JPH10505276A - 相対的に可動の材料ウエブからのほこり粒子の取り除き - Google Patents

相対的に可動の材料ウエブからのほこり粒子の取り除き

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JPH10505276A JP8509073A JP50907395A JPH10505276A JP H10505276 A JPH10505276 A JP H10505276A JP 8509073 A JP8509073 A JP 8509073A JP 50907395 A JP50907395 A JP 50907395A JP H10505276 A JPH10505276 A JP H10505276A
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エル. シユナイデル コンサルテイング アンド デヴエロプメント
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Abstract

(57)【要約】 本方法は、ほこり除去装置の構成に関する新しい知識に基づいている。ガス流又は空気を利用することによって、材料表面に直接、放電作用を発生する(パッシェンの法則にしたがって)相応する流れエネルギーを加えることができ、かつ特殊プロファイル又は流れの転向によって、同時にほこり粒子の吸引効果、したがって放出が可能になる。そのためほこり除去装置全体を、きわめてコンパクトな様式で構成することができ、かつ維持コストは、絶対的な最小値に減少される。

Description

【発明の詳細な説明】 相対的に可動の材料ウエブからのほこり粒子の取り除き 本発明は、特許請求の範囲第1項の上位概念に記載の方法、及び特許請求の範 囲第4項の上位概念に記載の装置に関する。 ウエブ清掃装置とも称する、可動の材料ウエブのためのほこり除去装置の構造 は、大まかに非接触で動作するものとブラシ援助により動作するものとに分類さ れる。後者のほこり除去装置において、ほこり粒子は、回転するブラシローラ又 は定置のブラシ列によって材料ウエブから機械的に離され、かつそれから吸取ら れる。その際、ブラシの性質及びその強さ、剛毛の材料及び構成様式は、清掃す べき材料表面の特性に同調されている。類概念とは相違したこのようなほこり除 去装置は、連邦連盟印刷登録協会、郵便私書箱1869、ビープリッヒェル・ア レー79、D−6200ビースバーデン1、“テヒニシェル・インフォルマチオ ンズディーンスト”II/1985、第1ないし20頁、及びPCT87/06 527号明細書に記載されている。 非接触で動作するほこり除去装置は、清掃すべきウエブ状にガス噴流を導く吹 き込みユニット、及びほこり粒子を吸収したガスを再び吸取る吸取りユニットを 有する。吹き込みユニットとともに又はその近くに、材料ウエブ上にあるほこり 粒子の放電ために、放電電極が配置されている。このようなほこり除去装置は、 ヨーロッパ特許出願公開第0245526号明細書、ヨーロッパ特許出願公開第 0520145号明細書、ヨーロッパ特許出願公開第0524415号明細書、 ヨーロッパ特許出願第0395864号明細書及びスイス国特許第649725 号明細書から公知である。 別の方法は、ヨーロッパ特許出願公開第0084633号明細書に記載されて いる。ここでは乱流のガス流が、ほこり除去すべき織物ウエブに向けられ、かつ これを乱流によって振動させ、それによりほこり粒子 が、織物表面から分離される。しかしこのほこり除去様式は、ガス噴流によって 振動させることができる薄い材料ウエブにしか適用することができない。 可動のテープ、とくにロールテープ上に固着した液体を取り除く類概念とは相 違した清掃装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4215602号明細書に 記載されている。静電力により表面上に固着した粒子を含むほこり除去装置にお いて生じる問題は、ここにおいては明らかになっていない。 前記のほこり除去装置においてそもそも吹き込みユニットのノズル出口の流れ 技術的な構成が行なわれるかぎり、これらは、例えばヨーロッパ特許出願公開第 0245526号明細書、ヨーロッパ特許出願公開第0520145号明細書及 びドイツ連邦共和国特許出願公開第4214602号明細書に示されたように、 ノズル出口開口の範囲において一定の通路横断面積を有する材料ウエブに向かっ て傾斜した通路として構成されている。ヨーロッパ特許出願公開第008463 3号明細書において及びドイツ連邦共和国特許出願公開第4215602号明細 書の構成変形においてのみ、変化する横断面を有するノズルの出口通路横断面が 記載されている。ヨーロッパ特許出願公開第0084633号明細書において、 ガス流は、織物ウエブに対して垂直に案内されている。ドイツ連邦共和国特許出 願公開第4215602号明細書において、収縮部の後に電球状に広がりかつ再 び収縮する横断面を有する誤ってラバルーノズルと述べられたノズルが利用され ている。 本発明は、ほこり除去のために振動させない可動の安定な材料ウエブのほこり 除去を行ない、その際に放電電極を省略することができるようにするという課題 を解決する。 本発明は、材料ウエブ表面のほこり除去すべき範囲におけるガス流、とくにそ の圧力の選択、及びアース接続された表面からこの範囲までの距離の選択だけに より、効率的なほこり除去が可能であるという第1の 驚くべき知識に基づいている。この時、ほこり除去すべき範囲において発生され るガス流のガス圧力が、パッシェンの法則に従うガス圧力と前記の間隔とからな る積に相当する臨界電圧がほこり粒子を主として材料ウエブ表面に固着させるほ こり粒子の静電電圧(電荷)より小さい程度の大きさであるときにだけ、効率的 なほこり除去が可能であるということを前提とする。すなわちこれら状態におい て、ほこり粒子の自己放電が行なわれる。これらほこり粒子は、中和される。こ れらほこり粒子は、この時なお、著しく小さなファン・デル・ワールス力及びそ の他の静電的ではない力だけに基づいて固着している。パッシェンの法則の条件 を形成するガス流の速度は、この時なお、今だにわずかだけ固着するほこり粒子 も取り除く程度に高い。 放電効果(パッシェンの法則)は、収縮するノズル横断面によって生じるよう なバロー電気(Balloelektrizitaet)(水落下電気、レーナ ルト効果)の効果によってなお援助される。それにより電気エネルギーを必要と する何らかのイオン化ユニットを使用することなく、流通するガス、ここでは空 気の少なくとも部分的なイオン化が行なわれる。 第2の驚くべき知識は、吸取りユニットの特殊構成によってガス流が、転向角 において転向させられ、したがって吸取りユニット内へのほこり粒子の不可欠の 吸取り効果を促進するということに基づいている。 これらの知識を前提として、専門家にとって多数の構成可能性が存在し、その 際、ここではわずかなサンプルだけを挙げることができる。 したがって高圧電極を清掃するためのほとんど日常的な分解過程及びその後か らの正確な調節は、本発明により構成された装置において省略される。 必要なガス流は、従属特許請求の範囲に記載されたような吹き込みユニット及 び/又は吸取りユニットの構成によって、有利に達成することができる。 次に本発明による方法及びこの方法を実施するために有利に使用することがで きる装置の例を、図面により詳細に説明する。材料ウエブ上におけるほこり粒子 を放電すること及びその固着力に打勝つことのための下に記載する条件が、電気 エネルギーの利用を必要とする高圧電極なしで達成されるかぎり、ここに説明し たノズル配置及び構成の他に、なお別の構成も利用できることは明らかである。 本発明のその他の利点は、以下の説明文によって明らかである。ここでは: 図1は、材料ウエブ上においてほこり粒子を保持する力の概略表示を示し、 図2は、パッシェンの法則を示し、 図3は、ほこり除去装置の横断面を示し、 図4a及び4bは、スリット状のガス出口を有するほこり除去装置の吹き込み ユニットの部分横断面図及びこの方向IVbにおける平面図を示し、 図5a及び図5bは、ノズル列にして配置されたガス出口に関する図4a及び 4bと同様な表示を示し、 図6は、材料ウエブ表面の同じ側に配置された2つの吹き込みユニットを有す るほこり除去装置の変形の横断面図を示し、 図7は、ほこり除去すべき材料ウエブを転向するほこり除去装置の別の変形の 横断面図を示し、 図8は、図3に示したほこり除去装置であるが、吹き込み及び吸取りユニット 内に流れ作用要素を有するものの横断面図を示し、 図9は、吹き込みユニットの流れ作用要素の図8における視線方向IXにおけ る平面図を示し、 図10は、吸取りユニットの流れ作用要素の図8における視線方向Xにおける 平面図を示し、 図11は、吹き込み及び吸取りユニットの変形の長手断面図を示し、かつ 図12は、シート状材料のほこり除去のための図11に示した吹き込み及び吸 取りユニットを有するほこり除去装置の概略表示を示している。 図1において、ほこり粒子Sに作用する静電力及びファン・デル・ワールス力 E及びWが、概略的に示されている。しばしばほこり粒子Sは、追加的に液体ブ リッジFによって固定保持されている。ほこり粒子Sに作用するガス流Gは、図 1の右側Bにおいて侵入する。ガス流Gは、左側Aにおいて吸取られる。 図2に、パッシェンの法則−種々のガスに対する圧力pと間隔dからなる積に 関する臨界電圧U/kritの関係−が記入されている。図2は、K.シモニ、 “フィジカリッシェ・エレクトロニーク”、出版、B.G.トイプナー、シュツ ットガルト、1972、第526頁の図6.20のコピーである。パッシェンの 法則は、とりわけここにおいてちょうど引用した本において第524ないし52 6頁に、かつCh.ゲルシュテン、“フィジーク”、シュプリンガー出版、19 60、第303頁に記載されている。この法則によれば、2つの平らな電極の間 の放電が“点弧”する臨界電圧U/kritが示され、その際、pは、電極間の ガス流の圧力である。圧力−間隔の積p・dは、図2の横座標にトル・cmで示 されており、その際、1トルは、0°Cにおいて133Paである。 本発明によれば、この時、パッシェンの法則は、材料ウエブ1のほこり除去の 際に利用される。ほこり粒子Sは、ここにおけるその静電帯電のために固着して いる。この時、本発明によれば、アース接続された電位面を有するほこり除去装 置の吹き込みユニット3a/bは、材料ウエブ表面から間隔dを置いて配置され ており、かつ材料表面と吹き込みユニット3から出る超音速ガス流Gの電位面と の間の速度と圧力は、帯電したほこり粒子Sによって引起こされる電圧が、パッ シェンの法則における臨界電圧U/kritに等しいように設定される。この時 、図2か ら、臨界電圧U/kritのために必要な積p・dを捜し出すことができる。こ の時、ほこり粒子Sを支持する材料表面とアース接続された電位面との間のガス 圧力は、材料表面とアース接続された電位面との間の所定の構造的間隔dの際に 、前に捜し出された積p・dの値に近付くように設定される。電子電界メータに より、帯電がどのくらいの大きさであるかを確定することができる。それにより ほこり除去装置の組み立て及び調節の際に、積p・dの最適化が可能である。 必要条件は、超音速ガス流Gによって達成することができる。この時、放電し たほこり粒子Sは、電気的にバイアスした放電電極を使用することなく、超音速 ガス流Gによって吸収され、かつ吸取りユニット7によって吸取られる。したが ってここでは、電気的にバイアスした放電電極を有する装置のために必要なよう な高い維持コストは省略される。 吹き込み及び吸取りユニット3a/b又は7a/bは、金属から製造されてお り、かつアース接続されている。それ故に材料ウエブ1の表面から吹き込みユニ ット3a/bまでの間隔は、これからアース接続された電位面までの距離dに等 しい。良好な導電能力を維持するために、材料ウエブ1の方に向いた吹き込み及 び吸取りユニット3a/b又は7a/bの表面は、導電性の層によって被覆する ことができる。アルミニウムの際、例えば良好な導電能力を維持するために、例 えば陽極処理方法が利用される。 図3に横断面で示されたほこり除去装置において、材料ウエブ1の上及び下面 9a又は9bのほこり除去が可能である。そのため上及び下側9a又は9b上に それぞれ1つの吹き込み3a及び3b及びそれぞれ1つの吸取りユニット7a及 び7bが配置されている。材料ウエブ1の運動は、矢印11の方向に行なわれる 。材料ウエブ1の送り速度は、ここで説明する実施例において、4.75ないし 15m/sにある。送り速度は、ほこり除去の効率に影響を及ぼさない。 下に記載する吹き込み装置3a又は3bは、ここから超音速ガス流が、 ここでは超音速気流Gが出るように構成されている。吹き込み装置3a/bから 出たガス流Gは、20°と100°の間、なるべく30°と55°の間の角度α をなして、その運動方向に向かって材料ウエブ1に当たる。材料表面から持ち上 げられたほこり粒子Sの吸取りは、20°と70°の間、なるべくほぼ45°以 下の第1の角度σをなして流出するガスGの流れの方向において後に接続されて 、かつ第2の位置において材料表面に対してほぼ垂直にもう一度後に接続されて 行なわれる。この第2の吸取りは、とくに凹所及び穴内にあるほこり粒子Sに作 用する。 吹き込みユニット3a/bは、下に記載する2分割ノズル構成を有する。ガス 供給ユニットとしての圧力通路13から出発して、定常的に先細になったノズル 横断面15が存在し、このノズル横断面は、収縮部17の後に、ノズル出口20 まで定常的に拡大するノズル横断面19に移行している。収縮部17の幅は、0 .02mmと0.08mmの間、なるべくほぼ0.04mm以下にある。ノズル 出口20における開き角は、3°と15°の間であるが、なるべく5°と10° の間にある。図3の横断面において左にある広がるノズル横断面19における母 線は、湾曲して形成されているが、一方対向する母線は、直線21である。この 直線21は、材料ウエブ1の平面に対して角度αをなして延びている。角度αは 、20°と100°の間、なるべく30°と55°の間にある。ノズル出口20 におけるこの直線21の縁点は、材料ウエブ1に対して、ほこり除去すべき材料 に応じて0.5と2mmの間にある最小間隔dを有する。この間隔dは、パッシ ェンの法則の間隔dに相当する。両方の吹き込みユニット3a及び3bの間の開 口23は、運動方向11において3倍に広がった“V”として構成されており、 このVの脚の角度は、それぞれの移行段部24a及び24bにおいて増大してい る。 ノズル開口20からのガスの流出は、図3において矢印25によって概略的に 示すように、材料ウエブ1にその運動方向に向かって斜めに、 当該の吸取りユニット7a又は7bの方向に行なわれる。 縁点22は、鋭い縁として構成されている。この鋭い縁22によって、ノズル 出口20から超音速流Gが出る際に、流れ渦範囲が生じ、この流れ渦範囲の乱流 は、ファン・デル・ワールス力Wに抗して材料ウエブ1の表面9a又は9bから のパッシェンの法則にしたがって放電したほこり粒子Sの持ち上げを援助する。 吹き込みユニット3a及び3bは、金属からなり、かつ吸取りユニット7a及び 7bと同様に、概略的に図示した電気的接地によってアース接続されている。ノ ズル出口20は、平面6内にあり、この平面は、25°と65°の間、なるべく 45°以下の角度で材料ウエブ1に交差している。 両方の吹き込みユニット3a及び3bと同様に、2つの吸取りユニット7a及 び7bも存在する。両方の吸取りユニット7a及び7bは、互いに対称に配置さ れ、かつ構成されている。両方の吸取りユニット7a及び7bのそれぞれは、2 つの吸取り通路27及び29を有し、これら吸取り通路は、吸取り空間30内に 口を開いている。吸取り通路31a及び31bの入口は、1つの平面33内に配 置されており、この平面は、材料ウエブ1の上又は下側9a又は9bから一定の 間隔を有する。平面33は、同時に材料の上又は下側に対向する吸取りユニット 7a又は7bの上側である。なるべく吸取りユニット7a及び7bは、導電性の 材料(金属)から製造されている。しかし別の材料を使用しようとし、又は金属 が、時間の経過中に非導通腐食被覆によって覆われることがある場合、この表面 及び吹き込みユニット3a及び3bのものは、すでに上において説明したように 、導電性の層を備える。平面33は、図3に示すように、ノズル出口20に対し て後にずらされている。この後へのずらしは、小さくともよい。平面33は、ノ ズル出口20に直接続けて配置してもよい。 吸取り通路27は、じょうご状に先細になりかつ材料ウエブ1の表面に向かっ て傾斜した吸取り口35を有する。吸取り口35の傾斜は、ノ ズル出口20への方向に向けられている。ノズル出口20の方に向いたじょうご 状吸取り口35の母線36aは、材料ウエブ1の表面に対してできるだけ扁平な 角度βを有する。角度βは、15°と30°の間にある。母線36aに対向する 吸取り口35の別の母線36bは、それより急に延びており、かつ材料ウエブ1 の表面に対して20°と70°の間の角度σを有する。いずれの場合にも吸取り 口35は、じょうご状に形成するようにするので、角度β及びσにおいて30° の両方の角度の極端な値を一緒に利用できることは、おのずと禁止される。 この時、吸取り口35は、収縮した通路片37に移行し、この通路片の一方の 母線は、母線36bの延長部である。この通路片37は、別の通路片39へ広が っており、この通路片は、それから吸取り空間30内に口を開いている。 縁22(直線21の下端部)から平面33と母線36bの交点までの間隔hは 、間隔dの10ないし15倍である。 吹き込みユニット3a又は3bの配置によって、吸取り通路27は、場合によ っては固着するほこり粒子Sを離すように洗われる。 吸取り通路29は、同様にじょうご状に構成されているが、その際、ノズル出 口20の方に向いたその母線40aは、材料ウエブ1の表面に対して垂直に延び ており、一方これに対向する母線40bは、材料ウエブ1の表面に対していくら か傾斜して延びている。 吸取り空間30は、少なくともそれぞれその対向する壁にプロファイル部44 を有する。このプロファイル部44は、図示していない流れ案内板をつるすため に使われる。流れ案内板は、吸取り空間30内においてできるだけ通路27及び 29のすべての通口にわたってほぼ同じ圧力状態が支配するようにするために、 必要である。 30m/sまでの速度で動く材料ウエブのほこり除去のために、空気Gは、吹 き込みユニット3a及び3bにより、最大550m/sまでの空気速度によって 吹き込まれる。この流出速度を達成するために、圧力 通路13内にほぼ2バールの圧力が支配している。この時、材料ウエブ1の表面 に、選ばれた超音速ガス速度に応じて、50ないし100mバールの圧力が生じ る。材料ウエブ1の表面上にあるほこり粒子Sは、この時、前記のパッシェンの 法則合法性に基づいて、きわめて小さな電流強度におけるグロー放電の原理にあ る暗放電において中和される。同時に、渦形成によって援助され、ここに作用す るファン・デル・ワールス力に抗して縁22によって引起こされて、超音速気流 Gによってほこり粒子Sの持ち上げが行なわれる。ほこり粒子Sは、吸取り通路 27及び29を通って吸取られ、その際、材料ウエブ1に対してほぼ垂直に延び た通路29は、主として凹所及び穴からほこり粒子を吸収するために使われる。 1つ又は複数の吹き込みユニット3a及び3bによってかつ1つ又は複数の吸 取りユニット7a及び7bの吸い込み動力によって吹き込まれた空気は、18° Cから23°Cまでの温度範囲内にある。ほこり除去装置が存在する空間内に、 負圧が支配している。 この時、ノズル出口20及び通路への入口は、図4a及び図4bに一方におい て拡大して横断面で、かつ一方において平面図で示すように、長手スリット41 として、かつ図5a及び5bに示すように、一方においてノズル列43として構 成することができる。 超音速ガス流G内へのほこり粒子Sの吸収過程を改善するために、吹き込みユ ニット3a及び3bの広がったノズル横断面19内に及び両方の吸取り通路27 及び29内に、図8に概略的に示すように流れ作用要素49、50及び51を配 置することができる。 ノズル範囲19において壁21に配置された流れ作用要素49において、図9 に視線方向IXにおける平面図で示すような狭い長手橋絡片が問題になる。それ ぞれの長手橋絡片49は、運動方向11に対して平行に延びた平面内にあり、こ の平面は、材料ウエブ1に対して82°の角度をなしている。前記の例において 、長手橋絡片49は、1mmの幅及 び15mmの相互間隔を有する。 吸取り通路27及び29内に配置された橋絡片50及び51の列において、図 10に視線方向Xにおける平面図で示すような狭い長手橋絡片が問題になる。そ れぞれの長手橋絡片50及び51は、同様に運動方向11に対して平行に延びた 平面内にあり、この平面は、材料ウエブ1に対して60°の角度をなしている。 前記の例において、長手橋絡片50及び51は、2mmの幅及び30mmの相互 間隔を有する。 図3に配置された吹き込みユニット3a及び3bに加えて、1つ又は複数の吸 取りユニット7a及び7bの両側に、図6に示すように、それぞれ1つの別の吹 き込みユニットを配置することができる。 平らな材料ウエブ1に代わって、転向ユニット45によって転向された材料ウ エブ46もほこり除去を行なうことができる。この時、吹き込み及び吸取りユニ ットの位置は、図7に示すように、材料ウエブ46の経過に合わされている。転 向ユニット45からの材料ウエブ46の分離角は、電荷交換及び電荷分離による 帯電を不必要に増大させないために、なるべく15°と20°の間にある。 部分片3’及び3”を有する吹き込みユニット3a又は3bのすでに前記の2 分割は、1部分からなる構成に対して簡単な製造を可能にする。分割は、線47 に沿って行なわれ、この線は、直線19に移行している。密閉は、パッキンリン グ48を介して行なわれ、このパッキンリングの経過は、ノズル列43又は長手 スリット41の利用に応じて配置される。吹き込みユニット3a又は3bの分割 によって、流れ作用要素49の簡単な製造が初めて可能になる。 吹き込みユニット3a及び3b、及びそれに所属の吸取りユニット7a及び7 bは、なるべくブロックとして構成され、このブロックは、ほこり除去装置の幅 をそれぞれのほこり除去すべき材料ウエブの幅に合わせることができるようにす るため、材料ウエブ1の運動に対して平行に、互いに並べて取付けることができ る。 材料ウエブを動かす代わりに、材料ウエブにわたってほこり除去装置を動かし てもよいことは明らかである。しかし通常、材料ウエブが、ノズル出口及び入口 の下又はその間を通り抜ける。 前記のほこり除去装置は、材料ウエブのほこり除去を行なうことができるだけ でなく、板及びシートのほこり除去を行なうこともできる。 前記のほこり除去装置は、プレスチップボード、家具板、合成物質−紙−、厚 紙テープ、ガラス、一般的なフィルム、金属−及び医学用フィルム、織物、プリ ント板、工業用編物、フィルム−及び磁石帯等のような、あらゆる帯状及び板状 の材料のほこり除去のために使用することができる。 図3ないし10に示した吹き込みユニット3a及び3bの代わりに、図11に 示した吹き込みユニット53を使用することもでき、この吹き込みユニットは、 吸取りユニットと吹き込みユニットの統合を示している。さらにここでは吹き込 みユニット3a及び3bに対して亜音速範囲のガス流速度で動作するが;音速範 囲の範囲において動作することもできる。吹き込みユニット3a及び3bと同様 に、ユニット53も、アース接続された2つのノズル部分54a及び54bから 構成されており、かつノズル通路横断面56の収縮部55を有する。圧力通路1 3と同様に構成された圧力通路57から出発して、このノズルも、先細になった ノズル横断面59(15と同様)を有する。しかしここでは吹き込みユニット3 a及び3bとは相違して、直線母線を有する収縮部55は、ノズル出口60まで 前へ引出されており、したがってはっきりと一層長いすなわちここでは流通する ガス流における一層強力なイオン化作用(バロー電気)が行なわれる。収縮部5 5の軸線は、材料表面71に対する接線68とほぼ51°の優先的な角度δを有 する。20°と100°の間の及びとくに30°と55°との間の角度δに対す る別の値を利用してもよい。しかしながら本実施例において述べた値は、とくに わずかな空気消費量及びドラム74(印刷シリンダ)へのほこり除去すべき材料 ウエブ71の良好な押付けに関して、最適な動作を可能にする。 このユニット53も、前記の吹き込みユニット3a及び3bと同様に、流れ技 術的に“広がったノズル横断面”を有し、このノズル横断面は、この時ここでは ノズル出口60の前の空間61によって形成される。すなわちここでは前記の吹 き込みユニット3a及び3bとは相違して、下側縁22と同様に構成された一方 のノズル通路側の縁63は、他方のものに対して0.1mmから0.9mmまで の縁高さaだけ、ここでは0.6mmだけ外方へ延長されている。この延長部は 、一方においてノズル通路の拡張を、かつ他方において矢印64によって概略的 に示すように、流出するガス流の転向を引起こす。したがってこのガス流は、吸 取りユニット65内へほこり粒子を送る吸取り効果を引起こし、この吸取りユニ ットは、最終的に吸取り通路内に配置された橋絡片の列によって、流れの方向を 配慮し、かつ最後に吸取りホースまでほこり粒子を送るためにきわめて重要な役 割を生じる。 収縮部55の幅bは、圧力通路57内におけるガス圧力とともに、できるだけ わずかな空気消費量で最適なほこり除去が行なわれるように設定される。ここに 説明した構成変形において、圧力通路57内における1.5バールの圧力及び4 mmから7mmまでの、なるべく5mmの間隔d/53の際に、0.04mmの 収縮部の幅で動作する。材料ウエブ71に対する接線68に対する収縮したノズ ル通路55の傾斜は、ここでは例えば51°である。 ユニット53内に統合された吸取りユニットは、ほぼ吸取り通路35、37及 び39と同様に構成された吸取り通路65内にあり、その際、ここでは簡単な構 造的構成において、一方の通路壁は、相応して形成された取付け可能な板67だ けによって形成されている。ここでも吸取り通路65の入口は、すでに前に説明 したものと同様に、材料ウエブの送り方向79に鋭角φを有する。角度φは、2 0°と50°の間の値を有し、かつなるべく33°と39°の間にあるようにす る。ノズル出口60か ら離れた方の吸取り通路65の入口開口の縁は、本実施例において17mmであ る間隔eのところにある。 ほこり除去のために必要な空気消費量を最小にするために、圧力通路57は、 材料ウエブ71に対する横断方向において個々の部分通路に分割されている。図 11及び12に参照符号57と一致するはっきりとは示されていないこれら部分 通路は、(図示しない)ピストンによって閉鎖可能なそれぞれ1つの供給通路を 介して、供給空間69に接続されている。圧力平衡のため、供給通路は、わずか に変化する流れ横断面を有する。ピストンは、図示しない機構を介して、外側周 辺から始めて供給通路を次々に、したがって部分通路も次々に、空気供給部から 、したがって供給空間69から切離すことができるように、移動することができ る。それにより実際に清掃すべきウエブ幅に整合することが可能である。必要な 数の部分通路だけに圧縮空気が供給され、したがって空気消費量は、最適化され 、すなわち最小にされる。 シート状材料71のためのほこり除去装置における吹き込み/吸取りユニット 53の配置は、図12に示されている。清掃すべきシート71は、それぞれクラ ンプ72によって第1のドラム73(供給シリンダ)上に捕えられ、かつ保持さ れる。第2のドラム74(印刷シリンダ)への引渡しは、隣接するクランプ72 及び75によるその接近位置76において行なわれ、その際、互いに同期して、 クランプ72が開かれ、かつクランプ75が、シート引き取りのために閉じられ る。図12における表示は、クランプ72が開いた際に、すでにクランプ75に よって捕えられた材料71を示しており、その際、シート状材料71の一部は、 まだドラム73上に接しており、かつこの上にはり付いている。ドラム74に、 吹き込み/吸取りユニット53が付属しており、この吹き込み/吸取りユニット に、材料71の幅の方向に安全ローラ77が配置されており、この安全ローラは 、気流がなくなり又は支障ないシート引渡しが行なわれなかった際に、シート状 材料71の案内を確保するようにす る。 ドラム73及び74の利用される高い回転速度のため、シート71(材料)は 、ドラム表面から投げ出され又は分離する傾向を有する。本発明による装置によ れば、この時、気圧の調節によってほこり除去とともにこの持ち上がりは、満足 できるように調節することができる。しかし気圧が、支障ないほこり除去だけが 達成されるように調節される場合、この気圧は、シートの“固定”のためには小 さすぎることがある。この場合、その後安全ローラ77が、所望の押付けを受持 つ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BR,CA,CN,F I,HU,JP,LV,MX,NO,NZ,SG,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非接触で動作するほこり除去装置により相対的に移動する、とくに安定な 材料ウエブ表面(1;71)からほこり粒子(S)を取り除く方法において、ほ こり除去装置の吹き込みユニット(3a,3b;53)の材料ウエブ表面(1; 71)の方に向いたアース接続された電位面範囲(6,33;54a,54b) が、材料ウエブ表面(1;71)に対して間隔(d;d/53)を置いて配置さ れており、パッシェンの法則に従う圧力(p)と間隔(d;d/53)とからな る積に対応する臨界電圧(U/krit)が、材料ウエブ表面(1;71)上に おけるほこり粒子(S)の静電電圧より下にあるように、それぞれほこり除去す べき材料ウエブ表面範囲と電位面(6,33;54a,54b)との間における 吹き込みユニット(3a,3b;53)から出るガス流(G)の速度と圧力(p )が設定され、それによりこれらほこり粒子の中和が行なわれるようにし、した がって材料ウエブ表面におけるほこり粒子の固着力(E/W)に打勝つことが引 起こされているようにし、かつこれら(S)が、電気エネルギーを必要とするイ オン化ユニットなしで、ガス流(G)だけによって吸収され、かつ少なくとも1 つの吸取りユニット(7a,7b;65)によって吸取られることを特徴とする 、相対的に移動する、とくに安定な材料ウエブ表面(1;71)からほこり粒子 (S)を取り除く方法。 2 ガス流、とくに気流(G)が、20°と100°の間の、なるべく30° と55°の間の角度(α,δ)をなして、材料ウエブ表面(1;71)上に吹き 付けられ、かつガス流方向に向かって後に接続された、すなわち材料送り方向( 11;70)において前に置かれた少なくとも1つの吸取りユニット(7a,7 b;65)によって吸取られることを特徴とする、請求項1記載の方法。 3 ガス流(G)によって材料ウエブ表面から持ち上げられたほこり 粒子(S)が、20°と70°の間の角度(σ:φ)をなして、なるべく45° をなしてガス流方向(25)に対して傾斜した第1の吸取り開口(27;65) によって、かつなるべく材料ウエブ表面(1)に対してほぼ垂直になった追加的 な第2の吸取り開口(29)によって吸収されることを特徴とする、請求項2記 載の方法。 4 供給ユニット(13;57)に結合された吹き込みユニット(3a,3b ;53)及び吸取りユニット(7a,7b;65)を有する、ほこり除去装置に おいて、吹き込みユニット(3a,3b;53)が、供給ユニット(13;57 )から出発して、定常的に先細になったノズル横断面(15;59)を有し、こ のノズル横断面が、収縮部(17;55)の後に、拡張する横断面(19;61 )に移行しており、吹き込みユニット(3a,3b;53)が、ほこり粒子(S )を支持する材料ウエブ表面範囲(1;71)の方に向いたアース接続された電 気的に導通する表面範囲(6,33;54a,54b)を有し、その際、供給ユ ニット(13;57)内におけるガス圧力、及びそれぞれ連続的にほこり除去す べき材料ウエブ表面範囲(1;71)からアース接続された表面範囲(6,33 ;54a,54b)までの間隔が、ここにおいてガス流をイオン化するために電 気エネルギー源に接続すべきイオン化ユニットを全く使用することなく、ほこり 粒子(S)を分離することができ、かつ吸取りユニット7a,7b;65)によ って吸取り可能なように、設定することができることを特徴とする、請求項1な いし3の1つに記載の方法を実施するほこり除去装置。 5 アース接続された表面範囲(6,33;54a,54b)と連続的に通過 可能なほこり除去すべきそれぞれの材料ウエブ表面範囲(1;71)との間にお いて供給ユニット(13;57)内のガス圧力によって吹き込みユニット(3a ,3b;53)により発生可能な第2のガス圧力(p)と間隔(d,d/53) とからなる積に 依存するパッシェンの法則の臨界電圧(U/krit)が、ほこり粒子(S)を とりわけ範囲内に保持する静電電圧(E)より下にあるように、供給ユニット( 13;57)内のガス圧力、ほこり除去すべき材料ウエブ表面(1;71)から アース接続された電位面(6,33;54a,54b)までの間隔(d;d/5 3)、及びノズル横断面(15,17,19;59,56,55,61)の構成 及びほこり除去すべき範囲に対するその位置が設定されていることを特徴とする 、請求項4記載の装置。 6 ノズル出口の生じるガス流が、材料ウエブ(1;71)の送り方向に向か ってこれに当たるように、ノズル出口が配置されていることを特徴とする、請求 項4または5記載の装置。 7 吹き込みユニット(3a,3b;53)のノズル通路(21;55)の軸 線が、材料ウエブ(1;71)又はその接線に対して20°と100°の間、な るべく30°と55°の間の角度(α;δ)をなしている平面内にあることを特 徴とする、請求項4ないし6の1つに記載の装置。 8 吹き込みユニット(3a,3b;53)のノズルの壁が、その軸線に対し て、とくに開口(20;60)の範囲において非対称に構成された壁範囲を有し 、その際、吹き込みユニット(3a,3b;53)のノズル通路母線が、材料ウ エブ(1;71)に対して20°と100°の間、なるべく30°と55°の間 の角度(α;δ)をなして延びた平面内にある直線(21;55)であることを 特徴とする、請求項7記載の装置。 9 直線ノズル通路母線(21;55)が、ノズル出口(20;60)におい て鋭い縁(22;63)で終っており、ここから材料ウエブ表面に向かって出る 流れ渦形成範囲を発生するようにすることを特徴とする、請求項8記載の装置。 10 吸取りユニット(27;65)の吸取り口(35)が、吸取り開 口(31a)から出発してじょうご状に先細になっており、その際、ノズル母線 の1つが、材料ウエブ(1;71)に対して1°と50°の間、とくに33°と 39°の間の角度(β;φ)をなしている平面内にある第1の直線(36a)で あることを特徴とする、請求項4ないし9の1つに記載の装置。 11 吹き込みユニット(3a,3b;53)が、少なくとも2つの部分片(3 ’,3”;54a,54b)から構成されており、かつなるべく複数の分離線又 はその1つ(47)が、ノズル通路母線の直線(21;55)を通って延びてい ることを特徴とする、請求項4ないし10の1つに記載の装置。 12 装置の幅を材料ウエブ(1;71)の幅に簡単に合わせることができるよ うにするため、材料ウエブ(1;71)の相対運動方向(11;70)に対して なるべく平行にブロック状に分割されていることを特徴とする、請求項4ないし 11の1つに記載の装置。 13 第1及び第2の吹き込みユニット(3a)が、材料ウエブ(1)の相対運 動方向(11)に互いに間隔を置いて配置されており、これら吹き込みユニット が、吸取りユニット(7a)の両側に配置されており、その際、なるべく第1及 び第2の吹き込みユニットの吹き込みノズル通路の軸線が、互いに対向するよう に向けられていることを特徴とする、請求項4ないし12の1つに記載の装置。
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