JPH1044119A - 壁パネル成形型枠 - Google Patents

壁パネル成形型枠

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Publication number
JPH1044119A
JPH1044119A JP20451796A JP20451796A JPH1044119A JP H1044119 A JPH1044119 A JP H1044119A JP 20451796 A JP20451796 A JP 20451796A JP 20451796 A JP20451796 A JP 20451796A JP H1044119 A JPH1044119 A JP H1044119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame plate
wall panel
formwork
plate piece
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20451796A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsunaga
康一 松永
Koichi Ito
浩一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP20451796A priority Critical patent/JPH1044119A/ja
Publication of JPH1044119A publication Critical patent/JPH1044119A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自由な高さの壁パネルを容易に成形することの
できる成形型枠を提供する。 【解決手段】基板面21に、平面視コ字状に枠板22、
23が突設され、枠板22、23の平行する縦枠板22
にレール部24が形成された型枠本体2と、型枠本体2
の縦枠板22の所望の位置に固定され、基板面21上に
平面視矩形状に区画された型枠10を形成する枠板片3
とを具備し、枠板片3の両側に、縦枠板22のレール部
24に枠板片3を固定および固定解除する金具4が設け
られ、この金具4に板バネが内装され、枠板片3を縦枠
板22のレール部24に固定した状態で、金具4のフッ
ク部44が板バネに抗してレール部24に係合し、固定
を解除した状態で、金具4の板バネによってフック部4
4がレール部24から離れた位置に跳ね上がる壁パネル
成形型枠1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャスティング成
形される壁パネルの成形型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、外壁パネルをキャスティング
成形する場合の成形型枠としては、長板状の基板面上に
矩形状に区画された枠板が突設されたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の成
形型枠の場合、所定の壁パネルしか成形できず、窓下や
窓上部分に使用される壁パネルや特別注文されたサイズ
の壁パネルのように、高さが異なった壁パネルの場合、
一旦成形した壁パネルを切断しなければならず煩わしい
といった不都合を生じていた。
【0004】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、自由な高さの壁パネルを容易に成形すること
のできる成形型枠を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の壁パネル成形型枠は、長板状の基板面に、平
面視コ字状に枠板が突設されるとともに、この枠板の平
行する縦枠板にレール部が形成された型枠本体と、この
型枠本体の縦枠板の所望の位置に固定され、基板面上に
平面視矩形状に区画された型枠を形成するようになされ
た枠板片とを具備し、枠板片の両側に、縦枠板のレール
部に枠板片を固定および固定解除するようになされた金
具が設けられ、この金具に板バネが内装され、枠板片を
縦枠板のレール部に固定した状態で、金具に設けられた
フック部が板バネに抗してレール部に係合し、固定を解
除した状態で、金具に内装された板バネによってフック
部がレール部から離れた位置に跳ね上がるようになされ
たものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0007】図1は成形型枠1の全体構成の概略を示
し、図2は同成形型枠1の型枠本体2に枠板片3を着脱
する状態を示している。
【0008】すなわち、この成形型枠1は、型枠本体2
と枠板片3とを具備し、枠板片3に設けた金具4によっ
て型枠本体2に枠板片3を固定するようになされてい
る。
【0009】型枠本体2は、長板状の基板21に、この
基板21の長手方向に沿って平行する縦枠板22と、こ
の基板21の幅方向に沿った横枠板23とが突設されて
平面視コ字状となされている。また、これら縦枠板22
および横枠板23に囲まれたコ字状になった部分の内側
には、ゴム製の型板5が設けられている。さらに、縦枠
板22の外側には、この縦枠板22全体にわたってレー
ル部24が形成されている。
【0010】枠板片3は、型枠本体2に突設された横枠
板23と略同形状に形成されており、縦枠板22間を堰
き止めるように、横枠板23に対向した位置に固定され
る。そして、この枠板片3を型枠本体2に固定すること
によって、所望の壁パネル(図示省略)の大きさに応じ
た型枠10を形成するようになされている。この枠板片
3の型枠本体2への固定は、枠板片3の両側に固定され
た金具4を縦枠板22のレール部24に固定することに
よって行われる。
【0011】金具4は、枠板片3に固定された金具本体
41に把手部42が回動可能に取り付けられている。ま
た、把手部42の回動中心部付近には、板バネ43が固
定されている。さらに、この把手部42に固定された板
バネ43の上方にフック部44が回動可能に取り付けら
れている。
【0012】この金具4は、図2に示すように、枠板片
3を型枠本体2に取り付けた状態で、この型枠本体2の
縦枠板22の上方に位置するようになされている。そし
て、図2(a)に示すように、フック部44を、この縦
枠板22のレール部24に係止させた状態で把手部42
を上方に回動させることによって、枠板片3を型枠本体
2に固定するようになされている。また、この固定状態
で、金具本体41に設けられた係合片45が、把手部4
2に係合し、これによって把手部42が動かないように
固定され、固定状態が維持されるようになされている。
【0013】また、固定状態を解除する場合は、図2
(b)に示すように、把手部42に係合した係止片45
を外し、把手部42を下方に回動させる。すると、レー
ル部24からフック部44が解除され、枠板片3と型枠
本体2との固定が解除される。この際、固定時にフック
部44によって圧縮されていた板バネ43がフック部4
4を跳ね上げてレール部24から離れた位置にフック部
44を位置させる。したがって、型枠本体2から枠板片
3を取り外す際に、フック部44がぶらついてレール部
24に引っ掛かったりして作業が煩わしくなるといった
ことも無く、枠板片3の着脱作業を容易に行うことがで
きる。
【0014】また、図2(c)に示すように、固定状態
を解除した際に、把手部42を再度上方に回動させて係
合片45に係合させておくと、フック部44とともに把
手部42自体がばらつくのも防止でき、着脱作業時に金
具4が邪魔になるのを防止することがてきる。
【0015】この金具4による型枠本体2への枠板片3
の固定は、金具4のフック部44を型枠本体2のレール
部24の好きな位置に係止させることによって行うこと
ができるので、このレール部24の設けられた縦枠板2
2の方向に所望の大きさ、すなわち、所望の高さの壁パ
ネル(図示省略)を成形するための型枠10を容易に形
成することができる。
【0016】なお、本実施の形態では、縦枠板22の方
向の自由な位置に枠板片3を固定して所望の型枠10を
形成する場合について述べているが、横枠板23の方向
の自由な位置に枠板片3を固定して所望の型枠10を形
成することもできる。この場合、所望の幅の壁パネル
(図示省略)を成形することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、金
具に板バネを内装し、固定した状態で、金具に設けたフ
ック部が板バネに抗してレール部に係合し、固定を解除
した状態で、金具に内装した板バネによってフック部が
レール部から離れた位置に跳ね上がるようにしているの
で、枠板片の離脱時にフック部が邪魔になってレール部
に引っ掛かるといったこともなく、枠板片の固定作業お
よび離脱作業を容易に、かつ安全に行うことができる。
しかも、このフック部を固定する場合、縦枠板のレール
部の所望の位置に固定することができるので、所望の高
さの壁パネルを容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁パネル成形型枠の全体構成の概略を示す斜視
図である。
【図2】(a)ないし(c)は、壁パネル成形型枠の型
枠本体に枠板片を固定および固定解除する状態を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル成形型枠 10 型枠 2 型枠本体 21 基板面 22 縦枠板 23 横枠板 24 レール部 3 枠板片 4 金具 43 板バネ 44 フック部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長板状の基板面に、平面視コ字状に枠板
    が突設されるとともに、この枠板の平行する縦枠板にレ
    ール部が形成された型枠本体と、この型枠本体の縦枠板
    の所望の位置に固定され、基板面上に平面視矩形状に区
    画された型枠を形成するようになされた枠板片とを具備
    し、 枠板片の両側に、縦枠板のレール部に枠板片を固定およ
    び固定解除するようになされた金具が設けられ、この金
    具に板バネが内装され、枠板片を縦枠板のレール部に固
    定した状態で、金具に設けられたフック部が板バネに抗
    してレール部に係合し、固定を解除した状態で、金具に
    内装された板バネによってフック部がレール部から離れ
    た位置に跳ね上がるようになされたことを特徴とする壁
    パネル形成型枠。
JP20451796A 1996-08-02 1996-08-02 壁パネル成形型枠 Pending JPH1044119A (ja)

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JP20451796A JPH1044119A (ja) 1996-08-02 1996-08-02 壁パネル成形型枠

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JPH1044119A true JPH1044119A (ja) 1998-02-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270500A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Ohbayashi Corp 異形セグメントの製造方法
CN102922593A (zh) * 2012-11-05 2013-02-13 济南鹂住工业技术有限公司 外墙板模具装置

Cited By (3)

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JP2007270500A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Ohbayashi Corp 異形セグメントの製造方法
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