JPH10512564A - コロイド状二酸化ケイ素を含むバラシクロビール錠剤 - Google Patents

コロイド状二酸化ケイ素を含むバラシクロビール錠剤

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JPH10512564A JP8522126A JP52212696A JPH10512564A JP H10512564 A JPH10512564 A JP H10512564A JP 8522126 A JP8522126 A JP 8522126A JP 52212696 A JP52212696 A JP 52212696A JP H10512564 A JPH10512564 A JP H10512564A
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも50%(重量/重量)のバラシクロビール、および0.05〜3%(重量/重量)のコロイド状二酸化ケイ素を含んでなる錠剤であって、優れた硬度および脆砕特性を有し、かつ錠剤顆粒の良好な潤滑を保持する錠剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 コロイド状二酸化ケイ素を含むバラシクロビール錠剤 本発明は、抗ウイルス薬であるバラシクロビールの錠剤に関する。 アシクロビールとしても知られる化合物9−[(2−ヒドロキシエトキシ)メ チル]グアニンは強力な抗ウイルス活性を有し、ヒトのウイルス感染症、特にヘ ルペス群のウイルスによって引き起こされる感染症の治療および予防に広く用い られている(例えば、Schaeffer et al.,Nature,272,583-585(1978),英国特 許第1523865号明細書、米国特許第4,199,574号明細書を参照さ れたい)。しかしながら、アシクロビールは、経口投与時には消化管からは余り 吸収されず、この生物学的利用能が低いことは、特に余り感受性が高くないウイ ルスまたは感染症を治療して、血漿中で有効な抗ウイルス濃度に達しかつ維持す るには経口薬剤を高投与量で複数回投与する必要があることがあることを意味す る。 アシクロビールのL−バリンエステル(2−[2−アミノ−1,6−ジヒドロ −6−オキソ−プリン−9−イル)メトキシ]エチル=L−バリネート(本明細 書では、バラシクロビールと表す)は、アシクロビールの抗ウイルス特性を維持 したまま著しく改良された生物学的利用能を有することが示されている。この化 合物の好ましい形態は、本明細書ではバラシクロビール塩酸塩として表されるそ の塩酸塩である。バラシクロビールおよび塩酸塩などのその塩は、米国特許第4 ,957,924号明細書(具体例1Bを参照されたい)、欧州特許第0308 065号明細書(特に実施例IBを参照されたい)、およびBeauchamp et al., Antiviral Chemistry and Chemotherapy,3(3),157-164(1992)(特に、162 頁第1欄を参照されたい)に開示されている。バラシクロビールの錠剤も、米国 特許第4,957,924号明細書および欧州特許第0308065号明細書に 一般的に開示されている。 高比率のバラシクロビールを含む錠剤処方物の開発の際に、本発明者らは、製 薬処理およびフィルムコーティングに十分な硬度および脆砕性を有する錠剤を得 る場合における問題点に遭遇した。 錠剤が脆すぎると、梱包および輸送中に欠けたり、破損してしまう。米国薬局 方(USP)第23、1995年、モノグラフ1216では、医薬錠剤の脆砕性 が1%を上回らないことを必要としている。錠剤が柔らかすぎると、フィルムコ ーティングパンで混転中に砕ける。 参考冊子「プロブレム・ソルバー(Problem Solver)」(FMC Corporation 編纂) 8および9頁では、取り分け錠剤を形成する目的で適用した圧縮力を増加し、ま たは錠剤処方物中の潤滑剤の比率を減少することにより、低錠剤硬度の医薬品が 得られる。 本発明者らは、圧縮力を増加することによって、潤滑剤の比率を減少させかつ 結合剤の比率を増加させることによりバラシクロビール錠剤の硬度および脆砕性 の増加を試みたが、それぞれの場合に、十分な硬度を有しかつ脆くない錠剤は実 際的な方法では製造することができないことが分った。 更に、圧縮力を増加させた結果、幾つかの錠剤では亀裂が認められた。また、 バラシクロビールは、錠剤ダイにくっつき易いという「接着」特性を有するので 、十分に減摩する必要がある。従って、錠剤の粘着を引き起こすことなく潤滑剤 の比率を減少させることは困難である。また、バラシクロビールの崩壊時間は非 常に長いので、硬度および脆砕性の問題に対する可能などのような解決法でも、 錠剤処方物の崩壊時間または(突出力によって測定した)潤滑に対して実質的に 有害な効果を持たない。 従って、本発明の目的は、フィルムコーティングを施すことができ、かつ脆砕 性が1%を超過せず、硬度が少なくとも9kPであり、突出力が1000ニュー トン(1kN)を超過しない錠剤を一貫して提供することができるバラシクロビ ールおよびその塩の強固な錠剤処方物を提供することである。 本発明のもう一つの好ましい目的は、実質的に亀裂のない錠剤を一貫して提供 することができる強固な処方物を提供することである。 本発明者らは、上記の脆砕性および硬度の問題を両方とも解決する有効な方法 であって、錠剤処方物中にコロイド状二酸化ケイ素を使用することを含む方法を 見いだした。 医薬品の賦形剤ハンドブック、1994年(The Handbook of Pharmaceutical Excipients 1994)、253〜256頁には、錠剤の硬度を改良する薬剤としての コロイド状二酸化ケイ素は記載されていない。また、工業薬剤学の理論と実際(T he Theory and Practice of Industrial Pharmacy)(第3版)、Lachman,Liebe rman and Kanig著にも、このような用途でのコロイド状二酸化ケイ素は記載され ていない。 従って、本発明の第一の態様では、錠剤の顆粒中に少なくとも約50%(重量 /重量)のバラシクロビールまたはその塩、充填剤、結合剤、潤滑剤、および約 0.05%〜約3%(重量/重量)のコロイド状二酸化ケイ素を含んでなる錠剤 であって、潤滑剤およびコロイド状二酸化ケイ素が超顆粒状(extragranularly) で含まれ、錠剤の脆砕性は1%を超過せず、硬度が少なくとも9kPであり、突 出力が1000ニュートンを超過しないことを特徴とする、錠剤が提供される。 0.05%〜約3%(重量/重量)のコロイド状二酸化ケイ素を含んでなるこ の処方の錠剤は強固であり、脆砕性および硬度はかなり改良されている。更に、 このような改良された特性は、処方物を高剪断下で混合するときであっても、満 足な崩壊時間および潤滑特性を保持したまま、得ることができる。従って、生物 学的利用能の高い形態でアシクロビールを提供する優れた錠剤が、本発明によっ て提供される。 錠剤の崩壊時間は、約30分以下であるのが好ましく、約25分以下であるの が更に好ましく、約20分以下であるのが最も好ましい。 突出力は、約10〜30kN、好ましくは10〜20kNで圧縮した錠剤に対 して、約1000Nを上回ってはならず、好ましくは約800N以下であり、更 に好ましくは約500N以下である。 バラシクロビールまたはその塩は、以後一般に「活性成分」と表す。 1994年度米国薬局方には、(そのモノグラフでは)コロイド状二酸化ケイ 素を、シリカ化合物の気相加水分解によって調製された超顕微鏡的フュームド・ シリカとして記載されている。 コロイド状二酸化ケイ素は、好ましくは総処方物の約0.05%〜約1%(重 量/重量)、更に好ましくは約0.1%〜約1%(重量/重量)、最も好ましく は約0.1%〜約0.5%(重量/重量)で含まれる。本発明者らは、Aerosil (商品名)およびCab-o-sil(商品名)が極めて好適であることを見いだした。 錠剤中の薬剤の含量は、少なくとも50%(重量/重量)であり、好ましくは 約60%(重量/重量)〜約90%(重量/重量)であり、更に好ましくは約6 5%(重量/重量)〜約85%(重量/重量)であり、最も好ましくは約80% (重量/重量)である。薬剤の(タップト(tapped))嵩密度は、好ましくは約0 .1〜0.9g/ccであり、更に好ましくは0.3〜0.7g/ccであり、 更に一層好ましくは0.34〜0.66g/ccであり、最も好ましくは0.4 〜0.6g/ccである。薬剤はバラシクロビール塩酸塩であるのが好適であり 、実質的には下記のようなd−スペーシングパターン(X線粉体回折から誘導) を有する無水結晶形態が好ましい。 d−スペーシングパターン(オングストローム): 10.20±0.08,8.10±0.06,7.27±0.06,6.08± 0.05,5.83±0.03,5.37±0.02,5.23±0.02,4 .89±0.02,4.42±0.02,4.06±0.02,3.71±0. 02,3.39±0.02,3.32±0.02,2.91±0.02,2.7 7±0.02。 以後、本発明による「無水結晶形態」とは、第1図〜第3図に示されるものと 実質的に同じX−線粉体回折パターンを有する、または上記定義したのと実質的 に同じd−スペーシングパターンを有する結晶形態を意味する。 バラシクロビール錠剤に用いられる無水結晶性のバラシクロビール塩酸塩の任 意のこのような薬剤ロットにおける結晶形態の純度は、好ましくは少なくとも7 0%であり、更に好ましくは少なくとも80%であり、更に一層好ましくは少な くとも90%であり、最も好ましくは少なくとも95%の無水結晶性のバラシク ロビール塩酸塩(上記に特性決定したもの)である。 結晶形態の純度を測定するためのもう一つの方法では、バラシクロビール塩酸 塩の無水結晶形態は水和の水を実質的に含まないので、錠剤に用いられる任意の 薬剤ロットにおけるバラシクロビール塩酸塩の他の水和形態の濃度を、水和含量 の水によって測定することができる。任意のこのような薬剤ロットの無水結晶性 のバラシクロビール塩酸塩は、水和の水含量が3%(重量/重量)だけであるの が好ましく、更に好ましくは2%(重量/重量)に過ぎず、更に一層好ましくは 1%(重量/重量)に過ぎず、最も好ましくは0.5%(重量/重量)に過ぎな い。 水和含量のこの水は、当該技術分野で周知でありかつ1990年度米国薬局方 1619〜1621頁、および欧州薬局方、第2版(1992年)、第2部、v .3.5.6−1の第16分冊に記載されているKarl-Fischer法によって測定さ れる。 充填剤はセルロース性充填剤でありかつ少なくとも部分的には超顆粒状であり 、 錠剤の応力亀裂を少なくするものが有利である。コロイド状二酸化ケイ素および 超顆粒状セルロース性充填剤(微晶質セルロースなど)を含む本発明の錠剤処方 物は、相乗効果を有すると思われ、バラシクロビールの錠剤を一貫して許容可能 な硬度とし、かつ高圧縮力下でも応力亀裂を生じることがない点において特に良 好であり強固である。 本発明の好ましい態様によれば、少なくとも50%(重量/重量)のバラシク ロビールまたはその塩、結合剤、潤滑剤、0.05〜3%(重量/重量)のコロ イド状二酸化ケイ素、およびセルロース性充填剤を含んでなる錠剤であって、バ ラシクロビールまたはその塩が錠剤の顆粒中に含まれており、潤滑剤およびコロ イド状二酸化ケイ素が超顆粒状(extragranularly)で含まれ、錠剤の脆砕性は1 %を超過せず、硬度が少なくとも9kPであり、突出力が1000Nを超過しな いことを特徴とする、錠剤が提供される。 セルロース性充填剤は微晶質セルロース(例えば、Avicel)であるのが好まし く、好ましくは5〜15%(重量/重量)、最も好ましくは約10%(重量/重 量)で含まれる。セルロース性充填剤の粒度は、好ましくは20〜300μであ り、更に好ましくは30〜200μであり、最も好ましくは50〜100μであ る。 本発明のもう一つの態様によれば、少なくとも50%(重量/重量)のバラシ クロビールまたはその塩、結合剤、潤滑剤、および約3%〜30%(重量/重量 )セルロース性充填剤を含んでなる錠剤であって、バラシクロビールまたはその 塩が錠剤の顆粒中に含まれており、潤滑剤およびセルロース性充填剤が超顆粒状 で含まれていることを特徴とする、錠剤が提供される。 結合剤は、例えば一次粒子および二次粒子を互いに結合し、錠剤の硬度を改良 する働きをする。結合剤は、好ましくは約1%〜約5%(重量/重量)、更に好 ましくは約2%〜約4%(重量/重量)の量で含まれ、メチルセルロースのよう な澱粉以外の基剤の結合剤であるのが好適であり、最も好ましくはポビドンであ る。ポビドンの等級は、K30であるのが有利であり、最も好ましくはK90で ある。 ポビドンのような結合剤を造粒溶媒(例えば、水)に溶解した後、薬剤に添加 することができるが、これを(少なくとも一部は)無水で薬剤および他の賦形剤 に加えた後、造粒溶液(例えば、ポビドン/水)を加えるのが好ましい。 潤滑剤は、約0.1%〜約2.0%(重量/重量)、好ましくは約0.1%〜 約1.0%(重量/重量)の量で含まれるのが好適である。タルクまたはラウリ ル硫酸ナトリウムのような潤滑剤が好適であるが、潤滑剤は好ましくはステアリ ン酸塩誘導体であり、更に好ましくはアルカリ金属ステアリン酸塩、例えばステ アリン酸マグネシウムである。上記の量をステアリン酸塩に適用するのであり、 それらは理想的には約0.3%〜約0.6%(重量/重量)の量で含まれる。 バラシクロビールは特にその塩形態で極めて可溶性であるが、崩壊剤が錠剤処 方物中に好ましくは約0.5〜約20%(重量/重量)、更に好ましくは約0. 5%〜7.0%(重量/重量)の量で含まれているのが好ましい。崩壊剤は、錠 剤の顆粒中に含まれているのが有利であり、結合剤の前または後に加えることが できる。カオリン、ベントナイトまたはveegum(商品名)のような粘土、微晶質 セルロースまたはクロスカルメロースナトリウム、例えばAc-Di-Sol(商品名) のようなセルロースを、崩壊剤として用いることができる。クロスポビドンのよ うな非イオン性崩壊剤を用いるのが好ましい。好ましくはクロスポビドンは約0 .5%〜約7.0%(重量/重量)、更に好ましくは約1〜約5%(重量/重量 )で含まれており、一部が顆粒内に含まれるのが好ましい。 本発明のもう一つの態様では、少なくとも50%(重量/重量)のバラシクロ ビールまたはその塩、結合剤、充填剤、潤滑剤、および約0.05〜3%(重量 /重量)のコロイド状二酸化ケイ素を含んでなる錠剤の製造法であって、錠剤の 硬度が少なくとも9kpであり、脆砕性は1%を超過せず、突出力が1000N ュートンを超過せず、バラシクロビールまたはその塩を含む顆粒を形成した後、 潤滑剤およびコロイド状二酸化ケイ素をこの顆粒と混合することを特徴とする方 法が提供される。 好ましくは、この方法は、上記バラシクロビールまたは塩、場合によっては結 合剤またはその一部、および場合によっては充填剤またはその一部を混合し、造 粒溶液を用いて造粒して顆粒を形成し、または結合剤または一部を造粒溶液に溶 解した後、バラシクロビールに加え、顆粒を乾燥し、顆粒を潤滑剤、コロイド状 二酸化ケイ素、および場合によっては充填剤またはその一部と混合した後、混合 した混合物を圧縮して、錠剤を形成させることを含んでいる。 本発明の好ましい態様では、少なくとも50%(重量/重量)のバラシクロビ ールまたはその塩、結合剤、潤滑剤、0.05〜3%(重量/重量)のコロイド 状二酸化ケイ素、および3〜30%(重量/重量)のセルロース性充填剤を含ん でなる錠剤の製造法であって、錠剤の硬度が少なくとも9kpであり、脆砕性は 1%を超過せず、突出力が1000Nュートンを超過せず、バラシクロビールま たはその塩、場合によっては結合剤またはその一部、および場合によってはセル ロース性充填剤の一部を混合することによって顆粒を形成し、造粒溶液と造粒し て顆粒を形成し、結合剤またはその一部を造粒溶液に溶解した後、バラシクロビ ールに加え、顆粒を乾燥し、顆粒を潤滑剤、コロイド状二酸化ケイ素および少な くとも一部のセルロース性充填剤と混合し、次いで混合した混合物を圧縮して錠 剤を形成するを特徴とする方法が提供される。 コロイド状二酸化ケイ素は、最初に潤滑剤、好ましくはステアリン酸塩誘導体 (例えば、ステアリン酸マグネシウム)と混合した後、顆粒と混合することがで き、またはこれを潤滑剤と別個に加えることができる。潤滑剤がステアリン酸塩 誘導体であるときには、ステアリン酸塩対コロイド状二酸化ケイ素の比率は好ま しくは約1:1〜10:1であり、更に好ましくは約1:1〜約3:1である。 本発明は、医療用、例えばヒトのような哺乳動物などの動物のウイルス性疾患 の治療に用いる(上記の)錠剤も提供する。この化合物は、例えば、単純ヘルペ ス1および2、帯状庖疹のようなヘルペス感染症、サイトメガロウイルス、エプ スタイン−バーウイルスまたは、またはヒトヘルペスウイルス−6(HHV−6 )のような各種のDNAウイルスによって引き起こされる疾患、ならびにB型肝 炎によって引き起こされる疾患の治療に特に有用である。活性化合物は、パピロ ーマまたはイボウイルス感染症の治療に用いることもでき、またジドブジンなど の他の治療薬と組み合わせて、レトロウイルスに関連した感染症、特にHIV感 染症を治療する目的で投与することもできる。 ヒトの医療での使用の他に、活性化合物は、ウイルス性疾患の治療を行なうた め他の動物、例えば他の哺乳動物に投与することができる。 本発明は、ウイルス感染症、特に動物、例えばヒトのような哺乳動物における ヘルペスウイルス感染症の治療法であって、宿主に本発明の1種類以上の錠剤を 投与して、有効な抗ウイルス量の活性化合物を提供することを特徴とする方法も 提供する。 本発明は、ウイルス感染症の治療のための本発明の錠剤の製造における活性化 合物の使用も提供する。 本発明の錠剤は、治療を行なう病気に適当な任意の経路によって投与すること ができるが、好ましい投与経路は経口である。分散性錠剤または咀嚼性錠剤のよ うな錠剤は一般には本発明の範囲内に包含されるが、この錠剤は飲込み可能な錠 剤であるのが好ましく、フィルムコーティングした飲込み可能な錠剤が最も好ま しい。しかしながら、好ましい経路は、受容者の状態によって変化することがあ る。 上記の用途および目的のそれぞれについて、(上記定義の)活性成分の必要量 は、治療を行なう病気の重篤度および受容者の個性などの多数の要因によって変 化し、最終的には担当医師または獣医の裁量によって決められる。しかしながら 、一般には、これらの用途および目的のそれぞれについて、好適な有効投与量は 、受容者の体重1kg当たり1日当たり1〜150mgの範囲であり、好ましく は体重1kg当たり1日当たり5〜120mgの範囲である(特に断らない限り 、活性成分の総重量は遊離塩基のバラシクロビールに対して計算される)。所望 な投与量は、一日を通して適当な間隔で投与される1、2、3または4回以上の サブ投与量(subdoses)として提供される。これらのサブ投与量は、例えば単位投 与形態当たり活性成分約50〜2000mg、好ましくは約250、500、1 000または2000mgを含む単位投与形態で投与することができる。 下記の投与形態を参考として示す。 単純ヘルペスウイルス1および2型感染症の治療: 1日2回500mgまた は1日2回1gで投与した約1または2gの総一日投与量で5〜10日間; 単 純ヘルペスウイルス1および2型感染症の抑制: 約250mg〜1gの総一日 投与量で約1〜10年(患者によって変わる); 水痘−帯状庖疹ウイルス感染症(例えば、帯状庖疹)の治療: 1日3回1g で投与した一日投与量約3gで7日間; サイトメガロウイルス感染症の抑制: 1日2gで投与した約8gの総一日投与量。移植患者については、この一日投 与量を、危険期間の3〜6ケ月間投与する; HIV陽性患者には、上記の一日 投与量を生命の本質を改良するのに通常指示されるように、例えば2年以上投与 する。 初期の結果は、バラシクロビールを、再発性の陰部ヘルペスの効果的抑制に約 200mg〜約1000mgの一日1回投与量で有効治療期間用いることができ る。通常の一日投与量は、250mg、500mgまたは1000mgである。 バラシクロビール塩酸塩は、下記の方法で製造した。実施例1 A. 2−[(2−アミノ−1,6−ジヒドロ−6−オキソ−9H−プリン−9 −イル)メトキシ]エチル−N−[(ベンゾールオキシ)カルボニル]−L−バ リネート CBZ−L−バリン(170g)をジメチルホルムアミド(DMF)(750 ml)に溶解して、冷却した。N,N−ジシクロ−ヘキシル−カルボジイミド( DCC)(156.7g)をDMF(266ml)に溶解した冷溶液を加え、冷 却しながら攪拌した。アシクロビール(10.1g)を一度に加えた後、冷却を 維持しながら4−(ジメチルアミノ)ピリジン(9.4g)を加えた。混合物を 、低温で一晩攪拌した。次に、副生成物の白色沈澱を濾過によって除去した。濾 液の容積を真空蒸留によって減少させ、濃縮物を水(663ml)で処理した後 、70℃まで加熱した。懸濁液を20℃まで冷却し、濾過して、固形生成物を水 で洗浄した。 次に、水分を含んだ粗製材料を変性アルコール(1.2リットル)から再結晶 によって精製して、水分を含んだ白色結晶性固形生成物として標記化合物(28 1.5g)を得た。 B. 2−[(2−アミノ−1,6−ジヒドロ−6−オキソ−9H−プリン−9 −イル)メトキシ]エチル−L−バリネート塩酸塩 2−[(2−アミノ−1,6−ジヒドロ−6−オキソ−9H−プリン−9−イ ル)メトキシ]エチル−N−[(ベンジルオキシ)カルボニル]−L−バリネー ト(175g)を水性の変性アルコール(335ml/795ml)に加え、還 流温度まで加熱した。次に、溶液を40℃まで冷却した。懸濁液を5%パラジウ ム/炭素触媒(35g湿重量、水で50%加湿)で処理した後、ギ酸(90%( 重量/重量)30.6ml)を1時間かけて加えた。反応混合物を更に1時間攪 拌した後、ギ酸(19.5ml)の二回目の添加を行ない、混合物を濾過して、 触媒を除去した。濾過ケーキを変性アルコールで洗浄し、合わせた濾液を濃塩酸 (33.7ml)で処理し、生成する混合物を真空蒸留によって濃縮した。 次に、アセトン(1295ml)を15分かけて加え、懸濁液を1時間攪拌し た後、生成物を濾別した。次に、固形生成物をアセトン(約530ml)でスラ リーにし、再度濾過して、60℃で真空で乾燥し、標記化合物(1123g、8 1.6%)を得た。 この材料の15gの試料を変性アルコール(約7ml)と合わせて加湿し、ア ルコールの損失を回避するため密封したフラスコ中で60℃で一晩攪拌しながら 加熱して、混合物の湿気を保持した。次に、混合物を60℃で真空中で乾燥し、 所望なモルフィン形態としての生成物を得た。物理データー : カール・フィッシャー値:0.9%(重量/重量)水。 実施例1Bの生成物のX線粉体回折パターンを、添付図面の第1図に示す。 dスペーシングおよび他のX線回折データーを、第1表に示す。 上記のX線回折データーを生成するのに用いた粉体試料は、上記のデーターに ついて下記の調製を用いて粉体試料を調製したことを除き、第2表(以下に記載 )のX線回折データーを生成するのに用いた粉体試料として同じ方法によって調 製した。 試料は、Chemplex Spectromillにより、試料1gを2個のアクリル製ボールを 用いてプラスチックカップ中で5分間粉砕することによって調製した。次に、試 料を、ガラススライドに2mmの厚みにパックした。 X線回折は、Scintag PADV回折計を用いて0.02°/段階および10秒カウ ント/段階の段階掃引様式で掃引した。試料ホルダーは、掃引の間に1回転/秒 で自転した。他の設定値は、下記の通りである。 X線発生装置: 45kV、40mA 放射線: 銅Kα放射線 固定した発散性スリット: 1mm 入射散乱スリット: 2mm 回折散乱スリット: 0.5mm 受入れスリット: 0.3mm 角度計半径: 235mm 検出器: グラファイトモノクロメーターでシンチレーション ピーク強度を、ピーク尖端の絶対カウント数として記録する。X線回折プロッ ト上の強度単位は、カウント/秒である。絶対カウント数=カウント数/秒×カ ウント時間=カウント数/秒×10秒。表中のピーク強度を、バックグラウンド および銅KαIIX線波長寄与について補正した。実施例2 A. 2−[(2−アミノ−1,6−ジヒドロ−6−オキソ−9H−プリン−9 −イル)メトキシエチル−N−[(ベンジルオキシ)カルボニル]−L−バリネ ート CBZ−L−バリン(167g)をジメチルホルムアミド(DMF)(750 ml)に溶解して、0.5℃まで冷却した。N,N−ジシクロヘキシルカルボジ イミド(DCC)(153.5g)をDMF(266ml)に溶解した冷溶液を 加えた後、アシクロビール(111.7g)を一度で加えた。次に、4(ジメチ ルアミノ)ピリジン(9.4g)を加え、混合物を低温で一晩攪拌した。次に、 副生成物の白色沈澱を濾過によって除去した。溶媒を一部真空蒸留によって除去 し、濃縮物を水(663ml)で処理した後、70℃まで加熱した。懸濁液を2 0℃まで冷却し、濾過して、固形生成物を水で洗浄した。 次に、水分を含んだ粗製材料を変性アルコール(1.2リットル)から再結晶 によって精製して、水分を含んだ白色結晶性固形生成物として標記化合物(21 5.3g)を得た。 B. 2−[(2−アミノ−1,6−ジヒドロ−6−オキソ−9H−プリン−9 −イル)メトキシエチル−L−バリネート塩酸塩 2−[(2−アミノ−1,6−ジヒドロ−6−オキソ−9H−プリン−9−イ ル)メトキシ]エチル−N−[(ベンジルオキシ)カルボニル]−L−バリネー ト(200g)を水性の変性アルコール(382ml/908ml)に加え、還 流温度まで加熱して、固形物を溶解した。溶液を40℃まで冷却した。懸濁液を 5%パラジウム/炭素触媒および水の50%(重量/重量)ペースト(40g) で処理した後、ギ酸(96%(重量/重量)32.8ml)を1時間かけて加え た。反応混合物を更に1時間攪拌した後、ギ酸(20.88ml)の二回目の添 加を行ない、混合物を濾過して、触媒を除去した。濾過ケーキを濃塩酸 (38.56ml)で処理し、生成する混合物を真空下にて濃縮した。 次に、アセトン(1480ml)を15分かけて加え、懸濁液を1時間攪拌し た後、生成物を濾別した。次に、固形生成物をアセトン(約500ml)でスラ リーにし、再度濾過して、60℃で真空で乾燥し、標記化合物(137.75g 、87.6%)を得た。 この材料の10gの試料を変性アルコール(3.5ml)と合わせ、60℃で 数時間加熱した後、溶媒を真空で除去し、所望なモルフィン形態としての生成物 を得た。 結晶形態の純度: 実施例2(B)の試料は90%を上回る量の無水の結晶性形 態のバラシクロビールを含んでいた。 実施例2(B)の生成物のX線粉体回折パターンを、添付図面の第2図および 3図に示す。但し 第2図は、線形プロットのX線回折図であり、 第3図は、平方根プロットのX線回折図である。 dスペーシングおよび他のX線回折データーを、第2表に示す。 実施例2Bの生成物の回折パターンは、2〜45の2θの掃引、0.02°の 段階間隔、および4秒/段階の積算時間を用いてPhillips PW1800 Automatic X- ray Powder Diffractometer 上に生成させた。 生成装置の設定値: 40KV、45mA、Cuα1,2波長:1.54060 、1.54439Å;段階サイズ、試料時間:0.020°、4.00秒、0. 005°/秒;モノクロメーターの使用:あり;発散スリット:自動(放射され た 試料長さ:10.0mm);ピーク角度範囲:2.000〜45.000°;D スペーシングにおける範囲:44.1372〜2.01289Å;ピーク位置尺 度:平滑データーの尖端;結晶性ピーク幅範囲:0.00〜2.00°;最小ピ ーク有意差:0.75最大強度:7621cts,1905.3cps。 粉体試料は、下記のようにして調製した。 バラシクロビール塩酸塩の1g分を、2個のアクリル製ボール参照番号26-253 を含むRetsch10mlポリスチロール容器参照番号31-762に移した後、100% の出力に設定したRetsch MM2マイザー・ミル(miser mill)を用いて粉砕して、極 めて微細な粉末とした。粉砕した粉末を、完全に平滑な表面(例えば、ガラスプ レートまたは高度に磨かれた金属シートによって与えられる)上に逆転して置か れたPhilips PW1811/10 試料ホルダーに置いた。次に、粉末をホルダーに入れ、 更に粉末を加え、ホルダーが一杯になるまで詰めた。次に、Philips PW1811 00 ボトムプレートをホルダーに固定し、全組立体を逆転した後、ガラス/金属プレ ートを上向きにして取り出し、ホルダーの表面と同一平面の平滑表面を露出させ た。 本発明を、下記の実施例において以下に説明し、錠剤の特性を下記の第3表に 示す。 実施例の錠剤は、下記に開示の方法で作成した。実施例3〜7 段階1 コア成分を20メッシュハンド・スクリーンで整粒した後、適当にサ イズしたV−シェルブレンダーで10分間ブレンディングした。 段階2 段階1からの混合(ブレンディング)を行なった粉末を、次に10リ ットルの高剪断ミキサー(SP1型)で、混合しながら純水を加えることによって整 粒した。次に、コア成分の約11〜14%(重量/重量)の水を加え、混合物を 3〜4.5分間マスとした。 段階3 段階2からの顆粒をトレー中(実施例5、6および7)、または真空 (実施例3および4)乾燥機(SP1 型)で50℃の温度で乾燥して、約1.0〜 2.0%L.O.D.の許容可能な水分含量とした。 段階4 残りの成分を、20メッシュスクリーンを通して整粒し、段階3のコ ア成分へ加えた後、混合物を0.062″スクリーンを備えたComil Model 197 ASを用いて整粒した。 段階5 次に、混合物を適当にサイズしたV−シェルブレンダーで5分間ブレ ンディングした。 段階6 段階5からのブレンディングした顆粒を、カプセル型の型押し18. 25mm×7.14mmを備えたManesty Beta Press上に約700mgの圧縮重 量および約14.5〜18kNの圧縮力で圧縮した。 段階7 次に、錠剤を、場合によっては白色濃縮物、メチルヒドロキシプロピ ルセルロース、二酸化チタン、ポリエチレングリコールおよびポリソルベートを 用いるような標準的な方法を用いることによってフィルムコーティングすること ができる。 硬度(長軸に沿う圧潰力)を、Key 硬度測定器、HT-300型を用いて測定した。 脆砕性(100回の6インチ落下の後の重量損失率)を、Erweka脆砕性試験器、 TA-3型を用いて、USP、第23号、1995年、p1981のモノグラフ12 16に従って測定した。物理特性を比較するのに適当な圧縮力を用いて測定した 。崩壊時間を、USP23(1995)、1790頁のモノグラフに従って測定 した。実施例8および9 段階1 下記に示した成分を、ハンドスクリーンを用いて整粒した。 30メッシュ バラシクロビール塩酸塩 5.289kg ラクトース 1.763kg 微晶質セルロース 0.6450g ポビドンK30 0.1548kg クロスポビドン 0.1548kg 60メッシュ ステアリン酸マグネシウム 0.03096kg コロイド状二酸化ケイ素(CSD) 0.002598kg 段階2 次に、ポビドンを除く段階1からの30メッシュで整粒した成分を、 1立方フィートV−シェル・ブレンダーで10分間ブレンディングを行なった。 段階3 次に、SD3Aアルコール(5%メタノールで変性したエタノール)を精 製水0.6600kgと混合し、整粒したポビドン0.1548kgを手動攪拌 によって混合した溶媒0.6192kgに溶解した。 段階4 次に、段階2からの混合した粉末を、1立法フィートのLittleford L odige ミキサー中で、混合しながら溶解したポビドンを加えることによって造粒 した。混合した溶媒を更に1.315kg加え、混合物を下記のように全部で7 分間マスとした。 プラウ 7分 チョッパー 6.5分 段階5 次に、段階4からの顆粒をFluid Bed Dryer(Glatt GPCG5)中で、入 り口空気温度50℃で、約1.0〜3.0%L.O.D.の任意の許容可能な水 分含量まで乾燥した。 段階6 次に、段階5からの顆粒を、前にナイフを有する30メッシュスクリ ーンを備え、中位の速度で操作するFitz Mill Model M を用いて整粒した。 段階7 段階1からの整粒したステアリン酸マグネシウムを段階6からの顆粒 に加え、段階2からのブレンダーを用いて5分間ブレンディングした。 これを実施例10(2.650kg)として標識した。 段階8 段階7からのブレンディングを行なった顆粒の一部を、19.1mm ×10.2mmの楕円形の型押を備えたManesty Beta Press上で約934.6m gの圧縮重量で圧縮した。 段階9 滑らかにした顆粒2.650kg(段階7からのもの)の残りを秤量 し、段階1からの整粒したCSDを加えた後、手で分散させ、混合物を段階3か らのブレンダー中で5分間ブレンディングした。この部分を、実施例11として 標識した。混合物を圧縮して、錠剤を形成した。 実施例10および11は、下記の点を除き実施例9および10と実質的に同様 な方法で製造した。 1. 総ての成分を、20メッシュ篩で整粒した。 2. 薬剤および顆粒内内聞を10分間ブレンディングした。 3. 水およびSD3Aアルコールの量を調整して、バッチサイズに差を付けた 。 4. 乾燥顆粒を、0.062″スクリーンを有するComil Model 197AS を 用いて粉砕した。 5. 実施例11をトレー乾燥機で乾燥した。 6. ステアリン酸マグネシウムを10分間ブレンディングし、10分後に 粉砕した顆粒および他の成分を予備ブレンディングした。 結果から分るように、実施例4の錠剤(コロイド状二酸化ケイ素を欠き、微晶 質セルロースを顆粒外に有する)は混転中に半分に割れ、フィートコーティング 条件をシミュレーションしている。従って、錠剤の硬度は、全く許容できないも のである。対照的に、コロイド状二酸化ケイ素を加えると(実施例3)、錠剤は 意外なことには割れず、また崩壊時間および突出力の増加は予想したよりもかな り少なかった。 実施例5および6の錠剤は、実施例3の錠剤と同様に、加熱すると応力亀裂を 生じた。実施例3の錠剤では、コロイド状二酸化ケイ素および顆粒外微晶質セル ロースが含まれており、実施例5では、微晶質セルロースも顆粒外であったが、 コロイド状二酸化ケイ素はなく、実施例6でも、コロイド状二酸化ケイ素はなか ったが、微晶質セルロースは顆粒外であった。しかしながら、意外なことには、 コロイド状二酸化ケイ素が含まれ、微晶質セルロースが顆粒外であるときには、 相乗作用により応力亀裂が防止されると思われる。この効果は実施例7の錠剤で 見られ、応力亀裂はなく、また硬度および脆砕性は良好であった。実施例3の錠 剤と同様に、崩壊およ突出力の増加は、予想したものよりかなり少なかった。 比較例8a)からも分るように、硬度値は極めて低く、脆砕性は、米国薬局方( USP)の限界である1%を満足しない。実施例8a)で用いられる極めて高い圧 縮力であっても、脆砕性は、USP試験に合格しない。 対照的に、コロイド状二酸化ケイ素(実施例9aおよびb)約0.1%(重量/ 重量)を加えると、硬度および脆砕性は、劇的に改良された。また、コロイド状 二酸化ケイ素の添加前は良好であった突出力も良好であり、実際に、その添加に よって改良された。実施例9の錠剤の崩壊時間も、極めて満足である。 また、実施例11の処方物にコロイド状二酸化ケイ素を0.05〜3%(重量 /重量)の量で繰り返し配合すると、硬度が高く、脆砕性の値が低く、応力亀裂 が実質的にない優れた錠剤を一貫して製造することができる。 従って、本発明の強い錠剤処方物は、フィルムコーティングに好適であり、適 当な潤滑および崩壊時間を有する優れた操作特性を有するバラシクロビール錠剤 を一貫して提供することができる。
【手続補正書】 【提出日】1997年11月17日 【補正内容】 請求の範囲 1. 少なくとも約50%(重量/重量)のバラシクロビールまたはその塩、 充填剤、結合剤、潤滑剤、および約0.05〜約3%(重量/重量)コロイド状 二酸化ケイ素を含んでなる錠剤であって、バラシクロビールまたはその塩が錠剤 の顆粒内に含まれており、潤滑剤および二酸化ケイ素が顆粒外に含まれ、錠剤の 脆砕性が1%を超過せず、硬度が少なくとも8kPであり、突出力が1000ニ ュートンを超過しない錠剤。 2. コロイド状二酸化ケイ素が約0.1%〜約0.5%(重量/重量)の量 で含まれる、請求の範囲第1項に記載の錠剤。 3. 充填剤が約3%(重量/重量)〜約30%(重量/重量)の量で含まれ る、請求の範囲第1項または2項に記載の錠剤。 4. セルロース性充填剤が約5%〜約15%(重量/重量)で含まれる、請 求の範囲第3項に記載の錠剤。 5. セルロース性充填剤が約10%(重量/重量)で含まれる、請求の範囲 第4項に記載の錠剤。 6. 充填剤が微晶質セルロースである、請求の範囲第1〜5項のいずれか一 項に記載の錠剤。 7. セルロース充填剤の粒度が約20〜約300μである、請求の範囲第1 〜6項のいずれか一項に記載の錠剤。 8. 結合剤が約1%〜約5%(重量/重量)で含まれる、請求の範囲第1〜 7項のいずれか一項に記載の錠剤。 9. 結合剤がメチルセルロースまたはポビドンである、請求の範囲第1〜8 項のいずれか一項に記載の錠剤。 10. 結合剤がポビドンである、請求の範囲第9項に記載の錠剤。 11. ポビドンがポビドンK90 級である、請求の範囲第10項に記載の錠剤 。 12. 潤滑剤が約0.1%〜約2.0%(重量/重量)で含まれる、請求の 範囲第1〜11項のいずれか一項に記載の錠剤。 13. 潤滑剤がステアリン酸塩誘導体である、請求の範囲第12項に記載の 錠剤。 14. 潤滑剤がステアリン酸マグネシウムであり、約0.1%〜約1.0% (重量/重量)で含まれる、請求の範囲第13項に記載の錠剤。 15. バラシクロビールまたはその塩が約65%〜約85%(重量/重量) で含まれる、請求の範囲第1〜14項のいずれか一項に記載の錠剤。 16. バラシクロビール塩酸塩を含んでなる請求の範囲第1〜15項のいず れか一項に記載の錠剤。 17. バラシクロビール塩酸塩が、実質的に下記のようなdスペーシングパ ターンを有する無水の結晶形態である、請求の範囲第16項に記載の錠剤。 d−スペーシングパターン(オングストローム): 10.20±0.08,8.10±0.06,7.27±0.06,6.08± 0.05,5.83±0.03,5.37±0.02,5.23±0.02,4 .89±0.02,4.42±0.02,4.06±0.02,3.71±0. 02,3.39±0.02,3.32±0.02,2.91±0.02,2.7 7±0.02。 18. バラシクロビールまたはその塩のタップト(tapped)嵩密度が約0.1 〜約0.9g/ccである、請求の範囲第1〜17項のいずれか一項に記載の錠 剤。 19. 約0.5%〜約20%(重量/重量)で含まれる崩壊剤をも含む、請 求の範囲第1〜18項のいずれか一項に記載の錠剤。 20. 崩壊剤が、非イオン性崩壊剤である、請求の範囲第19項に記載の錠 剤。 21. 崩壊剤が、約0.5%〜約7%(重量/重量)で含まれるクロスポビ ドンである、請求の範囲第20項に記載の錠剤。 22. 請求の範囲第16項に記載のdスペーシングパターンを有する約65 %〜約85%(重量/重量)の無水の結晶性バラシクロビール塩酸塩、約0.5 %〜約5%(重量/重量)のポビドン、約3%〜約30%(重量/重量)のセル ロース性充填剤、約0.5〜約7%(重量/重量)の非イオン性崩壊剤、約0. 1%〜約1.0%のステアリン酸塩潤滑剤、および約0.1%〜約0.5%(重 量/重量)のコロイド状二酸化ケイ素を含んでなる錠剤であって、バラシクロビ ール塩酸塩が顆粒内に含まれ、セルロース性充填剤、ステアリン酸塩潤滑剤およ びコロイド状二酸化ケイ素が顆粒外に含まれる、錠剤。 23. フィルムコーティングされている請求の範囲第1〜22項のいずれか 一項に記載の錠剤。 24. 医療に用いられる、請求の範囲第1〜23項のいずれか一項に記載の 錠剤。 25. ヒトのヘルペスウイルス感染症の治療法であって、宿主に請求の範囲 第1〜24項のいずれか一項に記載の1種類以上の錠剤を投与して、バラシクロ ビールまたはその塩の抗ヘルペスウイルス有効量を投与する方法。 26. 少なくとも約50%(重量/重量)のバラシクロビールまたはその塩 、結合剤、セルロース性充填剤、潤滑剤、および約0.05〜約3.0%のコロ イド状二酸化ケイ素を含んでなる錠剤の製造法であって、錠剤の脆砕性が1%を 超過せず、硬度が少なくとも9kPであり、突出力が1000Nを超過せず、バ ラシクロビールまたはその塩が錠剤の顆粒内に含まれ、潤滑剤、コロイド状二酸 化ケイ素、およびセルロース性充填剤の少なくとも一部が顆粒外に含まれる方法 。 27. 少なくとも約50%(重量/重量)のバラシクロビールまたはその塩 、 結合剤、セルロース性充填剤、潤滑剤、および約0.05〜約3.0%のコロイ ド状二酸化ケイ素を含んでなる錠剤の製造法であって、錠剤の硬度が少なくとも 9kPであり、脆砕性が1%以下であり、突出力が1000N以下であり、バラ シクロビールまたはその塩を含む顆粒を形成した後、潤滑剤コロイド状二酸化ケ イ素およびセルロース性充填剤の少なくとも一部を上記顆粒と混合する方法。 28. 請求の範囲第26項または27項に記載の記載の方法であって、上記 バラシクロビールまたは塩、場合によっては結合剤またはその一部、および場合 によってはセルロース性充填剤の一部を混合することによって顆粒を形成し、造 粒溶液を用いて造粒して顆粒を形成し、または結合剤または一部を造粒溶液に溶 解した後バラシクロビールに加え、顆粒を乾燥し、顆粒を潤滑剤、コロイド状二 酸化ケイ素、およびセルロース性充填剤またはその一部と混合した後、混合した 混合物を圧縮して、錠剤を形成することを含んでなる方法。 29. 少なくとも約50%(重量/重量)のバラシクロビールまたはその塩 、結合剤、潤滑剤、約0.05〜約3.0%のコロイド状二酸化ケイ素、および 約3〜約30%(重量/重量)のセルロース性充填剤を含んでなる錠剤の製造法 であって、錠剤の硬度が少なくとも9kPであり、脆砕性が1%以下であり、突 出力が1000N以下であり、バラシクロビールまたは塩、場合によっては結合 剤またはその一部、およびセルロース性充填剤の一部を混合し、造粒溶液で造粒 して顆粒を形成し、または結合剤またはその一部を造粒溶液に溶解した後バラシ クロビールに加え、顆粒を乾燥し、顆粒を潤滑剤、コロイド状二酸化ケイ素、お よびセルロース性充填剤の少なくとも一部と混合した後、混合した混合物を圧縮 して錠剤を形成することを含んでなる方法。 30. 少なくとも50%(重量/重量)の顆粒内バラシクロビール塩酸塩を 含む錠剤において顆粒外に含まれる0.05〜3%(重量/重量)のコロイド状 二酸化ケイ素およびセルロース性充填剤と、顆粒外潤滑剤との組み合わせの、応 力亀裂を防止するための使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN (72)発明者 ティルマン,ロイド ゲーリー アメリカ合衆国カリフォルニア州、カール ズバッド、スタンフォード、ストリート、 4350

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも約50%(重量/重量)のバラシクロビールまたはその塩、 充填剤、結合剤、潤滑剤、および約0.05〜約3%(重量/重量)コロイド状 二酸化ケイ素を含んでなる錠剤であって、バラシクロビールまたはその塩が錠剤 の顆粒内に含まれており、潤滑剤および二酸化ケイ素が顆粒外に含まれ、錠剤の 脆砕性が1%を超過せず、硬度が少なくとも8kPであり、突出力が1000ニ ュートンを超過しない、錠剤。 2. コロイド状二酸化ケイ素が約0.1%〜約0.5%(重量/重量)の量 で含まれる、請求の範囲第1項に記載の錠剤。 3. 充填剤が約3%(重量/重量)〜約30%(重量/重量)の量で含まれ る、請求の範囲第1項または2項に記載の錠剤。 4. 充填剤が約5%〜約15%(重量/重量)で含まれ、含まれる、請求の 範囲第3項に記載の錠剤。 5. 充填剤がセルロース性充填剤である、請求の範囲第4項に記載の錠剤。 6. セルロース性充填剤が少なくとも部分的には顆粒外に含まれる、請求の 範囲第4項または5項に記載の錠剤。 7. セルロース充填剤の粒度が約20〜約300μである、請求の範囲第5 項または6項に記載の錠剤。 8. 結合剤が約1%〜約5%(重量/重量)で含まれる、請求の範囲第1〜 7項のいずれか1項に記載の錠剤。 9. 結合剤がメチルセルロースまたはポビドンである、請求の範囲第1〜8 項のいずれか1項に記載の錠剤。 10. 結合剤がポビドンである、請求の範囲第9項に記載の錠剤。 11. ポビドンがポビドンK90 級である、請求の範囲第10項に記載の錠剤 。 12. 潤滑剤が約0.1%〜約2.0%(重量/重量)で含まれる、請求の 範囲第1〜11項のいずれか1項に記載の錠剤。 13. 潤滑剤がステアリン酸塩誘導体である、請求の範囲第12項に記載の 錠剤。 14. 潤滑剤がステアリン酸マグネシウムであり、約0.1%〜約1.0% (重量/重量)で含まれる、請求の範囲第13項に記載の錠剤。 15. バラシクロビールまたはその塩が約65%〜約85%(重量/重量) で含まれる、請求の範囲第1〜14項のいずれか1項に記載の錠剤。 16. バラシクロビール塩酸塩を含んでなる請求の範囲第1〜15項のいず れか1項に記載の錠剤。 17. バラシクロビール塩酸塩が、実質的に下記のようなdスペーシングパ ターンを有する無水の結晶形態である、請求の範囲第16項に記載の錠剤。 d−スペーシングパターン(オングストローム): 10.20±0.08,8.10±0.06,7.27±0.06,6.08± 0.05,5.83±0.03,5.37±0.02,5.23±0.02,4 .89±0.02,4.42±0.02,4.06±0.02,3.71±0. 02,3.39±0.02,3.32±0.02,2.91±0.02,2.7 7±0.02。 18. バラシクロビールまたはその塩のタップト(tapped)嵩密度が約0.1 〜約0.9g/ccである、請求の範囲第1〜17項のいずれか1項に記載の錠 剤。 19. 約0.5%〜約20%(重量/重量)で含まれる崩壊剤をも含む、請 求の範囲第1〜18項のいずれか1項に記載の錠剤。 20. 崩壊剤が、非イオン性崩壊剤である、請求の範囲第19項に記載の錠 剤。 21. 崩壊剤が、約0.5%〜約7%(重量/重量)で含まれるクロスポビ ドンである、請求の範囲第20項に記載の錠剤。 22. 請求の範囲第16項に記載のdスペーシングパターンを有する約65 %〜約85%(重量/重量)の無水の結晶性バラシクロビール塩酸塩、約0.5 %〜約5%(重量/重量)のポビドン、約3%〜約30%(重量/重量)のセル ロース性充填剤、約0.5〜約7%(重量/重量)の非イオン性崩壊剤、約0. 1%〜約1.0%のステアリン酸塩潤滑剤、および約0.1%〜約0.5%(重 量/重量)のコロイド状二酸化ケイ素を含んでなる錠剤であって、バラシクロビ ール塩酸塩が顆粒内に含まれ、セルロース性充填剤、ステアリン酸塩潤滑剤およ びコロイド状二酸化ケイ素が顆粒外に含まれる錠剤。 23. フィルムコーティングされている請求の範囲第1〜22項のいずれか 1項に記載の錠剤。 24. 医療に用いられる、請求の範囲第1〜23項のいずれか1項に記載の 錠剤。 25. ヒトのヘルペスウイルス感染症の治療法であって、宿主に請求の範囲 第1〜24項のいずれか1項に記載の1種類以上の錠剤を投与して、バラシクロ ビールまたはその塩の抗ヘルペスウイルス有効量を投与する方法。 26. 少なくとも約50%(重量/重量)のバラシクロビールまたはその塩 、結合剤、潤滑剤、および約0.05〜約3.0%のコロイド状二酸化ケイ素を 含んでなる錠剤の製造法であって、錠剤の脆砕性が1%を超過せず、硬度が少な くとも9kPであり、突出力が1000Nを超過せず、バラシクロビールまたは その塩が錠剤の顆粒内に含まれ、潤滑剤およびコロイド状二酸化ケイ素が顆粒外 に含まれる方法。 27. 少なくとも約50%(重量/重量)のバラシクロビールまたはその塩 、結合剤、充填剤、潤滑剤、および約0.05〜約3.0%のコロイド状二酸化 ケ イ素を含んでなる錠剤の製造法であって、錠剤の硬度が少なくとも9kPであり 、脆砕性が1%以下であり、突出力が1000N以下であり、バラシクロビール またはその塩を含む顆粒を形成した後、潤滑剤およびコロイド状二酸化ケイ素を 上記顆粒と混合する方法。 28. 請求の範囲第26項または27項に記載の記載の であって、上記バ ラシクロビールまたは塩、場合によっては結合剤またはその一部、および場合に よっては充填剤またはその一部を混合することによって顆粒を形成し、造粒溶液 を用いて造粒して顆粒を形成し、または結合剤または一部を造粒溶液に溶解した 後バラシクロビールに加え、顆粒を乾燥し、顆粒を潤滑剤、コロイド状二酸化ケ イ素、および場合によっては充填剤またはその一部と混合した後、混合した混合 物を圧縮して、錠剤を形成することを含んでなるもの。 29. 少なくとも約50%(重量/重量)のバラシクロビールまたはその塩 、結合剤、潤滑剤、約0.05〜約3.0%のコロイド状二酸化ケイ素、および 約3〜約30%(重量/重量)のセルロース性充填剤を含んでなる錠剤の製造法 であって、錠剤の硬度が少なくとも9kPであり、脆砕性が1%以下であり、突 出力が1000N以下であり、バラシクロビールまたは塩、場合によっては結合 剤またはその一部、およびセルロース性充填剤の一部を混合し、造粒溶液で造粒 して顆粒を形成し、または結合剤またはその一部を造粒溶液に溶解した後バラシ クロビールに加え、顆粒を乾燥し、顆粒を潤滑剤、コロイド状二酸化ケイ素、お よびセルロース性充填剤の少なくとも一部と混合した後、混合した混合物を圧縮 して錠剤を形成することを含んでなる方法。
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