JP2690759B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2690759B2 JP63281397A JP28139788A JP2690759B2 JP 2690759 B2 JP2690759 B2 JP 2690759B2 JP 63281397 A JP63281397 A JP 63281397A JP 28139788 A JP28139788 A JP 28139788A JP 2690759 B2 JP2690759 B2 JP 2690759B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シート状の被記録材上に文字や記号などの
情報の記録を行う記録装置に関する。
[従来の技術] この種の記録装置では、罫線等のラインがあらかじめ
印刷されている被記録材(一般に、用紙)に文字等を記
録しようとする場合に、そのライン間隔と装置の改行幅
とが一致していないと、ラインと記録された文字等が重
なって、文字等がはなはだ読みにくくなる恐れがある。
従って、従来の記録装置では記録を行う前にライン間隔
と改行幅とが一致するように操作者が改行幅を入力する
必要があった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のような従来装置では改行幅の入
力設定の操作が面倒であったり、希望する改行幅にうま
く設定できなかったりするので、多くの場合は改行幅の
設定変更は行なわずに、ラインと文字が重なるというよ
うな読みにくいままの記録出力がなされていた。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、記録ヘッドの記録
可能領域におけるラインの有無を正確に、且つ迅速に判
断し、ラインと記録情報とが重ならない様に記録制御を
行うことが可能な記録装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は被記録材上に記録
情報を記録する記録ヘッドと、前記被記録材の搬送方向
に関して前記記録ヘッドの上流側に設けられ、該被記録
材上にあらかじめ記載されたラインの存在を検出するラ
イン検出手段と、前記記録ヘッドの行方向の記録可能領
域に応じたエリア及び前記記録可能領域と前記ライン検
出手段のライン検出位置の間の距離に応じたエリアを備
えたライン有無データ格納手段と、前記被記録材の搬送
毎に前記ライン検出手段の検出結果に応じて前記ライン
有無データ格納手段の内容を更新する更新手段と、前記
ライン有無データ格納手段の前記記録可能領域に対応し
たエリアの内容に応じて、前記記録ヘッドの行方向の記
録可能領域に前記ラインが存在するか否かを判定する判
定手段と、前記判定手段により前記記録可能領域に前記
ラインが存在しないと判定された場合、記録処理に移行
させる手段と、前記判定手段により前記記録可能領域に
前記ラインが存在すると判定された場合、前記ラインと
記録情報とが重なって記録されないように、被記録材の
行方向の送り量を制御する制御手段と、を有することを
特徴とする。
[作用] 本発明は、上記構成により、記録ヘッドで記録処理を
行いながら被記録材の搬送方向(紙送り方向)のライン
の有無を検出し、記録ヘッドの行方向の記録可能領域に
応じたエリア及び記録可能領域とライン検出手段の間の
距離に応じたエリアを備えたライン有無データ格納手段
に、上記検出したライン有無データを格納し、被記録材
の搬送毎にその記録内容を更新し、記録可能領域に応じ
たエリアの内容に応じて記録ヘッドの記録可能領域にラ
インが存在するか否かを判定し、記録ヘッドの記録可能
領域にラインが存在していないと判定した場合は記録処
理に移行させ、記録可能領域にラインが存在すると判定
した場合はラインと記録情報とが重なって記録されない
ように、被記録材の行方向の送り量を制御するようにし
たので、記録ヘッドの記録可能領域におけるラインの有
無を正確に、且つ迅速に判断し、ラインと記録情報とが
重ならない様に記録制御を行うことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明実施例の基本構成を示す。本図におい
て、1は例えば液体噴射記録方式等により文字等の情報
を記録する記録ヘッド、2は被記録材上の罫線等のライ
ンの位置を検出するライン検出装置、3は記録ヘッド1
を搭載して図示しない駆動機構によって案内軸4に沿っ
て往復移動するキャリッジである。5は被記録材である
記録シート6を記録ヘッド1に対向する一定の記録位置
に保持し、かつ記録シート6を本図の矢印の方向にシー
ト送り可能なプラテンである。
上述のライン検出装置2は、例えば反射型のホトカプ
ラが使用でき、また例えば第2図の側面図に示すよう
に、記録ヘッド1よりも上流の位置、すなわち本例では
プラテン5の下方の所定位置に配設固定される。
以上の構成において、記録シート6がプラテン5によ
ってシート送りされる前に、ライン検出装置2によって
記録シート6上のライン(罫線)の有無が検出される。
ライン検出装置2の検出信号は制御部7に送られて、制
御部7においてラインとラインの間に情報が記録される
ように、少くともラインに記録情報が重ならないよう
に、プラテン5を回転駆動するステップモータ8のステ
ップ数の制御、すなわち各行の記録開始位置の制御が行
われる。
ライン検出装置2は、本実施例の場合は第1図に示し
たように、発光素子2A,2Bと、受光素子2C,2Dとから成
り、素子2Aと2C,素子2Bと2Dが対になって記録シート6
上のラインを検出するようになっているものとする。
第3図は第1図の本実施例の制御部7の回路構成例を
示す。本図において、11はマイクロプロセッサー等の中
央処理装置(以下、CPUと称する)、12はCPU11が実行す
る本発明に関する第4図,第7図,第8図に示すような
制御プログラムおよび各種データがあらかじめ格納され
ているプログラムROM(リードオンリメモリ)、13はRAM
(ランダムアクセスメモリ)である。RAM13にはCPU11の
処理過程で使用する作業領域およびワードプロセッサや
パーソナルコンピュータ等のホスト装置14から記録デー
タ受信部15を介して入力された記録データ及び各種コマ
ンド命令を一時保留しておくためのバッファメモリ領域
とが設けられている。上述のホスト14は本実施例のシリ
アルプリンタ16に各種の文字コード,ドットイメージパ
ターン、および制御コードを給送し、記録動作を指示す
る。
24はライン検出装置2で検出したラインの有無を示す
検出データを格納するレジスタである。本実施例の場合
は特にレジスタ24を設けたが、ラインの有無の検出デー
タをRAM13に格納する場合にはレジスタ24は必要がない
のは勿論である。17は計時を行うタイマ、18は記録ヘッ
ド1を駆動するヘッドドライバ19へ記録データを出力す
るヘッドコントローラである。タイマ17はCPU11からの
時間設定指示に基づいて設定したタイミング信号をヘッ
ドコントローラ18とCPU11とに出力する。ヘッドコント
ローラ18はそのタイミング信号により記録ヘッド1の駆
動時間を制御する。同時に、そのタイミング信号により
CPU11の動作タイミング等が調整される。
20は入力ポート21を介してプリンタ16のCPU11に制御
信号を入力する情報信号入力部であり、23はCPU11によ
り出力ポート22を介して駆動される駆動部である。駆動
部23はキャリッジ3の駆動用モータやプラテン5のシー
ト送りモータ8(第1図参照)等を有する。
次に、第4図(A),(B)のフローチャートを参照
しながら、本発明実施例の制御動作について説明する。
ただし、以下の紙送り命令には排紙命令は含まないとす
る。
まず、CPU11はホスト装置14から紙送り命令が与えら
れると、ステップS1のサブルーチンAで紙送り動作を開
始し、本図(B)に示すように、1ドットの紙送りを行
う(ステップ11)。次に、第5図に示すようにライン有
無データ用レジスタ(以下、レジスタと称する。)24の
内容を矢印方向(下位ビット方向)に1ドット分シフト
する(ステップS12)。次にライン検出装置2の検出信
号に基いて、ラインの有無の検出を行う(ステップS1
3)。本実施例では上述したように2組の反射型フォト
センサ(フォトカプラ)2を用いて記録シート6上に印
刷されているラインの有無の検知を行い、記録シート6
からの反射光量が両方のセンサとも基準値より低い場合
に、ライン有りと判断する。
記録シート6上にラインが有ると判断した場合は(ス
テップS14)、レジスタ24内のライン検出位置2に対応
する最上ビットのエリア(第5図参照)に1をセット
する(ステップS15)。また、ステップS14で記録シート
6上にライン無しと判断した場合は、レジスタ24内の上
記エリアに零をセットする(ステップS16)。
次に、メインルーチンのステップS2に進み、紙送り命
令に基づく紙送り動作が完了したか否かを判断する。ま
だ紙送り動作が完了していない場合には、サブルーチン
AのステップS1に戻り、サブルーチンA内のステップS1
1〜S16の1ドット紙送り動作を再度繰り返す。このよう
にして、ステップS2で紙送り動作完了の判断がなされる
まで、ステップS11〜S16の処理手順を繰り返す。
次に、ステップS3に進み、現在の状態から紙送り動作
をしないでキャリッジ3の移動のみで記録ヘッド1によ
り記録可能な領域(以下、記録可能領域と称する。)に
対応するレジスタ24内(第5図参照)のデータが全て
零の値、すなわち記録可能領域内にラインがまったく無
いか否かを判断する。そして、もし、“1"の値があって
ライン有りと判断した場合は、ステップS4に進み、サブ
ルーチンA内の上述のステップS11〜ステップS16の紙送
り動作を行う。
次に。再びステップS3に戻り、ライン有無の判断を行
う。ステップS3でライン無しと判断するまでステップS4
のサブルーチンAの処理を繰り返す。その後、図示しな
いプログラムに移り、次の処理(記録処理)を行う。
次に、第5図のライン有無データ格納レジスタ24の内
部構成と動作をさらに詳細に説明する。レジスタ24は記
録装置(プリンタ)16上のライン検出位置に対応するエ
リアと、記録文字の大きさに応じた記録可能領域に対
応するエリア,およびとの間の距離(第2図参
照)に対応するエリアとから成る。CPU11の制御の基
に、このレジスタ24内のデータは、図中の実線の矢印方
向(紙送り方向と対応する)に1ドットづつシフト可能
になっている。すなわち、CPU11はライン検出装置2で
検出されたライン有無データをエリアにセットし、1
ドット分紙送り動作を駆動部23を介して行うと同時に、
レジスタ24のデータを全体に実線の矢印方向に1ドット
シフトする。従って、CPU11は記録可能領域において
ラインが有るか無いかを正確に、かつ迅速に確認するこ
とができる。
本実施例においては、ラインの有無データをレジスタ
24内に格納したがRAM13内に第5図と同様のエリアを設
け、ライン検出位置2に対応するエリアを示すポイン
タと、記録可能領域に対応するエリアを示すポインタ
とを使って、ライン有無データを管理してもよいことは
勿論である。
なお、本実施例では、液体噴射記録装置(インクジェ
ットプリンタ)に適用した例を示したが、記録装置とし
てはこれに限らず、他の方式のドットプリンタ(例え
ば、熱転写プリンタ)や活字式のインパクトプリンタに
も適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、記録ヘッドの
記録可能領域におけるラインの有無を正確に、且つ迅速
に判断し、ラインと記録情報とが重ならない様に記録制
御を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の基本構成を示す斜視図、 第2図は第1図の実施例の左側面図、 第3図は本実施例の制御部の回路構成を示すブロック
図、 第4図(A)は第1図の本発明実施例における紙送り時
の制御動作手順を示すフローチャート、同図(B)はそ
のサブルーチンの詳細を示すフローチャート、 第5図は第3図のライン有無データ格納用レジスタのデ
ータ格納エリアの構成と動作を説明する説明図である。 1…記録ヘッド、2…ライン検出装置、3…キャリッ
ジ、5…プラテン、6…記録シート、7…制御部、8…
シート送りモータ、11…CPU、12…プログラムROM、13…
RAM、16…プリンタ、17…タイマ、19…ヘッドドライ
バ、22…出力ポート、23…駆動部、24…ライン有無デー
タ格納用レジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被記録材上に記録情報を記録する記録ヘッ
    ドと、 前記被記録材の搬送方向に関して前記記録ヘッドの上流
    側に設けられ、該被記録材上にあらかじめ記載されたラ
    インの存在を検出するライン検出手段と、 前記記録ヘッドの行方向の記録可能領域に応じたエリア
    及び前記記録可能領域と前記ライン検出手段のライン検
    出位置の間の距離に応じたエリアを備えたライン有無デ
    ータ格納手段と、 前記被記録材の搬送毎に前記ライン検出手段の検出結果
    に応じて前記ライン有無データ格納手段の内容を更新す
    る更新手段と、 前記ライン有無データ格納手段の前記記録可能領域に対
    応したエリアの内容に応じて、前記記録ヘッドの行方向
    の記録可能領域に前記ラインが存在するか否かを判定す
    る判定手段と、 前記判定手段により前記記録可能領域に前記ラインが存
    在しないと判定された場合、記録処理に移行させる手段
    と、 前記判定手段により前記記録可能領域に前記ラインが存
    在すると判定された場合、前記ラインと記録情報とが重
    なって記録されないように、被記録材の行方向の送り量
    を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
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JPS5789983A (en) * 1980-11-26 1982-06-04 Fujitsu Ltd Print controlling system
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