JPH10511368A - 高純度メラミンの製造方法 - Google Patents
高純度メラミンの製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
以下の段階:a) 液状メラミンからNH3/CO2ガス混合物を分離し、場合によってはb) この液状メラミン中に溶解しているCO2をアンモニアガスの導入によって減らし、c) 430℃とメラミンの融点との間の温度及び 50〜400bar のアンモニア分圧において、この液状メラミンを0〜8時間の平均滞留時間の間滞留させ、そしてd) 50〜400bar のアンモニア分圧において 150℃/分までの冷却速度で、段階a)、b)及び/またはc)における温度を 330〜270℃にまで低めることによってゆっくりと制御下に冷却する(但しこの際、より高い圧力はより急速な冷却速度を可能にし、そしてこれとは逆に、より低い圧力はもっとゆっくりとした冷却速度を必要とする)からなるメラミンの後処理を行い、その上で反応容器を任意の順番で放圧及び室温へ冷却し、そして高純度のメラミンを粉末の形で得る、高純度メラミンの製造方法。
Description
【発明の詳細な説明】
高純度メラミンの製造方法
既に、多くのメラミンの製造方法が文献から公知となっている。それの好まし
い原料は尿素であり、これを、高圧下で非接触的にあるいは低圧で触媒を用いて
メラミン、アンモニア及びCO2に転化する。
メラミンが先ず液状物として生じる例えばメラミンケミカルズ(Melamine Ch
emicals)、モンテジソン(Montedison)またはニッサン(Nissan)による公知の高
圧法は、低圧法と比較してエネルギー消費が低いが、そのメラミンは、精製段階
が存在しない場合は、メラム(melam)、メレム(melem)、アンメリン(ammeline)、
アンメリド(ammelide)またはウレイドメラミン(ureidomelamine)等の不純物を含
み、これはメラミンを更に加工するための幾つかの方法において弊害となる。
高圧法で製造されたメラミンの仕上げ処理は、例えば米国特許第 4 565 867
号(メラミンケミカルズ)に従い、液状メラミンからCO2及びNH3オフガスを
分離することによって行われ、この際圧力及び温度は、反応器中のものと同じ値
に維持される。その上で、液状メラミンを、生成物冷却装置に導入し、放圧しそ
して液状媒体、例えば液状無水アンモニアを用いて急速に冷却するかまたは急冷
(quench)する。
米国特許第 3,116,294[モンテカチーニ(Montecatini)]では、同様に先ずCO2
及びNH3オフガスを分離し、そして液状メラミンを、なお溶解しているCO2
の除去のためにNH3で向流で処理し、別の反応器中に集めそして一定期間そこ
に滞留させる。最後に、メラミンを上記の第二の反応器から取出し、そして水で
急冷(quench)するかまたは冷ガスと混合することによって急速に冷却する。
しかし、これらの方法のいずれかで製造されたメラミンの純度は、特にメレム
の含有量が高すぎるため、多くの用途、例えば表面塗装のためのメラミン-ホル
ムアルデヒド樹脂の製造には不十分である。
米国特許第 3,637,686 号(ニッサン)では、尿素の熱分解によって得られた
粗製メラミン溶融物を液状NH3またはNH3冷ガスで200〜270℃に急速に冷却し
、
そして更に第二段階においてNH3水溶液を用いて 100〜200℃に冷却する。次い
でその生成物は、満足なメラミン純度を達成するために再結晶化しなければなら
ない。
それゆえ、本発明の課題は、99.8%よりも高い純度及び 100ppm よりも低いメ
レム含有率を有する高純度のメラミンを付加的な精製段階なしで製造することを
可能にする方法を見出すことであった。
予期し得ないことには、この課題は、液状メラミンを最後の段階でゆっくりと
及び/または制御下に冷却する方法によって達成することができた。
それゆえ、本発明は、加圧下で行われる尿素の転化から出発して高純度のメラ
ミンを製造する方法であって、上記転化反応の後に、以下の段階:
a) NH3/CO2ガス混合物を液状メラミンから分離し、場合によっては、
b) アンモニアガスを導入することによって液状メラミン中に溶解しているCO2
を減らし、
c) 430℃とメラミンの融点の間の温度及び 50〜400bar のアンモニア分圧におい
て、0〜8時間の平均滞留時間の間液状メラミンを滞留させ、そして
d) 50〜400bar のアンモニア分圧において 150℃/分までの冷却速度で、a)、b)
及び/または c)における温度から 330〜270℃に温度を低めることによってゆっ
くりと制御下に冷却する(但しこの際、より高い圧力はより急速な冷却速度を可
能にし、そしてこれとは逆により低い圧力は、もっとゆっくりとした冷却速度を
必要とする)
からなるメラミンの後処理を行い、その上で、反応容器を、任意の順序で放圧及
び室温へ冷却しそして高純度のメラミンを粉末の形で得ることを特徴とする上記
方法に関する。
本発明の方法は、例えばウルマンズ・エンサイクロペディア・オブ・インダス
トリアル・ケミストリー,第5版,第A16 巻,第 174〜179 頁に記載されるメ
ラミンケミカル、モンテジソンまたはニッサン法等の公知の高圧法のいずれかに
従い尿素から得られるメラミンの精製に好適である。これらの方法において尿素
は、通常、370〜430℃の温度範囲及び約 70〜250bar の圧力において転化される
。生じるメラミンは最後には液状相として得られる。
該新規方法では、段階 a)において、反応器中に形成される液状メラミン相と
CO2/NH3ガス相からなる反応混合物を適当な装置、例えばガス分離器中にお
いて分別するか、あるいはガス相を液状相から分離する。この分離器は、メラミ
ンの融点よりも高い温度に維持され、この際好ましくは温度及び圧力は反応器に
おけるそれらとほぼ同じにする。メラミンをなお含むこのCO2/NH3ガス混合
物は頂部から取出しそして公知の方法、例えばスクラバーに導入することによっ
て処理し、そして再利用する。
ガスの分離の後またはこれと同時に、NH3ガスを導入することができ、これ
によってメラミン中に溶解しているCO2が低減される(段階 b)。この間の温
度もメラミンの融点より高い値であり、この際、好ましくは温度及び圧力は反応
器中におけるそれらとほぼ同じ値である。
NH3を導入するか否か、並びにNH3ガスの導入時間及びNH3の量は、メラ
ミン中に溶解するCO2の所望の最終値に依存する。アンモニアは、ガス相にあ
るいは直接液状メラミン相中に導入することができる。
次の段階において、液状メラミンをアンモニアの存在下に場合によっては一定
時間放置または滞留させる。この場合、他のガス、例えば窒素を混合することも
できる。この段階における平均滞留時間は0〜8時間であるが、幾つかの環境下
ではこれよりも長い滞留時間も可能である。好ましくは、滞留時間は 10 分間〜
4時間である。この間、50〜400bar、好ましくは 70〜200bar のアンモニア分圧
を設定する。段階(c)における圧力は、反応器中のものよりも高い値にまで設定
することもできる。この段階における温度はメラミンの融点と 430℃、好ましく
はメラミンの融点と400℃の間の値である。
段階c)またはb)またはa)の後に、液状メラミンのゆっくりとした及び/または
制御下の冷却を進行させる。この冷却処理において、液状メラミンは、定義され
た冷却速度において、段階 c)または b)または a)における最初の温度から、270
℃と330℃の間の温度に、好ましくは最初の約370℃の温度から、約290℃までの
温度に冷却される。冷却速度は 150℃/分まで、好ましくは 100℃/分まで、特に
好ましくは 40℃/分までであることができる。冷却速度の下限は技術的及び経済
的な条件に依存する。これは、その時の技術的及び経済的条件に従い所望の通り
低く選
択することができる。段階 d)は、前の各段階と同じように、アンモニアの存在
下に行われる。この段階におけるアンモニア分圧は、50〜400bar、好ましくは約
70〜200barである。ここでもまた、反応器中の値よりも高い圧力を設定すること
もできる。
設定すべき冷却速度は、その時のアンモニア分圧に依存し、この際、より高い
圧力はより急速な冷却速度を可能にし、そしてこれとは逆により低い圧力はもっ
とゆっくりとした冷却速度を必要とする。冷却速度は、場合によっては、制御冷
却のための範囲内で変えることができ、この場合一定ではない冷却速度、しかし
所定の冷却プログラムを設定することができる。所定の冷却プログラムとは、冷
却速度が様々な温度において異なる値をとることができる様々な冷却の態様を意
味する。この場合、圧力を変えることもできる。例えば、段階 d)の始まりにお
いて温度を或る期間の間一定にし、次いで圧力に依存して選択された冷却速度に
おいて、所望の最終温度値まで冷却することができる。他の可能な態様は、例え
ば、温度をその時の温度に或る期間内維持する保持段階と冷却段階とを交互に行
うことである。交互の連続段階においてゆっくりとした冷却段階とより早い冷却
段階を設定することもできる。場合によっては冷却段階は、加熱を止めそして混
合物を室温で放置することによって簡単に行うこともでき、これによって、所定
の温度まで液状メラミンをゆっくりと指数的(exponentiell)に冷却することがで
きる。それゆえ、冷却プログラムは、多くの様々な態様を持ち、そして不純物の
所望の最終値及び選択したプロセスcに依存して特定の条件に適合させることが
できる。
ゆっくりと及び/または制御下に冷却するための範囲 d)よりも高い温度、つま
り特に、段階 d)が行われる好ましい範囲よりも高い温度(約370℃よりも上)で
は、プロセス順序または用いられる装置等の特定の条件次第で、その時の圧力に
依存してゆっくりと、すなわち 150℃/分までの冷却速度で冷却するか、あるい
はより急速に冷却を行うことができる。制御冷却のための範囲より下の温度、す
なわち330〜270℃よりも下の温度では、反応装置を放圧しそしてメラミンを任意
の冷却速度で室温にまで冷却することができ、その上で高純度の粉末状メラミン
が得られる。しかし、技術的な条件に依存して、先ず冷却を行い次いで装置を放
圧することができる。
該新規方法における段階 a)〜d)は、場合によっては、各々の段階に適した別
々の容器または装置中で行うことができる。
しかし、他の態様もまた可能である。例えば、段階a)とb)、及び段階c)とd)を
それぞれ、同じ装置中で一緒に行うことができる。
中に移し、この中で段階b)及びc)を行いそして段階d)を別途の容器中で進行させ
る。一つの共有の装置中で段階 a)〜c)を組み合わせて、そして段階 d)を次の冷
却装置中で行うことも同様に可能な方法態様である。しかし、該方法の実施の仕
様は、特定の条件(すわなち尿素の転化のための装備に従い)、空間的な条件、
冷却段階に計画された時間的な要求事項、滞留時間及び他の要因に適合させなけ
ればならない。
本発明の方法は、必要に応じて、断続的及び連続的の両方で行うことができる
。
しかし、本発明の方法は、いくらか改変された形において、従来から公知のあ
らゆる方法から生じそしてアンメリン、アンメリド、メラム、メレムまたはウレ
イドメラミン等の汚染物を含む汚染されたメラミンを精製するためにも好適であ
る。それゆえ、この方法を、必ずしもメラミンプラントに結合させる必要はない
。よって、例えば通例のメラミン再結晶化プロセスで生じたメラミン母液をこの
方法で精製することもできる。
それゆえ、本発明は更に、高純度のメラミンを製造する方法であって、汚染さ
れたメラミンを 50〜400bar のアンモニア分圧において、メラミンの融点と430
℃の間の温度にし、この液状メラミンをこの温度範囲で0〜8時間滞留させ、次
いでゆっくりとした制御冷却を行うことにより、50〜400barのアンモニア分圧に
おいて 150℃/分までの冷却速度で 330〜270℃にまで温度を低め、この際、より
高い圧力はより急速な冷却速度を可能にし、そしてこれとは逆により低い圧力は
もっとゆっくりとした冷却速度を必要とするものであり、そしてこうした上で、
任意の順番で反応容器を放圧、室温へ冷却し、そして高純度のメラミンを粉末の
形で得ることを特徴とする上記方法に関する。
本発明の方法を用いることによって、メラミンが 99.8%を超える純度で得ら
れるため、再結晶化などの更なる精製段階はもはや必要でない。この場合、各々
の
汚染物、特にメレムの含有量は、これらの化合物が、メラミンのあらゆるタイプ
の二次加工において弊害とならないほど低く抑えられ得る。実施例1〜5:
375℃及び 70〜75bar における工業規模の尿素の転化から得られた液状メラミ
ンxgを容器中に導入した。これからサンプルを採取しそして急速に冷却し、そ
して汚染物の初期含有量を測定した。NH3/CO2オフガスの分離(段階 a)後
、この液状メラミンを、370℃及び85bar において約 15 分間NH3で処理した(
段階b)。
次いで、この液状メラミンを、370℃及び85bar のアンモニア圧において約60
〜90 分間滞留させ(段階 c)、そしてこの液状メラミンを、加熱を停止するこ
とによって 280℃まで指数的に放冷し、これによって1℃/分未満の冷却速度が
達成された(段階 d)。次いで、この反応容器を放圧しそして室温までゆっくり
と冷却した。
各々のメラミンの量、不純物のアンメリン(AN)、アンメリド(AD)、メレム
(ME)、メラム(MA)及びウレイドメラミン(UM)の初期含有量、及び段階a)+b
)+c)+d)の後の汚染物の含有量(最終値)を表1に示す。
実施例6:
実施例1〜5と同様に製造された液状メラミン 1700gを、NH2/CO2オフガ
スから分離し、84bar の圧力において約 15 分間NH3で処理し、そして 375℃
及び85bar で2時間放置した。
次いで、加熱を止め、メラミンを 290℃までゆっくりと放冷し、放圧しそして
室温まで放冷した。メラミン中の汚染物の最終値は以下の通りであった:
実施例7:
実施例1〜5と同様に製造した液状メラミン 1205gを、NH3/CO2オフガス
から分離し、85bar で約 15 分間NH3で処理し、そして滞留時間なしで、加熱
を止め
た後に 290℃まで放冷した。次いで、反応容器を放圧しそして室温まで冷却した
。メラミン中の汚染物の最終値は以下の通りであった:
実施例8:
メレム8100ppmを含むメラミン300gと液状NH3約65gを360℃に加熱した。アン
モニア圧は約 80bar であった。次いで、このメラミンをこれらの条件下に滞留
させ次いで 28 分の内に 360℃から 330℃へとゆっくりと冷却した(冷却速度:
約 0.8℃/分)。滞留時間hの関数としての汚染物の最終含有量は、反応容器を
放圧しそして室温まで冷却した後で以下の通りであった:
実施例9:
メレム 8100ppm を含むメラミン 300gと定義された圧力pを達成するために
必要な量の液状NH3を364℃に加熱し、これらの条件下に2時間放置しそして約
5分間の内に360℃から330℃へと冷却した(冷却速度: 6℃/分)。
各々のアンモニア圧設定の関数としてのメレムの含有量は、反応装置を放圧し
そして室温まで冷却した後に以下の通りであった:
p (bar) ME ppm
80 1520
115 250
130 160
151 110実施例10:
メレム 10,000ppm を含むメラミン 300mgと液状アンモニア 117g を 370℃に
加熱した。アンモニア圧は 154bar であった。次いで、このメラミンをこれらの
条件下に2時間放置し、そして冷却速度mで360℃から330℃へと冷却した。
反応装置を放圧しそして室温まで冷却した後のメレム含有量は、冷却時間の関
数として以下の通りであった:
m (℃/分) ME ppm
7.5 210
0.8 100実施例11:
メラミン90mgと、150barのアンモニア圧を設定するのに必要な量のアンモニア
をオートクレーブ中で 370℃まで加熱し、これらの条件下に4時間滞留させ、次
いで或る一定の空気流で達成される 18℃/分と 36℃/分の平均冷却速度で 290℃
まで冷却した。次いで、この反応容器を冷水中に浸すことによって室温にまで急
速に冷却しそして放圧した。初期及び最終メレム含有量は以下の通りであった:
ME(ppm)
初期値 13000
最終値(18℃/分) 280
最終値(36℃/分) 600実施例12:
メラミン 124mgと、200bar のアンモニア圧を設定するために必要な量のアン
モニアをオートクレーブ中で370℃に加熱し、これらの条件下に3時間滞留させ
、次いで約100℃/分の平均冷却速度で320℃にまで冷却した。次いでその生成物
を、冷水中に浸すことによって室温にまで急速に冷却しそして放圧した。
初期及び最終メレム含有量は以下の通りであった:
ME
(ppm)
初期値 13000
最終値 250実施例13:
メレム 10,000ppm 含むメラミン 300g と、200bar のアンモニア圧力を設定す
るために必要な量のアンモニアをオートクレーブ中で 370℃に加熱し、これらの
条件下に2時間滞留させ次いで冷却速度mで 320℃にまで冷却し、そして放圧し
た。冷却速度の関数としてのメレム含有量は以下の通りであった:
m (℃/分) ME ppm
0.9 <50
8 120
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1996年10月30日
【補正内容】
明細書
高純度メラミンの製造方法
既に、多くのメラミンの製造方法が文献から公知となっている。それの好まし
い原料は尿素であり、これを、高圧下で非接触的にあるいは低圧で触媒を用いて
メラミン、アンモニア及びCO2に転化する。
メラミンが先ず液状物として生じる例えばメラミンケミカルズ(Melamine Ch
emicals)、モンテジソン(Montedison)またはニツサン(Nissan)による公知の高
圧法は、低圧法と比較してエネルギー消費が低いが、そのメラミンは、精製段階
が存在しない場合は、メラム(melam)、メレム(melem)、アンメリン(ammeline)、
アンメリド(ammelide)またはウレイドメラミン(ureidomelamine)等の不純物を含
み、これはメラミンを更に加工するための幾つかの方法において弊害となる。
高圧法で製造されたメラミンの仕上げ処理は、例えば米国特許第 4 565 867
号(メラミンケミカルズ)に従い、液状メラミンからCO2及びNH3オフガスを
分離することによって行われ、この際圧力及び温度は、反応器中のものと同じ値
に維持される。その上で、液状メラミンを、生成物冷却装置に導入し、放圧しそ
して液状媒体、例えば液状無水アンモニアを用いて急速に冷却するかまたは急冷
(quench)する。
米国特許第 3,116,294[モンテカチーニ(Montecatini)]では、同様に先ずCO2
及びNH3オフガスを分離し、そして液状メラミンを、なお溶解しているCO2
の除去のためにNH3で向流で処理し、別の反応器中に集めそして一定期間そこ
に滞留させる。最後に、メラミンを上記の第二の反応器から取出し、そして水で
急冷(quench)するかまたは冷ガスと混合することによって急速に冷却する。
しかし、これらの方法のいずれかで製造されたメラミンの純度は、特にメレム
の含有量が高すぎるため、多くの用途、例えば表面塗装のためのメラミン-ホル
ムアルデヒド樹脂の製造には不十分である。
米国特許第 3,637,686 号(ニッサン)では、尿素の熱分解によって得られた
粗製メラミン溶融物を液状NH3またはNH3冷ガスで200〜270℃に急速に冷却し
、
そして更に第二段階においてNH3水溶液を用いて 100〜200℃に冷却する。次い
でその生成物は、満足なメラミン純度を達成するために再結晶化しなければなら
ない。
ヨーロッパ特許出願公開第 0612560 号には、高圧メラミン反応器が開示され
ており、この発明の狙いは、公知の工業的高圧法でメラミンを製造するのに必要
な全ての装置を一つの高圧反応器中で組み合わせることである。しかし、この方
法では粗悪なメラミンしか製造できない。
イギリス特許出願公開第0800722号は昇華方法を開示しており、この方法では
、水和した尿素を、350〜450℃及び20〜100atm圧力においてアンモニアの存在下
に反応器に導通させ次いで昇華させる。
米国特許第 3 484 440 号も同様に昇華方法を開示しており、この方法では、
昇華させる前に、液状メラミンをオフガスと一緒に、40〜100 kg/cm2の圧力及び
420〜480℃の温度で1時間維持する。これらの条件の下で、一方ではメラミン溶
融物中の副生成物が先ず連続的にメラミンへと転化され、他方では、メラミンが
、それの上方にありそしてメラミンで飽和されたガス相から連続的に取出され、
そしてメラミンは、分離器において 150℃で水蒸気を用いて固体の形で分離され
る。しかし、ガス状メラミンを連続的に取出さないことには、副生成物が蓄積し
得るので高純度のメラミンを製造することはできない。
それゆえ、本発明の課題は、99.8%よりも高い純度及び 100ppm よりも低いメ
レム含有率を有する高純度のメラミンを付加的な精製段階なしで製造することを
可能にする方法を見出すことであった。
予期し得ないことには、この課題は、液状メラミンを最後の段階でゆっくりと
及び/または制御下に冷却する方法によって達成することができた。
それゆえ、本発明は、加圧下で行われる尿素の転化から出発して高純度のメラ
ミンを製造する方法であって、上記転化反応の後に、以下の段階:
a)NH3/CO2ガス混合物を液状メラミンから分離し、場合によっては、
b)アンモニアガスを導入することによって液状メラミン中に溶解しているCO2
を減らし、
c)430℃とメラミンの融点の間の温度及び 50〜400bar のアンモニア分圧におい
て、8時間までの平均滞留時間の間液状メラミンを滞留させ、そして
d)50〜400bar のアンモニア分圧において 150℃/分までの冷却速度で、a)、b)
及び/または c)における温度から 330〜270℃に温度を低めることによってゆっ
くりと制御下に冷却する(但しこの際、より高い圧力はより急速な冷却速度を可
能にし、そしてこれとは逆により低い圧力は、もっとゆっくりとした冷却速度を
必要とする)
からなるメラミンの後処理を行い、その上で、反応容器を、任意の順序で放圧及
び室温へ冷却しそして高純度のメラミンを粉末の形で得ることを特徴とする上記
方法に関する。
本発明の方法は、例えばウルマンズ・エンサイクロペディア・オブ・インダス
トリアル・ケミストリー,第5版,第A16 巻,第 174〜179 頁に記載されるメ
ラミンケミカル、モンテジソンまたはニッサン法等の公知の高圧法のいずれかに
従い尿素から得られるメラミンの精製に好適である。これらの方法において尿素
は、通常、370〜430℃の温度範囲及び約 70〜250bar の圧力において転化される
。生じるメラミンは最後には液状相として得られる。
該新規方法では、段階 a)において、反応器中に形成される液状メラミン相と
CO2/NH3ガス相からなる反応混合物を適当な装置、例えばガス分離器中にお
いて分別するか、あるいはガス相を液状相から分離する。この分離器は、メラミ
ンの融点よりも高い温度に維持され、この際好ましくは温度及び圧力は反応器に
おけるそれらとほぼ同じにする。メラミンをなお含むこのCO2/NH3ガス混合
物は頂部から取出しそして公知の方法、例えばスクラバーに導入することによっ
て処理し、そして再利用する。
ガスの分離の後またはこれと同時に、NH3ガスを導入することができ、これ
によってメラミン中に溶解しているCO2が低減される(段階 b)。この間の温
度もメラミンの融点より高い値であり、この際、好ましくは温度及び圧力は反応
器中におけるそれらとほぼ同じ値である。
NH3を導入するか否か、並びにNH3ガスの導入時間及びNH3の量は、メラ
ミン中に溶解するCO2の所望の最終値に依存する。アンモニアは、ガス相にあ
るいは直接液状メラミン相中に導入することができる。
次の段階において、液状メラミンをアンモニアの存在下に場合によっては一定
時間放置または滞留させる。この場合、他のガス、例えば窒素を混合することも
できる。この段階における平均滞留時間は0〜8時間であるが、幾つかの環境下
ではこれよりも長い滞留時間も可能である。好ましくは、滞留時間は 10 分間〜
4時間である。この間、50〜400bar、好ましくは 70〜200bar のアンモニア分圧
を設定する。段階(c)における圧力は、反応器中のものよりも高い値にまで設定
することもできる。この段階における温度はメラミンの融点と 430℃、好ましく
はメラミンの融点と 400℃の間の値である。
段階c)またはb)またはa)の後に、液状メラミンのゆっくりとした及び/または
制御下の冷却を進行させる。この冷却処理において、液状メラミンは、定義され
た冷却速度において、段階 c)または b)または a)における最初の温度から、270
℃と330℃の間の温度に、好ましくは最初の約370℃の温度から、約290℃までの
温度に冷却される。冷却速度は 150℃/分まで、好ましくは 100℃/分まで、特に
好ましくは 40℃/分までであることができる。冷却速度の下限は技術的及び経済
的な条件に依存する。これは、その時の技術的及び経済的条件に従い所望の通り
低く選択することができる。段階 d)は、前の各段階と同じように、アンモニア
の存在下に行われる。この段階におけるアンモニア分圧は、50〜400bar、好まし
くは約70〜200bar である。ここでもまた、反応器中の値よりも高い圧力を設定
することもできる。
設定すべき冷却速度は、その時のアンモニア分圧に依存し、この際、より高い
圧力はより急速な冷却速度を可能にし、そしてこれとは逆により低い圧力はもっ
とゆっくりとした冷却速度を必要とする。冷却速度は、場合によっては、制御冷
却のための範囲内で変えることができ、この場合一定ではない冷却速度、しかし
所定の冷却プログラムを設定することができる。所定の冷却プログラムとは、冷
却速度が様々な温度において異なる値をとることができる様々な冷却の態様を意
味する。この場合、圧力を変えることもできる。例えば、段階 d)の始まりにお
いて温度を或る期間の間一定にし、次いで圧力に依存して選択された冷却速度に
おいて、所望の最終温度値まで冷却することができる。他の可能な態様は、例え
ば、温度をその時の温度に或る期間内維持する保持段階と冷却段階とを交互に行
うこ
とである。交互の連続段階においてゆっくりとした冷却段階とより早い冷却段階
を設定することもできる。場合によっては冷却段階は、加熱を止めそして混合物
を室温で放置することによって簡単に行うこともでき、これによって、所定の温
度まで液状メラミンをゆっくりと指数的(exponentiell)に冷却することができる
。それゆえ、冷却プログラムは、多くの様々な態様を持ち、そして不純物の所望
の最終値及び選択したプロセス順序に依存して特定の条件に適合させることがで
きる。
ゆっくりと及び/または制御下に冷却するための範囲 d)よりも高い温度、つま
り特に、段階 d)が行われる好ましい範囲よりも高い温度(約370℃よりも上)で
は、プロセス順序または用いられる装置等の特定の条件次第で、その時の圧力に
依存してゆっくりと、すなわち 150℃/分までの冷却速度で冷却するか、あるい
はより急速に冷却を行うことができる。制御冷却のための範囲より下の温度、す
なわち330〜270℃よりも下の温度では、反応装置を放圧しそしてメラミンを任意
の冷却速度で室温にまで冷却することができ、その上で高純度の粉末状メラミン
が得られる。しかし、技術的な条件に依存して、先ず冷却を行い次いで装置を放
圧することができる。
該新規方法における段階 a)〜d)は、場合によっては、各々の段階に適した別
々の容器または装置中で行うことができる。
しかし、他の態様もまた可能である。例えば、段階a)とb)、及び段階c)とd)を
それぞれ、同じ装置中で一緒に行うことができる。
中に移し、この中で段階b)及びc)を行いそして段階d)を別途の容器中で進行させ
る。一つの共有の装置中で段階 a)〜c)を組み合わせて、そして段階 d)を次の冷
却装置中で行うことも同様に可能な方法態様である。しかし、該方法の実施の仕
様は、特定の条件(すわなち尿素の転化のための装備に従い)、空間的な条件、
冷却段階に計画された時間的な要求事項、滞留時間及び他の要因に適合させなけ
ればならない。
本発明の方法は、必要に応じて、断続的及び連続的の両方で行うことができる
。
しかし、本発明の方法は、いくらか改変された形において、従来から公知のあ
らゆる方法から生じそしてアンメリン、アンメリド、メラム、メレムまたはウレ
イドメラミン等の汚染物を含む汚染されたメラミンを精製するためにも好適であ
る。それゆえ、この方法を、必ずしもメラミンプラントに結合させる必要はない
。よって、例えば通例のメラミン再結晶化プロセスで生じたメラミン母液をこの
方法で精製することもできる。
それゆえ、本発明は更に、高純度のメラミンを製造する方法であって、汚染さ
れたメラミンを 50〜400bar のアンモニア分圧において、メラミンの融点と430
℃の間の温度にし、この液状メラミンをこの温度範囲で0〜8時間滞留させ、次
いでゆっくりとした制御冷却を行うことにより、50〜400bar のアンモニア分圧
において 150℃/分までの冷却速度で 330〜270℃にまで温度を低め、この際、よ
り高い圧力はより急速な冷却速度を可能にし、そしてこれとは逆により低い圧力
はもっとゆっくりとした冷却速度を必要とするものであり、そしてこうした上で
、任意の順番で反応容器を放圧、室温へ冷却し、そして高純度のメラミンを粉末
の形で得ることを特徴とする上記方法に関する。
本発明の方法を用いることによって、メラミンが 99.8%を超える純度で得ら
れるため、再結晶化などの更なる精製段階はもはや必要でない。この場合、各々
の汚染物、特にメレムの含有量は、これらの化合物が、メラミンのあらゆるタイ
プの二次加工において弊害とならないほど低く抑えられ得る。実施例1〜5:
375℃及び 70〜75bar における工業規模の尿素の転化から得られた液状メラミ
ンxgを容器中に導入した。これからサンプルを採取しそして急速に冷却し、そ
して汚染物の初期含有量を測定した。NH3/CO2オフガスの分離(段階 a)後
、この液状メラミンを、370℃及び 85bar において約 15 分間NH3で処理した
(段階b)。
次いで、この液状メラミンを、370℃及び85bar のアンモニア圧において約60
〜90 分間滞留させ(段階 c)、そしてこの液状メラミンを、加熱を停止するこ
とによって 280℃まで指数的に放冷し、これによって1℃/分未満の冷却速度が
達成された(段階 d)。次いで、この反応容器を放圧しそして室温までゆっくり
と冷却した。
各々のメラミンの量、不純物のアンメリン(AN)、アンメリド(AD)、メレム
(ME)、メラム(MA)及びウレイドメラミン(UM)の初期含有量、及び段階a)+b
)+c)+d)の後の汚染物の含有量(最終値)を表1に示す。
実施例6:
実施例1〜5と同様に製造された液状メラミン 1700gを、NH3/CO2オフガ
スから分離し、84bar の圧力において約 15 分間NH3で処理し、そして 375℃
及び85bar で2時間放置した。
次いで、加熱を止め、メラミンを 290℃までゆっくりと放冷し、放圧しそして
室温まで放冷した。メラミン中の汚染物の最終値は以下の通りであった:
実施例7:
実施例1〜5と同様に製造した液状メラミン 1205gを、NH3/CO2オフガス
から分離し、85bar で約 15 分間NH3で処理し、そして滞留時間なしで、加熱
を止めた後に290℃まで放冷した。次いで、反応容器を放圧しそして室温まで冷
却した。メラミン中の汚染物の最終値は以下の通りであった:
実施例8:
メレム8100ppmを含むメラミン300gと液状NH3約65gを360℃に加熱した。アン
モニア圧は約 80bar であった。次いで、このメラミンをこれらの条件下に滞留
させ次いで 28 分の内に 360℃から 330℃へとゆっくりと冷却した(冷却速度:
約 0.8℃/分)。滞留時間hの関数としての汚染物の最終含有量は、反応容器を
放圧しそして室温まで冷却した後で以下の通りであった:
実施例9:
メレム 8100ppm を含むメラミン 300gと定義された圧力pを達成するために
必要な量の液状NH3を 364℃に加熱し、これらの条件下に2時間放置しそして
約5分間の内に360℃から330℃へと冷却した(冷却速度: 6℃/分)。
各々のアンモニア圧設定の関数としてのメレムの含有量は、反応装置を放圧し
そして室温まで冷却した後に以下の通りであった:
p (bar) ME ppm
80 1520
115 250
130 160
151 110
実施例10:
メレム 10,000ppm を含むメラミン 300mgと液状アンモニア 117gを 370℃に加
熱した。アンモニア圧は 154bar であった。次いで、このメラミンをこれらの条
件下に2時間放置し、そして冷却速度mで360℃から330℃へと冷却した。
反応装置を放圧しそして室温まで冷却した後のメレム含有量は、冷却時間の関
数として以下の通りであった:
m (℃/分) ME ppm
7.5 210
0.8 100実施例11:
メラミン90mgと、150barのアンモニア圧を設定するのに必要な量のアンモニア
をオートクレーブ中で 370℃まで加熱し、これらの条件下に4時間滞留させ、次
いで或る一定の空気流で達成される 18℃/分と 36℃/分の平均冷却速度で290℃
まで冷却した。次いで、この反応容器を冷水中に浸すことによって室温にまで急
速に冷却しそして放圧した。初期及び最終メレム含有量は以下の通りであった:
ME(ppm)
初期値 13000
最終値(18℃/分) 280
最終値(36℃/分) 600実施例12:
メラミン 124mgと、200bar のアンモニア圧を設定するために必要な量のアン
モニアをオートクレーブ中で370℃に加熱し、これらの条件下に3時間滞留させ
、次いで約100℃/分の平均冷却速度で320℃にまで冷却した。次いでその生成物
を、冷水中に浸すことによって室温にまで急速に冷却しそして放圧した。
初期及び最終メレム含有量は以下の通りであった:
ME
(ppm)
初期値 13000
最終値 250実施例13:
メレム 10,000ppm 含むメラミン 300gと、200bar のアンモニア圧力を設定す
るために必要な量のアンモニアをオートクレーブ中で 370℃に加熱し、これらの
条件下に2時間滞留させ次いで冷却速度mで 320℃にまで冷却し、そして放圧し
た。冷却速度の関数としてのメレム含有量は以下の通りであった:
m (℃/分) ME ppm
0.9 <50
8 120
請求の範囲
1.加圧下で行われる尿素の転化から出発して高純度のメラミンを製造する方法
であって、上記転化反応に次いで、以下の段階:
a)液状メラミンからNH3/CO2ガス混合物を分離し、場合によっては
b)この液状メラミン中に溶解しているCO2を、アンモニアガスの導入によって
減らし、
c)この液状メラミンを、430℃とメラミンの融点との間の温度及び 50〜400bar
のアンモニア分圧において、8時間までの平均滞留時間の間滞留させ、そして
d)50〜400bar のアンモニア分圧において 150℃/分までの冷却速度で、a)、b)
及び/または c)における温度を 330〜270℃の温度まで低めることによってゆっ
くりと制御下に冷却する(この際、より高い圧力はより急速な冷却速度を可能に
し、そしてこれとは逆により低い圧力はもっとゆっくりとした冷却速度を必要と
する)、
からなるメラミンの後処理を行い、そしてこうした上で任意の順番で反応容器を
放圧及び室温へ冷却し、そして高純度のメラミンを粉末の形で得ることを特徴と
する上記方法。
2.段階c)における滞留時間が 10 分間〜4時間である請求の範囲第1項に記載
の方法。
3.段階 c)における温度が、400℃とメラミンの融点との間である請求の範囲第
1項に記載の方法。
4.段階 c)におけるアンモニア分圧が 70bar と 200bar の間である請求の範囲
第1項に記載の方法。
5.段階 d)において反応容器を、制御された冷却速度で 370℃から 290℃にま
でゆっくりと冷却する請求の範囲第1項に記載の方法。
6.段階d)における冷却速度が40℃/分までである請求の範囲第1項に記載の方
法。
7.段階a)と段階b)を同時に行う請求の範囲第1項に記載の方法。
8.段階a)と段階b)を順次に行う請求の範囲第1項に記載の方法。
9.高純度のメラミンの製造方法であって、汚染されたメラミンを、50〜400bar
のアンモニア分圧において、メラミンの融点と 430℃との間の温度にし、この液
状メラミンをこの温度範囲内で8時間までの間滞留させ、次いでゆっくりとした
制御冷却を行うことにより、50〜400bar のアンモニア分圧において 150℃/分ま
での冷却速度で温度を330〜270℃に低め、但しこの際、より高い圧力はより急速
な冷却速度を可能にし、そしてこれとは逆に、より低い圧力はもっとゆっくりと
した冷却速度を必要とするものであり、そうした上で、任意の順番で、反応容器
を放圧及び室温へ冷却し、そして高純度のメラミンを粉末の形で得ることを特徴
とする上記方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),AM,AU,BG,BR,B
Y,CA,CN,HU,JP,KP,KR,KZ,LT
,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SK,TM,
TT,UA,UZ,VN
(72)発明者 コウファル・ゲルハルト
イタリア国、イ−22070 アッピアノ・ジ
ェンティレ、ヴィア・ミラベロ、12
(72)発明者 ジャッコムッツォー・シルバーノ
イタリア国、イ−21012 カッサノ・マニ
ャーゴ・ヴィア・ガリバルディ、31ビ
(72)発明者 ヴィラルディ・マリオ
イタリア国、イ−20025 レニャーノ、ヴ
ィア・ラツィオ、15
(72)発明者 ミュールナー・マルティン
オーストリア国、アー−4020 リンツ、グ
ラブナーストラーセ、33
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.加圧下で行われる尿素の転化から出発して高純度のメラミンを製造する方法 であって、上記転化反応に次いで、以下の段階: a) 液状メラミンからNH3/CO2ガス混合物を分離し、場合によっては b) この液状メラミン中に溶解しているCO2を、アンモニアガスの導入によっ て減らし、 c) この液状メラミンを、430℃とメラミンの融点との間の温度及び50〜400bar のアンモニア分圧において、0〜8時間の平均滞留時間の間滞留させ、そして d) 50〜400bar のアンモニア分圧において 150℃/分までの冷却速度で、a)、b) 及び/または c)における温度を 330〜270℃の温度まで低めることによってゆっ くりと制御下に冷却する(この際、より高い圧力はより急速な冷却速度を可能に し、そしてこれとは逆により低い圧力はもっとゆっくりとした冷却速度を必要と する)、 からなるメラミンの後処理を行い、そしてこうした上で任意の順番で反応容器を 放圧及び室温へ冷却し、そして高純度のメラミンを粉末の形で得ることを特徴と する上記方法。 2.段階 c)における滞留時間が 10 分間〜4時間である請求の範囲第1項に記 載の方法。 3.段階 c)における温度が、400℃とメラミンの融点との間である請求の範囲第 1項に記載の方法。 4.段階 c)におけるアンモニア分圧が 70bar と 200bar の間である請求の範囲 第1項に記載の方法。 5.段階 d)において反応容器を、制御された冷却速度で 370℃から 290℃にま でゆっくりと冷却する請求の範囲第1項に記載の方法。 6.段階 d)における冷却速度が 100℃/分までである請求の範囲第1項に記載の 方法。 7.段階 d)における冷却速度が 40℃/分までである請求の範囲第1項に記載の 方 法。 8.段階a)と段階b)を同時に行う請求の範囲第1項に記載の方法。 9.段階a)と段階b)を順次に行う請求の範囲第1項に記載の方法。 10. 高純度のメラミンの製造方法であって、汚染されたメラミンを、50〜400ba r のアンモニア分圧において、メラミンの融点と 430℃との間の温度にし、この 液状メラミンをこの温度範囲内で0〜8時間滞留させ、次いでゆっくりとした制 御冷却を行うことにより、50〜400bar のアンモニア分圧において 150℃/分まで の冷却速度で温度を 330〜270℃に低め、但しこの際、より高い圧力はより急速 な冷却速度を可能にし、そしてこれとは逆に、より低い圧力はもっとゆっくりと した冷却速度を必要とするものであり、そうした上で、任意の順番で、反応容器 を放圧及び室温へ冷却し、そして高純度のメラミンを粉末の形で得ることを特徴 とする上記方法。
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