JP3100135B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JP3100135B2
JP3100135B2 JP61094418A JP9441886A JP3100135B2 JP 3100135 B2 JP3100135 B2 JP 3100135B2 JP 61094418 A JP61094418 A JP 61094418A JP 9441886 A JP9441886 A JP 9441886A JP 3100135 B2 JP3100135 B2 JP 3100135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
recording
host device
recording paper
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61094418A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62251826A (ja
Inventor
重充 田崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP61094418A priority Critical patent/JP3100135B2/ja
Publication of JPS62251826A publication Critical patent/JPS62251826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3100135B2 publication Critical patent/JP3100135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録装置、特に自動給紙手段によって送り出
された記録紙の有無を所定の位置で検出し、これに基づ
いて、ペーパーエンプティ信号をホスト装置に転送する
記録装置に関する。 [従来の技術] 従来より、コンピュータシステムなど周辺装置との間
でデジタルデータの転送を行なう場合、転送方式として
直列転送と並列転送が知られている。このうち並列転送
の代表的な方式としてセントロニクスインターフェース
が知られており、特にホスト装置からプリンタなどの周
辺装置にデータ転送を行なう場合に広く用いられてい
る。 第5図は、標準的なセントロニクスインターフェース
で用いられる信号を示したもので、図において符号40は
パーソナルコンピュータなどのホスト装置、10は周辺装
置としてのプリンタである。 ホスト装置40はプリンタ10に転送するデータを8本の
データ線D1〜D8上に同時に出力し、データ線上のデータ
が安定したら、信号線1上の負論理のストローブ信号を
出力し、プリンタ10にデータを取り込ませる。 プリンタ10は入力されたデータをバッファに入力した
り、あるいは出力するなどの所定の処理を行なうが、こ
の期間では信号線2上のビジー信号をハイレベルにす
る。次のデータを受信できる状態になったら、プリンタ
10は信号線3上に負論理のアクノレッジ信号を出力する
とともに、信号線2上のビジー信号をローレベルに戻
す。 上記の繰り返しにより8ビットのデジタルデータが順
次プリンタ10に転送される。プリンタ10、ホスト装置40
のフレームグランド電位は信号線8により接続され、こ
のグランド電位が各信号の共通電位として機能する。 以上が転送に必要な基本信号シーケンスであるが、こ
の他にも信号線4〜7の信号が推奨されている。信号線
4の正論理のペーパーエンプティ信号はプリンタ10の記
録紙切れが生じた場合に送られる。信号線5のフォール
ト信号は上記紙切れなどのエラーの際にローレベルにさ
れる。 信号線6のセレクト信号は、ホスト装置40に対してプ
リンタ10がセレクト状態にある場合にハイレベルにされ
るが、この信号は通常プリンタ10のコントロールパネル
のスイッチにより手動制御されることが多い。信号線7
のイニシヤライズ信号はホスト装置40の起動時などにプ
リンタ10を強制的に初期化するのに用いられる。 なお、図中に示したアルファベット符号は、セントロ
ニクス仕様において上記各信号につき慣例的に用いられ
ているシンボルである。 [発明が解決しようとする問題点] ところで、最近では、プリンタ10すなわちデータ受信
側からの信号を無視してデータ転送を行なってはならな
いとされているにもかかわらず、データ転送を制御する
のにビジー信号のみしか調べないホスト装置が増えてい
る。この信号は紙切れなどのエラーの際にハイレベルに
なるから、この信号のみでも充分転送が可能であるから
である。また、逆にプリンタ10から返される信号を全て
チェックするホスト装置も存在する。 一方、プリンタ10側では、セントロニクス準拠の信号
を全て返す装置がほとんどであるから、上記のホスト側
の処理の違いにより次のような問題が生じる。 たとえば、プリンタ10にオートシートフィーダが設け
られている場合においても、プリンタ10側は装置内の記
録位置近傍の所定位置で記録紙の有無を検出しており、
この検出結果によって前記のペーパーエンプティ信号が
制御される。 ほとんどのオートシートフィーダでは、カセットから
順次所定サイズの記録紙を記録位置に送り込むようにな
っているので、給紙の間にペーパーエンプティ状態が形
成され、ペーパーエンプティ信号がホスト装置40に出力
される。 上記のようにビジー信号しか見ない最近のホスト装置
では、ペーパーエンプティ信号にかかわらず転送を行な
うから問題は生じないが、セントロニクス使用に忠実に
準拠したホスト装置ではペーパーエンプティ状態では転
送を行なわないので、次にオートシートフィーダによっ
て給紙される記録紙がセンサ位置に来るまでデータ転送
を行なえない。 転送されたデータを逐次1つづつ記録処理する装置で
はよいかも知れないが、最近のように、少なくとも1ラ
イン、あるいは数ページ分の記録データのバッファメモ
リを有する装置では給紙期間における時間にデータ転送
が行なえなくなるのは大きな問題である。 上記の問題は、記録紙が紙以外のものであっても共通
するものである。 [問題点を解決するための手段] 以上の問題点を解決するために、本発明においては、 所定のホスト装置から転送されたデータを受信して記
憶する記憶手段と、 記録位置に順次記録紙を送り込む自動給紙手段と、 前記自動給紙手段によって送り出された記録紙の有無
を所定の位置で検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、ペーパーエンプ
ティ信号を前記ホスト装置に転送する転送手段を有する
とともに、 前記転送手段は、前記自動給紙手段により搬送された
記録紙が前記検出手段の位置に到達する以前に、前記検
出手段により検出されていない記録紙に記録されるべき
データの転送を前記ホスト装置に許容すべく、前記検出
手段による記録紙無しの検出に拘わらず前記ペーパーエ
ンプティ信号の前記ホスト装置への転送を制限し、前記
自動給紙手段による記録紙の給紙動作を開始した後所定
期間が経過しても前記検出手段が記録紙を検出しない場
合に前記ペーパーエンプティ信号を前記ホスト装置に転
送する構成を採用した。 [作用] 以上の構成によれば、ホスト装置が記録紙の検出信号
を調べてデータ転送を行なう装置であっても、記録紙の
自動搬送中、特に、前記自動給紙手段により搬送された
記録紙が前記検出手段の位置に到達する以前に前記検出
手段により検出されていない記録紙に記録されるべきデ
ータの転送を前記ホスト装置に許容でき、このタイミン
グにおいてデータ転送が不可能となることがない。 また、前記自動給紙手段による記録紙の給紙動作を開
始した後所定期間が経過しても前記検出手段が記録紙を
検出しない場合に前記ペーパーエンプティ信号を前記ホ
スト装置に転送するようにしているので、記録紙なしや
ジャムの状態で記録を続行しても記録機構や記録済みの
記録紙を破損することがない。 なお、後述の実施例において、上記の検出手段は、オ
ートシートフィーダ30により送り出された記録紙の有無
を所定の位置で検出する記録紙センサ45に、また、転送
手段は、ホスト装置40にペーパーエンプティ信号を転送
するためのインターフェース部44と、ペーパーエンプテ
ィ信号の転送を制御するCPU41などから構成された制御
系にそれぞれ相当する。 [実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する。 第1図は本発明を採用したプリンタの外観を示したも
ので、図示したプリンタ10はインクジェット、ワイヤド
ット、あるいは熱転写方式など所定の方式に基づき構成
された記録ヘッドを有する。記録機構そのものは従来と
全く同様であるので、ここでは説明を省略する。 第1図のドットマトリクスプリンタ10は操作入力およ
び表示手段としてコントロールパネル20を有する。 拡大して示すように、コントロールパネル20には、通
常の動作モードにおいて記録紙切れやインクリボン切れ
などのエラー発生時に点灯されるアラームランプ21、ホ
スト装置との接続状態を表示するためのオンラインラン
プ22、装置の電源投入状態を示すためのパイロットラン
プ24、および記録紙切れを表示するためにペーパーラン
プ26が設けられている。 また、操作入力手段としては、プリンタ10のホスト装
置に対するセレクト状態を制御するためのオンラインキ
ー22が設けられている。さらにコントロールパネル20に
は他の警告ランプ、モニタランプ、あるいはラインフィ
ード、フォームフィードなどのための入力キーが設けら
れているが、本実施例においては重要でないので、これ
らについては符号の図示を省略してある。 また、プリンタ10の給紙部には、オプション部品など
として構成されたオートシートフィーダ30を装着できる
ようになっている。オートシートフィーダ30は、カセッ
ト39に収納したA4、B5などの所定サイズのシート紙を順
次1枚づつプリンタ10の給紙部に送り込む。この給紙動
作はプリンタ10の制御部がホスト装置からのフォームフ
ィード信号受信、あるいはコントロールパネル20からの
手動操作などに基づいて制御するものである。 オートシートフィーダ30の装着は、プリンタ10の制御
部が不図示のマイクロスイッチなどのセンサ、あるいは
プリンタ10とオートシートフィーダ30を結合するコネク
タの状態などを判定することにより検出される。 第2図は第1図の装置の制御系のブロック図である。
図において符号41で示されるものは装置全体の動作を制
御するCPUで、マイクロプロセッサ素子などから構成さ
れる。記録すべきデータはコンピュータシステムなどの
ホスト装置40から、サブCPUなどを用いて構成されたセ
ントロニクスインターフェース回路であるインターフェ
ース部44を介してCPU41に転送される。インターフェー
ス部44は、第5図に示したセントロニクス準拠の信号を
すべてホスト装置40に対して転送可能であるものとす
る。 ホスト装置40から転送された記録データは逐次記録出
力されるか、あるいは所定量づつRAM43にバッファされ
る。記録機構がドットマトリクス方式を用いている場合
には、ホストから文字コードの形で転送されてきた記録
データを記録ヘッドで記録できるビットイメージに変換
することが必要である。この場合には、キャラクタジェ
ネレータROM(CGROM)48が用いられる。 CPU41は転送されたデータに基づき記録ヘッド、プラ
テンなどの記録紙搬送機構から成る記録部50を駆動して
記録出力を行なう。 前述のオートシートフィーダ30はコネクタ47および不
図示の入力ポートなどの所定のインターフェース回路を
介してCPU41に接続される。オートシートフィーダ30の
装着は、前記のマイクロスイッチやコネクタスイッチな
どにより構成されたシートフィードセンサ46によって検
出される。 また、符号50で示された記録機構内部には、反射式な
いし透過式でフォトセンサなどから成る記録紙センサ45
が設けられており、記録紙センサ45は不図示のプラテン
近傍などの記録位置に近接した所定位置において記録紙
の有無を検出する。 以上の構成におけるCPU41の制御手順を第3図、第4
図のフローチャート図に示す。ここに図示した手順はマ
シンコードなどで記述され、ROM42に格納されているも
のとする。また、第3図、第4図は同一番号の地点でそ
れぞれフローが連続しているものとする。 装置の電源が投入されると、CPU41はまず第3図のス
テップS1において、装置の制御に必要なフラグ、その他
のパラメータを初期化した後、ステップS2においてROM4
2、RAM34および必要な場合にはCGROM48の機能をチェッ
クする。これは、メモリ素子のエラーによるCPU41の暴
走によって生じ得る機構の破損などを防止するためであ
る。 続いてステップS3では、記録ヘッドをホームポジショ
ンに戻したり、紙送りモータを初期回転位置まで駆動す
るハードウエアの初期化を行なう。 次にステップS4では、コントロールパネル20上の所定
のスイッチの操作状態を判定し、所定のスイッチが操作
された状態で電源が投入された場合にはステップS6でテ
スト記録を行なう。ここでは、記録機能なキャラクタ
(文字)をすべて記録するなどの所定のテストプリント
が行なわれる。 続いてステップS5で、CPU41は記録紙センサ45の出力
を取り込み、ステップS7においてその結果を判定し、所
定位置に記録紙が装填されているかどうかを判定する。
この判定の結果、記録紙が検出された場合にはステップ
S8へ、検出されなかった場合にはステップS12に移行す
る。 ステップS8では、コントロールパネル20のオンライン
ランプ22を点灯させ、ステップS12では記録紙なしを表
示するためコントロールパネル20のペーパーランプ26を
点灯させる。記録紙がない場合にはステップS13で判定
されるオートシートフィーダ30の装着状態によりそれ以
降の処理が異なる。なお、以下の手順では図示を省略す
るが、ペーパーランプ26の点灯状態は記録紙センサ45の
記録紙あり、またはなしの検出状態に対応して制御され
るものとする。 すなわち、ステップS13ではシートフィードセンサ46
の出力を調べることによりオートシートフィーダ30が装
着されているかどうかを判定し、オートシートフィーダ
30が装着されている場合にはステップS8に、装着されて
いない場合にはステップS14に移行する。 ステップS10、S14ではインターフェース部44がホスト
装置40に対して出力する各信号の出力状態が制御され
る。 上記から明らかなように、ステップS10に移行するの
は、記録紙が検出されるか、オートシートフィーダ30が
装着されており、現在記録紙が検出されていなくてもオ
ートシートフィーダ30の動作により記録データの転送が
可能である場合である。したがって、ステップS10では
ホスト装置40の転送を受けつけるべく、CPU41はインタ
ーフェース部44を制御してビジー信号をローレベル、セ
レクト信号をハイレベル、フォールト信号をハイレベ
ル、ペーパーエンプティ信号をローレベルにさせ、所定
のパルス幅を有するローレベルのアクノレッジ信号を出
力させる。 一方、ステップS14に移行するのはオートシートフィ
ーダ30がなく、しかも記録紙がない場合であるから、CP
U41はインターフェース部44を制御してビジー信号をハ
イレベル、セレクト信号をローレベル、フォールト信号
をローレベル、ペーパーエンプティ信号をハイレベルに
させ、アクノレッジ信号を非能動のハイレベル状態にす
る。 ステップS14に続くステップS15では、操作者が記録紙
を装填するなどのエラー回復処理が行なわれ、エラーが
解除されたかどうかをステップS16で判定し、エラー解
除の場合に限ってステップS5に移行する。 一方、ステップS10に続くステップS11では、ホスト装
置40がデータ転送を行なった場合にはこのデータをイン
ターフェース部44を介して入力する。 続いてステップS17では、再びシートフィードセンサ4
6の出力を調べ、オートシートフィーダ30が装着されて
いるかどうかを判定する。 オートシートフィーダ30が装着されている場合にはス
テップS28に移行し、オートシートフィーダ30に対して
給紙信号を送り、カセット39から1シートの記録紙を給
紙させる。続いてステップS29において、記録紙センサ4
5の出力を調べ、所定位置まで記録紙が搬送されたかど
うかを判定し、記録紙が検出されたらステップS18に戻
る。 ステップS29において記録紙が検出されない場合に
は、ステップS30でオートシートフィーダ30の給紙モー
タのパルスをカウントしつつステップS29に戻る処理を
続けるが、ステップS31において所定数の給紙モータ駆
動パルスをカウントしても記録紙を検出できなかった場
合にはステップS14以降の紙無しかあるいは紙がジャム
しているとみなしてエラー処理に移行する。 一方、ステップS18では、受信した記録データを記録
し、ステップS19で記録機構50の紙送りモータをその駆
動パルスをカウントしつつ駆動し、所定量(一行)の紙
送りを実行する。 次にステップS20、S21では印字中でもデータの受信が
可能であることを示すもので、RAM43のバッファの残量
を検出することなどにより、データを受信するかどうか
を決定し、データ受信を行なう場合にはステップS21で
データ受信を行なう。 次にステップS22では、前記紙送りが終了したか否か
によるLFモータの停止と記録後、キャリッジモータが停
止したかどうかをチェックする。記録紙搬送及びキャリ
ッジモータの駆動がまだ終了していない場合には、この
間ステップS20〜S21におけるデータ受信処理を繰り返
す。 ステップS22において、紙送り及びキャリッジモータ
の駆動が終了した場合にはステップS23に移行し、再度
オートシートフィーダ30が装着されているかどうかを判
定する。オートシートフィーダ30が装着されていない場
合には、次ページの記録処理のために第3図のステップ
S10に戻って以上の動作を繰り返す。ステップS10に続く
ステップS11では、受信すべきデータがあればさらにそ
れを受信する。 オートシートフィーダ30が装着されている場合には、
ステップS24に進み、前記ステップS7におけるのと同様
に記録紙を所定位置で検出する。ステップS25におい
て、前記所定量の紙送りカウント値がある設定値と比較
して設定値よりも小さい場合には、まだ1シートの途中
での記録であると判断し、第3図ステップS10にループ
し、さらにデータを受信して前記記録紙送りを繰り返
す。通常は記録後の紙送りを実行しているうちに、記録
紙センサー45を抜けるので、設定値よりも大きくなるこ
とは無いが、これが越えてしまっている場合には紙ジャ
ムと判定し、第3図のステップS14以降のエラー処理に
移行する。 一方、ステップS24で記録紙が検出されていない場合
には、記録紙センサー45は越えても記録領域としてはま
だ残っている残量管理領域の範囲であるか否かを判別
し、管理領域であれば、そのまま第3図ステップS10へ
戻り、前記データ受信、記録を実行し、管理領域外であ
ればそれ以上の記録を行なわないことからステップS27
へ移行し、その記録紙は排紙する。そして、上記同様、
第3図ステップS10へ移行し、データ受信、給紙、記録
を実行してゆく。 以上のような構成によれば、オートシートフィーダ30
の装着状態に応じてホスト装置40に対するペーパーエン
プティ信号の伝達が制御される。すなわち、オートシー
トフィーダ30が装着されていれば、給紙前の紙なし状態
においてもペーパーエンプティ信号がホスト装置40に伝
達されることがないので、ホスト装置40がこの信号を調
べてデータ転送を行なっている場合でも記録が不可能に
なったり、使用できるデータ転送時間が無駄になったり
することがない。 また、ペーパーランプ26による紙なし表示は、オート
シートフィーダ30の装着、非装着にかかわらず記録紙検
出状態に対応して制御されるので、操作者は給紙状態を
正確に把握できる。また、オートシートフィーダ30によ
る給紙の際に所定以上の記録紙搬送を行なっても記録紙
を検出できない場合、および、排紙の際に所定以上の記
録紙搬送を行なっても記録紙が検出されている場合には
ペーパーランプ6が点灯されるとともに、ステップS14
においてペーパーエンプティ信号が転送され、ビジーお
よびフォールト状態が設定されるから、記録紙なし状
態、あるいはジャム状態で記録を続行して記録機構や記
録済みの記録紙を破損することがない。 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、所
定のホスト装置から転送されたデータを受信して記録す
る記録手段と、記録位置に順次記録紙を送り込む自動給
紙手段と、前記自動給紙手段によって送り出された記録
紙位の有無を所定の位置で検出する検出手段と、前記検
出手段の検出結果に基づいて、ペーパーエンプティ信号
を前記ホスト装置に転送する転送手段を有するととも
に、前記転送手段は、前記自動給紙手段により搬送され
た記録紙が前記検出手段の位置に到達する以前に、前記
検出手段により検出されていない記録紙に記録されるべ
きデータの転送を前記ホスト装置に許容すべく、前記検
出手段による記録紙無しの検出に拘わらず前記ペーパー
エンプティ信号の前記ホスト装置への転送を制限し、前
記自動給紙手段による記録紙の給紙動作を開始した後所
定期間が経過しても前記検出手段が記録紙を検出しない
場合に前記ペーパーエンプティ信号を前記ホスト装置に
転送する構成を採用しているため、ホスト装置が記録紙
の検出信号を調べてデータ転送を行なう装置であって
も、記録紙の自動搬送中、特に、前記自動給紙手段によ
り搬送された記録紙が前記検出手段の位置に到達する以
前に前記検出手段により検出されていない記録紙に記録
されるべきデータの転送を前記ホスト装置に許容でき、
このタイミングにおいてデータ転送が不可能となること
がなく、効率的な記録出力を行なえる、また、前記自動
給紙手段による記録紙の給紙動作を開始した後所定期間
が経過しても前記検出手段が記録紙を検出しない場合に
前記ペーパーエンプティ信号を前記ホスト装置に転送す
るようにしているので、記録紙なしやジャムの状態で記
録を続行しても記録機構や記録済みの記録紙を破損する
ことがない、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を採用したプリンタの構成を示した説明
図、第2図は第1図の装置の制御系のブロック図、第3
図、第4図はそれぞれ第2図のCPUの制御手順を示した
フローチャート図、第5図はセントロニクスインターフ
ェースの構成を示した説明図である。 10……プリンタ 20……コントロールパネル 30……オートシートフィーダ 40……ホスト装置、41……CPU 44……インターフェース部 45……記録紙センサ 46……シートフィードセンサ 50……記録機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06K 15/00 G06K 15/00 A (56)参考文献 特開 昭58−82780(JP,A) 特開 昭59−182144(JP,A) 特開 昭61−49875(JP,A) 特開 昭61−110575(JP,A) 特開 昭61−53071(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.所定のホスト装置から転送されたデータを受信して
    記憶する記憶手段と、 記録位置に順次記録紙を送り込む自動給紙手段と、 前記自動給紙手段によって送り出された記録紙の有無を
    所定の位置で検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、ペーパーエンプテ
    ィ信号を前記ホスト装置に転送する転送手段を有すると
    ともに、 前記転送手段は、前記自動給紙手段により搬送された記
    録紙が前記検出手段の位置に到達する以前に、前記検出
    手段により検出されていない記録紙に記録されるべきデ
    ータの転送を前記ホスト装置に許容すべく、前記検出手
    段による記録紙無しの検出に拘わらず前記ペーパーエン
    プティ信号の前記ホスト装置への転送を制限し、前記自
    動給紙手段による記録紙の給紙動作を開始した後所定期
    間が経過しても前記検出手段が記録紙を検出しない場合
    に前記ペーパーエンプティ信号を前記ホスト装置に転送
    することを特徴とする記録装置。 2.前記自動給紙手段は、着脱可能に設けられることを
    特徴とする請求項1に記載の記録装置。
JP61094418A 1986-04-25 1986-04-25 記録装置 Expired - Lifetime JP3100135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61094418A JP3100135B2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61094418A JP3100135B2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62251826A JPS62251826A (ja) 1987-11-02
JP3100135B2 true JP3100135B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=14109687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61094418A Expired - Lifetime JP3100135B2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3100135B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0441282A (ja) * 1990-06-06 1992-02-12 Casio Electron Mfg Co Ltd 印字装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57159338A (en) * 1981-03-26 1982-10-01 Usac Electronics Ind Co Ltd Command execution control system in cut form processing printer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62251826A (ja) 1987-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0780786B1 (en) Printing apparatus and a control method therefor
KR0171545B1 (ko) 용지길이 자동검출에 의한 프린팅 시스템 및 그 제어방법
US11845627B2 (en) Printing apparatus and conveyance control method
KR0159724B1 (ko) 용지폭에 따른 축소인자방법과 시리얼 프린터
JP3100135B2 (ja) 記録装置
JPH1071752A (ja) 印刷面判別領域を有する透明紙及び熱転写プリンターの透明紙印刷面判別方法及びこれに適した装置
JP3025558B2 (ja) プリント装置の制御方法
US20060204307A1 (en) Image forming device and image forming method
JP2884523B2 (ja) プリンタの媒体排出方法
KR19980037638A (ko) 프린터의 페이퍼 잼 방지 방법 및 그에 따른 장치
JP2003136759A (ja) 記録装置
JP3314653B2 (ja) インクジェットプリンタ
KR100612021B1 (ko) 잉크젯 프린터의 인쇄제어방법 및 장치
JP3916051B2 (ja) 印字装置
JPS6279147A (ja) 自動給紙装置
KR100285752B1 (ko) 화상형성장치의 슬립방지방법
JP2001019214A (ja) 印字装置およびそのプログラム記録媒体
JP2005169890A (ja) 記録装置および記録方法
KR100234428B1 (ko) 용지걸림 자동검출 및 제거방법
JP2690759B2 (ja) 記録装置
JPH09169121A (ja) インクジェットプリンタ
JP2002114407A (ja) シート材給送装置及び画像形成装置
JPS6068987A (ja) 印字装置
JPH05185684A (ja) 記録装置
JPH0516434A (ja) プリント装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term