JPH10502630A - 複素二環式誘導体 - Google Patents

複素二環式誘導体

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JPH10502630A
JPH10502630A JP8504226A JP50422696A JPH10502630A JP H10502630 A JPH10502630 A JP H10502630A JP 8504226 A JP8504226 A JP 8504226A JP 50422696 A JP50422696 A JP 50422696A JP H10502630 A JPH10502630 A JP H10502630A
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Abstract

(57)【要約】 式: [ここに、R1は適当な置換基を有していてもよいアリール、適当な置換基を有していてもよいアル(低級)アルキル、ハロ(低級)アルキル、保護されたカルボキシ(低級)アルキル、アシル(低級)アルキル、複素環基または適当な置換基を有していてもよい複素環式(低級)アルキルであり、R2は適当な置換基を有していてもよいアリールであるかまたは複素環基であり、R3は水素、低級アルコキシまたはアリールチオである]の医薬として有用な複素二環式誘導体およびそれらの医薬として許容しうる塩。

Description

【発明の詳細な説明】 複素二環式誘導体 技術分野 この発明は、医薬として有用な新規複素二環式誘導体およびそれらの医薬とし て許容しうる塩に関する。 背景技術 いくらかの複素二環式誘導体が、たとえばEP O 008 864 A2に記載されていて 、既知である。 発明の開示 この発明は、新規複素二環式誘導体に関する。 この発明の一目的は、強いホスホジエステラーゼIV(PDE IV)阻害活性および 強い腫瘍壊死因子(TNF)産生阻害活性を有する新規かつ有用なピリドピラジン 誘導体およびそれらの医薬として許容しうる塩を提供することである。 この発明の他の一目的は、該ピリドピラジン誘導体およびそれらの塩の製造法 を提供することである。 この発明の別の一目的は、該ピリドピラジン誘導体またはそれらの医薬として 許容しうる塩を含有する医薬組成物を提供することである。 この発明のさらに別の目的は、ヒトおよび動物におけるPDE−IVおよびTNF介在 性疾患、たとえば慢性炎症性疾患、特異的自己免疫疾患、敗血症により誘起され た臓器損傷などの予防的および治療的処置のための医薬としての該ピリドピラジ ン誘導体またはそれらの医薬として許容しうる塩の用途を提供することである。 本発明が目的とするピリドピラジン誘導体は新規であり、次の一般式(I)で 表わすことができる: (ここに、R1は適当な置換基を有していてもよいアリール、適当な置換基を有 していてもよいアル(低級)アルキル、ハロ(低級)アルキル、保護されたカル ボキシ(低級)アルキル、アシル(低級)アルキル、複素環基または適当な置換 基を有していてもよい複素環式(低級)アルキルであり、 R2は適当な置換基を有していてもよいアリールであるかまたは複素環基であ り、 R3は水素、低級アルコキシまたはアリールチオである。) 本発明の目的化合物(I)は、次の諸方法により製造できる。方法(1) 方法(2) 方法(3) 方法(4) 方法(5) ここに、R1、R2およびR3は各々上に定義した通りであり、 リールであり、 R4は低級アルキルであり、 R5はN−保護基であり、 Yはハロゲンであり、 Aは低級アルキレンである。 本発明の出発化合物(II)は、次の方法により製造できる。方法(A) 方法(B) 方法(C) 方法(D) 方法(E) 方法(F) 方法(G) 方法(H) 方法(I) ここに、R2、R3およびR4は各々上に定義した通りであり、 R6は1〜3個のハロゲン原子を有していてもよい複素環基であり、 R7はアリールであり、 R8はアシルアミノを有するアリールであり、 R9は低級アルキルであり、 X1、X2、X3、X4およびX5は各々脱離基である。 目的化合物(I)の医薬として許容しうる好適な塩は、慣用的な無毒性であっ て、それらとしては、無機塩基との塩、たとえばアルカリ金属塩(たとえばナト リウム塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金属塩(たとえばカルシウム塩、マ グネシウム塩など)、アンモニウム塩;有機塩基との塩、たとえば有機アミン塩 (たとえばトリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エタノールアミン塩 、トリエタノールアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N’−ジベンジル エチレンジアミン塩など);無機酸付加塩(たとえば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫 酸塩、燐酸塩など);有機カルボン酸またはスルホン酸付加塩(たとえば蟻酸塩 、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、メタン スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩など);塩基性ま たは酸性アミノ酸(たとえばアルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸など) との塩などの、塩基との塩または酸付加塩が挙げられる。 本明細書の上記および後記の説明において本発明がその範囲内に包含せんとす る種々の定義の好適な例、具体例を以下に詳細に説明する。 「低級」なる語は、とくに断わらない限り、炭素原子数1〜6、好ましくは1 〜4の基を意味するために使用する。 「高級」なる語は、とくに断わらない限り、炭素原子数7〜20の基を意味する ために使用する。 好適な「低級アルキル」ならびに「アル(低級)アルキル」、「ハロ(低級) アルキル」、「保護されたカルボキシ(低級)アルキル」、「アシル(低級)ア ルキル」、「複素環式(低級)アルキル」および「複素環式オキシカルボニル( 低級)アルキル」なる表現における「低級アルキル部分」としては、メチル、エ チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第二級ブチル、第三級ブ チル、ペンチル、第三級ペンチル、ヘキシルなどの炭素原子数1〜6の直鎖状ま たは分技鎖状のものが挙げられ、より好ましい例としてはC1−C4アルキルが挙 げられる。 好適な「低級アルケニル」としては、ビニル、1−(または2−)プロペニル 、1−(または2−または3−)ブテニル、1−(または2−または3−または 4−)ペンテニル、1−(または2−または3−または4−または5−)ヘキセ ニル、メチルビニル、エチルビニル、1−(または2−または3−)メチル−1 −(または2−)プロペニル、1−(または2−または3−)エチル−1−(ま たは2−)プロペニル、1−(または2−または3−または4−)メチル−1− (または2−または3−)ブテニルなどが挙げられ、より好ましい例としてはC2 〜C4アルケニルが挙げられる。 好適な「低級アルキニル」としては、エチニル、1−プロピニル、プロパルギ ル、1−メチルプロパルギル、1または2または3−ブチニル、1または2また は3または4−ペンチニル、1または2または3または4または5−ヘキシニル などが挙げられる。 好適な「低級アルコキシ」としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ プロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキシ、t−ペ ンチルオキシ、ヘキシルオキシなどが挙げられる。 好適な「低級アルキレン」としては、メチレン、エチレン、トリメチレン、テ トラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、メチルメチレン、エチルエチ レン、プロピレンなどの直鎖状または分枝鎖状のものが挙げられ、それらのうち でより好ましいのはC1〜C4アルキレンであり、とくに好ましいのはメチレンで ある。 好適な「シクロ(低級)アルキル」としては、シクロペンチル、シクロヘキシ ルなどが挙げられる。 好適な「シクロ(低級)アルケニル」としては、シクロヘキセニル、シクロヘ キサジエニルなどが挙げられる。 好適な「アリール」ならびに「アル(低級)アルキル」、「アリールチオ」、 「アミノアリール」および「アシルアミノアリール」なる表現における好適な「 アリール部分」としては、フェニル、ナフチルなどが挙げられる。 好適な「ハロゲン」ならびに「ハロ(低級)アルキル」なる表現における好適 な「ハロゲン部分」としては、弗素、臭素、塩素および沃素が挙げられる。 好適な「脱離基」としては、酸残基、上に例を挙げて示した通りの低級アルコ キシなどが挙げられる。 好適な「酸残基」としては、上に例示した通りのハロゲン、アシルオキシなど が挙げられる。 好適な「ハライド」としては、フルオリド、ブロミド、クロリドなどが挙げら れる。 好適な「保護されたカルボキシ」ならびに「保護されたカルボキシ(低級)ア ルキル」なる表現における好適な「保護されたカルボキシ部分」としては、エス テル化されたカルボキシなどが挙げられる。そして、該エステルの好適な例とし ては、低級アルキルエステル(たとえばメチルエステル、エチルエステル、プロ ピルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、イソブチルエステル、 t−ブチルエステル、ペンチルエステル、t−ペンチルエステル、ヘキシルエス テルなど);低級アルケニルエステル(たとえばビニルエステル、アリルエステ ルなど);低級アルキニルエステル(たとえばエチニルエステル、プロピニルエ ステルなど);低級アルコキシ(低級)アルキルエステル(たとえばメトキシメ チルエステル、エトキシメチルエステル、イソプロポキシメチルエステル、1− メトキシエチルエステル、1−エトキシエチルエステルなど);低級アルキルチ オ(低級)アルキルエステル(たとえばメチルチオメチルエステル、エチルチオ メチルエステル、エチルチオエチルエステル、イソプロポキシチオメチルエステ ルなど);モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級)アルキルエステル(たとえ ば2−ヨードエチルエステル、2,2,2−トリクロロエチルエステルなど);低 級アルカノイルオキシ(低級)アルキルエステル(たとえばアセトキシメチルエ ステル、プロピオニルオキシメチルエステル、ブチリルオキシメチルエステル、 バレリルオキシメチルエステル、ピバロイルオキシメチルエステル、ヘキサノイ ルオキシメチルエステル、1−アセトキシエチルエステル、2−アセトキシエチ ルエステル、2−プロピオニルオキシエチルエステルなど);低級アルコキシカ ルボニルオキシ(低級)アルキルエステル(たとえばメトキシカボニルオキシメ チルエステル、エトキシカルボニルオキシメチルエステル、プロポキシカルボニ ルオキシメチルエステル、1−(または2−)[メトキシカルボニルオキシ]エ チルエステル、1−(または2−)[エトキシカルボニルオキシ]エチルエステ ル、1−(または2−)[プロポキシカルボニルオキシ]エチルエステル、1− (または2−)[イソプロポキシカルボニルオキシ]エチルエステルなど);低 級アルカンスルホニル(低級)アルキルエステル(たとえばメシルメチルエステ ル、2−メシルエチルエステルなど);低級アルコキシカルボニル(低級)アル キルエステル(たとえばメトキシカルボニルオキシメチルエステル、エトキシカ ルボニルオキシメチルエステル、プロポキシカルボニルオキシメチルエステル、 t−ブトキシカルボニルオキシメチルエステル、1−(または2−)メトキシカ ルボニルオキシエチルエステル、1−(または2−)エトキシカルボニルオキシ エチルエステル、1−(または2−)イソプロポキシカルボニルオキシエチルエ ステルなど);フタリジリデン(低級)アルキルエステル;(5−低級アルキル −2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)(低級)アルキルエステル[ たとえば(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル エステル、(5−エチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチ ルエステル、(5−プロピル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イ ル)エチルエステルなど];モノ(またはジまたはトリ)アルキル(低級)アル キルエステル、たとえば1個以上の適当な置換基を有していてもよいモノ(また はジまたはトリ)フェニル(低級)アルキルエステル(たとえばベンジルエステ ル、4−メトキシベンジルエステル、4−ニトロベンジルエステル、フェネチル エステル、トリチルエステル、ベンズヒドリルエステル、ビス(メトキシフェニ ル)メチルエステル、3,4−ジメトキシベンジルエステル、4−ヒドロキシ− 3,5−ジ−t−ブチルベンジルエステルなど);1個以上の適当な置換基を有 していてもよいアリールエステル、たとえば置換または無置換フェニルエステル (たとえばフェニルエステル、トリルエステル、t−ブチルフェニルエステル、 キシリルエステル、メシチルエステル、クメニルエステル、4−クロロフェニル エステル、4−メトキシフェニルエステルなど);トリ(低級)アルキルシリル エステル;低級アルキルチオエステル(たとえばメチルチオエステル、エチルチ オエステルなど)などのものが挙げられる。 「保護されたヒドロキシ」なる表現における好適な「ヒドロキシ保護基」とし ては、アシル、1個以上の適当な置換基を有していてもよいモノ(またはジまた はトリ)フェニル(低級)アルキル(たとえばベンジル、4−メトキシベンジル 、トリチルなど、三置換シリル[たとえばトリ(低級)アルキルシリル(たとえ ばトリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリルなど)など]、テトラヒドロピ ラニルなどが挙げられる。 好適な「N−保護基」としては、アシルもしくはモノ(またはジまたはトリ) アリール(低級)アルキル、たとえばモノ(またはジまたはトリ)フェニル(低 級)アルキル(たとえばベンジル、トリチルなど)などの慣用の保護基が挙げら れる。 好適な「保護されたアミノ」としては、アシルアミノもしくはモノ(またはジ またはトリ)アリール(低級)アルキル、たとえばモノ(またはジまたはトリ) フェニル(低級)アルキル(たとえばベンジル、トリチルなど)などの慣用の保 護基によって置換されたアミノ基が挙げられる。 好適な「アシル」ならびに「アシルアミノ」、「アシルオキシ」および「アシ ル(低級)アルキル」なる表現における好適な「アシル部分」としては、カルバ モイル、チオカルバモイル、脂肪族アシル基、芳香族環含有アシル基(以下、芳 香族アシルという)または複素環基含有アシル基(以下、複素環式アシルという )が挙げられる。 該アシルの好適な例を示せば、次の通りである: カルバモイル;チオカルバモイル; 脂肪族アシル、たとえば低級または高級アルカノイル(たとえばホルミル、ア セチル、プロパノイル、ブタノイル、2−メチルプロパノイル、ペンタノイル、 2,2−ジメチルプロパノイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、 ノナノイル、デカノイル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリデカノイル、テ トラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘキサデカノイル、ヘプタデカノイル、オ クタデカノイル、ノナデカノイル、イコサノイルなど);低級または高級アルケ ノイル(たとえばアクリロイル、2−(または3−)ブテノイル、2−(または 3−または4−)ペンテノイル、2−(または3−または4−または5−)ヘキ セノイルなど);低級または高級アルコキシカルボニル(たとえばメトキシカル ボニル、エトキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、t−ブトキシカルボ ニル、t−ペンチルオキシカルボニル、ヘプチルオキシカルボニルなど);低級 または高級アルキルスルホニル(たとえばメチルスルホニル、エチルスルホニル など);低級または高級アルコキシスルホニル(たとえばメトキシスルホニル、 エトキシスルホニルなど):低級アルカジエノイル(たとえばヘプタジエノイル 、ヘキサジエノイルなど);シクロ(低級)アルキルカルボニル(たとえばシク ロプロピルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シクロヘキシルカルボニル など);シクロ(低級)アルキリデン(低級)アルカノイル(たとえばシクロヘ プチリデンアセチル、シクロヘプチリデンプロパノイル、シクロヘキシリデンア セチル、シクロヘキシリデンプロパノイルなど);シクロ(低級)アルキルオキ シカルボニル(たとえばシクロペンチルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキ シカルボニルなど);低級アルキルグリオキシロイル(たとえばメチルグリオキ シロイル、エチルグリオキシロイル、プロピルグリオキシロイルなど);低級ア ルコキシグリオキシロイル(たとえばメトキシグリオキシロイル、エトキシグリ オキシロイル、プロポキシグリオキシロイルなど);など; 芳香族アシル、たとえばアロイル(たとえばベンゾイル、トルオイル、ナフト イルなど);アル(低級)アルカノイル[たとえばフェニル(低級)アルカノイ ル(たとえばフェニルアセチル、フェニルプロパノイル、フェニルブタノイル、 フェニルイソブタノイル、フェニルペンタノイル、フェニルヘキサノイルなど) 、ナフチル(低級)アルカノイル(たとえばナフチルアセチル、ナフチルプロパ ノイル、ナフチルブタノイルなど)など];アル(低級)アルケノイル[たとえ ばフェニル(低級)アルケノイル(たとえばフェニルプロペノイル、フェニルブ テノイル、フェニルメタクリロイル、フェニルペンテノイル、フェニルヘキセノ イルなど)、ナフチル(低級)アルケノイル(たとえばナフチルプロペノイル、 ナフチルブテノイルなど)など];アル(低級)アルコキシカルボニル[たとえ ばフェニル(低級)アルコキシカルボニル(たとえばベンジルオキシカルボニル など)など];アリールオキシカルボニル(たとえばフェノキシカルボニル、ナ フチルオキシカルボニルなど);アリールオキシ(低級)アルカノイル(たとえ ばフェノキシアセチル、フェノキシプロピオニルなど);アリールグリオキシロ イル(たとえばフェニルグリオキシロイル、ナフチルグリオキシロイルなど); アリールスルホニル(たとえばフェニルスルホニル、p−トリルスルホニルなど );アル(低級)アルキルスルホニル[たとえばフェニル(低級)アルキルスル ホニル(たとえばベンジルスルホニル、フェニルエチルスルホニルなど)、ナフ チル(低級)アルキルスルホニル(たとえばナフチルメチルスルホニル、ナフチ ルエチルスルホニルなど)など];など; 複素環式アシル、たとえば複素環式カルボニル;複素環式(低級)アルカノイ ル(たとえば複素環式アセチル、複素環式プロパノイル、複素環式ブタノイル、 複素環式ペンタノイル、複素環式ヘキサノイルなど);複素環式(低級)アルケ ノイル(たとえば複素環式プロペノイル、複素環式ブテノイル、複素環式ペンテ ノイル、複素環式ヘキセノイルなど);複素環式グリオキシロイル;複素環式オ キシカルボニル;など。ここに、上記の「複素環式カルボニル」、「複素環式( 低級)アルカノイル」、「複素環式(低級)アルケノイル」、「複素環式オキシ カルボニル」および「複素環式グリオキシロイル」なる表現における好適な「複 素環部分」は、より詳細には、酸素原子、硫黄原子、窒素原子などのヘテロ 原子を少なくとも1個含有する飽和または不飽和、単環式または多環式複素環基 を意味する。 そして、とくに好ましい複素環基としては、 1〜4個の窒素原子を含有する不飽和3〜8員(より好ましくは5または6員 )複素単環基、たとえばピロリル、ピロリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピ リジル、ジヒドロピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリア ゾリル(たとえば1H−1,2,4−トリアゾリル、4H−1,2,4−トリアゾリ ル、1H−1,2,3−トリアゾリル、2H−1,2,3−トリアゾリルなど)、テ トラゾリル(たとえば1H−テトラゾリル、2H−テトラゾリルなど)など; 1〜4個の窒素原子を含有する飽和3〜8員(より好ましくは5または6員) 複素単環基、たとえばピロリジニル、イミダゾリジニル、ピペリジル、ピペラジ ニルなど; 1〜4個の窒素原子を含有する不飽和縮合複素環基、たとえばインドリル、イ ソインドリル、インドリニル、インドリジニル、ベンゾイミダゾリル、キノリル 、テトラヒドロキノリル(たとえば1,2,3,4−テトラヒドロキノリルなど) 、イソキノリル、インダゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾピリミジニル(た とえばベンゾ[b]ピリミジニルなど)など; 1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和3〜8員(より 好ましくは5または6員)複素単環基、たとえばオキサゾリル、イソオキサゾリ ル、オキサジアゾリル(たとえば1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキ サジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリルなど)など; 1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有する3〜8員(より好まし くは5または6員)複素単環基、たとえばモルホリニル、シドノニルなど; 1〜2個の酸素原子と1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和縮合複素環基、 たとえばベンゾオキサゾリル、ベンゾオキサジアゾリルなど; 1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和3〜8員(より 好ましくは5または6員)複素単環基、たとえばチアゾリル、イソチアゾリル、 チアジアゾリル(たとえば1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリ ル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリルなど)、ジヒドロチ アジニルなど; 1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有する飽和3〜8員(より好 ましくは5または6員)複素単環基、たとえばチアゾリジニルなど; 1〜2個の硫黄原子を含有する不飽和3〜8員(より好ましくは5または6員 )複素単環基、たとえばチエニル、ジヒドロジチイニル、ジヒドロジチオニルな ど; 1〜2個の硫黄原子と1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和縮合複素環基、 たとえばベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリルなど; 1個の酸素原子を含有する不飽和3〜8員(より好ましくは5または6員)複 素単環基、たとえばフリルなど; 1〜2個の酸素原子を含有する不飽和縮合複素環基、たとえばベンゾジオキソ リル(たとえばメチレンジオキシフェニルなど)、ベンゾフリルなど; 1個の酸素原子と1〜2個の硫黄原子とを含有する不飽和3〜8員(より好ま しくは5または6員)複素単環基、たとえばジヒドロオキサチイニルなど; 1〜2個の硫黄原子を含有する不飽和縮合複素環基、たとえばベンゾチエニル (たとえばベンゾ[b]チエニルなど)、ベンゾジチイニルなど; 1個の酸素原子と1〜2個の硫黄原子とを含有する不飽和縮合複素環基、たと えばベンゾオキサチイニルなど; などの複素環基が挙げられる。 上記のアシル部分は、上に例を挙げて示した通りの低級アルキル、上に例を挙 げて示した通りの低級アルコキシ、低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通 りである低級アルキルチオ、上に例を挙げて示した通りのシクロ(低級)アルキ ル、上に例を挙げて示した通りのシクロ(低級)アルケニル、シクロ(低級)ア ルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるシクロ(低級)アルキルオキシ、 上に例を挙げて示した通りのハロゲン、アミノ、上に例を挙げて示した通りの保 護されたアミノ、ヒドロキシ、上に例を挙げて示した通りの保護されたヒドロキ シ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、上に例を挙げて示した通りの保護されたカル ボキシ、スルホ、スルファモイル、イミノ、オキソ、低級アルキル部分が上に例 を挙げて示した通りであるアミノ(低級)アルキル、カルバモイルオキシ、ハロ ゲン部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りであるモノ( またはジまたはトリ)ハロ(低級)アルキル、低級アルキル部分が上に例を挙げ て示した通りであるヒドロキシ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した通りの 複素環基、複素環部分が上に例を挙げて示した通りである複素環式オキシ、複素 環部分が上に例を挙げて示した通りであり、ニトロを有していてもよい複素環式 アミノ、アリール部分が上に例を挙げて示した通りであり、適当な置換基を有し ていてもよいアリール、アリール部分が上に例を挙げて示した通りであるアリー ルスルホニル、アリール部分および低級アルキル部分が各々上にに例を挙げて示 した通りであるアル(低級)アルキル、保護されたカルボキシ部分および低級ア ルケニル部分が各々上に例を挙げて示した通りである保護されたカルボキシ(低 級)アルケニル、アシル部分が上に例を挙げて示した通りであるアシルアミノな どの同一または異なる1〜10個の適当な置換基を有していてもよい。 好適な「複素環基」ならびに「複素環式(低級)アルキル」および「複素環式 オキシカルボニル(低級)アルキル」なる表現における好適な「複素環部分」と しては、上に述べたものを挙げることができる。 「適当な置換基を有していてもよいアル(低級)アルキル」なる表現における 好適な「置換基」としては、上に例を挙げて示した通りの低級アルキル、上に例 を挙げて示した通りの低級アルコキシ、上に例を挙げて示した通りの低級アルケ ニル、上に例を挙げて示した通りの低級アルキニル、ハロゲン部分および低級ア ルキル部が各々上に例を挙げて示した通りであるモノ(またはジまたはトリ)ハ ロ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した通りのシクロ(低級)アルキル、上 に例を挙げて示した通りのシクロ(低級)アルケニル、上に例を挙げて示した通 りのハロゲン、カルボキシ、上に例を挙げて示した通りの保護されたカルボキシ 、ヒドロキシ、上に例を挙げて示した通りの保護されたヒドロキシ、上に例を挙 げて示した通りのアリール、アリール部分および低級アルキル部分が各々上に例 を挙げて示した通りであるアル(低級)アルキル、低級アルキル部分が上に例を 挙げて示した通りであるカルボキシ(低級)アルキル、保護されたカルボキシ部 分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りである保護されたカ ルボキシ(低級)アルキル、ニトロ、アミノ、上に例を挙げて示した通りの保 護されたアミノ、低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるジ(低級 )アルキルアミノ、低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるアミノ (低級)アルキル、保護されたアミノ部分および低級アルキル部分が各々上に例 を挙げて示した通りである保護されたアミノ(低級)アルキル、低級アルキル部 分が上に例を挙げて示した通りであるヒドロキシ(低級)アルキル、保護された ヒドロキシ部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りである 保護されたヒドロキシ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した通りのアシル、 シアノ、スルホ、スルファモイル、カルバモイルオキシ、メルカプト、低級アル キル部分が上に例を挙げて示した通りである低級アルキルチオ、イミノなどが挙 げられる。 「適当な置換基を有していてもよいアリール」なる表現における好適な「置換 基」としては、上に例を挙げて示した通りの低級アルキル;上に例を挙げて示し た通りの低級アルコキシ;上に例を挙げて示した通りの低級アルケニル;上に例 を挙げて示した通りの低級アルキニル、ハロゲン部分および低級アルキル部分が 各々上に例を挙げて示した通りであるモノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級) アルキル;上に例を挙げて示した通りのシクロ(低級)アルキル;上に例を挙げ て示した通りのシクロ(低級)アルケニル;上に例を挙げて示した通りのハロゲ ン;シクロ(低級)アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるシクロ(低 級)アルキルオキシ;カルボキシ;上に例を挙げて示した通りの保護されたカル ボキシ;ヒドロキシ;上に例を挙げて示した通りの保護されたヒドロキシ;上に 例を挙げて示した通りのアリール;アリール部分および低級アルキル部分が各々 上に例を挙げて示した通りであるアル(低級)アルキル;低級アルキル部分が上 に例を挙げて示した通りであるカルボキシ(低級)アルキル;保護されたカルボ キシ部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りである保護さ れたカルボキシ(低級)アルキル;ニトロ;アミノ;上に例を挙げて示した通り の保護されたアミノ;アシル部分が上に例を挙げて示した通りであるアシルアミ ノ;低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるジ(低級)アルキルア ミノ;低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるアミノ(低級)アル キル;保護されたアミノ部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示し た通りである保護されたアミノ(低級)アルキル;低級アルキル部分が上に例を 挙げて示した通りであるヒドロキシ(低級)アルキル;保護されたヒドロキシ部 分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りである保護されたヒ ドロキシ(低級)アルキル;上に例を挙げて示した通りのアシル;シアノ;スル ホ;スルファモイル;カルバモイルオキシ;メルカプト;低級アルキル部分が上 に例を挙げて示した通りである低級アルキルチオ;低級アルキル部分が上に例を 挙げて示した通りである低級アルキルアミノ;アシル部分および低級アルキル部 分が各々上に例を挙げて示した通りであるN−アシル−N−低級アルキルアミノ ;アシル部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りであるア シル(低級)アルキル;アリール部分、低級アルケニル部分およびハロゲン部分 が各々上に例を挙げて示した通りである1〜3個のハロゲンを有していてもよい アル(低級)アルケニル;アシル部分および低級アルケニル部分が各々上に例を 挙げて示した通りであるアシル(低級)アルケニル;保護されたカルボキシ部分 および低級アルケニル部分が各々上に例を挙げて示した通りである保護されたカ ルボキシ(低級)アルケニル;低級アルケニル部分が上に例を挙げて示した通り であるシアノ(低級)アルケニル;複素環部分およびアリール部分が各々上に例 を挙げて示した通りである1〜3個のアリールを有していてもよい複素環式オキ シ;イミノ;複素環部分、低級アルキル部分およびアリール部分が各々上に例を 挙げて示した通りである[低級アルキルおよびアリールからなる群から選ばれた 1〜3個の置換基を有していてもよい複素環式アミノ];アリール部分、低級ア ルケニル部分、保護されたカルボキシ部分、低級アルコキシ部分、シクロ(低級 )アルキル部分、ハロゲン部分およびアシル部分が各々上に例を挙げて示した通 りである[カルボキシ(低級)アルケニル、保護されたカルボキシ(低級)アル ケニル、アリール、低級アルコキシ、シクロ(低級)アルキルオキシ、ハロゲン 、カルボキシ、保護されたカルボキシ、アミノ、アシルアミノ、ジアシルアミノ およびアシルからなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有していてもよいアリ ール];複素環部分、低級アルケニル部分およびハロゲン部分が各々上に例を挙 げて示した通りである1〜3個のハロゲンを有していてもよい複素環式(低級) アルケニル;複素環部分、ハロゲン部分、保護されたカルボキシ部分、アシル部 分 および保護されたアミノ部分が各々上に例を挙げて示した通りである[ハロゲン 、シアノ、カルボキシ、保護されたカルボキシ、オキソ、アシル、アミノ、保護 されたアミノおよび複素環基からなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有して いてもよい複素環基];などが挙げられる。 「適当な置換基を有していてもよい複素環式(低級)アルキル」なる表現にお ける好適な「置換基」としては、上に例を挙げて示した通りの低級アルキル、上 に例を挙げて示した通りの低級アルコキシ、上に例を挙げて示した通りの低級ア ルケニル、上に例を挙げて示した通りの低級アルキニル、ハロゲン部分および低 級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りであるモノ(またはジまたはト リ)ハロ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した通りのシクロ(低級)アルキ ル、上に例を挙げて示した通りのシクロ(低級)アルケニル、上に例を挙げて示 した通りのハロゲン、カルボキシ、上に例を挙げて示した通りの保護されたカル ボキシ、ヒドロキシ、上に例を挙げて示した通りの保護されたヒドロキシ、上に 例を挙げて示した通りのアリール、アリール部分および低級アルキル部分が各々 上に例を挙げて示した通りのアル(低級)アルキル、低級アルキル部分が上に例 を挙げて示した通りであるカルボキシ(低級)アルキル、保護されたカルボキシ 部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りである保護された カルボキシ(低級)アルキル、ニトロ、アミノ、上に例を挙げて示した通りの保 護されたアミノ、低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるジ(低級 )アルキルアミノ、低級アルキル部分が上に例を挙げて示した通りであるアミノ (低級)アルキル、保護されたアミノ部分および低級アルキル部分が各々上に例 を挙げて示した通りである保護されたアミノ(低級)アルキル、低級アルキル部 分が上に例を挙げて示した通りであるヒドロキシ(低級)アルキル、保護された ヒドロキシ部分および低級アルキル部分が各々上に例を挙げて示した通りである 保護されたヒドロキシ(低級)アルキル、上に例を挙げて示した通りのアシル、 シアノ、スルホ、スルファモイル、カルバモイルオキシ、低級アルキル部分が上 に例を挙げて示した通りである低級アルキルチオ、イミノなどが挙げられる。 目的化合物および出発化合物の製造法を以下に詳しく説明する。方法(1) 化合物(I)またはその塩は、化合物(II)またはその塩を化合物(III)ま たはその塩と反応させることにより製造できる。 この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノールなど) 、ベンゼン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、トルエン、 塩化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジエチルエーテルなどの溶媒、 その他反応に悪影響を及ぼさない任意の溶媒中で実施する。 反応温度はとくに限定されないが、通常は、加温ないし加熱下に反応を実施す る。方法(2) 化合物(Ib)またはその塩は、化合物(Ia)またはそのアミノ基における 反応性誘導体もしくはそれらの塩をアシル化反応に付すことにより製造できる。 本アシル化反応に使用すべき好適なアシル化剤としては、式 R10−OH (VII) (ここに、R10はアシルである)の化合物またはその反応性誘導体もしくはそれ らの塩が挙げられる。 化合物(Ia)のアミノ基における好適な反応性誘導体としては、化合物(I a)とアルデヒド、ケトンなどのカルボニル化合物との反応により形成されるシ ッフ塩基型イミノ体またはその互変異性体であるエナミン体;化合物(Ia)と N,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド、N−トリメチルシリルアセト アミドなどのシリル化合物との反応により形成されるシリル誘導体;化合物(I a)と三塩化燐またはホスゲンとの反応により形成される誘導体などが挙げられ る。 化合物(VII)の好適な反応性誘導体としては、酸ハロゲン化物、酸無水物、 活性エステル、イソシアナートなどが挙げられる。好適な例としては、酸塩化物 ;酸アジ化物;置換燐酸(たとえばジアルキル燐酸、フェニル燐酸、ジフェニル 燐酸、ジベンジル燐酸、ハロゲン化燐酸など)、ジアルキル亜燐酸、亜硫酸、チ オ硫酸、アルカンスルホン酸(たとえばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸な ど)、硫酸、アルキル炭酸、脂肪族カルボン酸(たとえばピバル酸、ペンタン酸 、イソペンタン酸、2−エチル酪酸、トリクロロ酢酸など)、芳香族カルボン酸 (たとえば安息香酸など)などの酸との混合酸無水物;活性エステル(たとえば シアノメチルエステル、メトキシメチルエステル、ジメチルイミノメチル ニトロフェニルエステル、2,4−ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェ ニルエステル、ペンタクロロフェニルエステル、メシルフェニルエステル、フェ ニルアゾフェニルエステル、フェニルチオエステル、p−ニトロフェニルチオエ ステル、p−クレジルチオエステル、カルボキシメチルチオエステル、ピラニル エステル、ピリジルエステル、ピペリジルエステル、8−キノリルチオエステル など);N−ヒドロキシ化合物(たとえばN,N−ジメチルヒドロキシルアミン 、1−ヒドロキシ−2(1H)−ピリドン、N−ヒドロキシスクシンイミド、N −ヒドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシフタルイミド、1−ヒドロキ シ−6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾールなど)とのエステル;置換または無 置換アリールイソシアナート;置換または無置換アリールイソチオシアナートな どが挙げられる。これらの反応性誘導体は、使用する化合物(VII)の種類に応 じて、それらのなかから適宜選択することができる。 反応は、通常、慣用の溶媒、たとえば水、アセトン、ジオキサン、アセトニト リル、クロロホルム、塩化メチレン、塩化エチレン、テトラヒドロフラン、酢酸 エチル、N,N−ジメチルホルムアミド、ピリジン、反応に悪影響を及ぼさない その他の任意の有機溶媒中で実施する。これらの慣用の溶媒は、水との混合物の 形で使用することもできる。 化合物(VII)を遊離酸または塩の形で反応に用いるときには、慣用の縮合剤 、たとえばN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド;N−シクロヘキシル− N’−モルホリノエチルカルボジイミド;N−シクロヘキシル−N’−(4−ジ エチルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド;N,N’−ジイソプロピルカル ボジイミド;N−エチル−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ ド;N,N’−カルボニルビス(2−メチルイミダゾール);ペンタメチレンケ テン−N−シクロヘキシルイミン;ジフェニルケテン−N−シクロヘキシルイミ ン;エトキシアセチレン;1−アルコキシ−1−クロロエチレン;亜燐酸トリア ルキル;ポリ燐酸イソプロピル;オキシ塩化燐(塩化ホスホリル);三塩化燐; 塩化チオニル;塩化オキサリル;トリフェニルホスファイト;2−エチル−7− ヒドロキシベンゾイソオキサゾリウム塩;水酸化2−エチル−5−(m−スルホ フェニル)イソオキサゾリウム分子内塩;1−(p−クロロベンゼンスルホニル オキシ)−6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾール;N,N−ジメチルホルムア ミドと塩化チオニル、ホスゲン、オキシ塩化燐などとの反応により調製されるい わゆるビルスマイヤー試薬;などの存在下で反応を実施することが好ましい。 反応は、アルカリ金属重炭酸塩、トリ(低級)アルキルアミン、ピリジン、N −低級アルキルモルホリン、N,N−ジ(低級)アルキルベンジルアミンなどの 有機塩基または無機塩基の存在下で実施することもできる。 反応温度はとくに限定されず、通常、冷却下ないし加熱下で反応を実施する。方法(3) 化合物(Ia)またはその塩は、化合物(Ib)またはその塩を脱アシル反応 に付すことにより製造できる。 この脱アシル反応の好適な方法としては、加水分解、還元などの常法が挙げら れる。 (i)加水分解の場合: 加水分解は、塩基もしくはルイス酸を含めての酸の存在下で実施するのが好ま しい。 好適な塩基としては、アルカリ金属[たとえばナトリウム、カリウムなど]、 アルカリ土類金属[たとえばマグネシウム、カルシウムなど]、それらの水酸化 物または炭酸塩または炭酸水素塩、トリアルキルアミン[たとえばトリメチルア ミン、トリエチルアミンなど]、ピコリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0 ]ノナ−5−エンなどの無機塩基および有機塩基が挙げられる。 好適な酸としては、有機酸[たとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリクロロ 酢酸、トリフルオロ酢酸など]および無機酸[たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸 、塩化水素、臭化水素など]が挙げられる。 トリハロ酢酸[たとえばトリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸など]などのルイ ス酸を用いての脱離は、カチオン捕捉剤[たとえばアニソール、フェノールなど ]の存在下で実施することが好ましい。 反応は、通常、慣用の溶媒、たとえば水、アルコール(たとえばメタノール、 エタノール、イソプロピルアルコールなど)、テトラヒドロフラン、ジオキサン 、トルエン、塩化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、N,N−ジメチル ホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、反応に悪影響を及ぼさないその 他の任意の有機溶媒、またはこれらの混合物中で実施する。 反応温度はとくに限定されないが、通常は、冷却下ないし加温下で反応を実施 する。 (ii)還元の場合: 還元は、化学還元および接触還元を含めての常法により実施する。 化学還元に使用すべき好適な還元剤は、水素化物(たとえば沃化水素、硫化水 素、水素化アルミニウムリチウム、水素化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナ トリウムなど)もしくは金属(たとえば錫、亜鉛、鉄など)または金属化合物( たとえば塩化クロム、酢酸クロムなど)と有機酸または無機酸(たとえば蟻酸、 酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化 水素酸など)との組合せである。 接触還元に使用すべき好適な触媒は、白金触媒(たとえば白金板、海綿状白金 、白金黒、コロイド白金、酸化白金、白金線など)、パラジウム触媒(たとえば 海綿状パラジウム、パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム炭、コロイドパ ラジウム、パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム/炭酸バリウムなど)、ニッ ケル触媒(たとえば還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケルなど)、コバ ルト触媒(たとえば還元コバルト、ラネーコバルトなど)、鉄触媒(たとえば還 元鉄、ラネー鉄など)、銅触媒(たとえば還元銅、ラネー銅、ウルマン銅など) などの慣用のものである。 還元は、通常、慣用の溶媒、たとえば水、アルコール(たとえばメタノール、 エタノール、イソプロピルアルコールなど)、テトラヒドロフラン、ジオキサン 、トルエン、塩化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、N,N−ジメチ ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、反応に悪影響を及ぼさない他 の任意の有機溶媒、またはそれらの混合物中で実施する。 なお、化学還元に用いる上記の酸が液状であるときには、それらを溶媒として も使用できる。 この還元の反応温度はとくに限定されないが、通常は、冷却下ないし加温下で 反応を実施する。方法(4) 化合物(Ic)またはその塩は、化合物(XI)またはその塩をハロゲン化反 応に付すことにより製造できる。 このハロゲン化は、通常、慣用のハロゲン化剤、たとえばハロゲン(たとえば 塩素、臭素など)、三ハロゲン化燐(たとえば三臭化燐、三塩化燐など)、五ハ ロゲン化燐(たとえば五塩化燐、五臭化燐など)、オキシ塩化燐(たとえば三塩 化ホスホリル、一塩化ホスホリルなど)、ハロゲン化チオニル(たとえば塩化チ オニル、臭化チオニルなど)、ハロゲン化オキサリル(たとえば塩化オキサリル 、臭化オキサリルなど)、N−ハロスクシンイミド(たとえばN−ブロモスクシ ンイミド、N−クロロスクシンイミドなど)などを用いて実施する。 この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノール、イソ プロピルアルコールなど)、ベンゼン、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムア ミド、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジ エチルエーテルなどの溶媒、その他反応に悪影響を及ぼさない任意の溶媒中で実 施する。 反応温度はとくに限定されないが、通常は、冷却下ないし加温下で反応を実施 する。方法(5)− 化合物(IX)またはその塩は、化合物(Id)またはその塩を化合物(VIII) またはその塩と反応させることにより製造できる。 この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノールなど) 、ベンゼン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、トルエン、 塩化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジオキサン、ジエチルエーテル な どの溶媒、その他反応に悪影響を及ぼさない任意の溶媒中で実施する。 反応温度はとくに限定されず、通常、冷却下ないし加熱下で反応を実施する。 反応は、通常は、ルイス酸を含めての酸の存在下で実施する。 好適な酸としては、有機酸[たとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリクロロ 酢酸、トリフルオロ酢酸など]および無機酸[たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸 、塩化水素、臭化水素、ハロゲン化亜鉛(たとえば塩化亜鉛、臭化亜鉛など)な ど]などが挙げられる。 反応は、アルカリ金属(たとえばナトリウム、カリウムなど)、アルカリ金属 水酸化物(たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属炭 酸水素塩(たとえば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなど)、アルカリ金 属炭酸塩(たとえば炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)、トリ(低級)アルキ ルアミン(たとえばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ ルアミンなど)、アルカリ金属水素化物(たとえば水素化ナトリウムなど)、ア ルカリ金属(低級)アルコキシド(たとえばナトリウムメトキシド、ナトリウム エトキシドなど)、ピリジン、ルチジン、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、 N−(低級)アルキルモルホリン、N,N−ジ(低級)アルキルベンジルアミン 、N,N−ジ(低級)アルキルアニリンなどが挙げられる。 該塩基、酸および/または出発化合物が液状であるときには、それらを溶媒と しても使用できる。方法(5)− 化合物(Ie)またはその塩は、化合物(IX)またはその塩をN−保護基の脱 離反応に付すことにより製造できる。 この反応は、上記方法(3)と同様にして実施でき、従って、使用すべき試剤 および反応条件(たとえば溶媒、反応温度など)としては、方法(3)のそれら を挙げることができる。方法(A)− 化合物(VI)またはその塩は、化合物(IV)またはその塩を化合物(V)また はその塩と反応させることにより製造できる。 この反応は、通常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノールなど) 、 ベンゼン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、トルエン、塩 化メチレン、二塩化エチレン、クロロホルム、ジエチルエーテルなどの溶媒、そ の他反応に影響を及ぼさない任意の溶媒中で実施する。 反応温度はとくに限定されないが、通常は、加温ないし加熱下で反応を実施す る。 出発化合物が液状であるときには、それを溶媒としても使用できる。方法(A)− 化合物(II)またはその塩は、化合物(VI)またはその塩を還元反応に付すこ とにより製造できる。 還元は、化学還元および接触還元を含めての常法により実施する。 化学還元に使用すべき好適な還元剤は、水素化物(たとえば沃化水素、硫化水 素、水素化アルミニウムリチウム、水素化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナ トリウムなど)もしくは金属(たとえば錫、亜鉛、鉄など)または金属化合物( たとえば塩化クロム、酢酸クロムなど)と有機酸または無機酸(たとえば蟻酸、 酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化 水素酸など)との組合せである。 接触還元に使用すべき好適な触媒は、白金触媒(たとえば白金板、海綿状白金 、白金黒、コロイド白金、酸化白金、白金線など)、パラジウム触媒(たとえば 海綿状パラジウム、パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム炭、コロイドパ ラジウム、パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム/炭酸バリウムなど)、ニッ ケル触媒(たとえば還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケルなど)、コバ ルト触媒(たとえば還元コバルト、ラネーコバルトなど)、鉄触媒(たとえば還 元鉄、ラネー鉄など)、銅触媒(たとえば還元銅、ラネー銅、ウルマン銅など) などの慣用のものである。 この還元は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒、たとえば水、アル コール(たとえばメタノール、エタノール、プロパノールなど)、テトラヒドロ フラン、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミドなど、またはこれらの混合 物中で実施する。 反応温度はとくに限定されないが、通常は、冷却下ないし加温下で反応を実施 する。方法(B) 化合物(XI)またはその塩は、化合物(II)またはその塩を化合物(X)ま たはその塩と反応させることにより製造できる。 この反応は、上記方法(1)と同様にして実施でき、従って、使用すべき試剤 および反応条件(たとえば溶媒、反応温度など)としては、方法(1)のそれら を挙げることができる。方法(C) 化合物(V)またはその塩は、化合物(XII)またはその塩を還元反応に付す ことにより製造できる。 この反応は、上記方法(A)−と同様にして実施でき、従って、使用すべき 試剤および反応条件(たとえば溶媒、反応温度など)としては、方法(A)− のそれらを挙げることができる。 本発明は、マレイミドフェニル基が反応の間にスクシンイミドフェニル基に変 換される場合を発明の範囲内に包含するものである。方法(D) 化合物(VIa)またはその塩は、化合物(XIII)またはその塩を化合物(XIV )またはその塩と反応させることにより製造できる。 反応は、製造例51に開示した方法で、またはそれと類似の方法で、実施できる 。方法(E) 化合物(XIIa)またはその塩は、化合物(XV)またはその塩を化合物(X VI)またはその塩と反応させることにより製造できる。 反応は、製造例41に開示した方法で、またはそれと類似の方法で、実施できる 。方法(F) 化合物(XIIb)またはその塩は、化合物(XVII)を化合物(XVIII)また はその塩と反応させることにより製造できる。 反応は、製造例38に開示した方法で、またはそれと類似の方法で、実施でき る。方法(G) 化合物(Va)またはその塩は、化合物(XIX)またはその塩を化合物(XX) またはその塩と反応させることにより製造できる。 反応は、製造例4、61、62または63に開示した方法で、またはそれらと類似の 方法で実施できる。方法(H)− 化合物(XXII)またはその塩は、化合物(XIIc)またはその塩を化合物( XXI)と反応させることにより製造できる。反応は、製造例77に開示した方法 で、またはそれと類似の方法で、実施できる。方法(H)− 化合物(XXIII)またはその塩は、化合物(XXII)またはその塩を脱水反 応に付すことにより製造できる。反応は、製造例78に開示した方法で、またはそ れと類似の方法で、実施できる。方法(I) 化合物(XIIb)またはその塩は、化合物(XXIV)またはその塩を化合物( XXV)またはその塩と反応させることにより製造できる。 反応は、製造例42に開示した方法で、またはそれと類似の方法で、実施できる 。 方法(1)〜(5)および方法(A)〜(I)における目的化合物および出発化合物の 好適な塩としては、化合物(I)について例示したものを挙げることができる。 新規ピリドピラジン誘導体(I)およびそれらの医薬として許容しうる塩は、 ホスホジエステラーゼIII(PDE III)に対して強い阻害活性を示さないが、ホス ホジエステラーゼIV(PDE IV)に対しては強い阻害活性を有し、また、腫瘍壊死 因子(TNF)に対する強い阻害活性を有する。 すなわち、ピリドピラジン誘導体(I)およびそれらの医薬として許容しうる 塩は、ホスホジエステラーゼIV(PDE IV)の選択的阻害剤であり、腫瘍壊死因子 (TNF)産生阻害剤である。 従って、新規ピリドピラジン誘導体(I)およびそれらの医薬として許容しう る塩は、PDE−IV介在性およびTNF介在性諸疾患、たとえば慢性炎症性疾患(たと えばリウマチ性関節炎、骨関節症、気腫、慢性気管支炎など)、骨粗しょう症、 移植による拒絶反応、喘息、好酸球増加症、のう胞性線維症、肝炎、膵炎、腎炎 、エンドトキシンショック、特異的自己免疫疾患[たとえば強直性脊椎炎、自己 免疫性血液疾患(たとえば溶血性貧血、再生不良性貧血、真性赤血球性貧血、特 発性血小板減少など)、全身性エリテマトーデス、多発性軟骨炎、強皮症、ウェ ゲナー肉芽腫、皮膚筋炎、慢性活動性肝炎、重症筋無力症、アトピー性皮膚炎、 乾癬、特発性スプルー、自己免疫性炎症性腸疾患(たとえば潰瘍性大腸炎、クロ ーン病など)、内分泌性眼障害、グレーヴス病、サルコイドーシス、多発性硬化 症、原発性胆汁性肝硬変、若年型糖尿病(I型糖尿病)、ライター症候群、非感 染性ぶどう膜炎、自己免疫角膜炎(たとえば乾性角結膜炎、春季角結膜炎など) 、間質性肺線維症、乾癬性関節炎など]、癌性悪液質、エイズ性悪液質、血栓な どの予防的および治療的処置のために使用できる。 本発明のピリドピラジン誘導体(I)およびそれらの医薬として許容しうる塩 の有用性を示すために、ピリドピラジン誘導体(I)の代表的化合物の薬理試験 データを以下に示す。 (a)U937ホスホジエステラーゼIV(PDE IV)の阻害 1.試験方法 採取したU937を-80℃で凍結し、細胞体を破壊する。破壊した細胞のペレット を燐酸塩緩衝食塩液(PBS)で洗う。 洗った細胞ペレットをホモジナイズ緩衝液(0.5%デオキシコール塩酸〔DOC〕 、5mM 2−メルカプトエタノール、1μM ロイペプチン、100μM PMSF、20μM p−トリル−L−リジンクロロメチルケトン[TLCK]PBS溶液)中でダウンス ホモジナイザーを用いてホモジナイズ(20ストローク)する。ホモジネートを10 0,000gで90分間(4℃)遠心分離し、PDE IV活性を含有する上澄みを、DOCを含 有しない以外はホモジナイズ用緩衝液と同じ組成の透析緩衝液に対して透析する 。透析ずみホモジネート上澄みをPDE IV酵素標本として、冷凍庫(-80℃)で保 存する。 酵素標本をアッセイ緩衝液(10mM トリス−HCl、5mM NaCl、1mM 2−メルカ プトエタノール[pH8.0])で希釈する。希釈率は、前もって、各新ロットのホ モジナイズ標本ごとに選択する。ブランクとしては、酵素標本の一部を10分間煮 沸する。 試験化合物は、ジメチルスルホキシド(DMSO)に、濃度4×10-2M(最終濃度 1×10-5M)となるように溶解させ、つぎに、DMSOを用いて所望濃度の段階希釈 液を作成する。各濃度の希釈化合物をさらにアッセイ緩衝液で1:500希釈する (0.2% DMSO)。アッセイ試験管中の最終DMSO濃度は0.025%である。 各濃度当り2本ずつのガラス試験管に、0℃で、下記を順次加える(濃度はす べてアッセイ管の最終濃度として示す)。 50μlの化合物含有もしくは対照またはブランク用アッセイ緩衝液 50μlの8×10-5M CI−930(最終10μM):(CI-930はPDE III阻害剤である ) 200μlの酵素標本またはブランク用煮沸酵素標本。 反応管を水浴(30℃)中で5分間プレインキュベートし、つぎに、100μlの[3 H]−cAMP(37.0MBq/ml[3H]−cAMP:4μM非放射性cAMP=1:800)を加 える。15分後、2.5単位/mlのアルカリホスファターゼを反応混合物に加え、反 応15分間継続する。反応混合物にダウエックス1×8ゲルを加え、十分にボルテ ックス撹拌する。混合物を1000rpmで5分間遠心分離し、つぎに、上澄みの500μ lを適当なバイアル中のシンチレーション液10mlに加え、ボルテックス撹拌し、 [3H]を計数する。 阻害活性を次式に従って算出する: 2.試験化合物: (a)4−[3−[3−(1−ナフチル)ウレイド]フェニル]−2−ベンジル− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン 3.試験結果 (b)ヒト単核細胞におけるTNF−α産生阻害 1.試験方法: 健康志願者からヘパリンを使用しながら採血する。同体積のRPMI−1640培地で 希釈し、フィコル−パック(ファルマシアLKBバイオテクノロジー)を用いての 勾配遠心分離(1800rpm、15分間)により、単核細胞(MNC)画分を得る。MNCをR PMI−1640で2回洗う。つぎに、2mMのL−グルタミンおよび1%のウシ胎仔血 清を加えたRPMI−1640培地にMNCを再懸濁させる。MNCを、96ウエルのマイクロカ ルチャープレートで、細胞濃度3×105/ウエルで、1μg/mlのリポ多糖(LPS) (大腸菌由来)および種々の量の試験化合物の存在下または不存在下、37℃で16 時間インキュベートする。インキュベーション終了時に、上澄みを得て、そのTN F−α活性を酵素結合抗体免疫吸着アッセイ(ELISA)により測定する。ELISAは 、TNF−αELISAキット(大塚製薬)を用いて実施する。 2.試験化合物: (a)4−[3−[3−(1−ナフチル)ウレイド]フェニル]−2−ベンジル− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン 3.試験結果: 医療目的の投与には、本発明の目的化合物(I)およびそれらの医薬として許 容しうる塩を、経口投与、非経口投与または外用に適した有機または無機、固体 または液体賦形剤などの製薬上許容しうる慣用の担体と混合した慣用の医薬製剤 の形で使用する。該医薬製剤は、顆粒剤、カプセル剤、錠剤、糖衣錠、坐剤など の固体形態または注射、経口摂取、点眼などのための液剤、懸濁剤、乳剤などの 液体形態の配合とすることができる。要すれば、上記製剤に、安定剤、湿潤剤ま たは乳化剤、緩衝剤などの補助物質、その他の常用添加剤を含有させることがで きる。 有効成分は、通常、0.001mg/kg〜500mg/kg、好ましくは0.01mg/kg〜10mg/ kgを単位用量として、1日1〜4回投与できる。ただし、患者の年令、体重、状 態または投与法に応じて、上記用量を増減できる。 目的化合物(I)の好ましい具体化態様は、つぎの通りである。 R1が1〜3個(より好ましくは1または2個;さらに好ましくは1個)の適 当な置換基(より好ましくはニトロ)を有していてもよいフェニル;1〜3個( より好ましくは1または2個;さらに好ましくは1個)の適当な置換基[より好 ましくは、ニトロ、アミノ、保護されたアミノ(より好ましくはアシルアミノ) 、ヒドロキシおよび保護されたヒドロキシ(より好ましくはアシルオキシ;さら に好ましくは低級アルカノイルオキシ)からなる群から選ばれた置換基]を有し ていてもよいフェニル(低級)アルキル;ハロ(低級)アルキル;保護されたカ ルボキシ(低級)アルキル(より好ましくはエステル化されたカルボキシ(低級 )アルキル;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル(低級)アルキル); 1または2個の適当な置換基[より好ましくは、低級アルキルおよび複素環基( より好ましくはピロリジニル)からなる群から選ばれた置換基]を有していても よいカルバモイル(低級)アルキル;1〜3個(より好ましくは1または2個) の適当な置換基(より好ましくはオキソ)を有していてもよい複素環式オキシカ ルボニル(低級)アルキル(より好ましくはピロリジニルオキシカルボニル(低 級)アルキル);保護されたカルボキシ(より好ましくはエステル化されたカル ボキシ;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル)および低級アルキ ルからなる群から選ばれた1〜3個(より好ましくは1または2個;さらに好ま しくは1個)の置換基を有していてもよい複素環式カルボニル(低級)アルキル (より好ましくはピロリジニルカルボニル(低級)アルキルまたはピペラジニル カルボニル(低級)アルキル);インドリル;または、各々に1〜3個(より好 ましくは1または2個;さらに好ましくは1個)の適当な置換基[より好ましく は、低級アルキル、N−オキシドおよびアリール(より好ましくはフェニル)か らなる群から選ばれた置換基]を有していてもよいインドリル(低級)アルキル 、ピリジル(低級)アルキル、イミダゾリル(低級)アルキル、モルホリニル( 低級)アルキルまたはトリアゾリル(低級)アルキルであり、 R2が、各々に1〜3個(より好ましくは1または2個)の適当な置換基{よ り好ましくは、低アルキル;ハロゲン;モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級 )アルキル(より好ましくはトリハロ(低級)アルキル);ヒドロキシ;保護さ れたヒドロキシ(より好ましくはアシルオキシ;さらに好ましくは低級アルカノ イルオキシ);カルボキシ;保護されたカルボキシ(より好ましくはエステル化 されたカルボキシ;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニルまたはフェニル (低級)アルコキシカルボニル);カルボキシ(低級)アルキル;保護されたカ ルボキシ(低級)アルキル(より好ましくはエステル化されたカルボキシ(低級 )アルキル;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル(低級)アルキル); 低級アルコキシ;シアノ;ニトロ;アミノ;アシルアミノ[より好ましくは低級 アルカノイルアミノ;アリールオキシカルボニルアミノ(より好ましくはフェニ ル(低級)アルコキシカルボニルアミノ);低級アルコキシカルボニルアミノ; 低級アルコキシグリオキシロイル;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ; シクロ(低級)アルキルオキシカルボニルアミノ;シクロ(低級)アルキリデン (低級)アルカノイルアミノ;低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、カル ボキシ、保護されたカルボキシ(より好ましくはエステル化されたカルボキシ; さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル)、ニトロ、ヒドロキシ、保護され たヒドロキシ(より好ましくはアシルオキシ;さらに好ましくは低級アルカノイ ルオキシ)、モノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級)アルキル(より好まし くはトリハロ(低級)アルキル)、シクロ(低級)アルキルオキシ、アリール( より好ましくはフェニル)、カルボキシ(低級)アルケニル、保護されたカルボ キシ(低級)アルケニル(より好ましくはエステル化されたカルボキシ(低級) アルケニル;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニル) 、アミノ、保護されたアミノ(より好ましくはアロイルアミノ;さらに好ましく はベンゾイルアミノ)、複素環式オキシ(より好ましくはピリミジニルオキシ) 、およびニトロを有していてもよい複素環式アミノ(より好ましくはピリジルア ミノ)からなる群から選ばれた1〜3個(より好ましくは1または2個)の置換 基を有していてもよいアロイルアミノ(より好ましくはベンゾイルアミノまたは ナフトイルアミノ);1または2個のハロゲンを有していてもよいアリールスル ホニルアミノ(より好ましくはフェニルスルホニルアミノ);アル(低級)アル キルスルホニルアミノ(より好ましくはフェニル(低級)アルキルスルホニルア ミノ);シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ;[モノ(またはジ)アル( 低級)アルカノイル]アミノ(より好ましくは[モノ(またはジ)フェニル(低 級)アルカノイル]アミノまたは[ナフチル(低級)アルカノイル]アミノ); 低級アルカジエノイルアミノ;低級アルキルおよびハロゲンからなる群から選ば れた1〜3個(より好ましくは1または2個)の置換基を有していてもよい複素 環式カルボニルアミノ(より好ましくはフリルカルボニルアミノ、ピリジルカル ボニルアミノ、チエニルカルボニルアミノ、インドリルカルボニルアミノ、イン ドリニルカルボニルアミノ、キノリルカルボニルアミノ、テトラヒドロキノリル カルボニルアミノ、ベンゾフリルカルボニルアミノ、ベンゾチエニルカルボニル アミノ、メチレンジオキシベンゾイルアミノまたはモルホリニルカルボニルアミ ノ);低級アルキル、ハロゲン、カルボキシ、保護されたカルボキシ(より好ま しくはエステル化されたカルボキシ;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニ ル)およびニトロからなる群から選ばれた1〜3個(より好ましくは1または2 個;さらに好ましくは1個)の置換基を有していてもよいアル(低級)アルケノ イルアミノ(より好ましくはフェニル(低級)アルケノイルアミノ);複素環式 (低級)アルケノイルアミノ(より好ましくはピリジル(低級)アルケノイルア ミノ);低級アルキル;ニトロ、アミノ、保護されたアミノ(よ り好ましくはアシルアミノ)、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アルキ ル、アリール(より好ましくはフェニル)、カルボキシ、保護されたカルボキシ (より好ましくはエステル化されたカルボキシ;さらに好ましくは低級アルコキ シカルボニル、ジ(低級)アルキルアミノ、モノ(またはジまたはトリ)ハロ( 低級)アルキル(より好ましくはトリハロ(低級)アルキル)およびハロゲンか らなる群から選ばれた1〜3個(より好ましくは1または2個)の置換基を有し ていてもよいアリール(より好ましくはフェニルまたはナフチル);アリールス ルホニル(より好ましくはフェニルスルホニル);アル(低級)アルキル(より 好ましくはフェニル(低級)アルキル);シクロ(低級)アルキルおよび複素環 基(より好ましくはチアゾリル、ピリジル、キノリルまたはモルホリニル)から なる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイルアミ ノ;または、アリール(より好ましくはフェニルまたはナフチル)およびアシル (より好ましくはアロイル;さらに好ましくはベンゾイル)からなる群から選ば れた1または2個(より好ましくは1個)の置換基を有していてもよいチオカル バモイルアミノ];低級アルキルアミノ;N−アシル−N−低級アルキルアミノ [より好ましくはN−低級アルカノイル−N−低級アルキルアミノ、N−アロイ ル−N−低級アルキルアミノ(より好ましくはN−ベンゾイル−N−低級アルキ ルアミノ)、N−アリールカルバモイル−N−低級アルキルアミノ(より好まし くはN−フェニルカルバモイル−N−低級アルキルアミノ)またはN−保護され たカルボキシアル(低級)アルケノイル−N−低級アルキルアミノ(より好まし くはN−[エステル化されたカルボキシフェニル](低級)アルケノイル−N− 低級アルキルアミノ;さらに好ましくはN−[低級アルコキシカルボニルフェニ ル](低級)アルケノイル−N−低級アルキルアミノ)];低級アルキルおよび アリール(より好ましくはフェニル)からなる群から選ばれた1〜3個(より好 ましくは1または2個;さらに好ましくは1個)の置換基を有していてもよい複 素環式アミノ(より好ましくはチアゾリルアミノまたはピリミジニルアミノ); アシル[より好ましくは低級アルカノイル;低級アルキルおよび1または2個の ハロゲンを有していてもよいアリール(より好ましくはフェニル)とからなる群 から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイル;低級ア ルコキシを有していてもよいアロイル(より好ましくはベンゾイル);または複 素環式カルボニル(より好ましくはモルホリニルカルボニルまたはインドリジニ ルカルボニル)];アシル(低級)アルキル[より好ましくは、1または2個( より好ましくは1個)のアリール(より好ましくはフェニルまたはナフチル)を 有していてもよいカルバモイル(低級)アルキル];カルボキシ(低級)アルケ ニル、保護されたカルボキシ(低級)アルケニル(より好ましくはエステル化さ れたカルボキシ(低級)アルケニル;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニ ル(低級)アルケニル)、アリール(より好ましくはフェニル)、低級アルコキ シ、シクロ(低級)アルキルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、保護されたカルボ キシ(より好ましくはエステル化されたカルボキシ;さらに好ましくは低級アル コキシカルボニル)、アミノ、アシルアミノ[より好ましくは低級アルカノイル アミノ;保護されたカルボキシ(より好ましくはエステル化されたカルボキシ) またはカルボキシを有していてもよいアロイルアミノ(より好ましくはベンゾイ ルアミノ);低級アルキルスルホニルアミノ;モノ(またはジまたはトリ)ハロ (低級)アルカノイルアミノ(より好ましくはトリハロ(低級)アルカノイルア ミノ);低級アルコキシカルボニルアミノ;アリールオキシカルボニルアミノ( より好ましくはフェノキシカルボニルアミノ);カルボキシ(低級)アルカノイ ルアミノ;保護されたカルボキシ(低級)アルカノイルアミノ(より好ましくは エステル化されたカルボキシ(低級)アルカノイルアミノ;さらに好ましくは低 級アルコキシカルボニル(低級)アルカノイルアミノ);カルボキシ(低級)ア ルケノイルアミノ;保護されたカルボキシ(低級)アルケノイルアミノ(より好 ましくはエステル化されたカルボキシ(低級)アルケノイルアミノ;さらに好ま しくは低級アルコキシカルボニル(低級)アルケノイルアミノ);シクロ(低級 )アルキルカルボニルアミノ;低級アルキルグリオキシロイルアミノ;1または 2個のハロゲンを有していてもよいアリールスルホニルアミノ(より好ましくは フェニルスルホニルアミノ);保護されたカルボキシ(より好ましくはエステル 化されたカルボキシ)またはカルボキシを有していてもよいアル(低級)アルケ ノイルアミノ(より好ましくはフェニル(低級)アルケノイルアミノ);複素環 式(低級)アルケノイルアミノ(より好ましくはピリジル(低級) アルケノイルアミノ);複素環式カルボニルアミノ(より好ましくはキノキサリ ニルカルボニルアミノまたはベンゾチエニルカルボニルアミノ);または低級ア ルキルおよびアリール(より好ましくはフェニル)からなる群から選ばれた1ま たは2個の置換基を有していてもよいカルバモイルアミノ]、ジアシルアミノ( より好ましくはビス((低級)アルキルスルホニル)アミノ)ならびにアシル( さらに好ましくは低級アルキルおよびアリール(より好ましくはフェニルまたは ナフチル)からなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカ ルバモイル)からなる群から選ばれた1〜3個(より好ましくは1または2個) の置換基を有していてもよいアリール(より好ましくはフェニルまたはナフチル );アル(低級)アルキル(より好ましくはフェニル(低級)アルキルまたはナ フチル(低級)アルキル);1〜3個(より好ましくは1または2個)のハロゲ ンを有していてもよいアル(低級)アルケニル(より好ましくはフェニル(低級 )アルケニルまたはナフチル(低級)アルケニル);アシル(低級)アルケニル (より好ましくはアロイル(低級)アルケニル;さらに好ましくはベンゾイル( 低級)アルケニル);保護されたカルボキシ(低級)アルケニル(より好ましく はエステル化されたカルボキシ(低級)アルケニル;さらに好ましくは低級アル コキシカルボニル(低級)アルケニル);シアノ(低級)アルケニル;複素環式 (低級)アルケニル(より好ましくは、1〜3個(より好ましくは1または2個 ;さらに好ましくは1個)のハロゲンを有していてもよいピリジル(低級)アル ケニル、ピリミジニル(低級)アルケニルまたはキノリル(低級)アルケニル) ;ハロゲン、シアノ、カルボキシ、保護されたカルボキシ(より好ましくはエス テル化されたカルボキシ;さらに好ましくは低級アルコキシカルボニル)、オキ ソ、アシル(より好ましくは低級アルカノイル)、アミノ、保護されたアミノ( より好ましくはアシルアミノ)および複素環基(より好ましくはピリジル)から なる群から選ばれた1〜3個(より好ましくは1または2個)の置換基を有して いてもよい複素環基(より好ましくはピリジル、チエニル、ピロリル、ピロリジ ニル、インドリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル、チアゾリル、ベン ゾチアゾリルまたはトリアゾリル;および1〜3個(より好ましくは1または2 個;さらに好ましくは1個)のアリール(より好ましくはフェニ ル)を有していてもよい複素環式オキシ(より好ましくはピリミジニルオキシ) からなる群から選ばれた置換基}を有していてもよいフェニルまたはナフチル; またはピリジルであり、 R3が水素、低級アルコキシまたはアリールチオ(より好ましくはフェニルチ オ)であるもの。 目的化合物(I)のより好ましい具体化態様は、つぎの通りである。 R1がフェニル、ニトロフェニル、フェニル(低級)アルキル、ニトロフェニ ル(低級)アルキル、アミノフェニル(低級)アルキル、ヒドロキシフェニル( 低級)アルキル、低級アルカノイルオキシフェニル(低級)アルキル、ハロ(低 級)アルキル、低級アルコキシカルボニル(低級)アルキル、[ピロリジニルカ ルバモイル](低級)アルキル、[N,N−ジ(低級)アルキルカルバモイル] (低級)アルキル、ピロリジニルカルボニル(低級)アルキル、[ジオキソピロ リジニルオキシカルボニル](低級)アルキル、[低級アルコキシカルボニルピ ロリジニルカルボニル](低級)アルキル、[低級アルキルピペラジニルカルボ ニル](低級)アルキル、インドリル、インドリル(低級)アルキル、N−オキ シドを有していてもよいピリジル(低級)アルキル、低級アルキルまたはフェニ ルを有していてもよいイミダゾリル(低級)アルキル、またはモルホリニル(低 級)アルキルであり、 R2がフェニル、低級アルキルフェニル、ハロフェニル、トリハロ(低級)ア ルキルフェニル、ヒドロキシフェニル、低級アルカノイルオキシフェニル、カル ボキシフェニル、低級アルコキシカルボニルフェニル、[フェニル(低級)アル コキシカルボニル]フェニル、[カルボキシ(低級)アルキル]フェニル、[低 級アルコキシカルボニル(低級)アルキル]フェニル、低級アルコキシフェニル 、シアノフェニル、ニトロフェニル、アミノフェニル、[低級アルカノイルアミ ノ]フェニル、[フェノキシカルボニルアミノ]フェニル、[低級アルコキシカ ルボニルアミノ]フェニル、[低級アルコキシグリオキシロイルアミノ]フェニ ル、[シクロ(低級)アルキルオキシカルボニルアミノ]フェニル、[シクロ( 低級)アルキルカルボニルアミノ]フェニル、[シクロ(低級)アルキリデン (低級)アルカノイルアミノ]フェニル、[ベンゾイルアミノ]フェニル、[モ ノ(またはジ)(低級アルキル)ベンゾイルアミノ]フェニル、[モノ(または ジ)ハロベンゾイルアミノ]フェニル、[ジ(低級アルコキシ)ベンゾイルアミ ノ]フェニル、[ビス((低級)アルコキシカルボニル)ベンゾイルアミノ]フェ ニル、[モノ(またはジ)ニトロベンゾイルアミノ]フェニル、[ヒドロキシベ ンゾイルアミノ]フェニル、[低級アルカノイルオキシベンゾイルアミノ]フェ ニル、[ビス[トリハロ(低級)アルキル]ベンゾイルアミノ]フェニル、低級 アルコキシカルボニルとニトロとで置換されたベンゾイルアミノを有するフェニ ル、低級アルコキシとシクロ(低級)アルキルオキシとで置換されたベンゾイル アミノを有するフェニル、[フェニルベンゾイルアミノ]フェニル、[[低級ア ルコキシカルボニル(低級)アルケニル]ベンゾイルアミノ]フェニル、[[ベ ンゾイルアミノ]ベンゾイルアミノ]フェニル、[ピリミジニルオキシベンゾイ ルアミノ]フェニル、[[ニトロピリジルアミノ]ベンゾイルアミノ]フェニル 、[ナフトイルアミノ]フェニル、[ヒドロキシナフトイルアミノ]フェニル、 [[低級アルカノイルオキシナフトイル]アミノ]フェニル、[[低級アルコキ シカルボニルナフトイル]アミノ]フェニル、[フェニルスルホニルアミノ]フ ェニル、[ジハロフェニルスルホニルアミノ]フェニル、[フェニル(低級)ア ルキルスルホニルアミノ]フェニル、[シクロ(低級)アルキルカルボニルアミ ノ]フェニル、[モノ(またはジ)フェニル(低級)アルカノイルアミノ]フェ ニル、[ナフトイル(低級)アルカノイルアミノ]フェニル、[低級アルカジエ ノイルアミノ]フェニル、[フリルカルボニルアミノ]フェニル、[ピリジルカ ルボニルアミノ]フェニル、[ジハロピリジルカルボニルアミノ]フェニル、[ チエニルカルボニルアミノ]フェニル、[インドリニルカルボニルアミノ]フェ ニル、[キノリルカルボニルアミノ]フェニル、[テトラヒドロキノリルカルボ ニルアミノ]フェニル、[ベンゾフリルカルボニルアミノ]フェニル、[低級ア ルキルインドリルカルボニルアミノ]フェニル、[ベンゾチエニルカルボニルア ミノ]フェニル、[メチレンジオキシベンゾイルアミノ]フェニル、[モルホリ ニルカルボニルアミノ]フェニル、[フェニル(低級)アルケノイルアミノ]フ ェニル、[[低級アルキルフェニル(低級)アルケノイル]アミノ] フェニル、[[モノ(またはジ)ハロフェニル(低級)アルケノイル]アミノ] フェニル、[[低級アルコキシカルボニルフェニル(低級)アルケノイル]アミ ノ]フェニル、[[ニトロフェニル(低級)アルケノイル]アミノ]フェニル、 [ピリジル(低級)アルケノイルアミノ]フェニル、ウレイドフェニル、[低級 アルキルウレイド]フェニル、[フェニルウレイド]フェニル、[[アミノフェ ニル]ウレイド]フェニル、[[ハロフェニル]ウレイド]フェニル、[[ニト ロフェニル]ウレイド]フェニル、[[低級アルコキシフェニル]ウレイド]フ ェニル、[[低級アルキルチオフェニル]ウレイド]フェニル、[[モノ(また はジ)(低級アルキル)フェニル]ウレイド]フェニル、[ビフェニルイルウレ イド]フェニル、[[カルボキシフェニル]ウレイド]フェニル、[[低級アル コキシカルボニルフェニル]ウレイド]フェニル、[[ジ(低級)アルキルアミ ノフェニル]ウレイド]フェニル、[トリハロ(低級)アルキルフェニル]ウレ イド]フェニル、[[ジハロフェニル]ウレイド]フェニル、[ナフチルウレイ ド]フェニル、[フェニルスルホニルウレイド]フェニル、[フェニル(低級) アルキルウレイド]フェニル、[シクロ(低級)アルキルウレイド]フェニル、 [チアゾリルウレイド]フェニル、[ピリジルウレイド]フェニル、[キノリル ウレイド]フェニル、[モルホリニルウレイド]フェニル、[N−フェニル−N −低級アルキルウレイド]フェニル、[フェニル(チオウレイド)]フェニル、 [ナフチル(チオウレイド)]フェニル、[ベンゾイル(チオウレイド)]フェ ニル、[低級アルキルアミノ]フェニル、[N−低級アルカノイル−N−低級ア ルキルアミノ]フェニル、[N−ベンゾイル−N−低級アルキルアミノ]フェニ ル、[N−フェニルカルバモイル−N−低級アルキルアミノ]フェニル、[N− 低級アルコキシカルボニルフェニル(低級)アルケノイル−N−低級アルキルア ミノ]フェニル、[低級アルキルチアゾリルアミノ]フェニル、[フェニルチア ゾリルアミノ]フェニル、[ピリミジニルアミノ]フェニル、低級アルカノイル フェニル、カルバモイルフェニル、[低級アルキルカルバモイル]フェニル、[ フェニルカルバモイル]フェニル、[ジハロフェニルカルバモイル]フェニル、 [N−ジハロフェニル−N−低級アルキルカルバモイル]フェニル、ベンゾイル フェニル、[低級アルコキシベンゾイル]フェニル、モルホリニルカルボニ ルフェニル、インドリジニルカルボニルフェニル、[フェニルカルバモイル(低 級)アルキル]フェニル、[ナフチルカルバモイル(低級)アルキル]フェニル 、フェニルフェニル、[[低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニル]フェ ニル]フェニル、ビフェニルイルフェニル、低級アルコキシとシクロ(低級)アル キルオキシとで置換されたフェニルを有するフェニル、[ハロフェニル]フェニ ル、[カルボキシフェニル]フェニル、[低級アルコキシカルボニルフェニル] フェニル、[アミノフェニル]フェニル、[[低級アルカノイルアミノ]フェニ ル]フェニル、[[ベンゾイルアミノ]フェニル]フェニル、[[カルボキシベ ンゾイルアミノ]フェニル]フェニル、[[モノ(またはビス)(低級アルキル スルホニル)アミノ]フェニル]フェニル、[[トリハロ(低級)アルカノイル アミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルコキシカルボニルアミノ]フェニル ]フェニル、[[フェノキシカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[カル ボキシ(低級)アルカノイルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルコキシ カルボニル(低級)アルカノイルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルコ キシカルボニル(低級)アルケノイルアミノ]フェニル]フェニル、[[シクロ (低級)アルキルカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルキルグ リオキシロイルアミノ]フェニル]フェニル、[[ジハロフェニルスルホニルア ミノ]フェニル]フェニル、[[フェニル(低級)アルケノイルアミノ]フェニ ル]フェニル、フェニルとカルボキシとを有する低級アルケノイルアミノで置換 されたフェニルフェニル、[[ピリジル(低級)アルケノイルアミノ]フェニル ]フェニル、[[キノキサリニルカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[ ベンゾチエニルカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルキルカル バモイルアミノ]フェニル]フェニル、[[フェニルカルバモイルアミノ]フェ ニル]フェニル、[[ナフチルカルバモイル]フェニル]フェニル、ナフチルフ ェニル、[低級アルコキシナフチル]フェニル、[フェニル(低級)アルキル] フェニル、[ナフチル(低級)アルキル]フェニル、[フェニル(低級)アルケ ニル]フェニル、[ジハロフェニル(低級)アルケニル]フェニル、[ナフチル (低級)アルケニル]フェニル、[ベンゾイル(低級)アルケニル]フェニル、 [低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニル]フェニル、 [シアノ(低級)アルケニル]フェニル、[ピリジル(低級)アルケニル]フェ ニル、[(ハロピリジル)(低級)アルケニル]フェニル、[ピリミジニル(低 級)アルケニル]フェニル、[キノリル(低級)アルケニル]フェニル、ピリジ ルフェニル、チエニルフェニル、ハロチエニルフェニル、ピロリルフェニル、[ ジハロピロリル]フェニル、[シアノピロリル]フェニル、[低級アルコキシカ ルボニルピロリル]フェニル、[ジオキソピロリジニル]フェニル、インドリル フェニル、[低級アルコキシカルボニルインドリル]フェニル、[低級アルカノ イルインドリル]フェニル、キノリルフェニル、イソキノリルフェニル、イミダ ゾリルフェニル、[アミノチアゾリル]フェニル、[ピリジルチアゾリル]フェ ニル、ベンゾチアゾリルフェニル、トリアゾリルフェニル、ピリミジニルオキシ フェニル、[フェニルピリミジニルオキシ]フェニル、ハロゲンとアミノとを有 するフェニル、ハロゲンと(ハロフェニル)ウレイドとを有するフェニル、ハロ ゲンと(低級アルコキシフェニル)ウレイドとを有するフェニル、ハロゲンと低 級アルカノイルアミノとを有するフェニル、ビス(低級アルコキシカルボニル) フェニル、低級アルコキシカルボニルとアミノとを有するフェニル、低級アルコ キシカルボニルと低級アルカノイルアミノとを有するフェニル、低級アルコキシ カルボニルとナフトイルアミノとを有するフェニル、ハロゲンとナフトイルアミ ノとを有するフェニル、シクロ(低級)アルキルオキシと低級アルコキシとを有 するフェニル、ナフチルまたはピリジルであり、 R3が水素、低級アルコキシまたはフェニルチオであるもの。 以下の製造例および実施例は、本発明をより詳細に説明するために示すもので ある。製造例1 2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.59g)とm−トルイジン(1.07g)との 混合物を、100℃に20分間加熱する。混合物を冷却し、酢酸エチルに溶解させる 。有機溶液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残 留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、4:1) に付して、3−ニトロ−2−[(m−トリル)アミノ]ピリジン(834mg) を橙色固体として得る。 NMR(CDCl3,δ):2.49(3H,s),6.83(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.02(1H,d,J=8Hz),7 .29(1H,t,J=8Hz),7.4-7.5(2H,m),8.45-8.6(2H,m),10.08(1H,br s)製造例2 製造例1と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 3−ニトロ−2−[(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):6.93(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.35(1H,dd,J=5Hz,8Hz),8.17(1H ,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.42(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.45-8.6(2H,m),8.87(1H,d,J =3Hz),10.10(1H,s) (2) 3−ニトロ−2−[(ピリジン−2−イル)アミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):6.96(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.05(1H,m),7.23(1H,dt,J=1.5Hz ,8Hz),8.3-8.65(4H,m) (3) 2−(1−ナフチル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.82(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.45-7.65(3H,m),7.79(1H,d,J= 8Hz),7.85-8.1(4H,m),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.48(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz) (4) 2−(3−エトキシカルボニルフェニル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):1.42(3H,t,J=7Hz),4.41(2H,q,J=7Hz),6.89(1H,dd,J=5Hz,8 Hz),7.48(1H,t,J=8Hz),7.8-8.0(2H,m),8.28(1H,s),8.45-8.6(2H,m),10.17( 1H,br s) (5) 2−(4−メトキシカルボニルフェニル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.93(3H,s),6.96(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.82(2H,d,J=9Hz),8 .08(2H,d,J=9Hz),8.5-8.6(2H,m), (6) 2−(4−メトキシカルボニルメチルフェニル)アミノ−3−ニトロピリ ジン NMR(CDCl3,δ):3.64(2H,s),3.71(3H,s),6.83(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.32(2H ,d,J=9Hz),7.62(2H,d,J=9Hz),8.45-8.6(2H,m),10.11(1H, br s) (7) 2−(3−メトキシカルボニルメチルフェニル)アミノ−3−ニトロピリ ジン NMR(CDCl3,δ):3.68(2H,s),3.72(3H,s),6.85(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.11(1H ,d,J=8Hz),7.37(1H,t,J=8Hz),7.60(2H,d,J=8Hz),8.45-8.6(2H,m),10.12(1H, br s) (8) 2−(4−アセチルフェニル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):2.61(3H,s),6.95(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.83(2H,d,J=9Hz),8 .00(2H,d,J=9Hz),8.5-8.6(2H,m) (9) 2−(3−アセチルフェニル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):2.65(3H,s),6.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.50(1H,t,J=8Hz),7 .77(1H,d,J=8Hz),7.90(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.25(1H,s),8.45-8.6(2H,m),1 0.19(1H,br s) (10) 2−(3−フルオロフェニル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.8-6.95(2H,m),7.25-7.4(2H,m),7.73(1H,m),8.5-8.6(2H, m),10.19(1H,br s) (11) 2−(3−ヒドロキシフェニル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):6.55(1H,m),6.95-7.25(4H,m),8.5-8.6(2H,m),9.48(1H,s ),9.88(1H,s) (12) 2−(4−メトキシフェニル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.83(3H,s),6.78(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.95(2H,d,J=9Hz),7 .48(2H,d,J=9Hz),8.45(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),9.9 7(1H,br s) (13) 2−(3−メトキシフェニル)アミノ−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.85(3H,s),6.74(1H,m),6.87(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.18(1H ,m),7.25-7.4(2H,m),8.45-8.6(2H,m),10.13(1H,br s)製造例3 3−ニトロ−2−[(m−トリル)アミノ]ピリジン(825mg)と10%パラジ ウム炭(0.3g)とのエタノール(15ml)−1,4−ジオキサン(15ml)中混合物 を、水素(3気圧)雰囲気下、室温で30分間撹拌する。触媒を除去し、溶媒を蒸 発させる。固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3−アミノ−2−[( m−トリル)アミノ]ピリジン(660mg)を得る。 NMR(CDCl3,δ):3.15(2H,br s),6.18(1H,br s),6.77(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6 .95-7.3(5H,m),7.83(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)製造例4 製造例3と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 3−アミノ−2−[(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.12(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd,J=1.5H z,8Hz),7.24(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.50(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.95(1H,s),8 .0-8.15(2H,m),8.76(1H,d,J=3Hz) (2) 3−アミノ−2−[(ピリジン−2−イル)アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.23(2H,s),6.74(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.83(1H,m),6.98( 1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.5-7.7(2H,m),8.00(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,m),8.39(1 H,s) (3) 3−アミノ−2−[(1−ナフチル)アミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.12(2H,s),6.64(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.98(1H,dd,J=1.5H z,8Hz),7.35-7.65(6H,m),7.76(1H,s),7.90(1H,m),8.05(1H,m) (4) 2−(3−アセトアミドフェニル)アミノ−3−アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):2.03(3H,s),5.09(2H,s),6.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.89( 1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.0-7.25(2H,m),7.33(1H,m),7.49(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz ),7.71(1H,s),7.87(1H,s),9.80(1H,s) (5) 3−アミノ−2−[(3−エトキシカルボニルフェニル)アミノ]ピリジ ン NMR(DMSO-d6,δ):1.33(3H,t,J=7Hz),4.31(2H,q,J=7Hz),5.12(2H,s),6.68( 1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.3-7.5(2H, m),7.52(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.95-8.1(2H,m),8.17(1H,s) (6) 3−アミノ−2−[(4−メトキシカルボニルフェニル)アミノ]ピリジ ン NMR(DMSO-d6,δ):3.86(3H,s),5.19(2H,s),6.74(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.98( 1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.58(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.70(2H,d,J=9Hz),7.83(2H ,d,J=9Hz),8.28(1H,s) (7) 3−アミノ−2−[(4−メトキシカルボニルメチルフェニル)アミノ] ピリジン NMR(DMSO-d6,δ):3.58(2H,s),3.61(3H,s),5.07(2H,s),6.61(1H,dd,J=5Hz ,8Hz),6.89(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.11(2H,d,J=9Hz),7.49(1H,dd,J=1.5Hz, 5Hz),7.57(2H,d,J=9Hz),7.70(1H,s) (8) 3−アミノ−2−[(3−メトキシカルボニルメチルフェニル)アミノ] ピリジン NMR(CDCl3,δ):3.41(2H,br s),3.61(2H,s),3.69(3H,s),6.21(1H,br s),6 .78(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.87(1H,m),7.01(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.15-7.3(3H ,m),7.85(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (9) 2−(4−アセチルフェニル)アミノ−3−アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):2.49(3H,s),5.19(2H,s),6.75(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.98( 1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.57(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.69(2H,d,J=9Hz),7.86(2H ,d,J=9Hz),8.27(1H,s) (10) 2−(3−アセチルフェニル)アミノ−3−アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):2.57(3H,s),5.11(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93( 1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.2-7.55(3H,m),7.95-8.05(2H,m),8.13(1H,s) (11) 3−アミノ−2−[(3−フルオロフェニル)アミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.11(2H,s),6.55-6.75(2H,m),6.93(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz) ,7.15-7.35(2H,m),7.54(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.72(1H,dt,J=13Hz,1.5Hz), 7.98(1H,s) (12) 3−アミノ−2−[(3−ヒドロキシフェニル)アミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.12(2H,br s),6.27(1H,m),6.61(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz), 6.85-7.05(3H,m),7.71(1H,s),7.49(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),7.63(1H,s),9.12( 1H,s) (13) 3−アミノ−2−[(4−メトキシフェニル)アミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):3.07(2H,br s),3.79(3H,s),6.19(1H,br s),6.70(1H,dd,J= 5Hz,8Hz),6.87(2H,d,J=9Hz),7.23(2H,d,J=9Hz),7.78(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (14) 3−アミノ−2−[(3−メトキシフェニル)アミノ]ピリジン NMR(CDCl3,δ):3.42(2H,br s),3.79(3H,s),6.21(1H,s),6.51(1H,m),6.75 -6.85(2H,m),6.92(1H,m),7.02(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.18(1H,t,J=8Hz),7.8 5(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)製造例5 2−クロロ−3−ニトロピリジン(6.12g)、3’−アミノアセトアニリド( 5.80g)および炭酸カリウム(5.34g)のトルエン(50ml)中混合物を、還流下 に5時間加熱する。混合物を冷却し、固体を集め、水、エタノールおよびイソプ ロピルエーテルで順次洗って、2−(3−アセトアミドフェニル)アミノ−3− ニトロピリジン(5.88g)を橙色固体として得る。 NMR(DMSO-d6,δ):2.06(3H,s),6.99(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.2-7.4(3H,m),7. 91(1H,s),8.5-8.6(2H,m),9.93(1H,s),9.99(1H,s)製造例6 3−アミノ安息香酸エチル(996mg)とトリエチルアミン(0.85ml)とのジク ロロメタン(10ml)中混合物に、塩化ベンゾイル(0.70ml)を加える。混合物を 室温で15分間撹拌し、酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を食塩水で洗 い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエ ーテルで洗って、3−ベンゾイルアミノ安息香酸エチル(1.36g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.33(3H,t,J=7Hz),4.33(2H,q,J=7Hz),7.45-7.75( 5H,m),7.98(2H,d,J=8Hz),8.08(1H,d,J=8Hz) 製造例7 水素化ナトリウム(油中60%、5.19g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30m l)中懸濁液に、0℃で、3’−ニトロアセトアニリド(214mg)のN,N−ジメ チルホルムアミド(30ml)溶液を加える。混合物を室温で30分間撹拌し、つぎに 、ヨードメタン(3.59ml)を加える。30分後、混合物中に1N塩酸を注入し、酢 酸エチルで抽出する。有機溶液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾 燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、N−メチ ル−3’−ニトロアセトアニリド(4.64g)を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):1.92(3H,s),3.25(3H,s),7.65-7.9(2H,m),8.1-8. 3(2H,m)製造例8 チオシアン酸アンモニウム(2.79g)と塩化ベンゾイル(3.86ml)とのアセト ン(30ml)中混合物を、還流下に5分間加熱する。つぎに、これに、3’−アミ ノアセトアニリド(5.00g)のアセトン(40ml)溶液を加える。混合物を水中に 注ぎ、生じた沈殿を濾別する。結晶を1N水酸化ナトリウム溶液(150ml)とと もに、50℃に3時間加熱する。混合物を酢酸エチルと水との混合物に注ぎ、生じ た沈殿を集め、酢酸エチルおよび水で洗って、N−(3−アセチルアミノフェニ ル)チオ尿素(4.22g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.03(3H,s),7.12(1H,d,J=8Hz),7.22(1H,t,J=8Hz) ,7.33(1H,d,J=8Hz),7.62(1H,s),9.68(1H,s),9.95(1H,s)製造例9 3−ニトロアニリン(6.14g)、2−クロロピリミジン(4.85g)および炭酸 カリウム(6.15g)のジメチルスルホキシド(50ml)中混合物を、170℃に5時 間加熱する。混合物を冷却し、酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を食 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプ ロピルエーテルで洗って、2−(3−ニトロフェニルアミノ)ピリミジン(1.92 g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):6.97(1H,t,J=5Hz),7.57(1H,t,J=8Hz),7.78 (1H,d,J=8Hz),8.09(1H,d,J=8Hz),8.58(2H,d,J=5Hz),8.85(1H,s)製造例10 3−ニトロフェノール(6.85g)、2−クロロピリミジン(5.13g)および炭 酸カリウム(6.81g)のジメチルスルホキシド(50ml)中混合物を、150℃に30 分間加熱する。混合物を冷却し、酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を 食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソ プロピルエーテルで洗って、2−(3−ニトロフェノキシ)ピリミジン(7.41g )を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.35(1H,t,J=5Hz),7.7-7.8(2H,m),8.1-8.2(2H,m) ,8.69(2H,d,J=5Hz)製造例11 3−ヒドロキシ安息香酸メチル(3.4g)、2−クロロピリミジン(2.29g) および炭酸カリウム(3.04g)のジメチルスルホキシド(30ml)中混合物を、15 0℃で1時間撹拌する。混合物を酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を 水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集 め、イソプロピルエーテルで洗い、3−(ピリミジン−2−イル)オキシ安息香 酸メチル(3.66g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.92(3H,s),7.07(1H,t,J=5Hz),7.41(1H,m),7.52(1 H,t,J=8Hz),7.88(1H,t,J=1.5Hz),7.96(1H,d,J=8Hz),8.58(2H,d,J=5Hz)製造例12 製造例10および11と同様にして、次の化合物を得る。 2−(3−ニトロフェノキシ)−4−フェニルピリミジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.5-7.65(3H,m),7.75-7.9(2H,m),7.93(1H,d,J=5H z),8.1-8.25(4H,m),8.73(1H,d,J=5Hz)製造例13 ヨードベンゼン(3.53ml)のエーテル(10ml)溶液に、n−ブチルリチウム( 1.6Mヘキサン中、20ml)を加え、混合物を室温で20分間撹拌する。2−クロ ロピリミジン(3.52g)のエーテル(90ml)溶液に、-30℃で、上記の溶液を加 える。混合物を-30℃で30分間撹拌し、つぎに、0℃で30分間撹拌し、酢酸(1.83 ml)と水(0.31ml)とのテトラヒドロフラン(6ml)溶液で反応を終了させ、テ トラヒドロフラン(30ml)中の2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノ ン(DDQ)(7.26g)で処理する。混合物を0℃で5分間撹拌し、0℃に冷却し 、冷水酸化ナトリウム水溶液(3M、9.2ml)で処理し、0℃で5分間撹拌する 。有機層を分離し、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し 、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、7:3)に付 して、2−クロロ−4−フェニルピリミジン(3.39g)を固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.55-7.7(3H,m),8.15-8.25(3H,m),8.83(1H,d,J=5 Hz)製造例14 2−ブロモ−3’−ニトロアセトフェノン(12.2g)とチオ尿素(3.81g)と のエタノール(100ml)中混合物を、室温で15分間撹拌する。反応混合物を酢酸 エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を食塩水で洗い、 硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピルエーテ ルで洗って、2−アミノ−4−(3−ニトロフェニル)チアゾール(10.21g) を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.24(2H,s),7.36(1H,s),7.67(1H,t,J=8Hz),8.10 (1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.24(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.62(1H,t,J=1.5Hz)製造例15 2−ブロモ−3’−ニトロアセトフェノン(3.66g)と3−チオカルバモイル ピリジン(2.07g)とのエタノール(40ml)中混合物を、還流下に1時間加熱す る。反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有 機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め 、イソプロピルエーテルで洗って、4−(3−ニトロフェニル)−2−(ピリジ ン−3−イル)チアゾール(2.91g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.55(1H,m),7.78(1H,t,J=8Hz),8.22(1H,d,J=8Hz) ,8.41(1H,m),8.50(1H,d,J=8Hz),8.59(1H,s),8.70(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8 .83(1H,s),9.22(1H,d,J=1.5Hz)製造例16 2−ブロモ−3’−ニトロアセトフェノン(4.88g)とホルムアミド(50ml) との混合物を、185℃で2時間撹拌する。反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナト リウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで 乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、酢酸エチルで洗って、4−(3−ニトロ フェニル)イミダゾール(2.32g)を得る。 NMR(DMSO-d3,300MHz,δ):7.63(1H,t,J=8Hz),7.78(1H,s),7.90(1H,s),8.02 (1H,d,J=8Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,s),12.36(1H,br s)製造例17 塩化3−ニトロベンゾイル(3.71g)、アニソール(2.0ml)および塩化アル ミニウム(2.67g)のジクロロメタン(50ml)中混合物を、還流下に1時間加熱 する。反応混合物を酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を食塩水で洗い 、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、酢酸エチルで洗っ て、1−(3−ニトロベンゾイル)−4−メトキシベンゼン(955mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.88(3H,s),7.12(2H,d,J=8Hz),7.75-7.9(3H,m), 8.12(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,s),8.48(1H,m)製造例18 塩化3−ニトロベンゾイル(4.50g)とインドリジン(2.84g)とのジクロロ メタン(30ml)中混合物を、室温で30分間撹拌する。反応混合物を酢酸と水との 混合物中に注ぐ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、 濃縮する。残った固体を集め、酢酸エチルで洗って、3−(3−ニトロベンゾイ ル)インドリジン(4.51g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):6.74(1H,d,J=5Hz),7.18(1H,m),7.35-7.45(2H,m) ,7.8-7.9(2H,m),8.09(1H,d,J=8Hz),8.4-8.5(2H,m),9.85 (1H,d,J=7Hz)製造例19 水素化ナトリウム(油中60%、1.48g)のN,N−ジメチルホルムアミド(40m l)中懸濁液に、0℃で、ジエチル=ベンジルホスホナート(7.69g)のN,N− ジメチルホルムアミド(40ml)溶液を加える。混合物を室温で30分間撹拌し、つ ぎに、これに、3−ニトロベンズアルデヒド(5.09g)の溶液を加える。50℃で 1時間撹拌後、混合物を希塩酸中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出する。合わせた 有機溶液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じ た固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、(E)−3−ニトロスチルベン (3.97g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.1-7.6(8H,m),7.80(1H,d,J=8Hz),8.10(1H,dd,J=1. 5Hz,8Hz),8.38(1H,s)製造例20 製造例19と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−((E)−3−ニトロスチリル)ナフタレン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.25(1H,d,J=16Hz),7.35-7.6(4H,m),7.7-7.95(6H,m ),8.10(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,s) (2) (E)−3−ニトロスチリルフェニルケトン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.5-7.7(5H,m),7.86(1H,d,J=16Hz),7.93(1H,d,J=8H z),8.06(2H,d,J=8Hz),8.28(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.52(1H,s) (3) (E)−3−(3−ニトロフェニル)プロペノニトリル NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.07(1H,d,J=16Hz),7.48(1H,d,J=16Hz),7.64(1H,t, J=8Hz),7.78(1H,d,J=8Hz),8.25-8.4(2H,m) (4) (E)−3−(3−ニトロフェニル)プロペン酸メチル NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.84(3H,s),6.57(1H,d,J=16Hz),7.59(1H,t,J=8Hz) ,7.73(1H,d,J=16Hz),7.83(1H,d,J=8Hz),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1 H,t,J=1.5Hz) 製造例21 N−メチル−3’−ニトロアセトアニリド(5.13g)と10%パラジウム炭(0.6 g)とのメタノール(50ml)−1,4−ジオキサン(50ml)中混合物を、水素( 3気圧)雰囲気下、室温で2時間撹拌する。触媒を濾去し、溶媒を蒸発させる。 残った固体を集め、イソプロピルエーテルて洗って、3’−アミノ−N−メチル アセトアニリド(4.06g)を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):1.78(3H,s),3.08(3H,s),5.28(2H,s),6.35-6.6(3 H,m),7.05(1H,t,J=8Hz)製造例22 製造例21と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 3−(ピリミジン−2−イル)アミノアニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.96(2H,s),6.28(1H,m),6.78(1H,m),6.8-6.95(2 H,m),7.05(1H,s),8.42(2H,d,J=5Hz),9.28(1H,s) (2) 3−(ピリミジン−2−イル)オキシアニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.23(2H,s),6.2-6.35(2H,m),6.43(1H,d,J=8Hz), 7.02(1H,t,J=8Hz),7.23(1H,t,J=5Hz),8.62(2H,d,J=5Hz) (3) 3−(4−フェニルピリミジン−2−イル)オキシアニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.27(2H,s),6.3-6.5(3H,m),7.07(1H,t,J=8Hz),7 .45-7.65(3H,m),7.82(1H,d,J=5Hz),8.05-8.2(2H,m),8.67(1H,d,J=5Hz)製造例23 (E)−3−ニトロスチルベン(3.63g)、塩酸(35%、10ml)および鉄粉( 3.6g)のエタノール(30ml)中混合物を、還流下に1時間加熱する。混合物を 重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機溶 液を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、 濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、(E)−3−ア ミノスチルベン(2.05g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.49(1H,d,J=8Hz),6.7-6.85 (2H,m),7.0-7.15(3H,m),7.2-7.45(3H,m),7.58(2H,d,J=8Hz)製造例24 製造例23と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−アミノ−4−(3−アミノフェニル)チアゾール NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.02(2H,s),6.45(1H,m),6.76(1H,s),6.9-7.05(5 H,m) (2) 3−[2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル]アニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.20(2H,s),6.58(1H,d,J=8Hz),7.05-7.2(2H,m), 7.30(1H,s),7.58(1H,m),8.05(1H,s),8.35(1H,d,J=8Hz),8.68(1H,d,J=5Hz), 9.19(1H,d,J=1.5Hz) (3) 3−(イミダゾール−4−イル)アニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.96(2H,s),6.38(1H,d,J=8Hz),6.85-7.1(3H,m), 7.40(1H,s),7.64(1H,s),12.04(1H,br s) (4) 3−アミノ−4’−メトキシベンゾフェノン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.84(3H,s),5.37(2H,s),6.75-6.85(2H,m),6.89( 1H,t,J=1.5Hz),7.07(2H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.16(1H,t,J=8Hz),7.72(2H,dt,J= 8Hz,1.5Hz) (5) 3−(3−インドリジニルカルボニル)アニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.32(2H,s),6.65(1H,d,J=5Hz),6.75(1H,m),7.86 (1H,d,J=8Hz),6.97(1H,s),7.05-7.2(2H,m),7.25-7.4(2H,m),7.77(1H,d,J=8H z),9.81(1H,d,J=7Hz) (6) 3−[(E)−2−(2−ナフチル)ビニル]アニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.50(1H,d,J=8Hz),6.75-6.85(2H,m) ,7.03(1H,t,J=8Hz),7.23(2H,s),7.4-7.55(2H,m),7.8-7.95(4H,m),7.98(1H, s) (7) (E)−3−アミノスチリルフェニルケトン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.21(2H,s),6.68(1H,d,J=8Hz),6.95-7.15(3H,m) ,7.5-7.8(5H,m),8.10(2H,d,J=8Hz) (8) (E)−3−(3−アミノフェニル)プロペノニトリル NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.26(2H,s),6.23(1H,d,J=16Hz),6.64(1H,d,J=8Hz ),6.73(1H,s),6.79(1H,d,J=8Hz),7.08(1H,t,J=8Hz),7.48(1H,d,J=16Hz) (9) (E)−3−(3−アミノフェニル)プロペン酸メチル NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.72(3H,s),5.19(2H,s),6.41(1H,d,J=16Hz),6.6 4(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),6.75-6.85(2H,m),7.06(1H,t,J=8Hz),7.48(1H,d,J=1 6Hz)製造例25 N−(3−アセチルアミノフェニル)チオ尿素(0.84g)と2−ブロモアセト フェノン(0.84g)とのエタノール(10ml)中混合物を、還流下に15分間加熱す る。溶媒を蒸発させたのち、3N塩酸を加え、混合物を30分間還流下に加熱する 。混合物を重炭酸ナトリウムで塩基性とし、酢酸エチルで抽出する。有機溶液を 水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノ ールから結晶化させて、3−(4−フェニルチアゾール−2−イル)アミノアニ リン(0.88g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.11(2H,s),6.20(1H,d,J=8Hz),6.82(1H,m),6.9- 7.0(2H,m),7.25-7.35(2H,m),7.42(2H,t,J=8Hz),7.93(2H,d,J=8Hz)製造例26 製造例25と同様にして、次の化合物を得る。 3−(4−メチルチアゾール−2−イル)アミノアニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.19(3H,s),5.02(2H,s),6.15(1H,d,J=8Hz),6.37 (1H,s),6.65-6.8(2H,m),6.90(1H,t,J=8Hz),9.73(1H,s)製造例27 2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.96g)と3’−アミノ−N−メチルアセ トアニリド(2.03g)とのトルエン(20ml)中混合物を、還流下に7時間加熱す る。混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層 を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を 集め、イソプロピルエーテルで洗って、2−[3−(N−メチルアセトアミド) フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン(872mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):1.85(3H,s),3.18(3H,s),7.0-7.15(2H,m),7.42(1 H,t,J=8Hz),7.66(2H,m),8.5-8.6(2H,m),10.01(1H,s)製造例28 2−クロロ−3−ニトロピリジン(2.27g)、3−クロロアニリン(1.5ml) および炭酸カリウム(2.2g)の1,4−ジオキサン(30ml)中混合物を、還流下 に20時間加熱する。不溶物を濾去し、濾液を濃縮する。シリカゲルカラムクロマ トグラフィー(クロロホルム−メタノール、50:1)により、2−(3−クロロ フェニルアミノ)−3−ニトロピリジン(404mg)を橙色固体として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.15(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz) ,7.31(1H,t,J=8Hz),7.45(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.88(1H,t,J=1.5Hz),8.5-8 .6(2H,m),10.14(1H,s)製造例29 製造例1、5および28と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−(3−シアノフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.97(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.4-7.55(2H,m),7.7-7.8( 1H,m),8.32(1H,s),8.5-8.65(2H,m),10.22(1H,s) (2) 2−(3−ビフェニルイルアミノ)−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.85(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.2-7.5(5H,m),7.55-7.7( 3H,m),7.86(1H,t,J=1.5Hz),8.45-8.6(2H,m),10.19(1H,s) (3) 3−ニトロ−2−[3−(4−フェニルチアゾール−2−イル)アミノフ ェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.05(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.21(1H,d,J=8Hz),7.25 -7.5(6H,m),7.92(2H,d,J=8Hz),8.37(1H,s),8.5-8.6(2H,m) (4) 3−ニトロ−2−[3−(4−メチルチアゾール−2−イル)アミノフェ ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.22(3H,s),6.45(1H,s),6.99(1H,dd,J=5Hz,8Hz) ,7.17(1H,d,J=8Hz),7.27(1H,t,J=8Hz),7.41(1H,d,J=8Hz),8.01(1H,s),8.5- 8.6(2H,m) (5) 3−ニトロ−2−[3−(ピリミジン−2−イル)アミノフェニルアミノ ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):6.84(1H,t,J=5Hz),6.98(1H,m),7.2-7.3(2H,m),7 .54(1H,m),8.05(1H,s),8.45-8.55(4H,m),9.67(1H,s) (6) 3−ニトロ−2−[3−(ピリミジン−2−イル)オキシフェニルアミノ ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):6.9-7.5(2H,m),7.28(1H,t,J=5Hz),7.41(1H,t,J=8 Hz),7.53(1H,d,J=8Hz),7.66(1H,t,J=1.5Hz),8.5-8.6(2H,m),8.66(2H,d,J=5H z) (7) 3−ニトロ−2−[3−[(4−フェニルピリミジン−2−イル)オキシ ]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):6.95-7.1(2H,m),7.43(1H,t,J=8Hz),7.5-7.65(4H, m),7.74(1H,t,J=1.5Hz),7.87(1H,d,J=5Hz),8.1-8.2(2H,m),8.45-8.6(2H,m) ,8.69(1H,d,J=5Hz) (8) 2−[3−(2−アミノチアゾール−4−イル)フェニルアミノ]−3− ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):6.9-7.1(4H,m),7.36(1H,t,J=8Hz),7.55-7.65(2H, m),7.98(1H,s),8.5-8.6(2H,m),9.99(1H,s) (9) 3−ニトロ−2−[3−[2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4− イル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.01(1H,m),7.48(1H,t,J=8Hz),7.57(1H,m),7.74 (1H,d,J=8Hz),7.84(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,s),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8 .5-8.6(2H,m),8.69(1H,d,J=5Hz),9.22(1H,s),10.05(1H,s) (10) 2−[3−(イミダゾール−4−イル)フェニルアミノ]−3−ニトロピ リジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):6.98(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.3-7.75(4H,m),7.99(1 H,s),8.5-8.6(2H,m),9.99(1H,s),12.18(1H,br s) (11) 2−[3−(4−メトキシベンゾイル)フェニルアミノ]−3−ニトロピ リジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.91(3H,s),6.88(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.98(2H,dt,J =8Hz,1.5Hz),7.45-7.6(2H,m),7.8-7.95(3H,m),8.09(1H,s),8.50(1H,d,J=5 Hz),8.55(1H,d,J=8Hz),10.20(1H,s) (12) 2−[3−(3−インドリジニルカルボニル)フェニルアミノ]−3−ニ トロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.55(1H,d,J=5Hz),6.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.96(1 H,t,J=8Hz),7.22(1H,t,J=8Hz),7.45-7.65(4H,m),7.79(1H,d,J=8Hz),8.17(1 H,s),8.5-8.6(2H,m),9.98(1H,d,J=7Hz),10.22(1H,s) (13) 3−ニトロ−2−[(E)−3−スチリルフェニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.85(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.13(2H,s),7.20-7.45(5H ,m),7.5-7.65(3H,m),7.78(1H,s),8.5-8.6(2H,m),10.16(1H,s) (14) 2−[3−[(E)−2−(2−ナフチル)ビニル]フェニルアミノ]− 3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.00(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.35-7.55(6H,m),7.63( 1H,d,J=8Hz),7.85-7.95(5H,m),8.02(1H,s),8.5-8.6(2H,m),10.02(1H,s) (15) 2−[3−((E)−2−ベンゾイルビニル)フェニルアミノ]−3−ニ トロピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.10(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.5-7.95(7H,m),8.03(1 H,d,J=16Hz),8.15-8.3(3H,m),8.6-8.7(2H,m),10.12(1H,s) (16) 2−[3−((E)−2−シアノビニル)フェニルアミノ]−3−ニトロ ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):5.93(1H,d,J=16Hz),6.91(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.35- 7.5(2H,m),7.67(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.91(1H,t,J=1.5Hz),8.45-8.6(2H,m) ,10.18(1H,s) (17) 2−[3−((E)−2−メトキシカルボニルビニル)フェニルアミノ] −3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.82(3H,s),6.48(1H,d,J=16Hz),6.89(1H,dd,J=5Hz ,8Hz),7.33(1H,d,J=8Hz),7.41(1H,t,J=8Hz),7.63(1H,d,J=8Hz),7.72(1H,d ,J=16Hz),8.5-8.6(2H,m),10.16(1H,s)製造例30 3−アミノ−2−クロロピリジン(2.57g)と3−ニトロアニリン(2.76g) との混合物を、200℃に1時間加熱する。混合物を冷却し、重炭酸ナトリウム水 溶液とクロロホルムとに分配する。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで 乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノ ール、40:1)に付して、3−アミノ−2−(3−ニトロフェニルアミノ)ピ リジン(141mg)を橙色固体として得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):5.18(2H,s),6.74(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.99(1H,dd ,J=1.5Hz,8Hz),7.45-7.7(3H,m),8.02(1H,m),8.33(1H,s),8.66(1H,t,J=1.5H z) 製造例31 3−ニトロ−2−((E)−3−スチリルフェニルアミノ)ピリジン(1.03g )と10%パラジウム炭(0.3g)とのメタノール(20ml)−1,4−ジオキサン( 20ml)中混合物を、水素(3気圧)雰囲気下、室温で1.5時間撹拌する。触媒を 沢去し、溶媒を蒸発させる。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って 、3−アミノ−2−(3−フェネチルフェニルアミノ)ピリジン(835mg)を得 る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.8-2.95(4H,m),5.05(2H,s),6.61(1H,dd,J=5Hz, 8Hz),6.72(1H,d,J=8Hz),6.89(1H,d,J=8Hz),7.1-7.35(6H,m),7.43(1H,s),7. 50(1H,d,J=5Hz),7.55(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.67(1H,s)製造例32 製造例3および31と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−(3−アセトアミドフェニルアミノ)−3−アミノ−6−エトキシピ リジン NMR(DMSO-d6,δ):1.35(3H,t,J=7Hz),2.02(3H,s),4.35(2H,q,J=7Hz),6.29( 1H,d,J=7Hz),6.82(1H,m),6.90(1H,d,J=7Hz),7.05(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.20( 1H,m),7.75(1H,s),8.35(1H,s),9.71(1H,s) (2) 3−アミノ−2−[3−[2−(2−ナフチル)エチル]フェニルアミノ ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.9-3.1(4H,m),5.07(2H,s),6.61(1H,dd,J=5Hz,8 Hz),6.76(1H,d,J=8Hz),6.89(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.12(1H,t,J=8Hz),7.4-7 .6(6H,m),7.68(1H,s),7.75(1H,s),7.8-7.9(3H,m)製造例33 2−(3−クロロフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン(394mg)、塩酸(3 5%、1.3ml)および鉄粉(0.44g)のエタノール(5ml)中混合物を、還流下に 15分間加熱する。混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回 抽出する。合わせた有機溶液を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗 い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集めて、イソプロピル エーテルで洗って、3−アミノ−2−(3−クロロフェニルアミノ)ピリジン( 281mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):5.12(2H,s),6.68(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.8-7.0(2H ,m),7.23(1H,t,J=8Hz),7.45-7.6(2H,m),7.89(1H,t,J=2Hz),7.96(1H,s)製造例34 製造例33と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 3−アミノ−2−(3−シアノフェニルアミノ)ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.13(2H,s),6.71(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.97(1H,dd ,J=1.5Hz,8Hz),7.25(1H,d,J=8Hz),7.42(1H,t,J=8Hz),7.57(1H,dd,J=1.5Hz, 5Hz),7.82(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.13(1H,s),8.18(1H,t,J=1.5Hz) (2) 3−アミノ−2−(3−ビフェニルイルアミノ)ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.6-6.7(1H,m),6.92(1H,dt,J=8Hz,1 .5Hz),7.12(1H,d,J=8Hz),7.25-7.4(2H,m),7.45-7.6(3H,m),7.63(2H,d,J=8Hz ),7.69(1H,d,J=8Hz),7.83(1H,s),7.89(1H,s) (3) 3−アミノ−2−[3−(2−アミノチアゾール−4−イル)フェニルア ミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.08(2H,s),6.61(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.8-6.9(2H ,m),6.98(2H,s),7.15-7.3(2H,m),7.49(1H,m),7.65(1H,d,J=8Hz),7.76(1H,s ),7.91(1H,s) (4) 3−アミノ−2−[3−(2−ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イ ル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.65(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d, J=8Hz),7.33(1H,t,J=8Hz),7.45-7.6(3H,m),7.82(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.89 (1H,s),8.14(1H,s),8.22(1H,s),8.38(1H,m),8.69(1H,d,J=5Hz),9.22(1H,d, J=1.5Hz) (5) 3−アミノ−2−[3−(イミダゾール−4−イル)フェニルアミノ]ピ リジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.07(2H,s),6.61(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.90(1H,d, J=8Hz),7.15-7.25(2H,m),7.4-7.8(5H,m),7.94(1H,s),12.18(1H,br s) (6) 3−アミノ−2−[3−(4−メトキシベンゾイル)フェニルアミノ]ピ リジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.87(3H,s),5.09(2H,s),6.65(1H,dd,J=5Hz,8Hz) ,6.91(1H,d,J=8Hz),7.05-7.2(3H,m),7.38(1H,t,J=8Hz),7.49(1H,m),7.80(2 H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.9-8.05(3H,m) (7) 3−アミノ−2−[3−(3−インドリジニルカルボニル)フェニルアミ ノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.60-6.75(2H,m),6.94(1H,d,J=8Hz) ,7.11(1H,m),7.22(1H,d,J=8Hz),7.25-7.45(2H,m),7.5-7.55(2H,m),7.75-7. 85(2H,m),8.00(1H,s),8.08(1H,s),9.86(1H,d,J=7Hz) (8) 3−アミノ−2−((E)−3−スチリルフェニルアミノ)ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.07(2H,s),6.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.90(1H,d, J=8Hz),7.05-7.4(7H,m),7.5-7.65(4H,m),7.78(2H,d,J=8Hz) (9) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(2−ナフチル)ビニル]フェニ ルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d, J=8Hz),7.17(1H,d,J=8Hz),7.2-7.65(7H,m),7.81(1H,s),7.85-8.0(5H,m),8. 02(1H,s) (10) 3−アミノ−2−[3−((E)−2−ベンゾイルビニル)フェニルアミ ノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.94(1H,dd ,J=1.5Hz,8Hz),7.34(1H,t,J=8Hz),7.42(1H,d,J=8Hz),7.5- 7.9(8H,m),7.98(1H,s),8.12(2H,dd,J=1.5Hz,8Hz) (11) 3−アミノ−2−[3−((E)−2−シアノビニル)フェニルアミノ] ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.32(1H,d,J=16Hz),6.67(1H,dd,J=5H z,8Hz),6.92(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.17(1H,d,J=8Hz),7.30(1H,t,J=8Hz),7 .5-7.95(5H,m) (12) 3−アミノ−2−[3−((E)−2−メトキシカルボニルビニル)フェ ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.73(3H,s),5.08(2H,s),6.49(1H,d,J=16Hz),6.6 6(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,d,J=8Hz),7.15-7.35(2H,m),7.5-7.75(3H,m), 7.85(1H,s),7.90(1H,s) (13) 3−アミノ−2−[3−(N−メチルアセトアミド)フェニルアミノ]ピ リジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):1.83(3H,s),3.16(3H,s),5.09(2H,s),6.65(1H,dd ,J=5Hz,8Hz),6.77(1H,d,J=8Hz),6.92(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.28(1H,t,J=8H z),7.5-7.65(3H,m),7.90(1H,s) (14) 3−アミノ−2−[3−(4−フェニルチアゾール−2−イル)アミノフ ェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,m) ,7.0-7.55(6H,m),7.53(1H,d,J=5Hz),7.73(1H,s),7.91(2H,d,J=8Hz),8.19(1 H,s) (15) 3−アミノ−2−[3−(4−メチルチアゾール−2−イル)アミノフェ ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.21(3H,s),5.09(2H,s),6.39(1H,s),6.62(1H,dd ,J=5Hz,8Hz),6.89(1H,d,J=8Hz),7.05-7.3(3H,m),7.49(1H,d,J=5Hz),7.68( 1H,s),7.89(1H,s) (16) 3−アミノ−2−[3−(ピリミジン−2−イル)アミノフェニルアミノ ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.08(2H,s),6.60(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.79(1H,d, J=5Hz),6.88(1H,d,J=8Hz),7.10(1H,t,J=8Hz),7.22(1H,m),7.30(1H,m),7.48 (1H,d,J=5Hz),7.66(1H,s),7.92(1H,t,J=1.5Hz),8.45(2H,d,J=5Hz),9.47(1H, s) (17) 3−アミノ−2−[3−(ピリミジン−2−イル)オキシフェニルアミノ ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.6-6.7(2H,m),6.91(1H,d,J=8Hz),7 .2-7.3(2H,m),7.4-7.55(2H,m),7.60(1H,s),7.89(1H,s),8.65(2H,d,J=5Hz) (18) 3−アミノ−2−[3−(4−フェニルピリミジン−2−イル)オキシフ ェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.72(1H,d, J=8Hz),6.93(1H,d,J=8Hz),7.30(1H,t,J=8Hz),7.45-7.6(5H,m),7.69(1H,s), 7.84(1H,d,J=5Hz),7.91(1H,s),8.1-8.2(2H,m),8.68(1H,d,J=5Hz)製造例35 3−(ベンゾイルアミノ)安息香酸エチル(695mg)のエタノール(5ml)− 1,4−ジオキサン(5ml)溶液に、4N水酸化ナトリウム水溶液(2ml)を加 える。50℃で1時間撹拌後、混合物を希塩酸で酸性化し、酢酸エチルで抽出する 。有機層を希塩酸および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、 3−(ベンゾイルアミノ)安息香酸(595mg)を固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.45-7.75(5H,m),7.99(2H,d,J=8Hz),8.05(1H,d,J =8Hz),8.44(1H,s)製造例36 製造例35と同様にして、次の化合物を得る。 3−(ピリミジン−2−イル)オキシ安息香酸 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.30(1H,t,J=5Hz),7.48(1H,d,J=8Hz),7.58(1H,t, J=8Hz),7.69(1H,s),7.84(1H,d,J=8Hz),8.67(2H,d,J=5Hz) 製造例37 3−[(3−ニトロピリジン−2−イル)アミノ]安息香酸エチル(322mg) のエタノール(2ml)−1,4−ジオキサン(2ml)溶液に、4N水酸化ナトリ ウム水溶液(1ml)を加える。室温で1時間撹拌後、混合物を希塩酸で酸性化し 、酢酸エチルで抽出する。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで 乾燥し、濃縮して、3−[(3−ニトロピリジン−2−イル)アミノ]安息香酸 (263mg)を固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.03(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.49(1H,t,J=8Hz),7.72 (1H,d,J=8Hz),7.88(1H,d,J=8Hz),8.26(1H,s),8.5-8.6(2H,m),10.03(1H,s)製造例38 3−ニトロスチレン(4.6ml)、3−ブロモピリジン(2.6ml)、酢酸パラジウ ム(II)(0.20g)、塩化テトラブチルアンモニウム(8.4g)および重炭酸ナ トリウム(6.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)中混合物を、110℃ で3時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エ チルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で 洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピル エーテルで洗って、3−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]ピリジ ン(5.34g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.21(2H,s),7.33(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.57(1H,t,J= 8Hz),7.8-7.9(2H,m),8.13(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.38(1H,t,J=2Hz),8.55(1H, d,J=5Hz),8.78(1H,d,J=2Hz)製造例39 製造例38と同様にして、次の化合物を得る。 5−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]ピリミジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.51(1H,d,J=16Hz),7.7-7.8(2H,m),8.09(1H,d,J= 8Hz),8.18(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.47(1H,s),9.10(3H,m) 製造例40 1−ヨード−3−ニトロベンゼン(7.47g)、2−ビニルピリジン(4.73g) 、酢酸パラジウム(II)(0.20g)、塩化テトラブチルアンモニウム(8.34g) および重炭酸ナトリウム(6.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)中混 合物を、110℃で5時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中 に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液 および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め 、イソプロピルエーテルで洗って、2−[(E)−2−(3−ニトロフェニル) ビニル]ピリジン(3.37g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.15-7.3(2H,m),7.41(1H,d,J=8Hz),7.54(1H,t,J=8H z),7.65-7.75(2H,m),8.13(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.43(1H,s),8.64(1H,d,J=5Hz )製造例41 2−ブロモナフタレン(5.0g)とテトラキス(トリフェニルホスフィン)パ ラジウム(0)(0.56g)とのトルエン(50ml)溶液に、ジヒドロキシ(3−ニ トロフェニル)ボラン(4.44g)のメタノール溶液と2M炭酸ナトリウム水溶液 (12ml)溶液を加える。生じた混合物を80℃で4時間撹拌し、酢酸エチルで抽出 する。溶媒を蒸発させたのち、粗製残留物をヘキサンから結晶化させて、3−( 2−ナフチル)−1−ニトロベンゼン(5.4g)を得る。 NMR(CDCl3,δ):7.54(2H,m),7.65(1H,t,J=8Hz),7.75(1H,d,J=8Hz),7.91(2H ,m),7.98(1H,d,J=8Hz),8.05(1H,dd,J=9Hz,2Hz),8.11(1H,s),8.23(1H,dd,J= 8Hz,2Hz),8.59(1H,s)製造例42 水素化ナトリウム(油中60%、0.75g)のN,N−ジメチルホルムアミド(20m l)中懸濁液に、ジエチル=3−ニトロベンジルホスホナート(4.40g)のN,N− ジメチルホルムアミド(20ml)溶液を加える。混合物を室温で15分間撹拌し、つ ぎに、これに、4−キノリンカルバルデヒド(2.81g)のN,N−ジメチルホルム アミド(20ml)溶液を加える。50℃で30分間撹拌後、混合物を重炭酸ナトリウ ム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機溶液を重炭酸ナト リウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留 物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール(50:1) )に付して、4−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]キノリン(1. 57g)を固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.65-7.85(4H,m),7.89(1H,d,J=5Hz),8.07(1H,d,J =8Hz),8.21(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.3-8.4(2H,m),8.62(1H,d,J=8Hz),8.70(1H ,t,J=2Hz),8.94(1H,d,J=5Hz)製造例43 製造例42と同様にして、次の化合物を得る。 2−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]キノリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.60(1H,t,J=8Hz),7.65-7.85(3H,m),7.9-8.05(4H ,m),8.15-8.3(2H,m),8.41(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,t,J=2Hz)製造例44 3−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]ピリジン(3.64g)、鉄 粉(3.6g)および塩酸(35%、11ml)のエタノール(30ml)中混合物を、80℃ で4時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エ チルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で 洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピル エーテルで洗って、3−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビニル]ピリジ ン(1.25g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.52(1H,dd,J=2Hz,8Hz),6.75-6.85( 2H,m),7.0-7.15(2H,m),7.23(1H,d,J=16Hz),7.39(1H,m),8.02(1H,m),8.45(1 H,d,J=5Hz),8.75(1H,d,J=2Hz)製造例45 3−(2−ナフチル)−1−ニトロベンゼン(5.4g)、鉄(3.63g)および 酢酸(13.0g)のエタノール(50ml)中混合物を、還流下に3時間撹拌する。反 応混合物をクロロホルムで希釈し、濾過し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で処理 する。クロロホルム層を分離し、乾燥し、蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフ ィーに付して、3−(2−ナフチル)アニリン(5.2g)を得る。 NMR(CDCl3,δ):3.75(2H,br s),6.70(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.03(1H,s),7.12 (1H,d,J=8Hz),7.27(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.47(2H,m),7.70(1H,dd,J=8Hz,2Hz) ,7.87(3H,m),8.01(1H,s)製造例46 製造例3、21、23、44または45と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビニル]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.53(1H,dd,J=2Hz,8Hz),6.75-6.85( 2H,m),7.0-7.15(2H,m),7.23(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.45-7.6(2H,m),7.78(1H,t ,J=8Hz),8.56(1H,d,J=5Hz) (2) 5−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビニル]ピリミジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.17(2H,s),6.55(1H,dd,J=2Hz,8Hz),6.79(2H,m) ,7.0-7.1(2H,m),7.39(1H,d,J=16Hz),9.03(3H,m) (3) 4−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビニル]キノリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.15(2H,s),6.60(1H,dd,J=2Hz,8Hz),6.95-7.05( 2H,m),7.11(1H,t,J=8Hz),7.45(1H,d,J=16Hz),7.67(1H,t,J=8Hz),7.75-7.95 (3H,m),8.05(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,d,J=8Hz),8.88(1H,d,J=5Hz) (4) 2−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビニル]キノリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.18(2H,s),6.59(1H,d,J=8Hz),6.85-6.95(2H,m) ,7.10(1H,t,J=8Hz),7.31(1H,d,J=16Hz),7.56(1H,t,J=8Hz),7.65-7.8(2H,m) ,7.85-8.0(3H,m),8.33(1H,d,J=8Hz) (5) 3−(3−ビフェニルイル)アニリン NMR(CDCl3,δ):3.74(2H,s),6.69(1H,dd,J=8Hz,2Hz),6.95(1H,t,J=2Hz),7 .02(1H,d,J=8Hz),7.24(1H,m),7.35(1H,m),7.4-7.6(5H,m),7.64(2H,m),7.79 (1H,s) 製造例47 2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.15g)、3−[(E)−2−(3−アミ ノフェニル)ビニル]ピリジン(1.23g)および炭酸カリウム(1.1g)の1,4 −ジオキサン(15ml)中混合物を、還流下に22時間撹拌する。冷却後、不溶物を 濾去し、濾液を濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ ロホルム2%メタノール)に付して、3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−( 3−ピリジル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン(510mg)を橙色固体として得 る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.02(1H,m),7.3-7.5(5H,m),7.65(1H,m),7.89(1H ,s),8.08(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.5-8.6(2H,m),8.80(1H,d,J=2Hz)製造例48 3−(2−ナフチル)アニリン(5.0g)、2−クロロ−3−ニトロピリジン (3.62g)および炭酸カリウム(6.31g)のジオキサン(50ml)中混合物を、還 流下に6日間撹拌する。反応混合物をクロロホルムで抽出し、蒸発させる。粗製 残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、2−[3−(2−ナフチル) フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン(5.23g)を橙色結晶として得る。 NMR(DMSO-d6,δ):7.02(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.55(4H,m),7.75(1H,m),7.85- 8.1(5H,m),8.26(1H,s),8.55(2H,m)製造例49 2−クロロ−3−ニトロピリジン(8.5g)、3−ヨードアニリン(12.5g) および炭酸カリウム(9.0g)の1,4−ジオキサン(100ml)中混合物を、還流 下に20時間撹拌する。冷却後、不溶物を濾去し、濾液を濃縮する。残った固体を 集め、イソプロピルエーテルで洗って、2−(3−ヨードフェニルアミノ)−3 −ニトロピリジン(3.88g)を橙色固体として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.89(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.11(1H,t,J=8Hz),7.50(1 H,d,J=8Hz),7.60(1H,dd,J=2,8Hz),8.12(1H,s),8.45-8.6(2H,m) 製造例50 製造例1、5、27、28、47、48または49と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 3−ニトロ−2−[3−(E)−2−(2−ピリジル)ビニル]フェニル アミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.87(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.4-7.8(7H,m),7.98(1H,s ),8.05-8.2(2H,m),8.5-8.6(2H,m) (2) 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(5−ピリミジニル)ビニル]フ ェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.02(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.28(1H,d,J=16Hz),7.4 9-7.5(2H,m),7.58(1H,d,J=16Hz),7.68(1H,m),7.90(1H,s),8.5-8.6(2H,m),9 .0-9.1(3H,m) (3) 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(4−キノリル)ビニル]フェニ ルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.02(1H,dd,J=5,8Hz),7.47(1H,t,J=8Hz),7.55-7 .85(6H,m),7.89(1H,d,J=5Hz),8.05-8.2(6H,m),8.5-8.6(3H,m),8.90(1H,d,J= 5Hz) (4) 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(2−キノリル)ビニル]フェニ ルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.03(1H,dd,J=5,8Hz),7.4-7.6(4H,m),7.7-8.05( 7H,m),8.37(1H,d,J=8Hz),8.55-8.6(2H,m) (5) 2−[3−(2−シアノピロール−1−イル)フェニルアミノ]−3−ニ トロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):6.46(1H,m),7.06(1H,m),7.25(1H,m),7.31(1H,m),7.56( 1H,m),7.78(1H,m),8.03(1H,m),8.56(2H,m) (6) 2−[3−(ベンゾチアゾール−2−イル)フェニルアミノ]−3−ニト ロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):7.06(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.50(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.57( 2H,dd,J=8Hz,8Hz),7.88(2H,m),8.09(1H,d,J=8Hz),8.18 (1H,d,J=8Hz),8.46(1H,m),8.57(2H,m) (7) 2−(3−ベンゾイルフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.88(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.51(3H,m),7.60(2H,m),7.88(3H ,m),8.14(1H,m),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.55(1H,dd,J=8Hz,2Hz) (8) 2−(3−トリフルオロメチルフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):7.05(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.45(1H,d,J=8Hz),7.60(1H,dd, J=8Hz,8Hz),7.92(1H,d,J=8Hz),8.12(1H,s),8.53(2H,m) (9) 2−[3−(インドール−1−イル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリ ジン NMR(CDCl3,δ):6.70(1H,d,J=3Hz),6.89(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.17(1H,m),7 .21(1H,m),7.30(1H,m),7.39(1H,d,J=3Hz),7.50(2H,m),7.72(2H,m),8.10(1H ,m),8.50(1H,m),8.55(1H,m) (10) 2−(3−カルボキシフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):7.03(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.71( 1H,m),7.88(1H,m),8.25(1H,m),8.55(2H,m) (11) 2−[(5−アセトアミド−2−フルオロフェニル)アミノ]−3−ニト ロピリジン NMR(CDCl3,δ):2.15(3H,s),6.92(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.11(1H,dd,J=8Hz,8H z),7.35(1H,m),8.55(3H,m) (12) 2−[3−(1−ナフチル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.83(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.31(1H,d,J=7Hz),7.4-7.55(5H,m ),7.74(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.79(1H,m),7.90(2H,m),8.00(1H,d,J=8Hz),8.4 7(1H,m),8.53(1H,d,J=8Hz) (13) 2−[3−(3−ビフェニルイル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジ ン NMR(CDCl3,δ):6.86(1H,dd,J=8Hz,6Hz),7.39(1H,m),7.4-7.7(11H,m),7.8 3(1H,s),7.89(1H,s),8.50(2H,m) 製造例51 2−(3−ヨードフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン(3.86g)、4−ビ ニルピリジン(1.78g)、酢酸パラジウム(II)(80mg)、塩化テトラブチルア ンモニウム(3.14g)および重炭酸ナトリウム(2.4g)のN,N−ジメチルホル ムアミド(20ml)中混合物を、110℃で22時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭 酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重 炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮す る。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール (50:1))に付して、3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(4−ピリジル) ビニル]フェニルアミノ]ピリジン(1.41g)を橙色固体として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.88(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.07(1H,d,J=16Hz),7.3-7 .5(5H,m),7.62(1H,d,J=8Hz),7.85(1H,s),8.5-8.65(4H,m)製造例52 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(3−ピリジル)ビニル]フェニルア ミノ]ピリジン(493mg)、鉄粉(0.35g)および塩酸(35%、1ml)のメタノ ール(5ml)中混合物を、還流下に4時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナ トリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸 ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。 生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3−アミノ−2−[3−[ (E)−2−(3−ピリジル)ビニル]フェニルアミノ]ピリジン(291mg)を得 る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.66(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d, J=8Hz),7.1-7.45(5H,m),7.54(1H,d,J=5Hz),7.62(1H,d,J=8Hz),7.80(2H,d,J= 8Hz),8.08(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=5Hz),8.79(1H,d,J=2Hz)製造例53 3−ニトロ−2−[3−[(E)−2−(4−ピリジル)ビニル]フェニルア ミノ]ピリジン(1.38g)、鉄粉(1.0g)および塩酸(35%、3.0ml)のエタ ノール(10ml)中混合物を、80℃で2時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナ トリウム水溶液に注ぎ酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナト リウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留 物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム中8%メタノール)に 付して、3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(4−ピリジル)ビニル]フェ ニルアミノ]ピリジン(1.14g)を粉末として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.65(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,d, J=8Hz),7.1-7.2(2H,m),7.28(1H,t,J=8Hz),7.45-7.7(5H,m),7.82(1H,s),7.8 8(1H,s),8.54(2H,d,J=5Hz)製造例54 2−[3−(2−ナフチル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン(3.0g )、鉄(2.46g)および酢酸(5.28g)のエタノール(14ml)中混合物を、還流 下に6時間撹拌する。反応混合物をクロロホルムで希釈し、濾過し、飽和重炭酸 ナトリウム溶液で処理する。クロロホルム層を分取し、乾燥し、濃縮し、シリカ ゲルクロマトグラフィーに付して、2−[3−(2−ナフチル)フェニルアミノ ]−3−アミノピリジン(1.2g、43.9%)を得る。 NMR(CDCl3,δ):5.10(2H,s),6.65(1H,dd,J=8Hz,6Hz),6.94(1H,dd,J=8Hz,2 Hz),7.28(1H,m),7.37(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.53(3H,m),7.77(1H,m),7.81(1H ,d,J=8Hz),7.90(1H,s),7.95(1H,m),8.00(3H,m),8.16(1H,s)製造例55 製造例3、31、33、52、53または54と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニル]フェニ ルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.66(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,d, J=8Hz),7.1-7.3(4H,m),7.55-7.7(4H,m),7.75-7.85(2H,m),7.90(1H,s),8.59 (1H,d,J=5Hz) (2) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(5−ピリミジニル)ビニル]フェ ニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.66(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d, J=8Hz),7.1-7.2(2H,m),7.29(1H,t,J=8Hz),7.45-7.55(2H,m),7.62(1H,d,J=8H z),7.83(2H,d,J=8Hz),9.0-9.1(1H,m) (3) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(2−キノリル)ビニル]フェニ ルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.68(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.95(1H,d, J=8Hz),7.2-7.45(3H,m),7.5-7.6(2H,m),7.65(1H,d,J=8Hz),7.7-8.05(7H,m) ,8.36(1H,d,J=8Hz) (4) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(4−キノリル)ビニル)フェニ ルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.94(1H,d, J=8Hz),7.3-7.45(2H,m),7.5-7.6(2H,m),7.65-8.1(8H,m),8.48(1H,d,J=8Hz) ,8.89(1H,d,J=5Hz) (5) 2−[3−(ベンゾチアゾール−2−イル)フェニルアミノ]−3−アミ ノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.15(2H,s),6.70(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.97(1H,dd,J=8Hz ,2Hz),7.4-7.5(2H,m),7.56(3H,m),7.96(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.08(2H,m),8 .16(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,m) (6) 2−[3−(3−アセチルインドール−1−イル)フェニルアミノ]−3 −アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):2.57(3H,s),3.49(2H,br s),6.49(1H,s),6.80(1H,dd,J=8Hz ,5Hz),7.05(2H,m),7.30(4H,m),7.45(1H,dd,J=9Hz,8Hz),7.61(1H,m),7.68 (1H,m),7.87(1H,m),7.95(1H,s),8.44(1H,m) (7) 2−[3−(2−シアノピロール−1−イル)フェニルアミノ]−3−ア ミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.13(2H,s),6.43(1H,m),6.67(1H,m),6.95(2H,m),7.20( 1H,m),7.40(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.48(1H,m),7.52(1H,m), 7.66(1H,m),7.98(1H,m),8.10(1H,s) (8) 2−(3−ベンゾイルフェニルアミノ)−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.45(2H,br s),6.37(1H,s),6.79(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.02 (1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.38(2H,m),7.49(2H,m),7.60(2H,m),7.69(1H,m),7.84 (3H,m) (9) 2−(3−トリフルオロメチルフェニルアミノ)−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.41(2H,br s),6.38(1H,br s),6.82(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7 .05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.18(1H,d,J=8Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.49(1H ,d,J=8Hz),7.55(1H,br s),7.85(1H,dd,J=5Hz,2Hz) (10) 2−(3−メトキシカルボニルフェニルアミノ)−3−アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):3.83(3H,s),5.30(2H,br s),6.68(1H,dd,J=8Hz,6Hz),6. 95(1H,d,J=8Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.44(1H,d,J=8Hz),7.51(1H,d,J=6 Hz),7.99(1H,d,J=8Hz),8.09(1H,s),8.18(1H,s) (11) 2−[(5−アセトアミド−2−フルオロフェニル)アミノ]−3−アミ ノピリジン NMR(CDCl3,δ):2.09(3H,s),6.80(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.00(1H,dd,J=8Hz,8 Hz),7.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.22(1H,m),7.72(2H,m) (12) 2−[3−(1−インドリル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.43(2H,br s),6.35(1H,s),6.67(1H,m),6.80(1H,m),7.05 (2H,m),7.20(3H,m),7.38(2H,m),7.55(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.83 (1H,d,J=3Hz) (13) 2−[3−(1−ナフチル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.40(2H,br s),6.29(1H,s),6.75(1H,dd,J=8Hz,6Hz),6.97 (1H,d,J=8Hz),7.08(1H,m),7.30(1H,s),7.35-7.55(6H,m),7.85(3H,m),8.01( 1H,d,J=8Hz) (14) 2−[3−(3−ビフェニルイル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジ ン NMR(CDCl3,δ):3.45(2H,br s),6.30(1H,s),6.80(1H,dd,J=8Hz,6Hz),7.03 (1H,d,J=8Hz),7.2-7.7(12H,m),7.80(1H,m),7.87(1H,m)製造例56 2−[3−(インドール−1−イル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン (1.0g)、無水酢酸(0.46g)および塩化アルミニウム(1.21g)の乾燥塩化 メチレン(10ml)中混合物を、室温で3時間撹拌する。反応混合物を1N水酸化 ナトリウム溶液で処理し、沈殿した褐色結晶を集め、水で洗い、乾燥して、2− [3−(3−アセチルインドール−1−イル)フェニルアミノ]−3−ニトロピ リジン(1.17g)を得る。 NMR(DMSO-d6,δ):2.54(3H,s),7.06(1H,dd,J=8Hz,6Hz),7.33(2H,m),7.45( 1H,m),7.63(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.73(1H,m),7.78(1H,m),8.09(1H,m),8.32( 1H,m),8.57(1H,m),8.66(1H,s)製造例57 製造例41と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 3−(1−ナフチル)−1−ニトロベンゼン NMR(CDCl3,δ):7.4-7.6(4H,m),7.68(1H,t,J=8Hz),7.77(1H,d,J=8Hz),7.83 (1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.93(2H,m),8.30(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.39(1H,m) (2) 3−(3−ビフェニルイル)−1−ニトロベンゼン NMR(CDCl3,δ):7.35-7.75(9H,m),7.82(1H,s),7.98(1H,d,J=8Hz),8.23(1H, dd,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,m)製造例58 2−メチル−4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ リド[2,3−b]ピラジン(7.4g)とトリエチルアミン(5.72ml)とのジオキ サン溶液に、塩化3,5−ジクロロベンゾイル(6.14g)を滴下する。混合物を 室温で3時間撹拌する。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチル(100ml)で抽出 する。粗生成物をクロマトグラフィーにより精製して、2−メチル−4−[3− (3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン(4.4g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):9.09(1H,br s),8.38(1H,m),8.19(1H,d,J=7Hz),7.8 0(1H,s),7.68(2H,s),7.52(1H,d,J=6Hz),7.39(1H,s),7.35-7.23(2H,m),6.54 (1H,d,J=6Hz),2.73(3H,s)製造例59 3−ニトロフェニルヒドラジン・塩酸塩(8.77g)と1,3,5−トリアジン( 2.50g)とのエタノール(40ml)中混合物を、還流下に4時間撹拌する。つぎに 、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わ せた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで 乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン− 酢酸エチル、3:7)に付して、1−(3−ニトロフェニル)−1H−1,2,4 −トリアゾール(2.89g)を固体として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.74(1H,t,J=8Hz),8.10(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.18(1 H,s),8.28(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.60(1H,t,J=2Hz),8.70(1H,s)製造例60 モルホリン(5.0ml)のジクロロメタン(50ml)溶液に、塩化3−ニトロベン ゾイル(5.05g)を加える。混合物を室温で15分間撹拌し、つぎに、酢酸エチル と水との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、希塩酸、重炭酸ナトリウムおよび食 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、4−(3−ニトロフェニル カルボニル)モルホリン(6.46g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.3-4.0(8H,m),7.65(1H,t,J=8Hz),7.78(1H,dt,J=8H z,2Hz),8.30(2H,m)製造例61 4−ブロモピリジン・塩酸塩(5.25g)とテトラキス(トリフェニルホスフィ ン)パラジウム(0)(0.93g)とのトルエン(50ml)中混合物に、3M重炭酸 ナトリウム水溶液(27ml)およびジヒドロキシ(3−ニトロフェニル)ボラン (5.0g)のメタノール(12ml)溶液を加える。混合物を80℃で1時間撹拌し、冷 却する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回 抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸 マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ク ロロホルム中1%〜2%メタノール)に付して、4−(3−ニトロフェニル)ピ リジン(3.46g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.57(2H,dd,J=2Hz,5Hz),7.70(1H,t,J=8Hz),7.98(1 H,dt,J=8Hz,2Hz),8.32(1H,m),8.51(1H,t,J=2Hz),8.76(2H,d,J=5Hz)製造例62 2−ブロモピリジン(1.91ml)とテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ ジウム(0)(0.46g)との1,2−ジメトキシエタン(40ml)中混合物に、2 M重炭酸ナトリウム水溶液(20ml)およびジヒドロキシ(3−ニトロフェニル) ボラン(3.67g)のメタノール(10ml)溶液を加える。混合物を80℃で2.5時間 撹拌し、冷却する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エ チルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で 洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルクロマトグラ フィー(ヘキサン−酢酸エチル(3:1))に付して、2−(3−ニトロフェニ ル)ピリジン(1.35g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.32(1H,m),7.65(1H,t,J=8Hz),7.83(2H,m),8.27(1 H,m),8.38(1H,d,J=8Hz),8.73(1H,m),8.87(1H,t,J=2Hz)製造例63 3−ブロモピリジン(2.6ml)とテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ ジウム(0)(0.93g)とのトルエン(50ml)中混合物に、2M重炭酸ナトリウ ム水溶液(27ml)およびジヒドロキシ(3−ニトロフェニル)ボラン(5.0g) のメタノール(12ml)溶液を加える。混合物を80℃で6時間撹拌し、冷却する。 つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する 。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネ シウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン −酢酸エチル(3:7))に付して、3−(3−ニトロフェニル)ピリジン(3. 57g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.46(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.69(1H,t,J=8Hz),7.9-8. 0(2H,m),8.28(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.47(1H,t,J=2Hz),8.70(1H,dd,J=2Hz,5Hz ),8.90(1H,d,J=2Hz)製造例64 製造例41、61、62または63と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−(3−ニトロフェニル)チオフェン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.13(1H,dd,J=4Hz,5Hz),7.39(1H,dd,J=1Hz,5Hz), 7.45(1H,dd,J=1Hz,4Hz),7.55(1H,t,J=8Hz),7.91(1H,m),8.12(1H,dt,J=8Hz, 2Hz),8.47(1H,t,J=2Hz) (2) 2−クロロ−5−(3−ニトロフェニル)チオフェン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.97(1H,d,J=4Hz),7.21(1H,d,J=4Hz),7.57(1H,t,J= 8Hz),7.80(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.14(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.37(1H,t,J=2Hz) (3) 3−(3−ニトロフェニル)チオフェン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.45-7.5(2H,m),7.58(1H,m),7.92(1H,dt,J=8Hz,2H z),8.14(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.45(1H,t,J=2Hz) (4) 1−(2−フルオロフェニル)−3−ニトロベンゼン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.15-7.3(2H,m),7.35-7.55(2H,m),7.63(1H,t,J=8Hz ),7.90(1H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,s) (5) 4−(3−ニトロフェニル)安息香酸メチル NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.98(3H,s),7.6-7.75(3H,m),7.97(1H,dt,J=8Hz,2H z),8.18(2H,dt,J=8Hz,2Hz),8.27(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.49(1H,t,J=2Hz) (6) 4−(3−ニトロフェニル)アセトアニリド NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.09(3H,s),7.8-7.9(5H,m),8.1-8.2(2H,m), 8.40(1H,s) (7) 3−(6−メトキシ−2−ナフチル)アニリン NMR(DMSO-d6,δ):3.89(3H,s),5.16(2H,s),6.56(1H,m),6.90(1H,m),6.96( 1H,m),7.12(1H,d,J=8Hz),7.18(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.33(1H,m),7.69(1H,m) ,7.88(2H,m),8.00(1H,m) (8) 3−(3−キノリル)アニリン NMR(CDCl3,δ):3.85(2H,s),6.75(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.00(1H,m),7.10(1H ,d,J=8Hz),7.30(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.55(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.72(1H,dd,J =8Hz,8Hz),7.85(1H,d,J=8Hz),8.12(1H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=2Hz),9.15(1 H,s) (9) 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)アニリン NMR(CDCl3,δ):1.60(2H,m),1.8-2.0(8H,m),3.71(2H,s),3.87(3H,s),4.84 (1H,m),6.64(1H,m),6.85(1H,m),6.92(2H,m),7.09(2H,m),7.20(1H,m) (10) 3−(3−メトキシカルボニルフェニル)アニリン NMR(CDCl3δ):3.92(3H,s),6.68(1H,dd,J=8Hz,3Hz),6.93(1H,s),7.00(1H, dd,J=8Hz,2Hz),7.24(1H,dd,J=8Hz,3Hz),7.47(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.73(1H, dd,J=8Hz,2Hz),7.99(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.24(1H,dd,J=2Hz,2Hz) MASS(m/z):228(M+1) (11) (E)−3−(3−アミノフェニル)桂皮酸メチル NMR(CDCl3,δ):3.77(2H,br s),3.81(3H,s),6.50(1H,d,J=15Hz),6.70(1H,d d,J=8Hz,2Hz),6.90(1H,d,J=2Hz),6.98(1H,d,J=8Hz),7.24(1H,dd,J=8Hz,8Hz ),7.43(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.50(1H,m),7.58(1H,m),7.70(1H,m),7.75(1H,d ,J=15Hz) (12) 3−(4−イソキノリル)アニリン NMR(CDCl3,δ):3.80(2H,s),6.80(2H,m),6.90(1H,d,J=8Hz),7.30(1H,dd,J= 8Hz,8Hz),7.63(2H,m),8.00(2H,m),8.78(1H,s),9.23 (1H,s) (13) 3−(3−アセトアミドフェニル)アニリン NMR(DMSO-d6,δ):2.05(3H,s),5.17(2H,s),6.54(1H,m),6.70(1H,m),6.80( 1H,m),7.10(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.20(1H,m),7.32(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.50 (1H,m),7.82(1H,m) MASS(m/z):227(M+1)製造例65 4−(3−ニトロフェニル)アセトアニリド(4.25g)と10%パラジウム炭( 0.8g)とのエタノール(50ml)−1,4−ジオキサン(50ml)中混合物を、水 素(3気圧)雰囲気下、室温で3時間撹拌する。触媒を濾去し、溶媒を蒸発させ る。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、4−(3−アミノフェ ニル)アセトアニリド(3.40g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.05(3H,s),5.11(2H,s),6.52(1H,d,J=8Hz),6.74 (1H,d,J=8Hz),6.81(1H,s),7.07(1H,t,J=8Hz),7.49(2H,d,J=8Hz),7.63(2H,d, J=8Hz)製造例66 4−(3−ニトロフェニル)安息香酸メチル(8.37g)、鉄粉(7.5g)およ び塩酸(35%、22ml)のメタノール(60ml)中混合物を、還流下に3時間撹拌す る。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出 する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグ ネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗っ て、4−(3−アミノフェニル)安息香酸メチル(5.33g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.88(3H,s),5.22(2H,s),6.62(1H,dt,J=8Hz,2Hz) ,6.84(1H,dt,J=8Hz,2Hz),6.90(1H,t,J=2Hz),7.13(1H,t,J=8Hz),7.70(2H,dt ,J=8Hz,2Hz),8.01(2H,dt,J=8Hz,2Hz)製造例67 製造例3、21、23、44、45、65または66と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−(3−アミノフェニルカルボニル)モルホリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.2-3.7(8H,m),5.23(2H,s),6.47(1H,dt,J=8Hz,2 Hz),6.54(1H,t,J=2Hz),6.60(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.06(1H,t,J=8Hz) (2) 3−(2−フルオロフェニル)アニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.18(2H,s),6.5-6.7(2H,m),6.72(1H,m),7.10(1H ,t,J=8Hz),7.2-7.5(4H,m) (3) 1−(3−アミノフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール NMR(DMSO-d6,δ):5.48(2H,s),6.59(1H,m),6.93(1H,m),7.03(1H,t,J=2Hz) ,7.17(1H,t,J=8Hz),8.18(1H,s),9.14(1H,s) (4) 3−(3−アミノフェニル)チオフェン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.50(1H,dd,J=2Hz,8Hz),6.8-6.9(2H ,m),7.05(1H,t,J=8Hz),7.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7.60(1H,m),7.65(1H,t,J=2 Hz) (5) 2−(3−アミノフェニル)−5−クロロチオフェン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.24(2H,s),6.53(1H,dd,J=2Hz,5Hz),6.7-6.75(2 H,m),7.0-7.15(2H,m),7.21(1H,d,J=4Hz) (6) 2−(3−アミノフェニル)チオフェン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.20(2H,s),6.50(1H,m),6.75-6.85(2H,m),7.0-7 .15(2H,m),7.33(1H,dd,J=1Hz,4Hz),7.47(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (7) 4−(3−アミノフェニル)ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.27(2H,s),6.67(1H,dd,J=2Hz,8Hz),6.85-6.95( 2H,m),7.15(1H,t,J=8Hz),7.57(2H,dd,J=2Hz,5Hz),8.59(2H,d,J=5Hz) (8) 3−(3−アミノフェニル)ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.23(2H,s),6.62(1H,m),6.8-6.9(2H,m),7.13(1H ,t,J=8Hz),7.45(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.94(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.53(1H,d,J=5 Hz),8.78(1H,d,J=2Hz) (9) 2−(3−アミノフェニル)ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.19(2H,s),6.62(1H,m),7.05-7.2(2H,m),7.25-7 .35(2H,m),7.75-7.85(2H,m),8.61(1H,m) (10) 3−(ベンゾイルアミノ)アニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.07(2H,s),6.34(1H,d,J=8Hz),6.86(1H,d,J=8Hz) ,6.97(1H,t,J=8Hz),7.14(1H,s),7.5-7.6(3H,m),7.95(2H,d,J=8Hz),9.97(1H ,s) (11) 1−(3−アミノフェニル)インドール−5−カルボン酸メチル NMR(CDCl3,δ):3.86(2H,s),3.92(3H,s),6.70(2H,m),6.77(1H,m),6.85(1H ,d,J=8Hz),7.27(1H,d,J=8Hz),7.35(1H,d,J=3Hz),7.57(1H,d,J=8Hz),7.90(1H ,d,J=8Hz),8.42(1H,s) (12) 3−(3−アミノフェニルカルバモイル)キノリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.14(2H,s),6.37(1H,d,J=8Hz),6.9-7.05(2H,m), 7.15(1H,s),7.72(1H,t,J=8Hz),7.90(1H,t,J=8Hz),8.1-8.2(2H,m),8.92(1H,s ),9.33(1H,d,J=2Hz) (13) 3−[(E)−2−(3,5−ジクロロフェニル)ビニル]アニリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.13(2H,s),6.53(1H,d,J=8Hz),6.78(2H,m),7.0- 7.1(2H,m),7.31(1H,d,J=16Hz),7.46(1H,s),7.69(2H,s) (14) 3−アミノ−N−(3,5−ジクロロフェニル)ベンズアミド NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.37(2H,s),7.0-7.1(2H,m),7.17(1H,t,J=8Hz),7 .30(1H,s),7.89(1H,d,J=2Hz) (15) 3−アミノ−N−メチル−N−(3,5−ジクロロフェニル)ベンズアミド NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.32(3H,s),5.20(2H,s),6.33(1H,d,J=8Hz),6.51 (1H,dd,J=2Hz,8Hz),6.59(1H,s),6.90(1H,t,J=8Hz),7.29(2H,s),7.40(1H,s)製造例68 2−クロロ−3−ニトロピリジン(3.20g)、3,5−ジアミノ安息香酸メチ ル(3.20g)および炭酸カリウム(4.0g)の1,4−ジオキサン(60ml)中混合 物を、還流下に4時間撹拌する。冷却後、不溶物を濾去し、濾液を濃縮する。残 留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム中5%メタノール) に付して、2−(3−アミノ−5−メトキシカルボニルフェニルアミノ)−3− ニトロピリジン(1.12g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.81(3H,s),5.48(2H,s),6.95-7.0(2H,m),7.12(1 H,m),7.39(1H,s),8.5-8.55(2H,m),9.86(1H,s)製造例6 9 2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.15g)、2−(3−アミノフェニル)ピ リジン(1.12g)および炭酸カリウム(1.36g)のジグライム(15ml)中混合物 を、150℃で3時間撹拌する。冷却後、不溶物を濾去し、濾液を濃縮する。残留 物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:1)に 付して、3−ニトロ−2−[3−(2−ピリジル)フェニルアミノ]ピリジン( 1.68g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.85(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.2-7.3(1H,m),7.50(1H,t ,J=8Hz),7.75-7.85(4H,m),8.23(2H,m),8.5-8.6(1H,m),8.70(1H,d,J=5Hz)製造例70 製造例1、5、27、28、47、48、49、68または69と同様にして、次の化合物を 得る。 (1) 2−[3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニルアミノ]−3−ニトロ ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.92(6H,s),7.09(1H,dd,J=5Hz,8Hz),8.22(1H,m) ,8.5-8.6(4H,m) (2) 2−[3−(モルホリノカルボニル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリ ジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.5-3.9(8H,m),6.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.10(1H,d t,J=8Hz,2Hz),7.44(1H,t,J=8Hz),7.68(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.89(1H,t,J=2Hz ),8.49(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.56(1H,dd,J=2Hz, 8Hz) (3) 2−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フェニルアミノ]−3−ニト ロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.21(3H,s),6.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.3-7.5(3H,m ),7.55-7.65(5H,m),7.84(1H,s),8.45-8.6(2H,m) (4) 2−[3−(4−メトキシカルボニルフェニル)フェニルアミノ]−3− ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.96(3H,s),6.87(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.4-7.55(2H, m),7.70(3H,m),7.92(1H,t,J=2Hz),8.13(2H,dt,J=8Hz,2Hz),8.5-8.6(2H,m) (5) 2−[3−(2−フルオロフェニル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリ ジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.1-7.5(6H,m),7.70(1H,d ,J=8Hz),7.82(1H,d,J=2Hz),7.5-7.6(2H,m) (6) 1−[3−[(3−ニトロピリジン−2−イル)アミノ]フェニル]−1 H−1,2,4−トリアゾール NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.93(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.4-7.55(2H,m),7.61(1H, dt,J=8Hz,2Hz),8.13(1H,s),8.30(1H,t,J=2Hz),8.55-8.65(3H,m) (7) 3−ニトロ−2−[3−(3−チエニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.5-7.55(5H,m),7.61(1H, m),7.88(1H,s),8.5-8.6(2H,m) (8) 2−[3−(5−クロロ−2−チエニル)フェニルアミノ]−3−ニトロ ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.85-6.95(2H,m),7.12(1H,d,J=4Hz),7.32(1H,dt,J= 8Hz,2Hz),7.40(1H,t,J=8Hz),7.58(1H,m),7.87(1H,t,J=2Hz),8.5-8.6(2H,m) (9) 3−ニトロ−2−[3−(2−チエニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.10(1H,dd,J=4Hz,5Hz), 7.3-7.45(4H,m),7.60(1H,m),7.90(1H,t,J=2Hz),8.5-8.6(2H,m) (10) 3−ニトロ−2−[3−(4−ピリジル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.89(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.4-7.6(4H,m),7.72(1H,d t,J=8Hz,2Hz),7.99(1H,t,J=2Hz),8.5-8.6(2H,m),8.69(2H,d,J=5Hz) (11) 3−ニトロ−2−[3−(3−ピリジル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.89(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.35-7.45(2H,m),7.52(1H ,t,J=8Hz),7.68(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.9-8.0(2H,m),8.5-8.6(2H,m),8.62(1H ,dd,J=2Hz,5Hz),8.90(1H,d,J=2Hz) (12) 2−[3−(ベンゾイルアミノ)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.01(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.35(1H,t,J=8Hz),7.44 (1H,d,J=8Hz),7.5-7.65(4H,m),7.98(2H,d,J=8Hz),8.11(1H,s),8.5-8.6(2H,m ),9.99(1H,s),10.31(1H,s) (13) 2−[3−(6−メトキシ−2−ナフチル)フェニルアミノ]−3−ニト ロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):3.90(3H,s),7.01(1H,m),7.20(1H,m),7.37(1H,m),7.50( 1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.57(1H,m),7.73(1H,m),7.84(1H,m),7.93(2H,m),8.04( 1H,m),8.18(1H,s),8.56(2H,m) (14) 3−ニトロ−2−(3−スクシンイミドフェニルアミノ)ピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):8.56-8.47(2H,m),7.79(1H,s),7.67(1H,d,J=9Hz),7 .48(1H,t,J=9Hz),7.10(1H,d,J=9Hz),6.91-6.84(1H,m),2.91(4H,s) (15) 2−[3−(5−メトキシカルボニルインドール−1−イル)フェニルア ミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):3.94(3H,s),6.78(1H,d,J=3Hz),6.91(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7 .28(1H,m),7.45(1H,d,J=3Hz),7.52(2H,m),7.72(1H,d, J=8Hz),7.95(1H,d,J=8Hz),8.16(1H,m),8.45(1H,s),8.55(2H,m) (16) 2−[3−(3−キノリル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,δ):6.89(1H,dd,J=8Hz,3Hz),7.55(3H,m),7.70(2H,m),7.92(1H ,d,J=8Hz),8.07(1H,s),8.14(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,d,J=3Hz),8.52(1H,m),8 .57(1H,m),9.21(1H,d,J=3Hz) (17) 2−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)フェニ ルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):1.59(2H,m),1.74(4H,m),1.90(2H,m),3.79(3H,s),4.92( 1H,m),7.00(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.04(1H,d,J=8Hz),7.20(2H,m),7.41(2H,m) ,7.63(1H,m),7.88(1H,s),8.53(2H,m) (18) 2−[3−(3−メトキシカルボニルフェニル)フェニルアミノ]−3− ニトロピリジン mp:179−181℃ NMR(CDCl3,δ):3.95(3H,s),6.87(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50(3H,m),7.70(1H ,m),7.82(1H,m),7.89(1H,m),8.04(1H,m),8.30(1H,m),8.52(2H,m) (19) 2−[3−[(E)−3−メトキシカルボニルビニルフェニル]フェニル アミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):3.74(3H,s),6.80(1H,d,J=16Hz),7.03(1H,dd,J=8Hz,5Hz) ,7.52(3H,m),7.76(4H,m),7.98(1H,m),8.07(1H,m),8.55(2H,m) (20) 2−[3−(4−イソキノリル)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):7.01(1H,m),7.33(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.57(1H,dd,J=8Hz ,8Hz),7.7-7.9(4H,m),8.03(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(3H,m),9 .36(1H,s) (21) 2−[3−(3−アセトアミドフェニル)フェニルアミノ]−3−ニトロ ピリジン NMR(CDCl3,δ):2.20(3H,s),6.83(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.3-7.4(4H,m), 7.45(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.52(1H,m),7.67(1H,m),7.75(1H,s),7.83(1H,m), 8.52(2H,m) (22) 3−[3−[(3−ニトロピリジン−2−イル)アミノ]フェニルカルバ モイル]キノリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.02(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.35-7.5(2H,m),7.62(1 H,d,J=8Hz),7.74(1H,t,J=8Hz),7.91(1H,t,J=8Hz),8.1-8.2(3H,m),8.55-8.6( 2H,m),8.99(1H,s),9.38(1H,d,J=2Hz) (23) 2−[3−[(E)−2−(3,5−ジクロロフェニル)ビニル]フェニル アミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.68(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.99(1H,d,J=16Hz),7.13( 1H,d,J=16Hz),7.27(1H,m),7.32(1H,d,J=8Hz),7.35-7.45(3H,m),7.59(1H,d,J =8Hz),7.83(1H,s),8.5-8.6(2H,m) (24) 2−[3−(3,5−ジクロロフェニルカルバモイル)フェニルアミノ]− 3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.04(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.23(1H,s),7.55(1H,t, J=8Hz),7.72(1H,d,J=8Hz),7.9-8.0(3H,m),8.20(1H,s),8.5-8.6(2H,m) (25) 2−[3−[N−メチル−N−(3,5−ジクロロフェニル)カルバモイル ]フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.49(3H,s),6.88(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.0-7.2(4H,m ),7.28(1H,t,J=8Hz),7.56(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.94(1H,s),7.45-7.55(2H,m) (26) 2−(3−カルボキシフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):7.03(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.71( 1H,m),7.88(1H,m),8.25(1H,m),8.55(2H,m) (27) 6−フェニルチオ−2−[3−(3−フェニルウレイドフェニル]−3− ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):6.60(1H,d,J=8Hz),7.00(3H,m),7.10(1H,m),7.29 (2H,m),7.4-7.7(8H,m),8.38(1H,d,J=8Hz),8.67(2H,m)製造例71 2−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニルフェニルアミノ)−3− ニトロピリジン(1.20g)と10%パラジウム炭(0.25g)とのメタノール(15ml )−1,4−ジオキサン(15ml)中混合物を、水素(3気圧)雰囲気下、室温で 3時間撹拌する。触媒を濾去し、溶媒を蒸発させる。残った固体を集め、イソプ ロピルエーテルで洗って、2−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニル フェニルアミノ)−3−アミノピリジン(1.10g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.05(3H,s),3.82(3H,s),5.12(2H,s),6.68(1H,dd ,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.52(1H,d,J=5Hz),7.78(1H,t,J=2Hz),7.90 (1H,m),8.00(1H,s),8.21(1H,s)製造例72 製造例3、31、33、52、53、54または71と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フェニルアミノ]−3−アミ ノピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.07(3H,s),5.09(2H,s),6.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz) ,6.91(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.10(1H,d,J=8Hz),7.29(1H,t,J=8Hz),7.5-7.6(3H ,m),7.65-7.7(3H,m),7.82(2H,d,J=8Hz) (2) 3−アミノ−2−[3−(2−ピリジル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.64(1H,m),6.92(1H,d,J=8Hz),7.3- 7.4(2H,m),7.53(2H,d,J=8Hz),7.85-7.95(4H,m),8.27(1H,s),8.67(1H,d,J=5H z) (3) 3−アミノ−2−[3−(3−ピリジル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.64(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd ,J=2Hz,8Hz),7.18(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.35(1H,t,J=8Hz),7.45-7.55(2H,m) ,7.72(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.85-7.95(2H,m),8.01(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.57( 1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.83(1H,d,J=2Hz) (4) 3−アミノ−2−[3−(4−ピリジル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd ,J=2Hz,8Hz),7.25(1H,d,J=8Hz),7.38(1H,t,J=8Hz),7.53(1H,dd,J=2Hz,5Hz) ,7.64(2H,d,J=5Hz),7.78(1H,d,J=8Hz),7.91(1H,s),8.02(1H,s),8.63(2H,d, J=5Hz) (5) 3−アミノ−2−[3−(2−チエニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.66(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd ,J=2Hz,8Hz),7.1-7.2(2H,m),7.27(1H,t,J=8Hz),7.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7 .5-7.55(2H,m),7.66(1H,d,J=8Hz),7.86(1H,s),7.91(1H,t,J=2Hz) (6) 3−アミノ−2−[3−(5−クロロ−2−チエニル)フェニルアミノ] ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.93(1H,dd ,J=2Hz,8Hz),7.1-7.2(2H,m),7.25-7.35(2H,m),7.54(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7. 65(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.89(1H,d,J=2Hz) (7) 3−アミノ−2−[3−(3−チエニル)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.08(2H,s),6.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,dd ,J=2Hz,8Hz),7.18(1H,d,J=8Hz),7.27(1H,t,J=8Hz),7.47(1H,dd,J=2Hz,5Hz) ,7.53(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7.63(2H,m),7.73(1H,m),7.79(1H,s),7.90(1H,t, J=2Hz) (8) 1−[3−[(3−アミノピリジン−2−イル)アミノ]フェニル]−1 H−1,2,4−トリアゾール NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.13(2H,s),6.69(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.96(1H,d d,J=2Hz,8Hz),7.30(1H,m),7.39(1H,t,J=8Hz),7.55(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7.6 8(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.07(1H,s),8.19(1H,t,J=2Hz),8.22(1H,s),9.21(1H,s ) (9) 3−アミノ−2−[3−(2−フルオロフェニル)フェニルアミノ]ピリ ジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.64(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,dd ,J=2Hz,8Hz),7.01(1H,d,J=8Hz),7.25-7.55(6H,m),7.72(1H,dt,J=8Hz,2Hz) ,7.80(1H,d,J=2Hz),7.87(1H,s) (10) 3−アミノ−2−[3−(4−メトキシカルボニルフェニル)フェニルア ミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.89(3H,s),5.10(2H,s),6.67(1H,dd,J=5Hz,8Hz) ,6.94(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.20(1H,d,J=8Hz),7.37(1H,t,J=8Hz),7.53(1H,dd ,J=2Hz,5Hz),7.79(3H,m),7.91(1H,s),7.98(1H,t,J=2Hz),8.07(2H,d,J=8Hz) (11) 3−アミノ−2−[3−(モルホリノカルボニル)フェニルアミノ]ピリ ジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.3-3.7(8H,m),5.09(2H,s),6.65(1H,dd,J=5Hz,8 Hz),6.86(1H,dt,J=8Hz,2Hz),6.92(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.29(1H,t,J=8Hz),7 .51(1H,dd,J=2Hz,5Hz),7.65(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.73(1H,t,J=2Hz),7.90(1H ,s) (12) 3−アミノ−2−[3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニルアミノ] ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.88(6H,s),5.13(2H,s),6.71(1H,dd,J=5Hz,8Hz) ,6.97(1H,d,J=8Hz),7.55(1H,d,J=5Hz),7.96(1H,s),8.29(1H,s),8.52(1H,s) (13) 3−アミノ−2−[3−メトキシカルボニル−5−(2−ナフトイルアミ ノ)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.89(3H,s),5.18(2H,s),6.70(1H,dd,J=5,8Hz), 6.96(1H,d,J=8Hz),7.57(1H,m),7.6-7.7(2H,m),7.95-8.15(7H,m),8.50(1H,s) ,8.63(1H,s) (14) 3−アミノ−2−[3−(ベンゾイルアミノ)フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.11(2H,s),6.64(1H,m),6.91(1H,d,J=8Hz),7.15 -7.3(2H,m),7.4-7.65(5H,m),7.79(1H,s),7.98(2H,d, J=8Hz),8.08(1H,s) (15) 2−[3−(6−メトキシ−2−ナフチル)フェニルアミノ]−3−アミ ノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.45(2H,br s),3.93(3H,s),6.30(1H,s),6.80(1H,dd,J=8Hz ,5Hz),7.04(1H,m),7.16(2H,m),7.30(2H,m),7.39(1H,m),7.54(1H,m),7.71 (1H,m),7.79(2H,m),7.87(1H,m),7.98(1H,s) (16) 2−[3−(5−メトキシカルボニルインドール−1−イル)フェニルア ミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.48(2H,s),3.93(3H,s),6.42(1H,s),6.73(1H,m),6.81(1H ,m),7.05(2H,m),7.21(1H,m),7.42(1H,m),7.61(1H,m),7.70(1H,m),7.88(1H ,m),7.91(1H,m),8.42(1H,m) (17) 2−[3−(3−キノリル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.12(2H,s),6.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.95(1H,d,J=8Hz) ,7.34(1H,d,J=8Hz),7.42(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.55(1H,d,J=5Hz),7.67(1H,dd ,J=8Hz,8Hz),7.80(2H,m),7.95(1H,s),8.09(2H,m),8.59(1H,m),9.21(1H,d, J=3Hz) (18) 2−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)フェニ ルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):1.62(2H,m),1.85(2H,m),1.94(4H,m),3.45(2H,m),3.87(3H ,s),4.85(1H,m),6.27(1H,s),6.79(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7 .03(1H,d,J=8Hz),7.13(3H,m),7.23(1H,m),7.34(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.42(1H ,m),7.85(1H,d,J=5Hz) (19) 2−[3−(3−メトキシカルボニルフェニル)フェニルアミノ]−3− アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.47(2H,s),3.94(3H,s),6.32(1H,s),6.79(1H,dd,J=8Hz,5 Hz),7.03(1H,d,J=8Hz),7.22(1H,m),7.35(2H,m),7.49(2H,m),7.79(1H,d,J=8 Hz),7.85(1H,m),8.00(1H,d,J=8Hz),8.28 (1H,s) (20) 2−[3−[3−[(E)−2−メトキシカルボニルビニル]フェニル] フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.45(2H,br s),3.81(3H,s),6.30(1H,s),6.50(1H,d,J=16Hz ),6.81(1H,m),7.05(1H,m),7.17(1H,m),7.30(1H,m),7.36(1H,m),7.48(2H,m ),7.60(1H,m),7.72(1H,s),7.75(1H,d,J=16Hz),7.87(1H,d,J=3Hz) (21) 2−[3−(4−イソキノリル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.50(2H,br s),6.40(1H,s),6.80(1H,m),7.03(1H,m),7.10 (1H,m),7.44(3H,m),7.66(2H,m),7.85(1H,m),8.05(2H,m),8.52(1H,s),9.22 (1H,s) (22) 2−[3−(3−アセトアミドフェニル)フェニルアミノ]−3−アミノ ピリジン NMR(CDCl3,δ):2.13(3H,s),3.50(2H,br s),6.33(1H,s),6.77(1H,dd,J=8Hz ,5Hz),7.00(1H,d,J=8Hz),7.12(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.2-7.4(5H,m),7.50(1H ,m),7.55(1H,m),7.61(1H,s),7.82(1H,d,J=5Hz) (23) 2−(3−ヨードフェニルアミノ)−3−アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):5.06(2H,s),6.66(1H,m),6.92(1H,m),7.00(1H,dd,J=8Hz ,8Hz),7.15(1H,m),7.51(1H,m),7.61(1H,m),7.83(1H,s),8.08(1H,s) (24) 3−[3−[(3−アミノピリジン−2−イル)アミノ]フェニルカルバ モイル]キノリン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.65(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d, J=8Hz),7.2-7.35(2H,m),7.45(1H,d,J=8Hz),7.52(1H,d,J=5Hz),7.73(1H,t,J= 8Hz),7.81(1H,s),7.90(1H,t,J=8Hz),8.1-8.2(3H,m),8.97(1H,d,J=2Hz),9.3 7(1H,s) (25) 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(3,5−ジクロロフェニル)ビニ ル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.09(2H,s),6.64(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,d, J=8Hz),7.1-7.2(2H,m),7.28(1H,t,J=8Hz),7.4-7.6(4H,m),7.72(2H,s),7.80 (1H,s),7.84(1H,s) (26) 3−アミノ−2−[3−[N−メチル−N−(3,5−ジクロロフェニル) カルバモイル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.37(3H,s),5.08(2H,s),6.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz) ,6.73(1H,d,J=8Hz),6.90(1H,d,J=8Hz),7.13(1H,t,J=8Hz),7.3-7.45(3H,m), 7.5-7.6(2H,m),7.83(2H,m) (27) 6−フェニルチオ−2−[3−(3−フェニルウレイド)フェニルアミノ ]−3−アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ):4.50(2H,br s),6.5-7.6(10H,m),8.30(1H,m),8.95(2H,m) (28) 2−(3−フェニルスルホニルアミノフェニルアミノ)−3−アミノピリ ジン NMR(DMSO-d6,δ):5.07(2H,s),6.55(1H,m),6.61(1H,m),6.89(1H,m),7.02( 1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.25(2H,m),7.55(5H,m),7.82(2H,m) (29) 2−(3−メトキシカルボニルフェニルアミノ)−3−アミノピリジン NMR(DMSO-d6,δ);:3.83(3H,s),5.30(2H,br s),6.68(1H,dd,J=8Hz,6Hz),6. 95(1H,d,J=8Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.44(1H,d,J=8Hz),7.51(1H,d,J=6H z),7.99(1H,d,J=8Hz),8.09(1H,s),8.18(1H,s)製造例73 2−(3−アミノ−5−メトキシカルボニルフェニルアミノ)−3−ニトロピ リジン(550mg)とトリエチルアミン(0.3ml)との1,4−ジオキサン(10ml) 中混合物に、塩化2−ナフトイル(0.40g)を加える。混合物を室温で15分撹拌 し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。橙色 の固体を含有する有機層を水で2回洗い、固体を集めて、2−[3−メトキシカ ルボニル−5−(2−ナフトイルアミノ)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジ ン(730mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.90(3H,s),7.05(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.6-7.7(2H ,m),8.0-8.15(5H,m),8.29(1H,t,J=2Hz),8.47(1H,m),8.55-8.6(2H,m),8.64( 1H,s)製造例74 2−[3−アミノ−5−メトキシカルボニルフェニルアミノ]−3−ニトロピ リジン(1.10g)、トリエチルアミン(0.6ml)および4−ジメチルアミノピリ ジン(14mg)の1,4−ジオキサン(15ml)中混合物に、無水酢酸(0.40ml)を 加える。混合物を室温で20時間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム 水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、重炭酸ナトリウム水溶液および食 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプ ロピルエーテルで洗って、2−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニル フェニルアミノ)−3−ニトロピリジン(1.21g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.21(3H,s),3.93(3H,s),6.89(1H,dd,J=5,8Hz),7. 49(1H,s),7.79(1H,s),8.01(1H,s),8.41(1H,s),8.5-8.6(2H,m)製造例75 3−ニトロアニリン(5.95g)とトリエチルアミン(6.0ml)とのジクロロメ タン(40ml)中混合物に、塩化ベンゾイル(5.0ml)のジクロロメタン(20ml) 溶液を滴下する。混合物を室温で15分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと水との混 合物中に注ぐ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃 縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗った、1−ベンゾイルア ミノ−3−ニトロベンゼン(9.05g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.45-7.65(4H,m),7.90(2H,d,J=8Hz),8.01(1H,d,J=8 H),8.05-8.2(2H,m),8.50(1H,s) 製造例76 3−ニトロ−2−(3−スクシンイミドフェニルアミノ)ピリジン(3.47g) の溶液を、パラジウム炭(0.5g)を用い、3気圧で5時間水素化する。混合物 を濾過し、濃縮して、3−アミノ−2−(3−スクシンイミドフェニルアミノ) ピリジン(2.89g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):8.00(1H,s),7.64(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.56(1H,d, J=1Hz),7.50(1H,d,J=3Hz),7.31(1H,t,J=8Hz),6.92(1H,d,J=7Hz),6.70(1H,d, J=7Hz),6.66(1H,dd,J=8Hz,3Hz),5.23(2H,br s),2.69(4H,s)製造例77 3−ニトロアニリンと無水マレイン酸とから、オーガニック・シンセシズ・コ レクティヴ(Org.Syntheses Coll.Vo1.)5巻、944頁に記載されているのと同 様にして、次の化合物を合成する。 (Z)−3−(3−ニトロフェニルカルバモイル)アクリル酸 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):6.34(1H,d,J=10Hz),6.50(1H,d,J=10Hz),7.63(1H, t,J=8Hz),7.92(1H,d,J=8Hz),7.95(1H,d,J=8Hz),8.65(1H,s) MASS(FAB)(m/z):235製造例78 (Z)−3−(3−ニトロフェニルカルバモイル)アクリル酸から、オーガニッ ク・シンセシズ・コレクティヴ 5巻944頁に記載されているのと同様にして、 次のの化合物を合成する。 N−(3−ニトロフェニル)マレイミド NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.26(2H,s),7.77-7.88(2H,m),8.22-8.31(2H,m)製造例79 N−(3−ニトロフェニル)マレイミド(26.3g)のメタノール−ジオキサン (1:1)溶液に、パラジウム炭(2g)の水中懸濁液を加える。反応混合物を 3気圧で4時間水素化処理する。(白色結晶が析出する。)混合物に1N塩酸 (約300ml)を加えて、粗生成物を溶解させる。混合物を濾過し、蒸発させる。 得られた残留物を水に溶解させ、炭酸水素ナトリウム水溶液で塩基性化する。沈 殿を吸引濾取して、N−(3−アミノフェニル)スクシンイミド(12.6g)を得 る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.72(4H,s),5.25(2H,s),6.33(1H,d,J=7Hz),6.39 (1H,d,J=1Hz),6.58(1H,dd,J=7Hz,1Hz),7.07(1H,t,J=9Hz) MASS(FAB)(m/z):191(M+1)製造例80 4−ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸エチル(7.17g)、臭化シクロペンチ ル(4.7ml)および炭酸カリウム(7.6g)のN,N−ジメチルホルムアミド(70ml )中混合物を、80℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を水中に注ぎ、酢酸エチ ルで2回抽出する。合わせた有機溶液を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウ ムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ ン−酢酸エチル、4:1)に付して、4−シクロペンチルオキシ−3−メトキシ 安息香酸エチル(8.58g)を油状物として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.39(3H,t,J=7Hz),1.55-2.10(8H,m),3.90(3H,s),4 .36(2H,q,J=7Hz),4.83(1H,m),6.88(1H,d,J=8Hz),7.54(1H,d,J=2Hz),7.65(1H ,dd,J=2Hz,8Hz)製造例81 4−シクロペンチルオキシ−3−メトキシ安息香酸エチル(1.06g)と4N水 酸化ナトリウム水溶液(4ml)とのエタノール(8ml)−1,4−ジオキサン( 8ml)中混合物を、80℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を希塩酸中に注ぎ、 酢酸エチルで抽出する。有機溶液を希塩酸および食塩水で洗い、硫酸マグネシウ ムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、4 −シクロペンチルオキシ−3−メトキシ安息香酸(730mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.55-2.10(8H,m),3.90(3H,s),4.87(1H,m),6.91(1H ,d,J=8Hz),7.60(1H,d,J=2Hz),7.74(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 製造例82 3−キノリンカルボン酸(2.50g)のジクロロメタン(50ml)溶液に、塩化オ キサリル(2.6ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド3滴を加える。室温で30 分間撹拌後、混合物を濃縮し、残留固体を3−ニトロアニリン(1.60g)とトリ エチルアミン(4.0ml)とのジクロロメタン(40ml)中混合物に加える。室温で1 5分間撹拌後、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで3回柚 出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マ グネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗 って、3−(3−ニトロフェニルカルバモイル)キノリン(2.98g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.7-7.8(2H,m),7.93(1H,t,J=8Hz),8.02(1H,dd,J= 2Hz,8Hz),8.15-8.3(3H,m),8.84(1H,m),9.02(1H,d,J=2Hz),9.40(1H,s)製造例83 3−ニトロスチレン(4.6ml)、1,3−ジクロロ−5−ヨードベンゼン(7.8 g)、酢酸パラジウム(II)(0.20g)、塩化テトラブチルアンモニウム(8.4 g)および重炭酸ナトリウム(6.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(40ml) 中混合物を、110℃で4時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶 液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水 溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を 集め、イソプロピルエーテルで洗って、1,3−ジクロロ−5−[(E)−2− (3−ニトロフェニル)ビニル]ベンゼン(7.93g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.4-7.55(2H,m),7.6-7.75(4H,m),8.05(1H,d,J=8H z),8.15(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.43(1H,t,J=2Hz)製造例84 3,5−ジクロロアニリン(8.1g)とトリエチルアミン(7.0ml)とのクロロ ホルム(100ml)中混合物に、塩化3−ニトロベンゾイル(9.3g)のクロロホル ム(50ml)溶液を滴下する。混合物を室温で1時間撹拌し、つぎに、重炭酸ナト リウム水溶液中に注ぐ。生じた沈殿を集め、クロロホルムで洗って、3−ニトロ −N−(3,5−ジクロロフェニル)ベンズアミド(12.50g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.38(1H,s),7.8-7.9(3H,m),8.39(1H,d,J=8Hz),8 .48(1H,d,J=8Hz),8.80(1H,s)製造例85 2−[3−(3,5−ジクロロフェニルカルバモイル)フェニルアミノ]−3 −ニトロピリジン(565mg)と鉄粉(0.4g)との酢酸(5ml)−1,4−ジオキ サン(5ml)中混合物を、80℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナト リウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナ トリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残 った固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3−アミノ−2−[3−(3 ,5−ジクロロフェニルカルバモイル)フェニルアミノ]ピリジン(284mg)を得 る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.12(2H,s),6.68(1H,m),6.93(1H,d,J=8Hz),7.3- 7.6(4H,m),7.9-8.1(5H,m)製造例86 水素化ナトリウム(油中60%、1.1g)のN,N−ジメチルホルムアミド(20ml) 中懸濁液に、3−ニトロ−N−(3,5−ジクロロフェニル)ベンズアミド(5.89 g)のN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)溶液を滴下する。混合物を室温で1 時間撹拌し、つぎに、これに、ヨードメタン(3ml)を加える。室温で1時間撹 拌後、混合物に希塩酸を加え、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機溶液を 水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をイソプ ロピルエーテルを用いて固化させて、3−ニトロ−N−メチル−N−(3,5− ジクロロフェニル)ベンズアミド(4.62g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.49(3H,s),7.00(2H,s),7.21(1H,m),7.48(1H,t,J= 8Hz),7.63(1H,d,J=8Hz),8.15-8.25(2H,m)製造例87 3−アミノ−2−(3−ビフェニルイルアミノ)ピリジン(157mg)と4−メ チル−2−オキソペンタン酸(94mg)とのエタノール(3ml)中混合物を、還流 下に2時間撹拌する。混合物を冷却し、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液と の混合物中に注ぐ。有機層を分取し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗 い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマト グラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、3:1)に付して、4−(3−ビフェニル イル)−2−イソブチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン(47mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.07(6H,d,J=7Hz),2.39(1H,m),2.90(2H,d,J=7Hz), 7.25-7.5(6H,m),7.6-7.8(4H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz)製造例88 製造例87と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−(3−ヨードフェニル)−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):2.48(3H,s),7.38(3H,s),7.78(1H,s),7.75(1H,m),8.20( 1H,m),8.36(1H,m) (2) 2−メチル−4−(3−スクシンイミドフェニル)−3−オキソ−3,4− ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.79(4H,s),3.31(3H,s),7.30(1H,s),7.36-7.45( 3H,m),7.65(1H,t,J=8Hz),8.22(1H,d,J=7Hz),8.37(1H,d,J=5Hz) (3) 2−イソブチル−4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]−3− オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.04(6H,d,J=7Hz),2.38(1H,m),2.89(2H,d,J=7Hz), 6.85(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.29(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.45-7.60(3H,m),7.72(1H ,dd,J=2Hz,8Hz),7.8-7.9(5H,m),8.18(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.32(1H,s),8.40 (1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.52(1H,s) (4) 2−メチル−4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.49(3H,s),3.86(3H,s),7.39(1H,dd,J=4Hz,7Hz) ,7.67(1H,d,J=7Hz),7.72(1H,dd,J=6Hz,7Hz),7.97(1H,s),8.08(1H,d,J=7Hz) ,8.22(1H,d,J=6Hz),8.35(1H,d,J=4Hz) (5) 4−(3−ビフェニルイル)−2−(1−メチルプロピル)−3−オキソ −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.00(3H,t,J=7Hz),1.34(3H,d,J=7Hz),1.65(1H,m), 1.98(1H,m),3.50(1H,m),7.25-7.45(5H,m),7.52(1H,s),7.6-7.7(3H,m),7.76 (1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.20(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz) (6) 2−イソブチル−4−[3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル )フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.07(6H,d,J=7Hz),2.38(1H,m),2.90(2H,d,J=7Hz), 7.3-7.4(2H,m),7.7-7.8(2H,m),7.86(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.10(1H,s),8.40(1 H,dd,J=2Hz,5Hz),8.60(1H,s) (7) 2−メチル−4−[3−(1−ナフチル)フェニル]−3−オキソ−3,4 −ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:196−198℃ NMR(CDCl3,δ):2.68(3H,s),7.30(1H,dd,J=8Hz,6Hz),7.38(1H,m),7.4-7.5 5(5H,m),7.70(2H,m),7.88(2H,m),8.09(1H,m),8.15(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d ,J=6Hz) (8) 2−メチル−4−(3−ビフェニルイル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.68(3H,s),7.25-7.50(6H,m),7.59-7.68(3H,m),7. 50(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.16(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.41(1H,dd,J=7Hz,3Hz) (9) 2−メチル−4−(3−アセトアミドフェニル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.04(3H,s),2.49(3H,s),6.98(1H,d,J=7Hz), 7.39(1H,dd,J=5Hz,7Hz),7.44(1H,dd,J=7Hz,7Hz),7.57(1H,d,J=7Hz),7.65(1 H,s),8.21(1H,d,J=7Hz),8.47(1H,d,J=5Hz)製造例89 3−アミノ−2−[(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)ア ミノ]ピリジン(180mg)と2−オキソコハク酸(90mg)とのエタノール(4ml )中混合物を、還流下に1.5時間撹拌する。混合物を冷却し、酢酸エチルと重炭 酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、重炭酸ナトリウム水 溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を エタノールで洗って、4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル )−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(1 00mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.5-1.65(2H,m),1.75-2.0(6H,m),2.67(3H,s),3.91 (3H,s),4.73(1H,m),6.77(1H,d,J=2Hz),6.82(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.04(1H,d, J=8Hz),7.29(1H,m),8.15(1H,d,J=8Hz),8.46(1H,d,J=5Hz)製造例90 2−メチル−4−(3−アセトアミドフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(8.6g)の3N塩酸(50ml)懸濁液を、還流 下に1時間加熱する。混合物を重炭酸ナトリウム(15g)で塩基性として、2− メチル−4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン(7.4g)を黄色粉末として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.64(3H,s),3.80(2H,br s),6.57(1H,d,J=3Hz),6.6 3(1H,d,J=7Hz),6.81(1H,dd,J=7Hz,3Hz),7.25-7.30(2H,m),7.35(1H,dd,J=7Hz ,7Hz),8.13(1H,d,J=7Hz),8.44(1H,m)製造例91 製造例73または74と同様にして、次の化合物を得る。 2−(3−フェニルスルホニルアミノフェニルアミノ)−3−ニトロピリジン NMR(DMSO-d6,δ):6.83(1H,m),7.00(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.20(2H,m), 7.58(4H,m),7.82(2H,m),8.50(2H,m),9.87(1H,s)製造例92 2−メトキシ−5−ニトロフェノール(4.86g)、臭化シクロペンチル(3.4m l)および炭酸カリウム(4.8g)のN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)中混 合物を、50℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウ ム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、重炭酸ナトリウム水溶液および 食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソ プロピルエーテルで洗って、3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシ−1−ニ トロベンゼン(5.05g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.6-2.1(8H,m),3.94(3H,s),4.86(1H,m),6.90(1H,d ,J=8Hz),7.75(1H,d,J=2Hz),7.90(1H,dd,J=2Hz,8Hz)製造例93 3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼン(5.02g)、 鉄粉(4.8g)および塩酸(35%、15ml)のエタノール(40ml)中混合物を、還 流下に3時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢 酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩 水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、3−シクロペンチルオキシ− 4−メトキシアニリン(2.60g)を油状物として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.5-1.9(8H,m),3.59(3H,s),4.55-4.7(3H,m),6.0 5(1H,m),6.23(1H,d,J=2Hz),6.61(1H,d,J=8Hz)製造例94 2−クロロ−3−ニトロピリジン(2.17g)、3−シクロペンチルオキシ−4 −メトキシアニリン(2.58g)および炭酸カリウム(2.6g)の1,4−ジオキサ ン(30ml)中混合物を、還流下に20時間撹拌する。冷却後、不溶物を濾去し、濾 液を濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、2−[(3 −シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)アミノ]−3−ニトロピリジ ン(1.35g)を橙色固体として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.55-1.7(2H,m),1.8-2.0(6H,m),3.86(3H,s), 4.79(1H,m),6.79(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.89(1H,d,J=8Hz),7.09(1H,m),7.19(1 H,m),8.46(1H,d,J=5Hz),8.52(1H,dd,J=2Hz,8Hz)製造例95 2−[(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)アミノ]−3− ニトロピリジン(1.30g)と10%パラジウム炭(0.3g)とのエタノール(20ml )中混合物を、水素(3気圧)雰囲気下、室温で1時間撹拌する。触媒を濾去し 、溶媒を蒸発させる。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、3− アミノ−2−[(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)アミノ] ピリジン(992mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.5-1.95(8H,m),3.69(3H,s),4.70(1H,m),6.58(1 H,dd,J=5Hz,8Hz),6.8-6.9(2H,m),7.15(1H,m),7.31(1H,d,J=2Hz),7.42(1H,d ,J=5Hz),7.70(1H,s)製造例96 3−ニトロアニリン(2.07g)とトリエチルアミン(2.3ml)との1,4−ジオ キサン(40ml)中混合物に、塩化2−ナフトイル(3.00g)を加え、混合物を室 温で30分間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸 エチルで3回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水 で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残った固体を集め、イソプロピ ルエーテルで洗って、N−(3−ニトロフェニル)−2−ナフタレンカルボキサ ミド(3.02g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.6-7.75(3H,m),7.95-8.15(5H,m),8.28(1H,dt,J= 8Hz,2Hz),8.65(1H,s),8.87(1H,t,J=2Hz)製造例97 N−(3−ニトロフェニル)−2−ナフタレンカルボキサミド(2.94g)、鉄 粉(3.0g)および塩酸(35%、9ml)のエタノール(30ml)中混合物を、80℃ で2時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチ ルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗 い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピル エーテルで洗って、N−(3−アミノフェニル)−2−ナフタレンカルボキサミ ド(2.17g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.34(1H,dt,J=8Hz,2Hz),6.91(1H,dt ,J=8Hz,2Hz),6.99(1H,t,J=8Hz),7.17(1H,t,J=2Hz),7.6-7.7(2H,m),7.95-8. 1(4H,m),8.55(1H,s)製造例98 2−クロロ−3−ニトロピリジン(0.87g)、N−(3−アミノフェニル)− 2−ナフタレンカルボキサミド(1.31g)および炭酸カリウム(1.0g)の1,4 −ジオキサン(20ml)中混合物を、還流下に20時間撹拌する。冷却後、不溶物を 濾去し、濾液を濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って、 2−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン( 961mg)を橙色固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):7.02(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.39(1H,t,J=8Hz),7.47 (1H,d,J=8Hz),7.6-7.7(3H,m),8.0-8.2(5H,m),8.55-8.65(3H,m)製造例99 2−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニルアミノ]−3−ニトロピリジン (948mg)、鉄粉(0.55g)および塩酸(35%、2ml)のエタノール(8ml)中 混合物を、80℃で30分間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中 に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液 および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め 、イソプロピルエーテルで洗って、3−アミノ−2−[3−(2−ナフトイルア ミノ)フェニルアミノ]ピリジン(682mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.11(2H,s),6.64(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.92(1H,dd ,J=2Hz,8Hz),7.2-7.3(2H,m),7.45(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.52(1H,dd,J=2Hz,5 Hz),7.6-7.7(2H,m),7.80(1H,s),8.0-8.15(5H,m),8.60(1H,s) 製造例100 2−(3−カルボキシフェニルアミノ)−3−アミノピリジンを常法によりメ チルエステル化して、次の化合物を得る。 2−(3−メトキシカルボニルフェニルアミノ)−3−アミノピリジン NMR(CDCl3,δ):3.95(3H,s),6.89(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.49(1H,dd,J=8Hz,8 Hz),7.86(1H,m),7.92(1H,m),8.30(1H,m),8.53(1H,m)製造例101 3−ニトロスチレン(3.98g)、3,5−ジクロロピリジン(3.70g)、酢酸 パラジウム(II)(0.20g)、塩化テトラブチルアンモニウム(7.0g)および 重炭酸ナトリウム(5.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(35ml)中混合物を 、135℃で2時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液に注ぎ、 酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプ ロピルエーテルで洗って、3−クロロ−5−[(E)−2−(3−ニトロフェニ ル)ビニル]ピリジン(3.01g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.1-7.3(2H,m),7.59(1H,t,J=8Hz),7.8-7.9(2H,m), 8.18(1H,m),8.40(1H,t,J=2Hz),8.51(1H,d,J=2Hz),8.63(1H,s)製造例102 3−クロロ−5−[(E)−2−(3−ニトロフェニル)ビニル]ピリジン( 2.99g)、鉄粉(2.6g)および塩酸(35%、8ml)のメタノール(50ml)中混 合物を、60℃で3時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に 注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液お よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、 イソプロピルエーテルで洗って、3−[(E)−2−(3−アミノフェニル)ビニ ル]−5−クロロピリジン(1.33g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.13(2H,s),6.54(1H,d,J=8Hz),6.79(2H,m),7.0- 7.15(2H,m),7.37(1H,d,J=16Hz),8.21(1H,s),8.47(1H,d, J=2Hz),8.70(1H,s)製造例103 製造例1、5、27、28、47、48、49、68または69と同様にして、次の化合物を 得る。 2−[3−[(E)−2−(5−クロロピリジン−3−イル)ビニル]フェニ ルアミノ]−3−ニトロピリジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.88(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.06(1H,d,J=16Hz),7.20( 1H,d,J=16Hz),7.3-7.45(2H,m),7.61(1H,d,J=8Hz),7.85(2H,m),8.47(1H,s), 8.5-8.6(3H,m)製造例104 製造例3、31、33、52、53、54または71と同様にして、次の化合物を得る。 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(5−クロロピリジン−3−イル)ビ ニル]フェニルアミノ]ピリジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.10(2H,s),6.64(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.91(1H,d, J=8Hz),7.1-7.3(3H,m),7.4-7.65(3H,m),7.75-7.9(2H,m),8.27(1H,s),8.48( 1H,s),8.73(1H,s)実施例1 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(150mg)と1−ナフチルイソシアナート(94mg) との乾燥ジオキサン(3ml)中混合物を、室温で3時間撹拌する。沈殿を集め、 イソプロピルエーテルで洗って、4−[3−[3−(1−ナフチル)ウレイド] フェニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジンを得る。 NMR(DMSO-d6,δ):4.23(2H,s),6.95(1H,m),7.15-7.7(13H,m),7.95(2H,t,J= 7Hz),8.11(1H,d,J=8Hz),8.25(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5H z),8.83(1H,s),9.25(1H,s)実施例2 3−アミノ−2−[(m−トリル)アミノ]ピリジン(299mg)とフェニルピ ルビン酸(246mg)とのエタノール(5ml)中混合物を、還流下に2時間加熱す る。混合物を冷却し、沈殿を集め、エタノールで洗って、2−ベンジル−3−オ キソ−4−(m−トリル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(26 4mg)を得る。 NMR(CDCl3,δ):2.42(3H,s),4.31(2H,s),7.05(2H,d,J=8Hz),7.2-7.55(8H,m ),8.18(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例3 実施例2と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(ピリジン−3−イル)−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.32(2H,s),7.15-7.4(4H,m),7.45-7.6(3H,m),7.68(1H,dt, J=8Hz,1.5Hz),8.21(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.37(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.57( 1H,d,J=1.5Hz),8.73(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(ピリジン−2−イル)−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.30(2H,s),7.2-7.55(8H,m),7.97(1H,dt,J=1.5Hz,8Hz),8 .19(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.36(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.75(1H,m) (3) 2−ベンジル−4−(1−ナフチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.36(2H,d,J=5Hz),7.1-7.55(10H,m),7.64(1H,t,J=8Hz),7. 9-8.1(2H,m),8.15-8.35(2H,m) (4) 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4− ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):2.05(3H,s),4.21(2H,s),6.99(1H,dt,J=8Hz,1Hz),7.15- 7.5(7H,m),7.58(2H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5H z,5Hz),10.13(1H,s) (5) 2−ベンジル−4−(3−エトキシカルボニルフェニル)−3−オキソ− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):1.37(3H,t,J=7Hz),4.25-4.45(4H,m),7.15-7.55(7H,m),7.6 5(1H,t,J=8Hz),7.95(1H,s),8.20(2H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz ,5Hz) (6) 2−ベンジル−4−(4−メトキシカルボニルフェニル)−3−オキソ− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):3.96(3H,s),4.31(2H,s),7.2-7.55(8H,m),8.15-8.3(3H,m) ,8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (7) 2−ベンジル−4−(4−メトキシカルボニルメチルフェニル)−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):3.70(2H,s),3.72(3H,s),4.30(2H,s),7.15-7.4(6H,m),7.4 8(4H,m),8.18(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (8) 2−ベンジル−4−(3−メトキシカルボニルメチルフェニル)−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):3.69(5H,s),4.31(2H,s),7.15-7.6(10H,m),8.18(1H,dd,J=1 .5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (9) 4−(4−アセチルフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):2.67(3H,s),4.32(2H,s),7.2-7.55(8H,m),8.1-8.25(3H,m) ,8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (10) 4−(3−アセチルフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):2.61(3H,s),4.32(2H,s),7.2-7.35(4H,m),7.45-7.55(3H,m) ,7.68(1H,t,J=8Hz),7.86(1H,s),8.09(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),8.20(1H,dd,J=1 .5Hz,8Hz),8.37(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (11) 2−ベンジル−4−(3−フルオロフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.31(2H,s),6.95-7.1(2H,m),7.15-7.4(5H,m),7.45-7.65(3 H,m),8.20(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (12) 2−ベンジル−4−(3−ヒドロキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):4.21(2H,s),6.72(2H,d,J=8Hz),6.88(1H,m),7.2-7.45(6H ,m),8.22(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.71(1H,s) (13) 2−ベンジル−4−(4−メトキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):3.87(3H,s),4.31(2H,s),7.0-7.4(8H,m),7.51(2H,d,J=8Hz) ,8.18(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (14) 2−ベンジル−4−(3−メトキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):3.81(3H,s),4.31(2H,s),6.75-6.9(2H,m),7.05(1H,m),7.2 -7.55(7H,m),8.18(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例4 2−ベンジル−4−(3−ヒドロキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(135mg)、無水酢酸(84mg)、トリエチルア ミン(83mg)および4−ジメチルアミノピリジン(5mg)のジクロロメタン(2 ml)中混合物を、室温で1時間撹拌する。混合物を酢酸エチル中に注ぎ、水およ び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。固体を集め、イソプロ ピルエーテルで洗って、4−(3−アセトキシフェニル)−2−ベンジル−3− オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(90mg)を得る。 NMR(CDCl3,δ):2.28(3H,s),4.30(2H,s),7.05-7.35(7H,m),7.45-7.6(3H,m) ,8.18(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例5 2−ベンジル−4−(3−メトキシカルボニルメチルフェニル)−3−オキソ −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(213mg)のメタノール(4ml )−1,4−ジオキサン(2ml)溶液に、1N水酸化ナトリウム水溶液(2ml) を加える。室温で1時間撹拌後、混合物を希塩酸で酸性化し、酢酸エチルで抽出 する。有機層を水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、 2−ベンジル−4−(3−カルボキシメチルフェニル)−3−オキソ−3,4− ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(163mg)を粉末として得る。 NMR(DMSO-d6,δ):3.64(2H,s),4.21(2H,s),7.15-7.65(10H,m),8.24(1H,dd, J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例6 実施例5と同様のにして、次の化合物を得る。 (1) 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):4.22(2H,s),7.15-7.75(8H,m),7.92(1H,s),8.05(1H,dt,J =8Hz,1.5Hz),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (2) 2−ベンジル−4−(4−カルボキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):4.22(2H,s),7.2-7.6(8H,m),8.10(2H,d,J=9Hz),8.26(1H, dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (3) 2−ベンジル−4−(4−カルボキシメチルフェニル)−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):3.68(2H,s),4.21(2H,s),7.15-7.5(10H,m),8.23(1H,dd,J =1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例7 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(143mg)、エチルアミン・塩酸塩(39mg)、 1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(92 mg)およびトリエチルアミン(49mg)のジクロロメタン(2ml)のN,N−ジメ チルホルムアミド(1ml)中混合物を、室温で3時間撹拌する。混合物を酢酸エ チル中に注ぎ、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。 残留物を分取薄層クロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:4)に付し て、2−ベンジル−4−(3−エチルカルバモイルフェニル)−3−オキソ−3 ,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(16mg)を粉末として得る。 NMR(CDCl3,δ):1.22(3H,t,J=7Hz),3.48(2H,m),4.30(2H,s),6.14(1H,br s) ,7.2-7.45(5H,m),7.48(2H,d,J=7Hz),7.6-7.7(2H,m),7.90(1H,d,J=8Hz),8.1 9(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,m)実施例8 実施例7と同様にして、次の化合物を得る。 2−ベンジル−4−(3−メチルカルバモイルフェニル)−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):2.98(3H,d,J=7Hz),4.31(2H,s),6.22(1H,br s),7.2-7.55(8 H,m),7.6-7.8(2H,m),7.88(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,m)実施例9 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(50mg)、1−ヨードプロパン(48mg)およ び炭酸カリウム(58mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(1ml)混合物を、室 温で2時間撹拌する。混合物を酢酸エチル中に注ぎ、水および食塩水で洗い、硫 酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物を分取薄層クロマトグラフィー(ヘ キサン−酢酸エチル、1:1)に付して、2−ベンジル−3−オキソ−4−(3 −プロピルオキシカルボニルフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン(18mg)を粉末として得る。 NMR(CDCl3,δ):0.99(3H,t,J=7Hz),1.77(2H,m),4.2-4.35(4H,m),7.15-7.55 (7H,m),7.66(1H,t,J=8Hz),7.95(1H,s),8.19(2H,dt,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H, dt,J=1.5Hz,5Hz)実施例10 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(166mg)、ジフェニル燐酸アジド(128mg) およびトリエチルアミン(47mg)のエタノール(3ml)中混合物を、還流下に4 時間加熱する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸 エチル、1:1)に付して、2−ベンジル−4−(3−エトキシカルボニルアミ ノフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(35 mg)を粉末として得る。 NMR(CDCl3,δ):1.27(3H,t,J=7Hz),4.18(2H,q,J=7Hz),4.30(2H,s),6.82(1H ,s),6.94(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.15-7.55(9H,m),8.18(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz) ,8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例11 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(6.03g)と3N塩酸(150ml)との混合物 を、還流下に1時間加熱する。これに重炭酸ナトリウムを加えて、混合物をアル カリ性にする。混合物を酢酸エチルで抽出し、有機溶液を水および食塩水で洗い 、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、固体を得る。固体を集め、エタノール で洗って、4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4− ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(5.05g)を得る。 NMR(DMSO-d6,δ):4.20(2H,s),5.27(2H,s),6.39(2H,d,J=8Hz),6.66(1H,d,J =8Hz),7.1-7.45(7H,m),8.22(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz )実施例12 実施例1と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−(3−エチルウレイド)フェニル]−2−ベンジル−3−オキ ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):1.03(3H,t,J=7Hz),3.08(2H,m),4.20(2H,s),6.16(1H,t,J =6Hz),6.82(1H,m),7.2-7.45(9H,m),8.22(1H,d,J=8Hz), 8.38(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,s) (2) 4−[3−(3−フェニルウレイド)フェニル]−2−ベンジル−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):4.22(2H,s),6.9-7.0(2H,m),7.2-7.55(13H,m),8.23(1H,d d,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.72(1H,s),8.87(1H,s)実施例13 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(200mg)の酢酸(2ml)−水(2ml)溶液に、シ アン酸カリウム(99mg)の水(1ml)溶液を加える。混合物を室温で2時間撹拌 し、濃縮する。残留物を酢酸エチルに溶解させ、重炭酸ナトリウム水溶液および 食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラ ムクロマトグラフィー(クロロホルム中4%メタノール)に付して、2−ベンジ ル−3−オキソ−4−(3−ウレイドフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン(78mg)を固体として得る。 NMR(DMSO-d6,δ):4.21(2H,s),5.92(2H,s),6.84(1H,m),7.15-7.5(9H,m),8 .22(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.72(1H,s)実施例14 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(150mg)、フェニルイソチオシアナート(79mg) の1,4−ジオキサン(2ml)中混合物を、80℃で4時間撹拌する。沈殿を集め 、イソプロピルエーテルで洗って、2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3 −(フェニル)チオウレイド)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b ]ピラジン(113mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,δ):4.22(2H,s),7.05-7.55(14H,m),7.74(1H,d,J=8Hz),8.24( 1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.86(1H,s),9.93(1H,s)実施例15 実施例1と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−フェニルスルホニルウレイ ド)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.19(2H,s),6.98(1H,m),7.15-7.5(9H,m),7.55-7 .75(3H,m),7.95(2H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.21(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.36(1H,m ),9.09(1H,s) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−ベンジルウレイド)フェニ ル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),4.28(1H,d,J=6Hz),6.70(1H,t,J=6Hz) ,6.85(1H,m),7.15-7.5(14H,m),8.22(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1. 5Hz,5Hz),8.78(1H,s) (3) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(4−ニトロフェニル)ウ レイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.99(1H,m),7.2-7.6(9H,m),7.68(2H ,d,J=9Hz),8.15-8.3(3H,m),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.23(1H,s),9.50(1H ,s) (4) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(3−ニトロフェニル)ウ レイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.23(2H,s),6.98(1H,m),7.2-7.9(12H,m),8.25(1 H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.58(1H,t,J=1.5Hz),9.07(1 H,s),9.30(1H,s) (5) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2−ニトロフェニル)ウ レイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.99(1H,m),7.15-7.6(11H,m),7.68( 1H,dt,J=1.5Hz,8Hz),8.09(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.2-8.3(2H,m),8.40(1H,dd ,J=1.5Hz,5Hz),9.63(1H,s),10.05(1H,s) (6) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(4−メトキシフェニル) ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.71(3H,s),4.22(2H,s),6.8-6.95(3H,m),7.2-7. 6(I1H,m),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.52(1H,s) ,8.78(1H,s) (7) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(3−メトキシフェニル) ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.71(3H,s),4.22(2H,s),6.55(1H,dd,J=1.5Hz,8H z),6.85-7.00(2H,m),7.1-7.5(10H,m),7.55(1H,s),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz ),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.73(1H,s),8.86(1H,s) (8) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル) ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.88(3H,s),4.22(2H,s),6.8-7.1(4H,m),7.2-7.6 (1H,m),8.08(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.2-8.3(2H,m),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz ),9.51(1H,s) (9) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(3−メチルチオフェニル )ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.44(3H,s),4.22(2H,s),6.8-7.0(2H,m),7.1-7.6 (12H,m),8.23(1H,d),8.40(1H,d,J=5Hz),8.78(1H,s),8.89(1H,s) (10) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(4−トリフルオロメチル フェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.97(1H,m),7.2-7.7(13H,m),8.24(1 H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.01(1H,s),9.17(1H,s) (11) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(3,4−ジクロロフェニル )ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.97(1H,m),7.2-7.6(11H,m),7.88(1 H,d,J=3Hz),8.25(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.03(1H, s),9.07(1H,s) (12) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−フェニル−1−メチルウレ イド)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.34(3H,s),4.22(2H,s),6.98(1H,t,J=8Hz),7.15 -7.65(14H,m),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.32(1H,s),8.41(1H,dd,J=1.5Hz, 5Hz)実施例16 実施例2と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−(4−ニトロフェニル)−3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):7.38-7.63(6H,m),8.35-8.54(6H,m) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(N−メチルアセトアミド)フェ ニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):1.88(3H,s),3.20(3H,s),4.22(2H,s),7.15-7.65( 10H,m),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (3) 2−(3−インドリル)−3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒドロピ リド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):6.62(1H,dd,J=7Hz,9Hz),6.82(1H,d,J=7Hz),6.88 (1H,dd,J=1Hz,9Hz),7.16-7.34(3H,m),7.34-7.75(6H,m),8.32(1H,m),8.90(1 H,m) (4) 2−(3−インドリルメチル)−3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.31(2H,s),7.12-6.93(2H,m),7.27(1H,d,J=1Hz) ,7.28-7.40(4H,m),7.45-7.61(3H,m),7.67(1H,d,J=10Hz),8.22(1H,dd,J=1Hz ,10Hz),8.36(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (5) 2−フェネチル−3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒドロピリド [2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.05-3.23(4H,m),7.15-7.60(11H,m),8.28(1H,dd, J=1Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (6) 2−(3−フェニルプロピル)−3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.21(2H,quint,J=7Hz),2.82(2H,t,J=7Hz),3.06(2H, t,J=7Hz),7.15-7.35(8H,m),7.49-7.63(3H,m),8.16(1H,d,J=7Hz),8.41(1H,dd ,J=1Hz,7Hz) (7) 2−(2−ニトロベンジル)−3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.63(2H,s),7.28-7.40(3H,m),7.48-7.80(6H,m), 8.01(1H,dd,J=1Hz,10Hz),8.12(1H,dd,J=1Hz,10Hz),8.38(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (8) 2−ベンジル−3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン NMR(CDCl3,200MHz,δ):4.31(2H,s),7.20-7.38(6H,m),7.42-7.62(5H,m),8. 18(1H,dd,J=1Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (9) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−メトキシカルボニルフェニル)− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,200MHz,δ):3.90(3H,s),4.32(2H,s),4.22-7.37(4H,m),7.45-7. 53(3H,m),7.66(1H,dd,J=9Hz,9Hz),7.95(1H,dd,J=1Hz,1Hz),8.16-8.22(2H, m),8.38(1H,dd,J=1Hz,5Hz) (10) 2−(4−ヒドロキシベンジル)−3−オキソ−4−(3−メトキシカル ボニルフェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.87(3H,s),3.90(2H,s),6.70(2H,d,J=8Hz),7.17 (2H,d,J=8Hz),7.39(1H,dd,J=5Hz,9Hz),7.75-7.61(2H,m),7.98(1H,m),8.08( 1H,m),8.24(1H,dd,J=1Hz,9Hz),8.37(1H,dd,J=1Hz,5Hz),9.27(1H,br s) (11) 3−オキソ−2−フェニル−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル) ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):3.87(3H,s),6.9-7.1(4H,m),7.3(2H,m),7.4-7.6(6H,m), 7.65(1H,s),8.1(1H,m),8.3(2H,m),8.4(1H,m),9.55(1H,s) (12) 2−(2−カルボキシエチル)−3−オキソ−4−[3−[3−(2−メ トキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン mp:143-153℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):2.78(2H,t,J=7Hz),3.11(2H,t,J=7Hz),3.88(3H,s),6.8-7 .05(4H,m),7.45(3H,m),7.59(1H,s),8.10(1H,d,J=7Hz),8.25(1H,d,J=7Hz),8 .29(1H,s),8.40(1H,d,J=3Hz),9.53(1H,s) (13) 2−(4−ヒドロキシフェニルメチル)−3−オキソ−4−[3−[3− (2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン mp:220−221℃ NMR(DMSO-d6,δ):3.88(3H,s),4.10(2H,s),6.70(2H,d,J=8Hz),6.8-7.1(4H ,m),7.18(2H,d,J=8Hz),7.43(3H,m),7.55(1H,s),8.08(1H,d,J=7Hz),8.25(2H ,m),8.40(1H,m),9.26(1H,s),9.50(1H,s) (14) 2−(2−ニトロフェニルメチル)−3−オキソ−4−[3−[3−(2 −メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3− b]ピラジン mp:200−208℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):3.90(3H,s),4.63(2H,s),6.8-7.1(4H,m),7.3-7.5(3H,m) ,7.6-7.7(4H,m),8.02(1H,d,J=7Hz),8.10(2H,m),8.30(1H,s),8.40(1H,m),9 .55(1H,s) (15) 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−(2−カルボキシエチル)−3 −オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:264−269℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):2.05(3H,s),3.77(2H,t,J=7Hz),3.09(2H,t,J=7Hz),7.00( 1H,d,J=7Hz),7.4(3H,m),7.60(1H,d,J=7Hz),7.64(1H,s),8.21(1H,d,J=7Hz) ,8.38(1H,d,J=3Hz) (16) 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−ベンジル−6−エトキシ−3− オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:212−214℃ NMR(DMSO-d6,δ):1.25(3H,t,J=7Hz),2.08(3H,s),4.15(5H,m),6.70(1H,d,J =8Hz),7.05(3H,m),7.20(3H,m),7.47(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.61(1H,m),7.75( 1H,s),7.98(1H,d,J=8Hz) (17) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−((E)−2−メトキシカルボニ ルビニル)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.78(3H,s),4.31(2H,s),6.43(1H,d,J=16Hz),7.2-7 .35(5H,m),7.42(1H,s),7.50(2H,d,J=8Hz),7.55-7.75(3H,m),8.19(1H,dd,J=1 .5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (18) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−((E)−2−シアノビニル)フ ェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.30(2H,s),6.88(1H,d,J=16Hz),7.2-7.65(11H,m), 8.20(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (19) 4−[3−((E)−2−ベンゾイルビニル)フェニル]−3−オキソ− 2−ベンジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2-7.35(5H,m),7.45-7.65(8H,m),7.7 7(1H,d,J=8Hz),7.82(1H,d,J=16Hz),7.98(2H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.20(1H,dd, J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (20) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[2−(2−ナフチル)エチル] フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.95-3.15(4H,m),4.12(2H,s),7.17(1H,d,J=8Hz) ,7.2-7.5(12H,m),7.76(3H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=5Hz) (21) 2−ベンジル−4−[3−[(E)−2−(2−ナフチル)ビニル]フェ ニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.24(2H,s),7.2-7.6(12H,m),7.67(1H,s),7.75(1 H,d,J=8Hz),7.85-7.95(4H,m),7.99(1H,s),8.27(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.42( 1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (22) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−フェネチルフェニル)−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.1-7.5(15H,m),8.23(1H,d,J=8Hz), 8.39(1H,d,J=5Hz) (23) 2−ベンジル−3−オキソ−4−((E)−3−スチリルフェニル)−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.2-7.45(12H,m),7.5-7.65(4H,m),7 .68(1H,dd,J=1Hz,8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,d,J=5Hz) (24) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−インドリジニルカルボニル )フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.35(2H,s),6.54(1H,d,J=5Hz),6.95(1H,m),7.15-7 .35(5H,m),7.45-7.6(5H,m),7.65-7.75(2H,m),7.97(1H,d,J=8Hz),8.19(1H,d, J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),9.96(1H,d,J=7Hz) (25) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−メトキシベンゾイル)フェ ニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.98(3H,s),4.41(2H,s),7.05(2H,d,J=8Hz),7.3-7. 45(4H,m),7.55-7.65(3H,m),7.75-7.85(2H,m),7.95-8.05(3H,m),8.28(1H,d,J =8Hz),8.49(1H,d,J=5Hz) (26) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(イミダゾール−4−イル)フェ ニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.12(1H,d,J=8Hz),7.15-7.8(10H,m) ,7.88(1H,d,J=8Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=5Hz),12.19(1H,br s) (27) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[2−(ピリジン−3−イル)チ アゾール−4−イル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),7.2-7.45(7H,m),7.55(1H,dd,J=5Hz, 8Hz),7.66(1H,t,J=8Hz),8.07(1H,t,J=1.5Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.26(1H,d, J=8Hz),8.3-8.4(3H,m),8.68(1H,d,J=5Hz),9.20(1H,d,J=1.5Hz) (28) 4−[3−(2−アミノチアゾール−4−イル)フェニル]−3−オキソ −2−ベンジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.04(3H,s),7.2-7.45(7H,m),7.52(1 H,t,J=8Hz),7.72(1H,s),7.89(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J= 5Hz) (29) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−フェニルピリミジン−2− イル)オキシフェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.21(2H,s),7.15-7.65(13H,m),7.87(1H,d,J=5Hz) ,8.13(2H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,d,J=5Hz),8.72(1H,d,J=5Hz) (30) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(ピリミジン−2−イル)オキシ フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.21(2H,s),7.15-7.5(10H,m),7.58(1H,t,J=8Hz) ,8.23(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),8.67(2H,d,J=5Hz) (31) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(ピリミジン−2−イル)アミノ フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),6.8-6.95(2H,m),7.2-7.5(7H,m),7.7 7(1H,s),7.83(1H,d,J=8Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),8.47(2H,d ,J=5Hz),9.84(1H,s) (32) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−メチルチアゾール−2−イ ル)アミノフェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.17(3H,s),4.21(2H,s),6.46(1H,s),6.86(1H,d, J=8Hz),7.2-7.5(8H,m),7.75(1H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,d,J=5Hz) (33) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−フェニルチアゾール−2− イル)アミノフェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),6.94(1H,d,J=8Hz),7.2-7.6(12H,m), 7.83(2H,d,J=8Hz),7.94(1H,d,J=8Hz),8.26(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz) (34) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−ビフェニルイル)−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.33(2H,s),7.2-7.8(15H,m),8.20(1H,dd,J=1.5Hz, 8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (35) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−シアノフェニル)−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.30(2H,s),7.2-7.35(4H,m),7.45-7.85(6H,m),8.2 1(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.37(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (36) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−クロロフェニル)−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.12(1H,d,J=8Hz),7.2-7.75(8H,m), 7.88(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=5Hz) (37) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−ニトロフェニル)−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2-7.4(4H,m),7.48(2H,d,J=7Hz),7.6 4(1H,d,J=8Hz),7.76(1H,t,J=8Hz),8.2-8.3(1H,m),8.35-8.45(1H,m) 実施例17 実施例11と同様にして、次の化合物を得る。 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−メチルアミノフェニル)−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):2.67(3H,d,J=5Hz),4.21(2H,s),5.85(1H,q,J=5Hz) ,6.4-6.5(2H,m),6.62(1H,d,J=8Hz),7.15-7.45(7H,m),8.22(1H,dd,J=1.5Hz, 8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例18 実施例14と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−ベンゾイル(チオウレイド )]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.23(2H,s),7.2-7.8(13H,m),7.9-8.05(3H,m),8. 25(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(1−ナフチル)チオウレ イド)]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),7.05-7.55(13H,m),7.75-8.05(4H,m) ,8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.90(1H,s),9.97(1 H,s)実施例19 1−ナフチル酢酸(82mg)、塩化オキサリル(0.02ml)および触媒量のN,N −ジメチルホルムアミドのジクロロメタン(2ml)中混合物を、室温で30分間撹 拌する。この溶液を、4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−2−ベンジル −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(131mg)とトリエチルアミン (0.085ml)とのジクロロメタン(2ml)中混合物に加える。混合物を室温で30 分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を重炭酸ナト リウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留 物をエタノールから結晶化させて、2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[( 1−ナフチル)アセチルアミノ]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン(123mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.16(2H,s),4.19(2H,s),7.01(1H,d,J=8Hz),7.2- 7.7(13H,m),7.8-8.0(2H,m),8.12(1H,m),8.21(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.37(1H, dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例20 4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−2−ベンジル−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(150mg)、塩化ベンジルスルホニル(96mg)およ びピリジン(0.04ml)の1,4−ジオキサン(3ml)中混合物を、80℃で2時間 撹拌する。混合物を酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を水および食塩 水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラ フィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:1)に付して、4−(3−ベンジルスルホ ニルアミノフェニル)−3−オキソ−2−ベンジル−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン(49mg)を固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),4.51(2H,s),7.0-7.7(15H,m),8.25(1 H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz)実施例21 4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−2−ベンジル−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(131mg)とトリエチルアミン(0.067ml)とのジ クロロメタン(3ml)中混合物に、塩化ベンゾイル(0.056ml)を加える。混合 物を室温で30分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混 合物中に注ぐ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃 縮する。残留物をイソプロピルエーテルから結晶化させて、4−(3−ベンゾイ ルアミノフェニル)−3−オキソ−2−ベンジル−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン(110mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.08(1H,d,J=8Hz),7.2-7.65(10H,m) ,7.75-7.85(2H,m),7.96(2H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,m) 実施例22 実施例19、20および21と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[(3−シンナモイルアミノ)フェニル] −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),6.85(1H,d,J=16Hz),7.05(1H,d,J=8Hz ),7.2-7.8(15H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−イソブチルシンナモイルア ミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):0.88(6H,d,J=7Hz),1.86(1H,m),2.48(2H,d,J=7Hz) ,4.22(2H,s),6.78(1H,d,J=16Hz),7.03(1H,d,J=8Hz),7.2-7.6(12H,m),7.7-7 .8(2H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) (3) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3,4−ジメトキシベンゾイルア ミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.83(6H,s),4.22(2H,s),7.0-7.1(2H,m),7.2-7.5 5(8H,m),7.62(1H,d,J=8Hz),7.72(1H,s),8.87(1H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz ),8.40(1H,d,J=5Hz) (4) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(ジフェニルアセチルアミノ)フ ェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.20(2H,s),5.18(1H,s),7.02(1H,d,J=8Hz),7.2- 7.5(17H,m),7.62(1H,d,J=8Hz),7.69(1H,t,J=1.5Hz),8.22(1H,d,J=8Hz),8.36 (1H,d,J=5Hz) (5) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−((E)−3−フェニル−2−メ チルプロペノイルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.10(3H,s),4.22(2H,s),7.05(1H,d,J=8Hz),7.2- 7.55(12H,m),7.7-7.8(3H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) (6) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3,4−ジクロロベンゾイルアミ ノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.11(1H,d,J=8Hz),7.2-7.45(6H,m), 7.54(1H,t,J=8Hz),7.75-7.85(3H,m),7.92(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.2-8.3(2H,m ),8.40(1H,d,J=5Hz) (7) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(シクロヘキシリデンアセチルア ミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):1.45-1.7(6H,m),2.1-2.25(2H,m),2.75-2.9(2H,m) ,4.22(2H,s),5.81(1H,s),6.98(1H,d,J=8Hz),7.15-7.5(7H,m),7.59(1H,d,J= 8Hz),7.71(1H,t,J=1.5Hz),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=1.5Hz,5 Hz),10.07(1H,s) (8) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3,4−メチレンジオキシベンゾ イルアミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.30(2H,s),6.01(2H,s),6.78(1H,d,J=8Hz),6.86 (1H,d,J=8Hz),7.1-7.35(5H,m),7.4-7.5(3H,m),7.6-7.7(2H,m),8.15-8.25(2H ,m),8.40(1H,m) (9) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(2−チエニルカルボニルアミノ) フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.06(1H,d,J=8Hz),7.15-7.45(7H,m) ,7.54(1H,t,J=8Hz),7.68(1H,m),7.75-7.9(2H,m),8.04(1H,t,J=1.5Hz),8.25 (1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),10.42(1H,s) (10) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(2,4−ヘキサジエノイルアミノ) フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.81(3H,d,J=6Hz),4.32(2H,s),5.60(1H,d,J=16Hz) ,5.95-6.1(2H,m),6.83(1H,d,J=8Hz),7.1-7.55(10H,m),8.22(1H,dd,J=1.5Hz ,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (11) 4−[3−[3−(ベンゾイルアミノ)ベンゾイルアミノ]フェニル]− 3−オキソ−2−ベンジル−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.08(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.2-7.65 (11H,m),7.69(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz),7.8-7.9(2H,m),7.95-8.05(3H,m),8.24( 1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.31(1H,t,J=1.5Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (12) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−[(ピリミジン−2−イル) オキシ]ベンゾイルアミノ]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.24(2H,s),6.78(1H,d,J=8Hz),6.98(1H,t,J=5Hz), 7.0-7.1(1H,m),7.17(2H,t,J=8Hz),7.25-7.5(7H,m),7.6-7.7(2H,m),7.77(1H, d,J=8Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m),8.45-8.55(3H,m) (13) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−[(3−ニトロピリジン− 2−イル)アミノ]ベンゾイルアミノ]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.28(2H,s),6.8-6.9(2H,m),7.05-7.8(13H,m),8.15 -8.25(2H,m),8.35-8.55(3H,m),10.14(1H,s) (14) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−ビフェニルイルカルボニル アミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),7.08(1H,d,J=8Hz),7.2-7.6(10H,m), 7.77(2H,d,J=8Hz),7.8-7.9(4H,m),8.07(2H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.4 1(1H,d,J=5Hz) (15) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−シクロヘキシルカルボニルアミノ フェニル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.1-1.5(5H,m),1.6-1.9(5H,m),2.32(1H,m),4.21 (2H,s),6.98(1H,d,J=8Hz),7.2-7.5(7H,m),7.59(1H,d,J=8Hz),7.67(1H,t,J=1 .5Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,m) (16) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−フェニルプロピオニルアミ ノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.64(2H,t,J=7Hz),2.89(2H,t,J=7Hz),4.20(2H,s) ,6.98(1H,d,J=8Hz),7.1-7.7(14H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=5Hz) (17) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−プロピルベンゾイルアミノ )フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):0.90(3H,t,J=7Hz),1.62(2H,m),2.62(2H,t,J=7Hz) ,4.22(2H,s),7.07(1H,d,J=8Hz),7.2-7.6(9H,m),7.75-7.9(4H,m),8.25(1H,d ,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) (18) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−クロロベンゾイルアミノ) フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.08(1H,d,J=8Hz),7.2-7.45(6H,m), 7.52(1H,t,J=8Hz),7.62(2H,d,J=8Hz),7.75-7.85(2H,m),7.98(2H,d,J=8Hz),8 .24(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,d,J=5Hz) (19) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−ニトロベンゾイルアミノ) フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.13(1H,d,J=8Hz),7.2-7.45(7H,m), 7.57(1H,t,J=8Hz),7.75-7.9(3H,m),8.27(1H,d,J=8Hz),8.35-8.5(3H,m),8.80 (1H,s) (20) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(4−ニトロベンゾイルアミノ) フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.12(1H,d,J=8Hz),7.2-7.45(6H,m), 7.55(1H,t,J=8Hz),8.35-8.45(2H,m),8.18(2H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8 .35-8.45(3H,m) (21) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニ ル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.24(2H,s),7.11(1H,d,J=8Hz),7.2-7.75(9H,m), 7.8-8.2(6H,m),8.27(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,s) (22) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(1−ナフトイルアミノ)フェニ ル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.24(2H,s),7.11(1H,d,J=8Hz),7.2-7.7(10H,m), 7.75-7.85(2H,m),7.92(1H,s),8.0-8.3(4H,m),8.43(1H,d,J=5Hz) (23) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−イソニコチノイルアミノフェニル) −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.12(1H,d,J=8Hz),7.2-7.45(6H,m), 7.55(1H,t,J=8Hz),7.75-7.9(4H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,m),8.78(2H, d,J=5Hz) (24) 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−ニコチノイルアミノフェニル)− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.11(1H,d,J=8Hz),7.2-7.6(8H,m),7 .75-7.9(2H,m),8.2-8.35(2H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.77(1H,d,J=5Hz),9.10( 1H,s) (25) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(N−メチル−N−ベンゾイルア ミノ)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.52(3H,s),4.28(2H,s),6.98(1H,t,J=1.5Hz),7.06 (1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),7.1-7.5(13H,m),8.15(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.27(1H,d d,J=1.5Hz,5Hz)実施例23 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3−オキ ソ−2−(2−カルボキシエチル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン(2.30g)とN−ヒドロキシスクシンイミド(1.15g)との混合物に、撹拌 下、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(1.20g )を加え、生じた混合物を24時間撹拌する。反応混合物を濃縮し、酢酸エチルで 希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液、水および食塩水で洗い、硫酸マグネシウム で乾燥する。溶媒を蒸発させ、残留物をエーテルを用いて粉末化して、4− [3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3−オキソ−2 −(2−スクシンイミドオキシカルボニルエチル)−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン(2.35g)を固体として得る。 mp:235−237℃ NMR(DMSO-d6,δ):1.79(2H,m),1.94(2H,m),2.78(2H,t,J=7Hz),3.12(2H,t,J =7Hz),3.30(2H,t,J=7Hz),3.54(2H,t,J=7Hz),3.88(3H,s),6.8-7.05(4H,m),7 .4(3H,m),7.58(1H,s),8.09(1H,d,J=7Hz),8.20(1H,d,J=7Hz),8.29(1H,s),8. 40(1H,m),9.53(1H,s)実施例24 2−[2−スクシンイミドオキシカルボニルエチル]−4−[3−[3−(2 −メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ リド[2,3−b]ピラジン(0.28g)のジオキサン溶液に、ジメチルアミン・ 塩酸塩(81mg)の水溶液およびトリエチルアミン(101mg)を加える。混合物を1 8時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水で洗う。溶媒を除去し、粗製残留物をエ タノールから結晶化させて、2−[2−(N,N−ジメチルカルバモイル)エチ ル]−3−オキソ−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェ ニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを得る。 mp:242−245℃ NMR(DMSO-d6,δ):2.85(3H,s),2.87(2H,m),3.06(3H,s),3.10(2H,m),3.88( 3H,s),6.8-7.05(4H,m),7.40(3H,m),7.58(1H,s),8.09(1H,d,J=7Hz),8.22(1H ,d,J=7Hz),8.28(1H,s),8.39(1H,m),9.53(1H,s)実施例25 実施例24と同様にして、次の化合物を得る。 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3−オキ ソ−2−[2−(1−ピロリジニルカルバモイル)エチル]−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):0.98(1H,m),1.28(2H,m),1.57(1H,m),2.00(1H,m),2.39( 2H,m),2.75(3H,m),3.25(1H,m),3.45(1H,m),3.88(3H,s), 6.75(1H,m),6.90(3H,m),7.02(1H,d,J=7Hz),7.18(1H,m,J=7Hz),7.29(1H,m), 7.40(1H,dd,J=7Hz,7Hz),7.50(2H,m),7.60(1H,m),8.08(1H,d,J=7Hz),8.23(1 H,s),9.46(1H,s)実施例26 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−カルボキシフェニル)−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(357mg)、トリエチルアミン(0.14ml)およ びアジ化ジフェニルホスホリル(0.216ml)のベンゼン(5ml)中混合物を、還 流下に15分間加熱する。つぎに、3−アミノピリジン(113mg)を混合物に加え 、5時間加熱還流を続ける。反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液 との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥 し、濃縮する。生じた固体を集め、メタノールで洗って、2−ベンジル−3−オ キソ−4−[3−[3−(3−ピリジル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(168mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.96(1H,m),7.2-7.6(10-,m),7.92(1 H,m),8.15-8.3(2H,m),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.60(1H,d,J=1.5Hz),8.91 (1H,s),9.02(1H,s)実施例27 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−カルボキシフェニル)−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(214mg)、トリエチルアミン(0.084ml)お よびアジ化ジフェニルホスホリル(0.129ml)のトルエン(4ml)中混合物を、 還流下に30分間加熱する。つぎに、この混合物に2−アミノピリジン(113mg) を加え、加熱還流を1時間続ける。反応混合物を酢酸エチルと水との混合物中に 注ぐ。有機層を分取し、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、シ リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1:3)に付して 、2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2−ピリジル)ウレイド]フ ェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(48mg)を固体として 得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.95-7.05(2H,m),7.2-7.8(12H, m),8.2-8.3(2H,m),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.56(1H,s)実施例28 実施例26および27と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(4−ピリジル)ウレイド] フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.98(1H,m),7.2-7.6(11H,m),8.24(1 H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.3-8.45(3H,m),9.09(1H,s),9.18(1H,s) (2) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−フェニル−3−メチルウレ イド)フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.27(3H,s),4.20(2H,s),6.90(1H,d,J=8Hz),7.15 -7.45(13H,m),7.57(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.32(1H,s),8. 40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz) (3) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(o−トリル)ウレイド] フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):2.25(3H,s),4.22(2H,s),6.85-7.0(2H,m),7.05-7 .5(11H,m),7.55(1H,s),7.78(1H,d,J=8Hz),7.98(1H,s),8.24(1H,dd,J=1.5Hz ,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.21(1H,s) (4) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2,6−キシリル)ウレイ ド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):2.20(6H,s),4.21(2H,s),6.88(1H,dt,J=8Hz,1.5Hz ),7.06(3H,s),7.15-7.55(9H,m),7.79(1H,s),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8. 40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.96(1H,s) (5) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2−ビフェニルイル)ウ レイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.90(1H,m),7.1-7.6(17H,m),7.72(1 H,s),7.88(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5H z),9.22(1H,s) (6) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2−メトキシカルボニル フェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.90(3H,s),4.22(2H,s),6.97(1H,d,J=8Hz),7.08 (1H,t,J=8Hz),7.2-7.65(9H,m),7.95(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.25(1H,dd,J=1.5 Hz,8Hz),8.32(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),10.08(2H,s) (7) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2−チアゾリル)ウレイ ド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),7.00(1H,m),7.11(1H,d,J=4Hz),7.2- 7.5(10H,m),7.59(1H,s),8.24(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5H z),9.17(1H,s) (8) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(3−シクロヘキシルウレイド) フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):1.05-1.9(10H,m),3.3-3.55(1H,m),4.22(2H,s),6 .14(1H,d,J=8Hz),6.82(1H,m),7.2-7.5(9H,m),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8 .39(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),8.49(1H,s) (9) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(インドリン−1−イル)カルボ ニルアミノフェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.17(2H,d,J=8Hz),4.12(2H,d,J=8Hz),4.22(2H,s) ,6.85-7.75(13H,m),7.84(1H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m),8.71 (1H,s) (10) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(1,2,3,4−テトラヒドロキノ リン−1−イル)カルボニルアミノフェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3 −b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.89(2H,m),2.73(2H,t,J=7Hz),3.70(2H,t,J=7Hz) ,4.21(2H,s),6.9-7.6(14H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,m),9.05(1H,s) (11) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−(2−カルボキシフェニル) ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.75-6.95(2H,m),7.15-7.65(9H,m), 7.98(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.1-8.3(2H,m),8.40(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),9.68( 1H,s) (12) 2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−[3−[4−(N,N−ジメチルア ミノ)フェニル]ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.82(6H,s),4.21(2H,s),6.67(2H,d,J=8Hz),6.88 (1H,d,J=5Hz),7.2-7.45(11H,m),7.50(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.33(1H,s) ,8.39(1H,d,J=5Hz),8.69(1H,s)実施例29 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−カルボキシメチルフェニル)−3,4 −ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(250mg)、塩化オキサリル(0.07ml) および触媒量のN,N−ジメチルホルムアミドのジクロロメタン(3ml)中混合 物を、0℃で10分間撹拌する。この溶液を、アニリン(0.065ml)とトリエチル アミン(0.135ml)とのジクロロメタン(3ml)溶液に加える。混合物を室温で 2時間撹拌し、酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を重炭酸ナトリウム 水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体 を集め、メタノールで洗って、2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−アニリノ カルボニルメチル)−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(112mg) を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.71(2H,s),4.21(2H,s),7.0-7.65(13H,m),7.87( 2H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),10.21(1H ,s)実施例30 実施例29と同様にして、次の化合物を得る。 4−[3−(1−ナフチル)カルバモイルメチルフェニル]−2−ベンジル− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):3.89(2H,s),4.22(2H,s),7.1-7.8(15H,m),7.9-8. 1(2H,m),8.25(1H,dd,J=1.5Hz,8Hz),8.38(1H,dd,J=1.5Hz,5Hz),10.18(1H,s)実施例31 2−ベンジル−3−オキソ−4−(3−カルボキシフェニル)−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(186mg)と1,1’−カルボニルジイミダゾ ール(130mg)とのテトラヒドロフラン(4ml)中混合物を、室温で3時間撹拌 する。つぎに、この混合物にアニリン(0.075m1)を加え、撹拌を24時間続ける 。反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機 層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラムクロ マトグラフィー(クロロホルム−メタノール、40:1)に付して、2−ベンジ ル−3−オキソ−4−(3−アニリノカルボニルフェニル)−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(103mg)を固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.23(2H,s),7.10(1H,t,J=8Hz),7.2-7.45(8H,m), 7.60(1H,d,J=8Hz),7.65-7.8(3H,m),7.93(1H,t,J=1.5Hz),8.10(1H,d,J=8Hz), 8.27(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,m)実施例32 2−キノリンカルボン酸(520mg)と1,1’−カルボニルジイミダゾール(24 3mg)とのテトラヒドロフラン(5ml)中混合物を、室温で1.5時間撹拌する。こ の混合物に、4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ−2−ベンジル−3,4 −ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(493mg)の1,4−ジオキサン(5ml )溶液を加え、5日間撹拌を続ける。反応混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウ ム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥 し、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル、1 :1)に付して、2−ベンジル−3−オキソ−4−[3−(キノリン−2−イル )カルボニルアミノフェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン (87mg)を固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.24(2H,s),7.14(1H,d,J=8Hz),7.2-7.45(6H,m), 7.57(1H,t,J=8Hz),7.76(1H,t,J=8Hz),7.85-8.15(4H,m),8.2-8.3(3H,m),8.42 (1H,d,J=5Hz),8.63(1H,d,J=8Hz),10.93(1H,s)実施例33 2−(2−カルボキシエチル)−3−オキソ−4−[3−[3−(2−メトキ シフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン(0.15g)のエタノール(9ml)懸濁液に、濃硫酸(0.9ml)を加え、混合 物を30分間還流下に加熱する。冷却後、反応混合物を中和し、エタノールを蒸発 させる。生じた結晶性物質を集め、水で洗い、乾燥して、2−(2−エトキシカ ルボニルエチル)−3−オキソ−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウ レイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(0.12g) を得る。 mp:175℃ NMR(DMSO-d6,δ):1.20(3H,t,J=7Hz),2.82(2H,t,J=7Hz),3.15(2H,t,J=7Hz) ,3.89(3H,s),4.10(2H,q,J=7Hz),6.8-7.05(4H,m),7.4(3H,m),7.60(1H,s),8 .10(1H,d,J=7Hz),8.20(1H,d,J=7Hz),8.30(1H,s),8.40(1H,m),9.52(1H,s)実施例34 実施例33と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3− オキソ−2−(2−プロピルオキシカルボニルエチル)−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン mp:161−163℃ NMR(DMSO-d6,δ):0.88(3H,t,J=7Hz),1.60(2H,m),2.84(2H,t,J=7Hz),3.13( 2H,t,J=7Hz),3.88(3H,s),4.01(2H,t,J=7Hz),6.8-7.05(4H,m),7.4(3H,m),7 .58(1H,s),8.09(1H,d,J=7Hz),8.18(1H,d,J=7Hz),8.28(1H,s),8.40(1H,d,J=3 Hz),9.52(1H,s) (2) 2−(2−メトキシカルボニルエチル)−3−オキソ−4−[3−[3− (2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン mp:194−196℃ NMR(DMSO-d6,δ):2.86(2H,t,J=7Hz),3.15(2H,t,J=7Hz),3.65(3H,s),3.89( 3H,s),6.85-7.1(4H,m),7.45(3H,m),7.60(1H,s),8.10(1H,d,J=7Hz),8.21(1H ,d,J=7Hz),8.29(1H,s),8.40(1H,d,J=3Hz),9.52(1H,s)実施例35 2−(2−カルボキシエチル)−3−オキソ−4−[3−[3−(2−メトキ シフェニル)ウレイド]フェニル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン(115mg)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(40mg)との乾燥ジオキサ ン(10ml)懸濁液に、撹拌下、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル )カルボジイミド(47mg)およびN−メチルピペラジン(30mg)を加える。混合 物を室温で4時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水で洗う。溶媒を蒸発させ、粗 製残留物をエタノールから結晶化させて、4−[3−[3−(2−メトキシフェ ニル)ウレイド]フェニル]−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル) カルボニルエチル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ンを得る。 mp:195−197℃ NMR(DMSO-d6,δ):2.20(3H,s),2.24(2H,m),2.36(2H,m),2.85(2H,t,J=7Hz) ,3.12(2H,t,J=7Hz),3.48(2H,m),3.55(2H,m),3.88(3H,s),6.8-7.05(4H,m), 7.4(3H,m),7.60(1H,s),8.10(1H,d,J=7Hz),8.21(1H,d,J=7Hz),8.28(1H,s),8 .40(1H,m),9.53(1H,s)実施例36 実施例35と同様にして、次の化合物を得る。 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−3−オキ ソ−2−[2−[(2S)−2−メトキシカルボニルピロリジン−1−イル]カ ルボニルエチル]−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:209−212℃ NMR(DMSO-d6,δ):1.86(1H,m),1.97(1H,m),2.18(1H,m),2.83(1H,m),3.10( 2H,m),3.58(3H,s),3.18(2H,m),3.87(3H,s),4.31(1H,m),6.8-7.05(4H,m),7 .42(3H,m),7.59(1H,s),8.08(1H,d,J=7Hz),8.23(1H,d,J=7Hz),8.28(1H,s),8 .39(1H,m),9.53(1H,s)実施例37 2−(2−ニトロベンジル)−3−オキソ−4−フェニル−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(1.39g)、鉄(2.17g)および酢酸(1.16g) のエタノール(15ml)中混合物を、還流下に3時間加熱する。反応混合物を冷却 し、濾過する。濾液に飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え、酢酸エチルで抽出す る。有機層を乾燥し、蒸発させる。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィーにより精製して、2−(2−アミノベンジル)−3−オキソ−4−フェニル −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(120mg)を得る。 NMR(CDCl3,200MHz,δ):4.21(2H,s),4.21(2H,br s),6.64(1H,dd,J=1Hz,7Hz ),6.73(1H,dd,J=1Hz,7Hz),7.04(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,and 7Hz),7.18-7.35(3 H,m),7.35-7.60(4H,m),8.14(1H,dd,J=1Hz,10Hz),8.37(1H,dd,J=1Hz,5Hz)実施例38 4−(3−アミノフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3 ,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(180mg)とトリエチルアミン(0.1 0ml)との1,4−ジオキサン(4ml)中混合物に、塩化3,5−ジクロロベンゾ イル(126mg)を加える。混合物を室温で10分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと 重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウ ム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物を シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)に付し、エタノールから結 晶化させて、4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−2 −(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン(163mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.12(1H,d,J=8Hz),7.3-7.45(2H,m), 7.56(1H,t,J=8Hz),7.75-7.85(3H,m),7.88(1H,t,J=2Hz),(2H,d,J=2Hz),8.21( 1H,dd,J=2,8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz)実施例39 4−(3−アミノフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3 ,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(480mg)とトリエチルアミン(0.2 3ml)とのジクロロメタン(7ml)中混合物に、塩化2−ナフトイル(291mg)を 加える。混合物を室温で20分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム 水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノールから結 晶化させて、4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリ ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(28 0mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.91(1H,d,J=8Hz),7.2-7.35(2H,m),7. 45-7.6(3H,m),7.72(1H,dd,J=2,8Hz),7.75-7.9(6H,m),8.18(1H,d),8.31(1H, s),8.4-8.5(3H,m),8.71(1H,m)実施例40 4−(3−アミノフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3 ,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(329mg)のクロロホルム(5ml) 溶液に、塩化3,5−ジクロロベンゾイル(220mg)を加える。混合物を室温で15 分間撹拌し、濃縮する。残留物をメタノールから結晶化させて、4−[3−(3 ,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩(370mg)を 得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.49(2H,s),7.11(1H,d,J=8Hz),7.40(1H,dd,J=5, 8Hz),7.57(1H,t,J=8Hz),7.80(1H,d,J=8Hz),7.89(2H,m),8.0-8.05(3H,m),8. 17(1H,dd,J=2,5Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),8.53 (1H,d,J=8Hz),8.83(1H,d,J=5Hz),8.92(1H,s)実施例41 実施例19、20、21、38、39または40と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−(2−クロロベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリ ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.30(2H,s),7.04(1H,d,J=8Hz),7.2-7.45(5H,m),7. 5-7.65(2H,m),7.70(1H,dd,J=2,8Hz),7.75-7.9(2H,m),8.15-8.25(2H,m),8.4 2(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.70(1H,s) (2) 4−[3−(3−ブロモベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリ ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.80(1H,d,J=8Hz),7.19(1H,dd,J=5Hz, 8Hz),7.25-7.35(2H,m),7.41(1H,t,J=8Hz),7.60(1H,d,J=8Hz),7.65-7.8(4H,m ),7.90(1H,t,J=2Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.4-8.45(2H,m),8.49(1H,s),8.70( 1H,d,J=2Hz) (3) 4−[3−[3−(2−ピリミジニルオキシ)ベンゾイルアミノ]フェニ ル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.25(2H,s),7.10(1H,d,J=8Hz),7.3-7.65(6H,m), 7.75-7.9(5H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,m),8.60(1H, s),8.68(2H,d,J=5Hz) (4) 4−[3−[4−[(E)−2−メトキシカルボニルビニル]ベンゾイル アミノ]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.80(3H,s),4.30(2H,s),6.48(1H,d,J=16Hz),6.89( 1H,d,J=8Hz),7.2-7.35(2H,m),7.4-7.55(3H,m),7.6-7.7(2H,m),7.75-7.85(4H ,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,s),8.41(1H,dd,J=2,5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz ),8.72(1H,d,J=2Hz) (5) 4−[3−[(E)−シンナモイルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリ ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.38(1H,d,J=16Hz),6.90(1H,d,J=8Hz) ,7.2-7.45(8H,m),7.5-7.7(3H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.35(1H,d,J=8Hz),8.4 -8.5(2H,m),8.73(1H,s) (6) 4−[3−[(E)−3−(2−クロロフェニル)プロペノイルアミノ) フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.38(1H,d,J=16Hz),7.15-7.5(8H,m),7 .75(1H,s),7.83(1H,d,J=8Hz),7.98(1H,d,J=16Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.4-8. 5(3H,m),8.72(1H,s) (7) 4−[3−[(E)−3−(2,6−ジクロロフェニル)プロペノイルアミ ノ]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.49(1H,d,J=16Hz),6.91(1H,d,J=8Hz) ,7.1-7.2(2H,m),7.25-7.45(5H,m),7.7-7.85(3H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),8.4- 8.5(2H,m),8.71(1H,s),8.80(1H,s) (8) 4− [3−[(E)−3−(4−メトキシカルボニルフェニル)プロペ ノイルアミノ]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4 −ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.90(3H,s),4.32(2H,s),6.43(1H,d,J=16Hz),6.89( 1H,d,J=8Hz),7.2-7.5(5H,m),7.55-7.7(3H,m),7.82(1H,d,J=8Hz),7.97(2H,d, J=8Hz),8.21(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.4-7.5(3H,m),8.74(1H,d,J=2Hz) (9) 4−[3−(3,4−メチレンジオキシベンゾイルアミノ)フェニル]−2 −(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.02(2H,s),6.79(1H,d,J=8Hz),6.93(1 H,d,J=8Hz),7.2-7.35(4H,m),7.48(1H,t,J=8Hz),7.60(1H,d, J=8Hz),7.75-7.85(2H,m),8.10(1H,s),8.17(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz) ,8.48(1H,d,J=5Hz),8.71(1H,s) (10) 4−[3−[(ベンゾフラン−2−イル)カルボニルアミノ]フェニル] −2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3− b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.05(1H,d,J=8Hz),7.2-7.6(7H,m),7.6 9(1H,d,J=8Hz),7.75-7.85(3H,m),8.19(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,m),8.5-8.6(2H ,m),8.72(1H,s) (11) 4−[3−[(1−メチルインドール−2−イル)カルボニルアミノ]フ ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド [2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.03(3H,s),4.31(2H,s),6.95-7.05(2H,m),7.1-7. 4(5H,m),7.54(1H,t,J=8Hz),7.61(2H,d,J=8Hz),7.8-7.85(2H,m),8.19(1H,d, J=8Hz),8.23(1H,s),8.43(1H,d,J=5Hz),8.49(1H,d,J=5Hz),8.72(1H,s) (12) 4−[3−[(ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)カルボニルアミノ] フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.92(1H,d,J=8Hz),7.2-7.55(5H,m),7. 65(1H,d,J=8Hz),7.7-7.9(4H,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.32(1H,s),8.4-8.55(2H ,m),8.73(1H,s) (13) 4−[3−[(6−メトキシカルボニル−2−ナフトイル)アミノ]フェ ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.00(3H,s),4.22(2H,s),6.93(1H,d,J=8Hz),7.2-7. 35(2H,m),7.51(1H,t,J=8Hz),7.7-8.0(2H,m),8.11(1H,d,J=8Hz),8.19(1H,d,J =8Hz),8.32(1H,s),8.4-8.55(3H,m),8.60(1H,s),8.72(1H,s) (14) 4−[3−[(6−アセトキシ−2−ナフトイル)アミノ]フェニル]− 2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b ]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.35(3H,s),4.28(2H,s),7.11(1H,d,J=8Hz),7.3- 7.5(3H,m),7.57(1H,t,J=8Hz),7.75-7.9(4H,m),8.14(1H,d,J=8Hz),8.22(1H,d ,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.6-8.65(2H,m) (15) 4−[3−[(3−メトキシカルボニル−5−ニトロベンゾイル)アミノ] フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.98(3H,s),4.28(2H,s),7.17(1H,dd,J=2Hz,8Hz) ,7.3-7.45(2H,m),7.59(1H,t,J=8Hz),7.75-7.85(2H,m),7.89(1H,d,J=8Hz),8 .21(1H,d,J=8Hz),8.4-8.5(2H,m),8.60(1H,d,J=2Hz),8.78(1H,s),8.92(1H,s) ,9.05(1H,s) (16) 4−[3−(3,5−ジニトロベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.70(1H,d,J=8Hz),6.93(1H,dd,J=5Hz, 8Hz),7.25-7.35(2H,m),7.43(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.67(1H,d,J=8Hz),8.0-8.1 (2H,m),8.32(1H,d,J=8Hz),8.50(2H,m),8.99(2H,d,J=2Hz),9.07(1H,t,J=2Hz) ,9.63(1H,s) (17) 4−[3−(3,5−ジメトキシベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3 −ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.80(6H,s),4.27(2H,s),6.71(1H,m),7.10(3H,m) ,7.3-7.45(2H,m),7.53(1H,t,J=8Hz),7.75-7.9(3H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),8. 40(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,d,J=5Hz),8.59(1H,s) (18) 4−[3−(3,5−ジブロモベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン ・塩酸塩 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.49(2H,s),7.11(2H,d,J=8Hz),7.41(1H,dd,J=5Hz ,8Hz),7.57(1H,t,J=8Hz),7.80(1H,d,J=8Hz),7.89(1H,s),8.0-8.2(5H,m),8 .42(1H,d,J=5Hz),8.55(1H,d,J=8Hz),8.83(1H,d,J=5Hz),8.93(1H,d,J=2Hz) (19) 4−[3−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゾイルアミノ]フェ ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン・塩酸塩 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.49(2H,s),7.13(1H,d),7.42(1H,dd,J=5Hz,8Hz) ,7.60(1H,t,J=8Hz),7.8-7.9(2H,m),8.01(1H,dd,J=5Hz,8Hz),8.18(1H,d,J=8 Hz),8.39(1H,s),8.43(1H,d,J=5Hz),8.53(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.62(2H,s),8 .83(1H,d,J=5Hz),8.83(1H,s) (20) 4−[2−フルオロ−5−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]−2−( 3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン mp:264−268℃ NMR(CDCl3-CD3OD=1:1,δ):4.37(2H,s),7.3-7.45(3H,m),7.6(3H,m),7.85-8 .05(7H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.45(3H,m),8.64(1H,s) (21) 2−ベンジル−4−(3−シクロヘキシルカルボニルアミノフェニル)− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.1-1.5(5H,m),1.6-1.9(5H,m),2.33(1H,m),4.21 (2H,s),6.98(1H,d,J=8Hz),7.2-7.5(7H,m),7.59(1H,d,J=8Hz),7.68(1H,s),8 .23(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,m)実施例42 3−アミノ−2−[3−[(E)−2−(4−ピリジル)ビニル]フェニルア ミノ]ピリジン(575mg)と3−(3−ピリジル)ピルビン酸(0.37g)とのエ タノール(10ml)中混合物を、還流下に1.5時間撹拌する。溶媒を蒸発させ、残留 物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール、9: 1)に付し、エタノールから結晶化させて、2−(3−ピリジルメチル)−4− [3−[(E)−2−(4−ピリジル)ビニル]フェニル]−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(395mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.25-7.45(4H,m),7.5-7.7(7H,m),7. 78(2H,m),8.23(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.41(1H,m),8.48(1H,d,J=5Hz),8.55(2H, d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz)実施例43 2−[3−(2−ナフチル)フェニルアミノ]−3−アミノピリジンと3−( 3−ピリジル)ピルビン酸とのエタノール中混合物を、還流下に40時間撹拌する 。溶媒を蒸発させ、粗製残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、4− [3−(2−ナフチル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを得る。エーテルから結晶化さ せ、メタノールから再結晶して、無色結晶を得る。 mp:155−156℃ NMR(CDCl3,δ):4.34(2H,s),7.30(3H,m),7.48(2H,m),7.62(1H,s),7.71(1H ,dd,J=8Hz,8Hz),7.74(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.88(4H,m),8.08(1H,s),8.19(1H ,d,J=8Hz),8.45(1H,d,J=5Hz),8.51(1H,d,J=4Hz),8.75(1H,s) MASS(m/z):441(M+1)実施例44 2−(3−アセトアミドフェニルアミノ)−3−アミノピリジン(1.0g)と 3−(3−ピリジル)ピルビン酸(0.82g)とのエタノール(50ml)中混合物を 、還流下に6時間撹拌する。溶媒を蒸発させ、粗製残留物をシリカゲルカラムク ロマトグラフィーに付し、酢酸エチルから結晶化させて、4−(3−アセトアミ ドフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ リド[2,3−b]ピラジン(1.04g)を得る。 NMR(CDCl3,δ):2.00(3H,s),4.31(2H,s),6.95(1H,m),7.25(1H,dd,J=8Hz,5 Hz),7.33(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.45(2H,m),7.60(1H,s), 7.81(1H,m),7.98(1H,s),8.20(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.44(1H,dd,J=5Hz,1Hz), 8.48(1H,m),8.72(1H,s) MASS(m/z):372(M+1)実施例45 実施例2、42、43または44と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(E)−2−(2−キノリル) ビニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.29(2H,s),7.3-7.65(6H,m),7.7-8.0(8H,m),8.2 3(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=8Hz),8.4-8.5(2H,m),8.61(1H,d) (2) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(E)−2−(4−キノリル) ビニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.30(2H,s),7.3-7.45(3H,m),7.6-7.95(8H,m),8. 04(1H,d,J=8Hz),8.13(1H,d,J=16Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.4-8.55(3H,m),8.6 1(1H,s),8.90(1H,d,J=5Hz) (3) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(E)−2−(5−ピリミジ ニル)ビニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.25-7.45(4H,m),7.55-7.65(3H,m), 7.7-7.85(2H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,m),8.60(1H, d,J=2Hz),9.05(2H,s),9.08(1H,s) (4) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビ ニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.25-7.85(12H,m),8.23(1H,d,J=8Hz) ,8.41(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.55-8.65(2H,m) (5) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(E)−2−(3−ピリジル) ビニル]フェニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.25-7.8(10H,m),8.05(1H,d,J=8Hz) ,8.22(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz),8.48(2H,m),8.60(1H,s),8.77(1H,s) (6) 2−ベンジル−4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フ ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:238−239℃ NMR(DMSO-d6,δ):6.46(1H,m),7.06(1H,m),7.25(1H,m),7.31(1H,m),7.56( 1H,m),7.78(1H,m),8.03(1H,m),8.56(2H,m) (7) 2−ベンジル−4−[3−(2−シアノピロール−1−イル)フェニル] −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:165−166℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.22(2H,s),6.46(1H,m),7.2-7.45(7H,m),7.52(2H,m),7 .65-7.8(3H,m),8.26(1H,m),8.42(1H,m) MASS(m/z):404(M+1) (8) 2−ベンジル−4−[3−(ベンゾチアゾール−2−イル)フェニル]− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:197−198℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.23(2H,s),7.2-7.6(9H,m),7.77(1H,dd,J=8Hz,8Hz),8.0 5(1H,d,JH=8Hz),8.15-8.3(4H,m),8.40(1H,m) (9) 2−ベンジル−4−(3−ベンゾイルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:154−155℃ NMR(CDCl3,δ):4.30(2H,s),7.2-7.35(4H,m),7.45-7.6(6H,m),7.70(1H,dd, J=8Hz,8Hz),7.74(1H,m),7.85(2H,m),7.96(1H,m),8.20(1H,dd,J=8Hz,2Hz) ,8.40(1H,dd,J=5Hz,2Hz) (10) 2−ベンジル−4−(3−トリフルオロメチルフェニル)−3−オキソ− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:125−127℃ NMR(CDCl3,δ):4.30(2H,s),7.2-7.35(4H,m),7.48(3H,m),7.55(1H,s),7.6 8(1H,s),7.75(1H,m),8.20(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.38(1H,dd,J=5Hz,2Hz) (11) 2−ベンジル−4−[3−(3−アセチルインドール−1−イル)フェニ ル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:157−159℃ NMR(DMSO-d6,δ):2.50(3H,s),4.35(2H,s),7.10(2H,m),7.22(3H,m),7.32( 3H,m),7.50(1H,m),7.61(1H,m),7.75-7.90(3H,m),8.12(1H,m),8.29(2H,m), 8.60(1H,s) (12) 4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:208−210℃ NMR(CDCl3,δ):3.91(3H,s),4.32(2H,s),7.28(2H,m),7.49(1H,m),7.68(1H ,dd,J=8Hz,8Hz),7.81(1H,m),7.97(1H,m),8.20(1H,m),8.40(1H,m),8.50(1H ,m),8.72(1H,m) (13) 4−[3−(1−ピロリル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:128−130℃ NMR(CDCl3,δ):4.27(2H,s),6.36(2H,m),7.03(2H,m),7.12(1H,m),7.18(1H ,dd,J=8Hz,5Hz),7.25(1H,m),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50(1H,m),7.56(1H ,m),7.60(1H,dd,J=8Hz,8Hz),8.10(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.31(1H,m),8.35(1H ,dd,J=5Hz,1Hz),8.46(1H,m) (14) 4−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:88−90℃ NMR(CDCl3,δ):4.22(2H,m),7.18(1H,m),7.30(1H,m),7.48(3H,m),7.69(1H ,m),7.80(1H,m),8.27(1H,m),8.35(1H,m),8.47(1H,m) (15) 4−(5−アセトアミド−2−フルオロフェニル)−2−(3−ピリジル メチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:212−214℃ NMR(DMSO-d6,δ):2.03(3H,s),4.27(2H,s),7.40(3H,m),7.61(1H,m),7.79( 2H,m),8.23(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.47(1H,m),8.59( 1H,m) (16) 4−(3−ベンゾイルフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:142−143℃ NMR(CDCl3,δ):4.26(2H,s),7.17(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.30(1H,dd,J=8Hz,5H z),7.50(4H,m),7.60(1H,m),7.68(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.75(1H,m),7.80(2H, m),7.96(1H,m),8.10(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.29(1H,m),8.35(1H,dd,J=5Hz,2H z),8.44(1H,m) (17) 4−[3−(3−アセチルインドール−1−イル)フェニル]−2−(3 −ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン mp:153−156℃ NMR(CDCl3,δ):2.56(3H,s),4.33(2H,s),7.25-7.45(5H,m),7.50(1H,m),7. 60(1H,m),7.70(1H,m),7.80(2H,m),8.00(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.45(2H, m),8.51(1H,m),8.73(1H,m) (18) 4−[3−(1−インドリル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:166−168℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.28(2H,s),6.73(1H,d,J=3Hz),7.1-7.25(2H,m),7.3-7.4 5(3H,m),7.6-7.8(7H,m),8.22(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.46(2H,m),8.60(1H,br s ) (19) 4−[3−(1−ナフチル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:162−165℃ NMR(CDCl3,δ):4.31(2H,s),7.2-7.6(8H,m),7.70(2H,m),7.85(3H,m),8.07 (1H,d,J=8Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.50(2H,m),8.72(1H,s) (20) 4−[3−(3−ビフェニルイル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチ ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.32(2H,s),7.2-7.7(12H,m),7.80(3H,m),8.18(1H,m),8.4 4(1H,m),8.50(1H,m),8.72(1H,m)実施例46 4−(3−アセトアミドフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキ ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(0.9ml)の4N塩酸(22ml )溶液を、還流下に90分間撹拌し、冷却する。反応混合物を固体重炭酸ナトリウ ムで中和し、沈殿した白色結晶を集め、水で洗い、乾燥して、4−(3−アミノ フェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン(0.73g)を得る。 mp:168−170℃ NMR(CDCl3,δ):3.81(2H,s),4.30(2H,s),6.53(1H,m),6.62(1H,dd,J=8Hz,2 Hz),6.80(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.27(2H,m),7.35(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.83(1H ,m),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,m),8.50(1H,m),8.72(1H,m)実施例47 実施例11または46と同様にして、次の化合物を得る。 4−(5−アミノ−2−フルオロフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:177−179℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.26(2H,s),5.18(2H,s),6.53(1H,dd,J=7Hz,4Hz),6.68( 1H,m),7.08(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.36(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1H,dd,J=8Hz ,5Hz),7.77(1H,m),8.21(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.47(2H,m),8.59(1H,m)実施例48 4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル )−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(3.84g)をメ タノール性塩化水素で処理して、4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニル ]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3 −b]ピラジン・塩酸塩(2.80g)を淡黄色固体として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.50(2H,s),7.10(1H,d,J=8Hz),7.42(1H,dd,J=5Hz ,8Hz),7.55-7.7(3H,m),7.88(1H,d,J=8Hz),7.95-8.15(7H,m),8.45(1H,m),8 .56(1H,d,J=8Hz),8.62(1H,s),8.83(1H,d,J=5Hz),8.95(1H,s)実施例49 実施例48と同様にして、次の化合物を得る。 4−[3−(3−ビフェニルイル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:202−205℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.53(2H,s),7.35(1H,dd,J=8Hz,6Hz),7.40(1H,d,J=8Hz), 7.49(2H,m),7.62(2H,d,J=8Hz),7.75(5H,m),7.92(1H,dd,J=8Hz,6Hz),8.00(2 H,m),8.07(1H,m),8.11(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=6Hz),8.40(1H,d,J=8Hz), 8.78(1H,d,J=6Hz),8.82(1H,s)実施例50 実施例1と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[2−フルオロ−5−[3−(2−フルオロフェニル)ウレイド]フ ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン mp:146−149℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.28(2H,s),7.01(1H,m),7.11(1H,m),7.22(1H,dd,J=13Hz ,8Hz),7.36(2H,m),7.44(1H,m),7.50(1H,m),7.70(1H,m),7.79(1H,d,J=8Hz) ,8.09(1H,dd,J=8Hz,8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.44(2H,m),8.58(2H,m),9.26 (1H,s) (2) 4−[2−フルオロ−5−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フ ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド [2,3−b]ピラジン mp:152−155℃ NMR(DMSO-d6,δ):3.87(3H,s),4.28(2H,s),6.87(1H,m),6.94(1H,m),7.02( 1H,m),7.3-7.44(4H,m),8.09(1H,m),8.23(2H,m),8.45(2H,m),8.60(1H,s),9 .53(1H,s) (3) 4−[3−[3−(2−ニトロフェニル)ウレイド]フェニル]−2−( 3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン mp:188−189℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.25(2H,s),6.98(1H,m),7.20(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.37( 2H,m),7.48(2H,m),7.57(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.78(1H,m),8.08( 1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.19(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,dd, J=5Hz,1Hz),8.45(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.59(1H,d,J=1Hz),9.61(1H,s) (4) 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−2− (3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン mp:163−169℃ NMR(CDCl3,δ):3.45(3H,s),4.38(2H,s),6.77(2H,m),6.92(2H,m),7.02(1H ,m),7.16(1H,s),7.23(1H,m),7.30(1H,m),7.37(1H,dd, J=8Hz,5Hz),7.66(1H,s),7.87(1H,m),7.94(1H,s),8.09(1H,dd,J=8Hz,3Hz) ,8.25(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(2H,m),8.76(1H,m)実施例51 3−アミノ−2−[3−(3−ピリジル)フェニルアミノ]ピリジン(150mg )と3−フェニルピルビン酸(113mg)とのエタノール(4ml)中混合物を、還 流下に2時間撹拌する。混合物を冷却し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウ ム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および 食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノールから 結晶化させて、2−ベンジル−4−[3−(3−ピリジル)フェニル]−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(127mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2-7.4(6H,m),7.45-7.55(3H,m),7.65 -7.8(2H,m),7.89(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.21(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J =2Hz,5Hz),8.59(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.87(1H,s,J=2Hz)実施例52 2−[3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニルフェニルアミノ]−3− アミノピリジン(1.07g)と3−(3−ピリジル)ピルビン酸(0.65g)とのメ タノール(15ml)中混合物を、還流下に5時間撹拌する。沈殿を集め、メタノー ルで洗って、4−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニルフェニル)− 2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b ]ピラジン(1.08g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.09(3H,s),3.87(3H,s),4.24(2H,s),7.8-7.95(2 H,m),7.63(1H,s),7.78(1H,d,J=8Hz),7.90(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.26(1 H,s),8.38(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,m),8.59(1H,s)実施例53 3−アミノ−2−[3−メトキシカルボニル−5−(2−ナフトイルアミノ) フェニルアミノ]ピリジン(180mg)と3−フェニルピルビン酸(86mg)とのメ タノール(4ml)中混合物を、還流下に4時間撹拌する。沈殿を集め、メタノー ルで洗って、2−ベンジル−4−[3−メトキシカルボニル−5−(2−ナフト イルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン(169mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.81(3H,s),4.32(2H,s),7.15-7.35(4H,m),7.45-7. 65(5H,m),7.8-7.9(4H,m),8.15-8.3(3H,m),8.33(1H,s),8.39(1H,d,J=5Hz),8 .56(1H,s)実施例54 実施例2、42、43、44、51、52または53と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−[(E)−2−フェニルビニル]フェニル]−2−(3−ピリ ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.1-7.7(13H,m),7.93(1H,d,J=8Hz),8. 20(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.45(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.52(1H,dd,J=2,5Hz),8.72 (1H,s) (2) 4−[3−[(E)−2−(2−ナフチル)ビニル]フェニル]−2−( 3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.33(2H,s),7.1-7.35(5H,m),7.4-7.5(3H,m),7.59( 1H,t,J=8Hz),7.70(2H,m),7.75-7.9(5H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.45(1H,d,J=5 Hz),8.52(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.73(1H,s) (3) 2−ベンジル−4−[3−(2−ピリジル)フェニル]−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.2-7.35(6H,m),7.50(2H,d,J=8Hz),7. 6-7.8(3H,m),7.94(1H,m),8.1-8.25(2H,m),8.40(1H,m),8.65(1H,d,J=5Hz) (4) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(2−ピリジル)フェニル]− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.2-7.35(4H,m),7.65-7.85(4H, m),7.97(1H,t,J=2Hz),8.17(2H,m),8.41(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.50(1H,dd,J=2 Hz,5Hz),8.67(1H,m),8.73(1H,d,J=2Hz) (5) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3−ピリジル)フェニル]− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2-7.4(4H,m),7.50(1H,t,J=2Hz),7.6 5-7.8(2H,m),7.83(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.90(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.20(1H,dd, J=2Hz,8Hz),8.43(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.52(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.60(1H,dd,J =2Hz,5Hz),8.73(1H,d,J=2Hz),8.88(1H,d,J=2Hz) (6) 2−ベンジル−4−[3−(4−ピリジル)フェニル]−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2-7.4(5H,m),7.45-7.55(5H,m),7.70 (1H,t,J=8Hz),7.78(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.21(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,dd, J=2Hz,5Hz),8.65(2H,dd,J=2Hz,5Hz) (7) 2−ベンジル−4−[3−(2−チエニル)フェニル]−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.07(1H,m),7.15-7.35(7H,m),7.45-7. 6(4H,m),7.73(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m) (8) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(2−チエニル)フェニル]− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.07(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.18(1H,m),7 .2-7.35(4H,m),7.49(1H,t,J=2Hz),7.59(1H,t,J=8Hz),7.75(1H,dt,J=8Hz,2Hz ),7.82(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.19(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.43(1H,dd,J=2Hz,5Hz ),8.51(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.73(1H,d,J=2Hz) (9) 4−[3−(5−クロロ−2−チエニル)フェニル]−2−ベンジル−3 −オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.88(1H,d,J=4Hz),7.08(1H,d, J=4Hz),7.15-7.4(6H,m),7.45-7.65(4H,m),8.20(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H, m) (10) 4−[3−(5−クロロ−2−チエニル)フェニル]−2−(3−ピリジ ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.89(1H,d,J=4Hz),7.09(1H,d,J=4Hz), 7.15-7.45(4H,m),7.55-7.7(2H,m),7.83(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.20(1H,dd,J=2Hz ,8Hz),8.43(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.52(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.73(1H,s) (11) 2−ベンジル−4−[3−(3−チエニル)フェニル]−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.15-7.4(7H,m),7.45-7.55(4H,m),7.5 9(1H,t,J=8Hz) (12) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3−チエニル)フェニル]− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.15-7.4(5H,m),7.46(2H,m),7.60(1H, t,J=8Hz),7.73(1H,d,J=8Hz),7.82(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.18(1H,dd,J=2Hz,8H z),8.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.72(1H,s) (13) 2−ベンジル−4−[3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル) フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),7.2-7.5(7H,m),7.74(1H,t,J=8Hz),7 .95(1H,t,J=2Hz),8.02(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.27(2H,m),8.40(1H,dd,J=2Hz,5 Hz),9.30(1H,s) (14) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(1H−1,2,4−トリアゾー ル−1−イル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.35-7.5(3H,m),7.7-7.8(2H,m),7.9 6(1H,t,J=2Hz),8.03(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.2-8.3(2H,m), 8.41(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.47(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz),9.31(1 H,s) (15) 2−ベンジル−4−[3−(2−フルオロフェニル)フェニル]−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.1-7.35(8H,m),7.45-7.55(4H,m),7.6 -7.75(2H,m),8.19(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz) (16) 4−[3−(2−フルオロフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメ チル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.1-7.35(6H,m),7.45-7.55(2H,m),7.6 6(1H,t,J=8Hz),7.72(1H,m),7.83(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.18(1H,dd,J=2Hz,8Hz ),8.44(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.72(1H,d,J=2Hz) (17) 2−ベンジル−4−[3−(4−メトキシカルボニルフェニル)フェニル] −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.94(3H,s),4.33(2H,s),7.2-7.35(5H,m),7.51(2H, m),7.65-7.77(3H,m),7.77(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.10(2H,dt,J=8Hz,2Hz),8.2 1(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=2Hz,5Hz) (18) 4−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フェニル]−2−ベンジル− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.10(3H,s),4.33(2H,s),7.2-7.35(5H,m),7.4-7.7 (10H,m),8.22(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz) (19) 4−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピリ ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.13(3H,s),4.33(2H,s),7.2-7.35(3H,m),7.4-7.7( 8H,m),7.83(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.45(1H,m),8.51(1H,m),8.73( 1H,s) (20) 2−ベンジル−4−(3−モルホリノカルボニルフェニル)−3−オキソ −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.3-3.7(8H,m),4.22(2H,s),7.2-7.65(10H,m),8. 24(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J=2Hz,5Hz) (21) 2−ベンジル−4−[3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル]−3 −オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.93(6H,s),4.31(2H,s),7.2-7.35(4H,m),7.48(2H, d,J=8Hz),8.14(2H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,m),8.81(1H,s) (22) 4−[3,5−ビス(メトキシカルボキシ)フェニル]−2−(3−ピリジ ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.94(6H,s),4.31(2H,s),7.2-7.35(2H,m),7.80(1H, d,J=8Hz),8.15-8.25(3H,m),8.38(1H,d,J=5Hz),8.52(1H,d,J=5Hz),8.72(1H,s ),8.83(1H,t,J=2Hz) (23) 4−[3−メトキシカルボニル−5−(2−ナフトイルアミノ)フェニル ]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3 −b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.90(3H,s),4.28(2H,s),7.8-7.95(2H,m),7.6-7. 7(2H,m),7.75(1H,d,J=2Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.0-8.15(4H,m),8.2-8.25(2H ,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.57(1H,t,J=2Hz),8.61(1H,d,J=2 Hz),8.65(1H,s) (24) 4−[3−(6−メトキシ−2−ナフチル)フェニル]−2−(3−ピリ ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:228−231℃ NMR(DMSO-d6,δ):3.89(3H,s),4.29(2H,s),7.20(1H,m),7.38(4H,m),7.67( 1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.82(3H,m),7.91(3H,m),8.20(2H,m),8.42(1H,m),8.47( 1H,m),8.61(1H,m) (25) 4−[3−(5−メトキシカルボニルインドール−1−イル)フェニル] −2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3− b]ピラジン mp:193−197℃ NMR(DMSO-d6,δ):3.86(3H,s),4.27(2H,s),6.90(1H,d,J=3Hz),7.35(1H,m) ,7.43(1H,m),7.47(1H,m),7.69(1H,d,J=8Hz),7.75-7.85(6H,m),8.23(1H,d,J =8Hz),8.38(1H,s),8.47(1H,m),8.61(1H,m) (26) 4−[3−(3−キノリル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:237℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.28(2H,s),7.37(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1H,dd,J=8Hz ,5Hz),7.47(1H,d,J=8Hz),7.65(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.75(1H,m),7.79(2H,m) ,7.97(1H,m),8.05(3H,m),8.24(1H,m),8.43(1H,m),8.48(1H,m),8.62(1H,m) ,8.71(1H,d,J=3Hz),9.28(1H,s) (27) 4−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)フェニ ル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン mp:109−111℃ NMR(CDCl3,δ):1.60(2H,m),1.85(2H,m),1.90(4H,m),3.87(3H,s),4.33(2H ,s),4.82(1H,m),6.91(1H,d,J=8Hz),7.13(2H,m),7.20(1H,m),7.27(1H,m),7 .31(1H,m),7.41(1H,m),7.63(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.69(1H,m),7.84(1H,m),8. 19(1H,m),8.45(1H,d,J=5Hz),8.51(1H,m),8.74(1H,m) (28) 4−[3−(3−メトキシカルボニルフェニル)フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:179−181℃ NMR(CDCl3,δ):3.92(3H,s),4.32(2H,s),7.30(3H,m),7.52(2H,m),7.69(1H ,dd,J=8Hz,8Hz),7.80(3H,m),8.03(1H,d,J=8Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),8.30(1H ,s),8.44(1H,m),8.51(1H,m),8.74(1H,m) MASS(m/z):449(M+1) (29) 4−[3−[(E)−2−メトキシカルボニルビニル]フェニル]−2− (3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン mp:180−181℃ NMR(DMSO-d6,δ):3.71(3H,s),4.27(2H,s),6.77(1H,d,J=16Hz),7.40(3H,m) ,7.53(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.66(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.7-7.85(5H,m),7.92(1 H,d,J=8Hz),8.07(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m),8.48(1H,m),8.61(1 H,m) (30) 4−[3−(4−イソキノリル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:157−163℃ NMR(CDCl3,δ):4.33(2H,s),7.23(1H,m),7.32(1H,m),7.40(1H,m),7.45(1H ,m),7.60-7.85(5H,m),8.04(1H,d,J=8Hz),8.09(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8H z),8.50(2H,m),8.58(1H,s),8.73(1H,m),9.25(1H,s) (31) 4−[3−(3−アセトアミドフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジ ルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:188−194℃ NMR(CDCl3,δ):2.13(3H,s),4.32(2H,s),7.2-7.35(5H,m),7.45(2H,m),7.5 5(1H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.70(2H,m),7.82(1H,m),8.18(1H,d,J=8Hz ),8.41(1H,m),8.49(1H,d,J=5Hz),8.73(1H,s) MASS(m/z):448(M+1)実施例55 2−ベンジル−4−[3−(4−メトキシカルボニルフェニル)フェニル]− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(150mg)と臭化リ チウム(0.30g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)中混合物を、還流 下に4時間撹拌する。混合物を冷却し、希塩酸中に撹拌下に注ぐ。生じた沈殿を 集め、水で洗って、2−ベンジル−4−[3−(4−カルボキシフェニル)フェ ニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(119mg) を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2-7.35(5H,m),7.5-7.6(3H,m),7.65- 7.85(4H,m),8.14(2H,d,J=8Hz),8.22(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=2Hz, 5Hz)実施例56 4−[3−(4−アセチルアミノフェニル)フェニル]−2−ベンジル−3− オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(963mg)の3N塩酸(2 5ml)懸濁液を、還流下に3時間撹拌する。つぎに、混合物を氷水中に注ぎ、重 炭酸ナトリウムでアルカリ性にする。生じた固体を集め、水で洗って、4−[3 −(4−アミノフェニル)フェニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(577mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.32(2H,s),5.28(2H,s),6.63(2H,d,J=8Hz),7.15 -7.45(9H,m),7.52(2H,m),7.67(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40( 1H,dd,J=2Hz,5Hz)実施例57 4−[3−(4−アミノフェニル)フェニル]−2−ベンジル−3−オキソ− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(94mg)とトリエチルアミン(0. 04ml)とのジクロロメタン(3ml)中混合物に、塩化メタンスルホニル(0.04ml )を加える。混合物を室温で30分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリ ウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液およ び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカ ラムクロマトグラフィー(ヘキサン中35%酢酸エチル)に付し、エタノールから 結晶化させて、2−ベンジル−4−[3−(4−メチルスルホニルアミノフェニ ル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン( 53mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.00(3H,s),4.33(2H,s),6.77(1H,s),7.2-7.35(7H, m),7.42(1H,m),7.45-7.55(4H,m),7.6-7.7(2H,m),8.21 (1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.41(1H,dd,J=2Hz,5Hz)実施例58 4−[3−(4−アミノフェニル)フェニル]−2−ベンジル−3−オキソ− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(95mg)とトリエチルアミン(0. 05ml)とのジクロロメタン(3ml)中混合物に、塩化ベンゾイル(0.03ml)を加 える。混合物を室温で20分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水 溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩 水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をメタノールから結晶 化させて、4−[3−(4−ベンゾイルアミノフェニル)フェニル]−2−ベン ジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(73mg)を得 る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.1-7.35(5H,m),7.4-7.75(12H,m),7.8 5(2H,d,J=8Hz),7.99(1H,d),8.20(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m)実施例59 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(339mg)、アジ化ジフェニルホスホリル(0. 21ml)およびトリエチルアミン(0.14ml)のベンゼン(5ml)中混合物を、還流 下に30分間撹拌する。つぎに、この混合物に4−アミノモルホリン(0.11ml)を 加え、さらに3時間加熱還流を続ける。混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム 水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラム クロマトグラフィー(クロロホルム中3%メタノール)に付して、2−ベンジル −4−[3−(3−モルホリノウレイド)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(138mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.65(2H,br s),3.0(2H,br s),3.65(2H,br s),3.9( 2H,br s),4.31(2H,s),5.48(1H,s),6.93(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.2-7.35(4H,m) ,7.40(1H,t,J=2Hz),7.45-7.55(3H,m),7.71(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.19(2H,dt, J=8Hz,2Hz),7.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz) 実施例60 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(339mg)、トリエチルアミン(0.18ml)、4−ジ メチルアミノピリジン(5mg)および塩化モルホリノカルボニル(0.15ml)の1 ,4−ジオキサン(4ml)中混合物を、80℃で2時間撹拌する。つぎに、混合物 を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、 重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮 する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)に付して、 2−ベンジル−4−[3−(モルホリノカルボニルアミノ)フェニル]−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(242mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.42(4H,m),3.60(4H,m),4.21(2H,s),6.90(1H,d, J=8Hz),7.2-7.45(8H,m),7.55(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1 H,dd,J=2Hz,5Hz),8.72(1H,s)実施例61 4−(3−アセチルアミノ−5−メトキシカルボニルフェニル)−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン (847mg)と塩酸(35%、1ml)とのメタノール(10ml)中混合物を、還流下に 2時間撹拌する。冷却後、生じた沈殿を集め、メタノールで洗って、4−(3− アミノ−5−メトキシカルボニルフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3 −オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・二塩酸塩(612mg) を得る。 NMR(CD3OD,300MHz,δ):3.96(3H,s),4.59(2H,s),7.42(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7 .67(1H,s),8.02(1H,s),8.1-8.2(3H,m),8.38(1H,d,J=5Hz),8.73(1H,d,J=8Hz) ,8.82(1H,d,J=5Hz),8.99(1H,s)実施例62 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(150mg)とトリエチルアミン(0.1ml)とのジク ロロメタン(4ml)中混合物に、塩化2−フロイル(0.05ml)を加える。混合物 を室温で20分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合 物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩で洗い、硫酸 マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノールから結晶化させて、2− ベンジル−4−[3−(2−フロイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4 −ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(145mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):6.52(1H,m),7.00(1H,d,J=8Hz),7.15-7.35(5H,m),7 .45-7.6(4H,m),7.7-7.8(2H,m),8.15-8.25(2H,m),8.41(1H,m)実施例63 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(150mg)とトリエチルアミン(0.16ml)とのジク ロロメタン(3ml)中混合物に、塩化3−[(E)−3−ピリジル]アクリロイ ル・塩酸塩(140mg)を加える。混合物を室温で30分間撹拌し、つぎに、酢酸エ チルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナ トリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残 留物をメタノールから結晶化させて、2−ベンジル−4−[3−[(E)−3− (3−ピリジル)アクリロイルアミノ]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(138mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.35(1H,d,J=16Hz),6.84(1H,d,J=8Hz) ,7.05(1H,t,J=8Hz),7.15-7.6(9H,m),7.71(1H,d,J=8Hz),8.28(1H,d,J=8Hz), 8.43(1H,d,J=5Hz),8.53(1H,d,J=5Hz),8.62(1H,s),8.69(1H,s)実施例64 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(150mg)とトリエチルアミン(0.1ml)とのジク ロロメタン(4ml)中混合物に、塩化メトキシグリオキシロイル(0.05ml)を加 える。混合物を室温で20分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水 溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩 水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、メタノー ルで洗って、2−ベンジル−4−[3−(メトキシグリオキシロイルアミノ)フ ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(163mg )を得る。 NMR(DMSO-d3,300MHz,δ):3.86(3H,s),4.21(2H,s),7.13(1H,d,J=8Hz),7.2- 7.45(6H,m),7.53(1H,t,J=8Hz),7.75-7.85(2H,m),8.24(2H,d,J=8Hz),8.39(1H ,d,J=5Hz)実施例65 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(192mg)とトリエチルアミン(0.12ml)との1, 4−ジオキサン(4ml)中混合物に、クロロ蟻酸イソプロピル(0.10ml)を加え る。混合物を室温で30分間撹拌し、つぎに、重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、 酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液および食 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、メタノ ールで洗って、2−ベンジル−4−(3−イソプロポキシカルボニルアミノフェ ニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(167mg) を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.23(6H,d,J=8Hz),4.21(2H,s),4.87(1H,m),6.93 (1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.2-7.5(9H,m),8.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.39(1H,dd,J= 2Hz,5Hz),9.77(1H,s)実施例66 実施例19、20、21、38、39、40、60、62、63、64または65と同様にして、次の 化合物を得る。 (1) 4−[3−(4−アセトキシベンゾイルアミノ)フェニル]−2−ベンジ ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.30(3H,s),4.30(2H,s),6.83(1H,m),7.08(2H,d,J= 8Hz),7.1-7.35(4H,m),7.4-7.5(3H,m),7.61(1H,s),7.70(1H,d,J=8Hz),7.79( 2H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.27(1H,s),8.40(1H,m) (2) 4−[3−[3,5−ビス(メトキシカルボニル)ベンゾイルアミノ]フェ ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン・塩酸塩 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.95(6H,s),4.49(2H,s),7.13(1H,d,J=8Hz),7.42 (1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.59(1H,t,J=8Hz),7.8-7.9(2H,m),8.01(1H,dd,J=5Hz,8 Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,t,J=2Hz),8.52(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=2 Hz),8.75-8.85(3H,m),8.93(1H,s) (3) 4−[3−(3,5−ジエトキシベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3 −ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.33(6H,t,J=7Hz),4.09(4H,q,J=7Hz),4.27(2H,s) ,6.69(1H,d,J=2Hz),7.05-7.1(3H,m),7.3-7.45(3H,m),7.53(1H,t,J=8Hz),7. 75-7.85(3H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,d,J=5Hz),8.6 0(1H,s) (4) 4−[3−(3,5−ジイソプロポキシベンゾイルアミノ)フェニル]−2 −(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.29(12H,d,J=7Hz),4.28(2H,s),4.69(2H,m),6.6 6(1H,t,J=2Hz),7.0-7.1(3H,m),7.35-7.45(2H,m),7.52(1H,t,J=8Hz),7.75-7. 85(3H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m),8.48(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2H z) (5) 4−[3−(3,5−ジ第三級ブチルベンゾイルアミノ)フェニル]−2− (3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン・塩酸塩 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.32(18H,m),4.49(2H,s),7.09(1H,d,J=8Hz),7.4 2(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.5-7.65(2H,m),7.77(2H,s),7.8-7.9(2H,m),8.01(1H, dd,J=5Hz,8Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,m),8.52(1H,d,J=8Hz),8.83(1H, d,J=5Hz),8.92(1H,s) (6) 4−[3−[(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)カルボニルアミノ] フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.48(2H,s),7.14(1H,d,J=8Hz),7.41(1H,dd,J=5Hz ,8Hz),7.60(1H,t,J=8Hz),7.80(1H,d,J=8Hz),7.79(1H,s),8.0-8.1(3H,m),8 .18(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),8.52(1H,d,J=8Hz),8.82(1H,d,J=5Hz),8 .92(1H,s) (7) 2−ベンジル−4−[3−[(E)−3−(4−ピリジル)アクリロイル アミノ]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.0-7.1(2H,m),7.35-7.45(2H,m),7. 5-7.6(4H,m),7.7-7.8(3H,m),8.21(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,d,J=5Hz),8.48(1H, d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz),8.65(2H,d,J=5Hz) (8) 4−[3−(3,4−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.79(1H,d,J=8Hz),7.17(1H,dd,J=5Hz, 8Hz),7.3-7.5(3H,m),7.6-7.7(3H,m),7.88(1H,d,J=2Hz),8.22(1H,d,J=8Hz), 8.35-8.45(2H,m),8.62(1H,s),8.69(1H,s) (9) 4−[3−(3,5−ジメチルベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.36(6H,s),4.31(2H,s),7.01(1H,d,J=8Hz),7.18(1 H,s),7.2-7.35(2H,m),7.41(2H,s),7.55(1H,t,J=8Hz),7.70(1H,d,J=8Hz),7. 75-7.85(2H,m),7.99(1H,s),8.19(1H,d,J=8Hz),8.4-8.5(2H,m),8.72(1H,s)実施例67 3−アミノ−2−(3−ビフェニルイルアミノ)ピリジン(196mg)と3−( 4−ヒドロキシフェニル)ピルビン酸(162mg)とのエタノール(5ml)中混合 物を、還流下に2時間撹拌する。混合物を冷却し、つぎに、酢酸エチルと重炭 酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水 溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をメタ ノールから結晶化させて、4−(3−ビフェニルイル)−2−(4−ヒドロキシ ベンジル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(186m g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.11(2H,s),6.70(2H,dt,J=8Hz,2Hz),7.18(2H,d, J=8Hz),7.3-7.5(5H,m),7.6-7.75(4H,m),7.81(1H,d,J=8Hz),8.26(1H,d,J=8Hz ),8.40(1H,d,J=5Hz),9.26(1H,s)実施例68 実施例2、42、43、44、51、52、53または67と同様にして、次の化合物を得る 。 (1) 4−(3−ビフェニルイル)−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),7.2-7.5(7H,m),7.6-7.7(3H,m),7.75(1 H,dt,J=8Hz,2Hz),7.83(1H,dt,J=8Hz,2Hz),8.19(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.44(1 H,dd,J=2Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.73(1H,d,J=2Hz) (2) 4−[3−(3−インドリジニルカルボニル)フェニル]−2−(3−ピ リジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.28(2H,s),6.71(1H,d,J=5Hz),7.13(1H,dt,J=2Hz ,8Hz),7.3-7.5(4H,m),7.61(1H,m),7.7-7.85(4H,m),7.90(1H,dt,J=8Hz,2Hz ),8.22(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.45(2H,m),8.60(1H,d,J=2Hz),9.87(1H,d,J=8Hz ) (3) 4−(3−ベンゾイルアミノフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.09(1H,d,J=8Hz),7.35-7.45(2H,m) ,7.5-7.65(4H,m),7.75-7.9(3H,m),7.96(2H,d,J=8Hz),8.21(1H,dd,J=2Hz,8H z),8.42(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.48(1H,dd,J=2Hz, 8Hz),8.60(1H,d,J=2Hz) (4) 4−(3−ビフェニルイル)−2−フェニル−3−オキソ−3,4−ジヒド ロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):7.3-7.8(13H,m),8.30(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(2H, m),8.48(1H,dd,J=2Hz,5Hz) (5) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(キノリン−3−イル)カル ボニルアミノ]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.29(2H,s),7.14(1H,d,J=8Hz),7.35-7.45(2H,m) ,7.59(1H,t,J=8Hz),7.7-7.95(5H,m),8.1-8.25(3H,m),8.4-8.5(2H,m),8.61( 1H,s),8.98(1H,d,J=2Hz),9.37(1H,d,J=2Hz) (6) 4−[3−(N−メチル−N−アセチルアミノ)フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.20(3H,s),4.27(2H,s),7.3-7.5(4H,m),7.61(1H ,t,J=8Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.21(1H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,d,J=5 Hz),8.60(1H,s) (7) 4−[3−[(E)−2−(3,5−ジクロロフェニル)ビニル]フェニル ]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3 −b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.32(2H,s),6.97(1H,d,J=16Hz),7.1-7.4(8H,m),7. 55-7.65(2H,m),7.83(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,m),8.52(1H,m ),8.73(1H,s) (8) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,5−ジクロロフェニルカル バモイル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.3-7.45(3H,m),7.64(1H,d,J=8Hz), 7.7-7.85(2H,m),7.9-8.0(3H,m),8.10(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.4-8 .5(2H,m),8.60(1H,s) (9) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[N−メチル−N−(3,5−ジ クロロフェニルカルバモイル)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.45(3H,s),4.48(2H,s),6.99(2H,s),7.18(1H,m), 7.2-7.3(3H,m),7.45-7.55(2H,m),7.80(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.13(1H,m),8.32 (1H,m),8.51(1H,m),8.70(1H,d,J=2Hz) (10) 2−ベンジル−4−[3−[(E)−2−(4−ピリジル)ビニル]フェ ニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.01(1H,d,J=16Hz),7.2-7.35(8H,m),7 .4-7.7(5H,m),8.20(1H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.58(2H,d,J=5Hz) (11) 2−ベンジル−4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル )−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.5-1.65(2H,m),1.75-2.0(6H,m),3.89(3H,s),4.31 (2H,s),4.70(1H,m),6.72(1H,d,J=2Hz),6.79(1H,dd,J=2Hz),7.01(1H,d,J=8Hz ),7.2-7.32(4H,m),7.50(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz) (12) 4−[3−[3−(2−メトキシフェニル)ウレイド]フェニル]−2− フェニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,δ):3.88(3H,s),6.55(1H,m),6.95(5H,m),7.25(2H,m),7.50( 5H,m),8.30(4H,m),9.55(1H,s) (13) 2−ベンジル−4−(3−フェニルスルホニルアミノフェニル)−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:199−211℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.20(2H,s),6.98(1H,d,J=8Hz),7.13(2H,m),7.30(7H,m) ,7.55(2H,m),7.62(1H,m),7.79(2H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.35(1H,m) (14) 2−ベンジル−6−フェニルチオ−4−[3−(3−フェニルウレイド) フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:183−185℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.20(2H,s),6.9-7.05(19H,m),7.62(1H,s),7.98(1H,d,J= 8Hz),8.80(1H,s),8.93(1H,s) (15) 2−ベンジル−4−[3−(ピロール−1−イル)フェニル]−3−オキ ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:169−170℃ (16) 2−(4−ヒドロキシベンジル)−4−[3−(ピロール−1−イル)フ ェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:263℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.08(2H,s),6.26(2H,m),6.70(2H,d,J=8Hz),7.18(2H,d,J =8Hz),7.21(1H,m),7.40(3H,m),7.61(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.67(1H,m),7.73( 1H,m),8.26(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.40(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.25(1H,s) (17) 2−ベンジル−4−[3−(2−メトキシカルボニルピロール−1−イル )フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:190−191℃ NMR(DMSO-d6,δ):3.72(3H,s),4.23(2H,s),6.65(1H,m),7.24(1H,m),7.3-7 .45(6H,m),7.50(1H,m),7.67(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.85(2H,m),8.03(1H,m),8 .27(1H,m),8.41(1H,m)実施例69 4−(3−ビフェニルイル)−2−(4−ヒドロキシベンジル)−3−オキソ −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(76mg)、トリエチルアミン( 0.05ml)および4−ジメチルアミノピリジン(3mg)の1,4−ジオキサン(2m l)中混合物に、無水酢酸(0.035ml)を加える。混合物を室温で1時間撹拌し、 つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分 離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し 、濃縮して、2−(4−アセトキシベンジル)−4−(3−ビフェニルイル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(58mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),7.03(2H,d,J=8Hz),7.25-7.8(12H,m),8 .20(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz)実施例70 シクロペンタノール(0.08ml)とトリホスゲン(87mg)との1,2−ジクロロ エタン(2ml)中混合物を、室温で20時間撹拌する。つぎに、この混合物を、4 −(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン(193mg)とトリエチルアミン(0.25ml)との1,4− ジオキサン(3ml)中混合物に加える。混合物を室温で1時間撹拌し、つぎに、 重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。合わせた有機層 を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃 縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノ ール、40:1)に付して、2−ベンジル−4−(3−シクロペンチルオキシカル ボニルアミノフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン(41mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.55-1.95(8H,m),4.31(2H,s),5.17(1H,m),6.73(1H ,s),6.94(1H,m),7.2-7.5(8H,m),8.19(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.42(1H,dd,J=2Hz ,5Hz)実施例71 4−[3−(4−アセトキシベンゾイルアミノ)フェニル]−2−ベンジル− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(147mg)をメタノ ール(3ml)および1,4−ジオキサン(3ml)と混合し、これに、炭酸カリウ ム(83mg)の水(0.5ml)溶液を加える。混合物を室温で1.5時間撹拌し、つぎに 、酢酸エチルと水との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、食塩水で洗い、硫酸マ グネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノールから結晶化させて、2−ベ ンジル−4−[3−(4−ヒドロキシベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキ ソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(53mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.22(2H,s),6.87(2H,d,J=8Jz),7.04(1H,m), 7.2-7.45(7H,m),7.50(1H,t,J=8Hz),7.75-7.9(4H,m),8.23(1H,m),8.40(1H,d, J=5Hz)実施例72 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを、実施例1と同 様にして、メチルイソシアナートと反応させて、次の化合物を得る。 4−[3−[3−(3−メチルウレイド)フェニル]フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:248−252℃ NMR(DMSO-d6,δ):2.63(3H,d,J=6Hz),4.28(2H,s),6.01(1H,q,J=6Hz),7.20( 1H,d,J=8Hz),7.3-7.43(5H,m),7.60(1H,m),7.64(1H,d,J=8Hz),7.76(3H,m),8 .20(1H,m),8.41(1H,d,J=5Hz),8.47(1H,m),8.59(1H,s),8.62(1H,s)実施例73 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを、実施例1と同 様にして、エチルイソシアナートと反応させて、次の化合物を得る。 4−[3−[3−(3−エチルウレイド)フェニル]フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:257−158℃ NMR(DMSO-d6,δ):1.04(3H,t,J=7Hz),3.08(2H,m),4.26(2H,s),6.11(1H,t,J =7Hz),7.20(1H,m),7.3-7.43(5H,m),7.61(1H,m),7.64(1H,d,J=8Hz),7.75(3H ,m),8.20(1H,m),8.40(1H,d,J=5Hz),8.46(1H,d,J=5Hz),8.53(1H,s),8.60(1H ,s)実施例74 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを、実施例1と同 様にして、フェニルイソシアナートと反応させて、次の化合物を得る。 4−[3−[3−(3−フェニルウレイド)フェニル]フェニル]−2−(3 −ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン mp:234℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.28(2H,s),6.97(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.28(3H,m),7.40(7 H,m),7.66(2H,m),7.80(3H,m),8.20(1H,m),8.40(1H,m),8.47(1H,m),8.60(1 H,s),8.70(1H,s),8.80(1H,s)実施例75 実施例56と同様にして、次の化合物を得る。 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:202−204℃ NMR(CDCl3,δ):3.73(2H,s),4.32(2H,s),6.15(1H,m),6.90(1H,m),6.98(1H ,d,J=8Hz),7.25(4H,m),7.44(1H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.70(1H,d,J=8 Hz),7.82(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),8.50(1H,m),8 .72(1H,s)実施例76 実施例57または58と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−[3−N,N−ビス(メチルスルホニル)アミノ]フェニル]フ ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド [2,3−b]ピラジン mp:240−246℃ NMR(DMSO-d6,δ):3.55(6H,s),4.28(2H,s),7.40(3H,m),7.53(1H,m),7.60( 1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.69(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.79(3H,m),7.85(1H,m),7.90( 1H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,m),8.48(1H,m),8.60(1H,m) (2) 4−[3−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]フェニル]−2− (3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン mp:202−210℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.28(2H,s).7.38(3H,m),7.46(2H,m),7.65(4H,m),7.80(2 H,m),7.90(1H,m),8.05(4H,m),8.16(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.44(2H,m), 8.60(2H,s) (3) 4−[3−[3−[(ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)カルボニルア ミノ]フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3, 4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:216−218℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.27(2H,s),7.40(3H,m),7.48(4H,m),7.69(2H,m),7.81( 3H.m),8.01(1H,m),8.07(1H,d,J=8Hz),8.12(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.37( 1H,s),8.41(1H,d,J=4Hz),8.48(1H,d,J=4Hz),8.60(1H,s) (4) 4−[3−[3−(2−キノキサリニルカルボニルアミノ)フェニル]フ ェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド [2,3−b]ピラジン mp:206−209℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.26(2H,s),7.40(3H,m),7.52(2H,m),7.68(1H,m),7.72( 1H,m),7.80(1H,m),7.85(1H,m),8.02(3H,m),8.22(2H,m),8.30(2H,m),8.42( 1H,m),8.46(1H,m),8.60(1H,s),9.57(1H,s) (5) 4−[3−(3−プロピオニルアミノフェニル)フェニル]−2−(3− ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:223−224℃ NMR(DMSO-d6,δ):1.08(3H,t,J=7Hz),2.31(2H,q,J=7Hz),4.26(2H,s),7.35( 5H,m),7.62(3H,m),7.76(2H,m),7.95(1H,s),8.20(1H,m),8.41(1H,m),8.47( 1H,m),8.59(1H,s) (6) 4−[3−[3−[(E)−3−(4−ピリジル)アクリロイルアミノ] フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:185−191℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.27(2H,s),7.03(1H,d,J=16Hz),7.40(5H,m),7.57(3H,m) ,7.75(5H,m),8.01(1H,s),8.21(1H,m),8.41(1H,m),8.47(1H,m),8.62(3H,m)実施例77 実施例57または58および実施例48と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−[3−(3,5−ジクロロフェニルスルホニルアミノ)フェニル ]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ リド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:185−195℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.48(2H,s),7.10(1H,m),7.40(4H,m),7.50(2H,m),7.6-7 .8(5H,m),7.98(1H,m),8.18(1H,m),8.42(1H,m),8.50(1H,m),8.81(1H,m),8. 90(1H,s) (2) 4−[3−(3−ベンゾイルアミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピ リジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・ 塩酸塩 mp:210℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):4.47(2H,s),7.35-7.75(10H,m),7.80(2H,m),7.97(3H,m) ,8.18(2H,m),8.45(2H,m),8.80(1H,d,J=5Hz),8.90(1H,s) MASS:510(M+1) (3) 4−[3−[3−[(E)−3−エトキシカルボニルアクリロイルアミノ) フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:130-160℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):1.25(3H,t,J=7Hz),4.21(2H,q,J=7Hz),4.49(2H,s),6.70( 1H,d,J=14Hz),7.24(1H,d,J=14Hz),7.35-7.5(4H,m),7.62(2H,m),7.69(1H,dd ,J=8Hz,8Hz),7.78(1H,m),8.00(1H,m),8.10(1H, s),8.17(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),8.51(1H,m),8.82(1H,m),8.92(1H, s) (4) 4−[3−(3−エトキシカルボニルアミノフェニル)フェニル]−2− (3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピ ラジン・塩酸塩 mp:168−183℃ NMR(DMSO-d6,δ):1.23(3H,t,J=7Hz),4.12(2H,q,J=7Hz),4.45(2H,s),7.28( 1H,m),7.40(4H,m),7.58(1H,m),7.66(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.74(1H,m),7.84( 1H,m),7.96(1H,dd,J=8Hz,6Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,m),8.47(1H,m) ,8.79(1H,m),8.89(1H,s),9.72(1H,s) (5) 4−[3−[3−(シクロプロピルカルボニルアミノ)フェニル]フェニ ル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:265−274℃ NMR(DMSO-d6,δ):0.77(4H,d,J=7Hz),1.83(1H,m),4.48(2H,s),7.3−7.45(4 H,m),7.55(1H,m),7.60(1H,m),7.68(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.75(1H,m),8.00(2 H,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,m),8.51(1H,m),8.83(1H,m),8.92(1H,s) (6) 4−[3−(3−ピルボイルアミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピ リジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・ 塩酸塩 mp:202-206(分解) NMR(DMSO-d6,δ):3.84(3H,s),4.48(2H,s),7.38(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.41( 1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.48(2H,m),7.63(1H,m),7.70(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.79( 2H,m),8.00(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.10(1H,s),8.18(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.44( 1H,d,J=5Hz),8.49(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.82(1H,d,J=5Hz),8.91(1H,s) (7) 4−[3−[3−(3−エトキシカルボニルプロパノイルアミノ)フェニ ル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩 mp:104-158℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):1.17(3H,t,J=7Hz),2.59(4H,m),4.03(2H,q,J=7Hz),4.48( 2H,s),7.3-7.43(4H,m),7.53(1H,m),7.60(1H,m),7.68(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7 .75(1H,m),7.96(1H,m),8.00(1H,m),8.19(1H,m),8.43(1H,m),8.47(1H,m),8 .80(1H,m),8.90(1H,s) (8) 4−[3−(3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)フェニル]−2 −(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン・塩酸塩 mp:188−197℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.47(2H,s),7.2-7.3(3H,m),7.3-7.5(7H,m),7.60(1H,s) ,7.68(1H,dd,J=8Hz,8Hz),7.78(1H,m),7.91(1H,m),7.98(1H,m),8.17(1H,m) ,8.43(1H,m),8.47(1H,m),8.80(1H,m),8.90(1H,s) (9) 4−[3−[(E)−3−シンナモイルアミノフェニル]フェニル]−2 −(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン・塩酸塩 mp:181−191℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.50(2H,s),6.90(1H,d,J=16Hz),7.43(7H,m),7.56(1H,m) ,7.62(3H,m),7.70(2H,m),7.79(1H,m),8.00(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.12(1H,m) ,8.19(1H,d,J=8Hz),8.45(1H,m),8.50(1H,m),8.82(1H,d,J=5Hz),8.92(1H,s) (10) 4−[3−(3,5−ジフルオロベンゾイルアミノ)フェニル]−2−(3 −ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.31(2H,s),6.85(1H,d,J=8Hz),6.9-7.0(1H,m),7.2 1(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.3-7.5(4H,m),7.62(1H,d,J=8Hz),7.71(1H,s),7.79(1 H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.42(2H,m),8.57(1H,s),8.70(1H,s) (11) 4−[3−[(E)−3−(4−ニトロフェニル)プロペノイルアミノ] フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.0-7.1(2H,m),7.35-7.45(2H,m),7. 53(1H,t,J=8Hz),7.65-7.8(4H,m),7.90(2H,d,J=8Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.30 (2H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=2Hz) (12) 4−[3−(3,5−ジクロロフェニルスルホニルアミノ)フェニル]−2 −(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン・塩酸塩 mp:228−238℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.40(2H,s),6.80(1H,m),7.08(1H,m),7.17(1H,m),7.23( 1H,m),7.40(3H,m),7.74(1H,m),7.88(1H,m),7.99(1H,m),8.05(1H,m),8.38( 2H,m),8.75(1H,m),8.84(1H,m) (13) 4−(3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)−2−(3−ピリジル メチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:227−232℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.45(2H,s),7.01(1H,m),7.22(3H,m),7.40(3H,m),7.53( 3H,m),8.00(1H,m),8.13(1H,m),8.41(1H,m),8.51(1H,m),8.82(1H,m),8.90( 1H,m) 実施例78 2−メチル−4−(3−スクシンイミドフェニル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(18.4g)、N−ブロモスクシンイミド(1 2.7g)および過酸化ベンゾイル(1.6g)との溶液を、還流下に4時間加熱する 。混合物を濃縮し、クロマトグラフィー(クロロホルム)により精製して、2− ブロモメチル−4−(3−スクシンイミドフェニル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(15.6g)を黄色結晶として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.89(4H,s),4.67(2H,s),7.33(1H,dd,J=7Hz,4Hz), 7.36(1H,dd,J=7Hz,1Hz),7.43(1H,t,J=1Hz),7.59(1H,dd,J=7Hz,1Hz),7.69(1 H,t,J=7Hz),8.22(1H,d,J=7Hz),8.48(1H,d,J=4Hz) MASS(FAB)(m/e):413,415実施例79 2−ブロモメチル−3−スクシンイミドフェニル−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(990mg)のアセトニトリル(10ml)溶液に、 1−アセチルイミダゾール(528mg)を加える。溶液を1時間還流下に加熱する 。混合物を蒸発させる。残留物を4N塩酸(15ml)に溶解させ、溶液を110℃に 2時間加熱する。溶液を蒸発させる。残留物にトリエチルアミン(5ml)および メタノール(10ml)を加える。混合物を蒸発させる。残留物をカラムクロマトグ ラフィーにより精製して、2−(1−イミダゾリルメチル)−4−(3−アミノ フェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(410m g)を黄色粉末として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.32(2H,br s),5.44(2H,s),6.38-6.46(2H,m),6. 68(1H,d,J=7Hz),6.95(1H,s),7.18(1H,dd,J=7Hz,7Hz),7.22(1H,s),7.35-7.4 1(1H,m),7.72(1H,s),8.13(1H,d,J=7Hz),8.43(1H,d,J=5Hz) MASS(FAB)(m/e):319 実施例80 2−(1−イミダゾリルメチル)−4−(3−アミノフェニル)−3−オキソ −3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(1.07g)、塩化2−ナフトイ ル(705mg)およびトリエチルアミン(0.94g)のジオキサン−ジメチルスルホ キシド(2:1)(10ml)溶液を、18時間撹拌する。混合物に水を加える。この 混合物を酢酸エチル(100ml)で抽出し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、 濃縮する。粗生成物をクロマトグラフィーに付して、2−(1−イミダゾリルメ チル)−4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4 −ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(360mg)を黄色粉末として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):5.47(2H,s),6.96(1H,s),7.11(1H,d,J=7Hz),7.24 (1H,s),7.38-7.43(1H,m),7.55-7.69(3H,m),7.72(1H,s),7.88(1H,d,J=7Hz), 7.94(1H,s),7.96-8.11(4H,m),8.19(1H,d,J=7Hz),8.45(1H,m),8.59(1H,s)実施例81 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(100mg)と無水 フタル酸(48mg)とのジオキサン(3ml)溶液を、室温で一夜撹拌する。反応混 合物を水で希釈し、析出した結晶を集めて、4−[3−[3−(2−カルボキシ ベンゾイルアミノ)フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3− オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(110mg)を得る。 mp:150℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):4.26(2H,s),7.40(5H,m),7.55(2H,m),7.65(4H,m),7.75( 2H,m),7.88(1H,d,J=8Hz),8.05(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz) ,8.46(1H,br s),8.60(1H,br s) MASS:554(M+1)実施例82 実施例81と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−[3−(3−カルボキシプロパノイルアミノ)フェニル]フェ ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン mp:193−199℃ NMR(DMSO-d6,δ):2.55(4H,m),4.27(2H,s),7.40(5H,m),7.55(1H,m),7.64( 2H,m),7.77(2H,m),7.94(1H,m),8.21(1H,m),8.40(1H,m),8.45(1H,m),8.60( 1H,s) (2) 4−[3−[3−[(Z)−3−カルボキシ−3−フェニルアクリロイル アミノ]フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3 ,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:189-198℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):4.25(2H,s),6.43(1H,s),7.40(8H,m),7.65(5H,m),7.78( 2H,m),8.01(1H,m),8.20(1H,m),8.40(1H,m),8.47(1H,m),8.60(1H,m)実施例83 4−[3−(3−アミノフェニル)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(200mg)のジオ キサン(6ml)溶液に、無水トリフルオロ酢酸(48mg)を加え、混合物を室温で 2時間撹拌する。反応混合物を水および重炭酸ナトリウム溶液で希釈し、析出し た結晶を集めて、4−[3−(3−トリフルオロアセチルアミノフェニル)フェ ニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン(0.25g)を得る。 mp:138−144℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.25(2H,s),7.39(3H,m),7.53(2H,m),7.69(3H,m),7.80( 2H,m),7.97(1H,m),8.21(1H,m),8.40(1H,m),8.47(1H,m),8.60(1H,m) MASS:502(M+1)実施例84 4−シクロペンチルオキシ−3−メトキシ安息香酸(118mg)のジクロロメタ ン(2ml)溶液に、塩化オキサリル(0.09ml)およびN,N−ジメチルホルムア ミド1滴を加える。室温で30分間撹拌後、混合物を濃縮し、残留物をジクロロメ タン(2ml)に溶解させる。この溶液を、4−(3−アミノフェニル)−2−ベ ンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(137mg) とトリエチルアミン(0.105ml)とのジクロロメタン(3ml)中混合物に加える 。混合物を室温で30分間撹拌し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液 との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で 洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をメタノールから結晶化さ せて、2−ベンジル−4−[3−(4−シクロペンチルオキシ−3−メトキシベ ンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b ]ピラジン(139mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):1.5-2.0(8H,m),3.84(3H,s),4.30(2H,s),4.78(1H,m ),6.74(1H,d,J=8Hz),6.88(1H,d,J=8Hz),7.15-7.3(4H,m),7.35-7.5(4H,m),7 .62(1H,t,J=2Hz),7.71(1H,d,J=8Hz),8.12(1H,s),8.19(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8 .40(1H,dd,J=2Hz,5Hz)実施例85 4−[3−(6−アセトキシ−2−ナフトイルアミノ)フェニル]−2−(3 −ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン(840mg)と3N塩酸(25ml)との混合物を、室温で2時間撹拌する。つぎに 、混合物を濃縮し、酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。 有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウ ムで乾燥し、濃縮する。残留物をエタノールから結晶化させて、4−[3−(6 −ヒドロキシ−2−ナフトイルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル )−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(127mg)を得 る。 NMR(DMSO-d3,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.10(1H,d,J=8Hz),7.20(2H,m),7.35 -7.45(2H,m),7.55(1H,t,J=8Hz),7.75-8.0(6H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.4-8.5 5(3H,m),8.62(1H,s) 実施例86 4−[3−(N−メチル−N−アセチルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリ ジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(2. 02g)の3N塩酸(20ml)溶液を、還流下に2時間撹拌する。つぎに、混合物を 氷水中に注ぎ、重炭酸ナトリウムでアルカリ性にする。生じた固体を集め、水で 洗い、エタノールから結晶化させて、4−[3−(メチルアミノ)フェニル]− 2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b ]ピラジン(1.06g)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.67(3H,d,J=6Hz),4.24(2H,s),5.86(1H,m),6.43 (2H,m),6.64(1H,d,J=8Hz),7.22(1H,t,J=8Hz),7.38(2H,m),7.78(1H,d,J=8Hz) ,8.18(1H,d,J=8Hz),8.4-8.5(2H,m),8.60(1H,s)実施例87 4−[3−(メチルアミノ)フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3− オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(200mg)のクロロホル ム(5ml)溶液に、塩化3−[(E)−4−メトキシカルボニルフェニル]プロ ペノイル(137mg)を加える。混合物を室温で15分間撹拌し、濃縮する。残留物 をメタノールから結晶化させて、4−[3−[N−メチル−N−[(E)−4− メトキシカルボニルシンナモイル]アミノ]フェニル]−2−(3−ピリジルメ チル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン・塩酸塩( 114mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.50(3H,s),3.92(3H,s),4.49(2H,s),6.72(1H,d,J= 16Hz),7.17(1H,t,J=2Hz),7.25-7.4(2H,m),7.4-7.55(3H,m),7.65-7.75(2H,m) ,7.88(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.99(2H,d,J=8Hz),8.18(1H,m),8.37(1H,m),8.49 (1H,d,J=8Hz),8.68(1H,d,J=5Hz),8.87(1H,s)実施例88 実施例79と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−(1−ナフチル)フェニル]−2−(1−イミダゾリルメチル ) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:180−185℃ NMR(CDCl3,δ):5.41(2H,s),7.10(1H,s),7.15(1H,s),7.35(2H,m),7.50(5H ,m),7.72(3H,m),7.90(2H,m),8.07(1H,m),8.19(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,m) MASS:430(M+1) (2) 2−(1−イミダゾリルメチル)−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイ ルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):5.41(2H,s),6.84(1H,d,J=7Hz),7.00(1H,s),7.09(1 H,s),7.34(1H,dd,J=7Hz,5Hz),7.40-7.47(2H,m),7.64-7.74(5H,m),8.17(1H, d,J=7Hz),8.45(1H,m),8.90(1H,s) (3) 2−(1−イミダゾリルメチル)−4−(3−ビフェニルイル)−3−オ キソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,300MHz,δ):5.40(2H,s),7.10(1H,s),7.14(1H,s),7.20−7.50(5 H,m),7.57-7.78(6H,m),8.17(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.47(1H,m)実施例89 ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.Org.Chem.)54巻731頁 (1989年)に開示されているのと類似の方法に従って、1−アミノ−IH−1, 3,5−トリアゾールと2−ブロモメチル−4−(3−メトキシカルボニルフェ ニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンとから、次 の化合物を合成する。 2−(1−1H−1,2,4−トリアゾリルメチル)−4−(3−メトキシカル ボニルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.88(3H,s),5.66(2H,s),7.41(1H,dd,J=8Hz,7Hz) ,7.68(1H,d,J=9Hz),7.73(1H,dd,J=9Hz,9Hz),8.01(1H,s),8.05(1H,s),8.10 (1H,d,J=8Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d, J=7Hz),8.63(1H,s)実施例90 ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.Org.Chem.)54巻731頁 (1989年)に開示されているのと類似の方法に従って、1−アミノ−1H−1, 3,4−トリアゾールと2−ブロモメチル−4−(3−メトキシカルボニルフェ ニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンとから、次 の化合物を合成する。 2−(1−1H−1,2,4−トリアゾリルメチル)−4−(3−メトキシカル ボニルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):3.88(3H,s),5.66(2H,s),7.41(1H,dd,J=8Hz,7Hz) ,7.68(1H,d,J=9Hz),7.73(1H,dd,J=9Hz,9Hz),8.01(1H,s),8.05(1H,s),8.10 (1H,d,J=8Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=7Hz),8.63(1H,s)実施例91 実施例78と同様にして、次の化合物を得る。 2−ブロモメチル−4−[3−(1−ナフチル)フェニル]−3−オキソ−3 ,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(CDCl3,δ):4.70(2H,s),7.35(1H,dd,J=8Hz,6Hz),7.41(1H,m),7.45-7. 55(5H,m),7.70(2H,m),7.90(2H,m),8.07(1H,m),8.23(1H,m),8.54(1H,d,J=6H z)実施例92 実施例35と同様にして、次の化合物を得る。 2−[2−(ピロリジニルカルボニル)エチル]−4−[3−[3−(2−メ トキシカルボニルフェニル)ウレイド]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:235−237℃ NMR(DMSO-d6,δ):1.80(2H,m),1.94(2H,m),2.77(2H,t,J=7Hz),3.10(2H,t,J =7Hz),3.30(2H,t,J=7Hz),3.53(2H,t,J=7Hz),3.87(3H,s), 6.8-7.05(4H,m),7.40(3H,m),7.59(1H,m),8.08(1H,d,J=8Hz),8.20(1H,d,J=8H z),8.29(1H,s),8.38(1H,m),9.51(1H,s)実施例93 実施例26、27または59と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 2−ベンジル−4−[3−[3−(2−ビフェニルイル)ウレイド]フェ ニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,4−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),6.90(1H,m),7.1-7.6(17H,m),7.72(1 H,s),7.89(1H,d,J=8Hz),8.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz), 9.21(1H,s) (2) 2−ベンジル−4−[3−[3−(5−キノリル)ウレイド]フェニル] −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.22(2H,s),6.97(1H,d,J=8Hz),7.2-7.7(10H,m), 7.82(1H,d,J=8Hz),7.96(1H,d,J=6Hz),8.24(2H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz), 8.59(1H,d,J=6Hz),8.98(1H,s),9.30(1H,m)実施例94 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(41mg)のジクロロメタン(2ml)溶液に、 塩化オキサリル(0.02ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド1滴を加える。 室温で15分間撹拌後、混合物にアンモニア溶液(28%、1ml)を加え、室温で15 分間撹拌する。混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注 ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネ シウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピルエーテルで洗って 、2−ベンジル−4−(3−カルバモイルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(139mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),7.15-7.7(9H,m),7.82(1H,s),7.95-8 .1(2H,m),8.25(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz)実施例95 2−ベンジル−4−(3−カルボキシフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(200mg)、臭化ベンジル(144mg)および炭 酸カリウム(155mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)中混合物を、室温 で1時間撹拌する。つぎに、混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム水溶液との 混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗い 、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。生じた固体を集め、イソプロピルエー テルで洗って、2−ベンジル−4−(3−ベンジルオキシカルボニルフェニル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(206mg)を得る 。 NMR(CDCl3,200MHz,δ):4.30(2H,s),5.37(2H,s),7.2-7.5(12H,m),7.66(1H, t,J=8Hz),7.98(1H,t,J=2Hz),8.21(2H,dt,J=2HZ,8Hz),8.38(1H,dd,J=2Hz,5H z)実施例96 4−(3−アミノフェニル)−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(105mg)、無水プロピオン酸(0.045ml)、ピリ ジン(0.029ml)および4−ジメチルアミノピリジン(1mg)のジクロロメタン (2ml)中混合物を、室温で2時間撹拌する。つぎに、混合物を酢酸エチルと重 炭酸ナトリウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム 水溶液および食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をエ タノールから結晶化させて、2−ベンジル−4−(3−プロピオニルアミノフェ ニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(90mg)を 得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):1.07(3H,t,J=7Hz),2.32(2H,q,J=7Hz),4.21(2H,s) ,6.99(1H,d,J=8Hz),7.2-7.5(7H,m),7.55-7.65(2H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8. 39(1H,m)実施例97 2−ベンジル−4−[3−[3−(2−ニトロフェニル)ウレイド]フェニル ]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(120mg)と10 %パラジウム炭(40mg)とのメタノール(2ml)−1,4−ジオキサン(2ml) 中 混合物を、水素(3気圧)下に室温で4時間撹拌する。触媒を濾去し、溶媒を蒸 発させる。残留物をメタノールから結晶化させて、4−[3−[3−(2−アミ ノフェニル)ウレイド]フェニル]−2−ベンジル−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(97mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,200MHz,δ):4.21(2H,s),4.80(2H,s),6.57(1H,dt,J=2Hz,8Hz) ,6.7-6.95(3H,m),7.2-7.55(10H,m),7.79(1H,s),8.24(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8 .40(1H,dd,J=2Hz,5Hz),8.96(1H,s)実施例98 3−アミノ−2−(3−ビフェニルイルアミノ)ピリジン(196mg)と3−( 2−ニトロフェニル)ピルビン酸(188mg)とのエタノール(5ml)中混合物を 、還流下に1時間撹拌する。混合物を冷却し、つぎに、酢酸エチルと重炭酸ナト リウム水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液お よび食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をメタノール から結晶化させて、4−(3−ビフェニルイル)−2−(2−ニトロベンジル) −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(140mg)を得る 。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.80(2H,s),7.22(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.3-7.55(7H, m),7.6-7.7(4H,m),7.78(1H,dt,J=8Hz,2Hz),7.99(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.14( 1H,dd,J=2Hz,8Hz).8.40(1H,dd,J=2Hz,5Hz)実施例99 4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−2−メチル−3−オキソ−3,4 −ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(5.02g)、N−ブロモスクシンイミ ド(4.0g)および過酸化ベンゾイル(0.50g)のクロロホルム(60ml)中混合 物を、還流下に2時間撹拌する。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグ ラフィー(クロロホルム中1%メタノール)に付して、2−ブロモメチル−4− (3−メトキシカルボニルフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン(4.75g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):3.91(3H,s),4.19(2H,s),7.37(1H,dd,J=5Hz, 8Hz),7.53(1H,m),7.69(1H,t,J=8Hz),8.01(1H,s),8.2-8.3(2H,m),8.46(1H,d ,J=5Hz)実施例100 2−ブロモメチル−4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−3−オキソ− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(1.22g)と2−メチルイミダゾ ール(1.35g)とのN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)中混合物を、80℃で 1時間撹拌する。つぎに、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチ ルで2回抽出する。合わせた有機溶液を重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で 洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー(クロロホルム中5%メタノール)に付して、4−(3−メトキシ カルボニルフェニル)−2−[(2−メチルイミダゾール−1−イル)メチル] −3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(154mg)を得る 。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.49(3H,s),3.91(3H,s),5.32(2H,s),6.96(1H,s), 7.02(1H,s),7.33(1H,dd,J=5Hz,8Hz),7.50(1H,d,J=8Hz),7.69(1H,t,J=8Hz), 7.99(1H,s),8.15-8.25(2H,m),8.44(1H,d,J=5Hz)実施例101 3−アミノ−2−[(3−ビフェニルイル)アミノ]ピリジン(350mg)と2 −ケトグルタル酸(235mg)とのエタノール(5ml)中混合物を、還流下に1時 間撹拌する。溶媒を蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー( クロロホルム中2.5%−3%メタノール)に付して、4−(3−ビフェニルイル )−2−(2−カルボキシエチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン(222mg)を得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.78(2H,t,J=7Hz),3.12(2H,t,J=7Hz),7.3-7.5(5H ,m),7.6-7.75(4H,m),7.81(1H,m),8.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,dd,J=2H z,5Hz) 実施例102 4−(3−ビフェニルイル)−2−(2−カルボキシエチル)−3−オキソ− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(80mg)、ヨードメタン(0.04ml )および炭酸カリウム(90mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)中混合 物を、室温で1時間撹拌する。つぎに、混合物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウム 水溶液との混合物中に注ぐ。有機層を分離し、重炭酸ナトリウム水溶液および食 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。残留物をメタノールから結 晶化させて、4−(3−ビフェニルイル)−2−(2−メトキシカルボニルエチ ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(71mg)を得 る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.86(2H,t,J=7Hz),3.17(2H,t,J=7Hz),3.63(3H,s) ,7.3-7.5(5H,m),7.6-7.75(4H,m),7.82(1H,m),8.22(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.4 0(1H,dd,J=2Hz,5Hz)実施例103 4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−2−(3−ピリジルメチル)−3 −オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(0.29g)と4N塩酸 (18ml)との混合物を、還流下に2時間撹拌する。溶媒を蒸発させ、粗製残留物 をシリカゲル(29g)クロマトグラフィー(溶離剤:クロロホルム−メタノール 9:1)に付し、メタノールから結晶化させて、4−(3−カルボキシフェニル )−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3 −b]ピラジン・塩酸塩(0.29g)を無色結晶として得る。 mp:260−265℃ NMR(DMSO-d6,δ):4.25(2H,s),7.39(2H,m),7.61(1H,m),7.69(1H,dd,J=8Hz ,8Hz),7.78(1H,m),7.94(1H,s),8.05(1H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,m) ,8.48(1H,m),8.60(1H,m)実施例104 2−(ブロモメチル)−4−(3−スクシンイミドフェニル)−3−オキソ− 3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(420mg)のアセトニトリル(4 ml)溶液に、1−アセチルイミダゾール(179mg)を加える。溶液を1時間還流 下に加熱する。混合物を蒸発させる。残留物を水に溶解させ、溶液に炭酸ナトリ ウムを加える。混合物を酢酸エチルで抽出する。有機層を蒸発させる。残留物を カラムクロマトグラフィーにより精製して、2−(1−イミダゾリルメチル)− 4−(3−スクシンイミドフェニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジン(105mg)を黄色粉末として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):2.79(4H,s),5.44(2H,s),6.94(1H,s),7.22(1H,s) ,7.32-7.46(4H,m),7.68(1H,d,J=8Hz),7.72(1H,s),8.16(1H,d,J=8Hz),8.42( 1H,d,J=7Hz) MASS(FAB)(m/e):401実施例105 2−(3−ピリジルメチル)−4−(3−ビフェニルイル)−3−オキソ−3 ,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(100mg)とm−クロロ過安息香酸 (44.2mg)との塩化メチレン(10ml)中混合物を、0℃で3時間撹拌する。混合 物を炭酸水素ナトリウム水溶液で洗い、クロロホルム(50ml)で抽出する。有機 層を濃縮し、クロマトグラフィーに付して、2−[(3−ピリジル−N−オキシ ド)メチル]−4−(3−ビフェニルイル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ リド[2,3−b]ピラジン(25mg)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.28(2H,s),7.20-7.48(8H,m),7.59-7.68(3H,m),7. 74(1H,d,J=9Hz),8.12(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.36(1H,s),8. 45(1H,dd,J=7Hz,3Hz) MASS(FAB)(m/e):407実施例106 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミ ノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン( 200mg)の塩化メチレン(50ml)溶液に、0℃で、m−クロロ過安息香酸(96.1m g)を加える。反応混合物を室温まで温まるにまかせ、その後5時間撹拌する。 反応混合物に10%硫酸ナトリウム溶液(20ml)を加える。混合物をクロロホルム で抽出する。有機層を乾燥し、濃縮する。粗製混合物をクロマトグラフィーによ り精製して、2−[(3−ピリジル−N−オキシド)メチル]−4−[3−(3 ,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ リド[2,3−b]ピラジンを黄色結晶として得る。 NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.21(2H,s),7.12(1H,d,J=7Hz),7.34-7.44(3H,m) ,7.56(1H,dd,J=7Hz,7Hz),7.77-7.86(2H,m),7.88(1H,m),7.98(1H,s),7.99( 1H,s),8.14(1H,d,J=7Hz),8.24(1H,d,J=7Hz),8.26(1H,s),8.41(1H,d,J=5Hz) MASS(FAB)(m/e):518,520実施例107 2−メチル−4−(3−ビフェニルイル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピ リド[2,3−b]ピラジン(17g)、N−ブロモスクシンイミド(10.6g)お よび2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)(16 7mg)のベンゼン(200ml)中混合物を、還流下に2時間加熱する。混合物を水で 洗い、濃縮する。粗生成物をカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−ブ ロモメチル−4−(3−ビフェニルイル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリ ド[2,3−b]ピラジン(5g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.70(2H,s),7.28-7.52(6H,m),7.59-7.69(3H,m),7. 50(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.23(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.48(1H,dd,J=7Hz,3Hz)実施例108 2−ブロモメチル−4−(3−ビフェニルイル)−3−オキソ−3,4−ジヒ ドロピリド[2,3−b]ピラジン(200mg)のアセトニトリル溶液に、トリエチ ルアミン(0.14ml)およびモルホリン(0.089ml)を加える。反応混合物を60℃ で5時間撹拌する。混合物を水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層を濃縮 する。粗生成物をクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、2−(1−モル ホリノメチル)−4−(3−ビフェニルイル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ ピリド[2,3−b]ピラジン(110mg)を黄色粉末として得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.77(4H,s),3.82(4H,s),3.91(2H,s),7.23-7.78(10 H,m),8.28(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,m)実施例109 2−メチル−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(4.4g)、N−ブ ロモスクシンイミド(2.39g)および過酸化ベンゾイルのクロロホルム(40ml) 中混合物を、還流下に3時間加熱する。混合物を水で洗い、クロロホルム(80ml )で抽出し、濃縮する。粗生成物をクロマトグラフィーにより精製して、2−ブ ロモメチル−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3 −オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(1.4g)を得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):4.69(2H,s),6.93(1H,d,J=6Hz),7.35(1H,dd,J=7Hz, 5Hz),7.43-7.50(2H,m),7.62(1H,m),7.74(1H,d,J=7Hz),7.99(1H,s),8.12(1H ,s),8.24(1H,d,J=7Hz),8.37(1H,s),8.49(1H,d,J=5Hz)実施例110 2−ブロモメチル−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニ ル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(105mg)と 2−メチルイミダゾール(171mg)とのN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶 液を、70℃で3時間、80℃で1時間撹拌する。混合物を炭酸水素ナトリウム水溶 液中に注ぎ、酢酸エチル(100ml)で抽出する。有機層を濃縮し、クロマトグラ フィーに付して、2−[(2−メチルイミダゾール−1−イル)メチル]−4− [3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4− ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(50mg)を褐色粉末の形で得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):2.47(3H,s),5.37(2H,s),6.82(1H,d,J=6Hz),6.91(1 H,s),6.99(1H,s),7.34(1H,dd,J=7Hz,5Hz),7.41-7.48(2H,m),7.56(1H,d,J=7 Hz),7.69-7.71(2H,m),7.87(1H,s),8.18(1H,d,J=7Hz),8.46(1H,d,J=4Hz),8. 88(1H,s) 実施例111 2−ブロモメチル−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニ ル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(285mg)と 2−フェニルイミダゾール(734mg)とのN,N−ジメチルホルムアミド(30ml) 溶液を、80℃で3時間撹拌する。混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液(150ml) 中に注ぎ、酢酸エチル(150ml)で抽出する。有機層を濃縮し、クロマトグラフ ィーに付して、2−[(2−フェニルイミダゾール−1−イル)メチル]−4− [3−(3,5−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4− ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン(52mg)を褐色粉末の形で得る。 NMR(CDCl3,300MHz,δ):5.53(2H,s),6.82(1H,d,J=7Hz),7.10(1H,s),7.17(1 H,s),7.28-7.55(7H,m),7.59-7.66(4H,m),7.72(1H,m),8.17(1H,dd,J=7Hz,3H z),8.44-8.50(2H,m)実施例112 実施例2、42、43、44、51、53または67と同様にして、次の化合物を得る。 4−[3−[(E)−2−(5−クロロピリジン−3−イル)ビニル]フェニ ル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2, 3−b]ピラジン NMR(DMSO-d6,300MHz,δ):4.27(2H,s),7.25-7.45(4H,m),7.5-7.65(3H,m),7 .71(1H,d,J=8Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.22(2H,m),8.35-8.5(3H,m),8.60(1H,s ),8.70(1H,s)実施例113 2−ベンジル−4−[3−(1−ピロリル)フェニル]−3−オキソ−3,4 −ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンを常法によりN−ブロモスクシンイミ ドと反応させて、次の化合物を得る。 2−ベンジル−4−[3−(2,5−ジブロモピロール−1−イル)フェニル ]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン mp:90℃(分解) NMR(DMSO-d6,δ):4.22(2H,s),6.46(2H,s),7.23(1H,m),7.3-7.5 (7H,m),7.55(1H,m),7.72(1H,dd,J=8Hz,8Hz),8.23(1H,m),8.41(1H,m) MASS:537(M+)実施例114 実施例57または58と同様にして、次の化合物を得る。 (1) 4−[3−[3−[(E)−3−(3−ピリジル)アクリロイルアミノ] フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン (2) 4−[3−[3−[(E)−3−(2−ピリジル)アクリロイルアミノ] フェニル]フェニル]−2−(3−ピリジルメチル)−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 31/495 AED 9454−4C A61K 31/495 AED (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BR,CA,CN,FI,HU, JP,KR,MX,NO,NZ,RU,UA,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [請求項1] 式 (ここに、R1は適当な置換基を有していてもよいアリール、適当な置換基を有 していてもよいアル(低級)アルキル、ハロ(低級)アルキル、保護されたカル ボキシ(低級)アルキル、アシル(低級)アルキル、複素環基または適当な置換 基を有していてもよい複素環式(低級)アルキルであり、 R2は適当な置換基を有していてもよいアリールであるかまたは複素環基であ り、 R3は水素、低級アルコキシまたはアリールチオである。)の化合物およびそ の医薬として許容しうる塩。 [請求項2] 請求項1の化合物であって、 R1が1〜3個の適当な置換基を有していてもよいフェニル;1〜3個の適当 な置換基を有していてもよいフェニル(低級)アルキル;ハロ(低級)アルキル ;保護されたカルボキシ(低級)アルキル;1または2個の適当な置換基を有し ていてもよいカルバモイル(低級)アルキル;1〜3個の適当な置換基を有して いてもよい複素環式オキシカルボニル(低級)アルキル;保護されたカルボキシ および低級アルキルからなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有していてもよ い複素環式カルボニル(低級)アルキル;インドリル;または、各々に1〜3個 の適当な置換基を有していてもよいインドリル(低級)アルキル、ピリジル(低 級)アルキル、イミダゾリル(低級)アルキル、モルホリニル(低級)アルキル またはトリアゾリル(低級)アルキルであり、 R2が、各々に1〜3個の適当な置換基を有していてもよいフェニルまたはナ フチルであるか、もしくはピリジルであり、 R3が水素、低級アルコキシまたはフェニルチオである化合物。 [請求項3] 請求項2の化合物であって、 R1が、1または2個のニトロを有していてもよいフェニル;ニトロ、アミノ 、保護されたアミノ、ヒドロキシおよび保護されたヒドロキシからなる群から選 ばれた1または2個の置換基を有していてもよいフェニル(低級)アルキル;ハ ロ(低級)アルキル;エステル化されたカルボキシ(低級)アルキル;低級アル キルおよび複素環基からなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していて もよいカルバモイル(低級)アルキル;1または2個のオキソを有していてもよ いピロリジニルオキシカルボニル(低級)アルキル;各々に、エステル化された カルボキシおよび低級アルキルからなる群から選ばれた1または2個の置換基を 有していてもよいピロリジニルカルボニル(低級)アルキルまたはピペラジニル カルボニル(低級)アルキル;インドリル;または、各々に低級アルキル、N− オキシドおよびアリールからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有して いてもよいインドリル(低級)アルキル、ピリジル(低級)アルキル、イミダゾ リル(低級)アルキル、モルホリニル(低級)アルキルまたはトリアゾリル(低 級)アルキルであり、 R2が、各々に、低級アルキル;ハロゲン;モノ(またはジまたはトリ)ハロ (低級)アルキル;ヒドロキシ;保護されたヒドロキシ;カルボキシ;保護され たカルボキシ;カルボキシ(低級)アルキル;保護されたカルボキシ(低級)ア ルキル;低級アルコキシ;シアノ;ニトロ;アミノ;アシルアミノ;低級アルキ ルアミノ;N−アシル−N−低級アルキルアミノ;低級アルキルおよびアリール からなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有していてもよい複素環式アミノ; アシル;アシル(低級)アルキル;カルボキシ(低級)アルケニル、保護されたカル ボキシ(低級)アルケニル、アリール、低級アルコキシ、シクロ(低級)アルキ ルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、保護されたカルボキシ、アミノ、アシルアミ ノ、ジアシルアミノおよびアシルからなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有 していてもよいアリール;アル(低級)アルキル;1〜3個のハロゲンを有して いてもよいアル(低級)アルケニル;アシル(低級)アルケニル;保護されたカ ルボキシ(低級)アルケニル;シアノ(低級)アルケニル;1〜3個のハロゲン を有していてもよい複素環式(低級)アルケニル;ハロゲン、シアノ、カルボキ シ、保護されたカルボキシ、オキソ、アシル、アミノ、保護されたアミノおよび 複素環基からなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有していてもよい複素環基 ;および1〜3個のアリールを有していてもよい複素環式オキシからなる群から 選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいフェニルまたはナフチルであ るか;もしくはピリジルである化合物。 [請求項4] 請求項3の化合物であって、 R1がニトロを有していてもよいフェニル;ニトロ、アミノ、アシルアミノ、 ヒドロキシまたはアシルオキシを有していてもよいフェニル(低級)アルキル; ハロ(低級)アルキル;低級アルコキシカルボニル(低級)アルキル;低級アル キルおよびピロリジニルからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有して いてもよいカルバモイル(低級)アルキル;1または2個のオキソを有していて もよいピロリジニルオキシカルボニル(低級)アルキル;各々に低級アルコキシ カルボニルまたは低級アルキルを有していてもよいピロリジニルカルボニル(低 級)アルキルまたはピペラジニルカルボニル(低級)アルキル;インドリル;ま たは、各々に低級アルキル、N−オキシドまたはフェニルを有していてもよいイ ンドリル(低級)アルキル、ピリジル(低級)アルキル、イミダゾリル(低級) アルキル、モルホリニル(低級)アルキルまたはトリアゾリル(低級)アルキル であり、 R2が、各々に、低級アルキル;ハロゲン;トリハロ(低級)アルキル;ヒド ロキシ;アシルオキシ;カルボキシ;エステル化されたカルボキシ;カルボキシ (低級)アルキル;エステル化されたカルボキシ(低級)アルキル;低級アルコ キシ;シアノ;ニトロ;アミノ;低級アルカノイルアミノ;アリールオキシカル ボニルアミノ;低級アルコキシカルボニルアミノ;低級アルコキシグリオキシロ イル;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ;シクロ(低級)アルキルオキ シカルボニルアミノ;シクロ(低級)アルキリデン(低級)アルカノイルアミノ ;低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、カルボキシ、保護されたカルボキ シ、ニトロ、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシ、モノ(またはジまたはトリ) ハロ(低級)アルキル、シクロ(低級)アルキルオキシ、アリール、カルボキシ (低級)アルケニル、保護されたカルボキシ(低級)アルケニル、アミノ、保護 されたアミノ、複素環式オキシ、および、ニトロを有していてもよい複素環式ア ミノからなる群から選ばれた1〜3個の置換基を有していてもよいアロイルアミ ノ;1または2個のハロゲンを有していてもよいアリールスルホニルアミノ;ア ル(低級)アルキルスルホニルアミノ;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミ ノ;[モノ(またはジ)アル(低級)アルカノイル]アミノ;低級アルカジエノ イルアミノ;低級アルキルおよびハロゲンからなる群から選ばれた1〜3個の置 換基を有していてもよい複素環式カルボニルアミノ;低級アルキル、ハロゲン、 カルボキシ、保護されたカルボキシおよびニトロからなる群から選ばれた1〜3 個の置換基を有していてもよいアル(低級)アルケノイルアミノ;複素環式(低 級)アルケノイルアミノ;低級アルキル、[ニトロ、アミノ、保護されたアミノ 、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アルキル、アリール、カルボキシ、 保護されたカルボキシ、ジ(低級)アルキルアミノ、モノ(またはジまたはトリ) ハロ(低級)アルキルおよびハロゲンからなる群から選ばれた1〜3個の置換基 を有していてもよいアリール];アリールスルホニル;アル(低級)アルキル; シクロ(低級)アルキル;および複素環基からなる群から選ばれた1または2個 の置換基を有していてもよいカルバモイルアミノ;アリールおよびアシルからな る群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいチオカルバモイルア ミノ;低級アルキルアミノ;N−低級アルカノイル−N−低級アルキルアミノ; N−アロイル−N−低級アルキルアミノ;N−アリールカルバモイル−N−低級 アルキルアミノ;N−保護されたカルボキシアル(低級)アルケノイル−N−低 級アルキルアミノ;各々に、低級アルキルおよびフェニルからなる群から選ばれ た1または2個の置換基を有していてもよいチアゾリルアミノまたはピリミジニ ルアミノ;低級アルカノイル;低級アルキルと1または2個のハロゲンを有して いてもよいアリールとからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有してい てもよいカルバモイル;低級アルコキシまたは複素環式カルボニルを有していて もよいアロイル;1または2個のアリールを有していてもよいカルバモイル (低級)アルキル;各々に、カルボキシ(低級)アルケニル、エステル化されたカ ルボキシ(低級)アルケニル、フェニル、低級アルコキシ、シクロ(低級)アル キルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、エステル化されたカルボキシ、アミノ、低 級アルカノイルアミノ、保護されたカルボキシまたはカルボキシを有していても よいアロイルアミノ、低級アルキルスルホニルアミノ、モノ(またはジまたはト リ)ハロ(低級)アルカノイルアミノ、低級アルコキシカルボニルアミノ、アリー ルオキシカルボニルアミノ、カルボキシ(低級)アルカノイルアミノ、保護され たカルボキシ(低級)アルカノイルアミノ、カルボキシ(低級)アルケノイルア ミノ、保護されたカルボキシ(低級)アルケノイルアミノ、シクロ(低級)アル キルカルボニルアミノ、低級アルキルグリオキシロイルアミノ、1または2個の ハロゲンを有していてもよいアリールスルホニルアミノ、保護されたカルボキシ またはカルボキシを有していてもよいアル(低級)アルケノイルアミノ、複素環 式(低級)アルケノイルアミノ、複素環式カルボニルアミノ、低級アルキルとア リールとからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカル バモイルアミノ、ビス(低級アルキルスルホニル)アミノ、および、低級アルキ ルとアリールとからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよ いカルバモイルからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよ いフェニルまたはナフチル;フェニル(低級)アルキル;ナフチル(低級)アル キル;各々に1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニル(低級)アル ケニルまたはナフチル(低級)アルケニル;アロイル(低級)アルケニル;エス テル化されたカルボキシ(低級)アルケニル;シアノ(低級)アルケニル;1ま たは2個のハロゲンを有していてもよいピリジル(低級)アルケニル;ピリミジ ニル(低級)アルケニル;キノリル(低級)アルケニル;各々に、ハロゲン、シ アノ、カルボキシ、エステル化されたカルボキシ、オキソ、低級アルカノイル、 アミノ、アシルアミノおよびピリジルからなる群から選ばれた1または2個の置 換基を有していてもよいピリジル、チエニル、ピロリル、ピロリジニル、インド リル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル またはトリアゾリル;および1または2個のフェニルを有していてもよいピリミ ジニルオキシからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよい フェニルまたはナフチルであるか;もしくはピリジルである化合物。 [請求項5] 請求項4の化合物であって、 R1がニトロを有していてもよいフェニル;ニトロ、アミノ、アシルアミノ、 ヒドロキシまたは低級アルカノイルオキシを有していてもよいフェニル(低級) アルキル;ハロ(低級)アルキル;低級アルコキシカルボニル(低級)アルキル ;低級アルキルおよびピロリジニルからなる群から選ばれた1または2個の置換 基を有していてもよいカルバモイル(低級)アルキル;2個のオキソを有してい てもよいピロリジニルオキシカルボニル(低級)アルキル;低級アルコキシカル ボニルを有していてもよいピロリジニルカルボニル(低級)アルキル;低級アル キルを有していてもよいピペラジニルカルボニル(低級)アルキル;インドリル ;インドリル(低級)アルキル;N−オキシドを有していてもよいピリジル(低 級)アルキル;低級アルキルまたはフェニルを有していてもよいイミダゾリル( 低級)アルキル;モルホリニル(低級)アルキル;またはトリアゾリル(低級) アルキルであり、 R2が、各々に、低級アルキル;ハロゲン;トリハロ(低級)アルキル;ヒド ロキシ;低級アルカノイルオキシ;カルボキシ;低級アルコキシカルボニル;フ ェニル(低級)アルコキシカルボニル;カルボキシ(低級)アルキル;低級アル コキシカルボニル(低級)アルキル;低級アルコキシ;シアノ;ニトロ;アミノ ;低級アルカノイルアミノ;フェノキシカルボニルアミノ;低級アルコキシカル ボニルアミノ;低級アルコキシグリオキシロイル;シクロ(低級)アルキルカル ボニルアミノ;シクロ(低級)アルキルオキシカルボニルアミノ;シクロ(低級 )アルキリデン(低級)アルカノイルアミノ;各々に、低級アルキル、ハロゲン 、低級アルコキシ、カルボキシ、エステル化されたカルボキシ、ニトロ、ヒドロ キシ、アシルオキシ、トリハロ(低級)アルキル、シクロ(低級)アルキルオキ シ、フェニル、カルボキシ(低級)アルケニル、エステル化されたカルボキシ( 低級)アルケニル、アミノ、アロイルアミノ、ピリミジニルオキシ、およびニト ロを有していてもよいピリジルアミノからなる群から選ばれた1または2個の置 換基を有していてもよいベンゾイルアミノまたはナフトイルアミノ;1または 2個のハロゲンを有していてもよいフェニルスルホニルアミノ;フェニル(低級 )アルキルスルホニルアミノ;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミノ;[モ ノ(またはジ)フェニル(低級)アルカノイル]アミノ;[ナフチル(低級)ア ルカノイル]アミノ;低級アルカジエノイルアミノ;各々に、低級アルキルおよ びハロゲンからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいフ リルカルボニルアミノ、ピリジルカルボニルアミノ、チエニルカルボニルアミノ 、インドリルカルボニルアミノ、インドリニルカルボニルアミノ、キノリルカル ボニルアミノ、テトラヒドロキノリルカルボニルアミノ、ベンゾフリルカルボニ ルアミノ、ベンゾチエニルカルボニルアミノ、メチレンジオキシベンゾイルアミ ノまたはモルホリニルカルボニルアミノ;低級アルキル、ハロゲン、カルボキシ 、エステル化されたカルボキシおよびニトロからなる群から選ばれた1または2 個の置換基を有していてもよいフェニル(低級)アルケノイルアミノ;ピリジル (低級)アルケノイルアミノ;低級アルキル、[各々に、ニトロ、アミノ、アシ ルアミノ、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アルキル、フェニル、カル ボキシ、エステル化されたカルボキシ、ジ(低級)アルキルアミノ、トリハロ( 低級)アルキルおよびハロゲンからなる群から選ばれた1または2個の置換基を 有していてもよいフェニルまたはナフチル]、フェニルスルホニル、フェニル( 低級)アルキル、シクロ(低級)アルキル、チアゾリル、ピリジル、キノリルお よびモルホリニルからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していても よいカルバモイルアミノ;フェニル、ナフチルまたはアロイルを有していてもよ いチオカルバモイルアミノ;低級アルキルアミノ;N−低級アルカノイル−N− 低級アルキルアミノ;N−ベンゾイル−N−低級アルキルアミノ;N−フェニル カルバモイル−N−低級アルキルアミノ;N−[エステル化されたカルボキシフ ェニル](低級)アルケノイル−N−低級アルキルアミノ;各々に低級アルキル またはフェニルを有していてもよいチアゾリルアミノまたはピリミジニルアミノ ;低級アルカノイル;低級アルキルかまたは1または2個のハロゲンを有してい てもよいフェニルかを有していてもよいカルバモイル;低級アルコキシを有して いてもよいベンゾイル;モルホリニルカルボニル;インドリジニルカルボニル; フェニルまたはナフチルを有していてもよいカルバモイル(低級)ア ルキル;各々に、カルボキシ(低級)アルケニル、低級アルコキシカルボニル( 低級)アルケニル、フェニル、低級アルコキシ、シクロ(低級)アルキルオキシ 、ハロゲン、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、アミノ、低級アルカノイ ルアミノ、エステル化されたカルボキシまたはカルボキシを有していてもよいベ ンゾイルアミノ、低級アルキルスルホニルアミノ、トリハロ(低級)アルカノイ ルアミノ、低級アルコキシカルボニルアミノ、フェノキシカルボニルアミノ、カ ルボキシ(低級)アルカノイルアミノ、エステル化されたカルボキシ(低級)ア ルカノイルアミノ、カルボキシ(低級)アルケノイルアミノ、エステル化された カルボキシ(低級)アルケノイルアミノ、シクロ(低級)アルキルカルボニルア ミノ、低級アルキルグリオキシロイルアミノ、1または2個のハロゲンを有して いてもよいフェニルスルホニルアミノ、エステル化されたカルボキシまたはカル ボキシを有していてもよいフェニル(低級)アルケノイルアミノ、ピリジル(低 級)アルケノイルアミノ、キノキサリニルカルボニルアミノ、ベンゾチエニルカ ルボニルアミノ、低級アルキルとフェニルとからなる群から選ばれた1または2 個の置換基を有していてもよいカルバモイルアミノ、ビス(低級アルキルスルホ ニル)アミノ、および、低級アルキル、フェニルおよびナフチルからなる群から 選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイルからなる群から 選ばれた1または2個の置換基を有していてもよいフェニルまたはナフチル;フ ェニル(低級)アルキル;ナフチル(低級)アルキル;各々に1または2個のハ ロゲンを有していてもよいフェニル(低級)アルケニルまたはナフチル(低級) アルケニル;ベンゾイル(低級)アルケニル;低級アルコキシカルボニル(低級 )アルケニル;シアノ(低級)アルケニル;ハロゲンを有していてもよいピリジ ル(低級)アルケニル;ピリミジニル(低級)アルケニル;キノリル(低級)ア ルケニル;ハロゲン、シアノ、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、オキソ 、低級アルカノイル、アミノ、アシルアミノおよびピリジルからなる群から選ば れた1または2個の置換基を有していてもよいピリジル、チエニル、ピロリル、 ピロリジニル、インドリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル、チアゾリ ル、ベンゾチアゾリルまたはトリアゾリル;およびフェニルを有していてもよい ピリミジニルオキシからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有し ていてもよいフェニルまたはナフチルであるか;もしくはピリジルである化合物 。 [請求項6] 請求項5の化合物であって、 R1がフェニル、ニトロフェニル、フェニル(低級)アルキル、ニトロフェニ ル(低級)アルキル、アミノフェニル(低級)アルキル、ヒドロキシフェニル( 低級)アルキル、低級アルカノイルオキシフェニル(低級)アルキル、ハロ(低 級)アルキル、低級アルコキシカルボニル(低級)アルキル、[ピロリジニルカ ルバモイル](低級)アルキル、[N,N−ジ(低級)アルキルカルバモイル] (低級)アルキル、ピロリジニルカルボニル(低級)アルキル、[ジオキソピロ リジニルオキシカルボニル](低級)アルキル、[低級アルコキシカルボニルピ ロリジニルカルボニル](低級)アルキル、[低級アルキルピペラジニルカルボ ニル](低級)アルキル、インドリル、インドリル(低級)アルキル、N−オキ シドを有していてもよいピリジル(低級)アルキル、低級アルキルまたはフェニ ルを有していてもよいイミダゾリル(低級)アルキル、またはモルホリニル(低 級)アルキルであり、 R2が、各々に、低級アルキル;ハロゲン;トリハロ(低級)アルキル;ヒド ロキシ;低級アルカノイルオキシ;カルボキシ;低級アルコキシカルボニル;フ ェニル(低級)アルコキシカルボニル;カルボキシ(低級)アルキル;低級アル コキシカルボニル(低級)アルキル;低級アルコキシ;シアノ;ニトロ;アミノ ;低級アルカノイルアミノ;フェノキシカルボニルアミノ;低級アルコキシカル ボニルアミノ;低級アルコキシグリオキシロイル;シクロ(低級)アルキルカル ボニルアミノ;シクロ(低級)アルキルオキシカルボニルアミノ;シクロ(低級 )アルキリデン(低級)アルカノイルアミノ;低級アルキル、ハロゲン、低級ア ルコキシ、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、ニトロ、ヒドロキシ、低級 アルカノイルオキシ、トリハロ(低級)アルキル、シクロ(低級)アルキルオキ シ、フェニル、カルボキシ(低級)アルケニル、低級アルコキシカルボニル(低 級)アルケニル、アミノ、ベンゾイルアミノ、ピリミジニルオキシ、およびニト ロを有していてもよいピリジルアミノからなる群から選ばれた1または2個 の置換基を有していてもよいベンゾイルアミノ;1または2個のハロゲンを有し ていてもよいフェニルスルホニルアミノ;ヒドロキシ、低級アルカノイルオキシ または低級アルコキシカルボニルを有していてもよいナフトイルアミノ;フェニ ル(低級)アルキルスルホニルアミノ;シクロ(低級)アルキルカルボニルアミ ノ;[モノ(またはジ)フェニル(低級)アルカノイル]アミノ;[ナフトイル (低級)アルカノイル]アミノ;低級アルカジエノイルアミノ;フリルカルボニ ルアミノ;1または2個のハロゲンを有していてもよいピリジルカルボニルアミ ノ;チエニルカルボニルアミノ;低級アルキルを有していてもよいインドリルカ ルボニルアミノ;インドリニルカルボニルアミノ;キノリルカルボニルアミノ; テトラヒドロキノリルカルボニルアミノ;ベンゾフリルカルボニルアミノ;ベン ゾチエニルカルボニルアミノ;メチレンジオキシベンゾイルアミノ;モルホリニ ルカルボニルアミノ;低級アルキル、ハロゲン、カルボキシ、低級アルコキシカ ルボニルまたはニトロを有していてもよいフェニル(低級)アルケノイルアミノ ;ピリジル(低級)アルケノイルアミノ;低級アルキル、[ニトロ、アミノ、ア シルアミノ、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アルキル、フェニル、カ ルボキシ、低級アルコキシカルボニル、ジ(低級)アルキルアミノ、トリハロ( 低級)アルキル、ナフチルおよびハロゲンからなる群から選ばれた1または2個 の置換基を有していてもよいフェニル]、フェニルスルホニル、フェニル(低級 )アルキル、シクロ(低級)アルキル、チアゾリル、ピリジル、キノリルおよび モルホリニルからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよい カルバモイルアミノ;フェニル、ナフチルまたはベンゾイルを有していてもよい チオカルバモイルアミノ;低級アルキルアミノ;N−低級アルカノイル−N−低 級アルキルアミノ;N−ベンゾイル−N−低級アルキルアミノ;N−フェニルカ ルバモイル−N−低級アルキルアミノ;N−[低級アルコキシカルボニルフェニ ル](低級)アルケノイル−N−低級アルキルアミノ;低級アルキルまたはフェ ニルを有していてもよいチアゾリルアミノ;ピリミジニルアミノ;低級アルカノ イル;低級アルキルもしくは1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニ ルを有していてもよいカルバモイル;低級アルコキシを有していてもよいベンゾ イル;モルホリニルカルボニル;インドリジニルカルボニル;フェニルま たはナフチルを有していてもよいカルバモイル(低級)アルキル;カルボキシ( 低級)アルケニル、低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニル、フェニル、 低級アルコキシ、シクロ(低級)アルキルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、低級 アルコキシカルボニル、アミノ、低級アルカノイルアミノ、エステル化されたカ ルボキシかまたはカルボキシを有していてもよいベンゾイルアミノ、低級アルキ ルスルホニルアミノ、トリハロ(低級)アルカノイルアミノ、低級アルコキシカ ルボニルアミノ、フェノキシカルボニルアミノ、カルボキシ(低級)アルカノイ ルアミノ、低級アルコキシカルボニル(低級)アルカノイルアミノ、カルボキシ (低級)アルケノイルアミノ、低級アルコキシカルボニル(低級)アルケノイル アミノ、シクロ(低級)アルキルカルバモイルアミノ、低級アルキルグリオキシ ロイルアミノ、1または2個のハロゲンを有していてもよいフェニルスルホニル アミノ、エステル化されたカルボキシまたはカルボキシを有していてもよいフェ ニル(低級)アルケノイルアミノ、ピリジル(低級)アルケノイルアミノ、キノ キサリニルカルボニルアミノ、ベンゾチエニルカルボニルアミノ、低級アルキル とフェニルとからなる群から選ばれた1または2個の置換基を有していてもよい カルバモイルアミノ、ビス(低級アルキルスルホニル)アミノ、および、低級ア ルキル、フェニルおよびナフチルからなる群から選ばれた1または2個の置換基 を有していてもよいカルバモイルからなる群から選ばれた1または2個の置換基 を有していてもよいフェニル;フェニル(低級)アルキル;ナフチル(低級)ア ルキル;2個のハロゲンを有していてもよいフェニル(低級)アルケニル;ナフ チル(低級)アルケニル;ベンゾイル(低級)アルケニル;低級アルコキシカル ボニル(低級)アルケニル;シアノ(低級)アルケニル;ハロゲンを有していて もよいピリジル(低級)アルケニル;ピリミジニル(低級)アルケニル;キノリ ル(低級)アルケニル;ピリジル;ハロゲンを有していてもよいチエニル;ハロ ゲン、シアノおよび低級アルコキシカルボニルからなる群から選ばれた1または 2個の置換基を有していてもよいピロリル;オキソを有していてもよいピロリジ ニル;低級アルコキシカルボニルまたは低級アルカノイルを有していてもよいイ ンドリル;キノリル;イソキノリル;イミダゾリル;アミノ、アシルアミノまた はピリジルを有していてもよいチアゾリル;ベンゾチアゾリル;トリアゾ リル;およびフェニルを有していてもよいピリミジニルオキシからなる群から選 ばれた1または2個の置換基を有していてもよいフェニルまたはナフチルである か;もしくはピリジルである化合物。 [請求項7] 請求項6の化合物であって、 R2がフェニル、低級アルキルフェニル、ハロフェニル、トリハロ(低級)ア ルキルフェニル、ヒドロキシフェニル、低級アルカノイルオキシフェニル、カル ボキシフェニル、低級アルコキシカルボニルフェニル、[フェニル(低級)アル コキシカルボニル]フェニル、[カルボキシ(低級)アルキル]フェニル、[低 級アルコキシカルボニル(低級)アルキル]フェニル、低級アルコキシフェニル 、シアノフェニル、ニトロフェニル、アミノフェニル、[低級アルカノイルアミ ノ]フェニル、[フェノキシカルボニルアミノ]フェニル、[低級アルコキシカ ルボニルアミノ]フェニル、[低級アルコキシグリオキシロイルアミノ]フェニ ル、[シクロ(低級)アルキルオキシカルボニルアミノ]フェニル、[シクロ( 低級)アルキルカルボニルアミノ]フェニル、[シクロ(低級)アルキリデン( 低級)アルカノイルアミノ]フェニル、[ベンゾイルアミノ]フェニル、[モノ (またはジ)(低級アルキル)ベンゾイルアミノ]フェニル、[モノ(またはジ )ハロベンゾイルアミノ]フェニル、[ジ(低級アルコキシ)ベンゾイルアミノ ]フェニル、[ビス(低級アルコキシカルボニル)ベンゾイルアミノ]フェニル 、[モノ(またはジ)ニトロベンゾイルアミノ]フェニル、[ヒドロキシベンゾ イルアミノ]フェニル、[低級アルカノイルオキシベンゾイルアミノ]フェニル 、[ビス[トリハロ(低級)アルキル]ベンゾイルアミノ]フェニル、低級アル コキシカルボニルとニトロとで置換されたベンゾイルアミノを有するフェニル、 低級アルコキシとシクロ(低級)アルキルオキシとで置換されたベンゾイルアミ ノを有するフェニル、[フェニルベンゾイルアミノ]フェニル、[[低級アルコ キシカルボニル(低級)アルケニル]ベンゾイルアミノ]フェニル、[[ベンゾ イルアミノ]ベンゾイルアミノ]フェニル、[ピリミジニルオキシベンゾイルア ミノ]フェニル、[[ニトロピリジルアミノ]ベンゾイルアミノ]フェニル、[ ナフトイルアミノ]フェニル、[ヒドロキシナフトイルアミノ]フェニ ル、[[低級アルカノイルオキシナフトイル]アミノ]フェニル、[[低級アル コキシカルボニルナフトイル]アミノ]フェニル、[フェニルスルホニルアミノ ]フェニル、[ジハロフェニルスルホニルアミノ]フェニル、[フェニル(低級 )アルキルスルホニルアミノ]フェニル、[シクロ(低級)アルキルカルボニル アミノ]フェニル、[モノ(またはジ)フェニル(低級)アルカノイルアミノ] フェニル、[ナフトイル(低級)アルカノイルアミノ]フェニル、[低級アルカ ジエノイルアミノ]フェニル、[フリルカルボニルアミノ]フェニル、[ピリジ ルカルボニルアミノ]フェニル、[ジハロピリジルカルボニルアミノ]フェニル 、[チエニルカルボニルアミノ]フェニル、[インドリニルカルボニルアミノ] フェニル、[キノリルカルボニルアミノ]フェニル、[テトラヒドロキノリルカ ルボニルアミノ]フェニル、[ベンゾフリルカルボニルアミノ]フェニル、[低 級アルキルインドリルカルボニルアミノ]フェニル、[ベンゾチエニルカルボニ ルアミノ]フェニル、[メチレンジオキシベンゾイルアミノ]フェニル、[モル ホリニルカルボニルアミノ]フェニル、[フェニル(低級)アルケノイルアミノ ]フェニル、[[低級アルキルフェニル(低級)アルケノイル]アミノ]フェニ ル、[[モノ(またはジ)ハロフェニル(低級)アルケイノル]アミノ]フェニ ル、[[低級アルコキシカルボニルフェニル(低級)アルケノイル]アミノ]フ ェニル、[[ニトロフェニル(低級)アルケノイル]アミノ]フェニル、[ピリ ジル(低級)アルケノイルアミノ]フェニル、ウレイドフェニル、[低級アルキ ルウレイド]フェニル、[フェニルウレイド]フェニル、[[アミノフェニル] ウレイド]フェニル、[[ハロフェニル]ウレイド]フェニル、[[ニトロフェ ニル]ウレイド]フェニル、[[低級アルコキシフェニル]ウレイド]フェニル 、[[低級アルキルチオフェニル]ウレイド]フェニル、[[モノ(またはジ) (低級アルキル)フェニル]ウレイド]フェニル、[ビフェニルイルウレイド] フェニル、[[カルボキシフェニル]ウレイド]フェニル、[[低級アルコキシ カルボニルフェニル]ウレイド]フェニル、[[ジ(低級)アルキルアミノフェ ニル]ウレイド]フェニル、[[トリハロ(低級)アルキルフェニル]ウレイド ]フェニル、[[ジハロフェニル]ウレイド]フェニル、[ナフチルウレイド] フェニル、[フェニルスルホニルウレイド]フェニル、[フェニル(低 級)アルキルウレイド]フェニル、[シクロ(低級)アルキルウレイド]フェニ ル、[チアゾリルウレイド]フェニル、[ピリジルウレイド]フェニル、[キノ リルウレイド]フェニル、[モルホリニルウレイド]フェニル、[N−フェニル −N−低級アルキルウレイド]フェニル、[フェニル(チオウレイド)]フェニ ル、[ナフチル(チオウレイド)]フェニル、[ベンゾイル(チオウレイド)] フェニル、[低級アルキルアミノ]フェニル、[N−低級アルカノイル−N−低 級アルキルアミノ]フェニル、[N−ベンゾイル−N−低級アルキルアミノ]フ ェニル、[N−フェニルカルバモイル−N−低級アルキルアミノ]フェニル、[ N−低級アルコキシカルボニルフェニル(低級)アルケノイル−N−低級アルキ ルアミノ]フェニル、[低級アルキルチアゾリルアミノ]フェニル、[フェニル チアゾリルアミノ]フェニル、[ピリミジニルアミノ]フェニル、低級アルカノ イルフェニル、カルバモイルフェニル、[低級アルキルカルバモイル]フェニル 、[フェニルカルバモイル]フェニル、[ジハロフェニルカルバモイル]フェニ ル、[N−ジハロフェニル−N−低級アルキルカルバモイル]フェニル、ベンゾ イルフェニル、[低級アルコキシベンゾイル]フェニル、モルホリニルカルボニ ルフェニル、インドリジニルカルボニルフェニル、[フェニルカルバモイル(低 級)アルキル]フェニル、[ナフチルカルバモイル(低級)アルキル]フェニル 、フェニルフェニル、[[低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニル]フェ ニル]フェニル、ビフェニルイルフェニル、低級アルコキシとシクロ(低級)アル キルオキシとで置換されたフェニルを有するフェニル、[ハロフェニル]フェニ ル、[カルボキシフェニル]フェニル、[低級アルコキシカルボニルフェニル] フェニル、[アミノフェニル]フェニル、[[低級アルカノイルアミノ]フェニ ル]フェニル、[[ベンゾイルアミノ]フェニル]フェニル、[[カルボキシベ ンゾイルアミノ]フェニル]フェニル、[[モノ(またはビス)(低級アルキル スルホニル)アミノ]フェニル]フェニル、[[トリハロ(低級)アルカノイル アミノ)フェニル]フェニル、[[低級アルコキシカルボニルアミノ]フェニル ]フェニル、[[フェノキシカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[カル ボキシ(低級)アルカノイルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルコキシ カルボニル(低級)アルカノイルアミノ]フェニル]フェニル、[[低 級アルコキシカルボニル(低級)アルケノイルアミノ]フェニル]フェニル、[ [シクロ低級アルキルカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルキ ルグリオキシロイルアミノ]フェニル]フェニル、[[ジハロフェニルスルホニ ルアミノ]フェニル]フェニル、[[フェニル(低級)アルケノイルアミノ]フ ェニル]フェニル、フェニルとカルボキシとを有する低級アルケノイルアミノで 置換されたフェニルフェニル、[[ピリジル(低級)アルケノイルアミノ]フェ ニル]フェニル、[[[ハロピリジル(低級)アルケノイル]アミノ]フェニル ]フェニル、[[キノキサリニルカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[ ベンゾチエニルカルボニルアミノ]フェニル]フェニル、[[低級アルキルカル バモイルアミノ]フェニル]フェニル、[[フェニルカルバモイルアミノ]フェ ニル]フェニル、[[ナフチルカルバモイル]フェニル]フェニル、ナフチルフ ェニル、[低級アルコキシナフチル]フェニル、[フェニル(低級)アルキル] フェニル、[ナフチル(低級)アルキル]フェニル、[フェニル(低級)アルケ ニル]フェニル、[ジハロフェニル(低級)アルケニル]フェニル、[ナフチル (低級)アルケニル]フェニル、[ベンゾイル(低級)アルケニル]フェニル、 [低級アルコキシカルボニル(低級)アルケニル]フェニル、[シアノ(低級) アルケニル]フェニル、[ピリジル(低級)アルケニル]フェニル、[ピリミジ ニル(低級)アルケニル]フェニル、[キノリル(低級)アルケニル]フェニル 、ピリジルフェニル、チエニルフェニル、[ハロチエニル]フェニル、ピロリル フェニル、[ジハロピロリル]フェニル、[シアノピロリル]フェニル、[低級 アルコキシカルボニルピロリル]フェニル、[ジオキソピロリジニル]フェニル 、インドリルフェニル、[低級アルコキシカルボニルインドリル]フェニル、[ 低級アルカノイルインドリル]フェニル、キノリルフェニル、イソキノリルフェ ニル、イミダゾリルフェニル、[アミノチアゾリル]フェニル、[ピリジルチア ゾリル]フェニル、ベンゾチアゾリルフェニル、トリアゾリルフェニル、ピリミ ジニルオキシフェニル、[フェニルピリミジニルオキシ]フェニル、ハロゲンと アミノとを有するフェニル、ハロゲンと(ハロフェニル)ウレイドとを有するフ ェニル、ハロゲンと(低級アルコキシフェニル)ウレイドとを有するフェニル、 ハロゲンと低級アルカノイルアミノとを有するフェニル、ビス(低級 アルコキシカルボニル)フェニル、低級アルコキシカルボニルとアミノとを有す るフェニル、低級アルコキシカルボニルと低級アルカノイルアミノとを有するフ ェニル、低級アルコキシカルボニルとナフトイルアミノとを有するフェニル、ハ ロゲンとナフトイルアミノとを有するフェニル、シクロ(低級)アルキルオキシ と低級アルコキシとを有するフェニル、ナフチルまたはピリジルである化合物。 [請求項8] 請求項7の化合物であって、 R1がピリジル(低級)アルキルであり、 R2が[(ジハロベンゾイル)アミノ]フェニル、[ビス(低級アルコキシカ ルボニル)ベンゾイルアミノ]フェニル、(ナフトイルアミノ)フェニル、[(低 級アルカノイルオキシナフトイル)アミノ]フェニル、[ピリジル(低級)アル ケニル]フェニル、[[ハロピリジル](低級)アルケニル]フェニル、[キノ リル(低級)アルケニル]フェニル、ナフチルフェニルまたは[[[ピリジル( 低級)アルケノイル]アミノ]フェニル]フェニルであり、 R3が水素である化合物。 [請求項9] 請求項8の化合物であって、 (1) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,5−ジブロモベンゾイルア ミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン またはその塩酸塩、 (2) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,5−ジクロロベンゾイルア ミノ)フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジン またはその塩酸塩、 (3) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(3,5−ビス(メトキシカルボ ニル)ベンゾイルアミノ]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[ 2,3−b]ピラジンまたはその塩酸塩、 (4) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(E)−2−(4−キノリル) ビニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン、 (5) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェ ニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンまたはその 塩酸塩、 (6) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(6−アセトキシ−2−ナフト イル)アミノ]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b] ピラジン、 (7) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(E)−2−(3−ピリジル )ビニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラ ジン、 (8) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(E)−2−(4−ピリジル) ビニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジ ン (9) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[(E)−2−(5−クロロピ リジン−3−イル)ビニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド [2,3−b]ピラジン、 (10) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−(2−ナフチル)フェニル]− 3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンおよび (11) 2−(3−ピリジルメチル)−4−[3−[3−[(E)−3−(4−ピ リジル)アクリロイルアミノ]フェニル]フェニル]−3−オキソ−3,4−ジ ヒドロピリド[2,3−b]ピラジン からなる群から選ばれた化合物。 [請求項10] 請求項7の化合物であって、 R1がイミダゾリル(低級)アルキルであり、 R2が(ナフトイルアミノ)フェニルであり、 R3が水素である化合物。 [請求項11] 請求項10の化合物であって、 2−(1−イミダゾリルメチル)−4−[3−(2−ナフトイルアミノ)フェ ニル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−b]ピラジンである化合 物。 [請求項12] 式 [ここに、R1は適当な置換基を有していてもよいアリール、適当な置換基を有 していてもよいアル(低級)アルキル、ハロ(低級)アルキル、保護されたカル ボキシ(低級)アルキル、アシル(低級)アルキル、複素環基または適当な置換 基を有していてもよい複素環式(低級)アルキルであり、 R2は適当な置換基を有していてもよいアリールであるかまたは複素環基であ り、 R3は水素、低級アルコキシまたはアリールチオである]の化合物またはその 塩を製造する方法であって、 (1) 式 [ここに、R2およびR3は各々上に定義した通りである]の化合物またはその塩 を、式 [ここに、R1は上に定義した通りである]の化合物またはその塩と反応させ て、式 [ここに、R1、R2およびR3は各々上に定義した通りである]の化合物または その塩を生成させるか、 (2) 式 るアリールまたはアミノアリールを有するアリールである]の化合物またはその アミノ基における反応性誘導体もしくはそれらの塩をアシル化反応に付して、式 を有するアリールまたはアシルアミノアリールを有するアリールである]の化合 物またその塩を生成させるか、式 (3) 式 はその塩を脱アシル反応に付して、式 はその塩を生成させるか、 (4) 式 [ここに、R2およびR3は各々上に定義した通りであり、R4は低級アルキルで ある]の化合物またはその塩をハロゲン化に付して、式 アルキルである]の化合物またはその塩を生成させるか、または、 (5) 式 [ここに、R2およびR3は各々上に定義した通りであり、R5はN−保護基で 塩をN−保護基の脱離反応に付して、式 [ここに、R2、R3およびAは各々上に定義した通りである]の化合物またはそ の塩を生成させることを特徴とする方法。 [請求項13] 請求項1の化合物またはその医薬として許容しうる塩を活性成分 とし、これを製薬上許容しうる担体との混合物として含有する医薬組成物。 [請求項14] 請求項1の化合物またはその医薬として許容しうる塩の、ホスホ ジエステラーゼIV(PDE−IV)産生阻害剤および腫瘍壊死因子(TNF)産生阻害剤 としての用途。 [請求項15] 請求項1の化合物またはその医薬として許容しうる塩をヒトまた は動物に投与することを特徴とするホスホジエステラーゼIV(PDE−IV)および 腫瘍壊死因子(TNF)介在性疾患の予防的または治療的処置方法。 [請求項16] 請求項1の化合物またはその医薬として許容しうる塩を製薬上許 容しうる担体と混合することを特徴とする医薬組成物の製造法。
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