JPH1054750A - 定量秤 - Google Patents

定量秤

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JPH1054750A
JPH1054750A JP10524797A JP10524797A JPH1054750A JP H1054750 A JPH1054750 A JP H1054750A JP 10524797 A JP10524797 A JP 10524797A JP 10524797 A JP10524797 A JP 10524797A JP H1054750 A JPH1054750 A JP H1054750A
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weighed
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hopper
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Katsuzo Kawanishi
勝三 川西
Hiroshi Higuchi
浩 樋口
Michio Taguchi
実知男 田口
Katsuyoshi Yoshida
勝芳 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計量サイクル時間を短くして計量速度の向上
を図ると共に、計量精度の向上を図ること。 【解決手段】 定量値の約95%重量の被計量物7を第
1の計量ホッパ5へ投入する第1の投入手段1と、第1
の投入手段1による投入重量を計量し定量値に対する不
足重量を演算すると共に第1の計量ホッパ5から被計量
物を排出する第1の計量手段2と、被計量物を第2の計
量ホッパ19へ投入する第2の投入手段3と、第2の計
量ホッパ19に投入されている被計量物のうちからその
不足重量分の被計量物を排出する第2の計量手段4と、
を具備し、第1の計量ホッパ5からの被計量物の排出が
開始される前に第2の計量ホッパ19からの上記不足重
量分の被計量物の排出が開始し、第1の計量ホッパ5か
らの被計量物の排出が開始された後に第2の計量ホッパ
19からの上記不足重量分の被計量物の排出が終了する
構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコーヒー
の粉末、樹脂ペレット、グラニュー糖等の粉、粒、塊体
を一定量ずつ秤量する定量秤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の秤としては、図5に示す
ように、大計量ホッパに対して定量値の約95%をねら
って被計量物を大投入して安定時間1が経過した後に重
量計量し、しかる後に定量値に対する不足重量を演算す
ると共にその大計量ホッパ内の被計量物を排出する。一
方、小計量ホッパに対して被計量物を小投入(定量値の
約10%)して安定時間2が経過した後であって、上記
不足重量が演算されて大計量ホッパよりの被計量物の排
出が開始された以降に不足重量分の被計量物を小計量ホ
ッパから排出するロスインウエイト式計量を行い、これ
によって定量計量を行う構成のものがある。なお、ロス
インウエイト式計量(単に、「ロスイン計量」ともい
う。)とは、小計量ホッパ内の被計量物の重量を常時監
視しておき、初期重量から丁度設定された重量だけ減少
した時に、小計量ホッパからの被計量物の排出を停止さ
せる計量方式である。
【0003】この定量秤によると、大計量ホッパに投入
された大投入量の定量値に対する不足重量を小計量ホッ
パによって計量しているので、目標とする定量値に近い
被計量物の計量を行うことができる。そして、ロスイン
ウエイト式計量を採用しているので、落差誤差を生じ
ず、この点でも計量精度が良いという利点がある。落差
誤差とは、計量ホッパに被計量物を充填しながらこの計
量ホッパに充填された被計量物の重量を計量する方式に
おいて、目標重量を計量した以降における落下途中の被
計量物の重量に基づく計量誤差をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の定量秤は、
図5に示すように、安定時間1が経過した後に不足重量
を求める演算が行われて、この演算によって得られた不
足重量に基づいてロスイン計量を行うので、定量秤の計
量サイクル時間は、大投入時間、安定時間1、ロスイン
計量時間に基づいて決まる。そして、大投入時間、及び
安定時間1は、この定量秤の機械的構造によって定まっ
た固定時間であるので、この機械的構造を同一として計
量サイクル時間を短縮するにはロスイン計量時間を実質
的にいかに短縮させられるかにかかっている。従って、
このロスイン計量時間を実質的に短縮することができれ
ば、計量サイクル時間もその分だけ短くすることがで
き、その結果、計量速度の向上を図ることができる。
【0005】また、図6に示すように、小計量ホッパか
ら排出された被計量物の重量を正確に知る為には、小計
量ホッパによるロスイン計量後に安定時間3が経過した
後に再度計量し直す必要がある。しかし、この安定時間
3によって計量サイクル時間が更に長くなるという問題
が起こる。なお、小計量ホッパから排出された被計量物
の重量を正確に知る必要性は、第1に、ロスイン計量
は、丁度設定された重量(不足重量)だけ被計量物が排
出された時に、その排出を停止させるのであるが、この
排出の際には小計量ホッパに振動が発生し、この振動に
よって多少の計量誤差が生じることがある。そして、こ
の計量誤差により排出分の不足が生じないようにするに
は、ロスイン計量後に安定時間3が経過した後に再度計
量して、排出不足となっている場合には追加排出を行う
ことができるようにする為である。第2に、大計量ホッ
パ及び小計量ホッパにより計量された被計量物の正確な
合計重量値を印字したり、コンピュータに送信してデー
タ処理を行う場合、ロスイン計量に基づく計量誤差が問
題となるので、これを解消する為である。
【0006】本発明は、計量サイクル時間を短くして計
量速度の向上を図ると共に、計量精度の向上を図ること
ができる定量秤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所望定量
値よりやや少ない重量の被計量物を第1の計量ホッパへ
投入する第1の投入手段と、第1の計量ホッパを具備し
第1の投入手段による投入重量を計量し上記所望定量値
に対する不足重量を演算すると共に第1の計量ホッパか
ら被計量物を排出する第1の計量手段と、被計量物を第
2の計量ホッパへ投入する第2の投入手段と、第2の計
量ホッパを具備し第2の計量ホッパに投入されている被
計量物のうちから上記不足重量分の被計量物を排出する
第2の計量手段と、を具備する定量秤において、第1の
計量ホッパからの被計量物の排出が開始される前に第2
の計量ホッパからの上記不足重量分の被計量物の排出が
開始し、第1の計量ホッパからの被計量物の排出が開始
された後に第2の計量ホッパからの上記不足重量分の被
計量物の排出が終了するように構成されたものである。
【0008】第1の発明の定量秤の動作を図3を参照し
て説明すると、第1の投入手段が予め設定されている定
量値よりもやや少ない重量の被計量物を第1の計量ホッ
パに投入(大投入)し、第1の計量手段がこの第1の計
量ホッパに投入された被計量物の投入重量を計量(安定
時間1経過時)して定量値に対する不足重量を演算す
る。そしてそれと共に、第1の計量ホッパから被計量物
を排出する。一方、第2の投入手段は、第1の投入手段
による投入と略同じタイミングで第2の計量ホッパに被
計量物を投入(小投入)する。第2の計量手段は、第1
の計量ホッパからの被計量物の排出が開始される前に、
第1の計量ホッパへの投入重量の定量値に対する不足重
量分を第2の計量ホッパから排出させ(ロスインウエイ
ト式計量、以下、「ロスイン計量」という。」)、第1
の計量ホッパからの被計量物の排出が開始された後に不
足重量の演算結果に基づいて第2の計量ホッパからのそ
の不足重量分の被計量物の排出(ロスイン計量)を終了
させる。
【0009】ここで、第2の計量ホッパからの被計量物
の排出を、第1の計量ホッパからの被計量物の排出が開
始される前に開始させる理由を説明する。第2の計量ホ
ッパからの被計量物のロスイン計量時間は、第1の計量
ホッパに投入された被計量物の投入重量のばらつきに基
づく不足重量を排出する為の排出時間だけで単純に決定
することができない。即ち、第1の計量ホッパへの投入
重量のばらつきに基づく不足重量の被計量物を第2の計
量ホッパから排出し始める時点で被計量物の排出流量が
安定していることが必要であり、従って、ロスイン計量
時間(第2の計量ホッパからの被計量物の排出時間)
は、そのばらつきに基づく不足重量排出時間と流量安定
時間に基づいて決められている。つまり、第1の計量ホ
ッパに投入される被計量物の投入重量は、その投入ばら
つきと流量安定時間に基づく重量を見越してその分が不
足重量となるように決定される。本発明は、この流量安
定時間帯を第1の計量ホッパからの被計量物の排出が開
始される前にずらすことによりロスイン計量時間の終了
時間をそのずらした分だけ早めることができ、これによ
って計量サイクル時間の短縮を図っている。なお、ばら
つきに基づく不足重量の排出は、第1の計量ホッパから
被計量物の排出を開始した以降(第1の計量手段が不足
重量を演算した以降)に開始されるので、第1の計量ホ
ッパへの投入重量の定量値に対する不足重量分を正確に
排出することができる。
【0010】第2の発明は、第1の発明の定量秤におい
て、第2の計量手段が、第2の計量ホッパからの上記不
足重量分の被計量物の排出が終了した時から所定の安定
時間が経過した後に第2の計量ホッパから排出された被
計量物の重量を演算することを特徴とするものである。
【0011】第2の発明によると、第2の計量手段は、
第1の計量ホッパへの投入重量の定量値に対する不足重
量分についての第2の計量ホッパからの排出が終了した
時から所定の安定時間が経過した後に第2の計量ホッパ
から排出された被計量物の重量を演算することができ
る。
【0012】第3の発明は、所望定量値よりやや少ない
重量の被計量物を第1の計量ホッパへ投入する第1の投
入手段と、第1の計量ホッパを具備し第1の投入手段に
よる投入重量を計量しその計量信号が安定する前にその
投入重量を予測する演算を行いその予測投入重量の上記
所望定量値に対する不足重量を演算することができ第1
の計量ホッパから被計量物を排出する第1の計量手段
と、被計量物を第2の計量ホッパへ投入する第2の投入
手段と、第2の計量ホッパを具備し第2の計量ホッパに
投入されている被計量物のうちから上記不足重量分の被
計量物を排出する第2の計量手段と、を具備し、第1の
計量ホッパからの被計量物の排出が開始される前に第2
の計量ホッパからの上記不足重量分の被計量物の排出が
開始されるように構成されたものである。
【0013】第3の発明によると、第1の投入手段が予
め設定されている定量値よりもやや少ない重量の被計量
物を第1の計量ホッパに投入(大投入)し、第1の計量
手段がこの第1の計量ホッパに投入された被計量物の計
量信号が安定する前にその投入重量を予測する演算を行
い、その予測投入重量の所望定量値に対する不足重量を
演算する。そして、不足重量を演算した以降に第1の計
量ホッパから被計量物を排出する。一方、第2の投入手
段は、第1の投入手段による投入と略同じタイミングで
第2の計量ホッパに被計量物を投入(小投入)する。第
2の計量手段は、第1の計量ホッパからの被計量物の排
出が開始する前に、上記不足重量分の被計量物の第2の
計量ホッパからの排出を開始しさせる。これによって、
所望定量値の被計量物の計量、排出が終了する。
【0014】第4の発明は、所望定量値よりやや少ない
重量の被計量物を第1の計量ホッパへ投入する第1の投
入手段と、第1の計量ホッパを具備し第1の投入手段に
よる投入重量を計量しその投入重量の上記所望定量値に
対する第1の不足重量を演算することができ第1の計量
ホッパから被計量物を排出する第1の計量手段と、被計
量物を第2の計量ホッパへ投入する第2の投入手段と、
第2の計量ホッパを具備し第2の計量ホッパに投入され
ている被計量物のうちからその第1の不足重量分の被計
量物を排出する第2の計量手段と、を具備し、第1の計
量ホッパからの被計量物の排出が開始される前に第2の
計量ホッパからの第1の不足重量分の被計量物の排出が
開始するように構成された定量秤において、第1の計量
手段は、第1の計量ホッパに投入された被計量物の計量
信号が安定する前にその投入重量を予測する演算を行
い、その予測投入重量の上記所望定量値に対する不足重
量を第1の不足重量として演算し、第1の計量ホッパに
投入されている被計量物の計量信号が安定した時又はそ
れ以降にその安定投入重量の上記所望定量値に対する第
2の不足重量を演算し、第1の不足重量に代えて第2の
不足重量分の被計量物を第2の計量ホッパから排出する
ことを特徴とするものである。
【0015】第4の発明によると、第1の投入手段が予
め設定されている定量値よりもやや少ない重量の被計量
物を第1の計量ホッパに投入(大投入)し、第1の計量
手段がこの第1の計量ホッパに投入された被計量物の計
量信号が安定する前にその投入重量を予測する演算を行
い、その予測投入重量の所望定量値に対する不足重量を
第1の不足重量として演算する。そして、第1の計量ホ
ッパに投入されている被計量物の計量信号が安定した時
又はそれ以降(安定時間1経過後)にその安定投入重量
を計量してその安定投入重量の所望定量値に対する第2
の不足重量を演算し、その安定投入重量を計量した後に
第1の計量ホッパから被計量物を排出する。一方、第2
の投入手段は、第1の投入手段による投入と略同じタイ
ミングで第2の計量ホッパに被計量物を投入(小投入)
する。第2の計量手段は、第1の計量ホッパからの被計
量物の排出が開始する前に、第1の不足重量分の被計量
物の排出を開始し、第2の不足重量が演算されると、排
出目標を第1の不足重量に代えて第2の不足重量とし、
第2の不足重量分の被計量物を第2の計量ホッパから排
出させる。これによって、所望定量値の被計量物の計
量、排出が終了する。
【0016】第5の発明は、第3、又は第4の発明に係
る定量秤において、第2の計量手段は、第2の計量ホッ
パからの第2の不足重量分の被計量物の排出が終了した
時から所定の安定時間が経過した後に第2の計量ホッパ
から排出された被計量物の重量を演算することを特徴と
するものである。
【0017】第5の発明によると、第2の計量手段は、
第2の計量ホッパからの第2の不足重量分の被計量物の
排出が終了し、その終了時点から所定の安定時間が経過
した後に第2の計量ホッパから排出された被計量物の重
量を演算することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図3を参照して説明する。各図に示す1は第1の投入手
段、2は第1の計量手段、3は第2の投入手段、4は第
2の計量手段である。第1の投入手段1は、粉粒体等の
被計量物を略定体積ずつ第1の計量ホッパ5に投入する
ことができる構成のものである。図1において6は投入
ホッパであり、粉粒体等の被計量物7を収容しており、
その下端には第1の排出口8を開閉する第1のゲート9
が設けられている。第1の投入手段1は、所定のタイミ
ングでサーボーモータ10を駆動して第1のゲート9を
開閉することができ、この第1のゲート9の開閉によっ
て、例えば計量の目標重量値を所定値とすると、この所
定値の約95%の重量分の被計量物7をねらって第1の
排出口8より排出して第1の計量ホッパ5に投入するよ
うに作動する。
【0019】第1の計量手段2は、第1の排出口8の下
方に設けられた第1の計量ホッパ5と制御部11を有
し、第1の投入手段1から投入される被計量物7を計量
して所定の定量値に対する不足重量を演算すると共に、
第1の計量ホッパ5から被計量物7を排出することがで
きるものである。第1の計量ホッパ5は、図1に示すよ
うに、ロードセル12によって支持されており、このロ
ードセル12は、第1の計量ホッパ5に投入された被計
量物7の重量と対応する計量信号を図2に示すアナログ
/デジタル変換器(A/D変換器)13を介して制御部
11に送信する。制御部11は、所定の定量値とこの計
量信号との差を演算して定量値に対する不足重量を演算
することができる。この制御部11は、例えば中央演算
処理装置(CPU)によって構成されており、制御部1
1にはキー入力部14が接続されていてこのキー入力部
14が操作されて上記定量値が設定される。そして、第
1の計量ホッパ5の下端には、第2の排出口15を開閉
する第2のゲート16が設けられており、制御部11
は、不足重量の演算が終了すると、所定のタイミングで
エアーシリンダ17を駆動して第2のゲート16を開閉
し、第1の計量ホッパ5内の被計量物7を第2の排出口
15から排出することができる。この排出された被計量
物は、下方に設けられている集合シュート18に投入さ
れる。
【0020】第2の投入手段3は、粉粒体等の被計量物
を第2の計量ホッパ19に投入することができる構成の
ものである。図1において20は投入ホッパ6の側壁に
接続する分岐管であり、投入ホッパ6内の被計量物が供
給されており、その分岐管20の下端には第3の排出口
21を開閉する第3のゲート22が設けられている。第
2の投入手段3は、所定のタイミングでエアーシリンダ
23を駆動して第3のゲート22を開閉することがで
き、この第3のゲート22の開閉によって分岐管20内
の被計量物7を第3の排出口21より排出させて第2の
計量ホッパ19内に投入するように作動する。なお、こ
の投入重量は、第2の計量ホッパ19内に収容されてい
る被計量物7の重量が上記所定値の約10%となるよう
に制御部11により制御されている。
【0021】第2の計量手段4は、第3の排出口21の
下方に設けられた第2の計量ホッパ19と制御部11を
有し、第1の計量ホッパ5に投入された被計量物の投入
重量の定量値に対する不足重量に基づいて、第2の計量
ホッパ19に投入されている被計量物7のうちからその
不足重量分の被計量物7を排出することができるもので
ある。第2の計量ホッパ19は、図1に示すように、ロ
ードセル24によって支持されており、このロードセル
24は、第2の計量ホッパ19に収容されている被計量
物7の重量と対応する計量信号を図2に示すアナログ/
デジタル変換器(A/D変換器)25を介して制御部1
1に逐次送信する。そして、第2の計量ホッパ19の下
端には、第4の排出口26を開閉する第4のゲート27
が設けられており、制御部11は、第1の計量ホッパ5
に投入された被計量物の投入重量の定量値に対する不足
重量の演算結果に基づいて、所定のタイミングでエアー
シリンダ28を駆動して第4のゲート27を開放し、第
2の計量ホッパ19に投入されている被計量物7のうち
からその不足重量分の被計量物を第4の排出口26から
排出させ、その排出が終了した時点で第4のゲート27
を閉塞することができる。この排出された被計量物は、
下方に設けられている集合シュート18に投入される。
【0022】なお、図1に示すように、第1の排出口8
の断面積は、第3の排出口21のものよりも大きく形成
してあり、第1の計量ホッパ5の計量容量は、第2の計
量ホッパ19のものよりも大きく形成してある。そし
て、投入ホッパ6にはレベルスイッチ(図示せず)を設
けてあり、このレベルスイッチは投入ホッパ6内の被計
量物7のレベルが適切なレベルとなるように制御してい
る。また、図1に示す二点鎖線は、第1乃至第4の各ゲ
ート9、16、22、27の開状態を示す。
【0023】図2は、この定量秤の電気回路を示すブロ
ック図である。同図に示すように、29は駆動回路であ
る。この駆動回路29はサーボモータ10及びエアーシ
リンダ17と接続しており、制御部11からの信号に基
づいてこれらを駆動する。30も駆動回路である。この
駆動回路30はエアーシリンダ23、28と接続してお
り、制御部11からの信号に基づいてこれらを駆動す
る。31は表示部である。この表示部31は、第1及び
第2の計量ホッパ5、19により計量された各被計量物
の重量や、これら第1及び第2の計量ホッパ5、19に
より計量された被計量物の合計重量、即ち、定量値を目
標として計量されて集合シュート18に排出された被計
量物7の重量を表示することができるものである。
【0024】次に、この定量秤の動作を図3を参照して
説明する。まず、適当な始動信号により第1の投入手段
1が第1のゲート9を所定時間T1 だけ開放して予め設
定されている定量値の約95%重量の被計量物をねらっ
て第1の計量ホッパ5に大投入する。すると、第1の計
量手段2が第1の計量ホッパ5に投入された被計量物7
の投入重量を安定時間1T2 が経過した時に計量して定
量値に対する不足重量を演算する。そして、この計量が
終了した後に第2のゲート16を所定時間T3だけ開放
して第1の計量ホッパ5から被計量物7を排出する。
【0025】一方、第2の投入手段3は、第1の投入手
段1による投入と略同じタイミングで第3のゲート22
を所定時間t1 だけ開放して定量値の約10%重量の被
計量物をねらって第2の計量ホッパ19に小投入する。
ただし、第2の計量ホッパ19内に被計量物7が残って
いる場合は、第2の計量ホッパ19内の被計量物の重量
が定量値の約10%となるようにその満たない分を投入
する。すると、第2の計量手段4は、安定時間2t2
経過後であって、第1の計量ホッパ5からの被計量物の
排出が開始される前に、第4のゲート27を開放して第
1の計量ホッパ5への投入重量の定量値に対する不足重
量分の排出(ロスイン計量)を開始し、第1の計量ホッ
パ5からの被計量物の排出が開始された後に第1の計量
手段2による不足重量の演算結果に基づいて第2の計量
ホッパ19からのその不足重量分の被計量物のロスイン
計量を終了させる。このロスイン計量時間をt3 とす
る。
【0026】なお、ロスイン計量とは、従来の技術の欄
で説明したように、ロスインウエイト式計量のことであ
り、第2の計量ホッパ19内の被計量物の重量を常時監
視しておき、初期重量から丁度設定された重量(上記不
足重量)だけ減少した時に、第4のゲート27を閉じて
第2の計量ホッパ19からの被計量物7の排出を停止さ
せる計量方式である。
【0027】これで1回の計量サイクルが終了して目標
とする定量値の被計量物7が集合シュート18を介して
包装機(図示せず)に供給される。このとき、包装機に
供給された被計量物7の重量が表示部31に表示され
る。
【0028】また、図3に示すように、第2の計量ホッ
パ19からの被計量物の排出(ロスイン計量)を、第1
の計量ホッパ5からの被計量物の排出が開始される前に
開始させて、安定時間1とロスイン計量とのオーバーラ
ップ時間t5 を確保し、このオーバーラップ時間t5
間に第2の計量ホッパ19からの被計量物の排出流量が
安定するのを待つようにしたので、この流量安定時間t
5 だけ計量サイクル時間を図5に示す従来の計量サイク
ル時間よりも短くすることができる。これによって、計
量速度の向上を図ることができる。そして、課題を解決
するための手段の欄で説明したように、ロスイン計量
を、第1の計量ホッパ5から被計量物の排出(排出時間
3 )が開始した以降も継続して行っているので、第1
の計量手段2により演算して得られた不足重量に基づい
てその不足重量分の排出を行うことができ、これによっ
て、目標とする定量値の被計量物7を排出することがで
きる。
【0029】本発明の第2実施形態を図7及び図8を参
照して説明する。第1実施形態と第2実施形態の定量秤
が相違するところは、第1実施形態では、図3に示すよ
うに、第1の計量手段2が第1の計量ホッパ5に投入さ
れた被計量物7の投入重量を安定時間1T2 が経過した
時に計量してその投入重量の定量値に対する不足重量を
演算したが、第2実施形態では、図8に示すように、第
1の計量手段2が第1の計量ホッパ5に投入された被計
量物7の投入重量を安定時間1T2 が経過する前であっ
て、大投入終了後の(T21+T22)時間経過後に予測投
入重量の演算を終了して、その予測投入重量の定量値に
対する第1の不足重量を演算し、更に、大投入終了後か
ら安定時間1T2 が経過した時に第1の計量ホッパ5に
投入されている被計量物7の安定投入重量を計量してそ
の安定投入重量の定量値に対する第2の不足重量を演算
するところと、第2の計量ホッパ19によるロスイン計
量の開始時間を、第1実施形態では、第2の計量ホッパ
19から排出される被計量物の排出流量が略安定するに
要する時間をオーバーラップ時間t5 として得ることが
できるように決定したのに対して、第2実施形態では、
第1の不足重量を演算により得られた時としたところで
ある。
【0030】そして、第2実施形態では、第1実施形態
の第1の計量ホッパ5に対して、図7に示すように、変
位検出器34と速度検出器35と加速度検出器38を追
加して設けてある。ただし、図7では、図2に示す駆動
回路29等の他の回路等を示すブロックを省略してあ
る。この変位検出器34と速度検出器35と加速度検出
器38は、投入された被計量物の衝撃を受けて振動する
第1の計量ホッパ5の変位と速度と加速度を検出するた
めのものであり、各検出器34、35、38は、それぞ
れA/D変換器36、37、39を介して制御部11と
接続している。また、制御部11は、予め記憶部(図示
せず)に記憶されている予測演算手段のプログラム(図
示せず)に従って、各サンプリング時刻に変位検出器3
4が検出した変位信号、速度検出器35が検出した速度
信号、及び加速度検出器38が検出した加速度信号に基
づいて、上記予測投入重量を演算することができるよう
に構成されている。これ以外の構成及び作用は第1実施
形態と同等であり、同等部分は同一の図面符号で示し詳
細な説明を省略する。
【0031】次に、第2実施形態の定量秤の動作を図8
〜図10を参照して説明する。図9及び図10は、定量
秤の動作手順を示すフローチャートであり、このフロー
チャートで表されるプログラムが記憶部(図示せず)に
記憶されており、このプログラムに従って制御部11が
各回路等を制御する。まず、制御部11は、適当な始動
信号により第1の投入手段1の第1のゲート9を開放し
て予め設定されている定量値TW の約95%重量TB
被計量物をねらって第1の計量ホッパ5に大投入する
(S100)。そして、第1の計量ホッパ5に重量TB
の被計量物が投入されるまで投入を続け(S106)、
第1の計量ホッパ5に重量TB の被計量物が投入された
ときに、第1のゲート9を閉じて大投入を停止する。こ
の大投入時間をT1 とする。この大投入停止時に、安定
時間1T2 を計時するタイマ2と安定時間T21を計時す
るタイマ3をスタートさせる(S108)。そして、安
定時間1T2 が経過する前であって、計量信号中の大投
入による衝撃成分がある程度収束する安定時間T21が経
過した時に、第1の計量ホッパ5に投入された被計量物
7の投入重量を予測する予測演算を開始すると共に、演
算時間T22を計時するタイマ4をスタートさせる(S1
10、S112)。この演算時間T22の間に変位信号、
速度信号、及び加速度信号をサンプリングして後述する
予測演算により予測投入重量M’gを求め、予測投入重
量M’gの定量値TW に対する第1の不足重量TL1を演
算する(S114、S116)。そして、大投入の終了
後、タイマ2が安定時間1T2 を計時して、制御部11
がYESと判定した時に(S204)、第1の計量ホッ
パ5に投入されている被計量物の安定投入重量Mgを演
算し、この演算により得られた安定投入重量Mgの定量
値TW に対する第2の不足重量TL2を演算する。そし
て、第2のゲート16を開放して第1の計量ホッパ5か
ら被計量物の排出を開始して、この排出時間を計時する
タイマ5をスタートさせる(S210)。タイマ5が排
出時間T3 を計時した時は(S216)、第1の計量ホ
ッパ5から被計量物の排出が終了しているので第2のゲ
ート16を閉鎖する(S218)。
【0032】一方、第2の投入手段3は、第1の投入手
段1による投入と略同じタイミングで第3のゲート22
を開放して定量値TW の約10%重量TS の被計量物を
ねらって第2の計量ホッパ19に被計量物7を小投入す
る(S100)。ただし、第2の計量ホッパ19内に被
計量物7が残っている場合は、第2の計量ホッパ19内
の被計量物の重量が定量値TW の約10%重量TS とな
るようにその満たない分を投入する。そして、第2の計
量ホッパ19に重量TS の被計量物が投入されるまで投
入を続け(S102)、第2の計量ホッパ19に重量T
S の被計量物が投入されたときに、第3のゲート22を
閉じて小投入を停止する。この小投入時間をt1 とす
る。この小投入停止時に、安定時間2t2 ’を計時する
タイマ1をスタートさせる(S104)。そして、タイ
マ1が安定時間2t2 ’を計時して、制御部11がYE
Sと判定した時であって(S200)、第1の計量ホッ
パ5からの被計量物の排出が開始される前に、第2の計
量ホッパ19の第4のゲート27を開放してステップS
116で演算された第1の不足重量TL1分の被計量物の
排出(ロスイン計量)を開始する(S202)。そし
て、第2の計量ホッパ19から第1の不足重量TL1分の
被計量物が排出された時に、第4のゲート27を閉鎖し
てこのロスイン計量を停止させる(S206、S20
8)。そして、ステップS210で第2の不足重量TL2
が演算され、第1の計量ホッパ5からの被計量物の排出
が開始された後に、第2の計量ホッパ19からの被計量
物の排出を、第1の不足重量TL1に代えて第2の不足重
量TL2分を目標とする排出を開始し(S210)、第2
の計量ホッパ19から第2の不足重量TL2分の被計量物
の排出が終了したときに、そのロスイン計量を終了させ
る(S212、S214)。このロスイン計量時間がt
3 であり、オーバーラップ時間がt5 ’である。ただ
し、ステップS210において第2の不足重量TL2が演
算された時に、第2の計量ホッパ19から第1の不足重
量TL1分の被計量物の排出が続いている場合は、第1の
不足重量TL1分の被計量物の排出が停止されずにそのま
ま第2の不足重量TL2分の被計量物の排出が開始され
る。
【0033】第2実施形態の定量秤によると、第1の実
施形態と同様に計量サイクル時間の短縮と計量精度の向
上を図ることができると共に、第1の計量ホッパ5から
の被計量物7の排出に先立って行う第2の計量ホッパ1
9からの被計量物7の排出の際の目標排出重量を、予測
投入重量M’gの定量値TW に対する第1の不足重量T
L1としているので、第2の計量ホッパ19から被計量物
7を排出し過ぎることによる定量計量誤差の発生を防止
することができるし、その低減を図ることができる。そ
して、第1の計量ホッパ5に投入されている被計量物7
の計量信号が安定した時に(安定時間1T2 経過時に)
その安定投入重量を計量してその安定投入重量Mgの定
量値TW に対する第2の不足重量TL2を演算し、最終的
にその第2の不足重量TL2の被計量物7を第2の計量ホ
ッパ19から排出しているので、比較的高い計量精度で
定量計量を行うことができる。ただし、第1の不足重量
L1は、第2の不足重量TL2よりも重くならないように
少ない目に設定することにより、第2の計量ホッパ19
から被計量物の排出のし過ぎを防止することができる。
【0034】次に、第1の計量ホッパ5に投入された被
計量物の質量Mを予測(推定)して予測投入質量M’及
び予測投入重量M’gを演算する理論の一例を図7を参
照して説明する。勿論、予測投入重量M’gは、以下に
示す演算により求めることに限定するものではなく、こ
れ以外の演算により求める構成としてもよい。まず、ロ
ードセル12に支持されている第1の計量ホッパ5は、
図7に示すように、互いに並列するばね定数kのばねと
減衰係数cのダンパを介して固定部に支持されている振
動系モデルとする。図7における可動部である第1の計
量ホッパ5の風袋質量mと第1の計量ホッパ5に投入さ
れた被計量物7の質量Mの運動方程式は、次のように表
現できる。
【0035】
【数1】
【0036】ただし、xは第1の計量ホッパ5の平衡点
からの変位、cは減衰係数、kはばね定数、gは重力加
速度、t0 は第1の計量ホッパ5が被計量物と共に振動
を開始した時刻である。(1)式をMに関して解くと、
【0037】
【数2】
【0038】となる。ここで、被計量物の質量MをM’
としたのは、(2)式によって計算された数値は、被計
量物の質量Mの真値ではなく、推定値だからである。
(2)式から明らかなように、被計量物7が投入されて
振動する第1の計量ホッパ5の加速度、速度、及び変位
を観測することによって、被計量物の質量Mを推定する
ことができる。加速度、速度、及び変位の検出と信号の
変換に際しては、何らかの雑音が伴うが、この雑音は、
推定精度に対して無視できるものとする。この(2)式
により、予測投入質量M’を得ることができるのでこの
M’に重力加速度gを乗算することにより予測投入重量
M’gを得ることができる。
【0039】そして、この定量秤では、(2)式を演算
するための予測演算手段のプログラムは、予め記憶部に
記憶されており、制御部11は、この予測演算手段のプ
ログラムに従って、サンプリング開始時刻t0 (図8に
示す安定時間T21経過時)における変位検出器34が検
出した変位信号ydd、速度検出器35が検出した速度信
号yvd、及び加速度検出器38が検出した加速度信号y
ad、各サンプリング時刻tにおける変位信号y
d (t)、速度信号yv (t)、及び加速度信号y
a (t)に基づいて、サンプリング開始時刻t0 、及び
各サンプリング時刻tにおける予測投入重量M’gの平
均値として予測投入重量(M’g)’を演算することが
できる。
【0040】なお、第1及び第2実施形態によると、計
量サイクル時間を従来よりもオーバーラップ時間t5
はt5 ’だけ短縮することができるので、その短縮した
時間内に例えば包装用袋に投入された被計量物内に存在
する空気等の気体を脱気したり、包装用袋内に存在する
空気等の気体を被計量物の酸化防止作用等を有する不活
性ガスに置換する工程を入れることができ、これによっ
て、計量サイクル時間を従来よりも長引かせずに上記工
程を行わせることができる。
【0041】ただし、上記第1及び第2実施形態におい
て、図4に示すように、第2の計量手段4が、ロスイン
計量を終了して安定時間3t4 が経過した後に、今回の
計量サイクルにおいて第2の計量ホッパ19から排出さ
れた被計量物7の排出重量を演算して求める構成として
もよい。このように、安定時間3t4 が経過した後に第
2の計量ホッパ19から排出された被計量物を演算して
求めることによりこの排出重量を正確に計量することが
できる。従って、第2の計量ホッパ19から排出された
被計量物の排出重量と第1の計量ホッパ5より排出され
た被計量物の重量との合計重量は、包装機に供給された
被計量物の正確な重量を表しており、この合計重量を表
示部31に表示したり、印字部(図示せず)に印字させ
て重量表示として使用することができる。
【0042】更に、第2の計量手段4が安定時間3t4
の経過時に、演算により得られたロスイン計量の排出重
量が、第1の計量手段2により演算して得られた第1実
施形態の上記不足重量未満、又は第2実施形態の第2の
不足重量未満であるか否かを判定し、不足重量未満であ
ると判定したときには、その不足重量に満たない重量
分、又はそれよりも少し多い目の重量の被計量物を第2
の計量ホッパ19から排出させる構成としてもよい。こ
れにより、ロスイン計量による計量誤差を解消すること
ができ、計量精度の向上を図ることができる。なお、表
示部31及び印字部には、第2の計量ホッパ19から排
出された被計量物の合計重量と第1の計量ホッパ5より
排出された被計量物の重量との合計重量を表示及び印字
することとする。
【0043】なお、図4において、第1の計量ホッパ5
に被計量物を投入する次回の大投入を、第1の計量ホッ
パ5からの被計量物の排出が終了した直後に行わず、第
2の計量ホッパ19に被計量物を投入する次回の小投入
と略同じタイミングで行ったのは、大投入を安定時間3
4 の時間帯に行うと、大投入による振動が第2の計量
手段4の計量誤差の原因となるからであり、これを避け
るためである。
【0044】そして、上記第1及び第2実施形態におい
て、第1及び第3のゲート9、22を開閉することによ
り被計量物7を自重により対応する各第1、第3の排出
口8、21から排出する構成としたが、投入ホッパ6内
の被計量物7を各第1、第3の排出口8、21から定体
積ずつ強制的に排出する構成としてもよい。例えばオー
ガー式、又はスクリュー式等の排出装置を採用すること
ができる。
【0045】また、定量値の約95%重量の被計量物7
を第1の計量ホッパ5に大投入したが、これ以外の例え
ば定量値の約90%重量の被計量物7を第1の計量ホッ
パ5に大投入してもよい。この場合、第2の計量ホッパ
19に収容されている被計量物の重量が定量値の約15
%重量となるように制御する。
【0046】更に、上記第2実施形態では、制御部11
が、第1の計量ホッパ5に被計量物7が投入されて、図
8に示す(T21+T22)時間が経過した時に(安定時間
2が経過する前)、第1の計量ホッパ5に投入された
被計量物7の投入重量の予測演算を終了し、その予測投
入重量の所望定量値に対する不足重量を第1の不足重量
として演算し、第1の計量ホッパに投入されている被計
量物の計量信号が安定した時に(安定時間T2 が経過し
た時に)、その安定投入重量の上記所望定量値に対する
第2の不足重量を演算し、第1の不足重量に代えて第2
の不足重量分の被計量物を第2の計量ホッパ19から排
出する構成としたが、制御部11が、第1の計量ホッパ
5に被計量物7が投入されて、図8に示す(T21
22)時間が経過した時に(安定時間T2 が経過する
前)、第1の計量ホッパ5に投入された被計量物7の投
入重量の予測演算を行い、その予測投入重量の所望定量
値に対する不足重量を第1の不足重量として演算し、そ
の第1の不足重量分の被計量物を第2の計量ホッパ19
から排出する構成としてもよい。
【0047】つまり、この定量秤によると、第2の計量
ホッパ19から最終的に第2の不足重量分の被計量物を
排出するのではなく、最終的に第1の不足重量分の被計
量物を排出するものとしたから、安定時間T2 が経過し
た時に安定投入重量を計量する必要がなく、従って、第
1の計量ホッパ5に被計量物7が投入されて、図8に示
す(T21+T22)時間が経過した時から第1の計量ホッ
パ5内の被計量物の排出を開始することができる。これ
により、第1の計量ホッパ5の計量サイクル時間を、第
2実施形態よりも〔T2 −(T21+T22)〕時間だけ短
縮することができる。そして、図8に示す小投入時間t
1 は、空の第2の計量ホッパ19に定量値の約10%重
量の被計量物を投入するための投入時間であるが、計量
運転中は、第2の計量ホッパ19に定量値の約5%重量
の被計量物を投入する投入時間で済むので(約5%重量
の被計量物がロスイン計量により排出される)、この小
投入時間が約t1 /2となり、これによってこの定量秤
の計量サイクル時間を、第2実施形態よりも〔T2
(T21+T22)〕時間又はt1 /2時間だけ短縮するこ
とができる。なお、(6)〜(8)式に基づく予測投入
重量の演算の重量誤差は、約1/1000であり、この
程度の計量精度が要求される定量秤に適用することがで
きる。
【0048】次に、上記第1及び第2実施形態における
定量値や図3、図4、及び図8に示す大投入、小投入等
の各時間の具体例を示す。定量値=25kg、大投入T
1 =0.82sec、安定時間1T2 =1.1sec、
排出T3 =0.5sec、小投入t1 =0.6sec、
安定時間2t2 =0.9sec、ロスイン排出t3
0.92sec、オーバーラップ時間t5 =0.42s
ec、安定時間3t4 =0.9secである。従って、
図3及び図4に示す各計量サイクル時間(2.42se
c、3.32sec)は、図5及び図6に示す各サイク
ル時間(2.84sec、3.74sec)よりもオー
バーラップ時間t5 =0.42secの分だけ短くなっ
ており、これにより、計量速度の向上を図ることができ
る。なお、安定時間2t2 ’≒t2 、オーバーラップ時
間t5 ’≒t5 である。
【0049】
【発明の効果】第1の発明によると、第1の計量ホッパ
からの被計量物の排出が開始される前に、第2の計量ホ
ッパからの第1の計量ホッパへの投入重量の不足重量分
の排出(ロスイン計量)を開始する構成としたので、そ
のロスイン計量時間の開始時間を前にずらした分だけ終
了時間を早めることができ、これによって計量サイクル
時間の短縮を図り、計量速度を向上させることができ
る。
【0050】そして、ロスイン計量時間のうち、第1の
計量ホッパからの被計量物の排出が開始される前におけ
る時間帯(オーバーラップ時間)は、計量サイクル時間
に計算されないので、ロスイン計量流量を安定させる時
間として比較的長時間を要する被計量物を計量する場合
には、この時間帯を利用することにより計量サイクル時
間を長びかさずにロスイン計量流量を安定させることが
できる。これによって、計量精度の向上を図ることがで
きる。
【0051】第2の発明は、第2の計量ホッパからの排
出が終了した時から所定の安定時間が経過した後に、第
2の計量ホッパから排出された被計量物の重量を演算す
る構成である。従って、第2の計量ホッパから排出され
た被計量物の重量を正確に知ることができる。これによ
って、例えば第2の計量ホッパからの排出が排出不足と
なっている場合には追加排出を行えるようにすることが
できる。そして、第2の計量ホッパから排出された被計
量物の排出重量を正確に演算することができるので(ロ
スイン計量による計量誤差を解消することができるの
で)、第1及び第2の計量ホッパにより計量された被計
量物の正確な合計重量値を、例えば重量表示の為に印字
したり、コンピュータに送信してデータ処理を行う場合
に有効に利用することができる。
【0052】第3の発明によると、第1の発明と同様
に、第1の計量ホッパからの被計量物の排出を開始する
前に第2の計量ホッパからの被計量物の排出を開始させ
ているので、計量サイクル時間の短縮を図ることができ
る。そして、第1の計量ホッパからの被計量物の排出に
先立って行う第2の計量ホッパからの被計量物の排出の
際の目標排出重量を、予測投入重量の所望定量値に対す
る不足重量としているので、第2の計量ホッパから被計
量物を排出し過ぎることによる定量計量誤差の発生を防
止することができるし、その低減を図ることができる。
【0053】第4の発明によると、第1の発明と同様に
計量サイクル時間の短縮と計量精度の向上を図ることが
できると共に、第1の計量ホッパからの被計量物の排出
に先立って行う第2の計量ホッパからの被計量物の排出
の際の目標排出重量を、予測投入重量の所望定量値に対
する不足重量、即ち、第1の不足重量としているので、
第2の計量ホッパから被計量物を排出し過ぎることによ
る定量計量誤差の発生を防止することができるし、その
低減を図ることができる。そして、第1の計量ホッパに
投入されている被計量物の計量信号が安定した時又はそ
れ以降にその安定投入重量を計量してその安定投入重量
の所望定量値に対する第2の不足重量を演算し、最終的
にその第2の不足重量の被計量物を第2の計量ホッパか
ら排出しているので、定量計量の計量精度の向上の維持
を図ることができる。
【0054】そして、第1、第3、及び第4の各発明に
よると、計量サイクル時間を従来よりもオーバーラップ
時間t5 又はt5 ’だけ短縮することができるので、そ
の短縮した時間内に例えば被計量物内に存在する空気等
の気体を脱気したり、被計量物の酸化防止作用を有する
不活性ガスに置換する工程を入れることができ、これに
よって、計量サイクル時間を従来よりも長引かせずに上
記工程を行わせることができる。
【0055】第5の発明によると、第2の計量ホッパか
らの第2の不足重量分の被計量物の排出が終了し、その
終了時点から所定の安定時間が経過した後に第2の計量
ホッパから排出された被計量物の重量を演算する構成で
あるので、第2の計量ホッパから排出された被計量物の
重量を正確に知ることができる。これによって、第2の
発明と同様に、第2の計量ホッパからの被計量物の排出
が不足している場合にはその不足分を追加して排出する
ことができ、その結果、所望の定量値の被計量物を精度
良く計量することができるし、第1及び第2の計量ホッ
パから排出された被計量物の正確な合計重量を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る定量秤の概略構
成図である。
【図2】同第1実施形態に係る定量秤の電気回路を示す
ブロック図である。
【図3】同第1実施形態に係る定量秤の計量手順を示す
タイムチャートである。
【図4】同発明の他の実施形態に係る定量秤の計量手順
を示すタイムチャートである。
【図5】従来の定量秤の計量手順を示すタイムチャート
である。
【図6】従来の他の定量秤の計量手順を示すタイムチャ
ートである。
【図7】同発明の第2実施形態に設けられている第1の
計量ホッパの振動系モデルを示す図である。
【図8】同第2実施形態の定量秤の計量手順を示すタイ
ムチャートである。
【図9】同第2実施形態の定量秤の計量制御手順を示す
フローチャートである。
【図10】同第2実施形態の定量秤の計量制御手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 第1の投入手段 2 第1の計量手段 3 第2の投入手段 4 第2の計量手段 5 第1の計量ホッパ 19 第2の計量ホッパ 34 変位検出器 35 速度検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 勝芳 兵庫県明石市茶園場町5番22号 大和製衡 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望定量値よりやや少ない重量の被計量
    物を第1の計量ホッパへ投入する第1の投入手段と、第
    1の計量ホッパを具備し第1の投入手段による投入重量
    を計量し上記所望定量値に対する不足重量を演算すると
    共に第1の計量ホッパから被計量物を排出する第1の計
    量手段と、被計量物を第2の計量ホッパへ投入する第2
    の投入手段と、第2の計量ホッパを具備し第2の計量ホ
    ッパに投入されている被計量物のうちから上記不足重量
    分の被計量物を排出する第2の計量手段と、を具備する
    定量秤において、 第1の計量ホッパからの被計量物の排出が開始される前
    に第2の計量ホッパからの上記不足重量分の被計量物の
    排出が開始し、第1の計量ホッパからの被計量物の排出
    が開始された後に第2の計量ホッパからの上記不足重量
    分の被計量物の排出が終了するように構成された定量
    秤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の定量秤において、第2
    の計量手段は、第2の計量ホッパからの上記不足重量分
    の被計量物の排出が終了した時から所定の安定時間が経
    過した後に第2の計量ホッパから排出された被計量物の
    重量を演算することを特徴とする定量秤。
  3. 【請求項3】 所望定量値よりやや少ない重量の被計量
    物を第1の計量ホッパへ投入する第1の投入手段と、第
    1の計量ホッパを具備し第1の投入手段による投入重量
    を計量しその計量信号が安定する前にその投入重量を予
    測する演算を行いその予測投入重量の上記所望定量値に
    対する不足重量を演算することができ第1の計量ホッパ
    から被計量物を排出する第1の計量手段と、被計量物を
    第2の計量ホッパへ投入する第2の投入手段と、第2の
    計量ホッパを具備し第2の計量ホッパに投入されている
    被計量物のうちから上記不足重量分の被計量物を排出す
    る第2の計量手段と、を具備し、第1の計量ホッパから
    の被計量物の排出が開始される前に第2の計量ホッパか
    らの上記不足重量分の被計量物の排出が開始されるよう
    に構成された定量秤。
  4. 【請求項4】 所望定量値よりやや少ない重量の被計量
    物を第1の計量ホッパへ投入する第1の投入手段と、第
    1の計量ホッパを具備し第1の投入手段による投入重量
    を計量しその投入重量の上記所望定量値に対する第1の
    不足重量を演算することができ第1の計量ホッパから被
    計量物を排出する第1の計量手段と、被計量物を第2の
    計量ホッパへ投入する第2の投入手段と、第2の計量ホ
    ッパを具備し第2の計量ホッパに投入されている被計量
    物のうちからその第1の不足重量分の被計量物を排出す
    る第2の計量手段と、を具備し、第1の計量ホッパから
    の被計量物の排出が開始される前に第2の計量ホッパか
    らの第1の不足重量分の被計量物の排出が開始するよう
    に構成された定量秤において、 第1の計量手段は、第1の計量ホッパに投入された被計
    量物の計量信号が安定する前にその投入重量を予測する
    演算を行い、その予測投入重量の上記所望定量値に対す
    る不足重量を第1の不足重量として演算し、第1の計量
    ホッパに投入されている被計量物の計量信号が安定した
    時又はそれ以降にその安定投入重量の上記所望定量値に
    対する第2の不足重量を演算し、第1の不足重量に代え
    て第2の不足重量分の被計量物を第2の計量ホッパから
    排出することを特徴とする定量秤。
  5. 【請求項5】 請求項3、又は4に記載の定量秤におい
    て、第2の計量手段は、第2の計量ホッパからの第2の
    不足重量分の被計量物の排出が終了した時から所定の安
    定時間が経過した後に第2の計量ホッパから排出された
    被計量物の重量を演算することを特徴とする定量秤。
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