JPH1059093A - バンパー構造 - Google Patents

バンパー構造

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JPH1059093A
JPH1059093A JP22497596A JP22497596A JPH1059093A JP H1059093 A JPH1059093 A JP H1059093A JP 22497596 A JP22497596 A JP 22497596A JP 22497596 A JP22497596 A JP 22497596A JP H1059093 A JPH1059093 A JP H1059093A
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Shinya Watanabe
紳也 渡辺
Yoshibumi Naito
義文 内藤
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Central Motor Co Ltd
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Central Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下側バンパー部材にのみ衝撃力が加わった場
合にも、下側バンパー部材と上側バンパー部材が容易に
外れないようにする。 【解決手段】 リヤバンパー10はリヤアッパバンパー
12とリヤアンダバンパー14とで構成されている。リ
ヤアッパバンパー12の下壁部12Aの先端12Bには
係合突起16が形成されており、リヤアンダバンパー1
4の立壁部14Aの上端部には係合部としての凹部18
が形成されている。凹部18の立壁部18Aには、係合
突起16が係合する係合孔30が穿設されている。係合
孔30の縁部からは、車体側へ向けて延設部32が形成
されており、係合突起16の凹部18との係合代L1
が、延設部32の先端32Aとロアバックパネル26の
間隔L2より大きくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバンパー構造に係
り、特に自動車等の車両に搭載され上下に分割されたバ
ンパー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に搭載されるバン
パー構造の一例としては、実開平6−42450号に示
される構造が知られている。
【0003】図6に示される如く、このバンパー構造で
は、バンパー70に車体72に対して前後方向から当接
し、且つ下部にフランジ74が設けられた剛性が小さい
上側バンパー部材76を設けると共に、車体72に対し
て前後方向から当接せず、且つ上部にフランジ78が設
けられ、上側バンパー部材76よりも剛性が大きい下側
バンパー部材80を設けている。また、下側バンパー部
材80のフランジ78の先端部に、上方へ延びる立壁8
2を設け、両バンパー部材76、80を、フランジ74
がフランジ78に載置され、且つ、フランジ74の先端
が立壁82に当接した状態で互いに連結しており、バン
パー70全体の形状を保持できる剛性を有するにも拘ら
ず、軽衝突時にバンパー70が車体72を損傷しないよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このバ
ンパー構造では、下側バンパー部材80にのみ衝撃力
(図6の矢印F)が加わった場合に、下側バンパー部材
80が上側バンパー部材76に対して車体72側へ移動
し、下側バンパー部材80と上側バンパー部材76が容
易に外れる恐れがある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、下側バンパー
部材にのみ衝撃力が加わった場合にも、下側バンパー部
材と上側バンパー部材が容易に外れないバンパー構造を
得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、バンパーの上部を構成する上側バンパー部材の係合
突起が、バンパーの下部を構成する下側バンパー部材の
係止部に係止することにより、上側バンパー部材と下側
バンパー部材とが連結されたバンパー構造であって、前
記係止部の縁部から車体側へ延設した延設部を有し、前
記係合突起の前記係止部との係合代が前記延設部の先端
と車体との間隔より大きいことを特徴としている。
【0007】従って、下側バンパー部材にのみ衝撃力が
加わった場合には、下側バンパー部材が車体側に移動す
るが、この時の下側バンパー部材の移動代、即ち、係止
部の縁部から車体側へ延設した延設部の先端と車体との
間隔、より係合突起の係止部との係合代が大きいため、
下側バンパー部材と上側バンパー部材が容易に外れな
い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のバンパー構造の一実施形
態を図1〜図4に従って説明する。
【0009】図4に示される如く、本実施形態のバンパ
ー10はリヤバンパーであり、バンパーの上部を構成す
る上側バンパー部材としてのリヤアッパバンパー12
と、バンパーの下部を構成する下側バンパー部材として
のリヤアンダバンパー14とで構成されている。また、
リヤアッパバンパー12の長手方向から見た断面形状
は、開口部を車体側へ向けたU字状となっており、下壁
部12Aの先端12Bには、車幅方向に所定の間隔を開
けて平面視で台形状の係合突起16が車体側へ向けて形
成されている。
【0010】リヤアンダバンパー14の長手方向から見
た断面形状は、開口部を車体側へ向けたU字状となって
おり、立壁部14Aの上端部には、係合部としての凹部
18が長手方向に沿って形成されている。
【0011】図2に示される如く、リヤアンダバンパー
14の凹部18の底部となる立壁部18Aには、リヤア
ッパバンパー12の下壁部12Aの先端12Bが当接し
ている。
【0012】図3に示される如く、凹部18の立壁部1
8Aには、係合突起16が係合する係合孔30が、車幅
方向に所定の間隔を開けて穿設されている。
【0013】図1に示される如く、この係合孔30の縁
部、即ち、リヤアンダバンパー14の上壁部14Bから
は、車体側へ向けて延設部32が形成されており、係合
突起16の凹部18との係合代L1が、延設部32の先
端32Aとロアバックパネル26の間隔L2より大きく
なっている。
【0014】図4に示される如く、リヤアンダバンパー
14の上壁部14Bには、車幅方向に所定の間隔を開け
て車体側へ向けて取付部20が形成されている。これら
の取付部20の先端部20Aは、上方へ屈曲しており、
先端部20Aはボルト22とナット24によって、車体
側のロアバックパネル26に固定されている。なお、ロ
アバックパネル26は、ロアバックリインフォースメン
ト28に接合されている。
【0015】図1に示される如く、リヤアッパバンパー
12の上壁部12Cの車体側端部は、ロアバックパネル
26の上壁部26A上に載置されており、リヤアンダバ
ンパー14の下壁部14Cの車体側端部は、ロアバック
パネル26の下壁部26Bの下面に当接している。
【0016】次に本実施形態の作用を説明する。本実施
形態のバンパ構造では、リヤアンダバンパー14にのみ
衝撃力(図1の矢印F)が加わった場合には、リヤアン
ダバンパー14が車体側の位置に移動する。しかしなが
ら、この時のリヤアンダバンパー14の移動代、即ち、
延設部32の先端32Aとロアバックパネル26の間隔
L2、が係合突起16の凹部18との係合代L1より小
さくなっているため、延設部32の先端32Aがロアバ
ックパネル26に当接した状態(図1に二点鎖線で示す
状態)では、係合突起16と凹部18とがまだ係合状態
にあるので、リヤアンダバンパー14とリヤアッパバン
パー12は外れない。
【0017】従って、本実施形態のバンパ構造では、リ
ヤアンダバンパー14にのみ衝撃力が加わった場合に
も、リヤアンダバンパー14とリヤアッパバンパー12
が容易に外れない。
【0018】また、本実施形態のバンパ構造では、バン
パー10がリヤアッパバンパー12とリヤアンダバンパ
ー14とで構成されているため、リヤアッパバンパー1
2とリヤアンダバンパー14をそれぞれ単品で交換でき
るため、修理コストを低減できる。
【0019】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、本発明のバンパー構造
をリヤバンパーに適用したが、本発明のバンパー構造
は、図5に示される如く、フロントバンパー60にも適
用可能である。なお、図5の符号62はフロントバンパ
ーリインフォースメントを示す。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、バンパーの上
部を構成する上側バンパー部材の係合突起が、バンパー
の下部を構成する下側バンパー部材の係止部に係止する
ことにより、上側バンパー部材と下側バンパー部材とが
連結されたバンパー構造であって、係止部の縁部から車
体側へ延設した延設部を有し、係合突起の係止部との係
合代が延設部の先端と車体との間隔より大きい構成とし
たので、下側バンパー部材にのみ衝撃力が加わった場合
にも、下側バンパー部材と上側バンパー部材が容易に外
れないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4の1−1線に沿った断面図である。
【図2】図4の2−2線に沿った断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るバンパー構造の一部
を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るバンパー構造を示す
斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るバンパー構造を示
す図1に対応する断面図である。
【図6】従来の実施形態に係るバンパー構造を示す側断
面図である。
【符号の説明】
10 リヤバンパー 12 リヤアッパバンパー(上側バンパー部材) 14 リヤアンダバンパー(下側バンパー部材) 16 係合突起 18 凹部(係合部) 30 係合孔 32 延設部 60 フロントバンパー L1 係合突起と凹部との係合代 L2 延設部の先端とロアバックパネルの間隔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパーの上部を構成する上側バンパー
    部材の係合突起が、バンパーの下部を構成する下側バン
    パー部材の係止部に係止することにより、上側バンパー
    部材と下側バンパー部材とが連結されたバンパー構造で
    あって、 前記係止部の縁部から車体側へ延設した延設部を有し、 前記係合突起の前記係止部との係合代が前記延設部の先
    端と車体との間隔より大きいことを特徴とするバンパー
    構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208500A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Honda Motor Co Ltd センサーの配置構造

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