JP3027826B2 - 粉体塗装ブームシステム - Google Patents

粉体塗装ブームシステム

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JP3027826B2
JP3027826B2 JP2311212A JP31121290A JP3027826B2 JP 3027826 B2 JP3027826 B2 JP 3027826B2 JP 2311212 A JP2311212 A JP 2311212A JP 31121290 A JP31121290 A JP 31121290A JP 3027826 B2 JP3027826 B2 JP 3027826B2
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信夫 古谷
光芳 熊田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、家電製品や自動車等の塗装を行うための
粉体塗装ブースシステムに関するものである。
[従来の技術] 従来の粉体塗装ブースシステムは、ブースの側壁に排
気ダクトを設け、排気ダクトにサイクロン又はバックフ
イルタを接続している。
そして、この排気ダクトによりブースの被塗物(ワー
クともいう)の搬送用出入口(開口部)からブース内を
通り該排気ダクトに流れる空気流を形成し、該ブース内
の塗料が前記出入口から外部に飛散しないようにすると
共に該空気流により搬送されるブース内の塗料をサイク
ロンなどで回収している。
[発明が解決しようとする課題] 従来例のブースシステムには、次のような問題があ
る。
(1)ブース内を流れる空気流は、ワークを塗装するた
めの領域(塗装ゾーンという)を通るので、塗装ゾーン
内に位置するワークに向かって靜電塗装ガンから噴出さ
れる荷電粉体の進路に影響を与える。そのため、該荷電
粉体の流れ方向が変化するので、ワークに付着しない粉
体(オーバースプレー塗料という)が増え、所謂塗着効
率が低下してしまう。塗着効率に及ぼす空気流速度の影
響の実測例として塗装ゾーンにおける空気流速度が0.6m
/Sのとき、該効率が85%、0.2m/Sのとき、該効率が93.3
%であることが報告されている。
(2)オーバースプレー粉が回収再使用される場合に
は、塗着効率の良否は塗料の使用量に直接効いてこない
が、塗装表面の美粧性に大きな影響を及ぼす。これは塗
着効率が低いと塗料がワークに塗着するまでに回収系に
搬送される回数が多くなり、回収粉に異物が混入する危
険が増加するためである。例えば、新粉と回収粉との塗
着効率に差が無いとすると、塗着効率が70%の場合には
回収系に搬送される平均回数は約0.43回で、60%の場合
は約0.67回となる。これは、塗着効率が70%から60%へ
と10%低下するだけで回収粉に異物が混入する危険性が
0.57/0.43=約1.6倍になることを意味する。
(3)同一ブースで使用する塗料の色を替えるシステム
(色替え塗装ブースシステムという)には、塗着効率の
低下は塗料の使用効率に悪影響を与える。塗料の使用効
率の高いシステムにするには各色毎に専用の排気ダクト
やサイクロンなどを準備しオーバースプレー粉を全量回
収することも考えられるが、コストや設備スペースの点
で実現困難である。また、設備費をおさえるために排気
ダクトやサイクロンなどを数色の塗料で共用した場合、
色替えの時に該排気ダクトとサイクロンなどの内部を掃
除しなければならないが、その掃除に長時間を要する。
そのため、運転停止時間が長くなるので該システムの
稼働率が低下する。そこで、これまでの殆どの色替えブ
ースシステムでは、使用頻度の高い塗料は全量回収、ま
たは、一部回収され、使用頻度の低い塗料は回収されず
に捨てられている。そのため、所謂塗料使用効率が低下
している。
(4)ブース内を流れる空気は外部からブース内に取り
込まれるので、該空気にゴミ等が混入しているとブース
内の塗料が汚染されてしまう。そのため、ワークに形成
される塗膜に悪影響を与えることがある。
この発明は、上記事情に鑑み塗装ゾーンを無風化状態
にし、塗着効率及び塗料使用効率の向上を図ることを目
的とする。
他の目的は、色替え作業時間の短縮を図るとともにに
該システムのコストダウンを図ることである。更に他の
目的は、ブース内の塗料が汚染されないようにすること
である。
第1発明は、ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーン
を設け、該ブースの開口部の周縁部に、吸気口が外気に
連通する吸引装置を設け、前記無風化状態の塗装ゾーン
の外側に前記開口部をシールする有風シールゾーンを形
成したことを特徴とする粉体塗装ブースシステムであ
り、第2発明は、ブースの内部に無風化状態の塗装ゾー
ンを設け、該ブースの開口部の周縁部に、吸引口が外気
に連通する吸引装置を設け、前記無風化状態の塗装ゾー
ンの外側に前記開口部をシールする有風シールゾーンを
設け、該ブースの下面に落下粉体の堆積分を設けたこと
を特徴とする粉体塗装ブースシステムであり、第3発明
は、ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーンを設け、該
ブースの開口部の周縁部に、吸気口が外気に連通する吸
引装置を設け、前記無風化状態の塗装ゾーンの外側に前
記開口部をシールする有風シールゾーンを設け、該ブー
スの下面にベルトコンベアを設け、前記ブースの外側に
該コンベアと対向する複数の塗料回収装置を設けたこと
を特徴とする粉体塗装ブースシステムであり、第4発明
は、ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーンを形成し、
該無風化状態の塗装ゾーンの外側に該ブースの開口部を
シールする有風シールゾーンを形成したことを特徴とす
る粉体塗装ブースシステムであり、又第5発明は、ブー
スの内部に無風化状態の塗装ゾーンを形成し、該無風化
状態の塗装ゾーンの外側に該ブースの開口部をシールす
る有風シールゾーンを形成するとともに該ブースの下面
に落下塗料の堆積部を設けたことを特徴とする粉体塗装
ブースシステム、である。
[作 用] 吸引装置を駆動すると、ブースの開口部、例えば、ブ
ースや補正室の出入口に外気が吸引され、該開口部近傍
を流れながら、ブース外に排気される。そのため、該開
口部にエアカーテンができ、有風シールゾーンが形成さ
れるので、ブース内のオーバースプレー塗料は前記開口
部から外部に飛散しない。また、ブースの開口部から塗
料ゾーン内に外部の空気が入り込まないので、該ゾーン
内は無風化状態、即ち、塗装において気流の影響を受け
ない程度の風の状態、となる。この状態において、靜電
塗装ガンからワークに向かって荷電粉体を噴出させる
と、該粉体は進路を変えられることなく直進しその大部
分がワークに付着する。そして、ワークに付着しなかっ
たオーバースプレー塗料は自重により落下し、落下塗料
の堆積部に山積する。
落下塗料の堆積部が、ブースの下面を構成するベルト
コンベヤ上に形成されている場合には、オーバースプレ
ー塗料は、該コンベヤ上に堆積しながら、ブースの外部
に搬送される。
そして、該塗料は、複数個設置されている塗料回収装
置のうち、その塗料専用の塗料回収装置により回収され
る。
実施例 この発明の第1実施例を第1図、第2図により説明す
るが、同一図面符号はその名称も機能も同一である。粉
体塗装ブース1は、天井面及び側面がプラスチック製壁
板により覆われているが、その下面1aは開放されてい
る。ブース1の開口部であるワーク搬送用入口2と出口
3の周縁部2a、3a内側には、有風シールゾーン形成用の
吸引装置、例えば、1個、又は、複数個よりなるバック
フィルタ4、が設けられ、また、該周縁部2a、3aの外側
には、吸引方向の速度分布を均一にするため、外部整流
板33が設けられている。なお、吸引装置は、該吸引装置
の吸気口に流通抵抗の大きい濾布や多孔板などを設置し
たものでも良い。
バックフィルタ4の吸気口4aには、内部整流板34が設
けられている。ブース1の下面1aにはプーリ5に支持さ
れたベルトコンベア6が張架されており、又、このコン
ベア6には落下粉体の堆積部7が設けられている。該コ
ンベア6の下面側に電源16に隣接する設置板17が配設さ
れている。ベルトコンベア6の進行方向の下流側には、
塗料回収装置、例えば、吸引ノズル8と、靜電除去装置
(除電装置)9とが該コンベア6に対向して配設されて
いる。この吸引ノズル8は、使用される塗料の色の数だ
け準備されており、又、吸引ノズル8は吸引ダクト28を
介してサイクロン10に接続されている。
靜電除去装置9は、接地導電性ダクト11に形成したス
リット12に対向して多数本配設された針電極13に、保護
インピーダンス14を介して交流電源15によって交流高電
圧を印加する。そうすると、針電極13の尖端から前記ス
リット12で構成するギャップを介して交流のコロナ放電
が形成され、交互に正負の大量のイオンが発生する。こ
のイオンは矢印A9によって示される給気によってコンベ
アベルト6上に吹き付けられ、該ベルトに帯電された電
気を除去する。
次に、本実施例の作動について説明する。
入口2と出口3との風圧が同圧となるようにバックフ
イルタ4を駆動すると、ブース1の外部の空気20は、外
部整流板33による整流作用を受け層流となりながら入口
2及び出口3からブース1の内部に吸引された後、該フ
ィルタ4の排気口4bからブース1の外部に排出される。
そのため、入口2及び出口3の開口部はエアカーテンが
でき、有風シールゾーンが形成されるので、ブース1内
のオーバースプレー塗料26が外部に漏れることはなく、
また、外部のゴミ等がブース内に浸入して塗料を汚染す
ることもない。このフィルタ4は、フイルタを複数個積
み重ねた構造で入口2及び出口3の周縁部に設置されて
いるため、開口部をシールする空気流は開口部全面にわ
たり均一な速度、例えば、0.5m/sec、で流れるので均一
な風速分布のエアカーテンが得られる。
前記空気20は、入口2及び出口3の開口部近傍のみを
通るため、塗装ゾーン21内はほとんど前記空気20の影響
を受けることがないので、該塗装ゾーン21は所謂無風化
状態が維持される。この状態において、シールされてい
るブース1のガンスリット22からブース内に挿入された
靜電塗装ガン23をワーク24に対向せしめ、該ガン23から
荷電粉体25を吐出させる。この時、ベルトコンベア6の
下面側に設けた接地板17は、電源16によりガン23とは逆
の電位に保持されているか、或いは、接地されている。
靜電塗装ガン23によって形成される電界は、ほとんど
ワーク24に向かって形成され、残りの一部の電界はベル
トコンベア6を通って接地板17に向かって形成される。
そのため、該ガン23から吐出された荷電粉体25はクーロ
ン力によりワーク24に引き寄せられて効率良くワーク24
に塗着され、又、オーバースプレー塗料26は自重落下力
の他に接地板17に向かう電界の作用も加わって、落下塗
料の堆積部7に強力に捕集される。このように、塗装ゾ
ーンにおける荷電粉体は全く風力の影響を受けることな
く電界作用によりクーロン力と重力だけでコントロール
されている。従って、従来の塗装ブースを使用したもの
に比べ塗着効率が5%〜10%向上する。この堆積部7に
堆積したオーバースプレー塗料26はベルトコンベア6の
矢印A26方向への移動に伴って、ブース1の底面1aから
外部に運び出される。
しかし、該底面1aの下部に位置する接地板17の端部17
aから外れている位置では、前記接地板17に向かう電界
区域から離れているため、ベルトコンベア6とベルトコ
ンベア上に堆積したオーバースプレー塗料は静電反発し
て該塗料26は単に載置した状態になる。
そして、この塗料26は、吸引ノズル8から吸引ダクト
28を通ってサイクロン10に送られる。該ベルト6上の塗
料26が吸引された後該コンベア6は靜電除去装置9によ
り除電される。このように、もどりベルトは色替え十分
な程度に一回転毎に除電される。また、除電過程終了後
においてまだベルトコンベア6に付着しているオーバー
スプレー塗料は圧縮エアにより該コンベア6からはがさ
れ、集塵ホッパ51を介して集塵機に回収される。
この除電装置9を吸引ノズル8の上流側に設けると、
コンベア6上の塗料26を除電すると同時に該ベルト自体
の除電も可能である。
なお、色替えをする場合には、ブース1内を清掃する
と共に吸引ノズル8を、使用する塗料専用のものに切り
換えるが、このノズルは小型のため自動化が容易であ
る。
次に、この発明の第2実施例を第3図、第4図により
説明するが、前記第1実施例と同一図面符号は、その名
称も機能を同一である。ブース1の側部1bには、補正室
40を挟む様にして吸引装置4が設けられている。この吸
引装置4は、例えば、1個、又は、複数個よりなるバッ
クフィルタ4であり、その吸気口4aには、吸引された外
気がブース1の中央部側に流れ込まないようにするため
に整流板45が設けられている。ブース1内のオーバース
プレー粉26は、ほとんどベルトコンベア6上に落下し、
ブース外に搬送されるが、微粉はブース内で浮遊し、ク
ーロン力により補正室40内のロボットや作業員48に付着
しようとする。そこで、吸引装置4を駆動するとブース
1の外部の空気20が給気エア整流板47を通って補正室40
内に入り、作業員48を洗うようにしながらブース1内に
入る。そのため、作業員48に微粉が付着しない。そし
て、該空気20は、整流板45、46に案内されながら吸気口
4aに入り、排気口4bから外部に排気される。そのため、
補正室40の出入口、即ち、開口部40aには、エアカーテ
ンができ、有風シールゾーンが形成されるので、ブース
1内の粉体が外部に漏れることはなく、また、外部のゴ
ミ等が、補正室の開口部40aを介してブース1内に侵入
することはない。また、前記空気20は、補正室40の開口
部40a近傍のみを通るため、塗装ゾーン21内はほとんど
前記空気20の影響を受けることがないので、塗装ゾーン
21は所謂無風化状態が維持される。そのため、静電塗装
ガンから噴出される荷電粉体の進路に影響を与えること
がない。
この発明の実施例は前記に限定されるものではなく、
例えば、ブース1の下面の落下塗料の堆積部は、ベルト
コンベア上に形成しなくても良く、例えば、ブース1の
下面に引き出しを設け、該引き出しに堆積部を形成して
もよい。いずれにしてもこの堆積部は、ブース1内に気
流が生じないものの上に形成すればよい。
また、ベルトコンベアは絶縁性のもののみならず、導
電性のものも用いることが出来る。
なお、ブースの開口部として、前記実施例ではブース
の入口と出口、及び補正室の出入口を例示したが、これ
らに限定されるものではないことは勿論である。
発明の効果 この発明に係る塗料塗装ブースシステムは、以上のよ
うに構成したので、次のような顕著な効果を奏する。
(1)ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーンを設け、
該ブースの開口部の周縁部に、吸気口が外気に連通する
吸引装置を設け、前記無風化状態の塗装ゾーンの外側に
前記開口部をシールする有風シールゾーンを形成したの
で、ブース内のオーバースプレー粉が前記開口部から外
部に飛散しない。また、従来例と異なりブースの開口部
から外部のゴミ等が浸入しないので、塗装ゾーン内の塗
料が汚染されることがない。
(2)従来例と異なり塗装ゾーンの近傍から排気しない
ため、塗装ゾーンは、所謂無風化状態となる。そのた
め、靜電塗装ガンから吐出される荷電粉体はその進路を
妨げられることなくワークに向かって直進するので、塗
着効率が向上する。
(3)ブースの下面に落下塗料の堆積部を形成したの
で、オーバースプレー塗料は、従来例と異なり、そのほ
とんどが無風化状態の塗装ゾーン内を自重落下して落下
塗料の堆積部に山積するので、ほぼ全部のオーバースプ
レー塗料を確実に回収できる。
また、ブースの外側にベルトコンベアと対向する複数
の塗料回収装置を設けると、色替え毎に専用の塗料回収
装置を使用できるので、全ての色のオーバースプレー塗
料を完全に回収できる。従って、従来例と比べ著しく塗
料使用効率を向上させることができる。
(4)従来例と異なり、塗料の色毎に大容量の排気ダク
トやサイクロンなどを設けなくてもよいので、設備費が
低減するとともに該システムのコンパクト化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図のII−II線断面図、第3図は第2実施例を示す図
で第4図のIV−IV線断面図、第4図は正面図、である。 1……ブース 2……入口 3……出口 4……バックフィルタ 6……ベルトコンベア 7……落下塗料の堆積部 8……吸引ノズル 9……除電装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−184053(JP,A) 実公 平3−9816(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 15/12 B05B 5/08

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーンを
    設け、 該ブースの開口部の周縁部に、吸気口が外気に連通する
    吸引装置を設け、 前記無風化状態の塗装ゾーンの外側に前記開口部をシー
    ルする有風シールゾーンを形成したことを特徴とする粉
    体塗装ブースシステム。
  2. 【請求項2】ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーンを
    設け、 該ブースの開口部の周縁部に、吸引口が外気に連通する
    吸引装置を設け、 前記無風化状態の塗装ゾーンの外側に前記開口部をシー
    ルする有風シールゾーンを設け、 該ブースの下面に落下粉体の堆積部を設けたことを特徴
    とする粉体塗装ブースシステム。
  3. 【請求項3】開口部が、ブースの入口及び出口であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の粉体塗装ブース
    システム。
  4. 【請求項4】開口部が、ブースの補正室の出入口である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の粉体塗装ブー
    スシステム。
  5. 【請求項5】開口部が、ブースの入口と出口及び補正室
    の出入口であることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の粉体塗装ブースシステム。
  6. 【請求項6】吸引装置が、1個、又は、複数個よりなる
    バックフィルタであることを特徴とする請求項1又は2
    記載の粉体塗装ブースシステム。
  7. 【請求項7】落下塗料の堆積部が、ブースの下面をなす
    ベルトコンベアに形成していることを特徴とする請求項
    2記載の粉体塗装ブースシステム。
  8. 【請求項8】ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーンを
    設け、 該ブースの開口部の周縁部に、吸気口が外気に連通する
    吸引装置を設け、 前記無風化状態の塗装ゾーンの外側に前記開口部をシー
    ルする有風シールゾーンを設け、 該ブースの下面にベルトコンベアを設け、 前記ブースの外側に該コンベアと対向する複数の塗料回
    収装置を設けたことを特徴とする粉体塗装ブースシステ
    ム。
  9. 【請求項9】塗料回収装置が、吸引ノズルであることを
    特徴とする請求項8記載の粉体塗装ブースシステム。
  10. 【請求項10】ブースの外側に、ベルトコンベアと対向
    する除電装置を設けたことを特徴とする請求項8記載の
    粉体塗装ブースシステム。
  11. 【請求項11】ブースの入口と出口の外側周縁部に外部
    整流板を設け、 吸引装置入口の塗装ゾーン側に内部整流板を設けたこと
    を特徴とする請求項8記載の粉体塗装ブースシステム。
  12. 【請求項12】ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーン
    を形成し、 該無風化状態の塗装ゾーンの外側に該ブースの開口部を
    シールする有風シールゾーンを形成したことを特徴とす
    る粉体塗装ブースシステム。
  13. 【請求項13】ブースの内部に無風化状態の塗装ゾーン
    を形成し、 該無風化状態の塗装ゾーンの外側に該ブースの開口部を
    シールする有風シールゾーンを形成するとともに該ブー
    スの下面に落下塗料の堆積部を設けたことを特徴とする
    粉体塗装ブースシステム。
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