JPH079291Y2 - 照明器具の天板係止具 - Google Patents

照明器具の天板係止具

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Publication number
JPH079291Y2
JPH079291Y2 JP40621490U JP40621490U JPH079291Y2 JP H079291 Y2 JPH079291 Y2 JP H079291Y2 JP 40621490 U JP40621490 U JP 40621490U JP 40621490 U JP40621490 U JP 40621490U JP H079291 Y2 JPH079291 Y2 JP H079291Y2
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JP
Japan
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plate
locking
top plate
lower plate
upper plate
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Expired - Lifetime
Application number
JP40621490U
Other languages
English (en)
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JPH0590720U (ja
Inventor
孝一 中馬
Original Assignee
クロイ電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by クロイ電機株式会社 filed Critical クロイ電機株式会社
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Publication of JPH0590720U publication Critical patent/JPH0590720U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、照明器具のセード枠
上部内方に支持される天板の係止具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようにセード枠上部内
方に嵌合して器具本体を支持する天板(B)は、枠体
(A)上に取り付けられる2個の止金具(C),(D)
により枠体(A)内部に嵌合支持される。すなわち、止
金具(C)は枠体(A)上に回動できるように一端を軸
着され、他端側縁に係止凹部(E)を形成してなり、他
方、止金具(D)は上記止金具(C)の係止凹部(E)
に位置して係止突起(F)を兼ねるねじ部により枠体
(A)上面に取付けられ、枠体(A)内側に天板(B)
の側縁支承段部を構成してなり、止金具(D)の段部
(H)上に天板(B)を載置の上、止金具(C)を回動
し、係止凹部(E)に止金具(D)の係止突起(F)を
係合して上記段部(H)と止金具(C)の枠体(A)内
に張り出す側縁により天板(B)の側縁上下面を挟持し
て支持するものである。他の例として、係止凹部(E)
を具えない止金具(C)もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは、部品が2部品からなり、係止凹部と係止突
起を具える場合は、それぞれを定められた相対位置の枠
体上面に固定しなければならずその取付が繁雑であり、
また金属により構成すると塗装等の表面処理が必要とな
る上、ねじ締めに当り、そりトルク強度の調整が必要で
あるという欠点がある。
【0004】そこで、この考案は上記従来のものの欠点
を改良するものであり、その構成を簡単にして天板の支
持を確実にしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、薄肉のヒン
ジ部により、つまみ部と上板、上板と下板を連結するよ
うに合成樹脂にて一体に成形してなり、上板の係止爪と
つまみ部を嵌合し、上記係止爪を下板段部上の係止孔に
係合し、上板と下板段部により係止爪を介して天板側縁
を挟持してなるものである。
【0006】
【作用】この考案は上記構成を持つから、セード枠体上
面適宜の箇所に下板上面を固定するだけで取付作業が容
易であり、一体とした上板と下板のヒンジ部分で上板を
開閉自在とし、下板段部上の係止孔に上板の係止爪先端
を係合した上、上板と下板により天板側縁を挟持固定す
るものであるから、止金具の回動の緩みにより天板の脱
落の恐れが無く、而も、合成樹脂の一体成形により構成
されるから、金属板のように表面処理の必要がない上、
加工が容易でその固定も確実にすることができる。
【0007】
【実施例】この考案を図面に示す実施例により更に説明
する。図3、図4はこの考案の係止具を展開した状態を
示す。図面において、(1)は下板であり、この側縁は
一体にヒンジ部(4)により上板(2)に、同様に上板
(2)の他側縁の一部にはつまみ部(3)が一体にヒン
ジ部(5)により連結される。上記下板(1)はヒンジ
部(4)と対抗する側縁に段部(6)を形成し、この段
部(6)上にはセード枠体(18)内にあつてこれに嵌
着する天板(19)を載置する。
【0008】上記下板(1)の段部(6)には係止孔
(7)を設け、後述する上板(2)に設ける下板(1)
に向い突出する係止爪(10)の先端が嵌合し、係止孔
(7)の側縁に係合できるようにする。この側縁の係合
部は外壁に向い上方に傾斜して、係止爪(10)先端の
係合を容易にする。この下板(1)に連結する上板
(2)には係止爪(2)を一体に突出して成形する上板
(2)には係止爪(2)を一体に突出して成形すると共
に、上記係止爪(2)の下方に突出部(11)を当接す
るようにつまみ部(3)が上板(2)から分離すること
の無く、更には係止爪(10)を補強するように固定さ
れる。(13)は下板(1)上に設ける取付孔であり、
これを介してセード枠体(18)上面に下板(1)の段
部(6)を枠体(18)内方に沿い垂下させて螺合す
る。なお、(17)は下板(1)上の凹孔に嵌合して上
下板の位置を確定する突起であり、(14)は取付孔
(13)内に螺合するねじの頭部が上板(2)の開閉時
障害とならないように設ける凹部である。
【0009】この考案の実施例は上記のように構成され
るから、セード枠(18)上面の取付孔(13)を介し
てこの考案の係止具の下板(1)を適宜位置に固定した
上、下板(1)の段部(6)上に天板(19)をその側
縁に設ける切込み(20)が段部(6)の係止孔(7)
に対応するように位置させて載置し、上板(2)を下板
(1)上に当接するようにヒンジ部(4)を軸として回
動すると、上板(2)の係止爪(10)は下板(1)の
案内溝の傾斜面(8)に沿い段部(6)の係止孔(7)
に嵌合し、上板(2)下面で天板(19)の側縁を抑
え、段部(6)との間に天板(19)を挟持する。上板
(2)の係止爪(10)は、下板(1)の段部(6)の
係止孔(7)に係止して両者の分離を阻止する。天板
(19)の取り外しに当り、つまみ部(3)により上板
(2)を上方に回動して係止爪(10)の係止孔(7)
よりの係止を解除することにより容易に実施できる。そ
の上、この考案の係止具の幅は枠体に対応して適宜定め
ることができ、セード枠の大きさに合わせることができ
る。
【0010】この考案の係止具は、図3、図4に示すよ
うに展開した状態で一体成形により構成でき、成形後つ
まみ部を折曲組立てることにより簡単に係止具を形成で
きる。
【0011】
【考案の効果】以上のとおり構成されるので、合成樹脂
の一体成形により表面処理を行うことなく、また上下に
開閉するので、従来のように左右に回転するものに比
べ、天板の脱落がない上、2部品の取り付けに要する作
業を大幅に減少し材料加工の省略とともにコストの低減
を図ることができる優れた効果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の天板係止具の実施例の斜視図
【図2】同縦断側面図
【図3】一体成形時のつまみ部を展開した縦断側面図
【図4】図3における下面図
【図5】従来のものを示す斜視図
【符号の説明】
1 下板 2 上板 3 つまみ部 4 ヒンジ部 5 ヒンジ部 6 段部 7 係止孔 10 係止爪 12 係合部 13 取付孔 16 係合段部 18 枠体 19 天板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉のヒンジ部によりつまみ部と一体に
    形成され、かつ、係止爪を下板に向かい突出する上板
    と、係止孔を段部上に設け、上板に当接する上面に取付
    部を有する下板とを上板の端縁薄肉のヒンジ部により連
    結してなる合成樹脂により一体に成形する照明器具の天
    板係止具。
JP40621490U 1990-12-28 1990-12-28 照明器具の天板係止具 Expired - Lifetime JPH079291Y2 (ja)

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JP40621490U JPH079291Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 照明器具の天板係止具

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Publication Number Publication Date
JPH0590720U JPH0590720U (ja) 1993-12-10
JPH079291Y2 true JPH079291Y2 (ja) 1995-03-06

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ID=18515825

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JP40621490U Expired - Lifetime JPH079291Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 照明器具の天板係止具

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