JP4346715B2 - 静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
静電粉体塗装用ブースの内壁面には、オーバースプレー粉が付着するため、色替えを行う際には、内壁面を清掃する必要がある。
【0003】
従来、静電粉体塗装用ブースの内壁面を清掃する装置として、吸引ダクトを介して排気装置に接続されている吸引フードを、ブースの内壁面に沿って移動させて、内壁面に付着している粉体塗料を、吸引除去するようにしたものがある。
【0004】
また、この種の壁面清掃装置には、図4に示すように、ブースの内壁面1に付着している粉体塗料を剥がしやすくするために、吸引フード2内に、ブースの内壁面1に向けてエアーを噴出するエアーブローノズル3を設置したものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように、吸引フード2内にエアーブローノズル3を設置した場合、エアーブローノズル3から噴出されるエアーと、吸引フード2の吸引エアーとが互いに逆向きになるため、エアーブローノズル3から噴出させるエアーが多量かつ高圧でなければ、内壁面1に付着している粉体塗料を十分に除去することができない。ところが、エアーブローノズル3から噴出させるエアーが多量かつ高圧であると、吸引フード2の吸引効果が悪くなり、粉体塗料が吸引フード2の外部に飛散するという問題が生じる。
【0006】
そこで、この発明は、エアーブローノズル3から噴出させるエアー量を少なくしても、内壁面1に付着している粉体塗料の除去効果の高い、静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、吸引ダクトを介して排気装置に接続され、吸引口がブースの内壁面に対向する吸引フードを、ブースの内壁面に沿って移動させて、ブースの内壁面に付着している粉体塗料を、吸引フードの吸引口から吸引除去するようにした静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置において、上記吸引フードの外方に、ブースの内壁面と吸引フードの先端縁との間に形成される隙間に向けてエアーを噴出するエアーブローノズルを設置したものである。
【0008】
このように、エアーブローノズルを吸引フードの外方に設置すると、吸引フード内の吸引力がエアーブローノズルのエアーによって弱められることがないし、エアーブローノズル自体も汚れない。
【0009】
また、エアーブローノズルから噴出するエアーが、吸引フードの先端縁とブースの内壁面との間の隙間に向かって勢いよく流れ込むので、エアーブローノズルから噴出するエアーの量や圧力を低くしてもブースの内壁面に付着している粉体塗料の除去効果が高く、除去した粉体塗料がスムーズに吸引フードに流れ込み、粉体塗料の飛散が極力防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明に係る壁面清掃装置の第一の形態を示している。
【0011】
吸引フード2は、樹脂パネル等によって形成されたブースの内壁面1に対向する吸引口を有し、清掃作業の際に、ブースの内壁面1に沿ってレール等に支持されて自動的に移動可能に設けられている。
【0012】
上記吸引フード2は、吸引ダクト4を介して排気装置に接続されており、吸引口から除去した粉体塗料を吸引するようになっている。
【0013】
上記吸引フード2の一方の側壁5の外面には、側壁5に沿ってエアーブローノズル3が取付けられ、吸引フード2と一体でエアーブローノズル3もブースの内壁面1に沿って移動するようになっている。
【0014】
上記エアーブローノズル3は、ブースの内壁面1と吸引フード2の側壁5の先端縁との間に形成される隙間aに、噴出エアーが向くように設置されている。
【0015】
上記吸引フード2の両側壁5のうち、エアーブローノズル3を設置しない一方の先端は、できるだけブースの内壁面2に近接するようになっており、吸引フード2内に流入した粉体塗料が吸引フード2の外部に洩れ出さないようにしている。
【0016】
上記吸引フード2の内部には、エアーブローノズル3から噴出するエアーを除電するための除電装置電極6が設置されている。除電装置電極6は、電極からプラスとマイナスの電荷を交互に発生し、粉体塗料とブースの内壁面1の静電気を中和する働きがあり、パネル面から剥がした粉体塗料がパネル面に再付着することを防止している。そして、この除電装置電極6は、上記のように、吸引フード2内に設置され、除電装置電極6自体にエアーブローノズル3から噴出するエアーが直接当たらないようにして、エアーの流れが乱されないようにし、除電装置電極6の電場内をエアーが通過するようにしている。
【0017】
上記エアーブローノズル3のエアーの向きは、ブースの内壁面1に対して傾斜させるようにした方が、粉体塗料の除去効果が高く、除去した粉体塗料の吸引フード2への流入効果も高い。この傾斜角度はブースの内壁面に対して45度〜80度が好ましい。
【0018】
次に、図2は、この発明に係る壁面清掃装置の第二の形態であり、このものは、吸引フード2の側壁5の外面に、エアーブローノズル3から噴出するエアーを、ブースの内壁面1と吸引フード2の側壁5の先端縁との間の隙間aに向ける整流板7を設置している。
【0019】
次に、図3は、この発明に係る壁面清掃装置の第三の形態であり、このものは、吸引フード2の両側壁5にそれぞれエアーブローノズル3と、除電装置電極6を設置している。
【0020】
【発明の効果】
この発明によれば、以上のように、エアーブローノズルを吸引フードの外部に出し、エアーブローノズルから噴出するエアを、吸引フードの先端縁とブースの内壁面との間に隙間に向けることにより、エアーブローノズルから噴出するエアーの量や圧力を低くしても、エアーが上記隙間から吸引フード内に勢いよく流れ込むので、粉体塗料の除去効果が高く、吸引フード外への粉体塗料の飛散を極力防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る壁面清掃装置の第一の形態を示す概略断面図
【図2】同上の第二の形態を示す概略断面図
【図3】同上の第三の形態を示す概略断面図
【図4】従来例の概略断面図
【符号の説明】
1 ブースの内壁面
2 吸引フード
3 エアーブローノズル
4 吸引ダクト
5 側壁
6 除電装置電極
7 整流板
a 隙間

Claims (5)

  1. 吸引ダクトを介して排気装置に接続され、吸引口がブースの内壁面に対向する吸引フードを、ブースの内壁面に沿って移動させて、ブースの内壁面に付着している粉体塗料を、吸引フードの吸引口から吸引除去するようにした静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置において、上記吸引フードの外方に、ブースの内壁面と吸引フードの先端縁との間に形成される隙間に向けてエアーを噴出するエアーブローノズルを設置したことを特徴とする静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置。
  2. 上記エアーブローノズルから噴出するエアーの向きが、ブースの内壁面に対して傾斜する請求項1記載の静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置。
  3. 上記エアーブローノズルから噴出するエアーを、ブースの内壁面と吸フードの先端縁との間の隙間に向ける整流板を、上記吸引フードの外方に設置したことを特徴とする請求項1又は2記載の静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置。
  4. 上記エアーブローノズルから噴出するエアーを除電する除電装置電極を備える請求項1〜3のいずれかの項に記載の静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置。
  5. 上記エアーブローノズルから噴出するエアーが上記除電装置電極から生じる電場内を通過し、上記エアが除電装置電極に直接当たらない位置に除電装置電極が設置されている請求項4に記載の静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置。
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