JP2000176336A - 静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置 - Google Patents
静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置Info
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- JP2000176336A JP2000176336A JP10362614A JP36261498A JP2000176336A JP 2000176336 A JP2000176336 A JP 2000176336A JP 10362614 A JP10362614 A JP 10362614A JP 36261498 A JP36261498 A JP 36261498A JP 2000176336 A JP2000176336 A JP 2000176336A
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Abstract
ーンに乱れがない静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置
を提供すること。 【解決手段】 ブースの内壁面1に沿って移動可能に設
けられた、ブースの内壁面に向けてエアーを噴出させる
エアーブローノズル3と、このエアーブローノズルから
噴出させたエアーの除電を行う除電装置電極6とを備え
た静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置において、上記
除電装置電極の電極ピンAを、上記エアーブローノズル
から噴出するエアー流路から外して設け、上記エアーブ
ローノズルから噴出するエアーに上記電極ピンの電場が
当たるようにした構成を採用した。
Description
ブースの壁面清掃装置に関するものである。
ーバースプレー粉が付着するため、色替えを行う際に
は、内壁面を清掃する必要がある。
掃する装置として、吸引ダクトを介して排気装置に接続
されている吸引フードを、ブースの内壁面に沿って移動
させて、内壁面に付着している粉体塗料を、吸引除去す
るようにしたものがある。
の内壁面に付着している粉体塗料を剥がしやすくするた
めに、ブースの内壁面に向けてエアーを噴出するエアー
ブローノズルを設置したものがある。
壁面に付着している粉体塗料は、荷電された状態にあ
る。また、ブースの内壁面にエアーを吹き当てると、ブ
ースが樹脂パネルによって形成されているため、エアー
ブローノズルのエアーも静電気を帯びやすく、そのため
に、ブースの内壁面から剥がされた粉体塗料が再びブー
スの他の面に付着しやすいという問題がある。
電装置電極を設置して、エアーブローノズルから噴出す
るエアーの除電を行うようにしている。
は、図6や図7に示すように、エアーブローノズル10
の噴出口12内に位置させている。即ち、エアーブロー
ノズル10から噴出するエアー流路内に、電極ピンAを
設置して、電極ピンAに直接エアーが当たるようにして
いる。
ズル10から噴出するエアーに電極ピンAが直接当たる
と、電極ピンAによってエアーに乱気流が発生して、エ
アーパターンが乱れ、ブースの内壁面11に付着した粉
体塗料がきれいに除去されずに、筋状に残ったりしやす
い。
から噴出するエアーのパターンに乱れがなく、ブースの
内壁面に付着している粉体塗料をきれいに除去すること
ができる静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置を提供し
ようとするものである。
めに、この発明は、ブースの内壁面に沿って移動可能に
設けられた、ブースの内壁面に向けてエアーを噴出させ
るエアーブローノズルと、このエアーブローノズルから
噴出させたエアーの除電を行う除電装置と電極とを備え
た静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置において、上記
除電装置電極の電極ピンを、上記エアーブローノズルか
ら噴出するエアー流路から外して設け、上記エアーブロ
ーノズルから噴出するエアーに上記電極ピンの電場が当
たるようにしたものである。
たらず、電場だけをエアーに当てるようにすると、エア
ーのパターンが乱れないため、ブースの内壁面に付着し
ている粉体塗料がきれいに除去される。
装置の第一の形態を示している。
成されたブースの内壁面1に対向する吸引口を有し、清
掃作業の際に、ブースの内壁面1に沿ってレール等に支
持されて自動的に移動可能に設けられている。
て排気装置に接続されており、吸引口から除去した粉体
塗料を吸引するようになっている。
は、側壁5に沿ってエアーブローノズル3が取付けら
れ、吸引フード2と一体でエアーブローノズル3もブー
スの内壁面1に沿って移動するようになっている。
壁面1と吸引フード2の側壁5の先端縁との間に形成さ
れる隙間aに、噴出エアーが向くように設置されてい
る。
ーブローノズル3を設置しない一方の先端は、できるだ
けブースの内壁面2に近接するようになっており、吸引
フード2内に流入した粉体塗料が吸引フード2の外部に
洩れ出さないようにしている。
ーノズル3から噴出するエアーを除電するための除電装
置電極6が設置されている。除電装置電極6は、電極ピ
ンAからプラスとマイナスの電荷を交互に発生し、粉体
塗料とブースの内壁面1の静電気を中和する働きがあ
り、パネル面から剥がした粉体塗料がパネル面に再付着
することを防止している。そして、この除電装置電極6
は、上記のように、吸引フード2内に設置され、除電装
置電極6の電極ピンA自体にエアーブローノズル3から
噴出するエアーが直接当たらないようにして、エアーの
流れが乱されないようにし、除電装置電極6の電場内を
エアーが通過するようにしている。
は、ブースの内壁面に対して傾斜させるようにした方
が、粉体塗料の除去効果が高く、除去した粉体塗料の吸
引フード2への流入効果も高い。この傾斜角度はブース
の内壁面に対して45度〜80度が好ましい。
置の第二の形態であり、このものは、吸引フード2の内
部にエアーブローノズル3と、除電装置電極6を設置し
た例である。
置の第三の形態であり、このものは、吸引フード2の側
壁5の外面にそれぞれエアーブローノズル3と、除電装
置電極6を設置している。
ーブローノズル3から噴出するエアー流路から外して設
置する具体的な方法としては、次のような方法がある。
ズル3が、パイプ本体7と、このパイプ本体7に所定間
隔毎に穿けられた噴出口8とからなる場合には、電極ピ
ンAをパイプ本体7の外面の噴出口8間に設置すればよ
い。
ドノズル9が突き出すように設置されている場合には、
ガイドノズル9とガイドノズル9の間のパイプ本体7の
外面に電極ピンAを設置するようにすればよい。
から噴出するエアーパターンに乱れが生じないので、ブ
ース内壁面に付着している粉体塗料をきれいに除去する
ことができる。
す概略断面図
面図
面図
Claims (4)
- 【請求項1】 ブースの内壁面に沿って移動可能に設け
られた、ブースの内壁面に向けてエアーを噴出させるエ
アーブローノズルと、このエアーブローノズルから噴出
させたエアーの除電を行う除電装置電極とを備えた静電
粉体塗装用ブースの壁面清掃装置において、上記除電装
置電極の電極ピンを、上記エアーブローノズルから噴出
するエアー流路から外して設け、上記エアーブローノズ
ルから噴出するエアーに上記電極ピンの電場が当たるよ
うにしたことを特徴とする静電粉体塗装用ブースの壁面
清掃装置。 - 【請求項2】 上記エアーブローノズルと共に移動し、
吸引ダクトを介して排気装置に接続された、ブースの内
壁面に備える請求項1記載の静電粉体塗装用ブースの壁
面清掃装置。 - 【請求項3】 上記エアーブローノズルが、パイプ本体
と、このパイプ本体に所定間隙毎に穿けられた噴出口と
からなり、上記除電装置電極の電極ピンが、パイプ本体
外面の上記噴出口間に設置されている請求項1又は2に
記載の静電粉体塗装用ブースの壁面粉体塗装用ブース。 - 【請求項4】 上記噴出口に、ガイドノズルが設置され
ている請求項3に記載の静電粉体塗装用ブースの壁面粉
体塗装用ブース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10362614A JP2000176336A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10362614A JP2000176336A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000176336A true JP2000176336A (ja) | 2000-06-27 |
JP2000176336A5 JP2000176336A5 (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=18477305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10362614A Pending JP2000176336A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000176336A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000706A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Asahi Sunac Corp | 静電粉体塗装装置 |
CN109078779A (zh) * | 2018-10-17 | 2018-12-25 | 新疆源盛科技发展有限公司 | 喷涂装置 |
WO2020009102A1 (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | ニプロ株式会社 | 医療用粉体の体内噴射装置 |
-
1998
- 1998-12-21 JP JP10362614A patent/JP2000176336A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000706A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Asahi Sunac Corp | 静電粉体塗装装置 |
JP4676388B2 (ja) * | 2006-06-23 | 2011-04-27 | 旭サナック株式会社 | 静電粉体塗装装置 |
WO2020009102A1 (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | ニプロ株式会社 | 医療用粉体の体内噴射装置 |
CN109078779A (zh) * | 2018-10-17 | 2018-12-25 | 新疆源盛科技发展有限公司 | 喷涂装置 |
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080916 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090609 |