JP4776399B2 - 走行体および開閉体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開口面を開閉する扉などの開閉体を移動可能に支持する走行体および開閉体装置に関する。
従来、この種の開閉体装置としては、開口部の上部に取り付けられたガイドレールに、ガイドローラが走行可能に嵌合され、これらガイドローラが回転可能に接続されたローラホルダの下面に、ケース体が水平方向に沿って回転可能に取り付けられている。そして、開閉体に予め取り付けられたベースカップの嵌合凹部とローラホルダのケース体とを嵌合することによって、開閉体をガイドレールにワンタッチで走行可能に吊り込みできる構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、この種の開閉体装置としては、下ガイドレールや床で扉の荷重を支える構成であって、上ガイドレールに走行可能に係止された走行体の下端面に軸体が突設されているとともに、この軸体の下端部に鍔部が設けられている。そして、開閉体を水平方向に移動させて、固着部の仮保持部と軸体の鍔部とを仮保持させた後に、開閉体を上方に移動させて軸体を固着部の本固定部に本固定させる構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−109768号公報 特開2005−68855号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の開閉体装置では、ベースカップの嵌合凹部とローラホルダのケース体とを水平方向に挿入するのみで嵌合されているので、嵌合が不十分である場合は、開閉体の開閉時にベースカップとローラホルダとの嵌合が外れてしまうおそれがあるので、この開閉体の脱落が生じてしまうおそれがある。
また、上記特許文献2記載の開閉体装置では、開閉体を水平方向に移動させて、固着部の仮保持部と軸体の鍔部とを仮保持させた後に、開閉体を上方に移動させて軸体を固着部の本固定部に本固定させるという2段階の吊り込み方法であるため、施工者が本固定したことを意識でき、走行体と固着部との固定がより確実になるものの、下ガイドレールや床で扉の荷重を支える構成である。
このことから、これら下ガイドレールがない形式や、下ガイドレールがあったとしても下ガイドレールに荷重を掛けることができない形式に使用する場合には、軸体を固着部に本固定するまでの間、常に扉の荷重を作業者が支えていなければならないので、この扉の吊り込み作業が容易ではないという問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、開閉体の吊り込み作業が容易な走行体および開閉体装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の走行体は、垂直の開口面の上端部に取り付けられた案内体に走行可能に係止されるランナ体と、前記開口面を開閉する開閉体に取り付けられ前記ランナ体に連結される連結体とを具備し、前記ランナ体は、前記案内体から下方に向けて突出し上下方向に軸方向を有する軸状の連結杆と、この連結杆の一部に設けられた膨大部とを備え、前記連結体は、前記連結杆の水平方向からの挿入で前記連結杆を上下方向に係止する挿入係止部と、この挿入係止部に挿入された前記連結杆の相対的な下方への移動で前記膨大部に係合する被係合部と、前記連結杆の相対的な下方への移動によって前記膨大部に係合して前記連結杆を固定させるロック部とを備え、前記ロック部は、互いに接近する水平方向および互いに離反する水平方向に移動可能な一対のロック部材を有し、前記連結杆の相対的な下方への移動による前記一対のロック部材への前記膨大部の押圧によって前記一対のロック部材が弾性体の弾性力に抗して互いに離反する水平方向に移動し、その後、前記膨大部が前記一対のロック部材間を通過すると、前記一対のロック部材が前記弾性体の弾性力によって互いに接近する水平方向に移動し、前記膨大部が前記一対のロック部材の下端縁と係合するものである。
請求項2記載の走行体は、請求項1記載の走行体において、連結体は、挿入係止部に設けられこの挿入係止部に連結杆を挿入した状態を水平方向に抜け止めする抜止部を有するものである。
請求項3記載の走行体は、請求項1または2記載の走行体において、連結体は、一対のロック部材の下端縁と膨大部とが係合した状態時にその膨大部と嵌合する嵌合部を有するものである。
請求項4記載の走行体は、請求項1ないし3のいずれか一記載の走行体において、連結体は、上下方向に移動可能なレバー体を有し、前記レバー体を操作してこのレバー体を下方に移動させると、このレバー体の押圧によって一対のロック部材が弾性体の弾性力に抗して互いに離反する水平方向に移動し、前記一対のロック部材の下端縁と膨大部との係合が解除されるものである。
請求項記載の開閉体装置は、垂直の開口面を開閉する開閉体と、この開口面の上端部に取り付けられた上部案内体と、前記開閉体を吊り下げ支持する上部走行体と、下方に開口した案内溝を有し前記開口面の下端部に取り付けられた下部案内体と、前記開閉体の下端部に取り付けられ前記下部案内体の案内溝に走行可能に係止され、前記開閉体の開閉動作をガイドする下部走行体とを具備し、前記上部走行体は、前記上部案内体に走行可能に係止されるランナ体と、前記開閉体に取り付けられ前記ランナ体に連結される連結体とを備え、前記ランナ体は、前記案内体から下方に向けて突出し上下方向に軸方向を有する軸状の連結杆と、この連結杆の一部に設けられた膨大部とを有し、前記連結体は、前記連結部の水平方向からの挿入で前記連結部を上下方向に係止する挿入係止部と、この挿入係止部に挿入された前記連結杆の相対的な下方への移動で前記膨大部に係合する被係合部と、前記連結杆の相対的な下方への移動によって前記膨大部に係合して前記連結杆を固定させるロック部とを有し、前記ロック部は、互いに接近する水平方向および互いに離反する水平方向に移動可能な一対のロック部材を有し、前記連結杆の相対的な下方への移動による前記一対のロック部材への前記膨大部の押圧によって前記一対のロック部材が弾性体の弾性力に抗して互いに離反する水平方向に移動し、その後、前記膨大部が前記一対のロック部材間を通過すると、前記一対のロック部材が前記弾性体の弾性力によって互いに接近する水平方向に移動し、前記膨大部が前記一対のロック部材の下端縁と係合するものである。
請求項1記載の走行体によれば、開閉体を走行体に取り付ける際に、連結杆の水平方向からの連結体の挿入係止部への挿入によって、この連結杆が挿入係止部に上下方向に係止されるので、開閉体の荷重をランナ体の膨大部と連結体の挿入係止部との係止で上下方向に支持できるため、この開閉体の取付施工性を向上できる。また、ランナ体の膨大部による連結体の被係合部の係合を解除した状態で、ランナ体の膨大部と連結体の挿入係止部との係止によって開閉体が上下方向に支持されるので、この開閉体を取り外すときの落下による損傷を防止できる。
請求項2記載の走行体によれば、挿入係止部に連結杆を挿入した状態を抜止部で水平方向に抜け止めできるので、この連結杆を挿入係止部に水平方向に挿入させた状態での開閉体の外れを防止できるから、この連結杆を挿入係止部に挿入させる際の取付施工性を向上できる
請求項記載の開閉体装置によれば、開閉体を上部走行体に取り付ける際に、連結杆の水平方向からの連結体の挿入係止部への挿入によって、この連結杆が挿入係止部に上下方向に係止されるので、開閉体の荷重をランナ体の膨大部と連結体の挿入係止部との係止で上下方向に支持できるため、この開閉体の取付施工性を向上できる。また、ランナ体の膨大部による連結体の被係合部の係合を解除した状態で、ランナ体の膨大部と連結体の挿入係止部との係止によって開閉体が上下方向に支持されるので、この開閉体を取り外すときの落下による損傷を防止できる。
本発明の開閉体装置の第1の実施の形態を図1ないし図15を参照して説明する。
図2、図4、図8および図15において、1は開閉体装置としての扉装置で、この扉装置1は、例えばシステムキッチン等の家具本体としてのキャビネット本体2の開口した前面開口部の開口縁である開口面3を開閉する開閉装置である。このキャビネット本体2は、天板部4、底板部5、左右の側板部6,7および背板部8を有し、前面に左右方向長手状で垂直方向の正面視略矩形状の開口面3が形成されている。
また、扉装置1は、キャビネット本体2の天板部4の前端縁の下面に左右方向に沿って取り付けられた上部案内体としての左右方向長手状の上ガイドレール体11と、キャビネット本体2の底板部5の前端縁の下面に左右方向に沿って取り付けられた下部案内体としての左右方向長手状の下ガイドレール体12と、これらガイドレール体11,12に沿って左右方向に移動してキャビネット本体2の開口面3を開閉させる略矩形状の複数、例えば2枚のアウトセットタイプ(形式)の開閉体としての引戸である前側吊戸体13および後側吊戸体14とを備えている。ここで、前側吊戸体13は、キャビネット本体2の開口面3のうち正面視左側の部分を開閉し、後側吊戸体14は、キャビネット本体2の開口面3のうち正面視右側の部分を開閉する。
そして、上ガイドレール体11は、開口面3の上端縁に取り付けられており、左右方向に延びる筒状の取付凹部としての一対の収容部21,22が前後方向に水平に並設されている。これら収容部21,22には、これら収容部21,22の下面中央部が左右方向に沿って開口された連通開口部23が形成されている。そして、前側に位置する収容部21の左側には、前側吊戸体13を閉止方向に引き込むクローザ24が収容されて取り付けられている。また、後側に位置する収容部22の右側には、後側吊戸体14を閉止方向に引き込むクローザ25が収容されて取り付けられている。さらに、これら収容部21,22の下方には、左右方向に伸びる側面視矩形状の筒状である走行凹部としてのローラ案内溝部26,27がそれぞれ設けられている。これらローラ案内溝部26,27は、上側が連通開口部23を介して収容部21,22に連通している。さらに、これらローラ案内溝部26,27は、これらローラ案内溝部26,27の下側中央部が左右方向に沿って開口された挿通開口部28が形成されている。
さらに、下ガイドレール体12は、開口面3の下端部に取り付けられており、前後に互いに平行状でいずれもが下方に向って開口する左右方向長手状の下向きの案内溝としての後用凹溝部31および前用凹溝部32を有している。後用凹溝部31は、前用凹溝部32の前側に水平に並設されている。さらに、これら後用凹溝部31および前用凹溝部32は、いずれも下ガイドレール体12の下面中央部に左右方向に沿って設けられている。また、これら後用凹溝部31および前用凹溝部32それぞれの互いに対向する周縁部のそれぞれの下側縁には、側面視段状の係止段部33がそれぞれ設けられている。
そして、この下ガイドレール体12の前側に位置する後用凹溝部31の右側には、クローザ25が収容されて取り付けられている。また、この下ガイドレール体12の後側に位置する前用凹溝部32の左側には、クローザ24が収容されて取り付けられている。
一方、後側吊戸体14は、略矩形板状の戸本体部41を有し、この戸本体部41の上端部に左右方向長手状の上枠部42が取り付けられ、戸本体部41の下端部に左右方向長手状の下枠部43が取り付けられている。また、後側吊戸体14の上枠部42の後面側の左右方向の両側部に、正面視円形状の取付凹部44がそれぞれ設けられている。これら取付凹部44のそれぞれには、後側吊戸体14を上ガイドレール体11に対して取り外し可能に吊り下げ支持させる固着部としての連結体である連結装置51が取り付けられている。
この連結装置51は、前側吊戸体13および後側吊戸体14に取り付けられる吊戸金具であって、図1、図3、図5ないし図7および図9ないし図14に示すように、上下方向に沿った幅方向を有する正面視細長矩形平板状の係止面部52を有するランナカップとしてのケース体53を備えている。また、この連結装置51は、ケース体53の係止面部52の厚さ方向の一方である後端側の中央部に、後側吊戸体14の取付凹部44に嵌合固定される正面視円筒状の取付筒部54が設けられている。
この取付筒部54には、正面視矩形状の収容凹部55が形成されており、この収容凹部55の水平方向に沿って互いに対向する両側面部には、正面視凹状のばね受凹部56がそれぞれ設けられている。これらばね受け凹部56は、収容凹部55の高さ方向の中央部に位置しており、この収容凹部55の幅方向に沿って設けられている。また、この収容凹部55の下側には、嵌合部としての正面視円形状の係合凹部57が設けられている。この係合凹部57の内周面には、この係合凹部57の周方向に連続した係合溝としてのローレット58が形成されている。
さらに、係止面部52の表面の上端側の幅方向の中央部には、この係止面部52の表面側に向けてテーパ状に拡開した挿入凹部61が設けられている。この挿入凹部61は、水平方向に開口されている。すなわち、この挿入凹部61は、水平な下端面62の両側部に係止面部52の表面側に向けて拡開したテーパ状の案内面部63を側面部として有している。さらに、これら案内面部63の後端側には、一対の導入面部64が水平に離間対向した状態で、これら案内面部63に連続して設けられている。
また、挿入凹部61の上側には、この挿入凹部61の案内面部63より幅狭に形成され、この挿入凹部61の表面側に向けてテーパ状に拡開した開口溝としての抜止凹部65が設けられている。そして、この抜止凹部65の両側部には、係止面部52の表面側に向けて拡開したテーパ状の軸案内面部66が側面部として形成されている。また、これら軸案内面部66の後端側には平面視凹弧状の軸受凹部67が設けられている。
ここで、この軸受凹部67は、ランナ体121の連結杆125の水平方向の挿入によって、この連結杆125の膨大部126を上下方向に係止して吊り下げ支持する挿入係止部である。すなわち、この軸受凹部は、連結杆125の膨大部126の外径寸法より幅寸法が小さな幅狭に形成されており、連結杆125の水平方向への挿入を許容する開口溝である。さらに、この軸受凹部67の下方に係合凹部57が同心状に設けられており、連結杆125の相対的な下方への運動によって、この連結杆125の膨大部126に係合される。
さらに、この軸受凹部67の互いに向い合う内側面68の先端側の下端部には、この内側面68上から互いに対向する方向に向けて水平に突出した抜止部としての保持片部69が設けられている。そして、これら保持片部69は、軸受凹部67に連結杆125を挿入させて挿通させた状態を抜け止めして仮り固定させる抜止部としての仮り固定部である。すなわち、これら保持片部69は、これら保持片部69間の距離寸法が連結杆125の外径寸法より若干小さく形成されている。よって、これら保持片部69は、軸受凹部67への連結杆125の挿入後の抜けを防止するものである。
また、軸受凹部67の内側面68の先端部側の外側部には、上下方向に沿って貫通し保持片部69を水平方向に弾性変形可能にさせる変形補助穴71がそれぞれ設けられている。そして、挿入凹部61の下端面62の後端側には、軸受凹部67に同心状に連通し上下方向に沿って貫通した挿入口72が開口されている。この挿入口72は、取付筒部54の収容凹部55の上端部に連通開口されており、この収容凹部55の係合凹部57に対して同心状に設けられている。
さらに、係止面部52の表面の挿入凹部61より下側には、正面視矩形状のレバー挿通口73が形成されている。このレバー挿通口73は、係止面部52を貫通して取付筒部54の収容凹部55の底部を構成する内側面に連通形成されている。そして、このレバー挿通口73には、ケース体53の収容凹部55に挿入された正面視矩形平板状のレバー体74の表面に水平方向に沿って突設されているレバー部としての操作片部75が上下方向に移動可能に挿入されて嵌合されて取り付けられている。そして、このレバー体74の裏面には、上方に向けて拡開した正面視逆三角形状のブロック体としての操作突部76が突設されている。ここで、この操作突部76は、下方から上方に向けて徐々に拡開したテーパ状の一対の操作面77を有している。
そして、この操作突部76は、ケース体53の収容凹部55内に収容されるロック部としてのスライダロック78の表面側に形成された正面視逆三角形状の操作凹部79内に挿入されて係止されている。このスライダロック78は、鉛直方向を基準とした線対称な形状に形成された左右のロックブロックとしてのロック部材81,82を備えており、これらロック部材81,82は、上下方向に長手方向を有する略直方体状に形成されている。さらに、これらロック部材81,82は、これらロック部材81,82の互いに対向する側に位置する内側面83,84同士を当接させた状態で、ケース体53の取付筒部54の収容凹部55の幅寸法より小さな幅寸法に形成されている。
ここで、これらロック部材81,82の表面に形成されている操作凹部79は、これらロック部材81,82の内側面83,84同士を当接させた状態で、正面視逆正三角形状となるように形成されている。また、この操作凹部79は、断面凹状の凹部であって、左右のロック部材81,82の内側面83,84間を中心とした線対称な正面視三角形状に形成されている。さらに、この操作凹部79の下側位置する左右の傾斜面部が、下方から上方に向けて拡開したテーパ状のテーパ面である押圧面85として形成されている。
そして、これらロック部材81,82の互いに対向する側の内側面83,84には、上下方向に沿った軸方向を有する平面視凹弧状の挿通凹部86,87がそれぞれ設けられている。これら挿通凹部86,87は、ロック部材81,82の内側面83,84同士を対向させた状態で、これらロック部材81,82の上下方向に向けて貫通した被係合部としての挿通孔88を形成させる。さらに、これら挿通凹部86,87は、ロック部材81,82の上端側から下端側に向けて徐々に縮径したテーパ状に形成されている。すなわち、これら挿通凹部86,87によって形成される挿通孔88もまた、ロック部材81,82の上端側から下端側に向けて同心状に縮径したテーパ状に形成されている。したがって、この挿通孔88は、連結装置51の軸受凹部67に挿入されて係止された連結杆125の相対的な下方への移動によって、この挿通孔88の下端縁に連結杆125の膨大部126を係合させる。
また、これらロック部材81,82の内側面83,84の反対側の外側面には、これらロック部材81,82の外側面から垂直に突出した受止片部89がそれぞれ設けられている。これら受止片部89は、ロック部材81,82の外側面の高さ方向の中央部に設けられており、これらロック部材81,82の外側面の幅方向全体に亘って設けられている。さらに、これら受止片部89は、ケース体53の取付筒部54のばね受凹部56の幅寸法に略等しい幅寸法を有するとともに、これらばね受凹部56の深さ寸法より小さな長さ寸法を有する大きさに形成されている。
そして、これら受止片部89の外側面には、ロック部材81,82の幅方向に軸方向を有する正面視円形状のばね受孔部91が設けられている。これらばね受孔部91には、これらばね受孔部91の内径寸法に等しい外径寸法を有する弾性体としての弾性手段であるコイルスプリング92の一端部が挿入されて取り付けられている。さらに、これらコイルスプリング92の他端部は、ケース体53の取付筒部54の一対のばね受凹部56の内側面に当接されて、これらばね受凹部56内に収容されて保持されている。すなわち、このコイルスプリング92は、連結杆125の下方への移動による、一対のロック部材81,82の挿通凹部86,87内への連結杆125の膨大部126の押圧によって、これらコイルスプリング92の付勢力に抗してロック部材81,82が後退されて、この連結杆125の膨大部126が通過した後に、これらロック部材81,82の挿通凹部86,87の下端縁に膨大部126を係合させて抜止保持させ、連結装置51とランナ体121とを本固定させる。
また、ケース体53の取付筒部54には、この取付筒部54の収容凹部55にレバー体74を挿入させて、このレバー体74の操作片部75をケース体53の係止面部52のレバー挿通口73から外側に突出させた状態で、このレバー体74が取り付けられている。また、このケース体53の取付筒部54には、この取付筒部54の収容凹部55内にレバー体74を収容させた状態で、互いの内側面83,84同士を対向させた一対のロック部材81,82が挿入されて、これらロック部材81,82の操作凹部79にレバー体74の操作突部76を係合させて、これらロック部材81,82が取り付けられている。このとき、これらロック部材81,82それぞれの受止片部89は、取付筒部54のばね受凹部56に挿入されて嵌合されており、これらばね受凹部56と各ロック部材81,82のばね受孔部91との間のそれぞれにコイルスプリング92がそれぞれ挿入されて取り付けられ、これらコイルスプリング92の弾性力によってロック部材81,82の内側面83,84同士が接触する方向に付勢されている。
そして、ケース体53の取付筒部54には、この取付筒部54の開口縁を、この開口縁に沿って閉塞する円盤状の蓋体93が固定ねじ94にてねじ止めされて取り付けられている。さらに、このケース体53は、このケース体53の取付筒部54を後側吊戸体14の取付凹部44に嵌合させつつ、このケース体53の係止面部52を後側吊戸体14の上枠部42の後端面に係止させた状態で、この後側吊戸体14の上枠部42に取り付けられている。
一方、後側吊戸体14の下枠部43の後面には、戸本体部41の後面位置より後方に向って突出する左右方向に細長い略矩形状で水平状の突出板部101を有する連結部材102が取り付けられている。そして、この連結部材102の突出板部101の上面の先端側の左右両側部には、後側吊戸体14の開閉動作をガイドする下部走行体103が取り付けられている。この下部走行体103は、後側吊戸体14から下ガイドレール体12に向かって突出してから上方に立設されている。さらに、これら下部走行体103は、突出板部101の左右方向に沿った長手方向を有する支持ブロック104を備えており、この支持ブロック104は、突出板部101の上面との間に弾性体としての弾性手段であるコイルスプリング105が介在されて上方に付勢可能に設けられている。すなわち、これら支持ブロック104は、コイルスプリング104の付勢力に抗して下方に移動させることによって上下調整可能に取り付けられている。
また、これら支持ブロック104の上面の左右両側には、円盤状の下ローラ体106が水平方向に回転可能に取り付けられている。これら下ローラ体106は、上下方向に沿った軸方向を有しており、これら下ローラ体106の一側面を支持ブロック104の上面に当接させた状態で、この支持ブロック104の上面に回転可能に軸支されている。また、これら下ローラ体106は、下ガイドレール体12の後用凹溝部31の係止段部33間の幅寸法に略等しい外径寸法に形成されて、これら係止段部33間に回転可能かつ走行可能に係止されて取り付けられている。
さらに、これら支持ブロック104の上面の左右方向の中央部には、クローザ24,25のいずれかに係合して、前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14を閉止方向に引き込むための係合ピン部107が突設されている。これら係合ピン部107は、下ガイドレール体12の係止段部33間を介して、この下ガイドレール体12の後用凹溝部31あるいは前用凹溝部32内へと突出している。
一方、前側吊戸体13は、後側吊戸体14と基本的構成が同一であって、略矩形板状の戸本体部141を有し、戸本体部141の上端部に左右方向長手状の上枠部142が取り付けられ、戸本体部141の下端部に左右方向長手状の下枠部143が取り付けられている。そして、この前側吊戸体13の上枠部142の後面側の左右方向の両側部に取付凹部144がそれぞれ設けられ、これら取付凹部144のそれぞれに連結装置51が取り付けられている。
さらに、前側吊戸体13の下枠部143の後面には、後側吊戸体14の下枠部43に取り付けられている連結部材102の突出板部101の幅寸法より大きな幅寸法の突出板部111を有する連結部材112が取り付けられている。ここで、この連結部材112の突出板部111は、前側吊戸体13を上ガイドレール体11のローラ案内溝部26に吊り下げ支持させた状態で、この突出板部111の上面に取り付けられている下ローラ体106を、下ガイドレール体12の前用凹溝部32の係止段部33間に回転可能に係止できる程度の幅寸法に形成されている。
一方、上ガイドレール体11の各ローラ案内溝部26,27のそれぞれには、この上ガイドレール体11の左右方向に沿って走行可能に走行部としてのランナ体121が嵌合保持されて係止されている。このランナ体121は、上ガイドレール体11の左右方向に沿った長手方向を有するランナカップとしての直方体状の本体部122を有し、この本体部122の幅方向の両側面に上ローラ体123が回転可能に取り付けられている。これら上ローラ体123は、本体部122の幅方向に沿った軸方向を有し、この本体部122の両側面に一側面を対向させた状態で取り付けられている。そして、これら上ローラ体123は、上ガイドレール体11のローラ案内溝部26,27内に走行可能かつ回転可能に挿入されて取り付けられている。
さらに、本体部122の上面には、クローザ24,25のいずれかに係合して、前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14を閉止方向に引き込むための係合ピン部124が突設されている。これら係合ピン部124は、上ガイドレール体11の挿通開口部23を介して、この上ガイドレール体11の収容部21,22内へと突出している。また、この本体部122の下面には、この上下方向に沿った軸方向を有する軸状である棒状の連結杆125が周方向に回転可能に突設されている。この連結杆125は、上ガイドレール体11のローラ案内溝部26,27それぞれの連通開口部23を介して、これらローラ案内溝部26,27から下方に向けて垂直に突出している。また、この連結杆125は、ケース体53の抜止凹部65の軸受凹部67に挿通可能であって、この軸受凹部67の保持片部69間に係止されて抜止保持される程度の外径寸法に形成されている。さらに、この連結杆125は、ケース体53の挿入口72に挿入可能な外径寸法に形成されている。
そして、この連結杆125の軸方向の一端部である下端部には、この連結杆125の外径寸法より大きな外径寸法の略円盤状の係合部としての膨大部126が同心状に設けられている。この膨大部126は、連結杆125の少なくとも一部に設けられており、連結装置51のスライダロック78の挿通孔88の上端側の内径寸法より小さく、この挿通孔88の下端側の内径寸法より大きな外径寸法である。さらに、この膨大部126は、連結装置51のケース体53の取付筒部54の係合凹部57の内径寸法に略等しい外径寸法を有している。さらに、この膨大部126の外周面には、この膨大部126の周方向に連続した係合溝としてのローレット127が形成されている。このローレット127は、連結装置51のケース体53の係合凹部57に膨大部126を嵌合させた際に、この係合凹部57の内周面に形成されているローレット58に係合されて、これらローレット58,127間の相対的な回転を段階的に規制させる。
さらに、連結杆125の軸方向の他端側である上端よりの位置には、この連結杆125の外径寸法より大きな外径寸法の平面視六角形状の操作軸部128が同心状に取り付けられている。この操作軸部128は、連結杆125の側方から、図示しないスパナなどが嵌合されて、この操作軸部128が周方向に回転操作されることによって、連結杆125を回転調整させる操作部である。
そして、ランナ体121は、このランナ体121の連結杆125の膨大部126が、連結装置51のケース体53の表面に向かう水平移動によって、このケース体53の係止面部52の挿入凹部61に挿入されて、このランナ体121の連結杆125がケース体53の軸受凹部67に嵌合され、この軸受凹部67の保持片部69間にて抜止保持される。さらに、このランナ体121は、このランナ体121の連結杆125の膨大部126が、このランナ体121に対して連結装置51を上方に向けて相対的に移動させることによって、この連結装置51のコイルスプリング92の付勢力に抗してスライダロック78の挿通孔88を拡開させながら挿入されて通過して、この挿通孔88の下端側の開口縁に係止されて係合されると同時に、この連結装置51のケース体53の係合凹部57に嵌合される。
よって、このランナ体121は、この連結装置51の係合凹部57のローレット58に膨大部126のローレット127が係合されることによって、これらランナ体121と連結装置51とが連結固定される。したがって、これらランナ体121と連結装置51にて走行体としての上部走行体131が構成される。よって、この上部走行体131は、前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14を吊り下げ支持させる。
次に、上記扉装置1のキャビネット本体2への吊り込み施工方法について説明する。
まず、上ガイドレール体11をキャビネット本体2の天板部4にねじ止めなどにて取り付けるとともに、下ガイドレール体12をキャビネット本体2の底板部5にねじ止めなどにて取り付ける。
この状態で、上ガイドレール体11の各ローラ案内溝部26,27のそれぞれにランナ体121の上ローラ体123のそれぞれを走行可能に嵌合させて係止させて、これら各ローラ案内溝部26,27のそれぞれにランナ体121を2つずつ取り付ける。
次いで、この上ガイドレール体11の前側に位置する収容部21の右側部にクローザ24を挿入して所定位置に固定するとともに、この上ガイドレール体11の後側に位置する収容部22の左側部にクローザ25を挿入して所定位置に固定する。
さらに、下ガイドレール体12の前用凹溝部32の左側部にクローザ24を挿入して所定位置に固定するとともに、この下ガイドレール体12の後用凹溝部32の右側部にクローザ25を挿入して所定位置に固定する。
この後、図3および図4に示すように、後側吊戸体14の上枠部42を、上ガイドレール体11に対して水平に移動させて、図5ないし図8に示すように、この上ガイドレール体11の後側に位置するローラ案内溝部27に取り付けられているランナ体121の連結杆125の膨大部126を、この後側吊戸体14の上枠部42に取り付けられている各連結装置51のケース体53の挿入凹部61に挿入させるとともに、このランナ体121の連結杆125を連結装置51の抜止凹部65に嵌合させる。
このとき、このランナ体121の連結杆125を連結装置51の抜止凹部65の軸受凹部67に嵌合させる際に、このランナ体121の連結杆125が抜止凹部65の先端側の両側面に設けられている保持片部69のそれぞれを弾性変形させて押し広げて、これら保持片部69間に嵌合されて水平方向に係合保持されるとともに、このランナ体121の連結杆125が連結装置51の軸受凹部67の下端面に係止されて上下方向に係合保持される。
この結果、これら保持片部69によるランナ体121の連結杆125の係合保持によって、このランナ体121が連結装置51に水平方向に仮り固定されるとともに、この連結装置51の軸受凹部67によるランナ体121の連結杆125の膨大部126の係合保持によって、このランナ体121が連結装置51に上下方向に仮り固定されるので、後側吊戸体14が上ガイドレール体11に対して上下方向および水平方向のそれぞれの方向に吊り下げ支持された状態となる。
この状態で、この後側吊戸体14の下枠部43を開口面3に近づける方向に向けて水平に移動させて、この後側吊戸体14に取り付けられている各連結部材102の下部走行体103のそれぞれを、下ガイドレール体12の後用凹溝部31の係止段部33間に位置させる。
この後、この後側吊戸体14を持ち上げて上方に移動させる。このとき、図9ないし図11に示すように、この後側吊戸体14の上方への移動によって、ランナ体121の連結杆125の膨大部126が、連結装置51の挿入口72に挿入されてから、スライダロック78の一対のロック部材81,82の挿通凹部86,87間をコイルスプリング92の弾性力に抗して押し広げながら挿入されていく。
そして、このランナ体121の連結杆125の膨大部126によるスライダロック78の挿通孔88の押し広げの結果、この連結杆125の膨大部126がスライダロック78の挿通孔88を通過すると、この膨大部126による各ロック部材81,82の挿通凹部86,87に対するコイルスプリング92の弾性力に抗した押し広げが解除される。
この結果、このコイルスプリング92の弾性力によって一対のロック部材81,82の内側面83,84同士が接触するまで移動して、図12ないし図14に示すように、連結杆125の膨大部126がスライダロック78の挿通孔88の下端縁に係止されてロックされる状態となるとともに、連結装置51のケース体53の係合凹部57内に嵌合されて本固定される。
このとき、この連結装置51の係合凹部57のローレット58にランナ体121の連結杆125の膨大部126のローレット127が周方向に亘って係合することによって、これらランナ体121と連結装置51との周方向に沿った相対的な固定が固定される。
さらに、この連結装置51のスライダロック78の挿通孔88の下端縁への連結杆125の膨大部126の係合による本固定によって、図15に示すように、後側吊戸体14が上ガイドレール体11の後側に位置するローラ案内溝部27と、下ガイドレール体12の後用凹溝部31との間に左右方向に沿って移動可能に吊り下げ支持される。
次いで、この後側吊戸体14と同様に、前側吊戸体13の上枠部142の取付凹部144に取り付けられている各連結装置51の挿入凹部61に、上ガイドレール体11の前側に位置するローラ案内溝部26に取り付けられているランナ体121の連結杆125の膨大部126を挿入させて、これらランナ体121の連結杆125を連結装置51の軸受凹部67に係合保持させて仮り固定させる。
この状態で、この前側吊戸体13の下枠部143に取り付けられている各連結部材112の下部走行体103のそれぞれを、下ガイドレール体12の前用凹溝部32の係止段部33間に位置させる。
この後、各ランナ体121の連結杆125の膨大部126が連結装置51のスライダロック78の挿通孔88の下端縁に係止されてロックされる状態となり、この膨大部126が連結装置51のケース体53の係合凹部57内に嵌合されて本固定される状態となるまで、前側吊戸体13を持ち上げて上方に移動させて、この前側吊戸体13を上ガイドレール体11の前側に位置するローラ案内溝部26と下ガイドレール体12の前用凹溝部32との間に左右方向に沿って移動可能に吊り下げ支持させる。
次いで、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14のいずれかを取り外す場合には、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14に取り付けられている連結装置51のレバー体74を操作して、このレバー体74の操作片部75を下方に移動させる。
このとき、このレバー体74の操作片部75の下方への移動によって、連結装置51のスライダロック78の一対のロック部材81,82それぞれの操作凹部79の押圧面85が、レバー体74の操作突部76の操作面77にてそれぞれ押圧されて、これらロック部材81,82が押し広げられる方向に移動する。
そして、これらロック部材81,82間の挿通孔88に挿通されている連結杆125の膨大部126による、これらロック部材81,82の挿通孔88の下端縁への係合が解除される。
このとき、この連結杆125が連結装置51の軸受凹部67の一対の保持片部69によって水平方向に抜止保持されるとともに、この連結杆125の膨大部126が連結装置51の軸受凹部67の下端縁にて上下方向に抜止保持される。
この結果、この連結装置51と連結杆125および膨大部126との係合保持によって、この連結装置51が取り付けられている側の前側吊戸体13および後側吊戸体14のいずれかが水平方向および垂直方向のそれぞれにおいて仮り固定された状態で吊り下げ支持される。
この後、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14のいずれかを、下ガイドレール体12から離す方向に向けて水平に移動させて、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14のいずれかに取り付けられている下部走行体103による下ガイドレール体12への係合を解除させる。
そして、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14のいずれかに取り付けられている連結装置51の軸受凹部67からランナ体121の連結杆125を取り外すとともに、これらランナ体121の連結杆125の膨大部126を連結装置51の挿入凹部61内から取り外すことによって、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14のいずれかがキャビネット本体2の開口面3から取り外される。
上述したように、上記第1の実施の形態によれば、前側吊戸体13および後側吊戸体14のそれぞれを上ガイドレール体11と下ガイドレール体12との間に吊り下げ支持させる際に、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14の上枠部42,142に取り付けられている連結装置51の挿入凹部61に、上ガイドレール体11の各ローラ案内溝部26,27に取り付けられているランナ体121の連結杆125の膨大部126を挿入させることによって、これら連結杆125が連結装置51の軸受凹部67の一対の保持片部69にて嵌合されて水平方向に係合保持されるとともに、これら連結杆125の膨大部126が連結装置51の軸受凹部67にて上下方向に係合保持される。
この結果、これら連結装置51の軸受凹部67へのランナ体121の連結杆125の係合保持によって、前側吊戸体13および後側吊戸体14が上ガイドレール体11に仮り固定されて吊り下げ支持される。したがって、これら連結装置51の軸受凹部67にランナ体121の連結杆125を係合保持させて仮り固定させた状態で、前側吊戸体13および後側吊戸体13から手を離すことが可能となる。すなわち、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14の荷重を、連結装置51の軸受凹部67へのランナ体121の連結杆125の係合保持にて支持できるので、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14を吊り込んで取り付ける施工者の施工性を向上できる。
よって、これら連結装置51の軸受凹部67にランナ体121の連結杆125を係合保持させることによって、この連結杆125の膨大部126を連結装置51の挿入凹部61に挿入させた状態を抜止保持できるから、この連結杆125の膨大部126を連結装置51の挿入凹部61に挿入させた状態での前側吊戸体13および後側吊戸体14の外れを防止できる。したがって、前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14の荷重を支持せずに、一般的に施工者にとって見えにくい下部走行体103の下ローラ体106と下ガイドレール体12の係止段部33との位置合わせが可能となる。このことから、これら前側吊戸体13およびは後側吊戸体14を容易に吊り込み施工でき、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14の取り付け施工性を向上できる。
さらに、この状態から前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14を上方に移動させることによって、連結装置51のロック部材81,82の挿通凹部86,87間がランナ体121の連結杆125の膨大部126による押圧にて押し広げられて、これらロック部材81,82の挿通凹部86,87間を通過した後に、コイルスプリング92の弾性力によってロック部材81,82の押し広げが解除されて、これらロック部材81,82の挿通凹部86,87の下端縁に連結杆125の膨大部126が係合保持されて本固定される。この結果、ランナ体121と連結装置51との連結を確実に固定できるとともに、これらランナ体121と連結装置51とを仮固定させてから本固定させるまでの間に亘って前側吊戸体13および後側吊戸体14の荷重を支える必要がなくなるので、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14を吊り込むときの取り付け施工性を向上できる。
このとき、これら前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14に取り付けられている各連結部材102の下部走行体103を下ガイドレール体12の前用凹溝部32あるいは後用凹溝部31の係止段部33間の下方に位置させた状態で、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14を持ち上げて上方に移動させることによって、これら前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14の下部走行体103を下ガイドレール体12の前用凹溝部32あるいは後用凹溝部31の係止段部33間に係合できる。したがって、これら下部走行体103を下ガイドレール体12の前用凹溝部32あるいは後用凹溝部31の係止段部33間に係合させるための特別な施工を不要にできるので、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14の取り付け施工性を向上できる。
また、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14が上ガイドレール体11に吊り下げ支持されている状態で、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14に取り付けられている連結装置51のレバー体74を操作して、このレバー体74の操作片部75を下方に移動させることによって、この連結装置51のスライダロック78の一対のロック部材81,82それぞれの操作凹部79の押圧面85が、レバー体74の操作突部76の一対の操作面77にて押圧されて、これらロック部材81,82が押し広げられることにより、連結杆125の膨大部126によるロック部材81,82の挿通孔88の下端縁への係合を解除できる。
このとき、この連結杆125が連結装置51の軸受凹部67に水平方向に抜止保持され、この連結杆125の膨大部126が連結装置51の軸受凹部67に上下方向に抜止保持されるので、この連結装置51が取り付けられている前側吊戸体13および後側吊戸体14が水平方向および垂直方向のそれぞれにおいて仮り固定された状態で吊り下げ支持された状態が維持されるから、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14を開口面3から取り外すときの取り外し施工性を向上できる。
したがって、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14を開口面3から取り外すときに、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14が一気に外れて落下することが防止できる。よって、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14を開口面3から取り外すときに生じ得る、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14の落下による、これら前側吊戸体13、後側吊戸体14、下ガイドレール体12あるいは床などの破損を防止できる。
さらに、連結装置51の係合凹部57の内周面と、ランナ体121の連結杆125の膨大部126の外周面とのそれぞれにローレット58,127を形成し、この連結杆125の膨大部126を連結装置51の係合凹部57に係合させた際に、これらローレット58,127が互いに係合する構成とした。この結果、前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14が左右方向や前後方向にがたついて移動したときに、これらローレット58,127同士の噛み合いによって、連結装置51とランナ体121とのがたつきを防止できるので、これら前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14の移動時または静止時の左右方向および前後方向への揺れやぶれなどを防止できる。
なお、上記第1の実施の形態では、連結装置51の軸受凹部67の先端縁に設けた一対の保持片部69にてランナ体121の連結軸125を水平方向に抜止保持する構成としたが、図16に示す第2の実施の形態のように、連結装置51の軸受凹部67の下端側に抜止手段としての抜止部である平面視円形状の抜止段部151を同心状に設けて、軸受凹部67に嵌合させた連結杆125の膨大部126を抜止段部151に嵌合させて、この連結杆125の軸受凹部67への嵌合を水平方向に抜け止め保持する構成とすることもできる。
この場合、この抜止段部151は、抜止凹部65の下方の溝縁に形成されており、連結杆125の膨大部126が嵌合係止されて、この連結杆125が軸受凹部67から外れる方向である水平方向への抜け止めを可能にさせる。このとき、この連結杆125は、この連結杆125の膨大部126と軸受凹部67との係合によって、連結杆125の上方への抜けが抜け止め保持されている。さらに、連結装置51の挿入凹部61は、水平に対向した案内面部63を有しており、この挿入凹部61の上側に軸受凹部67が設けられている。
そして、この挿入凹部61の先端側に水平に対向した導入面部64が設けられており、この軸受凹部67の基端側には、この軸受凹部67に嵌合された連結杆125を、この軸受凹部67から抜けて外れる方向である水平方向に抜け止め保持する抜止部としての磁性体である磁石体152が取り付けられている。ここで、連結杆125は、例えば鉄(Fe)などの磁性体にて形成されており、この磁石体152による磁力にて吸着保持されて軸受凹部67内に抜け止め保持される。
この結果、連結装置51の挿入凹部61に連結杆125の膨大部126を挿入させることによって、この連結杆125が磁石体152に吸着保持されるとともに、この連結杆125の膨大部126が連結装置51の抜止段部151にて嵌合保持されるので、この連結装置51の軸受凹部67に連結杆125を嵌合させた状態が、この連結杆125と磁石体152との吸着によって水平方向に抜止保持されるとともに、この連結杆125の膨大部126と連結装置51の抜止段部151と嵌合によって上下方向に抜止保持されるので、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、図17ないし図20に示す第3の実施の形態のように、スライダロック78の各ロック部材81,82の挿通凹部86,87を抜止手段としての抜止部として機能させることもできる。この場合、このスライダロック78のロック部材81,82の上側には、これらロック部材81,82の挿通凹部86,87が上方に延出されて形成された仮止片部161がそれぞれ設けられている。これら仮止片部161の前側に、テーパ状に拡開した連結装置51の軸案内面部66に沿って位置する案内面部162が設けられている。これら案内面部162は、スライダロック78を連結装置51の収容凹部55に嵌合させた状態で、この連結装置51の挿入凹部61の案内面部63に対して面一となるように形成されている。
この結果、連結装置51の挿入凹部61に連結杆125の膨大部126を挿入させて、図18に示すように、この膨大部126を押し付けてスライダロック78のロック部材81,82の案内面部63をコイルスプリング92の弾性力に抗して押し広げさせて、これらロック部材81,82の挿通凹部86,87内に膨大部126を嵌合させるとともに、これらコイルスプリング92の弾性力にて連結杆125を連結装置51の軸受凹部67に挟み込ませて嵌合させることによって、この連結杆125の膨大部126が軸受凹部67の下面と挿通凹部86,87とによって閉塞された空間に保持されて抜け出しが防止される。したがって、この膨大部126を水平方向および上下方向それぞれの方向に対して抜止保持できる。
さらに、この状態から連結装置51を上方に移動させることによって、図19に示すように、この連結装置51のロック部材81,82の挿通凹部86,87間が膨大部126による押圧によってコイルスプリング92の弾性力に抗して押し広げられながら挿入されていく。そして、この膨大部126がスライダロック78の挿通孔88を通過した時点で、図20に示すように、この膨大部126による各ロック部材81,82の挿通凹部86,87の押し広げが解除されて、この膨大部126がスライダロック78の挿通孔88の下端縁に係止されてロックされた状態となる。この結果、連結装置51のケース体53の係合凹部57内に嵌合されて本固定された状態となるので、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、図21に示す第4の実施の形態のように、連結装置51の抜止凹部65の軸受凹部67より先端側の下面を基端側に向けて上方に傾斜させたテーパ状の平坦な抜止部としての傾斜面部171を形成した構成とすることもできる。この場合、この傾斜面部171は、挿入凹部61の上側面に形成されており、この挿入凹部61に挿入された連結杆125の膨大部126が前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14および連結装置51の自重によって係止されて抜止保持されるように構成されている。そして、この挿入凹部61の下端面62は、水平な水平面に形成されている。
この結果、連結装置51の挿入凹部61にランナ体121の連結杆125の膨大部126を挿入させると、この連結装置51および前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14の自重による作用によって、この膨大部126が挿入凹部61の下端面62によって案内されながら、この挿入凹部61の基端側に相対的に移動して、この挿入凹部61の上側に位置する傾斜面部171に係止される。そして、これら膨大部126と傾斜面部171との係止が、連結装置51および前側吊戸体13あるいは後側吊戸体14の自重によって保持されるので、この連結装置51の軸受凹部67に連結杆125を嵌合させた状態が、この連結杆125の膨大部126と傾斜面部171との係止によって水平方向に抜止保持されるとともに、この膨大部126と連結装置51の軸受凹部67との嵌合によって上下方向に抜止保持されるので、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各実施の形態では、前側吊戸体13および後側吊戸体14のそれぞれを上ガイドレール体11に移動可能に吊り下げ支持させ、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14のそれぞれの下端側を下ガイドレール体12に移動可能に係合させた、いわゆる上荷重である上吊式の扉装置1としたが、これら前側吊戸体13および後側吊戸体14のそれぞれの下端側が下ガイドレール体12に移動可能に係止されていないタイプの扉装置1や、この下ガイドレール体12があったとしても、この下ガイドレール体12に荷重を掛けることができないタイプの扉装置1などであっても対応させて用いることができる。
また、扉装置1に用いる扉である前側吊戸体13および後側吊戸体14としては、引戸以外の折戸であっても対応させて用いることができる。
本発明の第1の実施の形態の走行体を示す分解斜視図である。 同上走行体を備えた開閉体装置を示す分解斜視図である。 同上走行体のランナ体に連結体を係合させる前の状態を示す説明断面図である。 同上走行体のランナ体に連結体を係合させる前の状態を示す一部を切り欠いた説明側面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させた状態を示す説明断面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させた状態を示す斜視図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させた状態を示す一部を切り欠いた説明正面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させた状態を示す一部を切り欠いた説明側面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させてから下方に移動させた状態を示す説明断面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させてから下方に移動させた状態を示す斜視図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させてから下方に移動させた状態を示す一部を切り欠いた説明正面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の被係合部に係合させた状態を示す説明断面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の被係合部に係合させた状態を示す斜視図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の被係合部に係合させた状態を示す一部を切り欠いた説明正面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の被係合部に係合させた状態を示す一部を切り欠いた説明側面図である。 本発明の第2の実施の形態の走行体を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態の走行体を示す分解斜視図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させた状態を示す一部を切り欠いた説明正面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の挿入係止部に係止させてから下方に移動させた状態を示す一部を切り欠いた説明正面図である。 同上走行体のランナ体の連結部を連結体の被係合部に係合させた状態を示す一部を切り欠いた説明正面図である。 本発明の第4の実施の形態の走行体を示す斜視図である。
1 開閉体装置としての扉装置
3 開口面
11 案内体としての上部案内体である上ガイドレール体
12 下部案内体としての下ガイドレール体
13 開閉体としての前側吊戸体
14 開閉体としての後側吊戸体
31 案内溝としての後用凹溝部
32 案内溝としての前用凹溝部
51 連結体としての連結装置
57 嵌合部としての係合凹部
67 挿入係止部としての軸受凹部
69 抜止部としての保持片部
74 レバー体
78 ロック部としてのスライダロック
81,82 ロック部材
86,87 抜止部としての挿通凹部
88 被係合部としての挿通孔
92 弾性体としてのコイルスプリング
103 下部走行体
121 ランナ体
125 連結杆
126 膨大部
131 上部走行体
151 抜止部としての抜止段部
152 抜止部としての磁石体
171 抜止部としての傾斜面部

Claims (5)

  1. 垂直の開口面の上端部に取り付けられた案内体に走行可能に係止されるランナ体と、
    前記開口面を開閉する開閉体に取り付けられ前記ランナ体に連結される連結体とを具備し、
    前記ランナ体は、前記案内体から下方に向けて突出し上下方向に軸方向を有する軸状の連結杆と、この連結杆の一部に設けられた膨大部とを備え、
    前記連結体は、前記連結杆の水平方向からの挿入で前記連結杆を上下方向に係止する挿入係止部と、この挿入係止部に挿入された前記連結杆の相対的な下方への移動で前記膨大部に係合する被係合部と、前記連結杆の相対的な下方への移動によって前記膨大部に係合して前記連結杆を固定させるロック部とを備え
    前記ロック部は、互いに接近する水平方向および互いに離反する水平方向に移動可能な一対のロック部材を有し、
    前記連結杆の相対的な下方への移動による前記一対のロック部材への前記膨大部の押圧によって前記一対のロック部材が弾性体の弾性力に抗して互いに離反する水平方向に移動し、その後、前記膨大部が前記一対のロック部材間を通過すると、前記一対のロック部材が前記弾性体の弾性力によって互いに接近する水平方向に移動し、前記膨大部が前記一対のロック部材の下端縁と係合する
    ことを特徴とした走行体。
  2. 連結体は、挿入係止部に設けられこの挿入係止部に連結杆を挿入した状態を水平方向に抜け止めする抜止部を有する
    ことを特徴とした請求項1記載の走行体。
  3. 連結体は、一対のロック部材の下端縁と膨大部とが係合した状態時にその膨大部と嵌合する嵌合部を有する
    ことを特徴とした請求項1または2記載の走行体。
  4. 連結体は、上下方向に移動可能なレバー体を有し、
    前記レバー体を操作してこのレバー体を下方に移動させると、このレバー体の押圧によって一対のロック部材が弾性体の弾性力に抗して互いに離反する水平方向に移動し、前記一対のロック部材の下端縁と膨大部との係合が解除される
    ことを特徴とした請求項1ないし3のいずれか一記載の走行体。
  5. 垂直の開口面を開閉する開閉体と、
    この開口面の上端部に取り付けられた上部案内体と、
    前記開閉体を吊り下げ支持する上部走行体と、
    下方に開口した案内溝を有し前記開口面の下端部に取り付けられた下部案内体と、
    前記開閉体の下端部に取り付けられ前記下部案内体の案内溝に走行可能に係止され、前記開閉体の開閉動作をガイドする下部走行体とを具備し、
    前記上部走行体は、前記上部案内体に走行可能に係止されるランナ体と、前記開閉体に取り付けられ前記ランナ体に連結される連結体とを備え、
    前記ランナ体は、前記案内体から下方に向けて突出し上下方向に軸方向を有する軸状の連結杆と、この連結杆の一部に設けられた膨大部とを有し、
    前記連結体は、前記連結部の水平方向からの挿入で前記連結部を上下方向に係止する挿入係止部と、この挿入係止部に挿入された前記連結杆の相対的な下方への移動で前記膨大部に係合する被係合部と、前記連結杆の相対的な下方への移動によって前記膨大部に係合して前記連結杆を固定させるロック部とを有し、
    前記ロック部は、互いに接近する水平方向および互いに離反する水平方向に移動可能な一対のロック部材を有し、
    前記連結杆の相対的な下方への移動による前記一対のロック部材への前記膨大部の押圧によって前記一対のロック部材が弾性体の弾性力に抗して互いに離反する水平方向に移動し、その後、前記膨大部が前記一対のロック部材間を通過すると、前記一対のロック部材が前記弾性体の弾性力によって互いに接近する水平方向に移動し、前記膨大部が前記一対のロック部材の下端縁と係合する
    ことを特徴とした開閉体装置。
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