JPH0781626A - 車両フロアにおけるクロスメンバ構造 - Google Patents

車両フロアにおけるクロスメンバ構造

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JPH0781626A
JPH0781626A JP22557293A JP22557293A JPH0781626A JP H0781626 A JPH0781626 A JP H0781626A JP 22557293 A JP22557293 A JP 22557293A JP 22557293 A JP22557293 A JP 22557293A JP H0781626 A JPH0781626 A JP H0781626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross member
floor
center
bulkhead
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP22557293A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kunikita
圭二 国北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Publication of JPH0781626A publication Critical patent/JPH0781626A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 万全な側突対策を図り、しかも有効に重量軽
減等を実現する車両フロアおけるクロスメンバ構造を提
供する。 【構成】 フロアの両側部に沿って延設されたフロアサ
イドメンバ28と、フロア面に沿ってフロアサイドメン
バ28間に横架されたクロスメンバ24と、クロスメン
バ24に対応してフロアサイドメンバ28から立ち上が
ったセンタピラー29と、クロスメンバ24の外側先端
部に設けたバルクヘッド33とを備え、クロスメンバ2
4及びバルクヘッド33が一体形成されており、センタ
ピラー29の基部内にて、バルクヘッド33が設定され
る。バルクヘッド33及びセンタクロスメンバ24の一
体化により、構成を簡単化すると共に、軽量化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両におけ
るフロア部のクロスメンバ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両フロアにおいて、従来、例
えば図4に示されるように、種々のパネル部材等により
構成されている。即ち図において、1はフロントフロ
ア、2はフロントクロスメンバ、3はセンタフロア、4
はセンタクロスメンバ、5はリヤフロア、6はリヤクロ
スメンバ、そして7はダッシュである。なお図中、矢印
Fは車両の前方方向を、また矢印Rは車両の後方方向を
それぞれ示している。
【0003】ところで所謂、側突対策(その車両におけ
る特に側方からの衝突等に対する対策)としては、特に
センタクロスメンバ4の剛性強化を図り、その車両に対
する衝突相手車両の侵入量を抑えることが極めて有効で
ある。
【0004】ここで図5は、センタクロスメンバ4まわ
りの結合構成例を示しており、図において、フロアの両
側部において、前後方向に沿ってフロアサイドメンバ8
が設けられている。このフロアサイドメンバ8間で、車
幅方向に上記センタクロスメンバ4が横架されている。
またセンタクロスメンバ4に対応して、フロアサイドメ
ンバ8からセンタピラー9が立ち上がっている。なお図
中、10はリヤフロアサイド・エクステンション、11
はリインフォースである。
【0005】そして従来では、図6に示したようにリヤ
フロアサイド・エクステンション10内部にバルクヘッ
ド12を設け、これにより主にセンタクロスメンバ4,
リインフォース11及びバルクヘッド12構造系にて、
側突対策を図るようにしていた。なおバルクヘッド12
は、図6の図示例のように、パネル材にてほぼ台形に形
成したものであり、その頂部が車両外側を向くように固
定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のフロア部構造で
は、上述のようにセンタクロスメンバ4に対応して、バ
ルクヘッド12を設け、有効に側突対策を講じ得るが、
特にこのバルクヘッド12は、別部品として独立構成さ
れており、従って構成の簡素化及び重量軽減等を図る余
地が残されていた。
【0007】なお、実開昭63−102580号公報に
おいて、この種のロッカメンバの組合せ構造が開示され
ているが、この構造では、クロスメンバとバルクヘッド
とは別部品構成となっている。
【0008】本発明は上記の点に鑑み、万全な側突対策
を図り、しかも有効に重量軽減等を実現する車両フロア
おけるクロスメンバ構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の車両フロアおけ
るクロスメンバ構造は、フロアの両側部に沿って延設さ
れたフロアサイドメンバと、上記フロア面に沿って上記
フロアサイドメンバ間に横架されたクロスメンバと、こ
のクロスメンバに対応して上記フロアサイドメンバから
立ち上がったセンタピラーと、上記クロスメンバの外側
先端部に設けたバルクヘッドとを備え、特に上記クロス
メンバ及び上記バルクヘッドを、一体形成にて形成した
ものである。
【0010】また特に、上記センタピラーの基部内に
て、上記バルクヘッドが設定されるようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】本案クロスメンバ構造によれば、特にセンタク
ロスメンバにおいて、その先端に一体形成されたバルク
ヘッドが、センタピラー基部内に設定される。側突時の
衝撃力は、バルクヘッド−センタクロスメンバ構造系に
て有効に吸収され、これにより万全な側突対策を図るこ
とができる。この場合、バルクヘッドがセンタクロスメ
ンバにて一体形成されており、構成を簡単化すると共
に、軽量化を有効に実現することができる。
【0012】
【実施例】以下、図1乃至図3に基づき、本発明の車両
フロアおけるクロスメンバ構造の一実施例を説明する。
【0013】図1は、本発明の車両フロアにおけるクロ
スメンバ構造の要部構成を示しているが、本実施例はセ
ンタクロスメンバ24に適用したものである。このセン
タクロスメンバ24は、フロア部の両側に沿ってフロア
サイドメンバ28(その一方の側のみ図示されている)
間に横架されている。また、センタクロスメンバ24に
対応してフロアサイドメンバ28からセンタピラー29
が立ち上がっており、このセンタピラー29の基部にて
リヤフロアサイド・エクステンション30及びリインフ
ォース31が設定される構成となっている。
【0014】ここで、図2は本実施例に係るフロア部の
構成例を示しており、図において、21はフロントフロ
ア、22はフロントクロスメンバ、23はセンタフロ
ア、24はセンタクロスメンバ、25はリヤフロア、2
6はリヤクロスメンバ、そして27はダッシュである。
特に、フロントフロア21は従来例の場合(図4)より
も高い高さ位置に設定され、またセンタクロスメンバ2
4は、この例では逆凹状断面となるように設けられてい
る。
【0015】そして、特にセンタピラー29の基部にお
いて、センタクロスメンバ24と交差するセンタピラー
29のピラーインナ29aには、穴32が形成されてお
り、この穴32を貫通するセンタクロスメンバ24が、
更に外側へ延出するようになっている。延出したセンタ
クロスメンバ24の先端部は、センタピラー29の基部
内でバルクヘッド33として構成される。つまり図3に
も示されるように、センタクロスメンバ24とバルクヘ
ッド33とは一体形成され、このバルクヘッド33がセ
ンタピラー29の基部内に位置するようにしたものであ
る。
【0016】本案車両フロアおけるクロスメンバ構造に
よれば、クロスメンバ24及びバルクヘッド33が、一
体化されており、これにより強固なクロスメンバ24を
実現することができる。しかも、センタクロスメンバ2
4の先端に設けられたバルクヘッド33は、別部品とし
て構成されておらず、そこに一体的に形成されたもので
あるから、従来例の場合よりも軽量化を図り、更に側突
時の衝撃力を、バルクヘッド33−センタクロスメンバ
24構造系にて吸収することができる。
【0017】また例えば特に、電気自動車等において
は、フロア部を高く設定し、その下側にバッテリ等を格
納する構成が採られている。本案クロスメンバ構造によ
れば、このような場合に好適であり、図2に示されるよ
うにフロントフロア21の下側にバッテリ34が搭載さ
れるアンダボディ構成に対して、クロスメンバ24を積
極的に利用することができる。
【0018】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、この種
の車両フロア部構造において、特にセンタクロスメンバ
とバルクヘッドとを一体形成したことにより、剛性強化
を図り万全な側突対策を実現することができると共に、
有効に重量軽減を図ることができる等の利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両フロアおけるクロスメンバ構造の
一実施例の要部構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の車両フロアおけるクロスメンバ構造に
係る縦断面図である。
【図3】本発明の車両フロアおけるクロスメンバ構造に
係るセンタクロスメンバ及びバルクヘッドの結合関係を
示す斜視図である。
【図4】従来の車両フロアにおける縦断面図である。
【図5】従来のクロスメンバ構造の要部構成を示す斜視
図である。
【図6】従来のクロスメンバ構造に係るセンタクロスメ
ンバ及びバルクヘッドの結合関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 フロントフロア 22 フロントクロスメンバ 23 センタフロア 24 センタクロスメンバ 25 リヤフロア 26 リヤクロスメンバ 27 ダッシュ 28 フロアサイドメンバ 29 センタピラー 30 リヤフロアサイド・エクステンション 31 リインフォース 32 穴 33 バルクヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアの両側部に沿って延設されたフロ
    アサイドメンバと、上記フロア面に沿って上記フロアサ
    イドメンバ間に横架されたクロスメンバと、このクロス
    メンバに対応して上記フロアサイドメンバから立ち上が
    ったセンタピラーと、上記クロスメンバの外側先端部に
    設けたバルクヘッドと、を備え、 上記クロスメンバ及び上記バルクヘッドが、一体形成さ
    れていることを特徴とする車両フロアにおけるクロスメ
    ンバ構造。
  2. 【請求項2】 前記センタピラーの基部内にて、前記バ
    ルクヘッドが設定されるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の車両フロアにおけるクロスメンバ構造。
JP22557293A 1993-09-10 1993-09-10 車両フロアにおけるクロスメンバ構造 Pending JPH0781626A (ja)

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JP22557293A JPH0781626A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 車両フロアにおけるクロスメンバ構造

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Publications (1)

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JPH0781626A true JPH0781626A (ja) 1995-03-28

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ID=16831413

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011067826A1 (ja) * 2009-12-01 2011-06-09 トヨタ自動車株式会社 車両下部構造
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