JPH1052979A - 感熱転写用色素、熱転写材料、及び感熱転写方法 - Google Patents

感熱転写用色素、熱転写材料、及び感熱転写方法

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JPH1052979A
JPH1052979A JP8212594A JP21259496A JPH1052979A JP H1052979 A JPH1052979 A JP H1052979A JP 8212594 A JP8212594 A JP 8212594A JP 21259496 A JP21259496 A JP 21259496A JP H1052979 A JPH1052979 A JP H1052979A
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JP
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ring
group
thermal transfer
dye
substituent
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JP8212594A
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Inventor
Tetsuo Ozawa
鉄男 尾澤
Junji Mizukami
潤二 水上
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触物への色移りがなく、画像の先鋭度が良
好である等、保存性が良好な熱転写画像を得る。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】D−A−NCS …(I) (式中、Dはアゾ系、アゾメチン系、メチン系、アント
ラキノン系、ナフトキノン系又はキノフタロン系化合物
残基から選ばれる色素母体残基を表わし、Aは単結合又
は2価の連結基を表わす。)で示される感熱転写用色
素、この色素を含有する熱転写シート、該熱転写シート
と受像シートからなる熱転写材料、及びそれらを使用し
た感熱転写方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱転写用色素、この
色素を用いた色素層を有する熱転写シート、該熱転写シ
ートと受像層を有する受像シートからなる熱転写材料、
及びそれらを使用した感熱転写方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ、複写機あるいはプ
リンタ−などに電子写真方式、インクジェット方式、感
熱転写方式などによるカラ−記録技術が検討されてい
る。感熱転写記録方式では、装置の保守や、操作が容易
で、装置や消耗品が安価であるため、他の方式に比べ有
利な点が多い。
【0003】感熱転写方式には、ベ−スフィルム上に熱
溶融性インキ層を形成させた転写シ−トを、熱ヘッドに
より加熱して、該インキを溶融し、受像層上に転写記録
する溶融方式と、ベ−スフィルム上に熱移行性色素を含
有する色材層を形成させた熱転写シートを熱ヘッドによ
り加熱して色素を受像シート上に熱移行転写させる方式
があるが、熱移行転写方式は熱ヘッドに与えるエネルギ
−を変えることにより色素の移行量を制御することがで
きるので、階調記録が容易になり、高精細、高画質のフ
ルカラ−記録には特に容易である。
【0004】熱移行転写方式で使用する色素は加える熱
エネルギ−を小さくするため、また、転写記録速度を上
げるため、できるだけ熱移行しやすい色素が望ましい
が、熱移行しやすい色素は熱転写後、受像層中で移動し
て、画像の先鋭度が低下したり、接触物に移行して、汚
染したりすることから、熱転写後の記録安定性に問題が
あり、これらを満足する方法が望まれていた。これらの
問題を解決するため種々の方法が検討されている。例え
ば、特開昭61−22993等が提案されているが、受
像紙中での色素の保存安定性等において更に改善が望ま
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を克服した感熱転写用色素、この色素を使用した熱転写
シート、熱転写シートと受像シートからなる熱転写材
料、及びそれらを使用した感熱転写方法を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体上に色
素層を有する熱転写シートと支持体上に受像層を有する
受像シートとからなる熱転写材料、及びそれらを使用し
た感熱転写方法であり、該色素層が前記請求項1に記載
の一般式(I)
【0007】
【化6】D−A−NCS …(I)
【0008】(式中、Dは色素母体残基を表し、Aは単
結合又は2価の連結基を表す。)で示される感熱転写用
色素、この色素を使用した熱転写シート、熱転写材料、
及び感熱転写方法をその要旨とする。以下、本発明を詳
細に説明する。本発明に使用される色素母体残基Dは、
通常の色素母体残基であれば特に限定なく用いることが
できるが、例えばアゾ系、アゾメチン系、メチン系、ア
ントラキノン系、ナフトキノン系、キノフタロン系化合
物残基等が挙げられる。色素母体残基Dで示されるアゾ
系色素としては、例えば、下記の(IIA)の化合物が挙
げられる。
【0009】
【化7】
【0010】環Aは、ベンゼン環、チアゾ−ル環、ベン
ゾチアゾ−ル環、ピラゾ−ル環、イミダゾ−ル環、又は
チアジアゾ−ル環を示し、置換基を有していても良く、
環Bは、ベンゼン環、ナフタレン又はピリドン環を示
し、置換基を有していても良く、環A、環B、環Aの置
換基又は環Bの置換基のいずれかが、前記一般式(I)
における連結基Aに結合している。
【0011】環Aの置換基としては、アミノ基、シアノ
基、ヒドロキシ基、ニトロ基、ハロゲン原子、トリフル
オロメチル基、置換基を有していても良いアルキル基、
アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルコキシカ
ルボニル基、アリ−ルオキシカルボニル基、アラルキル
オキシカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジ
アルキルアミノカルボニル基、アルキルスルフォニル基
等が挙げられ、それぞれのアルキル基成分は炭素数1〜
8程度であるのが好ましい。環Bの置換基としては、ア
ミノ基、炭素数1〜8程度のアルキル基、ヒドロキシ
基、シアノ基、それぞれ置換基を有していても良いアシ
ルアミノ基、アシルオキシ基、アルキルアミノ基、ジア
ルキルアミノ基、アルコキシ基等が挙げられ、それぞれ
のアルキル基成分の炭素数は1〜8程度であるのが好ま
しい。
【0012】更に、好ましくは、環Aが置換基を有して
いても良いベンゼン環、チアゾ−ル環、イミダゾ−ル
環、あるいはチアジアゾ−ル環で環Bが置換基を有して
いても良いジアルキルアミノ基で置換されたベンゼン環
の組み合わせの化合物、環Aが置換基を有していても良
いベンゼン環で、環Bが置換基を有していても良いピリ
ドン環の組み合わせの化合物が挙げられる。Dで示され
るアゾメチン系色素としては、例えば、下記の(IIB)
の化合物が挙げられる。
【0013】
【化8】
【0014】環Cは、置換基を有していても良い窒素原
子を1〜3個有する5〜6員のヘテロ環と縮合していて
も良い窒素原子を1〜3個有する5〜6員のヘテロ環、
イオウ原子を1個有する5〜6員のヘテロ環、置換基を
有していても良いインダン環、置換基を有していても良
いベンゾキノン環又は、ナフトキノン環を示し、環Dは
置換基を有していても良いベンゼン環を示し、環C、環
D、環Cの置換基又は環Dの置換基のいずれかが、前記
一般式(I)における連結基Aに結合している。
【0015】更に具体的には、環Cの置換基としては、
ハロゲン原子、それぞれ置換基を有していても良いアル
キル基、アシルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ
基、アリ−ルオキシカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、アリ−ルアミノカルボニル基、ジアルキルア
ミノカルボニル基が好ましく、それぞれのアルキル基成
分の炭素数は1〜8程度であるのが好ましい。環Dの置
換基としては、ヒドロキシ基、ヒドロキシ基の炭素数1
〜8程度のテトラアルキルアンモニウ塩、置換基を有し
ていてもよい炭素数1〜8程度のジアルキルアミノ基が
好ましい。環Cと環Dの組み合わせとしては、環Cが置
換基を有していても良いアシルアミノ基又はアルコキシ
カルボニルアミノ基を有するベンゾキノン環、又は、置
換基を有していても良いアルキルアミノカルボニル基又
はジアルキルアミノカルボニル基で置換されたナフトキ
ノン環で、環Dがヒドロキシ基、ヒドロキシ基のテトラ
アルキルアンモニウム塩、置換基を有していてもよいジ
アルキルアミノ基を有するベンゼン環の組み合わせが好
ましい。Dで示されるアントラキノン系色素としては、
例えば下記の一般式(IIC1 )、又は(IIC2 )で示さ
れる化合物が挙げられる。
【0016】
【化9】
【0017】環E1 、E2 、F1 及びF2 は、アミノ
基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、それぞれアルキルア
ミノ基、ジアルキルアミノ基、フェノキシ基、アルコキ
シカルボニル基、アリ−ルオキシカルボニル基、アルキ
ルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル
基、アリ−ルアミノカルボニル基、アリ−ルチオ基、ア
リ−ルアミノ基、アリ−ル基等の置換基で置換されてい
ても良く、それぞれのアルキル基成分は炭素数1〜8程
度であるのが好ましい。これらの置換基は置換基を有し
ていても良い。R1 は、炭素1〜8程度のアルキル基を
示すか、炭素数1〜8程度のアルキル基又は炭素数1〜
8程度のアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル
基を示す。また、環E1 、環E2 、環F1 、環F2 もし
くは環E1 、E2 、F1 、F2 の置換基、又は置換基R
1 のいずれかが、前記一般式(I)における連結基Aに
結合している。Dで示されるナフトキノン系色素として
は、例えば下記の(IID)の化合物が挙げられる。
【0018】
【化10】
【0019】環G及び環Hは、この他に、アミノ基、炭
素数1〜8程度のアルキルアミノ基又はアリ−ルアミノ
基で置換されていても良く、これらの置換基は、置換基
を有していても良く、環G、環H、環Gの置換基又は環
Hの置換基のいずれかが、前記一般式(I)における連
結基Aに結合している。Dで示されるキノフタロン系色
素としては、例えば下記の(IIE)の化合物が挙げられ
る。
【0020】
【化11】
【0021】環I、環J又は環Kは、アミノ基、ハロゲ
ン原子、ヒドロキシ基、それぞれ炭素数1〜8程度のア
ルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基、ジアルキ
ルアミノ基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、アルコ
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アル
キルアミノカルボニル基等で置換されていても良く、更
にこれらの置換基は置換基を有していても良く、環I、
環J、環K、環Iの置換基、環Jの置換基又は環Kの置
換基のいずれかが、前記一般式(I)における連結基A
に結合している。Dで示されるメチン系色素としては、
例えば下記の(IIF1 )〜(IIF3 )の化合物が挙げら
れる。
【0022】
【化12】
【0023】環Nは、アミノ基、ヒドロキシ基、それぞ
れ炭素数1〜8程度のジアルキルアミノ基、アルキル
基、アルコキシ基、アシルアミノ基等で置換されていて
も良く、更にこれらの置換基は置換基を有していても良
く、Xは、C=O、=C(CN)2 、−S−または、−
SO2 −を示し、環N又は環Nの置換基は前記一般式
(I)における連結基Aに結合している。一般式(I)
における連結基Aは単結合又は2価の連結基を表すが、
単結合とは直接結合しているものを表わし、2価の連結
基の具体例としては、
【0024】
【化13】
【0025】等を挙げることが出来る。本発明で使用さ
れる色素の具体例としては、例えば以下のものを挙げる
ことが出来るが、これらにより本発明が特に限定される
ものではない。
【0026】
【化14】
【0027】
【化15】
【0028】
【化16】
【0029】
【化17】
【0030】
【化18】
【0031】
【化19】
【0032】本発明の一般式(I)の感熱転写用色素
は、例えば、以下の3通りの方法で合成される。 Biochem.J.,153 607−611
(1976)に記載されている方法で、色素残基のアミ
ノ基とチオフォスゲンとをベンゼン、トルエンの様な溶
媒中で、80〜100℃程度に加熱して反応させて合成
する。
【0033】J.Am.Chem.Soc.,61
632 (1939)に記載されている方法で、色素残
基の酸塩化物とチオシアン酸ナトリウムまたはチオシア
ン酸ナトリウムとを、メタノール、エタノールの様なア
ルコール系の溶媒中で70℃程度に加熱して反応させて
合成する。 色素残基のアミノ基又は水酸基のような活性水素基と
3−イソチオシアノ安息香酸の酸塩化物とを、テトラヒ
ドロフラン、ジクロロエタン、ジオキサン等の溶媒中
で、トリエチルアミン、ピリジン等の塩基の存在下、0
〜25℃程度の温度で反応させて合成する。
【0034】本発明の熱移行性色素は、通常、該色素を
バインダ−樹脂と共に、媒体中に溶解あるいは微粒子状
に分散させることによりインキを調製し、該インキを支
持体上に塗布、乾燥することにより、支持体上に色素層
が形成された熱転写シートを得、熱転写方式の画像形成
に使用する。本発明の熱転写方式による画像形成方法で
フルカラ−の画像を形成するには、イエロ−、マゼン
タ、シアンの3色の色素を使用する。各々の色素は、2
種以上の本発明の色素又は、本発明の色素と公知の色素
を混合して使用しても良い。3種の色素はシ−ト状又
は、ロ−ル状の支持体上に各々独立な領域を形成する様
に配置される。例えば、イエロ−領域、マゼンタ領域、
シアン領域を面順次で配置する。
【0035】支持体としては、コンデンサ−紙、グラシ
ン紙のごとき薄葉紙、ポリエステル、ポリカ−ボネ−
ト、ポリアミド、ポリイミド、ポリアラミドのような耐
熱性の良好なプラスチックフィルムが適している。それ
らの厚さとしては3〜50μmの範囲を挙げることが出
来る。上記のベースフィルムのうち、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムが機械的強度、耐溶剤性、経済性等
を考慮すると特に有利である。しかしながら、場合によ
っては、ポリエチレンテレフタレートフィルムは、必ず
しも耐熱性が充分ではなく、サーマルヘッドの走行性が
不充分であるので、色素層の反対面に界面活性剤、活性
の高い耐熱性高分子等を含む耐熱性樹脂の層を設けるこ
とにより、サーマルヘッドの走行性を改良して使用する
ことが出来る。
【0036】上記のインキ調製の為のバインダ−樹脂と
しては、熱転写記録時に受像層との熱融着を防ぐ為、耐
熱性の良好なものを用いるが、特に軟化点又は熱変形温
度が10℃以上のものが好ましい。具体的には、セルロ
−ス系、アクリル酸系、デンプン系等の水溶性樹脂、ア
クリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカ−
ボネ−ト、ポリスルホン、AS樹脂、ポリエ−テルスル
フォン、ポリビニルブチラ−ル、ポリエステル、エチル
セルロ−ス、アセチルセルロ−ス、ポリアミド、尿素樹
脂等の有機溶剤あるいは水に可溶の樹脂等が挙げること
が出来る。これらの樹脂は色素100重量部に対して、
20〜500部の割合で使用するのが好ましい。
【0037】インキ調製の為の溶媒としては、水、メチ
ルアルコ−ル、イソプロピルアルコ−ル、イソブチルア
ルコ−ル等のアルコ−ル類、メチルセルソルブ、エチル
セルソルブ等のセルソルブ類、トルエン、キシレン、ク
ロルベンゼン等の芳香族類、酢酸エチル、酢酸ブチル等
のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン等のケトン類、塩化メチレン、クロロ
ホルム、トリクロルエチレン等の塩素系溶剤、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエ−テル類、N,N−ジメ
チルホルアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類等
の有機溶剤を挙げることが出来る。これらは、単独又は
混合して使用する。
【0038】離型剤としては、ポリエチレンワックス、
フッ素系化合物、シリコ−ン系化合物等いずれの離型剤
でも使用出来るが、このうちシリコ−ン系化合物が好ま
しい。シリコ−ン化合物としては、カルボキシ変性、ア
ミノ変性又は、エポキシ変性シリコ−ンオイル又は樹脂
を挙げることが出来る。例えば、信越化学工業(株)製
のX−22−3710、KF−393、KF−105等
が有効である。
【0039】また、フェノ−ル系、ハイドロキノン系、
ヒンダ−ドアミン系等の酸化防止剤、ベンゾトリアゾ−
ル系、ベンゾフェノン系、チアゾリドン系等の紫外線吸
収剤を添加して使用しても良い。また、塗布性改良、剥
離性改良、帯電防止改良の目的で公知の界面活性剤、特
に好ましくは、フッ素系界面活性剤を添加して使用出来
る。
【0040】インキをベ−スフィルム上に塗布する方法
としては、リバ−スロ−ルコ−タ−、グラビアコ−タ
−、ロッドコ−タ−、エアドクタ−コ−タ−等を使用し
て実施出来、インキを塗布乾燥して形成される色素供与
層の厚さは、0.1〜5μmの範囲が好ましい。上記の
インキ中には、上記の成分の他に、熱転写シートと受像
シートとの離型性を向上させる為に離型剤を含有させる
ことが出来る。また、色素層上に離型層を塗布するなど
して形成させることも出来るが、色移り特性等、本発明
の効果をより有効に達成する為には、インキ中に含有さ
せることがより好ましい。
【0041】本発明の熱転写シートと組み合わせて使用
する受像シートは、支持体上に受像層を有する。該受像
層はバインダ−樹脂、該樹脂に色素を受容しうる化合物
を添加したものである。受像層に使用するバインダ−樹
脂としては、前記のインキ調製に使用するバインダ−樹
脂が挙げられ、該樹脂に添加する色素を受容しうる物質
としては、特開昭62−174754等に記載されてい
る高沸点有機溶剤を挙げることが出来る。受容層の厚さ
は0.2〜40μmが好ましく、特に、1〜15μmが好
ましい。
【0042】支持体としては、合成紙(ポリオレフィ
ン、ポリスチレン系等)、上質紙、アート紙、コート紙
や、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル(ポ
リエチレンテレフタレート等)、ポリカーボネート、ポ
リアミド製のフィルム等や、これらの積層体を使用出来
る。本発明の熱転写材料は、上記の如き熱転写シート
と、支持体上に受像層を有する受像シートからなり、受
像層中に活性水素化合物を含有する。
【0043】活性水素化合物としては、水、あるいは、
ヒドロキシル基、メルカプト基、カルボキシル基、スル
フォン酸基、スルフィン酸基、アミノ基、アミド基、ヒ
ドラジノ基、ヒドラジド基等の官能基を有する化合物が
挙げられ、これらを添加することにより、接触物への色
移り性、画像の先鋭度等の特性のより良好な熱転写画像
が得られる。即ち、受像層中に例えば活性水素化合物中
のアミノ基R−NH2(Rは例えば、アルキル基、アリ
−ル基又は複素環基を示す。)が熱転写シート中の−N
CS結合と反応して−NHCSNH−R結合を生成し、
受像層中に固定化されるためと推定される。
【0044】受像層中に含有される前記の官能基を有す
る活性水素化合物としては、以下の様な公知の低分子又
は高分子の化合物が挙げられる。例えば、4−ヒドロキ
シアセトアニリド、4´−ヒドロキシアセトフェノン、
4−ヒドロキシベンズアミド、4−ヒドロキシ安息香酸
ベンジルエステル、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4
−オクチルオキシフェノ−ル、2−ヒドロキシ−3−メ
トキシベンズアルデヒド、2−ヒドロキシ−1−ナフト
アルデヒド、2−ヒドロキシ−2−フェニルベンゾフェ
ノン、4´−ヒドロキシプロピオフェノン、2´,4´
−ジヒドロキシアセトフェノン、2´,4´−ジヒドロ
キシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシ安息香酸
エチルエステル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,2´,4,4´−テロラヒドロベンゾフェノン、
N−ヒドロキシフタルイミド、N−ヒドロキシスクシン
イミド、3−ヒドロキシピリジン等一個あるいは複数個
ヒドロキシ基を有する化合物、4−アミノ−1−ベンジ
ルピペリジン、アミノカプロラクタム、1−アミノドデ
カン、4´,4´−メチレンビス(シクロヘキシルアミ
ン)、ピペラジン、ステアリルアミン、3−ラウリルオ
キシプロピルアミン、1,3−ジ−(4−ピペリジル)
−プロパン、ジエチレントリアミン、1,10−ジアミ
ノデカン、3,3´−ジアミノジプロピルアミン、2,
4,6−トリアミノ−1,3,5−トリアジン、2,4,6
−トリアミノトリアジン等の一個あるいは、複数のアミ
ノ基を有する化合物、2−メルカプトベンゾイミダゾ−
ル、2−メルカプトベンゾチアゾ−ル、2−メルカプト
ベンゾオキサゾ−ル、2−メルカプトピリジン、2−メ
ルカプトチアゾリン等のメルカプト基を有する化合物、
ベンゼンスルフォン酸、p−トルエンスルフォン酸等の
スルフォン酸基を有する化合物又はそのナトリウム、カ
リウム等の金属塩、ベンゼンスルフィン酸、トルエンス
ルフィン酸等のスルフィン酸基を有する化合物又はその
ナトリウム、カリウム等の金属塩、n−カプロナミド、
n−デカナミド、ステアラミド、p−トルエンスルフォ
ナミド、シス−1,3−ドコセナミド、ベンズアミド等
のアミド基を有する化合物、2,4,6−トリクロロフェ
ニルヒドラジン、フェニルヒドラジン等のヒドラジノ基
を有する化合物、ステアリックヒドラジド、p−トルエ
ンスルフォニルヒドラジド、ベンゾイックヒドラジド等
のヒドラジド基を有する化合物等又は以上の活性水素基
を有するポリ(p−ヒドロキシスチレン)、ポリ(p−
アミノスチレン)、ポリエチレンイミン等の高分子化合
物が挙げられ、商品としては、日本触媒化学工業(株)
製のエポミン、三共(株)製のAEA等が挙げられる。
【0045】 これらの塗布量は0.01〜30g/m2
が好ましく、さらに好ましくは0.1〜5g/m2 であ
る。受像シートは、支持体と受像層の間にさらにクッシ
ョン層、接着層、色素の拡散防止層のの機能を有する中
間層を形成しても良い。中間層は、ゼラチン等の水溶性
バインダ−または、有機可溶性バインダが使用され、シ
リカ、クレ−、炭酸カルシウム、酸化チタン、アルミナ
等の微粒子を含有しても良い。
【0046】また、受像層には、白色度を向上する機能
等を付与する為に、蛍光増白剤を添加しても良い。蛍光
増白剤としては、スチルベン系、クマリン系、ベンゾオ
キサゾリル系等を挙げること出来る。また、熱転写シー
トと受像シートとの離型性を向上させる為に、受像シー
トの受像層の表面又は、層中に離型剤を含有させること
が好ましい。
【0047】また、イソシアネ−ト系、アルデヒド系、
エポキシ系、ビニルスルフォン系、N−メチロ−ル系等
の硬膜剤、上記の酸化防止剤、紫外線吸収剤、界面活性
剤を添加することも出来る。この場合、剥離性、滑り
性、剥離性等の改良、帯電防止の目的には、フッ素系界
面活性剤を添加して使用するのが好ましい。本発明にお
いては、熱転写シートを受像シートと重ね合わせ、好ま
しくは熱転写シートの裏面から、加熱手段により、画像
材料に応じた熱エネルギ−を与えることにより、色素供
与層の色素を受像シートの受像層に画像安定性、鮮明
性、解像性の優れた画像を転写することが出来る。加熱
手段は、サ−マルヘッドのみならず、レ−ザ−光、赤外
線、熱ペン等の公知のものを使用出来る。また、本発明
の感熱転写用色素は、前記の熱転写転写シートと受像シ
ートを使用する転写方法の他、特開平7−108711
に記載されているような、加熱液化された色素または、
色素自体を加熱液化して受像紙に転写させる加熱気化転
写方式にも利用し得る。
【0048】
【実施例】以下、実施例により本願発明を更に具体的に
説明するが、本願発明は以下の実施例により何等限定さ
れるものではない。 (色素の合成) a)N0.6の色素の合成 3−イソチオシアノ安息香酸(0.098g)をテトラ
ヒドロフラン(5g)に溶解し、塩化チオニル(0.1
8g)を添加して2時間還流した溶媒を留去したのち、
テトラヒドロフラン(8.7g)に再溶解し、常法によ
り合成した、3−(3’−ヒドロキシフェニルアゾ)−
4−メチル−5−シアノ−2−ヒドロキシ−1−n−オ
クチル−6−ピリドン(0.2g)、トリエチルアミン
(0.055g)を添加し、室温で7時間攪拌した。溶
媒を留去した後、シリカゲカラムクロマトグラフィ−
(MEK:トルエン)にて精製し、3−(3’−
(3’’−イソチオシアノフェニルカルボキシオキシ)
フェニルアゾ)−4−メチル−5−シアノ−2−ヒドロ
キシ−1−n−オクチル−6−ピリドン(0.033
g)を得た。この色素の極大吸収波長は、424nmで
あった。
【0049】b)NO.8の色素の合成 3−(4’−アミノフェニルアゾ)−4−メチル−5−
シアノ−2−ヒドロキシ1−n−ブチル−6−ピリドン
(0.1g)をテトラヒドロフラン(20g)に溶解し、
チオフォスゲン(0.035g)を加え、4時間還流し
た。反応溶液をエバポレートした後、得られた粘性固体
をトルエンにサスペンドさせ、ろ過し、3−(4’−イ
ソチオシアノフェニルアゾ)−4−メチル−5−シアノ
−2−ヒドロキシ1−n−ブチル−6−ピリドン(0.
06g)を得た。この色素の極大吸収波長は、443n
mであった。
【0050】c)NO.10の色素の合成 3−イソチオシアノ安息香酸0.6gをトルエン5ml
と塩化チオニル0.7mlの混合液中に添加し、75℃
で5時間加熱撹拌した後、溶媒を留去し、残留物を、テ
トラヒドロフラン10mlに溶解する。この溶液中に、
6−アミノ−m−クレゾール0.35g、ピリジン3.
2gを添加し、室温で3時間反応させた後、この反応液
中に、2−アミノ−5−(ジエチルアミノ)トルエンの
塩酸塩0.6g、次いで、28%アンモニア水2.1m
l、過硫酸アンモニウム1.28gを添加し、0〜5℃
で3時間反応させた。反応終了後、クロロホルムで抽出
し、溶媒留去後、クロロホルムでカラム精製を行い、目
的のNO.10の色素を0.44g得た。この色素の極
大吸収は、639nm(アセトン)であった。
【0051】(実施例1) a)インキの調製 アゾ系色素(前記 NO.1の色素: Bioche
m.J.,153 607−611(1976)記載の
方法で合成した。)5g、フェノキシ樹脂(製品名:P
KHJ、UCC製)10g、トルエン−メチルエチルケ
トン(トルエン:メチルエチルケトン=1:1) 10
0gをペイントコンディショナ−で10分間処理し、イ
ンキの調製を行った。
【0052】b)熱転写シートの調製 上記のインキをワイヤ−バ−を用いて背面が耐熱滑性処
理のされた6μm厚のポリエチレンテレフタレ−トフィ
ルム上に乾燥後の膜厚が1.0μmになる様に塗布し、
乾燥して熱転写シートを得た。なお、耐熱滑性処理はポ
リエチレンテレフタレ−トフィルムにポリカ−ボネ−ト
樹脂8g、リン酸エステル系界面活性剤1g(商品名:
プライサ−フA−208B:第一工業製薬株式会社
製)、トルエン91gからなる液を乾燥後の膜厚が0.
5μmになる様に塗布し、乾燥することにより行った。
【0053】c)受像シートの作成 塩酢ビ樹脂(塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルアルコ−
ルの共重合体でビニルアルコ−ルの含有量が5重量%の
樹脂)10g、シリコ−ン樹脂 (製品名:L−700
2、日本ユニカ−(株)製)0.6g、トルエン40m
l、メチルエチルケトン40mlからなる液を合成紙
(製品名:ユポFPG150、王子油化(株)製)にワ
イヤ−バ−で、乾燥後の膜厚が5μmになるように塗
布、オ−ブンで100℃で30分間加熱処理して乾燥し
て受像シートを作成した。
【0054】d)熱転写 上記のようにして得られた熱転写シートと受像シートを
色素層と受像層が接する様に重ね合わせ、熱転写シート
の支持体側からサ−マルヘッドでサ−マルヘッドの出力
0.25W/ドットの記録電力、8ドット/mmのドッ
ト密度、10msecのヘッド加熱のパルス巾の条件で
熱印加を行い、受像層に色素を熱転写した。得られた画
像を受像シートの受像層のない支持体面に密着させ、4
0℃、湿度80%の恒温、恒湿槽中に5日間保存した
後、色素の受像シートの支持体面への色移りを判定し
た。熱転写後の受像層上での記録濃度を米国マクベス社
製、デンシトメ−タ−TR−927で測定して、1.0
0付近の濃度の画像を使用して前記の色移り試験を実施
し、試験後の受像シートの支持体面の色移りの程度を前
記と同様に測定し、その比を使用して色移りの程度を判
定した。その結果、本実施例の色移りした濃度(O
2 )/色移り前の画像濃度(OD1 )は、0.04で
あり、画像から、受像層の無い支持体面に黄色色素の移
行がわずかに見られた。
【0055】(実施例2)受像シートを以下のごとく、
ジエチレントリアミンを添加して作成した以外は、実施
例1と同様にして、色移りの判定を行った。その結果、
本実施例の色移りした濃度(OD2 )/色移り前の画像
濃度(OD1 )は、0.00であり、全く色移りが無く
良好であった。結果を表−1に示す。 a)受像シートの作成 塩酢ビ樹脂(塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルアルコ−
ルの共重合体でビニルアルコ−ルの含有量が5重量%の
樹脂)10g、ジエチレントリアミン2部、シリコ−ン
樹脂(製品名:L−7002、日本ユニカ−(株)製)
0.6g、トルエン40ml、メチルエチルケトン40
mlからなる液を合成紙(製品名:ユポFPG150、
王子油化(株)製)にワイヤ−バ−で、乾燥後の膜厚が
5μmになるように塗布、オ−ブンで100℃で30分
間加熱処理して乾燥して受像シートを作成した。
【0056】(実施例3)実施例1のNO.1の色素の
代わりに、NO.6の色素を使用し、実施例1と同様に
して処理して、色移り試験を実施した所、実施例1と同
様に、ほとんど色移りがなく良好であった。色移りの判
定結果を以下の表−1に示す。
【0057】(実施例4)実施例1のNO.1の色素の
代わりに、NO.8の色素を使用し、同様にして処理し
て、色移り試験を実施した所、実施例1と同様に、ほと
んど色移りがなく良好であった。色移りの判定結果を以
下の表−1に示す。
【0058】(実施例5)実施例1のNO.1の色素の
代わりに、NO.10の色素を使用し、同様にして処理
して、色移り試験を実施した所、実施例1と同様に、ほ
とんど色移りがなく良好であった。色移りの判定結果を
以下の表−1に示す。
【0059】(実施例6〜10)実施例1のNO.1の
色素の代わりに、NO.9、NO.12、NO.22、
NO.24、 NO.37の色素を使用し、実施例1と
同様にして処理して、色移り試験を実施した所、実施例
1と同様に、ほとんど色移りがなく良好であった。色移
りの判定結果を以下の表−1に示す。
【0060】(比較例1〜3)実施例1のNO.1の色
素の代わりに、下記構造式で示されるNO.52、N
O.53、NO.54の色素を使用し、実施例1と同様
に処理して、色移り試験を実施した。結果を以下の表−
1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】比較例に使用した色素
【化20】
【0063】
【発明の効果】本発明の熱転写材料を使用した場合、接
触物への色移りがなく、画像の先鋭度が良好である等、
保存性の良好な熱転写画像を得ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09B 55/00 C09B 55/00 A 57/00 57/00 V // C07D 213/85 C07D 213/85 215/20 215/20 231/38 231/38 Z B41M 5/26 101H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】D−A−NCS …(I) (式中、Dは色素母体残基を表し、Aは単結合又は2価
    の連結基を表す。)で示される感熱転写用色素。
  2. 【請求項2】 該色素母体残基Dが、アゾ系、アゾメチ
    ン系、メチン系、アントラキノン系、ナフトキノン系及
    びキノフタロン系化合物残基からなる群から選ばれるこ
    とを特徴とする請求項1の感熱転写用色素。
  3. 【請求項3】 該色素母体残基Dが下記の一般式(II
    A)、(IIB)、(IIC1 )、(IIF1 )からなる群か
    ら選ばれることを特徴とする請求項1記載の感熱転写用
    色素。 【化2】 (環Aは、ベンゼン環、チアゾ−ル環、ベンゾチアゾ−
    ル環、ピラゾ−ル環、イミダゾ−ル環又はチアジアゾ−
    ル環を示し、置換基を有していても良い。環Bは、ベン
    ゼン環、ナフタレン又はピリドン環を示し、置換基を有
    していても良い。環A、環B、環Aの置換基又は環Bの
    置換基のいずれかが、前記一般式(I)における連結基
    Aに結合している。) 【化3】 (環Cは、置換基を有していても良い窒素原子を1〜3
    個有する5〜6員のヘテロ環と縮合していても良い窒素
    原子を1〜3個有する5〜6員のヘテロ環、イオウ原子
    を1個有する5〜6員のヘテロ環、置換基を有していて
    も良いインダン環、置換基を有していても良いベンゾキ
    ノン環又はナフトキノン環を示し、環Dは置換基を有し
    ていても良いベンゼン環を示し、環C、環D、環Cの置
    換基又は環Dの置換基のいずれかが、前記一般式(I)
    における連結基Aに結合している。) 【化4】 (環E1 及び環F1 は置換されていても良く、環E1
    環F1 、環E1 の置換基又は環F1 の置換基のいずれか
    が、前記一般式(I)における連結基Aに結合してい
    る。) 【化5】 (環Nは、アミノ基、ヒドロキシ基、ジアルキルアミノ
    基、アルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基等で置
    換されていても良く、更にこれらの置換基は置換基を有
    していても良く、環N又は環Nの置換基は、前記一般式
    (I)における連結基Aに結合している。)
  4. 【請求項4】 支持体上に色素層を有する熱転写シート
    であって、該色素層が請求項1〜3のいずれかに記載の
    感熱転写用色素を含有することを特徴とする熱転写シー
    ト。
  5. 【請求項5】 支持体上に色素層を有する熱転写シート
    と、支持体上に受像層を有する受像シートとからなる熱
    転写材料であり、色素層が請求項1〜3のいずれかに記
    載の感熱転写用色素を含有し、かつ受像シートの受像層
    中に活性水素化合物を含むことを特徴とする熱転写材
    料。
  6. 【請求項6】 受像層中に活性水素化合物を含む受像シ
    ートに、請求項1〜3のいずれかに記載の感熱転写用色
    素を熱転写することを特徴とする感熱転写方法。
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