【発明の詳細な説明】
尿素誘導体とACAT阻害剤としての用途
技術分野
この発明は、医薬として有用な新規尿素誘導体およびそれらの医薬として許容
しうる塩に関する。
背景技術
たとえば米国特許第4,473,579 および 4,623,662号、欧州特許公開番号035499
4、0399422 および 0512570 ならびにPCT国際公開番号 WO91/13871、WO93/244
58 および WO94/26738 において、いくつかの尿素誘導体がアシルCoA:コレス
テロールアシル転移酵素(以下ACATと呼ぶ)阻害物質として知られている。
発明の開示
この発明は、ACAT阻害作用を有し、経口投与時に血中への吸収が良好であると
いう長所を有する新規尿素誘導体およびそれらの医薬として許容しうる塩、それ
らの製造法、それらを含有する医薬組成物ならびに高コレステロール血症、高脂
質血症、アテローム性動脈硬化症またはこれらにより惹起される疾患の予防およ
び/または治療法に関する。
この発明の1つの目的は、ACAT阻害作用を有する新規で有用な尿素誘導体およ
び医薬として許容しうる塩を提供することである。
この発明の他の1つの目的は、該尿素誘導体およびそれらの塩の製造法を提供
することである。
この発明の別の1つの目的は、該尿素誘導体およびそれらの医薬として許容し
うる塩を有効成分として含有する医薬組成物を提供することである。
この発明のさらに1つの目的は、該尿素誘導体およびそれらの医薬として許容
しうる塩を用いた、ヒトまたは動物における高コレステロール血症、高脂質血症
、アテローム性動脈硬化症またはこれらにより惹起される疾患の予防および/ま
たは治療法を提供することである。
高レベルの血中コレステロールおよび血中脂質は、アテローム性動脈硬化症の
発症に関係する状態である。
ACATが触媒するコレステロールのエステル化を抑制すれば、コレステロールの
腸管吸収が減少し、動脈壁内膜におけるコレステロールエステルの細胞内蓄積も
減少するであろうことは周知である。それゆえ、ACAT阻害剤は、高コレステロー
ル血症、高脂質血症、アテローム性動脈硬化症またはこれらにより惹起される疾
患、たとえば心不全(たとえば狭心症、心筋梗塞など)、脳血管障害(たとえば
脳梗塞、脳卒中など)、動脈瘤、末梢血管疾患、黄色腫、経皮経管冠形成後の再
狭窄などの予防および/または治療に有用である。
この発明が目的とする尿素誘導体は新規であり、次の一般式(I)で表わすこ
とができる:
式中、R1は式
(式中、R4は1個以上の適当な置換基を有していてもよいアリールまたは1個
以上の適当な置換基を有していてもよい複素環基であり、
−SO2NHCO−または−CONHSO2−である)の基、または各々に1個以上の適当な置
換基を有していてもよいチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピリジル、チ
エニル、フリル、イソオキサゾリルまたはクロマニルであり、
R2は低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、シクロアルキル、1個以
上の適当な置換基を有していてもよいアル低級アルキル、複素環基または複素環
低級アルキルであり、
R3は1個以上の適当な置換基を有していてもよいアリールまたは1個以上の
適当な置換基を有していてもよい複素環基であり、
nは0または1である。
本発明の目的化合物(I)は、次の諸方法によって製造できる。工程(1)
工程(2)
工程(3)
式中、R1、R2、R3およびnは各々上に定義した通りであり、
R3 aは、2個の低級アルキルチオと低級アルキルとを有するピリジルであり、
R3 bは、2個の低級アルキルスルホニルと低級アルキルとを有するピリジル;
2個の低級アルキルスルフィニルと低級アルキルとを有するピリジル;または、
低級アルキルスルホニル、低級アルキルスルフィニルおよび低級アルキルを有す
るピリジルである。
出発化合物は、次の諸工程によって調製できる。工程(A)
工程(B)
工程(C)
工程(D)
工程(E)
式中、R1、R2およびR4は各々上に定義した通りであり、
R5は低級アルコキシであり、
R6は低級アルキルであり、
R4 aは1個以上の適当な置換基を有していてもよいアリールであり、
Xは脱離基である。
目的化合物(I)の医薬として許容しうる好適な塩は、慣用的な無毒性塩であ
って、それらとしては、無機塩基との塩、たとえばアルカリ金属塩(たとえばナ
トリウム塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金属塩(たとえばカルシウム塩、
マグネシウム塩など)、アンモニウム塩;有機塩基との塩、たとえば有機アミン
塩(たとえばトリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エタノールアミン
塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N’−ジベ
ンジルエチレンジアミン塩など);無機酸付加塩(たとえば塩酸塩、臭化水素酸
塩、硫酸塩、燐酸塩など);有機カルボン酸またはスルホン酸付加塩(たとえば
蟻酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、
クエン酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸
塩など):塩基性または酸性アミノ酸(たとえばアルギニン、アスパラギン酸、
グルタミン酸など)との塩などの、塩基との塩または酸付加塩が挙げられる。
本明細書の上記および後記の説明において本発明がその範囲内に包含せんとす
る種々の定義の好適な例および具体例を、以下に詳細に説明する。
「低級」なる語は、とくに断わらない限り、炭素原子数1〜6、好ましくは1
〜4の基を意味するために使用する。
「高級」なる語は、とくに断わらない限り、炭素原子数7〜20の基を意味する
ために使用する。
好適な「低級アルキル」ならびに「アル低級アルキル」、「低級アルコキシ低
級アルキル」および「複素環低級アルキル」なる表現における好適な「低級アル
キル部分」としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、第二級ブチル、第三級ブチル、ペンチル、第三級ペンチル、ヘキシルな
どの、炭素原子数1〜6の直鎖状または分技鎖状のものが挙げられ、それらのう
ちでもより好ましい例は、C1〜C4アルキルである。
好適な「低級アルキレン」としては、メチレン、エチレン、トリメチレン、テ
トラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、メチルメチレン、エチルエチ
レン、プロピレンなどの直鎖状または分技鎖状のものが挙げられ、より好ましい
例はC1〜C4アルキレンであり、とくに好ましいのはメチレンである。
好適な「低級アルコキシ」ならびに「低級アルコキシ低級アルキル」なる表現
における好適な「低級アルコキシ部分」としては、メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキ
シ、t−ペンチルオキシ、ヘキシルオキシなどが挙げられる。
好適な「シクロアルキル」としては、シクロC3〜C7アルキル(たとえばシク
ロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなど)などが挙
げられる。
好適な「アリール」ならびに「アル低級アルキル」なる表現における好適な「
アリール部分」としては、フェニル、ナフチルなどが挙げられる。
好適な「ハロゲン」としては、フッ素、臭素、塩素および沃素が挙げられる。
好適な「脱離基」としては、酸残基などが挙げられる。
好適な「酸残基」としては、上に例を挙げたハロゲンなどが挙げられる。
好適な「複素環基」ならびに「複素環低級アルキル」なる表現における好適な
「複素環部分」としては、
1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8員(より好ましくは5または6員
)複素単環基、たとえばピロリル、ピロリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピ
リジル、ジヒドロピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリア
ゾリル(たとえば1H−1,2,4−トリアゾリル、4H−1,2,4−トリアゾリ
ル、1H−1,2,3−トリアゾリル、2H−1,2,3−トリアゾリルなど)、テ
トラゾリル(たとえば1H−テトラゾリル、2H−テトラゾリルなど)など;
1〜4個の窒素原子を含有する飽和3〜8員(より好ましくは5または6員)
複素単環基、たとえばピロリジニル、イミダゾリジニル、ピペリジル、ピペラジ
ニルなど;
1〜4個の窒素原子を含有する不飽和縮合複素環基、たとえばインドリル、イ
ソインドリル、インドリニル、インゾリジニル、ベンズイミダゾリル、キノリル
、イソキノリル、インダゾリル、ベンゾトリアゾリルなど;
1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和3〜8員(より
好ましくは5または6員)複素単環基、たとえばオキサゾリル、イソオキサゾリ
ル、オキサジアゾリル(たとえば1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキ
サジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリルなど)など;
1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有する飽和3〜8員(より好
ましくは5または6員)複素単環基、たとえばモルホリニル、シドノニルなど;
1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和縮合複素環基、
たとえばベンゾオキサゾリル、ベンゾオキサジアゾリルなど;
1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和3〜8員(より
好ましくは5または6員)複素単環基、たとえばチアゾリル、イソチアゾリル、
チアジアゾリル(たとえば1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリ
ル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリルなど)、ジヒドロチ
アジニルなど;
1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有する飽和3〜8員(より好
ましくは5または6員)複素単環基、たとえばチアゾリジニルなど;
1〜2個の硫黄原子を含有する不飽和3〜8員(より好ましくは5または6員
)複素単環基、たとえばチエニル、ジヒドロジチイニル、ジヒドロジチオニルな
ど;
1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和縮合複素環基、
たとえばベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリルなど;
1個の酸素原子を含有する不飽和3〜8員(より好ましくは5または6員)複
素単環基、たとえばフリルなど;
1個の酸素原子を含有する飽和3〜8員(より好ましくは5または6員)複素
単環基、たとえば4H−2,3,5,6−テトラヒドロピラニルなど;
1〜3個の酸素原子を含有する不飽和縮合複素環基、たとえばクロマニル、イ
ソクロマニル、メチレンジオキシフェニルなど;
1個の酸素原子と1〜2個の硫黄原子とを含有する不飽和3〜8員(より好ま
しくは5または6員)複素単環基、たとえばジヒドロオキサチイニルなど;
1〜2個の硫黄原子を含有する不飽和縮合複素環基、たとえばベンゾチエニル
、ベンゾジチイニルなど;
1個の酸素原子と1〜2個の硫黄原子とを含有する不飽和縮合複素環基、たと
えばベンゾオキサチイニルなど;など
が挙げられる。
好適な「保護されたアミノ」としては、アシルアミノもしくはモノ(またはジ
またはトリ)アリール低級アルキル、たとえばモノ(またはジまたはトリ)フェ
ニル低級アルキル(たとえばベンジル、トリチルなど)などの慣用の保護基で置
換されたアミノ基が挙げられる。
「保護されたヒドロキシ」なる表現における好適な「ヒドロキシ保護基」とし
ては、アシル、1個以上の適当な置換基を有していてもよいモノ(またはジまた
はトリ)フェニル低級アルキル(たとえばベンジル、4−メトキシベンジル、ト
リチルなど)、三置換シリル[たとえばトリ低級アルキルシリル(たとえばトリ
メチルシリル、t−ブチルジメチルシリルなど)など]、置換低級アルキル(た
とえばメトキシメチル、エトキシメチルなど)、テトラヒドロピラニルなどが挙
げられる。
好適な「アシル」ならびに「アシルアミノ」なる表現における好適な「アシル
部分」としては、
カルバモイル;チオカルバモイル;
脂肪族アシル、たとえば低級または高級アルカノイル(たとえばホルミル、ア
セチル、プロパノイル、ブタノイル、2−メチルプロパノイル、ペンタノイル、
2,2−ジメチルプロパノイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、
ノナノイル、デカノイル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリデカノイル、テ
トラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘキサデカノイル、ヘプタデカノイル、オ
クタデカノイル、ノナデカノイル、イコサノイルなど);低級または高級アルコ
キシカルボニル(たとえばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−ブト
キシカルボニル、t−ペンチルオキシカルボニル、ヘプチルオキシカルボニルな
ど);低級または高級アルキルスルホニル(たとえばメチルスルホニル、エチル
スルホニルなど);低級または高級アルコキシスルホニル(たとえばメトキシス
ルホニル、エトキシスルホニルなど);シクロ低級アルキルカルボニル(たとえ
ばシクロペンチルカルボニル、シクロヘキシルカルボニルなど);など;
芳香族アシル、たとえばアロイル(たとえばベンゾイル、トルオイル、ナフト
イルなど);アル低級アルカノイル[たとえばフェニル低級アルカノイル(たと
えばフェニルアセチル、フェニルプロパノイル、フェニルブタノイル、フェニル
イソブタノイル、フェニルペンタノイル、フェニルヘキサノイルなど)、ナフチ
ル低級アルカノイル(たとえばナフチルアセチル、ナフチルプロパノイル、ナフ
チルブタノイルなど)など];アル低級アルケノイル[たとえばフェニル低級ア
ルケノイル(たとえばフェニルプロペノイル、フェニルブテノイル、フェニルメ
タクリロイル、フェニルペンテノイル、フェニルヘキセノイルなど)、ナフチル
低級アルケノイル(たとえばナフチルプロペノイル、ナフチルブテノイルなど)
など];アル低級アルコキシカルボニル[たとえばフェニル低級アルコキシカル
ボニル(たとえばベンジルオキシカルボニルなど)など];アリールオキシカル
ボニル(たとえばフェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニルなど);ア
リールオキシ低級アルカノイル(たとえばフェノキシアセチル、フェノキシプロ
ピオニルなど);アリールグリオキシロイル(たとえばフェニルグリオキシロイ
ル、ナフチルグリオキシロイルなど);アリールスルホニル(たとえばフェニル
スルホニル、p−トリルスルホニルなど);など
が挙げられる。
「1個以上の置換基を有していてもよいアリール」および「1個以上の置換基
を有していてもよいアル低級アルキル」なる表現における好適な「置換基」とし
ては、上に例示した低級アルキル、上に例示した低級アルコキシ、低級アルケニ
ル、低級アルキニル、ハロゲン部分および低級アルキル部分が各々上に例示した
通りであるモノ(またはジまたはトリ)ハロ低級アルキル、シクロ低級アルキル
、シクロ低級アルケニル、上に例示したハロゲン、カルボキシ、保護されたカル
ボキシ、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシ、上に例示したアリール、アリール
部分および低級アルキル部分が各々上に例示した通りであるアル低級アルキル、
低級アルキル部分が上に例示した通りであるカルボキシ低級アルキル、保護され
たカルボキシ低級アルキル、ニトロ、アミノ、保護されたアミノ、低級アルキル
部分が上に例示した通りであるジ低級アルキルアミノ、低級アルキル部分が上に
例示した通りであるアミノ低級アルキル、保護されたアミノ低級アルキル、低級
アルキル部分が上に例示した通りであるヒドロキシ低級アルキル、保護されたヒ
ドロキシ低級アルキル、シアノ、スルホ、スルファモイル、カルバモイルオキシ
、メルカプト、低級アルキル部分が上に例示した通りである低級アルキルチオ、
イミノ、上に例示した通りの保護されたアミノ、アリール部分および低級アルキ
ル部分が各々上に例示した通りであるモノ(またはジまたはトリ)アル低級アル
キルを有していてもよい複素環基などが挙げられる。
「1個以上の適当な置換基を有していてもよい複素環基」なる表現における好
適な「置換基」としては、上に例示した低級アルキル、上に例示した低級アルコ
キシ、低級アルケニル、低級アルキニル、ハロゲン部分および低級アルキル部分
が各々上に例示した通りであるモノ(またはジまたはトリ)ハロ低級アルキル、
シクロ低級アルキル、シクロ低級アルケニル、上に例示したハロゲン、カルボキ
シ、保護されたカルボキシ、ヒドロキシ、上に例示した保護されたヒドロキシ、
上に例示したアリール、アリール部分および低級アルキル部分が各々上に例示し
た通りのモノ(またはジまたはトリ)アル低級アルキル、低級アルキル部分が上
に例示した通りであるカルボキシ低級アルキル、保護されたカルボキシ低級アル
キル、ニトロ、アミノ、保護されたアミノ、低級アルキル部分が上に例示した通
りであるジ低級アルキルアミノ、低級アルキル部分が上に例示した通りであるア
ミノ低級アルキル、保護されたアミノ低級アルキル、低級アルキル部分が上に例
示した通りであるヒドロキシ低級アルキル、保護されたヒドロキシ低級アルキル
、シアノ、スルホ、スルファモイル、カルバモイルオキシ、メルカプト、低級ア
ルキル部分が上に例示した通りである低級アルキルチオ、低級アルキル部分が上
に例示した通りである低級アルキルスルフィニル、上に例示したアシル、オキソ
、イミノなどが挙げられる。
「各々に1個以上の適当な置換基を有していてもよいチアゾリル、イミダゾリ
ル、ピラゾリル、ピリジル、チエニル、フリルまたはイソオキサゾリル」なる表
現における好適な「置換基」としては、上に例示した低級アルキル、上に例示し
た低級アルコキシ、低級アルケニル、低級アルキニル、ハロゲン部分および低級
アルキル部分が各々上に例示した通りであるモノ(またはジまたはトリ)ハロ低
級アルキル、シクロ低級アルキル、シクロ低級アルケニル、上に例示したハロゲ
ン、カルボキシ、保護されたカルボキシ、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシ、
上に例示したアリール、ハロゲン部分およびアリール部分が各々上に例示した通
りであるハロアリール、アリール部分が上に例示した通りであるアリールチオ、
上に例示した複素環基、アリール部分および低級アルキル部分が各々上に例示し
た通りであるアル低級アルキル、低級アルキル部分が上に例示した通りであるカ
ルボキシ低級アルキル、保護されたカルボキシ低級アルキル、ニトロ、アミノ、
保護されたアミノ、低級アルキル部分が上に例示した通りであるジ低級アルキル
アミノ、低級アルキル部分が上に例示した通りであるアミノ低級アルキル、保護
されたアミノ低級アルキル、シアノ、スルホ、スルファモイル、カルバモイルオ
キシ、メルカプト、低級アルキル部分が上に例示した通りである低級アルキルチ
オ、イミノなどが挙げられる。
本発明の目的化合物および出発化合物の製造法、調製工程を、以下に詳細に説
明する。工程(1)
化合物(I)またはその塩は、化合物(II)またはその塩を化合物(III)ま
たはその塩と反応させることにより製造できる。
この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノールなど)
、ベンゼン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、トルエン、
塩化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジオキサン、ジエチルエーテル
などの溶媒または反応に悪影響を及ぼさないその他の任意の溶媒もしくはそれら
の混合物中で実施する。
反応温度はとくに限定されないが、通常は、冷却下ないし加温下に反応を実施
する。
出発化合物が液状であるときには、それを溶媒としても使用できる。工程(2)
化合物(I)またはその塩は、化合物(II)またはその塩と化合物(IV)また
はその塩とをウレイド基形成反応に付すことにより製造できる。
この反応は、カルボニル基導入試薬、たとえばホスゲン[たとえばトリホスゲ
ンなど]、ハロ蟻酸エステル化合物[たとえばクロロ蟻酸エチル、クロロ蟻酸ト
リクロロメチル、クロロ蟻酸フェニルなど]、N,N’−カルボニルジイミダゾ
ール、金属カルボニル化合物[たとえばコバルトカルボニル、マンガンカルボニ
ルなど]、一酸化炭素と塩化パラジウムなどの触媒との組合せなどの存在下で実
施する。
この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノールなど)、
ベンゼン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、トルエン、塩
化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジオキサン、ジエチルエーテルな
どの溶媒または反応に悪影響を及ぼさないその他の任意の溶媒もしくはそれらの
混合物中で実施する。
反応温度はとくに限定されず、通常、冷却下ないし加熱下で反応を実施する。
この反応は、通常、トリ低級アルキルアミン(たとえばトリメチルアミン、ト
リエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなど)などの有機塩基の存在下で
実施する。工程(3)
化合物(Ib)またはその塩は、化合物(Ia)またはその塩を酸化反応に付
すことにより製造できる。
酸化は、硫黄原子を酸化して酸化された硫黄原子とすることのできる常法によ
り実施する。好適な酸化剤としては、過沃素酸塩(たとえば過沃素酸ナトリウム
、過沃素酸カリウムなど)などの酸素酸、過安息香酸類(たとえば過安息香酸、
m−クロロ過安息香酸など)などの過酸などが挙げられる。
反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコールなど)、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジクロロメタン、二
塩化エチレン、クロロホルム、N,N−ジメチルホルムアミドなどの慣用の溶媒
または反応に悪影響を及ぼさないその他の任意の有機溶媒中で実施する。
これらの溶媒のうち、親水性の溶媒は、水との混合物として使用してもよい。
反応温度はとくに限定されず、通常、冷却下ないし加熱下で反応を実施する。工程(A)−
化合物(VII)またはその塩は、化合物(V)を化合物(VI)と反応させるこ
とにより調製できる。
反応は、調製例2に開示した方法で、またはそれと類似の方法で、実施できる
。工程(A)−
化合物(IXa)またはその塩は、化合物(VII)またはその塩を化合物(VIII
)またはその塩と反応させることにより調製できる。
反応は、調製例20に開示した方法で、またはそれと類似の方法で、実施できる
。工程(B)
化合物(X)またはその塩は、化合物(IX)またはその塩を還元反応に付す
ことにより調製できる。
還元は、化学還元および接触還元を含む常法により実施する。
化学還元に使用すべき好適な還元剤は、水素化物(たとえば沃化水素、硫化水
素、水素化アルミニウムリチウム、水素化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナ
トリウム、水素化ジイソブチルアルミニウムなど、金属(たとえば錫、亜鉛、鉄
など)、金属化合物(たとえば塩化クロム、酢酸クロムなど)などである。
接触還元に使用すべき好適な触媒は、白金触媒(たとえば白金板、海綿状白金
、白金黒、コロイド白金、酸化白金、白金線など)、パラジウム触媒(たとえば
海綿状パラジウム、パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム炭、コロイドパ
ラジウム、パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム/炭酸バリウムなど)、ニッ
ケル触媒(たとえば還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケルなど)、コバ
ルト触媒(たとえば還元コバルト、ラネーコバルトなど)、鉄触媒(たとえば還
元鉄、ラネー鉄、ウルマン鉄など)などの慣用のものである。
還元は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノール、プロパノ
ールなど)、テトラヒドロフラン、トルエン、ジクロロメタン、ジオキサン、N
,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどの慣用の溶媒、
反応に悪影響を及ぼさないその他の任意の溶媒もしくはこれらの混合物中で実施
する。
還元は、通常、有機酸または無機酸(たとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、ト
リフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸など)の存在下で
実施する。
なお、化学還元に使用する上記の酸が液状である場合には、それらを溶媒とし
ても使用できる。工程(C)
化合物(Xa)またはその塩は、化合物(XI)またはその塩を化合物(XII
)またはその塩と反応させることにより調製できる。
反応は、調製例48に開示した方法で、またはそれと類似の方法で、実施でき
る。工程(D)
化合物(Xb)またはその塩は、化合物(XIII)またはその塩を化合物(XI
I)またはその塩と反応させることにより調製できる。
反応は、調製例38に開示した方法で、またはそれと類似の方法で、実施できる
。工程(E)
化合物(IIa)またはその塩は、化合物(X)またはその塩を化合物(XIV)
またはその塩と反応させ、生じた化合物をつぎに還元反応に付すことにより調製
できる。
還元は、化学還元および接触還元を含む常法により実施する。
化学還元に使用すべき好適な還元剤は、水素化物(たとえば沃化水素、硫化水
素、水素化アルミニウムリチウム、水素化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナ
トリウムなど)もしくは金属(たとえば錫、亜鉛、鉄など)または金属化合物(
たとえば塩化クロム、酢酸クロムなど)と有機酸または無機酸(たとえば蟻酸、
酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化
水素酸など)との組合せである。
接触還元に使用すべき好適な触媒は、白金触媒(たとえば白金板、海綿状白金
、白金黒、コロイド白金、酸化白金、白金線など)、パラジウム触媒(たとえば
海綿状パラジウム、パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム炭、コロイドパ
ラジウム、パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム/炭酸バリウムなど)、ニッ
ケル触媒(たとえば還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケルなど)、コバ
ルト触媒(たとえば還元コバルト、ラネーコバルトなど)、鉄触媒(たとえば還
元鉄、ラネー鉄、ウルマン鉄など)などの慣用のものである。
還元は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノール、プロパノ
ールなど)、テトラヒドロフラン、トルエン、ジオキサン、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどの慣用の溶媒または反応に悪影
響を及ぼさないその他の任意の溶媒もしくはそれらの混合物中で実施する。
なお、化学還元に使用する上記の酸が液状である場合には、それらを溶媒とし
ても使用できる。
工程(1)〜(3)および工程(A)〜(E)における目的化合物および出発
化合物の好適な塩としては、化合物(I)について例示したものを挙げることが
できる。
上記の工程で得られた化合物は、粉末化、再結晶、カラムクロマトグラフィー
、再沈殿などの常法により単離、精製できる。
化合物(I)およびその他の化合物が不斉炭素原子および二重結合に基づく光
学異性体、幾何異性体などの立体異性体を1種以上包含することもあるが、かか
る異性体およびそれらの混合物はすべてこの発明の範囲に含まれるものである。
目的化合物(I)の好ましい具体化態様はつぎの通りである。
R1が式
(式中、R4は、1〜3個の適当な置換基(より好ましくは、ハロゲン、低級ア
ルキル、ジ低級アルキルアミノ、保護されたアミノ(より好ましくはアシルアミ
ノ;とくに好ましくは低級アルキルスルホニルアミノ)、シアノ、モノ(または
ジまたはトリ)アル低級アルキル(より好ましくはモノ(またはジまたはトリ)
フェニル低級アルキル;とくに好ましくはトリフェニル低級アルキル)を有して
いてもよい複素環基(より好ましくはテトラゾリル)、ヒドロキシ、保護された
ヒドロキシ(より好ましくは低級アルコキシ低級アルコキシ)およびモノ(また
はジまたはトリ)ハロ低級アルキル(より好ましくはトリハロ低級アルキル)か
らなる群から選ばれた置換基)を有していてもよいフェニル[より好ましくはフ
ェニル、ハロフェニル、低級アルキルフェニル、ジ低級アルキルアミノフェニル
、低級アルキルスルホニルアミノフェニル、シアノフェニル、テトラゾリルフェ
ニル、(トリフェニル低級アルキルテトラゾリル)フェニル、トリハロ低級アル
キルフェニル、2個の低級アルキルとヒドロキシとを有するフェニルまたは2個
の低級アルキルと低級アルコキシ低級アルコキシとを有するフェニル]
;または1〜3個(より好ましくは1または2個)の適当な置換基(より好まし
くは、低級アルキル、モノ(またはジまたはトリ)アル低級アルキル(より好ま
しくはフェニル低級アルキルまたはトリフェニル低級アルキル)およびオキソか
らなる群から選ばれた置換基)を有していてもよい複素環基(より好ましくはチ
エニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、ピリジル、ピロリル、テト
ラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、ピペラジニル、チア
ゾリジニルまたはメチレンジオキシフェニル)[より好ましくはチエニル;低級
アルキルまたはトリフェニル低級アルキルを有していてもよいピラゾリル;イミ
ダゾリル;低級アルキルおよびフェニル低級アルキルからなる群から選ばれた1
または2個の置換基を有していてもよいトリアゾリル;ピリジル;ピロリル;低
級アルキルまたはトリフェニル低級アルキルを有していてもよいテトラゾリル;
オキサゾリル;低級アルキルチアゾリル;低級アルキルオキサジアゾリル;低級
アルキルピペラジニル;ジオキソチアゾリジニル;またはメチレンジオキシフェ
ニル]であり;
−SO2NHCO−または−CONHSO2−である)の基;または、各々に1〜5個の適当な
置換基(より好ましくは、低級アルキル、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシ(
より好ましくはアシルオキシ)、フェニル、ハロフェニル、フェニルチオおよび
ピロリルからなる群から選ばれた置換基)を有していてもよいチアゾリル、イミ
ダゾリル、ピラゾリル、ピリジル、チエニル、フリル、イソオキサゾリルまたは
クロマニル[より好ましくはハロフェニルチアゾリル、フェニルイミダゾリル、
フェニルピラゾリル、フェニルピリジル、フェニルチオピリジル、ピロリルピリ
ジル、フェニルチエニル、フェニルフリル、フェニルイソオキサゾリルまたは4
個の低級アルキルとヒドロキシとを有するクロマニル]であり;
R2が低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、シクロC3〜C7アルキル
(より好ましくはシクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル)、
1〜3個(より好ましくは1または2個;とくに好ましくは1個)の適当な置換
基(より好ましくは、ハロゲン、低級アルコキシおよびジ低級アルキルアミノか
らなる群から選ばれた置換基)を有していてもよいフェニル低級アルキル[より
好ましくはフェニル低級アルキル、ハロフェニル低級アルキル、低級アルコキシ
フェニル低級アルキルまたはジ低級アルキルアミノフェニル低級アルキル]、テ
トラヒドロピラニルまたはフリル低級アルキルであり、
R3が1〜3個(より好ましくは2または3個)の適当な置換基(より好まし
くは、低級アルキルおよびハロゲンからなる群から選ばれた置換基)を有してい
てもよいフェニル[より好ましくはジ(またはトリ)低級アルキルフェニルまた
はトリハロフェニル];各々に1〜3個(より好ましくは2または3個)の適当
な置換基(より好ましくは、低級アルキル、低級アルキルチオ、ハロゲン、低級
アルコキシ、低級アルキルスルホニルおよび低級アルキルスルホニルからなる群
から選ばれた置換基を有していてもよいピリジルまたはピリミジニル[より好ま
しくは2個の低級アルキルチオと低級アルキルとを有するピリジル;ハロゲン、
低級アルキルおよび低級アルキルチオを有するピリジル;トリ低級アルキルピリ
ジル;2個の低級アルコキシと低級アルキルとを有するピリジル;低級アルコキ
シ、低級アルキルチオおよび低級アルキルを有するピリジル;2個の低級アルキ
ルスルフィニルと低級アルキルとを有するピリジル;2個の低級アルキルスルホ
ニルと低級アルキルとを有するピリジル;低級アルキルチオを有するピリジル;
低級アルコキシと低級アルキルとを有するピリジル;低級アルキルスルフィニル
、低級アルキルスルホニルおよび低級アルキルを有するピリジル;低級アルキル
チオ、低級アルキルスルホニルおよび低級アルキルを有するピリジル;2個のハ
ロゲンと低級アルキルとを有するピリジル;ジ低級アルコキシピリミジニル;ま
たは2個の低級アルキルチオと低級アルキルとを有するピリミジニル]であり、
nは0または1であるもの。
目的化合物(I)およびそれらの医薬として許容しうる塩は、ACATに対する強
い阻害活性を有し、高コレステロール血症、高脂質血症、アテローム性動脈硬化
症またはこれらが惹起する疾患の予防および/または予防に有用である。
目的化合物(I)の有用性を例証するために、化合物(I)の代表的化合物の
薬理試験データを以下に示す。
試験化合物(a):
1−シクロヘプチル−1−(4−フェノキシフェニルメチル)−3−(2,4,
6−トリフルオロフェニル)尿素
試験:
アシルCoA:コレステロールアシル転移酵素(ACAT)阻害作用
方法:
ジャーナル・オブ・リピド・リサーチ(J.Lipid Res.)24巻1127頁(1983年)
に記載されているハイダー(Heider)らの方法によって、ACAT活性を測定した。
酵素ACATは、2%コレステロール含有飼料を8週間給餌された雄性18週令日本白
ウサギの小腸粘膜ミクロソーム画分から調製した。以下のようにして[14C]オ
レオイル−CoAと内因性コレステロールとから生成した標識コレステロールエス
テルの量を測定することにより、試験化合物の阻害活性を計算した。[14C]オ
レオイル−CoAとミクロソームとを、試験化合物とともに、37℃で5分間インキ
ュベートした。クロロホルム−メタノール(2:1、v/v)を加えて、反応を停
止させた。クロロホルム−メタノール抽出液中のコレステロールエステル画分を
薄層クロマトグラフィーによって単離し、それらの標識放射能を計数した。
結果:
医療を目的として、本発明の化合物(I)を、経口投与、非経口投与または外
用(局所投与)(より好ましくは経口投与)に適した有機または無機の固体また
は液体賦形剤などの製薬上許容しうる担体との混合物の形で該化合物の一つを有
効成分として含有する医薬製剤の形態で使用できる。該医薬製剤としては、カプ
セル剤、錠剤、糖衣錠剤、顆粒剤、坐剤、液剤、ローション剤、懸濁剤、乳剤、
軟膏剤、ゲル剤などが挙げられる。望ましい場合には、これらの製剤に、補助物
質、安定剤、湿潤または乳化剤、緩衝剤、その他の常用添加物を配合することが
できる。
化合物(I)の用量は、患者の年令および状態によっても変化するであろうが
、上記諸疾患の処置には、平均1回量約0.1mg、1mg、10mg、50mg、100mg、250m
g、500mgおよび1000mgの化合物(I)が有効であろう。一般に、1日当り0.1mg
/個体〜約1,000mg/個体の間の量を投与すればよい。
以下の調製例および実施例は、本発明をより詳細に説明するために示すもので
ある。調製例1
アセトフェノン(20g)とシュウ酸ジメチル(23.6g)とのN,N−ジメチル
ホルムアミド(160ml)溶液に、0〜5℃で、水素化ナトリウム(60%油懸濁液、
8g)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、つぎに、50℃で30分間加熱した
。冷後、反応混合物に2.4N塩酸(70ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留
物をシリカゲルクロマトグラフィー(700g、n−ヘキサン−酢酸エチル(4:
1→1:1)に付し、2,4−ジオキソ−4−フェニル酪酸メチル(20.32g)を
得た。
IR(KBr):1732,1622,1601,1574,1444,1269 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.95(3H,s),7.10(1H,s),7.45-7.68(3H,m),7.95-8.06(2H
,m),15.0-15.5(1H,br)
APCI-MASS(m/z):207(M+H+)調製例2
3−アセチルベンゾニトリル(43.55g)とN,N−ジメチルホルムアミドジメ
チルアセタール(107.2g)との混合物を、窒素雰囲気下、90℃で3時間撹拌し
た。混合物を減圧下で濃縮し、そこへジイソプロピルエーテル(400ml)を加え
た。赤褐色の沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗い、乾燥して、3−[
(E)−3−ジメチルアミノプロペノイル]ベンゾニトリル(48.62g)を得た
。
IR(KBr):3070,2900,2225,1645,1600,1550 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.96(3H,s),3.17(3H,s),5.93(1H,d,J=12.1Hz),7.65(1
H,dd,J=7.7,7.7Hz),7.72(1H,d,J=12.1Hz),7.95(1H,d,J=7.7Hz),8.20(1H,d,J
=7.7Hz),8.34(1H,s)
APCI-MASS(m/z):201(M+H+)調製例3
N−(3−アセチルベンジル)アセトアミド(9.56g)の1,2−ジメトキシ
エタン(150ml)溶液に、室温で、臭素(7.99g)を滴下し、混合物を同温度で1
.5時間撹拌した。エタノール(150ml)を加えて沈殿を溶解させ、溶液にチオア
セトアミド(4.51g)を加えた。混合物を2.5時間還流下に加熱し、減圧下で蒸
発させた。残留物を酢酸エチルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗い、硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより精製して、N−[(2−メチルチアゾール−4−イル)ベン
ジル]アセトアミド(8.24g)を得た。
IR(KBr):3295,3110,3070,2930,1645,1550 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.89(3H,s),2.72(3H,s),4.29(2H,d,J=5.9Hz),7.2-7.9
(4H,m),7.90(1H,s),8.40(1H,t,J=5.9Hz)
APCI-MASS(m/z):247(M+H+)調製例4
N−[3−(2−メチルチアゾール−4−イル)ベンジル]アセトアミド(8.
23g)のエタノール(100ml)溶液に、濃塩酸(13.9ml)を加え、混合物を12時
間還流下で加熱した。混合物を5℃まで冷却し、これにアセトン(100ml)を徐
々に加えた。沈殿を濾取し、アセトンで洗い、五酸化燐上で乾燥して、3−(2
−メチルチアゾール−4−イル)ベンジルアミン塩酸塩(5.14g)を得た。
IR(KBr):3090,2915,2840,2635,1605,1575,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.73(3H,s),4.07(2H,ABq,J=5.7Hz),7.47(2H,d,J=5.1Hz
),7.9-8.0(1H,m),7.97(1H,s),8.14(1H,s),8.57(2H,br s)
APCI-MASS(m/z):205(遊離化合物のM+H+)調製例5
4−[(E)−3−ジメチルアミノプロペノイル]安息香酸メチル(5.0g)
のメタノール(150ml)溶液に、酢酸(1.84ml)およびヒドラジン一水和物(1.56
ml)を加えた。室温で10時間撹拌後、減圧下で溶媒を蒸発させた。残留物を酢酸
エチルに溶解させ、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
で溶媒を蒸発させて、4−(ピラゾール−3−イル)安息香酸メチル(4.21g)
を得た。
IR(KBr):2800-3500(br),1709,1610,1537,1439,1414 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.86(3H,s),6.85(1H,d,J=2.2Hz),7.84(1H,br s),7.85
-8.10(4H,m),13.10(1H,br)
APCI-MASS(m/z):203(M+H+)調製例6
4−[(E)−3−ジメチルアミノプロペノイル]安息香酸メチル(5.23g)
の酢酸(50ml)溶液に、メチルヒドラジン(1.31ml)を加えた。混合物を室温で
3時間撹拌した。溶液に5N水酸化ナトリウム溶液を氷冷下に加えて、これを塩
基性化し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液、水、食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。シリカゲルクロ
マトグラフィー(ジクロロメタン−メタノール(120:1)で溶出)ののち、4
−(1−メチルピラゾール−3−イル)安息香酸メチル(3.14g)を単離し、4
−(1−メチルピラゾール−5−イル)安息香酸メチル(1.63g)を得た。
4−(1−メチルピラゾール−3−イル)安息香酸メチル
IR(KBr):3134,2949,1705,1612,1439,1344,1281 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.92(3H,s),3.97(3H,s),6.61(1H,d,J=2.2Hz),7.41(1H,d
,J=2.2Hz),7.82-7.93(2H,m),8.03-8.14(2H,m)
APCI-MASS(m/z):217(M+H+)
4−(1−メチルピラゾール−5−イル)安息香酸メチル
IR(KBr):3035,2960,1718,1614,1464,1425,1286 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.93(3H,s),3.96(3H,s),6.38(1H,d,J=2.0Hz),7.46-7.57
(2H,m),7.54(1H,d,J=2.0Hz),8.08-8.19(2H,m)
APCI-MASS(m/z):217(M+H+)調製例7
チオフェノール(2.20g)のメタノール(10ml)溶液に、28%ナトリウムメト
キシドのメタノール溶液(3.86ml)を加え、混合物を室温で15分間撹拌した。こ
の混合物に6−クロロニコチン酸メチル(3.43g)を加え、混合物を6.5時間、
窒素雰囲気下に還流した。混合物を蒸発乾固し、残留物を酢酸エチルで抽出した
。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発さ
せた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、6−(フ
ェニルチオ)ニコチン酸メチル(5.13g)を結晶として得た。
IR(KBr):3070,2950,1720,1585,1550 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.91(3H,s),6.86(1H,dd,J=8.5,0.8Hz),7.4-7.5(3H,m),
7.55-7.7(2H,m),8.00(1H,dd,J=8.5,2.2Hz),9.00(1H,dd,J=2.2,0.8Hz)
APCI-MASS(m/z):246(M+H+)調製例8
アニリン(8.20g)のピリジン(100ml)溶液に、5℃で、塩化4−カルボキ
シベンゼンスルホニル(17.65g)を滴下し、混合物を、窒素雰囲気下、90℃で
6時間撹拌した。混合物を、酢酸エチル(300ml)、氷水(200ml)および濃塩酸
(150ml)の混合物中に注いだ。生じた沈殿を濾取し、酢酸エチルおよびジイソ
プロピルエーテルで洗い、減圧下、五酸化燐上で乾燥して、4−(フェニルスル
ファモイル)安息香酸(6.87g)を白色結晶として得た。濾液を分液し、有機層
を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物にジ
イソプロピルエーテルを加え、濾過して、第二晶(6.57g)を得た。
IR(KBr):3265,2840,2675,2560,1680,1600,1575 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.0-7.2(3H,m),7.2-7.35(2H,m),7.85(2H,d,J=8.4Hz),
8.07(2H,d,J=8.4Hz),10.45(1H,s)調製例9
4−アミノ安息香酸エチル(8.26g)のピリジン(25ml)溶液に、5℃で、塩
化ベンゼンスルホニル(8.83g)を滴下し、混合物を、窒素雰囲気下、室温で1
時間撹拌した。混合物を、酢酸エチル(150ml)、氷水(100ml)および濃塩酸(
30ml)からなる混合物中に注いだ。生じた沈殿を濾取し、酢酸エチルおよびジイ
ソプロピルエーテルで洗い、減圧下、五酸化燐上で乾燥して、4−(フェニルス
ルホニルアミノ)安息香酸エチル(10.72g)を白色結晶として得た。濾液を分
液し、有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた
。残留物にジイソプロピルエーテルを加え、第二晶(3.83g)を濾取した。
IR(KBr):3230,3070,2990,2940,2880,1695,1610,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.27(3H,t,J=7.1Hz),4.24(2H,q,J=7.1Hz),7.22(2H,d,J
=8.8Hz),7.5-7.7(3H,m),7.8-7.9(4H,m),10.86(1H,s)
APCI-MASS(m/z):306(M+H+)調製例10
臭素(50.2ml)、ジクロロメタン(1l)および無水炭酸ナトリウム(206.8
g)からなる混合物に、0〜5℃で撹拌下、1−メチルピラゾール(80g)のジ
クロロメタン(100ml)溶液を加えた。氷冷下に1時間撹拌後、混合物を室温で
さらに1時間撹拌し、つぎに冷却した。この反応混合物に水(1l)を加えた。
ジクロロメタン層を分離し、水層をジクロロメタンで2回抽出した。合せた有機
層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。
残留物を減圧蒸留して、4−ブロモ−1−メチルピラゾール(150.6g)を得た
。
bp:82℃(20mmHg)
IR(ニート):3100,2930 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.89(3H,s),7.38(1H,s),7.44(1H,s)
APCI-MASS(m/z):161,163(M+H+)調製例11
4−ホルミル安息香酸メチル(4.0g)とトシルメチルイソシアニド(5.0g)
とのメタノール(40ml)中溶液に、炭酸カリウム(3.54g)を加えた。混合物を
3.5時間、還流した。冷後、反応混合物を酢酸エチル(300ml)で希釈し、水およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシ
リカゲルクロマトグラフィー(100g、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1→
1:1)で溶出)に付して、4−(オキサゾール−5−イル)安息香酸メチル(
4.04g)を得た。
IR(KBr):1726,1614,1275,1109 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.94(3H,s),7.48(1H,s),7.68-7.78(2H,m),7.97(1H,s),
8.06-8.16(2H,m)
APCI-MASS(m/z):204(M+H+)調製例12
2,4−ジオキソ−4−フェニル酪酸メチル(6g)とヒドロキシアミン塩酸
塩(6.07g)とのメタノール(120ml)溶液を、4時間、還流した。減圧下で溶
媒を除去した。残留物にクロロホルムを加えた。有機溶液を水、食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマト
グラフィー(150g、n−ヘキサン−酢酸エチル(3:1))に付して、3−メ
トキシカルボニル−5−フェニルイソオキサゾール(5.25g)を得た。
IR(KBr):1728,1570,1448,1250 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.01(3H,s),6.94(1H,s),7.45-7.55(3H,m),7.75-7.88(2H
,m)
APCI-MASS(m/z):204(M+H+)調製例13
2,4−ジオキソ−4−フェニル酪酸メチル(6g)とヒドラジン一水和物(1
.42ml)とのエタノール(48ml)溶液を、5時間、還流した。減圧下で溶媒は除
去した。生じた固体を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗って、5−メトキシ
カルボニル−3−フェニルピラゾール(3.0g)を得た。
IR(KBr):2500-3400(br),1730,1491,1244 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.83,3.88(計 3H,各々 s),7.18-7.53(4H,m),7.78-7.
94(2H,m),13.90-14.15(1H,m)
APCI-MASS(m/z):203(M+H+)調製例14
3−シアノ安息香酸メチル(8.0g)、アジ化ナトリウム(19.38g)および塩
化アンモニウム(15.95g)のN,N−ジメチルホルムアミド(32ml)中混合物を
120℃で2.5時間加熱した。混合物を、氷水(300ml)−酢酸エチル(100ml)中に
注いだ。この溶液に、氷冷下、亜硝酸ナトリウム(20.5g)を加え、つぎに、6
N塩酸を加えて、pHを1〜2に調整した。室温で30分間撹拌後、混合物を酢酸エ
チル−テトラヒドロフランで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させて、3−(1H−テトラゾール−5−イル)
安息香酸メチル(10.01g)を得た。
IR(KBr):2300-3500(br),1705,1684,1618,1562 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.93(3H,s),7.78(1H,dd,J=7.9,7.9Hz),8.10-8.20(1H,
m),8.25-8.38(1H,m),8.60-8.70(1H,m)
APCI-MASS(m/z):205(M+H+)調製例15
4−ブロモベンジルアルコール(4.85g)と3−トリ−n−ブチルスタニルチ
オフェン(11.6g)からなる溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パ
ラジウム(0)(0.9g)を加え、つぎに、混合物を140℃で1時間加熱した。冷
後、生じた沈殿を濾取し、n−ヘキサンで洗って、4−(3−チエニル)ベンジ
ルアルコール(2.67g)を得た。
IR(KBr):3300(br),1425,1200,1045,1014,777 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.72(1H,t,J=5.9Hz),4.72(2H,d,J=5.9Hz),7.30-7.50(5H,
m),7.60(2H,dd,J=6.4,1.8Hz)調製例16
調製例15と同様にして、次の化合物を得た。
4−(2−チエニル)ベンジルアルコール
IR(KBr):3300(br),1427,1213,1047,806 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.70(1H,t,J=5.9Hz),4.71(2H,d,J=5.9Hz),7.08(1H,dd,J=
5.1,3.6Hz),7.22-7.42(4H,m),7.52-7.68(2H,m)調製例17
4−アセチル安息香酸エチル(10g)とN,N−ジメチルホルムアミドジメチ
ルアセタール(41.8ml)とからなる混合物を、85℃で18時間加熱した。冷後、生
じた固体を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗って、4−[(E)−3−ジメ
チルアミノプロペニル]安息香酸メチル(10.44g)得た。
IR(KBr):1718,1637,1578,1541,1425 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.94(3H,s),3.17(3H,s),3.88(3H,s),5.85(1H,d,J=12.
2Hz),7.77(1H,d,J=12.2Hz),7.90-8.05(4H,m)
APCI-MASS(m/z):234(M+H+)調製例18
水素化アルミニウムリチウム(569mg)のテトラヒドロフラン(120ml)懸濁液
に、5℃で、2−メトキシカルボニル−4−(ピロール−1−イル)ピリジン(
3.03g)の溶液を滴下し、混合物を室温で3時間撹拌した。この混合物に、弗化
ナトリウム(2.52g)および水(811mg)を加え、混合物を室温で30分間撹拌し
た。不溶物を濾去し、テトラヒドロフランで洗った。濾液を減圧下で蒸発させ、
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフーにより精製して、[4−(ピロール
−1−イル)ピリジン−2−イル]メタノール(1.14g)を得た。
IR(KBr):3190,2955,2845,1595,1575,1500 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.58(2H,d,J=5.8Hz),5.48(1H,t,J=5.8Hz),6.35-6.4(2H
,m),7.52(1H,dd,J=5.6,2.4Hz),6.55-6.6(2H,m),7.62(1H,d,J=1.9Hz),8.47(
1H,d,J=5.6Hz)
APCI-MASS(m/z):175(M+H+)調製例19
調製例18と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアルコール
IR(フィルム):3245,2930,2880 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.52(2H,d,J=5.6Hz),5.29(1H,t,J=5.6Hz),6.68(1H,d,J
=2.2Hz),7.2-7.7(4H,m),7.76(1H,d,J=2.2Hz),12.9(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):175(M+H+)
(2) (6−フェニルピリジン−3−イル)メタノール
IR(フィルム):3325,2865,1600,1565,1475 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.74(2H,s),7.4-7.55(3H,m),7.7-7.85(2H,m),7.9-8.05(
2H,m),8.62(1H,d,J=1.3Hz)
APCI-MASS(m/z):186(M+H+)
(3) 4−(ベンゾイルアミノ)ベンジルアルコール
IR(KBr):3320,2840,1655,1595,1545 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.50(2H,d,J=5.7Hz),5.22(1H,t,J=5.7Hz),7.05(1H,d,J
=7.6Hz),7.29(1H,d,J=7.6Hz),7.5-7.7(4H,m),7.77(1H,s),7.96(2H,dd,J=7.6
,1.5Hz),10.23(1H,s)
APCI-MASS(m/z):228(M+H+)
(4) 4−(フェニルスルホニルアミノ)ベンジルアルコール
IR(フィルム):3515,3265,3060,2935,2875,1705,1650,1615,1515 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.36(2H,d,J=5.8Hz),5.07(1H,t,J=5.8Hz),7.02(2H,d,J
=8.6Hz),7.15(2H,d,J=8.6Hz),7.5-7.65(3H,m),7.7-7.8(2H,m),10.21(1H,s)
APCI-MASS(m/z):264(M+H+)
(5) (6−フェニルチオピリジン−3−イル)メタノール
IR(フィルム):3320,2865,1590,1560 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.46 および 2.71(計 1H,t,J=5.6Hz),4.64 および 4.72(
計 2H,d,J=5.6Hz),6.88 および 7.31(計 1H,d,J=8.3Hz),7.4-7.75(6H,m),8.3
-8.4(1H,m)
APCI-MASS(m/z):218(M+H+)
(6) 4−(オキサゾール−5−イル)ベンジルアルコール
IR(KBr):3330(br),1510,1491,1041,818 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.74(2H,s),7.34(1H,s),7.35-7.50(2H,m),7.59-7.72(2H
,m),7.91(1H,s)
APCI-MASS(m/z):176(M+H+)
(7) (3−フェニルピラゾール−5−イル)メタノール
IR(KBr):2500-3500(br),1471,1360,1030,1001,766 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.38-4.58(2H,m),4.95-5.37(1H,m),6.52-6.66(1H,m),
7.20-7.53(3H,m),7.68-7.90(2H,m),12.68-13.10(1H,m)
APCI-MASS(m/z):175(M+H+)
(8) 4−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアルコール
IR(KBr):2500-3600(br),1522,1456,1419,1032,841,762 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.51(2H,d,J=5.7Hz),5.07-5.27(1H,m),6.60-6.74(1H,b
r s),7.20-7.85(5H,m),12.82,13.24(計 1H,各々 br s)
APCI-MASS(m/z):175(M+H+)
(9) 4−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンジルアルコール
IR(KBr):2500-3600(br),1495,1460,1425,1385,1273 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.12(1H,t,J=5.7Hz),3.88(3H,s),4.77(2H,d,J=5.7Hz),6
.30(1H,d,J=1.9Hz),7.35-7.52(4H,m),7.51(1H,d,J=1.9Hz)
APCI-MASS(m/z):189(M+H+)
(10) 3−(1H−テトラゾール−5−イル)ベンジルアルコール
IR(KBr):2100-3600(br),1562,1485,1419,1219 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.61(2H,s),5.20-5.60(1H,br),7.48-7.65(2H,m),7.85
-7.98(1H,m),8.05(1H,s)
APCI-MASS(m/z):177(M+H+)調製例20
3−[(E)−3−ジメチルアミノプロペノイル]ベンゾニトリル(48.5g)
のメタノール(500ml)溶液に、室温で、酢酸(21.82g)を加え、続いて、ヒド
ラジン一水和物(18.17g)を徐々に加え、混合物を同温度で17.5時間撹拌した
。混合物を蒸発乾固し、残留物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水および食塩
水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物を結晶化さ
せ、結晶を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗い、乾燥して、3−(ピラゾー
ル−3−イル)ベンゾニトリル(37.71g)を得た。
IR(KBr):3190,3075,2840,2760,2230,1560 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):6.88(1H,d,J=2.1Hz),7.62(1H,dd,J=7.7,7.7Hz),7.75(
1H,d,J=7.7Hz),7.83(1H,br s),8.16(1H,d,J=7.7Hz),8.24(1H,s),13.08(1H,b
r)調製例21
水素化ナトリウム(2.0g)のN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)懸濁液
に、チオフェノール(5.51g)を加え、混合物を室温で15分間撹拌した。混合物
に4−フルオロベンゾニトリル(6.66g)を加え、混合物を、窒素雰囲気下、13
0℃で16時間撹拌する。混合物を酢酸エチル−氷水混合物中に注ぎ、分離した有
機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた
。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−(フェニ
ルチオ)ベンゾニトリル(12.24g)を油状物として得た。
IR(フィルム):3070,2235,1595,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.15-7.3(2H,m),7.65-7.8(2H,m),7.4-7.6(5H,m)
APCI-MASS(m/z):212(M+H+)調製例22
4−(フェニルスルファモイル)安息香酸(13.43g)の1,2−ジクロロエタ
ン(130ml)懸濁液に、塩化チオニル(11.52g)およびN,N−ジメチルホルム
アミド(2滴)を加え、混合物を、窒素雰囲気下、100℃で2時間撹拌した。生
じた溶液を減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタン(150ml)に溶解させた
。この溶液に、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(5.19g)を加
え、続いて、5℃でトリエチルアミン(9.80g)を滴下した。混合物を室温で4
時間撹拌した。これに水を加え、分離した有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製して、N−メチル−N−メトキシ−4−(フェニルスルファモイ
ル)ベンズアミド(11.31g)を油状物として得た。
IR(KBr):3150,2950,2905,2890,1625,1600,1570,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.24(3H,s),3.48(3H,s),7.0-7.2(3H,m),7.2-7.3(2H,m
),7.7-7.9(4H,m),10.38(1H,s)調製例23
4−フルオロベンゾニトリル(10g)とピラゾール(6.74g)とのN,N−ジ
メチルホルムアミド(100ml)溶液に、炭酸カリウム(13.7g)を加えた。つぎ
に、混合物を120℃で4時間加熱した。冷後、反応混合物を酢酸エチル(1l)
で希釈し、水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた
。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(400g、n−ヘキサン−酢酸エチル
(3:1)で溶出)に付して、4−(ピラゾール−1−イル)ベンゾニトリル(
10.54g)を得た。
IR(KBr):2226,1608,1529,1394 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.54(1H,dd,J=2.5,1.8Hz),7.70-7.90(5H,m),8.00(1H,d,
J=2.5Hz)
APCI-MASS(m/z):170(M+H+)調製例24
4−フルオロベンゾニトリル(10g)とイミダゾール(6.74g)とのN,N−
ジメチルホルムアミド(200ml)溶液に、炭酸カリウム(13.7g)を加えた。つ
ぎに、混合物を120℃で2時間加熱した。冷後、反応混合物を酢酸エチル(2l
)で希釈し、水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸
発させて、4−(イミダゾール−1−イル)ベンゾニトリル(10.34g)を得た
。
IR(KBr):2225,1608,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.27(1H,s),7.34(1H,t,J=1.2Hz),7.46-7.60(2H,m),
7.75-7.89(2H,m),7.95(1H,s)
APCI-MASS(m/z):170(M+H+)調製例25
4−(1−メチルピラゾール−3−イル)安息香酸メチル(2.5g)のジクロ
ロメタン(80ml)溶液に、-60〜-50℃で水素化ジイソブチルアルミニウム(1.02
Mトルエン溶液、25.0ml)を滴下した。同温度で30分間撹拌後、弗化ナトリウム
(4.28g)および水(1.38ml)を加えた。混合物を15分間かけて室温まで昇温さ
せ、1時間撹拌した。不溶物を濾去した。濾液を減圧下で濃縮して、4−(1−
メチルピラゾール−3−イル)ベンジルアルコール(1.74g)を得た。
IR(KBr):2500-3650(br),1508,1462,1431,1360,1302 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.90(1H,t,J=5.7Hz),3.95(3H,s),4.70(2H,d,J=5.7Hz),6
.54(1H,d,J=2.2Hz),7.33-7.43(3H,m),7.74-7.84(2H,m)
APCI-MASS(m/z):189(M+H+)調製例26
4−ブロモ−1−メチルピラゾール(1g)のエーテル(15ml)溶液に、温度
を-60℃以下に保ちながら、n−ブチルリチウム(1.63Mヘキサン溶液、4.2ml)
を滴下した。30分間撹拌後、塩化トリ−n−ブチル錫(1.85ml)のエーテル(1.85m
l)溶液を加えた。1時間撹拌後、混合物を30分間かけて室温まで昇温させ、1時
間撹拌した。反応混合物をエーテルで希釈し、水および食塩水で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させて、1−メチル−4−トリ(n−ブ
チル)スタニルピラゾール(2.3g)を得た。
IR(ニート):2930,1504,1460,1120 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.75-1.70(27H,m),3.93(3H,s),7.23(1H,s),7.42(1H,s)調製例27
5−ブロモ−2−フランカルボン酸(10g)、N,O−ジメチルヒドロキシル
アミン塩酸塩(5.1g)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(7.07g)の
ジクロロメタン(300ml)懸濁液に、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3
−エチルカルボジイミド(6.37g)のジクロロメタン(60ml)溶液を室温で滴下
した。生じた混合物を室温で18時間撹拌した。これに水(180ml)を加え、不溶
物を濾去した。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(350g、酢酸エチ
ル−n−ヘキサン(1:1)で溶出)に付して、5−ブロモ−2−(N−メチル
−N−メトキシカルバモイル)フラン(7.60g)を得た。
IR(ニート):2974,2937,1649,1566,1477 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.34(3H,s),3.77(3H,s),6.45(1H,d,J=3.5Hz),7.09(1H,d
,J=3.5Hz)
APCI-MASS(m/z):234,236(M+H+)調製例28
3−メチルビフェニル(5.0g)とN−ブロモスクシンイミド(5.29g)との
テトラクロロメタン(150ml)中混合物に、過酸化ベンゾイル(144mg)を加え、
混合物を6時間、還流した。混合物を冷却し、不溶物を濾去した。濾液を減圧下
で蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、粗
製3−ブロモメチルビフェニル(6.59g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3030,1600,1575 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.56(2H,s),7.35-7.7(9H,m)調製例29
調製例28と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 4−ブロモメチルベンゾフェノン
IR(KBr):3050,1650,1605 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.54(2H,s),7.4-7.85(9H,m)
(2) 臭化4−(ピリジン−3−イル)ベンジル
NMR(DMSO-d6,δ):6.10(2H,s),7.4-8.4(6H,m),8.9-9.3(2H,m)
(3) 臭化4−(ピリジン−2−イル)ベンジル
IR(フィルム):3050,3010,2985,1735,1585,1565 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.58(2H,s),7.2-8.1(7H,m),8.7-8.8(1H,m)調製例30
4−エトキシカルボニル−2−(4−クロロフェニル)チアゾール(2.68g)
のテトラヒドロフラン(40ml)−エタノール(10ml)混合物溶液に、室温で、水
素化硼素リチウム(218mg)を加え、混合物を50℃で1.5時間撹拌した。混合物を
酢酸エチル−氷水混合物中に注ぎ、分離した有機層を水および食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。結晶性残留固体を濾取して、[
2−(4−クロロフェニル)チアゾール−4−イル]メタノール(1.43g)を得
た。
IR(KBr):3270,3080,2920,2865,1595,1525,1505 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.63(2H,d,J=5.8Hz),5.40(1H,t,J=5.8Hz),7.51(1H,s)
,7.5-7.6(2H,m),7.9-8.0(2H,m)
APCI-MASS(m/z):226(M+H+)調製例31
6−クロロニコチン酸メチル(6.86g)とジヒドロキシフェニルボラン(5.85
g)との1,2−ジメトキシエタン(150ml)溶液に、2M炭酸ナトリウム水溶液
(48ml)を加え、続いてテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)
(2.31g)を加え、混合物を16時間、還流した。混合物を酢酸エチルと氷水との
混合物中に注ぎ、分取した有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より精製して、6−フェニルニコチン酸メチル(7.75g)を白色結晶として得た
。
IR(KBr):3070,3030,2995,2945,2845,1725,1595,1560 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.98(3H,s),7.4-7.6(3H,m),7.82(1H,dd,J=8.3,0.9Hz),8
.0-8.1(2H,m),8.35(1H,dd,J=8.3,2.2Hz),9.28(1H,dd,J=2.2,0.9Hz)調製例32
調製例31と同様にして、次の化合物を得た。
N−メチル−N−メトキシ−4−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]ベンズ
アミド
IR(KBr):3255,3000,2815,1605,1540,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.01(6H,s),3.38(3H,s),3.60(3H,s),6.80(2H,d,
J=8.9Hz),7.5-7.65(4H,m),7.74(2H,dd,J=6.5,1.9Hz)
APCI-MASS(m/z):285(M+H+)調製例33
4−(ピロール−1−イル)安息香酸(3.74g)とN,O−ジメチルヒドロキ
シルアミン塩酸塩(1.95g)とのジクロロメタン(100ml)懸濁液に、室温で、
1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド(2.43g)の
ジクロロメタン(15ml)溶液を滴下した。生じた混合物を18時間撹拌した。混合
物に水(60ml)を加え、不溶物を濾去した。濾液を分液し、有機層を食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して、4−(ピロール−1−イル)−N−メチ
ル−N−メトキシベンズアミド(2.12g)を白色結晶として得た。
IR(KBr):3130,3045,2975,2935,1640,1610,1580,1525 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.39(3H,s),3.58(3H,s),6.4-6.45(2H,m),7.15-7.2(2H,m
),7.4-7.5(2H,m),7.8-7.9(2H,m)
APCI-MASS(m/z):231(M+H+)調製例34
3−(ピロール−1−イル)安息香酸(5.62g)、N,O−ジメチルヒドロキ
シルアミン塩酸塩(2.93g)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(4.05g
)のジクロロメタン(150ml)懸濁液に、室温で、1−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)−3−エチルカルボジイミド(3.65g)のジクロロメタン(30ml)溶液
を滴下した。生じた溶液を室温で20時間撹拌した。これに水(100ml)を加え、
不溶物を濾去した。濾液を分液し、有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より精製して、3−(ピロール−1−イル)−N−メチル−N−メトキシベンズ
アミド(5.19g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3130,2935,1645,1610,1585,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.39(3H,s),3.57(3H,s),6.35-6.4(2H,m),7.1-7.15(2H,m
),7.45-7.6(3H,m),8.7-8.75(1H,m)
APCI-MASS(m/z):231(M+H+)調製例35
調製例34と同様にして、次の化合物を得た。
[4−(N−メチル−N−メトキシ)カルバモイルフェニル]ジヒドロキシボ
ラン
IR(KBr):3380,1610,1545,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.25(3H,s),3.53(3H,s),7.5-7.8(4H,m)
APCI-MASS(m/z):210(M+H+)調製例36
水素化アルミニウムリチウム(348mg)のテトラヒドロフラン(30ml)懸濁液
に、5℃で、4−(ピロール−1−イル)−N−メチル−N−メトキシベンズア
ミド(2.11g)のテトラヒドロフラン(40ml)溶液を滴下し、混合物を5℃で1.
5時間撹拌した。混合物に弗化ナトリウム(1.54g)および水(495mg)を加え、
混合物を室温で30分間撹拌した。不溶物を濾去し、テトラヒドロフランで洗った
。濾液を減圧下で蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り精製して、4−(ピロール−1−イル)ベンズアルデヒドロ(1.65g)を得た
。
IR(KBr):3130,2800,2745,1690,1605,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.35-6.45(2H,m),7.15-7.25(2H,m),7.5-7.6(2H,m),7.9-
8.0(2H,m),9.99(1H,s)
APCI-MASS(m/z):172(M+H+)調製例37
調製例36と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 3−(ピロール−1−イル)ベンズアルデヒド
IR(フィルム):3220,1700,1650,1590,1540,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.4-6.45(2H,m),7.15-7.20(2H,m),7.55-7.8(3H,m),8.9-
8.95(1H,m),10.06(1H,s)
APCI-MASS(m/z):172(M+H+)
(2) 4−(4−ジメチルアミノフェニル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):2895,2810,2725,1695,1680,1595,1540 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.03(6H,s),6.8-6.9(2H,m),7.55-7.65(2H,m),7.65-7.75
(2H,m),7.85-7.95(2H,m),10.01(1H,s)
APCI-MASS(m/z):226(M+H+)
(3) 4−(フェニルスルファモイル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3260,3055,2860,1695,1595 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.0-7.15(3H,m),7.2-7.3(2H,m),7.93(2H,d,J=8.1Hz),
8.05(2H,d,J=8.1Hz),10.04(1H,s),10.48(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):262(M+H+)
(4) 2−ブロモ−5−フルアルデヒド
IR(KBr):1670,1464,1377,1271 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.57(1H,d,J=3.6Hz),7.19(1H,d,J=3.6Hz),9.54(1H,s)調製例38
4−ブロモベンズアルデヒド(1.85g)と[4−フルオロフェニル]ジヒドロ
キシボラン(1.40g)とのトルエン(50ml)懸濁液に、粉末化炭酸カリウム(2.
07g)を加え、続いて、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0
)(578mg)を加え、混合物を窒素雰囲気下で24時間、還流した。混合物を酢酸
エチルと氷水との混合物中に注ぎ、分取した有機層を水および食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製して、4−(4−フルオロフェニル)ベンズアルデヒ
ド(1.67g)を白色結晶として得た。
IR(KBr):3055,2855,2755,1705,1600,1565,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.1-7.25(2H,m),7.55-7.7(2H,m),7.71(2H,d,J=8.2Hz),7
.95(2H,d,J=8.2Hz),10.06(1H,s)
APCI-MASS(m/z):201(M+H+)調製例39
2−ブロモ−5−チオフェンカルボアルデヒド(2g)とジヒドロキシフェニ
ルボラン(1.66g)との溶液に、2M炭酸ナトリウム溶液(13.6ml)およびテト
ラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(605mg)を加えた。混合
物を80℃で5時間加熱した。反応混合物を水中に注ぎ、ジクロロメタンで抽出し
た。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発
させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(100g、n−ヘキサン−
酢酸エチル(5:1)で溶出)に付して、2−フェニル−5−チオフェンカルボ
アルデヒド(1.80g)を得た。
IR(KBr):1647,1441,1232,754 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.33-7.50(4H,m),7.60-7.80(3H,m),9.90(1H,s)
APCI-MASS(m/z):189(M+H+)調製例40
調製例39と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 2−フェニル−5−フルアルデヒド
IR(ニート):1674,1522,1475,1257 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.85(1H,d,J=3.7Hz),7.33(1H,d,J=3.7Hz),7.37-7.53(3H,
m),7.80-7.92(2H,m),9.66(1H,s)
APCI-MASS(m/z):173(M+H+)
(2) 4−フェニル−2−チオフェンカルボアルデヒド
IR(KBr):1676,1539,1429,1173,760 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.30-7.66(5H,m),7.82-7.90(1H,m),8.00-8.08(1H,m),9.
98(1H,d,J=1.2Hz)
FAB-MASS(m/z):189(M+H+)
(3) 4−(4−メチルフェニル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3095,3060,2860,2765,1690,1600,1575,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.42(3H,s),7.29(2H,d,J=10.4Hz),7.55(2H,dd,J=6.3,1.
8Hz),7.74(2H,dd,J=6.6,1.8Hz),7.94(2H,dd,J=6.6,1.8Hz),10.05(1H,s)
APCI-MASS(m/z):197(M+H+)
(4) 4−(4−クロロフェニル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3055,2820,2720,1695,1605 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.4-7.5(2H,m),7.55-7.65(2H,m),7.7-7.8(2H,m),7.9-8.
0(2H,m),10.06(1H,s)
APCI-MASS(m/z):217(M+H+)
(5) 4−(4−ブロモフェニル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3050,2820,2725,1705,1605,1575,1555 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.45-7.55(2H,m),7.55-7.65(2H,m),7.65-7.75(2H,m),7.
95-8.05(2H,m),10.06(1H,s)
APCI-MASS(m/z):263,261(M+H+)調製例41
4−カルボキシベンズアルデヒド(3.00g)とトリエチルアミン(2.23g)と
のジクロロメタン(50ml)溶液に、5℃で、クロロ蟻酸イソブチル(3.01g)を
滴下し、混合物を5℃で40分間撹拌した。この溶液にアニリン(2.05g)を加え
、混合物を室温で16時間撹拌した。混合物に水を加え、分取した有機層を食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物にヘキサン−
酢酸エチル(1:1)を加え、粉末を濾取して、4−(フェニルカルバモイル)
ベンズアルデヒド(2.24g)を得た。濾液を減圧下で蒸発させ、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、第二晶(1.12g)を得た。
IR(KBr):3340,3055,2820,2725,1705,1650,1575,1535 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.13(1H,t,J=7.3Hz),7.3-7.45(2H,m),7.79(2H,d,J=7.5
Hz),8.0-8.2(4H,m),10.12(1H,s),10.46(1H,s)
APCI-MASS(m/z):226(M+H+)調製例42
4−アミノ安息香酸エチル(3.30g)のピリジン(10ml)溶液に、5℃で、塩
化ベンゾイル(3.09g)を滴下し、混合物を室温で1.6時間撹拌した。混合物を
、酢酸エチル、氷水および6N塩酸(40ml)の混合物中に注ぎ、分取した有機層
を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残
留物をヘキサン−酢酸エチル(5:1)から結晶化させ、結晶を濾取して、4−
(ベンゾイルアミノ)安息香酸エチル(5.14g)を得た。
IR(KBr):3300,3050,2980,1720,1650,1530 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.34(3H,t,J=7.1Hz),4.34(2H,q,J=7.1Hz),7.5-7.7(5H,
m),7.95-8.2(3H,m),8.45-8.5(1H,m),10.48(1H,s)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)調製例43
調製例41と同様にして、次の化合物を得た。
4−(2−ピリジルカルバモイル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3230,3180,3115,3035,2810,2725,1710,1675,1585,1540
cm-1
NMR(DMSO-d,δ):7.20(1H,dd,J=6.8,1.5Hz),7.8-7.9(1H,m),8.03(2H,d,J
=8.4Hz),8.20(2H,d,J=8.4Hz),8.15-8.25(1H,m),8.4-8.45(1H,m),10.12(1H,s
),11.06(1H,s)
APCI-MASS(m/z):227(M+H+)調製例44
[2−(4−クロロフェニル)チアゾール−4−イル]メタノール(1.42g)
のクロロホルム(80ml)溶液に、活性化二酸化マンガン(5.48g)を加え、混合
物を1.8時間、還流した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、4−ホル
ミル−2−(4−クロロフェニル)チアゾール(1.28g)を得た。
IR(KBr):3110,2840,1695,1595,1575,1500 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.55-7.65(2H,m),8.0-8.1(2H,m),8.80(1H,s),9.99(1H
,s)
APCI-MASS(m/z):224(M+H+)調製例45
(3−フェニルピラゾール−5−イル)メタノール(1.30g)のアセトン(130
ml)溶液に、活性化二酸化マンガン(6.5g)を加え、混合物を1.5時間、還流し
た。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、3−フェニル−5−ホルミルピ
ラゾール(1.16g)を得た。
IR(KBr):2400-3500(br),1676,1473,1282,1192 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.20-7.56(4H,m),7.75-7.95(2H,m),9.93(1H,s),14.05
-14.30(1H,br)
APCI-MASS(m/z):173(M+H+)調製例46
調製例44および45と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド
IR(フィルム):3325,2975,2920,2840,2745,1700,1610,1585 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):6.84(1H,d,J=2.0Hz),7.6-8.25(4H,m),8.36(1H,s),10.
07(1H,s),13.05(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):173(M+H+)
(2) 6−フェニル−3−ホルミルピリジン
IR(KBr):3060,2835,2785,2740,1695,1590,1560 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.25-7.4(4H,m),7.92(1H,d,J=8.3Hz),8.05-8.15(2H,m),
8.24(1H,dd,H=8.3,2.2Hz),9.14(1H,dd,J=2.2,0.7Hz),10.14(1H,s)
APCI-MASS(m/z):184(M+H+)
(3) 2−ホルミル−4−(ピロール−1−イル)ピリジン
IR(KBr):3110,2845,1705,1595 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):6.35-6.4(2H,m),7.75-7.8(2H,m),7.98(1H,dd,J=5.2,2
.5Hz),8.12(1H,d,J=2.2Hz),8.80(1H,d,J=5.5Hz),10.0(1H,s)
APCI-MASS(m/z):173(M+H+)
(4) 6−フェニルチオ−3−ホルミルピリジン
IR(フィルム):3055,2840,2780,1700,1585,1550 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.94 および 7.49(計 1H,d,J=8.4Hz),7.45-7.65(6H,m),7
.89 および 8.14(計 1H,dd,J=8.4,2.2Hz),8.82 および 8.87(計 1H,d,J=2.2Hz
),9.98 および 10.10(計 1H,s)
APCI-MASS(m/z):216(M+H+)
(5) 4−(ベンゾイルアミノ)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3305,3055,2840,2735,1715,1660,1645,1540 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.5-7.7(5H,m),7.95-8.15(3H,m),8.40(1H,s),10.02(1
H,s),10.54(1H,s)
APCI-MASS(m/z):226(M+H+)
(6) 4−(フェニルスルホニルアミノ)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3240,3060,2935,2850,2765,1690,1680,1580,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.29(2H,d,J=8.6Hz),7.55-7.7(3H,m),7.75-7.9(4H,m)
,9.81(1H,s),11.01(1H,s)
APCI-MASS(m/z):262(M+H+)
(7) 4−(3−チエニル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):1689,1601,1211,1167 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.41-7.47(2H,m),7.62(1H,t,J=2.1Hz),7.70-7.83(2H,m)
,7.85-7.98(2H,m),10.02(1H,s)
APCI-MASS(m/z):189(M+H+)
(8) 4−(2−チエニル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):1699,1601,1213,1170 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.14(1H,dd,J=5.1,3.7Hz),7.40(1H,dd,J=5.1,1.1Hz),7
.47(1H,dd,J=3.7,1.1Hz),7.70-7.82(2H,m),7.82-7.96(2H,m),10.00(1H,s)
APCI-MASS:189(M+H+)
(9) 4−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド
IR(ニート):2400-3700(br),1697,1606,1211,1171,837 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):6.90(1H,d,J=2.3Hz),7.83(1H,br s),7.85-8.12(4H,m)
,10.00(1H,s),13.13(1H,br)
APCI-MASS(m/z):173(M+H+)
(10) 4−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):1695,1603,1566,1431,1306 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.99(3H,s),6.64(1H,d,J=2.3Hz),7.43(1H,d,J=2.3Hz),7
.86-8.03(4H,m),10.01(1H,s)
APCI-MASS(m/z):187(M+H+)
(11) 4−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):1695,1608,1568,1390,1215,1184 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.95(3H,s),6.41(1H,d,J=1.9Hz),7.56(1H,d,J=1.9Hz),7
.57-7.68(2H,m),7.93-8.04(2H,m),10.08(1H,s)
APCI-MASS(m/z):187(M+H+)
(12) 3−(1H−テトラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):2400-3500(br),1674,1612,1560,1373,1207 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.86(1H,dd,J=7.7,7.7Hz),8.08-8.20(1H,m),8.30-8.4
2(1H,m),8.57(1H,dd,J=1.5,1.5Hz),10.13(1H,s)
APCI-MASS(m/z):175(M+H+)調製例47
3−(ピラゾール−3−イル)ベンゾニトリル(37.70g)の蟻酸(300ml)懸
濁液に、ラネーニッケル(商品名:NDT−90)の水(130ml)懸濁液を加え、混合
物を3.5時間、還流した。混合物を室温まで冷却し、ラネーニッケルを濾別して
、蟻酸(150ml)で洗った。濾液を蒸発乾固し、残留物にジクロロメタンおよび
氷水を加えた。混合物を5N水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH約8.5に調
整した。不溶物をセライトパッドを通して濾去し、濾液を分液した。有機層を食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、3−(ピラゾール−3−イル)
ベンズアルデヒド(37.17g)を得た。
IR(KBr):3190,2975,2840,1690,1605,1585 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):6.84(1H,d,J=2.2Hz),7.65(1H,dd,J=7.6,7.6Hz),7.75-
7.85(2H,m),7.84(1H,d,J=7.6Hz),8.35(1H,s),10.07(1H,s),13.06(1H,br s)調製例48
4−フルオロベンズアルデヒド(2.48g)と4−ブロモフェノール(3.46g)
とのN,N−ジメチルアセトアミド(20ml)溶液に、粉末化炭酸カリウム(2.76
g)を加え、混合物を17時間、還流した。混合物を酢酸エチルと氷水との混合物
中に注ぎ、分取した有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し
、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製して、4−(4−ブロモフェノキシ)ベンズアルデヒド(1.51g)を得た。
IR(KBr):3030,2920,2840,2735,1705,1600,1560 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.95-7.1(4H,m),7.45-7.55(2H,m),7.8-7.9(2H,m),9.94(
1H,s)
APCI-MASS(m/z):279,277(M+H+)調製例49
4−ブロモベンズアルデヒド(4.96g)と4−フルオロフェノール(4.48g)
とのN,N−ジメチルアセトアミド(25ml)溶液に、粉末化炭酸カリウム(5.53
g)を加え、混合物を窒素雰囲気下で6時間、還流した。混合物を酢酸エチルと
水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製して、4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(1.92
g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):3360,3075,2835,2740,1695,1600,1585,1495 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.7-6.8(1H,m),6.85-6.95(1H,m),7.0-7.2(4H,m),7.8-7.
9(2H,m),9.92(1H,s)
APCI-MASS(m/z):217(M+H+)調製例50
4−フェニルチオベンゾニトリル(12.23g)のトルエン(200ml)溶液に、-7
0℃で、水素化ジイソブチルアルミニウム(1.02Mトルエン溶液)(114ml)を50
分間かけて滴下した。混合物に弗化ナトリウム(19.45g)と水(6.26g)とを
加え、混合物を室温まで温めた。不溶物を炉別し、トルエンで洗った。濾液を減
圧下で蒸発させ、残留物をテトラヒドロフラン(50ml)に溶解させた。この溶液
に6N塩酸(19.3ml)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を酢酸エ
チルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し
て、4−(フェニルチオ)ベンズアルデヒド(9.83g)を黄色油状物として得た
。
IR(フィルム):3055,2830,2745,1695,1595,1560,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.15-7.3(4H,m),7.35-7.6(3H,m),7.65-7.75(2H,m),
9.91(1H,s)
APCI-MASS(m/z):215(M+H+)調製例51
4−(ピラゾール−1−イル)ベンゾニトリル(5.0g)のジクロロメタン(150ml
)溶液に、温度を-60℃以下に保ちながら、水素化ジイソブチルアルミニウム(1.
02M溶液、58ml)を滴下した。1時間撹拌後、これに弗化ナトリウム(9.95g)
および水(3.2ml)を加えた。反応混合物を30分間かけて室温まで昇温させ、1.5
時間撹拌した。不溶物を濾去した。濾液を減圧下で蒸発させて濃縮した。残留物
をテトラヒドロフラン(25ml)に溶解させた。溶液に1N塩酸を加え、室温で1
時間撹拌した。混合物に5N水酸化ナトリウム溶液(10ml)を加えた。ジクロロ
メタンで目的物を抽出した。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(100
g、n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1))に付して、4−(ピラゾール−1−
イル)ベンズアルデヒド(4.36g)を得た。
IR(KBr):1695,1605,1390,1200 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.54(1H,dd,J=2.5,1.8Hz),7.79(1H,d,J=1.5Hz),7.85-8.
10(5H,m),10.02(1H,s)
APCI-MASS(m/z):173(M+H+)調製例52
調製例51と同様にして、次の化合物を得た。
4−(イミダゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):1686,1606,1522,1313 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.15-8.10(7H,m),10.05(1H,s)
APCI-MASS(m/z):173(M+H+)調製例53
5−フェニル−3−イソオキサゾールカルボン酸メチル(4.73g)のジクロロ
メタン(150ml)溶液に、-70℃〜-60℃で、水素化ジイソブチルアルミニウム(1
.02Mトルエン溶液、45.7ml)を滴下した。同温度で1時間撹拌後、これに弗化
ナトリウム(7.83g)および水(2.52ml)を加えた。混合物を30分間かけて
室温まで温め、1時間撹拌した。不溶物を濾去した。濾液を減圧下で蒸発させた
。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(85g、n−ヘキサン−酢酸エチル(
3:1))に付して、5−フェニル−3−イソオキサゾールカルボアルデヒド(
1.94g)を得た。
IR(KBr):3126,1713,1568,1456,1184 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.90(1H,s),7.35-7.68(3H,m),7.75-7.92(2H,m),10.20(1
H,s)調製例54
4−ブロモベンズアルデヒド(462mg)と1−メチル−4−トリ−n−ブチル
スタニルピラゾール(1.1g)とからなる溶液に、テトラキス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウム(0)(87mg)を加えた。つぎに、混合物を140℃で3時
間加熱した。冷後、反応混合物をトルエン(6ml)で希釈した。混合物に弗化カ
リウム(1.74g)の水溶液(5ml)を加え、1時間撹拌した。不溶物を濾去した
。濾液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させ
た。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(40g、n−ヘキサン−酢酸エチル
(1:2)で溶出)に付して、4−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベンズ
アルデヒド(427.4mg)を得た。
IR(KBr):1693,1605,1169,831 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.98(3H,s),7.57-7.67(2H,m),7.73(1H,s),7.85(1H,s),
7.80-7.92(2H,m),9.98(1H,s)
APCI-MASS(m/z):187(M+H+)調製例55
塩化オキサリル(1.5ml)のジクロロメタン(30ml)溶液に、温度を-60℃以下
に保ちながら、ジメチルスルホキシド(1.83ml)のジクロロメタン(4ml)溶液
を加えた。20分後、4−(オキサゾール−5−イル)ベンジルアルコール(2.5
g)のジクロロメタン(25ml)−ジメチルスルホキシド(2ml)溶液を同温度で
滴下し、その後、1時間撹拌した。この混合物にトリエチルアミン(8ml)を加
え、30分間撹拌した。反応混合物を30分間かけて室温まで昇温させた。1時間撹
拌後、混合物を酢酸エチルで希釈し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(80g
、n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で溶出)に付して、4−(オキサゾール
−5−イル)ベンズアルデヒド(2.20g)を得た。
IR(KBr):1693,1610,1211,1111,829 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.54(1H,s),7.75-8.05(4H,m),8.00(1H,s),10.03(1H,s)
APCI-MASS(m/z):174(M+H+)調製例56
3−(1H−テトラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド(1.0g)のピリジ
ン(15ml)溶液に、0〜5℃で、トリフェニルクロロメタン(1.76g)を加えた
。混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、酢酸エチルで柚出
した。有機層を希塩酸、水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
で溶媒を減圧下で蒸発させて、3−(1−トリチル−1H−テトラゾール−5−
イル)ベンズアルデヒド(2.51g)を得た。
IR(KBr):1699,1516,1491,1446,1201 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.05-7.20 および 7.38-7.53(15H,m),7.80(1H,dd,J=7.7
,7.7Hz),8.05-8.14(1H,m),8.30-8.40(1H,m),8.50-8.55(1H,m),10.12(1H,s)調製例57
4−ホルミルビフェニル(3.64g)とシクロヘプチルアミン(2.49g)とから
なる混合物を、窒素雰囲気下、120℃で6時間加熱した。混合物を室温まで冷却
し、エタノール(30ml)に溶解させた。溶液に、水素化硼素ナトリウム(757mg
)を注意しながら加え、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発
させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製して、N−(4−ビフェニリルメチル)シクロヘプチルアミン
(5.24g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3030,2920,2850 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.5-2.7(1H,m),3.72(2H,s),
7.3-7.7(9H,m)
APCI-MASS(m/z):280(M+H+)調製例58
4−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]ベンズアルデヒド(640mg)とシク
ロヘプチルアミン(643mg)とのトルエン(3ml)懸濁液を、窒素雰囲気下、120
℃で5時間撹拌した。混合物を蒸発乾固し、エタノール(20ml)に溶解させた。
この溶液に、水素化硼素ナトリウム(107mg)を加え、混合物を室温で1時間撹
拌した。混合物を蒸発乾固し、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロヘプチル−4−[4
−(ジメチルアミノ)フェニル]ベンジルアミン(945mg)を得た。
IR(KBr):3275,3025,2920,2850,2805,1610,1535,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.65-2.85(1H,m),2.99(6H,s),5.79(2H,
s),6.80(2H,d,J=8.8Hz),7.34(2H,d,J=8.8Hz),7.45-7.65(4H,m)
APCI-MASS(m/z):323(M+H+)調製例59
4−フェノキシベンズアルデヒド(1.98g)とベンジルアミン(1.61g)との
混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、
エタノール(20ml)に溶解した。この溶液に、水素化硼素ナトリウム(378mg)
を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を蒸発乾固し、残留物をジクロ
ロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して
、N−ベンジル−4−フェノキシベンジルアミン(2.07g)を得た。
IR(フィルム):3035,2915,2820,1680,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.78(2H,s),3.82(2H,s),6.9-7.4(14H,m)
APCI-MASS(m/z):290(M+H+)調製例60
4−フェノキシベンズアルデヒド(1.98g)とフルフリルアミン(1.61g)と
の混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し
、エタノール(20ml)に溶解した。この溶液に、水素化硼素ナトリウム(378mg
)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を蒸発乾固し、残留物をジク
ロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し
て、N−フルフリル−4−フェノキシベンジルアミン(2.51g)を得た。
IR(フィルム):3060,3035,2920,2830,1590,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.76(2H,s),3.80(2H,s),6.15-6.2(1H,m),6.3-6.35(1H,m
),6.9-7.4(10H,m)
APCI-MASS(m/z):280(M+H+)調製例61
調製例57、58、59および60と同様にして、次の化合物を得た。
(1) N−(2−ビフェニリルメチル)シクロヘプチルアミン
IR(フィルム):3060,3020,2935,2910,2850,1460 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.2-1.8(12H,m),2.4-2.6(1H,m),3.71(2H,s),7.2-7.5(9H
,m)
APCI-MASS(m/z):280(M+H+)
(2) N−シクロヘプチル−4−フェノキシベンジルアミン
IR(フィルム):3030,2920,2850,1590,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.75(2H,s),6.9-7.4(9H
,m)
APCI-MASS(m/z):296(M+H+)
(3) N−シクロヘキシル−3−フェノキシベンジルアミン
IR(フィルム):3035,2925,2850,1585 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.75(2H,s),6.8-7.4(9H
,m)
APCI-MASS(m/z):296(M+H+)
(4) N−シクロヘプチル−[2−(4−クロロフェニル)チアゾール−4−イル
]メチルアミン
IR(KBr):2930,2850,1595 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-2.2(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.84(2H,s),7.49(1H,
s),7.5-7.6(2H,m),7.9-8.0(2H,m)
APCI-MASS(m/z):321(M+H+)
(5) N−シクロヘプチル−(2−フェニルイミダゾール−5−イル)メチルアミ
ン
IR(KBr):3080,2925,2855,1575 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.6-2.75(1H,m),3.62(2H,br s),6.82
および 7.06(計 1H,br s),7.25-7.45(3H,m),7.8-7.95(2H,m),12.28(1H,br)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)
(6) N−シクロヘプチル−4−(ピロール−1−イル)ベンジルアミン
IR(フィルム):2925,2850,1610,1525 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.79(2H,s),6.3-6.4(2H
,m),7.0-7.1(2H,m),7.3-7.45(4H,m)
APCI-MASS(m/z):269(M+H+)
(7) N−シクロヘプチル−3−(ピロール−1−イル)ベンジルアミン
IR(フイルム):2925,2850,1610,1595,1545,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-1.95(12H,m),2.6-2.8(1H,m),6.30-6.35(2H,m),7.10
-7.15(2H,m),7.15-7.45(4H,m)
APCI-MASS(m/z):269(M+H+)
(8) N−シクロヘプチル−[4−(ピロール−1−イル)ピリジン−2−イル]
メチルアミン
IR(フィルム):3305,3135,3100,2925,2855,1600,1575 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-2.0(12H,m),2.55-2.7(1H,m),3.82(2H,s),6.35-6.
4(2H,m),6.5-6.55(2H,m),6.55-6.6(1H,m),6.65-6.7(1H,d,J=2.2Hz),8.47(1H
,d,J=5.6Hz)
APCI-MASS(m/z):282(M+H+)
(9) N−シクロヘプチル−(6−フェニルピリジン−3−イル)メチルアミン
IR(フィルム):3030,2910,2850,1560 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.83(2H,s),7.3-7.5(2H
,m),7.65-7.8(2H,m),7.95-8.05(2H,m),8.61(1H,s)
APCI-MASS(m/z):281(M+H+)
(10) N−シクロヘプチル−3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン
IR(フィルム):3210,2915,2850,1610,1540 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.5-2.7(1H,m),3.72(2H,s),6.68(1H,
d,J=2.1Hz),7.15-7.8(5H,m)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)
(11) N−シクロヘプチル−4−(4−フルオロフェニル)ベンジルアミン
IR(フィルム):2925,2855,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.65-2.85(1H,m),3.81(2H,s),7.05-7.2
(2H,m),7.35-7.6(6H,m)
APCI-MASS(m/z):298(M+H+)
(12) N−シクロヘプチル−4−(4−クロロフェニル)ベンジルアミン
IR(KBr):3030,2925,2855,1485 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.82(2H,s),7.4-7.6(8
H,m)
APCI-MASS(m/z):314(M+H+)
(13) N−シクロヘプチル−4−(4−ブロモフェニル)ベンジルアミン
IR(KBr):3035,2925,2855,1480 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.81(2H,s),7.35-7.65(
8H,m)
APCI-MASS(m/z):360,358(M+H+)
(14) N−シクロヘプチル−4−(4−メチルフェニル)ベンジルアミン
IR(フイルム):3025,2910,2855,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.39(3H,s),2.65-2.8(1H,m),3.81
(2H,s),7.24(2H,d,J=7.6Hz),7.37(2H,d,J=8.3Hz),7.4-7.6(4H,m)
APCI-MASS(m/z):294(M+H+)
(15) N−シクロヘプチル−4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジルアミン
IR(フィルム):3030,2925,2850,1585,1505,1480 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.75(2H,s),6.8-7.0(4H
,m),7.25-7.5(4H,m)
APCI-MASS(m/z):376,374(M+H+)
(16) N−シクロヘプチル−4−(フェニルチオ)ベンジルアミン
IR(フィルム):2920,2850,1510 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.55-2.75(1H,m),3.75(2H,s),7.2-7.5(
9H,m)
APCI-MASS(m/z):312(M+H+)
(17) N−シクロヘプチル−(6−フェニルチオピリジン−3−イル)メチルア
ミン
IR(フィルム):3305,2925,2850,1700,1585,1560 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.55-2.75(1H,m),3.71(2H,s),6.87(1H,
d,J=8.2Hz),7.4-7.7(6H,m),8.35-8.4(1H,m)
APCI-MASS(m/z):313(M+H+)
(18) N−シクロヘプチル−4−(ベンゾイルアミノ)ベンジルアミン
IR(フィルム):3265,3150,3070,2925,2850,1645,1615,1595,1555 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.55-2.7(1H,m),3.69(2H,s),7.07(1H
,d,J=7.7Hz),7.27(1H,t,J=7.7Hz),7.5-7.8(5H,m),7.9-8.0(2H,m),10.22(1H,
s)
APCI-MASS(m/z):323(M+H+)
(19) N−シクロヘプチル−4−(2−ピリジルカルバモイル)ベンジルアミン
IR(KBr):3305,2925,2855,1680,1610,1580,1535,1505 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.5-2.7(1H,m),3.76(2H,s),7.17(1H,
dd,J=6.3,4.9Hz),7.45(2H,d,J=8.2Hz),7.98(2H,d,J=8.2Hz),7.8-7.9(1H,m)
,8.19(1H,d,J=8.4Hz),8.35-8.4(1H,m),
10.70(1H,s)
APCI-MASS(m/z):324(M+H+)
(20) N−シクロヘプチル−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン
IR(フィルム):2925,2855,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.65-2.8(1H,m),3.75(2H,s),6.85-7.1(
6H,m),7.2-7.35(2H,m)
APCI-MASS(m/z):314(M+H+)
(21) N−シクロヘプチル−4−(フェニルスルファモイル)ベンジルアミン
NMR(DMSO-d6,δ):1.2-1.8(12H,m),2.5-2.6(1H,m),3.70(2H,s),7.0-7.15
(3H,m),7.15-7.25(2H,m),7.47(2H,d,J=8.3Hz),7.68(2H,d,J=8.3Hz),10.23(1
H,s)
APCI-MASS(m/z):359(M+H+)
(22) N−シクロヘプチル−4−(3−チエニル)ベンジルアミン
IR(KBr):2924,1458,1201,775 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.62-2.78(1H,m),3.80(2H,s),7.30-7
.47(5H,m),7.50-7.60(2H,m)
APCI-MASS(m/z):286(M+H+)
(23) N−シクロヘプチル−4−(2−チエニル)ベンジルアミン
IR(ニート):2924,1502,1458,1101,810 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.62-2.78(1H,m),3.79(2H,s),7.07(1
H,dd,J=5.1,3.6Hz),7.22-7.40(4H,m),7.50-7.65(2H,m)
APCI-MASS(m/z):286(M+H+)
(24) N−シクロヘプチル−4−(ピラゾール−1−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):2927,1610,1525,1460,1394 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.95(12H,m),2.60-2.78(1H,m),3.81(2H,s),6.46(1
H,t,J=2.1Hz),7.36-7.46(2H,m),7.58-7.68(2H,m),7.71(1H,d,J=1.6Hz),7.91
(1H,d,J=2.1Hz)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)
(25) N−シクロヘプチル−4−(イミダゾール−1−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):2922,1522,1303,1057 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.60-2.80(1H,m),3.83(2H,s),7.20(1
H,d,J=1.0Hz),7.27(1H,d,J=1.0Hz),7.30-7.50(4H,m),7.84(1H,s)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)
(26) N−シクロヘプチル−4−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベンジル
アミン
IR(KBr):3277,2924,1572,1443,1194,802 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.20(12H,m),2.62-2.80(1H,m),3.78(2H,s),3.94(3
H,s),7.27-7.47(4H,m),7.58(1H,s),7.74(1H,s)
APCI-MASS(m/z):284(M+H+)
(27) N−シクロヘプチル−(2−フェニルチオフェン−5−イル)メチルアミ
ン
IR(ニート):2924,1599,1462,754 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.66-2.85(1H,m),3.98(2H,s),6.87(1
H,d,J=3.6Hz),7.15(1H,d,J=3.6Hz),7.18-7.45(3H,m),7.52-7.64(2H,m)
APCI-MASS(m/z):286(M+H+)
(28) N−シクロヘプチル−4−(オキサゾール−5−イル)ベンジルアミン
IR(KBr):2924,1510,1485,1103,822 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.60-2.80(1H,m),3.81(2H,s),7.33(1
H,s),7.33-7.46(2H,m),7.55-7.69(2H,m),7.90(1H,s)
APCI-MASS(m/z):271(M+H+)
(29) N−シクロヘプチル−(2−フェニルフラン−5−イル)メチルアミン
IR(ニート):2924,1545,1456,1020,760 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.95(12H,m),2.64-2.80(1H,m),3.84(2H,s),6.24(1
H,d,J=3.3Hz),6.57(1H,d,J=3.3Hz),7.17-7.45(3H,m),7.58-7.72(2H,m)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)
(30) N−シクロヘプチル−(5−フェニルイソオキサゾール−3−イル)メチ
ルアミン
IR(ニート):2926,2854,1616,1574,1456,1113,766 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.65-2.82(1H,m),3.90(2H,s),6.53(1
H,s),7.34-7.53(3H,m),7.70-7.86(2H,m)
APCI-MASS(m/z):271(M+H+)
(31) N−シクロヘプチル−(3−フェニルピラゾール−5−イル)メチルアミ
ン
IR(ニート):2300-3600(br),1570,1460,1358,1026 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.65-2.82(1H,m),3.92(2H,s),6.46(1
H,s),7.20-7.50(3H,m),7.64-7.80(2H,m)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)
(32) N−シクロヘプチル−(4−フェニルチオフェニル−2−イル)メチルア
ミン
IR(ニート):2924,2852,1502,1458,1367,841,735 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.32-1.98(12H,m),2.70-2.88(1H,m),4.01(2H,s),7.19-7
.62(7H,m)
APCI-MASS(m/z):286(M+H+)
(33) N−シクロヘプチル−4−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):2300-3600(br),1514,1456,1350,1205 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.20-1.93(12H,m),2.50-2.72(1H,m),3.73(2H,s),6.67
(1H,d,J=1.9Hz),7.30-7.90(5H,m),12.70-13.40(1H,br)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)
(34) N−シクロヘプチル−4−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンジル
アミン
IR(KBr):2922,2852,1510,1462,1429,1358,1234 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.61-2.78(1H,m),3.80(2H,s),3.95(3
H,s),6.52(1H,d,J=2.2Hz),7.29-7.40(3H,m),7.70-7.80(2H,m)
APCI-MASS(m/z):284(M+H+)
(35) N−シクロヘプチル−4−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンジル
アミン
IR(ニート):2924,2854,1493,1462,1385,1273 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.32-1.98(12H,m),2.62-2.81(1H,m),3.83(2H,s),3.89(3
H,s),6.29(1H,d,J=1.9Hz),7.33-7.46(4H,m),7.51(1H,d,J=1.9Hz)
APCI-MASS(m/z):284(M+H+)
(36) N−シクロヘプチル−3−(1−トリチル−1H−テトラゾール−5−イ
ル)ベンジルアミン
IR(KBr):2922,2852,1697,1515,1452,750,698 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.95(12H,m),2.62-2.78(1H,m),3.83(2H,s),7.10-7
.50(17H,m),7.96-8.12(2H,m)
FAB-MASS(m/z):514(M+H+)
(37) N−シクロヘプチル−4−(フェニルカルバモイル)ベンジルアミン
IR(KBr):3475,3345,3055,2925,2850,1645,1600,1525,1505 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.5-2.65(1H,m),3.78(2H,s),7.09(1H
,t,J=7.3Hz),7.35(2H,s),7.48(2H,d,J=8.2Hz),7.78(2H,d,J=7.5Hz),7.90(2H
,d,J=8.2Hz),10.20(1H,s)
APCI-MASS(m/z):323(M+H+)
(38) N−シクロヘプチル−4−(フェニルスルホニルアミノ)ベンジルアミン
IR(KBr):3130,3015,2930,2855,1610,1570,1505 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.2-1.8(12H,m),2.5-2.6(1H,m),3.58(2H,s),6.99(2H,
d,J=8.5Hz),7.16(2H,d,J=8.5Hz),7.45-7.6(3H,m),7.65-7.75(2H,m)
APCI-MASS(m/z):359(M+H+)調製例62
4−ホルミル−2−(4−クロロフェニル)チアゾール(2.24g)とベンジル
アミン(2.14g)とからなる混合物を、窒素雰囲気下、120℃で5時間撹拌し
た。混合物を室温まで冷却し、エタノール(30ml)に溶解させた。この溶液に、
水素化硼素ナトリウム(378mg)を加え、混合物を室温で1.1時間撹拌した。混合
物を蒸発乾固し、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をカラムクロマトグラ
フィーにより精製して、N−ベンジル−[2−(4−クロロフェニル)チアゾー
ル−4−イル]メチルアミン(3.22g)を得た。
IR(フィルム):3060,3030,2915,2835,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.64(1H,br s),3.67(2H,s),3.78(2H,s),7.2-7.4(5H,m
),7.52(1H,s),7.5-7.6(2H,m),7.9-8.0(2H,m)
APCI-MASS(m/z):315(M+H+)調製例63
3−ブロモメチルビフェニル(6.58g)とシクロヘプチルアミン(6.03g)と
からなる混合物を、窒素雰囲気下、120℃で3.5時間撹拌した。混合物を室温まで
冷却し、これに、ジクロロメタンと水との混合物を加えた。分離した有機層を食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−(3−ビフェニリルメチル
)シクロヘプチルアミン(4.49g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):3060,3030,2920,2850,1460 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.7-2.85(1H,m),3.85(2H,s),7.3-7.7(9
H,m)
APCI-MASS(m/z):280(M+H+)調製例64
調製例62および63と同様にして、次の化合物を得た。
(1) N−シクロヘプチル−4−(ピリジン−3−イル)ベンジルアミン
NMR(CDCl3,δ):1.3-1.9(12H,m),2.9-3.05(1H,m),7.3-7.6(5H,m),7.8-7.
9(1H,m),8.5-8.6(1H,m),8.8-8.85(1H,m)
APCI-MASS(m/z):281(M+H+)
(2) N−シクロヘプチル−4−(ピリジン−2−イル)ベンジルアミン
IR(フィルム):3050,3005,2920,2850,1585,1565 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.6-2.7(1H,m),3.74(2H,s),7.25-7.5
(3H,m),7.8-8.1(4H,m),8.6-8.7(1H,m)
APCI-MASS(m/z):281(M+H+)
(3) N−シクロヘプチル−4−(ベンゾイル)ベンジルアミン
IR(フィルム):3050,2925,2850,1655,1605 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.87(2H,s),7.4-7.65(5
H,m),7.75-7.9(4H,m)
APCI-MASS(m/z):308(M+H+)調製例65
3−(2−メチルチアゾール−4−イル)ベンジルアミン塩酸塩(2.41g)の
ジクロロメタン(30ml)−水(10ml)混合物溶液に、5N水酸化ナトリウム水溶
液を加えて、pH9〜10に調整した。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留油状物にシクロヘプタノン(1.68g
)を加え、混合物を、窒素雰囲気下、120℃で撹拌した。混合物を室温まで冷却
し、エタノール(30ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼素ナトリウム(378m
g)を加え、混合物を室温で2.5時間撹拌した。混合物を蒸発乾固し、残留物をジ
クロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製
して、N−シクロヘプチル−3−(2−メチルチアゾール−4−イル)ベンジル
アミン(2.07g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3380,2915,2855,1455 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.0(12H,m),2.7-2.85(1H,m),2.76(3H,s),3.82(2H,
s),7.32(1H,s),7.25-7.4(2H,m),7.75-7.9(2H,m)
APCI-MASS(m/z):301(M+H+)調製例66
N−シクロヘプチル−4−(ベンゾイル)ベンジルアミン(1.87g)のエチレ
ングリコール(10ml)懸濁液に、水酸化カリウム(511mg)およびヒドラジン−
水和物(1.95g)を加え、混合物を150℃で5時間、200℃で4時間撹拌した。混
合物をジクロロメタン−氷水混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロヘプチル−4−(ベンジ
ル)ベンジルアミン(1.29g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):3025,2905,2850,1510 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.74(2H,s),3.96(2H,s)
,7.1-7.4(9H,m)
APCI-MASS(m/z):294(M+H+)調製例67
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(4.33g)のピリジン(20ml
)溶液に、氷冷下、塩化トリチル(7.71g)を加えた。混合物を30分間撹拌し、
つぎに室温まで温める。同温度で3時間撹拌し、反応混合物を氷水性塩酸中に注
ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1)で溶出)により精製して、3−(1−ト
リチルピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(9.26g)を得た。
IR(KBr):3477,3060,3030,1697,1601,1491,1444 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):6.93(1H,d,J=2.5Hz),7.1-7.5(16H,m),7.63(1H,dd,J=7.
7,7.7Hz),7.85(1H,d,J=7.7Hz),8.08(1H,d,J=7.7Hz),8.25(1H,s),10.04(1H,
s)
調製例68
3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(15.31g)と
ベンジルアミン(7.91g)とからなる混合物を、窒素雰囲気下、120℃で5時間
撹拌した。混合物を室温まで冷却し、エタノール(120ml)に溶解させた。この
溶液に、水素化硼素ナトリウム(1.40g)を室温で注意しながら加え、混合物を
2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残留物に、ジクロロメタンおよび氷
水を加えた。分取した有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して
、N−ベンジル−3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(
12.18g)を無定形固体として得た。
IR(KBr):3059,3028,1599,1493 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.65-3.75(4H,m),6.77(1H,d,J=2.5Hz),7.05-7.45(18H,
m),7.55-7.75(2H,m)調製例69
N−ベンジル−3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(
8.60g)のアニソール(17.2ml)懸濁液に、室温で、トリフルオロ酢酸(34.4ml
)を加え、混合物を80℃で3.5時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残留物
をジイソプロピルエーテルを用いて粉末化した。粉末を濾取し、ジイソプロピル
エーテルで洗い、減圧化で乾燥して、N−ベンジル−3−(ピラゾール−3−イ
ル)ベンジルアミンビス(トリフルオロ酢酸塩)(7.35g)を得た。
IR(KBr):3059,3005,1669,1510,1489 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.2-4.3(4H,m),6.70-6.75(1H,m),7.1-7.6(7H,m),7.75
-8.0(3H,m)調製例70
2,4−ジクロロ−6−メチル−3−ニトロピリジン(30.33g)のアセトニ
トリル(100ml)溶液に、5℃で、ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液
)(85.1ml)を滴下し、混合物を80℃で6時間撹拌した。混合物を冷却し、酢酸
エチルと氷水との混合物中に注いだ。有機層を分取し、水および食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムク
ロ
マトグラフィーにより精製して、2,4−ジメトキシ−6−メチル−3−ニトロ
ピリジン(28.21g)を淡黄色結晶として得た。
IR(KBr):3093,3035,3005,2960,2868,1601,1581,1531 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.44(3H,s),3.92 および 3.94(6H,s×2),6.97(1H,s)
APCI-MASS(m/z):199(M+H+)調製例71
2,4−ジメトキシ−6−メチル−3−ニトロピリジン(28.1g)の1,4−ジ
オキサン(200ml)−メタノール(100ml)溶液に、窒素雰囲気下で10%パラジウ
ム炭(14g)を加え、混合物を大気圧で4.5時間水素化処理を行った。パラジウ
ム炭を濾去し、濾液を減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより精製して、3−アミノ−2,4−ジメトキシ−6−メチルピリ
ジン(23.41g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):3458,3373,2945,2856,1605 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.26(3H,s),3.79 および 3.82(6H,s×2),3.96(2H,br s
),6.52(1H,s)
APCI-MASS(m/z):169(M+H+)調製例72
3−アミノ−2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン(7.90g)の
ジクロロメタン(160ml)溶液に、5℃でN,N−ジメチルアニリン(5.73g)を
加え、続いてクロロ蟻酸フェニル(6.78g)を滴下した。混合物を室温まで温め
、4時間撹拌した。混合物に氷水(60ml)および6N塩酸(10ml)を加え、有機
層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。
残留物を結晶化させ、結晶を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗い、減圧下で
乾燥して、3−フェノキシカルボニルアミノ−2,4−ビス(メチルチオ)−6
−メチルピリジン(10.46g)を得た。
IR(KBr):3410,3228,3196,3145,3003,2926,1732,1591,1556,1537
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.45(6H,s),2.46(3H,s),6.94(1H,s),7.0-7.5
(5H,m),9.48(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):321(M+H+)調製例73
2,4,6−トリフルオロアニリン(883mg)とN,N−ジメチルアニリン(0.91
ml)との塩化メチレン(18ml)溶液に、クロロ蟻酸フェニル(0.83ml)を加え、
混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を1N塩酸(3回)、水、重炭酸ナ
トリウム水溶液、水および食塩水で洗った。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し
、減圧下で蒸発させた。生じた固体を集め、n−ヘキサンで洗って、N−(2,
4,6−トリフルオロフェニル)カルバミン酸フェニル(1.46g)を得た。
IR(KBr):3253,1749,1722,1538,1240,1200 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.26(1H,br s),6.70-6.86(2H,m),7.10-7.46(5H,m)
APCI-MASS(m/z):268(M+H+)調製例74
3−アミノ−2,4−ジメトキシ−6−メチルピリジン(23.40g)のジクロロ
メタン(200ml)溶液に、N,N−ジメチルアニリン(20.23g)を加え、続いて
、5℃で、クロロ蟻酸フェニル(23.94g)を滴下した。混合物を室温まで昇温
させ、3時間撹拌した。生じた沈殿を濾取し、ジクロロメタンおよびジイソプロ
ピルエーテルで洗い、減圧下で乾燥して、2,4−ジメトキシ−6−メチル−3
−フェノキシカルボニルアミノピリジン(21.95g)を白色結晶として得た。
IR(KBr):3408,3251,3147,3064,2983,2947,2860,1713,1593,1497
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.38(3H,s),3.85(6H,s),6.72(1H,s),7.05-7.3(3H,m)
,7.35-7.45(2H,m),8.83(1H,br)
APCI-MASS(m/z):289(M+H+)調製例75
4−(4−ブロモフェノキシ)ベンズアルデヒド(10.0g)とベンジルアミン
(5.42g)との混合物を、120℃で4時間撹拌した。室温まで冷却後、生じた固
体をエタノール(150ml)に懸濁させた。懸濁液に水素化硼素ナトリウム(1.36
g)を注意して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発さ
せ、残留物を塩化メチレンで抽出した。有機層を水、食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(250g、塩化メチレン−メタノール(20:1)で溶出)により精製して
、N−ベンジル−4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジルアミン(11.51g)を
淡黄色油状物として得た。
IR(ニート):3061,3028,2700-3000(br),1608,1583,1504,1481,1240 cm- 1
NMR(CDCl3,δ):3.79(2H,s),3.82(2H,s),6.80-7.00(4H,m),7.20-7.50(9H
,m)
APCI-MASS(m/z):368,370(M+H+)調製例76
3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(9.18g)とシ
クロヘプチルアミン(3.75g)との混合物を、120℃で4時間撹拌した。混合物
を室温まで冷却し、エタノール(120ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼素
ナトリウム(836mg)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下
で濃縮し、塩化メチレンで抽出する。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(塩化メチレン−メタノール(40:1→10:1)で溶出により精製して、
N−シクロヘプチル−3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンジルアミ
ン(7.92g)を得た。
NMR(DMSO-d6,δ):1.20-1.90(12H,m),2.50-2.70(1H,m),3.69(2H,s),6.77
(1H,d,J=2.5Hz),7.05-7.50(12H,m),7.55-7.65(1H,m),7.71(1H,s)
APCI-MASS(m/z):512(M+H+)調製例77
3−アミノ−2,4,6−トリメチルピリジン塩酸塩(5.18g)の1,2−ジク
ロロエタン(120ml)懸濁液に、室温でジイソプロピルエチルアミン(19.39g)
を加え、続いてクロロ蟻酸フェニル(7.05g)を加えた。混合物を窒素雰囲気下
で10時間、還流した。混合物を冷却し、氷水中に注いだ。有機層を分取し、食塩
水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにより精製して、3−フェノキシカルボニルアミノ
−2,4,6−トリメチルピリジン(3.17g)を橙色油状粗製品として得た。
IR(KBr):3275,2924,1740,1713,1605,1550 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.22(3H,s),2.39(6H,s),7.01(1H,s),7.2-7.6(5H,m),
9.42(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):257(M+H+)調製例78
4−クロロ−6−メチル−2−メチルチオ−3−ニトロピリジン(16.0g)の
1,4−ジオキサン(200ml)−メタノール(50ml)混合物懸濁液に、窒素雰囲気
下でラネーニッケル(NDT−90;商品名:川研ファインケミカル)(約30g)を
加え、混合物を大気圧下で3時間水素化処理した。ラネーニッケルを濾去し、濾
液を減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
精製して、3−アミノ−2−クロロ−6−メチル−4−メチルチオピリジン(12
.86g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):3424,3322,2922,1707,1606,1570,1529 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.29(3H,s),2.31(3H,s),4.93(2H,br s),6.98(1H,s)
APCI-MASS(m/z):191,189(M+H+)調製例79
3−アミノ−4−クロロ−6−メチル−2−メチルチオピリジン(12.75g)
のジクロロメタン(200ml)溶液に、5℃で、N,N−ジメチルアニリン(6.00g
)を加え、続いて、クロロ蟻酸フェニル(7.11g)を滴下した。混合物を室温ま
で昇温させ、同温度で4時間撹拌した。混合物を希塩酸および食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をジイソプロピルエーテ
ルを用いて粉末化し、濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗い、減圧下、五酸化
燐上で乾燥して、2−クロロ−6−メチル−4−メチルチオ−3−フェノキシカ
ルボニルアミノピリジン(9.58g)を得た。
IR(KBr):3194,2924,1751,1579,1514,1489 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.29(3H,s),2.50(3H,s),6.7-6.85(3H,m),6.98(1H,s)
,7.1-7.25(2H,m),9.35(1H,br s)調製例80
3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシフェノール(9.65g)とイミダゾー
ル(3.55g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(80ml)溶液に、5℃で、塩化
第三級ブチルジメチルシリル(6.54g)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した
。混合物を酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−第三級ブチルジメチルシリ
ルオキシ−3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシベンゼン(13.91g)を白色
固体として得た。
IR(KBr):3651,2958,2929,2858,1601,1470 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.18(6H,s),0.91(9H,s),1.41(18H,s),6.73(2H,s)
APCI-MASS(m/z):336(M+)調製例81
水素化ナトリウム(60%油中懸濁液)(1.65g)のN,N−ジメチルホルムア
ミド(100ml)懸濁液に、5℃で、1−第三級ブチルジメチルシリルオキシ−3,
5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシベンゼン(13.89g)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(70ml)溶液を滴下し、同温度で1時間撹拌した。生じた溶液に、5
℃で、クロロメチルメチルエーテル(4.99g)を加え、混合物を室温で5時間撹
拌した。混合物を酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水お
よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−第三級ブチルジメチ
ルシリルオキシ−3,5−ジ第三級ブチル−4−メトキシメトキシベンゼン(13.
49g)を黄色固体として得た。
IR(KBr):2962,2929,2897,2860,1597 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.19(6H,s),0.98(9H,s),1.41(18H,s),3.62(3H,s),4.86
(2H,s),6.72(2H,s)
APCI-MASS(m/z):381(M+H+)調製例82
1−第三級ブチルジメチルシリルオキシ−3,5−ジ第三級ブチル−4−メト
キシメトキシベンゼン(13.42g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液に、室温
で、弗化テトラブチルアンモニウムの1.0M溶液(38.8ml)を加え、混合物を同
温度で2時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層
を分取し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発さ
せた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、3,5−
ジ第三級ブチル−4−メトキシメトキシフェノール(9.43g)を黄色結晶として
得た。
IR(KBr):3369,3012,2958,2910,2870,2779,1610,1589 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.42(18H,s),3.63(3H,s),4.87(2H,s),6.74(2H,s)調製例83
1−(4−フルオロフェノキシ)−4−ニトロベンゼン(22.9g)の酢酸エチ
ル(200ml)溶液に、10%パラジウム炭(50%湿潤)(9.16g)を加え、混合物
を大気圧下、室温で3時間水素化処理した。パラジウム炭を濾去し、テトラヒド
ロフランで洗った。濾液を減圧下で蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより精製して、4−(4−フルオロフェノキシ)アニリン(18.2
7g)を赤色粉末として得た。
IR(KBr):3450,3395,3325,3230,3070,3045,3020,1635,1490 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.65-6.75(2H,m),6.8-7.05(6H,m)
APCI-MASS(m/z):204(M+H+)調製例84
3−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアルコール(3.97g)のクロロホル
ム(50ml)溶液に、活性二酸化マンガン(15.82g)を加え、混合物を4.5時間還
流した。二酸化マンガンを濾去し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製3−(4−フ
ルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(3.81g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3074,2837,2819,2731,1701,1585,1502,1481,1450 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.1-7.45(6H,m),7.55-7.75(2H,m),9.98(1H,s)
調製例85
水素化アルミニウムリチウム(5.69g)のテトラヒドロフラン(300ml)懸濁
液に、5℃で、4−(4−フルオロフェノキシ)ベンゾニトリル(21.32g)の
テトラヒドロフラン(200ml)溶液を滴下し、混合物を室温で4時間撹拌した。
この混合物に弗化ナトリウム(16.80g)を加え、続いて冷水(5.41g)を滴下
し、混合物を室温で45分間撹拌した。不溶物を濾去し、テトラヒドロフランで洗
った。濾液を減圧下で蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製して、4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(21.39g)を
黄色油状物として得た。
IR(KBr):3352,3269,3043,2864,1645,1606,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.69(2H,s),6.9-7.4(8H,m)
APCI-MASS(m/z):201(M+H+-NH3)調製例86
クロロ蟻酸フェニル(31.2g)の1,2−ジクロロエタン(250ml)溶液に、10
0℃で、3−アミノ−2,4,6−トリメチルピリジン(22.62g)の1,2−ジク
ロロエタン(120ml)溶液を滴下し、混合物を窒素雰囲気下で1時間還流した。
混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(2l)とテトラヒドロフラン(1l)と
の混合物を滴下した。沈殿を濾取し、酢酸エチルおよびジイソプロピルエーテル
で洗い、減圧下、五酸化燐上で乾燥して、2,4,6−トリメチル−3−フェノキ
シカルボニルアミノピリジン塩酸塩(48.84g)を得た。
IR(KBr):3413,1741,1645,1541,1483 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.49(3H,s),2.69(6H,s),7.2-7.5(5H,m),7.65-7.75(1H
,m),9.63 および 10.20(計 1H,br s)
APCI-MASS(m/z):257(M+H+-HCl)調製例87
5−アミノ−4,6−ビス(メチルチオ)−2−メチルピリミジン(4.10g)
のジクロロメタン(80ml)溶液に、5℃で、N,N−ジメチルアニリン(2.96g
)を加え、続いてクロロ蟻酸フェニル(3.51g)を滴下した。混合物を、窒素雰
囲気下、室温で2時間撹拌した。混合物を希塩酸および食塩水で洗い、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をジイソプロピルエーテルを
用いて粉末化し、濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗い、乾燥して、4,6−
ビス(メチルチオ)−2−メチル−5−フェノキシカルボニルアミノピリミジン
(5.74g)を得た。
IR(KBr):3217,3005,2924,1711,1595,1485 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.49(6H,s),2.59(3H,s),7.0-7.5(5H,m),9.27 および
9.68(計 1H,s)
APCI-MASS(m/z):322(M+H+)調製例88
2−(3−ブロモフェニル)−1,3−ジオキソラン(20.42g)とトリイソプ
ロポキシボラン(25.14g)とのテトラヒドロフラン(350ml)溶液に、窒素雰囲
気下、-72℃で、n−ブチルリチウム(1.70Mヘキサン溶液、78.8ml)を2時間
かけて滴下した。混合物を室温まで昇温させ、21時間撹拌した。混合物を酢酸エ
チルと希塩酸との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製して、粗製ジヒドロキシ−(3−ホルミルフェニル)
ボラン(14.83g)を得た。
IR(KBr):3354,2840,1678,1603,1581 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.55-7.7(1H,m),7.8-8.15(2H,m),8.33(2H,s),10.03(1
H,s)調製例89
4−ブロモ−1−トリチルピラゾール(18.96g)と粗製ジヒドロキシ−(3
−ホルミルフェニル)ボラン(14.6g)とのトルエン(400ml)懸濁液に、粉末
化炭酸カリウム(10.10g)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)(2.81g)を加え、混合物を6時間還流した。混合物を酢酸エチル
と氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製して、3−(1−トリチルピラゾール−4−イル)ベンズアルデヒド
(2.65g)を黄色固体として得た。
IR(KBr):3057,3024,2812,2727,1699,1603,1585 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.0-7.15(5H,m),7.35-7.5(10H,m),7.7-7.85(2H,m),7.
97(1H,d,J=7.7Hz),8.13(1H,d,J=7.7Hz),8.31(1H,s),10.13(1H,s)調製例90
3−ブロモベンズアルデヒド(1.25g)と1−メチル−4−トリ−n−ブチル
スタニオピラゾール(3.0g)からなる溶液に、テトラキス(トリフェニルホス
フィン)パラジウム(0)(234mg)を加えた。つぎに、混合物を140℃で4時間
加熱した。冷後、反応混合物をトルエン(16ml)で希釈した。この混合物に弗化
ナトリウム(4.7g)の水溶液(14ml)を加え、1時間撹拌した。不溶物を濾去
した。濾液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発
させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(60g,n−ヘキサン−酢酸エ
チル(1:2)で溶出)に付して、3−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベ
ンズアルデヒド(978.1mg)を得た。
IR(ニート):2943,2818,1686,1608,1230,1174 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.98(3H,s),7.47-7.58(1H,m),7.65-7.78(3H,m),7.83(1H
,s),7.93-7.98(1H,m),10.04(1H,s)
APCI-MASS(m/z):187(M+H+)調製例91
3−[(E)−3−ジメチルアミノプロペノイル]ベンゾニトリル(8g)の
酢酸(80ml)溶液に、メチルヒドラジン(2.23ml)を加えた。混合物を室温で3.
5時間撹拌した。溶液に、氷冷下、5N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、塩基
性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液、水、食塩
水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。シリカゲルクロマ
トグラフィー(ジクロロメタン−メタノールで溶出)ののち、3−(1−メチル
ピラゾール−3−イル)ベンゾニトリル(4.45g)と3−(1−メチルピラゾー
ル−5−イル)ベンゾニトリル(2.09g)を得た。
3−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンゾニトリル:
mp:97−98℃
IR(KBr):3115,2935,2220,1602,1471,1352,1246 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.97(3H,s),6.56(1H,d,J=2.3Hz),7.37-7.60(3H,m),7.95
-8.10(2H,m)
APCI-MASS(m/z):184(M+H+)
3−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンゾニトリル:
mp:95−97℃
IR(KBr):3066,2951,2231,1475,1416,1335,1236 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.92(3H,s),6.37(1H,d,J=1.5Hz),7.50-7.75(5H,m)
APCI-MASS(m/z):184(M+H+)調製例92
3−(ブロモアセチル)ベンゾニトリル(38.2g)とホルムアミド(190ml)
とからなる混合物を、185℃で30分間加熱し、室温まで冷却した。混合物を飽和
重炭酸ナトリウム溶液(400ml)中に注ぎ、酢酸エチル(1.8l)で抽出した。有
機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。200mlになるまで
蒸発させたのち、生じた沈殿を濾取し、酢酸エチル−イソプロピルエーテル(2
:1)で洗って、3−(イミダゾール−4−イル)ベンゾニトリル(13.3g)を
得た。
mp:190−191℃
IR(KBr):2250-3240(br),2224,1606,1477,1333,1070,970,824,789
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.50-7.68(2H,m),7.70-7.87(2H,m),8.05-8.20(2H,m),
12.32(1H,br)
APCI-MASS(m/z):170(M+H+)調製例93
4−ホルミル安息香酸メチル(5.0g)のエタノール(50ml)溶液に、0〜5
℃で、水素化硼素ナトリウム(576mg)を注意して加え、30分間撹拌した。混合
物を水中に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水および食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させて、4−ヒドロキシメチル
安息香酸メチル(5.06g)を得た。
IR(KBr):2750-3670(br),1722,1614,1437,1286,1111,1047,1016,75
6 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.89(1H,t,J=5.9Hz),3.92(3H,s),4.77(2H,d,J=5.9Hz),7
.37-7.50(2H,m),7.97-8.10(2H,m)
APCI-MASS(m/z):167(M+H+)調製例94
4−ヒドロキシメチル安息香酸メチル(5.0g)とイミダゾール(4.1g)との
N,N−ジメチルホルムアミド(25ml)溶液に、0〜5℃で、塩化第三級ブチル
ジメチルシリル(4.77g)を注意して加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物
を0.1N塩酸(100ml)中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および食塩
水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させて、4−(第三
級ブチルジメチルシリルオキシメチル)安息香酸メチル(8.43g)を得た。
IR(ニート):2954,2859,1724,1464,1281,1107,841 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.11(6H,s),0.95(9H,s),3.91(3H,s),4.79(2H,s),7.34-
7.44(2H,m),7.95-8.05(2H,m)
APCI-MASS(m/z):281(M+H+)調製例95
4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)安息香酸メチル(1.0g)
とヒドラジン−水和物(0.87ml)とのエタノール(0.8ml)中混合物を、1時間
還流した。室温まで冷却後、反応混合物を水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸
発させて、[4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベンゾイル]ヒ
ドラジン(1.0g)を得た。
mp:83−85℃
IR(KBr):3273(br),2954,2858,1662,1599,1539,1335,1254,1093,8
41 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):0.08(6H,s),0.91(9H,s),4.47(2H,s),4.75(2H,s),7.3
0-7.40(2H,m),7.75-7.85(2H,m),9.72(1H,s)
APCI-MASS(m/z):281(M+H+)調製例96
[4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベンゾイル]ヒドラジン
(8.0g)とアセトイミド酸エチル塩酸塩(4.24g)とのエタノール(160ml)中
混合物に、室温で、トリエチルアミン(4.8ml)を加え、混合物を30分間撹拌し
た。反応混合物を減圧下で蒸発させた。残留物をつぎに酢酸エチル(120ml)に
溶解させ、水および食塩水で洗った。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で蒸発させた。残留物を200℃で10分間加熱し、室温まで冷却し、シリカゲル
クロマトグラフィー(200g、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1)で溶出)に
付して、2−[4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)フェニル]−
5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(6.35g)を得た。
mp:62−65℃
IR(KBr):2956,2933,2897,2860,1576,1502,1257,1086,843 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):0.10(6H,s),0.92(9H,s),2.58(3H,s),4.80(2H,s),7.4
5-7.55(2H,m),7.90-8.00(2H,m)
APCI-MASS(m/z):305(M+H+)調製例97
2−[4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)フェニル]−5−メ
チル−1,3,4−オキサジアゾール(2.0g)のメタノール(20ml)溶液に、0
〜5℃で、1N塩酸(13ml)を滴下し、1時間撹拌した。反応混合物を0〜5℃
に再冷却し、これに重炭酸ナトリウム(1.15g)を注意しながら加えた。混合物
をジクロロメタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し
、減圧下で蒸発させた。生じた沈殿を濾取し、n−ヘキサンで洗って、2−(4
−ヒドロキシメチルフェニル)−5−メチル-1,3,4−オキサジアゾール(0.7
5g)を得た。
IR(KBr):3323(br),2877,2819,1614,1576,1416,1257,1053,833,72
9 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.58(3H,s),4.59(2H,d,J=5.4Hz),5.39(1H,t,J=5.4Hz)
,7.47-7.57(2H,m),7.87-7.97(2H,m)
APCI-MASS(m/z):191(M+H+)調製例98
2−[4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)フェニル]−5−メ
チル−1,3,4−オキサジアゾール(5.05g)とベンジルアミン(18ml)との混
合物を、150℃で2時間加熱した。室温まで冷却後、混合物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(250g、ジクロロメタン−メタノール(20:1)で溶出)に付し
て、4−ベンジル−3−[4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)フ
ェニル]−5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(5.04g)を得た。
mp:90−91℃
IR(KBr):2953,2929,2885,2854,1524,1460,1431,1255,1101,1003
,835 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.08(6H,s),0.94(9H,s),2.37(3H,s),4.77(2H,s),5.16(
2H,s),6.90-7.03(2H,m),7.27-7.55(7H,m)
APCI-MASS(m/z):394(M+H+)調製例99
N−シクロヘプチル−4−(4−ベンジル−5−メチル−4H−1,2,4−ト
リアゾール−3−イル)ベンジルアミン(500mg)のメタノール(25ml)溶液に
、パラジウム黒(500mg)と蟻酸(1.25ml)とを加えた。混合物を室温で4.5時間
撹拌した。パラジウム黒を濾去した。濾液を、氷冷下、1N水酸化ナトリウム水
溶液で塩基性化し、減圧下で蒸発乾固した。残留物をジクロロメタン−メタノー
ル(5:1)で希釈し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。シリ
カゲルクロマトグラフィー(15g、ジクロロメタン−メタノール(4:1)で溶
出)を行って、N−シクロヘプチル−4−(5−メチル−4H−1,2,4−トリ
アゾール−3−イル)ベンジルアミン(219.6mg)を単離した。
IR(KBr):2500-3700(br),2926,2854,1564,1458,1099 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.00(12H,m),2.48(3H,s),2.65-2.80(1H,m),3.83(2
H,s),4.60-5.15(2H,br),7.30-7.40(2H,m),7.90-8.00(2H,m)
APCI-MASS(m/z):285(M+H+)調製例100
3−(1H−テトラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド(600mg)のN,N−
ジメチルホルムアミド(6ml)溶液に、0〜5℃で、水素化ナトリウム(60%油
中懸濁液、138mg)を加えた。15分間撹拌後、混合物に沃化メチル(0.43ml)を
加えた。溶液を室温で3時間撹拌し、つぎに40℃で30分間撹拌した。反応混合物
を水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させた。シリカゲルクロマトグラフィー(25g、
n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で溶出)を行って、3−(2−メチル−2
H−テトラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド(510.7mg)および3−(1−
メチル−1H−テトラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド(81.6mg)を得た。
3−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド
mp:98−99℃
IR(KBr):3072,2839,1691,1587,1520,1443 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.47(3H,s),7.81(1H,dd,J=7.7,7.7Hz),8.05-8.10(1H,
m),8.33-8.40(1H,m),8.55-8.58(1H,m),10.14(1H,s)
APCI-MASS(m/z):189(M+H+)
3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):1699,1608,1535,1450,1394 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.22(3H,s),7.87(1H,dd,J=7.7,7.7Hz),8.13-8.25(2H,
m),8.38-8.40(1H,m),10.14(1H,s)
APCI-MASS(m/z):189(M+H+)調製例101
4−フルオロベンズアルデヒド(3.0g)と1H−1,2,4−トリアゾール(2
.0g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、炭酸カリウム(4.0g)
を加えた。つぎに、混合物を120℃で1時間加熱した。冷後、反応混合物を酢酸
エチル(300ml)で希釈し、水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下で溶媒を蒸発させた。生じた固体を集め、ジイソプロピルエーテルで洗って
、4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンズアルデヒド(1.95g
)を得た。
mp:147−148℃
IR(KBr):3130,2856,1709,1603,1518,1441,1275 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.88-8.01(2H,m),8.01-8.14(2H,m),8.16(1H,s),8.70(1H
,s),10.07(1H,s)
APCI-MASS(m/z):174(M+H+)調製例102
4−フルオロベンズアルデヒド(5.0g)と1H−1,2,3−トリアゾール(3
.33g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)溶液に、炭酸カリウム(6.68
g)を加えた。つぎに、混合物を120℃で1時間加熱した。冷後、反応混合物を
酢酸エチル(300ml)で希釈し、水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し
、減圧下で約50mlになるまで蒸発させた。生じた沈殿を濾取し、n−ヘキサンで
洗って、4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ベンズアルデヒド(
3.44g)を得た。母液を減圧下で約10mlになるまで濃縮した。生じた沈殿を上記
と同様にして集めて、4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンズ
アルデヒド(297mg)を得た。
4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3138,3116,2845,1695,1603,1516,1419,1389 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.91(1H,s),7.93-8.11(4H,m),8.12(1H,s),10.09(1H,s)
APCI-MASS(m/z):174(M+H+)
4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3114,3084,2715,1699,1603,1508,1408,1383 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.89(2H,s),7.95-8.06(2H,m),8.23-8.33(2H,m),10.06(1
H,s)
APCI-MASS(m/z):174(M+H+)調製例103
4−フルオロベンズアルデヒド(6.21g)のN,N−ジメチルホルムアミド(1
00ml)溶液に、1−メチルピペラジン(6.01g)および粉末化炭酸カリウム(8.
29g)を加え、混合物を窒素雰囲気下150℃で4.5時間撹拌した。混合物を酢
酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより精製して、4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ベ
ンズアルデヒド(5.31g)を黄色固体として得た。
IR(KBr):2935,2840,2790,2750,1690,1600,1560,1520 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.22(3H,s),2.4-2.5(4H,m),3.35-3.45(4H,m),7.04(2H
,d,J=8.8Hz),7.70(2H,d,J=8.8Hz),9.71(1H,s)調製例104
4−ブロモアニリン(6.88g)のピリジン(20ml)溶液に、5℃で、塩化メタ
ンスルホニル(4.58g)を滴下し、混合物を5℃で1.5時間、室温で1.5時間撹拌
した。混合物を酢酸エチルと希塩酸との混合物中に注ぎ、不溶物を濾去した。濾
液を分液し、有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発
させた。残留物を結晶化させ、結晶を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗い、
乾燥して、4−ブロモ−N−メチルスルホニルアニリン(8.30g)を得た。
IR(KBr):3290,1490 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.00(3H,s),7.16(2H,d,J=8.7Hz),7.52(2H,d,J=8.7Hz)
,9.92(1H,br)調製例105
N−メチル−N−メトキシ−4−スルファモイルベンズアミド(3.53g)と安
息香酸(1.95g)とのジクロロメタン(100ml)懸濁液に、室温で、4−ジメチ
ルアミノピリジン(1.96g)および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−
エチルカルボジイミド塩酸塩(3.07g)を加え、混合物を同温度で18時間撹拌し
た。混合物を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発
させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−メ
チル−N−メトキシ−4−(N−ベンゾイルスルファモイル)ベンズアミド(1.
35g)を得た。
IR(KBr):3072,2970,2937,1649,1597,1560,1544 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.27(3H,s),3.55(3H,s),7.35-7.5(3H,m),7.68(2H,d,J
=8.2Hz),7.85-7.95(2H,m),7.96(2H,d,J=8.2Hz)
APCI-MASS(m/z):349(M+H+)調製例106
4−シアノベンズアルデヒド(26.23g)の懸濁液に、水素化硼素ナトリウム
(3.78g)を室温で注意しながら加え、混合物を同温度で2時間撹拌した。混合
物を減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させて、粗製4−シアノ
ベンジルアルコール(24.97g)を油状物として得た。
IR(フィルム):3419,2916,2875,2229,1610 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.07(1H,br),4.79(2H,br s),7.48(2H,d,J=8.1Hz),7.65(
2H,d,J=8.1Hz)
APCI-MASS(m/z):134(M+H+)調製例107
4−シアノベンジルアルコール(24.96g)のN,N−ジメチルホルムアミド(
100ml)溶液に、イミダゾール(16.0g)および塩化第三級ブチルジメチルシリ
ル(31.0g)を室温で加え、混合物を2時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと氷
水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製して、4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベンゾ
ニトリル(40.78g)を油状物として得た。
IR(フィルム):2954,2429,2885,2858,2229,1610 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.11(6H,s),0.95(9H,s),4.79(2H,s),7.43(2H,d,J=8.3Hz
),7.63(2H,d,J=8.3Hz)
APCI-MASS(m/z):248(M+H+)調製例108
n−ブチルリチウム(1.71Mヘキサン溶液、58.5ml)のジエチルエーテル(150
ml)溶液に、5℃で、3−ブロモピリジン(15.8g)を滴下し、混合物を5℃で
1時間撹拌した。混合物を-60℃まで冷却し、窒素雰囲気下、4−(第三級ブチ
ルジメチルシリルオキシメチル)ベンゾニトリル(19.79g)のジエチルエーテ
ル(80ml)溶液を1.2時間かけて滴下した。混合物を徐々に室温まで昇温させ、
この温度でさらに2時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと希塩酸との混合物中に
注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し
て、3−[(4−第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベンゾイル]ピリ
ジン(4.96g)を赤色油状物として得た。
IR(フィルム):3034,2954,2930,2885,2856,1660,1608,1585,1537 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.16(6H,s),0.99(9H,s),4.87(2H,s),7.50(2H,d,J=7.6Hz
),7.83(2H,d,J=7.6Hz),7.4-7.5(1H,m),8.1-8.2(1H,m),8.8-8.9(1H,m),8.99
(1H,d,J=2.1Hz)
APCI-MASS(m/z):328(M+H+)調製例109
3−[(4−第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベンゾイル]ピリジ
ン(4.94g)のエチレングリコール(40ml)懸濁液に、水酸化カリウム(1.27g
)およびヒドラジン水和物(4.84g)を加え、混合物を150℃で2時間、200℃で
4時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取
し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−(3−ピリ
ジルメチル)ベンジルアルコール(1.26g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):3323,3030,2920,2868,1579,1549,1514 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.85(1H,br),3.97(2H,s),4.67(2H,s),7.15-7.5(6H,m),
8.45-8.55(2H,m)
APCI-MASS(m/z):200(M+H+)調製例110
4−(3−ピリジルメチル)ベンジルアルコール(1.26g)のクロロホルム(
30ml)溶液に、活性二酸化マンガン(5.50g)を加え、混合物を2時間還流した
。二酸化マンガンを濾去し、濾液を減圧下で蒸発させ、残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して、4−(3−ピリジルメチル)ベンズアル
デヒド(1.09g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):3029,2989,2910,2831,2738,1697,1599,1510 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.07(2H,s),7.24(1H,dd,J=7.8,4.8Hz),7.35(2H,d,J=8.1
Hz),7.47(1H,dd,J=7.8,1.4Hz),7.83(2H,d,J=8.1Hz),8.49(1H,d,J=1.4Hz),8
.51(1H,s),9.99(1H,s)
APCI-MASS(m/z):198(M+H+)調製例111
1−エトキシカルボニル−4−ジエチルホスホノ−1,4−ジヒドロピリジン
(34.71g)のテトラヒドロフラン(200ml)溶液に、窒素雰囲気下、-60℃で、
n−ブチルリチウム(1.71Mヘキサン溶液、70.2ml)を30分間かけて滴下し、混
合物を-60℃で40分間撹拌した。この溶液に、-60℃で、臭化4−シアノベンジル
(27.40g)のテトラヒドロフラン(80ml)溶液を滴下し、混合物を徐々に室温
まで昇温させ、21時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと希塩酸との混合物中に注
ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して
、1−エトキシカルボニル−4−(4−シアノベンジル)−4−ジエチルホスホ
ノ−1,4−ジヒドロピリジン(47.10g)を粗製赤色油状物として得た。
IR(フィルム):3053,2891,2933,2908,2227,1728,1689,1626,1606 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.2-1.4(9H,m),3.06(2H,d,J=7.6Hz),4.1-4.3(6H,m),4.7
-4.9(2H,m),7.65-7.9(2H,m),7.22(2H,d,J=8.2Hz),7.55(2H,d,J=8.2Hz)
APCI-MASS(m/z):405(M+H+)調製例112
1−エトキシカルボニル−4−(4−シアノベンジル)−4−ジエチルホスホ
ノ−1,4−ジヒドロピリジン(42.10g)のジクロロメタン(350ml)溶液に、
-60℃で、水素化ジイソブチルアルミニウム(1.01M溶液、515ml)を55分間かけ
て滴下し、-60℃で1.5時間撹拌した。混合物を徐々に5℃まで昇温させ、5℃で
1.5時間撹拌した。混合物に弗化ナトリウム(87.34g)および水(28.11g)を
加え、混合物を室温で1時間撹拌した。不溶物を濾別し、ジクロロメタンで洗っ
た。濾液を減圧下で蒸発させ、残留物をテトラヒドロフラン(200ml)に溶解さ
せた。この溶液に6N塩酸(30ml)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。
5N水酸化ナトリウムを加えて、混合物をpH約8に調整し、ジクロロメタンで抽
出した。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で
蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、4
−(4−ピリジルメチル)ベンズアルデヒド(4.62g)を赤色油状物として得た
。
IR(フィルム):3381,3053,3030,2924,2831,2738,1697,1606,1576 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.08(2H,s),7.1-7.2(2H,m),7.3-7.45(2H,m),7.8-7.9(2H
,m),8.5-8.6(2H,m),10.00(1H,s)調製例113
ピラゾール(1.67g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、0〜
5℃で、水素化ナトリウム(60%油中懸濁液に、950mg)を加えた。30分間撹拌
後、混合物に、氷冷下、4−ブロモメチルベンゾニトリル(4.0g)のN,N−ジ
メチルホルムアミド(10ml)溶液を滴下し、混合物を室温で2時間撹拌した。反
応混合物を酢酸エチル(240ml)で希釈し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー
(100g、n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で溶出)に付して、4−(ピラ
ゾール−1−イルメチル)ベンゾニトリル(3.49g)を得た。
mp:80−81℃
IR(KBr):3055,2958,2229,1610,1510,1446,1392,1275 cm-1
NMR(CDCl3,δ):5.39(2H,s),6.33(1H,dd,J=2.1,2.1Hz),7.18-7.30(2H,m)
,7.44(1H,d,J=2.1Hz),7.55-7.70(3H,m)
APCI-MASS(m/z):184(M+H+)調製例114
イミダゾール(1.67g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、0
〜5℃で、水素化ナトリウム(60%油中懸濁液、950mg)を加えた。30分間撹拌
後、混合物に、氷冷下、4−ブロモメチルベンゾニトリル(4.0g)のN,N−ジ
メチルホルムアミド(10ml)溶液を滴下し、混合物を室温で2時間撹拌した。反
応混合物を酢酸エチル(240ml)で希釈し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(100g、ジクロロメタン−メタノール(15:1)で溶出)に付して、4
−(イミダゾール−1−イルメチル)ベンゾニトリル(3.26g)を得た。
IR(KBr):3095,3057,2229,1608,1510,1425,1236,1074,731 cm-1
NMR(CDCl3,δ):5.21(2H,s),6.90(1H,s),7.14(1H,s),7.15-7.27(2H,m),
7.57(1H,s),7.60-7.72(2H,m)
APCI-MASS(m/z):184(M+H+)調製例115
3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸(10.0g)のメタノール(1
00ml)懸濁液に、水酸化ナトリウム(1.6g)および水(6ml)を加え、混合物
を室温で35分間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、完全に乾燥させた。生じ
たナトリウム塩を石油エーテル(60ml)に懸濁させ、これに塩化チオニル(30.9
3g)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残
留物を石油エーテル(200ml)に再溶解させた。不溶物を濾去し、濾液を減圧下
で蒸発させて、塩化3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシベンゾイル(9.81
g)を黄色固体として得た。
IR(KBr):3554,2974,2956,1736,1597,1574 cm-1 調製例116
アジ化ナトリウム(4.61g)の水(30ml)溶液に、5℃で、塩化3,5−ジ第
三級ブチル−4−ヒドロキシベンゾイル(12.72g)のテトラヒドロフラン(60m
l)溶液を30分間にわたって滴下し、混合物を5℃で1.5時間撹拌した。混合物を
酢酸エチルで抽出し、有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で蒸発させた。残留物にn−ヘキサン(60ml)を加え、不溶物を濾去した。濾
液を減圧下で蒸発させて、アジ化3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾイル(1.49g)を黄色固体として得た。
IR(KBr):3593,2966,2912,2873,2141,1668,1599 cm-1 調製例117
アジ化3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシベンゾイル(1.49g)のベン
ゼン(30ml)懸濁液を、窒素雰囲気下、1時間還流した。この混合物に第三級ブ
タノール(4.01g)を加え、混合物を3時間還流した。混合物を減圧下で蒸発さ
せ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−第三級
ブトキシカルボニル−3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシアニリン(1.17
g)を白色固体として得た。
IR(KBr):3647,3331,2958,2913,2873,1693,1606,1547 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.34(18H,s),1.44(9H,s),6.60(1H,s),7.22(2H,s),8.
84(1H,br s)調製例118
N−第三級ブトキシカルボニル−3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシア
ニリン(3.97g)の酢酸エチル(60ml)−エタノール(15ml)溶液に、4N塩酸
の酢酸エチル溶液(30.8ml)を加え、混合物を室温で24時間撹拌した。混合物を
減圧下で蒸発させ、残留物をジイソプロピルエーテルを用いて粉末化した。粉末
を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗い、減圧下で乾燥させて、3,5−ジ第
三級ブチル−4−ヒドロキシアニリン塩酸塩(2.85g)を得た。
IR(KBr):2966,2912,2873,2590,1581,1512 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.38(18H,s),7.12(2H,s),7.34(1H,s),9.83(2H,br s)調製例119
4−ホルミル安息香酸(1.65g)、3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシ
アニリン塩酸塩(2.83g)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.49g)
のジクロロメタン(60ml)懸濁液に、室温で、3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−1−エチルカルボジイミド(1.71g)を加え、生じた溶液を同温度で20時
間撹拌した。混合物を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して
、4−[(3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシフェニル)カルバモイル]
ベンズアルデヒド(2.53g)を得た。
IR(KBr):3624,3286,2958,2912,2872,1703,1645,1606,1547 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.43(18H,s),6.83(2H,d,J=5.1Hz),7.09(2H,d,J=5.1Hz)
,7.12(2H,s),10.07(1H,s),10.19(1H,s)
APCI-MASS(m/z):354(M+H+)調製例120
4−ホルミル安息香酸(7.5g)のジクロロメタン(25ml)懸濁液に、室温で
、塩化チオニル(11.9g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(365mg)を加え
、混合物を窒素雰囲気下で4時間還流した。混合物を減圧下で蒸発させ、減圧下
で乾燥して、粗製の塩化4−ホルミルベンゾイル(8.53g)を白色粉末として得
た。
IR(KBr):3066,2856,1745,1691,1576,1504 cm-1 調製例121
4−フルオロアニリン(5.0g)とトリエチルアミン(6.07g)とのジクロロ
メタン(60ml)溶液に、5℃で、塩化4−ホルミルベンゾイル(8.53g)を少量
ずつに分割して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を水および食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をヘキサン−
酢酸エチル(3:1)から結晶化させ、濾取し、ヘキサン−酢酸エチル(3:1
)で洗い、減圧下で乾燥して、4−[N−(4−フルオロフェニル)カルバモイ
ル]ベンズアルデヒド(4.58g)を得た。
IR(KBr):3356,2872,1703,1651,1606,1537,1514 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.15-7.3(2H,m),7.8-7.9(2H,m),8.06(2H,d,J=8.4Hz),
8.14(2H,d,J=8.4Hz),10.12(1H,s),10.53(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):244(M+H+)調製例122
水素化ナトリウム(60%油中懸濁液、464mg)のN,N−ジメチルホルムアミド
(50ml)懸濁液に、窒素雰囲気下、5℃で、4−[N−(4−フルオロフェニル
)カルバモイル]ベンズアルデヒド(2.63g)のN,N−ジメチルホルムアミド
(40ml)溶液を滴下し、混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物に沃化メチ
ル(3.29g)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと氷
水との混合物中に注いだ。分取した有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製して、4−[N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルカル
バモイル]ベンズアルデヒド(2.24g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):3068,2981,2939,2839,2737,1703,1639,1608,1571,1510
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.37(3H,s),7.05-7.2(2H,m),7.25-7.35(2H,m),7.46(2
H,d,J=8.1Hz),7.77(2H,d,J=8.1Hz),9.93(1H,s)
APCI-MASS(m/z):258(M+H+)調製例123
1,4−ビス(ヒドロキシメチル)ベンゼン(25.72g)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(300ml)溶液に、室温で、イミダゾール(15.21g)および塩化第三
級ブチルジメチルシリル(28.06g)を加え、混合物を10時間撹拌した。混合物
を酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して、4−(第三級ブチルジメチルシリルオキ
シメチル)ベンジルアルコール(27.89g)を油状物として得た。
IR(フィルム):3352,2954,2931,2887,2858,1541,1514,1466 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):0.07(6H,s),0.90(9H,s),4.47(2H,d,J=5.7Hz),4.68(2H
,s),5.10(1H,t,J=5.7Hz),7.2-7.3(4H,m)調製例124
4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベンジルアルコール(27.86
g)のクロロホルム(300ml)溶液に、活性二酸化マンガン(47.98g)を加え、
混合物を3.5時間還流した。二酸化マンガンを濾去し、濾液を減圧下で蒸発させ
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−(第三
級ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベンズアルデヒド(26.86g)を淡黄色
油状物として得た。
IR(フィルム):2955,2931,2889,2858,2731,1703,1608,1578,1541 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):0.10(6H,s),0.92(9H,s),4.82(2H,s),7.53(2H,d,J=8.2
Hz),7.89(2H,d,J=8.2Hz),9.99(1H,s)調製例125
N−シクロヘプチル−4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベン
ジルアミン(53.74g)のメタノール(250ml)溶液に、5℃で、濃塩酸(38.6
ml)を滴下し、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残
留物をテトラヒドロフランおよび酢酸エチルを用いて粉末化した。粉末を濾取し
、酢酸エチルおよびテトラヒドロフラン−酢酸エチル(1:1)で洗い、減圧下
、五酸化燐の存在下で乾燥して、N−シクロヘプチル−4−ヒドロキシメチルベ
ンジルアミン塩酸塩(37.92g)を得た。
IR(KBr):3294,2927,2858,2791,1578,1541,1514,1456 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-2.2(12H,m),3.05-3.25(1H,m),4.12(2H,s),4.52(2
H,d,J=5.7Hz),5.27(1H,t,J=5.7Hz),7.36(2H,d,J=8.0Hz),7.48(2H,d,J=8.0Hz)
,8.7-8.9(1H,br)
APCI-MASS(m/z):234(M+H+-HCl)調製例126
N−シクロヘプチル−4−ヒドロキシメチルベンジルアミン塩酸塩(37.9g)
のクロロホルム(400ml)懸濁液に、活性二酸化マンガン(60.86g)とトリエチ
ルアミン(14.21g)とを加え、混合物を4時間還流した。二酸化マンガンを濾
去し、濾液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発
させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シ
クロヘプチル−4−ホルミルベンジルアミン(18.27g)を黄色油状物とし得た
。
IR(フィルム):3051,2924,2854,2731,1701,1606,1576,1468 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.0-2.2(1H,br),2.5-2.7(1H,m),3.77
(2H,s),7.56(2H,d,J=8.1Hz),7.85(2H,d,J=8.1Hz),9.97(1H,s)
APCI-MASS(m/z):232(M+H+)調製例127
N−シクロヘプチル−4−ホルミルベンジルアミン(18.26g)のエタノール
(200ml)溶液に、チアゾリジン−2,4−ジオン(9.25g)およびピペリジン(
6.72g)を加え、混合物を17時間還流した。混合物を5℃まで冷却し、沈殿を濾
取し、エタノールおよびジイソプロピルエーテルで洗い、減圧下で乾燥して、N
−シクロヘプチル−4−[(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イリデン)
メチル]ベンジルアミン(9.61g)を黄色結晶として得た。濾液を減圧下で蒸発
させ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、第二晶(
4.13g)を得た。
IR(KBr):3429,3024,2929,2858,1684,1622,1576,1547,1458 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-2.2(12H,m),3.05-3.25(1H,m),4.12(2H,s),7.35(1
H,s),7.52(2H,d,J=8.5Hz),7.58(2H,d,J=8.5Hz)
APCI-MASS(m/z):331(M+H+)調製例128
N−シクロヘプチル−4−[(2,4−ジオキソチアゾリン−5−イリデン)
メチル]ベンジルアミン(13.61g)のテトラヒドロフラン(300ml)−メタノー
ル(300ml)懸濁液に、5%ナトリウムアマルガム(56.8g)を加え、混合物を
室温で24時間撹拌した。不溶物をセライトを通して濾過し、枦液を減圧下で蒸発
させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シ
クロヘプチル−4−[(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イル)メチル]ベ
ンジルアミン(5.84g)を黄色固体として得た。
IR(KBr):3028,2933,2862,2764,1674,1630,1581,1460 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-2.2(12H,m),2.9-3.1(1H,m),2.95(1H,dd,J=13.8,9
.3Hz),3.36(1H,dd,J=9.3,4.0Hz),4.54(1H,dd,J=9.3,4.0Hz),7.25(1H,d,J=8.
1Hz),7.38(1H,d,J=8.1Hz)
APCI-MASS(m/z):333(M+H+)調製例129
4−フルオロベンズアルデヒド(20.11g)と4−クロロフェノール(25.0g
)とのN,N−ジメチルホルムアミド(250ml)溶液に、粉末化炭酸カリウム(26.
81g)を加え、混合物を窒素雰囲気下、150℃で7時間撹拌する。混合物を冷却し
、酢酸エチルと水との混合物中に注いだ。有機層を分取し、水および食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロ
マトグラフィーにより精製して、4−(4−クロロフェニル)ベンズアルデヒド
(32.49g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3070,2985,2830,2740,1735,1695,1605,1580,1485 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.0-7.15(4H,m),7.35-7.45(2H,m),7.8-7.9(2H,m),9.93(
1H,s)
APCI-MASS(m/z):235,233(M+H+)調製例130
4−フルオロベンズアルデヒド(5g)と3−フルオロフェノール(5.42g)
とのN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)溶液に、炭酸カリウム(6.68g)を
加えた。つぎに、混合物を150℃で3.5時間加熱した。冷後、反応混合物を酢酸エ
チル(300ml)で希釈し、水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(200g,n−ヘキサン
−酢酸エチル(10:1)で溶出)に付して、4−(3−フルオロフェノキシ)ベ
ンズアルデヒド(8.67g)を得た。
IR(ニート):3072,2831,2738,1697,1587,1483 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.75-7.00(3H,m),7.05-7.18(2H,m),7.28-7.42(1H,m),7.
82-7.95(2H,m),9.95(1H,s)
APCI-MASS(m/z):217(M+H+)調製例131
4−フルオロベンズアルデヒド(3g)と4−トリフルオロメチルフェノール
(4.7g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、炭酸カリウム(4.0
g)を加えた。つぎに、混合物を150℃で5時間加熱した。冷後、反応混合物を酢
酸エチル(300ml)で希釈し、水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(200g、n−ヘキ
サン−酢酸エチル(15:1)で溶出)に付し、4−(4−トリフルオロメチルフ
ェノキシ)ベンズアルデヒド(982.1mg)を得た。
IR(ニート):3074,2831,2738,1701,1587,1502 cm-1
NMR(CDCl3,δ):7.05-7.25(4H,m),7.60-7.75(2H,m),7.85-7.98(2H,m),9.
96(1H,s)
APCI-MASS(m/z):267(M+H+)調製例132
4−フルオロベンズアルデヒド(3g)と3,4−メチレンジオキシフェノー
ル(4g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、炭酸カリウム(
4g)を加えた。つぎに、混合物を150℃で2時間加熱した。冷後、反応混合物
を酢酸エチル(200ml)で希釈し、水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(120g,n−
ヘキサン−酢酸エチル(5:1)で溶出)に付して、4−(3,4−メチレンジ
オキシフェノキシ)ベンズアルデヒド(2.67g)を得た。
mp:65−66℃
IR(KBr):1691,1600,1481,1227 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.02(2H,s),6.50-6.65(2H,m),6.82(1H,d,J=8.3Hz),6.96
-7.07(2H,m),7.78-7.89(2H,m),9.91(1H,s)
APCI-MASS(m/z):243(M+H+)調製例133
4−フルオロベンズアルデヒド(2.48g)と3,5−ジ第三級ブチル−4−メ
トキシメトキシフェノール(5.33g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)
溶液に、粉末化炭酸カリウム(2.76g)を加え、混合物を、窒素雰囲気下、150
℃で6時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を
分取し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させ
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−(3,
5−ジ第三級ブチル−4−メトキシメトキシフェノキシ)ベンズアルデヒド(4.
03g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):2960,2872,2740,2693,1581,1504 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.43(18H,s),3.66(3H,s),4.94(2H,s),6.99(2H,s),7.02
(2H,d,J=8.8Hz),7.83(2H,d,J=8.8Hz),9.92(1H,s)
APCI-MASS(m/z):371(M+H+)調製例134
4−フルオロニトロベンゼン(14.11g)と4−フルオロフェノール(12.33g
)とのN,N−ジメチルホルムアミド(150ml)溶液に、粉末化炭酸カリウム
(15.20g)を加え、混合物を、窒素雰囲気下、100℃で4.5時間撹拌した。混合
物を酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物を結晶化させ、
結晶を濾去し、ヘキサンで洗い乾燥して、4−(4−フルオロフェノキシ)ニト
ロベンゼン(22.96g)を黄色結晶として得た。
IR(KBr):3110,3075,2925,2835,1585,1510 cm-1
NMR(CDCl3,δ):6.95-7.2(6H,m),8.15-8.3(2H,m)
APCI-MASS(m/z):234(M+H+)調製例135
3−ヒドロキシベンジルアルコール(12.41g)と1−クロロ−4−フルオロ
ベンゼン(19.58g)との1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(40ml)懸濁
液に、粉末化炭酸カリウム(8.29g)、塩化第一銅(198mg)および8−ヒドロ
キシキノリン(290mg)を室温で加え、混合物を150℃で8時間撹拌した。混合物
を酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、水および食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して、3−(4−フルオロフェノキシ)ベンジ
ルアルコール(3.98g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3352,3074,2931,2875,1610,1585,1502,1448 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.47(2H,d,J=5.6Hz),5.22(1H,t,J=5.6Hz),6.8-7.4(8H,
m)
調製例136
4−フルオロベンゾニトリル(50.0g)と4−フルオロフェノール(50.93g
)とのN,N−ジメチルホルムアミド(400ml)溶液に、粉末化炭酸カリウム(62
.75g)を加え、混合物を150℃で6時間撹拌した。混合物を5℃まで冷却し、氷
水(2.5l)中に注いだ。沈殿を濾取し、水で洗い、減圧下で乾燥して、4−(
4−フルオロフェノキシ)ベンゾニトリル(87.56g)を得た。
IR(KBr):3188,3076,2220,1649,1608,148 3cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.05-7.15(2H,m),7.2-7.45(4H,m),7.8-7.9(2H,m)
APCI-MASS(m/z):214(M+H+)調製例137
3−アセチルベンゾニトリル(25.4g)のエチルエーテル−1,4−ジオキサ
ン(10:1、275ml)懸濁液に、室温で撹拌下、臭素(9ml)を滴下した。40分
後、混合物に、0〜5℃で、重炭酸ナトリウム(15g)の水(200ml)溶液を加え
、酢酸エチルで抽出した。有機層を分取し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、水お
よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させて、3
−(ブロモアセチル)ベンゾニトリル(39.2g)を得た。
IR(KBr):3103,3068,2941,2229,1707,1599,1429,1279,1223,1149
cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.42(2H,s),7.66(1H,dd,J=8.1,8.1Hz),7.85-7.95(1H,m)
,8.18-8.32(2H,m)調製例138
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(56.0g)とベンジルアミン
(42.6ml)とのトルエン(560ml)中混合物を、5時間還流した。反応混合物を
室温まで冷却させ、減圧下で蒸発させた。残留物をエタノール(840ml)に懸濁
させ、氷冷下、水素化硼素ナトリウム(12.3g)を注意して加えた。つぎに、混
合物を50℃で1時間撹拌した。さらに室温で2時間撹拌後、反応混合物を減圧下
で蒸発させた。残留物に水(300ml)を加え、ジクロロメタンで抽出した。有機
層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。
残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(1.5kg、ジクロロメタン−メタノール
(10:1)で溶出)に付して、N−ベンジル−3−(ピラゾール−3−イル)ベ
ンジルアミン(71.8g)を得た。
mp:82−83℃
IR(KBr):2290-3310(br),1606,1543,1441,1354 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.71(2H,s),3.72(2H,s),6.68(1H,d,J=2.1Hz),7.15-7.
42(7H,m),7.50-7.90(3H,m),12.85,13.22(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):264(M+H+)調製例139
4−(4−フルオロフェノキシ)アニリン(2.03g)とシクロヘプタノン(1.
35g)とのエタノール(40ml)溶液に、水素化シアノ硼素ナトリウム(314mg)
のエタノール(30ml)溶液と酢酸(601mg)のエタノール(10ml)溶液とを同時
に、室温で1時間かけて加えた。混合物を室温でさらに1.2時間撹拌した。混合
物を減圧下で蒸発させ、残留物を酢酸エチルと水との混合物中に注ぎ、5N水酸
化ナトリウム水溶液の添加によりpH8に調整した。有機層を分取し、食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロヘプチル−4−(4−フルオ
ロフェノキシ)アニリン(2.11g)を赤色油状物として得た。
IR(フィルム):3405,2925,2855,1735,1610,1495 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.15(12H,m),3.3-3.5(1H,m),6.4-6.6(2H,m),6.75-7
.05(6H,m)
APCI-MASS(m/z):300(M+H+)調製例140
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(1.73g)とベンジルアミ
ン(1.29g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混合物を
室温まで冷却し、エタノール(40ml)に溶解させた。この溶液に、水素化硼素ナ
トリウム(303mg)を注意して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を
減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い
、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより精製して、N−ベンジル−[4−(4−フルオロ
フェノキシ)]ベンジルアミン(1.78g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3062,3028,2916,2821,1605,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.78(2H,s),3.82(2H,s),6.9-7.1(6H,m),7.2-7.4(7H,m)
APCI-MASS(m/z):308(M+H+)調製例141
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(1.73g)とペンチルアミ
ン(1.40g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混合物を
室温まで冷却し、エタノール(40ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼素ナト
リウム(303mg)を注意して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減
圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより精製して、N−ペンチル−4−(4−フルオロフェノキ
シ)ベンジルアミン(1.72g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3051,2956,2929,2858,2818,1610,1498 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.89(3H,t,J=6.4Hz),1.2-1.4(4H,m),1.5-1.7(2H,m),2.6
3(2H,t,J=7.1Hz),3.76(2H,s),6.9-7.1(6H,m),7.28(2H,d,J=9.1Hz)
APCI-MASS(m/z):288(M+H+)調製例142
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(2.16g)とシクロヘキシ
ルアミン(1.49g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混
合物を室温まで冷却し、エタノール(40ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼
素ナトリウム(378mg)を注意して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合
物を減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロヘキシル−4−(4−フル
オロフェノキシ)ベンジルアミン(3.06g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3034,2929,2852,1608,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.0-1.4 および 1.5-2.0(10H,m),2.4-2.6(1H,m),3.78(2H
,s),6.9-7.1(6H,m),7.28(2H,d,J=8.4Hz)
APCI-MASS(m/z):300(M+H+)調製例143
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(2.16g)とシクロヘプチル
アミン(1.28g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混合
物を室温まで冷却し、エタノール(40ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼素
ナトリウム(378mg)を注意して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物
を減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロヘプチル−4−(4−フルオ
ロフェノキシ)ベンジルアミン(2.67g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3032,2953,2868,2819,1608,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(8H,m),3.05-3.25(1H,m),3.74(2H,s),6.9-7.1(6
H,m),7.27(2H,d,J=8.4Hz)
APCI-MASS(m/z):286(M+H+)調製例144
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(4.35g)と2,3,5,6−
テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(2.40g)との混合物を、窒素雰囲気下
、120℃で4時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、エタノール(80ml)に溶
解させた。この溶液に水素化硼素ナトリウム(757mg)を注意して加え、混合物
を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタン
で抽出した。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発
させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−2
,3,5,6−テトラヒドロ−4H−ピラン−4−イル)−4−(4−フルオロフ
ェノキシ)ベンジルアミン(5.15g)を橙色油状物として得た。
IR(フィルム):2927,2845,1498,1464 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-1.7(4H,m),3.3-4.0(4H,m),3.80(2H,s),6.8-7.1(6H,
m),7.2-7.4(2H,m)
APCI-MASS(m/z):302(M+H+)調製例145
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(3.24g)とフェネチルア
ミン(2.73g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混合物
を室温まで冷却し、エタノール(60ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼素ナ
トリウム(567mg)を注意して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を
減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い
、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより精製して、N−(2−フェネチル)−4−(4−フル
オロフェノキシ)ベンジルアミン(4.73g)を黄色油状物として得た。
IR(フィルム):3061,3028,2927,2821,1608,1497,1454 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.47(1H,br s),2.75-3.0(4H,m),3.77(2H,s),6.85-7.1(6
H,m),7.15-7.35(7H,m)
APCI-MASS(m/z):322(M+H+)調製例146
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(4.32g)と2−エトキシ
エチルアミン(3.57g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した
。混合物を室温まで冷却し、エタノール(80ml)に溶解した。この溶液に水素化
硼素ナトリウム(757mg)を注意して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混
合物を減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより精製して、N−(2−エトキシエチル)−4−
(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(5.50g)を黄色油状物として得た
。
IR(フィルム):3053,2976,2929,2866,1608,1498,1456 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.20(3H,t,J=7.0Hz),2.8-2.9(2H,m),3.45-3.6(4H,m),3.
78(2H,s),6.9-7.1(6H,m),7.25-7.35(2H,m)
APCI-MASS(m/z):290(M+H+)調製例147
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.27g)とベンジルアミン
(1.19g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混合物を室
温まで冷却し、エタノール(40ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼素ナトリ
ウム(280mg)を注意して加え、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧
下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製して、N−ベンジル−3−(ピラゾール−3−イル)
ベンジルアミン(1.22g)を油状物として得た。
IR(フィルム):3169,3062,3026,2916,2839,1606,1589,1537,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.70(2H,s),3.7(2H,s),6.69(1H,d,J=2.1Hz),7.2-7.5(
7H,m),7.7-7.9(3H,s)
APCI-MASS(m/z):264(M+H+)調製例148
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.72g)とジシクロヘキシ
ルアミン(1.49g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混
合物を室温まで冷却し、エタノール(30ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼
素ナトリウム(378mg)を注意して加え、混合物を室温で3時間撹拌した。混合
物を減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロヘキシル−3−(ピラゾー
ル−3−イル)ベンジルアミン(1.15g)を得た。
IR(KBr):3246,3118,3041,2924,2854,1608,1558 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.0-2.0(10H,m),2.4-2.6(1H,m),3.88(2H,s),6.70(1H,
br s),7.25-7.45(2H,m),7.6-7.9(3H,m),12.90(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):256(M+H+)調製例149
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.72g)とシクロペンチル
アミン(1.70g)との混合物を、窒素雰囲気下、120℃で4時間撹拌した。混合
物を室温まで冷却し、エタノール(40ml)に溶解させた。この溶液に水素化硼素
ナトリウム(378mg)を注意して加え、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物
を減圧下で蒸発させ、残留物をジクロロメタンで抽出した。有機層を食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロペンチル−3−(ピラゾール
−3−イル)ベンジルアミン(1.26g)を得た。
IR(フィルム):3265,1610,1589 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(8H,m),3.05-3.25(1H,m),3.78(2H,s),6.68(1H
,s),7.2-7.4(2H,m),7.6-7.9(3H,m),12.88(1H,br)
APCI-MASS(m/z):242(M+H+)調製例150
3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.72g)と4
−フルオロベンジルアミン(0.57ml)との混合物を、120℃で4時間撹拌した。
混合物を室温まで冷却し、エタノール(26ml)に溶解させた。この混合物に水素
化硼素ナトリウム(158mg)を加え、反応混合物を50℃で2時間撹拌した。混合
物を水中に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水および食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマト
グラフィー(50g、ジクロロメタン−メタノール(50:1)で溶出)に付して、
N−(4−フルオロベンジル)−3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベ
ンジルアミン(1.40g)を得た。
IR(ニート):3059,2827,1603,1506,1446,1219 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.79(2H,s),3.82(2H,s),6.58(1H,d,J=2.5Hz),6.90-7.05
(2H,m),7.10-7.45(20H,m),7.65-7.83(2H,m)
FAB-MASS(m/z):524(M+H+)調製例151
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.0g)と4−メトキシベ
ンジルアミン(0.91ml)との混合物を、120℃で3時間加熱した。室温まで冷却
後、混合物をエタノール(20ml)に溶解させた。溶液に水素化硼素ナトリウム(
220mg)を加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、ジク
ロロメタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下で溶媒を除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、ジクロロ
メタン−メタノール(10:1)で溶出)に付して、N−(4−メトキシベンジル
)−3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(1.17g)を得た。
IR(フィルム):2370-3680(br),1610,1512,1248,1036 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.77(2H,s),3.79(3H,s),3.84(2H,s),6.60(1H,d,J=2.2Hz
),6.80-6.92(2H,m),7.17-7.41(4H,m),7.54-7.66(2H,m),7.85(1H,s)
APCI-MASS(m/z):294(M+H+)調製例152
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.0g)と4−フルオロベ
ンジルアミン(0.8ml)との混合物を、120℃で4時間加熱した。室温まで冷却後
、混合物をエタノール(20ml)に溶解させた。溶液に水素化硼素ナトリウム(22
0mg)を加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、ジクロロ
メタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧下で除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、ジクロロメタ
ン−メタノール(10:1)で溶出)に付して、N−(4−フルオロベンジル)−
3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(1.28g)を得た。
IR(フィルム):2370-3680(br),1605,1508,1220,1095 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.79(2H,s),3.84(2H,s),6.61(1H,d,J=2.3Hz),6.90-7.10
(2H,m),7.18-7.45(4H,m),7.52-7.70(2H,m),7.75(1H,s)
APCI-MASS(m/z):282(M+H+)調製例153
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.2g)、4−(ジメチル
アミノ)ベンジルアミン二塩酸塩(1.87g)およびトリエチルアミン(11.7ml)
のトルエン(30ml)中混合物を、5時間還流した。不溶物を濾去し、減圧下で蒸
発させた。残留物をエタノール(18ml)に溶解させた。溶液に水素化硼素ナトリ
ウム(264mg)を加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、
ジクロロメタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下で溶媒を除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、ジ
クロロメタン−メタノール(8:1)で溶出)に付して、N−[4−(ジメチル
アミノ)ベンジル]−3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(1.68g)
を得た。
IR(フィルム):2330-3700(br),1614,1524,1446,1350,804,766 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.93(6H,s),3.75(2H,s),3.84(2H,s),6.59(1H,d,J=2.2Hz
),6.65-6.75(2H,m),7.15-7.40(4H,m),7.55-7.66(2H,m),7.76(1H,s)
調製例154
調製例57、58、59、60、62、75、76、138、140、141、142、143、144、145、1
46、147、148、149、150、151、152または153と同様にして、次の化合物を得た
。
(1) N−シクロヘプチル−4−(4−クロロフェノキシ)ベンジルアミン
IR(フィルム):3035,2925,2855,1610,1590,1505,1485 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.76(2H,s),6.9-7.05(4
H,m),7.25-7.4(4H,m)
APCI-MASS(m/z):332,330(M+H+)
(2) N−シクロヘプチル−4−(3−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン
IR(ニート):2926,2854,1599,1483,1269,1213 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.10(12H,m),2.62-2.80(1H,m),3.77(2H,s),6.62-6
.85(3H,m),6.93-7.05(2H,m),7.18-7.40(3H,m)
APCI-MASS(m/z):314(M+H+)
(3) N−シクロヘプチル−4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル
アミン
IR(ニート):2926,2854,1601,1504,1462,1327 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.00(12H,m),2.65-2.80(1H,m),3.78(2H,s),
6.95-7.10(4H,m),7.30-7.40(2H,m),7.50-7.62(2H,m)
APCI-MASS(m/z):364(M+H+)
(4) N−シクロヘプチル−4−(3,4−メチレンジオキシフェノキシ)ベンジ
ルアミン
IR(ニート):2924,2854,1606,1502,1481,1354 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.95(12H,m),2.60-2.75(1H,m),3.74(2H,s),5.97(2
H,s),6.47(1H,dd,J=8.4,2.4Hz),6.56(1H,d,J=2.4Hz),6.75(1H,d,J=8.4Hz),
6.85-6.96(2H,m),7.20-7.31(2H,m)
APCI-MASS(m/z):340(M+H+)
(5) N−シクロヘプチル−4−(3,5−ジ第三級ブチル−4−メトキシメトキ
シフェノキシ)ベンジルアミン
IR(フィルム):2920,2860,1587 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40 および 1.42(計 18H,s),1.4-2.2(14H,m),2.8-2.95(
1H,m),3.62 および 3.64(計 3H,s),4.87 および 4.92(計 2H,),6.92(2H,s),
6.85-6.95(2H,m),7.4-7.5(2H,m)
APCI-MASS(m/z):468(M+H+)
(6) N−シクロヘプチル−3−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン
IR(フィルム):3062,2926,2854,1608,1583,1502,1446 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.75(2H,s),6.8-7.3(8H
,m)
APCI-MASS(m/z):314(M+H+)
(7) N−シクロヘプチル−3−(1−トリチルピラゾール−4−イル)ベンジル
アミン
NMR(DMSO-d6,δ):1.2-1.9(12H,m),2.6-2.7(1H,m),3.70(2H,s),7.1-7.6(
19H,m),7.76(1H,s),8.06(1H,s)
APCI-MASS(m/z):512(M+H+)
(8) N−シクロヘプチル−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベンジルア
ミン
IR(ニート):2926,2852,1610,1460,1410,1230 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.63-2.80(1H,m),3.79(2H,s),3.94(3
H,s),7.13-7.48(4H,m),7.63(1H,s),7.76(1H,s)
APCI-MASS(m/z):284(M+H+)
(9) N−シクロヘプチル−3−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンジルア
ミン
IR(ニート):3400(br),2924,2854,1610,1462,1354,1242 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.00(12H,m),2.64-2.80(1H,m),3.83(2H,s),3.95(3
H,s),6.56(1H,d,J=2.2Hz),7.25-7.40(3H,m),7.60-7.78(2H,m)
APCI-MASS(m/z):284(M+H+)
(10) N−シクロヘプチル−3−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンジル
アミン
IR(ニート):2924,2854,1608,1462,1385,1275 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.62-2.80(1H,m),3.83(2H,s),3.90(3
H,s),6.31(1H,d,J=1.8Hz),7.25-7.48(4H,m),7.51(1H,d,J=1.8Hz)
APCI-MASS(m/z):284(M+H+)
(11) N−シクロヘプチル−3−(イミダゾール−4−イル)ベンジルアミン
IR(フィルム):2300-3600(br),2924,2854,1610,1460 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.20-1.95(12H,m),2.55-2.75(1H,m),3.73(2H,s),7.05
-7.80(6H,m),12.00-12.25(1H,br)
APCI-MASS(m/z):270(M+H+)
(12) N−シクロヘプチル−4−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−
3−イル)ベンジルアミン
IR(KBr):3442,3292,3211,2920,2852,1689,1576,1502,1450 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.40(12H,m),2.61(3H,s),2.63-2.80(1H,m),3.87(2
H,s),7.45-7.54(2H,m),7.93-8.05(2H,m)
APCI-MASS(m/z):286(M+H+)
(13) N−シクロヘプチル−4−(4−ベンジル−5−メチル−4H−1,2,4
−トリアゾール−3−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):3298,2924,2852,1612,1527,1458,1358 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.93(12H,m),2.38(3H,s),2.60-2.77(1H,m),3.81(2
H,s),5.16(2H,s),6.90-7.05(2H,m),7.27-7.55(7H,m)
APCI-MASS(m/z):375(M+H+)
(14) N−シクロヘプチル−3−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル
)ベンジルアミン
IR(ニート):2924,2854,1520,1462,1365 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.65-2.80(1H,m),3.86(2H,s),4.40(3
H,s),7.40-7.48(2H,m),7.95-8.05(1H,m),8.09(1H,s)
APCI-MASS(m/z):286(M+H+)
(15) N−シクロヘプチル−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル
)ベンジルアミン
IR(ニート):2924,2854,1533,1452,1292 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.65-2.80(1H,m),3.88(2H,s),4.18(3
H,s),7.46-7.65(3H,m),7.75(1H,s)
APCI-MASS(m/z):286(M+H+)
(16) N−シクロヘプチル−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)
ベンジルアミン
mp:53−54℃
IR(KBr):3101,2922,2852,1518,1460,1277,1147,984 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.00(12H,m),2.60-2.80(1H,m),3.84(2H,s),7.40-7
.55(2H,m),7.55-7.70(2H,m),8.10(1H,s),8.54(1H,s)
APCI-MASS(m/z):271(M+H+)
(17) N−シクロヘプチル−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)
ベンジルアミン
mp:78−79℃
IR(KBr):3319,3124,2920,2852,1520,1230,1101,1041 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.00(12H,m),2.63-2.80(1H,m),3.87(2H,s),
7.45-7.57(2H,m),7.64-7.76(2H,m),7.85(1H,s),7.98(1H,s)
APCI-MASS(m/z):271(M+H+)
(18) N−シクロヘプチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)
ベンジルアミン
IR(ニート):2926,2854,1608,1514,1460,1412,1381,1259,951,824 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.20-1.90(12H,m),2.50-2.70(1H,m),3.74(2H,s),7.45
-7.55(2H,m),7.90-8.00(2H,m),8.10(2H,s)
APCI-MASS(m/z):271(M+H+)
(19) N−シクロヘプチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ベンジル
アミン
IR(フィルム):2925,2850,2795,1615,1515 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.21(3H,s),2.4-2.5(4H,m),3.1-3.2(
4H,m),3.2-3.45(1H,m),6.85(2H,d,J=8.5Hz),7.15(2H,d,J=8.5Hz)
APCI-MASS(m/z):302(M+H+)
(20) N−シクロヘプチル−4−(4−メチルスルホニルアミノフェニル)ベン
ジルアミン
IR(KBr):3020,2930,2855,1605,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-2.0(12H,m),2.5-2.7(1H,m),3.01(3H,s),3.72(2H,
s),7.27(2H,d,J=8.5Hz),7.39(2H,d,J=8.5Hz),7.57(2H,d,J=8.2Hz),7.63(2H,
d,J=8.2Hz)
APCI-MASS(m/z):373(M+H+)
(21) N−シクロヘプチル−4−(N−ベンゾイルスルファモイル)ベンジルア
ミン
IR(KBr):3477,3057,2927,2858,1599,1545 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-2.2(12H,m),3.1-3.3(1H,m),4.17(2H,s),7.2-7.45
(5H,m),7.4-7.5(2H,m),7.75-7.9(2H,m),8.4-8.7(1H,br)
APCI-MASS(m/z):387(M+H+)
(22) N−シクロヘプチル−4−(N−フェニルスルホニルカルバモイル)ベン
ジルアミン
IR(KBr):3091,2929,2858,1647,1601,1537 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.35-2.2(12H,m),3.1-3.3(1H,m),4.11(2H,s),7.35-7.
5(5H,m),7.8-7.9(2H,m),7.93(2H,d,J=8.1Hz)
APCI-MASS(m/z):387(M+H+)
(23) N−シクロヘプチル−4−(3−ピリジルメチル)ベンジルアミン
IR(フィルム):3304,3026,2924,2852,1574,1512 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.2(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.75(2H,s),3.95(2H,s)
,7.1-7.5(6H,m),8.45(1H,dd,J=4.8,1.8Hz),8.49(1H,d,J=1.8Hz)
APCI-MASS(m/z):295(M+H+)
(24) N−シクロヘプチル−4−(4−ピリジルメチル)ベンジルアミン
IR(フィルム):3323,3022,2924,2852,1599 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.1(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.77(2H,s),3.94(2H,s)
,7.09(1H,dd,J=4.5,1.6Hz),7.12(2H,d,J=9.4Hz),7.29(1H,d,J=9.4Hz),8.48
(2H,dd,J=4.5,1.6Hz)
APCI-MASS(m/z):295(M+H+)
(25) N−シクロヘプチル−4−(ピラゾール−1−イルメチル)ベンジルアミ
ン
IR(ニート):2924,2854,1514,1458,1090,750 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.30-1.98(12H,m),2.56-2.77(1H,m),3.76(2H,s),5.30(2
H,s),6.27(1H,dd,J=2.0Hz),7.10-7.40(5H,m),7.54(1H,d,J=2.0Hz)
APCI-MASS(m/z):284(M+H+)
(26) N−シクロヘプチル−4−(イミダゾール−1−イルメチル)ベンジルア
ミン
IR(ニート):3280(br),2924,2854,1506,1458,1230,1107,1076 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.20-1.95(12H,m),2.60-2.78(1H,m),3.76(2H,s),
5.10(2H,s),6.90(1H,s),7.00-7.40(5H,m),7.54(1H,s)
APCI-MASS(m/z):284(M+H+)
(27) N−シクロヘプチル−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−イル)メチルアミン
NMR(DMSO-d6,δ):1.17(3H,s),1.3-1.9(4H,m),1.97(3H,s),2.01(3H,s),
2.04(3H,s),2.5-2.7(3H,m),7.39(1H,s)
APCI-MASS(m/z):332(M+H+)
(28) N−シクロヘプチル−4−[N−(3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)カルバモイル]ベンジルアミン
IR(KBr):3639,3304,2926,2858,1643,1606,1547 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),1.39(18H,s),2.5-2.7(1H,m),3.77(2H
,s),6.78(1H,s),7.45(2H,d,J=8.2Hz),7.88(2H,d,J=8.2Hz),7.58(2H,s),9.8
7(1H,s)
APCI-MASS(m/z):451(M+H+)
(29) N−シクロヘプチル−4−[N−(4−フルオロフェニル)カルバモイル
]ベンジルアミン
IR(KBr):3354,2927,2854,1651,1612,1529,1512 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.5-2.65(1H,m),3.77(2H,s),7.1-7.3
(2H,m),7.75-7.85(2H,m),7.47(2H,d,J=8.2Hz),7.89(2H,d,J=8.2Hz),10.22(
1H,s)
APCI-MASS(m/z):341(M+H+)
(30) N−シクロヘプチル−4−[N−(4−フルオロフェニル)−N−メチル
カルバモイル]ベンジルアミン
IR(KBr):3475,3187,3120,3024,2927,2853,1643,1597,1541,1500
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.4-2.6(1H,m),3.33(3H,s),3.60(2H,
s),7.05-7.3(8H,m)
APCI-MASS(m/z):355(M+H+)
(31) N−シクロヘプチル−4−(第三級ブチルジメチルシリルオキシメチル)
ベンジルアミン
IR(フィルム):2927,2850,1514,1464 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):0.08(6H,s).0.89(9H,s),1.3-1.9(12H,m),2.5-2.65(1H
,m),3.67(2H,s),4.67(2H,s),7.22(2H,d,J=8.3Hz),7.28(2H,d,J=8.3Hz)
APCI-MASS(m/z):348(M+H+)
(32) N−ベンジル−3−フェノキシベンジルアミン
IR(フィルム):3062,3030,2829,1583,1487,1452 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.63(1H,br s),3.64(2H,s),3.66(2H,s),6.8-7.45(14H
,m)
APCI-MASS(m/z):290(M+H+)
(33) N−ベンジル−3−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン
IR(フィルム):3062,3030,2916,2829,1608,1584,1500,1450 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.78(2H,s),3.79(2H,s),6.8-7.4(13H,m)
APCI-MASS(m/z):308(M+H+)
(34) N−ベンジル−3−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):3313,3028,2935,1608,1498,1452,1356,1242 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.83(2H,s),3.85(2H,s),3.95(3H,s),6.55(1H,d,J=2.3Hz
),7.18-7.42(8H,m),7.64-7.73(1H,m),7.77(1H,s)
APCI-MASS(m/z):278(M+H+)
(35) N−ベンジル−3−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):3310,3026,2830,1606,1454,1387,1275 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.84(2H,s),3.87(2H,s),3.89(3H,s),6.31(1H,d,J=1.9Hz
),7.20-7.45(9H,m),7.51(1H,d,J=1.9Hz)
APCI-MASS(m/z):278(M+H+)
(36) N−ベンジル−4−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):3310,3028,2937,2820,1504,1454,1430 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.81(2H,s),3.83(2H,s),3.95(3H,s),6.53(1H,d,J=2.3Hz
),7.18-7.43(8H,m),7.70-7.80(2H,m)
APCI-MASS(m/z):278(M+H+)
(37) N−ベンジル−4−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):3305,3026,2820,1493,1454,1385,1275 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.85(2H,s),3.87(2H,s),3.89(3H,s),6.30(1H,d,J=1.9Hz
),7.20-7.50(9H,m),7.51(1H,d,J=1.9Hz)
APCI-MASS(m/z):278(M+H+)
(38) N−ベンジル−4−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):2250-3680(br),1514,1495,1454,1350 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.69(4H,s),6.67(1H,d,J=2.1Hz),7.15-7.50(7H,m),7.
60-7.90(3H,m),12.81,13.20(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):264(M+H+)
(39) N−ベンジル−4−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベンジルアミン
mp:90−91℃
IR(KBr):3300,3020,2914,2854,1570,1473,1452,1194,1097 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.81(2H,s),3.82(2H,s),3.94(3H,s),7.20-7.50(9H,m),
7.60(1H,s),7.75(1H,s)
APCI-MASS(m/z):278(M+H+)
(40) N−ベンジル−3−(イミダゾール−4−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):2200-3560(br),1608,1491,1454 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.72(4H,s),7.10-7.40(7H,m),7.41-7.80(4H,m)
APCI-MASS(m/z):264(M+H+)
(41) N−ベンジル−3−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ベン
ジルアミン
IR(ニート):3028,2825,1520,1452,1363,804 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.84(2H,s),3.89(2H,s),4.40(3H,s),7.20-7.52(7H,m),
7.96-8.07(1H,m),8.12(1H,s)
APCI-MASS(m/z):280(M+H+)
(42) N−ベンジル−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベンジルアミン
IR(ニート):3305,3028,2935,2827,1610,1450,1363,1230 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.84(4H,s),3.94(3H,s),7.13-7.40(8H,m),7.45(1H,s),
7.62(1H,s),7.77(1H,s)
APCI-MASS(m/z):278(M+H+)
(43) N−(4−メトキシベンジル)−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジ
ルアミン
IR(ニート):3001,2908,2833,1610,1500,1460,1248,1213 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.75(2H,s),3.76(2H,s),3.80(3H,s),6.82-7.10(8H,m),
7.20-7.35(4H,m)
APCI-MASS(m/z):338(M+H+)調製例155
調製例31、38、39または89と同様にして、次の化合物を得た。
4−(1−トリチルピラゾール−4−イル)トルエン
NMR(DMSO-d6,δ):2.27(3H,s),7.1-7.5(19H,m),7.73(1H,s),8.04(1H,s)調製例156
調製例28と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 臭化4−(1−トリチルピラゾール−4−イル)ベンジル
NMR(DMSO-d6,δ):4.70 および 4.77(計 2H,s),7.0-7.8(21H,m)
(2) 臭化3−ベンゾイルベンジル
IR(フィルム):3059,3028,1686,1599 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.53(2H,s),7.35-7.9(9H,m)
APCI-MASS(m/z):277,275(M+H+)調製例157
調製例63と同様にして、次の化合物を得た。
(1) N−シクロヘプチル−4−(1−トリチルピラゾール−4−イル)ベンジル
アミン
IR(フィルム):3057,3028,2918,2852,1641,1605,1566 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-2.0(12H,m),2.55-2.75(1H,m),3.68 および 3.75(
計 2H,s),7.05-7.25(5H,m),7.3-8.1(16H,m)
APCI-MASS(m/z):512(M+H+)
(2) N−シクロヘプチル−4−(2−シアノフェニル)ベンジルアミン
IR(フィルム):3060,3030,2910,2855,2225,1597,1480 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.65-2.85(1H,m),3.85(2H,s),7.4-7.8(
8H,m)
APCI-MASS(m/z):305(M+H+)
(3) N−シクロヘプチル−4−[2−(1−トリチル−1H−テトラゾール−5
−イル)フェニル]ベンジルアミン
IR(KBr):3058,3026,2924,2854,1603,1493,1446 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.6-2.75(1H,m),3.68(2H,s),6.8-6.9
5(5H,m),7.01(2H,d,J=7.9Hz),7.20(2H,d,J=7.9Hz),7.3-7.8(14H,m)
FAB-MASS(m/z):590(M+H+)
(4) N−シクロヘプチル−3−ベンゾイルベンジルアミン
IR(フィルム):3059,2927,2855,1653,1599,1580 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.85(2H,s),7.3-7.8(9H
,m)
APCI-MASS(m/z):308(M+H+)調製例158
調製例50または51と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 3−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド
IR(ニート):2941,2829,2730,1695,1606,1585,1439,1242 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.98(3H,s),6.62(1H,d,J=2.2Hz),7.42(1H,d,J=2.2Hz),7
.51-7.62(1H,m),7.77-7.86(1H,m),8.05-8.13(1H,m),8.25-8.32(1H,m),10.07
(1H,s)
APCI-MASS(m/z):187(M+H+)
(2) 3−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンズアルデヒド
mp:72−74℃
IR(KBr):3041,2831,2733,1697,1579,1462,1377 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.94(3H,s),6.39(1H,d,J=1.4Hz),7.56(1H,d,J=1.4Hz),7
.58-7.74(2H,m),7.89-7.97(2H,m),10.09(1H,s)
APCI-MASS(m/z):187(M+H+)
(3) 4−(ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
mp:53−55℃
IR(KBr):3109,2833,2744,1693,1608,1394,1213,760 cm-1
NMR(CDCl3,δ):5.43(2H,s),6.34(1H,dd,J=2.1,2.1Hz),7.25-7.35(2H,m)
,7.45(1H,d,J=2.1Hz),7.59(1H,d,J=2.1Hz),7.80-7.90(2H,m),9.99(1H,s)
APCI-MASS(m/z):187(M+H+)
(4) 4−(イミダゾール−1−イルメチル)ベンズアルデヒド
IR(ニート):2600-3600(br),1695,1506,1232,1076,818,737 cm-1
NMR(CDCl3,δ):5.22(2H,s),6.85-7.95(7H,m),10.01(1H,s)
APCI-MASS(m/z):187(M+H+)調製例159
調製例47と同様にして、次の化合物を得た。
3−(イミダゾール−4−イル)ベンズアルデヒド
mp:135−138℃
IR(KBr):2080-3390(br),1691,1606,1479,1327,1186,1066,978,781
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.59(1H,dd,J=7.6,7.6Hz),7.67-7.80(3H,m),8.05-8.1
5(1H,m),8.31(1H,s),10.04(1H,s),12.30(1H,br)
APCI-MASS(m/z):173(M+H+)調製例160
調製例44、45、84、110、124または126と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 4−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンズアルデ
ヒド
IR(KBr):2829,1701,1610,1590,1550,1421 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.66(3H,s),7.96-8.07(2H,m),8.15-8.26(2H,m),
10.10(1H,s)
APCI-MASS(m/z):189(M+H+)
(2) 4−(4−ベンジル−5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イ
ル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3450(br),1689,1608,1572,1531,1207 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.44(3H,s),5.22(2H,s),6.93-7.07(2H,m),7.30-7.47(3H
,m),7.70-7.80(2H,m),7.90-8.00(2H,m),10.05(1H,s)
APCI-MASS(m/z):278(M+H+)調製例161
調製例97と同様にして、次の化合物を得た。
4−ベンジル−2−(4−ヒドロキシメチル)フェニル−5−メチル−4H−
1,2,4−トリアゾール
mp:118−121℃
IR(KBr):2600-3650(br),1535,1487,1425,1363,1039,854,739 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.36(3H,s),3.10-3.25(1H,m),4.65-4.77(2H,m),5.14(2H
,s),6.90-7.03(2H,m),7.25-7.50(7H,m)
APCI-MASS(m/z):280(M+H+)調製例162
調製例31と同様にして、次の化合物を得た。
N−メチル−N−メトキシ−4−[4−(メチルスルホニルアミノ)フェニル
]ベンズアミド
IR(KBr):3210,2935,1630,1608,1525 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.04(3H,s),3.28(3H,s),3.58(3H,s),7.32(2H,d,J=8.6
Hz),7.6-7.8(6H,m),9.91(1H,s)調製例163
調製例36と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 4−(4−メチルスルホニルアミノフェニル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3290,2995,2840,2745,1695,1600,1525,1500 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.06(3H,s),7.33(2H,d,J=8.5Hz),7.78(2H,d,
J=8.5Hz),7.89(2H,d,J=8.2Hz),7.98(2H,d,J=8.2Hz),9.98(1H,br s),10.04(1
H,s)
APCI-MASS(m/z):276(M+H+)
(2) 4−(N−ベンゾイルスルファモイル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3381,3057,2883,1697,1599,1560 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):7.3-7.5(3H,m),7.9-8.0(2H,m),7.44(2H,d,J=8.3Hz),8
.00(2H,d,J=8.3Hz),10.03(1H,s)
APCI-MASS(m/z):290(M+H+)調製例164
調製例33または34と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 4−(N−メチル−N−メトキシスルファモイル)ベンズアミド
IR(KBr):3292,3201,3111,2979,2943,1605,1562,1504 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):3.28(3H,s),3.54(3H,s),7.49(2H,br s),7.74(2H,d,J=
8.4Hz),7.88(2H,d,J=8.4Hz)
APCI-MASS(m/z):245(M+H+)
(2) N−メチル−N−メトキシ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル
クロマン−2−カルボキシアミド
IR(KBr):3479,2983,2935,2870,1655 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.49(3H,s),1.97(3H,s),2.05(6H,s),1.6-1.75(1H,m)
,2.4-2.6(3H,m),3.34(3H,s),3.57(3H,s),7.48(1H,s)
APCI-MASS(m/z):294(M+H+)調製例165
調製例105と同様にして、次の化合物を得た。
4−(N−フェニルスルホニルカルバモイル)ベンズアルデヒド
IR(KBr):3185,3155,3105,2935,2850,1740,1695,1645,1605,1565
,1550 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):6.95(2H,d,J=7.5Hz),7.35-7.45(2H,m),7.75-7.9(3H,m)
,8.20(2H,d,J=7.5Hz),10.02(1H,s)
APCI-MASS(m/z):290(M+H+)調製例166
調製例66と同様にして、次の化合物を得た。
N−シクロヘプチル−3−ベンジルベンジルアミン
IR(フィルム):3059,3026,2926,2852,1601,1495 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(12H,m),2.6-2.8(1H,m),3.74(2H,s),3.97(2H,s)
,7.0-7.5(9H,m)
APCI-MASS(m/z):294(M+H+)調製例167
調製例36と同様にして、次の化合物を得た。
2−ホルミル−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
IR(KBr):3541,2981,2933,2872,2833,2727,1732 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.66(3H,s),1.7-1.9(1H,m),2.2-2.65(3H,m),1.97(3H,
s),2.07(3H,s),2.08(3H,s),7.55(1H,s),9.53(1H,s)
APCI-MASS(m/z):244(M+H+)調製例168
2−クロロ−6−メチル−4−メチルチオ−3−ニトロピリジン(13.25g)
のメタノール(150ml)溶液に、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液(23.4
ml)を加え、混合物を窒素雰囲気下で7時間還流した。混合物を冷却し、沈殿を
濾取し、メタノールおよびジイソプロピルエーテルで洗い、五酸化燐の存在下で
乾燥して、2−メトキシ−6−メチル−4−メチルチオ−3−ニトロピリジン(
10.29g)を黄色粉末として得た。
IR(KBr):3024,2997,2951,2924,2856,1587,1541,1495,1452 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.46(3H,s),2.57(3H,s),3.94(3H,s),7.07(1H,s)
APCI-MASS(m/z):215(M+H+)調製例169
2,4−ジクロロ−6−メチル−3−ニトロピリジン(41.40g)のメタノール
(400ml)溶液に、28%ナトリウムメトキシドのメタノール溶液(38.6ml)を滴
下し、混合物を窒素雰囲気下、60℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発さ
せ、残留物を酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製して、2−クロロ−4−メトキシ−6−メチル−3−ニトロピリジン
(30.43g)を淡黄色結晶として得た。
IR(KBr):3088,2987,2953,2883,1601,1552,1524,1471 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.51(3H,s),4.01(3H,s),7.42(1H,s)調製例170
2−クロロ−4−メトキシ−6−メチル−3−ニトロピリジン(30.42g)の
メタノール(300ml)溶液に、室温で、ナトリウムメタンチオラート(12.63g)
のメタノール(200ml)溶液を滴下し、混合物を窒素雰囲気下、50℃で4時間撹
拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残留物を酢酸エチルで抽出した。有機層を
食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−メトキシ−2−メチルチ
オ−6−メチル−3−ニトロピリジン(30.23g)を黄色粉末として得た。
IR(KBr):3066,2997,2956,2933,2858,1585,1549,1514,1466 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.51(3H,s),2.53(3H,s),3.95(3H,s),7.11(1H,s)
APCI-MASS(m/z):215(M+H+)調製例171
4−メトキシ−2−メチルチオ−6−メチル−3−ニトロピリジン(30.15g)
のエタノール(300ml)懸濁液に、濃塩酸(58.6ml)を加え、混合物を10時間還
流した。混合物を5℃まで冷却し、沈殿を濾取し、エタノールおよびジイソプロ
ピルエーテルで洗い、減圧下、五酸化燐上で乾燥して、4−ヒドロキシ−2−メ
チルチオ−6−メチル−3−ニトロピリジン(19.79g)を黄色粉末として得た
。
IR(KBr):2989,2920,2783,1551,1518 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.39(3H,s),2.50(3H,s),6.62(1H,s)調製例172
4−ヒドロキシ−2−メチルチオ−6−メチル−3−ニトロピリジン(30.65
g)のオキシ塩化燐(140.8g)懸濁液を、100℃で10時間撹拌した。混合物を酢
酸エチルと水との混合物中に注ぎ、5N水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和し
た。不溶物を濾去し、濾液を分液した。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより精製して、4−クロロ−2−メチルチオ−6−メチル−3−ニトロピリ
ジン(11.87g)を黄色粉末として得た。
IR(KBr):3103,3053,2933,1560,1518 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.55(3H,s),2.59(3H,s),7.55(1H,s)
APCI-MASS(m/z):221,219(M+H+)調製例173
2,4−ジクロロ−6−メチル−3−ニトロピリジン(4.14g)の1,4−ジオ
キサン(50ml)−メタノール(50ml)溶液に、ラネーニッケル(NDT−90、川研
ファインケミカルから購入)(約2g)を加え、混合物を大気圧下で4時間水素
化処理した。ラネーニッケルを濾去し、メタノールで洗い、濾液を減圧下で蒸発
させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、3−ア
ミノ−2,4−ジクロロ−6−メチルピリジン(3.53g)を黄色油状物として得
た。
IR(フィルム):3479,3385,3221,3188,2924,1616,1576,1543,1471 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.28(3H,s),5.52(2H,br s),7.23(1H,s)
APCI-MASS(m/z):181,179,177(M+H+)調製例174
3−アミノ−2,4−ジクロロ−6−メチルピリジン(3.51g)のジクロロメ
タン(50ml)溶液に、5℃で、N,N−ジメチルアニリン(2.88g)を加え、続
いて、クロロ蟻酸フェニル(3.41g)を滴下し、混合物を室温で3.5時間撹拌し
た。混合物を希塩酸および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で
蒸発させた。残留物をジイソプロピルエーテルから結晶化させ、濾取し、ジイソ
プロピルエーテルで洗い、減圧下で乾燥して、2,4−ジクロロ−6−メチル−
3−フェノキシカルボニルアミノピリジン(1.96g)を得た。
IR(KBr):3282,3244,3184,3013,1718,1637,1608,1524,1491 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.27(3H,s),7.1-7.5(5H,m),7.65(1H,s),10.10(1H,br
s)
APCI-MASS(m/z):301,299,297(M+H+)調製例175
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.0g)と2−メトキシベ
ンジルアミン(0.91ml)との混合物を、120℃で4時間加熱した。室温まで冷却
後、混合物をエタノール(20ml)に溶解させた。溶液に水素化硼素ナトリウム(
220mg)を加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、ジクロ
ロメタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下で溶媒を除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、ジクロロメ
タン−メタノール(10:1)で溶出)に付して、N−(2−メトキシベンジル)
−3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(1.06g)を得た。
IR(フィルム):2400-3600(br),1603,1493,1462,1244 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.81(3H,s),3.84(2H,s),3.85(2H,s),6.59(1H,d,J=2.2Hz
),6.80-6.98(2H,m),7.17-7.50(4H,m),7.53-7.67(2H,m),7.79(1H,s)
APCI-MASS(m/z):294(M+H+)調製例176
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.0g)と3−メトキシベ
ンジルアミン(0.91ml)との混合物を、120℃で4時間加熱する。室温まで冷却
後、混合物をエタノール(20ml)に溶解させた。溶液に水素化硼素ナトリウム(
220mg)を加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、ジクロ
ロメタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下で溶媒を除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、ジクロロメ
タン−メタノール(15:1)で溶出)に付して、N−(3−メトキシベンジル)
−3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(1.24g)を得た。
IR(ニート):2370-3680(br),1603,1487,1439,1263,1157,1045 cm-1
NMR(CDCl3,δ):3.80(3H,s),3.81(2H,s),3.85(2H,s),6.61(1H,d,J=2.2Hz
),6.75-6.85(1H,m),6.86-6.97(2H,m),7.19-7.43(3H,m),7.55-7.68(2H,m),7
.76(1H,s)
APCI-MASS(m/z):294(M+H+)調製例177
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(1.5g)と3−フェニル
プロピルアミン(1.19ml)との混合物を、120℃で4時間加熱した。室温まで冷
却後、混合物をエタノール(30ml)に溶解させた。溶液に水素化硼素ナトリウム
(262mg)を加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、ジク
ロロメタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下で溶媒を除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、ジクロロ
メタン−メタノール(15:1)で溶出)に付して、N−(3−フェニルプロピル
)−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(1.92g)を得た。
IR(ニート):3028,2929,2856,2818,1606,1497,1454,1250,1211 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.85(2H,qn,J=7.4Hz),2.55-2.75(4H,m),3.75(2H,s),6.8
3-7.10(6H,m),7.10-7.36(7H,m)
APCI-MASS(m/z):336(M+H+)調製例178
3−(ピラゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(1.0g)とフェネチルアミ
ン(0.875ml)との混合物を、120℃で4時間加熱した。室温まで冷却後、混合物
をエタノール(20ml)に溶解させた。溶液に水素化硼素ナトリウム(220mg)を
加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、ジクロロメタンで
抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を
除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、ジクロロメタン−メタ
ノール(15:1→10:1)で溶出)に付して、N−(2−フェニルエチル)−3
−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(1.27g)を得た。
IR(ニート):2300-3700(br),1606,1495,1452,1354,1097 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.76-3.00(4H,m),3.86(2H,s),6.59(1H,d,J=2.2Hz),7.10
-7.43(7H,m),7.53-7.68(2H,m),7.86(1H,s)
APCI-MASS(m/z):278(M+H+)調製例179
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(1.5g)と(S)−1−
フェニルエチルアミン(1.08ml)との混合物を、120℃で4時間加熱した。室温
まで冷却後、混合物をエタノール(30ml)に溶解させた。溶液に水素化硼素ナト
リウム(262mg)を加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ
、ジクロロメタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下で溶媒を除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、n
−ヘキサン−酢酸エチル(4:1→2:1)で溶出)に付して、N−[(S)−
1−フェニルエチル]−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(2.23
g)を得た。
IR(ニート):3028,2966,2831,1606,1498,1452,1250,1213 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38(3H,d,J=6.6Hz),3.56(1H,d,J=13.1Hz),3.63(1H,d,J=
13.1Hz),3.82(1H,q,J=6.6Hz),6.83-7.12(6H,m),7.15-7.43(7H,m)
APCI-MASS(m/z):322(M+H+)
〔α〕29 D:-31.2°(C=1.05,CHCl3)調製例180
4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒド(1.5g)と(R)−1−
フェニルエチルアミン(1.08ml)との混合物を、120℃で4時間加熱した。室温
まで冷却後、混合物をエタノール(30ml)に溶解した。溶液に水素化硼素ナトリ
ウム(262mg)を加え、外界温度で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、
ジクロロメタンで抽出し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した
。減圧下で溶媒を除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50g、n−
ヘキサン−酢酸エチル(4:1→2:1)で溶出)に付して、N−[(R)−1
−フェニルエチル]−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(2.12g
)を得た。
IR(ニート):3028,2966,2831,1606,1498,1452,1250,1213 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.37(3H,d,J=6.6Hz),3.56(1H,d,J=13.1Hz),3.63(1H,d,J=
13.1Hz),3.81(1H,q,J=6.6Hz),6.83-7.12(6H,m),7.15-7.42(7H,m)
APCI-MASS(m/z):322(M+H+)
〔α〕30 D:+31.7°(C=1.02,CHCl3)
調製例181
調製例71、78または173と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 3−アミノ−2−メトキシ−6−メチル−6−メチルチオピリジン
IR(フィルム):3444,3352,2984,2947,2922,2860,1585,1559,1462 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.26(3H,s),2.43(3H,s),3.84(3H,s),4.39(2H,br s),
6.64(1H,s)
APCI-MASS(m/z):185(M+H+)
(2) 3−アミノ−4−クロロ−2−メチルチオ−6−メチルピリジン
IR(KBr):3417,3300,3207,2922,1618,1558 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.31(3H,s),2.51(3H,s),4.96(2H,br s),6.96(1H,s)
APCI-MASS(m/z):191,189(M+H+)調製例182
調製例74または79と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 2−メトキシ−6−メチル−4−メチルチオ−3−フェノキシカルボニルア
ミノピリジン
IR(KBr):3217,1740,1700,1649,1541,1518 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.39(3H,s),2.45(3H,s),3.86(3H,s),6.81(1H,s),7.0
-7.5(5H,m),8.76 および 9.17(計 1H,br s)
APCI-MASS(m/z):305(M+H+)
(2) 4−クロロ−2−メチルチオ−6−メチル−3−フェノキシカルボニルアミ
ノピリジン
IR(KBr):3207,3026,3001,2926,1724,1597,1554,1524,1489 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.48(3H,s),2.51(3H,s),7.0-7.5(6H,m),9.37 および
9.77(計 1H,br s)
APCI-MASS(m/z):311,309(M+H+)調製例183
実施例7、8、9、10、13、14、15、16または17と同様にして、次の化合物を
得た。
1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メ
チルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3305,3107,2924,1633,1574,1498 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.39(6H,s),2.44(3H,s),4.22(2H,d,J=5.8Hz),6.53-6.
7(1H,br),6.86(1H,s),6.9-7.4(8H,m),7.54(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):444(M+H+)実施例1
N−(4−ビフェニリルメチル)シクロヘプチルアミン(559mg)のジクロロ
メタン(10ml)溶液に、2,4,6−トリメチルフェニルイソシアナート(322mg
)を加え、混合物を、窒素雰囲気下、室温で1.3時間撹拌した。混合物を減圧下
で蒸発させ、結晶性化合物をヘキサン−酢酸エチル(5:1)を用いて濾取して
、1−(4−ビフェニリルメチル)−1−シクロヘプチル−3−(2,4,6−ト
リメチルフェニル)尿素(710mg)を得た。
IR(KBr):3320,2920,2855,1625,1505 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.5-1.8(12H,m),2.00(6H,s),2.20(3H,s),4.4-4.55(1H
,m),4.55(2H,s),5.48(1H,s),6.79(2H,s),7.3-7.65(9H,m)
APCI-MASS(m/z):441(M+H+)実施例2
N−(4−ビフェニリルメチル)シクロヘプチルアミン(559mg)のジクロロ
メタン(10ml)溶液に、2,6−ジイソプロピルフェニルイソシアナート(406mg
)を加え、混合物を室温で1.1時間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−(4−ビフェニ
リルメチル)−1−シクロヘプチル−3−(2,6−ジイソプロピルフェニル)
尿素(885mg)を結晶として得た。
IR(KBr):3415,3340,3060,3030,2960,2930,2865,1625,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.9-1.3(10H,m),1.5-1.8(12H,m),1.95-2.1(2H,m),2.8-3
.0(2H,m),4.4-4.6(1H,m),4.56(2H,s),5.47(1H,s),7.0-7.65(12H,m)
APCI-MASS(m/z):483(M+H+)実施例3
2−アミノ−4,6−ジメトキシピリミジン(465mg)とトリホスゲン(297mg)
との1,2−ジクロロエタン(20ml)溶液に、トリエチルアミン(304mg)を加え
、混合物を1.8時間還流した。混合物を室温まで冷却し、これにN−(4−ビフ
ェニリルメチル)シクロヘプチルアミン(559mg)の1,2−ジクロロエタン(10
ml)溶液を加えた。室温で3.1時間撹拌後、混合物を水中に注ぎ、有機層を分取
し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−(4−ビフェニリル
メチル)−1−シクロヘプチル−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)尿素(205mg)を得た。
IR(KBr):3390,3225,2925,2855,1685,1600,1525 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.1(12H,m),3.86(6H,s),4.25-4.45(1H,m),4.58(2H,
s),6.88(1H,s),7.3-7.6(9H,m)
APCI-MASS(m/z):461(M+H+)実施例4
2,4,6−トリフルオロアニリン(441mg)とトリホスゲン(297mg)とのジク
ロロメタン(10ml)溶液に、5℃で、トリエチルアミン(304mg)を加え、混合
物を窒素雰囲気下で2時間還流した。混合物を室温まで冷却し、これに、N−(
4−ビフェニリルメチル)シクロヘプチルアミン(559mg)のジクロロメタン(
3ml)溶液を加えた。混合物を室温で1.2時間撹拌し、減圧下で蒸発させた。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−(4−ビフェ
ニリルメチル)−1−シクロヘプチル−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)
尿素(752mg)を得た。
IR(KBr):3285,2930,2860,1635,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.45-2.15(12H,m),4.3-4.45(1H,m),4.59(2H,s),5.58(1H
,s),6.55-6.7(2H,m),7.3-7.65(9H,m)
APCI-MASS(m/z):453(M+H+)実施例5
実施例1、2、3および4と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 1−シクロヘプチル−1−(4−フェノキシフェニルメチル)−3−(2,
6−ジイソプロピルフェニル)尿素
IR(KBr):3415,3360,2960,2925,2865,1645,1590 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.9-1.35(12H,m),1.4-2.1(12H,m),2.8-3.0(2H,m),4.35-
4.5(1H,m),4.50(2H,s),5.46(1H,s),6.95-7.45(12H,m)
APCI-MASS(m/z):499(M+H+)
(2) 1−(3−ビフェニリルメチル)−1−シクロヘプチル−3−(2,4,6−
トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3325,2925,2855,1625,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.1(12H,m),1.97(6H,s),2.20(3H,s),4.2-4.4(1H,m)
,4.57(2H,s),5.49(1H,s),6.78(2H,s),7.3-7.7(9H,m)
APCI-MASS(m/z):441(M+H+)
(3) 1−(2−ビフェニリルメチル)−1−シクロヘプチル−3−(2,4,6−
トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3285,2970,2930,2860,1635,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),1.96(6H,s),2.21(3H,s),4.25-4.4(1H,m
),4.37(2H,s),5.30(1H,s),6.80(2H,s),7.2-7.7(9H,m)
APCI-MASS(m/z):441(M+H+)
(4) 1−シクロヘプチル−1−(4−フェノキシフェニルメチル)−3−(2,
4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3295,2920,2855,1620,1590,1510,1490 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-1.8(12H,m),2.00(6H,s),2.22(3H,s),4.35-4.5(1H,m
),4.48(2H,s),5.47(1H,s),6.81(2H,s),7.0-7.4(9H,m)
APCI-MASS(m/z):457(M+H+)
(5) 1−シクロヘプチル−1−(3−フェノキシフェニルメチル)−3−(2,
4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3310,2925,2855,1625,1605,1585,1510 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-1.8(12H,m),2.00(6H,s),2.21(3H,s),4.25-4.45(1H,
m),4.47(2H,s),5.44(1H,s),6.80(2H,s),6.85-7.4(9H,m)
APCI-MASS(m/z):457(M+H+)
(6) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピリジン−2−イル)ベンジル]−3−
(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3410,3320,2920,2855,1625,1585,1560,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-1.8(12H,m),2.03(6H,s),2.20(3H,s),4.3-4.5(1H,m)
,4.58(2H,s),5.49(1H,s),6.80(2H,s),7.2-7.3(1H,m),7.51(2H,d,J=8.3Hz)
,7.7-7.85(2H,m),8.02(2H,d,J=8.3Hz),8.7-8.75(1H,m)
APCI-MASS(m/z):442(M+H+)
(7) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピリジン−3−イル)ベンジル]−3−
(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3315,2920,2855,1645,1510 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-1.9(12H,m),2.02(6H,s),2.21(3H,s),4.35-4.5(1H,m
),4.58(2H,s),5.48(1H,s),6.80(2H,s),7.39(1H,dd,J=7.9,4.9Hz),7.3-7.7
(4H,m),7.86(1H,dt,J=8.2,1.8Hz),8.60(1H,d,J=3.6Hz),8.83(1H,s)
APCI-MASS(m/z):442(M+H+)
(8) 1−シクロヘプチル−1−[(2−(4−クロロフェニル)チアゾール−4
−イル]メチル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3300,2920,2855,1645,1610,1495 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.0(12H,m),2.13(6H,s),2.24(3H,s),4.2-4.4(1H,m)
,4.61(2H,s),6.85(2H,s),7.18(1H,s),7.24(1H,s),7.35-7.45(2H,m),7.8-7
.9(2H,m)
APCI-MASS(m/z):483(M+H+)
(9) 1−シクロヘプチル−1−[(2−フェニルイミダゾール−5−イル)メチ
ル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3100,2925,2855,1620,1570 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.35-1.8(12H,m),2.06(6H,s),2.21(3H,s),4.05-4.2(1
H,m),4.36(2H,s),6.83(2H,s),7.23(1H,s),7.3-7.5(3H,m),
7.8-7.9(2H,m),8.68(1H,s),12.55(1H,s)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)
(10) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピロール−1−イル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3310,2920,2855,1625,1525,1510 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.05(12H,m),2.01(6H,s),2.21(3H,s),4.3-4.5(1H,m
),4.53(2H,s),5.46(1H,s),6.3-6.4(2H,m),6.80(2H,s),7.05-7.15(2H,m),7
.35-7.5(4H,m)
APCI-MASS(m/z):430(M+H+)
(11) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピロール−1−イル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3320,2920,2855,1625,1610,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.45-2.05(12H,m),2.01(6H,s),2.21(3H,s),4.3-4.5(1H,
m),4.56(2H,s),5.47(1H,s),6.35-6.4(2H,m),6.80(2H,s),7.05-7.10(2H,m)
,7.25-7.5(4H,m)
APCI-MASS(m/z):430(M+H+)
(12) 1−シクロヘプチル−1−[(4−(ピロール−1−イル)ピリジン−2
−イル]メチル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3220,2920,1645,1605,1575,1500 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.8(12H,m),2.13(6H,s),2.21(3H,s),4.1-4.3(1H,
m),4.56(2H,s),6.35-6.4(2H,m),6.84(2H,s),6.5-6.55(2H,m),6.55-6.65(2H
,m),8.50(1H,br s),8.51(1H,d,J=5.6Hz)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)
(13) 1−シクロヘプチル−1−[(6−フェニルピリジン−3−イル)メチル
]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3315,2920,2855,1630,1560,1515 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.05(12H,m),2.09(6H,s),2.23(3H,s),4.1-4.3(1H,m
),4.60(2H,s),5.53(1H,s),6.83(2H,s),7.35-7.55(3H,m),7.7-7.9(2H,m),7
.95-8.05(2H,m),8.70(1H,s)
APCI-MASS(m/z):442(M+H+)
(14) 1−シクロヘプチル−1−[3−(2−メチルチアゾール−4−イル)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3360,2925,2855,1620,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.05(12H,m),1.98(6H,s),2.20(3H,s),2.78(3H,s),
4.4-4.55(1H,m),4.57(2H,s),5.49(1H,s),6.78(2H,s),7.33(1H,s),7.35-7.5
(2H,m),7.79(1H,d,J=7.1Hz),7.93(1H,s)
APCI-MASS(m/z):462(M+H+)
(15) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3405,3210,2925,2855,1640,1610,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-1.9(12H,m),2.08(6H,s),2.20(3H,s),4.1-4.25(1H,m
),4.54(2H,s),6.63(1H,s),6.82(2H,s),7.2-7.8(6H,m),12.86(1H,s)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)
(16) 1−ベンジル−1−(4−フェノキシベンジル)−3−(2,4,6−トリ
メチルフェニル)尿素
IR(KBr):3310,3030,2915,1630,1590,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.01(6H,s),2.22(3H,s),4.63(2H,s),5.64(1H,s),6.82(
2H,s),7.0-7.4(14H,m)
APCI-MASS(m/z):451(M+H+)
(17) 1−フルフリル−1−(4−フェノキシベンジル)−3−(2,4,6−ト
リメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3280,3030,2975,2915,1625,1595,1530,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.10(6H,s),2.25(3H,s),4.55(2H,s),4.61(2H,s),6.03(
1H,s),6.25-6.3(1H,m),6.35-6.4(1H,m),6.86(2H,s),6.95-7.45(10H,m)
APCI-MASS(m/z):441(M+H+)
(18) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−クロロフェニル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3400,3300,2925,2855,1655,1625,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.05(12H,m),2.01(6H,s),2.21(3H,s),4.3-4.5(1H,m
),4.55(2H,s),5.46(1H,s),6.80(2H,s),7.4-7.65(8H,m)
APCI-MASS(m/z):476(M+H+)
(19) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェニル)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3400,3300,2925,2855,1655,1625,1490 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.15(12H,m),2.01(6H,s),2.21(3H,s),4.4-4.6(1H,m
),4.55(2H,s),5.47(1H,s),6.80(2H,s),7.05-7.2(2H,m),7.45-7.6(6H,m)
APCI-MASS(m/z):459(M+H+)
(20) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ブロモフェニル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3400,3300,2920,2855,1655,1625,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.05(12H,m),2.01(6H,s),2.21(3H,s),4.35-4.55(2H
,s),5.46(1H,s),6.80(2H,s),7.45-7.6(8H,m)
APCI-MASS(m/z):521(M+H+)
(21) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−メチルフェニル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3400,3310,3020,2920,2855,1660,1625,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.1(12H,m),1.99(6H,s),2.20(3H,s),2.40(3H,s),4
.35-4.55(1H,m),4.54(2H,s),5.48(1H,s),6.79(2H,s),7.25(2H,d,J=7.9Hz),
7.4-7.5(4H,m),7.59(2H,d,J=8.3Hz)
APCI-MASS(m/z):455(M+H+)
(22) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ジメチルアミノフェニル)ベンジ
ル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3405,3325,2920,2855,2805,1650,1610,1535,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.2(12H,m),1.98(6H,s),2.20(3H,s),3.00(6H,
s),4.4-4.6(1H,m),4.52(2H,s),5.50(1H,s),7.4-7.65(8H,m)
APCI-MASS(m/z):484(M+H+)
(23) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3410,3325,2920,2855,1635,1585,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.1(12H,m),2.01(6H,s),2.22(3H,s),4.35-4.55(1H,
m),4.49(2H,s),5.46(1H,s),6.81(2H,s),6.85-7.05(4H,m),7.3-7.5(4H,m)
APCI-MASS(m/z):537(M+H+)
(24) 1−シクロヘプチル−1−(4−ベンゾイルベンジル)−3−(2,4,6
−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3325,2920,2855,1655,1605,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.05(12H,m),2.06(6H,s),2.22(3H,s),4.2-4.4(1H,m
),4.61(2H,s),5.45(1H,s),6.82(2H,s),7.5-7.7(5H,m),7.75-7.9(4H,m)
APCI-MASS(m/z):469(M+H+)
(25) 1−シクロヘプチル−1−(4−ベンジルベンジル)−3−(2,4,6−
トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3305,3025,2920,2855,1625,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.05(12H,m),1.93(6H,s),2.21(3H,s),3.97(2H,s),
4.35-4.55(1H,m),4.46(2H,s),5.42(1H,s),6.78(2H,s),7.1-7.4(9H,m)
APCI-MASS(m/z):455(M+H+)
(26) 1−シクロヘプチル−1−(4−フェニルチオベンジル)−3−(2,4,
6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3315,2920,1630,1610,1505 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.05(12H,m),2.00(6H,s),2.22(3H,s),4.3-4.5(1H,m
),4.48(2H,s),5.42(1H,s),6.81(2H,s),7.07(1H,t,J=8.6Hz),7.25-7.45(8H.
m)
APCI-MASS(m/z):473(M+H+)
(27) 1−シクロヘプチル−1−[(6−フェニルチオピリジン−3−イル)メ
チル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3310,2925,2855,1630,1585,1510 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.05(12H,m),2.05(6H,s),2.23(3H,s),4.05-4.2(1H,
m),4.47(2H,s),5.49(1H,s),6.84(2H,s),6.90(1H,d,J=8.3Hz),7.4-7.65(6H,
m),8.43(1H,d,J=1.8Hz)
APCI-MASS(m/z):474(M+H+)
(28) 1−シクロヘプチル−1−(4−ベンゾイルアミノベンジル)−3−(2,
4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3350,3055,2920,2855,1655,1610,1550 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.06(6H,s),2.19(3H,s),4.1-4.3(1H,
m),4.51(2H,s),6.81(2H,s),7.05(1H,d,J=7.7Hz),7.29(1H,d,J=7.7Hz),7.40
(1H,s),7.5-7.7(4H,m),7.77(1H,s),7.9-8.0(2H,m),10.26(1H,s)
APCI-MASS(m/z):484(M+H+)
(29) 1−シクロヘプチル−1−[4−(フェニルカルバモイル)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3425,3300,2920,2860,1670,1635,1600,1540 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.11(6H,s),2.21(3H,s),4.1-4.3(1H,
m),4.58(2H,s),6.85(2H,s),7.13(1H,t,J=7.3Hz),7.3-7.5(4H,m),7.65(1H,s
),7.77(2H,d,J=7.6Hz),7.93(2H,d,J=8.2Hz),10.17(1H,s)
APCI-MASS(m/z):484(M+H+)
(30) 1−シクロヘプチル−1−[4−(2−ピリジルカルバモイル)ベンジル
]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3335,2920,2855,1675,1635,1610,1580,1525,1505 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.10(6H,s),2.21(3H,s),4.1-4.3(1H,
m),4.57(2H,s),6.84(2H,s),7.16(1H,dd,J=6.8,5.8Hz),
7.42(2H,d,J=8.2Hz),7.63(1H,br s),7.8-7.9(1H,m),8.00(2H,d,J=8.2Hz),8.
19(1H,d,J=8.4Hz),8.35-8.45(1H,m),10.71(1H,s)
APCI-MASS(m/z):485(M+H+)
(31) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3305,2920,2855,1630,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.1(12H,m),2.00(6H,s),2.22(3H,s),4.3-4.5(1H,m)
,4.76(2H,s),5.47(1H,s),6.82(2H,s),6.9-7.1(6H,m),7.36(2H,d,J=8.5Hz)
APCI-MASS(m/z):475(M+H+)
(32) 1−シクロヘプチル−1−[4−(フェニルスルファモイル)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3395,3130,2925,2860,1635,1600,1500 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.8(12H,m),2.01(6H,s),2.20(3H,s),4.05-4.25(1
H,m),4.50(2H,s),6.81(2H,s),7.0-7.15(3H,m),7.15-7.3(2H,m),7.42(2H,d,
J=8.3Hz),7.57(1H,br s),7.70(2H,d,J=8.3Hz),10.23(1H,s)
APCI-MASS(m/z):520(M+H+)
(33) 1−シクロヘプチル−1−[4−(フェニルスルホニルアミノ)ベンジル
]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3410,3110,2925,2860,1630,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.8(12H,m),1.99(6H,s),2.20(3H,s),4.0-4.2(1H,
m),4.37(2H,s),6.81(2H,s),7.01(2H,d,J=8.3Hz),7.15(2H,d,J=8.3Hz),7.37
(1H,br s),7.5-7.65(3H,m),7.7-7.8(2H,m),10.22(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):520(M+H+)
(34) 1−シクロヘプチル−1−[4−(3−チエニル)ベンジル]−3−(2,
4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3320,2920,1624,1504,1252,775 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.00(6H,s),2.20(3H,s),4.35-4.55(1
H,m),4.53(2H,s),5.47(1H,s),6.79(2H,s),7.34-7.50(5H,m),7.55-7.66(2H,
m)
APCI-MASS(m/z):447(M+H+)
(35) 1−シクロヘプチル−1−[4−(2−チエニル)ベンジル]−3−(2,
4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3319,2922,1624,1504,1253,849 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.01(6H,s),2.20(3H,s),4.35-4.55(1
H,m),4.52(2H,s),5.46(1H,s),6.79(2H,s),7.09(1H,dd,J=5.1,3.6Hz),7.25
-7.35(2H,m),7.36-7.46(2H,m),7.58-7.68(2H,m)
APCI-MASS(m/z):447(M+H+)
(36) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピラゾール−1−イル)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3325,2922,1628,1504,1394 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.08(12H,m),2.04(6H,s),2.21(3H,s),4.28-4.48(1
H,m),4.55(2H,s),5.48(1H,s),6.48(1H,t,J=2.3Hz),6.81(2H,s),7.42-7.54(
2H,m),7.65-7.78(3H,m),7.92(1H,d,J=2.3Hz) APCI-MASS(m/z):431(M+H+
)
(37) 1−シクロヘプチル−1−[4−(イミダゾール−1−イル)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3310,2922,1637,1520,1305 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.10(12H,m),2.05(6H,s),2.22(3H,s),4.20-4.40(1
H,m),4.57(2H,s),5.47(1H,s),6.83(2H,s),7.21(1H,s),7.28(1H,s),7.33-7
.44(2H,m),7.45-7.57(2H,m),7.85(1H,s)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)
(38) 1−シクロヘプチル−1−[4−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3321,2922,1628,1504,1209,955 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.08(12H,m),1.99(6H,s),2.20(3H,s),3.95(3H,s)
,4.35-4.55(1H,m),4.50(2H,s),5.47(1H,s),6.79(2H,s),7.32-7.53(4H,m),
7.61(1H,s),7.75(1H,s)
APCI-MASS(m/z):445(M+H+)
(39) 1−シクロヘプチル−1−[(2−フェニルチオフェン−5−イル)メチ
ル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3329,2922,1624,1510,758 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.42-2.15(12H,m),2.04(6H,s),2.22(3H,s),4.25-4.43(1
H,m),4.63(2H,s),5.82(1H,s),6.81(2H,s),7.02(1H,d,J=3.6Hz),7.16(1H,d,
J=3.6Hz),7.22-7.43(3H,m),7.50-7.61(2H,m)
APCI-MASS(m/z):447(M+H+)
(40) 1−シクロヘプチル−1−[4−(オキサゾール−5−イル)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3302,2922,1624,1508,1105,941 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.08(12H,m),2.03(6H,s),2.21(3H,s),4.30-4.50(1
H,m),4.55(2H,s),5.45(1H,s),6.81(2H,s),7.36(1H,s),7.42-7.53(2H,m),7
.63-7.74(2H,m),7.92(1H,s)
APCI-MASS(m/z):432(M+H+)
(41) 1−シクロヘプチル−1−[(2−フェニルフラン−5−イル)メチル]
−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3340,2920,1628,1508,762 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.15(12H,m),2.09(6H,s),2.23(3H,s),4.22-4.41(1
H,m),4.53(2H,s),5.93(1H,s),6.41(1H,d,JH=3.3Hz),6.62(1H,d,J=3.3Hz),6
.83(2H,s),7.20-7.43(3H,m),7.57-7.67(2H,m)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)
(42) 1−シクロヘプチル−1−[(5−フェニルイソオキサゾール−3−イル
)メチル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3326,2924,1630,1512,766 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.14(6H,s),2.24(3H,s),4.05-
4.25(1H,m),4.56(2H,s),6.14(1H,s),6.63(1H,s),6.86(2H,s),7.40-7.53(3H
,m),7.70-7.82(2H,m)
APCI-MASS(m/z):432(M+H+)
(43) 1−シクロヘプチル−1−[(3−フェニルピラゾール−5−イル)メチ
ル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):2700-3600(br),2924,1633,1508,1250,1201 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.10(12H,m),2.12(6H,s),2.23(3H,s),3.92-4.12(1
H,m),4.47(2H,s),6.24(1H,br s),6.50(1H,s),6.84(2H,s),7.25-7.46(3H,m)
,7.62-7.75(2H,m)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)
(44) 1−シクロヘプチル−1−[(4−フェニルチオフェン−2−イル)メチ
ル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3315,2922,2854,1628,1508,1377,1308 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.13(12H,m),2.03(6H,s),2.21(3H,s),4.26-4.45(1
H,m),4.66(2H,s),5.82(1H,s),6.81(2H,s),7.21-7.45(5H,m),7.50-7.60(2H,
m)
APCI-MASS(m/z):447(M+H+)
(45) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):2800-3500(br),2924,2856,1645,1504,1240 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.10(12H,m),2.00(6H,s),2.19(3H,s),4.35-4.55(1
H,m),4.54(2H,s),5.51(1H,s),6.60(1H,d,J=2.3Hz),6.78(2H,s),7.42-7.53(
2H,m),7.55(1H,d,J=2.3Hz),7.73-7.83(2H,m)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)
(46) 1−シクロヘプチル−1−[4−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3406,3331,2924,2856,1647,1502,1236,849,758 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.08(12H,m),2.00(6H,s),2.20(3H,s),3.96(3H,s)
,4.35-4.55(1H,m),4.52(2H,s),5.50(1H,s),6.54(1H,d,
J=2.3Hz),6.78(2H,s),7.35-7.47(3H,m),7.77-7.87(2H,m)
APCI-MASS(m/z):445(M+H+)
(47) 1−シクロヘプチル−1−[4−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3296,2922,2854,1628,1506,1385 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.10(12H,m),2.02(6H,s),2.21(3H,s),3.89(3H,s)
,4.32-4.50(1H,m),4.57(2H,s),5.45(1H,s),6.30(1H,d,J=1.9Hz),6.81(2H,s
),7.39-7.56(5H,m)
APCI-MASS(m/z):445(M+H+)
(48) 1−シクロヘプチル−1−[3−(1−トリチル−1H−テトラゾール−
5−イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3340,2924,2856,1649,1495,1448,1240 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.10(12H,m),1.96(6H,s),2.20(3H,s),4.30-4.50(1
H,m),4.57(2H,s),5.42(1H,s),6.77(2H,s),7.08-7.57(17H,m),8.05-8.18(2H
,m)
(49) 1−シクロヘプチル−1−[4−フェノキシベンジル−3−(4,6−ジメ
トキシピリミジン−2−イル)]尿素
IR(KBr):3390,2925,2860,1685,1595 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),3.87(6H,s),4.2-4.4(1H,m),4.51(2H,s)
,5.66(1H,s),6.87(1H,s),6.95-7.4(9H,m)
APCI-MASS(m/z):477(M+H+)
(50) 1−シクロヘプチル−1−(4−フェニルベンジル)−3−[2,4−ビス
(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3360,2925,2855,1660,1565 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.45-2.1(12H,m),2.36(3H,s),2.45(3H,s),2.46(3H,s),
4.3-4.5(1H,m),4.62(2H,s),5.52(1H,s),6.59(1H,s),7.3-7.7(9H,m)
APCI-MASS(m/z):506(M+H+)
(51) 1−(3−フェニルベンジル)−1−シクロヘプチル−3−(2,4,6−
トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3285,2925,2860,1635,1610,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.05(12H,m),4.3-4.5(1H,m),4.62(2H,s),5.60(1H,s
),6.55-6.7(2H,m),7.3-7.65(9H,m)
APCI-MASS(m/z):453(M+H+)
(52) 1−(2−フェニルベンジル)−1−シクロヘプチル−3−(2,4,6−
トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3415,3320,3060,3020,2920,2855,1625,1575 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),4.2-4.35(1H,m),4.40(2H,s),5.50(1H,s
),6.55-6.75(2H,m),7.25-7.6(9H,m)
APCI-MASS(m/z):453(M+H+)
(53) 1−シクロヘプチル−1−(4−フェノキシベンジル)−3−(2,4,6
−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3285,2925,2860,1635,1590,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),4.2-4.4(1H,m),4.51(2H,s),5.58(1H,s)
,6.6-6.75(2H,m),7.0-7.4(9H,m)
APCI-MASS(m/z):469(M+H+)
(54) 1−シクロヘプチル−1−(3−フェノキシベンジル)−3−(2,4,6
−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3280,2930,2860,1635,1615,1585,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),4.2-4.4(1H,m),4.50(2H,s),5.55(1H,s)
,6.6-6.75(2H,m),6.9-7.4(9H,m)
APCI-MASS(m/z):469(M+H+)
(55) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピリジン−2−イル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3285,2925,2860,1635,1610,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.1(12H,m),4.25-4.4(1H,m),4.61(2H,s),5.59(1H,s)
,6.6-6.75(2H,m),7.2-7.3(1H,m),7.47(2H,d,J=8.4Hz),7.7-7.8(2H,m),8.02
(2H,d,J=8.4Hz),8.65-8.75(1H,m)
APCI-MASS(m/z):454(M+H+)
(56) 1−ベンジル−1−[(2−(4−クロロフェニル)チアゾール−4−イ
ル]メチル]−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3270,3090,1665,1640,1615,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.54(2H,s),4.64(2H,s),6.65-6.8(2H,m),7.3-7.4(5H,m)
,7.34(1H,s),7.4-7.5(2H,m),7.85-7.95(2H,m)
APCI-MASS(m/z):488(M+H+)
(57) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピロール−1−イル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3285,2925,2860,1635,1610,1520 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.05(12H,m),4.2-4.4(1H,m),4.56(2H,s),5.57(1H,s
),6.3-6.4(2H,m),6.55-6.7(2H,m),7.05-7.15(2H,m),7.41(4H,s)
APCI-MASS(m/z):442(M+H+)
(58) 1−シクロヘプチル−1−[4−(3−チエニル)ベンジル]−3−(2,
4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3300,2927,1637,1518,1120,777 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.08(12H,m),4.27-4.47(1H,m),4.56(2H,s),5.58(1
H,s),6.58-6.73(2H,m),7.30-7.50(5H,m),7.57-7.70(2H,m)
APCI-MASS(m/z):459(M+H+)
(59) 1−シクロヘプチル−1−[4−(2−チエニル)ベンジル]−3−(2,
4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3300,2930,1635,1520,1120 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.08(12H,m),4.25-4.45(1H,m),4.55(2H,s),5.57(1
H,s),6.55-6.72(2H,m),7.09(1H,dd,J=5.1,3.6Hz),7.22-7.42(4H,m),7.57-7
.70(2H,m)
APCI-MASS(m/z):459(M+H+)実施例6
1−シクロヘプチル−1−[3−(1−トリチル−1H−テトラゾール−5−
イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素(1.46g)のメ
タノール(14ml)懸濁液に、撹拌下、濃塩酸(0.722ml)を加えた。混合物を室
温で1時間撹拌した。不溶性白色固体を濾取し、メタノール(2回)、水(3回
)で洗って、1−シクロヘプチル−1−[3−(1H−テトラゾール−5−イル
)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素(0.79g)を得た。
IR(KBr):3359,2400-3300(br),1595,1512,1456,1257 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.35-1.90(12H,m),2.06(6H,s),2.20(3H,s),4.14-4.34
(1H,m),4.59(2H,s),6.82(2H,s),7.46-7.66(2H,m),7.80-7.90(1H,m),8.00-8
.08(1H,m)
APCI-MASS(m/z):433(M+H+)実施例7
N−シクロヘプチル−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(2.51
g)のトルエン(100ml)溶液に、3−フェノキシカルボニルアミノ−2,4−ビ
ス(メチルチオ)−6−メチルピリジン(2.56g)およびトリエチルアミン(2.
43g)を加え、混合物を窒素雰囲気下、4時間還流した。混合物を冷却し、酢酸
エチルと水との混合物中に注いだ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製して、1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノ
キシ)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−
3−イル]尿素(3.89g)を得た。
IR(KBr):3379,3080,3055,2924,2856,1651,1568,1529,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-2.0(12H,m),2.39(6H,s),2.44(3H,s),4.0-4.2(1H,
m),4.45(2H,s),6.86(1H,s),6.93(2H,d,J=8.5Hz),7.0-7.1(2H,m),7.15-7.3(
2H,m),7.36(2H,d,J=8.5Hz),7.83(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):540(M+H+)実施例8
N−シクロヘプチル−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(1.57
g)のトルエン(150ml)溶液に、2,4−ジメトキシ−6−メチル−3−フェノ
キシカルボニルアミノピリジン(1.44g)およびトリエチルアミン(1.52g)を
加え、混合物を窒素雰囲気下、3時間還流した。混合物を酢酸エチルと氷水との
混合物中に注ぎ、有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製
して、1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]
−3−(2,4−ジメトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)尿素(1.83g)
を得た。
IR(KBr):3388,3062,2927,2856,1668,1599,1498 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.35(3H,s),3.67 および 3.77(6H,s×
2),4.0-4.2(1H,m),4.43(2H,s),6.63(1H,s),6.95-7.4(8H,m)
APCI-MASS(m/z):496(M+H+)実施例9
N−ベンジル−3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン・ビス(トリフ
ルオロ酢酸塩)(2.46g)のトルエン(80ml)懸濁液に、2,4−ビス(メチル
チオ)−6−メチル−3−フェノキシカルボニルアミノピリジン(1.60g)およ
びトリエチルアミン(2.53g)を加え、混合物を窒素雰囲気下、4.5時間還流し
た。混合物を冷却し、酢酸エチルと氷水との混合物中に注いだ。有機層を分取し
、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−ベンジル−1−[3−
(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6
−メチルピリジン−3−イル]尿素(831mg)を得た。
IR(KBr):3238,3061,3028,2959,2924,2870,1641,1564,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.42(6H,s),2.46(3H,s),4.49(4H,br s),6.6-6.7(1H,m
),6.90(1H,s),7.2-7.8(10H,m),8.29(1H,br s),12.88(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):490(M+H+)実施例10
N−シクロヘプチル−3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンジルア
ミン(14.63g)とN−(2,4,6−トリフルオロフェニル)カルバミン酸フェ
ニル(7.64g)とトリエチルアミン(20ml)とのトルエン(360ml)中混合物を
、100℃で1時間撹拌した。室温まで冷却後、反応混合物を水、重炭酸ナトリウ
ム水溶液、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発さ
せた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(700g、n−ヘキサン−
酢酸エチル(4:1→3:1)で溶出)により精製して、1−シクロヘプチル−
1−[3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−(2,4,6
−トリフルオロフェニル)尿素(19.6g)を得た。
IR(KBr):2900-3600(br),2927,2858,1635,1607,1520,1446 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.10(12H,m),4.26-4.48(1H,m),4.55(2H,s),5.57(1
H,s),6.52-6.70(3H,m),6.75-6.97(2H,m),7.10-7.45(16H,m),7.68-7.80(2H,
m)実施例11
実施例7、8、9および10と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 1−シクロヘキシル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−
3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3377,3084,3057,2927,2856,1653,1566,1533,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.8(10H,m),2.39(6H,s),2.45(3H,s),3.85-4.05(1
H,m),4.47(2H,s),6.86(1H,s),6.93(2H,d,J=8.5Hz),6.95-7.05(2H,m),7.35(
2H,d,J=8.5Hz),7.88(1H,s)
APCI-MASS(m/z):526(M+H+)
(2) 1−ベンジル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−[
2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3307,3062,3029,2999,2922,1735,1660,1564,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.42(6H,s),2.46(3H,s),4.43(2H,s),4.46(2H,s),6.8
9(1H,s),6.9-7.4(13H,m),8.26(1H,s)
APCI-MASS(m/z):526(M+H+)
(3) 1−シクロヘプチル−1−(4−フェノキシベンジル)−3−[2,4−ビ
ス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3371,2922,2856,1653,1485,1219 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.10(12H,m),2.36(3H,s),2.45(3H,s),2.46(3H,s)
,4.22-4.42(1H,m),4.55(2H,s),5.49(1H,s),6.59(1H,s),6.95-7.15(5H,m),
7.24-7.46(4H,m)
APCI-MASS(m/z):522(M+H+)
(4) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−3
−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3377,2924,2852,1668,1481,1238 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.37(3H,s),2.46(3H,s),2.47(3H,s)
,4.25-4.40(1H,m),4.55(2H,s),5.47(1H,s),6.60(1H,s),6.80-7.08(4H,m),
7.35-7.50(4H,m)
APCI-MASS(m/z):600,602(M+H+)
(5) 1−ベンジル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−3−[2
,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3200-3700(br),2922,1662,1564,1481,1236 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.39(3H,s),2.47(3H,s),2.49(3H,s),4.61(2H,s),4.63(
2H,s),5.68(1H,s),6.62(1H,s),6.82-7.05(4H,m),7.25-7.50(9H,m)
APCI-MASS(m/z):594,596(M+H+)
(6) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−3
−[2,4−ジメトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3100-3700(br),2926,2856,1668,1597,1504,1481,1240 cm- 1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.38(3H,s),3.79(3H,s),3.83(3H,s)
,4.25-4.40(1H,m),4.52(2H,s),5.43(1H,s),6.36(1H,s),6.82-7.06(4H,m),
7.32-7.50(4H,m)
APCI-MASS(m/z):568,570(M+H+)
(7) 1−ベンジル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−3−[2
,4−ジメトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3200-3400(br),2997,1637,1595,1506,1365 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.39(3H,s),3.80(3H,s),3.85(3H,s),4.60(4H,s),5.64(
1H,s),6.38(1H,s),6.80-7.05(4H,m),7.22-7.50(8H,m)
APCI-MASS(m/z):562,564(M+H+)実施例12
1−シクロヘプチル−1−[3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベン
ジル]−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素(17.6g)とアニソール
(35ml)との混合物に、トリフルオロ酢酸(70ml)を加えた。混合物を60℃で3
時間撹拌し、室温まで冷却した。過剰のトリフルオロ酢酸を減圧下で除去した。
残留物に水および酢酸エチルを加えた。混合物を氷冷下に5N水酸化ナトリウム
で塩基性化し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(530g、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1→1:2)で溶出)に
より精製して、1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベン
ジル]−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素(10.71g)を得た。
IR(KBr):3500-2600(br),2927,2858,1635,1520,1448,1248,1120 cm- 1
NMR(CDCl3,δ):1.30-2.10(12H,m),4.26-4.46(1H,m),4.59(2H,s),5.63(1
H,s),6.53-6.73(3H,m),7.30-7.50(2H,m),7.63(1H,d,J=2.3Hz),7.65-7.80(2H
,m)
APCI-MASS(m/z):443(M+H+)実施例13
N−シクロヘプチル−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(1.57
g)のトルエン(100ml)溶液に、3−フェノキシカルボニルアミノ−2,4,6
−トリメチルピリジン(2.56g)およびトリエチルアミン(1.52g)を加え、混
合物を窒素雰囲気下で3時間還流した。混合物を冷却し、酢酸エチルと水との混
合物中に注いだ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製
して、1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリメチルピリジン−3−イル)尿素(1.83g)を得た。
IR(KBr):3313,2924,2856,1630,1603,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.06(3H,s),2.24(3H,s),4.05-4.25(1
H,m),4.48(2H,s),6.98(1H,s),6.9-7.1(4H,m),7.2-7.4(4H,m),7.66(1H,s)
APCI-MASS(m/z):476(M+H+)実施例14
N−シクロヘプチル−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(2.51
g)のトルエン(120ml)溶液に、室温で、4−クロロ−6−メチル−2−メチ
ルチオ−3−フェノキシカルボニルアミノピリジン(2.47g)およびトリエチル
アミン(2.43g)を加え、混合物を窒素雰囲気下で2.5時間還流した。混合物を
酢酸エチルと氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより精製して、1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフ
ェノキシ)ベンジル]−3−(2−クロロ−6−メチル−4−メチルチオピリジ
ン−3−イル)尿素(2.76g)を得た。
IR(KBr):3371,3299,2924,2852,1655,1576,1500 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.8(12H,m),2.43(6H,s),4.0-4.2(1H,m),4.46(2H,
s),6.9-7.5(9H,m),8.07(1H,br s)実施例15
N−ベンジル−3−(ピラゾール−3−イル)ベンジルアミン(54.0g)とト
リエチルアミン(143ml)とのトルエン(1.35l)溶液に、室温で、2,4−ビス
(メチルチオ)−3−フェノキシカルボニルアミノ−6−メチルピリジン(62.4
g)を加え、24時間撹拌した。生じた沈殿を濾取し、ジクロロメタン−メタノー
ル−n−ヘキサンから再結晶して、1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3
−イル)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン
−3−イル]尿素(51.0g)を得た。
mp:209−210℃
IR(KBr):3392,3246,2918,1649,1489,1228,1093 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.42(6H,s),2.47(3H,s),4.49(4H,s),6.66(1H,br s),
6.90(1H,s),7.18-7.90(10H,m),8.30(1H,s),12.89,13.30(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):490(M+H+)実施例16
N−ベンジル−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]アミン(1.84g)
と2,4,6−トリメチルフェニル−3−フェノキシカルボニノレアミノピリジン
(2.20g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)溶液に、トリエチルアミ
ン(2.53g)を加え、混合物を窒素雰囲気下、150℃で3時間撹拌した。混合物
を冷却し、これに酢酸エチル(150ml)を加えた。不溶物を濾去し、濾液を水お
よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−ベンジル−1−[4
−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルピリジン
−3−イル)尿素(2.51g)を得た。
IR(KBr):3406,3313,2929,2856,1714,1632,1572,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.08(3H,s),2.26(3H,s),2.35(3H,s),4.53(2H,s),4.5
7(2H,s),6.95-7.15(5H,m),7.3-7.6(9H,m),8.05(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):531(M+H+)実施例17
N−シクロヘプチル−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(1.25
g)のトルエン(80ml)溶液に、4,6−ビス(メチルチオ)−2−メチル−5
−フェノキシカルボニルアミノピリミジン(1.29g)およびトリエチルアミン(
1.21g)を加え、混合物を窒素雰囲気下で2時間還流した。混合物を酢酸エチル
と氷水との混合物中に注ぎ、有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製して、1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)
ベンジル]−3−[4,6−ビス(メチルチオ)−2−メチルピリミジン−5−
イル]尿素(1.33g)を得た。
IR(KBr):3255,2926,2856,1653,1522,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.43(6H,s),2.56(3H,s),3.95-4.1(1H
,m),4.46(2H,s),6.9-7.4(8H,m),8.00(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):529(M+H+)実施例18
1−シクロヘプチル−1−[4−(3,5−ジ第三級ブチル−4−メトキシメ
トキシフェノキシ)]ベンジル−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素(
860mg)のメタノール(8.6ml)溶液に、濃塩酸(0.91ml)を加え、混合物を室温
で2時間、40℃で3.5間時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと氷水との混合物中
に注ぎ、飽和重炭酸ナトリウム水溶液を加えて中和した。有機層を分取し、水お
よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−シクロヘプチル−1
−[4−(3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素(495mg)を得た。
IR(KBr):3639,3404,3323,2956,2923,2860,1651,1593,1504 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.41(18H,s),1.5-2.1(12H,m),1.98(6H,s),2.22(3H,s),
4.25-4.4(1H,m),4.45(2H,s),5.03(1H,s),6.80(2H,s),6.86(2H,s),6.93(2H,
d,J=8.5Hz),7.35(2H,d,J=8.5Hz)
APCI-MASS(m/z):585(M+H+)実施例19
1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3
−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素(22.11
g)のジクロロメタン(150ml)溶液に、m−クロロ過安息香酸(26.51g)のジ
クロロメタン(600ml)溶液を室温で2時間かけて滴下した。混合物を室温で23
時間撹拌した。沈殿を濾去し、濾液を希重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより精製して、1−シクロヘプチル−1−[4−(4
−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルスルホニル)
−6−メチルピリジン−3−イル]尿素(20.42g)を得た。
IR(KBr):3361,3074,3041,3016,2927,2860,1740,1664,1500,1325
,
1159,1128 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.2(12H,m),2.66(3H,s),3.19(3H,s),3.30(3H,s),4
.55(2H,s),6.95-7.05(6H,m),7.34(2H,d,J=8.6Hz),7.26(1H,s),7.85(1H,s)
APCI-MASS(m/z):604(M+H+)実施例20
1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3
−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素(4.75
g)のジクロロメタン(50ml)溶液に、m−クロロ過安息香酸(3.96g)のジク
ロロメタン(80ml)溶液を室温で滴下した。混合物を室温で20時間撹拌した。混
合物を希重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
精製して、1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジ
ル]−3−[2,4−ビス(メチルスルフィニル)−6−メチルピリジン−3−
イル]尿素(2.15g)を得た。
IR(KBr):3251,2927,2858,1738,1651,1498,1055,1036 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),2.59(3H,s),2.82 および 2.94(計 3H,s)
,2.98(3H,s),4.0-4.2(2H,m),4.51(2H,br s),6.9-7.1(7H,m),7.25-7.35(2H,
m),7.77-7.79(計 1H,s)
APCI-MASS(m/z):572(M+H+)実施例21
1−シクロヘプチル−1−[3−(1−トリチルピラゾール−4−イル)ベン
ジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素(800mg)のアニソール(
2ml)懸濁液に、トリフルオロ酢酸(6ml)を加え、混合物を100℃で2時間撹
拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、酢酸エチルと水との混合物中に注ぎ、水酸
化ナトリウム水溶液でpHを約9に調整した。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製して、1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール
−4−イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素(102
mg)を得た。
IR(KBr):3400,3207,2926,2856,1635,1608,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.08(6H,s),2.20(3H,s),4.1-4.3(1H,
m),4.51(2H,s),6.83(2H,s),7.1-7.5(5H,m),7.84(1H,s),8.11(1H,s),12.95
(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)実施例22
実施例1、2、3または4と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−クロロフェノキシ)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3410,2920,2850,1660,1590,1505,1485 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.1(12H,m),2.00(6H,s),2.22(3H,s),4.3-4.45(1H,m
),4.48(2H,s),5.6-5.8(1H,br s),6.81(2H,s),6.92(2H,d,J=8.5Hz),7.00(2H
,d,J=8.5Hz),7.28(2H,d,J=8.4Hz),7.38(2H,d,J=8.4Hz)
(2) 1−シクロヘプチル−1−[4−(3−フルオロフェノキシ)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:127−128℃
IR(KBr):2924,2856,1624,1605,1506,1485 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.10(12H,m),2.01(6H,s),2.22(3H,s),4.30-4.50(1
H,m),4.50(2H,s),5.46(1H,s),6.60-6.88(3H,m),6.79(2H,s),7.00-7.10(2H,
m),7.20-7.35(1H,m),7.36-7.47(2H,m)
APCI-MASS(m/z):475(M+H+)
(3) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:146−147℃
IR(KBr):2924,2856,1628,1504,1327,1246 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.03(6H,s),2.23(3H,s),4.30-4.50(1
H,m),4.51(2H,s),5.47(1H,s),6.83(2H,s),6.95-7.13(4H,
m),7.35-7.50(2H,m),7.53-7.65(2H,m)
APCI-MASS(m/z):525(M+H+)
(4) 1−シクロヘプチル−1−[4−(3,4−メチレンジオキシフェノキシ)
ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:125−126℃
IR(KBr):3323,2922,2854,1628,1506,1481 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.10(12H,m),1.99(6H,s),2.22(3H,s),4.33-4.50(1
H,m),4.46(2H,s),5.46(1H,s),5.98(2H,s),6.47(1H,dd,J=8.3,2.4Hz),6.56(
1H,d,J=2.4Hz),6.76(1H,d,J=8.3Hz),6.81(2H,s),6.90-7.00(2H,m),7.28-7.3
8(2H,m)
APCI-MASS(m/z):501(M+H+)
(5) 1−シクロヘプチル−1−[4−(3,5−ジ第三級ブチル−4−メトキシ
メトキシフェノキシ)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3406,3323,2956,2924,2862,1641,1589,1504 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.41(18H,s),1.4-2.2(14H,m),1.99(6H,s),2.22(3H,s),
3.62 および 3.65(計 3H,s),4.3-4.5(1H,m),4.46(2H,s),4.86 および 4.92(
計 2H,s),6.80(2H,s),6.95-7.1(4H,m),7.4-7.5(2H,m)
(6) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3425,2925,2860,1670,1610,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-1.7 および 1.9-2.1(12H,m),2.12(6H,s),2.22(3H,s)
,4.45-4.65(1H,m),5.30(1H,br s),6.82(2H,s),7.0-7.3(8H,m)
APCI-MASS(m/z):461(M+H+)
(7) 1−ベンジル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−(
2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3307,3062,3030,2918,1633,1608,1510,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.00(6H,s),2.22(3H,s),4.62(4H,s),5.68(1H,s),
6.82(2H,s),6.9-7.1(6H,m),7.3-7.45(7H,m)
APCI-MASS(m/z):469(M+H+)
(8) 1−ペンチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−(
2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3292,2958,2920,2856,1632,1608,1498 cm-1
NMR(CDCl3,δ):0.90(3H,t,J=6.3Hz),1.25-1.45(4H,m),1.6-1.8(2H,m),2
.09(6H,s),2.30(3H,s),3.39(2H,t,J=7.4Hz),4.55(2H,s),5.74(1H,br s),6.
84(2H,s),6.9-7.1(6H,m),7.30(2H,d,J=8.4Hz)
APCI-MASS(m/z):449(M+H+)
(9) 1−シクロヘキシル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3296,2958,2922,2890,1624,1520,1487 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.3-2.0(10H,m),1.99(6H,s),2.22(3H,s),4.25-4.45(1H,
m),4.47(2H,s),5.54(1H,br s),6.81(2H,s),6.9-7.1(6H,m),7.35(2H,d,J=8.
5Hz)
APCI-MASS(m/z):461(M+H+)
(10) 1−シクロペンチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3400,3304,3074,2933,2850,1657,1608,1495 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-1.8 および 2.0-2.15(8H,m),2.00(6H,s),2.22(3H,s)
,4.47(2H,s),4.7-4.9(1H,m),5.35(1H,br s),6.82(2H,s),6.9-7.1(6H,m),7
.33(2H,d,J=8.5Hz)
APCI-MASS(m/z):447(M+H+)
(11) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3284,2929,2858,1633,1612,1518,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.1(12H,m),4.25-4.45(1H,m),4.50(2H,s),5.58(1H,
s),6.55-6.7(2H,m),6.9-7.1(6H,m),7.25-7.4(2H,m)
APCI-MASS(m/z):487(M+H+)
(12) 1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−(
2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3404,3207,3060,3029,2967,2918,2858,1635,1608,1510
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.09(6H,s),2.21(3H,s),4.57(2H,s),6.0-6.05(1H,m)
,6.84(2H,s),7.2-7.5(7H,m),7.65-7.8(3H,m),7.87(1H,s),12.89(1H,br)
APCI-MASS(m/z):425(M+H+)
(13) 1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−(
2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3246,1637,1522 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.54(4H,s),6.65(1H,br s),7.2-7.5(4H,m),7.7-7.9(3
H,m),8.47(1H,br s),12.90 および 13.34(計 1H,br s)
APCI-MASS(m/z):437(M+H+)
(14) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3226,3062,2927,2858,1635,1612,1518 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),4.0-4.2(1H,m),4.55(2H,s),6.63(1H,
d,J=1.9Hz),7.15-7.5(4H,m),7.6-7.8(3H,m),8.10(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):444(M+H+)
(15) 1−シクロヘキシル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3226,2929,2856,1635,1608,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.8(10H,m),2.08(6H,s),2.20(3H,s).4.0-4.2(1H,
m),4.57(2H,s),6.62(1H,br s),6.83(2H,s),7.2-7.45(2H,m),7.55-7.85(3H,
m),12.86(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):417(M+H+)
(16) 1−シクロペンチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3188,2956,2870,1635,1608,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.08(6H,s),2.20(3H,s),4.45-4.6(1H
,m),4.56(2H,s),6.63(1H,br s),6.83(2H,s),7.15-7.45(2H,m),7.55-7.85(5
H,m),12.87(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):403(M+H+)
(17) 1−シクロヘプチル−1−[3−(1−トリチルピラゾール−4−イル)
ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3408,3323,3059,3030,2924,2856,1645,1608,1562 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.00(6H,s),2.20(3H,s),4.0-4.2(1H,
m),4.48(2H,s),6.80(2H,s),7.1-7.5(19H,m),7.70(1H,s),8.02(1H,s)
APCI-MASS(m/z):673(M+H+)
(18) 1−シクロヘプチル−1−[4−(1−トリチルピラゾール−4−イル)
ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3406,3323,3057,3030,2924,2854,1640,1568 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.40-2.0(12H,m),2.08(6H,s),2.20(3H,s),4.05-4.25(
1H,m),4.47(2H,s),6.83(2H,s),7.05-7.15(5H,m),7.25(2H,d,J=8.2Hz),7.3-
7.4(11H,m),7.49(2H,d,J=8.2Hz),7.78(1H,s),8.07(1H,s)
APCI-MASS(m/z):673(M+H+)
(19) 1−シクロヘプチル−1−[3−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3408,2924,2856,1637,1610,1497,1234 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.10(12H,m),1.98(6H,s),2.20(3H,s),3.95(3H,s)
,4.36-4.56(1H,m),4.52(2H,s),5.48(1H,s),6.78(2H,s),7.20-7.52(4H,m),
7.62(1H,s),7.75(1H,s)
APCI-MASS(m/z):445(M+H+)
(20) 1−シクロヘプチル−1−[3−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:142−143℃
IR(KBr):3346,2924,2854,1630,1502,1246 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.10(12H,m),1.97(6H,s),2.19(3H,s),3.95(3H,s)
,4.38-4.58(1H,m),4.55(2H,s),5.49(1H,s),6.53(1H,d,J=2.2Hz),6.77(2H,s
),7.30-7.50(3H,m),7.65-7.88(2H,m)
APCI-MASS(m/z):445(M+H+)
(21) 1−シクロヘプチル−1−[3−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:171−172℃
IR(KBr):3307,2924,2856,1626,1506,1254 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.10(12H,m),2.00(6H,s),2.21(3H,s),3.89(3H,s)
,4.30-4.50(1H,m),4.57(2H,s),5.46(1H,s),6.29(1H,d,J=1.9Hz),6.80(2H,s
),7.25-7.56(5H,m)
APCI-MASS(m/z):445(M+H+)
(22) 1−シクロヘプチル−1−[3−(イミダゾール−4−イル)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3140(br),2924,2856,1635,1608,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.25-1.90(12H,m),2.07(6H,s),2.20(3H,s),4.07-4.27
(1H,m),4.52(2H,s),6.82(2H,s),7.08-7.80(7H,m),12.13,12.53(計 1H,各々
br)
APCI-MASS(m/z):431(M+H+)
(23) 1−シクロヘプチル−1−[4−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾ
ール−2−イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:123−124℃
IR(KBr):3319,2924,2856,1622,1500,1248 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.10(12H,m),2.04(6H,s),2.22(3H,s),2.62(3H,s)
,4.20-4.40(1H,m),4.58(2H,s),5.58(1H,s),6.81(2H,s),7.49-7.59(2H,m),
7.98-8.08(2H,m)
APCI-MASS(m/z):447(M+H+)
(24) 1−シクロヘプチル−1−[4−(5−メチル−4H−1,2,4−トリア
ゾール−3−イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:142−145℃
IR(KBr):2600-3700(br),2924,2856,1633,1608,1558,1504,1238 cm- 1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.15(12H,m),1.90(6H,s),2.27(3H,s),2.16(3H,s)
,4.37-4.57(1H,m),4.58(2H,s),5.59(1H,s),6.71(2H,s),7.45-7.57(2H,m),
8.05-8.17(2H,m)
APCI-MASS(m/z):446(M+H+)
(25) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ベンジル−5−メチル−4H−1,
2,4−トリアゾール−3−イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフ
ェニル)尿素
mp:193−194℃
IR(KBr):3296,2924,2856,1626,1506,1252,847 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.05(12H,m),2.00(6H,s),2.21(3H,s),2.39(3H,s)
,4.20-4.40(1H,m),4.55(2H,s),5.15(2H,s),5.43(1H,s),6.80(2H,s),6.90-
7.05(2H,m),7.30-7.60(7H,m)
APCI-MASS(m/z):536(M+H+)
(26) 1−シクロヘプチル−1−[3−(2−メチル−2H−テトラゾール−5
−イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:175−176℃
IR(KBr):3327,2922,2856,1628,1500,1255 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.30-1.90(12H,m),2.09(6H,s),2.20(3H,s),4.12-4.30
(1H,m),4.42(3H,s),4.59(2H,s),6.83(2H,s),7.40-7.65(3H,m),7.85-7.95(1
H,m),8.06(1H,s)
APCI-MASS(m/z):447(M+H+)
(27) 1−シクロヘプチル−1−[3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5
−イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:171−173℃
IR(KBr):3323,2924,2854,1626,1502,1444,1254 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.40-1.90(12H,m),2.06(6H,s),2.20(3H,s),4.16(3H,s
),4.10-4.28(1H,m),4.59(2H,s),6.83(2H,s),7.54-7.80(5H,m)
APCI-MASS(m/z):447(M+H+)
(28) 1−シクロヘプチル−1−[4−(1,2,4−1H−トリアゾール−1−
イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3310,2924,2856,1639,1518,1277,1147 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.07(6H,s),2.22(3H,s),4.20-4.40(1
H,m),4.58(2H,s),5.49(1H,s),6.82(2H,s),7.50-7.60(2H,m),7.64-7.74(2H,
m),8.11(1H,s),8.55(1H,s)
APCI-MASS(m/z):432(M+H+)
(29) 1−シクロヘプチル−1−[4−(1,2,3−1H−トリアゾール−1−
イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3331,2924,2856,1637,1498,1319,1234,1034 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.07(6H,s),2.22(3H,s),4.20-4.38(1
H,m),4.60(2H,s),5.55(1H,s),6.83(2H,s),7.52-7.61(2H,m),7.70-7.80(2H,
m),7.86(1H,s),8.00(1H,s)
APCI-MASS(m/z):432(M+H+)
(30) 1−シクロヘプチル−1−[4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−
イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:157−158℃
IR(KBr):3311,2924,2856,1626,1512,1255,955,847 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.40-2.10(12H,m),2.04(6H,s),2.21(3H,s),4.25-4.45(1
H,m),4.57(2H,s),5.51(1H,s),6.81(2H,s),7.48-7.58(2H,m),7.82(2H,s),8
.04-8.14(2H,m)
APCI-MASS(m/z):432(M+H+)
(31) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ベ
ンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3390,3335,2925,2855,2795,2360,1645,1610,1515 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.05(6H,s),2.20(6H,s),2.4-2.5(4H,
m),3.05-3.15(4H,m),4.0-4.2(1H,m),4.39(2H,s),6.82(2H,s),6.88(2H,d,J=
8.5Hz),7.16(2H,d,J=8.5Hz),7.34(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):463(M+H+)
(32) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−メチルスルホニルアミノフェニル
)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3400,3340,2975,2925,2860,1640,1500 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.08(6H,s),2.20(3H,s),3.01(3H,s)
,4.1-4.3(1H,m),4.53(2H,s),6.83(2H,s),7.27(2H,d,J=8.4Hz),7.37(2H,d,J
=8.4Hz),7.53(1H,br s),7.55-7.7(4H,m),9.82(1H,s)
APCI-MASS(m/z):534(M+H+)
(33) 1−シクロヘプチル−1−[4−[2−(1−トリチル−1H−テトラゾ
ール−5−イル)フェニル]ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル
)尿素
IR(KBr):3407,3058,3026,2924,2856,1647,1608,1493 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.8(12H,m),2.04(6H,s),2.20(3H,s),4.05-4.25(1
H,m),4.48(2H,s),6.83(2H,s),7.04(2H,d,J=7.9Hz),7.23(2H,d,J=7.9Hz),7.
5-7.8(5H,m)
APCI-MASS(m/z):751(M+H+)
(34) 1−シクロヘプチル−1−[4−(N−ベンゾイルスルファモイル)ベン
ジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3415,3361,2924,2858,1632,1593,1549 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-2.0(12H,m),2.07(6H,s),2.20(3H,s),4.1-4.3(1H,
m),4.51(2H,s),6.81(2H,s),7.2-7.4(5H,m),7.53(1H,br s),7.76(2H,d,J=8.
0Hz),7.88(2H,d,J=8.0Hz)
APCI-MASS(m/z):548(M+H+)
(35) 1−シクロヘプチル−1−[4−(N−フェニルスルホニルカルバモイ
ル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3380,3290,3055,2920,2855,1690,1625,1610,1505 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.8(12H,m),2.07(6H,s),2.21(3H,s),4.1-4.25(1H
,m),4.53(2H,s),6.83(2H,s),7.38(2H,d,J=8.2Hz),7.65-7.8(4H,m),7.82(2H
,d,J=8.2Hz),8.00(2H,d,J=6.7Hz)
APCI-MASS(m/z):548(M+H+)
(36) 1−シクロヘプチル−1−[4−(3−ピリジルメチル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3412,3304,3028,2920,2854,1626,1502 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.1(12H,m),1.95(6H,s),2.21(3H,s),3.98(2H,s),4
.35-4.55(1H,m),4.48(2H,s),5.42(1H,s),6.79(2H,s),7.19(2H,d,J=7.7Hz),
7.15-7.25(1H,m),7.35(2H,d,J=7.7Hz),7.4-7.5(1H,m),8.4-8.5(2H,m)
APCI-MASS(m/z):456(M+H+)
(37) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ピリジルメチル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3408,3304,3024,2922,2856,1632,1605,1512 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.1(12H,m),1.95(6H,s),2.21(3H,s),3.96(2H,s),4
.35-4.5(1H,m),4.48(2H,s),5.42(1H,s),6.79(2H,s),7.09(2H,dd,J=6.0,1.6
Hz),7.20(2H,d,J=8.1Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),8.49(2H,dd,J=6.0,1.6Hz)
APCI-MASS(m/z):456(M+H+)
(38) 1−シクロヘプチル−1−(3−ベンジルベンジル)−3−(2,4,6−
トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3223,3025,2922,2854,1626,1506 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.0(12H,m),1.95(6H,s),2.21(3H,s),3.97(2H,s),4
.46(2H,s),4.3-4.5(1H,m),5.42(1H,s),6.79(2H,s),7.1-7.35(9H,m)
APCI-MASS(m/z):455(M+H+)
(39) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピラゾール−1−イルメチル)ベンジ
ル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
mp:150−151℃
IR(KBr):3307,2922,2856,1628,1508,1250,750 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.05(12H,m),1.97(6H,s),2.21(3H,s),4.30-4.45(1
H,m),4.49(2H,s),5.32(2H,s),5.39(1H,s),6.28(1H,dd,J=2.0,2.0Hz),6.79
(2H,s),7.15-7.28(2H,m),7.32-7.42(3H,m),7.55(1H,d,J=2.0Hz)
APCI-MASS(m/z):445(M+H+)
(40) 1−シクロヘプチル−1−[4−(イミダゾール−1−イルメチル)ベン
ジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3329(br),2924,2856,1637,1504,1234,849,735 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.35-2.05(12H,m),1.99(6H,s),2.21(3H,s),4.25-4.45(1
H,m),4.51(2H,s),5.12(2H,s),5.40(1H,s),6.80(2H,s),6.89(1H,s),7.10(1
H,s),7.13-7.23(2H,m),7.35-7.45(2H,m),7.61(1H,s)
APCI-MASS(m/z):445(M+H+)
(41) 1−シクロヘプチル−1−[(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ルクロマン−2−イル)メチル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3313,2924,2858,1740,1643,1610,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.15(3H,s),1.3-2.1(16H,m),2.55-2.65(1H,m),1.92(3
H,s),1.99(3H,s),2.02(6H,s),2.03(3H,s),2.21(3H,s),3.53(2H,br s),6.8
3(2H,s),7.44(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):493(M+H+)
(42) 1−シクロヘプチル−1−[4−[N−(3,5−ジ第三級ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)カルバモイル]ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフ
ェニル)尿素
IR(KBr):3639,3417,3321,2951,2924,2860,1643,1610,1502 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.39(18H,s),1.4-1.9(12H,m),2.10(6H,s),2.21
(3H,s),4.1-4.3(1H,m),4.57(2H,s),6.78(1H,s),6.85(2H,s),7.41(2H,d,J=8
.3Hz),7.90(2H,d,J=8.3Hz),7.44(2H,s),7.59(1H,br s),9.87(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):612(M+H+)
(43) 1−シクロヘプチル−1−[4−[N−(4−フルオロフェニル)カルバ
モイル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3280,2926,2856,1643,1610,1549,1508 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.11(6H,s),2.21(3H,s),4.1-4.3(1H,
m),4.57(2H,s),6.85(2H,s),7.15-7.3(2H,m),7.43(2H,d,J=8.2Hz),7.64(1H,
br s),7.75-7.85(2H,m),7.90(2H,d,J=8.2Hz),10.22(1H,s)
APCI-MASS(m/z):502(M+H+)
(44) 1−シクロヘプチル−1−[4−[N−(4−フルオロフェニル)−N−
メチルカルバモイル]ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3321,2951,2923,2860,1638,1606 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.8(12H,m),2.01(6H,s),2.20(3H,s),3.30(3H,s)
,4.0-4.2(1H,m),4.42(2H,s),6.82(2H,s),7.05-7.3(8H,m),7.47(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):516(M+H+)
(45) 1−シクロヘプチル−1−[4−[(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イル)メチル]ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):2931,2858,2765,1753,1709,1689,1606,1632,1564,1535
,1502,1481 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-2.1(12H,m),2.05(6H,s),2.20(3H,s),3.0-3.2(1H,
m),3.3-3.45(1H,m),4.0-4.2(1H,m),4.47(2H,s),4.85-5.0(1H,m),6.82(2H,s
),7.19(2H,d,J=8.2Hz),7.25(2H,d,J=8.2Hz),7.44(1H,br s),12.3(1H,br)
APCI-MASS(m/z):494(M+H+)
(46) 1−シクロヘプチル−1−[4−[(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イリデン)メチル]ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3410,3122,2924,2958,2758,1743,1707,1603,1504 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.08(6H,s),2.21(3H,s),4.1-4.3(1H,
m),4.54(2H,s),6.84(2H,s),7.44(2H,d,J=8.3Hz),7.56(2H,d,J=8.3Hz),7.61
(1H,br s),7.77(1H,s),12.60(1H,br)
APCI-MASS(m/z):492(M+H+)
(47) 1−シクロヘプチル−1−[4−(2−シアノフェニル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3410,3330,2925,2855,2225,1640,1610,1500 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-1.8(12H,m),2.02(6H,s),2.21(3H,s),4.35-4.55(1H,
m),4.58(2H,s),5.49(1H,s),6.80(2H,s),7.4-7.8(8H,m)
APCI-MASS(m/z):466(M+H+)実施例23
実施例7、8、9、10,13、14、15、16または17と同様にして、次の化合物を
得た。
(1) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4’−クロロフェノキシ)ベンジル]−
3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3371,2924,2856,1662,1589,1564,1506,1485 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.35-1.9(12H,m),2.39(6H,s),2.44(3H,s),4.0-4.2(1H
,m),4.46(2H,s),6.86(1H,s),6.95-7.1(4H,m),7.35-7.5(4H,m),7.84(1H,br
s)
APCI-MASS(m/z):556(M+H+)
(2) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−
3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3313,2955,2924,2872,1655,1564,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(8H,m),2.39(6H,s),2.44(3H,s),4.3-4.5(1H,m
),4.47(2H,s),6.86(1H,s),6.9-7.1(4H,m),7.15-7.35(4H,m),7.87(1H,s)
APCI-MASS(m/z):512(M+H+)
(3) 1−シクロヘプチル−1−(3−フェノキシベンジル)−3−[2,4−ビ
ス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3294,2924,2854,1740,1635,1562,1483 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-2.0(12H,m),2.32(6H,s),2.43(3H,s),4.0-4.2(1H,
m),4.47(2H,s),6.83(1H,s),6.9-7.45(9H,m),7.84(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):522(M+H+)
(4) 1−シクロヘプチル−1−[3−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−
3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3332,3066,2926,2856,1664,1608,1564,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.45-2.05(12H,m),2.34(3H,s),2.45(6H,s),4.15-4.4(1H
,m),4.54(2H,s),5.46(1H,s),6.58(1H,s),6.85-7.4(8H,m)
(5) 1−(4−ジメチルアミノベンジル)−1−[3−(ピラゾール−3−イル
)ベンジル]−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):2600-3650(br),1635,1614,1522,1448,1352 cm-1
NMR(DMO-d6,δ):2.88(6H,s),4.38(2H,s),4.47(2H,s),6.55-6.77(3H,m)
,7.08-7.83(9H,m),8.39(1H,s),12.89,13.33(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):480(M+H+)
(6) 1−(2,3,5,6−テトラヒドロ−4H−ピラン−4−イル)−1−[4
−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)
−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3294,3064,2956,2926,2848,1655,1562,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.55-1.85(4H,m),2.40(6H,s),2.45(3H,s),3.3-3.5(2H
,m),3.8-3.9(2H,m),4.1-4.3(1H,m),4.51(2H,s),6.87(1H,s),6.9-7.4(8H,m)
,7.98(1H,br s)
(7) 1−(2−フェニルエチル)−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベン
ジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]
尿素
IR(KBr):3294,3062,3026,2924,1655,1562,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.40(3H,s),2.48(3H,s),2.51(3H,s),3.01(2H,t,J=7.8Hz
),3.61(2H,t,J=7.8Hz),4.43(2H,s),5.65(1H,br s),6.64(1H,s),6.9-7.1(6H
,m),7.2-7.35(7H,m)
APCI-MASS(m/z):548(M+H+)
(8) 1−(2−エトキシエチル)−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベン
ジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]
尿素
IR(KBr):3298,3063,2976,2926,2881,2856,1664,1562,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.12(3H,t,J=6.9Hz),2.40(6H,s),2.45(3H,s),3.46(2H
,q,J=6.9Hz),3.4-3.65(4H,m),4.54(2H,s),6.87(1H,s),6.93-7.4(8H,m),7.9
(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):516(M+H+)
(9) 1−ベンジル−1−(3−フェノキシベンジル)−3−[2,4−ビス(メ
チルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3404,3032,2997,2922,1668,1610,1562,1500,1452 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.35(6H,s),2.43(3H,s),4.44(2H,s),4.47(2H,s),6.8
6(1H,s),6.9-7.45(14H,m),8.24(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):516(M+H+)
(10) 1−ベンジル−1−[3−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−
[2,4−ビス(メチルチオ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3298,3062,3028,2922,1662,1564,1498 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.36(3H,s),2.46(6H,s),4.61(2H,s),4.62(2H,s),5.66(
1H,s),6.85-7.4(13H,m)
APCI-MASS(m/z):534(M+H+)
(11) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3211,3061,2924,2856,1643,1564,1531,1485 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.39(6H,s),2.45(3H,s),4.0-4.2
(1H,m),4.52(2H,s),6.6-6.7(1H,m),6.86(1H,s),7.2-7.9(6H,m),12.85(1H,b
r s)
APCI-MASS(m/z):496(M+H+)
(12) 1−ベンジル−1−[3−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンジル
]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
mp:165−166℃
IR(KBr):3280,2922,1643,1562,1500,1435 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.36(3H,s),2.46(6H,s),3.95(3H,s),4.66(4H,s),5.70(
1H,s),6.57(1H,d,J=2.3Hz),6.61(1H,s),7.22-7.45(8H,m),7.72-7.80(2H,m)
FAB-MASS(m/z):504(M+H+)
(13) 1−ベンジル−1−[3−(−メチルピラゾール−5−イル)ベンジル]
−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3280,2922,1649,1562,1500,1431,1390 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.35(3H,s),2.45(3H,s),2.46(3H,s),3.88(3H,s),4.64(
2H,s),4.71(2H,s),5.70(1H,s),6.32(1H,d,J=1.9Hz),6.61(1H,s),7.20-7.55
(10H,m)
FAB-MASS(m/z):504(M+H+)
(14) 1−ベンジル−1−[4−(1−メチルピラゾール−3−イル)ベンジル
]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3305,2922,1659,1564,1489,1338,1227 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.38(3H,s),2.47(3H,s),2.49(3H,s),3.96(3H,s),4.63(
4H,s),5.71(1H,s),6.54(1H,d,J=2.3Hz),6.62(1H,s),7.25-7.47(8H,m),7.75
-7.85(2H,m)
APCI-MASS(m/z):504(M+H+)
(15) 1−ベンジル−1−[4−(1−メチルピラゾール−5−イル)ベンジル
]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿
素
IR(KBr):3286,2922,1657,1562,1495,1389 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.40(3H,s),2.47(3H,s),2.49(3H,s),3.90(3H,s),4.66(
2H,s),4.69(2H,s),5.71(1H,s),6.31(1H,d,J=1.9Hz),6.63(1H,s),7.25-7.51
(9H,m),7.52(1H,d,J=1.9Hz)
APCI-MASS(m/z):504(M+H+)
(16) 1−ベンジル−1−[4−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[
2,4−ビス(メルチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
mp:150−152℃
IR(KBr):3400,3215,2922,1649,1560,1487,1228 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.44(6H,s),2.47(3H,s),4.46(4H,s),6.72(1H,s),6.9
0(1H,s),7.22-7.90(10H,m),8.30(1H,s),12.87,13.27(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):490(M+H+)
(17) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
mp:174−175℃
IR(KBr):2690-3700(br),2924,2856,1637,1564,1484,1340,1207,80
4 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.30-1.90(12H,m),2.41(6H,s),2.45(3H,s),3.95-4.15
(1H,m),4.49(2H,s),6.67(1H,br s),6.86(1H,s),7.32-7.93(6H,m),12.80,1
3.19(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):496(M+H+)
(18) 1−(4−メトキシベンジル)−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベ
ンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル
]尿素
mp:170−173℃
IR(KBr):3394,3250,3101,2920,1664,1562,1483,1223 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.42(6H,s),2.47(3H,s),3.75(3H,s),4.41(2H,
s),4.45(2H,s),6.67(1H,br s),6.88-7.03(3H,m),7.13-7.90(7H,m),8.27(1H
,s),12.89,13.30(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):520(M+H+)
(19) 1−(4−フルオロベンジル)−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベ
ンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル
]尿素
mp:166−168℃
IR(KBr):3390,3257,2920,1653,1562,1489,1227 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.42(6H,s),2.46(3H,s),4.47(2H,s),4.49(2H,s),6.6
6(1H,d,J=2.0Hz),6.90(1H,s),7.12-7.45(6H,m),7.60-7.90(3H,m),8.30(1H,s
),12.89,13.30(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):508(M+H+)
(20) 1−(4−ジメチルアミノベンジル)−1−[3−(ピラゾール−3−イ
ル)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3
−イル]尿素
mp:185−188℃
IR(KBr):3236,2922,1633,1612,1524,1487,1338,1219 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.42(6H,s),2.47(3H,s),2.89(6H,s),4.35(2H,br s),
4.42(2H,br s),6.60-6.76(3H,m),6.90(1H,s),7.10-7.90(7H,m),8.23(1H,s)
,12.89,13.30(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):533(M+H+)
(21) 1−ベンジル−1−[4−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベンジル
]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
mp:224−225℃
IR(KBr):3217,2922,1655,1566,1498,1456,1228,806 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.43(6H,s),2.47(3H,s),3.86(3H,s),4.30-4.50(4H,m)
,6.90(1H,s),7.20-7.40(7H,m),7.50-7.60(2H,m),7.86(1H,s),8.13(1H,s),
8.28(1H,s)
APCI-MASS(m/z):504(M+H+)
(22) 1−シクロヘプチル−1−[4−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベ
ンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル
]尿素
mp:247−248℃
IR(KBr):3188,2922,2854,1641,1564,1491,1213 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.30-1.90(12H,m),2.40(6H,s),2.45(3H,s),3.85(3H,s
),3.90-4.15(1H,m),4.45(2H,s),6.86(1H,s),7.28-7.38(2H,m),7.43-7.54(2
H,m),7.83(1H,s),7.85(1H,br s),8.10(1H,s)
APCI-MASS(m/z):510(M+H+)
(23) 1−ベンジル−1−[3−(イミダゾール−4−イル)ベンジル]−3−
[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
mp:134−136℃
IR(KBr):2690-3700(br),1637,1562,1490,1228 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.43(6H,s),2.47(3H,s),4.47(4H,s),6.90(1H,s),7.1
0-7.75(11H,m),8.28(1H,s),12.17,12.55(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):490(M+H+)
(24) 1−ベンジル−1−[3−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル
)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−
イル]尿素
IR(KBr):3290,2922,1655,1562,1493,1227,970,806 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.39(3H,s),2.47(3H,s),2.48(3H,s),4.40(3H,s),4.67(
2H,s),4.72(2H,s),5.72(1H,s),6.62(1H,s),7.25-7.58(7H,m),8.01-8.18(2H
,m)
APCI-MASS(m/z):506(M+H+)
(25) 1−シクロヘプチル−1−[4−[(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イル)メチル]ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピ
リジン−3−イル]尿素
IR(KBr):2924,2860,2769,1753,1701,1603,1506 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.40(6H,s),2.45(3H,s),3.07(1H,dd,
J=14.0,9.4Hz),3.35(1H,dd,J=14.0,4.3Hz),3.95-4.15(1H,m),4.45(2H,s),
4.90(1H,dd,J=9.4,4.3Hz),6.86(1H,s),7.17(2H,d,J=8.1Hz),7.30(2H,d,J=8.
1Hz),7.86(1H,br s),12.04(1H,br)
APCI-MASS(m/z):559(M+H+)
(26) 1−シクロヘプチル−1−[4−[(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イリデン)メチル]ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチ
ルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3406,3124,2926,2856,2765,1757,1711,1635,1599,1487
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.40(6H,s),2.45(3H,s),4.0-4.2(1H,
m),4.52(2H,br s),6.86(1H,s),7.48(2H,d,J=8.6Hz),7.54(2H,d,J=8.6Hz),7
.77(1H,s),7.96(1H,br s),12.59(1H,br)
APCI-MASS(m/z):557(M+H+)
(27) 1−ベンジル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−
(2,4,6−トリメチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3294,3030,2922,1632,1605,1498 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.08(3H,s),2.26(3H,s),2.35(3H,s),4.52(2H,s),4.5
6(2H,s),6.95-7.45(14H,m),8.02(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):476(M+H+)
(28) 1−シクロヘキシル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]
−3−(2,4,6−トリメチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3406,3313,2929,2856,1714,1632,1605,1572,1495 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.0-1.9(10H,m),2.07(3H,s),2.24(3H,s),2.34(3H,s)
,3.95-4.15(1H,m),4.51(2H,s),6.95-7.4(8H,m),7.70(1H,s)
APCI-MASS(m/z):462(M+H+)
(29) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−
3−(2,4,6−トリメチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3310,1632,1504,1483,1238 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.05(12H,m),2.04(3H,s),2.20(3H,s),2.42(3H,s)
,4.30-4.50(1H,m),4.50(2H,s),5.49(1H,s),6.82(1H,s),6.83-6.93(2H,m),
6.98-7.08(2H,m),7.32-7.48(4H,m)
APCI-MASS(m/z):536,538(M+H+)
(30) 1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−(
2,4,6−トリメチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3236,2924,1645,1564,1493 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.10(3H,s),2.28(3H,s),2.35(3H,s),4.59(4H,s),6.6
-6.7(1H,m),6.94(1H,s),7.2-7.8(10H,m),8.07(1H,br s),12.89(1H,br)
APCI-MASS(m/z):426(M+H+)
(31) 1−シクロヘプチル−1−[3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)
ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3404,3313,3059,3028,2924,2856,1720,1650,1605,1500
,1481 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),1.96(3H,s),2.19(3H,s),2.33(3H,s)
,4.1-4.3(1H,m),4.54(2H,s),6.71(1H,d,J=2.5Hz),6.85(1H,s),7.1-7.8(20H
,m)
FAB-MASS(m/z):674(M+H+)
(32) 1−ベンジル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−
[4,6−ビス(メチルチオ)−2−メチルピリミジン−5−イル]尿素
IR(KBr):3275,3062,3030,2926,1637,1535,1479 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.46(6H,s),2.58(3H,s),4.44(2H,s),4.48(2H,s),6.9
5-7.4(13H,m),8.39(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):535(M+H+)
(33) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−
3−[4,6−ビス(メチルチオ)−2−メチルピリミジン−5−イル]尿素
mp:173−175℃
IR(KBr):3375,2926,2852,1668,1583,1479,1238,810 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.10(12H,m),2.48(6H,s),2.59(3H,s),4.20-4.42(1
H,m),4.54(2H,s),5.40(1H,s),6.85-6.93(2H,s),7.00-7.10(2H,m),7.34-7.5
0(4H,m)
APCI-MASS(m/z):601,603(M+H+)
(34) 1−ベンジル−1−[3−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−
[4,6−ビス(メチルチオ)−2−メチルピリミジン−5−イル]尿素
IR(KBr):3271,3059,3030,2926,2789,2735,2605,1639,1585,1533
,1508 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.46(6H,s),2.58(3H,s),4.61(4H,br s),5.58(1H,s),6.
8-7.4(13H,m)
APCI-MASS(m/z):535(M+H+)
(35) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−[4,6−ビス(メチルチオ)−2−メチルピリミジン−5イル]尿素
mp:164−165℃
IR(KBr):3194,2926,2856,1633,1518,1419,1296,812 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.30-1.90(12H,m),2.43(6H,s),2.57(3H,s),3.95-4.15
(1H,m),4.53(2H,s),6.65(1H,s),7.15-7.90(5H,m),8.07(1H,s),12.86,13.3
0(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):497(M+H+)
(36) 1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[
4,6−ビス(メチルチオ)−2−メチルピリミジン−5−イル]尿素
mp:212−213℃
IR(KBr):3388,3265,2924,1653,1524,1487,1390,1356,1298,1228
cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.46(6H,s),2.58(3H,s),4.50(4H,s),6.60-6.70(1H,m)
,7.15-7.85(10H,m),8.45(1H,s),12.89,13.32(計 1H,各々 br s)
APCI-MASS(m/z):491(M+H+)
(37) 1−ベンジル−1−[4−(4’−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3
−[2,4−ジメトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3394,3315,3062,2945,2858,1660,1597,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.99(3H,s),3.80(3H,s),3.81(3H,s),4.41(2H,s),4.4
5(2H,s),6.67(1H,s),6.95-7.45(13H,m)
APCI-MASS(m/z):502(M+H+)
(38) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−[2,4−ジメトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3379,3207,3055,2926,2856,1651,1597,1502 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.3-1.9(12H,m),2.35(3H,s),3.75(3H,s),3.76(6H,s)
,4.0-4.2(1H,m),4.50(2H,s),6.55(1H,s),6.6-6.65(1H,m),7.1-7.8(5H,m),
12.85(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):464(M+H+)
(39) 1−ベンジル−1−[3−(1−トリチルピラゾール−3−イル)ベンジ
ル]−3−(2,4−ジメトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3990,3066,3032,2980,2933,1678,1637,1512,1497 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.36(3H,s),3.72(3H,s),3.74(3H,s),4.46(4H,br s),
6.64(1H,s),6.73(1H,d,J=2.5Hz),7.1-7.7(24H,m)
(40) 1−(4−フルオロベンジル)−1−[3−(1−トリチルピラゾール−
3−イル)ベンジル]−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
IR(KBr):3294,1637,1608,1518,1446,1225 cm-1
NMR(CDCl3,δ):4.58(2H,s),4.60(2H,s),5.75(1H,s),6.54(1H,d,J=2.5Hz
),6.57-7.10(6H,m),7.13-7.43(18H,m),7.65-7.80(2H,m)
(41) 1−シクロヘプチル−1−(4−フェニルベンジル)−3−(2,4,6−
トリメチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3402,3028,2924,2854,1738,1660,1603,1566,1493 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.09(3H,s),2.27(3H,s),2.34(3H,s)
,4.05-4.25(1H,m),4.55(2H,s),6.93(1H,s),7.3-7.8(9H,m)
APCI-MASS(m/z):442(M+H+)実施例24
実施例6、12または21と同様にして、次の化合物を得た。
(1) 1−シクロヘプチル−1−[4−(ピラゾール−4−イル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3184,2926,2856,1630,1650,1510 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.09(6H,s),2.21(3H,s),4.05-4.25(1
H,m),4.48(2H,s),6.83(2H,s),7.28(2H,d,J=8.2Hz),7.50(1H,br s),7.56(2H
,d,J=8.2Hz),7.87(2H,s)
(2) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3
−(2,4−ジメトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3406,3228,3062,3026,2974,1676,1653,1597,1508 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.37(3H,s),3.79(3H,s),3.80(3H,s),4.47(4H,s),6.6
5(1H,d,J=2.7Hz),6.66(1H,s),7.2-7.5(7H,m),7.65-7.8(4H,m)
APCI-MASS(m/z):458(M+H+)
(3) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3400,3224,3055,2929,2856,1714,1633,1568,1500 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.9(12H,m),2.09(3H,s),2.26(3H,s),2.34(3H,s)
,4.05-4.25(1H,m),4.56(2H,s),6.6-6.7(1H,m),6.91(1H,s),7.2-7.5(2H,m)
,7.6-7.9(3H,m),12.85(1H,br s)
APCI-MASS(m/z):432(M+H+)
(4) 1−(4−フルオロベンジル)−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベン
ジル]−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)尿素
mp:204−206℃
IR(KBr):3413,3066,1664,1610,1520,1223 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):4.51(2H,s),4.55(2H,s),6.65(1H,d,J=2.3Hz),7.10-7.
50(9H,m),7.55-7.90(2H,m),8.46(1H,s),12.89,13.30(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):455(M+H+)
(5) 1−シクロヘプチル−1−[4−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)
フェニル]ベンジル]−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)尿素
IR(KBr):3408,3310,2924,2856,1620,1605,1506 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.4-1.8(12H,m),2.04(6H,s),2.20(3H,s),4.05-4.25(1
H,m),4.48(2H,s),6.83(2H,s),7.04(2H,d,J=7.9Hz),7.23(2H,d,J=7.9Hz),7.
5-7.8(5H,m)
FAB-MASS(m/z):509(M+H+)実施例25
1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3
−[2,4−ビス(メチルスルホニル)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
(3.04g)のメタノール(100ml)溶液に、ナトリウムメタンチオラート(315mg
)を加え、混合物を窒素雰囲気下、50℃で1時間撹拌した。混合物を5℃に冷却
し、沈殿を濾取し、メタノールおよびジイソプロピルエーテルで洗い、減圧下で
乾燥して、1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジ
ル]−3−(2−メチルスルホニル−4−メチルチオ−6−メチルピリジン−3
−イル)尿素(1.35g)を結晶として得た。
IR(KBr):3377,3072,2926,2858,1657,1572,1498,1473 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.1(12H,m),2.44(3H,s),2.54(3H,s),3.23(3H,s),4
.1-4.3(1H,m),4.55(2H,s),6.98(1H,s),6.9-7.1(6H,m),7.35(1H,d,J=8.6Hz)実施例26
1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,
4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素(1g)のジク
ロロメタン(8ml)溶液に、0〜5℃で、m−クロロ過安息香酸(1.32g)のジ
クロロメタン(26ml)溶液を加えた。室温で1時間撹拌後、混合物を飽和重炭酸
ナトリウム水溶液、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、1−ベンジル
−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチ
ルスルホニル)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素(183.0mg)および1−
ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,4−ビ
ス(メチルスルフィニル)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素(235.6mg)
を得た。
1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,
4−ビス(メチルスルホニル)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3344,2924,1655,1493,1313,1238,1136 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.70(3H,s),3.32(6H,s),4.52(4H,br s),6.75(1H,br s
),7.20-7.85(10H,m),8.13(1H,s),8.66(1H,s),12.87,13.22(計 1H,各々 br
)
APCI-MASS(m/z):554(M+H+)
1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,
4−ビス(メチルスルフィニル)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3217,2922,1651,1495,1236,1038,960 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.60-2.80(9H,m),4.42-4.75(4H,m),6.71(1H,br s),7.
15-7.85(11H,m),8.84,8.96(計 1H,各々 s),12.93,13.35(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):522(M+H+)実施例27
N−シクロヘプチル−4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン(1.57
g)のトルエン(40ml)溶液に、2,4−ジクロロ−6−メチル−3−フェノキ
シカルボニルアミノピリジン(1.49g)およびトリエチルアミン(1.52g)を加
え、混合物を100℃で3.5時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと氷水との混合物中
に注ぎ、有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で
蒸発させた。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、1
−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−(
2,4−ジクロロ−6−メチルピリジン−3−イル)尿素(916mg)を得た。
IR(KBr):3365,3275,3062,2927,2858,1653,1581,1543,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.1(12H,m),2.47(3H,s),4.2-4.4(1H,m),4.53(2H,s)
,5.89(1H,s),6.9-7.1(6H,m),7.14(1H,s),7.36(2H,d,
J=8.7Hz)
APCI-MASS(m/z):520,518,517(M+H+)実施例28
実施例7、8、9、10、13、14、15、16、17または27と同様にして、次の化合
物を得た。
(1) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−
3−[(2−メトキシ−4−メチルチオ−6−メチル)ピリジン−3−イル]尿
素
IR(KBr):3371,3064,2926,2856,1666,1585,1498 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.5-2.1(12H,m),2.38(6H,s),3.79(3H,s),4.2-4.4(1H,m)
,4.52(2H,s),5.66(1H,br s),6.53(1H,s),6.9-7.1(6H,m),7.35(1H,d,J=8.7H
z)
APCI-MASS(m/z):524(M+H+)
(2) 1−ベンジル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−(
2−クロロ−4−メチルチオ−6−メチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3294,3061,3030,2924,1651,1576,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.42(3H,s),2.47(3H,s),4.61(2H,s),4.63(2H,s),5.96(
1H,s),6.82(1H,s),6.9-7.1(6H,m),7.25-7.45(7H,m)
(3) 1−ベンジル−1−[3−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベンジル]
−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
mp:137−138℃
IR(KBr):3255,2922,1651,1562,1493,1228,982 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.42(6H,s),2.47(3H,s),3.87(3H,s),4.66(2H,br s),
4.48(2H,br s),6.90(1H,s),7.13(1H,d,J=7.4Hz),7.20-7.56(8H,m),7.81(1H,
s),8.06(1H,s),8.29(1H,s)
APCI-MASS(m/z):504(M+H+)
(4) 1−シクロヘプチル−1−[3−(1−メチルピラゾール−4−イル)ベン
ジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]
尿素
mp:197−198℃
IR(KBr):3290,2924,2854,1653,1485,1227 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.25-1.90(12H,m),2.40(6H,s),2.45(3H,s),3.87(3H,s
),3.98-4.17(1H,m),4.48(2H,br s),6.87(1H,s),7.15(1H,d,J=7.5Hz),7.27(
1H,dd,J=7.5,7.5Hz),7.38(1H,d,J=7.5Hz),7.52(1H,s),7.80(1H,s),7.90(1H
,br s),8.04(1H,s)
APCI-MASS(m/z):510(M+H+)
(5) 1−(2−メトキシベンジル)−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベン
ジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]
尿素
IR(KBr):3220,2922,1649,1562,1491,1240 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.41(6H,s),2.46(3H,s),3.73(3H,s),4.44(2H,br s),
4.53(2H,br s),6.67(1H,br s),6.88(1H,s),6.90-7.05(2H,m),7.15-7.90(7H,
m),8.19(1H,br s),12.89,13.30(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):520(M+H+)
(6) 1−(3−メトキシベンジル)−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベン
ジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]
尿素
mp:165−166℃
IR(KBr):3400,3248,3099,2926,1664,1483,1225,1049 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.41(6H,s),2.46(3H,s),3.75(3H,s),4.46(2H,br s),
4.50(2H,br s),6.58-6.72(1H,m),6.74-6.95(4H,m),7.15-7.85(6H,m),8.28(1
H,s),12.87,13.29(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):520(M+H+)
(7) 1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2
−クロロ−4−メチルチオ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3230,2922,1647,1576,1497,1338,1279,1232 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.45(6H,s),4.51(4H,br s),6.57-6.70(1H,m),
7.16(1H,s),7.17-7.85(10H,m),8.52(1H,s),12.89,13.31(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):478,480(M+H+)
(8) 1−(4−メトキシベンジル)−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベ
ンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル
]尿素
mp:130−131℃
IR(KBr):3404,2995,2924,2833,1674,1610,1562,1493,1250,1211
cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.39(3H,s),2.49(3H,s),2.51(3H,s),3.81(3H,s),4.56(2H
,s),4.58(2H,s),5.72(1H,s),6.64(1H,s),6.85-7.12 (8H,m),7.20-7.38(4H
,m)
APCI-MASS(m/z):564(M+H+)
(9) 1−ベンジル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−(
2,4−ジクロロ−6−メチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3302,3066,3032,2924,1639,1581,1543,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.48(3H,s),4.63(2H,s),4.64(2H,s),6.05(1H,br s),6.
9-7.4(14H,m)
APCI-MASS(m/z):514,512,510(M+H+)
(10) 1−(3−フェニルプロピル)−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)
ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イ
ル]尿素
IR(KBr):3290,2922,1649,1562,1497,1211,1093 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.92-2.13(2H,m),2.38(3H,s),2.48(3H,s),2.49(3H,s),
2.68(2H,t,J=7.7Hz),3.39(2H,t,J=7.6Hz),4.57(2H,s),5.57(1H,s),6.63(1H,
s),6.87-7.10(6H,m),7.10-7.37(7H,m)
APCI-MASS(m/z):562(M+H+)
(11) 1−(2−フェニルエチル)−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベン
ジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]
尿素
IR(KBr):3209(br),2922,1647,1562,1491,1338,1238 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):2.42(6H,s),2.47(3H,s),2.80-2.98(2H,m),3.35-3.54(
2H,m),4.44(2H,s),6.65(1H,br s),6.90(1H,s),7.10-7.45(7H,m),7.45-7.83
(3H,m),8.13(1H,s),12.87,13.30(計 1H,各々 br)
APCI-MASS(m/z):504(M+H+)
(12) 1−[(S)−1−フェニルエチル]−1−[4−(4−フルオロフェノ
キシ)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−
3−イル]尿素
IR(KBr):3373,3310,2978,2924,1660,1562,1497,1246,1211 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.63(3H,d,J=7.1Hz),2.37(3H,s),2.46(3H,s),2.47(3H,s
),4.27(1H,d,J=17.2Hz),4.50(1H,d,J=17.2Hz),5.53(1H,s),5.75-5.92(1H,m)
,6.60(1H,s),6.88-7.10(6H,m),7.22-7.50(7H,m)
APCI-MASS(m/z):548(M+H+)
〔α〕30 D:-61.0°(C=1.02,CHCl3)
(13) 1−[(R)−1−フェニルエチル]−1−[4−(4−フルオロフェノ
キシ)ベンジル]−3−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−
3−イル]尿素
IR(KBr):3369,3309,2978,2924,1659,1562,1497,1246,1211 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.63(3H,d,J=7.1Hz),2.37(3H,s),2.46(3H,s),2.47(3H,s
),4.27(1H,d,J=17.2Hz),4.50(1H,d,J=17.2Hz),5.53(1H,s),5.75-5.92(1H,m)
,6.60(1H,s),6.88-7.10(6H,m),7.22-7.50(7H,m)
APCI-MASS(m/z):548(M+H+)
〔α〕29 D:+62.2°(C=1.02,CHCl3)
(14) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]
−3−(4−クロロ−2−メチルチオ−6−メチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3371,3275,3062,2926,2856,1653,1560,1498 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.4-2.1(12H,m),2.44(3H,s),2.47(3H,s),4.25-4.45
(1H,m),5.61(2H,s),6.89(1H,s),6.9-7.1(6H,m),7.37(2H,d,J=8.6Hz)
APCI-MASS(m/z):530,528(M+H+)
(15) 1−ベンジル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−
(4−クロロ−2−メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル)尿素
IR(KBr):3275,3062,3030,2924,1645,1560,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.46(3H,s),2.49(3H,s),4.61(2H,s),4.63(2H,s),5.80(
1H,br s),6.9-7.1(7H,m),7.25-7.4(7H,m)
APCI-MASS(m/z):524,522(M+H+)
(16) 1−シクロヘプチル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−
3−[2−クロロ−4−メチルチオ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
mp:105−107℃
IR(KBr):3379,2926,2854,1668,1579,1483,1238 cm-1
NMR(CDCl3,δ):1.38-2.08(12H,m),2.41(3H,s),2.48(3H,s),4.20-4.40(1
H,m),4.54(2H,s),5.76(1H,s),6.82(1H,s),6.82-6.93(2H,m),6.95-7.08(2H,
m),7.32-7.50(4H,m)
APCI-MASS(m/z):588,590,592(M+H+)
(17) 1−ベンジル−1−[4−(4−ブロモフェノキシ)ベンジル]−3−[
2−クロロ−4−メチルチオ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3280,3030,2920,1651,1578,1504,1435,1236,804 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.43(3H,s),2.49(3H,s),4.63(2H,s),4.64(2H,s),5.93(
1H,s),6.84(1H,s),6.84-6.94(2H,m),6.94-7.07(2H,m),7.22-7.50(9H,m)
APCI-MASS(m/z):582,584,586(M+H+)
(18) 1−シクロヘプチル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−
3−[2−クロロ−4−メチルチオ−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
mp:165−166℃
IR(KBr):3205,2926,2856,1624,1572,1491,804 cm-1
NMR(DMSO-d6,δ):1.30-1.90(12H,m),2.43(6H,s),4.00-4.18(1H,m),
4.53(2H,br s),6.55-6.67(1H,m),7.12(1H,s),7.20-7.83(5H,m),8.11(1H,br
s),12.85,13.28(計 1H,各々 br s)
APCI-MASS(m/z):484,486(M+H+)実施例29
1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,
4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素を常法により塩
酸または塩化水素で処理して、次の化合物を得た。
1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,
4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素塩酸塩実施例30
1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,
4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素を常法により硫
酸で処理して、次の化合物を得た。
1−ベンジル−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3−[2,
4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素硫酸塩実施例31
実施例19と同様にして、次の化合物を得た。
1−ベンジル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3−[2
,4−ビス(メチルスルホニル)−6−メチルピリジン−3−イル]尿素
IR(KBr):3348,3066,3030,2927,1734,1668,1610,1583,1497 cm-1
NMR(CDCl3,δ):2.67(3H,s),3.20(3H,s),3.32(3H,s),4.6-4.7(4H,m),6.
9-7.1(6H,m),7.3-7.5(2H,m),7.62(1H,br s),7.88(1H,s)
APCI-MASS(m/z):598(M+H+)実施例32
実施例29と同様にして、次の化合物を得た。
1−シクロヘプチル−1−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]−3
−(2,4,6−トリメチルピリジン−3−イル)尿素塩酸塩
mp:176−178℃
NMR(DMSO-d6,δ):1.35-1.9(12H,m),2.32(3H,s),2.52(3H,s),2.65
(3H,s),4.1-4.3(1H,m),4.53(2H,s),6.95-7.4(8H,m),7.61(1H,s),8.30(1H,b
r s)
─────────────────────────────────────────────────────
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(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
A61K 31/36 A61K 31/36
31/38 31/38
31/395 31/395
31/40 31/40
31/415 31/415
31/42 31/42
31/425 31/425
31/44 ADN 31/44 ADN
31/445 31/445
31/495 31/495
31/505 ABX 31/505 ABX
31/54 31/54
C07C 275/26 C07C 275/26
311/08 311/08
311/21 311/21
311/51 311/51
323/44 323/44
C07D 207/325 C07D 207/325
211/14 211/14
213/40 213/40
213/70 213/70
213/74 213/74
213/81 213/81
231/12 231/12 C
233/61 102 233/61 102
257/04 257/04 E
261/08 261/08
263/32 263/32
277/34 277/34
295/12 295/12 A
311/58 311/58
317/58 317/58
333/16 333/16
401/12 231 401/12 231
233 233
257 257
403/12 231 403/12 231
405/12 213 405/12 213
417/12 213 417/12 213
(31)優先権主張番号 9514021.6
(32)優先日 1995年7月10日
(33)優先権主張国 イギリス(GB)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),AU,CA,CN,HU,J
P,KR,MX,RU,US