JP3527234B2 - 運転能率解析装置 - Google Patents

運転能率解析装置

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JP3527234B2
JP3527234B2 JP2003187015A JP2003187015A JP3527234B2 JP 3527234 B2 JP3527234 B2 JP 3527234B2 JP 2003187015 A JP2003187015 A JP 2003187015A JP 2003187015 A JP2003187015 A JP 2003187015A JP 3527234 B2 JP3527234 B2 JP 3527234B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、組合せ秤の組合せ計
量能率の変動の原因を解析する運転能率解析装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】また、組合せ秤は、複数の計量ホッパを
備えており、各計量ホッパに供給された物品の重量を計
量して物品の組合せ計量を行うものである。そして、従
来、この組合せ秤には、例えば各計量ホッパに供給され
た物品の重量が適切な重量でなかったときや、物品が供
給されていない計量ホッパの数がある一定以上であると
きに、その異常の原因を表示することができる警報器を
設けてある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】組合せ秤に設けられて
いる上記従来の警報器は、例えば計量ホッパに供給され
た物品の重量が過量であるとき、過量であるという異常
の原因をオペレータに知らせることができる。しかし、
或る一定の時間に目標個数の物品の組合せ計量を行うこ
とができなかった場合、その主な原因が例えば計量ホッ
パに供給された物品の重量が過量であったのか、若しく
は軽量であったのか等の原因を知ることができず、その
結果、計量能率の改善を十分に行うことができないとい
う問題がある。 【0004】本発明は、上記問題点を解決する運転能率
解析装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数の物品の
重量を種々に組合せ、これら組合せのうちで合計重量が
許容重量範囲内の組合せを選択する組合せ演算を実行
し、選択された物品を排出し、新たに物品を供給し、計
量することを、繰り返す組合せ秤において、上記組合せ
演算において上記合計重量が上記許容重量範囲内の組合
せを選択できないごとに、少なくともそのときの上記各
重量及びこれらの合計重量を基に、少なくとも上記物品
の重量に起因する上記組合せ非選択の複数の原因のうち
いずれに該当するかを解析する解析手段と、上記複数の
原因に対応して設けられ、上記解析手段によって解析さ
れた原因に対応するものの値が変化する複数のカウント
手段と、前記許容重量範囲内の組合せを所定回数選択で
きたとき、そのときまでに行われた組合せ演算の回数と
前記各カウント手段の値との比それぞれを演算する演算
手段とを、具備するものである。 【0006】本発明によると、組合せ秤が物品の組合せ
演算を行って、許容重量範囲内の組合せを選択できた回
数が所定回数となったとき、その所定回数の組合せを選
択する間に行った複数回の組合せ演算のうちで、許容重
量範囲内の組合せを選択することができなかった組合せ
演算の回数を、その原因別にカウント手段がカウントす
る。そして、演算手段が、これら原因別のカウント値
と、そのときまでに行われた組合せ演算の回数との比を
出力する。従って、これら各比の値から、物品の重量及
び合計重量が、許容重量範囲内の組合せを得るために適
正であるか否かを判断することができる。 【0007】 【実施例】この実施例は、図2に示すメモリ式自動組合
せ秤に本発明の運転能率解析装置を適用したものであ
る。このメモリ式自動組合せ秤は、分散フィーダ1上に
物品を供給するクロスヘッドフィーダ(物品送り込み装
置)2を設けてあり、このクロスヘッドフィーダ2には
バケットフィーダ100より物品が供給される。分散フ
ィーダ1の周囲には放射状に複数台(P台)のリニアフ
ィーダ3−1・・・が設けられており、振動器4−1・
・・が振動したとき、分散フィーダ1から供給された物
品をその先端側に搬送する。そして、リニアフィーダ3
−1・・・の先端には、フィードホッパ5−1・・・が
設けられており、物品を保持することができる。これら
フィードホッパ5−1・・・の下方には、夫々計量ホッ
パ6−1・・・が設けられ、これらが空のとき、フィー
ドホッパ5−1・・・のゲート7−1・・・が開かれ
て、物品が供給される。これら計量ホッパ6−1・・・
には、夫々重量検出器8−1・・・が設けられ、計量ホ
ッパ6−1・・・に供給された物品の重量値を検出す
る。これら計量ホッパ6−1・・・の内側の下方には夫
々メモリホッパ9−1・・・が設けられ、これらが空の
とき、計量ホッパ6−1・・・の図の内側のゲート11
−1・・・が開かれて、物品が供給される。これら計量
ホッパ6−1・・・及びメモリホッパ9−1・・・内の
物品の重量値は、種々に組み合わされて、合計重量が許
容重量範囲内の組合せが選択される。即ち、組合せ演算
が行われ、どの計量ホッパ及びメモリホッパから物品を
排出するか選択され、例えば計量ホッパ6−1が選択さ
れると、その計量ホッパ6−1の外側のゲート10−1
が開かれて、物品が計量ホッパ6−1の下側の分割シュ
ート12と逆円錐台状の集合シュート13を経て、下方
の包装機14に供給される。また、或るメモリホッパ9
−1が選択されると、メモリホッパ9−1のゲート14
−1が開かれて、上記と同様にして物品が包装機14に
供給される。 【0008】また、この組合せ秤は、図3に示すように
計量ユニットAを有している。同図には示していない
が、計量ユニットAは実際には複数組(P組)設けてい
る。計量ユニットAは、重量検出器8を備えた計量ホッ
パ6−1、フィードホッパ5−1及びメモリホッパ9−
1を有している。重量検出器8−1の計量信号は、増幅
器(図示せず)で増幅された後に、マルチプレクサ(図
示せず)を介して制御ユニットBのA/D変換器15に
供給され、ここでデジタル信号に変換されて、演算制御
部(マイクロプロセッサ(CPU))16に供給され
る。演算制御部16は、所定の起動信号が操作設定表示
部17から入力されると、各計量ホッパ6−1・・・に
供給された物品のデジタル計量信号を順次入力し、これ
らに基づいて組合せ演算を行い、排出すべき物品を決定
する。 【0009】なお、計量ホッパ6−1・・・で計量され
た物品は、メモリホッパ9−1・・・が空のとき、この
メモリホッパ9−1・・・に供給されて収容される。そ
して、これらフィードホッパ5−1・・・、メモリホッ
パ9−1・・・及び計量ホッパ6−1・・・内の物品を
排出又は供給する際に、夫々のゲートを開閉するとき
は、計量ユニットAのゲート駆動装置18を駆動回路1
9により駆動させて行われる。また、振動制御回路20
によりリニアフィーダ3−1・・・を駆動させる。 【0010】更に、演算制御部16には、記憶部21、
タイマ22、I/F回路(インターフェース回路)23
を介して包装機14が接続されていると共に、操作設定
表示部17が接続されている。記憶部21は、RAM、
ROMを有し、後述するフローチャートに対応するプロ
グラム、各種運転定数等が書き込まれている。タイマ2
2は、それぞれが設定時限に比例する設定値からクロッ
クパルスをカウントダウンする複数台のカウンタからな
り、カウント値が0になったとき、設定時限となるもの
である。また、操作設定表示部17は、組合せ秤の運転
に必要な各種運転定数を設定することができるし、運転
のON、OFF操作を行うことができる。また、データ
の発信及び警報等の表示することができるし、これと接
続する印字部24を作動させることができる。 【0011】この運転能率解析装置は、演算制御部1
6、タイマ22、記憶部21及び記憶部に予め書き込ま
れているプログラム等によって構成されており、運転能
率解析装置としての2つの機能を備えている。 【0012】第1の機能は、組合せ秤と包装機とからな
る図2に示すラインが或る個数の物品を処理すると、タ
イマ22が、各装置が稼働した時間を各装置ごとに測定
し、演算制御部16が、これらの各装置ごとの稼働時間
と記憶部21に記憶されている各装置ごとの基準時間と
を比較して、各装置の運転能率を解析する機能である。
この基準時間とは、組合せ秤が所定組数の物品を組合せ
計量するために必要とする基準時間(理想時間)、及び
包装機14が所定個数の物品を包装するために必要とす
る基準時間(理想時間)である。 【0013】第2の機能は、組合せ秤が物品の組合せ計
量を行って、許容重量範囲内の組合せを選択できた回数
が所定回数となったとき、その所定回数の組合せを選択
するために行った複数回の組合せ演算のうちで許容重量
範囲内の組合せを選択することができなかった組合せ演
算の回数を、その原因別にカウント手段がカウントし、
演算制御部16が、これらの原因別のカウント値に基づ
いて組合せ秤の運転能率を解析する機能である。このカ
ウント手段は、演算制御部16が備えている。 【0014】図4は、組合せ秤と包装機14の作動タイ
ミングを示す図である。 図に示すtp1 、tp2 、・・・、tpn は、包装機1
4が組合せ秤より排出された1組の物品を包装するに要
する時間である。即ち、組合せ秤が包装機14へ排出完
了信号を発信した時から、包装機14が組合せ秤へ排出
命令信号を発信するまでの時間である。 tpw1 、tpw2 、・・・、tpwn は、包装機14
が組合せ秤に排出命令信号を発信した時から、組合せ秤
が計量物の排出を終了して排出完了信号を包装機14へ
発信するまでの時間である。 tc1 、tc2 、・・・、tcn は、組合せ秤が計量物
の排出を終了した時から、次の組合せができるまでの時
間である。 tcd1 、tcd2 、・・・、tcdn は、組合せ秤が
組合せ演算を完了した時から、包装機14の排出命令に
より計量物を排出するまでの時間である。 【0015】包装機14の処理能力がSP(パック/m
in)とすると、1パック当たりの所要時間(1マシー
ンサイクル)は60/SP(sec)である。組合せ秤
の処理能力がSC(パック/min)とすると、1パッ
ク当たりの所要時間(1計量サイクル)は60/SC
(sec)である。組合せ秤及び包装機14が理想的に
稼働している状態では、 【0016】 【数1】tp1 =tp2 =・・・=tpn =60/SP tc1 =tc2 =・・・=tcn =60/SC tpw1 =tpw2 =・・・=tpwn =0 tcd1 =tcd2 =・・・=tcdn =0 【0017】である。ただし、通常は、組合せ秤の処理
能力(速度)を包装機14の処理能力(速度)よりも大
きくしてあるので、SP≦SC、60/SC≦60/S
Pの関係がある。従って、包装機14及び組合せ秤に異
常がなければ、tpw1 =tpw2 =・・・=tpwn
=0、tcd1 =tcd2 =・・・=tcdn =60/
SP−60/SCである。 【0018】 【表1】 【0019】表1は、図4に示すtp、tpw、tc、
tcdが記憶部21のRAMに記憶されている状態を示
すテーブルであり、このテーブルと同等のアドレスをR
AMに割りつけてある。各アドレスにtp等の時間を記
憶することができる。なお、表1は、tp1 、・・・等
が記憶されている状態を示す。 【0020】 【表2】【0021】表2は、表1に示す各時間が規定の処理回
数のn回分得られたとき、各時間を表2に示すように演
算して、その演算結果を記憶部21のRAMに割りつけ
てある所定の各アドレスに格納した状態を示すテーブル
である。なお、表2のAが包装機14の運転が順調なと
きの基準時間(理想時間)であり、Cが組合せ秤の運転
が順調なときの基準時間(理想時間)である。そして、
xA が包装機14の実稼働時間の累積時間であり、xC
が組合せ秤の実稼働時間の累積時間である。また、この
実施例では、図4に示すtpwの累積時間xB 、tcd
の累積時間xD、組合せ秤及び包装機の運転が順調なと
きのtpwの累積時間xB の基準時間(理想時間)、組
合せ秤及び包装機の運転が順調なときのtcdの累積時
間xD の基準時間(理想時間)も演算して、その演算結
果を記憶部21のRAMに割りつけてある所定の各アド
レスに格納する。表2の演算結果より、 【0022】 【数2】 包装機14のスピードダウン時間T1 =xA −A ・・・(1) 組合せ秤のスピードダウン時間T2 =xC −C ・・・(2) 包装機14側のインターロック時間T3 =xB −B ・・・(3) 組合せ秤側のインターロック時間T4 =xD −D ・・・(4) 【0023】を算出することができる。この算出結果よ
り、例えば、 T1 =T4 ≠0の場合は、包装機14のスピードダウン
がそのまま組合せ秤の排出待ち時間となっていることが
判断できる。 T1 >T4 の場合は、包装機14のスピードダウンと組
合せ秤のスピードダウンとが同時に起こっているときが
あったと判断できる。 T1 <T4 の場合は、組合せ秤の1サイクルの処理が予
定時間よりも短かったときがあったと判断できる。 T2 =T3 ≠0の場合は、組合せ秤のスピードダウンが
そのまま包装機14の待ち時間になっていると判断でき
る。 T2 >T3 の場合は、組合せ秤のスピードダウンと包装
機14のスピードダウンが同時に起こったときがあった
と判断できる。 T2 <T3 の場合は、包装機14の1サイクルの処理が
予定時間よりも短かったときがあったと判断できる。 【0024】ただし、包装機14の処理能力(速度)を
組合せ秤の処理能力(速度)より遅くしているので、包
装機14と組合せ秤の両方に異常がない場合は、nパッ
ク(組)の物品を処理(組合せ計量及び包装)するのに
要する時間Cn は、 【0025】 【数3】Cn =60÷SP×n ・・・(5) 【0026】として算出することができ、組合せ秤及び
包装機14の実際の運転時間(実稼働時間+待ち時間)
Xn は、 【0027】 【数4】 Xn =tp1 +tp2 +・・+tpn +tpw1 +tpw2 +・・+tpwn =tc1 +tc2 +・・+tcn +tcd1 +tcd2 +・・+tcdn ・・・・(6) 【0028】として算出することができる。ここで、
(1)〜(6)より、 【0029】 【数5】 包装機14側の遅れ率Pd=T1 ÷(Xn −Cn )×100 (%)・・(7) 組合せ秤側の遅れ率Cd=T2 ÷(Xn −Cn )×100 (%) ・・(8) 包装機14のスピードダウン中に組合せ秤のスピードダウン発生率PCd =(T1 −T4 )÷T1 ×100 (%) ・・(9) 組合せ秤のスピードダウン中に包装機14のスピードダウン発生率CPd =(T2 −T3 )÷T2 ×100 (%) ・・(10) 【0030】を求めることができる。 【0031】 【表3】 【0032】表3は、組合せ演算をHT回行ったとき、
許容重量範囲内の組合せを選択できた回数(ヒット回
数)hと、組合せを選択することができなかった時の原
因A、B、C、D別の回数nhA 、nhB 、nhC 、n
hD を記憶する記憶部21のRAM内の各アドレスを示
す。なお、組合せをしたが許容重量範囲内の組合せを選
択することができなかったときをノーヒットと呼ぶこと
とする。ノーヒット原因Aの内容は、各計量ホッパに供
給された物品の合計重量WTが組合せの目標重量WT ×
αよりも少なく、物品の総重量が少な過ぎたことをい
う。ただし、α>1とする。WT≦WT ×αの場合であ
る。ノーヒット原因Bの内容は、或る一定以上の重量の
物品が供給されている計量ホッパの数が例えば計量ホッ
パの総数の1/2未満であり、組合せに参加できる計量
ホッパの数が少な過ぎたことをいう。ノーヒット原因C
の内容は、各計量ホッパに供給された物品の平均重量が
組合せの目標重量WT /2以上であり、物品の総重量が
多すぎることことをいう。ノーヒット原因Dの内容は、
許容重量範囲が狭過ぎたことをいう。この場合、組合せ
に参加した計量ホッパの数は適当であり、各計量ホッパ
への物品供給量も適当であったとする。なお、原因A〜
Dに限らず、他の原因を追加して、その原因の回数もカ
ウントさせてもよいし、原因A〜Dのうち所望の原因の
みの回数をカウントさせてもよい。 【0033】そして、組合せ演算回数HT、ヒット率h
p、ノーヒット総量少率nhAP、ノーヒット載荷ホッパ
少率nhBP、ノーヒット総量多率nhCP及びノーヒット
組合せ無し率nhDPは、次式で算出することができる。
即ち、 【0034】 【数6】 組合せ演算回数HT=h+nhA +nhB +nhC +nhD ・・・(11) ヒット率hp=h÷HT×100(%) ・・・・(12) ノーヒット総量少率nhAP=nhA ÷HT×100(%)・・・・(13) ノーヒット載荷ホッパ少率nhBP=nhB ÷HT×100 (%)・・(14) ノーヒット総量多率nhCP=nhC ÷HT×100(%) ・・・(15) ノーヒット組合せ無し率nhDP=nhD ÷HT×100(%)・・(16) 【0035】として算出できる。そして、(7)〜(1
6)式で算出して得られた包装機14側の遅れ率Pd、
組合せ秤側の遅れ率Cd、包装機14のスピードダウン
中に組合せ秤のスピードダウン発生率PCd、組合せ秤
のスピードダウン中に包装機14のスピードダウン発生
率CPd、組合せ演算回数HT、ヒット率hp、ノーヒ
ット総量少率nhAP、ノーヒット載荷ホッパ少率nhB
P、ノーヒット総量多率nhCP、ノーヒット組合せ無し
率nhDP、を操作設定表示部17に表示させると共に、
印字部24に印字させ、更にこれらのデータをオペレー
タの待機している場所に送信してこれらデータの内容を
知らせることができる。 【0036】また、上記各値に対して閾値を設けて組合
せ秤を中心とした前段及び後段の装置、例えば包装機1
4の作動状態を判断し、その判断結果と原因を表示等の
手段によりオペレータ等に知らせることができる。組合
せ秤及び包装機14の作動状態を場合分けして、その場
合ごとの判断例を以下に示す。そして、この内容をその
状況の時に表示等する。ただし、αpd、αcd、αnhA 、
αnhB 、αnhC 、αnhD は閾値である。 【0037】(ア)包装機14側の遅れ率Pd≧αpdの
場合、 「包装機の処理能率が基準能力よりも低下していま
す。」 (イ)組合せ秤側の遅れ率Cd≧αcdの場合、 「組合せ秤の処理能率が基準能力よりも低下していま
す。」 (a)ノーヒット総量少率nhAP≧αnhA の場合、 「原因は組合せ秤に供給される物品の量が基準量よりも
少ない為です。」 (b)ノーヒット載荷ホッパ少率nhBP≧αnhB の場
合、 「原因は組合せ秤に供給される物品の重量が基準重量よ
りも少ないか、若しくは組合せ秤の分散フィーダが基準
よりも物品を分散させていません。」 (c)ノーヒット総量多率nhCP≧αnhC の場合、 「原因は、組合せ秤に供給されている物品の重量が多す
ぎる為です。」 (d)ノーヒット組合せ無し率nhDP≧αnhD の場合、 「原因は許容重量範囲内の組合せのできにくい物品が組
合せ秤に供給されている為です。許容重量範囲を考慮し
て下さい。」 (e)ノーヒット総量少率nhAP≧αnhA 、かつノーヒ
ット総量多率nhCP≧αnhC の場合、 「原因は組合せ秤に供給される物品の重量のばらつき度
が大きい為です。」 (ウ)包装機14のスピードダウン中に組合せ秤のスピ
ードダウン発生率PCd<0の場合、 「組合せ秤の処理能率が設定した能力(基準能力)より
も早くなっています。調べて下さい。」 (エ)組合せ秤のスピードダウン中に包装機14のスピ
ードダウン発生率CPd<0の場合、 「包装機14の処理能率が設定した能力(基準能力)よ
りも早くなっています。調べて下さい。」 【0038】上記のように、(ア)〜(エ)の場合、そ
れに対応する判断が操作設定表示部17等に表示等され
るので、オペレータ等は、この表示を確認して適切な処
置を施すことができる。即ち、この運転能率解析装置に
よると、包装機14が所定数のパックを包装するたび
に、組合せ秤及び包装機14の運転能率を解析すること
ができ、各装置の運転能率が、予め設定した能力を確保
することができなかった場合、解析の度にその原因がい
ずれの装置に在るかを判定してオペレータ等に知らせる
ことができる。更に、組合せ秤の運転能率が低下した場
合は、ヒット率、各原因に対するノーヒット率を算出し
て、組合せ秤が備えている各種の機器、バケットフィー
ダ100、クロスヘッドフィーダ2の処置方法を判断
し、表示、印刷、通信等の手段によりこれらの状況をオ
ペレータに報告することができる。これによって、この
組合せ秤ラインの処理能力の向上に貢献することができ
る。 【0039】次に、この運転能率解析装置を備える組合
せ秤の動作をフローチャートを参照して説明する。図5
は、この運転能率解析装置を備える組合せ秤を動作させ
るプログラムのメインルーチンを示すフローチャートで
ある。まず、オペレータが操作設定表示部17を操作し
て、組合せ秤の運転のための各種設定及びイニシャル値
のセットを行うと共に(ステップ100)、運転能率解
析装置に関する例えば解析を行う周期n(計量回数n)
をセットする(ステップ102)。即ち、包装機14が
n組の物品を包装パックする度に運転能率の解析を行う
ようにセットする。そして、起動スイッチをONする
と、組合せ秤の各種機器、例えばリニアフィーダ等が作
動する(ステップ104)。組合せ秤は、組合せ演算を
行い(ステップ106)、組合せの中に許容重量範囲内
の組合せがあるか否かを判定し(ステップ108)、許
容重量範囲内の組合せがなければ、その原因を解析して
記憶する(ステップ128)。この解析手順は、図1の
フローチャートに示す通りであり、後述する。そして、
許容重量範囲内の組合せがありと判定したときは、表3
に示すヒット回数のカウント値hを1だけ加算して記憶
する(ステップ110)。次に、図4に示すtc時間の
エンドフラグ、tcd時間のスタートフラグ及び組合せ
演算完了フラグを夫々ONにする(ステップ112)。
そして、包装機14よりの排出命令信号を待ち(ステッ
プ114)、排出命令信号が入力したときに計量物を排
出して、排出完了信号を包装機14に発信する(ステッ
プ116)。次に、図4に示すtp時間のスタートフラ
グ、tpw時間のエンドフラグ、tc時間のスタートフ
ラグ、tcd時間のエンドフラグをONにする(ステッ
プ118)。そして、計量回数のカウンタのカウント値
を1だけ加算する(ステップ120)。この計量回数と
は、許容重量範囲内の組合せができた回数をいう。この
計量回数がnに達するまでは、上記ステップ104〜1
22及び128を繰り返し実行する(ステップ12
2)。そして、計量回数がnに達すると、データを解析
して原因を判定し、判明した原因を表示、印字及び発信
する(ステップ124)。ステップ124の手順は、図
8のフローチャートに示す通りであり、後述する。そし
て、記憶部21に記憶した数値、データ等を初期化する
(ステップ126)。これで、メインルーチンの1サイ
クルの動作が終了する。以降、運転停止命令を受けるま
で上記動作を繰り返し実行する。 【0040】図6及び図7は、一定時間ごとに実行され
る割り込みルーチンを示すフローチャートである。この
割り込みルーチンは、図4に示すtp時間、tpw時
間、tc時間、tcd時間を各計量ごとに測定回数n回
まで順次繰り返し測定し、この測定した各時間を表1に
示すように各計量回数ごとに記憶するためのものであ
る。即ち、図6に示すステップ210、212、21
4、216は、tp時間を計測し、この計測して得られ
たtp時間を該計量回数と対応するメモリ位置に記憶す
るステップである。例えば計量回数が1回目のとき、t
pがtp1 であり、表1に示すように記憶する。ステッ
プ218、220、222、224は、tpw時間を計
測し、この計測して得られたtpw時間を該計量回数と
対応するメモリ位置に記憶するステップである。例えば
計量回数が2回目のとき、tpwがtpw2 であり、表
1に示すように記憶する。ステップ226、228、2
30、232は、tc時間を計測し、この計測して得ら
れたtc時間を該計量回数と対応するメモリ位置に記憶
するステップである。例えば計量回数が2回目のとき、
tcがtc2 であり、表1に示すように記憶する。図7
に示すステップ234、236、238、240は、t
cd時間を計測し、この計測して得られたtcd時間を
該計量回数と対応するメモリ位置に記憶するステップで
ある。例えば計量回数が3回目のとき、tcdがtcd
3 であり、表1に示すように記憶する。なお、ステップ
200〜208は、組合せ秤が計量済みの物品を排出し
た時点か若しくは組合せ演算を完了した時点かを判断し
て、その時点に応じて対応するtpw時間スタートフラ
グ、tp時間エンドフラグ、tpw時間エンドフラグを
ONにするステップである。 【0041】図1は、図5に示すフローチャートのステ
ップ128の詳細を示すフローチャートである。即ち、
許容重量範囲内の組合せを得られなかった場合におい
て、その原因別に組合せの回数をカウントするためのプ
ログラムの内容を示すフローチャートであり、要は表3
に示すノーヒット原因A〜Dの回数をカウントするため
のである。まず、演算制御部16が、全計量ホッパに供
給された物品の合計重量WTを算出する(ステップ30
0)。そして、合計重量WT≦目標重量×α、(WT÷
組合せ秤の総数P)≧(目標重量÷2)、物品を載荷し
ている計量ホッパの数≦(組合せ秤の総数P÷2)に該
当するか否かをステップ302、304、306の順に
判定し(ステップ302〜306)、該当する場合は、
対応する夫々の判断ごとに各カウンタのカウント値(n
hA、nhB、nhC、nhD)を1づつ加算する。こ
れにより、ノーヒット原因A〜D別に組合せの回数をカ
ウントすることができる。 【0042】図8は、図5に示すフローチャートのステ
ップ124の詳細を示すフローチャートである。即ち、
図1及び図6に示す演算処理によって得られた表1に示
すメモリ値に基づいて表2に示すxA 〜xD 、A〜Dを
算出する(ステップ400、402)。次に、上述した
(1)〜(4)式のT1 〜T4 、(5)及び(6)式の
Cn 及びXn 、(7)〜(16)式のPd、Cd、PC
d、CPd、HT、hp、nhAP、nhBP、nhCP、n
hDPを算出する(ステップ404〜412)。そして、
これら算出したPd、Cd、PCd、CPd、HT、h
p、nhAP、nhBP、nhCP、nhDPを印字、表示発信
してオペレータ等に知らせると共に(ステップ41
4)、これら算出したPd等に基づいて上述した(ア)
〜(エ)の判断を行って(ステップ416)、その判断
結果、即ちこの組合せ秤ラインのシステム状況を印刷、
表示、発信してオペレータ等に知らせる(ステップ41
8)。オペレータは、この印刷等された値及び判断結果
を考慮して組合せ秤、包装機14等に適切な処置を施す
ことができ、その結果、このラインの運転能率の向上を
図ることができる。 【0043】更に、この運転能率解析装置によると、上
述したように異常の原因等をオペレータに知らせるだけ
でなく、例えば、基準時間よりも実稼働時間が短かった
装置、例えば包装機14の実稼働時間が短かった場合、
稼働に適した条件が付与されたとみなすことができ、そ
の装置をオペレータ等に知らせるようにすることができ
る。つまり、稼働時間の短かった装置を知ることができ
ると、その装置を適切に稼働させた条件を調査して、そ
の条件を目標の条件としてその装置に設定することがで
きる。これを各装置に適用することにより、ライン全体
の時間当たりの処理能力の向上を図ることができる。 【0044】また、組合せ秤において、許容重量範囲内
の組合せを比較的高い確率で選択できたときに、異常の
原因別のカウント値を解析することにより、例えば各計
量ホッパに供給すべき物品の適切な重量等を見出すこと
ができ、その結果、許容重量範囲内の組合せを選択する
ことができる確率を更に高めることができる。 【0045】ただし、上記実施例では、本発明の運転能
率解析装置を自動式組合せ秤ラインに適用した例を示し
たが、この運転能率解析装置を図9に示す半自動式組合
せ秤ラインに適用することができる。図9に示す被計量
物品25は、送り込みコンベア26によって半自動式組
合せ秤27のオペレータ28の手元に送り込まれ、オペ
レータ28が組合せ秤27の複数の物品投入孔31に物
品を投入すると、組合せ秤27がこれらの物品の重量を
計量する。組合せ秤27が組合せ演算を終了して、許容
重量範囲内の物品の組を排出すると、その物品を包装機
14が包装パックし、このパックされた物品は排出コン
ベア30によって送り出される。 【0046】図10は、この半自動式組合せ秤ラインの
電気回路を示すブロック図である。図10のブロック図
で表されている電気回路と図3のブロック図で表されて
いる電気回路と相違するところは、図3に示す電気回路
はリニアフィーダ3−1を駆動するための振動制御回路
20を備えているが、図10に示す電気回路はこれらを
備えていないところと、図3に示す電気回路はフィード
ホッパ5−1、メモリホッパ9−1及び計量ホッパ6−
1を駆動するためのゲート駆動装置18を備えている
が、図10に示す電気回路はこれらを備えていないが、
物品が投入される計量槽32及びこれを駆動するための
排出機構駆動装置32を備えているところである。その
他の部分は、図3のブロック図で表されている電気回路
と同等であり、同等部分は同一の図面符号で示し、その
説明を省略する。この半自動式組合せ秤ラインに設けた
運転能率解析装置も上記実施例と同様の作用をするもの
であり、その説明を省略する。 【0047】 【発明の効果】本発明によると、許容重量範囲内の組合
せを選択することができなかった組合せ演算の回数をそ
の原因別にカウントして、これら原因別のカウント値に
基づいて各物品の重量について解析することができる
例えば、許容重量範囲内の組合せを選択できなかった主
な原因及び軽微な原因を解析することができ、その主原
因等をオペレータ等に知らせることができる。従って、
初心のオペレータであっても異常の主な原因等をこの運
転能率解析装置によって極めて簡単に知ることができ、
異常の主原因を知ることができると、その原因を除去す
る対策をとることができ、許容重量範囲内の組合せを選
択することができる確率を高めることができるという効
果がある。 【0048】また、許容重量範囲内の組合せを比較的高
い確率で選択できたときに、上記原因別のカウント値を
解析することにより、例えば各計量ホッパに供給すべき
物品の適切な重量等を見出すことができ、その結果、許
容重量範囲内の組合せを選択することができる確率を更
に高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例に係る運転能率解析装置の
組合せのできなかった原因別に組合せの回数をカウント
するフローチャートである。 【図2】同実施例の自動式組合せ秤ラインの外観図であ
る。 【図3】同実施例の運転能率解析装置を備える自動式組
合せ秤ラインの電気回路を示すブロック図である。 【図4】同実施例の自動式組合せ秤と包装機の動作タイ
ミングを示す図である。 【図5】同実施例の自動式組合せ秤ラインのメインルー
チンを示すフローチャートである。 【図6】同実施例の自動式組合せ秤ラインの割り込みル
ーチンを示すフローチャートである。 【図7】同実施例の自動式組合せ秤ラインの割り込みル
ーチンを示すフローチャートである。 【図8】同実施例の運転能率解析装置の原因解析、表示
等を行うフローチャートである。 【図9】同発明の運転能率解析装置を適用した半自動式
組合せ秤ラインの外観図である。 【図10】同半自動式組合せ秤ラインの電気回路を示す
ブロック図である。 【符号の説明】 21 記憶部 ステップ200〜240 測定手段 ステップ300〜314 カウント手段 ステップ400〜418 運転能率解析手段

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の物品の重量を種々に組合せ、これ
    ら組合せのうちで合計重量が許容重量範囲内の組合せを
    選択する組合せ演算を実行し、選択された物品を排出
    し、新たに物品を供給し、計量することを、繰り返す組
    合せ秤において、 上記組合せ演算において上記合計重量が上記許容重量範
    囲内の組合せを選択できないごとに、少なくともそのと
    きの上記各重量及びこれらの合計重量を基に、少なくと
    も上記物品の重量に起因する上記組合せ非選択の複数の
    原因のうちいずれに該当するかを解析する解析手段と、 上記複数の原因に対応して設けられ、上記解析手段によ
    って解析された原因に対応するものの値が変化する複数
    のカウント手段と、 前記許容重量範囲内の組合せを所定回数選択できたと
    き、そのときまでに行われた組合せ演算の回数と前記各
    カウント手段の値との比それぞれを演算する演算手段と
    を、 具備する運転能率解析装置。
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