JP3206003B2 - 複素二環式誘導体 - Google Patents

複素二環式誘導体

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JP3206003B2
JP3206003B2 JP50422696A JP50422696A JP3206003B2 JP 3206003 B2 JP3206003 B2 JP 3206003B2 JP 50422696 A JP50422696 A JP 50422696A JP 50422696 A JP50422696 A JP 50422696A JP 3206003 B2 JP3206003 B2 JP 3206003B2
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藤沢薬品工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、医薬として有用な新規複素二環式誘導体
およびそれらの医薬として許容しうる塩に関する。
背景技術 いくらかの複素二環式誘導体が、たとえばEP O 008 8
64 A2に記載されていて、既知である。
発明の開示 この発明は、新規複素二環式誘導体に関する。
この発明の一目的は、強いホスホジエステラーゼIV
(PDE IV)阻害活性および強い腫瘍壊死因子(TNF)産
生阻害活性を有する新規かつ有用なピリドピラジン誘導
体およびそれらの医薬として許容しうる塩を提供するこ
とである。
この発明の他の一目的は、該ピリドピラジン誘導体お
よびそれらの塩の製造法を提供することである。
この発明の別の一目的は、該ピリドピラジン誘導体ま
たはそれらの医薬として許容しうる塩を含有する医薬組
成物を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、ヒトおよび動物におけ
るPDE−IVおよびTNF介在性疾患、たとえば慢性炎症性疾
患、特異的自己免疫疾患、敗血症により誘起された臓器
損傷などの予防的および治療的処置のための医薬として
の該ピリドピラジン誘導体またはそれらの医薬として許
容しうる塩の用途を提供することである。
本発明が目的とするピリドピラジン誘導体は新規であ
り、次の一般式(I)で表わすことができる: (ここに、R1は適当な置換基を有していてもよいアリー
ル、適当な置換基を有していてもよいアル(低級)アル
キル、ハロ(低級)アルキル、保護されたカルボキシ
(低級)アルキル、アシル(低級)アルキル、複素環基
または適当な置換基を有していてもよい複素環式(低
級)アルキルであり、 R2は適当な置換基を有していてもよいアリールである
かまたは複素環基であり、 R3は水素、低級アルコキシまたはアリールチオであ
る。) 本発明の目的化合物(I)は、次の諸方法により製造
できる。
ここに、R1、R2およびR3は各々上に定義した通りであ
り、 R1 aはハロ(低級)アルキルであり、 R2 aはアミノを有するアリールまたはアミノアリール
を有するアリールであり、 R2 bはアシルアミノを有するアリールまたはアシルア
ミノアリールを有するアリールであり、 R4は低級アルキルであり、 R5はN−保護基であり、 Yはハロゲンであり、 Y はハライドであり、 Aは低級アルキレンである。
本発明の出発化合物(II)は、次の方法により製造で
きる。
ここに、R2、R3およびR4は各々上に定義した通りであ
り、 R6は1〜3個のハロゲン原子を有していてもよい複素
環基であり、 R7はアリールであり、 R8はアシルアミノを有するアリールであり、 R9は低級アルキルであり、 X1、X2、X3、X4およびX5は各々脱離基である。
目的化合物(I)の医薬として許容しうる好適な塩
は、慣用的な無毒性であって、それらとしては、無機塩
基との塩、たとえばアルカリ金属塩(たとえばナトリウ
ム塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金属塩(たとえ
ばカルシウム塩、マグネシウム塩など)、アンモニウム
塩;有機塩基との塩、たとえば有機アミン塩(たとえば
トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エタノ
ールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロヘキ
シルアミン塩、N,N′−ジベンジルエチレンジアミン塩
など);無機酸付加塩(たとえば塩酸塩、臭化水素酸
塩、硫酸塩、燐酸塩など);有機カルボン酸またはスル
ホン酸付加塩(たとえば蟻酸塩、酢酸塩、トリフルオロ
酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、メタン
スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホ
ン酸塩など);塩基性または酸性アミノ酸(たとえばア
ルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸など)との塩
などの、塩基との塩または酸付加塩が挙げられる。
本明細書の上記および後記の説明において本発明がそ
の範囲内に包含せんとする種々の定義の好適な例、具体
例を以下に詳細に説明する。
「低級」なる語は、とくに断わらない限り、炭素原子
数1〜6、好ましくは1〜4の基を意味するために使用
する。
「高級」なる語は、とくに断わらない限り、炭素原子
数7〜20の基を意味するために使用する。
好適な「低級アルキル」ならびに「アル(低級)アル
キル」、「ハロ(低級)アルキル」、「保護されたカル
ボキシ(低級)アルキル」、「アシル(低級)アルキ
ル」、「複素環式(低級)アルキル」および「複素環式
オキシカルボニル(低級)アルキル」なる表現における
「低級アルキル部分」としては、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第二級ブチ
ル、第三級ブチル、ペンチル、第三級ペンチル、ヘキシ
ルなどの炭素原子数1〜6の直鎖状または分枝鎖状のも
のが挙げられ、より好ましい例としてはC1〜C4アルキル
が挙げられる。
好適な「低級アルケニル」としては、ビニル、1−
(または2−)プロペニル、1−(または2−または3
−)ブテニル、1−(または2−または3−または4
−)ペンテニル、1−(または2−または3−または4
−または5−)ヘキセニル、メチルビニル、エチルビニ
ル、1−(または2−または3−)メチル−1−(また
は2−)プロペニル、1−(または2−または3−)エ
チル−1−(または2−)プロペニル、1−(または2
−または3−または4−)メチル−1−(または2−ま
たは3−)ブテニルなどが挙げられ、より好ましい例と
してはC2〜C4アルケニルが挙げられる。
好適な「低級アルキニル」としては、エチニル、1−
プロピニル、プロパルギル、1−メチルプロパルギル、
1または2または3−ブチニル、1または2または3ま
たは4−ペンチニル、1または2または3または4また
は5−ヘキシニルなどが挙げられる。
好適な「低級アルコキシ」としては、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブ
トキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキシ、t−ペンチル
オキシ、ヘキシルオキシなどが挙げられる。
好適な「低級アルキレン」としては、メチレン、エチ
レン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレ
ン、ヘキサメチレン、メチルメチレン、エチルエチレ
ン、プロピレンなどの直鎖状または分枝鎖状のものが挙
げられ、それらのうちでより好ましいのはC1〜C4アルキ
レンであり、とくに好ましいのはメチレンである。
好適な「シクロ(低級)アルキル」としては、シクロ
ペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。
好適な「シクロ(低級)アルケニル」としては、シク
ロヘキセニル、シクロヘキサジエニルなどが挙げられ
る。
好適な「アリール」ならびに「アル(低級)アルキ
ル」、「アリールチオ」、「アミノアリール」および
「アシルアミノアリール」なる表現における好適な「ア
リール部分」としては、フェニル、ナフチルなどが挙げ
られる。
好適な「ハロゲン」ならびに「ハロ(低級)アルキ
ル」なる表現における好適な「ハロゲン部分」として
は、弗素、臭素、塩素および沃素が挙げられる。
好適な「脱離基」としては、酸残基、上に例を挙げて
示した通りの低級アルコキシなどが挙げられる。
好適な「酸残基」としては、上に例示した通りのハロ
ゲン、アシルオキシなどが挙げられる。
好適な「ハライド」としては、フルオリド、ブロミ
ド、クロリドなどが挙げられる。
好適な「保護されたカルボキシ」ならびに「保護され
たカルボキシ(低級)アルキル」なる表現における好適
な「保護されたカルボキシ部分」としては、エステル化
されたカルボキシなどが挙げられる。そして、該エステ
ルの好適な例としては、低級アルキルエステル(たとえ
ばメチルエステル、エチルエステル、プロピルエステ
ル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、イソブチ
ルエステル、t−ブチルエステル、ペンチルエステル、
t−ペンチルエステル、ヘキシルエステルなど);低級
アルケニルエステル(たとえばビニルエステル、アリル
エステルなど);低級アルキニルエステル(たとえばエ
チニルエステル、プロピニルエステルなど);低級アル
コキシ(低級)アルキルエステル(たとえばメトキシメ
チルエステル、エトキシメチルエステル、イソプロポキ
シメチルエステル、1−メトキシエチルエステル、1−
エトキシエチルエステルなど);低級アルキルチオ(低
級)アルキルエステル(たとえばメチルチオメチルエス
テル、エチルチオメチルエステル、エチルチオエチルエ
ステル、イソプロポキシチオメチルエステルなど);モ
ノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級)アルキルエステ
ル(たとえば2−ヨードエチルエステル、2,2,2−トリ
クロロエチルエステルなど);低級アルカノイルオキシ
(低級)アルキルエステル(たとえばアセトキシメチル
エステル、プロピオニルオキシメチルエステル、ブチリ
ルオキシメチルエステル、バレリルオキシメチルエステ
ル、ピバロイルオキシメチルエステル、ヘキサノイルオ
キシメチルエステル、1−アセトキシエチルエステル、
2−アセトキシエチルエステル、2−プロピオニルオキ
シエチルエステルなど);低級アルコキシカルボニルオ
キシ(低級)アルキルエステル(たとえばメトキシカボ
ニルオキシメチルエステル、エトキシカルボニルオキシ
メチルエステル、プロポキシカルボニルオキシメチルエ
ステル、1−(または2−)[メトキシカルボニルオキ
シ]エチルエステル、1−(または2−)[エトキシカ
ルボニルオキシ]エチルエステル、1−(または2−)
[プロポキシカルボニルオキシ]エチルエステル、1−
(または2−)[イソプロポキシカルボニルオキシ]エ
チルエステルなど);低級アルカンスルホニル(低級)
アルキルエステル(たとえばメシルメチルエステル、2
−メシルエチルエステルなど);低級アルコキシカルボ
ニル(低級)アルキルエステル(たとえばメトキシカル
ボニルオキシメチルエステル、エトキシカルボニルオキ
シメチルエステル、プロポキシカルボニルオキシメチル
エステル、t−ブトキシカルボニルオキシメチルエステ
ル、1−(または2−)メトキシカルボニルオキシエチ
ルエステル、1−(または2−)エトキシカルボニルオ
キシエチルエステル、1−(または2−)イソプロポキ
シカルボニルオキシエチルエステルなど);フタリジリ
デン(低級)アルキルエステル;(5−低級アルキル−
2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)(低級)
アルキルエステル[たとえば(5−メチル−2−オキソ
−1,3−ジオキソール−4−イル)メチルエステル、
(5−エチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−
イル)メチルエステル、(5−プロピル−2−オキソ−
1,3−ジオキソール−4−イル)エチルエステルな
ど];モノ(またはジまたはトリ)アルキル(低級)ア
ルキルエステル、たとえば1個以上の適当な置換基を有
していてもよいモノ(またはジまたはトリ)フェニル
(低級)アルキルエステル(たとえばベンジルエステ
ル、4−メトキシベンジルエステル、4−ニトロベンジ
ルエステル、フェネチルエステル、トリチルエステル、
ベンズヒドリルエステル、ビス(メトキシフェニル)メ
チルエステル、3,4−ジメトキシベンジルエステル、4
−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルベンジルエステル
など);1個以上の適当な置換基を有していてもよいアリ
ールエステル、たとえば置換または無置換フェニルエス
テル(たとえばフェニルエステル、トリルエステル、t
−ブチルフェニルエステル、キシリルエステル、メシチ
ルエステル、クメニルエステル、4−クロロフェニルエ
ステル、4−メトキシフェニルエステルなど);トリ
(低級)アルキルシリルエステル;低級アルキルチオエ
ステル(たとえばメチルチオエステル、エチルチオエス
テルなど)などのものが挙げられる。
「保護されたヒドロキシ」なる表現における好適な
「ヒドロキシ保護基」としては、アシル、1個以上の適
当な置換基を有していてもよいモノ(またはジまたはト
リ)フェニル(低級)アルキル(たとえばベンジル、4
−メトキシベンジル、トリチルなど、三置換シリル[た
とえばトリ(低級)アルキルシリル(たとえばトリメチ
ルシリル、t−ブチルジメチルシリルなど)など]、テ
トラヒドロピラニルなどが挙げられる。
好適な「N−保護基」としては、アシルもしくはモノ
(またはジまたはトリ)アリール(低級)アルキル、た
とえばモノ(またはジまたはトリ)フェニル(低級)ア
ルキル(たとえばベンジル、トリチルなど)などの慣用
の保護基が挙げられる。
好適な「保護されたアミノ」としては、アシルアミノ
もしくはモノ(またはジまたはトリ)アリール(低級)
アルキル、たとえばモノ(またはジまたはトリ)フェニ
ル(低級)アルキル(たとえばベンジル、トリチルな
ど)などの慣用の保護基によって置換されたアミノ基が
挙げられる。
好適な「アシル」ならびに「アシルアミノ」、「アシ
ルオキシ」および「アシル(低級)アルキル」なる表現
における好適な「アシル部分」としては、カルバモイ
ル、チオカルバモイル、脂肪族アシル基、芳香族環含有
アシル基(以下、芳香族アシルという)または複素環基
含有アシル基(以下、複素環式アシルという)が挙げら
れる。
該アシルの好適な例を示せば、次の通りである: カルバモイル;チオカルバモイル; 脂肪族アシル、たとえば低級または高級アルカノイル
(たとえばホルミル、アセチル、プロパノイル、ブタノ
イル、2−メチルプロパノイル、ペンタノイル、2,2−
ジメチルプロパノイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、
オクタノイル、ノナノイル、デカノイル、ウンデカノイ
ル、ドデカノイル、トリデカノイル、テトラデカノイ
ル、ペンタデカノイル、ヘキサデカノイル、ヘプタデカ
ノイル、オクタデカノイル、ノナデカノイル、イコサノ
イルなど);低級または高級アルケノイル(たとえばア
クリロイル、2−(または3−)ブテノイル、2−(ま
たは3−または4−)ペンテノイル、2−(または3−
または4−または5−)ヘキセノイルなど);低級また
は高級アルコキシカルボニル(たとえばメトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、イソプロポキシカルボニ
ル、t−ブトキシカルボニル、t−ペンチルオキシカル
ボニル、ヘプチルオキシカルボニルなど);低級または
高級アルキルスルホニル(たとえばメチルスルホニル、
エチルスルホニルなど);低級または高級アルコキシス
ルホニル(たとえばメトキシスルホニル、エトキシスル
ホニルなど):低級アルカジエノイル(たとえばヘプタ
ジエノイル、ヘキサジエノイルなど);シクロ(低級)
アルキルカルボニル(たとえばシクロプロピルカルボニ
ル、シクロペンチルカルボニル、シクロヘキシルカルボ
ニルなど);シクロ(低級)アルキリデン(低級)アル
カノイル(たとえばシクロヘプチリデンアセチル、シク
ロヘプチリデンプロパノイル、シクロヘキシリデンアセ
チル、シクロヘキシリデンプロパノイルなど);シクロ
(低級)アルキルオキシカルボニル(たとえばシクロペ
ンチルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシカルボ
ニルなど);低級アルキルグリオキシロイル(たとえば
メチルグリオキシロイル、エチルグリオキシロイル、プ
ロピルグリオキシロイルなど);低級アルコキシグリオ
キシロイル(たとえばメトキシグリオキシロイル、エト
キシグリオキシロイル、プロポキシグリオキシロイルな
ど);など; 芳香族アシル、たとえばアロイル(たとえばベンゾイ
ル、トルオイル、ナフトイルなど);アル(低級)アル
カノイル[たとえばフェニル(低級)アルカノイル(た
とえばフェニルアセチル、フェニルプロパノイル、フェ
ニルブタノイル、フェニルイソブタノイル、フェニルペ
ンタノイル、フェニルヘキサノイルなど)、ナフチル
(低級)アルカノイル(たとえばナフチルアセチル、ナ
フチルプロパノイル、ナフチルブタノイルなど)な
ど];アル(低級)アルケノイル[たとえばフェニル
(低級)アルケノイル(たとえばフェニルプロペノイ
ル、フェニルブテノイル、フェニルメタクリロイル、フ
ェニルペンテノイル、フェニルヘキセノイルなど)、ナ
フチル(低級)アルケノイル(たとえばナフチルプロペ
ノイル、ナフチルブテノイルなど)など];アル(低
級)アルコキシカルボニル[たとえばフェニル(低級)
アルコキシカルボニル(たとえばベンジルオキシカルボ
ニルなど)など];アリールオキシカルボニル(たとえ
ばフェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニルな
ど);アリールオキシ(低級)アルカノイル(たとえば
フェノキシアセチル、フェノキシプロピオニルなど);
アリールグリオキシロイル(たとえばフェニルグリオキ
シロイル、ナフチルグリオキシロイルなど);アリール
スルホニル(たとえばフェニルスルホニル、p−トリル
スルホニルなど);アル(低級)アルキルスルホニル
[たとえばフェニル(低級)アルキルスルホニル(たと
えばベンジルスルホニル、フェニルエチルスルホニルな
ど)、ナフチル(低級)アルキルスルホニル(たとえば
ナフチルメチルスルホニル、ナフチルエチルスルホニル
など)など];など; 複素環式アシル、たとえば複素環式カルボニル;複素
環式(低級)アルカノイル(たとえば複素環式アセチ
ル、複素環式プロパノイル、複素環式ブタノイル、複素
環式ペンタノイル、複素環式ヘキサノイルなど);複素
環式(低級)アルケノイル(たとえば複素環式プロペノ
イル、複素環式ブテノイル、複素環式ペンテノイル、複
素環式ヘキセノイルなど);複素環式グリオキシロイ
ル;複素環式オキシカルボニル;など。ここに、上記の
「複素環式カルボニル」、「複素環式(低級)アルカノ
イル」、「複素環式(低級)アルケノイル」、「複素環
式オキシカルボニル」および「複素環式グリオキシロイ
ル」なる表現における好適な「複素環部分」は、より詳
細には、酸素原子、硫黄原子、窒素原子などのヘテロ原
子を少なくとも1個含有する飽和または不飽和、単環式
または多環式複素環基を意味する。
そして、とくに好ましい複素環基としては、 1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8員(より
好ましくは5または6員)複素単環基、たとえばピロリ
ル、ピロリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピリジ
ル、ジヒドロピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピ
リダジニル、トリアゾリル(たとえば1H−1,2,4−トリ
アゾリル、4H−1,2,4−トリアゾリル、1H−1,2,3−トリ
アゾリル、2H−1,2,3−トリアゾリルなど)、テトラゾ
リル(たとえば1H−テトラゾリル、2H−テトラゾリルな
ど)など; 1〜4個の窒素原子を含有する飽和3〜8員(より好
ましくは5または6員)複素単環基、たとえばピロリジ
ニル、イミダゾリジニル、ピペリジル、ピペラジニルな
ど; 1〜4個の窒素原子を含有する不飽和縮合複素環基、
たとえばインドリル、イソインドリル、インドリニル、
インドリジニル、ベンゾイミダゾリル、キノリル、テト
ラヒドロキノリル(たとえば1,2,3,4−テトラヒドロキ
ノリルなど)、イソキノリル、インダゾリル、ベンゾト
リアゾリル、ベンゾピリミジニル(たとえばベンゾ
[b]ピリミジニルなど)など; 1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有す
る不飽和3〜8員(より好ましくは5または6員)複素
単環基、たとえばオキサゾリル、イソオキサゾリル、オ
キサジアゾリル(たとえば1,2,4−オキサジアゾリル、
1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリルな
ど)など; 1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有す
る3〜8員(より好ましくは5または6員)複素単環
基、たとえばモルホリニル、シドノニルなど; 1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有す
る不飽和縮合複素環基、たとえばベンゾオキサゾリル、
ベンゾオキサジアゾリルなど; 1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有す
る不飽和3〜8員(より好ましくは5または6員)複素
単環基、たとえばチアゾリル、イソチアゾリル、チアジ
アゾリル(たとえば1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チ
アジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジ
アゾリルなど)、ジヒドロチアジニルなど; 1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有す
る飽和3〜8員(より好ましくは5または6員)複素単
環基、たとえばチアゾリジニルなど; 1〜2個の硫黄原子を含有する不飽和3〜8員(より
好ましくは5または6員)複素単環基、たとえばチエニ
ル、ジヒドロジチイニル、ジヒドロジチオニルなど; 1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有す
る不飽和縮合複素環基、たとえばベンゾチアゾリル、ベ
ンゾチアジアゾリルなど; 1個の酸素原子を含有する不飽和3〜8員(より好ま
しくは5または6員)複素単環基、たとえばフリルな
ど; 1〜2個の酸素原子を含有する不飽和縮合複素環基、
たとえばベンゾジオキソリル(たとえばメチレンジオキ
シフェニルなど)、ベンゾフリルなど; 1個の酸素原子と1〜2個の硫黄原子とを含有する不
飽和3〜8員(より好ましくは5または6員)複素単環
基、たとえばジヒドロオキサチイニルなど; 1〜2個の硫黄原子を含有する不飽和縮合複素環基、
たとえばベンゾチエニル(たとえばベンゾ[b]チエニ
ルなど)、ベンゾジチイニルなど; 1個の酸素原子と1〜2個の硫黄原子とを含有する不
飽和縮合複素環基、たとえばベンゾオキサチイニルな
ど; などの複素環基が挙げられる。
上記のアシル部分は、上に例を挙げて示した通りの低
級アルキル、上に例を挙げて示した通りの低級アルコキ
シ、低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであ
る低級アルキルチオ、上に例を挙げて示した通りのシク
ロ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した通りのシク
ロ(低級)アルケニル、シクロ(低級)アルキル部分が
上に例を挙げて示した通りであるシクロ(低級)アルキ
ルオキシ、上に例を挙げて示した通りのハロゲン、アミ
ノ、上に例を挙げて示した通りの保護されたアミノ、ヒ
ドロキシ、上に例を挙げて示した通りの保護されたヒド
ロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、上に例を挙げて
示した通りの保護されたカルボキシ、スルホ、スルファ
モイル、イミノ、オキソ、低級アルキル部分が上に例を
挙げて示した通りであるアミノ(低級)アルキル、カル
バモイルオキシ、ハロゲン部分および低級アルキル部分
が各々上に例を挙げて示した通りであるモノ(またはジ
またはトリ)ハロ(低級)アルキル、低級アルキル部分
が上に例を挙げて示した通りであるヒドロキシ(低級)
アルキル、上に例を挙げて示した通りの複素環基、複素
環部分が上に例を挙げて示した通りである複素環式オキ
シ、複素環部分が上に例を挙げて示した通りであり、ニ
トロを有していてもよい複素環式アミノ、アリール部分
が上に例を挙げて示した通りであり、適当な置換基を有
していてもよいアリール、アリール部分が上に例を挙げ
て示した通りであるアリールスルホニル、アリール部分
および低級アルキル部分が各々上にに例を挙げて示した
通りであるアル(低級)アルキル、保護されたカルボキ
シ部分および低級アルケニル部分が各々上に例を挙げて
示した通りである保護されたカルボキシ(低級)アルケ
ニル、アシル部分が上に例を挙げて示した通りであるア
シルアミノなどの同一または異なる1〜10個の適当な置
換基を有していてもよい。
好適な「複素環基」ならびに「複素環式(低級)アル
キル」および「複素環式オキシカルボニル(低級)アル
キル」なる表現における好適な「複素環部分」として
は、上に述べたものを挙げることができる。
「適当な置換基を有していてもよいアル(低級)アル
キル」なる表現における好適な「置換基」としては、上
に例を挙げて示した通りの低級アルキル、上に例を挙げ
て示した通りの低級アルコキシ、上に例を挙げて示した
通りの低級アルケニル、上に例を挙げて示した通りの低
級アルキニル、ハロゲン部分および低級アルキル部が各
々上に例を挙げて示した通りであるモノ(またはジまた
はトリ)ハロ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した
通りのシクロ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した
通りのシクロ(低級)アルケニル、上に例を挙げて示し
た通りのハロゲン、カルボキシ、上に例を挙げて示した
通りの保護されたカルボキシ、ヒドロキシ、上に例を挙
げて示した通りの保護されたヒドロキシ、上に例を挙げ
て示した通りのアリール、アリール部分および低級アル
キル部分が各々上に例を挙げて示した通りであるアル
(低級)アルキル、低級アルキル部分が上に例を挙げて
示した通りであるカルボキシ(低級)アルキル、保護さ
れたカルボキシ部分および低級アルキル部分が各々上に
例を挙げて示した通りである保護されたカルボキシ(低
級)アルキル、ニトロ、アミノ、上に例を挙げて示した
通りの保護されたアミノ、低級アルキル部分が上に例を
挙げて示した通りであるジ(低級)アルキルアミノ、低
級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるアミ
ノ(低級)アルキル、保護されたアミノ部分および低級
アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りである保
護されたアミノ(低級)アルキル、低級アルキル部分が
上に例を挙げて示した通りであるヒドロキシ(低級)ア
ルキル、保護されたヒドロキシ部分および低級アルキル
部分が各々上に例を挙げて示した通りである保護された
ヒドロキシ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した通
りのアシル、シアノ、スルホ、スルファモイル、カルバ
モイルオキシ、メルカプト、低級アルキル部分が上に例
を挙げて示した通りである低級アルキルチオ、イミノな
どが挙げられる。
「適当な置換基を有していてもよいアリール」なる表
現における好適な「置換基」としては、上に例を挙げて
示した通りの低級アルキル;上に例を挙げて示した通り
の低級アルコキシ;上に例を挙げて示した通りの低級ア
ルケニル;上に例を挙げて示した通りの低級アルキニ
ル、ハロゲン部分および低級アルキル部分が各々上に例
を挙げて示した通りであるモノ(またはジまたはトリ)
ハロ(低級)アルキル;上に例を挙げて示した通りのシ
クロ(低級)アルキル;上に例を挙げて示した通りのシ
クロ(低級)アルケニル;上に例を挙げて示した通りの
ハロゲン;シクロ(低級)アルキル部分が上に例を挙げ
て示した通りであるシクロ(低級)アルキルオキシ;カ
ルボキシ;上に例を挙げて示した通りの保護されたカル
ボキシ;ヒドロキシ;上に例を挙げて示した通りの保護
されたヒドロキシ;上に例を挙げて示した通りのアリー
ル;アリール部分および低級アルキル部分が各々上に例
を挙げて示した通りであるアル(低級)アルキル;低級
アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるカルボ
キシ(低級)アルキル;保護されたカルボキシ部分およ
び低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りで
ある保護されたカルボキシ(低級)アルキル;ニトロ;
アミノ;上に例を挙げて示した通りの保護されたアミ
ノ;アシル部分が上に例を挙げて示した通りであるアシ
ルアミノ;低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通
りであるジ(低級)アルキルアミノ;低級アルキル部分
が上に例を挙げて示した通りであるアミノ(低級)アル
キル;保護されたアミノ部分および低級アルキル部分が
各々上に例を挙げて示した通りである保護されたアミノ
(低級)アルキル;低級アルキル部分が上に例を挙げて
示した通りであるヒドロキシ(低級)アルキル;保護さ
れたヒドロキシ部分および低級アルキル部分が各々上に
例を挙げて示した通りである保護されたヒドロキシ(低
級)アルキル;上に例を挙げて示した通りのアシル;シ
アノ;スルホ;スルファモイル;カルバモイルオキシ;
メルカプト;低級アルキル部分が上に例を挙げて示した
通りである低級アルキルチオ;低級アルキル部分が上に
例を挙げて示した通りである低級アルキルアミノ;アシ
ル部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示
した通りであるN−アシル−N−低級アルキルアミノ;
アシル部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げ
て示した通りであるアシル(低級)アルキル;アリール
部分、低級アルケニル部分およびハロゲン部分が各々上
に例を挙げて示した通りである1〜3個のハロゲンを有
していてもよいアル(低級)アルケニル;アシル部分お
よび低級アルケニル部分が各々上に例を挙げて示した通
りであるアシル(低級)アルケニル;保護されたカルボ
キシ部分および低級アルケニル部分が各々上に例を挙げ
て示した通りである保護されたカルボキシ(低級)アル
ケニル;低級アルケニル部分が上に例を挙げて示した通
りであるシアノ(低級)アルケニル;複素環部分および
アリール部分が各々上に例を挙げて示した通りである1
〜3個のアリールを有していてもよい複素環式オキシ;
イミノ;複素環部分、低級アルキル部分およびアリール
部分が各々上に例を挙げて示した通りである「低級アル
キルおよびアリールからなる群から選ばれた1〜3個の
置換基を有していてもよい複素環式アミノ];アリール
部分、低級アルケニル部分、保護されたカルボキシ部
分、低級アルコキシ部分、シクロ(低級)アルキル部
分、ハロゲン部分およびアシル部分が各々上に例を挙げ
て示した通りである[カルボキシ(低級)アルケニル、
保護されたカルボキシ(低級)アルケニル、アリール、
低級アルコキシ、シクロ(低級)アルキルオキシ、ハロ
ゲン、カルボキシ、保護されたカルボキシ、アミノ、ア
シルアミノ、ジアシルアミノおよびアシルからなる群か
ら選ばれた1〜3個の置換基を有していてもよいアリー
ル];複素環部分、低級アルケニル部分およびハロゲン
部分が各々上に例を挙げて示した通りである1〜3個の
ハロゲンを有していてもよい複素環式(低級)アルケニ
ル;複素環部分、ハロゲン部分、保護されたカルボキシ
部分、アシル部分および保護されたアミノ部分が各々上
に例を挙げて示した通りである[ハロゲン、シアノ、カ
ルボキシ、保護されたカルボキシ、オキソ、アシル、ア
ミノ、保護されたアミノおよび複素環基からなる群から
選ばれた1〜3個の置換基を有していてもよい複素環
基];などが挙げられる。
「適当な置換基を有していてもよい複素環式(低級)
アルキル」なる表現における好適な「置換基」として
は、上に例を挙げて示した通りの低級アルキル、上に例
を挙げて示した通りの低級アルコキシ、上に例を挙げて
示した通りの低級アルケニル、上に例を挙げて示した通
りの低級アルキニル、ハロゲン部分および低級アルキル
部分が各々上に例を挙げて示した通りであるモノ(また
はジまたはトリ)ハロ(低級)アルキル、上に例を挙げ
て示した通りのシクロ(低級)アルキル、上に例を挙げ
て示した通りのシクロ(低級)アルケニル、上に例を挙
げて示した通りのハロゲン、カルボキシ、上に例を挙げ
て示した通りの保護されたカルボキシ、ヒドロキシ、上
に例を挙げて示した通りの保護されたヒドロキシ、上に
例を挙げて示した通りのアリール、アリール部分および
低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りのア
ル(低級)アルキル、低級アルキル部分が上に例を挙げ
て示した通りであるカルボキシ(低級)アルキル、保護
されたカルボキシ部分および低級アルキル部分が各々上
に例を挙げて示した通りである保護されたカルボキシ
(低級)アルキル、ニトロ、アミノ、上に例を挙げて示
した通りの保護されたアミノ、低級アルキル部分が上に
例を挙げて示した通りであるジ(低級)アルキルアミ
ノ、低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであ
るアミノ(低級)アルキル、保護されたアミノ部分およ
び低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りで
ある保護されたアミノ(低級)アルキル、低級アルキル
部分が上に例を挙げて示した通りであるヒドロキシ(低
級)アルキル、保護されたヒドロキシ部分および低級ア
ルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りである保護
されたヒドロキシ(低級)アルキル、上に例を挙げて示
した通りのアシル、シアノ、スルホ、スルファモイル、
カルバモイルオキシ、低級アルキル部分が上に例を挙げ
て示した通りである低級アルキルチオ、イミノなどが挙
げられる。
目的化合物および出発化合物の製造法を以下に詳しく
説明する。
方法(1) 化合物(I)またはその塩は、化合物(II)またはそ
の塩を化合物(III)またはその塩と反応させることに
より製造できる。
この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノ
ール、エタノールなど)、ベンゼン、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、テトラヒドロフラン、トルエン、塩化メチ
レン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジエチルエーテ
ルなどの溶媒、その他反応に悪影響を及ぼさない任意の
溶媒中で実施する。
反応温度はとくに限定されないが、通常は、加温ない
し加熱下に反応を実施する。
方法(2) 化合物(I b)またはその塩は、化合物(I a)または
そのアミノ基における反応性誘導体もしくはそれらの塩
をアシル化反応に付すことにより製造できる。
本アシル化反応に使用すべき好適なアシル化剤として
は、式 R10−OH (VII) (ここに、R10はアシルである)の化合物またはその反
応性誘導体もしくはそれらの塩が挙げられる。
化合物(I a)のアミノ基における好適な反応性誘導
体としては、化合物(I a)とアルデヒド、ケトンなど
のカルボニル化合物との反応により形成されるシッフ塩
基型イミノ体またはその互変異性体であるエナミン体;
化合物(I a)とN,O−ビス(トリメチルシリル)アセト
アミド、N−トリメチルシリルアセトアミドなどのシリ
ル化合物との反応により形成されるシリル誘導体;化合
物(I a)と三塩化燐またはホスゲンとの反応により形
成される誘導体などが挙げられる。
化合物(VII)の好適な反応性誘導体としては、酸ハ
ロゲン化物、酸無水物、活性エステル、イソシアナート
などが挙げられる。好適な例としては、酸塩化物;酸ア
ジ化物;置換燐酸(たとえばジアルキル燐酸、フェニル
燐酸、ジフェニル燐酸、ジベンジル燐酸、ハロゲン化燐
酸など)、ジアルキル亜燐酸、亜硫酸、チオ硫酸、アル
カンスルホン酸(たとえばメタンスルホン酸、エタンス
ルホン酸など)、硫酸、アルキル炭酸、脂肪族カルボン
酸(たとえばピバル酸、ペンタン酸、イソペンタン酸、
2−エチル酪酸、トリクロロ酢酸など)、芳香族カルボ
ン酸(たとえば安息香酸など)などの酸との混合酸無水
物;活性エステル(たとえばシアノメチルエステル、メ
トキシメチルエステル、ジメチルイミノメチル ビニルエステル、プロパルギルエステル、p−ニトロフ
ェニルエステル、2,4−ジニトロフェニルエステル、ト
リクロロフェニルエステル、ペンタクロロフェニルエス
テル、メシルフェニルエステル、フェニルアゾフェニル
エステル、フェニルチオエステル、p−ニトロフェニル
チオエステル、p−クレジルチオエステル、カルボキシ
メチルチオエステル、ピラニルエステル、ピリジルエス
テル、ピペリジルエステル、8−キノリルチオエステル
など);N−ヒドロキシ化合物(たとえばN,N−ジメチル
ヒドロキシルアミン、1−ヒドロキシ−2(1H)−ピリ
ドン、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシフタルイミド、1
−ヒドロキシ−6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾールな
ど)とのエステル;置換または無置換アリールイソシア
ナート;置換または無置換アリールイソチオシアナート
などが挙げられる。これらの反応性誘導体は、使用する
化合物(VII)の種類に応じて、それらのなかから適宜
選択することができる。
反応は、通常、慣用の溶媒、たとえば水、アセトン、
ジオキサン、アセトニトリル、クロロホルム、塩化メチ
レン、塩化エチレン、テトラヒドロフラン、酢酸エチ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、ピリジン、反応に悪
影響を及ぼさないその他の任意の有機溶媒中で実施す
る。これらの慣用の溶媒は、水との混合物の形で使用す
ることもできる。
化合物(VII)を遊離酸または塩の形で反応に用いる
ときには、慣用の縮合剤、たとえばN,N′−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド;N−シクロヘキシル−N′−モル
ホリノエチルカルボジイミド;N−シクロヘキシル−N′
−(4−ジエチルアミノシクロヘキシル)カルボジイミ
ド;N,N′−ジイソプロピルカルボジイミド;N−エチル−
N′−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド;N,N′−カルボニルビス(2−メチルイミダゾー
ル);ペンタメチレンケテン−N−シクロヘキシルイミ
ン;ジフェニルケテン−N−シクロヘキシルイミン;エ
トキシアセチレン;1−アルコキシ−1−クロロエチレ
ン;亜燐酸トリアルキル;ポリ燐酸イソプロピル;オキ
シ塩化燐(塩化ホスホリル);三塩化燐;塩化チオニ
ル;塩化オキサリル;トリフェニルホスファイト;2−エ
チル−7−ヒドロキシベンゾイソオキサゾリウム塩;水
酸化2−エチル−5−(m−スルホフェニル)イソオキ
サゾリウム分子内塩;1−(p−クロロベンゼンスルホニ
ルオキシ)−6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾール;N,N
−ジメチルホルムアミドと塩化チオニル、ホスゲン、オ
キシ塩化燐などとの反応により調製されるいわゆるビル
スマイヤー試薬;などの存在下で反応を実施することが
好ましい。
反応は、アルカリ金属重炭酸塩、トリ(低級)アルキ
ルアミン、ピリジン、N−低級アルキルモルホリン、N,
N−ジ(低級)アルキルベンジルアミンなどの有機塩基
または無機塩基の存在下で実施することもできる。
反応温度はとくに限定されず、通常、冷却下ないし加
熱下で反応を実施する。
方法(3) 化合物(I a)またはその塩は、化合物(I b)または
その塩を脱アシル反応に付すことにより製造できる。
この脱アシル反応の好適な方法としては、加水分解、
還元などの常法が挙げられる。
(i)加水分解の場合: 加水分解は、塩基もしくはルイス酸を含めての酸の存
在下で実施するのが好ましい。
好適な塩基としては、アルカリ金属[たとえばナトリ
ウム、カリウムなど]、アルカリ土類金属[たとえばマ
グネシウム、カルシウムなど]、それらの水酸化物また
は炭酸塩または炭酸水素塩、トリアルキルアミン[たと
えばトリメチルアミン、トリエチルアミンなど]、ピコ
リン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エンな
どの無機塩基および有機塩基が挙げられる。
好適な酸としては、有機酸[たとえば蟻酸、酢酸、プ
ロピオン酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸など]
および無機酸[たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸、塩化
水素、臭化水素など]が挙げられる。
トリハロ酢酸[たとえばトリクロロ酢酸、トリフルオ
ロ酢酸など]などのルイス酸を用いての脱離は、カチオ
ン捕捉剤[たとえばアニソール、フェノールなど]の存
在下で実施することが好ましい。
反応は、通常、慣用の溶媒、たとえば水、アルコール
(たとえばメタノール、エタノール、イソプロピルアル
コールなど)、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トル
エン、塩化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、反応に悪影響を及ぼさないその他の任意の有機溶
媒、またはこれらの混合物中で実施する。
反応温度はとくに限定されないが、通常は、冷却下な
いし加温下で反応を実施する。
(ii)還元の場合: 還元は、化学還元および接触還元を含めての常法によ
り実施する。
化学還元に使用すべき好適な還元剤は、水素化物(た
とえば沃化水素、硫化水素、水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナトリウ
ムなど)もしくは金属(たとえば錫、亜鉛、鉄など)ま
たは金属化合物(たとえば塩化クロム、酢酸クロムな
ど)と有機酸または無機酸(たとえば蟻酸、酢酸、プロ
ピオン酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン
酸、塩酸、臭化水素酸など)との組合せである。
接触還元に使用すべき好適な触媒は、白金触媒(たと
えば白金板、海綿状白金、白金黒、コロイド白金、酸化
白金、白金線など)、パラジウム触媒(たとえば海綿状
パラジウム、パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウ
ム炭、コロイドパラジウム、パラジウム/硫酸バリウ
ム、パラジウム/炭酸バリウムなど)、ニッケル触媒
(たとえば還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケ
ルなど)、コバルト触媒(たとえば還元コバルト、ラネ
ーコバルトなど)、鉄触媒(たとえば還元鉄、ラネー鉄
など)、銅触媒(たとえば還元銅、ラネー銅、ウルマン
銅など)などの慣用のものである。
還元は、通常、慣用の溶媒、たとえば水、アルコール
(たとえばメタノール、エタノール、イソプロピルアル
コールなど)、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トル
エン、塩化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、反応に悪影響を及ぼさない他の任意の有機溶媒、ま
たはそれらの混合物中で実施する。
なお、化学還元に用いる上記の酸が液状であるときに
は、それらを溶媒としても使用できる。
この還元の反応温度はとくに限定されないが、通常
は、冷却下ないし加温下で反応を実施する。
方法(4) 化合物(I c)またはその塩は、化合物(XI)または
その塩をハロゲン化反応に付すことにより製造できる。
このハロゲン化は、通常、慣用のハロゲン化剤、たと
えばハロゲン(たとえば塩素、臭素など)、三ハロゲン
化燐(たとえば三臭化燐、三塩化燐など)、五ハロゲン
化燐(たとえば五塩化燐、五臭化燐など)、オキシ塩化
燐(たとえば三塩化ホスホリル、一塩化ホスホリルな
ど)、ハロゲン化チオニル(たとえば塩化チオニル、臭
化チオニルなど)、ハロゲン化オキサリル(たとえば塩
化オキサリル、臭化オキサリルなど)、N−ハロスクシ
ンイミド(たとえばN−ブロモスクシンイミド、N−ク
ロロスクシンイミドなど)などを用いて実施する。
この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコールなど)、ベ
ンゼン、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、テ
トラヒドロフラン、塩化メチレン、二塩化エチレン、ク
ロロホルム、ジエチルエーテルなどの溶媒、その他反応
に悪影響を及ぼさない任意の溶媒中で実施する。
反応温度はとくに限定されないが、通常は、冷却下な
いし加温下で反応を実施する。
方法(5)− 化合物(IX)またはその塩は、化合物(I d)または
その塩を化合物(VIII)またはその塩と反応させること
により製造できる。
この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノ
ール、エタノールなど)、ベンゼン、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、テトラヒドロフラン、トルエン、塩化メチ
レン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジオキサン、ジ
エチルエーテルなどの溶媒、その他反応に悪影響を及ぼ
さない任意の溶媒中で実施する。
反応温度はとくに限定されず、通常、冷却下ないし加
熱下で反応を実施する。
反応は、通常は、ルイス酸を含めての酸の存在下で実
施する。
好適な酸としては、有機酸[たとえば蟻酸、酢酸、プ
ロピオン酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸など]
および無機酸[たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸、塩化
水素、臭化水素、ハロゲン化亜鉛(たとえば塩化亜鉛、
臭化亜鉛など)など]などが挙げられる。
反応は、アルカリ金属(たとえばナトリウム、カリウ
ムなど)、アルカリ金属水酸化物(たとえば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素
塩(たとえば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムな
ど)、アルカリ金属炭酸塩(たとえば炭酸ナトリウム、
炭酸カリウムなど)、トリ(低級)アルキルアミン(た
とえばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミンなど)、アルカリ金属水素化物(た
とえば水素化ナトリウムなど)、アルカリ金属(低級)
アルコキシド(たとえばナトリウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシドなど)、ピリジン、ルチジン、ピコリ
ン、ジメチルアミノピリジン、N−(低級)アルキルモ
ルホリン、N,N−ジ(低級)アルキルベンジルアミン、
N,N−ジ(低級)アルキルアニリンなどが挙げられる。
該塩基、酸および/または出発化合物が液状であると
きには、それらを溶媒としても使用できる。
方法(5)− 化合物(I e)またはその塩は、化合物(IX)または
その塩をN−保護基の脱離反応に付すことにより製造で
きる。
この反応は、上記方法(3)と同様にして実施でき、
従って、使用すべき試剤および反応条件(たとえば溶
媒、反応温度など)としては、方法(3)のそれらを挙
げることができる。
方法(A)− 化合物(VI)またはその塩は、化合物(IV)またはそ
の塩を化合物(V)またはその塩と反応させることによ
り製造できる。
この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノ
ール、エタノールなど)、ベンゼン、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、テトラヒドロフラン、トルエン、塩化メチ
レン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジエチルエーテ
ルなどの溶媒、その他反応に影響を及ぼさない任意の溶
媒中で実施する。
反応温度はとくに限定されないが、通常は、加温ない
し加熱下で反応を実施する。
出発化合物が液状であるときには、それを溶媒として
も使用できる。
方法(A)− 化合物(II)またはその塩は、化合物(VI)またはそ
の塩を還元反応に付すことにより製造できる。
還元は、化学還元および接触還元を含めての常法によ
り実施する。
化学還元に使用すべき好適な還元剤は、水素化物(た
とえば沃化水素、硫化水素、水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナトリウ
ムなど)もしくは金属(たとえば錫、亜鉛、鉄など)ま
たは金属化合物(たとえば塩化クロム、酢酸クロムな
ど)と有機酸または無機酸(たとえば蟻酸、酢酸、プロ
ピオン酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン
酸、塩酸、臭化水素酸など)との組合せである。
接触還元に使用すべき好適な触媒は、白金触媒(たと
えば白金板、海綿状白金、白金黒、コロイド白金、酸化
白金、白金線など)、パラジウム触媒(たとえば海綿状
ラジウム、パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム
炭、コロイドパラジウム、パラジウム/硫酸バリウム、
パラジウム/炭酸バリウムなど)、ニッケル触媒(たと
えば還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケルな
ど)、コバルト触媒(たとえば還元コバルト、ラネーコ
バルトなど)、鉄触媒(たとえば還元鉄、ラネー鉄な
ど)、銅触媒(たとえば還元銅、ラネー銅、ウルマン銅
など)などの慣用のものである。
この還元は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の
溶媒、たとえば水、アルコール(たとえばメタノール、
エタノール、プロパノールなど)、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミドなど、ま
たはこれらの混合物中で実施する。
反応温度はとくに限定されないが、通常は、冷却下な
いし加温下で反応を実施する。
方法(B) 化合物(XI)またはその塩は、化合物(II)またはそ
の塩を化合物(X)またはその塩と反応させることによ
り製造できる。
この反応は、上記方法(1)と同様にして実施でき、
従って、使用すべき試剤および反応条件(たとえば溶
媒、反応温度など)としては、方法(1)のそれらを挙
げることができる。
方法(C) 化合物(V)またはその塩は、化合物(XII)または
その塩を還元反応に付すことにより製造できる。
この反応は、上記方法(A)−と同様にして実施で
き、従って、使用すべき試剤および反応条件(たとえば
溶媒、反応温度など)としては、方法(A)−のそれ
らを挙げることができる。
本発明は、マレイミドフェニル基が反応の間にスクシ
ンイミドフェニル基に変換される場合を発明の範囲内に
包含するものである。
方法(D) 化合物(VI a)またはその塩は、化合物(XIII)また
はその塩を化合物(XIV)またはその塩と反応させるこ
とにより製造できる。
反応は、製造例51に開示した方法で、またはそれと類
似の方法で、実施できる。
方法(E) 化合物(XII a)またはその塩は、化合物(XV)また
はその塩を化合物(XVI)またはその塩と反応させるこ
とにより製造できる。
反応は、製造例41に開示した方法で、またはそれと類
似の方法で、実施できる。
方法(F) 化合物(XII b)またはその塩は、化合物(XVII)を
化合物(XVIII)またはその塩と反応させることにより
製造できる。
反応は、製造例38に開示した方法で、またはそれと類
似の方法で、実施できる。
方法(G) 化合物(V a)またはその塩は、化合物(XIX)または
その塩を化合物(XX)またはその塩と反応させることに
より製造できる。
反応は、製造例4、61、62または63に開示した方法
で、またはそれらと類似の方法で実施できる。
方法(H)− 化合物(XXII)またはその塩は、化合物(XII c)ま
たはその塩を化合物(XXI)と反応させることにより製
造できる。反応は、製造例77に開示した方法で、または
それと類似の方法で、実施できる。
方法(H)− 化合物(XXIII)またはその塩は、化合物(XXII)ま
たはその塩を脱水反応に付すことにより製造できる。反
応は、製造例78に開示した方法で、またはそれと類似の
方法で、実施できる。
方法(I) 化合物(XII b)またはその塩は、化合物(XXIV)ま
たはその塩を化合物(XXV)またはその塩と反応させる
ことにより製造できる。
反応は、製造例42に開示した方法で、またはそれと類
似の方法で、実施できる。
方法(1)〜(5)および方法(A)〜(I)におけ
る目的化合物および出発化合物の好適な塩としては、化
合物(I)について例示したものを挙げることができ
る。
新規ピリドピラジン誘導体(I)およびそれらの医薬
として許容しうる塩は、ホスホジエステラーゼIII(PDE
III)に対して強い阻害活性を示さないが、ホスホジエ
ステラーゼIV(PDE IV)に対しては強い阻害活性を有
し、また、腫瘍壊死因子(TNF)に対する強い阻害活性
を有する。
すなわち、ピリドピラジン誘導体(I)およびそれら
の医薬として許容しうる塩は、ホスホジエステラーゼIV
(PDE IV)の選択的阻害剤であり、腫瘍壊死因子(TN
F)産生阻害剤である。
従って、新規ピリドピラジン誘導体(I)およびそれ
らの医薬として許容しうる塩は、PDE−IV介在性およびT
NF介在性諸疾患、たとえば慢性炎症性疾患(たとえばリ
ウマチ性関節炎、骨関節症、気腫、慢性気管支炎な
ど)、骨粗しょう症、移植による拒絶反応、喘息、好酸
球増加症、のう胞性線維症、肝炎、膵炎、腎炎、エンド
トキシンショック、特異的自己免疫疾患[たとえば強直
性脊椎炎、自己免疫性血液疾患(たとえば溶血性貧血、
再生不良性貧血、真性赤血球性貧血、特発性血小板減少
など)、全身性エリテマトーデス、多発性軟骨炎、強皮
症、ウェゲナー肉芽腫、皮膚筋炎、慢性活動性肝炎、重
症筋無力症、アトピー性皮膚炎、乾癬、特発性スプル
ー、自己免疫性炎症性腸疾患(たとえば潰瘍性大腸炎、
クローン病など)、内分泌性眼障害、グレーヴス病、サ
ルコイドーシス、多発性硬化症、原発性胆汁性肝硬変、
若年型糖尿病(I型糖尿病)、ライター症候群、非感染
性ぶどう膜炎、自己免疫角膜炎(たとえば乾性角結膜
炎、春季角結膜炎など)、間質性肺線維症、乾癬性関節
炎など]、癌性悪液質、エイズ性悪液質、血栓などの予
防的および治療的処置のために使用できる。
本発明のピリドピラジン誘導体(I)およびそれらの
医薬として許容しうる塩の有用性を示すために、ピリド
ピラジン誘導体(I)の代表的化合物の薬理試験データ
を以下に示す。
(a)U937ホスホジエステラーゼIV(PDE IV)の阻害 1.試験方法 採取したU937を−80℃で凍結し、細胞体を破壊する。
破壊した細胞のペレットを燐酸塩緩衝食塩液(PBS)で
洗う。
洗った細胞ペレットをホモジナイズ緩衝液(0.5%デ
オキシコール塩酸〔DOC〕、5mM 2−メルカプトエタノー
ル、1μMロイペプチン、100μM PMSF、20μM p−トリ
ル−L−リジンクロロメチルケトン[TLCK]PBS溶液)
中でダウンスホモジナイザーを用いてホモジナイズ(20
ストローク)する。ホモジネートを100,000gで90分間
(4℃)遠心分離し、PDE IV活性を含有する上澄みを、
DOCを含有しない以外はホモジナイズ用緩衝液と同じ組
成の透析緩衝液に対して透析する。透析ずみホモジネー
ト上澄みをPDE IV酵素標本として、冷凍庫(−80℃)で
保存する。
酵素標本をアッセイ緩衝液(10mMトリス−HCl、5mM N
aCl、1mM 2−メルカプトエタノール[pH8.0])で希釈
する。希釈率は、前もって、各新ロットのホモジナイズ
標本ごとに選択する。ブランクとしては、酵素標本の一
部を10分間煮沸する。
試験化合物は、ジメチルスルホキシド(DMSO)に、濃
度4×10-2M(最終濃度1×10-5M)となるように溶解さ
せ、つぎに、DMSOを用いて所望濃度の段階希釈液を作成
する。各濃度の希釈化合物をさらにアッセイ緩衝液で1:
500希釈する(0.2%DMSO)。アッセイ試験管中の最終DM
SO濃度は0.025%である。
各濃度当り2本ずつのガラス試験管に、0℃で、下記
を順次加える(濃度はすべてアッセイ管の最終濃度とし
て示す)。
50μlの化合物含有もしくは対照またはブランク用ア
ッセイ緩衝液 50μlの8×10-5M CI−930(最終10μM):(CI−9
30はPDE III阻害剤である) 200μlの酵素標本またはブランク用煮沸酵素標本。
反応管を水浴(30℃)中で5分間プレインキュベート
し、つぎに、100μlの[3H]−cAMP(37.0MBq/ml
3H]−cAMP:4μM非放射性cAMP=1:800)を加える。1
5分後、2.5単位/mlのアルカリホスファターゼを反応混
合物に加え、反応15分間継続する。反応混合物にダウエ
ックス1×8ゲルを加え、十分にボルテックス撹拌す
る。混合物を1000rpmで5分間遠心分離し、つぎに、上
澄みの500μlを適当なバイアル中のシンチレーション
液10mlに加え、ボルテックス撹拌し、[3H]を計数す
る。
阻害活性を次式に従って算出する: 2.試験化合物: (a)4−[3−[3−(1−ナフチル)ウレイド]フ
ェニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン 3.試験結果 (b)ヒト単核細胞におけるTNF−α産生阻害 1.試験方法: 健康志願者からヘパリンを使用しながら採血する。同
体積のRPMI−1640培地で希釈し、フィコル−パック(フ
ァルマシアLKBバイオテクノロジー)を用いての勾配遠
心分離(1800rpm、15分間)により、単核細胞(MNC)画
分を得る。MNCをRPMI−1640で2回洗う。つぎに、2mMの
L−グルタミンおよび1%のウシ胎仔血清を加えたRPMI
−1640培地にMNCを再懸濁させる。MNCを、96ウエルのマ
イクロカルチャープレートで、細胞濃度3×105/ウエル
で、1μg/mlのリポ多糖(LPS)(大腸菌由来)および
種々の量の試験化合物の存在下または不存在下、37℃で
16時間インキュベートする。インキュベーション終了時
に、上澄みを得て、そのTNF−α活性を酵素結合抗体免
疫吸着アッセイ(ELISA)により測定する。ELISAは、TN
F−αELISAキット(大塚製薬)を用いて実施する。
2.試験化合物: (a)4−[3−[3−(1−ナフチル)ウレイド]フ
ェニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン 3.試験結果: 医療目的の投与には、本発明の目的化合物(I)およ
びそれらの医薬として許容しうる塩を、経口投与、非経
口投与または外用に適した有機または無機、固体または
液体賦形剤などの製薬上許容しうる慣用の担体と混合し
た慣用の医薬製剤の形で使用する。該医薬製剤は、顆粒
剤、カプセル剤、錠剤、糖衣錠、坐剤などの固体形態ま
たは注射、経口摂取、点眼などのための液剤、懸濁剤、
乳剤などの液体形態の配合とすることができる。要すれ
ば、上記製剤に、安定剤、湿潤剤または乳化剤、緩衝剤
などの補助物質、その他の常用添加剤を含有させること
ができる。
有効成分は、通常、0.001mg/kg〜500mg/kg、好ましく
は0.01mg/kg〜10mg/kgを単位用量として、1日1〜4回
投与できる。ただし、患者の年令、体重、状態または投
与法に応じて、上記用量を増減できる。
目的化合物(I)の好ましい具体的態様は、つぎの通
りである。
R1が1〜3個(より好ましくは1または2個;さらに
好ましくは1個)の適当な置換基(より好ましくはニト
ロ)を有していてもよいフェニル;1〜3個(より好まし
くは1または2個;さらに好ましくは1個)の適当な置
換基[より好ましくは、ニトロ、アミノ、保護されたア
ミノ(より好ましくはアシルアミノ)、ヒドロキシおよ
び保護されたヒドロキシ(より好ましくはアシルオキ
シ;さらに好ましくは低級アルカノイルオキシ)からな
る群から選ばれた置換基]を有していてもよいフェニル
(低級)アルキル;ハロ(低級)アルキル;保護された
カルボキシ(低級)アルキル(より好ましくはエステル
化されたカルボキシ(低級)アルキル;さらに好ましく
は低級アルコキシカルボニル(低級)アルキル);1また
は2個の適当な置換基[より好ましくは、低級アルキル
および複素環基(より好ましくはピロリジニル)からな
る群から選ばれた置換基]を有していてもよいカルバモ
イル(低級)アルキル;1〜3個(より好ましくは1また
は2個)の適当な置換基(より好ましくはオキソ)を有
していてもよい複素環式オキシカルボニル(低級)アル
キル(より好ましくはピロリジニルオキシカルボニル
(低級)アルキル);保護されたカルボキシ(より好ま
しくはエステル化されたカルボキシ;さらに好ましくは
低級アルコキシカルボニル)および低級アルキルからな
る群から選ばれた1〜3個(より好ましくは1または2
個;さらに好ましくは1個)の置換基を有していてもよ
い複素環式カルボニル(低級)アルキル(より好ましく
はピロリジニルカルボニル(低級)アルキルまたはピペ
ラジニルカルボニル(低級)アルキル);インドリル;
または、各々に1〜3個(より好ましくは1または2
個;さらに好ましくは1個)の適当な置換基[より好ま
しくは、低級アルキル、N−オキシドおよびアリール
(より好ましくはフェニル)からなる群から選ばれた置
換基]を有していてもよいインドリル(低級)アルキ
ル、ピリジル(低級)アルキル、イミダゾリル(低級)
アルキル、モルホリニル(低級)アルキルまたはトリア
ゾリル(低級)アルキルであり、 R2が、各々に1〜3個(より好ましくは1または2
個)の適当な置換基{より好ましくは、低アルキル;ハ
ロゲン;モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級)アル
キル(より好ましくはトリハロ(低級)アルキル);ヒ
ドロキシ;保護されたヒドロキシ(より好ましくはアシ
ルオキシ;さらに好ましくは低級アルカノイルオキ
シ);カルボキシ;保護されたカルボキシ(より好まし
くはエステル化されたカルボキシ;さらに好ましくは低
級アルコキシカルボニルまたはフェニル(低級)アルコ
キシカルボニル);カルボキシ(低級)アルキル;保護
されたカルボキシ(低級)アルキル(より好ましくはエ
ステル化されたカルボキシ(低級)アルキル;さらに好
ましくは低級アルコキシカルボニル(低級)アルキ
ル);低級アルコキシ;シアノ;ニトロ;アミノ;アシ
ルアミノ[より好ましくは低級アルカノイルアミノ;ア
リールオキシカルボニルアミノ(より好ましくはフェニ
ル(低級)アルコキシカルボニルアミノ);低級アルコ
キシカルボニルアミノ;低級アルコキシグリオキシロイ
ル;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ;シクロ
(低級)アルキルオキシカルボニルアミノ;シクロ(低
級)アルキリデン(低級)アルカノイルアミノ;低級ア
ルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、カルボキシ、保護
されたカルボキシ(より好ましくはエステル化されたカ
ルボキシ;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニ
ル)、ニトロ、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシ(よ
り好ましくはアシルオキシ;さらに好ましくは低級アル
カノイルオキシ)、モノ(またはジまたはトリ)ハロ
(低級)アルキル(より好ましくはトリハロ(低級)ア
ルキル、シクロ(低級)アルキルオキシ、アリール(よ
り好ましくはフェニル)、カルボキシ(低級)アルケニ
ル、保護されたカルボキシ(低級)アルケニル(より好
ましくはエステル化されたカルボキシ(低級)アルケニ
ル;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル(低
級)アルケニル)、アミノ、保護されたアミノ(より好
ましくはアロイルアミノ;さらに好ましくはベンゾイル
アミノ)、複素環式オキシ(より好ましくはピリミジニ
ルオキシ)、およびニトロを有していてもよい複素環式
アミノ(より好ましくはピリジルアミノ)からなる群か
ら選ばれた1〜3個(より好ましくは1または2個)の
置換基を有していてもよいアロイルアミノ(より好まし
くはベンゾイルアミノまたはナフトイルアミノ);1また
は2個のハロゲンを有していてもよいアリールスルホニ
ルアミノ(より好ましくはフェニルスルホニルアミ
ノ);アル(低級)アルキルスルホニルアミノ(より好
ましくはフェニル(低級)アルキルスルホニルアミ
ノ);シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ;[モ
ノ(またはジ)アル(低級)アルカノイル]アミノ(よ
り好ましくは[モノ(またはジ)フェニル(低級)アル
カノイル]アミノまたは[ナフチル(低級)アルカノイ
ル]アミノ);低級アルカジエノイルアミノ;低級アル
キルおよびハロゲンからなる群から選ばれた1〜3個
(より好ましくは1または2個)の置換基を有していて
もよい複素環式カルボニルアミノ(より好ましくはフリ
ルカルボニルアミノ、ピリジルカルボニルアミノ、チエ
ニルカルボニルアミノ、インドリルカルボニルアミノ、
インドリニルカルボニルアミノ、キノリルカルボニルア
ミノ、テトラヒドロキノリルカルボニルアミノ、ベンゾ
フリルカルボニルアミノ、ベンゾチエニルカルボニルア
ミノ、メチレンジオキシベンゾイルアミノまたはモルホ
リニルカルボニルアミノ);低級アルキル、ハロゲン、
カルボキシ、保護されたカルボキシ(より好ましくはエ
ステル化されたカルボキシ;さらに好ましくは低級アル
コキシカルボニル)およびニトロからなる群から選ばれ
た1〜3個(より好ましくは1または2個;さらに好ま
しくは1個)の置換基を有していてもよいアル(低級)
アルケノイルアミノ(より好ましくはフェニル(低級)
アルケノイルアミノ);複素環式(低級)アルケノイル
アミノ(より好ましくはピリジル(低級)アルケノイル
アミノ);低級アルキル;ニトロ、アミノ、保護された
アミノ(より好ましくはアシルアミノ)、低級アルコキ
シ、低級アルキルチオ、低級アルキル、アリール(より
好ましくはフェニル)、カルボキシ、保護されたカルボ
キシ(より好ましくはエステル化されたカルボキシ;さ
らに好ましくは低級アルコキシカルボニル、ジ(低級)
アルキルアミノ、モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低
級)アルキル(より好ましくはトリハロ(低級)アルキ
ル)およびハロゲンからなる群から選ばれた1〜3個
(より好ましくは1または2個)の置換基を有いていて
もよいアリール(より好ましくはフェニルまたはナフチ
ル);アリールスルホニル(より好ましくはフェニルス
ルホニル);アル(低級)アルキル(より好ましくはフ
ェニル(低級)アルキル);シクロ(低級)アルキルお
よび複素環基(より好ましくはチアゾリル、ピリジル、
キノリルまたはモルホリニル)からなる群から選ばれた
1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイル
アミノ;または、アリール(より好ましくはフェニルま
たはナフチル)およびアシル(より好ましくはアロイ
ル;さらに好ましくはベンゾイル)からなる群から選ば
れた1または2個(より好ましくは1個)の置換基を有
していてもよいチオカルバモイルアミノ];低級アルキ
ルアミノ;N−アシル−N−低級アルキルアミノ[より好
ましくはN−低級アルカノイル−N−低級アルキルアミ
ノ、N−アロイル−N−低級アルキルアミノ(より好ま
しくはN−ベンゾイル−低級アルキルアミノ)、N−ア
リールカルバモイル−N−低級アルキルアミノ(より好
ましくはN−フェニルカルバモイル−N−低級アルキル
アミノ)またはN−保護されたカルボキシアル(低級)
アルケノイル−N−低級アルキルアミノ(より好ましく
はN−[エステル化されたカルボキシフェニル](低
級)アルケノイル−N−低級アルキルアミノ;さらに好
ましくはN−[低級アルコキシカルボニルフェニル]
(低級)アルケノイル−N−低級アルキルアミノ)];
低級アルキルおよびアリール(より好ましくはフェニ
ル)からなる群から選ばれた1〜3個(より好ましくは
1または2個;さらに好ましくは1個)の置換基を有し
ていてもよい複素環式アミノ(より好ましくはチアゾリ
ルアミノまたはピリミジニルアミノ);アシル[より好
ましくは低級アルカノイル;低級アルキルおよび1また
は2個のハロゲンを有していてもよいアリール(より好
ましくはフェニル)とからなる群から選ばれた1または
2個の置換基を有していてもよいカルバモイル;低級ア
ルコキシを有していてもよいアロイル(より好ましくは
ベンゾイル);または複素環式カルボニル(より好まし
くはモルホリニルカルボニルまたはインドリジニルカル
ボニル)];アシル(低級)アルキル[より好ましく
は、1または2個(より好ましくは1個)のアリール
(より好ましくはフェニルまたはナフチル)を有してい
てもよいカルバモイル(低級)アルキル];カルボキシ
(低級)アルケニル、保護されたカルボキシ(低級)ア
ルケニル(より好ましくはエステル化されたカルボキシ
(低級)アルケニル;さらに好ましくは低級アルコキシ
カルボニル(低級)アルケニル)、アリール(より好ま
しくはフェニル)、低級アルコキシ、シクロ(低級)ア
ルキルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、保護されたカル
ボキシ(より好ましくはエステル化されたカルボキシ;
さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル)、アミ
ノ、アシルアミノ[より好ましくは低級アルカノイルア
ミノ;保護されたカルボキシ(より好ましくはエステル
化されたカルボキシ)またはカルボキシを有していても
よいアロイルアミノ(より好ましくはベンゾイルアミ
ノ);低級アルキルスルホニルアミノ;モノ(またはジ
またはトリ)ハロ(低級)アルカノイルアミノ(より好
ましくはトリハロ(低級)アルカノイルアミノ);低級
アルコキシカルボニルアミノ;アリールオキシカルボニ
ルアミノ(より好ましくはフェノキシカルボニルアミ
ノ);カルボキシ(低級)アルカノイルアミノ;保護さ
れたカルボキシ(低級)アルカノイルアミノ(より好ま
しくはエステル化されたカルボキシ(低級)アルカノイ
ルアミノ;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル
(低級)アルカノイルアミノ);カルボキシ(低級)ア
ルケノイルアミノ;保護されたカルボキシ(低級)アル
ケノイルアミノ(より好ましくはエステル化されたカル
ボキシ(低級)アルケノイルアミノ;さらに好ましくは
低級アルコキシカルボニル(低級)アルケノイルアミ
ノ);シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ;低級
アルキルグリオキシロイルアミノ;1または2個のハロゲ
ンを有していてもよいアリールスルホニルアミノ(より
好ましくはフェニルスルホニルアミノ);保護されたカ
ルボキシ(より好ましくはエステル化されたカルボキ
シ)またはカルボキシを有していてもよいアル(低級)
アルケノイルアミノ(より好ましくはフェニル(低級)
アルケノイルアミノ);複素環式(低級)アルケノイル
アミノ(より好ましくはピリジル(低級)アルケノイル
アミノ);複素環式カルボニルアミノ(より好ましくは
キノキサリニルカルボニルアミノまたはベンゾチエニル
カルボニルアミノ);または低級アルキルおよびアリー
ル(より好ましくはフェニル)からなる群から選ばれた
1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイル
アミノ]、ジアシルアミノ(より好ましくはビス((低
級)アルキルスルホニル)アミノ)ならびにアシル(さ
らに好ましくは低級アルキルおよびアリール(より好ま
しくはフェニルまたはナフチル)からなる群から選ばれ
た1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイ
ル)からなる群から選ばれた1〜3個(より好ましくは
1または2個)の置換基を有していてもよいアリール
(より好ましくはフェニルまたはナフチル);アル(低
級)アルキル(より好ましくはフェニル(低級)アルキ
ルまたはナフチル(低級)アルキル);1〜3個(より好
ましくは1または2個)のハロゲンを有していてもよい
アル(低級)アルケニル(より好ましくはフェニル(低
級)アルケニルまたはナフチル(低級)アルケニル);
アシル(低級)アルケニル(より好ましくはアロイル
(低級)アルケニル;さらに好ましくはベンゾイル(低
級)アルケニル);保護されたカルボキシ(低級)アル
ケニル(より好ましくはエステル化されたカルボキシ
(低級)アルケニル;さらに好ましくは低級アルコキシ
カルボニル(低級)アルケニル);シアノ(低級)アル
ケニル;複素環式(低級)アルケニル(より好ましく
は、1〜3個(より好ましくは1または2個;さらに好
ましくは1個)のハロゲンを有していてもよいピリジル
(低級)アルケニル、ピリミジニル(低級)アルケニル
またはキノリル(低級)アルケニル);ハロゲン、シア
ノ、カルボキシ、保護されたカルボキシ(より好ましく
はエステル化されたカルボキシ;さらに好ましくは低級
アルコキシカルボニル)、オキソ、アシル(より好まし
くは低級アルカノイル)、アミノ、保護されたアミノ
(より好ましくはアシルアミノ)および複素環基(より
好ましくはピリジル)からなる群から選ばれた1〜3個
(より好ましくは1または2個)の置換基を有していて
もよい複素環基(より好ましくはピリジル、チエニル、
ピロリル、ピロリジニル、インドリル、キノリル、イソ
キノリル、イミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリ
ルまたはトリアゾリル;および1〜3個(より好ましく
は1または2個;さらに好ましくは1個)のアリール
(より好ましくはフェニル)を有していてもよい複素環
式オキシ(より好ましくはピリミジニルオキシ)からな
る群から選ばれた置換基}を有していてもよいフェニル
またはナフチル;またはピリジルであり、 R3が水素、低級アルコキシまたはアリールチオ(より
好ましくはフェニルチオ)であるもの、 目的化合物(I)のより好ましい具体化態様は、つぎ
の通りである。
R1がフェニル、ニトロフェニル、フェニル(低級)ア
ルキル、ニトロフェニル(低級)アルキル、アミノフェ
ニル(低級)アルキル、ヒドロキシフェニル(低級)ア
ルキル、低級アルカノイルオキシフェニル(低級)アル
キル、ハロ(低級)アルキル、低級アルコキシカルボニ
ル(低級)アルキル、[ピロリジニルカルバモイル]
(低級)アルキル、[N,N−ジ(低級)アルキルカルバ
モイル](低級)アルキル、ピロリジニルカルボニル
(低級)アルキル、[ジオキソピロリジニルオキシカル
ボニル](低級)アルキル、[低級アルコキシカルボニ
ルピロリジニルカルボニル](低級)アルキル、[低級
アルキルピペラジニルカルボニル](低級)アルキル、
インドリル、インドリル(低級)アルキル、N−オキシ
ドを有していてもよいピリジル(低級)アルキル、低級
アルキルまたはフェニルを有していてもよいイミダゾリ
ル(低級)アルキル、またはモルホリニル(低級)アル
キルであり、 R2がフェニル、低級アルキルフェニル、ハロフェニ
ル、トリハロ(低級)アルキルフェニル、ヒドロキシフ
ェニル、低級アルカノイルオキシフェニル、カルボキシ
フェニル、低級アルコキシカルボニルフェニル、[フェ
ニル(低級)アルコキシカルボニル]フェニル、[カル
ボキシ(低級)アルキル]フェニル、[低級アルコキシ
カルボニル(低級)アルキル]フェニル、低級アルコキ
シフェニル、シアノフェニル、ニトロフェニル、アミノ
フェニル、[低級アルカノイルアミノ]フェニル、[フ
ェノキシカルボニルアミノ]フェニル、[低級アルコキ
シカルボニルアミノ]フェニル、[低級アルコキシグリ
オキシロイルアミノ]フェニル、[シクロ(低級)アル
キルオキシカルボニルアミノ]フェニル、[シクロ(低
級)アルキルカルボニルアミノ]フェニル、[シクロ
(低級)アルキリデン(低級)アルカノイルアミノ]フ
ェニル、[ベンゾイルアミノ]フェニル、[モノ(また
はジ)(低級アルキル)ベンゾイルアミノ]フェニル、
[モノ(またはジ)ハロベンゾイルアミノ]フェニル、
[ジ(低級アルコキシ)ベンゾイルアミノ]フェニル、
[ビス((低級)アルコキシカルボニル)ベンゾイルア
ミノ]フェニル、[モノ(またはジ)ニトロベンゾイル
アミノ]フェニル、[ヒドロキシベンゾイルアミノ]フ
ェニル、「低級アルカノイルオキシベンゾイルアミノ]
フェニル、[ビス[トリハロ(低級)アルキル]ベンゾ
イルアミノ]フェニル、低級アルコキシカルボニルとニ
トロとで置換されたベンゾイルアミノを有するフェニ
ル、低級アルコキシとシクロ(低級)アルキルオキシと
で置換されたベンゾイルアミノを有するフェニル、[フ
ェニルベンゾイルアミノ]フェニル、[[低級アルコキ
シカルボニル(低級)アルケニル]ベンゾイルアミノ]
フェニル、[[ベンゾイルアミノ]ベンゾイルアミノ]
フェニル、[ピリミジニルオキシベンゾイルアミノ]フ
ェニル、[[ニトロピリジルアミノ]ベンゾイルアミ
ノ]フェニル、[ナフトイルアミノ]フェニル、[ヒド
ロキシナフトイルアミノ]フェニル、[[低級アルカノ
イルオキシナフトイル]アミノ]フェニル、[[低級ア
ルコキシカルボニルナフトイル]アミノ]フェニル、
[フェニルスルホニルアミノ]フェニル、[ジハロフェ
ニルスルホニルアミノ]フェニル、[フェニル(低級)
アルキルスルホニルアミノ]フェニル、[シクロ(低
級)アルキルカルボニルアミノ]フェニル、[モノ(ま
たはジ)フェニル(低級)アルカノイルアミノ]フェニ
ル、[ナフトイル(低級)アルカノイルアミノ]フェニ
ル、[低級アルカジエノイルアミノ]フェニル、[フリ
ルカルボニルアミノ]フェニル、[ピリジルカルボニル
アミノ]フェニル、[ジハロピリジルカルボニルアミ
ノ]フェニル、[チエニルカルボニルアミノ]フェニ
ル、[インドリニルカルボニルアミノ]フェニル、[キ
ノリルカルボニルアミノ]フェニル、[テトラヒドロキ
ノリルカルボニルアミノ]フェニル、[ベンゾフリルカ
ルボニルアミノ]フェニル、[低級アルキルインドリル
カルボニルアミノ]フェニル、[ベンゾチエニルカルボ
ニルアミノ]フェニル、[メチレンジオキシベンゾイル
アミノ]フェニル、[モルホリニルカルボニルアミノ]
フェニル、[フェニル(低級)アルケノイルアミノ]フ
ェニル、[[低級アルキルフェニル(低級)アルケノイ
ル]アミノ]フェニル、[[モノ(またはジ)ハロフェ
ニル(低級)アルケノイル]アミノ]フェニル、[[低
級アルコキシカルボニルフェニル(低級)アルケノイ
ル]アミノ]フェニル、[[ニトロフェニル(低級)ア
ルケノイル]アミノ]フェニル、[ピリジル(低級)ア
ルケノイルアミノ]フェニル、ウレイドフェニル、[低
級アルキルウレイド]フェニル、[フェニルウレイド]
フェニル、[[アミノフェニル]ウレイド]フェニル、
[[ハロフェニル]ウレイド]フェニル、[[ニトロフ
ェニル]ウレイド]フェニル、[[低級アルコキシフェ
ニル]ウレイド]フェニル、[[低級アルキルチオフェ
ニル]ウレイド]フェニル、[[モノ(またはジ)(低
級アルキル)フェニル]ウレイド]フェニル、[ビフェ
ニルイルウレイド]フェニル、[[カルボキシフェニ
ル]ウレイド]フェニル、[[低級アルコキシカルボニ
ルフェニル]ウレイド]フェニル、[[ジ(低級)アル
キルアミノフェニル]ウレイド]フェニル、[トリハロ
(低級)アルキルフェニル]ウレイド]フェニル、
[[ジハロフェニル]ウレイド]フェニル、[ナフチル
ウレイド]フェニル、[フェニルスルホニルウレイド]
フェニル、[フェニル(低級)アルキルウレイド]フェ
ニル、[シクロ(低級)アルキルウレイド]フェニル、
[チアゾリルウレイド]フェニル、[ピリジルウレイ
ド]フェニル、[キノリルウレイド]フェニル、[モル
ホリニルウレイド]フェニル、[N−フェニル−N−低
級アルキルウレイド]フェニル、[フェニル(チオウレ
イド)]フェニル、[ナフチル(チオウレイド)]フェ
ニル、[ベンゾイル(チオウレイド)]フェニル、[低
級アルキルアミノ]フェニル、[N−低級アルカノイル
−N−低級アルキルアミノ]フェニル、[N−ベンゾイ
ル−N−低級アルキルアミノ]フェニル、[N−フェニ
ルカルバモイル−N−低級アルキルアミノ]フェニル、
[N−低級アルコキシカルボニルフェニル(低級)アル
ケノイル−N−低級アルキルアミノ]フェニル、[低級
アルキルチアゾリルアミノ]フェニル、[フェニルチア
ゾリルアミノ]フェニル、[ピリミジニルアミノ]フェ
ニル、低級アルカノイルフェニル、カルバモイルフェニ
ル、[低級アルキルカルバモイル]フェニル、[フェニ
ルカルバモイル]フェニル、[ジハロフェニルカルバモ
イル]フェニル、[N−ジハロフェニル−N−低級アル
キルカルバモイル]フェニル、ベンゾイルフェニル、
[低級アルコキシベンゾイル]フェニル、モルホリニル
カルボニルフェニル、インドリジニルカルボニルフェニ
ル、[フェニルカルバモイル(低級)アルキル]フェニ
ル、[ナフチルカルバモイル(低級)アルキル]フェニ
ル、フェニルフェニル、[[低級アルコキシカルボニル
(低級)アルケニル]フェニル]フェニル、ビフェニル
イルフェニル、低級アルコキシとシクロ(低級)アルキ
ルオキシとで置換されたフェニルを有するフェニル、
[ハロフェニル]フェニル、[カルボキシフェニル]フ
ェニル、[低級アルコキシカルボニルフェニル]フェニ
ル、[アミノフェニル]フェニル、[[低級アルカノイ
ルアミノ]フェニル]フェニル、[[ベンゾイルアミ
ノ]フェニル]フェニル、[カルボキシベンゾイルアミ
ノ]フェニル]フェニル、[[モノ(またはビス)(低
級アルキルスルホニル)アミノ]フェニル]フェニル、
[[トリハロ(低級)アルカノイルアミノ]フェニル]
フェニル、[[低級アルコキシカルボニルアミノ]フェ
ニル]フェニル、[[フェノキシカルボニルアミノ]フ
ェニル]フェニル、[[カルボキシ(低級)アルカノイ
ルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルコキシカ
ルボニル(低級)アルカノイルアミノ]フェニル]フェ
ニル、[[低級アルコキシカルボニル(低級)アルケノ
イルアミノ]フェニル]フェニル、[[シクロ(低級)
アルキルカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、
[[低級アルキルグリオキシロイルアミノ]フェニル]
フェニル、[[ジハロフェニルスルホニルアミノ]フェ
ニル]フェニル、[[フェニル(低級)アルケノイルア
ミノ]フェニル]フェニル、フェニルとカルボキシとを
有する低級アルケノイルアミノで置換されたフェニルフ
ェニル、[[ピリジル(低級)アルケノイルアミノ]フ
ェニル]フェニル、[[キノキサリニルカルボニルアミ
ノ]フェニル]フェニル、[[ベンゾチエニルカルボニ
ルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルキルカル
バモイルアミノ]フェニル]フェニル、[[フェニルカ
ルバモイルアミノ]フェニル]フェニル、[[ナフチル
カルバモイル]フェニル]フェニル、ナフチルフェニ
ル、[低級アルコキシナフチル]フェニル、[フェニル
(低級)アルキル]フェニル、[ナフチル(低級)アル
キル]フェニル、[フェニル(低級)アルケニル]フェ
ニル、[ジハロフェニル(低級)アルケニル]フェニ
ル、「ナフチル(低級)アルケニル]フェニル、[ベン
ゾイル(低級)アルケニル]フェニル、[低級アルコキ
シカルボニル(低級)アルケニル]フェニル、[シアノ
(低級)アルケニル]フェニル、[ピリジル(低級)ア
ルケニル]フェニル、[(ハロピリジル)(低級)アル
ケニル]フェニル、[ピリミジニル(低級)アルケニ
ル]フェニル、[キノリル(低級)アルケニル]フェニ
ル、ピリジルフェニル、チエニルフェニル、ハロチエニ
ルフェニル、ピロリルフェニル、[ジハロピロリル]フ
ェニル、[シアノピロリル]フェニル、[低級アルコキ
シカルボニルピロリル]フェニル、[ジオキソピロリジ
ニル]フェニル、インドリルフェニル、[低級アルコキ
シカルボニルインドリル]フェニル、[低級アルカノイ
ルインドリル]フェニル、キノリルフェニル、イソキノ
リルフェニル、イミダゾリルフェニル、[アミノチアゾ
リル]フェニル、[ピリジルチアゾリル]フェニル、ベ
ンゾチアゾリルフェニル、トリアゾリルフェニル、ピリ
ミジニルオキシフェニル、[フェニルピリミジニルオキ
シ]フェニル、ハロゲンとアミンとを有するフェニル、
ハロゲンと(ハロフェニル)ウレイドとを有するフェニ
ル、ハロゲンと(低級アルコキシフェニル)ウレイドと
を有するフェニル、ハロゲンと低級アルカノイルアミノ
とを有するフェニル、ビス(低級アルコキシカルボニ
ル)フェニル、低級アルコキシカルボニルとアミノとを
有するフェニル、低級アルコキシカルボニルと低級アル
カノイルアミノとを有するフェニル、低級アルコキシカ
ルボニルとナフトイルアミノとを有するフェニル、ハロ
ゲンとナフトイルアミノとを有するフェニル、シクロ
(低級)アルキルオキシと低級アルコキシとを有するフ
ェニル、ナフチルまたはピリジルであり、 R3が水素、低級アルコキシまたはフェニルチオである
もの。
以下の製造例および実施例は、本発明をより詳細に説
明するために示すものである。
製造例1 2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.59g)とm−ト
ルイジン(1.07g)との混合物を、100℃に20分間加熱す
る。混合物を冷却し、酢酸エチルに溶解させる。有機溶
媒を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン−酢酸エチル、4:1)に付して、3−
ニトロ−2−[(m−トリル)アミノ]ピリジン(834m
g)を橙色固体として得る。
NMR(CDCl3,δ):2.49(3H,s),6.83(1H,dd,J=5Hz,
8Hz),7.02(1H,d,J=8Hz),7.29(1H,t,J=8Hz),7.4
−7.5(2H,m),8.45−8.6(2H,m),10.08(1H,br s) 製造例2 製造例1と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 3−ニトロ−2−[(ピリジン−3−イル)ア
ミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):6.93(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.35(1
H,dd,J=5Hz,8Hz),8.17(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.42
(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.45−8.6(2H,m),8.87(1H,
d,J=3Hz),10.10(1H,s) (2) 3−ニトロ−2−[(ピリジン−2−イル)ア
ミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):6.96(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.05(1
H,m),7.23(1H,dt,J=1.5Hz,8Hz),8.3−8.65(4H,m) (3) 2−(1−ナフチル)アミノ−3−ニトロピリ
ジン NMR(CDCl3,δ):6.82(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.45
−7.65(3H,m),7.79(1H,d,J=8Hz),7.85−8.1(4H,
m),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.48(1H,dd,J=1.5H
z,8Hz) (4) 2−(3−エトキシカルボニルフェニル)アミ
ノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):1.42(3H,t,J=7Hz),4.41(2H,q,J
=7Hz),6.89(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.48(1H,t,J=8H
z),7.8−8.0(2H,m),8.28(1H,s),8.45−8.6(2H,
m),10.17(1H,br s) (5) 2−(4−メトキシカルボニルフェニル)アミ
ノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.93(3H,s),6.96(1H,dd,J=5Hz,
8Hz),7.82(2H,d,J=9Hz),8.08(2H,d,J=9Hz),8.5
−8.6(2H,m), (6) 2−(4−メトキシカルボニルメチルフェニ
ル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.64(2H,s),3.71(3H,s),6.83
(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.32(2H,d,J=9Hz),7.62(2H,
d,J=9Hz),8.45−8.6(2H,m),10.11(1H,br s) (7) 2−(3−メトキシカルボニルメチルフェニ
ル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.68(2H,s),3.72(3H,s),6.85
(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.11(1H,d,J=8Hz),7.37(1H,
t,J=8Hz),7.60(2H,d,J=8Hz),8.45−8.6(2H,m),1
0.12(1H,br s) (8) 2−(4−アセチルフェニル)アミノ−3−ニ
トロピリジン NMR(CDCl3,δ):2.61(3H,s),6.95(1H,dd,J=5Hz,
8Hz),7.83(2H,d,J=9Hz),8.00(2H,d,J=9Hz),8.5
−8.6(2H,m) (9) 2−(3−アセチルフェニル)アミノ−3−ニ
トロピリジン NMR(CDCl3,δ):2.65(3H,s),6.90(1H,dd,J=5Hz,
8Hz),7.50(1H,t,J=8Hz),7.77(1H,d,J=8Hz),7.90
(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.25(1H,s),8.45−8.6(2H,
m),10.19(1H,br s) (10) 2−(3−フルオロフェニル)アミノ−3−ニ
トロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.8−6.95(2H,m),7.25−7.4(2H,
m),7.73(1H,m),8.5−8.6(2H,m),10.19(1H,br s) (11) 2−(3−ヒドロキシフェニル)アミノ−3−
ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):6.55(1H,m),6.95−7.25(4H,
m),8.5−8.6(2H,m),9.48(1H,s),9.88(1H,s) (12) 2−(4−メトキシフェニル)アミノ−3−ニ
トロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.83(3H,s),6.78(1H,dd,J=5Hz,
8Hz),6.95(2H,d,J=9Hz),7.48(2H,d,J=9Hz),8.45
(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
9.97(1H,br s) (13) 2−(3−メトキシフェニル)アミノ−3−ニ
トロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.85(3H,s),6.74(1H,m),6.87
(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.18(1H,m),7.25−7.4(2H,
m),8.45−8.6(2H,m),10.13(1H,br s) 製造例3 3−ニトロ−2−[(m−トリル)アミノ]ピリジン
(825mg)と10%パラジウム炭(0.3g)とのエタノール
(15ml)−1,4−ジオキサン(15ml)中混合物を、水素
(3気圧)雰囲気下、室温で30分間撹拌する。触媒を除
去し、溶媒を蒸発させる。固体を集め、イソプロピルエ
ーテルで洗って、3−アミノ−2−[(m−トリル)ア
ミノ]ピリジン(660mg)を得る。
NMR(CDCl3,δ):3.15(2H,br s),6.18(1H,br s),
6.77(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.95−7.3(5H,m),7.83(1
H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 製造例4 製造例3と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 3−アミノ−2−[(ピリジン−3−イル)ア
ミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.12(2H,s),6.67(1H,dd,J=5
Hz,8Hz),6.93(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.24(1H,dd,J
=5Hz,8Hz),7.50(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.95(1H,
s),8.0−8.15(2H,m),8.76(1H,d,J=3Hz) (2) 3−アミノ−2−[(ピリジン−2−イル)ア
ミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.23(2H,s),6.74(1H,dd,J=5
Hz,8Hz),6.83(1H,m),6.98(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
7.5−7.7(2H,m),8.00(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,m),
8.39(1H,s) (3) 3−アミノ−2−[(1−ナフチル)アミノ]
ピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.12(2H,s),6.64(1H,dd,J=5
Hz,8Hz),6.98(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.35−7.65(6
H,m),7.76(1H,s),7.90(1H,m),8.05(1H,m) (4) 2−(3−アセトアミドフェニル)アミノ−3
−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):2.03(3H,s),5.09(2H,s),6.6
3(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.89(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
7.0−7.25(2H,m),7.33(1H,m),7.49(1H,dd,J=1.5H
z,5Hz),7.71(1H,s),7.87(1H,s),9.80(1H,s) (5) 3−アミノ−2−[(3−エトキシカルボニル
フェニル)アミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,δ):1.33(3H,t,J=7Hz),4.31(2H,
q,J=7Hz),5.12(2H,s),6.68(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
6.93(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.3−7.5(2H,m),7.52
(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.95−8.1(2H,m),8.17(1H,
s) (6) 3−アミノ−2−[(4−メトキシカルボニル
フェニル)アミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,δ):3.86(3H,s),5.19(2H,s),6.7
4(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.98(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
7.58(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.70(2H,d,J=9Hz),7.8
3(2H,d,J=9Hz),8.28(1H,s) (7) 3−アミノ−2−[(4−メトキシカルボニル
メチルフェニル)アミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,δ):3.58(2H,s),3.61(3H,s),5.0
7(2H,s),6.61(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.89(1H,dd,J=
1.5Hz,8Hz),7.11(2H,d,J=9Hz),7.49(1H,dd,J=1.5
Hz,5Hz),7.57(2H,d,J=9Hz),7.70(1H,s) (3) 3−アミノ−2−[(3−メトキシカルボニル
メチルフェニル)アミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):3.41(2H,br s),3.61(2H,s),3.6
9(3H,s),6.21(1H,br s),6.78(1H,dd,J=5Hz,8H
z),6.87(1H,m),7.01(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.15−
7.3(3H,m),7.85(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (9) 2−(4−アセチルフェニル)アミノ−3−ア
ミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):2.49(3H,s),5.19(2H,s),6.7
5(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.98(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
7.57(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.69(2H,d,J=9Hz),7.8
6(2H,d,J=9Hz),8.27(1H,s) (10) 2−(3−アセチルフェニル)アミノ−3−ア
ミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):2.57(3H,s),5.11(2H,s),6.6
7(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
7.2−7.55(3H,m),7.95−8.05(2H,m),8.13(1H,s) (11) 3−アミノ−2−[(3−フルオロフェニル)
アミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.11(2H,s),6.55−6.75(2H,
m),6.93(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.15−7.35(2H,m),
7.54(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.72(1H,dt,J=13Hz,1.5
Hz),7.98(1H,s) (12) 3−アミノ−2[(3−ヒドロキシフェニル)
アミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.12(2H,br s),6.27(1H,m),
6.61(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),6.85−7.05(3H,m),7.71
(1H,s),7.49(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.63(1H,s),
9.12(1H,s) (13) 3−アミノ−2−[(4−メトキシフェニル)
アミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):3.07(2H,br s),3.79(3H,s),6.1
9(1H,br s),6.70(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.87(2H,d,J
=9Hz),7.23(2H,d,J=9Hz),7.78(1H,dd,J=1.5Hz,5
Hz) (14) 3−アミノ−2−[(3−メトキシフェニル)
アミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):3.42(2H,br s),3.79(3H,s),6.2
1(1H,s),6.51(1H,m),6.75−6.85(2H,m),6.92(1
H,m),7.02(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.18(1H,t,J=8H
z),7.85(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 製造例5 2−クロロ−3−ニトロピリジン(6.12g)、3′−
アミノアセトアニリド(5.80g)および炭酸カリウム
(5.34g)のトルエン(50ml)中混合物を、還流下に5
時間加熱する。混合物を冷却し、固体を集め、水、エタ
ノールおよびイソプロピルエーテルで順次洗って、2−
(3−アセトアミドフェニル)アミノ−3−ニトロピリ
ジン(5.88g)を橙色固体として得る。
NMR(DMSO−d6,δ):2.06(3H,s),6.99(1H,dd,J=5
Hz,8Hz),7.2−7.4(3H,m),7.91(1H,s),8.5−8.6(2
H,m),9.93(1H,s),9.99(1H,s) 製造例6 3−アミノ安息香酸エチル(996mg)とトリエチルア
ミン(0.85ml)とのジクロロメタン(10ml)中混合物
に、塩化ベンゾイル(0.70ml)を加える。混合物を室温
で15分間撹拌し、酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。
有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃
縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗
って、3−ベンゾイルアミノ安息香酸エチル(1.36g)
を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.33(3H,t,J=7Hz),4.
33(2H,q,J=7Hz),7.45−7.75(5H,m),7.98(2H,d,J
=8Hz),8.08(1H,d,J=8Hz) 製造例7 水素化ナトリウム(油中60%、5.19g)のN,N−ジメチ
ルホルムアミド(30ml)中懸濁液に、0℃で、3′−ニ
トロアセトアニリド(214mg)のN,N−ジメチルホルムア
ミド(30ml)溶液を加える。混合物を室温で30分間撹拌
し、つぎに、ヨードメタン(3.59ml)を加える。30分
後、混合物中に1N塩酸を注入し、酢酸エチルで抽出す
る。有機溶液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピ
ルエーテルで洗って、N−メチル−3′−ニトロアセト
アニリド(4.64g)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):1.92(3H,s),3.25(3H,
s),7.65−7.9(2H,m),8.1−8.3(2H,m) 製造例8 チオシアン酸アンモニウム(2.79g)と塩化ベンゾイ
ル(3.86ml)とのアセトン(30ml)中混合物を、還流下
に5分間加熱する。つぎに、これに、3′アミノアセト
アニリド(5.00g)のアセトン(40ml)溶液を加える。
混合物を水中に注ぎ、生じた沈殿を別する。結晶を1N
水酸化ナトリウム溶液(150ml)とともに、50℃に3時
間加熱する。混合物を酢酸エチルと水との混合物に注
ぎ、生じた沈殿を集め、酢酸エチルおよび水で洗って、
N−(3−アセチルアミノフェニル)チオ尿素(4.22
g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.03(3H,s),7.12(1H,
d,J=8Hz),7.22(1H,t,J=8Hz),7.33(1H,d,J=8H
z),7.62(1H,s),9.68(1H,s),9.95(1H,s) 製造例9 3−ニトロアニリン(6.14g)、2−クロロピリミジ
ン(4.85g)および炭酸カリウム(6.15g)のジメチルス
ルホキシド(50ml)中混合物を、170℃に5時間加熱す
る。混合物を冷却し、酢酸エチルと水との混合物中に注
ぐ。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテ
ルで洗って、2−(3−ニトロフェニルアミノ)ピリミ
ジン(1.92g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):6.97(1H,t,J=5Hz),7.
57(1H,t,J=8Hz),7.78(1H,d,J=8Hz),8.09(1H,d,J
=8Hz),8.58(2H,d,J=5Hz),8.85(1H,s) 製造例10 3−ニトロフェノール(6.85g)、2−クロロピリミ
ジン(5.13g)および炭酸カリウム(6.81g)のジメチル
スルホキシド(50ml)中混合物を、150℃に30分間加熱
する。混合物を冷却し、酢酸エチルと水との混合物中に
注ぐ。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテ
ルで洗って、2−(3−ニトロフェノキシ)ピリミジン
(7.41g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.35(1H,t,J=5Hz),7.
7−7.8(2H,m),8.1−8.2(2H,m),8.69(2H,d,J=5H
z) 製造例11 3−ヒドロキシ安息香酸メチル(3.4g)、2−クロロ
ピリミジン(2.29g)および炭酸カリウム(3.04g)のジ
メチルスルホキシド(30ml)中混合物を、150℃で1時
間撹拌する。混合物を酢酸エチルと水との混合物中に注
ぐ。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピル
エーテルで洗い、3−(ピリミジン−2−イル)オキシ
安息香酸メチル(3.66g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.92(3H,s),7.07(1H,t,J
=5Hz),7.41(1H,m),7.52(1H,t,J=8Hz),7.88(1H,
t,J=1.5Hz),7.96(1H,d,J=8Hz),8.58(2H,d,J=5H
z) 製造例12 製造例10および11と同様にして、次の化合物を得る。
2−(3−ニトロフェノキシ)−4−フェニルピリミジ
ン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.5−7.65(3H,m),7.75
−7.9(2H,m),7.93(1H,d,J=5Hz),8.1−8.25(4H,
m),8.73(1H,d,J=5Hz) 製造例13 ヨードベンゼン(3.53ml)のエーテル(10ml)溶液
に、n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン中、20ml)を加
え、混合物を室温で20分間撹拌する。2−クロロピリミ
ジン(3.52g)のエーテル(90ml)溶液に、−30℃で、
上記の溶液を加える。混合物を−30℃で30分間撹拌し、
つぎに、0℃で30分間撹拌し、酢酸(1.83ml)と水(0.
31ml)とのテトラヒドロフラン(6ml)溶液で反応を終
了させ、テトラヒドロフラン(30ml)中の2,3−ジクロ
ロ−5,6−ジシアノベンゾキノン(DDQ)(7.26g)で処
理する。混合物を0℃で5分間撹拌し、0℃に冷却し、
冷水酸化ナトリウム水溶液(3M、9.2ml)で処理し、0
℃で5分間撹拌する。有機層を分離し、水および食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、
7:3)に付して、2−クロロ−4−フェニルピリミジン
(3.39g)を固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.55−7.7(3H,m),8.15
−8.25(3H,m),8.83(1H,d,J=5Hz) 製造例14 2−ブロモ−3′−ニトロアセトフェノン(12.2g)
とチオ尿素(3.81g)とのエタノール(100ml)中混合物
を、室温で15分間撹拌する。反応混合物を酢酸エチルと
重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を
食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。
生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、2
−アミノ−4−(3−ニトロフェニル)チアゾール(1
0.21g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.24(2H,s),7.36(1H,
s),7.67(1H,t,J=8Hz),8.10(1H,dt,J=8Hz,1.5H
z),8.24(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.62(1H,t,J=1.5H
z) 製造例15 2−ブロモ−3′−ニトロアセトフェノン(3.66g)
と3−チオカルバモイルピリジン(2.07g)とのエタノ
ール(40ml)中混合物を、還流下に1時間加熱する。反
応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混
合物中に注ぐ。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピ
ルエーテルで洗って、4−(3−ニトロフェニル)−2
−(ピリジン−3−イル)チアゾール(2.91g)を得
る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.55(1H,m),7.78(1H,
t,J=8Hz),8.22(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m),8.50
(1H,d,J=8Hz),8.59(1H,s),8.70(1H,dd,J=1.5Hz,
5Hz),8.83(1H,s),9.22(1H,d,J=1.5Hz) 製造例16 2−ブロモ−3′−ニトロアセトフェノン(4.88g)
とホルムアミド(50ml)との混合物を、185℃で2時間
撹拌する。反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム
水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集
め、酢酸エチルで洗って、4−(3−ニトロフェニル)
イミダゾール(2.32g)を得る。
NMR(DMSO−d3,300MHz,δ):7.63(1H,t,J=8Hz),7.
78(1H,s),7.90(1H,s),8.02(1H,d,J=8Hz),8.21
(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,s),12.36(1H,br s) 製造例17 塩化3−ニトロベンゾイル(3.71g)、アニソール
(2.0ml)および塩化アルミニウム(2.67g)のジクロロ
メタン(50ml)中混合物を、還流下に1時間加熱する。
反応混合物を酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機
層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残った固体を集め、酢酸エチルで洗って、1−(3
−ニトロベンゾイル)−4−メトキシベンゼン(955m
g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.88(3H,s),7.12(2H,
d,J=8Hz),7.75−7.9(3H,m),8.12(1H,d,J=8Hz),
8.39(1H,s),8.48(1H,m) 製造例18 塩化3−ニトロベンゾイル(4.50g)とインドリジン
(2.84g)とのジクロロメタン(30ml)中混合物を、室
温で30分間撹拌する。反応混合物を酢酸と水との混合物
中に注ぐ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、酢酸エ
チルで洗って、3−(3−ニトロベンゾイル)インドリ
ジン(4.51g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):6.74(1H,d,J=5Hz),7.
18(1H,m),7.35−7.45(2H,m),7.8−7.9(2H,m),8.0
9(1H,d,J=8Hz),8.4−8.5(2H,m),9.85(1H,d,J=7H
z) 製造例19 水素化ナトリウム(油中60%、1.48g)のN,N−ジメチ
ルホルムアミド(40ml)中懸濁液に、0℃で、ジエチル
=ベンジルホスホナート(7.69g)のN,N−ジメチルホル
ムアミド(40ml)溶液を加える。混合物を室温で30分間
撹拌し、つぎに、これに、3−ニトロベンズアルデヒド
(5.09g)の溶液を加える。50℃で1時間撹拌後、混合
物を希塩酸中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出する。合わ
せた有機溶液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピ
ルエーテルで洗って、(E)−3−ニトロスチルベン
(3.97g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.1−7.6(8H,m),7.80(1
H,d,J=8Hz),8.10(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,
s) 製造例20 製造例19と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−((E)−3−ニトロスチリル)ナフタレ
ン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.25(1H,d,J=16Hz),7.35
−7.6(4H,m),7.7−7.95(6H,m),8.10(1H,dd,J=1.5
Hz,8Hz),8.41(1H,s) (2) (E)−3−ニトロスチリルフェニルケトン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.5−7.7(5H,m),7.86(1
H,d,J=16Hz),7.93(1H,d,J=8Hz),8.06(2H,d,J=8H
z),8.28(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.52(1H,s) (3) (E)−3−(3−ニトロフェニル)プロペノ
ニトリル NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.07(1H,d,J=16Hz),7.48
(1H,d,J=16Hz),7.64(1H,t,J=8Hz),7.78(1H,d,J
=8Hz),8.25−8.4(2H,m) (4) (E)−3−(3−ニトロフェニル)プロペン
酸メチル NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.84(3H,s),6.57(1H,d,J
=16Hz),7.59(1H,t,J=8Hz),7.73(1H,d,J=16Hz),
7.83(1H,d,J=8Hz),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.3
9(1H,t,J=1.5Hz) 製造例21 N−メチル−3′−ニトロアセトアニリド(5.13g)
と10%パラジウム炭(0.6g)とのメタノール(50ml)−
1,4−ジオキサン(50ml)中混合物を、水素(3気圧)
雰囲気下、室温で2時間撹拌する。触媒を去し、溶媒
を蒸発させる。残った固体を集め、イソプロピルエーテ
ルで洗って、3′−アミノ−N−メチルアセトアニリド
(4.06g)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):1.78(3H,s),3.08(3H,
s),5.28(2H,s),6.35−6.6(3H,m),7.05(1H,t,J=8
Hz) 製造例22 製造例21と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 3−(ピリミジン−2−イル)アミノアニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.96(2H,s),6.28(1H,
m),6.78(1H,m),6.8−6.95(2H,m),7.05(1H,s),8.
42(2H,d,J=5Hz),9.28(1H,s) (2) 3−(ピリミジン−2−イル)オキシアニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.23(2H,s),6.28−6.3
5(2H,m),6.43(1H,d,J=8Hz),7.02(1H,t,J=8Hz),
7.23(1H,t,J=5Hz),8.62(2H,d,J=5Hz) (3) 3−(4−フェニルピリミジン−2−イル)オ
キシアニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.27(2H,s),6.3−6.5
(3H,m),7.07(1H,t,J=8Hz),7.45−7.65(3H,m),7.
82(1H,d,J=5Hz),8.05−8.2(2H,m),8.67(1H,d,J=
5Hz) 製造例23 (E)−3−ニトロスチルベン(3.63g)、塩酸(35
%、10ml)および鉄粉(3.6g)のエタノール(30ml)中
混合物を、還流下に1時間加熱する。混合物を重炭酸ナ
トリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。
合わせた有機溶液を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩
水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残っ
た固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、(E)
−3−アミノスチルベン(2.05g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.49(1H,
d,J=8Hz),6.7−6.85(2H,m),7.0−7.15(3H,m),7.2
−7.45(3H,m),7.58(2H,d,J=8Hz) 製造例24 製造例23と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−アミノ−4−(3−アミノフェニル)チア
ゾール NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.02(2H,s),6.45(1H,
m),6.76(1H,s),6.9−7.05(5H,m) (2) 3−[2−(ピリジン−3−イル)チアゾール
−4−イル]アニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.20(2H,s),6.58(1H,
d,J=8Hz),7.05−7.2(2H,m),7.30(1H,s),7.58(1
H,m),8.05(1H,s),8.35(1H,d,J=8Hz),8.68(1H,d,
J=5Hz),9.19(1H,d,J=1.5Hz) (3) 3−(イミダゾール−4−イル)アニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.96(2H,s),6.38(1H,
d,J=8Hz),6.85−7.1(3H,m),7.40(1H,s),7.64(1
H,s),12.04(1H,br s) (4) 3−アミノ−4′−メトキシベンゾフェノン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.84(3H,s),5.37(2H,
s),6.75−6.85(2H,m),6.89(1H,t,J=1.5Hz),7.07
(2H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.16(1H,t,J=8Hz),7.72(2
H,dt,J=8Hz,1.5Hz) (5) 3−(3−インドリジニルカルボニル)アニリ
ン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.32(2H,s),6.65(1H,
d,J=5Hz),6.75(1H,m),7.86(1H,d,J=8Hz),6.97
(1H,s),7.05−7.2(2H,m),7.25−7.4(2H,m),7.77
(1H,d,J=8Hz),9.81(1H,d,J=7Hz) (6) 3−[(E)−2−(2−ナフチル)ビニル]
アニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.50(1H,
d,J=8Hz),6.75−6.85(2H,m),7.03(1H,t,J=8Hz),
7.23(2H,s),7.4−7.55(2H,m),7.8−7.95(4H,m),
7.98(1H,s) (7) (E)−3−アミノスチリルフェニルケトン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.21(2H,s),6.68(1H,
d,J=8Hz),6.95−7.15(3H,m),7.5−7.8(5H,m),8.1
0(2H,d,J=8Hz) (8) (E)−3−(3−アミノフェニル)プロペノ
ニトリル NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.26(2H,s),6.23(1H,
d,J=16Hz),6.64(1H,d,J=8Hz),6.73(1H,s),6.79
(1H,d,J=8Hz),7.08(1H,t,J=8Hz),7.48(1H,d,J=
16Hz) (9) (E)−3−(3−アミノフェニル)プロペン
酸メチル NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.72(3H,s),5.19(2H,
s),6.41(1H,d,J=16Hz),6.64(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),6.75−6,85(2H,m),7.06(1H,t,J=8Hz),7.48(1
H,d,J=16Hz) 製造例25 N−(3−アセチルアミノフェニル)チオ尿素(0.84
g)と2−ブロモアセトフェノン(0.84g)とのエタノー
ル(10ml)中混合物を、還流下に15分間加熱する。溶媒
を蒸発させたのち、3N塩酸を加え、混合物を30分間還流
下に加熱する。混合物を重炭酸ナトリウムで塩基性と
し、酢酸エチルで抽出する。有機溶液を水および食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物
をエタノールから結晶化させて、3−(4−フェニルチ
アゾール−2−イル)アミノアニリン(0.88g)を得
る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.11(2H,s),6.20(1H,
d,J=8Hz),6.82(1H,m),6.9−7.0(2H,m),7.25−7.3
5(2H,m),7.42(2H,t,J=8Hz),7.93(2H,d,J=8Hz) 製造例26 製造例25と同様にして、次の化合物を得る。
3−(4−メチルチアゾール−2−イル)アミノアニリ
ン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.19(3H,s),5.02(2H,
s),6.15(1H,d,J=8Hz),6.37(1H,s),6.65−6.8(2
H,m),6.90(1H,t,J=8Hz),9.73(1H,s) 製造例27 2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.96g)と3′−
アミノ−N−メチルアセトアニリド(2.03g)とのトル
エン(20ml)中混合物を、還流下に7時間加熱する。混
合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物
中に注ぐ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプ
ロピルエーテルで洗って、2−[3−(N−メチルアセ
トアミド)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン(87
2mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):1.85(3H,s),3.18(3H,
s),7.0−7.15(2H,m),7.42(1H,t,J=8Hz),7.66(2
H,m),8.5−8.6(2H,m),10.01(1H,s) 製造例28 2−クロロ−3−ニトロピリジン(2.27g)、3−ク
ロロアニリン(1.5ml)および炭酸カリウム(2.2g)の
1,4−ジオキサン(30ml)中混合物を、還流下に20時間
加熱する。不溶物を去し、液を濃縮する。シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノー
ル、50:1)により、2−(3−クロロフェニルアミノ)
−3−ニトロピリジン(404mg)を橙色固体として得
る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.15(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.31(1H,t,J=8Hz),7.4
5(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.88(1H,t,J=1.5Hz),8.5
−8.6(2H,m),10.14(1H,s) 製造例29 製造例1、5および28と同様にして、次の化合物を得
る。
(1) 2−(3−シアノフェニルアミノ)−3−ニト
ロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.97(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.4−7.55(2H,m),7.7−7.8(1H,m),8.32(1H,s),8.
5−8.65(2H,m),10.22(1H,s) (2) 2−(3−ビフェニルイルアミノ)−3−ニト
ロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.85(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.2−7.5(5H,m),7.55−7.7(3H,m),7.86(1H,t,J=
1.5Hz),8.45−8.6(2H,m),10.19(1H,s) (3) 3−ニトロ−2−[3−(4−フェニルチアゾ
ール−2−イル)アミノフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.05(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.21(1H,d,J=8Hz),7.25−7.5(6H,m),7.92(2
H,d,J=8Hz),8.37(1H,s),8.5−8.6(2H,m) (4) 3−ニトロ−2−[3−(4−メチルチアゾー
ル−2−イル)アミノフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.22(3H,s),6.45(1H,
s),6.99(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.17(1H,d,J=8Hz),
7.27(1H,d,J=8Hz),7.41(1H,d,J=8Hz),8.01(1H,
s),8.5−8.6(2H,m) (5) 3−ニトロ−2−[3−(ピリミジン−2−イ
ル)アミノフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):6.84(1H,t,J=5Hz),6.
98(1H,m),7.2−7.3(2H,m),7.54(1H,m),8.05(1H,
s),8.45−8.55(4H,m),9.67(1H,s) (6) 3−ニトロ−2−[3−(ピリミジン−2−イ
ル)オキシフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):6.9−7.5(2H,m),7.28
(1H,t,J=5Hz),7.41(1H,t,J=8Hz),7.53(1H,d,J=
8Hz),7.66(1H,t,J=1.5Hz),8.5−8.6(2H,m),8.66
(2H,d,J=5Hz) (7) 3−ニトロ−2−[3−[(4−フェニルピリ
ミジン−2−イル)オキシ]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):6.95−7.1(2H,m),7.43
(1H,t,J=8Hz),7.5−7.65(4H,m),7.74(1H,t,J=1.
5Hz),7.87(1H,d,J=5Hz),8.1−8.2(2H,m),8.45−
8.6(2H,m),8.69(1H,d,J=5Hz) (8) 2−[3−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):6.9−7.1(4H,m),7.36
(1H,t,J=8Hz),7.55−7.65(2H,m),7.98(1H,s),8.
5−8.6(2H,m),9.99(1H,s) (9) 3−ニトロ−2−[3−[2−(ピリジン−3
−イル)チアゾール−4−イル]フェニルアミノ]ピリ
ジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.01(1H,m),7.48(1H,
t,J=8Hz),7.57(1H,m),7.74(1H,d,J=8Hz),7.84
(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,s),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,
8Hz),8.5−8.6(2H,m),8.69(1H,d,J=5Hz),9.22(1
H,s),10.05(1H,s) (10) 2−[3−(イミダゾール−4−イル)フェニ
ルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):6.98(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.3−7.75(4H,m),7.99(1H,s),8.5−8.6(2H,
m),9.99(1H,s),12.18(1H,br s) (11) 2−[3−(4−メトキシベンゾイル)フェニ
ルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.91(3H,s),6.88(1H,dd,
J=5Hz,8Hz),6.98(2H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.45−7.6
(2H,m),7.8−7.95(3H,m),8.09(1H,s),8.50(1H,
d,J=5Hz),8.55(1H,d,J=8Hz),10.20(1H,s) (12) 2−[3−(3−インドリジニルカルボニル)
フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.55(1H,d,J=5Hz),6.86
(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.96(1H,t,J=8Hz),7.22(1H,
t,J=8Hz),7.45−7.65(4H,m),7.79(1H,d,J=8Hz),
8.17(1H,s),8.5−8.6(2H,m),9.98(1H,d,J=7Hz),
10.22(1H,s) (13) 3−ニトロ−2−[(E)−3−スチリルフェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.85(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.13(2H,s),7.20−7.45(5H,m),7.5−7.65(3H,m),
7.78(1H,s),8.5−8.6(2H,m),10.16(1H,s) (14) 2−[3−[(E)−2−(2−ナフチル)ビ
ニル]フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.00(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.35−7.55(6H,m),7.63(1H,d,J=8Hz),7.85−
7.95(5H,m),8.02(1H,s),8.5−8.6(2H,m),10.02
(1H,s) (15) 2−[3−((E)−2−ベンゾイルビニル)
フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.10(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.5−7.95(7H,m),8.03(1H,d,J=16Hz),8.15−
8.3(3H,m),8.6−8.7(2H,m),10.12(1H,s) (16) 2−[3−((E)−2−シアノビニル)フェ
ニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):5.93(1H,d,J=16Hz),6.91
(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.35−7.5(2H,m),7.67(1H,d
d,J=1.5Hz,8Hz),7.91(1H,t,J=1.5Hz),8.45−8.6
(2H,m),10.18(1H,s) (17) 2−[3−((E)−2−メトキシカルボニル
ビニル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.82(3H,s),6.48(1H,d,J
=16Hz),6.89(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.33(1H,d,J=8H
z),7.41(1H,t,J=8Hz),7.63(1H,d,J=8Hz),7.72
(1H,d,J=16Hz),8.5−8.6(2H,m),10.16(1H,s) 製造例30 3−アミノ−2−クロロピリジン(2.57g)と3−ニ
トロアニリン(2.76g)との混合物を、200℃に1時間加
熱する。混合物を冷却し、重炭酸ナトリウム水溶液とク
ロロホルムとに分配する。有機層を食塩水で洗い、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム−メタノール、40:1)に
付して、3−アミノ−2−(3−ニトロフェニルアミ
ノ)ピリジン(141mg)を橙色固体として得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):5.18(2H,s),6.74(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.99(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.45−
7.7(3H,m),8.02(1H,m),8.33(1H,s),8.66(1H,t,J
=1.5Hz) 製造例31 3−ニトロ−2−((E)−3−スチリルフェニルア
ミノ)ピリジン(1.03g)と10%パラジウム炭(0.3g)
とのメタノール(20ml)−1,4−ジオキサン(20ml)中
混合物を、水素(3気圧)雰囲気下、室温で1.5時間撹
拌する。触媒を去し、溶媒を蒸発させる。生じた固体
を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3−アミノ−
2−(3−フェネチルフェニルアミノ)ピリジン(835m
g)を得る。 NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.8−2.95
(4H,m),5.05(2H,s),6.61(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.7
2(1H,d,J=8Hz),6.89(1H,d,J=8Hz),7.1−7.35(6
H,m),7.43(1H,s),7.50(1H,d,J=5Hz),7.55(1H,d
d,J=1.5Hz,8Hz),7.67(1H,s) 製造例32 製造例3および31と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−(3−アセトアミドフェニルアミノ)−3
−アミノ−6−エトキシピリジン NMR(DMSO−d6,δ):1.35(3H,t,J=7Hz),2.02(3H,
s),4.35(2H,q,J=7Hz),6.29(1H,d,J=7Hz),6.82
(1H,m),6.90(1H,d,J=7Hz),7.05(1H,dd,J=8Hz,8H
z),7.20(1H,m),7.75(1H,s),8.35(1H,s),9.71(1
H,s) (2) 3−アミノ−2−[3−[2−(2−ナフチ
ル)エチル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.9−3.1(4H,m),5.07
(2H,s),6.61(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.76(1H,d,J=8H
z),6.89(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.12(1H,t,J=8H
z),7.4−7.6(6H,m),7.68(1H,s),7.75(1H,s),7.8
−7.9(3H,m) 製造例33 2−(3−クロロフェニルアミノ)−3−ニトロピリ
ジン(394mg)、塩酸(35%、1.3ml)および鉄粉(0.44
g)のエタノール(5ml)中混合物を、還流下に15分間加
熱する。混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢
酸エチルで2回抽出する。合わせた有機溶媒を重炭酸ナ
トリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、濃縮する。生じた固体を集めて、イソプロピ
ルエーテルで洗って、3−アミノ−2−(3−クロロフ
ェニルアミノ)ピリジン(281mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):5.12(2H,s),6.68(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.8−7.0(2H,m),7.23(1H,t,J=8H
z),7.45−7.6(2H,m),7.89(1H,t,J=2Hz),7.96(1
H,s) 製造例34 製造例33と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 3−アミノ−2−(3−シアノフェニルアミ
ノ)ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.13(2H,s),6.71(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.97(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.25(1
H,d,J=8Hz),7.42(1H,t,J=8Hz),7.57(1H,dd,J=1.
5Hz,5Hz),7.82(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.13(1H,s),
8.18(1H,t,J=1.5Hz) (2) 3−アミノ−2−(3−ビフェニルイルアミ
ノ)ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.6−6.7
(1H,m),6.92(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.12(1H,d,J=
8Hz),7.25−7.4(2H,m),7.45−7.6(3H,m),7.63(2
H,d,J=8Hz),7.69(1H,d,J=8Hz),7.83(1H,s),7.89
(1H,s) (3) 3−アミノ−2−[3−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.08(2H,s),6.61(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.8−6.9(2H,m),6.98(2H,s),7.15
−7.3(2H,m),7.49(1H,m),7.65(1H,d,J=8Hz),7.7
6(1H,s),7.91(1H,s) (4) 3−アミノ−2−[3−(2−ピリジン−3−
イル)チアゾール−4−イル]フェニルアミノ]ピリジ
ン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.65(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.33(1H,t,J=
8Hz),7.45−7.6(3H,m),7.82(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),7.89(1H,s),8.14(1H,s),8.22(1H,s),8.38(1
H,m),8.69(1H,d,J=5Hz),9.22(1H,d,J=1.5Hz) (5) 3−アミノ−2−[3−(イミダゾール−4−
イル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.07(2H,s),6.61(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.90(1H,d,J=8Hz),7.15−7.25(2
H,m),7.4−7.8(5H,m),7.94(1H,s),12.18(1H,br
s) (6) 3−アミノ−2−[3−(4−メトキシベンゾ
イル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.87(3H,s),5.09(2H,
s),6.65(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.91(1H,d,J=8Hz),
7.05−7.2(3H,m),7.38(1H,t,J=8Hz),7.49(1H,
m),7.80(2H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.9−8.05(3H,m) (7) 3−アミノ−2−[3−(3−インドリジニル
カルボニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.60−6.7
5(2H,m),6.94(1H,d,J=8Hz),7.11(1H,m),7.22(1
H,d,J=8Hz),7.25−7.45(2H,m),7.5−7.55(2H,m),
7.75−7.85(2H,m),8.00(1H,s),48.08(1H,s),9.86
(1H,d,J=7Hz) (8) 3−アミノ−2−((E)−3−スチリルフェ
ニルアミノ)ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.07(2H,s),6.63(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.90(1H,d,J=8Hz),7.05−7.4(7H,
m),7.5−7.65(4H,m),7.78(2H,d,J=8Hz) (9) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(2−
ナフチル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.17(1H,d,J=
8Hz),7.2−7.65(7H,m),7.81(1H,s),7.85−8.0(5
H,m),8.02(1H,s) (10) 3−アミノ−2−[3−((E)−2−ベンゾ
イルビニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.94(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.34(1
H,t,J=8Hz),7.42(1H,d,J=8Hz),7.5−7.9(8H,m),
7.98(1H,s),8.12(2H,dd,J=1.5Hz,8Hz) (11) 3−アミノ−2−[3−((E)−2−シアノ
ビニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.32(1H,
d,J=16Hz),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,dd,J
=1.5Hz,8Hz),7.17(1H,d,J=8Hz),7.30(1H,t,J=8H
z),7.5−7.95(5H,m) (12) 3−アミノ−2−[3−((E)−2−メトキ
シカルボニルビニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.73(3H,s),5.08(2H,
s),6.49(1H,d,J=16Hz),6.66(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
6.93(1H,d,J=8Hz),7.15−7.35(2H,m),7.5−7.75
(3H,m),7.85(1H,s),7.90(1H,s) (13) 3−アミノ−2−[3−(N−メチルアセトア
ミド)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):1.83(3H,s),3.16(3H,
s),5.09(2H,s),6.65(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.77(1
H,d,J=8Hz),6.92(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.28(1H,
t,J=8Hz),7.5−7.65(3H,m),7.90(1H,s) (14) 3−アミノ−2−[3−(4−フェニルチアゾ
ール−2−イル)アミノフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.67(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,m),7.0−7.55(6H,m),7.5
3(1H,d,J=5Hz),7.73(1H,s),7.91(2H,d,J=8Hz),
8.19(1H,s) (15) 3−アミノ−2−[3−(4−メチルチアゾー
ル−2−イル)アミノフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.21(3H,s),5.09(2H,
s),6.39(1H,s),6.62(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.89(1
H,d,J=8Hz),7.05−7.3(3H,m),7.49(1H,d,J=5H
z),7.68(1H,s),7.89(1H,s) (16) 3−アミノ−2−[3−(ピリミジン−2−イ
ル)アミノフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.08(2H,s),6.60(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.79(1H,d,J=5Hz),6.88(1H,d,J=
8Hz),7.10(1H,t,J=8Hz),7.22(1H,m),7.30(1H,
m),7.48(1H,d,J=5Hz),7.66(1H,s),7.92(1H,t,J
=1.5Hz),8.45(2H,d,J=5Hz),9.47(1H,s) (17) 3−アミノ−2−[3−(ピリミジン−2−イ
ル)オキシフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.6−6.7
(2H,m),6.91(1H,d,J=8Hz),7.2−7.3(2H,m),7.4
−7.55(2H,m),7.60(1H,s),7.89(1H,s),8.65(2H,
d,J=5Hz) (18) 3−アミノ−2−[3−(4−フェニルピリミ
ジン−2−イル)オキシフェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.63(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.72(1H,d,J=8Hz),6.93(1H,d,J=
8Hz),7.30(1H,t,J=8Hz),7.45−7.6(5H,m),7.69
(1H,s),7.84(1H,d,J=5Hz),7.91(1H,s),8.1−8.2
(2H,m),8.68(1H,d,J=5Hz) 製造例35 3−(ベンゾイルアミノ)安息香酸エチル(695mg)
のエタノール(5ml)−1,4−ジオキサン(5ml)溶液
に、4N水酸化ナトリウム水溶液(2ml)を加える。50℃
で1時間撹拌後、混合物を希塩酸で酸性化し、酢酸エチ
ルで抽出する。有機層を希塩酸および食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、3−(ベンゾイル
アミノ)安息香酸(595mg)を固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.45−7.75(5H,m),7.9
9(2H,d,J=8Hz),8.05(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,s) 製造例36 製造例35と同様にして、次の化合物を得る。
3−(ピリミジン−2−イル)オキシ安息香酸 NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.30(1H,t,J=5Hz),7.
48(1H,d,J=8Hz),7.58(1H,t,J=8Hz),7.69(1H,
s),7.84(1H,d,J=8Hz),8.67(2H,d,J=5Hz) 製造例37 3−[(3−ニトロピリジン−2−イル)アミノ]安
息香酸エチル(322mg)のエタノール(2ml)−1,4−ジ
オキサン(2ml)溶液に、4N水酸化ナトリウム水溶液(1
ml)を加える。室温で1時間撹拌後、混合物を希塩酸で
酸性化し、酢酸エチルで抽出する。有機層を水および食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、3
−[(3−ニトロピリジン−2−イル)アミノ]安息香
酸(263mg)を固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.03(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.49(1H,t,J=8Hz),7.72(1H,d,J=8Hz),7.88
(1H,d,J=8Hz),8.26(1H,s),8.5−8.6(2H,m),10.0
3(1H,s) 製造例38 3−ニトロスチレン(4.6ml)、3−ブロモピリジン
(2.6ml)、酢酸パラジウム(II)(0.20g)、塩化テト
ラブチルアンモニウム(8.4g)および重炭酸ナトリウム
(6.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)中混合
物を、110℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭
酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出す
る。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生
じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3−
[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]ピリジ
ン(5.34g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.21(2H,s),7.33(1H,dd,
J=5Hz,8Hz),7.57(1H,t,J=8Hz),7.8−7.9(2H,m),
8.13(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.38(1H,t,J=2Hz)8.55
(1H,d,J=5Hz),8.78(1H,d,J=2Hz) 製造例39 製造例38と同様にして、次の化合物を得る。
5−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]ピ
リミジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.51(1H,d,J=16Hz),
7.7−7.8(2H,m),8.09(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,dd,J
=2Hz,8Hz),8.47(1H,s),9.10(3H,m) 製造例40 1−ヨード−3−ニトロベンゼン(7.47g),2−ビニ
ルピリジン(4.73g)、酢酸パラジウム(II)(0.20
g)、塩化テトラブチルアンモニウム(8.34g)および重
炭酸ナトリウム(6.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド
(50ml)中混合物を、110℃で5時間撹拌する。つぎ
に、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エ
チルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウ
ム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピルエーテ
ルで洗って、2−[(E)−2−(3−ニトロフェニ
ル)ビニル]ピリジン(3.37g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.15−7.3(2H,m),7.41(1
H,d,J=8Hz),7.54(1H,t,J=8Hz),7.65−7.75(2H,
m),8.13(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.43(1H,s),8.64(1
H,d,J=5Hz) 製造例41 2−ブロモナフタレン(5.0g)とテトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム(O)(0.56g)とのト
ルエン(50ml)溶液に、ジヒドロキシ(3−ニトロフェ
ニル)ボラン(4.44g)のメタノール溶液と2M炭酸ナト
リウム水溶液(12ml)溶液を加える。生じた混合物を80
℃で4時間撹拌し、酢酸エチルで抽出する。溶媒を蒸発
させたのち、粗製残留物をヘキサンから結晶化させて、
3−(2−ナフチル)−1−ニトロベンゼン(5.4g)を
得る。
NMR(CDCl3,δ):7.54(2H,m),7.65(1H,t,J=8H
z),7.75(1H,d,J=8Hz),7.91(2H,m),7.98(1H,d,J
=8Hz),8.05(1H,dd,J=9Hz,2Hz),8.11(1H,s),8.23
(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.59(1H,s) 製造例42 水素化ナトリウム(油中60%、0.75g)のN,N−ジメチ
ルホルムアミド(20ml)中懸濁液に、ジエチル=3−ニ
トロベンジルホスホナート(4.40g)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(20ml)溶液を加える。混合物を室温で15分
間撹拌し、つぎに、これに、4−キノリンカルバルデヒ
ド(2.81g)のN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)溶液
を加える。50℃で30分間撹拌後、混合物を重炭酸ナトリ
ウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わ
せた有機溶液を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−
メタノール(50:1))に付して、4−[(E)−2−
(3−ニトロフェニル)ビニル]キノリン(1.57g)を
固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.65−7.85(4H,m),7.8
9(1H,d,J=5Hz),8.07(1H,d,J=8Hz),8.21(1H,dd,J
=2Hz,8Hz),8.3−8.4(2H,m),8.62(1H,d,J=8Hz),
8.70(1H,t,J=2Hz),8.94(1H,d,J=5Hz) 製造例43 製造例42と同様にして、次の化合物を得る。
2−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]キ
ノリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.60(1H,t,J=8Hz),7.
65−7.85(3H,m),7.9−8.05(4H,m),8.15−8.3(2H,
m),8.41(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,t,J=2Hz) 製造例44 3−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]
ピリジン(3.64g)、鉄粉(3.6g)および塩酸(35%、1
1ml)のエタノール(30ml)中混合物を、80℃で4時間
撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中
に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を
重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソ
プロピルエーテルで洗って、3−[(E)−2−(3−
アミノフェニル)ビニル]ピリジン(1.25g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.52(1H,
dd,J=2Hz,8Hz),6.75−6.85(2H,m),7.0−7.15(2H,
m),7.23(1H,d,J=16Hz),7.39(1H,m),8.02(1H,
m),8.45(1H,d,J=5Hz),8.75(1H,d,J=2Hz) 製造例45 3−(2−ナフチル)−1−ニトロベンゼン(5.4
g)、鉄(3.63g)および酢酸(13.0g)のエタノール(5
0ml)中混合物を、還流下に3時間撹拌する。反応混合
物をクロロホルムで希釈し、過し、飽和重炭酸ナトリ
ウム溶液で処理する。クロロホルム層を分離し、乾燥
し、蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィーに付し
て、3−(2−ナフチル)アニリン(5.2g)を得る。
NMR(CDCl3,δ):3.75(2H,br s),6.70(1H,dd,J=8
Hz,2Hz),7.03(1H,s),7.12(1H,d,J=8Hz),7.27(1
H,dd,J=8Hz,8Hz),7.47(2H,m),7.70(1H,dd,J=8Hz,
2Hz),7.87(3H,m),8.01(1H,s) 製造例46 製造例3、21、23、44または45と同様にして、次の化
合物を得る。
(1) 2−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビ
ニル]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.53(1H,
dd,J=2Hz,8Hz),6.75−6.85(2H,m),7.0−7.15(2H,
m),7.23(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.45−7.6(2H,m),7.7
8(1H,t,J=8Hz),8.56(1H,d,J=5Hz) (2) 5−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビ
ニル]ピリミジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.17(2H,s),6.55(1H,
dd,J=2Hz,8Hz),6.79(2H,m),7.0−7.1(2H,m),7.39
(1H,d,J=16Hz),9.03(3H,m) (3) 4−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビ
ニル]キノリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.15(2H,s),6.60(1H,
dd,J=2Hz,8Hz),6.95−7.05(2H,m),7.11(1H,t,J=8
Hz),7.45(1H,d,J=16Hz),7.67(1H,t,J=8Hz),7.75
−7.95(3H,m),8.05(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,d,J=8
Hz),8.88(1H,d,J=5Hz) ム(4) 2−[(E)−2−(3−アミノフェニル)
ビニル]キノリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.18(2H,s),6.59(1H,
d,J=8Hz),6.85−6.95(2H,m),7.10(1H,t,J=8Hz),
7.31(1H,d,J=16Hz),7.56(1H,t,J=8Hz),7.65−7.8
(2H,m),7.85−8.0(3H,m),8.33(1H,d,J=8Hz) (5) 3−(3−ビフェニルイル)アニリン NMR(CDCl3,δ):3.74(2H,s),6.69(1H,dd,J=8Hz,
2Hz),6.95(1H,t,J=2Hz),7.02(1H,d,J=8Hz),7.24
(1H,m),7.35(1H,m),7.4−7.6(5H,m),7.64(2H,
m),7.79(1H,s) 製造例47 2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.15g)、3−
[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビニル]ピリジ
ン(1.23g)および炭酸カリウム(1.1g)の1,4−ジオキ
サン(15ml)中混合物を、還流下に22時間撹拌する。冷
却後、不溶物を去し、液を濃縮する。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム2%メ
タノール)に付して、3−ニトロ−2−[3−[(E)
−2−(3−ピリジル)ビニル]フェニルアミノ]ピリ
ジン(510mg)を橙色固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.02(1H,m),7.3−7.5
(5H,m),7.65(1H,m),7.89(1H,s),8.08(1H,d,J=8
Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.5−8.6(2H,m),8.80(1
H,d,J=2Hz) 製造例48 3−(2−ナフチル)アニリン(5.0g)、2−クロロ
−3−ニトロピリジン(3.62g)および炭酸カリウム
(6.31g)のジオキサン(50ml)中混合物を、還流下に
6日間撹拌する。反応混合物をクロロホルムで抽出し、
蒸発させる。粗製残留物をシリカゲルクロマトグラフィ
ーに付して、2−[3−(2−ナフチル)フェニルアミ
ノ]−3−ニトロピリジン(5.23g)を橙色結晶として
得る。
NMR(DMSO−d6,δ):7.02(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.55
(4H,m),7.75(1H,m),7.85−8.1(5H,m),8.26(1H,
s),8.55(2H,m) 製造例49 2−クロロ−3−ニトロピリジン(8.5g)、3−ヨー
ドアニリン(12.5g)および炭酸カリウム(9.0g)の1,4
−ジオキサン(100ml)中混合物を、還流下に20時間撹
拌する。冷却後、不溶物を去し、液を濃縮する。残
った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、2−
(3−ヨードフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン
(3.88g)を橙色固体として得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.89(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.11(1H,t,J=8Hz),7.50(1H,d,J=8Hz),7.60(1H,d
d,J=2,8Hz,),8.12(1H,s),8.45−8.6(2H,m) 製造例50 製造例1、5、27、28、47、48または49と同様にし
て、次の化合物を得る。
(1) 3−ニトロ−2−[3−(E)−2−(2−ピ
リジル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.87(1H,dd,J=2Hz,8Hz),
7.4−7.8(7H,m),7.98(1H,s),8.05−8.2(2H,m),8.
5−8.6(2H,m) (2) 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(5−
ピリミジニル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.02(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.28(1H,d,J=16Hz),7.49−7.5(2H,m),7.58(1
H,d,J=16Hz),7.68(1H,m),7.90(1H,s),8.5−8.6
(2H,m),9.0−9.1(3H,m) (3) 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(4−
キノリル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.02(1H,dd,J=5,8H
z),7.47(1H,t,J=8Hz),7.55−7.85(6H,m),7.89(1
H,d,J=5Hz),8.05−8.2(6H,m),8.5−8.6(3H,m),8.
90(1H,d,J=5Hz) (4) 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(2−
キノリル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.03(1H,dd,J=5.8H
z),7.4−7.6(4H,m),7.7−8.05(7H,m),8.37(1H,d,
J=8Hz),8.55−8.6(2H,m) (5) 2−[3−(2−シアノピロール−1−イル)
フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):6.46(1H,m),7.06(1H,m),7.2
5(1H,m),7.31(1H,m),7.56(1H,m),7.78(1H,m),
8.03(1H,m),8.56(2H,m) (6) −[3−(ベンゾチアゾール−2−イル)フェ
ニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):7.06(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.50
(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.57(2H,dd,J=8Hz,8Hz),7.88
(2H,m),8.09(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),
8.46(1H,m),8.57(2H,m) (7) 2−(3−ベンゾイルフェニルアミノ)−3−
ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.88(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.51(3
H,m),7.60(2H,m),7.88(3H,m),8.14(1H,m),8.49
(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.55(1H,dd,J=8Hz,2Hz) (8) 2−(3−トリフルオロメチルフェニルアミ
ノ)−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):7.05(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.45
(1H,d,J=8Hz),7.60(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.92(1H,
d,J=8Hz),8.12(1H,s),8.53(2H,m) (9) 2−[3−(インドール−1−イル)フェニル
アミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.70(1H,d,J=3Hz),6.89(1H,dd,
J=8Hz,4Hz),7.17(1H,m),7.21(1H,m),7.30(1H,
m),7.39(1H,d,J=3Hz),7.50(2H,m),7.72(2H,m),
8.10(1H,m),8.50(1H,m),8.55(1H,m) (10) 2−(3−カルボキシフェニルアミノ)−3−
ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):7.03(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50
(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.71(1H,m),7.88(1H,m),8.2
5(1H,m),8.55(2H,m) (11) 2−[(5−アセトアミド−2−フルオロフェ
ニル)アミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):2.15(3H,s),6.92(1H,dd,J=8Hz,
5Hz),7.11(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.35(1H,m),8.55
(3H,m) (12) 2−[3−(1−ナフチル)フェニルアミノ]
−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.83(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.31(1
H,d,J=7Hz),7.4−7.55(5H,m),7.74(1H,dd,J=8Hz,
2Hz),7.79(1H,m),7.90(2H,m),8.00(1H,d,J=8H
z),8.47(1H,m),8.53(1H,d,J=8Hz) (13) 2−[3−(3−ビフェニルイル)フェニルア
ミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.86(1H,dd,J=8Hz,6Hz),7.39(1
H,m),7.4−7.7(11H,m),7.83(1H,s),7.89(1H,s),
8.50(2H,m) 製造例51 2−(3−ヨードフェニルアミノ)−3−ニトロピリ
ジン(3.86g)、4−ビニルピリジン(1.78g)、酢酸パ
ラジウム(II)(80mg)、塩化テトラブチルアンモニウ
ム(3.14g)および重炭酸ナトリウム(2.4g)のN,N−ジ
メチルホルムアミド(20ml)中混合物を、110℃で22時
間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液
中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層
を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール
(50:1))に付して、3−ニトロ−2−[3−[(E)
−2−(4−ピリジル)ビニル]フェニルアミノ]ピリ
ジン(1.41g)を橙色固体として得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.88(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.07(1H,d,J=16Hz),7.3−7.5(5H,m),7.62(1H,d,J
=8Hz),7.85(1H,s),8.5−8.65(4H,m) 製造例52 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(3−ピリジ
ル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン(493mg)、鉄
粉(0.35g)および塩酸(35%、1ml)のメタノール(5m
l)中混合物を、還流下に4時間撹拌する。つぎに、混
合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで
2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶
液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃
縮する。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗
って、3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(3−ピ
リジル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン(291mg)
を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.66(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.1−7.45(5H,
m),7.54(1H,d,J=5Hz),7.62(1H,d,J=8Hz),7.80
(2H,d,J=8Hz),8.08(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=
5Hz),8.79(1H,d,J=2Hz) 製造例53 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(4−ピリジ
ル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン(1.38g)、鉄
粉(1.0g)および塩酸(35%、3.0ml)のエタノール(1
0ml)中混合物を、80℃で2時間撹拌する。つぎに、混
合物を重炭酸ナトリウム水溶液に注ぎ酢酸エチルで2回
抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液お
よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム中8%メタノール)に付して、3−アミノ−
2−[3−[(E)−2−(4−ピリジル)ビニル]フ
ェニルアミノ]ピリジン(1.14g)を粉末として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.65(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,d,J=8Hz),7.1−7.2(2H,
m),7.28(1H,t,J=8Hz),7.45−7.7(5H,m),7.82(1
H,s),7.88(1H,s),8.54(2H,d,J=5Hz) 製造例54 2−[3−(2−ナフチル)フェニルアミノ]−3−
ニトロピリジン(3.0g)、鉄(2.46g)および酢酸(5.2
8g)のエタノール(14ml)中混合物を、還流下に6時間
撹拌する。反応混合物をクロロホルムで希釈し、過
し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で処理する。クロロホル
ム層を分取し、乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグ
ラフィーに付して、2−[3−(2−ナフチル)フェニ
ルアミノ]−3−アミノピリジン(1.2g、43.9%)を得
る。
NMR(CDCl3,δ):5.10(2H,s),6.65(1H,dd,J=8Hz,
6Hz),6.94(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.28(1H,m),7.37
(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.53(3H,m),7.77(1H,m),7.8
1(1H,d,J=8Hz),7.90(1H,s),7.95(1H,m),8.00(3
H,m),8.16(1H,s) 製造例55 製造例3、31、33、52、53または54と同様にして、次
の化合物を得る。
(1) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(2−
ピリジル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.66(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,d,J=8Hz),7.1−7.3(4H,
m),7.55−7.7(4H,m),7.75−7.85(2H,m),7.90(1H,
s),8.59(1H,d,J=5Hz) (2) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(5−
ピリミジニル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.66(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.1−7.2(2H,
m),7.29(1H,t,J=8Hz),7.45−7.55(2H,m),7.62(1
H,d,J=8Hz),7.83(2H,d,J=8Hz),9.0−9.1(1H,m) (3) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(2−
キノリル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.68(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.95(1H,d,J=8Hz),7.2−7.45(3H,
m),7.5−7.6(2H,m),7.65(1H,d,J=8Hz),7.7−8.05
(7H,m),8.36(1H,d,J=8Hz) (4) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(4−
キノリル)ビニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.94(1H,d,J=8Hz),7.3−7.45(2H,
m),7.5−7.6(2H,m),7.65−8.1(8H,m),8.48(1H,d,
J=8Hz),8.89(1H,d,J=5Hz) (5) 2−[3−(ベンジチアゾール−2−イル)フ
ェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.15(2H,s),6.70(1H,dd,J=8
Hz,5Hz),6.97(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.4−7.5(2H,
m),7.56(3H,m),7.96(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.08(2
H,m),8.16(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,m) (6) 2−[3−(3−アセチルインドール−1−イ
ル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):2.57(3H,s),3.49(2H,br s),6.4
9(1H,s),6.80(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.05(2H,m),7.
30(4H,m),7.45(1H,dd,J=9Hz,8Hz),7.61(1H,m),
7.68(1H,m),7.87(1H,m),7.95(1H,s),8.44(1H,
m) (7) 2−[3−(2−シアノピロール−1−イル)
フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.13(2H,s),6.43(1H,m),6.6
7(1H,m),6.95(2H,m),7.20(1H,m),7.40(1H,dd,J
=8Hz,8Hz),7.48(1H,m),7.52(1H,m),7.66(1H,
m),7.98(1H,m),8.10(1H,s) (8) 2−(3−ベンゾイルフェニルアミノ)−3−
アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.45(2H,br s),6.37(1H,s),6.7
9(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.02(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.3
8(2H,m),7.49(2H,m),7.60(2H,m),7.69(1H,m),
7.84(3H,m) (9) 2−(3−トリフルオロメチルフェニルアミ
ノ)−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.41(2H,br s),6.38(1H,br s),
6.82(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),
7.18(1H,d,J=8Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.49
(1H,d,J=8Hz),7.55(1H,br s),7.85(1H,dd,J=5H
z,2Hz) (10) 2−(3−メトキシカルボニルフェニルアミ
ノ)−3−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):3.83(3H,s),5.30(2H,br s),
6.68(1H,dd,J=8Hz,6Hz),6.95(1H,d,J=8Hz),7.37
(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.44(1H,d,J=8Hz),7.51(1H,
d,J=6Hz),7.99(1H,d,J=8Hz),8.09(1H,s),8.18
(1H,s) (11) 2−[(5−アセトアミド−2−フルオロフェ
ニル)アミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):2.09(3H,s),6.80(1H,dd,J=8Hz,
5Hz),7.00(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.05(1H,dd,J=8Hz,
2Hz),7.22(1H,m),7.72(2H,m) (12) 2−[3−(1−インドリル)フェニルアミ
ノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.43(2H,br s),6.35(1H,s),6.6
7(1H,m),6.80(1H,m),7.05(2H,m),7.20(3H,m),
7.38(2H,m),7.55(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,8H
z),7.83(1H,d,J=3Hz) (13) 2−[3−(1−ナフチル)フェニルアミノ]
−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.40(2H,br s),6.29(1H,s),6.7
5(1H,dd,J=8Hz,6Hz),6.97(1H,d,J=8Hz),7.08(1
H,m),7.30(1H,s),7.35−7.55(6H,m),7.85(3H,
m),8.01(1H,d,J=8Hz) (14) 2−[3−(3−ビフェニルイル)フェニルア
ミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.45(2H,br s),6.30(1H,s),6.8
0(1H,dd,J=8Hz,6Hz),7.03(1H,d,J=8Hz),7.2−7.7
(12H,m),7.80(1H,m),7.87(1H,m) 製造例56 2−[3−(インドール−1−イル)フェニルアミ
ノ]−3−ニトロピリジン(1.0g)、無水酢酸(0.46
g)および塩化アルミニウム(1.21g)の乾燥塩化メチレ
ン(10ml)中混合物を、室温で3時間撹拌する。反応混
合物を1N水酸化ナトリウム溶液で処理し、沈殿した褐色
結晶を集め、水で洗い、乾燥して、2−[3−(3−ア
セチルインドール−1−イル)フェニルアミノ]−3−
ニトロピリジン(1.17g)を得る。
NMR(DMSO−d6,δ):2.54(3H,s),7.06(1H,dd,J=8
Hz,6Hz),7.33(2H,m),7.45(1H,m),7.63(1H,dd,J=
8Hz,8Hz),7.73(1H,m),7.78(1H,m),8.09(1H,m),
8.32(1H,m),8.57(1H,m),8.66(1H,s) 製造例57 製造例41と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 3−(1−ナフチル)−1−ニトロベンゼン NMR(CDCl3,δ):7.4−7.6(4H,m),7.68(1H,t,J=8
Hz),7.77(1H,d,J=8Hz),7.83(1H,dd,J=8Hz,2Hz),
7.93(2H,m),8.30(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.39(1H,m) (2) 3−(3−ビフェニルイル)−1−ニトロベン
ゼン NMR(CDCl3,δ):7.35−7.75(9H,m),7.82(1H,s),
7.98(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.50
(1H,m) 製造例58 2−メチル−4−(3−アミノフェニル)−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(7.4g)
とトリエチルアミン(5.72ml)とのジオキサン溶液に、
塩化3,5−ジクロロベンゾイル(6.14g)を滴下する。混
合物を室温で3時間撹拌する。反応混合物を水で希釈
し、酢酸エチル(100ml)で抽出する。粗生成物をクロ
マトグラフィーにより精製して、2−メチル−4−[3
−(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(4.4g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):9.09(1H,br s),8.38(1H,
m),8.19(1H,d,J=7Hz),7.80(1H,s),7.68(2H,s),
7.52(1H,d,J=6Hz),7.39(1H,s),7.35−7.23(2H,
m),6.54(1H,d,J=6Hz),2.73(3H,s) 製造例59 3−ニトロフェニルヒドラジン・塩酸塩(8.77g)と
1,3,5−トリアジン(2.50g)とのエタノール(40ml)中
混合物を、還流下に4時間撹拌する。つぎに、混合物を
重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽
出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン−酢酸エチル、3:7)に付して、1−(3−ニト
ロフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール(2.89g)を固
体として得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.74(1H,t,J=8Hz),8.10
(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.18(1H,s),8.28(1H,dt,J=8
Hz,2Hz),8.60(1H,t,J=2Hz),8.70(1H,s) 製造例60 モルホリン(5.0ml)のジクロロメタン(50ml)溶液
に、塩化3−ニトロベンゾイル(5.05g)を加える。混
合物を室温で15分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと水と
の混合物中に注ぐ。有機層を分取し、希塩酸、重炭酸ナ
トリウムおよび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮して、4−(3−ニトロフェニルカルボニル)
モルホリン(6.46g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.3−4.0(8H,m),7.65(1
H,t,J=8Hz),7.78(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.30(2H,m) 製造例61 4−ブロモピリジン・塩酸塩(5.25g)とテトラキス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.93
g)とのトルエン(50ml)中混合物に、3M重炭酸ナトリ
ウム水溶液(27ml)およびヒドロキシ(3−ニトロフェ
ニル)ボラン(5.0g)のメタノール(12ml)溶液を加え
る。混合物を80℃で1時間撹拌し、冷却する。つぎに、
混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチル
で2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水
溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
濃縮する。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ク
ロロホルム中1%〜2%メタノール)に付して、4−
(3−ニトロフェニル)ピリジン(3.46g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.57(2H,dd,J=2Hz,5Hz),
7.70(1H,t,J=8Hz),7.98(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.32
(1H,m),8.51(1H,t,J=2Hz),8.76(2H,d,J=5Hz) 製造例62 2−ブロモピリジン(1.91ml)とテトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.46g)との1,2
−ジメトキシエタン(40ml)中混合物に、2M重炭酸ナト
リウム水溶液(20ml)およびジヒドロキシ(3−ニトロ
フェニル)ボラン(3.67g)のメタノール(10ml)溶液
を加える。混合物を80℃で2.5時間撹拌し、冷却する。
つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢
酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナト
リウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(ヘキサン−酢酸エチル(3:1))に付して、2−
(3−ニトロフェニル)ピリジン(1.35g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.32(1H,m),7.65(1H,t,J
=8Hz),7.83(2H,m),8.27(1H,m),8.38(1H,d,J=8H
z),8.73(1H,m),8.87(1H,t,J=2Hz) 製造例63 3−ブロモピリジン(2.6ml)とテトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.93g)とのト
ルエン(50ml)中混合物に、2M重炭酸ナトリウム水溶液
(27ml)およびジヒドロキシ(3−ニトロフェニル)ボ
ラン(5.0g)のメタノール(12ml)溶液を加える。混合
物を80℃で6時間撹拌し、冷却する。つぎに、混合物を
重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽
出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン
−酢酸エチル(3:7))に付して、3−(3−ニトロフ
ェニル)ピリジン(3.57g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.46(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.69(1H,t,J=8Hz),7.9−8.0(2H,m),8.28(1H,dt,J
=8Hz,2Hz),8.47(1H,t,J=2Hz),8.70(1H,dd,J=2H
z,5Hz),8.90(1H,d,J=2Hz) 製造例64 製造例41、61、62または63と同様にして、次の化合物
を得る。
(1) 2−(3−ニトロフェニル)チオフェン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.13(1H,dd,J=4Hz,5Hz),
7.39(1H,dd,J=1Hz,5Hz),7.45(1H,dd,J=1Hz,4Hz),
7.55(1H,t,J=8Hz),7.91(1H,m),8.12(1H,dt,J=8H
z,2Hz),8.47(1H,t,J=2Hz) (2) 2−クロロ−5−(3−ニトロフェニル)チオ
フェン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.97(1H,d,J=4Hz),7.21
(1H,d,J=4Hz),7.57(1H,t,J=8Hz),7.80(1H,dt,J
=8Hz,2Hz),8.14(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.37(1H,t,J
=2Hz) (3) 3−(3−ニトロフェニル)チオフェン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.45−7.5(2H,m),7.58(1
H,m),7.92(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.14(1H,dt,J=8Hz,
2Hz),8.45(1H,t,J=2Hz) (4) 1−(2−フルオロフェニル)−3−ニトロベ
ンゼン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.15−7.3(2H,m),7.35−
7.55(2H,m),7.63(1H,t,J=8Hz),7.90(1H,d,J=8H
z),8.25(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,s) (5) 4−(3−ニトロフェニル)安息香酸メチル NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.98(3H,s),7.6−7.75(3
H,m),7.97(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.18(2H,dt,J=8Hz,
2Hz),8.27(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.49(1H,t,J=2Hz) (6) 4−(3−ニトロフェニル)アセトアニリド NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.09(3H,s),7.8−7.9
(5H,m),8.1−8.2(2H,m),8.40(1H,s) (7) 3−(6−メトキシ−2−ナフチル)アニリン NMR(DMSO−d6,δ):3.89(3H,s),5.16(2H,s),6.5
6(1H,m),6.90(1H,m),6.96(1H,m),7.12(1H,d,J=
8Hz),7.18(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.33(1H,m),7.69
(1H,m),7.88(2H,m),8.00(1H,m) (8) 3−(3−キノリル)アニリン NMR(CDCl3,δ):3.85(2H,s),6.75(1H,dd,J=8Hz,
2Hz),7.00(1H,m),7.10(1H,d,J=8Hz),7.30(1H,d
d,J=8Hz,8Hz),7.55(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.72(1H,d
d,J=8Hz,8Hz),7.85(1H,d,J=8Hz),8.12(1H,d,J=8
Hz),8.25(1H,d,J=2Hz),9.15(1H,s) (9) 3−(3−シクロペチルオキシ−4−メトキシ
フェニル)アニリン NMR(CDCl3,δ):1.60(2H,m),1.8−2.0(8H,m),3.
71(2H,s),3.87(3H,s),4.84(1H,m),6.64(1H,m),
6.85(1H,m),6.92(2H,m),7.09(2H,m),7.20(1H,
m) (10) 3−(3−メトキシカルボニルフェニル)アニ
リン NMR(CDCl3 δ):3.92(3H,s),6.68(1H,dd,J=8Hz,
3Hz),6.93(1H,s),7.00(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.24
(1H,dd,J=8Hz,3Hz),7.47(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.73
(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.99(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.24
(1H,dd,J=2Hz,2Hz) MASS(m/z):228(M+1) (11) (E)−3−(3−アミノフェニル)桂皮酸メ
チル NMR(CDCl3,δ):3.77(2H,br s),3.81(3H,s),6.5
0(1H,d,J=15Hz),6.70(1H,dd,J=8Hz,2Hz),6.90(1
H,d,J=2Hz),6.98(1H,d,J=8Hz),7.24(1H,dd,J=8H
z,8Hz),7.43(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.50(1H,m),7.58
(1H,m),7.70(1H,m),7.75(1H,d,J=15Hz) (12) 3−(4−イソキノリル)アニリン NMR(CDCl3,δ):3.80(2H,s),6.80(2H,m),6.90
(1H,d,J=8Hz),7.30(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.63(2H,
m),8.00(2H,m),8.78(1H,s),9.23(1H,s) (13) 3−(3−アセトアミドフェニル)アニリン NMR(DMSO−d6,δ):2.05(3H,s),5.17(2H,s),6.5
4(1H,m),6.70(1H,m),6.80(1H,m),7.10(1H,dd,J
=8Hz,8Hz),7.20(1H,m),7.32(1H,dd,J=8Hz,8Hz),
7.50(1H,m),7.82(1H,m) MASS(m/z):227(M+1) 製造例65 4−(3−ニトロフェニル)アセトアニリド(4.25
g)と10%パラジウム炭(0.8g)とのエタノール(50m
l)−1,4−ジオキサン(50ml)中混合物を、水素(3気
圧)雰囲気下、室温で3時間撹拌する。触媒を去し、
溶媒を蒸発させる。残った固体を集め、イソプロピルエ
ーテルで洗って、4−(3−アミノフェニル)アセトア
ニリド(3.40g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.05(3H,s),5.11(2H,
s),6.52(1H,d,J=8Hz),6.74(1H,d,J=8Hz),6.81
(1H,s),7.07(1H,t,J=8Hz),7.49(2H,d,J=8Hz),
7.63(2H,d,J=8Hz) 製造例66 4−(3−ニトロフェニル)安息香酸メチル(8.37
g)、鉄粉(7.5g)および塩酸(35%、22ml)のメタノ
ール(60ml)中混合物を、還流下に3時間撹拌する。つ
ぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸
エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリ
ウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾
燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエー
テルで洗って、4−(3−アミノフェニル)安息香酸メ
チル(5.33g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.88(3H,s),5.22(2H,
s),6.62(1H,dt,J=8Hz,2Hz),6.84(1H,dt,J=8Hz,2H
z),6.90(1H,t,J=2Hz),7.13(1H,t,J=8Hz),7.70
(2H,dt,J=8Hz,2Hz),8.01(2H,dt,J=8Hz,2Hz) 製造例67 製造例3、21、23、44、45、65または66と同様にし
て、次の化合物を得る。
(1) 4−(3−アミノフェニルカルボニル)モルホ
リン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.2−3.7(8H,m),5.23
(2H,s),6.47(1H,dt,J=8Hz,2Hz),6.54(1H,t,J=2H
z),6.60(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.06(1H,t,J=8Hz) (2) 3−(2−フルオロフェニル)アニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.18(2H,s),6.5−6.7
(2H,m),6.72(1H,m),7.10(1H,t,J=8Hz),7.2−7.5
(4H,m) (3) 1−(3−アミノフェニル)−1H−1,2,4−ト
リアゾール NMR(DMSO−d6,δ):5.48(2H,s),6.59(1H,m),6.9
3(1H,m),7.03(1H,t,J=2Hz),7.17(1H,t,J=8Hz),
8.18(1H,s),9.14(1H,s) (4) 3−(3−アミノフェニル)チオフェン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.50(1H,
dd,J=2Hz,8Hz),6.8−6.9(2H,m),7.05(1H,t,J=8H
z),7.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7.60(1H,m),7.65(1
H,t,J=2Hz) (5) 2−(3−アミノフェニル)−5−クロロチオ
フェン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.24(2H,s),6.53(1H,
dd,J=2Hz,5Hz),6.7−6.75(2H,m),7.0−7.15(2H,
m),7.21(1H,d,J=4Hz) (6) 2−(3−アミノフェニル)チオフェン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.20(2H,s),6.50(1H,
m),6.75−6.85(2H,m),7.0−7.15(2H,m),7.33(1H,
dd,J=1Hz,4Hz),7.47(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (7) 4−(3−アミノフェニル)ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.27(2H,s),6.67(1H,
dd,J=2Hz,8Hz),6.85−6.95(2H,m),7.15(1H,t,J=8
Hz),7.57(2H,dd,J=2Hz,5Hz),8.59(2H,d,J=5Hz) (8) 3−(3−アミノフェニル)ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.23(2H,s),6.62(1H,
m),6.8−6.9(2H,m),7.13(1H,t,J=8Hz),7.45(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),7.94(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.53(1H,
d,J=5Hz),8.78(1H,d,J=2Hz) (9) 2−(3−アミノフェニル)ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.19(2H,s),6.62(1H,
m),7.05−7.2(2H,m),7.25−7.35(2H,m),7.75−7.8
5(2H,m),8.61(1H,m) (10) 3−(ベンゾイルアミノ)アニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.07(2H,s),6.34(1H,
d,J=8Hz),6.86(1H,d,J=8Hz),6.97(1H,t,J=8H
z),7.14(1H,s),7.5−7.6(3H,m),7.95(2H,d,J=8H
z),9.97(1H,s) (11) 1−(3−アミノフェニル)インドール−5−
カルボン酸メチル NMR(CDCl3,δ):3.86(2H,s),3.92(3H,s),6.70
(2H,m),6.77(1H,m),6.85(1H,d,J=8Hz),7.27(1
H,d,J=8Hz),7.35(1H,d,J=3Hz),7.57(1H,d,J=8H
z),7.90(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,s) (12) 3−(3−アミノフェニルカルバモイル)キノ
リン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.14(2H,s),6.37(1H,
d,J=8Hz),6.9−7.05(2H,m),7.15(1H,s),7.72(1
H,t,J=8Hz),7.90(1H,t,J=8Hz),8.1−8.2(2H,m),
8.92(1H,s),9.33(1H,d,J=2Hz) (13) 3−[(E)−2−(3,5−ジクロロフェニ
ル)ビニル]アニリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.13(2H,s),6.53(1H,
d,J=8Hz),6.78(2H,m),7.0−7.1(2H,m),7.31(1H,
d,J=16Hz),7.46(1H,s),7.69(2H,s) (14) 3−アミノ−N−(3,5−ジクロロフェニル)
ベンズアミド NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.37(2H,s),7.0−7.1
(2H,m),7.17(1H,t,J=8Hz),7.30(1H,s),7.89(1
H,d,J=2Hz) (15) 3−アミノ−N−メチル−N−(3,5−ジクロ
ロフェニル)ベンズアミド NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.32(3H,s),5.20(2H,
s),6.33(1H,d,J=8Hz),6.51(1H,dd,J=2Hz,8Hz),
6.59(1H,s),6.90(1H,t,J=8Hz),7.29(2H,s),7.40
(1H,s) 製造例68 2−クロロ−3−ニトロピリジン(3.20g)、3,5−ジ
アミノ安息香酸メチル(3.20g)および炭酸カリウム
(4.0g)の1,4−ジオキサン(60ml)中混合物を、還流
下に4時間撹拌する。冷却後、不溶物を去し、液を
濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム中5%メタノール)に付して、2−
(3−アミノ−5−メトキシカルボニルフェニルアミ
ノ)−3−ニトロピリジン(1.12g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.81(3H,s),5.48(2H,
s),6.95−7.0(2H,m),7.12(1H,m),7.39(1H,s),8.
5−8.55(2H,m),9.86(1H,s) 製造例69 2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.15g)、2−
(3−アミノフェニル)ピリジン(1.12g)および炭酸
カリウム(1.36g)のジグライム(15ml)中混合物を、1
50℃で3時間撹拌する。冷却後、不溶物を去し、液
を濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:1)に付して、3−ニ
トロ−2−[3−(2−ピリジル)フェニルアミノ]ピ
リジン(1.68g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.85(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.2−7.3(1H,m),7.50(1H,t,J=8Hz),7.75−7.85(4
H,m),8.23(2H,m),8.5−8.6(1H,m),8.70(1H,d,J=
5Hz) 製造例70 製造例1、5、27、28、47、48、49、68または69と同
様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−[3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェ
ニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.92(6H,s),7.09(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),8.22(1H,m),8.5−8.6(4H,m) (2) 2−[3−(モルホリノカルボニル)フェニル
アミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.5−3.9(8H,m),6.90(1
H,dd,J=5Hz,8Hz),7.10(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.44(1
H,t,J=8Hz),7.68(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.89(1H,t,J
=2Hz),8.49(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.56(1H,dd,J=2H
z,8Hz) (3) 2−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フ
ェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.21(3H,s),6.86(1H,dd,
J=5Hz,8Hz),7.3−7.5(3H,m),7.55−7.65(5H,m),
7.84(1H,s),8.45−8.6(2H,m) (4) 2−[3−(4−メトキシカルボニルフェニ
ル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.96(3H,s),6.87(1H,dd,
J=5Hz,8Hz),7.4−7.55−(2H,m),7.70(3H,m),7.92
(1H,t,J=2Hz),8.13(2H,dt,J=8Hz,2Hz),8.5−8.6
(2H,m) (5) 2−[3−(2−フルオロフェニル)フェニル
アミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.1−7.5(6H,m),7.70(1H,d,J=8Hz),7.82(1H,d,J
=2Hz),7.5−7.6(2H,m) (6) 1−[3−[(3−ニトロピリジン−2−イ
ル)アミノ]フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.93(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.4−7.55(2H,m),7.61(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.13(1
H,s),8.30(1H,t,J=2Hz),8.55−8.65(3H,m) (7) 3−ニトロ−2−[3−(3−チエニル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.5−7.55(5H,m),7.61(1H,m),7.88(1H,s),8.5−
8.6(2H,m) (8) 2−[3−(5−クロロ−2−チエニル)フェ
ニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.85−6.95(2H,m),7.12
(1H,d,J=4Hz),7.32(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.40(1H,
t,J=8Hz),7.58(1H,m),7.87(1H,t,J=2Hz),8.5−
8.6(2H,m) (9) 3−ニトロ−2−[3−(2−チエニル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.10(1H,dd,J=4Hz,5Hz),7.3−7.45(4H,m),7.60(1
H,m),7.90(1H,t,J=2Hz),8.5−8.6(2H,m) (10) 3−ニトロ−2−[3−(4−ピリジル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.89(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.4−7.6(4H,m),7.72(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.99(1
H,t,J=2Hz),8.5−8.6(2H,m),8.69(2H,d,J=5Hz) (11) 3−ニトロ−2−[3−(3−ピリジル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.89(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.35−7.45(2H,m),7.52(1H,t,J=8Hz),7.68(1H,d
t,J=8Hz,2Hz),7.9−8.0(2H,m),8.5−8.6(2H,m),
8.62(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.90(1H,d,J=2Hz) (12) 2−[3−(ベンゾイルアミノ)フェニルアミ
ノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.01(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.35(1H,t,J=8Hz),7.44(1H,d,J=8Hz),7.5−
7.65(4H,m),7.98(2H,d,J=8Hz),8.11(1H,s),8.5
−8.6(2H,m),9.99(1H,s),10.31(1H,s) (13) 2−[3−(6−メトキシ−2−ナフチル)フ
ェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):3.90(3H,s),7.01(1H,m),7.2
0(1H,m),7.37(1H,m),7.50(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.
57(1H,m),7.73(1H,m),7.84(1H,m),7.93(2H,m),
8.04(1H,m),8.18(1H,s),8.56(2H,m) (14) 3−ニトロ−2−(3−スクシンイミドフェニ
ルアミノ)ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):8.56−8.47(2H,m),7.79
(1H,s),7.67(1H,d,J=9Hz),7.48(1H,t,J=9Hz),
7.10(1H,d,J=9Hz),6.91−6.84(1H,m),2.91(4H,
s) (15) 2−[3−(5−メトキシカルボニルインドー
ル−1−イル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.94(3H,s),6.78(1H,d,J=3H
z),6.91(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.28(1H,m),7.45(1
H,d,J=3Hz),7.52(2H,m),7.72(1H,d,J=8Hz),7.95
(1H,d,J=8Hz),8.16(1H,m),8.45(1H,s),8.55(2
H,m) (16) 2−[3−(3−キノリル)フェニルアミノ]
−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.89(1H,dd,J=8Hz,3Hz),7.55(3
H,m),7.70(2H,m),7.92(1H,d,J=8Hz),8.07(1H,
s),8.14(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,d,J=3Hz),8.52
(1H,m),8.57(1H,m),9.21(1H,d,J=3Hz) (17) 2−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−
メトキシフェニル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリ
ジン NMR(DMSO−d6,δ):1.59(2H,m),1.74(4H,m),1.9
0(2H,m),3.79(3H,s),4.92(1H,m),7.00(1H,dd,J
=8Hz,5Hz),7.04(1H,d,J=8Hz),7.20(2H,m),7.41
(2H,m),7.63(1H,m),7.88(1H,s),8.53(2H,m) (18) 2−[3−(3−メトキシカルボニルフェニ
ル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン mp:179−181℃ NMR(CDCl3,δ):3.95(3H,s),6.87(1H,dd,J=8Hz,
5Hz),7.50(3H,m),7.70(1H,m),7.82(1H,m),7.89
(1H,m),8.04(1H,m),8.30(1H,m),8.52(2H,m) (19) 2−[3−[(E)−3−メトキシカルボニル
ビニルフェニル]フェニルアミノ]−3−ニトロピリジ
ン NMR(DMSO−d6,δ):3.74(3H,s),6.80(1H,d,J=16
Hz),7.03(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.52(3H,m),7.76(4
H,m),7.98(1H,m),8.07(1H,m),8.55(2H,m) (20) 2−[3−(4−イソキノリル)フェニルアミ
ノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):7.01(1H,m),7.33(1H,dd,J=8
Hz,2Hz),7.57(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.7−7.9(4H,
m),8.03(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54
(3H,m),9.36(1H,s) (21) 2−[3−(3−アセトアミドフェニル)フェ
ニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):2.20(3H,s),6.83(1H,dd,J=8Hz,
5Hz),7.3−7.4(4H,m),7.45(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.
52(1H,m),7.67(1H,m),7.75(1H,s),7.83(1H,m),
8.52(2H,m) (22) 3−[3−[(3−ニトロピリジン−2−イ
ル)アミノ]フェニルカルバモイル]キノリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.02(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.35−7.5(2H,m),7.62(1H,d,J=8Hz),7.74(1
H,t,J=8Hz),7.91(1H,t,J=8Hz),8.1−8.2(3H,m),
8.55−8.6(2H,m),8.99(1H,s),9.38(1H,d,J=2Hz) (23) 2−[3−[(E)−2−(3,5−ジクロロフ
ェニル)ビニル]フェニルアミノ]−3−ニトロピリジ
ン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.68(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
6.99(1H,d,J=16Hz),7.13(1H,d,J=16Hz),7.27(1
H,m),7.32(1H,d,J=8Hz),7.35−7.45(3H,m),7.59
(1H,d,J=8Hz),7.83(1H,s),8.5−8.6(2H,m) (24) 2−[3−(3,5−ジクロロフェニルカルバモ
イル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.04(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.23(1H,s),7.55(1H,t,J=8Hz),7.72(1H,d,J
=8Hz),7.9−8.0(3H,m),8.20(1H,s),8.5−8.6(2
H,m) (25) 2−[3−[N−メチル−N−(3,5−ジクロ
ロフェニル)カルバモイル]フェニルアミノ]−3−ニ
トロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.49(3H,s),6.88(1H,dd,
J=5Hz,8Hz),7.0−7.2(4H,m),7.28(1H,t,J=8Hz),
7.56(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.94(1H,s),7.45−7.55
(2H,m) (26) 2−(3−カルボキシフェニルアミノ)−3−
ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):7.03(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50
(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.71(1H,m),7.88(1H,m),8.2
5(1H,m),8.55(2H,m) (27) 6−フェニルチオ−2−[3−(3−フェニル
ウレイドフェニル]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):6.60(1H,d,J=8Hz),7.00(3H,
m),7.10(1H,m),7.29(2H,m),7.4−7.7(8H,m),8.3
8(1H,d,J=8Hz),8.67(2H,m) 製造例71 2−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニル
フェニルアミノ)−3−ニトロピリジン(1.20g)と10
%パラジウム炭(0.25g)とのメタノール(15ml)−1,4
−ジオキサン(15ml)中混合物を、水素(3気圧)雰囲
気下、室温で3時間撹拌する。触媒を去し、溶媒を蒸
発させる。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで
洗って、2−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカル
ボニルフェニルアミノ)−3−アミノピリジン(1.10
g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.05(3H,s),3.82(3H,
s),5.12(2H,s),6.68(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1
H,d,J=8Hz),7.52(1H,d,J=5Hz),7.78(1H,t,J=2H
z),7.90(1H,m),8.00(1H,s),8.21(1H,s) 製造例72 製造例3、31、33、52、53、54または71と同様にし
て、次の化合物を得る。
(1) 2−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フ
ェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.07(3H,s),5.09(2H,
s),6.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.91(1H,dd,J=2Hz,8H
z),7.10(1H,d,J=8Hz),7.29(1H,t,J=8Hz),7.5−
7.6(3H,m),7.65−7.7(3H,m),7.82(2H,d,J=8Hz) (2) 3−アミノ−2−[3−(2−ピリジル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.64(1H,
m),6.92(1H,d,J=8Hz),7.3−7.4(2H,m),7.53(2H,
d,J=8Hz),7.85−7.95(4H,m),8.27(1H,s),8.67(1
H,d,J=5Hz) (3) 3−アミノ−2−[3−(3−ピリジル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.64(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.18(1H,
dd,J=2Hz,8Hz),7.35(1H,t,J=8Hz),7.45−7.55(2
H,m),7.72(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.85−7.95(2H,m),
8.01(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.57(1H,dd,J=2Hz,5Hz),
8.83(1H,d,J=2Hz) (4) 3−アミノ−2−[3−(4−ピリジル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,d
d,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.25(1H,
d,J=8Hz),7.38(1H,t,J=8Hz),7.53(1H,dd,J=2Hz,
5Hz),7.64(2H,d,J=5Hz),7.78(1H,d,J=8Hz),7.91
(1H,s),8.02(1H,s),8.63(2H,d,J=5Hz) (5) 3−アミノ−2−[3−(2−チエニル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.66(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.1−7.2
(2H,m),7.27(1H,t,J=8Hz),7.42(1H,dd,J=2Hz,5H
z),7.5−7.35(2H,m),7.66(1H,d,J=8Hz),7.86(1
H,s),7.91(1H,t,J=2Hz) (6) 3−アミノ−2−[3−(5−クロロ−2−チ
エニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.1−7.2
(2H,m),7.25−7.55(2H,m),7.54(1H,dd,J=2Hz,5H
z),7.65(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.89(1H,d,J=2Hz) (7) 3−アミノ−2−[3−(3−チエニル)フェ
ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.08(2H,s),6.63(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.18(1H,
d,J=8Hz),7.27(1H,t,J=8Hz),7.47(1H,dd,J=2Hz,
5Hz),7.53(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7.63(2H,m),7.73
(1H,m),7.79(1H,s),7.90(1H,t,J=2Hz) (8) 1−[3−[(3−アミノピリジン−2−イ
ル)アミノ]フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.13(2H,s),6.69(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.96(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.30(1H,
m),7.39(1H,t,J=8Hz),7.55(1H,dd,J=2Hz,5Hz),
7.68(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.07(1H,s),8.19(1H,t,J
=2Hz),8.22(1H,s),9.21(1H,s) (9) 3−アミノ−2−[3−(2−フルオロフェニ
ル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.64(1H,d
d,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.01(1H,
d,J=8Hz),7.25−7.55(6H,m),7.72(1H,dt,J=8Hz,2
Hz),7.80(1H,d,J=2Hz),7.87(1H,s) (10) 3−アミノ−2−[3−(4−メトキシカルボ
ニルフェニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.89(3H,s),5.10(2H,
s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.94(1H,dd,J=2Hz,8H
z),7.20(1H,d,J=8Hz),7.37(1H,t,J=8Hz),7.53
(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7.79(3H,m),7.91(1H,s),7.9
8(1H,t,J=2Hz),8.07(2H,d,J=8Hz) (11) 3−アミノ−2−[3−(モルホリノカルボニ
ル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.3−3.7(8H,m),5.09
(2H,s),6.65(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.86(1H,dt,J=8
Hz,2Hz),6.92(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.29(1H,t,J=8H
z),7.51(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7.65(1H,dt,J=8Hz,2H
z),7.73(1H,t,J=2Hz),7.90(1H,s) (12) 3−アミノ−2−[3,5−ビス(メトキシカル
ボニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.88(6H,s),5.13(2H,
s),6.71(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.97(1H,d,J=8Hz),
7.55(1H,d,J=5Hz),7.96(1H,s),8.29(1H,s),8.52
(1H,s) (13) 3−アミノ−2−[3−メトキシカルボニル−
5−(2−ナフトイルアミノ)フェニルアミノ]ピリジ
ン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.89(3H,s),5.18(2H,
s),6.70(1H,dd,J=5,8Hz),6.96(1H,d,J=8Hz),7.5
7(1H,m),7.6−7.7(2H,m),7.95−8.15(7H,m),8.50
(1H,s),8.63(1H,s) (14) 3−アミノ−2−[3−(ベンゾイルアミノ)
フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.11(2H,s),6.64(1H,
m),6.91(1H,d,J=8Hz),7.15−7.3(2H,m),7.4−7.6
5(5H,m),7.79(1H,s),7.98(2H,d,J=8Hz),8.08(1
H,s) (15) 2−[3−(6−メトキシ−2−ナフチル)フ
ェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.45(2H,br s),3.93(3H,s),6.3
0(1H,s),6.80(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.04(1H,m),7.
16(2H,m),7.30(2H,m),7.39(1H,m),7.54(1H,m),
7.71(1H,m),7.79(2H,m),7.87(1H,m),7.98(1H,
s) (16) 2−[3−(5−メトキシカルボニルインドー
ル−1−イル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.48(2H,s),3.93(3H,s),6.42
(1H,s),6.73(1H,m),6.81(1H,m),7.05(2H,m),7.
21(1H,m),7.42(1H,m),7.61(1H,m),7.70(1H,m),
7.88(1H,m),7.91(1H,m),8.42(1H,m) (17) 2−[3−(3−キノリル)フェニルアミノ]
−3−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.12(2H,s),6.67(1H,dd,J=8
Hz,5Hz),6.95(1H,d,J=8Hz),7.34(1H,d,J=8Hz),
7.42(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.55(1H,d,J=5Hz),7.67
(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.80(2H,m),7.95(1H,s),8.0
9(2H,m),8.59(1H,m),9.21(1H,d,J=3Hz) (18) 2−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−
メトキシフェニル)フェニルアミノ]−3−アミノピリ
ジン NMR(CDCl3,δ):1.62(2H,m),1.85(2H,m),1.94
(4H,m),3.45(2H,m),3.87(3H,s),4.85(1H,m),6.
27(1H,s),6.79(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.92(1H,d,J=
8Hz),7.03(1H,d,J=8Hz),7.13(3H,m),7.23(1H,
m),7.34(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.42(1H,m),7.85(1
H,d,J=5Hz) (19) 2−[3−(3−メトキシカルボニルフェニ
ル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.47(2H,s),3.94(3H,s),6.32
(1H,s),6.79(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.03(1H,d,J=8H
z),7.22(1H,m),7.35(2H,m),7.49(2H,m),7.79(1
H,d,J=8Hz),7.85(1H,m),8.00(1H,d,J=8Hz),8.28
(1H,s) (20) 20−[3−[3−[(E)−2−メトキシカル
ボニルビニル]フェニル]フェニルアミノ]−3−アミ
ノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.45(2H,br s),3.81(3H,s),6.3
0(1H,s),6.50(1H,d,J=16Hz),6.81(1H,m),7.05
(1H,m),7.17(1H,m),7.30(1H,m),7.36(1H,m),7.
48(2H,m),7.60(1H,m),7.72(1H,s),7.75(1H,d,J
=16Hz),7.87(1H,d,J=3Hz) (21) 2−[3−(4−イソキノリル)フェニルアミ
ノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.50(2H,br s),6.40(1H,s),6.8
0(1H,m),7.03(1H,m),7.10(1H,m),7.44(3H,m),
7.66(2H,m),7.85(1H,m),8.05(2H,m),8.52(1H,
s),9.22(1H,s) (22) 2−[3−(3−アセトアミドフェニル)フェ
ニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):2.13(3H,s),3.50(2H,br s),6.3
3(1H,s),6.77(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.00(1H,d,J=8
Hz),7.12(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.2−7.4(5H,m),7.5
0(1H,m),7.55(1H,m),7.61(1H,s),7.82(1H,d,J=
5Hz) (23) 2−(3−ヨードフェニルアミノ)−3−アミ
ノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.06(2H,s),6.66(1H,m),6.9
2(1H,m),7.00(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.15(1H,m),7.
51(1H,m),7.61(1H,m),7.83(1H,s),8.08(1H,s) (24) 3−[3−[(3−アミノピリジン−2−イ
ル)アミノ]フェニルカルバモイル]キノリン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.65(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.2−7.35(2H,
m),7.45(1H,d,J=8Hz),7.52(1H,d,J=5Hz),7.73
(1H,t,J=8Hz),7.81(1H,s),7.90(1H,t,J=8Hz),
8.1−8.2(3H,m),8.97(1H,d,J=2Hz),9.37(1H,s) (25) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(3,5
−ジクロロフェニル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジ
ン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.64(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.1−7.2(2H,
m),7.28(1H,t,J=8Hz),7.4−7.6(4H,m),7.72(2H,
s),7.80(1H,s),7.84(1H,s) (26) 3−アミノ−2−[3−[N−メチル−N−
(3,5−ジクロロフェニル)カルバモイル]フェニルア
ミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.37(3H,s),5.08(2H,
s),6.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.73(1H,d,J=8Hz),
6.90(1H,d,J=8Hz),7.13(1H,t,J=8Hz),7.3−7.45
(3H,m),7.5−7.6(2H,m),7.83(2H,m) (27) 6−フェニルチオ−2−[3−(3−フェニル
ウレイド)フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):4.50(2H,br s),6.5−7.6(10
H,m),8.30(1H,m),8.95(2H,m) (28) 2−(3−フェニルスルホニルアミノフェニル
アミノ)−3−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ):5.07(2H,s),6.55(1H,m),6.6
1(1H,m),6.89(1H,m),7.02(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.
25(2H,m),7.55(5H,m),7.82(2H,m) (29) 2−(3−メトキシカルボニルフェニルアミ
ノ)−3−アミノピリジン NMR(DMSO−d6,δ);:3.83(3H,s),5.30(2H,br
s),6.68(1H,dd,J=8Hz,6Hz),6.95(1H,d,J=8Hz),
7.37(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.44(1H,d,J=8Hz),7.51
(1H,d,J=6Hz),7.99(1H,d,J=8Hz),8.09(1H,s),
8.18(1H,s) 製造例73 2−(3−アミノ−5−メトキシカルボニルフェニル
アミノ)−3−ニトロピリジン(550mg)とトリエチル
アミン(0.3ml)との1,4−ジオキサン(10ml)中混合物
に、塩化2−ナフトイル(0.40g)を加える。混合物を
室温で15分撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリ
ウム水溶液との混合物中に注ぐ。橙色の固体を含有する
有機層を水で2回洗い、固体を集めて、2−[3−メト
キシカルボニル−5−(2−ナフトイルアミノ)フェニ
ルアミノ]−3−ニトロピリジン(730mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.90(3H,s),7.05(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),7.6−7.7(2H,m),8.0−8.15(5H,
m),8.29(1H,t,J=2Hz),8.47(1H,m),8.55−8.6(2
H,m),8.64(1H,s) 製造例74 2−[3−アミノ−5−メトキシカルボニルフェニル
アミノ]−3−ニトロピリジン(1.10g)、トリエチル
アミン(0.6ml)および4−ジメチルアミノピリジン(1
4mg)の1,4−ジオキサン(15ml)中混合物に、無水酢酸
(0.40ml)を加える。混合物を室温で20時間撹拌し、つ
ぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物
中に注ぐ。有機層を分取し、重炭酸ナトリウム水溶液お
よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗っ
て、2−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニ
ルフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン(1.21g)を
得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.21(3H,s),3.93(3H,
s),6.89(1H,dd,J=5,8Hz),7.49(1H,s),7.79(1H,
s),8.01(1H,s),8.41(1H,s),8.5−8.6(2H,m) 製造例75 3−ニトロアニリン(5.95g)とトリエチルアミン
(6.0ml)とのジクロロメタン(40ml)中混合物に、塩
化ベンゾイル(5.0ml)のジクロロメタン(20ml)溶液
を滴下する。混合物を室温で15分間撹拌し、つぎに、酢
酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残
った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗った、1−
ベンゾイルアミノ−3−ニトロベンゼン(9.05g)を得
る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.45−7.65(4H,m),7.90
(2H,d,J=8Hz),8.01(1H,d,J=8H),8.05−8.2(2H,
m),8.50(1H,s) 製造例76 3−ニトロ−2−(3−スクシンイミドフェニルアミ
ノ)ピリジン(3.47g)の溶液を、パラジウム炭(0.5
g)を用い、3気圧で5時間水素化する。混合物を過
し、濃縮して、3−アミノ−2−(3−スクシンイミド
フェニルアミノ)ピリジン(2.89g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):8.00(1H,s),7.64(1H,
dd,J=8Hz,1Hz),7.56(1H,d,J=1Hz),7.50(1H,d,J=
3Hz),7.31(1H,t,J=8Hz),6.92(1H,d,J=7Hz),6.70
(1H,d,J=7Hz),6.66(1H,dd,J=8Hz,3Hz),5.23(2H,
br s),2.69(4H,s) 製造例77 3−ニトロアニリンと無水マレイン酸とから、オーガ
ニック・シンセシズ・コレクティヴ(Org.Syntheses Co
ll.Vol.)5番、944頁に記載されているのと同様にし
て、次の化合物を合成する。
(Z)−3−(3−ニトロフェニルカルバモイル)アク
リル酸 NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):6.34(1H,d,J=10Hz),
6.50(1H,d,J=10Hz),7.63(1H,t,J=8Hz),7.92(1H,
d,J=8Hz),7.95(1H,d,J=8Hz),8.65(1H,s) MASS(FAB)(m/z):235 製造例78 (Z)−3−(3−ニトロフェニルカルバモイル)ア
クリル酸から、オーガニック・シンセシズ・コレクティ
ヴ 5巻944頁に記載されているのと同様にして、次の
の化合物を合成する。
N−(3−ニトロフェニル)マレイミド NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.26(2H,s),7.77−7.8
8(2H,m),8.22−8.31(2H,m) 製造例79 N−(3−ニトロフェニル)マレイミド(26.3g)の
メタノール−ジオキサン(1:1)溶液に、パラジウム炭
(2g)の水中懸濁液を加える。反応混合物を3気圧で4
時間水素化処理する。(白色結晶が析出する。)混合物
に1N塩酸(約300ml)を加えて、粗生成物を溶解させ
る。混合物を過し、蒸発させる。得られた残留物を水
に溶解させ、炭酸水素ナトリウム水溶液で塩基性化す
る。沈殿を吸引取して、N−(3−アミノフェニル)
スクシンイミド(12.6g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.72(4H,s),5.25(2H,
s),6.33(1H,d,J=7Hz),6.39(1H,d,J=1Hz),6.58
(1H,dd,J=7Hz,1Hz),7.07(1H,t,J=9Hz) MASS(FAB)(m/z):191(M+1) 製造例80 4−ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸エチル(7.17
g)、臭化シクロペンチル(4.7ml)および炭酸カリウム
(7.6g)のN,N−ジメチルホルムアミド(70ml)中混合
物を、80℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を水中に
注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機溶液を
水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃
縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン−酢酸エチル、4:1)に付して、4−シクロ
ペンチルオキシ−3−メトキシ安息香酸エチル(8.58
g)を油状物として得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.39(3H,t,J=7Hz),1.55
−2.10(8H,m),3.90(3H,s),4.36(2H,q,J=7Hz),4.
83(1H,m),6.88(1H,d,J=8Hz),7.54(1H,d,J=2H
z),7.65(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 製造例81 4−シクロペンチルオキシ−3−メトキシ安息香酸エ
チル(1.06g)と4N水酸化ナトリウム水溶液(4ml)との
エタノール(8ml)−1,4−ジオキサン(8ml)中混合物
を、80℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を希塩酸中
に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機溶液を希塩酸およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗っ
て、4−シクロペンチルオキシ−3−メトキシ安息香酸
(730mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.55−2.10(8H,m),3.90
(3H,s),4.87(1H,m),6.91(1H,d,J=8Hz),7.60(1
H,d,J=2Hz),7.74(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 製造例82 3−キノリンカルボン酸(2.50g)のジクロロメタン
(50ml)溶液に、塩化オキサリル(2.6ml)およびN,N−
ジメチルホルムアミド3滴を加える。室温で30分間撹拌
後、混合物を濃縮し、残留固体を3−ニトロアニリン
(1.60g)とトリエチルアミン(4.0ml)とのジクロロメ
タン(40ml)中混合物に加える。室温で15分間撹拌後、
混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチル
で3回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水
溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで
洗って、3−(3−ニトロフェニルカルバモイル)キノ
リン(2.98g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.7−7.8(2H,m),7.93
(1H,t,J=8Hz),8.02(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.15−8.3
(3H,m),8.84(1H,m),9.02(1H,d,J=2Hz),9.40(1
H,s) 製造例83 3−ニトロスチレン(4.6ml)、1,3−ジクロロ−5−
ヨードベンゼン(7.8g)、酢酸パラジウム(II)(0.20
g)、塩化テトラブチルアンモニウム(8.4g)および重
炭酸ナトリウム(6.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド
(40ml)中混合物を、110℃で4時間撹拌する。つぎ
に、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エ
チルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウ
ム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテ
ルで洗って、1,3−ジクロロ−5−[(E)−2−(3
−ニトロフェニル)ビニル]ベンゼン(7.93g)を得
る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.4−7.55(2H,m),7.6
−7.75(4H,m),8.05(1H,d,J=8Hz),8.15(1H,dd,J=
2Hz,8Hz),8.43(1H,t,J=2Hz) 製造例84 3,5−ジクロロアニリン(8.1g)とトリエチルアミン
(7.0ml)とのクロロホルム(100ml)中混合物に、塩化
3−ニトロベンゾイル(9.3g)のクロロホルム(50ml)
溶液を滴下する。混合物を室温で1時間撹拌し、つぎ
に、重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぐ。生じた沈殿を集
め、クロロホルムで洗って、3−ニトロ−N−(3,5−
ジクロロフェニル)ベンズアミド(12.50g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.38(1H,s),7.8−7.9
(3H,m),8.39(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,d,J=8Hz),
8.80(1H,s) 製造例85 2−[3−(3,5−ジクロロフェニルカルバモイル)
フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン(565mg)と鉄
粉(0.4g)との酢酸(5ml)−1,4−ジオキサン(5ml)
中混合物を、80℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を
重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽
出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗っ
て、3−アミノ−2−[3−(3,5−ジクロロフェニル
カルバモイル)フェニルアミノ]ピリジン(284mg)を
得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.68(1H,
m),6.93(1H,d,J=8Hz),7.3−7.6(4H,m),7.9−8.1
(5H,m) 製造例86 水素化ナトリウム(油中60%、1.1g)のN,N−ジメチ
ルホルムアミド(20ml)中懸濁液に、3−ニトロ−N−
(3,5−ジクロロフェニル)ベンズアミド(5.89g)のN,
N−ジメチルホルムアミド(40ml)溶液を滴下する。混
合物を室温で1時間撹拌し、つぎに、これに、ヨードメ
タン(3ml)を加える。室温で1時間撹拌後、混合物に
希塩酸を加え、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有
機溶液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾
燥し、濃縮する。残留物をイソプロピルエーテルを用い
て固化させて、3−ニトロ−N−メチル−N−(3,5−
ジクロロフェニル)ベンズアミド(4.62g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.49(3H,s),7.00(2H,
s),7.21(1H,m),7.48(1H,t,J=8Hz),7.63(1H,d,J
=8Hz),8.15−8.25(2H,m) 製造例87 3−アミノ−2−(3−ビフェニルイルアミノ)ピリ
ジン(157mg)と4−メチル−2−オキソペンタン酸(9
4mg)とのエタノール(3ml)中混合物を、還流下に2時
間撹拌する。混合物を冷却し、酢酸エチルと重炭酸ナト
リウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、重
炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、3:1)に
付して、4−(3−ビフェニルイル)−2−イソブチル
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン(47mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.07(6H,d,J=7Hz),2.39
(1H,m),2.90(2H,d,J=7Hz),7.25−7.5(6H,m),7.6
−7.8(4H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5H
z) 製造例88 製造例87と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−(3−ヨードフェニル)−2−メチル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,δ):2.48(3H,s),7.38(3H,s),7.7
8(1H,s),7.75(1H,m),8.20(1H,m),8.36(1H,m) (2) 2−メチル−4−(3−スクシンイミドフェニ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.79(4H,s),3.31(3H,
s),7.30(1H,s),7.36−7.45(3H,m),7.65(1H,t,J=
8Hz),8.22(1H,d,J=7Hz),8.37(1H,d,J=5Hz) (3) 2−イソブチル−4−[3−(2−ナフトイル
アミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.04(6H,d,J=7Hz),2.38
(1H,m),2.89(2H,d,J=7Hz),6.85(1H,dt,J=8Hz,2H
z),7.29(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.45−7.60(3H,m),7.
72(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.8−7.9(5H,m),8.18(1H,d
d,J=2Hz,8Hz),8.32(1H,s),8.40(1H,dd,J=2Hz,5H
z),8.52(1H,s) (4) 2−メチル−4−(3−メトキシカルボニルフ
ェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.49(3H,s),3.86(3H,
s),7.39(1H,dd,J=4Hz,7Hz),7.67(1H,d,J=7Hz),
7.72(1H,dd,J=6Hz,7Hz),7.97(1H,s),8.08(1H,d,J
=7Hz),8.22(1H,d,J=6Hz),8.35(1H,d,J=4Hz) (5) 4−(3−ビフェニルイル)−2−(1−メチ
ルプロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.00(3H,t,J=7Hz),1.34
(3H,d,J=7Hz),1.65(1H,m),1.98(1H,m),3.50(1
H,m),7.25−7.45(5H,m),7.52(1H,s),7.6−7.7(3
H,m),7.76(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.20(1H,dd,J=2Hz,
8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz) (6) 2−イソブチル−4−[3−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)フェニル]−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.07(6H,d,J=7Hz),2.38
(1H,m),2.90(2H,d,J=7Hz),7.3−7.4(2H,m),7.7
−7.8(2H,m),7.86(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.10(1H,
s),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.60(1H,s) (7) 2−メチル−4−[3−(1−ナフチル)フェ
ニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン mp:196−198℃ NMR(CDCl3,δ):2.68(3H,s),7.30(1H,dd,J=8Hz,
6Hz),7.38(1H,m),7.4−7.55(5H,m),7.70(2H,m),
7.88(2H,m),8.09(1H,m),8.15(1H,d,J=8Hz),8.47
(1H,d,J=6Hz) (8) 2−メチル−4−(3−ビフェニルイル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.68(3H,s),7.25−7.50
(6H,m),7.59−7.68(3H,m),7.50(1H,dd,J=8Hz,3H
z),8.16(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.41(1H,dd,J=7Hz,3H
z) (9) 2−メチル−4−(3−アセトアミドフェニ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.04(3H,s),2.49(3H,
s),6.98(1H,d,J=7Hz),7.39(1H,dd,J=5Hz,7Hz),
7.44(1H,dd,J=7Hz,7Hz),7.57(1H,d,J=7Hz),7.65
(1H,s),8.21(1H,d,J=7Hz),8.47(1H,d,J=5Hz) 製造例89 3−アミノ−2−[(3−シクロペンチルオキシ−4
−メトキシフェニル)アミノ]ピリジン(180mg)と2
−オキソコハク酸(90mg)とのエタノール(4ml)中混
合物を、還流下に1.5時間撹拌する。混合物を冷却し、
酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注
ぐ。有機層を分取し、重炭酸ナトリウム水溶液および食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残
った固体をエタノールで洗って、4−(3−シクロペン
チルオキシ−4−メトキシフェニル)−2−メチル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(100mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.5−1.65(2H,m),1.75−
2.0(6H,m),2.67(3H,s),3.91(3H,s),4.73(1H,
m),6.77(1H,d,J=2Hz),6.82(1H,dd,J=2Hz,8Hz),
7.04(1H,d,J=8Hz),7.29(1H,m),8.15(1H,d,J=8H
z),8.46(1H,d,J=5Hz) 製造例90 2−メチル−4−(3−アセトアミドフェニル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(8.6g)の3N塩酸(50ml)懸濁液を、還流下に1時間加
熱する。混合物を重炭酸ナトリウム(15g)で塩基性と
して、2−メチル−4−(3−アミノフェニル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピリジン(7.
4g)を黄色粉末として得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.64(3H,s),3.80(2H,br
s),6.57(1H,d,J=3Hz),6.63(1H,d,J=7Hz),6.81
(1H,dd,J=7Hz,3Hz),7.25−7.30(2H,m),7.35(1H,d
d,J=7Hz,7Hz),8.13(1H,d,J=7Hz),8.44(1H,m) 製造例91 製造例73または74と同様にして、次の化合物を得る。
2−(3−フェニルスルホニルアミノフェニルアミ
ノ)−3−ニトロピリジン NMR(DMSO−d6,δ):6.83(1H,m),7.00(1H,dd,J=8
Hz,4Hz),7.20(2H,m),7.58(4H,m),7.82(2H,m),8.
50(2H,m),9.87(1H,s) 製造例92 2−メトキシ−5−ニトロフェノール(4.86g)、臭
化シクロペンチル(3.4ml)および炭酸カリウム(4.8
g)のN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)中混合物を、
50℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を酢酸エチルと
重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を
分取し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集
め、イソプロピルエーテルで洗って、3−シクロペンチ
ルオキシ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼン(5.05
g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.6−2.1(8H,m),3.94(3
H,s),4.86(1H,m),6.90(1H,d,J=8Hz),7.75(1H,d,
J=2Hz),7.90(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 製造例93 3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシ−1−ニト
ロベンゼン(5.02g)、鉄粉(4.8g)および塩酸(35
%、15ml)のエタノール(40ml)中混合物を、還流下に
3時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水
溶液に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機
層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮して、3−シクロペンチル
オキシ−4−メトキシアニリン(2.60g)を油状物とし
て得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.5−1.9(8H,m),3.59
(3H,s),4.55−4.7(3H,m),6.05(1H,m),6.23(1H,
d,J=2Hz),6.61(1H,d,J=8Hz) 製造例94 2−クロロ−3−ニトロピリジン(2.17g)、3−シ
クロペンチルオキシ−4−メトキシアニリン(2.58g)
および炭酸カリウム(2.6g)の1,4−ジオキサン(30m
l)中混合物を、還流下に20時間撹拌する。冷却後、不
溶物を去し、液を濃縮する。生じた固体を集め、イ
ソプロピルエーテルで洗って、2−[(3−シクロペン
チルオキシ−4−メトキシフェニル)アミノ]−3−ニ
トロピリジン(1.35g)を橙色固体として得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.55−1.7(2H,m),1.8−2.
0(6H,m),3.86(3H,s),4.79(1H,m),6.79(1H,dd,J
=5Hz,8Hz),6.89(1H,d,J=8Hz),7.09(1H,m),7.19
(1H,m),8.46(1H,d,J=5Hz),8.22(1H,dd,J=2Hz,8H
z) 製造例95 2−[(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフ
ェニル)アミノ]−3−ニトロピリジン(1.30g)と10
%パラジウム炭(0.3g)とのエタノール(20ml)中混合
物を、水素(3気圧)雰囲気下、室温で1時間撹拌す
る。触媒を去し、溶媒を蒸発させる。生じた固体を集
め、イソプロピルエーテルで洗って、3−アミノ−2−
[(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ
ル)アミノ]ピリジン(992mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.5−1.95(8H,m),3.69
(3H,s),4.70(1H,m),6.58(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.8
−6.9(2H,m),7.15(1H,m),7.31(1H,d,J=2Hz),7.4
2(1H,d,J=5Hz),7.70(1H,s) 製造例96 3−ニトロアニリン(2.07g)とトリエチルアミン
(2.3ml)との1,4−ジオキサン(40ml)中混合物に、塩
化2−ナフトイル(3.00g)を加え、混合物を室温で30
分間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶
液中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出する。合わせた有機
層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、
イソプロピルエーテルで洗って、N−(3−ニトロフェ
ニル)−2−ナフタレンカルボキサミド(3.02g)を得
る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.6−7.75(3H,m),7.95
−8.15(5H,m),8.28(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.65(1H,
s),8.87(1H,t,J=2Hz) 製造例97 N−(3−ニトロフェニル)−2−ナフタレンカルボ
キサミド(2.94g)、鉄粉(3.0g)および塩酸(35%、9
ml)のエタノール(30ml)中混合物を、80℃で2時間撹
拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液に注
ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭
酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロ
ピルエーテルで洗って、N−(3−アミノフェニル)−
2−ナフタレンカルボキサミド(2.17g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.34(1H,
dt,J=8Hz,2Hz),6.91(1H,dt,J=8Hz,2Hz),6.99(1H,
t,J=8Hz),7.17(1H,t,J=2Hz),7.6−7.7(2H,m),7.
95−8.1(4H,m),8.55(1H,s) 製造例98 2−クロロ−3−ニトロピリジン(0.87g)、N−
(3−アミノフェニル)−2−ナフタレンカルボキサミ
ド(1.31g)および炭酸カリウム(1.0g)の1,4−ジオキ
サン(20ml)中混合物を、還流下に20時間撹拌する。冷
却後、不溶物を去し、液を濃縮する。生じた固体を
集め、イソプロピルエーテルで洗って、2−[3−(2
−ナフトイルアミノ)フェニルアミノ]−3−ニトロピ
リジン(961mg)を橙色固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):7.02(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.39(1H,t,J=8Hz),7.47(1H,d,J=8Hz),7.6−
7.7(3H,m),8.0−8.2(5H,m),8.55−8.65(3H,m) 製造例99 2−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニルアミ
ノ]−3−ニトロピリジン(948mg)、鉄粉(0.55g)お
よび塩酸(35%、2ml)のエタノール(8ml)中混合物
を、80℃で30分間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナ
トリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。
合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた
固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3−アミ
ノ−2−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニルアミ
ノ]ピリジン(682mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.11(2H,s),6.64(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.2−7.3
(2H,m),7.45(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.52(1H,dd,J=2
Hz,5Hz),7.6−7.7(2H,m),7.80(1H,s),8.0−8.15
(5H,m),8.60(1H,s) 製造例100 2−(3−カルボキシフェニルアミノ)−3−アミノ
ピリジンを常法によりメチルエステル化して、次の化合
物を得る。
2−(3−メトキシカルボニルフェニルアミノ)−3
−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.95(3H,s),6.89(1H,dd,J=8Hz,
5Hz),7.49(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.86(1H,m),7.92
(1H,m),8.30(1H,m),8.53(1H,m) 製造例101 3−ニトロスチレン(3.98g)、3,5−ジクロロピリジ
ン(3.70g)、酢酸パラジウム(II)(0.20g)、塩化テ
トラブチルアンモニウム(7.0g)および重炭酸ナトリウ
ム(5.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(35ml)中混
合物を、135℃で2時間撹拌する。つぎに、混合物を重
炭酸ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出す
る。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生
じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3−
クロロ−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニ
ル]ピリジン(3.01g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.1−7.3(2H,m),7.59(1
H,t,J=8Hz),7.8−7.9(2H,m),8.18(1H,m),8.40(1
H,t,J=2Hz),8.51(1H,d,J=2Hz),8.63(1H,s) 製造例102 3−クロロ−5−[(E)−2−(3−ニトロフェニ
ル)ビニル]ピリジン(2.99g)、鉄粉(2.6g)および
塩酸(35%、8ml)のメタノール(50ml)中混合物を、6
0℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリ
ウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わ
せた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体
を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3−[(E)
−2−(3−アミノフェニル)ビニル]−5−クロロピ
リジン(1.33g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.13(2H,s),6.54(1H,
d,J=8Hz),6.79(2H,m),7.0−7.15(2H,m),7.37(1
H,d,J=16Hz),8.21(1H,s),8.47(1H,d,J=2Hz),8.7
0(1H,s) 製造例103 製造例1、5、27、28、47、48、49、68または69と同
様にして、次の化合物を得る。
2−[3−[(E)−2−(5−クロロピリジン−3−
イル)ビニル]フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.88(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.06(1H,d,J=16Hz),7.20(1H,d,J=16Hz),7.3−7.4
5(2H,m),7.61(1H,d,J=8Hz),7.85(2H,m),8.47(1
H,s),8.5−8.6(3H,m) 製造例104 製造例3、31、33、52、53、54または71と同様にし
て、次の化合物を得る。
3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(5−クロロピ
リジン−3−イル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.64(1H,
dd,J=5Hz,8Hz),6.91(1H,d,J=8Hz),7.1−7.3(3H,
m),7.4−7.65(3H,m),7.75−7.9(2H,m),8.27(1H,
s),8.48(1H,s),8.73(1H,s) 実施例1 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(150m
g)と1−ナフチルイソシアナート(94mg)との乾燥ジ
オキサン(3ml)中混合物を、室温で3時間撹拌する。
沈殿を集め、イソプロピルエーテルで洗って、4−[3
−[3−(1−ナフチル)ウレイド]フェニル]−2−
ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジンを得る。
NMR(DMSO−d6,δ):4.23(2H,s),6.95(1H,m),7.1
5−7.7(13H,m),7.95(2H,t,J=7Hz),8.11(1H,d,J=
8Hz),8.25(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.
5Hz,5Hz),8.83(1H,s),9.25(1H,s) 実施例2 3−アミノ−2−[(m−トリル)アミノ]ピリジン
(299mg)とフェニルピルビン酸(246mg)とのエタノー
ル(5ml)中混合物を、還流下に2時間加熱する。混合
物を冷却し、沈殿を集め、エタノールで洗って、2−ベ
ンジル−3−オキソ−4−(m−トリル)−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン(264mg)を得る。
NMR(CDCl3,δ):2.42(3H,s),4.31(2H,s),7.05
(2H,d,J=8Hz),7.2−7.55(8H,m),8.18(1H,dd,J=
1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例3 実施例2と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(ピリジン−
3−イル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.32(2H,s),7.15−7.4(4H,m),
7.45−7.6(3H,m),7.68(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.21
(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.37(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),
8.57(1H,d,J=1.5Hz),8.73(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(ピリジル−
2−イル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.30(2H,s),7.2−7.55(8H,m),
7.97(1H,dt,J=1.5Hz,8Hz),8.19(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),8.36(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.75(1H,m) (3) 2−ベンジル−4−(1−ナフチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.36(2H,d,J=5Hz),7.1−7.55(1
0H,m),7.64(1H,t,J=8Hz),7.9−8.1(2H,m),8.15−
8.35(2H,m) (4) 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−ベン
ジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,δ):2.05(3H,s),4.21(2H,s),6.9
9(1H,dt,J=8Hz,1Hz),7.15−7.5(7H,m),7.58(2H,
d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,
J=1.5Hz,5Hz),10.13(1H,s) (5) 2−ベンジル−4−(3−エトキシカルボニル
フェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):1.37(3H,t,J=7Hz),4.25−4.45
(4H,m),7.15−7.55(7H,m),7.65(1H,t,J=8Hz),7.
95(1H,s),8.20(2H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,
J=1.5,5Hz) (6) 2−ベンジル−4−(4−メトキシカルボニル
フェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):3.96(3H,s),4.31(2H,s),7.2−
7.55(8H,m),8.15−8.3(3H,m),8.38(1H,dd,J=1.5H
z,5Hz) (7) 2−ベンジル−4−(4−メトキシカルボニル
メチルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):3.70(2H,s),3.72(3H,s),4.30
(2H,s),7.15−7.4(6H,m),7.48(4H,m),8.18(1H,d
d,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (8) 2−ベンジル−4−(3−メトキシカルボニル
メチルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):3.69(5H,s),4.31(2H,s),7.15−
7.6(10H,m),8.18(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,d
d,J=1.5Hz,5Hz) (9) 4−(4−アセチルフェニル)−2−ベンジル
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン NMR(CDCl3,δ):2.67(3H,s),4.32(2H,s),7.2−
7.55(8H,m),8.1−8.25(3H,m),8.38(1H,dd,J=1.5H
z,5Hz) (10) 4−(3−アセチルフェニル)−2−ベンジル
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン NMR(CDCl3,δ):2.61(3H,s),4.32(2H,s),7.2−
7.35(4H,m),7.45−7.55(3H,m),7.68(1H,t,J=8H
z),7.86(1H,s),8.09(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.20
(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.37(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (11) 2−ベンジル−4−(3−フルオロフェニル)
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン NMR(CDCl3,δ):4.31(2H,s),6.95−7.1(2H,m),
7.15−7.4(5H,m),7.45−7.65(3H,m),8.20(1H,dd,J
=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (12) 2−ベンジル−4−(3−ヒドロキシフェニ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,δ):4.21(2H,s),6.72(2H,d,J=8H
z),6.88(1H,m),7.2−7.45(6H,m),8.22(1H,dd,J=
1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.71(1H,
s) (13) 2−ベンジル−4−(4−メトキシフェニル)
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン NMR(CDCl3,δ):3.87(3H,s),4.31(2H,s),7.0−
7.4(8H,m),7.51(2H,d,J=8Hz),8.18(1H,dd,J=1.5
Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (14) 2−ベンジル−4−(3−メトキシフェニル)
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン NMR(CDCl3,δ):3.81(3H,s),4.31(2H,s),6.75−
6.9(2H,m),7.05(1H,m),7.2−7.55(7H,m),8.18(1
H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例4 2−ベンジル−4−(3−ヒドロキシフェニル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(135mg)、無水酢酸(84mg)、トリエチルアミン(83m
g)および4−ジメチルアミノピリジン(5mg)のジクロ
ロメタン(2ml)中混合物を、室温で1時間撹拌する。
混合物を酢酸エチル中に注ぎ、水および食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。固体を集め、イ
ソプロピルエーテルで洗って、4−(3−アセトキシフ
ェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン(90mg)を得る。
NMR(CDCl3,δ):2.28(3H,s),4.30(2H,s),7.05−
7.35(7H,m),7.45−7.6(3H,m),8.18(1H,dd,J=1.5H
z,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例5 2−ベンジル−4−(3−メトキシカルボニルメチル
フェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(213mg)のメタノール(4ml)−1,4−ジ
オキサン(2ml)溶液に、1N水酸化ナトリウム水溶液(2
ml)を加える。室温で1時間撹拌後、混合物を希塩酸で
酸性化し、酢酸エチルで抽出する。有機層を水および食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、2
−ベンジル−4−(3−カルボキシメチルフェニル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(163mg)を粉末として得る。
NMR(DMSO−d6,δ):3.64(2H,s),4.21(2H,s),7.1
5−7.65(10H,m),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38
(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例6 実施例5と同様のにして、次の化合物を得る。
(1) 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,δ):4.22(2H,s),7.15−7.75(8H,
m),7.92(1H,s),8.05(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.24
(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (2) 2−ベンジル−4−(4−カルボキシフェニ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,δ):4.22(2H,s),7.2−7.6(8H,
m),8.10(2H,d,J=9Hz),8.26(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (3) 2−ベンジル−4−(4−カルボキシメチルフ
ェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(DMSO−d6,δ):3.68(2H,s),4.21(2H,s),7.1
5−7.5(10H,m),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1
H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例7 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(143mg)、エチルアミン・塩酸塩(39mg)、1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド・塩酸塩(92mg)およびトリエチルアミン(49mg)の
ジクロロメタン(2ml)のN,N−ジメチルホルムアミド
(1ml)中混合物を、室温で3時間撹拌する。混合物を
酢酸エチル中に注ぎ、水および食塩水で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物を分取薄層クロマ
トグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:4)に付し
て、2−ベンジル−4−(3−エチルカルバモイルフェ
ニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(16mg)を粉末として得る。
NMR(CDCl3,δ):1.22(3H,t,J=7Hz),3.48(2H,
m),4.30(2H,s),6.14(1H,br s),7.2−7.45(5H,
m),7.48(2H,d,J=7Hz),7.6−7.7(2H,m),7.90(1H,
d,J=8Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,m) 実施例8 実施例7と同様にして、次の化合物を得る。
2−ベンジル−4−(3−メチルカルバモイルフェニ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(CDCl3,δ):2.98(3H,d,J=7Hz),4.31(2H,
s),6.22(1H,br s),7.2−7.55(8H,m),7.6−7.8(2
H,m),7.88(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.37
(1H,m) 実施例9 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(50mg)、1−ヨードプロパン(48mg)および炭酸カリ
ウム(58mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(1ml)混合
物を、室温で2時間撹拌する。混合物を酢酸エチル中に
注ぎ、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。残留物を分取薄層クロマトグラフィー
(ヘキサン−酢酸エチル、1:1)に付して、2−ベンジ
ル−3−オキソ−4−(3−プロピルオキシカルボニル
フェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(18mg)を粉末として得る。
NMR(CDCl3,δ):0.99(3H,t,J=7Hz),1.77(2H,
m),4.2−4.35(4H,m),7.15−7.55(7H,m),7.66(1H,
t,J=8Hz),7.95(1H,s),8.19(2H,dt,J=1.5Hz,8H
z),8.38(1H,dt,J=1.5Hz,5Hz) 実施例10 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(166mg)、ジフェニル燐酸アジド(128mg)およびトリ
エチルアミン(47mg)のエタノール(3ml)中混合物
を、還流下に4時間加熱する。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:1)
に付して、2−ベンジル−4−(3−エトキシカルボニ
ルアミノフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン(35mg)を粉末として得る。
NMR(CDCl3,δ):1.27(3H,t,J=7Hz),4.18(2H,q,J
=7Hz),4.30(2H,s),6.82(1H,s),6.94(1H,dt,J=8
Hz,1.5Hz),7.15−7.55(9H,m),8.18(1H,dd,J=1.5H
z,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例11 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−ベンジル−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(6.03g)と3N塩酸(150ml)との混合物を、還流下に1
時間加熱する。これに重炭酸ナトリウムを加えて、混合
物をアルカリ性にする。混合物を酢酸エチルで抽出し、
有機溶液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮して、固体を得る。固体を集め、エタノー
ルで洗って、4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン(5.05g)を得る。
NMR(DMSO−d6,δ):4.20(2H,s),5.27(2H,s),6.3
9(2H,d,J=8Hz),6.66(1H,d,J=8Hz),7.1−7.45(7
H,m),8.22(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.
5Hz,5Hz) 実施例12 実施例1と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−[3−(3−エチルウレイド)フェニル]
−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,δ):1.03(3H,t,J=7Hz),3.08(2H,
m),4.20(2H,s),6.16(1H,t,J=6Hz),6.82(1H,m),
7.2−7.45(9H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J
=5Hz),8.60(1H,s) (2) 4−[3−(3−フェニルウレイド)フェニ
ル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,δ):4.22(2H,s),6.9−7.0(2H,
m),7.2−7.55(13H,m),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.72(1H,s),8.87(1H,
s) 実施例13 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(200m
g)の酢酸(2ml)−水(2ml)溶液に、シアン酸カリウ
ム(99mg)の水(1ml)溶液を加える。混合物を室温で
2時間撹拌し、濃縮する。残留物を酢酸エチルに溶解さ
せ、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム中4%メタノ
ール)に付して、2−ベンジル−3−オキソ−4−(3
−ウレイドフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(78mg)を固体として得る。
NMR(DMSO−d6,δ):4.21(2H,s),5.92(2H,s),6.8
4(1H,m),7.15−7.5(9H,m),8.22(1H,dd,J=1.5Hz,8
Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.72(1H,s) 実施例14 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(150m
g)、フェニルイソチオシアナート(79mg)の1,4−ジオ
キサン(2ml)中混合物を、80℃で4時間撹拌する。沈
殿を集め、イソプロピルエーテルで洗って、2−ベンジ
ル−3−オキソ−4−[3−(3−(フェニル)チオウ
レイド)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(113mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,δ):4.22(2H,s),7.05−7.55(14H,
m),7.74(1H,d,J=8Hz),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.86(1H,s),9.93
(1H,s) 実施例15 実施例1と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−
フェニルスルホニルウレイド)フェニル]−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.19(2H,s),6.98(1H,
m),7.15−7.5(9H,m),7.55−7.75(3H,m),7.95(2H,
dd,J=1.5Hz,8Hz),8.21(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.36
(1H,m),9.09(1H,s) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−
ベンジルウレイド)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),4.28(1H,
d,J=6Hz),6.70(1H,t,J=6Hz),6.85(1H,m),7.15−
7.5(14H,m),8.22(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,d
d,J=1.5Hz,5Hz),8.78(1H,s) (3) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(4−ニトロフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.99(1H,
m),7.2−7.9(9H,m),7.68(2H,d,J=9Hz),8.15−8.3
(3H,m),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.23(1H,s),
9.50(1H,s) (4) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(3−ニトロフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.23(2H,s),6.98(1H,
m),7.2−7.9(12H,m),8.25(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.58(1H,t,J=1.5Hz),
9.07(1H,s),9.30(1H,s) (5) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(2−ニトロフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.99(1H,
m),7.15−7.6(11H,m),7.68(1H,dt,J=1.5Hz,8Hz),
8.09(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.2−8.3(2H,m),8.40
(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.63(1H,s),10.05(1H,s) (6) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(4−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.71(3H,s),4.22(2H,
s),6.8−6.95(3H,m),7.2−7.6(11H,m),8.24(1H,d
d,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.52
(1H,s),8.78(1H,s) (7) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(3−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.71(3H,s),4.22(2H,
s),6.55(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),6.85−7.00(2H,m),
7.1−7.5(10H,m),7.55(1H,s),8.24(1H,dd,J=1.5H
z,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.73(1H,s),8.
86(1H,s) (8) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.88(3H,s),4.22(2H,
s),6.81−7.1(4H,m),7.2−7.6(1H,m),8.08(1H,d
d,J=1.5Hz,8Hz),8.2−8.3(2H,m),8.39(1H,dd,J=
1.5Hz,5Hz),9.51(1H,s) (9) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(3−メチルチオフェニル)ウレイド]フェニル]−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.44(3H,s),4.22(2H,
s),6.8−7.0(2H,m),7.1−7.6(12H,m),8.23(1H,
d),8.40(1H,d,J=5Hz),8.78(1H,s),8.89(1H,s) (10) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(4−トリフルオロメチルフェニル)ウレイド]フェニ
ル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.97(1H,
m),7.2−7.7(13H,m),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.01(1H,s),9.17(1H,
s) (11) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(3,4−ジクロロフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.97(1H,
m),7.2−7.6(1H,m),7.88(1H,d,J=3Hz),8.25(1H,
dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.03
(1H,s),9.07(1H,s) (12) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−
フェニル−1−メチルウレイド)フェニル]−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.34(3H,s),4.22(2H,
s),6.98(1H,t,J=8Hz),7.15−7.65(14H,m),8.24
(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.32(1H,s),8.41(1H,dd,J
=1.5Hz,5Hz) 実施例16 実施例2と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−(4−ニトロフェニル)−3−オキソ−4
−フェニル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):7.38−7.63(6H,m),8.3
5−8.54(6H,m) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(N−
メチルアセトアミド)フェニル]−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):1.88(3H,s),3.20(3H,
s),4.22(2H,s),7.15−7.65(10H,m),8.24(1H,dd,J
=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (3) 2−(3−インドリル)−3−オキソ−4−フ
ェニル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):6.62(1H,dd,J=7Hz,9H
z),6.82(1H,d,J=7Hz),6.88(1H,dd,J=1Hz,9Hz),
7.16−7.34(3H,m),7.34−7.75(6H,m),8.32(1H,
m),8.90(1H,m) (4) 2−(3−インドリルメチル)−3−オキソ−
4−フェニル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.31(2H,s),7.12−6.9
3(2H,m),7.27(1H,d,J=1Hz),7.28−7.40(4H,m),
7.45−7.61(3H,m),7.67(1H,d,J=10Hz),8.22(1H,d
d,J=1Hz,10Hz),8.36(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (5) 2−フェネチル−3−オキソ−4−フェニル−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.05−3.23(4H,m),7.1
5−7.60(11H,m),8.28(1H,dd,J=1Hz,8Hz),8.39(1
H,dd,J=1Hz,5Hz) (6) 2−(3−フェニルプロピル)−3−オキソ−
4−フェニル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.21(2H,quint,J=7Hz),
2.82(2H,t,J=7Hz),3.06(2H,t,J=7Hz),7.15−7.35
(8H,m),7.49−7.63(3H,m),8.16(1H,d,J=7Hz),8.
41(1H,dd,J=1Hz,7Hz) (7) 2−(2−ニトロベンジル)−3−オキソ−4
−フェニル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.63(2H,s),7.28−7.4
0(3H,m),7.48−7.80(6H,m),8.01(1H,dd,J=1Hz,10
Hz),8.12(1H,dd,J=1Hz,10Hz),8.38(1H,dd,J=1Hz,
5Hz) (8) 2−ベンジル−3−オキソ−4−フェニル−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,200MHz,δ):4.31(2H,s),7.20−7.38
(6H,m),7.42−7.62(5H,m),8.18(1H,dd,J=1Hz,8H
z),8.40(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (9) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−メトキ
シカルボニルフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,200MHz,δ):3.90(3H,s),4.32(2H,
s),4.22−7.37(4H,m),7.45−7.53(3H,m),7.66(1
H,dd,J=9Hz,9Hz),7.95(1H,dd,J=1Hz,1Hz),8.16−
8.22(2H,m),8.38(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (10) 2−(4−ヒドロキシベンジル)−3−オキソ
−4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.87(3H,s),3.90(2H,
s),6.70(2H,d,J=8Hz),7.17(2H,d,J=8Hz),7.39
(1H,dd,J=5Hz,9Hz),7.75−7.61(2H,m),7.98(1H,
m),8.08(1H,m),8.24(1H,dd,J=1Hz,9Hz),8.37(1
H,dd,J=1Hz,5Hz),9.27(1H,br s) (11) 3−オキソ−2−フェニル−4−[3−[3−
(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,δ):3.87(3H,s),6.9−7.1(4H,
m),7.3(2H,m),7.4−7.6(6H,m),7.65(1H,s),8.1
(1H,m),8.3(2H,m),8.4(1H,m),9.55(1H,s) (12) 2−(2−カルボキシエチル)−3−オキソ−
4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]
フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:143−153℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):2.78(2H,t,J=7Hz),3.11(2H,
t,J=7Hz),3.88(3H,s),6.8−7.5(4H,m),7.45(3H,
m),7.59(1H,s),8.10(1H,d,J=7Hz),8.25(1H,d,J
=7Hz),8.29(1H,s),8.40(1H,d,J=3Hz),9.53(1H,
s) (13) 2−(4−ヒドロキシフェニルメチル)−3−
オキソ−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウ
レイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン mp:220−221℃ NMR(DMSO−d6,δ):3.88(3H,s),4.10(2H,s),6.7
0(2H,d,J=8Hz),6.8−7.1(4H,m),7.18(2H,d,J=8H
z),7.43(3H,m),7.55(1H,s),8.08(1H,d,J=7Hz),
8.25(2H,m),8.40(1H,m),9.26(1H,s),9.50(1H,
s) (14) 2−(2−ニトロフェニルメチル)−3−オキ
ソ−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイ
ド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン mp:200−208℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):3.90(3H,s),4.63(2H,s),6.8
−7.1(4H,m),7.3−7.5(3H,m),7.6−7.7(4H,m),8.
02(1H,d,J=7Hz),8.10(2H,m),8.30(1H,s),8.40
(1H,m),9.55(1H,s) (15) 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−(2
−カルボキシエチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ
リド[2,3−b]ピラジン mp:264−269℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):2.05(3H,s),3.77(2H,t,J=7H
z),3.09(2H,t,J=7Hz),7.00(1H,d,J=7Hz),7.4(3
H,m),7.60(1H,d,J=7Hz),7.64(1H,s),8.21(1H,d,
J=7Hz),8.38(1H,d,J=3Hz) (16) 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−ベン
ジル−6−エトキシ−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン mp:212−214℃ NMR(DMSO−d6,δ):1.25(3H,t,J=7Hz),2.08(3H,
s),4.15(5H,m),6.70(1H,d,J=8Hz),7.05(3H,m),
7.20(3H,m),7.47(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.61(1H,
m),7.75(1H,s),7.98(1H,d,J=8Hz) (17) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−
((E)−2−メトキシカルボニルビニル)フェニル]
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.78(3H,s),4.31(2H,
s),6.43(1H,d,J=16Hz),7.2−7.35(5H,m),7.42(1
H,s),7.50(2H,d,J=8Hz),7.55−7.75(3H,m),8.19
(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (18) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−
((E)−2−シアノビニル)フェニル]−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.30(2H,s),6.88(1H,d,J
=16Hz),7.2−7.65(11H,m),8.20(1H,dd,J=1.5Hz,8
Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (19) 4−[3−((E)−2−ベンゾイルビニル)
フェニル]−3−オキソ−2−ベンジル−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2−7.35(5
H,m),7.45−7.65(8H,m),7.77(1H,d,J=8Hz),7.82
(1H,d,J=16Hz),7.98(2H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.20
(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (20) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[2−
(2−ナフチル)エチル]フェニル]−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.95−3.15(4H,m),4.1
2(2H,s),7.17(1H,d,J=8Hz),7.2−7.5(12H,m),7.
76(3H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=5Hz) (21) 2−ベンジル−4−[3−[(E)−2−(2
−ナフチル)ビニル]フェニル]−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.24(2H,s),7.2−7.6
(12H,m),7.67(1H,s),7.75(1H,d,J=8Hz),7.85−
7.95(4H,m),7.99(1H,s),8.27(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),8.42(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (22) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−フェネ
チルフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.1−7.5
(15H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,d,J=5Hz) (23) 2−ベンジル−3−オキソ−4−((E)−3
−スチリルフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.2−7.45
(12H,m),7.5−7.65(4H,m),7.68(1H,dd,J=1Hz,8H
z),8.25(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,d,J=5Hz) (24) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−
インドリジニルカルボニル)フェニル]−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.35(2H,s),6.54(1H,d,J
=5Hz),6.95(1H,m),7.15−7.35(5H,m),7.45−7.6
(5H,m),7.65−7.75(2H,m),7.97(1H,d,J=8Hz),8.
19(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),9.96(1H,d,J
=7Hz) (25) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
メトキシベンゾイル)フェニル]−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.98(3H,s),4.41(2H,
s),7.05(2H,d,J=8Hz),7.3−7.45(4H,m),7.55−7.
65(3H,m),7.75−7.85(2H,m),7.95−8.05(3H,m),
8.28(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=5Hz) (26) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(イミ
ダゾール−4−イル)フェニル]−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.12(1H,
d,J=8Hz),7.15−7.8(10H,m),7.88(1H,d,J=8Hz),
8.24(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=5Hz),12.19(1H,
br s) (27) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[2−
(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル]−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),7.2−7.45
(7H,m),7.55(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.66(1H,t,J=8H
z),8.07(1H,t,J=1.5Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.26
(1H,d,J=8Hz),8.3−8.4(3H,m),8.68(1H,d,J=5H
z),9.20(1H,d,J=1.5Hz) (28) 4−[3−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)フェニル]−3−オキソ−2−ベンジル−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.04(3H,
s),7.2−7.45(7H,m),7.52(1H,t,J=8Hz),7.72(1
H,s),7.89(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38
(1H,d,J=5Hz) (29) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
フェニルピリミジン−2−イル)オキシフェニル]−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.21(2H,s),7.15−7.6
5(13H,m),7.87(1H,d,J=5Hz),8.13(2H,d,J=8H
z),8.23(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,d,J=5Hz),8.72
(1H,d,J=5Hz) (30) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(ピリ
ミジン−2−イル)オキシフェニル]−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,δ):4.21(2H,s),7.15−7.5(10H,
m),7.58(1H,t,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.42
(1H,d,J=5Hz),8.67(2H,d,J=5Hz) (31) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(ピリ
ミジン−2−イル)アミノフェニル]−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),6.8−6.95
(2H,m),7.2−7.5(7H,m),7.77(1H,s),7.83(1H,d,
J=8Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),
8.47(2H,d,J=5Hz),9.84(1H,s) (32) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
メチルチアゾール−2−イル)アミノフェニル]−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.17(3H,s),4.21(2H,
s),6.46(1H,s),6.86(1H,d,J=8Hz),7.2−7.5(8H,
m),7.75(1H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,d,J
=5Hz) (33) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
フェニルチアゾール−2−イル)アミノフェニル]−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),6.94(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.6(12H,m),7.83(2H,d,J=8Hz),
7.94(1H,d,J=8Hz),8.26(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,
d,J=5Hz) (34) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−ビフェ
ニルイル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.33(2H,s),7.2−7.8(15
H,m),8.20(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.
5Hz,5Hz) (35) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−シアノ
フェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.30(2H,s),7.2−7.35(4
H,m),7.45−7.85(6H,m),8.21(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),8.37(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (36) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−クロロ
フェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.12(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.75(8H,m),7.88(1H,d,J=8Hz),
8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=5Hz) (37) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−ニトロ
フェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2−7.4(4
H,m),7.48(2H,d,J=7Hz),7.64(1H,d,J=8Hz),7.76
(1H,t,J=8Hz),8.2−8.3(1H,m),8.35−8.45(1H,
m) 実施例17 実施例11と同様にして、次の化合物を得る。
2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−メチルアミノフ
ェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):2.67(3H,d,J=5Hz),4.
21(2H,s),5.85(1H,q,J=5Hz),6.4−6.5(2H,m),6.
62(1H,d,J=8Hz),7.15−7.45(7H,m),8.22(1H,dd,J
=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例18 実施例14と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
ベンゾイル(チオウレイド)]フェニル]−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.23(2H,s),7.2−7.8
(13H,m),7.9−8.05(3H,m),8.25(1H,dd,J=1.5Hz,8
Hz),8.42(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(1−ナフチル)チオウレイド)]フェニル]−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),7.05−7.5
5(13H,m),7.75−8.05(4H,m),8.23(1H,dd,J=1.5H
z,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.90(1H,s),9.
97(1H,s) 実施例19 1−ナフチル酢酸(82mg)、塩化オキサリル(0.02m
l)および触媒量のN,N−ジメチルホルムアミドのジクロ
ロメタン(2ml)中混合物を、室温で30分間撹拌する。
この溶液を、4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ
−2−ベンジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン(131mg)とトリエチルアミン(0.085ml)とのジク
ロロメタン(2ml)中混合物に加える。混合物を室温で3
0分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと水との混合物中に
注ぐ。有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物を
エタノールから結晶化させて、2−ベンジル−3−オキ
ソ−4−[3−[(1−ナフチル)アセチルアミノ]フ
ェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(123mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.16(2H,s),4.19(2H,
s),7.01(1H,d,J=8Hz),7.2−7.7(13H,m),7.8−8.0
(2H,m),8.12(1H,m),8.21(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
8.37(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例20 4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−2−ベン
ジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(150m
g)、塩化ベンジルスルホニル(96mg)およびピリジン
(0.04ml)の1,4−ジオキサン(3ml)中混合物を、80℃
で2時間撹拌する。混合物を酢酸エチルと水との混合物
中に注ぐ。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:1)に付して、4
−(3−ベンジルスルホニルアミノフェニル)−3−オ
キソ−2−ベンジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(49mg)を固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),4.51(2H,
s),7.0−7.7(15H,m),8.25(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例21 4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−2−ベン
ジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(131m
g)とトリエチルアミン(0.067ml)とのジクロロメタン
(3ml)中混合物に、塩化ベンゾイル(0.056ml)を加え
る。混合物を室温で30分間撹拌し、つぎに、酢酸エチル
と重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層
を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
濃縮する。残留物をイソプロピルエーテルから結晶化さ
せて、4−(3−ベンゾイルアミノフェニル)−3−オ
キソ−2−ベンジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(110mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.08(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.65(10H,m),7.75−7.85(2H,m),
7.96(2H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,
m) 実施例22 実施例19、20および21と同様にして、次の化合物を得
る。
(1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[(3−シン
ナモイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),6.85(1H,
d,J=16Hz),7.05(1H,d,J=8Hz),7.2−7.8(15H,m),
8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
イソブチルシンナモイルアミノ)フェニル]−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):0.88(6H,d,J=7Hz),1.
86(1H,m),2.48(2H,d,J=7Hz),4.22(2H,s),6.78
(1H,d,J=16Hz),7.03(1H,d,J=8Hz),7.2−7.6(12
H,m),7.7−7.8(2H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1
H,d,J=5Hz) (3) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3,4
−ジメトキシベンゾイルアミノ)フェニル]−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.83(6H,s),4.22(2H,
s),7.0−7.1(2H,m),7.2−7.55(8H,m),7.62(1H,d,
J=8Hz),7.72(1H,s),8.87(1H,d,J=8Hz),8.25(1
H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) (4) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(ジフ
ェニルアセチルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピ
リド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.20(2H,s),5.18(1H,
s),7.02(1H,d,J=8Hz),7.2−7.5(17H,m),7.62(1
H,d,J=8Hz),7.69(1H,t,J=1.5Hz),8.22(1H,d,J=8
Hz),8.36(1H,d,J=5Hz) (5) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−
((E)−3−フェニル−2−メチルプロペノイルアミ
ノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.10(3H,s),4.22(2H,
s),7.05(1H,d,J=8Hz),7.2−7.55(12H,m),7.7−7.
8(3H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) (6) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3,4
−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.11(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.45(6H,m),7.54(1H,t,J=8Hz),
7.75−7.85(3H,m),7.92(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.2
−8.3(2H,m),8.40(1H,d,J=5Hz) (7) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(シク
ロヘキシリデンアセチルアミノ)フェニル]−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):1.45−1.7(6H,m),2.1
−2.25(2H,m),2.75−2.9(2H,m),4.22(2H,s),5.81
(1H,s),6.98(1H,d,J=8Hz),7.15−7.5(7H,m),7.5
9(1H,d,J=8Hz),7.71(1H,t,J=1.5Hz),8.23(1H,d
d,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),10.07
(1H,s) (8) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3,4
−メチレンジオキシベンゾイルアミノ)フェニル]−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.30(2H,s),6.01(2H,
s),6.78(1H,d,J=8Hz),6.86(1H,d,J=8Hz),7.1−
7.35(5H,m),7.4−7.5(3H,m),7.6−7.7(2H,m),8.1
5−8.25(2H,m),8.40(1H,m) (9) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(2−
チエニルカルボニルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.06(1H,
d,J=8Hz),7.15−7.45(7H,m),7.54(1H,t,J=8Hz),
7.68(1H,m),7.75−7.9(2H,m),8.04(1H,t,J=1.5H
z),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),10.42
(1H,s) (10) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(2,4
−ヘキサジエノイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.81(3H,d,J=6Hz),4.32
(2H,s),5.60(1H,d,J=16Hz),5.95−6.1(2H,m),6.
83(1H,d,J=8Hz),7.1−7.55(10H,m),8.22(1H,dd,J
=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (11) 4−[3−[3−(ベンゾイルアミノ)ベンゾ
イルアミノ]フェニル]−3−オキソ−2−ベンジル−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.08(1H,
dt,J=8Hz,1.5Hz),7.2−7.65(11H,m),7.69(1H,dt,J
=8Hz,1.5Hz),7.8−7.9(2H,m),7.95−8.05(3H,m),
8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.31(1H,t,J=1.5Hz),
8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (12) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
[(ピリミジン−2−イル)オキシ]ベンゾイルアミ
ノ]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.24(2H,s),6.78(1H,d,J
=8Hz),6.98(1H,t,J=5Hz),7.0−7.1(1H,m),7.17
(2H,t,J=8Hz),7.25−7.5(7H,m),7.6−7.7(2H,
m),7.77(1H,d,J=8Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),8.41
(1H,m),8.45−8.55(3H,m) (13) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
[(3−ニトロピリジン−2−イル)アミノ]ベンゾイ
ルアミノ]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.28(2H,s),6.8−6.9(2
H,m),7.05−7.8(13H,m),8.15−8.25(2H,m),8.35−
8.55(3H,m),10.14(1H,s) (14) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
ビフェニルイルカルボニルアミノ)フェニル]−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),7.08(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.6(10H,m),7.77(2H,d,J=8Hz),
7.8−7.9(4H,m),8.07(2H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J
=8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz) (15) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−シクロ
ヘキシルカルボニルアミノフェニル)−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.1−1.5(5H,m),1.6−
1.9(5H,m),2.32(1H,m),4.21(2H,s),6.98(1H,d,J
=8Hz),7.2−7.5(7H,m),7.59(1H,d,J=8Hz),7.67
(1H,t,J=1.5Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,m) (16) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−
フェニルプロピオニルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.64(2H,t,J=7Hz),2.
89(2H,t,J=7Hz),4.20(2H,s),6.98(1H,d,J=8H
z),7.1−7.7(14H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1
H,d,J=5Hz) (17) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
プロピルベンゾイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):0.90(3H,t,J=7Hz),1.
62(2H,m),2.62(2H,t,J=7Hz),4.22(2H,s),7.07
(1H,d,J=8Hz),7.2−7.6(9H,m),7.75−7.9(4H,
m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) (18) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
クロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.08(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.45(6H,m),7.52(1H,t,J=8Hz),
7.62(2H,d,J=8Hz),7.75−7.85(2H,m),7.98(2H,d,
J=8Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,d,J=5Hz) (19) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−
ニトロベンゾイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.13(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.45(7H,m),7.57(1H,t,J=8Hz),
7.75−7.9(3H,m),8.27(1H,d,J=8Hz),8.35−8.5(3
H,m),8.80(1H,s) (20) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−
ニトロベンゾイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.12(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.45(6H,m),7.55(1H,t,J=8Hz),
8.35−8.45(2H,m),8.18(2H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,
J=8Hz),8.35−8.45(3H,m) (21) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(2−
ナフトイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.24(2H,s),7.11(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.75(9H,m),7.8−8.2(6H,m),8.27
(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,s) (22) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(1−
ナフトイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.24(2H,s),7.11(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.7(10H,m),7.75−7.85(2H,m),7.
92(1H,s),8.0−8.3(4H,m),8.43(1H,d,J=5Hz) (23) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−イソニ
コチノイルアミノフェニル)−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.12(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.45(6H,m),7.55(1H,t,J=8Hz),
7.75−7.9(4H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,
m),8.78(2H,d,J=5Hz) (24) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−ニコチ
ノイルアミノフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.11(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.6(8H,m),7.75−7.9(2H,m),8.2
−8.35(2H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.77(1H,d,J=5
Hz),9.10(1H,s) (25) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(N−
メチル−N−ベンゾイルアミノ)フェニル]−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.52(3H,s),4.28(2H,
s),6.98(1H,t,J=1.5Hz),7.06(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),7.1−7.5(13H,m),8.15(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
8.27(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) 実施例23 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイ
ド]フェニル]−3−オキソ−2−(2−カルボキシエ
チル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(2.
30g)とN−ヒドロキシスクシンイミド(1.15g)との混
合物に、撹拌下、1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド(1.20g)を加え、生じた
混合物を24時間撹拌する。反応混合物を濃縮し、酢酸エ
チルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液、水および食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を蒸発
させ、残留物をエーテルを用いて粉末化して、4−[3
−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニ
ル]−3−オキソ−2−(2−スクシンイミドオキシカ
ルボニルエチル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン(2.35g)を固体として得る。
mp:235−237℃ NMR(DMSO−d6,δ):1.79(2H,m),1.94(2H,m),2.7
8(2H,t,J=7Hz),3.12(2H,t,J=7Hz),3.30(2H,t,J
=7Hz),3.54(2H,t,J=7Hz),3.88(3H,s),6.8−7.05
(4H,m),7.4(3H,m),7.58(1H,s),8.09(1H,d,J=7H
z),8.20(1H,d,J=7Hz),8.29(1H,s),8.40(1H,m),
9.53(1H,s) 実施例24 2−[2−スクシンイミドオキシカルボニルエチル]
−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイ
ド]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(0.28g)のジオキサン溶液に、ジ
メチルアミン・塩酸塩(81mg)の水溶液およびトリエチ
ルアミン(101mg)を加える。混合物を18時間撹拌し、
酢酸エチルで希釈し、水で洗う。溶媒を除去し、粗製残
留物をエタノールから結晶化させて、2−[2−(N,N
−ジメチルカルバモイル)エチル]−3−オキソ−4−
[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェ
ニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを得
る。
mp:242−245℃ NMR(DMSO−d6,δ):2.85(3H,s),2.87(2H,m),3.0
6(3H,s),3.10(2H,m),3.88(3H,s),6.8−7.05(4H,
m),7.40(3H,m),7.58(1H,s),8.09(1H,d,J=7Hz),
8.22(1H,d,J=7Hz),8.28(1H,s),8.39(1H,m),9.53
(1H,s) 実施例25 実施例24と同様にして、次の化合物を得る。
4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]
フェニル]−3−オキソ−2−[2−(1−ピロリジニ
ルカルバモイル)エチル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,δ):0.98(1H,m),1.28(2H,m),1.5
7(1H,m),2.00(1H,m),2.39(2H,m),2.75(3H,m),
3.25(1H,m),3.45(1H,m),3.88(3H,s),6.75(1H,
m),6.90(3H,m),7.02(1H,d,J=7Hz),7.18(1H,m,J
=7Hz),7.29(1H,m),7.40(1H,dd,J=7Hz,7Hz),7.50
(2H,m),7.60(1H,m),8.08(1H,d,J=7Hz),8.23(1
H,s),9.46(1H,s) 実施例26 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−カルボキシフ
ェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(357mg)、トリエチルアミン(0.14ml)およびアジ化
ジフェニルホスホリル(0.216ml)のベンゼン(5ml)中
混合物を、還流下に15分間加熱する。つぎに、3−アミ
ノピリジン(113mg)を混合物に加え、5時間加熱還流
を続ける。反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム
水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固
体を集め、メタノールで洗って、2−ベンジル−3−オ
キソ−4−[3−[3−(3−ピリジル)ウレイド]フ
ェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(168mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.96(1H,
m),7.2−7.6(10H,m),7.92(1H,m),8.15−8.3(2H,
m),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.60(1H,d,J=1.5H
z),8.91(1H,s),9.02(1H,s) 実施例27 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−カルボキシフ
ェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(214mg)、トリエチルアミン(0.084ml)およびアジ化
ジフェニルホスホリル(0.129ml)のトルエン(4ml)中
混合物を、還流下に30分間加熱する。つぎに、この混合
物に2−アミノピリジン(113mg)を加え、加熱還流を
1時間続ける。反応混合物を酢酸エチルと水との混合物
中に注ぐ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:3)に付して、2
−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2−ピリ
ジル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(48mg)を固体として得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.95−7.0
5(2H,m),7.2−7.8(12H,m),8.2−8.3(2H,m),8.41
(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.56(1H,s) 実施例28 実施例26および27と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(4−ピリジル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.98(1H,
m),7.2−7.6(11H,m),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),
8.3−8.45(3H,m),9.09(1H,s),9.18(1H,s) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−
フェニル−3−メチルウレイド)フェニル]−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.27(3H,s),4.20(2H,
s),6.90(1H,d,J=8Hz),7.15−7.45(13H,m),7.57
(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.32(1
H,s),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (3) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(o−トリル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):2.25(3H,s),4.22(2H,
s),6.85−7.0(2H,m),7.05−7.5(11H,m),7.55(1H,
s),7.78(1H,d,J=8Hz),7.98(1H,s),8.24(1H,dd,J
=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.21(1H,
s) (4) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(2,6−キシリル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):2.20(6H,s),4.21(2H,
s),6.88(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.06(3H,s),7.15−
7.55(9H,m),7.79(1H,s),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8H
z),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.96(1H,s) (5) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(2−ビフェニルイル)ウレイド]フェニル]−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.90(1H,
m),7.1−7.6(17H,m),7.72(1H,s),7.88(1H,d,J=8
Hz),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5
Hz,5Hz),9.22(1H,s) (6) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(2−メトキシカルボニルフェニル)ウレイド]フェニ
ル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.90(3H,s),4.22(2H,
s),6.97(1H,d,J=8Hz),7.08(1H,t,J=8Hz),7.2−
7.65(9H,m),7.95(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.25(1H,d
d,J=1.5Hz,8Hz),8.32(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,dd,J
=1.5Hz,5Hz),10.08(2H,s) (7) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(2−チアゾリル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),7.00(1H,
m),7.11(1H,d,J=4Hz),7.2−7.5(10H,m),7.59(1
H,s),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.
5Hz,5Hz),9.17(1H,s) (8) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−
シクロヘキシルウレイド)フェニル]−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):1.05−1.9(10H,m),3.3
−3.55(1H,m),4.22(2H,s),6.14(1H,d,J=8Hz),6.
82(1H,m),7.2−7.5(9H,m),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8
Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.49(1H,s) (9) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(イン
ドリン−1−イル)カルボニルアミノフェニル]−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.17(2H,d,J=8Hz),4.
12(2H,d,J=8Hz),4.22(2H,s),6.85−7.75(13H,
m),7.84(1H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.41
(1H,m),8.71(1H,s) (10) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(1,2,
3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)カルボニルア
ミノフェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.89(2H,m),2.73(2H,
t,J=7Hz),3.70(2H,t,J=7Hz),4.21(2H,s),6.9−
7.6(14H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,m),9.05
(1H,s) (11) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
(2−カルボキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.75−6.9
5(2H,m),7.15−7.65(9H,m),7.98(1H,dd,J=1.5Hz,
8Hz),8.1−8.3(2H,m),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),
9.68(1H,s) (12) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−
[4−(N,N−ジメチルアミノ)フェニル]ウレイド]
フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.82(6H,s),4.21(2H,
s),6.67(2H,d,J=8Hz),6.88(1H,d,J=5Hz),7.2−
7.45(11H,m),7.50(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.3
3(1H,s),8.39(1H,d,J=5Hz),8.69(1H,s) 実施例29 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−カルボキシメ
チルフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン(250mg)、塩化オキサリル(0.07ml)および触媒
量のN,N−ジメチルホルムアミドのジクロロメタン(3m
l)中混合物を、0℃で10分間撹拌する。この溶液を、
アニリン(0.065ml)とトリエチルアミン(0.135ml)と
のジクロロメタン(3ml)溶液に加える。混合物を室温
で2時間撹拌し、酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。
有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集
め、メタノールで洗って、2−ベンジル−3−オキソ−
4−(3−アニリノカルボニルメチル)−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン(112mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.71(2H,s),4.21(2H,
s),7.0−7.65(13H,m),7.87(2H,d,J=8Hz),8.23(1
H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),10.
21(1H,s) 実施例30 実施例29と同様にして、次の化合物を得る。
4−[3−(1−ナフチル)カルバモイルメチルフェニ
ル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):3.89(2H,s),4.22(2H,
s),7.1−7.8(15H,m),7.9−8.1(2H,m),8.25(1H,d
d,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),10.18
(1H,s) 実施例31 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−カルボキシフ
ェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(186mg)と1,1′−カルボニルジイミダゾール(130m
g)とのテトラヒドロフラン(4ml)中混合物を、室温で
3時間撹拌する。つぎに、この混合物にアニリン(0.07
5ml)を加え、撹拌を24時間続ける。反応混合物を酢酸
エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。
有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃
縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム−メタノール、40:1)に付して、2−ベンジル−3
−オキソ−4−(3−アニリノカルボニルフェニル)−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(103mg)を
固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),7.10(1H,
t,J=8Hz),7.2−7.45(8H,m),7.60(1H,d,J=8Hz),
7.65−7.8(3H,m),7.93(1H,t,J=1.5Hz),8.10(1H,
d,J=8Hz),8.27(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,m) 実施例32 2−キノリンカルボン酸(520mg)と1,1′−カルボニ
ルジイミダゾール(243mg)とのテトラヒドロフラン(5
ml)中混合物を、室温で1.5時間撹拌する。この混合物
に、4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−2−ベ
ンジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(49
3mg)の1,4−ジオキサン(5ml)溶液を加え、5日間撹
拌を続ける。反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウ
ム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:1)に
付して、2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(キノ
リン−2−イル)カルボニルアミノフェニル]−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(87mg)を固体と
して得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.24(2H,s),7.14(1H,
d,J=8Hz),7.27−7.45(6H,m),7.57(1H,t,J=8Hz),
7.76(1H,t,J=8Hz),7.85−8.15(4H,m),8.2−8.3(3
H,m),8.42(1H,d,J=5Hz),8.63(1H,d,J=8Hz),10.9
3(1H,s) 実施例33 2−(2−カルボキシエチル)−3−オキソ−4−
[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェ
ニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(0.
15g)のエタノール(9ml)懸濁液に、濃硫酸(0.9ml)
を加え、混合物を30分間還流下に加熱する。冷却後、反
応混合物を中和し、エタノールを蒸発させる。生じた結
晶性物質を集め、水で洗い、乾燥して、2−(2−エト
キシカルボニルエチル)−3−オキソ−4−[3−[3
−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(0.12g)を得
る。
mp:175℃ NMR(DMSO−d6,δ):1.20(3H,t,J=7Hz),2.82(2H,
t,J=7Hz),3.15(2H,t,J=7Hz),3.89(3H,s),4.10
(2H,q,J=7Hz),6.8−7.05(4H,m),7.4(3H,m),7.60
(1H,s),8.10(1H,d,J=7Hz),8.20(1H,d,J=7Hz),
8.30(1H,s),8.40(1H,m),9.52(1H,s) 実施例34 実施例33と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウ
レイド]フェニル]−3−オキソ−2−(2−プロピル
オキシカルボニルエチル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン mp:161−163℃ NMR(DMSO−d6,δ):0.88(3H,t,J=7Hz),1.60(2H,
m),2.84(2H,t,J=7Hz),3.13(2H,t,J=7Hz),3.88
(3H,s),4.01(2H,t,J=7Hz),6.8−7.05(4H,m),7.4
(3H,m),7.58(1H,s),8.09(1H,d,J=7Hz),8.18(1
H,d,J=7Hz),8.28(1H,s),8.40(1H,d,J=3Hz),9.52
(1H,s) (2) 2−(2−メトキシカルボニルエチル)−3−
オキソ−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウ
レイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン mp:194−196℃ NMR(DMSO−d6,δ):2.86(2H,t,J=7Hz),3.15(2H,
t,J=7Hz),3.65(3H,s),3.89(3H,s),6.85−7.1(4
H,m),7.45(3H,m),7.60(1H,s),8.10(1H,d,J=7H
z),8.21(1H,d,J=7Hz),8.29(1H,s),8.40(1H,d,J
=3Hz),9.52(1H,s) 実施例35 2−(2−カルボキシエチル)−3−オキソ−4−
[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェ
ニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(11
5mg)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(40mg)と
の乾燥ジオキサン(10ml)懸濁液に、撹拌下、1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド(47mg)およびN−メチルピペラジン(30mg)を加え
る。混合物を室温で4時間撹拌し、酢酸エチルで希釈
し、水で洗う。溶媒を蒸発させ、粗製残留物をエタノー
ルから結晶化させて、4−[3−[3−(2−メトキシ
フェニル)ウレイド]フェニル]−2−[2−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)カルボニルエチル]−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを得
る。
mp:195−197℃ NMR(DMSO−d6,δ):2.20(3H,s),2.24(2H,m),2.3
6(2H,m),2.85(2H,t,J=7Hz),3.12(2H,t,J=7Hz),
3.48(2H,m),3.55(2H,m),3.88(3H,s),6.8−7.05
(4H,m),7.4(3H,m),7.60(1H,s),8.10(1H,d,J=7H
z),8.21(1H,d,J=7Hz),8.28(1H,s),8.40(1H,m),
9.53(1H,s) 実施例36 実施例35と同様にして、次の化合物を得る。
4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]
フェニル]−3−オキソ−2−[2−[(2S)−2−メ
トキシカルボニルピロリジン−1−イル]カルボニルエ
チル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:209−212℃ NMR(DMSO−d6,δ):1.86(1H,m),1.97(1H,m),2.1
8(1H,m),2.83(1H,m),3.10(2H,m),3.58(3H,s),
3.18(2H,m),3.87(3H,s),4.31(1H,m),6.8−7.05
(4H,m),7.42(3H,m),7.59(1H,s),8.08(1H,d,J=7
Hz),8.23(1H,d,J=7Hz),8.28(1H,s),8.39(1H,
m),9.53(1H,s) 実施例37 2−(2−ニトロベンジル)−3−オキソ−4−フェ
ニル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(1.39
g)、鉄(2.17g)および酢酸(1.16g)のエタノール(1
5ml)中混合物を、還流下に3時間加熱する。反応混合
物を冷却し、過する。液に飽和炭酸水素ナトリウム
溶液を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を乾燥し、
蒸発させる。粗製成物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製して、2−(2−アミノベンジル)−
3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン(120mg)を得る。
NMR(CDCl3,200MHz,δ):4.21(2H,s),4.21(2H,br
s),6.64(1H,dd,J=1Hz,7Hz),6.73(1H,dd,J=1Hz,7H
z),7.04(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,and 7Hz),7.18−7.35
(3H,m),7.35−7.60(4H,m),8.14(1H,dd,J=1Hz,10H
z),8.37(1H,dd,J=1Hz,5Hz) 実施例38 4−(3−アミノフェニル)−2−(3−ピリジルメ
チル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(180mg)とトリエチルアミン(0.10ml)との
1,4−ジオキサン(4ml)中混合物に、塩化3,5−ジクロ
ロベンゾイル(126mg)を加える。混合物を室温で10分
間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶
液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリ
ウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾
燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル)に付し、エタノールから結晶化
させて、4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(163m
g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.12(1H,
d,J=8Hz),7.3−7.45(2H,m),7.56(1H,t,J=8Hz),
7.75−7.85(3H,m),7.88(1H,t,J=2Hz),(2H,d,J=
2Hz),8.21(1H,dd,J=2,8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz),
8.48(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz) 実施例39 4−(3−アミノフェニル)−2−(3−ピリジルメ
チル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(480mg)とトリエチルアミン(0.23ml)との
ジクロロメタン(7ml)中混合物に、塩化2−ナフトイ
ル(291mg)を加える。混合物を室温で20分間撹拌し、
つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合
物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液
および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮
する。残留物をエタノールから結晶化させて、4−[3
−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピ
リジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(280mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.91(1H,d,J
=8Hz),7.2−7.35(2H,m),7.45−7.6(3H,m),7.72
(1H,dd,J=2,8Hz),7.75−7.9(6H,m),8.18(1H,d),
8.31(1H,s),8.4−8.5(3H,m),8.71(1H,m) 実施例40 4−(3−アミノフェニル)−2−(3−ピリジルメ
チル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(329mg)のクロロホルム(5ml)溶液に、塩化
3,5−ジクロロベンゾイル(220mg)を加える。混合物を
室温で15分間撹拌し、濃縮する。残留物をエタノールか
ら結晶化させて、4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイ
ルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
・塩酸塩(370mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.49(2H,s),7.11(1H,
d,J=8Hz),7.40(1H,dd,J=5,8Hz),7.57(1H,t,J=8H
z),7.80(1H,d,J=8Hz),7.89(2H,m),8.0−8.05(3
H,m),8.17(1H,dd,J=2,5Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),
8.53(1H,d,J=8Hz),8.83(1H,d,J=5Hz),8.92(1H,
s) 実施例41 実施例19、20、21、38、39または40と同様にして、次
の化合物を得る。
(1) 4−[3−(2−クロロベンゾイルアミノ)フ
ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.30(2H,s),7.04(1H,d,J
=8Hz),7.2−7.45(5H,m),7.5−7.65(2H,m),7.70
(1H,dd,J=2,8Hz),7.75−7.9(2H,m),8.15−8.25(2
H,m),8.42(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.70
(1H,s) (2) 4−[3−(3−ブロモベンゾイルアミノ)フ
ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.80(1H,d,J
=8Hz),7.19(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.25−7.35(2H,
m),7.41(1H,t,J=8Hz),7.60(1H,d,J=8Hz),7.65−
7.8(4H,m),7.90(1H,t,J=2Hz),8.20(1H,d,J=8H
z),8.4−8.45(2H,m),8.49(1H,s),8.70(1H,d,J=2
Hz) (3) 4−[3−[3−(2−ピリミジニルオキシ)
ベンゾイルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリジルメ
チル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.25(2H,s),7.10(1H,
d,J=8Hz),7.3−7.65(6H,m),7.75−7.9(5H,m),8.2
1(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,m),
8.60(1H,s),8.68(2H,d,J=5Hz) (4) 4−[3−[4−[(E)−2−メトキシカル
ボニルビニル]ベンゾイルアミノ]フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.80(3H,s),4.30(2H,
s),6.48(1H,d,J=16Hz),6.89(1H,d,J=8Hz),7.2−
7.35(2H,m),7.4−7.55(3H,m),7.6−7.7(2H,m),7.
75−7.85(4H,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,s),
8.41(1H,dd,J=2,5Hz)8.48(1H,d,J=5Hz),8.72(1
H,d,J=2Hz) (5) 4−[3−[(E)−シンナモイルアミノ]フ
ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.38(1H,d,J
=16Hz),6.90(1H,d,J=8Hz),7.2−7.45(8H,m),7.5
−7.7(3H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.35(1H,d,J=8H
z),8.4−8.5(2H,m),8.73(1H,s) (6) 4−[3−[(E)−3−(2−クロロフェニ
ル)プロペノイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリ
ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.38(1H,d,J
=16Hz),7.15−7.5(8H,m),7.75(1H,s),7.83(1H,
d,J=8Hz),7.98(1H,d,16Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),
8.4−8.5(3H,m),8.72(1H,s) (7) 4−[3−[(E)−3−(2,6−ジクロロフ
ェニル)プロペノイルアミノ]フェニル]−2−(3−
ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.49(1H,d,J
=16Hz),6.91(1H,d,J=8Hz),7.1−7.2(2H,m),7.25
−7.45(5H,m),7.7−7.85(3H,m),8.21(1H,d,J=8H
z),8.4−8.5(2H,m),8.71(1H,s),8.80(1H,s) (8) 4−[3−[(E)−3−(4−メトキシカル
ボニルフェニル)プロペノイルアミノ]フェニル]−2
−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.90(3H,s),4.32(2H,
s),6.43(1H,d,J=16Hz),6.89(1H,d,J=8Hz),7.2−
7.5(5H,m),7.55−7.7(3H,m),7.82(1H,d,J=8Hz),
7.97(2H,d,J=8Hz),8.21(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.4−
7.5(3H,m),8.74(1H,d,J=2Hz) (9) 4−[3−(3,4−メチレンジオキシベンゾイ
ルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.02(2H,
s),6.79(1H,d,J=8Hz),6.93(1H,d,J=8Hz),7.2−
7.35(4H,m),7.48(1H,t,J=8Hz),7.60(1H,d,J=8H
z),7.75−7.85(2H,m),8.10(1H,s),8.17(1H,d,J=
8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.71
(1H,s) (10) 4−[3−[(ベンゾフラン−2−イル)カル
ボニルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリジルメチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.05(1H,d,J
=8Hz),7.2−7.6(7H,m),7.69(1H,d,J=8Hz),7.75
−7.85(3H,m),8.19(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,m),8.
5−8.6(2H,m),8.72(1H,s) (11) 4−[3−[(1−メチルインドール−2−イ
ル)カルボニルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリジ
ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.03(3H,s),4.31(2H,
s),6.95−7.05(2H,m),7.1−7.4(5H,m),7.54(1H,
t,J=8Hz),7.61(2H,d,J=8Hz),7.8−7.85(2H,m),
8.19(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,s),8.43(1H,d,J=5H
z),8.49(1H,d,J=5Hz),8.72(1H,s) (12) 4−[3−[(ベンゾ[b]チオフェン−2−
イル)カルボニルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリ
ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.92(1H,d,J
=8Hz),7.2−7.55(5H,m),7.65(1H,d,J=8Hz),7.7
−7.9(4H,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.32(1H,s),8.4
−8.55(2H,m),8.73(1H,s) (13) 4−[3−[(6−メトキシカルボニル−2−
ナフトイル)アミノ]フェニル]−2−(3−ピリジル
メチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.00(3H,s),4.22(2H,
s),6.93(1H,d,J=8Hz),7.2−7.35(2H,m),7.51(1
H,t,J=8Hz),7.7−8.0(2H,m),8.11(1H,d,J=8Hz),
8.19(1H,d,J=8Hz),8.32(1H,s),8.4−8.55(3H,
m),8.60(1H,s),8.72(1H,s) (14) 4−[3−[(6−アセトキシ−2−ナフトイ
ル)アミノ]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.35(3H,s),4.28(2H,
s),7.11(1H,d,J=8Hz),7.3−7.5(3H,m),7.57(1H,
t,J=8Hz),7.75−7.9(4H,m),8.14(1H,d,J=8Hz),
8.22(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,
d,J=5Hz),8.6−8.65(2H,m) (15) 4−[3−[(3−メトキシカルボニル−5−
ニトロベンゾイル)アミノ]フェニル]−2−(3−ピ
リジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.98(3H,s),4.28(2H,
s),7.17(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.3−7.45(2H,m),7.5
9(1H,t,J=8Hz),7.75−7.85(2H,m),7.89(1H,d,J=
8Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.4−8.5(2H,m),8.60(1
H,d,J=2Hz),8.78(1H,s),8.92(1H,s),9.05(1H,
s) (16) 4−[3−(3,5−ジニトロベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.70(1H,d,J
=8Hz),6.93(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.25−7.35(2H,
m),7.43(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.67(1H,d,J=8Hz),
8.0−8.1(2H,m),8.32(1H,d,J=8Hz),8.50(2H,m),
8.99(2H,d,J=2Hz),9.07(1H,t,J=2Hz),9.63(1H,
s) (17) 4−[3−(3,5−ジメトキシベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.80(6H,s),4.27(2H,
s),6.71(1H,m),7.10(3H,m),7.3−7.45(2H,m),7.
53(1H,t,J=8Hz),7.75−7.9(3H,m),8.21(1H,d,J=
8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,d,J=5Hz),8.59
(1H,s) (18) 4−[3−(3,5−ジブロモベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸
塩 NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.49(2H,s),7.11(2H,
d,J=8Hz),7.41(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.57(1H,t,J=
8Hz),7.80(1H,d,J=8Hz),7.89(1H,s),8.0−8.2(5
H,m),8.42(1H,d,J=5Hz),8.55(1H,d,J=8Hz),8.83
(1H,d,J=5Hz),8.93(1H,d,J=2Hz) (19) 4−[3−[3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンゾイルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリジ
ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン・塩酸塩 NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.49(2H,s),7.13(1H,
d),7.42(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.60(1H,t,J=8Hz),
7.8−7.9(2H,m),8.01(1H,dd,J=5Hz,8Hz),8.18(1
H,d,J=8Hz),8.39(1H,s),8.43(1H,d,J=5Hz),8.53
(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.62(2H,s),8.83(1H,d,J=5H
z),8.83(1H,s) (20) 4−[2−フルオロ−5−(2−ナフトイルア
ミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:264−268℃ NMR(CDCl3−CD3OD=1:1,δ):4.37(2H,s),7.3−7.
45(3H,m),7.6(3H,m),7.85−8.05(7H,m),8.25(1
H,d,J=8Hz),8.45(3H,m),8.64(1H,s) (21) 2−ベンジル−4−(3−シクロヘキシルカル
ボニルアミノフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.1−1.5(5H,m),1.6−
1.9(5H,m),2.33(1H,m),4.21(2H,s),6.98(1H,d,J
=8Hz),7.2−7.5(7H,m),7.59(1H,d,J=8Hz),7.68
(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,m) 実施例42 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(4−ピリジ
ル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン(575mg)と3
−(3−ピリジル)ピルビン酸(0.37g)とのエタノー
ル(10ml)中混合物を、還流下に1.5時間撹拌する。溶
媒を蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム−メタノール、9:1)に付し、エ
タノールから結晶化させて、2−(3−ピリジルメチ
ル)−4−[3−[(E)−2−(4−ピリジル)ビニ
ル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(395mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.25−7.4
5(4H,m),7.5−7.7(7H,m),7.78(2H,m),8.23(1H,d
d,J=2Hz,5Hz),8.41(1H,m),8.48(1H,d,J=5Hz),8.
55(2H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz) 実施例43 2−[3−(2−ナフチル)フェニルアミノ]−3−
アミノピリジンと3−(3−ピリジル)ピルビン酸との
エタノール中混合物を、還流下に40時間撹拌する。溶媒
を蒸発させ、粗製残留物をシリカゲルクロマトグラフィ
ーに付して、4−[3−(2−ナフチル)フェニル]−
2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジンを得る。エーテルから
結晶化させ、メタノールから再結晶して、無色結晶を得
る。
mp:155−156℃ NMR(CDCl3,δ):4.34(2H,s),7.30(3,m),7.48(2
H,m),7.62(1H,s),7.71(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.74
(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.88(4H,m),8.08(1H,s),8.1
9(1H,d,J=8Hz),8.45(1H,d,J=5Hz),8.51(1H,d,J
=4Hz),8.75(1H,s) MASS(m/z):441(M+1) 実施例44 2−(3−アセトアミドフェニルアミノ)−3−アミ
ノピリジン(1.0g)と3−(3−ピリジル)ピルビン酸
(0.82g)とのエタノール(50ml)中混合物を、還流下
に6時間撹拌する。溶媒を蒸発させ、粗製残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチルか
ら結晶化させて、4−(3−アセトアミドフェニル)−
2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン(1.04g)を得る。
NMR(CDCl3,δ):2.00(3H,s),4.31(2H,s),6.95
(1H,m),7.25(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.33(1H,dd,J=8
Hz,5Hz),7.45(2H,m),7.60(1H,s),7.81(1H,m),7.
98(1H,s),8.20(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.44(1H,dd,J
=5Hz,1Hz),8.48(1H,m),8.72(1H,s) MASS(m/z):372(M+1) 実施例45 実施例2、42、43または44と同様にして、次の化合物
を得る。
(1) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
[(E)−2−(2−キノリル)ビニル]フェニル]−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.29(2H,s),7.3−7.65
(6H,m),7.7−8.0(8H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38
(1H,d,J=8Hz),8.4−8.5(2H,m),8.61(1H,d) (2) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
[(E)−2−(4−キノリル)ビニル]フェニル]−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.30(2H,s),7.3−7.45
(3H,m),7.6−7.95(8H,m),8.04(1H,d,J=8Hz),8.1
3(1H,d,J=16Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.4−8.55(3
H,m),8.61(1H,s),8.90(1H,d,J=5Hz) (3) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
[(E)−2−(5−ピリミジニル)ビニル]フェニ
ル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.25−7.4
5(4H,m),7.55−7.65(3H,m),7.7−7.85(2H,m),8.2
2(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,m),
8.60(1H,d,J=2Hz),9.05(2H,s),9.08(1H,s) (4) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
[(E)−2−(2−ピリジル)ビニル]フェニル]−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.25−7.8
5(12H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,d,J=5H
z),8.48(1H,d,J=5Hz),8.55−8.65(2H,m) (5) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
[(E)−2−(3−ピリジル)ビニル]フェニル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.25−7.8
(10H,m),8.05(1H,d,J=8Hz),8.22(1H,d,J=8Hz),
8.41(1H,d,J=5Hz),8.48(2H,m),8.60(1H,s),8.77
(1H,s) (6) 2−ベンジル−4−[3−[3−(2−メトキ
シフェニル)ウレイド]フェニル]−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:238−239℃ NMR(DMSO−d6,δ):6.46(1H,m),7.06(1H,m),7.2
5(1H,m),7.31(1H,m),7.56(1H,m),7.78(1H,m),
8.03(1H,m),8.56(2H,m) (7) 2−ベンジル−4−[3−(2−シアノピロー
ル−1−イル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン mp:165−166℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.22(2H,s),6.46(1H,m),7.2
−7.45(7H,m),7.52(2H,m),7.65−7.8(3H,m),8.26
(1H,m),8.42(1H,m) MASS(m/z):404(M+1) (8) 2−ベンジル−4−[3−(ベンゾチアゾール
−2−イル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン mp:197−198℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.23(2H,s),7.2−7.6(9H,
m),7.77(1H,dd,J=8Hz,8Hz),8.05(1H,d,JH=8Hz),
8.15−8.3(4H,m),8.40(1H,m) (9) 2−ベンジル−4−(3−ベンゾイルフェニ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン mp:154−155℃ NMR(CDCl3,δ):4.30(2H,s),7.2−7.35(4H,m),
7.45−7.6(6H,m),7.70(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.74(1
H,m),7.85(2H,m),7.96(1H,m),8.20(1H,dd,J=8H
z,2Hz),8.40(1H,dd,J=5Hz,2Hz) (10) 2−ベンジル−4−(3−トリフルオロメチル
フェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン mp:125−127℃ NMR(CDCl3,δ):4.30(2H,s),7.2−7.35(4H,m),
7.48(3H,m),7.55(1H,s),7.68(1H,s),7.75(1H,
m),8.20(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.38(1H,dd,J=5Hz,2H
z) (11) 2−ベンジル−4−[3−(3−アセチルイン
ドール−1−イル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:157−159℃ NMR(DMSO−d6,δ):2.50(3H,s),4.35(2H,s),7.1
0(2H,m),7.22(3H,m),7.32(3H,m),7.50(1H,m),
7.61(1H,m),7.75−7.90(3H,m),8.12(1H,m),8.29
(2H,m),8.60(1H,s) (12) 4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−2
−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン mp:208−210℃ NMR(CDCl3,δ):3.91(3H,s),4.32(2H,s),7.28
(2H,m),7.49(1H,m),7.68(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.8
1(1H,m),7.97(1H,m),8.20(1H,m),8.40(1H,m),
8.50(1H,m),8.72(1H,m) (13) 4−[3−(1−ピロリル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン mp:128−130℃ NMR(CDCl3,δ):4.27(2H,s),6.36(2H,m),7.03
(2H,m),7.12(1H,m),7.18(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.2
5(1H,m),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50(1H,m),7.
56(1H,m),7.60(1H,dd,J=8Hz,8Hz),8.10(1H,dd,J
=8Hz,1Hz),8.31(1H,m),8.35(1H,dd,J=5Hz,1Hz),
8.46(1H,m) (14) 4−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2
−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン mp:88−90℃ NMR(CDCl3,δ):4.22(2H,m),7.18(1H,m),7.30
(1H,m),7.48(3H,m),7.69(1H,m),7.80(1H,m),8.
27(1H,m),8.35(1H,m),8.47(1H,m) (15) 4−(5−アセトアミド−2−フルオロフェニ
ル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:212−214℃ NMR(DMSO−d6,δ):2.03(3H,s),4.27(2H,s),7.4
0(3H,m),7.61(1H,m),7.79(2H,m),8.23(1H,dd,J
=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.47(1H,m),
8.59(1H,m) (16) 4−(3−ベンゾイルフェニル)−2−(3−
ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン mp:142−143℃ NMR(CDCl3,δ):4.26(2H,s),7.17(1H,dd,J=8Hz,
5Hz),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50(4H,m),7.60
(1H,m),7.68(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.75(1H,m),7.8
0(2H,m),7.96(1H,m),8.10(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.
29(1H,m),8.35(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.44(1H,m) (17) 4−[3−(3−アセチルインドール−1−イ
ル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:153−156℃ NMR(CDCl3,δ):2.56(3H,s),4.33(2H,s),7.25−
7.45(5H,m),7.50(1H,m),7.60(1H,m),7.70(1H,
m),7.80(2H,m),8.00(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),
8.45(2H,m),8.51(1H,m),8.73(1H,m) (18)4−[3−(1−インドリル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン mp:166−168℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.28(2H,s),6.73(1H,d,J=3H
z),7.1−7.25(2H,m),7.3−7.45(3H,m),7.6−7.8
(7H,m),8.22(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.46(2H,m),8.6
0(1H,br s) (19) 4−[3−(1−ナフチル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン mp:162−165℃ NMR(CDCl3,δ):4.31(2H,s),7.2−7.6(8H,m),7.
70(2H,m),7.85(3H,m),8.07(1H,d,J=8Hz),8.17
(1H,d,J=8Hz),8.50(2H,m),8.72(1H,s) (20) 4−[3−(3−ビフェニルイル)フェニル]
−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.32(2H,s),7.2−7.7(12H,m),
7.80(3H,m),8.18(1H,m),8.44(1H,m),8.50(1H,
m),8.72(1H,m) 実施例46 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−(3−ピリ
ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン(0.9ml)の4N塩酸(22ml)溶液を、還
流下に90分間撹拌し、冷却する。反応混合物を固体重炭
酸ナトリウムで中和し、沈殿した白色結晶を集め、水で
洗い、乾燥して、4−(3−アミノフェニル)−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン(0.73g)を得る。
mp:168−170℃ NMR(CDCl3,δ):3.81(2H,s),4.30(2H,s),6.53
(1H,m),6.62(1H,dd,J=8Hz,2Hz),6.80(1H,dd,J=8
Hz,2Hz),7.27(2H,m),7.35(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.8
3(1H,m),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,m),8.
50(1H,m),8.72(1H,m) 実施例47 実施例11または46と同様にして、次の化合物を得る。
4−(5−アミノ−2−フルオロフェニル)−2−(3
−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン mp:177−179℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.26(2H,s),5.18(2H,s),6.5
3(1H,dd,J=7Hz,4Hz),6.68(1H,m),7.08(1H,dd,J=
8Hz,8Hz),7.36(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1H,dd,J=
8Hz,5Hz),7.77(1H,m),8.21(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.
47(2H,m),8.59(1H,m) 実施例48 4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン(3.84g)をメタノール性塩
化水素で処理して、4−[3−(2−ナフトイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸
塩(2.80g)を淡黄色固体として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.50(2H,s),7.10(1H,
d,J=8Hz),7.42(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.55−7.7(3H,
m),7.88(1H,d,J=8Hz),7.95−8.15(7H,m),8.45(1
H,m),8.56(1H,d,J=8Hz),8.62(1H,s),8.83(1H,d,
J=5Hz),8.95(1H,s) 実施例49 実施例48と同様にして、次の化合物を得る。
4−[3−(3−ビフェニルイル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:202−205℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.53(2H,s),7.35(1H,dd,J=8
Hz,6Hz),7.40(1H,d,J=8Hz),7.49(2H,m),7.62(2
H,d,J=8Hz),7.75(5H,m),7.92(1H,dd,J=8Hz,6H
z),8.00(2H,m),8.07(1H,m),8.11(1H,d,J=8Hz),
8.29(1H,d,J=6Hz),8.40(1H,d,J=8Hz),8.78(1H,
d,J=6Hz),8.82(1H,s) 実施例50 実施例1と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−[2−フルオロ−5−[3−(2−フルオ
ロフェニル)ウレイド]フェニル]−2−(3−ピリジ
ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン mp:146−149℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.28(2H,s),7.01(1H,m),7.1
1(1H,m),7.22(1H,dd,J=13Hz,8Hz),7.36(2H,m),
7.44(1H,m),7.50(1H,m),7.70(1H,m),7.79(1H,d,
J=8Hz),8.09(1H,dd,J=8Hz,8Hz),8.23(1H,d,J=8H
z),8.44(2H,m),8.58(2H,m),9.26(1H,s) (2) 4−[2−フルオロ−5−[3−(2−メトキ
シフェニル)ウレイド]フェニル]−2−(3−ピリジ
ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン mp:152−155℃ NMR(DMSO−d6,δ):3.87(3H,s),4.28(2H,s),6.8
7(1H,m),6.94(1H,m),7.02(1H,m),7.3−7.44(4H,
m),8.09(1H,m),8.23(2H,m),8.45(2H,m),8.60(1
H,s),9.53(1H,s) (3) 4−[3−[3−(2−ニトロフェニル)ウレ
イド]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:188−189℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.25(2H,s),6.98(1H,m),7.2
0(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.37(2H,m),7.48(2H,m),7.
57(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.78(1H,m),
8.08(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.19(1H,dd,J=8Hz,1Hz),
8.24(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.45
(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.59(1H,d,J=1Hz),9.61(1H,
s) (4) 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウ
レイド]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:163−169℃ NMR(CDCl3,δ):3.45(3H,s),4.38(2H,s),6.77
(2H,m),6.92(2H,m),7.02(1H,m),7.16(1H,s),7.
23(1H,m),7.30(1H,m),7.37(1H,dd,J=8Hz,5Hz),
7.66(1H,s),7.87(1H,m),7.94(1H,s),8.09(1H,d
d,J=8Hz,3Hz),8.25(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(2H,
m),8.76(1H,m) 実施例51 3−アミノ−2−[3−(3−ピリジル)フェニルア
ミノ]ピリジン(150mg)と3−フェニルピルビン酸(1
13mg)とのエタノール(4ml)中混合物を、還流下に2
時間撹拌する。混合物を冷却し、つぎに、酢酸エチルと
重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を
分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノ
ールから結晶化させて、2−ベンジル−4−[3−(3
−ピリジル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン(127mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2−7.4(6
H,m),7.45−7.55(3H,m),7.65−7.8(2H,m),7.89(1
H,dt,J=8Hz,2Hz),8.21(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.41(1
H,dd,J=2Hz,5Hz),8.59(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.87(1
H,s,J=2Hz) 実施例52 2−[3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニル
フェニルアミノ]−3−アミノピリジン(1.07g)と3
−(3−ピリジル)ピルビン酸(0.65g)とのメタノー
ル(15ml)中混合物を、還流下に5時間撹拌する。沈殿
を集め、メタノールで洗って、4−(3−アセチルアミ
ノ−5−メトキシカルボニルフェニル)−2−(3−ピ
リジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(1.08g)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.09(3H,s),3.87(3H,
s),4.24(2H,s),7.8−7.95(2H,m),7.63(1H,s),7.
78(1H,d,J=8Hz),7.90(1H,s),8.20(1H,d,J=8H
z),8.26(1H,s),8.38(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,m),
8.59(1H,s) 実施例53 3−アミノ−2−[3−メトキシカルボニル−5−
(2−ナフトイルアミノ)フェニルアミノ]ピリジン
(180mg)と3−フェニルピルビン酸(86mg)とのメタ
ノール(4ml)中混合物を、還流下に4時間撹拌する。
沈殿を集め、メタノールで洗って、2−ベンジル−4−
[3−メトキシカルボニル−5−(2−ナフトイルアミ
ノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(169mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.81(3H,s),4.32(2H,
s),7.15−7.35(4H,m),7.45−7.65(5H,m),7.8−7.9
(4H,m),8.15−8.3(3H,m),8.33(1H,s),8.39(1H,
d,J=5Hz),8.56(1H,s) 実施例54 実施例2、42、43、44、51、52または53と同様にし
て、次の化合物を得る。
(1) 4−[3−[(E)−2−フェニルビニル]フ
ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.1−7.7(13
H,m),7.93(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,dd,J=2Hz,8H
z),8.45(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.52(1H,dd,J=2,5H
z),8.72(1H,s) (2) 4−[3−[(E)−2−(2−ナフチル)ビ
ニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.33(2H,s),7.1−7.35(5
H,m),7.4−7.5(3H,m),7.59(1H,t,J=8Hz),7.70(2
H,m),7.75−7.9(5H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.45
(1H,d,J=5Hz),8.52(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.73(1H,
s) (3) 2−ベンジル−4−[3−(2−ピリジル)フ
ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.2−7.35(6
H,m),7.50(2H,d,J=8Hz),7.6−7.8(3H,m),7.94(1
H,m),8.1−8.25(2H,m),8.40(1H,m),8.65(1H,d,J
=5Hz) (4) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(2
−ピリジル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.2−7.35(4
H,m),7.65−7.85(4H,m),7.97(1H,t,J=2Hz),8.17
(2H,m),8.41(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.50(1H,dd,J=2
Hz,5Hz),8.67(1H,m),8.73(1H,d,J=2Hz) (5) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3
−ピリジル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2−7.4(4
H,m),7.50(1H,t,J=2Hz),7.65−7.8(2H,m),7.83
(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.90(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.20
(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.43(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.52
(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.60(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.73
(1H,d,J=2Hz),8.88(1H,d,J=2Hz) (6) 2−ベンジル−4−[3−(4−ピリジル)フ
ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2−7.4(5
H,m),7.45−7.55(5H,m),7.70(1H,t,J=8Hz),7.78
(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.21(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40
(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.65(2H,dd,J=2Hz,5Hz) (7) 2−ベンジル−4−[3−(2−チエニル)フ
ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.07(1H,
m),7.15−7.35(7H,m),7.45−7.6(4H,m),7.73(1H,
d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m) (8) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(2
−チエニル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.07(1H,dd,
J=5Hz,8Hz),7.18(1H,m),7.2−7.35(4H,m),7.49
(1H,t,J=2Hz),7.59(1H,t,J=8Hz),7.75(1H,dt,J
=8Hz,2Hz),7.82(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.19(1H,dd,J
=2Hz,8Hz),8.43(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J
=2Hz,5Hz),8.73(1H,d,J=2Hz) (9) 4−[3−(5−クロロ−2−チエニル)フェ
ニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ
リド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.88(1H,d,J
=4Hz),7.08(1H,d,J=4Hz),7.15−7.4(6H,m),7.45
−7.65(4H,m),8.20(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,
m) (10) 4−[3−(5−クロロ−2−チエニル)フェ
ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.89(1H,d,J
=4Hz),7.09(1H,d,J=4Hz),7.15−7.45(4H,m),7.5
5−7.7(2H,m),7.83(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.20(1H,d
d,J=2Hz,8Hz),8.43(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.52(1H,d
d,J=2Hz,5Hz),8.73(1H,s) (11) 2−ベンジル−4−[3−(3−チエニル)フ
ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.15−7.4(7
H,m),7.45−7.55(4H,m),7.59(1H,t,J=8Hz) (12) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3
−チエニル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.15−7.4(5
H,m),7.46(2H,m),7.60(1H,t,J=8Hz),7.73(1H,d,
J=8Hz),7.82(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.18(1H,dd,J=2
Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=2
Hz,5Hz),8.72(1H,s) (13) 2−ベンジル−4−[3−(1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)フェニル]−3−オキソ−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.2−7.5
(7H,m),7.74(1H,t,J=8Hz),7.95(1H,t,J=2Hz),
8.02(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.27(2H,m),8.40(1H,dd,
J=2Hz,5Hz),9.30(1H,s) (14) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.35−7.5
(3H,m),7.7−7.8(2H,m),7.96(1H,t,J=2Hz),8.3
(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.2−8.3(2H,m),8.41(1H,dd,
J=2Hz,5Hz),8.47(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.60(1H,d,J
=2Hz),9.31(1H,s) (15) 2−ベンジル−4−[3−(2−フルオロフェ
ニル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.1−7.35(8
H,m),7.45−7.55(4H,m),7.6−7.75(2H,m),8.19(1
H,dd,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz) (16) 4−[3−(2−フルオロフェニル)フェニ
ル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.1−7.35(6
H,m),7.45−7.55(2H,m),7.66(1H,t,J=8Hz),7.72
(1H,m),7.83(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.18(1H,dd,J=2
Hz,8Hz),8.44(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=2
Hz,5Hz),8.72(1H,d,J=2Hz) (17) 2−ベンジル−4−[3−(4−メトキシカル
ボニルフェニル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.94(3H,s),4.33(2H,
s),7.2−7.35(5H,m),7.51(2H,m),7.65−7.77(3H,
m),7.77(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.10(2H,dt,J=8Hz,2H
z),8.21(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=2Hz,5H
z) (18) 4−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フ
ェニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.10(3H,s),4.33(2H,
s),7.2−7.35(5H,m),7.4−7.7(10H,m),8.22(1H,d
d,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz) (19) 4−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フ
ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.13(3H,s),4.33(2H,
s),7.2−7.35(3H,m),7.4−7.7(8H,m),7.83(1H,d,
J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.45(1H,m),8.51(1
H,m),8.73(1H,s) (20) 2−ベンジル−4−(3−モルホリノカルボニ
ルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.3−3.7(8H,m),4.22
(2H,s),7.2−7.65(10H,m),8.24(1H,dd,J=2Hz,8H
z),8.39(1H,dd,J=2Hz,5Hz) (21) 2−ベンジル−4−[3,5−ビス(メトキシカ
ルボニル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ
リド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.93(6H,s),4.31(2H,
s),7.2−7.35(4H,m),7.48(2H,d,J=8Hz),8.14(2
H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,m),8.81(1H,
s) (22) 4−[3,5−ビス(メトキシカルボキシ)フェ
ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.94(6H,s),4.31(2H,
s),7.2−7.35(2H,m),7.80(1H,d,J=8Hz),8.15−8.
25(3H,m),8.38(1H,d,J=5Hz),8.52(1H,d,J=5H
z),8.72(1H,s),8.83(1H,t,J=2Hz) (23) 4−[3−メトキシカルボニル−5−(2−ナ
フトイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.90(3H,s),4.28(2H,
s),7.8−7.95(2H,m),7.6−7.7(2H,m),7.75(1H,d,
J=2Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.0−8.15(4H,m),8.2
−8.25(2H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5
Hz),8.57(1H,t,J=2Hz),8.61(1H,d,J=2Hz),8.65
(1H,s) (24) 4−[3−(6−メトキシ−2−ナフチル)フ
ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:228−231℃ NMR(DMSO−d6,δ):3.89(3H,s),4.29(2H,s),7.2
0(1H,m),7.38(4H,m),7.67(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.
82(3H,m),7.91(3H,m),8.20(2H,m),8.42(1H,m),
8.47(1H,m),8.61(1H,m) (25) 4−[3−(5−メトキシカルボニルインドー
ル−1−イル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン mp:193−197℃ NMR(DMSO−d6,δ):3.86(3H,s),4.27(2H,s),6.9
0(1H,d,J=3Hz),7.35(1H,m),7.43(1H,m),7.47(1
H,m),7.69(1H,d,J=8Hz),7.75−7.85(6H,m),8.23
(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,s),8.47(1H,m),8.61(1
H,m) (26) 4−[3−(3−キノリル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン mp:237℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.28(2H,s),7.37(1H,dd,J=8
Hz,5Hz),7.42(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.47(1H,d,J=8H
z),7.65(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.75(1H,m),7.79(2
H,m),7.97(1H,m),8.05(3H,m),8.24(1H,m),8.43
(1H,m),8.48(1H,m),8.62(1H,m),8.71(1H,d,J=3
Hz),9.28(1H,s) (27) 4−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−
メトキシフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメ
チル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン mp:109−111℃ NMR(CDCl3,δ):1.60(2H,m),1.85(2H,m),1.90
(4H,m),3.87(3H,s),4.33(2H,s),4.82(1H,m),6.
91(1H,d,J=8Hz),7.13(2H,m),7.20(1H,m),7.27
(1H,m),7.31(1H,m),7.41(1H,m),7.63(1H,dd,J=
8Hz,8Hz),7.69(1H,m),7.84(1H,m),8.19(1H,m),
8.45(1H,d,J=5Hz),8.51(1H,m),8.74(1H,m) (28) 4−[3−(3−メトキシカルボニルフェニ
ル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:179−181℃ NMR(CDCl3,δ):3.92(3H,s),4.32(2H,s),7.30
(3H,m),7.52(2H,m),7.69(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.8
0(3H,m),8.03(1H,d,J=8Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),
8.30(1H,s),8.44(1H,m),8.51(1H,m),8.74(1H,
m) MASS(m/z):449(M+1) (29) 4−[3−[(E)−2−メトキシカルボニル
ビニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:180−181℃ NMR(DMSO−d6,δ):3.71(3H,s),4.27(2H,s),6.7
7(1H,d,J=16Hz),7.40(3H,m),7.53(1H,dd,J=8Hz,
8Hz),7.66(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.7−7.85(5H,m),
7.92(1H,d,J=8Hz),8.07(1H,s),8.22(1H,d,J=8H
z),8.41(1H,m),8.48(1H,m),8.61(1H,m) (30) 4−[3−(4−イソキノリル)フェニル]−
2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:157−163℃ NMR(CDCl3,δ):4.33(2H,s),7.23(1H,m),7.32
(1H,m),7.40(1H,m),7.45(1H,m),7.60−7.85(5H,
m),8.04(1H,d,J=8Hz),8.09(1H,d,J=8Hz),8.20
(1H,d,J=8Hz),8.50(2H,m),8.58(1H,s),8.73(1
H,m),9.25(1H,s) (31) 4−[3−(3−アセトアミドフェニル)フェ
ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:188−194℃ NMR(CDCl3,δ):2.13(3H,s),4.32(2H,s),7.2−
7.35(5H,m),7.45(2H,m),7.55(1H,s),7.62(1H,d
d,J=8Hz,8Hz),7.70(2H,m),7.82(1H,m),8.18(1H,
d,J=8Hz),8.41(1H,m),8.49(1H,d,J=5Hz),8.73
(1H,s) MASS(m/z):448(M+1) 実施例55 2−ベンジル−4−[3−(4−メトキシカルボニル
フェニル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ
リド[2,3−b]ピラジン(150mg)と臭化リチウム(0.
30g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)中混合物
を、還流下に4時間撹拌する。混合物を冷却し、希塩酸
中に撹拌下に注ぐ。生じた沈殿を集め、水で洗って、2
−ベンジル−4−[3−(4−カルボキシフェニル)フ
ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(119mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2−7.35(5
H,m),7.5−7.6(3H,m),7.65−7.85(4H,m),8.14(2
H,d,J=8Hz),8.22(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,dd,
J=2Hz,5Hz) 実施例56 4−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フェニ
ル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン(963mg)の3N塩酸(25ml)懸濁
液を、還流下に3時間撹拌する。つぎに、混合物を氷水
中に注ぎ、重炭酸ナトリウムでアルカリ性にする。生じ
た固体を集め、水で洗って、4−[3−(4−アミノフ
ェニル)フェニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(577mg)を得
る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.32(2H,s),5.28(2H,
s),6.63(2H,d,J=8Hz),7.15−7.45(9H,m),7.52(2
H,m),7.67(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=2Hz,8H
z),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz) 実施例57 4−[3−(4−アミノフェニル)フェニル]−2−
ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(94mg)とトリエチルアミン(0.04ml)と
のジクロロメタン(3ml)中混合物に、塩化メタンスル
ホニル(0.04ml)を加える。混合物を室温で30分間撹拌
し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との
混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水
溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン中35%酢酸エチル)に付し、エタノールか
ら結晶化させて、2−ベンジル−4−[3−(4−メチ
ルスルホニルアミノフェニル)フェニル]−3−オキソ
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(53mg)を
得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.00(3H,s),4.33(2H,
s),6.77(1H,s),7.2−7.35(7H,m),7.42(1H,m),7.
45−7.55(4H,m),7.6−7.7(2H,m),8.21(1H,dd,J=2
Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=2Hz,5Hz) 実施例58 4−[3−(4−アミノフェニル)フェニル]−2−
ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(95mg)とトリエチルアミン(0.05ml)と
のジクロロメタン(3ml)中混合物に、塩化ベンゾイル
(0.03ml)を加える。混合物を室温で20分間撹拌し、つ
ぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物
中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液お
よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残留物をメタノールから結晶化させて、4−[3−
(4−ベンゾイルアミノフェニル)フェニル]−2−ベ
ンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(73mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.1−7.35(5
H,m),7.4−7.75(12H,m),7.85(2H,d,J=8Hz),7.99
(1H,d),8.20(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m) 実施例59 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(339mg)、アジ化ジフェニルホスホリル(0.21ml)お
よびトリエチルアミン(0.14ml)のベンゼン(5ml)中
混合物を、還流下に30分間撹拌する。つぎに、この混合
物に4−アミノモルホリン(0.11ml)を加え、さらに3
時間加熱還流を続ける。この混合物を酢酸エチルと重炭
酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離
し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム中3%メタノ
ール)に付して、2−ベンジル−4−[3−(3−モル
ホリノウレイド)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン(138mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.65(2H,br s),3.0(2H,b
r s),3.65(2H,br s),3.9(2H,br s),4.31(2H,s),
5.48(1H,s),6.93(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.2−7.35(4
H,m),7.40(1H,t,J=2Hz),7.45−7.55(3H,m),7.71
(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.19(2H,dt,J=8Hz,2Hz),7.40
(1H,dd,J=2Hz,5Hz) 実施例60 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(339m
g)、トリエチルアミン(0.18ml)、4−ジメチルアミ
ノピリジン(5mg)および塩化モルホリノカルボニル
(0.15ml)の1,4−ジオキサン(4ml)中混合物を、80℃
で2時間撹拌する。つぎに、混合物を酢酸エチルと重炭
酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離
し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)に付して、2
−ベンジル−4−[3−(モルホリノカルボニルアミ
ノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(242mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.42(4H,m),3.60(4H,
m),4.21(2H,s),6.90(1H,d,J=8Hz),7.2−7.45(8
H,m),7.55(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=2Hz,8H
z),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.72(1H,s) 実施例61 4−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニル
フェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(847mg)
と塩酸(35%、1ml)とのメタノール(10ml)中混合物
を、還流下に2時間撹拌する。冷却後、生じた沈殿を集
め、メタノールで洗って、4−(3−アミノ−5−メト
キシカルボニルフェニル)−2−(3−ピリジルメチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン・二塩酸塩(612mg)を得る。
NMR(CD3OD,300MHz,δ):3.96(3H,s),4.59(2H,
s),7.42(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.67(1H,s),8.02(1
H,s),8.1−8.2(3H,m),8.38(1H,d,J=5Hz),8.73(1
H,d,J=8Hz),8.82(1H,d,J=5Hz),8.99(1H,s) 実施例62 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(150m
g)とトリエチルアミン(0.1ml)とのジクロロメタン
(4ml)中混合物に、塩化2−フロイル(0.05ml)を加
える。混合物を室温で20分間撹拌し、つぎに、酢酸エチ
ルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機
層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエ
タノールから結晶化させて、2−ベンジル−4−[3−
(2−フロイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(145mg)を得
る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.52(1H,m),7.00(1H,d,J
=8Hz),7.15−7.35(5H,m),7.45−7.6(4H,m),7.7−
7.8(2H,m),8.15−8.25(2H,m),8.41(1H,m) 実施例63 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(150m
g)とトリエチルアミン(0.16ml)とのジクロロメタン
(3ml)中混合物に、塩化3−[(E)−3−ピリジ
ル]アクリロイル・塩酸塩(140mg)を加える。混合物
を室温で30分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナ
トリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、
重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をメタノールから
結晶化させて、2−ベンジル−4−[3−[(E)−3
−(3−ピリジル)アクリロイルアミノ]フェニル]−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(138mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.35(1H,d,J
=16Hz),6.84(1H,d,J=8Hz),7.05(1H,t,J=8Hz),
7.15−7.6(9H,m),7.71(1H,d,J=8Hz),8.28(1H,d,J
=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),8.53(1H,d,J=5Hz),8.
62(1H,s),8.69(1H,s) 実施例64 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(150m
g)とトリエチルアミン(0.1ml)とのジクロロメタン
(4ml)中混合物に、塩化メトキシグリオキシロイル
(0.05ml)を加える。混合物を室温で20分間撹拌し、つ
ぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物
中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液お
よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。生じた固体を集め、メタノールで洗って、2−ベン
ジル−4−[3−(メトキシグリオキシロイルアミノ)
フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(163mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.86(3H,s),4.21(2H,
s),7.13(1H,d,J=8Hz),7.2−7.45(6H,m),7.53(1
H,t,J=8Hz),7.75−7.85(2H,m),8.24(2H,d,J=8H
z),8.39(1H,d,J=5Hz) 実施例65 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(192m
g)とトリエチルアミン(0.12ml)との1,4−ジオキサン
(4ml)中混合物に、クロロ蟻酸イソプロピル(0.10m
l)を加える。混合物を室温で30分間撹拌し、つぎに、
重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽
出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。生じた固体を集め、メタノールで洗って、2−ベン
ジル−4−(3−イソプロポキシカルボニルアミノフェ
ニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(167mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.23(6H,d,J=8Hz),4.
21(2H,s),4.87(1H,m),6.93(1H,dt,J=8Hz,2Hz),
7.2−7.5(9H,m),8.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.39(1
H,dd,J=2Hz,5Hz),9.77(1H,s) 実施例66 実施例19、20、21、38、39、40、60、62、63、64また
は65と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−[3−(4−アセトキシベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.30(3H,s),4.30(2H,
s),6.83(1H,m),7.08(2H,d,J=8Hz),7.1−7.35(4
H,m),7.4−7.5(3H,m),7.61(1H,s),7.70(1H,d,J=
8Hz),7.79(2H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.27
(1H,s),8.40(1H,m) (2) 4−[3−[3,5−ビス(メトキシカルボニ
ル)ベンゾイルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリジ
ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン・塩酸塩 NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.95(6H,s),4.49(2H,
s),7.13(1H,d,J=8Hz),7.42(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.59(1H,t,J=8Hz),7.8−7.9(2H,m),8.01(1H,dd,J
=5Hz,8Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,t,J=2H
z),8.52(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=2Hz),8.75−
8.85(3H,m),8.93(1H,s) (3) 4−[3−(3,5−エトキシベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.33(6H,t,J=7Hz),4.
09(4H,q,J=7Hz),4.27(2H,s),6.69(1H,d,J=2H
z),7.05−7.1(3H,m),7.3−7.45(3H,m),7.53(1H,
t,J=8Hz),7.75−7.85(3H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),
8.40(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,
s) (4) 4−[3−(3,5−ジイソプロポキシベンゾイ
ルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.29(12H,d,J=7Hz),
4.28(2H,s),4.69(2H,m),6.66(1H,t,J=2Hz),7.0
−7.1(3H,m),7.35−7.45(2H,m),7.52(1H,t,J=8H
z),7.75−7.85(3H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),8.41(1
H,m),8.48(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz) (5) 4−[3−(3,5−ジ第三級ブチルベンゾイル
アミノ)フェニル]−2−[3−ピリジルメチル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・
塩酸塩 NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.32(18H,m),4.49(2
H,s),7.09(1H,d,J=8Hz),7.42(1H,dd,J=5Hz,8H
z),7.5−7.65(2H,m),7.77(2H,s),7.8−7.9(2H,
m),8.01(1H,dd,J=5Hz,8Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),
8.44(1H,m),8.52(1H,d,J=8Hz),8.83(1H,d,J=5H
z),8.92(1H,s) (6) 4−[3−[(2,6−ジクロロピリジン−4−
イル)カルボニルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリ
ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン・塩酸塩 NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.48(2H,s),7.14(1H,
d,J=8Hz),7.41(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.60(1H,t,J=
8Hz),7.80(1H,d,J=8Hz),7.79(1H,s),8.0−8.1(3
H,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),8.52
(1H,d,J=8Hz),8.82(1H,d,J=5Hz),8.92(1H,s) (7) 2−ベンジル−4−[3−[(E)−3−(4
−ピリジル)アクリロイルアミノ]フェニル]−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.0−7.1
(2H,m),7.35−7.45(2H,m),7.5−7.6(4H,m),7.7−
7.8(3H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,d,J=5H
z),8.48(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz),8.65
(2H,d,J=5Hz) (8) 4−[3−(3,4−ジクロロベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.79(1H,d,J
=8Hz),7.17(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.3−7.5(3H,m),
7.6−7.7(3H,m),7.88(1H,d,J=2Hz),8.22(1H,d,J
=8Hz),8.35−8.45(2H,m),8.62(1H,s),8.69(1H,
s) (9) 4−[3−(3,5−ジメチルベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.36(6H,s),4.31(2H,
s),7.01(1H,d,J=8Hz),7.18(1H,s),7.2−7.35(2
H,m),7.41(2H,s),7.55(1H,t,J=8Hz),7.70(1H,d,
J=8Hz),7.75−7.85(2H,m),7.99(1H,s),8.19(1H,
d,J=8Hz),8.4−8.5(2H,m),8.72(1H,s) 実施例67 3−アミノ−2−(3−ビフェニルイルアミノ)ピリ
ジン(196mg)と3−(4−ヒドロキシフェニル)ピル
ジン酸(162mg)とのエタノール(5ml)中混合物を、還
流下に2時間撹拌する。混合物を冷却し、つぎに、酢酸
エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。
有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物
をメタノールから結晶化させて、4−(3−ビフェニル
イル)−2−(4−ヒドロキシベンジル)−3−オキソ
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(186mg)
を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.11(2H,s),6.70(2H,
dt,J=8Hz,2Hz),7.18(2H,d,J=8Hz),7.3−7.5(5H,
m),7.6−7.75(4H,m),7.81(1H,d,J=8Hz),8.26(1
H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),9.26(1H,s) 実施例68 実施例2、42、43、44、51、52、53または67と同様に
して、次の化合物を得る。
(1) 4−(3−ビフェニルイル)−2−(3−ピリ
ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2−7.5(7
H,m),7.6−7.7(3H,m),7.75(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.
83(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.19(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.
44(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.
73(1H,d,J=2Hz) (2) 4−[3−(3−インドリジニルカルボニル)
フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),6.71(1H,
d,J=5Hz),7.13(1H,dt,J=2Hz,8Hz),7.3−7.5(4H,
m),7.61(1H,m),7.7−7.85(4H,m),7.90(1H,dt,J=
8Hz,2Hz),8.22(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.45(2H,m),8.
60(1H,d,J=2Hz),9.87(1H,d,J=8Hz) (3) 4−(3−ベンゾイルアミノフェニル)−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.09(1H,
d,J=8Hz),7.35−7.45(2H,m),7.5−7.65(4H,m),7.
75−7.9(3H,m),7.96(2H,d,J=8Hz),8.21(1H,dd,J
=2Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.48(1H,dd,J
=2Hz,8Hz),8.60(1H,d,J=2Hz) (4) 4−(3−ビフェニルイル)−2−フェニル−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.3−7.8(13H,m),8.30(1
H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(2H,m),8.48(1H,dd,J=2Hz,
5Hz) (5) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
[(キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]フェニ
ル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.29(2H,s),7.14(1H,
d,J=8Hz),7.35−7.45(2H,m),7.59(1H,t,J=8Hz),
7.7−7.95(5H,m),8.1−8.25(3H,m),8.4−8.5(2H,
m),8.61(1H,s),8.98(1H,d,J=2Hz),9.37(1H,d,J
=2Hz) (6) 4−[3−(N−メチル−N−アセチルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.20(3H,s),4.27(2H,
s),7.3−7.5(4H,m),7.61(1H,t,J=8Hz),7.79(1H,
d,J=8Hz),8.21(1H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.47
(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,s) (7) 4−[3−[(E)−2−(3,5−ジクロロフ
ェニル)ビニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.97(1H,d,J
=16Hz),7.1−7.4(8H,m),7.55−7.65(2H,m),7.83
(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,m),
8.52(1H,m),8.73(1H,s) (8) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,
5−ジクロロフェニルカルバモイル)フェニル]−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.3−7.45
(3H,m),7.64(1H,d,J=8Hz),7.7−7.85(2H,m),7.9
−8.0(3H,m),8.10(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8H
z),8.4−8.5(2H,m),8.60(1H,s) (9) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[N
−メチル−N−(3,5−ジクロロフェニルカルバモイ
ル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.45(3H,s),4.48(2H,
s),6.99(2H,s),7.18(1H,m),7.2−7.3(3H,m),7.4
5−7.55(2H,m),7.80(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.13(1H,
m),8.32(1H,m),8.51(1H,m),8.70(1H,d,J=2Hz) (10) 2−ベンジル−4−[3−[(E)−2−(4
−ピリジル)ビニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.01(1H,d,J
=16Hz),7.2−7.35(8H,m),7.4−7.7(5H,m),8.20
(1H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.58(2H,d,J=5Hz) (11) 2−ベンジル−4−(3−シクロペンチルオキ
シ−4−メトキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.5−1.65(2H,m),1.75−
2.0(6H,m),3.89(3H,s),4.31(2H,s),4.70(1H,
m),6.72(1H,d,J=2Hz),6.79(1H,dd,J=2Hz),7.01
(1H,d,J=8Hz),7.2−7.32(4H,m),7.50(1H,d,J=8H
z),8.18(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz) (12) 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウ
レイド]フェニル]−2−フェニル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,δ):3.88(3H,s),6.55(1H,m),6.9
5(5H,m),7.25(2H,m),7.50(5H,m),8.30(4H,m),
9.55(1H,s) (13) 2−ベンジル−4−(3−フェニルスルホニル
アミノフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン mp:199−211℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.20(2H,s),6.98(1H,d,J=8H
z),7.13(2H,m),7.30(7H,m),7.55(2H,m),7.62(1
H,m),7.79(2H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.35(1H,
m) (14) 2−ベンジル−6−フェニルチオ−4−[3−
(3−フェニルウレイド)フェニル]−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:183−185℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.20(2H,s),6.9−7.05(19H,
m),7.62(1H,s),7.98(1H,d,J=8Hz),8.80(1H,s),
8.93(1H,s) (15) 2−ベンジル−4−[3−(ピロール−1−イ
ル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン mp:169−170℃ (16) 2−(4−ヒドロキシベンジル)−4−[3−
(ピロール−1−イル)フェニル]−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:263℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.08(2H,s),6.26(2H,m),6.7
0(2H,d,J=8Hz),7.18(2H,d,J=8Hz),7.21(1H,m),
7.40(3H,m),7.61(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.67(1H,
m),7.73(1H,m),8.26(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.40(1
H,dd,J=5Hz,2Hz),9.25(1H,s) (17) 2−ベンジル−4−[3−(2−メトキシカル
ボニルピロール−1−イル)フェニル]−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:190−191℃ NMR(DMSO−d6,δ):3.72(3H,s),4.23(2H,s),6.6
5(1H,m),7.24(1H,m),7.3−7.45(6H,m),7.50(1H,
m),7.67(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.85(2H,m),8.03(1
H,m),8.27(1H,m),8.41(1H,m) 実施例69 4−(3−ビフェニルイル)−2−(4−ヒドロキシ
ベンジル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(76mg)、トリエチルアミン(0.05ml)お
よび4−ジメチルアミノピリジン(3mg)の1,4−ジオキ
サン(2ml)中混合物に、無水酢酸(0.035ml)を加え
る。混合物を室温で1時間撹拌し、つぎに、酢酸エチル
と重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層
を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、2−(4−
アセトキシベンジル)−4−(3−ビフェニルイル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(58mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.03(2H,d,J
=8Hz),7.25−7.8(12H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.4
3(1H,d,J=5Hz) 実施例70 シクロペンタノール(0.08ml)とトリホスゲン(87m
g)との1,2−ジクロロエタン(2ml)中混合物を、室温
で20時間撹拌する。つぎに、この混合物を、4−(3−
アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(193mg)とトリエ
チルアミン(0.25ml)との1,4−ジオキサン(3ml)中混
合物に加える。混合物を室温で1時間撹拌し、つぎに、
重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽
出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム−メタノール、40:1)に付して、2−ベンジ
ル−4−(3−シクロペンチルオキシカルボニルアミノ
フェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(41mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.55−1.95(8H,m),4.31
(2H,s),5.17(1H,m),6.73(1H,s),6.94(1H,m),7.
2−7.5(8H,m),8.19(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,d
d,J=2Hz,5Hz) 実施例71 4−[3−(4−アセトキシベンゾイルアミノ)フェ
ニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ
リド[2,3−b]ピラジン(147mg)をメタノール(3m
l)および1,4−ジオキサン(3ml)と混合し、これに、
炭酸カリウム(83mg)の水(0.5ml)溶液を加える。混
合物を室温で1.5時間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと水
との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノ
ールから結晶化させて、2−ベンジル−4−[3−(4
−ヒドロキシベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(53mg)
を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),6.87(2H,
d,J=8Jz),7.04(1H,m),7.2−7.45(7H,m),7.50(1
H,t,J=8Hz),7.75−7.9(4H,m),8.23(1H,m),8.40
(1H,d,J=5Hz) 実施例72 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジンを、実施例1と同様にし
て、メチルイソシアナートと反応させて、次の化合物を
得る。
4−[3−[3−(3−メチルウレイド)フェニル]フ
ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:248−252℃ NMR(DMSO−d6,δ):2.63(3H,d,J=6Hz),4.28(2H,
s),6.01(1H,q,J=6Hz),7.20(1H,d,J=8Hz),7.3−
7.43(5H,m),7.60(1H,m),7.64(1H,d,J=8Hz),7.76
(3H,m),8.20(1H,m),8.41(1H,d,J=5Hz),8.47(1
H,m),8.59(1H,s),8.62(1H,s) 実施例73 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジンを、実施例1と同様にし
て、エチルイソシアナートと反応させて、次の化合物を
得る。
4−[3−[3−(3−エチルウレイド)フェニル]フ
ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:257−158℃ NMR(DMSO−d6,δ):1.04(3H,t,J=7Hz),3.08(2H,
m),4.26(2H,s),6.11(1H,t,J=7Hz),7.20(1H,m),
7.3−7.43(5H,m),7.61(1H,m),7.64(1H,d,J=8H
z),7.75(3H,m),8.20(1H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),
8.46(1H,d,J=5Hz),8.53(1H,s),8.60(1H,s) 実施例74 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジンを、実施例1と同様にし
て、フェニルイソシアナートと反応させて、次の化合物
を得る。
4−[3−[3−(3−フェニルウレイド)フェニル]
フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:234℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.28(2H,s),6.97(1H,dd,J=8
Hz,8Hz),7.28(3H,m),7.40(7H,m),7.66(2H,m),7.
80(3H,m),8.20(1H,m),8.40(1H,m),8.47(1H,m),
8.60(1H,s),8.70(1H,s),8.80(1H,s) 実施例75 実施例56と同様にして、次の化合物を得る。
4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン mp:202−204℃ NMR(CDCl3,δ):3.73(2H,s),4.32(2H,s),6.15
(1H,m),6.90(1H,m),6.98(1H,d,J=8Hz),7.25(4
H,m),7.44(1H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.70
(1H,d,J=8Hz),7.82(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,d,J=
8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),8.50(1H,m),8.72(1H,
s) 実施例76 実施例57または58と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−[3−[3−N,N−ビス(メチルスルホニ
ル)アミノ]フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジ
ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン mp:240−246℃ NMR(DMSO−d6,δ):3.55(6H,s),4.28(2H,s),7.4
0(3H,m),7.53(1H,m),7.60(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.
69(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.79(3H,m),7.85(1H,m),
7.90(1H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m),8.48
(1H,m),8.60(1H,m) (2) 4−[3−[3−(2−ナフトイルアミノ)フ
ェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:202−210℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.28(2H,s),7.38(3H,m),7.4
6(2H,m),7.65(4H,m),7.80(2H,m),7.90(1H,m),
8.05(4H,m),8.16(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.44
(2H,m),8.60(2H,s) (3) 4−[3−[3−[(ベンゾ[b]チオフェン
−2−イル)カルボニルアミノ]フェニル]フェニル]
−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジ
ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:216−218℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.27(2H,s),7.40(3H,m),7.4
8(4H,m),7.69(2H,m),7.81(3H.m),8.01(1H,m),
8.07(1H,d,J=8Hz),8.12(1H,s),8.22(1H,d,J=8H
z),8.37(1H,s),8.41(1H,d,J=4Hz),8.48(1H,d,J
=4Hz),8.60(1H,s) (4) 4−[3−[3−(2−キノキサリニルカルボ
ニルアミノ)フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジ
ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン mp:206−209℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.26(2H,s),7.40(3H,m),7.5
2(2H,m),7.68(1H,m),7.72(1H,m),7.80(1H,m),
7.85(1H,m),8.02(3H,m),8.22(2H,m),8.30(2H,
m),8.42(1H,m),8.46(1H,m),8.60(1H,s),9.57(1
H,s) (5) 4−[3−(3−プロピオニルアミノフェニ
ル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:223−224℃ NMR(DMSO−d6,δ):1.08(3H,t,J=7Hz),2.31(2H,
q,J=7Hz),4.26(2H,s),7.35(5H,m),7.62(3H,m),
7.76(2H,m),7.95(1H,s),8.20(1H,m),8.41(1H,
m),8.47(1H,m),8.59(1H,s) (6) 4−[3−[3−[(E)−3−(4−ピリジ
ル)アクリロイルアミノ]フェニル]フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン mp:185−191℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.27(2H,s),7.03(1H,d,J=16
Hz),7.40(5H,m),7.57(3H,m),7.75(5H,m),8.01
(1H,s),8.21(1H,m),8.41(1H,m),8.47(1H,m),8.
62(3H,m) 実施例77 実施例57または58および実施例48と同様にして、次の
化合物を得る。
(1) 4−[3−[3−(3,5−ジクロロフェニルス
ルホニルアミノ)フェニル]フェニル]−2−(3−ピ
リジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:185−195℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.48(2H,s),7.10(1H,m),7.4
0(4H,m),7.50(2H,m),7.6−7.8(5H,m),7.98(1H,
m),8.18(1H,m),8.42(1H,m),8.50(1H,m),8.81(1
H,m),8.90(1H,s) (2) 4−[3−(3−ベンゾイルアミノフェニル)
フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:210℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):4.47(2H,s),7.35−7.75(10H,
m),7.80(2H,m),7.97(3H,m),8.18(2H,m),8.45(2
H,m),8.80(1H,d,J=5Hz),8.90(1H,s) MASS:510(M+1) (3) 4−[3−[3−[(E)−3−エトキシカル
ボニルアクリロイルアミノ)フェニル]フェニル]−2
−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン mp:130−160℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):1.25(3H,t,J=7Hz),4.21(2H,
q,J=7Hz),4.49(2H,s),6.70(1H,d,J=14Hz),7.24
(1H,d,J=14Hz),7.35−7.5(4H,m),7.62(2H,m),7.
69(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.78(1H,m),8.00(1H,m),
8.10(1H,s),8.17(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5H
z),8.51(1H,m),8.82(1H,m),8.92(1H,s) (4) 4−[3−(3−エトキシカルボニルアミノフ
ェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・
塩酸塩 mp:168−183℃ NMR(DMSO−d6,δ):1.23(3H,t,J=7Hz),4.12(2H,
q,J=7Hz),4.45(2H,s),7.28(1H,m),7.40(4H,m),
7.58(1H,m),7.66(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.74(1H,
m),7.84(1H,m),7.96(1H,dd,J=8Hz,6Hz),8.17(1
H,d,J=8Hz),8.42(1H,m),8.47(1H,m),8.79(1H,
m),8.89(1H,s),9.72(1H,s) (5) 4−[3−[3−(シクロプロピルカルボニル
アミノ)フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメ
チル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン・塩酸塩 mp:265−274℃ NMR(DMSO−d6,δ):0.77(4H,d,J=7Hz),1.83(1H,
m),4.48(2H,s),7.3−7.45(4H,m),7.55(1H,m),7.
60(1H,m),7.68(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.75(1H,m),
8.00(2H,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,m),8.51
(1H,m),8.83(1H,m),8.92(1H,s) (6) 4−[3−(3−ピルボイルアミノフェニル)
フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:202−206(分解) NMR(DMSO−d6,δ):3.84(3H,s),4.48(2H,s),7.3
8(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.4
8(2H,m),7.63(1H,m),7.70(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.
79(2H,m),8.00(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.10(1H,s),
8.18(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.44(1H,d,J=5Hz),8.49
(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.82(1H,d,J=5Hz),8.91(1H,
s) (7) 4−[3−[3−(3−エトキシカルボニルプ
ロパノイルアミノ)フェニル]フェニル]−2−(3−
ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:104−158℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):1.17(3H,t,J=7Hz),2.59(4H,
m),4.03(2H,q,J=7Hz),4.48(2H,s),7.3−7.43(4
H,m),7.53(1H,m),7.60(1H,m),7.68(1H,dd,J=8H
z,8Hz),7.75(1H,m),7.96(1H,m),8.00(1H,m),8.1
9(1H,m),8.43(1H,m),8.47(1H,m),8.80(1H,m),
8.90(1H,s) (8) 4−[3−(3−フェノキシカルボニルアミノ
フェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
・塩酸塩 mp:188−197℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.47(2H,s),7.2−7.3(3H,
m),7.3−7.5(7H,m),7.60(1H,s),7.68(1H,dd,J=8
Hz,8Hz),7.78(1H,m),7.91(1H,m),7.98(1H,m),8.
17(1H,m),8.43(1H,m),8.47(1H,m),8.80(1H,m),
8.90(1H,s) (9) 4−[3−[(E)−3−シンナモイルアミノ
フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
・塩酸塩 mp:181−191℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.50(2H,s),6.90(1H,d,J=16
Hz),7.43(7H,m),7.56(1H,m),7.62(3H,m),7.70
(2H,m),7.79(1H,m),8.00(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.1
2(1H,m),8.19(1H,d,J=8Hz),8.45(1H,m),8.50(1
H,m),8.82(1H,d,J=5Hz),8.92(1H,s) (10) 4−[3−(3,5−ジフルオロベンゾイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.85(1H,d,J
=8Hz),6.9−7.0(1H,m),7.21(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
7.3−7.5(4H,m),7.62(1H,d,J=8Hz),7.71(1H,s),
7.79(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.42(2H,
m),8.57(1H,s),8.70(1H,s) (11) 4−[3−[(E)−3−(4−ニトロフェニ
ル)プロペノイルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリ
ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.0−7.01
(2H,m),7.35−7.45(2H,m),7.53(1H,t,J=8Hz),7.
65−7.8(4H,m),7.90(2H,d,J=8Hz),8.21(1H,d,J=
8Hz),8.30(2H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),8.48
(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz) (12) 4−[3−(3,5−ジクロロフェニルスルホニ
ルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
・塩酸塩 mp:228−238℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.40(2H,s),6.80(1H,m),7.0
8(1H,m),7.17(1H,m),7.23(1H,m),7.40(3H,m),
7.74(1H,m),7.88(1H,m),7.99(1H,m),8.05(1H,
m),8.38(2H,m),8.75(1H,m),8.84(1H,m) (13) 4−(3−フェノキシカルボニルアミノフェニ
ル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:227−232℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.45(2H,s),7.01(1H,m),7.2
2(3H,m),7.40(3H,m),7.53(3H,m),8.00(1H,m),
8.13(1H,m),8.41(1H,m),8.51(1H,m),8.82(1H,
m),8.90(1H,m) 実施例78 2−メチル−4−(3−スクシンイミドフェニル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(18.4g)、N−ブロモスクシンイミド(12.7g)および
過酸化ベンゾイル(1.6g)との溶液を、還流下に4時間
加熱する。混合物を濃縮し、クロマトグラフィー(クロ
ロホルム)により精製して、2−ブロモメチル−4−
(3−スクシンイミドフェニル)−3−オキソ−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(15.6g)を黄色結
晶として得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.89(4H,s),4.67(2H,
s),7.33(1H,dd,J=7Hz,4Hz),7.36(1H,dd,J=7Hz,1H
z),7.43(1H,t,J=1Hz),7.59(1H,dd,J=7Hz,1Hz),
7.69(1H,t,J=7Hz),8.22(1H,d,J=7Hz),8.48(1H,
d,J=4Hz) MASS(FAB)(m/e):413,415 実施例79 2−ブロモメチル−3−スクシンイミドフェニル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(990mg)のアセトニトリル(10ml)溶液に、1−アセ
チルイミダゾール(528mg)を加える。溶液を1時間還
流下に加熱する。混合物を蒸発させる。残留物を4N塩酸
(15ml)に溶解させ、溶液を110℃に2時間加熱する。
溶液を蒸発させる。残留物にトリエチルアミン(5ml)
およびメタノール(10ml)を加える。混合物を蒸発させ
る。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し
て、2−(1−イミダゾリルメチル)−4−(3−アミ
ノフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3
−b]ピラジン(410mg)を黄色粉末として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.32(2H,br s),5.44
(2H,s),6.38−6.46(2H,m),6.68(1H,d,J=7Hz),6.
95(1H,s),7.18(1H,dd,J=7Hz,7Hz),7.22(1H,s),
7.35−7.41(1H,m),7.72(1H,s),8.13(1H,d,J=7H
z),8.43(1H,d,J=5Hz) MASS(FAB)(m/e):319 実施例80 2−(1−イミダゾリルメチル)−4−(3−アミノ
フェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(1.07g)、塩化2−ナフトイル(705mg)
およびトリエチルアミン(0.94g)のジオキサン−ジメ
チルスルホキシド(2:1)(10ml)溶液を、18時間撹拌
する。混合物に水を加える。この混合物を酢酸エチル
(100ml)で抽出し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。粗生成物をクロマトグラフィーに付し
て、2−(1−イミダゾリルメチル)−4−[3−(2
−ナフトイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(360mg)を黄色粉
末として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):5.47(2H,s),6.96(1H,
s),7.11(1H,d,J=7Hz),7.24(1H,s),7.38−7.43(1
H,m),7.55−7.69(3H,m),7.72(1H,s),7.88(1H,d,J
=7Hz),7.94(1H,s),7.96−8.11(4H,m),8.19(1H,
d,J=7Hz),8.45(1H,m),8.59(1H,s) 実施例81 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン(100mg)と無水フタル酸
(48mg)とのジオキサン(3ml)溶液を、室温で一夜撹
拌する。反応混合物を水で希釈し、析出した結晶を集め
て、4−[3−[3−(2−カルボキシベンゾイルアミ
ノ)フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン(110mg)を得る。
mp:150℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):4.26(2H,s),7.40(5H,m),7.5
5(2H,m),7.65(4H,m),7.75(2H,m),7.88(1H,d,J=
8Hz),8.05(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,
J=5Hz),8.46(1H,br s),8.60(1H,br s) MASS:554(M+1) 実施例82 実施例81と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−[3−[3−(3−カルボキシプロパノイ
ルアミノ)フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジル
メチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン mp:193−199℃ NMR(DMSO−d6,δ):2.55(4H,m),4.27(2H,s),7.4
0(5H,m),7.55(1H,m),7.64(2H,m),7.77(2H,m),
7.94(1H,m),8.21(1H,m),8.40(1H,m),8.45(1H,
m),8.60(1H,s) (2) 4−[3−[3−[(Z)−3−カルボキシ−
3−フェニルアクリロイルアミノ]フェニル]フェニ
ル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:189−198℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):4.25(2H,s),6.43(1H,s),7.4
0(8H,m),7.65(5H,m),7.78(2H,m),8.01(1H,m),
8.20(1H,m),8.40(1H,m),8.47(1H,m),8.60(1H,
m) 実施例83 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン(200mg)のジオキサン(6m
l)溶液に、無水トリフルオロ酢酸(48mg)を加え、混
合物を室温で2時間撹拌する。反応混合物を水および重
炭酸ナトリウム溶液で希釈し、析出した結晶を集めて、
4−[3−(3−トリフルオロアセチルアミノフェニ
ル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(0.25
g)を得る。
mp:138−144℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.25(2H,s),7.39(3H,m),7.5
3(2H,m),7.69(3H,m),7.80(2H,m),7.97(1H,m),
8.21(1H,m),8.40(1H,m),8.47(1H,m),8.60(1H,
m) MASS:502(M+1) 実施例84 4−シクロペンチルオキシ−3−メトキシ安息香酸
(118mg)のジクロロメタン(2ml)溶液に、塩化オキサ
リル(0.09ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド1滴
を加える。室温で30分間撹拌後、混合物を濃縮し、残留
物をジクロロメタン(2ml)に溶解させる。この溶液
を、4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(13
7mg)とトリエチルアミン(0.105ml)とのジクロロメタ
ン(3ml)中混合物に加える。混合物を室温で30分間撹
拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液と
の混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム
水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。残留物をメタノールから結晶化させて、
2−ベンジル−4−[3−(4−シクロペンチルオキシ
−3−メトキシベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(139m
g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.5−2.0(8H,m),3.84(3
H,s),4.30(2H,s),4.78(1H,m),6.74(1H,d,J=8H
z),6.88(1H,d,J=8Hz),7.15−7.3(4H,m),7.35−7.
5(4H,m),7.62(1H,t,J=2Hz),7.71(1H,d,J=8Hz),
8.12(1H,s),8.19(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,dd,
J=2Hz,5Hz) 実施例85 4−[3−(6−アセトキシ−2−ナフトイルアミ
ノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(840m
g)と3N塩酸(25ml)との混合物を、室温で2時間撹拌
する。つぎに、混合物を濃縮し、酢酸エチルと重炭酸ナ
トリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、
重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノールから
結晶化させて、4−[3−(6−ヒドロキシ−2−ナフ
トイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン(127mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.10(1H,
d,J=8Hz),7.20(2H,m),7.35−7.45(2H,m),7.55(1
H,t,J=8Hz),7.75−8.0(6H,m),8.22(1H,d,J=8H
z),8.4−8.55(3H,m),8.62(1H,s) 実施例86 4−[3−(N−メチル−N−アセチルアミノ)フェ
ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(2.02g)の3N
塩酸(20ml)溶液を、還流下に2時間撹拌する。つぎ
に、混合物を氷水中に注ぎ、重炭酸ナトリウムでアルカ
リ性にする。生じた固体を集め、水で洗い、エタノール
から結晶化させて、4−[3−(メチルアミノ)フェニ
ル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(1.06g)を得
る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.67(3H,d,J=6Hz),4.
24(2H,s),5.86(1H,m),6.43(2H,m),6.64(1H,d,J
=8Hz),7.22(1H,t,J=8Hz),7.38(2H,m),7.78(1H,
d,J=8Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.4−8.5(2H,m),8.
60(1H,s) 実施例87 4−[3−(メチルアミノ)フェニル]−2−(3−
ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(200mg)のクロロホルム(5ml)
溶液に、塩化3−[(E)−4−メトキシカルボニルフ
ェニル]プロペノイル(137mg)を加える。混合物を室
温で15分間撹拌し、濃縮する。残留物をメタノールから
結晶化させて、4−[3−[N−メチル−N−[(E)
−4−メトキシカルボニルシンナモイル]アミノ]フェ
ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩(114m
g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.50(3H,s),3.92(3H,
s),4.49(2H,s),6.72(1H,d,J=16Hz),7.17(1H,t,J
=2Hz),7.25−7.4(2H,m),7.4−7.55(3H,m),7.65−
7.75(2H,m),7.88(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.99(2H,d,J
=8Hz),8.18(1H,m),8.37(1H,m),8.49(1H,d,J=8H
z),8.68(1H,d,J=5Hz),8.87(1H,s) 実施例88 実施例79と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−[3−(1−ナフチル)フェニル]−2−
(1−イミダゾリルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:180−185℃ NMR(CDCl3,δ):5.41(2H,s),7.10(1H,s),7.15
(1H,s),7.35(2H,m),7.50(5H,m),7.72(3H,m),7.
90(2H,m),8.07(1H,m),8.19(1H,d,J=8Hz),8.53
(1H,m) MASS:430(M+1) (2) 2−(1−イミダゾリルメチル)−4−[3−
(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3−
オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):5.41(2H,s),6.84(1H,d,J
=7Hz),7.00(1H,s),7.09(1H,s),7.34(1H,dd,J=7
Hz,5Hz),7.40−7.47(2H,m),7.64−7.74(5H,m),8.1
7(1H,d,J=7Hz),8.45(1H,m),8.90(1H,s) (3) 2−(1−イミダゾリルメチル)−4−(3−
ビフェニルイル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):5.40(2H,s),7.10(1H,
s),7.14(1H,s),7.20−7.50(5H,m),7.57−7.78(6
H,m),8.17(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.47(1H,m) 実施例89 ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.
Org.Chem.)54巻731頁(1989年)に開示されているのと
類似の方法に従って、1−アミノ−1H−1,3,5−トリア
ゾールと2−ブロモメチル−4−(3−メトキシカルボ
ニルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジンとから、次の化合物を合成する。
2−(1−1H−1,2,4−トリアゾリルメチル)−4−
(3−メトキシカルボニルフェニル)−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.88(3H,s),5.66(2H,
s),7.41(1H,dd,J=8Hz,7Hz),7.68(1H,d,J=9Hz),
7.73(1H,dd,J=9Hz,9Hz),8.01(1H,s),8.05(1H,
s),8.10(1H,d,J=8Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.42
(1H,d,J=7Hz),8.63(1H,s) 実施例90 ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.
Org.Chem.)54巻731頁(1989年)に開示されているのと
類似の方法に従って、1−アミノ−1H−1,3,4−トリア
ゾールと2−ブロモメチル−4−(3−メトキシカルボ
ニルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジンとから、次の化合物を合成する。
2−(1−1H−1,2,4−トリアゾリルメチル)−4−
(3−メトキシカルボニルフェニル)−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):3.88(3H,s),5.66(2H,
s),7.41(1H,dd,J=8Hz,7Hz),7.68(1H,d,J=9Hz),
7.73(1H,dd,J=9Hz,9Hz),8.01(1H,s),8.05(1H,
s),8.10(1H,d,J=8Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.42
(1H,d,J=7Hz),8.63(1H,s) 実施例91 実施例78と同様にして、次の化合物を得る。
2−ブロモメチル−4−[3−(1−ナフチル)フェニ
ル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(CDCl3,δ):4.70(2H,s),7.35(1H,dd,J=8Hz,
6Hz),7.41(1H,m),7.45−7.55(5H,m),7.70(2H,
m),7.90(2H,m),8.07(1H,m),8.23(1H,m),8.54(1
H,d,J=6Hz) 実施例92 実施例35と同様にして、次の化合物を得る。
2−[2−(ピロリジニルカルボニル)エチル]−4−
[3−[3−(2−メトキシカルボニルフェニル)ウレ
イド]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン mp:235−237℃ NMR(DMSO−d6,δ):1.80(2H,m),1.94(2H,m),2.7
7(2H,t,J=7Hz),3.10(2H,t,J=7Hz),3.30(2H,t,J
=7Hz),3.53(2H,t,J=7Hz),3.87(3H,s),6.8−7.05
(4H,m),7.40(3H,m),7.59(1H,m),8.08(1H,d,J=8
Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,s),8.38(1H,
m),9.51(1H,s) 実施例93 実施例26、27または59と同様にして、次の化合物を得
る。
(1) 2−ベンジル−4−[3−[3−(2−ビフェ
ニルイル)ウレイド]フェニル]−3−オキソ−3,4−
ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),6.90(1H,
m),7.1−7.6(17H,m),7.72(1H,s),7.89(1H,d,J=8
Hz),8.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=2Hz,5
Hz),9.21(1H,s) (2) 2−ベンジル−4−[3−[3−(5−キノリ
ル)ウレイド]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.97(1H,
d,J=8Hz),7.2−7.7(10H,m),7.82(1H,d,J=8Hz),
7.96(1H,d,J=6Hz),8.24(2H,d,J=8Hz),8.40(1H,
d,J=5Hz),8.59(1H,d,J=6Hz),8.98(1H,s),8.30
(1H,m) 実施例94 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(41mg)のジクロロメタン(2ml)溶液に、塩化オキサ
リル(0.02ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド1滴
を加える。室温で15分間撹拌後、混合物にアンモニア溶
液(28%、1ml)を加え、室温で15分間撹拌する。混合
物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中
に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗っ
て、2−ベンジル−4−(3−カルバモイルフェニル)
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン(139mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),7.15−7.7
(9H,m),7.82(1H,s),7.95−8.1(2H,m),8.25(1H,d
d,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz) 実施例95 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(200mg)、臭化ベンジル(144mg)および炭酸カリウム
(155mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)中混合
物を、室温で1時間撹拌する。つぎに、混合物を酢酸エ
チルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有
機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固
体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、2−ベンジ
ル−4−(3−ベンジルオキシカルボニルフェニル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(206mg)を得る。
NMR(CDCl3,200MHz,δ):4.30(2H,s),5.37(2H,
s),7.2−7.5(12H,m),7.66(1H,t,J=8Hz),7.98(1
H,t,J=2Hz),8.21(2H,dt,J=2Hz,8Hz),8.38(1H,dd,
J=2Hz,5Hz) 実施例96 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(105m
g)、無水プロピオン酸(0.045ml)、ピリジン(0.029m
l)および4−ジメチルアミノピリジン(1mg)のジクロ
ロメタン(2ml)中混合物を、室温で2時間撹拌する。
つぎに、混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液
との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウ
ム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮する。残留物をエタノールから結晶化させて、
2−ベンジル−4−(3−プロピオニルアミノフェニ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン(90mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):1.07(3H,t,J=7Hz),2.
32(2H,q,J=7Hz),4.21(2H,s),6.99(1H,d,J=8H
z),7.2−7.5(7H,m),7.55−7.65(2H,m),8.23(1H,
d,J=8Hz),8.39(1H,m) 実施例97 2−ベンジル−4−[3−[3−(2−ニトロフェニ
ル)ウレイド]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン(120mg)と10%パラジウ
ム炭(40mg)とのメタノール(2ml)−1,4−ジオキサン
(2ml)中混合物を、水素(3気圧)下に室温で4時間
撹拌する。触媒を去し、溶媒を蒸発させる。残留物を
メタノールから結晶化させて、4−[3−[3−(2−
アミノフェニル)ウレイド]フェニル]−2−ベンジル
−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
ン(97mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),4.80(2H,
s),6.57(1H,dt,J=2Hz,8Hz),6.7−6.95(3H,m),7.2
−7.55(10H,m),7.79(1H,s),8.24(1H,dd,J=2Hz,8H
z),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.96(1H,s) 実施例98 3−アミノ−2−(3−ビフェニルイルアミノ)ピリ
ジン(196mg)と3−(2−ニトロフェニル)ピルジン
酸(188mg)とのエタノール(5ml)中混合物を、還流下
に1時間撹拌する。混合物を冷却し、つぎに、酢酸エチ
ルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機
層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をメ
タノールから結晶化させて、4−(3−ビフェニルイ
ル)−2−(2−ニトロベンジル)−3−オキソ−3,4
−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(140mg)を得
る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.80(2H,s),7.22(1H,dd,
J=5Hz,8Hz),7.3−7.55(7H,m),7.6−7.7(4H,m),7.
78(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.99(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.
14(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz) 実施例99 4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−2−メチ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ
ジン(5.02g)、N−ブロモスクシンイミド(4.0g)お
よび過酸化ベンゾイル(0.50g)のクロロホルム(60m
l)中混合物を、還流下に2時間撹拌する。混合物を濃
縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム1%メタノール)に付して、2−ブロモメチル−4
−(3−メトキシカルボニルフェニル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(4.75g)を
得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.91(3H,s),4.19(2H,
s),7.37(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.53(1H,m),7.69(1
H,t,J=8Hz),8.01(1H,s),8.2−8.3(2H,m),8.46(1
H,d,J=5Hz) 実施例100 2−ブロモメチル−4−(3−メトキシカルボニルフ
ェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(1.22g)と2−メチルイミダゾール(1.3
5g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)中混合物
を、80℃で1時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナ
トリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。
合わせた有機溶液を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩
水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム5%メタノール)に付して、4−(3−メトキシカル
ボニルフェニル)−2−[(”−メチルイミダゾール−
1−イル)メチル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン(154mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.49(3H,s),3.91(3H,
s),5.32(2H,s),6.96(1H,s),7.02(1H,s),7.33(1
H,dd,J=5Hz,8Hz),7.50(1H,d,J=8Hz),7.69(1H,t,J
=8Hz),7.99(1H,s),8.15−8.25(2H,m),8.44(1H,
d,J=5Hz) 実施例101 3−アミノ−2−[(3−ビフェニルイル)アミノ]
ピリジン(350mg)と2−ケトグルタル酸(235mg)との
エタノール(5ml)中混合物を、還流下に1時間撹拌す
る。溶媒を蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム中2.5%−3%メタノー
ル)に付して、4−(3−ビフェニルイル)−2−(2
−カルボキシエチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ
リド[2,3−b]ピラジン(222mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.78(2H,t,J=7Hz),3.
12(2H,t,J=7Hz),7.3−7.5(5H,m),7.6−7.75(4H,
m),7.81(1H,m),8.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1
H,dd,J=2Hz,5Hz) 実施例102 4−(3−ビフェニルイル)−2−(2−カルボキシ
エチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(80mg)、ヨードメタン(0.04ml)および
炭酸カリウム(90mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2
ml)中混合物を、室温で1時間撹拌する。つぎに、混合
物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中
に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液およ
び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す
る。残留物をメタノールから結晶化させて、4−(3−
ビフェニルイル)−2−(2−メトキシカルボニルエチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン(71mg)を得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.86(2H,t,J=7Hz),3.
17(2H,t,J=7Hz),3.63(3H,s),7.3−7.5(5H,m),7.
6−7.75(4H,m),7.82(1H,m),8.22(1H,dd,J=2Hz,8H
z),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz) 実施例103 4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−2−(3
−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン(0.29g)と4N塩酸(18ml)との
混合物を、還流下に2時間撹拌する。溶媒を蒸発させ、
粗製残留物をシリカゲル(29g)クロマトグラフィー
(溶離剤:クロロホルム−メタノール9:1)に付し、メ
タノールから結晶化させて、4−(3−カルボキシフェ
ニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩(0.29
g)を無色結晶として得る。
mp:260−265℃ NMR(DMSO−d6,δ):4.25(2H,s),7.39(2H,m),7.6
1(1H,m),7.69(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.78(1H,m),7.
94(1H,s),8.05(1H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.38
(1H,m),8.48(1H,m),8.60(1H,m) 実施例104 2−(ブロモメチル)−4−(3−スクシンイミドフ
ェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
b]ピラジン(420mg)のアセトニトリル(4ml)溶液
に、1−アセチルイミダゾール(179mg)を加える。溶
液を1時間還流下に加熱する。混合物を蒸発させる。残
留物を水に溶解させ、溶液に炭酸ナトリウムを加える。
混合物を酢酸エチルで抽出する。有機層を蒸発させる。
残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製して、2
−(1−イミダゾリルメチル)−4−(3−スクシンイ
ミドフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
[2,3−b]ピラジン(105mg)を黄色粉末として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):2.79(4H,s),5.44(2H,
s),6.94(1H,s),7.22(1H,s),7.32−7.46(4H,m),
7.68(1H,d,J=8Hz),7.72(1H,s),8.16(1H,d,J=8H
z),8.42(1H,d,J=7Hz) MASS(FAB)(m/e):401 実施例105 2−(3−ピリジルメチル)−4−(3−ビフェニル
イル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]
ピラジン(100mg)とm−クロロ過安息香酸(44.2mg)
との塩化メチレン(10ml)中混合物を、0℃で3時間撹
拌する。混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液で洗い、ク
ロロホルム(50ml)で抽出する。有機層を濃縮し、クロ
マトグラフィーに付して、2−[(3−ピリジル−N−
オキシド)メチル]−4−(3−ビフェニルイル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
(25mg)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.20−7.48
(8H,m),7.59−7.68(3H,m),7.74(1H,d,J=9Hz),8.
12(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.36(1
H,s),8.45(1H,dd,J=7Hz,3Hz) MASS(FAB)(m/e):407 実施例106 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,5−ジ
クロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,
4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(200mg)の塩
化メチレン(50ml)溶液に、0℃で、m−クロロ過安息
香酸(96.1mg)を加える。反応混合物を室温まで温まる
にまかせ、その後5時間撹拌する。反応混合物に10%硫
酸ナトリウム溶液(20ml)を加える。混合物をクロロホ
ルムで抽出する。有機層を乾燥し、濃縮する。粗製混合
物をクロマトグラフィーにより精製して、2−[(3−
ピリジル−N−オキシド)メチル]−4−[3−(3,5
−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ
−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを黄色結晶
として得る。
NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.21(2H,s),7.12(1H,
d,J=7Hz),7.34−7.44(3H,m),7.56(1H,dd,J=7Hz,7
Hz),7.77−7.86(2H,m),7.88(1H,m),7.98(1H,s),
7.99(1H,s),8.14(1H,d,J=7Hz),8.24(1H,d,J=7H
z),8.26(1H,s),8.41(1H,d,J=5Hz) MASS(FAB)(m/e):518,520 実施例107 2−メチル−4−(3−ビフェニルイル)−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(17
g)、N−ブロモスクシンイミド(10.6g)および2,2′
−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニト
リル)(167mg)のベンゼン(200ml)中混合物を、還流
下に2時間加熱する。混合物を水で洗い、濃縮する。粗
生成物をカラムクロマトグラフィーにより精製して、2
−ブロモメチル−4−(3−ビフェニルイル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(5g)
を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.70(2H,s),7.28−7.52
(6H,m),7.59−7.69(3H,m),7.50(1H,dd,J=8Hz,3H
z),8.23(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.48(1H,dd,J=7Hz,3H
z) 実施例108 2−ブロモメチル−(3−ビフェニルイル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(200m
g)のアセトニトリル溶液に、トリエチルアミン(0.14m
l)およびモルホリン(0.089ml)を加える。反応混合物
を60℃で5時間撹拌する。混合物を水中に注ぎ、酢酸エ
チルで抽出する。有機層を濃縮する。粗生成物をクロマ
トグラフィー(SiO2)により精製して、2−(1−モル
ホリノメチル)−4−(3−ビフェニルイル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(110m
g)を黄色粉末として得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.77(4H,s),3.82(4H,
s),3.91(2H,s),7.23−7.78(10H,m),8.28(1H,d,J
=8Hz),8.44(1H,m) 実施例109 2−メチル−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイル
アミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ
ド[2,3−b]ピラジン(4.4g)、N−ブロモスクシン
イミド(2.39g)および過酸化ベンゾイルのクロロホル
ム(40ml)中混合物を、還流下に3時間加熱する。混合
物を水で洗い、クロロホルム(80ml)で抽出し、濃縮す
る。粗生成物をクロマトグラフィーにより精製して、2
−ブロモメチル−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイ
ルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ
リド[2,3−b]ピラジン(1.4g)を得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.69(2H,s),6.93(1H,d,J
=6Hz),7.35(1H,dd,J=7Hz,5Hz),7.43−7.50(2H,
m),7.62(1H,m),7.74(1H,d,J=7Hz),7.99(1H,s),
8.12(1H,s),8.24(1H,d,J=7Hz),8.37(1H,s),8.49
(1H,d,J=5Hz) 実施例110 2−ブロモメチル−4−[3−(3,5−ジクロロベン
ゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン(105mg)と2−メチルイ
ミダゾール(171mg)とのN,N−ジメチルホルムアミド
(10ml)溶液を、70℃で3時間、80℃で1時間撹拌す
る。混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エ
チル(100ml)で抽出する。有機層を濃縮し、クロマト
グラフィーに付して、2−[(2−メチルイミダゾール
−1−イル)メチル]−4−[3−(3,5−ジクロロベ
ンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロピリド[2,3−b]ピラジン(50mg)を褐色粉末の
形で得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.47(3H,s),5.37(2H,
s),6.82(1H,d,J=6Hz),6.91(1H,s),6.99(1H,s),
7.34(1H,dd,J=7Hz,5Hz),7.41−7.48(2H,m),7.56
(1H,d,J=7Hz),7.69−7.71(2H,m),7.87(1H,s),8.
18(1H,d,J=7Hz),8.46(1H,d,J=4Hz),8.88(1H,s) 実施例111 2−ブロモメチル−4−[3−(3,5−ジクロロベン
ゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン(285mg)と2−フェニル
イミダゾール(734mg)とのN,N−ジメチルホルムアミド
(30ml)溶液を、80℃で3時間撹拌する。混合物を炭酸
水素ナトリウム水溶液(150ml)中に注ぎ、酢酸エチル
(150ml)で抽出する。有機層を濃縮し、クロマトグラ
フィーに付して、2−[(2−フェニルイミダゾール−
1−イル)メチル]−4−[3−(3,5−ジクロロベン
ゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロピリド[2,3−b]ピラジン(52mg)を褐色粉末の形
で得る。
NMR(CDCl3,300MHz,δ):5.53(2H,s),6.82(1H,d,J
=7Hz),7.10(1H,s),7.17(1H,s),7.28−7.55(7H,
m),7.59−7.66(4H,m),7.72(1H,m),8.17(1H,dd,J
=7Hz,3Hz),8.44−8.50(2H,m) 実施例112 実施例2、42、43、44、51、53または67と同様にし
て、次の化合物を得る。
4−[3−[(E)−2−(5−クロロピリジン−3
−イル)ビニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジン NMR(DMSO−d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.25−7.4
5(4H,m),7.5−7.65(3H,m),7.71(1H,d,J=8Hz),7.
79(1H,d,J=8Hz),8.22(2H,m),8.35−8.5(3H,m),
8.60(1H,s),8.70(1H,s) 実施例113 2−ベンジル−4−[3−(1−ピロリル)フェニ
ル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
ラジンを常法によりN−ブロモスクシンイミドと反応さ
せて、次の化合物を得る。
2−ベンジル−4−[3−(2,5−ジブロモピロール
−1−イル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン mp:90℃(分解) NMR(DMSO−d6,δ):4.22(2H,s),6.46(2H,s),7.2
3(1H,m),7.3−7.5(7H,m),7.55(1H,m),7.72(1H,d
d,J=8Hz,8Hz),8.23(1H,m),8.41(1H,m) MASS:537(M+) 実施例114 実施例57または58と同様にして、次の化合物を得る。
(1) 4−[3−[3−[(E)−3−(3−ピリジ
ル)アクリロイルアミノ]フェニル]フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン (2) 4−[3−[3−[(E)−3−(2−ピリジ
ル)アクリロイルアミノ]フェニル]フェニル]−2−
(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
ピリド[2,3−b]ピラジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 37/06 A61P 37/06 43/00 111 43/00 111 (56)参考文献 特開 昭55−115875(JP,A) 特開 昭63−301874(JP,A) Chem.Pharm.Bull., 23(4)810−816(1975) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 471/04 A61K 31/49 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (ここに、R1は、ニトロ、アミノ、保護されたアミノ、
    ヒドロキシおよび保護されたヒドロキシからなる群から
    選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいフェ
    ニルメチル;または、各々に、低級アルキル、N−オキ
    シド、フェニルおよびナフチルからなる群から選ばれた
    1または2個の置換基を有していてもよい1〜4個の窒
    素原子を含有する不飽和縮合複素環メチル、1〜4個の
    窒素原子を含有する不飽和3〜8員複素単環メチルまた
    は1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有す
    る飽和3〜8員複素単環メチルであり、 R2は、ピリジル基、フェニル基またはナフチル基であ
    り、該フェニル基またはナフチル基は以下の置換基から
    なる群から選ばれた1または2個の置換基を有していて
    もよい、 低級アルキル;ハロゲン;モノ(またはジまたはトリ)
    ハロ(低級)アルキル;ヒドロキシ;保護されたヒドロ
    キシ;カルボキシ;保護されたカルボキシ;カルボキシ
    (低級)アルキル;保護されたカルボキシ(低級)アル
    キル;低級アルコキシ;シアノ;ニトロ;アミノ;低級
    アルカノイルアミノ;フェニルオキシカルボニルアミノ
    またはナフチルオキシカルボニルアミノ;低級アルコキ
    シカルボニルアミノ;低級アルコキシグリオキシロイル
    アミノ;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ;シ
    クロ(低級)アルキルオキシカルボニルアミノ;シクロ
    (低級)アルキリデン(低級)アルカノイルアミノ;低
    級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、カルボキシ、
    保護されたカルボキシ、ニトロ、ヒドロキシ、保護され
    たヒドロキシ、モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低
    級)アルキル、シクロ(低級)アルキルオキシ、フェニ
    ル、ナフチル、カルボキシ(低級)アルケニル、保護さ
    れたカルボキシ(低級)アルケニル、アミノ、保護され
    たアミノ、1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8
    員複素単環−オキシ、および、ニトロを有していてもよ
    い1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8員複素単
    環−アミノからなる群から選ばれた1〜3個の置換基を
    有していてもよいベンゾイルアミノまたはナフトイルア
    ミノ;1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニ
    ルスルホニルアミノまたはナフチルスルホニルアミノ;
    フェニル(低級)アルキルスルホニルアミノまたはナフ
    チル(低級)アルキルスルホニルアミノ;シクロ(低
    級)アルキルカルボニルアミノ;[モノ(またはジ)フ
    ェニル(またはナフチル)(低級)アルカノイル]アミ
    ノ;低級アルカジエノイルアミノ;低級アルキルおよび
    ハロゲンからなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有
    していてもよい複素環式カルボニルアミノであり、該複
    素環基は1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8員
    複素単環基、1〜4個の窒素原子を含有する不飽和縮合
    複素環基、1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子を
    含有する飽和3〜8員複素単環基、1〜2個の硫黄原子
    を含有する不飽和3〜8員複素単環基、1個の酸素原子
    を含有する不飽和3〜8員複素単環基、1〜2個の酸素
    原子を含有する不飽和縮合複素環基、および1〜2個の
    硫黄原子を含有する不飽和縮合複素環基から選ばれる;
    低級アルキル、ハロゲン、カルボキシ、保護されたカル
    ボキシおよびニトロからなる群から選ばれた1〜3個の
    置換基を有していてもよいフェニル(低級)アルケノイ
    ルアミノまたはナフチル(低級)アルケノイルアミノ;1
    〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8員複素単環
    (低級)アルケノイルアミノ;低級アルキル、[ニト
    ロ、アミノ、保護されたアミノ、低級アルコキシ、低級
    アルキルチオ、低級アルキル、フェニル、ナフチル、カ
    ルボキシ、保護されたカルボキシ、ジ(低級)アルキル
    アミノ、モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級)アル
    キルおよびハロゲンからなる群から選ばれた1〜3個の
    置換基を有していてもよいフェニルまたはナフチル]、
    フェニルスルホニルまたはナフチルスルホニル、フェニ
    ル(低級)アルキルまたはナフチル(低級)アルキル、
    シクロ(低級)アルキル、および複素環基からなる群か
    ら選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカ
    ルバモイルアミノであり、該複素環基は1〜4個の窒素
    原子を含有する不飽和3〜8員複素単環基、1〜4個の
    窒素原子を含有する不飽和縮合複素環基、1〜2個の酸
    素原子と1〜3個の窒素原子を含有する飽和3〜8員複
    素単環基および1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原
    子を含有する不飽和3〜8員複素単環基から選ばれる;
    フェニル、ナフチル、ベンゾイルおよびナフトイルから
    なる群から選ばれた1または2個の置換基を有していて
    もよいチオカルバモイルアミノ;低級アルキルアミノ;N
    −低級アルカノイル−N−低級アルキルアミノ;N−ベン
    ゾイル(またはナフトイル)−N−低級アルキルアミ
    ノ;N−フェニル(またはナフチル)カルバモイル−N−
    低級アルキルアミノ;N−保護されたカルボキシフェニル
    (またはナフチル)(低級)アルケノイル−N−低級ア
    ルキルアミノ;低級アルキル、フェニルおよびナフチル
    からなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有していて
    もよい複素環式アミノであり、該複素環基は1〜4個の
    窒素原子を含有する不飽和3〜8員複素単環基および1
    〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子を含有する不飽
    和3〜8員複素単環基から選ばれる;低級アルカノイ
    ル;低級アルキルと1または2個のハロゲンを有してい
    てもよいフェニルおよびナフチルとからなる群から選ば
    れた1または2個の置換基を有していてもよいカルバモ
    イル;低級アルコキシを有していてもよいベンゾイルま
    たはナフトイル;複素環式カルボニルであり、該複素環
    基は1〜4個の窒素原子を含有する不飽和縮合複素環基
    および1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子を含有
    する飽和3〜8員複素単環基より選ばれる;1または2個
    のフェニルまたはナフチルを有していてもよいカルバモ
    イル(低級)アルキル;カルボキシ(低級)アルケニ
    ル、保護されたカルボキシ(低級)アルケニル、フェニ
    ル、ナフチル、低級アルコキシ、シクロ(低級)アルキ
    ルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、保護されたカルボキ
    シ、アミノ、低級アルカノイルアミノ、保護されたカル
    ボキシまたはカルボキシを有していてもよいベンゾイル
    アミノまたはナフトイルアミノ、低級アルキルスルホニ
    ルアミノ、モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級)ア
    ルカノイルアミノ、低級アルコキシカルボニルアミノ、
    フェニルオキシまたはナフチルオキシカルボニルアミ
    ノ、カルボキシ(低級)アルカノイルアミノ、保護され
    たカルボキシ(低級)アルカノイルアミノ、カルボキシ
    (低級)アルケノイルアミノ、保護されたカルボキシ
    (低級)アルケノイルアミノ、シクロ(低級)アルキル
    カルボニルアミノ、低級アルキルグリオキシロイルアミ
    ノ、1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニ
    ルスルホニルアミノまたはナフチルスルホニルアミノ、
    保護されたカルボキシまたはカルボキシを有していても
    よいフェニル(低級)アルケノイルアミノまたはナフチ
    ル(低級)アルケノイルアミノ、1〜4個の窒素原子を
    含有する不飽和3〜8員複素単環(低級)アルケノイル
    アミノ、1〜4個の窒素原子を含有する不飽和縮合複素
    環−カルボニルアミノ、1〜2個の硫黄原子を含有する
    不飽和縮合複素環−カルボニルアミノ、低級アルキルと
    フェニルおよびナフチルからなる群から選ばれた1また
    は2個の置換基を有していてもよいカルバモイルアミ
    ノ、ビス(低級アルキルスルホニル)アミノ、および、
    低級アルキル、フェニルおよびナフチルとからなる群か
    ら選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカ
    ルバモイルからなる群から選ばれた1〜3個の置換基を
    有していてもよいフェニルまたはナフチル;フェニル
    (低級)アルキルまたはナフチル(低級)アルキル;1〜
    3個のハロゲンを有していてもよいフェニル(低級)ア
    ルケニルまたはナフチル(低級)アルケニル;ベンゾイ
    ル(低級)アルケニルまたはナフトイル(低級)アルケ
    ニル;保護されたカルボキシ(低級)アルケニル;シア
    ノ(低級)アルケニル;1〜3個のハロゲンを有していて
    もよい複素環式(低級)アルケニルであり、該複素環基
    は1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8員複素単
    環基および1〜4個の窒素原子を含有する不飽和縮合複
    素環基から選ばれる;ハロゲン、シアノ、カルボキシ、
    保護されたカルボキシ、オキソ、低級アルコキシカルボ
    ニル、低級アルカノイル、アミノ、保護されたアミノお
    よび1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8員複素
    単環基からなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有し
    ていてもよい複素環基であり、該複素環基は1〜4個の
    窒素原子を含有する不飽和3〜8員複素単環基、1〜4
    個の窒素原子を含有する飽和3〜8員複素単環基、1〜
    4個の窒素原子を含有する不飽和縮合複素環基、1〜2
    個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子を含有する不飽和3
    〜8員複素単環基、1〜2個の硫黄原子を含有する不飽
    和3〜8員複素単環基および1〜2個の硫黄原子と1〜
    3個の窒素原子を含有する不飽和縮合複素環基から選ば
    れる;および1〜3個のフェニルまたはナフチルを有し
    ていてもよい1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜
    8員複素単環−オキシ;からなる群、 R3は水素である) で示される化合物およびその医薬として許容しうる塩。
  2. 【請求項2】R1がニトロ、アミノ、ヒドロキシまたは低
    級アルカノイルオキシを有していてもよいフェニルメチ
    ル;または、各々に低級アルキル、N−オキシドまたは
    フェニルを有していてもよいインドリルメチル、ピリジ
    ルメチル、イミダゾリルメチル、モルホリニルメチルま
    たはトリアゾリルメチルであり、 R2が、ピリジル基、フェニル基またはナフチル基であ
    り、該フェニル基またはナフチル基は以下の置換基から
    なる群から選ばれた1または2個の置換基を有していて
    もよい、 低級アルキル;ハロゲン;トリハロ(低級)アルキル;
    ヒドロキシ;低級アルカノイルオキシ;カルボキシ;エ
    ステル化されたカルボキシ;カルボキシ(低級)アルキ
    ル;エステル化されたカルボキシ(低級)アルキル;低
    級アルコキシ;シアノ;ニトロ;アミノ;低級アルカノ
    イルアミノ;フェノキシカルボニルアミノ;低級アルコ
    キシカルボニルアミノ;低級アルコキシグリオキシロイ
    ルアミノ;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ;
    シクロ(低級)アルキルオキシカルボニルアミノ;シク
    ロ(低級)アルキリデン(低級)アルカノイルアミノ;
    低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、エステル化
    されたカルボキシ、ニトロ、ヒドロキシ、保護されたヒ
    ドロキシ、モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級)ア
    ルキル、シクロ(低級)アルキルオキシ、フェニル、カ
    ルボキシ(低級)アルケニル、エステル化されたカルボ
    キシ(低級)アルケニル、アミノ、保護されたアミノ、
    ピリミジニルオキシ、および、ニトロを有していてもよ
    いピリジルアミノからなる群から選ばれた1〜3個の置
    換基を有していてもよいベンゾイルアミノまたはナフト
    イルアミノ;1または2個のハロゲンを有していてもよい
    フェニルスルホニルアミノ;フェニル(低級)アルキル
    スルホニルアミノ;シクロ(低級)アルキルカルボニル
    アミノ;[モノ(またはジ)フェニル(低級)アルカノ
    イル]アミノ;[ナフチル(低級)アルカノイル]アミ
    ノ;低級アルカジエノイルアミノ;各々に、低級アルキ
    ルおよびハロゲンからなる群から選ばれた1〜3個の置
    換基を有していてもよいフリルカルボニルアミノ、ピリ
    ジルカルボニルアミノ、チエニルカルボニルアミノ、イ
    ンドリルカルボニルアミノ、インドリニルカルボニルア
    ミノ、キノリルカルボニルアミノ、テトラヒドロキノリ
    ルカルボニルアミノ、ベンゾフリルカルボニルアミノ、
    ベンゾチエニルカルボニルアミノ、メチレンジオキシベ
    ンゾイルアミノまたはモルホリニルカルボニルアミノ;
    低級アルキル、ハロゲン、エステル化されたカルボキシ
    およびニトロからなる群から選ばれた1〜3個の置換基
    を有していてもよいフェニル(低級)アルケノイルアミ
    ノ;ピリジル(低級)アルケノイルアミノ;低級アルキ
    ル、[ニトロ、アミノ、低級アルコキシ、低級アルキル
    チオ、低級アルキル、フェニル、カルボキシ、エステル
    化されたカルボキシ、ジ(低級)アルキルアミノ、モノ
    (またはジまたはトリ)ハロ(低級)アルキルおよびハ
    ロゲンからなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有し
    ていてもよいフェニルまたはナフチル]、フェニルスル
    ホニル、フェニル(低級)アルキル、シクロ(低級)ア
    ルキル、ピリジル、キノリル、モルホリニルおよびチア
    ゾリルからなる群から選ばれた1または2個の置換基を
    有していてもよいカルバモイルアミノ;フェニル、ナフ
    チルおよびベンゾイルからなる群から選ばれた1または
    2個の置換基を有していてもよいチオカルバモイルアミ
    ノ;低級アルキルアミノ;N−低級アルカノイル−N−低
    級アルキルアミノ;N−ベンゾイル−N−低級アルキルア
    ミノ;N−フェニルカルバモイル−N−低級アルキルアミ
    ノ;N−エステル化されたカルボキシフェニル(低級)ア
    ルケノイル−N−低級アルキルアミノ;各々に、低級ア
    ルキルおよびフェニルからなる群から選ばれた1または
    2個の置換基を有していてもよいピリミジニルアミノま
    たはチアゾリルアミノ;低級アルカノイル;低級アルキ
    ルと1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニ
    ルとからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有
    していてもよいカルバモイル;低級アルコキシを有して
    いてもよいベンゾイル;インドリジニルカルボニル;モ
    ルホリニルカルボニル;1または2個のフェニルまたはナ
    フチルを有していてもよいカルバモイル(低級)アルキ
    ル;各々に、エステル化されたカルボキシ(低級)アル
    ケニル、フェニル、低級アルコキシ、シクロ(低級)ア
    ルキルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、エステル化され
    たカルボキシ、アミノ、低級アルカノイルアミノ、カル
    ボキシを有していてもよいベンゾイルアミノ、低級アル
    キルスルホニルアミノ、モノ(またはジまたはトリ)ハ
    ロ(低級)アルカノイルアミノ、低級アルコキシカルボ
    ニルアミノ、フェノキシカルボニルアミノ、カルボキシ
    (低級)アルカノイルアミノ、エステル化されたカルボ
    キシ(低級)アルカノイルアミノ、エステル化されたカ
    ルボキシ(低級)アルケノイルアミノ、シクロ(低級)
    アルキルカルボニルアミノ、低級アルキルグリオキシロ
    イルアミノ、1または2個のハロゲンを有していてもよ
    いフェニルスルホニルアミノ、カルボキシを有していて
    もよいフェニル(低級)アルケノイルアミノ、ピリジル
    (低級)アルケノイルアミノ、キノキサリニルカルボニ
    ルアミノ、ベンゾチエニルカルボニルアミノ、低級アル
    キルとフェニルおよびナフチルとからなる群から選ばれ
    た1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイ
    ルアミノ、ビス(低級アルキルスルホニル)アミノ、お
    よび低級アルキルとフェニルおよびナフチルとからなる
    群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよ
    いカルバモイルからなる群から選ばれた1または2個の
    置換基を有していてもよいフェニルまたはナフチル;フ
    ェニル(低級)アルキル;ナフチル(低級)アルキル;
    各々に1または2個のハロゲンを有していてもよいフェ
    ニル(低級)アルケニルまたはナフチル(低級)アルケ
    ニル;ベンゾイル(低級)アルケニル;エステル化され
    たカルボキシ(低級)アルケニル;シアノ(低級)アル
    ケニル;1または2個のハロゲンを有していてもよいピリ
    ジル(低級)アルケニル;ピリミジニル(低級)アルケ
    ニル;キノリル(低級)アルケニル;各々に、ハロゲ
    ン、シアノ、エステル化されたカルボキシ、オキソ、低
    級アルカノイル、アミノ、およびピリジルからなる群か
    ら選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいピ
    リジル、ピロリル、イミダゾリル、トリアゾリル、ピロ
    リジニル、インドリル、キノリル、イソキノリル、チア
    ゾリル、チエニルまたはベンゾチアゾリル;および1ま
    たは2個のフェニルを有していてもよいピリミジニルオ
    キシ;からなる群、で示される請求項1に記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】R1がニトロ、アミノ、ヒドロキシまたは低
    級アルカノイルオキシを有していてもよいフェニルメチ
    ル;インドリルメチル;N−オキシドを有していてもよい
    ピリジルメチル;低級アルキルまたはフェニルを有して
    いてもよいイミダゾリルメチル;モルホリニルメチル;
    またはトリアゾリルメチル;であり、 R2が、ピリジル基、フェニル基またはナフチル基であ
    り、該フェニル基またはナフチル基は以下の置換基から
    なる群から選ばれた1または2個の置換基を有していて
    もよい、 低級アルキル;ハロゲン;トリハロ(低級)アルキル;
    ヒドロキシ;低級アルカノイルオキシ;カルボキシ;低
    級アルコキシカルボニル、フェニル(低級)アルコキシ
    カルボニル;カルボキシ(低級)アルキル;低級アルコ
    キシカルボニル(低級)アルキル;低級アルコキシ;シ
    アノ;ニトロ;アミノ;低級アルカノイルアミノ;フェ
    ノキシカルボニルアミノ;低級アルコキシカルボニルア
    ミノ;低級アルコキシグリオキシロイルアミノ;シクロ
    (低級)アルキルカルボニルアミノ;シクロ(低級)ア
    ルキルオキシカルボニルアミノ;シクロ(低級)アルキ
    リデン(低級)アルカノイルアミノ;各々に、低級アル
    キル、ハロゲン、低級アルコキシ、低級アルコキシカル
    ボニル、ニトロ、ヒドロキシ、低級アルカノイルオキ
    シ、トリハロ(低級)アルキル、シクロ(低級)アルキ
    ルオキシ、フェニル、低級アルコキシカルボニル(低
    級)アルケニル、アミノ、ベンゾイルアミノ、ピリミジ
    ニルオキシ、およびニトロを有していてもよいピリジル
    アミノからなる群から選ばれた1または2個の置換基を
    有していてもよいベンゾイルアミノまたはナフトイルア
    ミノ;1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニ
    ルスルホニルアミノ;フェニル(低級)アルキルスルホ
    ニルアミノ;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミ
    ノ;[モノ(またはジ)フェニル(低級)アルカノイ
    ル]アミノ;「ナフチル(低級)アルカノイル]アミ
    ノ;低級アルカジエノイルアミノ;各々に、低級アルキ
    ルおよびハロゲンからなる群から選ばれた1または2個
    の置換基を有していてもよいフリルカルボニルアミノ、
    ピリジルカルボニルアミノ、チエニルカルボニルアミ
    ノ、インドリルカルボニルアミノ、インドリニルカルボ
    ニルアミノ、キノリルカルボニルアミノ、テトラヒドロ
    キノリルカルボニルアミノ、ベンゾフリルカルボニルア
    ミノ、ベンゾチエニルカルボニルアミノ、メチレンジオ
    キシベンゾイルアミノまたはモルホリニルカルボニルア
    ミノ;低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシカルボ
    ニルおよびニトロからなる群から選ばれた1または2個
    の置換基を有していてもよいフェニル(低級)アルケノ
    イルアミノ;ピリジル(低級)アルケノイルアミノ;低
    級アルキル、[各々に、ニトロ、アミノ、低級アルコキ
    シ、低級アルキルチオ、低級アルキル、フェニル、カル
    ボキシ、低級アルコキシカルボニル、ジ(低級)アルキ
    ルアミノ、トリハロ(低級)アルキルおよびハロゲンか
    らなる群から選ばれた1または2個の置換基を有してい
    てもよいフェニルまたはナフチル]、フェニルスルホニ
    ル、フェニル(低級)アルキル、シクロ(低級)アルキ
    ル、チアゾリル、ピリジル、キノリルおよびモルホリニ
    ルからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有し
    ていてもよいカルバモイルアミノ;フェニル、ナフチル
    またはベンゾイルを有していてもよいチオカルバモイル
    アミノ;低級アルキルアミノ;N−低級アルカノイル−N
    −低級アルキルアミノ;N−ベンゾイル−N−低級アルキ
    ルアミノ;N−フェニルカルバモイル−N−低級アルキル
    アミノ;N−[低級アルコキシカルボニルフェニル](低
    級)アルケノイル−N−低級アルキルアミノ;各々に低
    級アルキルまたはフェニルを有していてもよいチアゾリ
    ルアミノまたはピリミジニルアミノ;低級アルカノイ
    ル;低級アルキルかまたは1または2個のハロゲンを有
    していてもよいフェニルかを有していてもよいカルバモ
    イル;低級アルコキシを有していてもよいベンゾイル;
    モルホリニルカルボニル;インドリジニルカルボニル;
    フェニルまたはナフチルを有していてもよいカルバモイ
    ル(低級)アルキル;各々に、低級アルコキシカルボニ
    ル(低級)アルケニル、フェニル、低級アルコキシ、シ
    クロ(低級)アルキルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、
    低級アルコキシカルボニル、アミノ、低級アルカノイル
    アミノ、カルボキシを有していてもよいベンゾイルアミ
    ノ、低級アルキルスルホニルアミノ、トリハロ(低級)
    アルカノイルアミノ、低級アルコキシカルボニルアミ
    ノ、フェノキシカルボニルアミノ、カルボキシ(低級)
    アルカノイルアミノ、低級アルコキシカルボニル(低
    級)アルカノイルアミノ、低級アルコキシカルボニル
    (低級)アルケノイルアミノ、シクロ(低級)アルキル
    カルボニルアミノ、低級アルキルグリオキシロイルアミ
    ノ、1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニ
    ルスルホニルアミノ、カルボキシを有していてもよいフ
    ェニル(低級)アルケノイルアミノ、ピリジル(低級)
    アルケノイルアミノ、キノキサリニルカルボニルアミ
    ノ、ベンゾチエニルカルボニルアミノ、低級アルキルと
    フェニルおよびナフチルとからなる群から選ばれた1ま
    たは2個の置換基を有していてもよいカルバモイルアミ
    ノ、ビス(低級アルキルスルホニル)アミノ、および、
    低級アルキル、フェニルおよびナフチルからなる群から
    選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカル
    バモイルからなる群から選ばれた1または2個の置換基
    を有していてもよいフェニルまたはナフチル;フェニル
    (低級)アルキル;ナフチル(低級)アルキル;各々に
    1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニル
    (低級)アルケニルまたはナフチル(低級)アルケニ
    ル;ベンゾイル(低級)アルケニル;低級アルコキシカ
    ルボニル(低級)アルケニル;シアノ(低級)アルケニ
    ル;ハロゲンを有していてもよいピリジル(低級)アル
    ケニル;ピリミジニル(低級)アルケニル;キノリル
    (低級)アルケニル;ハロゲン、シアノ、低級アルコキ
    シカルボニル、オキソ、低級アルカノイル、アミノ、お
    よびピリジルからなる群から選ばれた1または2個の置
    換基を有していてもよいピリジル、チエニル、ピロリ
    ル、ピロリジニル、インドリル、キノリル、イソキノリ
    ル、イミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリルまた
    はトリアゾリル;およびフェニルを有していてもよいピ
    リミジニルオキシ;からなる群、で示される請求項2に
    記載の化合物。
  4. 【請求項4】R1がフェニルメチル、ニトロフェニルメチ
    ル、アミノフェニルメチル、ヒドロキシフェニルメチ
    ル、低級アルカノイルオキシフェニルメチル、インドリ
    ルメチル、N−オキシドを有していてもよいピリジルメ
    チル、低級アルキルまたはフェニルを有していてもよい
    イミダゾリルメチル、モルホリニルメチルまたはトリア
    ゾリルメチル、 R2が、ピリジル基、フェニル基またはナフチル基であ
    り、該フェニル基またはナフチル基は以下の置換基から
    なる群から選ばれた1または2個の置換基を有していて
    もよい、 低級アルキル;ハロゲン;トリハロ(低級)アルキル;
    ヒドロキシ;低級アルカノイルオキシ;カルボキシ;低
    級アルコキシカルボニル;フェニル(低級)アルコキシ
    カルボニル;カルボキシ(低級)アルキル;低級アルコ
    キシカルボニル(低級)アルキル;低級アルコキシ;シ
    アノ;ニトロ;アミノ;低級アルカノイルアミノ;フェ
    ノキシカルボニルアミノ;低級アルコキシカルボニルア
    ミノ;低級アルコキングリオキシロイルアミノ;シクロ
    (低級)アルキルカルボニルアミノ;シクロ(低級)ア
    ルキルオキシカルボニルアミノ;シクロ(低級)アルキ
    リデン(低級)アルカノイルアミノ;低級アルキル、ハ
    ロゲン、低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、
    ニトロ、ヒドロキシ、低級アルカノイルオキシ、トリハ
    ロ(低級)アルキル、シクロ(低級)アルキルオキシ、
    フェニル、低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニ
    ル、アミノ、ベンゾイルアミノ、ピリミジニルオキシ、
    およびニトロを有していてもよいピリジルアミノからな
    る群から選ばれた1または2個の置換基を有していても
    よいベンゾイルアミノ;ヒドロキシ、低級アルカノイル
    オキシまたは低級アルコキシカルボニルを有していても
    よいナフトイルアミノ;1または2個のハロゲンを有して
    いてもよいフェニルスルホニルアミノ;フェニル(低
    級)アルキルスルホニルアミノ;シクロ(低級)アルキ
    ルカルボニルアミノ;[モノ(またはジ)フェニル(低
    級)アルカノイル]アミノ;[ナフチル(低級)アルカ
    ノイル]アミノ;低級アルカジエノイルアミノ;フリル
    カルボニルアミノ;1または2個のハロゲンを有していて
    もよいピリジルカルボニルアミノ;チエニルカルボニル
    アミノ;低級アルキルを有していてもよいインドリルカ
    ルボニルアミノ;インドリニルカルボニルアミノ;キノ
    リルカルボニルアミノ;テトラヒドロキノリルカルボニ
    ルアミノ;ベンゾフリルカルボニルアミノ;ベンゾチエ
    ニルカルボニルアミノ;メチレンジオキシベンゾイルア
    ミノ;モルホリニルカルボニルアミノ;低級アルキル、
    ハロゲン、低級アルコキシカルボニルまたはニトロを有
    していてもよいフェニル(低級)アルケノイルアミノ;
    ピリジル(低級)アルケノイルアミノ;低級アルキル、
    [ニトロ、アミノ、低級アルコキシ、低級アルキルチ
    オ、低級アルキル、フェニル、カルボキシ、低級アルコ
    キシカルボニル、ジ(低級)アルキルアミノ、トリハロ
    (低級)アルキルおよびハロゲンからなる群から選ばれ
    た1または2個の置換基を有していてもよいフェニルま
    たはナフチル]、フェニルスルホニル、フェニル(低
    級)アルキル、シクロ(低級)アルキル、チアゾリル、
    ピリジル、キノリルおよびモルホリニルからなる群から
    選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカル
    バモイルアミノ;フェニル、ナフチルまたはベンゾイル
    を有していてもよいチオカルバモイルアミノ;低級アル
    キルアミノ;N−低級アルカノイル−N−低級アルキルア
    ミノ;N−ベンゾイル−N−低級アルキルアミノ;N−フェ
    ニルカルバモイル−N−低級アルキルアミノ;N−[低級
    アルコキシカルボニルフェニル](低級)アルケノイル
    −N−低級アルキルアミノ;低級アルキルまたはフェニ
    ルを有していてもよいチアゾリルアミノ;ピリミジニル
    アミノ;低級アルカノイル;低級アルキルもしくは1ま
    たは2個のハロゲンを有していてもよいフェニルを有し
    ていてもよいカルバモイル;低級アルコキシを有してい
    てもよいベンゾイル;モルホリニルカルボニル;インド
    リジニルカルボニル;フェニルまたはナフチルを有して
    いてもよいカルバモイル(低級)アルキル;低級アルコ
    キシカルボニル(低級)アルケニル、フェニル、低級ア
    ルコキシ、シクロ(低級)アルキルオキシ、ハロゲン、
    カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、アミノ、低級
    アルカノイルアミノ、カルボキシを有していてもよいベ
    ンゾイルアミノ、低級アルキルスルホニルアミノ、トリ
    ハロ(低級)アルカノイルアミノ、低級アルコキシカル
    ボニルアミノ、フェノキシカルボニルアミノ、カルボキ
    シ(低級)アルカノイルアミノ、低級アルコキシカルボ
    ニル(低級)アルカノイルアミノ、低級アルコキシカル
    ボニル(低級)アルケノイルアミノ、シクロ(低級)ア
    ルキルカルバモイルアミノ、低級アルキルグリオキシロ
    イルアミノ、1または2個のハロゲンを有していてもよ
    いフェニルスルホニルアミノ、カルボキシを有していて
    もよいフェニル(低級)アルケノイルアミノ、ピリジル
    (低級)アルケノイルアミノ、キノキサリニルカルボニ
    ルアミノ、ベンゾチエニルカルボニルアミノ、低級アル
    キルとフェニルおよびナフチルとからなる群から選ばれ
    た1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイ
    ルアミノ、ビス(低級アルキルスルホニル)アミノ、お
    よび、低級アルキル、フェニルおよびナフチルからなる
    群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよ
    いカルバモイルからなる群から選ばれた1または2個の
    置換基を有していてもよいフェニル;低級アルコキシで
    置換されていてもよいナフチル;フェニル(低級)アル
    キル;ナフチル(低級)アルキル;2個のハロゲンを有し
    ていてもよいフェニル(低級)アルケニル;ナフチル
    (低級)アルケニル;ベンゾイル(低級)アルケニル;
    低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニル;シアノ
    (低級)アルケニル;ハロゲンを有していてもよいピリ
    ジル(低級)アルケニル;ピリミジニル(低級)アルケ
    ニル;キノリル(低級)アルケニル;ピリジル;ハロゲ
    ンを有していてもよいチエニル;ハロゲン;シアノおよ
    び低級アルコキシカルボニルからなる群から選ばれた1
    または2個の置換基を有していてもよいピロリル;オキ
    ソを有していてもよいピロリジニル;低級アルコキシカ
    ルボニルまたは低級アルカノイルを有していてもよいイ
    ンドリル;キノリル;イソキノリル;イミタゾリル;ア
    ミノまたはピリジルを有していてもよいチアゾリル;ベ
    ンゾチアゾリル;トリアゾリル;およびフェニルを有し
    ていてもよいピリミジニルオキシ;からなる群、 で示される請求項3に記載の化合物。
  5. 【請求項5】R2がフェニル、低級アルキルフェニル、ハ
    ロフェニル、トリハロ(低級)アルキルフェニル、ヒド
    ロキシフェニル、低級アルカノイルオキシフェニル、カ
    ルボキシフェニル、低級アルコキシカルボニルフェニ
    ル、[フェニル(低級)アルコキシカルボニル]フェニ
    ル、[カルボキシ(低級)アルキル]フェニル、[低級
    アルコキシカルボニル(低級)アルキル]フェニル、低
    級アルコキシフェニル、シアノフェニル、ニトロフェニ
    ル、アミノフェニル、[低級アルカノイルアミノ]フェ
    ニル、[フェノキシカルボニルアミノ]フェニル、[低
    級アルコキシカルボニルアミノ]フェニル、[低級アル
    コキシグリオキシロイルアミノ]フェニル、[シクロ
    (低級)アルキルオキシカルボニルアミノ]フェニル、
    [シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ]フェニ
    ル、[シクロ(低級)アルキリデン(低級)アルカノイ
    ルアミノ]フェニル、[ベンゾイルアミノ]フェニル、
    [モノ(またはジ)(低級アルキル)ベンゾイルアミ
    ノ]フェニル、[モノ(またはジ)ハロベンゾイルアミ
    ノ]フェニル、[ジ(低級アルコキシ)ベンゾイルアミ
    ノ]フェニル、[ビス(低級アルコキシカルボニル)ベ
    ンゾイルアミノ]フェニル、[モノ(またはジ)ニトロ
    ベンゾイルアミノ]フェニル、[ヒドロキシベンゾイル
    アミノ]フェニル、[低級アルカノイルオキシベンゾイ
    ルアミノ]フェニル、[ビス[トリハロ(低級)アルキ
    ル]ベンゾイルアミノ]フェニル、低級アルコキシカル
    ボニルとニトロとで置換されたベンゾイルアミノを有す
    るフェニル、低級アルコキシとシクロ(低級)アルキル
    オキシとで置換されたベンゾイルアミノを有するフェニ
    ル、[フェニルベンゾイルアミノ]フェニル、[[低級
    アルコキシカルボニル(低級)アルケニル]ベンゾイル
    アミノ]フェニル、[[ベンゾイルアミノ]ベンゾイル
    アミノ]フェニル、[ピリミジニルオキシベンゾイルア
    ミノ]フェニル、[[ニトロピリジルアミノ]ベンゾイ
    ルアミノ]フェニル、[ナフトイルアミノ]フェニル、
    [ヒドロキシナフトイルアミノ]フェニル、[[低級ア
    ルカノイルオキシナフトイル]アミノ]フェニル、
    [[低級アルコキシカルボニルナフトイル]アミノ]フ
    ェニル、[フェニルスルホニルアミノ]フェニル、[ジ
    ハロフェニルスルホニルアミノ]フェニル、[フェニル
    (低級)アルキルスルホニルアミノ]フェニル、[シク
    ロ(低級)アルキルカルボニルアミノ]フェニル、[モ
    ノ(またはジ)フェニル(低級)アルカノイルアミノ]
    フェニル、[ナフチル(低級)アルカノイルアミノ]フ
    ェニル、[低級アルカジエノイルアミノ]フェニル、
    [フリルカルボニルアミノ]フェニル、[ピリジルカル
    ボニルアミノ]フェニル、[ジハロピリジルカルボニル
    アミノ]フェニル、[チエニルカルボニルアミノ]フェ
    ニル、[インドリニルカルボニルアミノ]フェニル、
    [キノリルカルボニルアミノ]フェニル、[テトラヒド
    ロキノリルカルボニルアミノ]フェニル、[ベンゾフリ
    ルカルボニルアミノ]フェニル、[低級アルキルインド
    リルカルボニルアミノ]フェニル、[ベンゾチエニルカ
    ルボニルアミノ]フェニル、[メチレンジオキシベンゾ
    イルアミノ]フェニル、[モルホリニルカルボニルアミ
    ノ]フェニル、[フェニル(低級)アルケノイルアミ
    ノ]フェニル、[[低級アルキルフェニル(低級)アル
    ケノイル]アミノ]フェニル、[[モノ(またはジ)ハ
    ロフェニル(低級)アルケイノル]アミノ]フェニル、
    [[低級アルコキシカルボニルフェニル(低級)アルケ
    ノイル]アミノ]フェニル、[[ニトロフェニル(低
    級)アルケノイル]アミノ]フェニル、[ピリジル(低
    級)アルケノイルアミノ]フェニル、ウレイドフェニ
    ル、[低級アルキルウレイド]フェニル、[フェニルウ
    レイド]フェニル、[[アミノフェニル]ウレイド]フ
    ェニル、[[ハロフェニル]ウレイド]フェニル、
    [[ニトロフェニル]ウレイド]フェニル、[[低級ア
    ルコキシフェニル]ウレイド]フェニル、[[低級アル
    キルチオフェニル]ウレイド]フェニル、[[モノ(ま
    たはジ)(低級アルキル)フェニル]ウレイド]フェニ
    ル、[ビフェニリルウレイド]フェニル、[[カルボキ
    シフェニル]ウレイド]フェニル、[[低級アルコキシ
    カルボニルフェニル]ウレイド]フェニル、[[ジ(低
    級)アルキルアミノフェニル]ウレイド]フェニル、
    [[トリハロ(低級)アルキルフェニル]ウレイド]フ
    ェニル、[[ジハロフェニル]ウレイド]フェニル、
    [ナフチルウレイド]フェニル、[フェニルスルホニル
    ウレイド]フェニル、[フェニル(低級)アルキルウレ
    イド]フェニル、[シクロ(低級)アルキルウレイド]
    フェニル、[チアゾリルウレイド]フェニル、[ピリジ
    ルウレイド]フェニル、[キノリルウレイド]フェニ
    ル、[モルホリニルウレイド]フェニル、[N−フェニ
    ル−N−低級アルキルウレイド]フェニル、[フェニル
    (チオウレイド)]フェニル、[ナフチル(チオウレイ
    ド)]フェニル、[ベンゾイル(チオウレイド)]フェ
    ニル、[低級アルキルアミノ]フェニル、[N−低級ア
    ルカノイル−N−低級アルキルアミノ]フェニル、[N
    −ベンゾイル−N−低級アルキルアミノ]フェニル、
    [N−フェニルカルバモイル−N−低級アルキルアミ
    ノ]フェニル、[N−低級アルコキシカルボニルフェニ
    ル(低級)アルケノイル−N−低級アルキルアミノ]フ
    ェニル、[低級アルキルチアゾリルアミノ]フェニル、
    [フェニルチアゾリルアミノ]フェニル、[ピリミジニ
    ルアミノ]フェニル、低級アルカノイルフェニル、カル
    バモイルフェニル、[低級アルキルカルバモイル]フェ
    ニル、[フェニルカルバモイル]フェニル、[ジハロフ
    ェニルカルバモイル]フェニル、[N−ジハロフェニル
    −N−低級アルキルカルバモイル]フェニル、ベンゾイ
    ルフェニル、[低級アルコキシベンゾイル]フェニル、
    モルホリニルカルボニルフェニル、インドリジニルカル
    ボニルフェニル、[フェニルカルバモイル(低級)アル
    キル]フェニル、[ナフチルカルバモイル(低級)アル
    キル]フェニル、フェニルフェニル、[[低級アルコキ
    シカルボニル(低級)アルケニル]フェニル]フェニ
    ル、ビフェニリルフェニル、低級アルコキシとシクロ
    (低級)アルキルオキシとで置換されたフェニルを有す
    るフェニル、[ハロフェニル]フェニル、[カルボキシ
    フェニル]フェニル、[低級アルコキシカルボニルフェ
    ニル]フェニル、[アミノフェニル]フェニル、[[低
    級アルカノイルアミノ]フェニル]フェニル、[[ベン
    ゾイルアミノ]フェニル]フェニル、[[カルボキシベ
    ンゾイルアミノ]フェニル]フェニル、[[モノ(また
    はビス)(低級アルキルスルホニル)アミノ]フェニ
    ル]フェニル、[[トリハロ(低級)アルカノイルアミ
    ノ]フェニル]フェニル、[[低級アルコキシカルボニ
    ルアミノ]フェニル]フェニル、[[フェノキシカルボ
    ニルアミノ]フェニル]フェニル、[[カルボキシ(低
    級)アルカノイルアミノ]フェニル]フェニル、[[低
    級アルコキシカルボニル(低級)アルカノイルアミノ]
    フェニル]フェニル、[[低級アルコキシカルボニル
    (低級)アルケノイルアミノ]フェニル]フェニル、
    [[シクロ低級アルキルカルボニルアミノ]フェニル]
    フェニル、[[低級アルキルグリオキシロイルアミノ]
    フェニル]フェニル、[[ジハロフェニルスルホニルア
    ミノ]フェニル]フェニル、[[フェニル(低級)アル
    ケノイルアミノ]フェニル]フェニル、フェニルとカル
    ボキシとを有する低級アルケノイルアミノで置換された
    フェニルフェニル、[[ピリジル(低級)アルケノイル
    アミノ]フェニル]フェニル、[[キノキサリニルカル
    ボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[ベンゾチエニ
    ルカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級ア
    ルキルカルバモイルアミノ]フェニル]フェニル、
    [[フェニルカルバモイルアミノ]フェニル]フェニ
    ル、ナフチルフェニル、[低級アルコキシナフチル]フ
    ェニル、[フェニル(低級)アルキル]フェニル、[ナ
    フチル(低級)アルキル]フェニル、[フェニル(低
    級)アルケニル]フェニル、[ジハロフェニル(低級)
    アルケニル]フェニル、[ナフチル(低級)アルケニ
    ル]フェニル、[ベンゾイル(低級)アルケニル]フェ
    ニル、[低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニ
    ル]フェニル、[シアノ(低級)アルケニル]フェニ
    ル、[ピリジル(低級)アルケニル]フェニル、[ピリ
    ミジニル(低級)アルケニル]フェニル、キノリル(低
    級)アルケニル]フェニル、ピリジルフェニル、チエニ
    ルフェニル、[ハロチエニル]フェニル、ピロリルフェ
    ニル、[ジハロピロリル]フェニル、[シアノピロリ
    ル]フェニル、[低級アルコキシカルボニルピロリル]
    フェニル、[ジオキソピロリジニル]フェニル、インド
    リルフェニル、[低級アルコキシカルボニルインドリ
    ル]フェニル、[低級アルカノイルインドリル]フェニ
    ル、キノリルフェニル、イソキノリルフェニル、イミダ
    ゾリルフェニル、[アミノチアゾリル]フェニル、[ピ
    リジルチアゾリル]フェニル、ベンゾチアゾリルフェニ
    ル、トリアゾリルフェニル、ピリミジニルオキシフェニ
    ル、[フェニルピリミジニルオキシ]フェニル、ハロゲ
    ンとアミノとを有するフェニル、ハロゲンと(ハロフェ
    ニル)ウレイドとを有するフェニル、ハロゲンと(低級
    アルコキシフェニル)ウレイドとを有するフェニル、ハ
    ロゲンと低級アルカノイルアミノとを有するフェニル、
    ビス(低級アルコキシカルボニル)フェニル、低級アル
    コキシカルボニルとアミノとを有するフェニル、低級ア
    ルコキシカルボニルと低級アルカノイルアミノとを有す
    るフェニル、低級アルコキシカルボニルとナフトイルア
    ミノとを有するフェニル、ハロゲンとナフトイルアミノ
    とを有するフェニル、シクロ(低級)アルキルオキシと
    低級アルコキシとを有するフェニル、ナフチルまたはピ
    リジルである、請求項4に記載の化合物。
  6. 【請求項6】R1がピリジルメチルであり、 R2が[(ジハロベンゾイル)アミノ]フェニル、[ビス
    (低級アルコやシカルボニル)ベンゾイルアミノ]フェ
    ニル、(ナフトイルアミノ)フェニル、[(低級アルカ
    ノイルオキシナフトイル)アミノ]フェニル、[ピリジ
    ル(低級)アルケニル]フェニル、[[ハロピリジル]
    (低級)アルケニル]フェニル、[キノリル(低級)ア
    ルケニル]フェニル、ナフチルフェニルまたは[[[ピ
    リジル(低級)アルケノイル]アミノ]フェニル]フェ
    ニルである、請求項5に記載の化合物。
  7. 【請求項7】(1) 2−(3−ピリジルメチル)−4
    −[3−(3,5−ジブロモベンゾイルアミノ)フェニ
    ル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ
    ラジンまたはその塩酸塩、 (2) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,
    5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキ
    ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンまたはそ
    の塩酸塩、 (3) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,
    5−ビス(メトキシカルボニル)ベンゾイルアミノ]フ
    ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−
    d]ピラジンまたはその塩酸塩、 (4) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
    [(E)−2−(4−キノリル)ビニル]フェニル]−
    3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
    ン、 (5) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(2
    −ナフトイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−
    ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンまたはその塩酸
    塩、 (6) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(6
    −アセトキシ−2−ナフトイル)アミノ]フェニル]−
    3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
    ン、 (7) 2−(3−ピリジルメチル)4−[3−
    [(E)−2−(3−ピリジル)ビニル]フェニル]−
    3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ
    ン、 (8) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
    (E)−2−(4−ピリジル)ビニル]フェニル]−3
    −オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン、 (9) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−
    [(E)−2−(5−クロロピリジン−3−イル)ピニ
    ル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド
    [2,3−b]ピラジン、 (10) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(2
    −ナフチル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
    ピリド[2,3−b]ピラジンおよび (11) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[3
    −[(E)−3−(4−ピリジル)アクリロイルアミ
    ノ]フェニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒド
    ロピリド[2,3−b]ピラジン からなる群から選ばれた、請求項6に記載の化合物。
  8. 【請求項8】R1がイミダゾリルメチルであり、 R2が(ナフトイルアミノ)フェニルである請求項5に記
    載の化合物。
  9. 【請求項9】2−(1−イミダゾリルメチル)−4−
    [3−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]−3−オキ
    ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンである、
    請求項8に記載の化合物。
  10. 【請求項10】請求項1の化合物またはその医薬として
    許容しうる塩を活性成分とし、これを製薬上許容しうる
    担体との混合物として含有する医薬組成物。
  11. 【請求項11】請求項1の化合物またはその医薬として
    許容しうる塩を有効成分として含有するホスホジエステ
    ラーゼIV(PDE−IV)阻害剤。
  12. 【請求項12】請求項1の化合物またはその医薬として
    許容しうる塩を有効成分として含有する腫瘍壊死因子
    (TNF)産生阻害剤。
  13. 【請求項13】請求項1の化合物またはその医薬として
    許容しうる塩を製薬上許容しうる担体と混合することを
    特徴とする医薬組成物の製造法。
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