JPS5841342Y2 - 吊戸用吊車 - Google Patents

吊戸用吊車

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Publication number
JPS5841342Y2
JPS5841342Y2 JP16526181U JP16526181U JPS5841342Y2 JP S5841342 Y2 JPS5841342 Y2 JP S5841342Y2 JP 16526181 U JP16526181 U JP 16526181U JP 16526181 U JP16526181 U JP 16526181U JP S5841342 Y2 JPS5841342 Y2 JP S5841342Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
hanging
plate
protrusion
support rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP16526181U
Other languages
English (en)
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JPS5869676U (ja
Inventor
隆 浅野
和也 明石
Original Assignee
浅野 文兵
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Filing date
Publication date
Application filed by 浅野 文兵 filed Critical 浅野 文兵
Priority to JP16526181U priority Critical patent/JPS5841342Y2/ja
Publication of JPS5869676U publication Critical patent/JPS5869676U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は座板と吊車本体とを別体に形成し、両者を簡単
に着脱自在になるように構成された吊戸用吊車の改良に
関し、その目的とするところは座板に吊車本体を自由な
締付は方向にて締付けることができ且つ吊車本体の支持
杆をガタッキ等なく確実に支持することができ、しかも
吊車本体の支持杆の座板に対するロックをロック確認音
で容易に検知してロックの確実化を保証できる全く新規
且つ有用な吊戸用吊車を提供するにある。
本考案の改良の対象となった技術は、実公昭55−32
63号公報所載の考案にある。
すなわち該公報所載の考案においては、座板と吊車本体
とを別体に形成し両者を簡単に着脱自在としてなる点は
利点となるが次のような欠点を有する。
(1)吊車本体の連結杆を係嵌する操作係嵌子が回動方
式なるため回動方式が一方向に特定され、その結果レー
ルとの関係で操作の困難性が生じる。
(2)座板と吊車本体とは操作係嵌子の上方ストッパー
と連結隆起部間への進入によってのみ位置決め支持され
るのみであるため、製作時操作係嵌子の肉厚や上、下ス
トッパー間の距離設定等に非常な精度が要求され製作面
が煩雑となる他、使用によって操作係嵌子の把持力が弱
化しよって連結杆用いては吊車本体にガタッキ等が生じ
る致命的な欠点があった。
(3)操作係嵌子の連結杆の把持が振動等によって不用
意に外れ連結杆の支持がなくなるおそれがあった。
本考案は上記のような欠点を全て解消し、非常に安定性
にすぐれ確実な支持力が保証された吊戸用吊車に関しそ
の特徴とするところは、吊戸の天面に取付ける座板には
、その固定基板より上方に突出させた連結隆起部を設は
且つ該連結隆起部には大口から連続した小口を穿設して
なる吊戸用吊車において、前記連結隆起部の大口及び小
口と同列に縦長の長孔を穿設し、該長孔には一端面に切
欠部を形成してなるスライド板を中空リベット等留具を
介して往復摺動自在に設は且つ留具には前記連結隆起部
の背面側を前記スライド板の摺動と共動して摺動する一
端に係合突部を有する可撓性のストッパ一体を取付けて
なり、しかも吊車本体の支持杆に設けた上、下ストッパ
ーが前記大口より小口に係嵌して下方ストッパーが小口
下面に当接したとき、前記スライド板を支持杆側に摺動
させて連結隆起部上面と上方ストッパー間に前記切欠部
を進入させ且つスライド板と共動するストッパ一体の摺
動により前記係合突部が下方ストッパーを乗り越えて下
方ストッパーに係止されるべく構成にしてなるにある。
以下その具体的構成について図面に示した一実施例に従
って説明する。
吊戸の天面に、横長孔1とビスにより固定される座板2
には、その固定基板3より上方に突出させた連結隆起部
4が中央に設けられ、その連結隆起部4の一方には、固
定基板3側から連結隆起部4にかけて穿設された大口5
と該大口5に連続した小口6が穿設されてなる。
7は前記大口5と小口6が穿設された連結隆起部4の上
面に同列に縦長に穿設された長方形状の角状長孔を示す
8は該長孔7に挿入される孔9を有する角型ボス10を
裏面中央に突設したジュラコンからなるスライド板で、
一端側には平面U字状の切欠部11が形成され、他端側
には立ち上がり部12が立設されてなる。
13は前記角型ボス10に外嵌せしめられる角孔14を
有する板バネからなるストッパ一体で、段部15を介し
て一端部に山形状の係合突部16が形成されてなる。
17は第4図のように座板2の連結隆起部4上にスライ
ド板8が往復摺動自在になるよう長孔7に係止すべく、
スライド板8の中央孔18及び角型ボス10の孔9に嵌
入せしめた中空リベットで、足片17′は前記角型ボス
10に角孔14を介し外嵌されたストッパ一体13及び
ワッシャ19側に折曲げて止着してなる。
20は前記座板2と別体に形成された吊車本体で、断面
U字状の基板21の両側から夫々ローラー22が回転自
在に軸支されてなり且つ該基板21の上面開口部23に
はゴム体24を介して蓋体25が取付けられてなる。
26はゴム体24を介して基板21及び蓋体25に貫通
螺入してなる上方にねじ部27を有する支持杆で、下端
部には上方ストッパー28と下方ストッパー29を夫々
設は且つ上方ストッパー28と基板21の底面間にはス
プリング30を介装してなる。
上記構成からなる座板2と吊車本体20とは次のように
着脱自在に組み立てられる。
まず、支持杆26の上、下ストッパー28 、29間の
首部31を大口5から小口6側に進入させて下方ストッ
パー29を小口6の裏面に当接させる。
この状態の時、第4図イのようにスライド板8の角型ボ
ス10は長孔7の一端側に位置しているとともにストッ
パ一体13の係合突部16は下方ストッパー29の手前
に位置している。
すなわちスライド板8は摺動前の状態で、ストッパ一体
13の係合突部16は係止前の状態にある。
次にこの状態からスライド板8を支持杆26側すなわち
矢印A方向に手動押圧すると、スライド板8は座板2の
連結隆起部4の長孔にそって隆起部4上を摺動するとと
もにストッパ一体13も同時に同方向に摺動じ係合突部
16は板バネの作用により下方ストッパー29の底面に
乗り上げる(第4図口の状態)。
さらにこの状態からスライド板8を同方向に押圧して切
欠部11が上方ストッパー28と隆起部4上面間に進入
して切欠部11の終端が係止されると第4図ハのように
ストッパ一体13の係合突部16が下方ストッパー29
の底面を乗り越えて該ストッパー29の他側面に係止さ
れる。
この時ストッパ一体13のバネ作用により係合突部16
の乗り越えと同時にカチなるロック音が発生しストッパ
一体13による下方ストッパー29が係止されたことが
確認できる。
このようにして支持杆26が係止された状態においては
、上方ストッパー28と連結隆起部4の上面間はスライ
ド板8によってガタッキなく確実に係止されるため、支
持杆26の上下微動は確実に制止される一方、支持杆2
6の下方ストッパー29はバネ圧の作用によるストッパ
一体13の係合突部16の係止によって矢印A方向への
逃げは確実に阻止されている。
従って支持杆26の上下、左右の移動は全て阻止される
ため、支持杆26の支持力は極めて正確となるのである
尚、支持杆26を座板2から取り外す場合には、前記動
作と逆にスライド板8を矢印B方向に摺動させることに
より、ストッパ一体13の係合突部16による下方スト
ッパー29の係止を解除でき、容易に支持杆26を座板
2から取り外すことができる。
尚、該実施例においては隆起部4の裏面4′とストッパ
一体13との間にわずかな間隙部lを形成してスライド
板8の往復摺動を容易ならしめるものであるが、必ずし
も間隙部lを形成することなくスライド板8を摺動自在
とすることも可能である。
またスライド板8と連結隆起部4との取付けを中空リベ
ット17にて行なうものであるが、必ずしも中空リベッ
トに限定されるものではなく留具として形成されていれ
ばよい。
またストッパ一体は可撓性材料であればよく、且つ係合
突部の形状も実施例に決して限定されない。
その他、実施例は好ましい効果を得るために説明してな
るが、本考案の意図する範囲内で設計変更自在である。
斜上のように本考案は、支持杆の首部の係嵌を従来のよ
うな回動式の操作係嵌子を設けて行なうことなく、往復
摺動自在のスライド板にて行なうスライド方式なるため
、支持杆の係嵌の方向が左右自在となりその使用場所に
応して方向選定できる実益があるとともに操作にスペー
スを要せず且つ操作が簡易となる等従来例に比し操作上
の格別な実益を得た。
さらにストッパ一体の係止突部を下方ストッパーを乗り
越えて係止させるため、乗り越え時にロック確認音が発
生しこれがロックの確認を容易とし作業上の有効な利点
となる他、下方ストッパーをストッパ一体の係止突部が
バネ圧作用により係止するため、係止が確実となり支持
杆の逃げ、外れ等が確実に防止できる実益がある。
また支持杆の首部にはスライド板が進入して上方ストッ
パーと隆起部上面間を係止しているため、支持杆の上下
動が確実に阻止され、支持杆の落下防止が一切上じるこ
とがない。
これが振動の発生が大なる場所等においては有効な作用
となる。
その他全体の構造が簡単である等その実用的効果は大な
るものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る座板でイは平面図、口は同縦断面
図、第2図はスライド板を示し、イは平面図、口は同縦
断面図、第3図はストッパ一体を示し、イは平面図、口
は縦断面図、第4図は座板に吊車本体の支持杆を取り付
ける状態の断面図を示し、イはスライド板の動作前、口
は同動作途中、ハは動作終了後の取り付は係止状態。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 吊戸の天面に取付ける座板2には、その固定基板3
    より上方に突出させた連結隆起部4を設は且つ該連結隆
    起部4には大口5がら連続した小口6を穿設してなる吊
    戸用吊車において、前記連結隆起部4の大口5及び小口
    6と同列に縦長の長孔7を穿設し、該長孔7には一端面
    に切欠部11を形成してなるスライド板8を中空リベッ
    ト等留具を介して往復摺動自在に設は且つ留具には前記
    連結隆起部4の背面側を前記スライド板8の摺動と共動
    して摺動する一端に係合突部16を有する可撓性のスト
    ッパ一体13を取付けてなり、しかも吊車本体20の支
    持杆26に設けた上、下ストッパー28゜29が前記大
    口5より小口6に係嵌して下方ストッパー29が小回6
    背 イド板8を支持杆26側に摺動させて連結隆起部4上面
    と上方ストッパー28間に前記切欠部11を進入させ且
    つスライド板8と共動するストッパ一体13の摺動によ
    り前記係合突部16が下方ストッパー29を乗り越えて
    下方ストッパー29に係止されるべく構成にしてなるこ
    とを特徴とする吊戸用吊車。 2 切欠部11が平面略U字状である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の吊戸用吊車。 3 ストッパ一体13が板バネである実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項記載の吊戸用吊車。
JP16526181U 1981-11-04 1981-11-04 吊戸用吊車 Expired JPS5841342Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16526181U JPS5841342Y2 (ja) 1981-11-04 1981-11-04 吊戸用吊車

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JP16526181U JPS5841342Y2 (ja) 1981-11-04 1981-11-04 吊戸用吊車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5869676U JPS5869676U (ja) 1983-05-12
JPS5841342Y2 true JPS5841342Y2 (ja) 1983-09-19

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ID=29957466

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JP16526181U Expired JPS5841342Y2 (ja) 1981-11-04 1981-11-04 吊戸用吊車

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4776399B2 (ja) * 2006-03-03 2011-09-21 株式会社ムラコシ精工 走行体および開閉体装置
JP7297233B2 (ja) * 2019-03-29 2023-06-26 河淳株式会社 キャビネット

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JPS5869676U (ja) 1983-05-12

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