ）を減算した値であり、光センサー３７は所定
の活性領域２１を感知する。図5は本発明による熱転写
プリンターの動作を説明するための流れ図である。以
下、図２［ｂ］乃至図5を繋がって本発明を説明すれば
次のようである。プリンターの電源が点けられるとCPU
３１は印刷紙の長さに対応するＬ，Ｍ，Ｎを貯蔵し、印
刷紙の全長からＬを減算した値（Ｍ＋Ｎ）をＳに、ステ
ッピングモータ３５の回転数Ｋを０にセットする（１０
０段階）。プリント命令が入力されると（１０２段階）
給紙モータ３３を駆動して印刷部位の先端部がキャプス
タンローラー４０とピンチローラー３８の噛合っている
位置に至るまで印刷紙カセットトレー３４から印刷紙を
移送する（１０４段階）。この際、キャプスタンローラ
ー３５は停止された状態であり、唯給紙モータ３３によ
りのみ動作が進行される。
【０００９】図4［ａ］はこの際の状態を示したもので
あり、図3に示されたステッピングモータ３５を回転さ
せキャプスタンローラー４０を駆動させることにより印
刷紙を所定のステップ単位に移送させる（１０６段
階）。ここで、説明の便宜上Ｓの単位をｍｍと仮定し、
mm当りステッピングモータのステップ数Ｋを１に仮定す
る。１０６段階を行った後には光センサー３７を使用し
て給紙された印刷紙が紙か透明紙かを判断した後（１０
８段階）、給紙された印刷紙が一般のプリント紙の場合
にはＳだけ紙を移送させた後（２００、２０２段階）に
プリント作業（以下、プリント動作と称する）を進行す
る。一方、第1０８段階で給紙された印刷紙が透明紙の
場合にはステッピングモータ３５を駆動してステップ数
ＫがＳと一致するかを比較して一致しないと印刷面判別
動作（２０６乃至３０２段階）を行ってから印刷面判別
動作の結果に応じてプリント動作（３０６乃至４００段
階）または自己診断機能（４０２、４０４、４００段
階）を行う。即ち、透明紙が給紙される場合、CPU３１
はステッピングモータ３５を駆動して透明紙をＳだけ移
送させる（２０４、２０６段階）。ここで、ステップ数
ＫがＭより大きくなると（２０８段階）光センサー３７
を動作させ透明紙の給紙方向を判断することになる。
あり、図3に示されたステッピングモータ３５を回転さ
せキャプスタンローラー４０を駆動させることにより印
刷紙を所定のステップ単位に移送させる（１０６段
階）。ここで、説明の便宜上Ｓの単位をｍｍと仮定し、
mm当りステッピングモータのステップ数Ｋを１に仮定す
る。１０６段階を行った後には光センサー３７を使用し
て給紙された印刷紙が紙か透明紙かを判断した後（１０
８段階）、給紙された印刷紙が一般のプリント紙の場合
にはＳだけ紙を移送させた後（２００、２０２段階）に
プリント作業（以下、プリント動作と称する）を進行す
る。一方、第1０８段階で給紙された印刷紙が透明紙の
場合にはステッピングモータ３５を駆動してステップ数
ＫがＳと一致するかを比較して一致しないと印刷面判別
動作（２０６乃至３０２段階）を行ってから印刷面判別
動作の結果に応じてプリント動作（３０６乃至４００段
階）または自己診断機能（４０２、４０４、４００段
階）を行う。即ち、透明紙が給紙される場合、CPU３１
はステッピングモータ３５を駆動して透明紙をＳだけ移
送させる（２０４、２０６段階）。ここで、ステップ数
ＫがＭより大きくなると（２０８段階）光センサー３７
を動作させ透明紙の給紙方向を判断することになる。
【００１０】図４［ｂ］はステッピングモータ３５のス
テップ数ＫがＭと同一になった場合を示した図面であ
る。この際、光センサー３７から透明紙の末端までの長
さがＮだけ残るが、この区間の間に光センサー３７は透
明紙の印刷面判別領域を感知することになる。図4
［ｃ］乃至図4［ｆ］は透明紙の印刷面判別において透
明紙の給紙状態を示したものであって、部材符号Ｐは光
センサー感知区間Ｎで透明紙が正しい給紙されるかを光
センサーが感知し始める地点を示す。図4［ｃ］を除け
た残り場合は透明紙の活性化領域２１が光センサー３７
検知区間Ｎで検出されないので図4［ｃ］の場合にのみO
HP BITを１にセットする。光センサー３７が図2［ｂ］
に示した透明紙の活性化領域２１を感知する場合にはOH
P BITを１にセットし（３０２段階）、他の場合には続
けてステッピングモータ３５のステップ数Ｋをカウント
する（２０６段階）。このような作業をステッピングモ
ータ３５のステップ数ＫがＳと同一になるまで繰返す。
テップ数ＫがＭと同一になった場合を示した図面であ
る。この際、光センサー３７から透明紙の末端までの長
さがＮだけ残るが、この区間の間に光センサー３７は透
明紙の印刷面判別領域を感知することになる。図4
［ｃ］乃至図4［ｆ］は透明紙の印刷面判別において透
明紙の給紙状態を示したものであって、部材符号Ｐは光
センサー感知区間Ｎで透明紙が正しい給紙されるかを光
センサーが感知し始める地点を示す。図4［ｃ］を除け
た残り場合は透明紙の活性化領域２１が光センサー３７
検知区間Ｎで検出されないので図4［ｃ］の場合にのみO
HP BITを１にセットする。光センサー３７が図2［ｂ］
に示した透明紙の活性化領域２１を感知する場合にはOH
P BITを１にセットし（３０２段階）、他の場合には続
けてステッピングモータ３５のステップ数Ｋをカウント
する（２０６段階）。このような作業をステッピングモ
ータ３５のステップ数ＫがＳと同一になるまで繰返す。
【００１１】２０４段階で透明紙が正しく給紙された場
合、即ちOHP BITが１ならステッピングモータ３５を停
止させ（３０６段階）、３色または４色プリントを進行
し（３０８段階）、透明紙が反対に給紙された場合には
ステッピングモータ３５を停止させた後（４０２段
階）、透明紙が逆方向に給紙されたことを知らせる自己
診断機能を行う（４０４段階）。ここで、自己診断機能
として文字をディスプレーしたり、ビーッと鳴るように
しうる。
合、即ちOHP BITが１ならステッピングモータ３５を停
止させ（３０６段階）、３色または４色プリントを進行
し（３０８段階）、透明紙が反対に給紙された場合には
ステッピングモータ３５を停止させた後（４０２段
階）、透明紙が逆方向に給紙されたことを知らせる自己
診断機能を行う（４０４段階）。ここで、自己診断機能
として文字をディスプレーしたり、ビーッと鳴るように
しうる。
【００１２】
【発明の効果】前述したように本発明による熱転写プリ
ンターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置は
印刷紙カセットトレーから給紙される透明紙の印刷面が
印刷仕様と逆方向の場合、透明紙を自動的に排出させる
ことによりプリント時画像の未発熱または過発熱に因し
たインクリボンと透明紙の損失を防止しうる。また、サ
ーマルプリントヘッドの損傷を予め防止することにより
動作エラーを防止して製品の信頼性を高めうる。
ンターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置は
印刷紙カセットトレーから給紙される透明紙の印刷面が
印刷仕様と逆方向の場合、透明紙を自動的に排出させる
ことによりプリント時画像の未発熱または過発熱に因し
たインクリボンと透明紙の損失を防止しうる。また、サ
ーマルプリントヘッドの損傷を予め防止することにより
動作エラーを防止して製品の信頼性を高めうる。
【図１】 従来の熱転写プリンターの構成を示した図面
である。
である。
【図２】 従来の透明紙および本発明による印刷面判別
領域を有する透明紙を示した図面である。
領域を有する透明紙を示した図面である。
【図３】 本発明による透明紙印刷面判別機能を有する
熱転写プリンターの構成を示した図面である。
熱転写プリンターの構成を示した図面である。
【図４】 図3に示した透明紙の印刷面判別機能を有す
る熱転写プリンターに給紙される透明紙の状態を示した
図面である。
る熱転写プリンターに給紙される透明紙の状態を示した
図面である。
【図５】 図3に示した透明紙の印刷面判別機能を有す
る熱転写プリンターの動作を説明するための流れ図であ
る。
る熱転写プリンターの動作を説明するための流れ図であ
る。
３１．．．ＣＰＵ ３３．．．給紙モータ ３４．．．カセットトレー ３５．．．ステッピングモータ ３７．．．光センサー ３８．．．ピンチローラー ３９．．．比較部 ４０．．．キャプスタンローラー ４３．．．ＴＰＨ発熱部 ４５．．．排紙モータ
Claims (7)
- 【請求項１】 光信号を反射する一定した領域にコーテ
ィングされ光センサーを活性化させる活性化領域と、光
信号を透過させ光センサーを活性化させない非活性化領
域よりなる印刷面判別領域を有することを特徴とする透
明紙。 - 【請求項２】 キャプスタンローラーとピンチローラー
が噛合っている位置まで印刷紙を給紙する第1過程と、 給紙された印刷紙の種類を判別し、給紙された印刷紙が
紙ならプリント動作を行う第2過程と、 給紙された印刷紙が透明紙なら透明紙印刷面判別動作を
行う第3過程と、 透明紙の印刷面が正方向に給紙されるとプリント動作を
行い、それとも自己診断機能を行う第4過程よりなるこ
とを特徴とする熱転写プリンターの透明紙印刷面判別方
法。 - 【請求項３】 前記第3過程はステッピングモータを駆動
して印刷面を判別するため透明紙を印刷面検出センサー
の位置に移送する段階と、 透明紙の印刷面判別領域を感知して透明紙の印刷面給紙
方向を判断する段階で行われることを特徴とする請求項
２に記載の熱転写プリンターの透明紙印刷面検出方法。 - 【請求項４】 キャプスタンローラーとピンチローラー
とが噛合っている位置に印刷紙を移送する給紙モータ
と、 画像データを入力され印刷紙に表現するサーマルプリン
トヘッド発熱部と、印刷紙を排出する排紙モータとを具
備する熱転写プリンターにおいて、 印刷用紙が紙ならサーマルプリントヘッド発熱部を駆動
してプリント動作を行い、印刷用紙が透明紙なら印刷面
判別動作を行う中央処理部と、 前記中央処理部の制御により印刷用紙を所定のステップ
単位に移送させるステッピングモータと、 印刷用紙が透明紙の場合、前記中央処理部の制御により
透明紙の印刷面判別領域を感知する印刷面検出センサー
と、 前記印刷面検出センサーの出力を入力されデジタル信号
を前記中央処理部に出力する比較部と、 前記中央処理部から出力される印刷面判別データを貯蔵
するメモリを含む透明紙印刷面検出機能を有することを
特徴とする熱転写プリンター。 - 【請求項５】 前記中央処理部は前記比較部の出力を入
力され透明紙の印刷面判別領域を判別することを特徴と
する請求項４に記載の透明紙の印刷面判別機能を有する
熱転写プリンター。 - 【請求項６】 前記印刷面検出センサーは光センサーで
あることを特徴とする請求項４に記載の透明紙の印刷面
判別機能を有する熱転写プリンター。 - 【請求項７】 前記中央処理部は透明紙が逆方向に給紙
される場合、透明紙の給紙方向の間違いを知らせる文字
をディスプレーしたりビーッと鳴ることを特徴とする請
求項５に記載の透明紙の印刷面判別機能を有する熱転写
プリンター。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199616247 | 1996-05-15 | ||
| KR1019960016247A KR100219601B1 (ko) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 인쇄면 판별영역을 갖는 ohp 및 승화형 열전사 프린터의 ohp 인쇄면 판별 방법 및 이에 적합한 장치 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071752A true JPH1071752A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=19458787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9124545A Pending JPH1071752A (ja) | 1996-05-15 | 1997-05-14 | 印刷面判別領域を有する透明紙及び熱転写プリンターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6121989A (ja) |
| JP (1) | JPH1071752A (ja) |
| KR (1) | KR100219601B1 (ja) |
| CN (1) | CN1074383C (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1834798A2 (en) | 1998-12-10 | 2007-09-19 | Seiko Epson Corporation | Printer and method of controlling it |
| CN110262464A (zh) * | 2019-07-10 | 2019-09-20 | 北京数制科技有限公司 | 染色机故障监测方法、染色机及存储介质 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6998628B2 (en) | 2002-11-21 | 2006-02-14 | Lexmark International, Inc. | Method of media type differentiation in an imaging apparatus |
| JP2006036424A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Canon Inc | シート材識別装置とこれを用いた加熱装置及び画像形成装置 |
| EP1813559B1 (en) * | 2006-01-17 | 2012-12-19 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeding device |
| WO2008088409A2 (en) * | 2006-12-19 | 2008-07-24 | Indiana University Research & Technology Corporation | Real-time dynamic content based vehicle tracking, traffic monitoring, and classification system |
| CN105645148A (zh) * | 2014-11-14 | 2016-06-08 | 崴强科技股份有限公司 | 送纸器 |
| US9849691B1 (en) | 2017-01-26 | 2017-12-26 | Datamax-O'neil Corporation | Detecting printing ribbon orientation |
Family Cites Families (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4564290A (en) * | 1982-09-30 | 1986-01-14 | Harris Graphics Corporation | Apparatus for determining image areas from films and plates |
| JPS6382573A (ja) * | 1986-09-27 | 1988-04-13 | Toshiba Corp | デ−タ処理装置 |
| JPS63258344A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
| IN168530B (ja) * | 1987-11-06 | 1991-04-20 | Lyphomed Inc | |
| JPH02227271A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Canon Inc | 記録装置 |
| JP2603133B2 (ja) * | 1989-05-31 | 1997-04-23 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| CA2025220A1 (en) * | 1989-09-28 | 1991-03-29 | William E. Winter, Jr. | Slurry hydrotreating process |
| JPH04347671A (ja) * | 1991-05-24 | 1992-12-02 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
| JPH0522497A (ja) * | 1991-07-09 | 1993-01-29 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
| JP3097235B2 (ja) * | 1991-10-17 | 2000-10-10 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットプリンタ |
| JP3213649B2 (ja) * | 1992-04-02 | 2001-10-02 | 松下電器産業株式会社 | 複式複写用紙及び複式複写用紙識別・分離装置 |
| JP3437210B2 (ja) * | 1992-04-30 | 2003-08-18 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法、画像形成装置及び透明フィルム |
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| EP0602284A1 (en) * | 1992-12-14 | 1994-06-22 | Agfa-Gevaert N.V. | A thermal image-recording apparatus with sensor means for sensing the type of print sheet |
| JPH08106189A (ja) * | 1994-10-06 | 1996-04-23 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| CN101053408B (zh) * | 2007-04-29 | 2010-08-04 | 王金台 | 含有清火因子辣椒食品添加剂的制作方法 |
-
1996
- 1996-05-15 KR KR1019960016247A patent/KR100219601B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-05-14 JP JP9124545A patent/JPH1071752A/ja active Pending
- 1997-05-15 CN CN97111406A patent/CN1074383C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-15 US US08/856,980 patent/US6121989A/en not_active Expired - Lifetime
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| EP1834798A2 (en) | 1998-12-10 | 2007-09-19 | Seiko Epson Corporation | Printer and method of controlling it |
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| CN110262464A (zh) * | 2019-07-10 | 2019-09-20 | 北京数制科技有限公司 | 染色机故障监测方法、染色机及存储介质 |
| CN110262464B (zh) * | 2019-07-10 | 2020-10-02 | 北京数制科技有限公司 | 染色机故障监测方法、染色机及存储介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6121989A (en) | 2000-09-19 |
| KR100219601B1 (ko) | 1999-09-01 |
| CN1074383C (zh) | 2001-11-07 |
| CN1170689A (zh) | 1998-01-21 |
| KR970073997A (ko) | 1997-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990706 |